- 2010⁄09⁄04(Sat)
- 16:17
いつものように目覚まし時計 鼠花火
いつものように目覚まし時計がなる。
僕もそれと同時にいつものように、目覚まし時計に手を置く。
あれほど、うるさかった部屋が一瞬にして静まり返った。
いつも起こしているデジャヴュに襲われる。
「いつものことながら…」
朝早くに起きるのはやはり辛く感じる。
出来ることなら、あと一時間は眠っていたいのだが、自分自身がつくってしまった不始末だ。今更、メイクのために起きるのが辛くなりましたので、辞めますなんていえない。
しかし、どうして、僕はあんなものをやってしまったのだろう…。しかも、企画が通ってしまった。楽しくはあるけれど。
…神様がいるなら、クロスカウンターをもれなくしているところだ。
「愚痴を言っても仕方ないか…」
そう言って、毛布を身体から剥がし、シーソーみたく跳ね上がる。
その勢いそのままに、僕は箪笥へと小走りした。
今日は簡単に撮影が済むことをAPの方から聞かされていたので、あまり凝ったものにせず、とっとと着替えを完了させる。
箪笥とは反対側にある机に歩みより、そこに置いてある手鏡を取り、手で髪を整え、携帯とバックを持って、一階に降りた。
すでに用意されていたパンを物の数分で平らげ、洗面所で顔を洗い、歯を磨いている最中、何やらニヤニヤとした顔で、母が鏡に反射した僕の顔を見てきた。
「今日はなんの撮影かな?」
知ったことを…。
「分かってるくせに聞くなよな、母さん」
少々、呆れた感じに母に返事を返す。
「何のことかしら?教えて、りょ―――」
「はいはい、終了のお時間です」
そう言って、踵を返し、僕は玄関前に足を進める。
母は満足したのか、僕の背中に金魚のアレみたいについてくる。別に悪い気はしない。言うまでもなく、いい気もしないが…。
玄関の前で母に振り返る。
「じゃ、行ってきます。母さん」
僕はそう言って、手で小さくアクションをする。
母もさっきとは違う種類の微笑で、返答してくる。
「はい、行ってらっしゃいな」それを確認してから、ゆっくりと玄関を開いた。
玄関から出て、朝日を身体で受け止める。
まだ眠気が拭いきれていないのか、背伸び紛いの欠伸をしてしまう。
流石にそんな間の抜け欠伸をご近所の方に見られるのは、恥ずかしいので、
何事もなかったかのように、玄関先から立ち去った。
水気のない空気を体で掻き分けるように、道路を歩く。
道行く人々は誰も同じように無表情だ。
それもそうだろう。
週末のこんな時間に外に出ているなんて、仕事に行く人たち以外、あまりいないだろう。
僕もその集団の分類に入っているのだろうけど、僕は違う。
確かに僕は『仕事に行く人』という分類には入っているのだろう。
だが、僕は無表情ではない。
他人から見れば、多少、不審かもしれないが、僕は確実に微笑している。
鏡や反射する硝子はないけど、僕が意識的にしているわけではないけど、
確かに僕は微笑んでいるようだ。
自然とこぼれだす笑みを止めようとは思わない。
これが過半数の会社員との間に確実な線を引いてくれていた。
数分歩くと駅が見えてくる。
その建物の入口に見知った顔があった。
僕はその人に声をかける。
「柿本さん、おはようごさいます」
すると、柿本さんは駅の時計を仰いでいたその顔をこちらに向けてくれた。
「ああ、齋藤くん、おはよう。今日も絶好の撮影日和だな。…でも、やっぱりあの衣装は暑いよな。普通のスーツでもこんなになのに…。」
柿本さんはさも暑そうに、着込んでいるスーツのネクタイを右手で若干緩めながら、
襟に左手を添え、首に風が来るように上下左右に手首をひねっている。
「そうですね…。稜駿伝の衣装ならまだ涼しいですけど、スタジオの衣装は通気性悪いですからね。
ですが、涼しくなるまでの辛抱です」
そう言うと、柿本さんは首をゆっくりと(ぐったりという表現のほうがあっているかもしれない)縦に揺らし、「そうだね」と僕に応えた。
柿本さんは『天才○○○くん』のプロデューサー、のAP、のAP。
とても気さくで、みんなと対等に話す姿が他の子や母親たちに人気の好青年である。
僕と同じく、2009年度から配属されたので、僕にとってはお兄さん的な存在、というところだ。
「まだまだ暑くなるだろうし、これくらいでダウンしていたら、駄目だよな…」
独り言のようにそう言う柿本さんに僕は頷き、応える。
「でも、暑いは暑いので、ダウンしないように水分、摂っておいたほうがいいですよ」
僕の返事に、
「ああ、注意しておくよ」
と生返事をして、僕より10cmぐらい背が高い彼は、駅の中へ向かう。
僕もその頼りない背中のあとを追うように、駅の中に入った。
彼の背中は今にも萎れそうにふらついている。
もともと肉付きが良くない分、熱のせいで尚更、体力を消耗しているのだろう。
そんなことを考えていると、柿本さんが手招きを僕にしてきた。
「稜駿くん、そろそろ電車が来るみたいだ」
「はい、今行きます」
その言葉の数秒後、僕たちは人波に急かされるようにして、電車の中に押し込まれた。
その最中に柿本さんの顔がふと瞳に写り込む。
…なるほど、もう萎れるどころか、枯れていたのか。
電車に乗り込むと同時に運良く、座席に座ることが出来た。
………白状すると、
人々の濁流に流され、
石が転がされるように、
浸食に石が溜まるように、運ばれていただけが正解である。
行き着こうとする先にたまたま、それがあっただけで、本人の意思とは全く無関係に、
たまたまそこに押し込まれたのだった。
―座ることが出来て良かったけれど。
右隣りを見ると、おそらく僕と同じ目にあったであろう柿本さんが座っていた。
首はうなじの全体像が見えそうなほどしなり、手は膝の上で体の大黒柱になっている。
少し触るだけで倒壊の可能性大。
そんなことを考えている僕の体力も大分、消耗されてしまったらしい。
不意に、睡魔が僕に襲い掛かる。
振り払うこともせず、僕はまどろみに身体を浸した。
「初めまして、こんにちは。確か、齋藤稜駿くんだよね?
これから、一緒に働くことになった柿本 光磨です。
簡単に、柿本とか光磨とか呼んでくれると嬉しいかな」
第一印象は、まだ大人に成り切れていない青年。
肉付きのよくない身体、同年代と話しような口調、そして、人懐っこそうな微笑。
「こちらこそよろしくお願いします。えっと、柿本?、さん…」
青年は僕のぎこちない返事に、思わず失笑してしまう。
しかし、それは失笑というには、些か豪快で、しかし、豪快というには、やはりというべきか、少年的だった。
「あれ?ごめん、緊張させてしまったかな?だけど、自分も今年から配属されたし、歳の離れた同級生と思ってよ。
仕事の立場だって、AAPなんだから」
「AAP…?」
僕の疑問形を聞き取り、すぐに、それの説明に入った。
「AAPっていうのは、プロデューサー、のAP、のAPのこと。
つまり、下っ端ということだね。いやはや、辛いよ、下っ端は」
そういうと目の前の青年は、わざとらしく、肩を落とす。
そして、縋るような、はたまた、希望の体現をみてしまったような目で見てきた。
「だから、新人同士、馴れ合おう」
「は、はい…」
それはいつかの現の夢。
変わらない日常の中にあった、何の変哲もない幾つかの分岐点の一つ。
たわいもない出会いの一幕。
でも、たわいのない出会いでも、僕にとって、とても素晴らしい出会いだった。
…それを知るのは、まだ先の『夢』だけれども。
「――くん。―ぁくん。―駿くん」
いつの間にか、なんてことはないけど、相当深い眠りについていたみたいだ。
その証に体が、猫のそれを感じさせる。
しなやかさにけだるさを混ぜた、ふわふわとしているようで、確かに重力の力を受けているあの身体の再演。
全身に網が覆いかぶさって、錘を四肢に付けられているような、そんな感じ。
今の僕はしなやかさはあっても品やかな体勢とは言い難いが…。
きっと、柿本さんもこんな感じだったのだろう。
「稜駿くん、駅に着くよ。支度しようか」
さっきから聞こえてきていた言葉の全容が把握できたところで、
僕はなるべく場所をとらないように痙攣紛いの極力小さな伸びをする。
四肢に付けられていた錘は重さに似合わず、呆気なく手足からほどけていき、
かけられた網は空気に溶けるように解けて消えた。
それが終わるのを待ってから、柿本さんは言葉を繋ぐ。
「稜駿くん、ぐっすりだったんだね。
なんだか涎が垂れそうなぐらい気持ち良さそうだったし。なかなか幸せそうだったよ」
意識がまだおぼつかないせいか、恥ずかしがることも出来ず、「そうだったんですか」と当たり前みたいに相槌を打った。
話は途切れ、無言で頭の整理につく。
徐々に感覚を再構築していき、そして、徐々に、寝顔を見られていた恥ずかしさという感情を自動で構築していった。
「―――――っ!」
加速度的に恥ずかしさが膨れ上がる。
…寝るんじゃなかった。
『なかなか幸せそうだったよ』。
覚えていないけど、夢でも見ていたのかな…?
僕もそれと同時にいつものように、目覚まし時計に手を置く。
あれほど、うるさかった部屋が一瞬にして静まり返った。
いつも起こしているデジャヴュに襲われる。
「いつものことながら…」
朝早くに起きるのはやはり辛く感じる。
出来ることなら、あと一時間は眠っていたいのだが、自分自身がつくってしまった不始末だ。今更、メイクのために起きるのが辛くなりましたので、辞めますなんていえない。
しかし、どうして、僕はあんなものをやってしまったのだろう…。しかも、企画が通ってしまった。楽しくはあるけれど。
…神様がいるなら、クロスカウンターをもれなくしているところだ。
「愚痴を言っても仕方ないか…」
そう言って、毛布を身体から剥がし、シーソーみたく跳ね上がる。
その勢いそのままに、僕は箪笥へと小走りした。
今日は簡単に撮影が済むことをAPの方から聞かされていたので、あまり凝ったものにせず、とっとと着替えを完了させる。
箪笥とは反対側にある机に歩みより、そこに置いてある手鏡を取り、手で髪を整え、携帯とバックを持って、一階に降りた。
すでに用意されていたパンを物の数分で平らげ、洗面所で顔を洗い、歯を磨いている最中、何やらニヤニヤとした顔で、母が鏡に反射した僕の顔を見てきた。
「今日はなんの撮影かな?」
知ったことを…。
「分かってるくせに聞くなよな、母さん」
少々、呆れた感じに母に返事を返す。
「何のことかしら?教えて、りょ―――」
「はいはい、終了のお時間です」
そう言って、踵を返し、僕は玄関前に足を進める。
母は満足したのか、僕の背中に金魚のアレみたいについてくる。別に悪い気はしない。言うまでもなく、いい気もしないが…。
玄関の前で母に振り返る。
「じゃ、行ってきます。母さん」
僕はそう言って、手で小さくアクションをする。
母もさっきとは違う種類の微笑で、返答してくる。
「はい、行ってらっしゃいな」それを確認してから、ゆっくりと玄関を開いた。
玄関から出て、朝日を身体で受け止める。
まだ眠気が拭いきれていないのか、背伸び紛いの欠伸をしてしまう。
流石にそんな間の抜け欠伸をご近所の方に見られるのは、恥ずかしいので、
何事もなかったかのように、玄関先から立ち去った。
水気のない空気を体で掻き分けるように、道路を歩く。
道行く人々は誰も同じように無表情だ。
それもそうだろう。
週末のこんな時間に外に出ているなんて、仕事に行く人たち以外、あまりいないだろう。
僕もその集団の分類に入っているのだろうけど、僕は違う。
確かに僕は『仕事に行く人』という分類には入っているのだろう。
だが、僕は無表情ではない。
他人から見れば、多少、不審かもしれないが、僕は確実に微笑している。
鏡や反射する硝子はないけど、僕が意識的にしているわけではないけど、
確かに僕は微笑んでいるようだ。
自然とこぼれだす笑みを止めようとは思わない。
これが過半数の会社員との間に確実な線を引いてくれていた。
数分歩くと駅が見えてくる。
その建物の入口に見知った顔があった。
僕はその人に声をかける。
「柿本さん、おはようごさいます」
すると、柿本さんは駅の時計を仰いでいたその顔をこちらに向けてくれた。
「ああ、齋藤くん、おはよう。今日も絶好の撮影日和だな。…でも、やっぱりあの衣装は暑いよな。普通のスーツでもこんなになのに…。」
柿本さんはさも暑そうに、着込んでいるスーツのネクタイを右手で若干緩めながら、
襟に左手を添え、首に風が来るように上下左右に手首をひねっている。
「そうですね…。稜駿伝の衣装ならまだ涼しいですけど、スタジオの衣装は通気性悪いですからね。
ですが、涼しくなるまでの辛抱です」
そう言うと、柿本さんは首をゆっくりと(ぐったりという表現のほうがあっているかもしれない)縦に揺らし、「そうだね」と僕に応えた。
柿本さんは『天才○○○くん』のプロデューサー、のAP、のAP。
とても気さくで、みんなと対等に話す姿が他の子や母親たちに人気の好青年である。
僕と同じく、2009年度から配属されたので、僕にとってはお兄さん的な存在、というところだ。
「まだまだ暑くなるだろうし、これくらいでダウンしていたら、駄目だよな…」
独り言のようにそう言う柿本さんに僕は頷き、応える。
「でも、暑いは暑いので、ダウンしないように水分、摂っておいたほうがいいですよ」
僕の返事に、
「ああ、注意しておくよ」
と生返事をして、僕より10cmぐらい背が高い彼は、駅の中へ向かう。
僕もその頼りない背中のあとを追うように、駅の中に入った。
彼の背中は今にも萎れそうにふらついている。
もともと肉付きが良くない分、熱のせいで尚更、体力を消耗しているのだろう。
そんなことを考えていると、柿本さんが手招きを僕にしてきた。
「稜駿くん、そろそろ電車が来るみたいだ」
「はい、今行きます」
その言葉の数秒後、僕たちは人波に急かされるようにして、電車の中に押し込まれた。
その最中に柿本さんの顔がふと瞳に写り込む。
…なるほど、もう萎れるどころか、枯れていたのか。
電車に乗り込むと同時に運良く、座席に座ることが出来た。
………白状すると、
人々の濁流に流され、
石が転がされるように、
浸食に石が溜まるように、運ばれていただけが正解である。
行き着こうとする先にたまたま、それがあっただけで、本人の意思とは全く無関係に、
たまたまそこに押し込まれたのだった。
―座ることが出来て良かったけれど。
右隣りを見ると、おそらく僕と同じ目にあったであろう柿本さんが座っていた。
首はうなじの全体像が見えそうなほどしなり、手は膝の上で体の大黒柱になっている。
少し触るだけで倒壊の可能性大。
そんなことを考えている僕の体力も大分、消耗されてしまったらしい。
不意に、睡魔が僕に襲い掛かる。
振り払うこともせず、僕はまどろみに身体を浸した。
「初めまして、こんにちは。確か、齋藤稜駿くんだよね?
これから、一緒に働くことになった柿本 光磨です。
簡単に、柿本とか光磨とか呼んでくれると嬉しいかな」
第一印象は、まだ大人に成り切れていない青年。
肉付きのよくない身体、同年代と話しような口調、そして、人懐っこそうな微笑。
「こちらこそよろしくお願いします。えっと、柿本?、さん…」
青年は僕のぎこちない返事に、思わず失笑してしまう。
しかし、それは失笑というには、些か豪快で、しかし、豪快というには、やはりというべきか、少年的だった。
「あれ?ごめん、緊張させてしまったかな?だけど、自分も今年から配属されたし、歳の離れた同級生と思ってよ。
仕事の立場だって、AAPなんだから」
「AAP…?」
僕の疑問形を聞き取り、すぐに、それの説明に入った。
「AAPっていうのは、プロデューサー、のAP、のAPのこと。
つまり、下っ端ということだね。いやはや、辛いよ、下っ端は」
そういうと目の前の青年は、わざとらしく、肩を落とす。
そして、縋るような、はたまた、希望の体現をみてしまったような目で見てきた。
「だから、新人同士、馴れ合おう」
「は、はい…」
それはいつかの現の夢。
変わらない日常の中にあった、何の変哲もない幾つかの分岐点の一つ。
たわいもない出会いの一幕。
でも、たわいのない出会いでも、僕にとって、とても素晴らしい出会いだった。
…それを知るのは、まだ先の『夢』だけれども。
「――くん。―ぁくん。―駿くん」
いつの間にか、なんてことはないけど、相当深い眠りについていたみたいだ。
その証に体が、猫のそれを感じさせる。
しなやかさにけだるさを混ぜた、ふわふわとしているようで、確かに重力の力を受けているあの身体の再演。
全身に網が覆いかぶさって、錘を四肢に付けられているような、そんな感じ。
今の僕はしなやかさはあっても品やかな体勢とは言い難いが…。
きっと、柿本さんもこんな感じだったのだろう。
「稜駿くん、駅に着くよ。支度しようか」
さっきから聞こえてきていた言葉の全容が把握できたところで、
僕はなるべく場所をとらないように痙攣紛いの極力小さな伸びをする。
四肢に付けられていた錘は重さに似合わず、呆気なく手足からほどけていき、
かけられた網は空気に溶けるように解けて消えた。
それが終わるのを待ってから、柿本さんは言葉を繋ぐ。
「稜駿くん、ぐっすりだったんだね。
なんだか涎が垂れそうなぐらい気持ち良さそうだったし。なかなか幸せそうだったよ」
意識がまだおぼつかないせいか、恥ずかしがることも出来ず、「そうだったんですか」と当たり前みたいに相槌を打った。
話は途切れ、無言で頭の整理につく。
徐々に感覚を再構築していき、そして、徐々に、寝顔を見られていた恥ずかしさという感情を自動で構築していった。
「―――――っ!」
加速度的に恥ずかしさが膨れ上がる。
…寝るんじゃなかった。
『なかなか幸せそうだったよ』。
覚えていないけど、夢でも見ていたのかな…?
- category
- ショタ小説
- 2010⁄08⁄31(Tue)
- 00:27
まさにゴリラそのもの かしす
大熊は顔だちといい、体格といい、まさにゴリラそのもので、
数年前ヘビー級の国内3位までいった猛者だったが、最後の試合で
KO負けを喫し、年齢も年齢だけに区切りをつけて、
希翔学院の体育教師におさまった。
風貌としては、あしたのジョーのマンモス西をそのまま実写化
したような感じと言えば伝わりやすいだろうか。
役職は当然生活指導で、いつもジャージという典型
をそのままいくような男だった。
力丸が在籍するような高校だから、当然偏差値も低く、
生徒の大半が専門学校や就職、四年制大学も中堅私立が毎年数年、
というようなぱっとしない進学実績で、ごたぶんに漏れず
風紀も誉められたものではなかったが、大熊の190cm近い
巨体の前には、大抵のヤンキーは全くの無力だった。
事は急だった。
放課後、いつものように繁華街にくり出そうとする力丸を大熊は
呼び止めた。
用件は簡潔だった。
「お前、地下ボクシングのチャンピオンなんだってな?」
「えっ・・・」
力丸は大熊の問いかけに一瞬狼狽したが
「な・・・何のことだよ」
「隠さなくてもいい」
大熊はぐっと肩に腕を回すと
「とぼけなくてもいい。その気になればもう公にしているさ」
と耳もとで囁いた。
「どうしてオッサン知ってんだよ・・・」
「へっへへ・・・この前の試合、なかなかやるじゃねえか・・・」
「!!ォッサン、まさか・・・」
「たっぷり抜かせて貰ったぜ・・・」
「全く、呆れたもんだぜ・・・ボクシング部顧問が自分の教え子
の試合でマスかくなんてな!」
「何とでも言え・・・それよりも、お前の体育の単位なんだがな・・・」
遅刻・早退の多い力丸は2学期も半ばというところで、はや留年の危機に直面していた。
特に生活指導の大熊の授業ということもあってか、体育の出席率はかなり悪いのだ。
「ちょ・・・ちょっと待てよ、留年は勘弁してくれよ!!」
「そうくると思ったよ」
大熊は、してやったりという表情で力丸を見下ろした。
「そのことで、どうだ。今夜10時、俺が当直なんでな・・・ボクシング部
の部室でじっくり相談しようじゃねえか・・・」
いくら成績の悪い力丸でも、大熊がなんらかの企みをしていることはよく分かって
いたが、ここは応じる他はない。
「分かった。」
自分の腕力には絶対の自信がある力丸だったから、何が待ち構えて
いようがそんな不安と感じることもないだろうというわけだ。
約束の時間。夜の学校というのは無気味なほどの静寂に包まれていたが、
待ち合わせのボクシング部の練習場だけは煌々と明かりがついていた。
力丸が意を決して中に入ると、案の定、試合姿の大熊がリングの上で待っていた。
「随分と早いじゃないか。ちょっとは遅れるものと覚悟していたがな」
「こんなことなら、あそこで俺に挑戦すりゃあいいじゃねぇか・・・」
「馬鹿野郎、仮にも一教師だ。少しでも地位がぐらつくこたぁできねえんだよ」
「とか何とか言って、観客の前で俺にKOされんのが恐いだけなんだろ?お前
の引退試合みてぇによう!!」
「何だと!!まあいい・・・俺はプロのリングでやってたからな・・・これまでの
相手とは違うぞ・・・」
「何年前の話だよ・・・その歳じゃあ息が上がって試合になんねえだろ?」
そう言うと、力丸は短ランを脱ぎ捨てると、トランクス一丁になってリング
にのぼった。
ロープにかけられてあるグローブは試合用のものだ。
「さぁて・・・しかし、オッサンにホモマゾの気があったとはな・・・」
「マゾ?馬鹿野郎、逆だ・・・俺はサドなんだよ・・・」
そう言うが早いか、大熊の右ストレートが唸った。
「わっ・・・とと!!オッサン、なかなかのパンチスピードだけどやっぱりヘビー級だな!」
さすが地下ボクシングのチャンピオンだけのことはある。力丸はひょいと交わすと
すかさず細かいジャブを連打した。
「オラオラ!!」
そこから、力丸としては苦手な戦術ではあったが、いつもらしからず、
フットワーク重視でガンガン攻めあげていく。
「ほらほらほら、どうしたうすのろ!!」
大熊がまるでサンドバッグのように力丸のフットワークに翻弄されていく。
「ひゃはは!!不様だなぁ、KO負けしたら体育は5にして貰うぜ!」
「フフフ・・・お前の全力はその程度か!?」
「何っ!?」
大熊の目が光った途端、力丸はリング中央から一気に左ロープに
ブッ飛ばされた。大熊の左フックが炸裂したのだ。
「あぐっ!!」
プロレスラーのようにロープに跳ね返されたところを、更にさっきの
お返しとばかりにジャブで返す。
これがジャブなのか、と力丸が驚く暇もなくボディ。
「ぐあっ!!」
殺される、と力丸は初めてリング上で恐怖を感じた。
思わずマウスピースを吐き出す力丸の右頬に大熊の拳がめり込んで、
そのまま力丸はドサリとマットに沈んだ。
「フッフッフ・・・・どうした、もう終わりか?」
駄目だ、全く勝負にならない、と力丸は観念した。
リングに上がって負け知らずの力丸が初めて敗北感というものを
味わったのだ。
「強ぇ・・・アンタ、ムチャクチャ強ぇよ・・・」
「当たり前だ・・・・ウェイトも違い過ぎる・・・」
そう言いながら、大熊はグローブを脱ぎ捨てると、力丸を
仰向けにして、トランクスをゆっくりと下ろした。
恐怖で縮んでいるとはいえ、力丸のものは大熊の右手でやっと
人さし指と中指がくっつくぐらいの太さはあった。
「ほう、太さだけはヘビー級だな・・・」
ポコチンに絡み付く視線が、まるで虫眼鏡で集められた
日光で焼かれるかのように、ジリジリと感じられた。
いつもなら、観客の前でも平気で全裸になれるというのに、大熊
の視線だけは人並み以上の羞恥心を覚えた。そしてそれにも大熊は
はっきりと気付いていたが、それを意に介することも敢えてしなかった。
ぐいっと乱暴に股を広げられる。
キャンタマ袋から蟻の戸渡りをつつっと通って、菊座に視線が注がれる。
力丸の肛門ときたら、乳首同様、まだミルキーなピンクで、日頃の言動
と正反対の可愛らしさに大熊の口元が弛んだ。
力丸は視姦されていく陵辱感にゆっくりと溺れていった。
何かが力丸の中で氷解していく。
太の体に溺れる時とはちょっと違う、しかし極めて似た感覚があった。
「なかなかおいしそうな体をしてるじゃないか・・・」
そういやらしく笑うと、大熊はトランクスをゆっくりと足首まで
下ろすと、ガッツポーズをしてみせた。
育ち過ぎのきゅうりかへちまのようなサイズのものに、力丸
は思わず息を飲んだ。
「どうだ、今回のファイトマネーにこいつをくれてやるぜ・・・」
もはや逆らう意志など力丸にはなかった。
「その前に、お前も十分楽しんでおかないとな・・・・?」
ゆっくりと大熊の右手の指が、ぐいっと力丸の根元を掴む。
亀頭が大熊の掌にぐにゅっと当たる。
5本の指で、徐々に捻るように愛撫していく。
「相当恐かったのか・・・氷のように冷えてるじゃねぇか・・・」
何もかもお見通しのようだった。
小指でポコチンの縫い目を器用に何度もなぞる。野球のグローブのような
手をしているくせに、意外な動きだと力丸は思った。
無骨な大熊のことだから、激しい握力でぐいぐいとしごいていくのかと
思ったら、これがじれったいぐらいにソフトなのだ。4本の指が力丸の
ポコチンを優しく刺激しながら、小指は縫い目から決して離れない。
徐々に力丸の海綿体が充血していくのを感じながら、にやりと笑った。
『もっと欲しいのか』、そういいたげだった。
しかし、ストイックなまでに握力は入れない。あくまでも指先で力丸の
性感帯をなぞるようにしかしないのだ。
力丸は、それが大熊のテクニックだと気がついてはいたが、やはり敢えて
それを拒むことはしたくなかった。普段は鬱陶しいだけのはずの相手が、今は
全てを任せられる、そんな気がしたのだ。
非日常が日常を侵食していく。
欲しい、そういう感情が段々と高まっていく。
さっきまで荒々しく自分を痛めつけた拳が、今は自分の全てを掌握しているのだ。
ふと、ポコチンを愛撫していた指が止まった。
はっとして力丸は見上げた。
大熊は無表情のまま、汗にまみれた力丸の乳首にキスをした。すうっと
指が力丸を解放していく。
濃厚なディープキスにも似た舌遣いが、力丸をぞくぞくさせた。
思わず腹の底から息が漏れた。
ピチャピチャという音が、壁にかけられている時計の秒針のビートの
合間に聞こえる。
いつもはボクシング部員が汗を流しているリングの上で、こんなことをされてしまう
背徳感がたまらなく感じられた。
さっきまでポコチンをなぞっていた右手が、もう一つの乳首に伸びる。
剃り残しの鬚がジョリジョリと刺激していく。
それがまた、大熊というものを生々しく感じさせた。
「ふふふ、俺は花の蕾のように体を開かせるのがたまらなく好きなんだよ・・・」
大熊のごつごつした体に似合わず、その神経質なまでの趣向を面白いと思った。
もう一方の手が、優しくキヤンタマ袋を揉んでいく。
2つのボールの存在を確かめるように転がす。
数分間、そうやっていくうちに、遂にたまらず
「オッサン!!早く来てくれよ!俺・・・」
と力丸が叫んだ。
こんなに長期間、性欲をそそられながらもポコチンをしごく感触を
味わうことがないのは生まれて初めてだった。10才でオナニーを覚えて
からというもの、ここまで感情が高ぶれば、授業中でもトイレで抜いて
しまうぐらい好きなのに、ここまでじらされてはどうにかなりそうだった。
「・・・・・いいだろう」
ぐいっとポコチンが握られた。
これだ、ずっと待ち続けていたのはこの感触なんだ。
しかし、激しくではない。恐ろしく緩慢な手付きで上下していく。
「あうっ・・・おっ・・・」
「もっと大きな声を出してもいいんだぜ・・・今夜は俺とお前しか
ここにはいないんだからな・・・・・」
「オ・・・オッサン!!すげぇ、すげぇよ!!」
「そうだ、もっと素直に俺のハートを震わせろ!!」
「オッサン、俺のケツにオッサンのポコチンを思いきりブッこんで
くれよぉ!!」
「・・・・・上出来だ!!」
大熊はコンドームを取り出すと、ゆっくりと挿入しはじめた。
「くっ・・・あっ・・・」
一瞬、力丸の表情が苦痛で歪んだが、大熊はお構い無しで、
さっきまでとはうってかわって腰を振り始めた。
「あああああーっ!!」
エクスタシーで脳が爆発しそうだった。
「ほら、どうなんだ、言ってみろ!!でなければ今すぐ引っこ抜いてやる」
「や・・・やめないで・・・」
「目上にものを言う時は敬語だろう!!」
ズゥン、と大熊のものが一段と奥に突き上げられた。
「げぁっ!!」
思わず口から内臓が飛び出しそうな衝撃だった。
「やめないで・・・ください・・・」
「ほほう、その気になればちゃんと言えるじゃないか・・・」
「どうだ、お前がその気になれば、またやってやってもいいんだぞ?」
「・・・・どうすれば・・・いいんですか?」
「西野、お前、ボクシング部に入れ・・・」
「えっ・・・・」
「今、うちのボクシング部が弱いのは知ってるよな・・・試合に
勝てば、その晩はたっぷりしてやる・・・」
「・・・・・分かった・・・」
「ふふふ・・・素直な奴だ・・・・それじゃあ、早速トレーニングといくか!?」
大熊はゆっくりと肉塊を引き抜くと、コンドームを投げ捨てた。
そそり立つポコチンを突き出すと
「まずはサンドバッグだ・・・やってみろ!!」
力丸は言われるままに、大熊のものを精一杯口を開けて銜えた。
「さあ、最初はジャブの練習だ!!」
「んっん・・・」
ゆっくりと小刻みに唇で締め上げる力丸の頭を撫でながら
「いいぞ・・・次はストレートだ!!」
力丸は命じられた通りに黒光りするサンドバッグを銜え続けた。
「うおっ・・・次は・・・・カリ首にアッパーカット・・・そ・・そうだ、
いいぞぉ・・・うっ!!」
サンドバッグの先から、熱湯のような精液が溢れ出した。
「くぅーっ!!オッサンのくせに、なんて濃さだよ・・・・」
「驚いたか!濃さじゃ俺は世界チャンプなんだよ!」
「・・・・全くだ・・・」
「さあ、次はパンチングボールを叩け!」
大熊は力丸の胸に跨がると、袋を口元にやった。
パン、パンパンとリズミカルな音が部屋中に響く。
「さあ!!もっと激しくだ!!これが済んだら、いよいよスパーリングだからな!!」
「押忍!!」
力丸は、騎乗位で大熊を受け入れた。今度は生だ。
きゅうっ、と大熊を締め上げる。
「くぅううう・・・・」
眉間に皺を寄せて必死に我慢している力丸の顔はもう真っ赤だった。
「フフフ、手でしごいてやろうか?」
力丸は必死に首を横に振った。
ポコチンがパンパンになって今にも破裂しそうだというのに、ここで少しでも
握られたら、大放出どころの騒ぎではなくなる。
快感を紛らわせるため、必死に上半身はシャドーボクシングをするも、
下半身はもはや完全に大熊のおもちゃになってしまっていた。
そうでもして射精をこらえる力丸を大熊は可愛いと思った。それゆえに
突き上げる勢いもより激しくなる。
こうなったら、一滴残らず放出させてやる、とばかりに力丸も
尻の筋肉を生まれてこれ以上ないというぐらいに締め上げた。
「ほらほら、コーナーに追い詰められたぞ、どうするんだ?」
「るせえ・・・俺のボクシングにゃ逃げなんてねえんだあっ!!」
しかしまさか、自分がこんなことで射精したくなるなんて、この日
まで想像もつかなかった。太らでアナルファックは何度も体験していたが、
逆の立場もこんなにいいとは・・・。
何より、いつもは偉そうなことを言っている大熊がこんなに欲情を
むき出しにしてくるなんて・・・・。
そう考えると益々興奮してきた。
ボクシングの試合でもこんなに汗はかかないだろう。
何より、大熊の体臭が更に力丸を興奮させていた、その瞬間
「うっ!!」
二人の声が丁度重なった。
「うおっ・・・ああっ・・・!!」
これはションベンじゃねぇのか、と力丸が錯角する程の
精液が力丸の中に吹き上がった。まるで浣腸でもされたような感触だ。
大熊も教え子に顔射をされるなんて思いもよらないシチュエーションだったが
この姿勢なら仕方ないと諦めた。
「くぉっ・・・まだまだぁ!!さあ、勃てぇ!!」
力丸は必死に強がって叫んだ。
「うっく・・・・この勝負・・・お前の勝ちだな・・・」
ヌルリ、とポコチンを引き抜くと、大熊はそのまま優しく力丸を抱き締めた。
ボクシングではまだまだだが、こっちの方は力丸は世界に通用するな、と思った。
力丸は舌先で大熊の乳首を転がしながら、筋肉に包まれる感触を楽しんだ。
さっき大放出したというのに、そのくすぐったいような刺激が
大熊のポコチンを再び堅くさせるのだった。
数年前ヘビー級の国内3位までいった猛者だったが、最後の試合で
KO負けを喫し、年齢も年齢だけに区切りをつけて、
希翔学院の体育教師におさまった。
風貌としては、あしたのジョーのマンモス西をそのまま実写化
したような感じと言えば伝わりやすいだろうか。
役職は当然生活指導で、いつもジャージという典型
をそのままいくような男だった。
力丸が在籍するような高校だから、当然偏差値も低く、
生徒の大半が専門学校や就職、四年制大学も中堅私立が毎年数年、
というようなぱっとしない進学実績で、ごたぶんに漏れず
風紀も誉められたものではなかったが、大熊の190cm近い
巨体の前には、大抵のヤンキーは全くの無力だった。
事は急だった。
放課後、いつものように繁華街にくり出そうとする力丸を大熊は
呼び止めた。
用件は簡潔だった。
「お前、地下ボクシングのチャンピオンなんだってな?」
「えっ・・・」
力丸は大熊の問いかけに一瞬狼狽したが
「な・・・何のことだよ」
「隠さなくてもいい」
大熊はぐっと肩に腕を回すと
「とぼけなくてもいい。その気になればもう公にしているさ」
と耳もとで囁いた。
「どうしてオッサン知ってんだよ・・・」
「へっへへ・・・この前の試合、なかなかやるじゃねえか・・・」
「!!ォッサン、まさか・・・」
「たっぷり抜かせて貰ったぜ・・・」
「全く、呆れたもんだぜ・・・ボクシング部顧問が自分の教え子
の試合でマスかくなんてな!」
「何とでも言え・・・それよりも、お前の体育の単位なんだがな・・・」
遅刻・早退の多い力丸は2学期も半ばというところで、はや留年の危機に直面していた。
特に生活指導の大熊の授業ということもあってか、体育の出席率はかなり悪いのだ。
「ちょ・・・ちょっと待てよ、留年は勘弁してくれよ!!」
「そうくると思ったよ」
大熊は、してやったりという表情で力丸を見下ろした。
「そのことで、どうだ。今夜10時、俺が当直なんでな・・・ボクシング部
の部室でじっくり相談しようじゃねえか・・・」
いくら成績の悪い力丸でも、大熊がなんらかの企みをしていることはよく分かって
いたが、ここは応じる他はない。
「分かった。」
自分の腕力には絶対の自信がある力丸だったから、何が待ち構えて
いようがそんな不安と感じることもないだろうというわけだ。
約束の時間。夜の学校というのは無気味なほどの静寂に包まれていたが、
待ち合わせのボクシング部の練習場だけは煌々と明かりがついていた。
力丸が意を決して中に入ると、案の定、試合姿の大熊がリングの上で待っていた。
「随分と早いじゃないか。ちょっとは遅れるものと覚悟していたがな」
「こんなことなら、あそこで俺に挑戦すりゃあいいじゃねぇか・・・」
「馬鹿野郎、仮にも一教師だ。少しでも地位がぐらつくこたぁできねえんだよ」
「とか何とか言って、観客の前で俺にKOされんのが恐いだけなんだろ?お前
の引退試合みてぇによう!!」
「何だと!!まあいい・・・俺はプロのリングでやってたからな・・・これまでの
相手とは違うぞ・・・」
「何年前の話だよ・・・その歳じゃあ息が上がって試合になんねえだろ?」
そう言うと、力丸は短ランを脱ぎ捨てると、トランクス一丁になってリング
にのぼった。
ロープにかけられてあるグローブは試合用のものだ。
「さぁて・・・しかし、オッサンにホモマゾの気があったとはな・・・」
「マゾ?馬鹿野郎、逆だ・・・俺はサドなんだよ・・・」
そう言うが早いか、大熊の右ストレートが唸った。
「わっ・・・とと!!オッサン、なかなかのパンチスピードだけどやっぱりヘビー級だな!」
さすが地下ボクシングのチャンピオンだけのことはある。力丸はひょいと交わすと
すかさず細かいジャブを連打した。
「オラオラ!!」
そこから、力丸としては苦手な戦術ではあったが、いつもらしからず、
フットワーク重視でガンガン攻めあげていく。
「ほらほらほら、どうしたうすのろ!!」
大熊がまるでサンドバッグのように力丸のフットワークに翻弄されていく。
「ひゃはは!!不様だなぁ、KO負けしたら体育は5にして貰うぜ!」
「フフフ・・・お前の全力はその程度か!?」
「何っ!?」
大熊の目が光った途端、力丸はリング中央から一気に左ロープに
ブッ飛ばされた。大熊の左フックが炸裂したのだ。
「あぐっ!!」
プロレスラーのようにロープに跳ね返されたところを、更にさっきの
お返しとばかりにジャブで返す。
これがジャブなのか、と力丸が驚く暇もなくボディ。
「ぐあっ!!」
殺される、と力丸は初めてリング上で恐怖を感じた。
思わずマウスピースを吐き出す力丸の右頬に大熊の拳がめり込んで、
そのまま力丸はドサリとマットに沈んだ。
「フッフッフ・・・・どうした、もう終わりか?」
駄目だ、全く勝負にならない、と力丸は観念した。
リングに上がって負け知らずの力丸が初めて敗北感というものを
味わったのだ。
「強ぇ・・・アンタ、ムチャクチャ強ぇよ・・・」
「当たり前だ・・・・ウェイトも違い過ぎる・・・」
そう言いながら、大熊はグローブを脱ぎ捨てると、力丸を
仰向けにして、トランクスをゆっくりと下ろした。
恐怖で縮んでいるとはいえ、力丸のものは大熊の右手でやっと
人さし指と中指がくっつくぐらいの太さはあった。
「ほう、太さだけはヘビー級だな・・・」
ポコチンに絡み付く視線が、まるで虫眼鏡で集められた
日光で焼かれるかのように、ジリジリと感じられた。
いつもなら、観客の前でも平気で全裸になれるというのに、大熊
の視線だけは人並み以上の羞恥心を覚えた。そしてそれにも大熊は
はっきりと気付いていたが、それを意に介することも敢えてしなかった。
ぐいっと乱暴に股を広げられる。
キャンタマ袋から蟻の戸渡りをつつっと通って、菊座に視線が注がれる。
力丸の肛門ときたら、乳首同様、まだミルキーなピンクで、日頃の言動
と正反対の可愛らしさに大熊の口元が弛んだ。
力丸は視姦されていく陵辱感にゆっくりと溺れていった。
何かが力丸の中で氷解していく。
太の体に溺れる時とはちょっと違う、しかし極めて似た感覚があった。
「なかなかおいしそうな体をしてるじゃないか・・・」
そういやらしく笑うと、大熊はトランクスをゆっくりと足首まで
下ろすと、ガッツポーズをしてみせた。
育ち過ぎのきゅうりかへちまのようなサイズのものに、力丸
は思わず息を飲んだ。
「どうだ、今回のファイトマネーにこいつをくれてやるぜ・・・」
もはや逆らう意志など力丸にはなかった。
「その前に、お前も十分楽しんでおかないとな・・・・?」
ゆっくりと大熊の右手の指が、ぐいっと力丸の根元を掴む。
亀頭が大熊の掌にぐにゅっと当たる。
5本の指で、徐々に捻るように愛撫していく。
「相当恐かったのか・・・氷のように冷えてるじゃねぇか・・・」
何もかもお見通しのようだった。
小指でポコチンの縫い目を器用に何度もなぞる。野球のグローブのような
手をしているくせに、意外な動きだと力丸は思った。
無骨な大熊のことだから、激しい握力でぐいぐいとしごいていくのかと
思ったら、これがじれったいぐらいにソフトなのだ。4本の指が力丸の
ポコチンを優しく刺激しながら、小指は縫い目から決して離れない。
徐々に力丸の海綿体が充血していくのを感じながら、にやりと笑った。
『もっと欲しいのか』、そういいたげだった。
しかし、ストイックなまでに握力は入れない。あくまでも指先で力丸の
性感帯をなぞるようにしかしないのだ。
力丸は、それが大熊のテクニックだと気がついてはいたが、やはり敢えて
それを拒むことはしたくなかった。普段は鬱陶しいだけのはずの相手が、今は
全てを任せられる、そんな気がしたのだ。
非日常が日常を侵食していく。
欲しい、そういう感情が段々と高まっていく。
さっきまで荒々しく自分を痛めつけた拳が、今は自分の全てを掌握しているのだ。
ふと、ポコチンを愛撫していた指が止まった。
はっとして力丸は見上げた。
大熊は無表情のまま、汗にまみれた力丸の乳首にキスをした。すうっと
指が力丸を解放していく。
濃厚なディープキスにも似た舌遣いが、力丸をぞくぞくさせた。
思わず腹の底から息が漏れた。
ピチャピチャという音が、壁にかけられている時計の秒針のビートの
合間に聞こえる。
いつもはボクシング部員が汗を流しているリングの上で、こんなことをされてしまう
背徳感がたまらなく感じられた。
さっきまでポコチンをなぞっていた右手が、もう一つの乳首に伸びる。
剃り残しの鬚がジョリジョリと刺激していく。
それがまた、大熊というものを生々しく感じさせた。
「ふふふ、俺は花の蕾のように体を開かせるのがたまらなく好きなんだよ・・・」
大熊のごつごつした体に似合わず、その神経質なまでの趣向を面白いと思った。
もう一方の手が、優しくキヤンタマ袋を揉んでいく。
2つのボールの存在を確かめるように転がす。
数分間、そうやっていくうちに、遂にたまらず
「オッサン!!早く来てくれよ!俺・・・」
と力丸が叫んだ。
こんなに長期間、性欲をそそられながらもポコチンをしごく感触を
味わうことがないのは生まれて初めてだった。10才でオナニーを覚えて
からというもの、ここまで感情が高ぶれば、授業中でもトイレで抜いて
しまうぐらい好きなのに、ここまでじらされてはどうにかなりそうだった。
「・・・・・いいだろう」
ぐいっとポコチンが握られた。
これだ、ずっと待ち続けていたのはこの感触なんだ。
しかし、激しくではない。恐ろしく緩慢な手付きで上下していく。
「あうっ・・・おっ・・・」
「もっと大きな声を出してもいいんだぜ・・・今夜は俺とお前しか
ここにはいないんだからな・・・・・」
「オ・・・オッサン!!すげぇ、すげぇよ!!」
「そうだ、もっと素直に俺のハートを震わせろ!!」
「オッサン、俺のケツにオッサンのポコチンを思いきりブッこんで
くれよぉ!!」
「・・・・・上出来だ!!」
大熊はコンドームを取り出すと、ゆっくりと挿入しはじめた。
「くっ・・・あっ・・・」
一瞬、力丸の表情が苦痛で歪んだが、大熊はお構い無しで、
さっきまでとはうってかわって腰を振り始めた。
「あああああーっ!!」
エクスタシーで脳が爆発しそうだった。
「ほら、どうなんだ、言ってみろ!!でなければ今すぐ引っこ抜いてやる」
「や・・・やめないで・・・」
「目上にものを言う時は敬語だろう!!」
ズゥン、と大熊のものが一段と奥に突き上げられた。
「げぁっ!!」
思わず口から内臓が飛び出しそうな衝撃だった。
「やめないで・・・ください・・・」
「ほほう、その気になればちゃんと言えるじゃないか・・・」
「どうだ、お前がその気になれば、またやってやってもいいんだぞ?」
「・・・・どうすれば・・・いいんですか?」
「西野、お前、ボクシング部に入れ・・・」
「えっ・・・・」
「今、うちのボクシング部が弱いのは知ってるよな・・・試合に
勝てば、その晩はたっぷりしてやる・・・」
「・・・・・分かった・・・」
「ふふふ・・・素直な奴だ・・・・それじゃあ、早速トレーニングといくか!?」
大熊はゆっくりと肉塊を引き抜くと、コンドームを投げ捨てた。
そそり立つポコチンを突き出すと
「まずはサンドバッグだ・・・やってみろ!!」
力丸は言われるままに、大熊のものを精一杯口を開けて銜えた。
「さあ、最初はジャブの練習だ!!」
「んっん・・・」
ゆっくりと小刻みに唇で締め上げる力丸の頭を撫でながら
「いいぞ・・・次はストレートだ!!」
力丸は命じられた通りに黒光りするサンドバッグを銜え続けた。
「うおっ・・・次は・・・・カリ首にアッパーカット・・・そ・・そうだ、
いいぞぉ・・・うっ!!」
サンドバッグの先から、熱湯のような精液が溢れ出した。
「くぅーっ!!オッサンのくせに、なんて濃さだよ・・・・」
「驚いたか!濃さじゃ俺は世界チャンプなんだよ!」
「・・・・全くだ・・・」
「さあ、次はパンチングボールを叩け!」
大熊は力丸の胸に跨がると、袋を口元にやった。
パン、パンパンとリズミカルな音が部屋中に響く。
「さあ!!もっと激しくだ!!これが済んだら、いよいよスパーリングだからな!!」
「押忍!!」
力丸は、騎乗位で大熊を受け入れた。今度は生だ。
きゅうっ、と大熊を締め上げる。
「くぅううう・・・・」
眉間に皺を寄せて必死に我慢している力丸の顔はもう真っ赤だった。
「フフフ、手でしごいてやろうか?」
力丸は必死に首を横に振った。
ポコチンがパンパンになって今にも破裂しそうだというのに、ここで少しでも
握られたら、大放出どころの騒ぎではなくなる。
快感を紛らわせるため、必死に上半身はシャドーボクシングをするも、
下半身はもはや完全に大熊のおもちゃになってしまっていた。
そうでもして射精をこらえる力丸を大熊は可愛いと思った。それゆえに
突き上げる勢いもより激しくなる。
こうなったら、一滴残らず放出させてやる、とばかりに力丸も
尻の筋肉を生まれてこれ以上ないというぐらいに締め上げた。
「ほらほら、コーナーに追い詰められたぞ、どうするんだ?」
「るせえ・・・俺のボクシングにゃ逃げなんてねえんだあっ!!」
しかしまさか、自分がこんなことで射精したくなるなんて、この日
まで想像もつかなかった。太らでアナルファックは何度も体験していたが、
逆の立場もこんなにいいとは・・・。
何より、いつもは偉そうなことを言っている大熊がこんなに欲情を
むき出しにしてくるなんて・・・・。
そう考えると益々興奮してきた。
ボクシングの試合でもこんなに汗はかかないだろう。
何より、大熊の体臭が更に力丸を興奮させていた、その瞬間
「うっ!!」
二人の声が丁度重なった。
「うおっ・・・ああっ・・・!!」
これはションベンじゃねぇのか、と力丸が錯角する程の
精液が力丸の中に吹き上がった。まるで浣腸でもされたような感触だ。
大熊も教え子に顔射をされるなんて思いもよらないシチュエーションだったが
この姿勢なら仕方ないと諦めた。
「くぉっ・・・まだまだぁ!!さあ、勃てぇ!!」
力丸は必死に強がって叫んだ。
「うっく・・・・この勝負・・・お前の勝ちだな・・・」
ヌルリ、とポコチンを引き抜くと、大熊はそのまま優しく力丸を抱き締めた。
ボクシングではまだまだだが、こっちの方は力丸は世界に通用するな、と思った。
力丸は舌先で大熊の乳首を転がしながら、筋肉に包まれる感触を楽しんだ。
さっき大放出したというのに、そのくすぐったいような刺激が
大熊のポコチンを再び堅くさせるのだった。
- category
- ショタ小説
- 2010⁄08⁄31(Tue)
- 00:15
時は明治 かしす
時は明治。
江戸から東京に改称されたこの街の、とある裏通りにその遊廓はあった。
遊廓、といっても、見かけは吉原辺りに軒を列ねている手合いの店と変わらないが、
中で待っているのは、遊女ではなく若い男たち、つまりは衆道遊廓ということで、
その筋の好事家にはつとに名が通っていた。
キリスト教のせいで、大平洋戦争後は禁忌視されていた男色であるが、まだこの時代は
しごく一般的な風潮であったことから、お上も然したる咎はかけず、この裏通りで
ひっそりと営業をしている。
菜種梅雨も過ぎた黄昏時。
暖簾を潜ったのは喧嘩屋の力丸。今年で17になろうという、この界隈じゃちょっとした
顔だ。
家は江戸の昔から大きな商いをしているが、詳しい話は別の機会に譲ろう。
まあ、読んで分かる通り、飲む、打つ、買うと三拍子揃った放蕩息子ということだが、
そこいらの軟弱なだけの若旦那衆とは一線を画す腕っぷしだ。顔だちも、とてもでは
ないが、大商人の息子というよりは、田舎百姓か人足といった風情だ。身なりは
気にしない。
つつっと力丸は薄暗い玄関に踏み込む。と、言っても力丸は別に、春を求めに来たのではない。
最近、聞くところによると、この遊廓、何でもべらぼうに喧嘩の強い野郎がいるらしい、
ということを耳にした力丸は、喧嘩屋として黙っている訳にはいかないらしく、いつも立ち寄る
吉原をしり目に裏通りに向かった。
春を求める遊廓で、どうしてまた御法度のはずの喧嘩が関係あるか、という話だが、
世の中には物好きな連中もいるもので、痛めつけられて喜ぶ男どものための
趣向をこらした廓があって、それが大評判ということである。分かりやすきく言えば、今日で
いう挌闘イメクラといったところか。
番頭にその旨を伝えると、手加減は一切必要無いという説明があったので、
それならと早速その部屋に通して貰った。
襖を開けると、何のことはない、そこは普通の廓で、布団の上に座っていたのは、歳の頃は
14,5といったところの小娘だった。
おい話が違うぜ、例の滅法喧嘩の強い野郎っていうのに逢いに来たんだと
ばかりに番頭を呼んで文句の一つでも言ってやろうと振り返ったところを
「お客さん、こんにちわ!僕を指名してくれてありがとう!」
と、少女は微笑んだ。
・・・・僕?確かに着ているなりは男物だが、どう見たって小娘だ。
「俺は喧嘩をしに来たんだ、今日は春を買いに来た訳じゃねえ!!」
まあ、喧嘩屋ではあるが、あっちの方も大好きなのはこの色街でも評判の力丸だ。
「ならここでいいんだよ・・・・」
「何!」
言うが早いか、その小娘はいそいそと着物を脱いで褌一丁になった。
確かに手足は町娘のように細かったが、あるはずの胸はぺったりと平らで、
こうなっては男と信じない訳にはいかない。
「おっ・・・お前ぇ、本当に野郎なのかよ!?」
にっこりと笑うと
「純と言います、よろしく」
とおじぎした。
「本当にお前が噂の?馬鹿言うなよ・・・」
「みんな最初はそう言うけど・・・最後は医者に担ぎこまれますよ・・・」
「フン、面白い事言うじゃねえか・・・そんなら始めてやろうか!!」
俺が両手で拳を作ると
「まあまあ、そう急かないでくださいな・・・ささ、奥へ・・・」
と、廓の更に奥にある襖を開けた。
「お客さん、拳闘って知ってる?」
拳闘?確か、黒船と一緒に入ってきた拳法で、両方の拳だけで相手を倒すってやつだったか。
そう力丸は思い出した。
「ああ、大体はな・・・」
「それなら話が早いや・・・」
純はそう言うと、褌をするすると脱ぐと、布団の上に放りなげて、トランクスに着替えた。
「これ、とらんくすっていうんですよ・・・・」
そう言うと、力丸の着物も脱がせにかかった。
「うわあ・・・お客さん、いい体してるじゃないですか・・・・」
「ふふん、まあな・・・」
「この太い腕・・・・これならさしもの大男も軽くのっくあうとできそうだ・・・」
「何でぃ、そののっくあうとってのは?」
「拳闘の言葉で、10のうちに起き上がらせずに相手を負かすことですよ・・・
もっとも、うちの拳闘は『ちょっと違い』ますけどね・・・ふふふ・・・」
それから、褌まで脱がせようとするから
「おっと、俺はいい。とらんくすとか言う奴は、ポコチンが引き締まらなくて力が
出そうにねえからな・・・・」
「なるほど、それでもいいでしょう・・・・」
それから純は、客の前で闘(や)るかどうするかと聞いてきた。客の前なら、郭の金
どころか、フアイトマネーも出るという。
目立ちたがり屋の力丸がそれに応じないはずもない。
地下の公設リングに通された力丸。部屋の大きさ自体は割と小さく、今でいうなら
小学校の教室程度の広さでしかなく、観客も20人程度だった。
しかし、この御時世だというのに、どういうわけだか贅沢品の電球がいくつも
ぶら下げられていて、辺りは真昼の表通りよりも明るい。
それが力丸にとっては非日常的すぎて、無気味な緊張感すら覚えさせていた。
「さあ、今宵も腕に覚えのある挑戦者がお出ましでございます・・・・・
今日の相手は、深川の喧嘩屋こと西野ぉ・・・・・力丸!!」
歓声に応えながら、荒縄で作ったロープをくぐる。
「それを迎え撃ちますは、当遊廓の稼ぎ頭・・・・・矢島純!!」
ガウンを脱ぎ捨てた純の体は、抜けるように白く、胸さえあればどこかの町娘
そのものだった。
が、それでも腹筋と二の腕が鍛えられた跡があるのを見逃す力丸ではなかった。
少しは楽しめそうだな、と力丸は思った。
観客たちの賭け金が胴元の番頭に集まると、いよいよ試合開始だ。
慣れないボクシンググローブやリングシューズ、それにトランクスというスタイル
はそれだけで、力丸を緊張させた。
しかし、それでもさすがに喧嘩屋、その緊張感を、敵を前にした闘争心が徐々に
侵食していく。
試合開始のゴングが鳴った。
待ってましたといつものように襲い掛かる力丸だったが、ボクサーに対してその姿勢は無謀すぎた。
じりじりと間合いを取る純。積極的な打ち合いは極力避けて、軽いフットワーク
で決してリーチの届く範囲には入らない。
そういった闘いを経験したことのない力丸としては、初めての挌闘スタイルに
戸惑いといら立ちを感じ始めていた。
それを見透かすように微笑する純。
それがひどく、力丸の癪に触る。
まるで幽霊を相手にしているような感触だった。
力丸がパンチをくり出す、そのヒットするかしないかというぎりぎりのところで
純の体がふっと透ける、そういう表現がぴったりで、気がつくとリーチが届かない
ところだったり、死角だったり。
「ほらほら、こっちこっち!!」
こんなからかわれ方をされたのでは、力丸も否応無しに頭に血が昇ろうというものだ。
「うおおおおおおお!!!!!」
しかし、スピードは完全に純の方が上だった。それは実際闘っている力丸でなくても
分かることだ。
「オラオラ、ちゃんと見て殴れよ、相撲取り!」
観客から野次が飛ぶ。
プロレスラー体型の力丸を揶揄するには辛辣すぎる。
これがまた、たまらなく力丸の脳を煮えたぎらせる。
純の表情が、してやったり、という調子でほころぶ。
じわじわと、力丸はいつにも増して冷静な思考ができなくなっていった。
もはや、純の掌の上で踊らされる孫悟空にすぎない、と観客の誰もが思いはじめる。
一撃だ、一撃でも当てれば俺の勝ちだ、そう思えば思うほど、力丸の動きは大味に
なってしまう。
しまいには振り上げた拳を斜に下ろしてみたり、フックが曲がらなかったり。
肩で息をするようになって、やっとゴングが鳴った。
コーナーに戻った力丸を待っていたのはセコンドたちだったが、どう見ても
歳の頃は12,3といったところの子供ばかりだ。
甲斐甲斐しく汗を拭いたり、トランクスを煽ぐ・・・・・のかと思うと、一人が
煽ぐはずのトランクスを下ろすと、前触れもな銜えはじめた。
「!!」
意外な展開に驚く力丸だったが、純を見ると、同じようにあちらでも
竿を銜えさせている。
「ふふふっ・・・・・これも試合のうちですよ・・・・・これで漏らして精を
失えば、すぐさま試合に響いてきますからねえ・・・・・・・」
しかし、年端もいかない割には毎晩無数の男を相手にしているプロだけあって、
少年たちのテクニックは下手な女郎のそれどころではなかった。
「おおっ・・・・・うっ・・・・おおっ・・・・・・」
ここでイッてなるものか、と力丸は必死に喘ぎ声をかみ殺す。
歳の頃で言うなら、まだ尻も青いような子供相手に、よもや
色街でならした自分がイカされるなんて、と思う。しかし、どこでどうやって
身につけたのか、彼等は力丸のエクスタシーポイントを確実に探り当てていく。
思わず漏らしそうになったところで、インターバルが終了した。
これが拳闘というものか、随分とじれったいなと力丸は思った。
普段ならここまでもどかしい喧嘩内容になれば、我慢ができないところであろうが、
不思議と純を前にしては感じられなかった。
とにかく倒す。
それが力丸の頭の中の大部分を占めはじめたのだ。
純の動きは第2ラウンドになっても全く衰えることはない。まるで踊るかのように
軽やかにステップを踏みながら、時折力丸をジャブで牽制していく。
「くそっ・・・・」
途中から、それが体格差のある純の策であることは分かりだしてきたが、そんな
ことが分かったところで、パンチが当たる訳ではない。
それよりも、純の呼吸が全く乱れていないことが、力丸の自尊心を刺激した。
裏通りの喧嘩ならまだしも、一人でも観客がいる場においては、自分の並外れた
腕力で相手を完膚なきまでたたき潰してこそだと考えている力丸にとって、
不様に翻弄される姿は屈辱以外の何者でもなかった。
キュッキュッとリングシューズの音が空しく響き、力丸の体からは絶え間なく
大豆粒ぐらいの汗が飛び散る。
ビシッ!!
初めて純が攻撃に転じた。
ついに来た、と力丸は少し嬉しくなったが、その拳の破壊力が、相手の体格に比べて
妙に強いことに驚いた。
ガードした腕に受けたパンチは、そんなに腰が入ってなさそうに見えて、一歩後退
させてしまう程度の威力だったのである。
隙をついてボディーに二発!!
「ぐはあっ!?」
錯覚じゃない、と力丸は感じた。
純の口元が怪しく緩む。
あの野郎、グローブの下に鉛の棒でも握ってやがるのか、と力丸は疑ったが、
直にそれが、大量の発汗と、これまでに空振りをしたパンチによる体力消費
であることに気付いた。
しまった、と力丸が気が付いた時にはもう遅く、体力が半分以上失われた
体を容赦なく純が攻めていた。
まるで人格が変わってしまったかのように獰猛さを見せる純。
ストロー級の体格なので、決してガッツンガッツンといったパンチではないが、
ぐんぐん攻め挙げていく。
初めて体験する防戦に、力丸は面喰らった。
「この!!」
またしてもパンチが流れる。
ブン、と空気を切る。
ガードが空いたところを横っ面に数発。
「うあっ!?」
そしてテンプルにズシン、と重たいのがきたかと思うと、力丸の膝が
ガクン、と折れた。
上体をマットに突っ伏し、荒い息のまま、ニュートラルコーナーに待機している
純を認める。
「ダウン!!」
レフェリーの番頭の声が響く。
「1,2,3・・・・・・」
「オイ、もう終わりかこらあ!!」
口々に野次が飛びはじめる。
純がそれに無言ながら、両手を挙げて勝利をアピールしはじめる。
じりじりと羞恥心で心臓が焦げる。
立たなければ、と思い膝を押さえるも、またしても力が抜け、ベタッと
マットに転がった。
「4,5,6,7!!」
無情にもカウントが進む。
まずい、このままでは・・・・・・・。
「8,9・・・・」
もうだめだ、と力丸は思った。
「10!!」
くそっ・・・俺はこんなひょろひょろの野郎にのされたっていうのか・・・・。
あまりのショックに、力丸はそれが現実に自分の身に起こっていることとはすぐに
認識することすらできなかった。
「さあて・・・・普通の拳闘ならこれでお客さんの負けだ・・・けど、言ったはず・・・
ここの拳闘は違うってね・・・・」
「!?」
純は力丸の体をリングシューズで転がすと、トランクスの膨らみを確かめるように
ゆっくりと揉んでゆく。
当然、力丸のものが反応しないはずはない。
充血して堅くなった海綿体を探り当てると
「ほーら、ノックアウトされたっていうのに、こんなに堅くなっちゃって・・・」
「う・・・・」
面白いように手玉にとられるのがたまらなく屈辱だった。
というか、明治のこの世はまだキリスト教の影響も薄く、男色などタブーでも何でも
なかったとはいえ、やはり無類の女好きの力丸にとって、同じ男に対して、しかも
自分の自慢の腕力をねじ伏せるという屈辱を与えたような相手に勃起させられるという
のがたまらない恥辱だったのだ。
「しかし、こっちが元気ということは、まだやれるっていうことでしょう・・・」
純は、どうだこの助平野郎とばかりに侮蔑の視線を力丸に注ぐ。
目はまだ反抗的な意志を見せていたが、もはやこの時点で完全に勝負は
ついている。
「うぐぐ
「まあ、とは言ってもすぐに試合再開というのも無理・・・・1分だけ、インターバル
をあげますよ・・・」
そう言いながら、純は自分のコーナーに戻る。
その間、力丸はよろよろと自分のコーナーに戻ると、一升瓶の水をセコンド係の少年から
ひったくると、ぐびぐびと飲んだ。
その間も、彼等は力丸の応急処置やら、『下の世話』をし始める。
「さあ、もうそろそろ回復した頃でしょう?」
ゴングが鳴って、第3ラウンドに突入した。
相変わらず防戦、というよりも、もうひたすらサンドバッグに徹することを
強いられる力丸。
もはや、闘っているという感覚は残されていなかった。
観客達の失笑や野次に、力丸はいちいち睨み付けることもできずにいた。
もう、なりふりなど構うことなど力丸には許されていないのだ。
「オラオラ、足を使ってでも逃げんかい!!」
「何やってるんだこのでくの坊が!!」
その間にも純のしなやかな腕が力丸を容赦なく責めていく。
走り込んでよく鍛えた下半身に、鞭のようにしなる背筋。それらが一つに
なったとき、それは凶悪なまでの速度になって相手に襲い掛かるのだ。
見えない拳が力丸のプロレスラーのような体を青あざだらけにしていく。
胸に2発、ワンツー!
咳き込むように頬が膨らんだところでみぞおちにマシンガンジャブ!!
「ぐっ・・・・・はぁぁああ」
弛んだ顔のまん中にある鼻に強烈な一撃!!
鼻血がマットに飛び散ると、嬉々として純はこめかみに重い右フック。
そこでまた、力丸の視界がパァッと真っ白になった。
バランスを崩したところで顎にガツンと深いアッパーカット。
倒れるさま、少年レフェリーのカウントが入る。
「10!!ノックアウト!」
KO宣言が出されるとすぐにわらわらと細身の少年たちがリングに上がり、
念入りに力丸のものを刺激し勃起させるまでのドクターチェックをすると、レフェリー
にまだ試合続行可能であることを告げ、試合再開となる。
勃起してはサンドバッグ。そしてドクターチェックやインターバルの『手当て』の
度に射精をくり返す力丸。
やめろ、もう勃たないでくれ・・・・・・・。
そう思いながらも、一晩に女郎を3回も失神させては交代させるほどの精力は
無情にも力丸をリングから下ろさせることはなかった。
そして7R。
純の右フックをテンプルに喰らった力丸は、ズドンと大きな音を立てて
リングに崩れ落ちた。
大の字になったまま、呼吸のたび力丸の胸が何度も大きく上下する。
ジワリ、とトランクスの股間の部分が濡れはじめた。
不覚にも、力丸は恐怖のあまり、少女のようにしか見えない純の前で・・・・・・。
「あああ・・・・・・」
もはや、これぐらいのことでは動じないぐらいに羞恥心は麻痺してしまっていた。
こうなってはさすがに試合続行はできないとばかりにゴングが乱打された。
「試合終了!勝者、純!!!」
「あ・・・・・うっ・・・・・・」
その宣告に、あの根っからの喧嘩屋のはずの力丸が安堵感すら感じてしまっていたのだ。
そのことが力丸自身にもショックだった。
もはや、文字どおり足腰の立たない体に純の手が伸びる。小便でぐっしょりと濡れた
トランクスをゆっくりとおろすと、わくわくした様子で
「ふふふ・・・なかなかカリ首太いなあ・・・・・!!!」
純の舌先が力丸の肉塊の先端をちろちろとくすぐる。
「あうっ!!」
年端のいかない下っ端たちではどうにもならなかった力丸のものが、また嘘のように堅くなる。
「ふふっ、男の誇りは失っても、性欲だけはいっちょまえに残ってるなんて・・・・・
どうしようもねえ淫乱野郎だな・・・・・」
くすくすと純は笑って力丸のものをしごく。
「ああっ・・・・・やっ・・・・・やめろ・・・・・」
「何だよ、反抗するんならもっと殴ってやろうか?こちとら、まだたっぷり
スタミナはあるんでね!!」
スパンスパン、と純はグローブを叩き合わせる。
それだけでもはや、力丸の反抗心を押さえ付けるには十分だった。
「さあて・・・・・その前に、敗北宣言ってやつをして貰おうか」
更に純は力丸に要求する。
「あっ・・・・・・う・・・・・?」
「ここにいる旦那衆さんに、手前ぇがこの僕に負けたって大きな声で宣言するんだよ!」
「そっ・・・・・そんな・・・・・・」
その僅かな躊躇に、純の脇腹キックが飛ぶ。
「げふうっ!!」
「内臓ブチまけるか?それともそのバカヅラ、潰してやろうか?どっちがいいんだこのデブ!!」
「あっ・・・・・・おおっ・・・・俺の・・・・・負けだ・・・・・・」
「ああん!?聞こえねえんだよっ!!そんなんじゃあ旦那衆の耳に届かねえだろう!!」
グニュッ、とリングシューズが股間を踏み締める。
「おっ・・・・おお・・・・俺の負けだぁ!!降参、降参するよぉ!!」
腹の底から精一杯の声を出すと、どっと場内が失笑の渦になる。
「ようし、上出来だ。御褒美をやるよ・・・・・知ってるか?きつい運動の
あとは、塩気のものと水が一番いいんだとよ!!」
純はぷらん、と自分のシンボルを力丸の顔に向けた。
「そっ・・・・そんなまさか・・・・・やめろ・・・・・」
ジョオオオオオオオオ。
そんな力丸の哀願も空しく、口に目掛けて純の小便が注ぎ込まれる。
「わっ・・・ぷっ!!」
吐き出しても吐き出してもひっかけられるうち、力丸はそれを飲むことを
余儀無くされた。
「ふふふっ・・・・こんなブクブクの腹でボクシングなんて・・・なぁ!!」
すっかり膨らんだ腹をズン、と踏み締められて、またしても力丸はのたうち回る。
「あっはっはっはっ!!いい気味だよ、この豚野郎がぁ!!!」
そう言いながら、今度はトランクスを足首まで引き降ろすと、
「今度はケツの穴だ!!」
とばかりに一気に純のものをズドン!
「げはっ!!!」
さっきまでのと全く違う感触だった。
明らかに相手を楽しませることを考えていない腰の動き。
力丸に比べるすべもないようなサイズのモノがぐいぐいと力丸に侵入していく。
「いっ・・・・・てえええええええ!!!!!」
力丸の『処女』が奪われた瞬間だった。
メリメリと無遠慮に、泥鰌のようなペニスが力丸に何度も激痛を与えていく。
決して大きい方ではない純の持ち物だが、男に尻穴を犯されたことなど一度もなかった
力丸にとって、それは未曾有の苦痛だった。
パァン、パァンと汗で濁りながらも高い衝撃音が響く。
「はあっ・・・・・」
どう聞いても、とても男のものとは思えない声だが、そんな野郎に犯されているのかと
思うと・・・・・・。
両手は空いていたが、決して力丸のものはしごかない。
それを見ながら、ニヤニヤして右手を褌の中に持っていく観衆を数人認めると、
「さあ、旦那さん方も、存分に楽しんでくださいな・・・・」
純が手招きすると、我も我もとリング上に観衆が上がり、力丸を弄ぶ。
「くおっ!!はあっ!!!」
数え切れない程の肉棒を次々とねじ込まれては、精液を注がれ、力丸の下半身は
見ず知らずの好事家たちによってヌルヌルにされていった。
意識が薄れゆく度に、純のリングシューズが背中にめり込む。
「こいつっ!!!気絶したら締まりが悪くなるだろう!!」
「ああっ・・・くはあっ・・・・・」
もう、気絶してでもいいから、取り敢えずこの苦痛から逃れたい・・・・・
いや、苦痛なのか、と力丸は自問自答した。
喧嘩をすれば、一撃で足下に沈めることができるような好色親父どもにいいように玩具
にされながら、力丸は自分の中に沸き起こりだした、不可思議な感触に襲われた。
ズブズブと泥沼に沈んでいくように、力丸の中で、屈辱がじわじわと快感に変わってくるのを
感じていた。
そんな、この俺が尻穴責めで気持ちがいいだなんて・・・・・。
「うおっ・・・・おおおおおおおおおおっ!!!!!!!」
ドピュッ!!!!
最後の客が力丸にありったけ吐き出して、力丸は風船がしなびていくかのように、くたっと
マットに横たわった。
「あっ・・・・ああっ・・・・・・・」
それでも、悲しいことに力丸のものは萎えない。
「全く・・・・・・お前、相当の好き者のようだな・・・・こうなったら、親方を
相手にして貰うしかないな・・・・・・」
親方・・・・・・・?
純が奥に向かって声をかけると、身の丈180cmを超えるような大男が、のっしのっしと
体を揺らしながらリングに向かってやってくるのがわかった。
「純、どうした、手前一人じゃ片付けられなかったのか?」
無精髭を生やしてまるで野武士のような風貌の男がどうやら、その親方らしい。
「ふふっ・・・・親方、見てよ。なかなかいい男っぷりだろう?丁度親方好みだろうと
思ってね・・・・・・」
うつ伏せになっていた力丸をリングシューズで仰向けにすると、親方の大熊はにやりと
笑い、着物をバッと脱ぎ捨てた。
六尺褌の下から、なすびのようなものがいきり立っているのが力丸にも良く分かった。
「ほほう、確かにコイツは上玉じゃねえか、活きも随分と良さそうだぜ・・・・・・」
ざんばら髪の大熊は、舌なめずりをすると、褌をシュルシュルと解いた。
「で・・・・・・でけえ!!!!」
太さこそ、力丸と互角だったものの、大熊の両足の間にぶら下がっていたのは、まるで
山芋のような大きさなんじゃないかと見まがう程の迫力を持っていた。
勿論、ここまでのお宝は力丸も見たことがない。
「ふふふ・・・・・・しゃぶれ!!」
もはや、逆らうという選択肢は力丸には思い付くはずもなく、力丸は無言で
それをしゃぶり続けた。
「おっ・・・・コイツ、歯ぁ立てんな!!」
「んっ・・・・・んんっ・・・・・!!!!」
「下手な野郎だな、コイツは・・・・・・・」
「贅沢言っても始まらないよ親方・・・・・・こんな親方好みの野郎、そうそういないだろう?」
「ハハッ、違ぇねえや・・・・・・・」
飢えた赤子が乳房に吸い付くように力丸は必死に大熊を頬張る。
「よし、もういいぞ・・・・・・次はケツだ!!!」
大熊が力丸の尻を広げると、ドロリと大量のザーメンが流れ落ちる。
「ほお・・・・・こっりゃあ随分沢山貰ったんだな、ええっ?」
大熊は、セコンドの少年たちにそれを拭き取らせると
「俺の味は二度と忘れられないぜ・・・・・」
と、先端からゆっくりと挿入した。
「つっ・・・・・・・!!!!!うああああああああああ!!!!!!」
ズブリ!!
力丸の体の芯が貫かれ、力丸はぴぃんと弓なりに沿った。
肉づきの良い胸を大熊に両手で支えられながら、乳首をコリコリといじられる。
先程までの、ただ性欲処理だけのための観客たちとは違い、明らかに力丸の射精
を狙った行為が読み取れた。
「おおう・・・・・うおおお!!!!!」
「ふふっ・・・・・ケツもいい頃合に柔らかくなってきてやがるな、ええっ!?」
あまりの巨根はまさに尺八でも突っ込まれているんじゃないかというぐらいで、
その勢いはまさに骨盤をも砕かんとするようなものだった。加えて、今まで何千人もの
若い男をものにして身につけたのか、魔性のテクニックがそれに加わり、力丸は
あまりのエクスタシーに、よだれを垂らしてよがり狂う。
顎鬚のジョリジョリした感覚が力丸の胸を何度も擦り、むせ返るような男の体臭が
全身を包んだ。ペチャペチャといやらしい音を立てて、力丸の乳首が弄ばれていく。
終わることのない色地獄の中、力丸はじわじわと自我が崩れ去っていくのを感じていた。
まるで、砂浜に作った城が波にさらわれて形を失っていくように、性感の激しい波は
やがて力丸を一人の肉奴隷へと変えていった。
ビー玉のような汗をまき散らしながら、密着した力丸と大熊の体は紅蓮の愛欲炎の
中でパチパチと焦がされていく。
あまりの劫火に、汗は瞬時に霧となり、体内の水分は口から蒸気となって天井へと
吹き上がっていく。
水面に落ちた油が描くような虹色の無重力空間に放り投げられた二人の
魂は、ねじれあい、もつれあいながら、頭上に輝く真っ白な光目指して
一直線を描いた。
無数の肉紐が、同じように大熊の分身を締める。一時も止まることなく、それぞれがまるで
別個の生き物のように、しかし確実に唯一の意志で統率されたかのように・・・・・・。
「むんっ!!!」
「うおっ・・・・・あっ!!!」
大熊の噴水のような精液まの勢いにはたまらず力丸もあがくように両手で空を掴み
続けたが、それが全くの無駄な行為であるかどうかなど、もう判断もつかなかった。
「ふぅ・・・・・どうだ?」
白目を剥いて大熊の足下に転がる力丸。
もはや、滴り落ちる精液が顔にポタポタと落ちているのも分からない様子だった。
「親方、こいつもう、返事もできないようだよ?ふふっ」
純が小悪魔的な笑いを浮かべて言った。
「全くこいつは上玉だぜ、とりあえず手当てしてからお前の部屋の布団で寝かせておけ!!」
大熊はにやりと笑うと、ドロリとだらしなく射精した力丸の柔らかい肉棒を軽く
口に含んでから、純と少年たちに力丸を運ばせた。
それから、喧嘩屋力丸の名を聞く者はいなかったが、その代わり、とっぷりと帳の降りた
月夜の晩には、この男衆宿にちょくちょく顔を出す力丸の姿が目撃されたという。
江戸から東京に改称されたこの街の、とある裏通りにその遊廓はあった。
遊廓、といっても、見かけは吉原辺りに軒を列ねている手合いの店と変わらないが、
中で待っているのは、遊女ではなく若い男たち、つまりは衆道遊廓ということで、
その筋の好事家にはつとに名が通っていた。
キリスト教のせいで、大平洋戦争後は禁忌視されていた男色であるが、まだこの時代は
しごく一般的な風潮であったことから、お上も然したる咎はかけず、この裏通りで
ひっそりと営業をしている。
菜種梅雨も過ぎた黄昏時。
暖簾を潜ったのは喧嘩屋の力丸。今年で17になろうという、この界隈じゃちょっとした
顔だ。
家は江戸の昔から大きな商いをしているが、詳しい話は別の機会に譲ろう。
まあ、読んで分かる通り、飲む、打つ、買うと三拍子揃った放蕩息子ということだが、
そこいらの軟弱なだけの若旦那衆とは一線を画す腕っぷしだ。顔だちも、とてもでは
ないが、大商人の息子というよりは、田舎百姓か人足といった風情だ。身なりは
気にしない。
つつっと力丸は薄暗い玄関に踏み込む。と、言っても力丸は別に、春を求めに来たのではない。
最近、聞くところによると、この遊廓、何でもべらぼうに喧嘩の強い野郎がいるらしい、
ということを耳にした力丸は、喧嘩屋として黙っている訳にはいかないらしく、いつも立ち寄る
吉原をしり目に裏通りに向かった。
春を求める遊廓で、どうしてまた御法度のはずの喧嘩が関係あるか、という話だが、
世の中には物好きな連中もいるもので、痛めつけられて喜ぶ男どものための
趣向をこらした廓があって、それが大評判ということである。分かりやすきく言えば、今日で
いう挌闘イメクラといったところか。
番頭にその旨を伝えると、手加減は一切必要無いという説明があったので、
それならと早速その部屋に通して貰った。
襖を開けると、何のことはない、そこは普通の廓で、布団の上に座っていたのは、歳の頃は
14,5といったところの小娘だった。
おい話が違うぜ、例の滅法喧嘩の強い野郎っていうのに逢いに来たんだと
ばかりに番頭を呼んで文句の一つでも言ってやろうと振り返ったところを
「お客さん、こんにちわ!僕を指名してくれてありがとう!」
と、少女は微笑んだ。
・・・・僕?確かに着ているなりは男物だが、どう見たって小娘だ。
「俺は喧嘩をしに来たんだ、今日は春を買いに来た訳じゃねえ!!」
まあ、喧嘩屋ではあるが、あっちの方も大好きなのはこの色街でも評判の力丸だ。
「ならここでいいんだよ・・・・」
「何!」
言うが早いか、その小娘はいそいそと着物を脱いで褌一丁になった。
確かに手足は町娘のように細かったが、あるはずの胸はぺったりと平らで、
こうなっては男と信じない訳にはいかない。
「おっ・・・お前ぇ、本当に野郎なのかよ!?」
にっこりと笑うと
「純と言います、よろしく」
とおじぎした。
「本当にお前が噂の?馬鹿言うなよ・・・」
「みんな最初はそう言うけど・・・最後は医者に担ぎこまれますよ・・・」
「フン、面白い事言うじゃねえか・・・そんなら始めてやろうか!!」
俺が両手で拳を作ると
「まあまあ、そう急かないでくださいな・・・ささ、奥へ・・・」
と、廓の更に奥にある襖を開けた。
「お客さん、拳闘って知ってる?」
拳闘?確か、黒船と一緒に入ってきた拳法で、両方の拳だけで相手を倒すってやつだったか。
そう力丸は思い出した。
「ああ、大体はな・・・」
「それなら話が早いや・・・」
純はそう言うと、褌をするすると脱ぐと、布団の上に放りなげて、トランクスに着替えた。
「これ、とらんくすっていうんですよ・・・・」
そう言うと、力丸の着物も脱がせにかかった。
「うわあ・・・お客さん、いい体してるじゃないですか・・・・」
「ふふん、まあな・・・」
「この太い腕・・・・これならさしもの大男も軽くのっくあうとできそうだ・・・」
「何でぃ、そののっくあうとってのは?」
「拳闘の言葉で、10のうちに起き上がらせずに相手を負かすことですよ・・・
もっとも、うちの拳闘は『ちょっと違い』ますけどね・・・ふふふ・・・」
それから、褌まで脱がせようとするから
「おっと、俺はいい。とらんくすとか言う奴は、ポコチンが引き締まらなくて力が
出そうにねえからな・・・・」
「なるほど、それでもいいでしょう・・・・」
それから純は、客の前で闘(や)るかどうするかと聞いてきた。客の前なら、郭の金
どころか、フアイトマネーも出るという。
目立ちたがり屋の力丸がそれに応じないはずもない。
地下の公設リングに通された力丸。部屋の大きさ自体は割と小さく、今でいうなら
小学校の教室程度の広さでしかなく、観客も20人程度だった。
しかし、この御時世だというのに、どういうわけだか贅沢品の電球がいくつも
ぶら下げられていて、辺りは真昼の表通りよりも明るい。
それが力丸にとっては非日常的すぎて、無気味な緊張感すら覚えさせていた。
「さあ、今宵も腕に覚えのある挑戦者がお出ましでございます・・・・・
今日の相手は、深川の喧嘩屋こと西野ぉ・・・・・力丸!!」
歓声に応えながら、荒縄で作ったロープをくぐる。
「それを迎え撃ちますは、当遊廓の稼ぎ頭・・・・・矢島純!!」
ガウンを脱ぎ捨てた純の体は、抜けるように白く、胸さえあればどこかの町娘
そのものだった。
が、それでも腹筋と二の腕が鍛えられた跡があるのを見逃す力丸ではなかった。
少しは楽しめそうだな、と力丸は思った。
観客たちの賭け金が胴元の番頭に集まると、いよいよ試合開始だ。
慣れないボクシンググローブやリングシューズ、それにトランクスというスタイル
はそれだけで、力丸を緊張させた。
しかし、それでもさすがに喧嘩屋、その緊張感を、敵を前にした闘争心が徐々に
侵食していく。
試合開始のゴングが鳴った。
待ってましたといつものように襲い掛かる力丸だったが、ボクサーに対してその姿勢は無謀すぎた。
じりじりと間合いを取る純。積極的な打ち合いは極力避けて、軽いフットワーク
で決してリーチの届く範囲には入らない。
そういった闘いを経験したことのない力丸としては、初めての挌闘スタイルに
戸惑いといら立ちを感じ始めていた。
それを見透かすように微笑する純。
それがひどく、力丸の癪に触る。
まるで幽霊を相手にしているような感触だった。
力丸がパンチをくり出す、そのヒットするかしないかというぎりぎりのところで
純の体がふっと透ける、そういう表現がぴったりで、気がつくとリーチが届かない
ところだったり、死角だったり。
「ほらほら、こっちこっち!!」
こんなからかわれ方をされたのでは、力丸も否応無しに頭に血が昇ろうというものだ。
「うおおおおおおお!!!!!」
しかし、スピードは完全に純の方が上だった。それは実際闘っている力丸でなくても
分かることだ。
「オラオラ、ちゃんと見て殴れよ、相撲取り!」
観客から野次が飛ぶ。
プロレスラー体型の力丸を揶揄するには辛辣すぎる。
これがまた、たまらなく力丸の脳を煮えたぎらせる。
純の表情が、してやったり、という調子でほころぶ。
じわじわと、力丸はいつにも増して冷静な思考ができなくなっていった。
もはや、純の掌の上で踊らされる孫悟空にすぎない、と観客の誰もが思いはじめる。
一撃だ、一撃でも当てれば俺の勝ちだ、そう思えば思うほど、力丸の動きは大味に
なってしまう。
しまいには振り上げた拳を斜に下ろしてみたり、フックが曲がらなかったり。
肩で息をするようになって、やっとゴングが鳴った。
コーナーに戻った力丸を待っていたのはセコンドたちだったが、どう見ても
歳の頃は12,3といったところの子供ばかりだ。
甲斐甲斐しく汗を拭いたり、トランクスを煽ぐ・・・・・のかと思うと、一人が
煽ぐはずのトランクスを下ろすと、前触れもな銜えはじめた。
「!!」
意外な展開に驚く力丸だったが、純を見ると、同じようにあちらでも
竿を銜えさせている。
「ふふふっ・・・・・これも試合のうちですよ・・・・・これで漏らして精を
失えば、すぐさま試合に響いてきますからねえ・・・・・・・」
しかし、年端もいかない割には毎晩無数の男を相手にしているプロだけあって、
少年たちのテクニックは下手な女郎のそれどころではなかった。
「おおっ・・・・・うっ・・・・おおっ・・・・・・」
ここでイッてなるものか、と力丸は必死に喘ぎ声をかみ殺す。
歳の頃で言うなら、まだ尻も青いような子供相手に、よもや
色街でならした自分がイカされるなんて、と思う。しかし、どこでどうやって
身につけたのか、彼等は力丸のエクスタシーポイントを確実に探り当てていく。
思わず漏らしそうになったところで、インターバルが終了した。
これが拳闘というものか、随分とじれったいなと力丸は思った。
普段ならここまでもどかしい喧嘩内容になれば、我慢ができないところであろうが、
不思議と純を前にしては感じられなかった。
とにかく倒す。
それが力丸の頭の中の大部分を占めはじめたのだ。
純の動きは第2ラウンドになっても全く衰えることはない。まるで踊るかのように
軽やかにステップを踏みながら、時折力丸をジャブで牽制していく。
「くそっ・・・・」
途中から、それが体格差のある純の策であることは分かりだしてきたが、そんな
ことが分かったところで、パンチが当たる訳ではない。
それよりも、純の呼吸が全く乱れていないことが、力丸の自尊心を刺激した。
裏通りの喧嘩ならまだしも、一人でも観客がいる場においては、自分の並外れた
腕力で相手を完膚なきまでたたき潰してこそだと考えている力丸にとって、
不様に翻弄される姿は屈辱以外の何者でもなかった。
キュッキュッとリングシューズの音が空しく響き、力丸の体からは絶え間なく
大豆粒ぐらいの汗が飛び散る。
ビシッ!!
初めて純が攻撃に転じた。
ついに来た、と力丸は少し嬉しくなったが、その拳の破壊力が、相手の体格に比べて
妙に強いことに驚いた。
ガードした腕に受けたパンチは、そんなに腰が入ってなさそうに見えて、一歩後退
させてしまう程度の威力だったのである。
隙をついてボディーに二発!!
「ぐはあっ!?」
錯覚じゃない、と力丸は感じた。
純の口元が怪しく緩む。
あの野郎、グローブの下に鉛の棒でも握ってやがるのか、と力丸は疑ったが、
直にそれが、大量の発汗と、これまでに空振りをしたパンチによる体力消費
であることに気付いた。
しまった、と力丸が気が付いた時にはもう遅く、体力が半分以上失われた
体を容赦なく純が攻めていた。
まるで人格が変わってしまったかのように獰猛さを見せる純。
ストロー級の体格なので、決してガッツンガッツンといったパンチではないが、
ぐんぐん攻め挙げていく。
初めて体験する防戦に、力丸は面喰らった。
「この!!」
またしてもパンチが流れる。
ブン、と空気を切る。
ガードが空いたところを横っ面に数発。
「うあっ!?」
そしてテンプルにズシン、と重たいのがきたかと思うと、力丸の膝が
ガクン、と折れた。
上体をマットに突っ伏し、荒い息のまま、ニュートラルコーナーに待機している
純を認める。
「ダウン!!」
レフェリーの番頭の声が響く。
「1,2,3・・・・・・」
「オイ、もう終わりかこらあ!!」
口々に野次が飛びはじめる。
純がそれに無言ながら、両手を挙げて勝利をアピールしはじめる。
じりじりと羞恥心で心臓が焦げる。
立たなければ、と思い膝を押さえるも、またしても力が抜け、ベタッと
マットに転がった。
「4,5,6,7!!」
無情にもカウントが進む。
まずい、このままでは・・・・・・・。
「8,9・・・・」
もうだめだ、と力丸は思った。
「10!!」
くそっ・・・俺はこんなひょろひょろの野郎にのされたっていうのか・・・・。
あまりのショックに、力丸はそれが現実に自分の身に起こっていることとはすぐに
認識することすらできなかった。
「さあて・・・・普通の拳闘ならこれでお客さんの負けだ・・・けど、言ったはず・・・
ここの拳闘は違うってね・・・・」
「!?」
純は力丸の体をリングシューズで転がすと、トランクスの膨らみを確かめるように
ゆっくりと揉んでゆく。
当然、力丸のものが反応しないはずはない。
充血して堅くなった海綿体を探り当てると
「ほーら、ノックアウトされたっていうのに、こんなに堅くなっちゃって・・・」
「う・・・・」
面白いように手玉にとられるのがたまらなく屈辱だった。
というか、明治のこの世はまだキリスト教の影響も薄く、男色などタブーでも何でも
なかったとはいえ、やはり無類の女好きの力丸にとって、同じ男に対して、しかも
自分の自慢の腕力をねじ伏せるという屈辱を与えたような相手に勃起させられるという
のがたまらない恥辱だったのだ。
「しかし、こっちが元気ということは、まだやれるっていうことでしょう・・・」
純は、どうだこの助平野郎とばかりに侮蔑の視線を力丸に注ぐ。
目はまだ反抗的な意志を見せていたが、もはやこの時点で完全に勝負は
ついている。
「うぐぐ
「まあ、とは言ってもすぐに試合再開というのも無理・・・・1分だけ、インターバル
をあげますよ・・・」
そう言いながら、純は自分のコーナーに戻る。
その間、力丸はよろよろと自分のコーナーに戻ると、一升瓶の水をセコンド係の少年から
ひったくると、ぐびぐびと飲んだ。
その間も、彼等は力丸の応急処置やら、『下の世話』をし始める。
「さあ、もうそろそろ回復した頃でしょう?」
ゴングが鳴って、第3ラウンドに突入した。
相変わらず防戦、というよりも、もうひたすらサンドバッグに徹することを
強いられる力丸。
もはや、闘っているという感覚は残されていなかった。
観客達の失笑や野次に、力丸はいちいち睨み付けることもできずにいた。
もう、なりふりなど構うことなど力丸には許されていないのだ。
「オラオラ、足を使ってでも逃げんかい!!」
「何やってるんだこのでくの坊が!!」
その間にも純のしなやかな腕が力丸を容赦なく責めていく。
走り込んでよく鍛えた下半身に、鞭のようにしなる背筋。それらが一つに
なったとき、それは凶悪なまでの速度になって相手に襲い掛かるのだ。
見えない拳が力丸のプロレスラーのような体を青あざだらけにしていく。
胸に2発、ワンツー!
咳き込むように頬が膨らんだところでみぞおちにマシンガンジャブ!!
「ぐっ・・・・・はぁぁああ」
弛んだ顔のまん中にある鼻に強烈な一撃!!
鼻血がマットに飛び散ると、嬉々として純はこめかみに重い右フック。
そこでまた、力丸の視界がパァッと真っ白になった。
バランスを崩したところで顎にガツンと深いアッパーカット。
倒れるさま、少年レフェリーのカウントが入る。
「10!!ノックアウト!」
KO宣言が出されるとすぐにわらわらと細身の少年たちがリングに上がり、
念入りに力丸のものを刺激し勃起させるまでのドクターチェックをすると、レフェリー
にまだ試合続行可能であることを告げ、試合再開となる。
勃起してはサンドバッグ。そしてドクターチェックやインターバルの『手当て』の
度に射精をくり返す力丸。
やめろ、もう勃たないでくれ・・・・・・・。
そう思いながらも、一晩に女郎を3回も失神させては交代させるほどの精力は
無情にも力丸をリングから下ろさせることはなかった。
そして7R。
純の右フックをテンプルに喰らった力丸は、ズドンと大きな音を立てて
リングに崩れ落ちた。
大の字になったまま、呼吸のたび力丸の胸が何度も大きく上下する。
ジワリ、とトランクスの股間の部分が濡れはじめた。
不覚にも、力丸は恐怖のあまり、少女のようにしか見えない純の前で・・・・・・。
「あああ・・・・・・」
もはや、これぐらいのことでは動じないぐらいに羞恥心は麻痺してしまっていた。
こうなってはさすがに試合続行はできないとばかりにゴングが乱打された。
「試合終了!勝者、純!!!」
「あ・・・・・うっ・・・・・・」
その宣告に、あの根っからの喧嘩屋のはずの力丸が安堵感すら感じてしまっていたのだ。
そのことが力丸自身にもショックだった。
もはや、文字どおり足腰の立たない体に純の手が伸びる。小便でぐっしょりと濡れた
トランクスをゆっくりとおろすと、わくわくした様子で
「ふふふ・・・なかなかカリ首太いなあ・・・・・!!!」
純の舌先が力丸の肉塊の先端をちろちろとくすぐる。
「あうっ!!」
年端のいかない下っ端たちではどうにもならなかった力丸のものが、また嘘のように堅くなる。
「ふふっ、男の誇りは失っても、性欲だけはいっちょまえに残ってるなんて・・・・・
どうしようもねえ淫乱野郎だな・・・・・」
くすくすと純は笑って力丸のものをしごく。
「ああっ・・・・・やっ・・・・・やめろ・・・・・」
「何だよ、反抗するんならもっと殴ってやろうか?こちとら、まだたっぷり
スタミナはあるんでね!!」
スパンスパン、と純はグローブを叩き合わせる。
それだけでもはや、力丸の反抗心を押さえ付けるには十分だった。
「さあて・・・・・その前に、敗北宣言ってやつをして貰おうか」
更に純は力丸に要求する。
「あっ・・・・・・う・・・・・?」
「ここにいる旦那衆さんに、手前ぇがこの僕に負けたって大きな声で宣言するんだよ!」
「そっ・・・・・そんな・・・・・・」
その僅かな躊躇に、純の脇腹キックが飛ぶ。
「げふうっ!!」
「内臓ブチまけるか?それともそのバカヅラ、潰してやろうか?どっちがいいんだこのデブ!!」
「あっ・・・・・・おおっ・・・・俺の・・・・・負けだ・・・・・・」
「ああん!?聞こえねえんだよっ!!そんなんじゃあ旦那衆の耳に届かねえだろう!!」
グニュッ、とリングシューズが股間を踏み締める。
「おっ・・・・おお・・・・俺の負けだぁ!!降参、降参するよぉ!!」
腹の底から精一杯の声を出すと、どっと場内が失笑の渦になる。
「ようし、上出来だ。御褒美をやるよ・・・・・知ってるか?きつい運動の
あとは、塩気のものと水が一番いいんだとよ!!」
純はぷらん、と自分のシンボルを力丸の顔に向けた。
「そっ・・・・そんなまさか・・・・・やめろ・・・・・」
ジョオオオオオオオオ。
そんな力丸の哀願も空しく、口に目掛けて純の小便が注ぎ込まれる。
「わっ・・・ぷっ!!」
吐き出しても吐き出してもひっかけられるうち、力丸はそれを飲むことを
余儀無くされた。
「ふふふっ・・・・こんなブクブクの腹でボクシングなんて・・・なぁ!!」
すっかり膨らんだ腹をズン、と踏み締められて、またしても力丸はのたうち回る。
「あっはっはっはっ!!いい気味だよ、この豚野郎がぁ!!!」
そう言いながら、今度はトランクスを足首まで引き降ろすと、
「今度はケツの穴だ!!」
とばかりに一気に純のものをズドン!
「げはっ!!!」
さっきまでのと全く違う感触だった。
明らかに相手を楽しませることを考えていない腰の動き。
力丸に比べるすべもないようなサイズのモノがぐいぐいと力丸に侵入していく。
「いっ・・・・・てえええええええ!!!!!」
力丸の『処女』が奪われた瞬間だった。
メリメリと無遠慮に、泥鰌のようなペニスが力丸に何度も激痛を与えていく。
決して大きい方ではない純の持ち物だが、男に尻穴を犯されたことなど一度もなかった
力丸にとって、それは未曾有の苦痛だった。
パァン、パァンと汗で濁りながらも高い衝撃音が響く。
「はあっ・・・・・」
どう聞いても、とても男のものとは思えない声だが、そんな野郎に犯されているのかと
思うと・・・・・・。
両手は空いていたが、決して力丸のものはしごかない。
それを見ながら、ニヤニヤして右手を褌の中に持っていく観衆を数人認めると、
「さあ、旦那さん方も、存分に楽しんでくださいな・・・・」
純が手招きすると、我も我もとリング上に観衆が上がり、力丸を弄ぶ。
「くおっ!!はあっ!!!」
数え切れない程の肉棒を次々とねじ込まれては、精液を注がれ、力丸の下半身は
見ず知らずの好事家たちによってヌルヌルにされていった。
意識が薄れゆく度に、純のリングシューズが背中にめり込む。
「こいつっ!!!気絶したら締まりが悪くなるだろう!!」
「ああっ・・・くはあっ・・・・・」
もう、気絶してでもいいから、取り敢えずこの苦痛から逃れたい・・・・・
いや、苦痛なのか、と力丸は自問自答した。
喧嘩をすれば、一撃で足下に沈めることができるような好色親父どもにいいように玩具
にされながら、力丸は自分の中に沸き起こりだした、不可思議な感触に襲われた。
ズブズブと泥沼に沈んでいくように、力丸の中で、屈辱がじわじわと快感に変わってくるのを
感じていた。
そんな、この俺が尻穴責めで気持ちがいいだなんて・・・・・。
「うおっ・・・・おおおおおおおおおおっ!!!!!!!」
ドピュッ!!!!
最後の客が力丸にありったけ吐き出して、力丸は風船がしなびていくかのように、くたっと
マットに横たわった。
「あっ・・・・ああっ・・・・・・・」
それでも、悲しいことに力丸のものは萎えない。
「全く・・・・・・お前、相当の好き者のようだな・・・・こうなったら、親方を
相手にして貰うしかないな・・・・・・」
親方・・・・・・・?
純が奥に向かって声をかけると、身の丈180cmを超えるような大男が、のっしのっしと
体を揺らしながらリングに向かってやってくるのがわかった。
「純、どうした、手前一人じゃ片付けられなかったのか?」
無精髭を生やしてまるで野武士のような風貌の男がどうやら、その親方らしい。
「ふふっ・・・・親方、見てよ。なかなかいい男っぷりだろう?丁度親方好みだろうと
思ってね・・・・・・」
うつ伏せになっていた力丸をリングシューズで仰向けにすると、親方の大熊はにやりと
笑い、着物をバッと脱ぎ捨てた。
六尺褌の下から、なすびのようなものがいきり立っているのが力丸にも良く分かった。
「ほほう、確かにコイツは上玉じゃねえか、活きも随分と良さそうだぜ・・・・・・」
ざんばら髪の大熊は、舌なめずりをすると、褌をシュルシュルと解いた。
「で・・・・・・でけえ!!!!」
太さこそ、力丸と互角だったものの、大熊の両足の間にぶら下がっていたのは、まるで
山芋のような大きさなんじゃないかと見まがう程の迫力を持っていた。
勿論、ここまでのお宝は力丸も見たことがない。
「ふふふ・・・・・・しゃぶれ!!」
もはや、逆らうという選択肢は力丸には思い付くはずもなく、力丸は無言で
それをしゃぶり続けた。
「おっ・・・・コイツ、歯ぁ立てんな!!」
「んっ・・・・・んんっ・・・・・!!!!」
「下手な野郎だな、コイツは・・・・・・・」
「贅沢言っても始まらないよ親方・・・・・・こんな親方好みの野郎、そうそういないだろう?」
「ハハッ、違ぇねえや・・・・・・・」
飢えた赤子が乳房に吸い付くように力丸は必死に大熊を頬張る。
「よし、もういいぞ・・・・・・次はケツだ!!!」
大熊が力丸の尻を広げると、ドロリと大量のザーメンが流れ落ちる。
「ほお・・・・・こっりゃあ随分沢山貰ったんだな、ええっ?」
大熊は、セコンドの少年たちにそれを拭き取らせると
「俺の味は二度と忘れられないぜ・・・・・」
と、先端からゆっくりと挿入した。
「つっ・・・・・・・!!!!!うああああああああああ!!!!!!」
ズブリ!!
力丸の体の芯が貫かれ、力丸はぴぃんと弓なりに沿った。
肉づきの良い胸を大熊に両手で支えられながら、乳首をコリコリといじられる。
先程までの、ただ性欲処理だけのための観客たちとは違い、明らかに力丸の射精
を狙った行為が読み取れた。
「おおう・・・・・うおおお!!!!!」
「ふふっ・・・・・ケツもいい頃合に柔らかくなってきてやがるな、ええっ!?」
あまりの巨根はまさに尺八でも突っ込まれているんじゃないかというぐらいで、
その勢いはまさに骨盤をも砕かんとするようなものだった。加えて、今まで何千人もの
若い男をものにして身につけたのか、魔性のテクニックがそれに加わり、力丸は
あまりのエクスタシーに、よだれを垂らしてよがり狂う。
顎鬚のジョリジョリした感覚が力丸の胸を何度も擦り、むせ返るような男の体臭が
全身を包んだ。ペチャペチャといやらしい音を立てて、力丸の乳首が弄ばれていく。
終わることのない色地獄の中、力丸はじわじわと自我が崩れ去っていくのを感じていた。
まるで、砂浜に作った城が波にさらわれて形を失っていくように、性感の激しい波は
やがて力丸を一人の肉奴隷へと変えていった。
ビー玉のような汗をまき散らしながら、密着した力丸と大熊の体は紅蓮の愛欲炎の
中でパチパチと焦がされていく。
あまりの劫火に、汗は瞬時に霧となり、体内の水分は口から蒸気となって天井へと
吹き上がっていく。
水面に落ちた油が描くような虹色の無重力空間に放り投げられた二人の
魂は、ねじれあい、もつれあいながら、頭上に輝く真っ白な光目指して
一直線を描いた。
無数の肉紐が、同じように大熊の分身を締める。一時も止まることなく、それぞれがまるで
別個の生き物のように、しかし確実に唯一の意志で統率されたかのように・・・・・・。
「むんっ!!!」
「うおっ・・・・・あっ!!!」
大熊の噴水のような精液まの勢いにはたまらず力丸もあがくように両手で空を掴み
続けたが、それが全くの無駄な行為であるかどうかなど、もう判断もつかなかった。
「ふぅ・・・・・どうだ?」
白目を剥いて大熊の足下に転がる力丸。
もはや、滴り落ちる精液が顔にポタポタと落ちているのも分からない様子だった。
「親方、こいつもう、返事もできないようだよ?ふふっ」
純が小悪魔的な笑いを浮かべて言った。
「全くこいつは上玉だぜ、とりあえず手当てしてからお前の部屋の布団で寝かせておけ!!」
大熊はにやりと笑うと、ドロリとだらしなく射精した力丸の柔らかい肉棒を軽く
口に含んでから、純と少年たちに力丸を運ばせた。
それから、喧嘩屋力丸の名を聞く者はいなかったが、その代わり、とっぷりと帳の降りた
月夜の晩には、この男衆宿にちょくちょく顔を出す力丸の姿が目撃されたという。
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- ショタ小説
- 2010⁄08⁄31(Tue)
- 00:13
黒のタンクトップにエスニック柄の黄色いトランクス かしす
純が力丸の部屋に忍び込んだのは、試合日の前夜遅くだった。
力丸が何だかんだと理由をつけて、県外の高校に進学し、親元を離れての
気ままな一人暮らしをしているということ、それに根っからの大雑把な
性格から鍵などかけないことなどは、既に調査済みのことだった。
「んっ・・・ん・・・・」
黒のタンクトップにエスニック柄の黄色いトランクス、という
格好で、大の字になって眠っている力丸の鼻先に、学校の薬品庫
からくすねてきたクロロホルムをしみ込ませたコットンを近付けた。
途中で起きられては元も子もない。
大口をあけて高いびきの力丸は、くてっ、とあっけなく熟睡してしまった。
これなら並み大抵のことでは起きるまい。
ことの発端は、入学して間もなくのことだった。
「お前、本当にポコチンついてんのかよ!?」
クラスで自分よりチビを見つけて、力丸は嬉しそうにそう言った。
前田愛にかなり似た顔だちから、そういう挨拶になったのだろう。
力丸にしてみれば普通の挨拶のつもりなのだ。
B体の短ランにトレーナー、ボンタン。靴は踵をはきつぶしたスニーカー。
そんな力丸の言うことだから、デリカシーを期待する方がおかしいのかも知れない。
「なっ・・・」
自分でも日頃気にしていることをここまで直截に指摘されて、純
は思わずむっとした。
「おっ、やろーってーの!?面白いじゃん、空手に柔道、相撲にボクシング、
プロレスだってなんでもありだからな!」
しかし、力丸よりも更に背が低く、これといったスポーツもやっていない
貧弱な純の体格では、勝負になるはずもない。
「・・・・そんなこと言わないでよ・・・」
俯き加減にそうつぶやく。それが純にできる最大の抵抗だった。
「ぎゃっはっは!!面白ぇ奴だな!!何男同士で照れてんだよ、本当、女みてぇだな!」
それからというもの、ことあるごとにこの台詞を口にするだけでなく、
純の後ろの席になってからは、暇つぶしにシャーペンで背中をつついたり、
英語の宿題を代わりにやらせてみたり、弁当のおかずをとってみたり、
からかったりと、力丸なりの可愛がり方で接してこられてきたが、純
にとっては屈辱でしかなかった。
それで、中間テスト期間の始まる前に、遂に勇気を振り絞って
「西野君っ!!もうこれ以上我慢できないからねっ!!け・・・決闘だっ!!僕が勝ったら
二度とこんなことしないように約束しろっ!!」
わざわざ校舎裏に呼び出して、何かと思えば、自分では可愛い舎弟のつもりでいた
純が、足腰をがくがくさせながらこんなことを言うなんて。
ちょっと驚いたが、にやりと笑うと
「へーえ。言うじゃんか。そうだ、喧嘩なら停学になっちまうからよ、中間休みの
この日、ここに来いよ」
と、数学のノートの端を破って、繁華街外れの廃ビルの住所を手渡した。
「えっ・・・・・?」
「へへへ、男らしく、コレで決着つけようって言ってんのさ・・・」
と、力丸はシャドーボクシングをして見せた。
拳が唸るのを見て、思わず生つばを飲んでしまう純だったが、これで
引き下がる訳にもいかない。
「あ、ああ、いいよ!でも西野君がボクシングジムにいたなんてね・・・ボクサー
が素人相手にリングに上がるんだ・・・」
「バーカ、本当にボクシングやってたらこんなに脂肪ついてるかよ!
減量なんて死ぬ程嫌いだからな。全て自己流の喧嘩殺法よ!」
「えっ・・・じゃあここは・・・・?」
「週末に開かれる地下ボクシングの試合会場さ・・・」
「地下・・・・ボクシング・・・・・」
「おっ、どうした、びびってションベンちびりそうなツラしてんなあ?いいんだぜ?
お前みたいな良い子ちゃんが来るようなとこでもねえし、俺も優しいつもりだからよ、
力丸様、許してください、って頭下げりゃあ勘弁してやるさ・・・」
「!!分かったよ、この時間だね!」
「オッ、やんのかぁ!!まあ、それなら一週間は休む覚悟で来いよ!」
純はそのまま、背を向けると無言で走り去った。
力丸を勃起させることは本当に簡単だった。寝る前に数Rばかり
抜いたであろうに、トランクスを降ろして裏の縫い目を人さし指で
なぞっただけで、俊敏に反応してくる。
それだけならまだしも、そのサイズは純を威圧するには十分だった。
長さこそやや短かめだが、ベビーハムのように太いのだ。
純の小さな手では握っても、親指と中指の間がかなりあいてしまう。
自分がソープ嬢だったら、まず相手にしたくないようなサイズだ。
色も形も亀頭は李のようだ。
まずはこいつをKOさせて、少しでもスタミナを奪ってやらないと、
本気で殺されかねない。
一応、喧嘩などしたこともなかったからと、自分の腕力を試す
べく、ゲームセンターのパンチングマシンにトライしたこともあった。
結果は64kg,55kg,58kg。
これではとても勝ち目がない。素手でやらせて貰ったとしても、
勝負になりっこなさそうだ。
そこに、どこからついてきていたのか、力丸が後ろから
「じゃ、次は俺だかんな!!」
そう言うなり、167kg,174kg,159kgと軽くその日の最高記録を
塗り替えてしまった。
こんなパンチ力なら、マイク・タイソンとでも互角に戦えるんじゃないかと、
純は思った。
「へっへっへ、もっと腕力つけないと、ホントに殺しちゃうぞ・・・」
そう笑いながら店を出ていく力丸に純は力の差を歴然と感じていた。
そんな訳で、一応腕立てと腹筋は決闘を申し込んでから毎日やったし、
ボクシングの入門書も買った。
しかし、書店の主人に
「お嬢ちゃん、ダイエットかい?とても必要には見えないがねえ?」
と言われて、がっくりさせられたこともある。
ジーンズで歩いていても、ナンパにはよく遭うのだ。
内心、力丸がうらやましかった。
まずは激しくしごいてみよう。特に亀頭を集中的に攻めると
いくのが早い、ということは純も男だから知っていた。
でも、もうむけて、しかも黒くなっている力丸に比べて、純は
というと、小指にたこやき二つといったサイズで、色も顔のように白い。
それもコンプレックスにはなっていた。
だから、もう露出している亀頭を攻めるのは勝手が違うか、とも
思ったが、実際にやってみると、ヌルヌルとカウパーが分泌されだし、
しごくたびにクチュクチュといやらしい音を立てた。
いける、これならKOも時間の問題だろう、そう純は思った。
「何Rぐらいもつのかな・・・・・」
ちなみに純も覚え立ての頃、限界を試してみたのだが、結果は
4回戦ボーイで翌日は再起不能の状態になっていた。
「へへへ・・・」
しかし、15,6分もしごいているというのに、未だに射精する兆しも
ない。
いらだってきた純は、思いきって銜えてみることにした。
ノンケの純にはかなり勇気がいることだったが、殺されるよりは
ずっとましだ。
「んっ・・・・!!」
力丸の丸い鼻がぴくりと動いた。
「ほーら、段々感じてきたでしょ?」
「うー・・・うー・・・!!」
チロチロと先端を執拗に責めた。
「くおっ・・・」
ブピュッ、と音を立てて熱い精液が吹き上がった。
どうだ参ったか、もうこれだけでかなりの体力を消費しただろう、
そう思って精液を飲み尽くすと、
「わっ!!」
純は思わず小さく声を上げた。
それもそのはず、つい今さっき発射したばかりだというのに、
力丸のものはぐにゃりとすることもなく、ファイティングポーズ
をとったままだったのだ。
さあどうした、もうこれで終わりか、そういいたげな様子ですらある。
「す・・・すごい・・・まだ欲しがってるなんて・・・」
そうとなってはこちらも負けてはいられない。
それなら無制限勝負に持ち込んでやる、そう覚悟を決めた純
は、そのまま2R目に突入した。
東の空がうっすらと白む頃、「勝負」の決着はついた。
力丸Jr.の完全KO負け。17R4:18だ。
全く、こんな化け物を相手にしていては、命がいくらあっても足りないと
純は思った。
げふっ、と栗の花の匂いのするげっぷを漏らした。
気のせいかどうか分からないが、腹もたぱたぱと音がするようだ。
力丸のJr.は握ると丁度拳に隠れるぐらいのサイズにまで縮んでしまっていたが、
しかしもうさすがに、いくら揉んでも銜えてももうぴくりとも動かない。
心持ちか、げっそりと顔も細くなった・・・ようでもない。
さすがに頬はぷくぷくしたまんまだったが、かなりのスタミナを消費
したことはまず間違いない。
純は押し入れをごそごそとあさると、力丸の虎柄シースルー
の試合用トランクスを発見した。
懐から無色透明の粘液のボトルを取り出すと、丁度Jr.がおさまる位置をそれに浸した。
それを乾燥させ、感触も見かけも他の部分と区別がつかないのを
確認すると、そのまま部屋を出た。
試合当日。
女の子はリングに上がれないよ、とチンピラに言われて、ばっと胸を
見せた純は、そのまま選手控え室に通された。
「坊主、何だってまたあんなチャンプなんて相手にすんだ?」
「それは・・・・色々あって・・・」
「へへっ、ケツ掘られたいんなら直接そう言えばいいじゃねえか!」
「・・・そんなんじゃありません・・・」
「へへへっ、行くぞぉ・・!!」
それから無我夢中で純は力丸の腹にラッシュをかけた。
「うげっ!ぐはっ!!」
くそっ、と力丸はジャブを一発、やっとのことで純に返した。
「あうっ!!」
ここからは形成逆転だ。必死にクリンチしようとする純に
「随分と昨日の晩は激しかったじゃねぇか・・・」
「何だ、途中から起きてたんだ・・・」
「あたぼうだぜ・・・あんなに激しくやられちゃあな・・・」
「じゃあどうして止めなかったのさ・・・」
「決まってんじゃねぇか・・・気持ち良かったからだよ・・・それに、それぐれぇ
ハンデをやらねえとな・・・」
そこでゴングが鳴った。
「坊主、お前、なかなか強いじゃねえか!」
「ヘヘヘ。まあね」
セコンドはにやりと笑って、ずしりと重いグローブを叩いた。
純は力丸のパンチを巧みに交わすと、次々とパンチをクリーンヒット
させていく。
腕力がないとはいえ、反射神経のいい純にとって、猪突猛進の力丸
の攻撃など、見切るのは訳がなかった。
「くあっ・・・この野郎、グローブに何か仕込んでやがんな・・・」
「へへっ、ばれちゃしょうがないや・・・ハンデに鉛の棒握ってんのさ!」
なるほど、これなら腕力の差があっても太刀打ちはできるだろう。
「ったく、そうでもしなけりゃこんな威力のパンチなんか打てないもんな・・」
「なっ・・・何をーっ!!」
純もここまで言われれば引き下がれない。どんなことがあっても力丸
を倒してやるとばかりに必死に攻撃に転じる。
「くっ・・・はっ・・・・・」
とその時、突如、ぬるっ、と力丸のJr.が粘液に包まれた。
「こ・・・こりゃあ・・・」
「ふふっ、やっと汗で戻ってきたんだね・・・その特製ローション。」
「なっ・・・」
「帰る時に細工しといたのさ・・・汗を吸えば吸う程とけ出して
くるからね・・・」
「くっ・・・それだけじゃねぇだろう!!」
「そりゃそうさ、ローションにはたっぷりと媚薬をしみ込ませておいたからね・・・
おチンチンしごきながら闘ってるようなもんさ・・・」
「この野郎、どこまで卑怯なんだっ!!」
「卑怯はどっちさ!腕力でかなわない僕相手にボクシングなんてさ!」
「ボクシング?バーカ、今までのはボクシングごっこなんだよ!!」
そう言うと、力丸は、更に体が熱くなるのも構わず純を攻めあげた。
「オラオラオラ!!これが本物のボクシングってもんなんだよっ!!」
威力が違う、と純は思った。
痛いというより、ガードの上から殴られてるのに、1メートル近く
も後ろに飛ばされるという感じだ。
「あうっ!!」
力丸の右フックで思わず純はロープに叩きつけられたまま、ぐてっと
のびてしまった。
のつしのっしと近付く力丸におびえる純。
「へへへ・・・やられたらやり返す主義なんでね・・・」
そう言いながら右手をトランクスに突っ込むと、ぐいぐいと純のものを
しごいてやった。
「はっ、お前ぇはボクシングもポコチンも相当トレーニング不足なんだなぁ?」
「あうっ・・・痛い、痛いよ西野君っ・・・・」
「それにしてもちっちぇなぁ・・・俺のはヘビー級だけど、お前はべビー級じゃ
ねぇのか!?」
「そんなぁ・・・」
「オラオラッ!!俺が男のオナニーってやつを教えてやるぜっ!!」
「嫌ぁあああ!!」
まるでレイプされる少女のように声を張り上げる純。
その様に観客の興奮も頂点に達した。
「あうっ!!」
力丸はヌルヌルになった手をトランクスから出すと、ぺろぺろとなめ取った。
「ぎゃっはっはっは!!本当に女みてぇな声出しやがって!!」
「あっあっああーっ・・・・こんなみんなが見ている前で・・・」
「だから燃えるんじゃねぇか・・・相当強い媚薬なんだな・・・
こっちもグングンきやがってるぜ・・・・」
「やめて・・・・」
「俺をこんな気分にさせたのはおめえじゃねえか!!」
「あっあっ・・・・ああーっ!!」
力丸のグローブの中が、ヌルッと潤った。
がくっ、とうなだれる純に一撃見舞うと、力丸は
ニュートラルコーナーに戻った。
レフェリーの10カウントを待つと、力丸は純の股間を
ぐりぐり踏み締め、
「ぎゃっはっはっは!!どうしたってお前は俺にゃあ勝てねえんだよ!」
それから、手渡されたチャンピオンベルトを後ろに投げ捨てると、
「へへっ、チャンピオンベルトならそこに寝転がってるじゃねぇか!!」
そう言うと、純の濡れた股間を踵でぐりぐり踏みにじった。
「おい、起きろよ。昨日の晩みてぇに来いよ・・・」
純はよろよろと這い上がると、顔にかかった精液も
払わず力丸のものを銜えて、両手を腰の後ろに
回した。
観衆の囲む中、一心不乱にしゃぶり続ける純を見下ろして、
力丸は勝利感に酔いしれるのだった。
力丸が何だかんだと理由をつけて、県外の高校に進学し、親元を離れての
気ままな一人暮らしをしているということ、それに根っからの大雑把な
性格から鍵などかけないことなどは、既に調査済みのことだった。
「んっ・・・ん・・・・」
黒のタンクトップにエスニック柄の黄色いトランクス、という
格好で、大の字になって眠っている力丸の鼻先に、学校の薬品庫
からくすねてきたクロロホルムをしみ込ませたコットンを近付けた。
途中で起きられては元も子もない。
大口をあけて高いびきの力丸は、くてっ、とあっけなく熟睡してしまった。
これなら並み大抵のことでは起きるまい。
ことの発端は、入学して間もなくのことだった。
「お前、本当にポコチンついてんのかよ!?」
クラスで自分よりチビを見つけて、力丸は嬉しそうにそう言った。
前田愛にかなり似た顔だちから、そういう挨拶になったのだろう。
力丸にしてみれば普通の挨拶のつもりなのだ。
B体の短ランにトレーナー、ボンタン。靴は踵をはきつぶしたスニーカー。
そんな力丸の言うことだから、デリカシーを期待する方がおかしいのかも知れない。
「なっ・・・」
自分でも日頃気にしていることをここまで直截に指摘されて、純
は思わずむっとした。
「おっ、やろーってーの!?面白いじゃん、空手に柔道、相撲にボクシング、
プロレスだってなんでもありだからな!」
しかし、力丸よりも更に背が低く、これといったスポーツもやっていない
貧弱な純の体格では、勝負になるはずもない。
「・・・・そんなこと言わないでよ・・・」
俯き加減にそうつぶやく。それが純にできる最大の抵抗だった。
「ぎゃっはっは!!面白ぇ奴だな!!何男同士で照れてんだよ、本当、女みてぇだな!」
それからというもの、ことあるごとにこの台詞を口にするだけでなく、
純の後ろの席になってからは、暇つぶしにシャーペンで背中をつついたり、
英語の宿題を代わりにやらせてみたり、弁当のおかずをとってみたり、
からかったりと、力丸なりの可愛がり方で接してこられてきたが、純
にとっては屈辱でしかなかった。
それで、中間テスト期間の始まる前に、遂に勇気を振り絞って
「西野君っ!!もうこれ以上我慢できないからねっ!!け・・・決闘だっ!!僕が勝ったら
二度とこんなことしないように約束しろっ!!」
わざわざ校舎裏に呼び出して、何かと思えば、自分では可愛い舎弟のつもりでいた
純が、足腰をがくがくさせながらこんなことを言うなんて。
ちょっと驚いたが、にやりと笑うと
「へーえ。言うじゃんか。そうだ、喧嘩なら停学になっちまうからよ、中間休みの
この日、ここに来いよ」
と、数学のノートの端を破って、繁華街外れの廃ビルの住所を手渡した。
「えっ・・・・・?」
「へへへ、男らしく、コレで決着つけようって言ってんのさ・・・」
と、力丸はシャドーボクシングをして見せた。
拳が唸るのを見て、思わず生つばを飲んでしまう純だったが、これで
引き下がる訳にもいかない。
「あ、ああ、いいよ!でも西野君がボクシングジムにいたなんてね・・・ボクサー
が素人相手にリングに上がるんだ・・・」
「バーカ、本当にボクシングやってたらこんなに脂肪ついてるかよ!
減量なんて死ぬ程嫌いだからな。全て自己流の喧嘩殺法よ!」
「えっ・・・じゃあここは・・・・?」
「週末に開かれる地下ボクシングの試合会場さ・・・」
「地下・・・・ボクシング・・・・・」
「おっ、どうした、びびってションベンちびりそうなツラしてんなあ?いいんだぜ?
お前みたいな良い子ちゃんが来るようなとこでもねえし、俺も優しいつもりだからよ、
力丸様、許してください、って頭下げりゃあ勘弁してやるさ・・・」
「!!分かったよ、この時間だね!」
「オッ、やんのかぁ!!まあ、それなら一週間は休む覚悟で来いよ!」
純はそのまま、背を向けると無言で走り去った。
力丸を勃起させることは本当に簡単だった。寝る前に数Rばかり
抜いたであろうに、トランクスを降ろして裏の縫い目を人さし指で
なぞっただけで、俊敏に反応してくる。
それだけならまだしも、そのサイズは純を威圧するには十分だった。
長さこそやや短かめだが、ベビーハムのように太いのだ。
純の小さな手では握っても、親指と中指の間がかなりあいてしまう。
自分がソープ嬢だったら、まず相手にしたくないようなサイズだ。
色も形も亀頭は李のようだ。
まずはこいつをKOさせて、少しでもスタミナを奪ってやらないと、
本気で殺されかねない。
一応、喧嘩などしたこともなかったからと、自分の腕力を試す
べく、ゲームセンターのパンチングマシンにトライしたこともあった。
結果は64kg,55kg,58kg。
これではとても勝ち目がない。素手でやらせて貰ったとしても、
勝負になりっこなさそうだ。
そこに、どこからついてきていたのか、力丸が後ろから
「じゃ、次は俺だかんな!!」
そう言うなり、167kg,174kg,159kgと軽くその日の最高記録を
塗り替えてしまった。
こんなパンチ力なら、マイク・タイソンとでも互角に戦えるんじゃないかと、
純は思った。
「へっへっへ、もっと腕力つけないと、ホントに殺しちゃうぞ・・・」
そう笑いながら店を出ていく力丸に純は力の差を歴然と感じていた。
そんな訳で、一応腕立てと腹筋は決闘を申し込んでから毎日やったし、
ボクシングの入門書も買った。
しかし、書店の主人に
「お嬢ちゃん、ダイエットかい?とても必要には見えないがねえ?」
と言われて、がっくりさせられたこともある。
ジーンズで歩いていても、ナンパにはよく遭うのだ。
内心、力丸がうらやましかった。
まずは激しくしごいてみよう。特に亀頭を集中的に攻めると
いくのが早い、ということは純も男だから知っていた。
でも、もうむけて、しかも黒くなっている力丸に比べて、純は
というと、小指にたこやき二つといったサイズで、色も顔のように白い。
それもコンプレックスにはなっていた。
だから、もう露出している亀頭を攻めるのは勝手が違うか、とも
思ったが、実際にやってみると、ヌルヌルとカウパーが分泌されだし、
しごくたびにクチュクチュといやらしい音を立てた。
いける、これならKOも時間の問題だろう、そう純は思った。
「何Rぐらいもつのかな・・・・・」
ちなみに純も覚え立ての頃、限界を試してみたのだが、結果は
4回戦ボーイで翌日は再起不能の状態になっていた。
「へへへ・・・」
しかし、15,6分もしごいているというのに、未だに射精する兆しも
ない。
いらだってきた純は、思いきって銜えてみることにした。
ノンケの純にはかなり勇気がいることだったが、殺されるよりは
ずっとましだ。
「んっ・・・・!!」
力丸の丸い鼻がぴくりと動いた。
「ほーら、段々感じてきたでしょ?」
「うー・・・うー・・・!!」
チロチロと先端を執拗に責めた。
「くおっ・・・」
ブピュッ、と音を立てて熱い精液が吹き上がった。
どうだ参ったか、もうこれだけでかなりの体力を消費しただろう、
そう思って精液を飲み尽くすと、
「わっ!!」
純は思わず小さく声を上げた。
それもそのはず、つい今さっき発射したばかりだというのに、
力丸のものはぐにゃりとすることもなく、ファイティングポーズ
をとったままだったのだ。
さあどうした、もうこれで終わりか、そういいたげな様子ですらある。
「す・・・すごい・・・まだ欲しがってるなんて・・・」
そうとなってはこちらも負けてはいられない。
それなら無制限勝負に持ち込んでやる、そう覚悟を決めた純
は、そのまま2R目に突入した。
東の空がうっすらと白む頃、「勝負」の決着はついた。
力丸Jr.の完全KO負け。17R4:18だ。
全く、こんな化け物を相手にしていては、命がいくらあっても足りないと
純は思った。
げふっ、と栗の花の匂いのするげっぷを漏らした。
気のせいかどうか分からないが、腹もたぱたぱと音がするようだ。
力丸のJr.は握ると丁度拳に隠れるぐらいのサイズにまで縮んでしまっていたが、
しかしもうさすがに、いくら揉んでも銜えてももうぴくりとも動かない。
心持ちか、げっそりと顔も細くなった・・・ようでもない。
さすがに頬はぷくぷくしたまんまだったが、かなりのスタミナを消費
したことはまず間違いない。
純は押し入れをごそごそとあさると、力丸の虎柄シースルー
の試合用トランクスを発見した。
懐から無色透明の粘液のボトルを取り出すと、丁度Jr.がおさまる位置をそれに浸した。
それを乾燥させ、感触も見かけも他の部分と区別がつかないのを
確認すると、そのまま部屋を出た。
試合当日。
女の子はリングに上がれないよ、とチンピラに言われて、ばっと胸を
見せた純は、そのまま選手控え室に通された。
「坊主、何だってまたあんなチャンプなんて相手にすんだ?」
「それは・・・・色々あって・・・」
「へへっ、ケツ掘られたいんなら直接そう言えばいいじゃねえか!」
「・・・そんなんじゃありません・・・」
「へへへっ、行くぞぉ・・!!」
それから無我夢中で純は力丸の腹にラッシュをかけた。
「うげっ!ぐはっ!!」
くそっ、と力丸はジャブを一発、やっとのことで純に返した。
「あうっ!!」
ここからは形成逆転だ。必死にクリンチしようとする純に
「随分と昨日の晩は激しかったじゃねぇか・・・」
「何だ、途中から起きてたんだ・・・」
「あたぼうだぜ・・・あんなに激しくやられちゃあな・・・」
「じゃあどうして止めなかったのさ・・・」
「決まってんじゃねぇか・・・気持ち良かったからだよ・・・それに、それぐれぇ
ハンデをやらねえとな・・・」
そこでゴングが鳴った。
「坊主、お前、なかなか強いじゃねえか!」
「ヘヘヘ。まあね」
セコンドはにやりと笑って、ずしりと重いグローブを叩いた。
純は力丸のパンチを巧みに交わすと、次々とパンチをクリーンヒット
させていく。
腕力がないとはいえ、反射神経のいい純にとって、猪突猛進の力丸
の攻撃など、見切るのは訳がなかった。
「くあっ・・・この野郎、グローブに何か仕込んでやがんな・・・」
「へへっ、ばれちゃしょうがないや・・・ハンデに鉛の棒握ってんのさ!」
なるほど、これなら腕力の差があっても太刀打ちはできるだろう。
「ったく、そうでもしなけりゃこんな威力のパンチなんか打てないもんな・・」
「なっ・・・何をーっ!!」
純もここまで言われれば引き下がれない。どんなことがあっても力丸
を倒してやるとばかりに必死に攻撃に転じる。
「くっ・・・はっ・・・・・」
とその時、突如、ぬるっ、と力丸のJr.が粘液に包まれた。
「こ・・・こりゃあ・・・」
「ふふっ、やっと汗で戻ってきたんだね・・・その特製ローション。」
「なっ・・・」
「帰る時に細工しといたのさ・・・汗を吸えば吸う程とけ出して
くるからね・・・」
「くっ・・・それだけじゃねぇだろう!!」
「そりゃそうさ、ローションにはたっぷりと媚薬をしみ込ませておいたからね・・・
おチンチンしごきながら闘ってるようなもんさ・・・」
「この野郎、どこまで卑怯なんだっ!!」
「卑怯はどっちさ!腕力でかなわない僕相手にボクシングなんてさ!」
「ボクシング?バーカ、今までのはボクシングごっこなんだよ!!」
そう言うと、力丸は、更に体が熱くなるのも構わず純を攻めあげた。
「オラオラオラ!!これが本物のボクシングってもんなんだよっ!!」
威力が違う、と純は思った。
痛いというより、ガードの上から殴られてるのに、1メートル近く
も後ろに飛ばされるという感じだ。
「あうっ!!」
力丸の右フックで思わず純はロープに叩きつけられたまま、ぐてっと
のびてしまった。
のつしのっしと近付く力丸におびえる純。
「へへへ・・・やられたらやり返す主義なんでね・・・」
そう言いながら右手をトランクスに突っ込むと、ぐいぐいと純のものを
しごいてやった。
「はっ、お前ぇはボクシングもポコチンも相当トレーニング不足なんだなぁ?」
「あうっ・・・痛い、痛いよ西野君っ・・・・」
「それにしてもちっちぇなぁ・・・俺のはヘビー級だけど、お前はべビー級じゃ
ねぇのか!?」
「そんなぁ・・・」
「オラオラッ!!俺が男のオナニーってやつを教えてやるぜっ!!」
「嫌ぁあああ!!」
まるでレイプされる少女のように声を張り上げる純。
その様に観客の興奮も頂点に達した。
「あうっ!!」
力丸はヌルヌルになった手をトランクスから出すと、ぺろぺろとなめ取った。
「ぎゃっはっはっは!!本当に女みてぇな声出しやがって!!」
「あっあっああーっ・・・・こんなみんなが見ている前で・・・」
「だから燃えるんじゃねぇか・・・相当強い媚薬なんだな・・・
こっちもグングンきやがってるぜ・・・・」
「やめて・・・・」
「俺をこんな気分にさせたのはおめえじゃねえか!!」
「あっあっ・・・・ああーっ!!」
力丸のグローブの中が、ヌルッと潤った。
がくっ、とうなだれる純に一撃見舞うと、力丸は
ニュートラルコーナーに戻った。
レフェリーの10カウントを待つと、力丸は純の股間を
ぐりぐり踏み締め、
「ぎゃっはっはっは!!どうしたってお前は俺にゃあ勝てねえんだよ!」
それから、手渡されたチャンピオンベルトを後ろに投げ捨てると、
「へへっ、チャンピオンベルトならそこに寝転がってるじゃねぇか!!」
そう言うと、純の濡れた股間を踵でぐりぐり踏みにじった。
「おい、起きろよ。昨日の晩みてぇに来いよ・・・」
純はよろよろと這い上がると、顔にかかった精液も
払わず力丸のものを銜えて、両手を腰の後ろに
回した。
観衆の囲む中、一心不乱にしゃぶり続ける純を見下ろして、
力丸は勝利感に酔いしれるのだった。
- category
- ショタ小説
- 2010⁄08⁄31(Tue)
- 00:11
戦う少年 かしす
試合会場は廃ビルの地下だった。
太は翌週までに3万円をイジメグループに上納しなければならないため、
ツテを辿ってこの地下試合でファイトマネーを稼ごうとエントリーしたのだ。
もっと他に金の使い方ならあろうものだが、そこまで頭が回っていない。
そういった愚鈍さがいじめられる所以だが、そんなことを今さら言っても
はじまらない。
女なら援助交際なんて手段もあっただろうな、などと男であることを
悔やむ。不毛な空想だ。
この地下試合は地元のチンピラが胴元になっての賭けボクシングだったが、最近
ではそういった趣味の親父連中に話題のショーとなっていた。
勢い、腕力など皆無に等しい太でも、登場するだけでデブ専の観客は
十分に集められる。
中でも、まだ年端もいかない中・高生なら、集客力も抜群だった。
ボクシングはおろか、格闘技の心得など全くなく、体育の成績は万年2という
運動神経の太は、名前の通り176cm100kgといった体型だった。
そんなぐらいならボクシングなんて、などと贅沢を言っていられない。
ボクシングはせいぜい殴られるのは12Rだが、高校のイジメグループは
それ以上だろう。いざとなればノックダウンして10カウントを待てばいいのだ。
「へへっ、坊主もバカだな?金のためにこんなことまでしてよぉ・・」
そういいながら、セコンドはバンデージを巻くと、太にトランクスとお揃いの黒い
グローブを手渡した。
「お前のリングネームはサンドバッグ・太だ・・・しかし運が悪いねぇ、
今日の対戦相手は強ぇぜぇ・・・・?まあ、せいぜい殺されない程度に
頑張りなよ・・・」
そう言うと、大勢の観客でごったがえす試合会場へと誘導された。
話によれば、対戦相手は自分と同じ年の少年で、全戦無敗、全KO勝ち
というブルファイターで、そこいらのプロボクサー崩れ程度では全く
歯が立たないという。
「レディース・エーンド・ジェントルメン!!」
レディースなどどこにいるのか、と太は思った。客層など、ゲイ専門の
映画館のそれとほとんど変わらない。
「本日のタイトルマッチの始まりです!!
まずは青コーナー・・・挑戦者、サンドバッグ・太ぃーっ!!」
まばらながらの拍手に太は思わず緊張して直立不動になってしまった。
「続きまして、赤ぁコォーナァー!!無差別級チャンピオン、
リッキー・ザ・チャーンプ!!」
紹介されてから、入場口の扉が開いた。
蛍光色のけばけばしいセンスのガウンに身を包んだ力丸
は、161cmとやや小柄だった。
スポーツ刈りがちょっと伸びたぐらいの髪をツンツンに立てている。
太はちょっと想像とのギャップに拍子抜けしてしまった。
ひょいっとリングに上がると、バッとガウンを脱ぎ捨てた。
身長の割には61kgとがっちりむっちりとした、柔道家かレスラーのような
体が露になった。
トランクスはこれまた派手な虎柄のシースルーだったが、ミッキー・ローク
が使ったものよりも遥かに透過率が高いものを直接はいているようだった。
やや色白で、ピンクもかったような肌は少年らしくむちむちしているのが分かった。
沸き上がる声援にシャドーボクシングで応える力丸だったが、太を見るなり、
嬉しそうに口元を緩ませた。
大きな歯が並ぶ。
「へへっ、今日のサンドバッグはお前ぇか、太!」
力丸はグッと右拳をまっすぐ太の方に向けて、予告KOの
ポーズをとった。
こうあっては、こちらもボクサーとして黙っている訳にはいかない。
「ふん!!」
と、グローブを叩き合わせた。
レフェリーに中央に寄るように言われて、力丸は
ニヤニヤしながらこちらわ頭のてっぺんからつま先まで何度も見ながら
「へへへ・・・今日は気分が楽だぜ、何せいくら殴ってもこれ以上悪く
なりようのない野郎なんだからよ・・・」
「な・・何だと・・!!」
「だって本当じゃねぇか・・・よっ!!」
そう言うと、力丸は俺のトランクスを一気にずりおろした。
ぴょこんと飛び出た太のJr.を見るなり
「ぎゃっはっは!!思った通りだぜ、どうしてこう、デブっていう奴ぁ短小包茎
って相場が決まってだろうなぁ!!」
どっと観客に失笑が起こった。
「こっ・・・この野郎!!」
しかし力丸はぺろりと自分のトランクスも降ろして自分の息子も
誇示してみせた。
でべその下にぶら下がるものは15歳とは思えない太さで、親指サイズの太とは格段にでかい。
長さは薬指程度だが、マスの時は親指と人さし指の間に隙間ができるのは
確実で、先にはこぶりな李がのぞいている。
勝ち誇ったような表情で、
「どうするよ?ポコチン勝負じゃあ完全に俺の勝ちだ・・何なら、
ファンサービスでこのままスッポンポンで闘ってやってもいいんだぜ・・・」
「うぐっ・・・」
「それとも、マス勝負といくか!?同じ1RKO負けならこっちの方が痛い思いしなくて
済むぜ?俺はこっちも5年選手だからこんなチビなんだぜ?」
レフェリーは挑発を続ける力丸を腕で制すると、試合開始を宣言した。
カン、とゴングが鳴った。
太は思うがままに拳を振り上げて力丸に襲い掛かった。
いくら学校ではいじめられっ子だとはいえ、体重では40kgも
勝っているし、頭一つ背も高いのだ、本気になれぱこんな生意気な小僧、
KOできるはずだ。
・・・・と思ったのは数秒間だけだった。
ビシバシドスッ!!と腹と胸に衝撃が走って、太は思わず後退した。
「へへへへ・・俺様のジャブ、結構効くだろ・・・」
その台詞が聞こえた時にはもう完全に懐に入りこまれていた。
「フン、フンフンフンフンフンッ!!!!」
容赦ないボディー連打に太は早くもマウスピースを吐き出した。
胸に激しい力丸の鼻息がかかっているのと、玉のような力丸の
汗の匂い以外、太はもう何が何だか分からなくなっていた。
「おら、デカいの、しっかり応戦せんかい!!」
観客の酔っぱらい親父が下品なヤジを飛ばす。
しかしそんなものに応える余裕などどこにもない。
「この・・・」
と精一杯腕を振り回すも、それは体力の浪費にしかならない。
「オラッ!!必殺アッパー!!」
と、力丸の声が響いて、太が気が付くと、既にレフェリーのカウントが始まっていた。
「コラ、立て、何してんだぁ!!」
「1,2,3....!!」
無感情にカウントが響く。しかし、太はもう立ち上がる気力もない。
そこでゴングが鳴った。
太はやっとのことでコーナーに戻ると、セコンドがペットボトルを差し出した。
「なかなかのやられっぷりじゃねぇか、ええっ!?」
「どうしてタオル・・・」
「バーカ、そんなことしたら試合が終わってお客さんが大暴れしちまうじゃ
ねぇか!いいか、最低でも5Rは立ってて貰わねぇとな・・」
「そ・・・そんなぁ・・・」
「こっちはな、お前ぇがどうなろうと知ったことじゃねえんだよ!!万一くたばったら
コンクリに詰めて東京湾に沈めてやっから心配すんなよ・・ファイトマネーも
払わなくて済むしな・・・」
そう会話している間も、力丸は赤コーナーのポールに猛ラッシュでジャブを打っている。
2Rのゴングが鳴った。
よろよろとリング中央に向かう太に、待ってましたとばかりにパンチを浴びせかかる
力丸。たまらずロープにもたれかかる。腕は既にダラリとぶら下がったままだ。
「ブレイク!!」
そうレフェリーが命じようとしたが、力丸は更にいたずらっぽく笑うと、
赤いグローブを脱ぎ捨てた。
「!?」
「今度はベア・ナックルで可愛がってやるよ・・・」
そういうと、力丸はマウスピースを観客に向けてぺっと吐き出し、
ファンがそれを受け取るのを確認すると、おもむろに太の乳房に吸い付いた。
「へへへ、なかなかでかいパイオツじゃん!!」
「なっ・・!?」
くりくりと舌先で転がされた乳首がピンと立つと、今度はトランクスを下しながら
腹へと移動していく。
「ほへー・・・こりゃ可哀想に・・・相当縮んでやがるな・・・」
そして金玉袋を頬張る。
今まで自分を責めあげていた相手がこんなことになるなんて、と太は
ぞくぞくと言い知れない感覚に襲われていった。
「いいぞぉ、力丸!!」
金玉をゆっくり口の中で転がされながら、荒々しく竿をしごかれる。
もう男が気持ちいいと感じるところは全て知り尽くしたような調子で、
突撃一辺倒なボクシングスタイルとは全く違うものだった。
「うっ・・あっ・・あっ・・・!!」
グッ、グッ、という感触が太にも感じられたのは力丸にも分かっていた。
「ほらよ・・」
力丸がくわえてから数秒。
「うっ!!」
力丸はそれをキスで口移しに太に返してやると、
「このRはこれぐらいで勘弁してやるよ」
と耳もとで囁いて、ゴングが鳴った。きっかり3分間を測って
いたのだろう。
「へへへ、可愛がってもらったじゃねぇか・・・」
「うう・・・」
ぺっと自分の精液を吐き出すと、ゴングに再び立ち上がった。
「おーお、無理しちゃって・・・そんなに頑張ったら、僕ちゃん燃えちゃう
じゃないのーっ!!」
と、渾身の右ストレートを横っ面に叩き込んだ。
「・・・・・・7,8,9......10!!ノックアウト!!」
カン、カンカン、とゴングが鳴らされる。
「あう・・・俺・・・」
目を開けると同時に、力丸の足の裏が視界を覆った。
「この野郎、何だよ、これでおしまいか!?こんなんじゃ俺、悶々しちゃって
今晩寝られねぇじゃねえか!!」
「そ・・・そんなこと言ったって・・・」
「試合再開だ!」
レフェリーは力丸の申し出に頷く。
「そうだな、じゃあ、特別にインターバルをやらぁ!!その間、オナニーしてみせろよ」
「えっ・・・」
「それが観客の皆さんへのせめてものサービスだろうが!!それとも今すぐ試合再開
してやってもいいんだぜ!?」
「あう・・・分かった・・・」
「おっと・・・いいもんやっからかぶりな!!」
力丸はそういうと、自分のトランクスを太の頭に被せた。
「へへへ、最高燃えるだろ、これまで何人も熊野郎やゴリラ野郎を倒してきた
汗のしみついたやつだかんなあ!」
太はグローブで自分の者をにぎると、ゆっくりとしごき始めた。
が、そんなことで勃起できる太ではない。
「何だこの野郎!!俺のトランクスじゃ燃えられねぇっていうのかよ!!」
「ああああうっ!!」
強制的に勃起させられた太は、仕方なしにそれをしごき始めた。
「へへへっ、お前にゃそれがお似合いだぜ・・・」
呼吸する度に、力丸の体臭が太の中に入ってゆく。
「ああ、うっ!!」
さっき射精したばかりだというのに、すんなり勃起してしまうのも単細胞
だが、またしても1分もしないうちに発射してしまう。
「うっ!!」
精液が力丸の顔にも飛び散り、力丸は鼻を膨らませて怒った。
「この野郎ーっ!!もう切れたぜ!!おい、くわえろよ!!」
「えっ!?」
「俺に顔射たぁいい度胸してやがるぜ・・・」
頭のトランクスを脱ぐと、力丸は右手で精液を拭うと、
勃起したペニスを太の口先に突き出した。
もはや拒むという選択肢は太に与えられていないようだ。
太は亀頭をどうにかくわえて、ゆっくりと唇で締め上げた。
「おうっ!!」
それから、舌先で飴でも舐めるかのように舌全体で力丸をくすぐる。
「おっ・・・おい、お前本当に初めてなのか!?」
3R終了のゴングが鳴った。
力丸は今までに相手にないものを太に感じて、何故かどきどきすらしていた。
4Rと同時に、力丸はたまらず太に全裸で四つん這いになるよう命じた。
太の尻をつつっ、と軽く舐めてやると、びくっと震えた。
どうやら、ここの筋肉は人並みにあるらしい。
「おらぁ!!」
一気に自分のものをねじ込む力丸。
案の定、ギュッ、という激しい締まりが力丸を包んだ。
睨んだ通り、こいつは名器だ・・・。
力丸は確信した。
それからズンズンと、息がきれるのも構わず、力丸は夢中で
太を突き上げた。
いつのまにか、こんな情けないデブ相手に、これ以上の強敵はいないというぐらい
本気になっていく自分を感じた。
太も、全身のダメージの中、脊髄から脳天を直撃するような爆発するような
快感に溺れている自分に気が付いていた。
もっと、もっとだ、もっと欲しいんだ。
一瞬我に返ると、自ら腰を振る太がいた。
こんなに燃えるようなことがあっただなんて・・・・。
太はうなじに力丸の激しい吐息と鼻息を受け、背中にはぷりぷりした力丸
の腹や胸の密着感をいつしか楽しんでいた。
突き抜けろ、突き抜けてしまえ・・・・。
肉が弾む。パン、パンと音が響く。
快感が意識をじわじわと侵食していく・・・。
「ブレイク!!」
4R終了で、離れることを命じられるのにも構わず、力丸はレフェリーを
突き飛ばした。
「離れろ!!警告だ!!」
「るせえっ!!」
レフェリーにつばを吐きかけ、試合終了のゴングが乱打された。
「失格!!勝者、サンドバッグ・太!!」
しかし、そんなことは力丸にはどうでも良かった。
勝者のはずの太は、全身青あざだらけで、ケツを真上に前のめりに倒れた
まま、よだれを垂らして失神している。
しなびたペニスからは、ボタボタとだらしなく精液が滴り落ちている。
罵声の中、太の中に全てをぶちまけた力丸の表情は幸せそのものだった。
太が再び意識を取り戻すと、そこは力丸のアパートのベッドだった。
「へへ・・お前、気に入ったぜ・・・良かったら、これから俺の女に
ならねぇか!?」
太は無言で頷くと、これからもアパートに顔を見せることを
約束するのだった。
太は翌週までに3万円をイジメグループに上納しなければならないため、
ツテを辿ってこの地下試合でファイトマネーを稼ごうとエントリーしたのだ。
もっと他に金の使い方ならあろうものだが、そこまで頭が回っていない。
そういった愚鈍さがいじめられる所以だが、そんなことを今さら言っても
はじまらない。
女なら援助交際なんて手段もあっただろうな、などと男であることを
悔やむ。不毛な空想だ。
この地下試合は地元のチンピラが胴元になっての賭けボクシングだったが、最近
ではそういった趣味の親父連中に話題のショーとなっていた。
勢い、腕力など皆無に等しい太でも、登場するだけでデブ専の観客は
十分に集められる。
中でも、まだ年端もいかない中・高生なら、集客力も抜群だった。
ボクシングはおろか、格闘技の心得など全くなく、体育の成績は万年2という
運動神経の太は、名前の通り176cm100kgといった体型だった。
そんなぐらいならボクシングなんて、などと贅沢を言っていられない。
ボクシングはせいぜい殴られるのは12Rだが、高校のイジメグループは
それ以上だろう。いざとなればノックダウンして10カウントを待てばいいのだ。
「へへっ、坊主もバカだな?金のためにこんなことまでしてよぉ・・」
そういいながら、セコンドはバンデージを巻くと、太にトランクスとお揃いの黒い
グローブを手渡した。
「お前のリングネームはサンドバッグ・太だ・・・しかし運が悪いねぇ、
今日の対戦相手は強ぇぜぇ・・・・?まあ、せいぜい殺されない程度に
頑張りなよ・・・」
そう言うと、大勢の観客でごったがえす試合会場へと誘導された。
話によれば、対戦相手は自分と同じ年の少年で、全戦無敗、全KO勝ち
というブルファイターで、そこいらのプロボクサー崩れ程度では全く
歯が立たないという。
「レディース・エーンド・ジェントルメン!!」
レディースなどどこにいるのか、と太は思った。客層など、ゲイ専門の
映画館のそれとほとんど変わらない。
「本日のタイトルマッチの始まりです!!
まずは青コーナー・・・挑戦者、サンドバッグ・太ぃーっ!!」
まばらながらの拍手に太は思わず緊張して直立不動になってしまった。
「続きまして、赤ぁコォーナァー!!無差別級チャンピオン、
リッキー・ザ・チャーンプ!!」
紹介されてから、入場口の扉が開いた。
蛍光色のけばけばしいセンスのガウンに身を包んだ力丸
は、161cmとやや小柄だった。
スポーツ刈りがちょっと伸びたぐらいの髪をツンツンに立てている。
太はちょっと想像とのギャップに拍子抜けしてしまった。
ひょいっとリングに上がると、バッとガウンを脱ぎ捨てた。
身長の割には61kgとがっちりむっちりとした、柔道家かレスラーのような
体が露になった。
トランクスはこれまた派手な虎柄のシースルーだったが、ミッキー・ローク
が使ったものよりも遥かに透過率が高いものを直接はいているようだった。
やや色白で、ピンクもかったような肌は少年らしくむちむちしているのが分かった。
沸き上がる声援にシャドーボクシングで応える力丸だったが、太を見るなり、
嬉しそうに口元を緩ませた。
大きな歯が並ぶ。
「へへっ、今日のサンドバッグはお前ぇか、太!」
力丸はグッと右拳をまっすぐ太の方に向けて、予告KOの
ポーズをとった。
こうあっては、こちらもボクサーとして黙っている訳にはいかない。
「ふん!!」
と、グローブを叩き合わせた。
レフェリーに中央に寄るように言われて、力丸は
ニヤニヤしながらこちらわ頭のてっぺんからつま先まで何度も見ながら
「へへへ・・・今日は気分が楽だぜ、何せいくら殴ってもこれ以上悪く
なりようのない野郎なんだからよ・・・」
「な・・何だと・・!!」
「だって本当じゃねぇか・・・よっ!!」
そう言うと、力丸は俺のトランクスを一気にずりおろした。
ぴょこんと飛び出た太のJr.を見るなり
「ぎゃっはっは!!思った通りだぜ、どうしてこう、デブっていう奴ぁ短小包茎
って相場が決まってだろうなぁ!!」
どっと観客に失笑が起こった。
「こっ・・・この野郎!!」
しかし力丸はぺろりと自分のトランクスも降ろして自分の息子も
誇示してみせた。
でべその下にぶら下がるものは15歳とは思えない太さで、親指サイズの太とは格段にでかい。
長さは薬指程度だが、マスの時は親指と人さし指の間に隙間ができるのは
確実で、先にはこぶりな李がのぞいている。
勝ち誇ったような表情で、
「どうするよ?ポコチン勝負じゃあ完全に俺の勝ちだ・・何なら、
ファンサービスでこのままスッポンポンで闘ってやってもいいんだぜ・・・」
「うぐっ・・・」
「それとも、マス勝負といくか!?同じ1RKO負けならこっちの方が痛い思いしなくて
済むぜ?俺はこっちも5年選手だからこんなチビなんだぜ?」
レフェリーは挑発を続ける力丸を腕で制すると、試合開始を宣言した。
カン、とゴングが鳴った。
太は思うがままに拳を振り上げて力丸に襲い掛かった。
いくら学校ではいじめられっ子だとはいえ、体重では40kgも
勝っているし、頭一つ背も高いのだ、本気になれぱこんな生意気な小僧、
KOできるはずだ。
・・・・と思ったのは数秒間だけだった。
ビシバシドスッ!!と腹と胸に衝撃が走って、太は思わず後退した。
「へへへへ・・俺様のジャブ、結構効くだろ・・・」
その台詞が聞こえた時にはもう完全に懐に入りこまれていた。
「フン、フンフンフンフンフンッ!!!!」
容赦ないボディー連打に太は早くもマウスピースを吐き出した。
胸に激しい力丸の鼻息がかかっているのと、玉のような力丸の
汗の匂い以外、太はもう何が何だか分からなくなっていた。
「おら、デカいの、しっかり応戦せんかい!!」
観客の酔っぱらい親父が下品なヤジを飛ばす。
しかしそんなものに応える余裕などどこにもない。
「この・・・」
と精一杯腕を振り回すも、それは体力の浪費にしかならない。
「オラッ!!必殺アッパー!!」
と、力丸の声が響いて、太が気が付くと、既にレフェリーのカウントが始まっていた。
「コラ、立て、何してんだぁ!!」
「1,2,3....!!」
無感情にカウントが響く。しかし、太はもう立ち上がる気力もない。
そこでゴングが鳴った。
太はやっとのことでコーナーに戻ると、セコンドがペットボトルを差し出した。
「なかなかのやられっぷりじゃねぇか、ええっ!?」
「どうしてタオル・・・」
「バーカ、そんなことしたら試合が終わってお客さんが大暴れしちまうじゃ
ねぇか!いいか、最低でも5Rは立ってて貰わねぇとな・・」
「そ・・・そんなぁ・・・」
「こっちはな、お前ぇがどうなろうと知ったことじゃねえんだよ!!万一くたばったら
コンクリに詰めて東京湾に沈めてやっから心配すんなよ・・ファイトマネーも
払わなくて済むしな・・・」
そう会話している間も、力丸は赤コーナーのポールに猛ラッシュでジャブを打っている。
2Rのゴングが鳴った。
よろよろとリング中央に向かう太に、待ってましたとばかりにパンチを浴びせかかる
力丸。たまらずロープにもたれかかる。腕は既にダラリとぶら下がったままだ。
「ブレイク!!」
そうレフェリーが命じようとしたが、力丸は更にいたずらっぽく笑うと、
赤いグローブを脱ぎ捨てた。
「!?」
「今度はベア・ナックルで可愛がってやるよ・・・」
そういうと、力丸はマウスピースを観客に向けてぺっと吐き出し、
ファンがそれを受け取るのを確認すると、おもむろに太の乳房に吸い付いた。
「へへへ、なかなかでかいパイオツじゃん!!」
「なっ・・!?」
くりくりと舌先で転がされた乳首がピンと立つと、今度はトランクスを下しながら
腹へと移動していく。
「ほへー・・・こりゃ可哀想に・・・相当縮んでやがるな・・・」
そして金玉袋を頬張る。
今まで自分を責めあげていた相手がこんなことになるなんて、と太は
ぞくぞくと言い知れない感覚に襲われていった。
「いいぞぉ、力丸!!」
金玉をゆっくり口の中で転がされながら、荒々しく竿をしごかれる。
もう男が気持ちいいと感じるところは全て知り尽くしたような調子で、
突撃一辺倒なボクシングスタイルとは全く違うものだった。
「うっ・・あっ・・あっ・・・!!」
グッ、グッ、という感触が太にも感じられたのは力丸にも分かっていた。
「ほらよ・・」
力丸がくわえてから数秒。
「うっ!!」
力丸はそれをキスで口移しに太に返してやると、
「このRはこれぐらいで勘弁してやるよ」
と耳もとで囁いて、ゴングが鳴った。きっかり3分間を測って
いたのだろう。
「へへへ、可愛がってもらったじゃねぇか・・・」
「うう・・・」
ぺっと自分の精液を吐き出すと、ゴングに再び立ち上がった。
「おーお、無理しちゃって・・・そんなに頑張ったら、僕ちゃん燃えちゃう
じゃないのーっ!!」
と、渾身の右ストレートを横っ面に叩き込んだ。
「・・・・・・7,8,9......10!!ノックアウト!!」
カン、カンカン、とゴングが鳴らされる。
「あう・・・俺・・・」
目を開けると同時に、力丸の足の裏が視界を覆った。
「この野郎、何だよ、これでおしまいか!?こんなんじゃ俺、悶々しちゃって
今晩寝られねぇじゃねえか!!」
「そ・・・そんなこと言ったって・・・」
「試合再開だ!」
レフェリーは力丸の申し出に頷く。
「そうだな、じゃあ、特別にインターバルをやらぁ!!その間、オナニーしてみせろよ」
「えっ・・・」
「それが観客の皆さんへのせめてものサービスだろうが!!それとも今すぐ試合再開
してやってもいいんだぜ!?」
「あう・・・分かった・・・」
「おっと・・・いいもんやっからかぶりな!!」
力丸はそういうと、自分のトランクスを太の頭に被せた。
「へへへ、最高燃えるだろ、これまで何人も熊野郎やゴリラ野郎を倒してきた
汗のしみついたやつだかんなあ!」
太はグローブで自分の者をにぎると、ゆっくりとしごき始めた。
が、そんなことで勃起できる太ではない。
「何だこの野郎!!俺のトランクスじゃ燃えられねぇっていうのかよ!!」
「ああああうっ!!」
強制的に勃起させられた太は、仕方なしにそれをしごき始めた。
「へへへっ、お前にゃそれがお似合いだぜ・・・」
呼吸する度に、力丸の体臭が太の中に入ってゆく。
「ああ、うっ!!」
さっき射精したばかりだというのに、すんなり勃起してしまうのも単細胞
だが、またしても1分もしないうちに発射してしまう。
「うっ!!」
精液が力丸の顔にも飛び散り、力丸は鼻を膨らませて怒った。
「この野郎ーっ!!もう切れたぜ!!おい、くわえろよ!!」
「えっ!?」
「俺に顔射たぁいい度胸してやがるぜ・・・」
頭のトランクスを脱ぐと、力丸は右手で精液を拭うと、
勃起したペニスを太の口先に突き出した。
もはや拒むという選択肢は太に与えられていないようだ。
太は亀頭をどうにかくわえて、ゆっくりと唇で締め上げた。
「おうっ!!」
それから、舌先で飴でも舐めるかのように舌全体で力丸をくすぐる。
「おっ・・・おい、お前本当に初めてなのか!?」
3R終了のゴングが鳴った。
力丸は今までに相手にないものを太に感じて、何故かどきどきすらしていた。
4Rと同時に、力丸はたまらず太に全裸で四つん這いになるよう命じた。
太の尻をつつっ、と軽く舐めてやると、びくっと震えた。
どうやら、ここの筋肉は人並みにあるらしい。
「おらぁ!!」
一気に自分のものをねじ込む力丸。
案の定、ギュッ、という激しい締まりが力丸を包んだ。
睨んだ通り、こいつは名器だ・・・。
力丸は確信した。
それからズンズンと、息がきれるのも構わず、力丸は夢中で
太を突き上げた。
いつのまにか、こんな情けないデブ相手に、これ以上の強敵はいないというぐらい
本気になっていく自分を感じた。
太も、全身のダメージの中、脊髄から脳天を直撃するような爆発するような
快感に溺れている自分に気が付いていた。
もっと、もっとだ、もっと欲しいんだ。
一瞬我に返ると、自ら腰を振る太がいた。
こんなに燃えるようなことがあっただなんて・・・・。
太はうなじに力丸の激しい吐息と鼻息を受け、背中にはぷりぷりした力丸
の腹や胸の密着感をいつしか楽しんでいた。
突き抜けろ、突き抜けてしまえ・・・・。
肉が弾む。パン、パンと音が響く。
快感が意識をじわじわと侵食していく・・・。
「ブレイク!!」
4R終了で、離れることを命じられるのにも構わず、力丸はレフェリーを
突き飛ばした。
「離れろ!!警告だ!!」
「るせえっ!!」
レフェリーにつばを吐きかけ、試合終了のゴングが乱打された。
「失格!!勝者、サンドバッグ・太!!」
しかし、そんなことは力丸にはどうでも良かった。
勝者のはずの太は、全身青あざだらけで、ケツを真上に前のめりに倒れた
まま、よだれを垂らして失神している。
しなびたペニスからは、ボタボタとだらしなく精液が滴り落ちている。
罵声の中、太の中に全てをぶちまけた力丸の表情は幸せそのものだった。
太が再び意識を取り戻すと、そこは力丸のアパートのベッドだった。
「へへ・・お前、気に入ったぜ・・・良かったら、これから俺の女に
ならねぇか!?」
太は無言で頷くと、これからもアパートに顔を見せることを
約束するのだった。
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- ショタ小説
- 2010⁄08⁄29(Sun)
- 00:11
体育の授業 竹内 章
「あれ、…シャツがない…」
体育の授業が終わって、着替えをするときだった。
椅子の上に制服とシャツも全部まとめて丸めて置いておいたはずが、シャツだけ見えなくなっていた。机の中、周り、他の人の衣類も見てみたが、どうしても凌のシャツが見つからなかった。
「変だな…?」
他の人はもう着替えを終わらせていたため、この場はとりあえずシャツ無しで、その後の授業を受け通した。
シャツ1枚が無いだけで、どうにも変な気分であった。
次の体育の日。
この日からプールの授業であった。
凌はまさか、この時間にもなにかやられていないか、気はどこかに飛んでいて、2回ほど先生に注意を受けてしまった。
そして授業が無事に終わり、教室に戻ってきた。今日は果たして、衣類は無事だった。
「は…、よかった」
シャツを新しく買ったばかりということもあり、親には直接無くなったとは言えなかったこともあり、続けての不祥事は
マズいと考えていたが、ここは一件落着。
と、思っていたが、帰るときになって気がついた。水泳パンツが見えなくなっていた。
次の日、仲の良い友だちに、秘密だと念を押し話してみた。
「なんか、仕返しされてるんじゃないか?誰かにケンカ売ったりしたか?」
「そんなことする訳ないだろ。」
「あー…、机の中に手紙が入っていたとか、ないかい?」
「それも無いなあ…、…」
思えば、机の中なんて、改めて見たことはなかった、と気がついた。学校帰りになって、クラスのみんながいなくなったとき、
机の中を確認してみた。置きっぱなしの教科書やノートの隙間に、紙切れがあった。そこには
「図書室の書庫、一番奥の棚に置いてある」
と書かれていた。
凌はその紙切れを丸めてゴミ箱へ、入れたが思い直して拾い、ポケットに入れた。そして図書室に向かった。自然と駆け足に
なっていたのに気がつかなかったくらいだ。
図書室のシンとした空気の中、足音をたてずに。ただ他にも何人もいるのに、凌を見ている人は誰一人いなかった。
あの紙切れに指示された場所をしばらく見て回ると、シャツの端らしき白い布がちらっと見えた。棚の本を取ると、奥にシャツが
隠されていた。向こう側の本との隙間に入れてあったのだ。シャツと水泳パンツも一緒になっていた。
凌はホッとして、たたんでポケットにしまおうとして、気がついた。
「シャツの形が変…」
拡げてみると、襟、袖、ボタンはそのままで、背中の布地がボロボロでしかも半分無くなっていた。
もしやと思いパンツを見ると、チンポのあたる内側のインナーが切り取られ、全体的に丸い穴が無数空いていた。
水泳パンツまで、新しく買ってとは言えなかった。
シャツも、それらしく着てみれば、制服で隠されて、至って普通のシャツに見える。しかしこれを着る気にはなれなかった。
また水泳の時間になったが、実際履いてみると、小さい穴は広がって、意外と大きく見える。肌色の水玉が出来たようだった。
それよりも、前バリのインナーが無くなって、水着の生地が直にチンポに当たる。少し前に覚えた快感で、勃起してしまう。
するとその形がくっきりと見えるのだ。
なるべく前を見られないように、気持ち前屈みになっていた。泳いでいるときもその姿勢だったため、今日は2回水を飲んでしまった。
授業が終わって、先生に呼び止められた。他のみんなは着替えに戻っていく。
「凌、おまえ今日はどうした?もっとシャキッと泳いでみろ。」
と、お尻をムニュッとつままれた。身体がビクッと動いたとき、前の勃起している部分が先生の身体に当たってしまった。
「おまえ、授業中に変なこと考えるなよ。本当に溺れるぞ。」
前もキュッと掴まれ、帰っていった。振り向いてちょっと手を振って。
次の授業の時間が迫っていた。とりあえずさっと着替えて席に着かなければ。
クラスに戻ると、半分以上はもう着替えも終わっていた。
一人遅れて着替えをしていたが、この水着である。恥ずかしいのと同時に、すぐに破けてしまいそうなのである。
そーっと脱ごうとしたとき、次の授業の先生が入ってきてしまった。まだチャイムも鳴っていないのに。
「少し早く来たけど、ちょっと段取りがあるから、そのままでいいぞ。あれ、凌?はやく着替えろよ」
クラスのみんなが一斉に凌を見る。ちょうどパンツに手をかけて脱ごうとしている瞬間を。
そしてそのままクラスの半分は、凌をじっと見ていた。凌はたまらなく後ろの壁に向かってしゃがんだままパンツを脱いだ。
ビッ!
どこかは判らないが、破けた音がクラスに響いた。一瞬静まり返り、クスクスと笑う声が聞こえてきた。凌はもう開き直り、
さっさと着替えを済ませようと身体を動かした。
ビッ…ビビッ…
数回の破けた音が聞こえ、そのパンツがどうなったかの確認ができないまま袋に入れ、急いで着替えを終了させた。
そんな出来事があってから、クラスのみんなの凌を見る目が、少し変わってきたようだった。
「あん時、あれってわざとだろ?」
「明日の水泳は、あのパンツでやるんだろ?」
「どうせ男だし、パンツ無くても平気だよな」
「着替えるところ、教壇でやってもいいんだぜ」
「なに、まだ生えてないのかよ?剥けてないのかよ?」
「先生も裸で授業受けてたって、なにも言わねーから平気だって」
クラス中で凌の話題で持ちきりになり、どんどんエスカレートしていった。そして。
すでにボロボロになった水泳パンツで泳いでいる凌を見て、
「凌、ちょっとこっち来い」
先生が呼び止めた。教官室から競泳パンツを持ってきて、渡された。
「先生のだけど、これ履いてやれ。もうケツ半分以上見えてるじゃないか」
手にしたパンツを持ってロッカーに行こうとしたら
「なんだよ、ここで着替えろよ。時間も無いんだし」
周りを見ると、みんなは泳いでいたが、凌の様子を感じて少しずつ集まってくる。
これはすぐに着替えた方がよさそう、と直感し、見られている中でパンツを脱いだ。ビビッとまた破れる音がして、すでにただの
布きれになっているそれを横に置き、新しい競パンを手にした。
「ん?」
なんだか、ちょっと小さいような気がしたが、周りの目も気になってきたので、一気に履いた。
いや、履こうとしたのだが、予想以上に小さい。横の幅も1センチくらいしかないし、お尻も半分見えてしまう。
「先生がライフガードやってた時の水着なんだ。予備はこれしかなかったんだ」
案外伸びる生地ではあったが、その分ピチピチだ。チンポのモッコリなど、前と比べようがない。しかし、先生からの水着だし、
授業中だし、今日はもうこれで続けるしかない。凌は半分あきらめて、そのままプールへ飛び込んだ。
その日の放課後。凌は教室に残っていた。
凌の周りには数人の男友達が。
「おまえ、なに考えてるんだ?」
水泳の競泳パンツがあまりにピチピチで、授業が終わって着替えるときも、その競パンが脱げなくなり、いまでも履いている状態だった。
しかし水分をよくふき取らなかったため、ズボンに染みてビチョビチョになっていた。
その後の授業で先生に指摘され、教壇に上がったときに、その姿をクラス全体に見られたのだった。
「おまえバカなんじゃないか?」
仕方ないじゃないかと思っていても「ゴメン」しか言わなかった。この男たちはそれも逆の効果になったようだった。
「凌はホントにバカなんなら、俺たちの言うこと聞けよ。そしたら許してやるよ」
意味不明なセリフだったが、凌が言うより早く、制服を脱がし始めた。
ちょっと焦った凌だったが、多勢に無勢で、競パン1枚の姿にされてしまった。
「ほら、ここまでやってやったんだからな。競パンもちゃんと脱いで、片づけろよ。」
仕方なく、凌は競パンを脱いだ。きつかったので、少しずつずり下げていった。
「ストリップかよ。一気に脱げばいいだろ」
太股からなかなか下がらなかったが、数人からチンポをピタンピタンと叩かれた。凌の両手は競パンに挟まれていて、よけることも
できなかった。
すると、チンポがムクムクと大きくなってきた。
「なんだよ凌はMかぁ?」
やっと競パンを脱ぐことが出来、急いで着替えを終わらせた。そして急いで教室から逃げ帰ってきた。男たちはその着替えの間、
携帯で写メを撮りまくっていた。
体育館の倉庫。
おきまりの場所で、おきまりの行為を要求されていた凌は、ズボンを脱ぎだした。
周りには6人の同クラスの男子。
凌の身体を倒し、脚を持ち上げられた。そして股を開かれ、固定された。
アナルになにやらオイルのようなモノを塗られ、指が何本か入ってきていた。
「おい、本当に出来るのかコレ?」
「大丈夫だって。俺は何人か経験あるし」
指がグチョグチョとケツ穴を責める。勢いよくピストンさせる。指を3本に増やす。
「ほら、もうおまえならこれで入れられるだろ」
「バカ言うな。俺のは指8本くらい太いんだぜ」
そしてまず、指で責めていた男が下着を脱ぎ、ガチガチに硬くなったペニスをあてがい、ゆっくり挿入した。
「ほら。女のよりずっといいんだぜ。妊娠しないしな」
凌の意志は全く無視され、男共の欲望をそのアヌスにそそぎ込まれることが容易に察した。
はじめは皆に結合部をさらして見せていた男も、高ぶって来るにつれて前屈みに、腰をがっちり掴んできた。そしてその時がきた。
「おおうっ、イクぜ。あうっ」
ビクンビクンと脈打つペニスを凌も感じていた。そのアヌスに感じる脈と熱で、凌のペニスもムクムクと起き出した。
「おっ、凌も感じてきてるのか?Mのくせに」
「どれ、次は俺だ」
一番背の小さい男が、すでに下半身裸にしてペニスを握っていた。そのペニスは、この中では一番大きかった。
「おおう、すげーなこれ。中熱いしヌルヌルしてるし。って、おい、こんなの写メ撮るなよ」
プレイ中何度も写メのフラッシュがたかれていた。
「他の奴らにも写メ送ってるよ。もっと人数多くなるかもな。」
二人目が凌の中で果てた。そして次の男に代わった。
2週間ほど、その行為が続いていたが、いきなりパッタリと呼び出しが無くなった。
首謀の6人が、クラスからいなくなっていた。どうやらこの行為がバレて、停学処分にされたという噂だ。
つい前日まで先生を含む最大17人の軟禁調教が行われていた生活が、急に平穏無事に戻ってしまった。
クラスでは男子が半分に減っていたが、以前とほぼ変わらぬ学園生活になっていた。
しかし、凌の身体は、そうではなかった。奴隷になりかけ状態になっていた。
男たちに呼ばれ、屈辱を受けることに、快感を覚えていた矢先であった。
当然他のことでは、この欲求は満たされることが無かった。ただのオナニーはもちろん、雑誌やビデオなどではイクことは出来なくなった。
凌はいつしか体育館の倉庫に来て、素っ裸になったところに、あのボロボロになった水着を履き、それでオナニーをしていた。扉はわざと
少し開いておいて。自分の携帯で撮らされた、自分の痴態の写メを見ながら、それで射精した。自分自身に欲望を吐き出した。
体育の授業。プールサイドに、凌はあのボロボロ水着を着用した。
当然先生に注意されたが、それには無視して授業を受けた。
もう水着の用を足していないそれは、ペニスははみ出し、お尻はほとんどむき出し。泳ぐ水の抵抗でずり下がるほど。
皆がその下着に注目するその視線を感じたとき、凌は今までにない快感を覚えた。その結果は、ペニスが大きくなることで現れた。
休憩の時、凌は最後にプールを出た。クラスの全員と先生が、ほとんど全裸になった凌の身体を見ていた。
凌のペニスは最高潮に達していた。そっと手をペニスに添えたとき、背筋がゾクゾクと震え、腹の底から快感がしびれとなって前進を駆け回った。
ついにそのペニスから白い精液が、勢いよく飛び散った。皆が呆然とその痴態を眺めている中、凌は力が抜けて大の字になって床に倒れた。
ペニスはまだピクピクと脈打ち、精液を出し続けていた。
体育の授業が終わって、着替えをするときだった。
椅子の上に制服とシャツも全部まとめて丸めて置いておいたはずが、シャツだけ見えなくなっていた。机の中、周り、他の人の衣類も見てみたが、どうしても凌のシャツが見つからなかった。
「変だな…?」
他の人はもう着替えを終わらせていたため、この場はとりあえずシャツ無しで、その後の授業を受け通した。
シャツ1枚が無いだけで、どうにも変な気分であった。
次の体育の日。
この日からプールの授業であった。
凌はまさか、この時間にもなにかやられていないか、気はどこかに飛んでいて、2回ほど先生に注意を受けてしまった。
そして授業が無事に終わり、教室に戻ってきた。今日は果たして、衣類は無事だった。
「は…、よかった」
シャツを新しく買ったばかりということもあり、親には直接無くなったとは言えなかったこともあり、続けての不祥事は
マズいと考えていたが、ここは一件落着。
と、思っていたが、帰るときになって気がついた。水泳パンツが見えなくなっていた。
次の日、仲の良い友だちに、秘密だと念を押し話してみた。
「なんか、仕返しされてるんじゃないか?誰かにケンカ売ったりしたか?」
「そんなことする訳ないだろ。」
「あー…、机の中に手紙が入っていたとか、ないかい?」
「それも無いなあ…、…」
思えば、机の中なんて、改めて見たことはなかった、と気がついた。学校帰りになって、クラスのみんながいなくなったとき、
机の中を確認してみた。置きっぱなしの教科書やノートの隙間に、紙切れがあった。そこには
「図書室の書庫、一番奥の棚に置いてある」
と書かれていた。
凌はその紙切れを丸めてゴミ箱へ、入れたが思い直して拾い、ポケットに入れた。そして図書室に向かった。自然と駆け足に
なっていたのに気がつかなかったくらいだ。
図書室のシンとした空気の中、足音をたてずに。ただ他にも何人もいるのに、凌を見ている人は誰一人いなかった。
あの紙切れに指示された場所をしばらく見て回ると、シャツの端らしき白い布がちらっと見えた。棚の本を取ると、奥にシャツが
隠されていた。向こう側の本との隙間に入れてあったのだ。シャツと水泳パンツも一緒になっていた。
凌はホッとして、たたんでポケットにしまおうとして、気がついた。
「シャツの形が変…」
拡げてみると、襟、袖、ボタンはそのままで、背中の布地がボロボロでしかも半分無くなっていた。
もしやと思いパンツを見ると、チンポのあたる内側のインナーが切り取られ、全体的に丸い穴が無数空いていた。
水泳パンツまで、新しく買ってとは言えなかった。
シャツも、それらしく着てみれば、制服で隠されて、至って普通のシャツに見える。しかしこれを着る気にはなれなかった。
また水泳の時間になったが、実際履いてみると、小さい穴は広がって、意外と大きく見える。肌色の水玉が出来たようだった。
それよりも、前バリのインナーが無くなって、水着の生地が直にチンポに当たる。少し前に覚えた快感で、勃起してしまう。
するとその形がくっきりと見えるのだ。
なるべく前を見られないように、気持ち前屈みになっていた。泳いでいるときもその姿勢だったため、今日は2回水を飲んでしまった。
授業が終わって、先生に呼び止められた。他のみんなは着替えに戻っていく。
「凌、おまえ今日はどうした?もっとシャキッと泳いでみろ。」
と、お尻をムニュッとつままれた。身体がビクッと動いたとき、前の勃起している部分が先生の身体に当たってしまった。
「おまえ、授業中に変なこと考えるなよ。本当に溺れるぞ。」
前もキュッと掴まれ、帰っていった。振り向いてちょっと手を振って。
次の授業の時間が迫っていた。とりあえずさっと着替えて席に着かなければ。
クラスに戻ると、半分以上はもう着替えも終わっていた。
一人遅れて着替えをしていたが、この水着である。恥ずかしいのと同時に、すぐに破けてしまいそうなのである。
そーっと脱ごうとしたとき、次の授業の先生が入ってきてしまった。まだチャイムも鳴っていないのに。
「少し早く来たけど、ちょっと段取りがあるから、そのままでいいぞ。あれ、凌?はやく着替えろよ」
クラスのみんなが一斉に凌を見る。ちょうどパンツに手をかけて脱ごうとしている瞬間を。
そしてそのままクラスの半分は、凌をじっと見ていた。凌はたまらなく後ろの壁に向かってしゃがんだままパンツを脱いだ。
ビッ!
どこかは判らないが、破けた音がクラスに響いた。一瞬静まり返り、クスクスと笑う声が聞こえてきた。凌はもう開き直り、
さっさと着替えを済ませようと身体を動かした。
ビッ…ビビッ…
数回の破けた音が聞こえ、そのパンツがどうなったかの確認ができないまま袋に入れ、急いで着替えを終了させた。
そんな出来事があってから、クラスのみんなの凌を見る目が、少し変わってきたようだった。
「あん時、あれってわざとだろ?」
「明日の水泳は、あのパンツでやるんだろ?」
「どうせ男だし、パンツ無くても平気だよな」
「着替えるところ、教壇でやってもいいんだぜ」
「なに、まだ生えてないのかよ?剥けてないのかよ?」
「先生も裸で授業受けてたって、なにも言わねーから平気だって」
クラス中で凌の話題で持ちきりになり、どんどんエスカレートしていった。そして。
すでにボロボロになった水泳パンツで泳いでいる凌を見て、
「凌、ちょっとこっち来い」
先生が呼び止めた。教官室から競泳パンツを持ってきて、渡された。
「先生のだけど、これ履いてやれ。もうケツ半分以上見えてるじゃないか」
手にしたパンツを持ってロッカーに行こうとしたら
「なんだよ、ここで着替えろよ。時間も無いんだし」
周りを見ると、みんなは泳いでいたが、凌の様子を感じて少しずつ集まってくる。
これはすぐに着替えた方がよさそう、と直感し、見られている中でパンツを脱いだ。ビビッとまた破れる音がして、すでにただの
布きれになっているそれを横に置き、新しい競パンを手にした。
「ん?」
なんだか、ちょっと小さいような気がしたが、周りの目も気になってきたので、一気に履いた。
いや、履こうとしたのだが、予想以上に小さい。横の幅も1センチくらいしかないし、お尻も半分見えてしまう。
「先生がライフガードやってた時の水着なんだ。予備はこれしかなかったんだ」
案外伸びる生地ではあったが、その分ピチピチだ。チンポのモッコリなど、前と比べようがない。しかし、先生からの水着だし、
授業中だし、今日はもうこれで続けるしかない。凌は半分あきらめて、そのままプールへ飛び込んだ。
その日の放課後。凌は教室に残っていた。
凌の周りには数人の男友達が。
「おまえ、なに考えてるんだ?」
水泳の競泳パンツがあまりにピチピチで、授業が終わって着替えるときも、その競パンが脱げなくなり、いまでも履いている状態だった。
しかし水分をよくふき取らなかったため、ズボンに染みてビチョビチョになっていた。
その後の授業で先生に指摘され、教壇に上がったときに、その姿をクラス全体に見られたのだった。
「おまえバカなんじゃないか?」
仕方ないじゃないかと思っていても「ゴメン」しか言わなかった。この男たちはそれも逆の効果になったようだった。
「凌はホントにバカなんなら、俺たちの言うこと聞けよ。そしたら許してやるよ」
意味不明なセリフだったが、凌が言うより早く、制服を脱がし始めた。
ちょっと焦った凌だったが、多勢に無勢で、競パン1枚の姿にされてしまった。
「ほら、ここまでやってやったんだからな。競パンもちゃんと脱いで、片づけろよ。」
仕方なく、凌は競パンを脱いだ。きつかったので、少しずつずり下げていった。
「ストリップかよ。一気に脱げばいいだろ」
太股からなかなか下がらなかったが、数人からチンポをピタンピタンと叩かれた。凌の両手は競パンに挟まれていて、よけることも
できなかった。
すると、チンポがムクムクと大きくなってきた。
「なんだよ凌はMかぁ?」
やっと競パンを脱ぐことが出来、急いで着替えを終わらせた。そして急いで教室から逃げ帰ってきた。男たちはその着替えの間、
携帯で写メを撮りまくっていた。
体育館の倉庫。
おきまりの場所で、おきまりの行為を要求されていた凌は、ズボンを脱ぎだした。
周りには6人の同クラスの男子。
凌の身体を倒し、脚を持ち上げられた。そして股を開かれ、固定された。
アナルになにやらオイルのようなモノを塗られ、指が何本か入ってきていた。
「おい、本当に出来るのかコレ?」
「大丈夫だって。俺は何人か経験あるし」
指がグチョグチョとケツ穴を責める。勢いよくピストンさせる。指を3本に増やす。
「ほら、もうおまえならこれで入れられるだろ」
「バカ言うな。俺のは指8本くらい太いんだぜ」
そしてまず、指で責めていた男が下着を脱ぎ、ガチガチに硬くなったペニスをあてがい、ゆっくり挿入した。
「ほら。女のよりずっといいんだぜ。妊娠しないしな」
凌の意志は全く無視され、男共の欲望をそのアヌスにそそぎ込まれることが容易に察した。
はじめは皆に結合部をさらして見せていた男も、高ぶって来るにつれて前屈みに、腰をがっちり掴んできた。そしてその時がきた。
「おおうっ、イクぜ。あうっ」
ビクンビクンと脈打つペニスを凌も感じていた。そのアヌスに感じる脈と熱で、凌のペニスもムクムクと起き出した。
「おっ、凌も感じてきてるのか?Mのくせに」
「どれ、次は俺だ」
一番背の小さい男が、すでに下半身裸にしてペニスを握っていた。そのペニスは、この中では一番大きかった。
「おおう、すげーなこれ。中熱いしヌルヌルしてるし。って、おい、こんなの写メ撮るなよ」
プレイ中何度も写メのフラッシュがたかれていた。
「他の奴らにも写メ送ってるよ。もっと人数多くなるかもな。」
二人目が凌の中で果てた。そして次の男に代わった。
2週間ほど、その行為が続いていたが、いきなりパッタリと呼び出しが無くなった。
首謀の6人が、クラスからいなくなっていた。どうやらこの行為がバレて、停学処分にされたという噂だ。
つい前日まで先生を含む最大17人の軟禁調教が行われていた生活が、急に平穏無事に戻ってしまった。
クラスでは男子が半分に減っていたが、以前とほぼ変わらぬ学園生活になっていた。
しかし、凌の身体は、そうではなかった。奴隷になりかけ状態になっていた。
男たちに呼ばれ、屈辱を受けることに、快感を覚えていた矢先であった。
当然他のことでは、この欲求は満たされることが無かった。ただのオナニーはもちろん、雑誌やビデオなどではイクことは出来なくなった。
凌はいつしか体育館の倉庫に来て、素っ裸になったところに、あのボロボロになった水着を履き、それでオナニーをしていた。扉はわざと
少し開いておいて。自分の携帯で撮らされた、自分の痴態の写メを見ながら、それで射精した。自分自身に欲望を吐き出した。
体育の授業。プールサイドに、凌はあのボロボロ水着を着用した。
当然先生に注意されたが、それには無視して授業を受けた。
もう水着の用を足していないそれは、ペニスははみ出し、お尻はほとんどむき出し。泳ぐ水の抵抗でずり下がるほど。
皆がその下着に注目するその視線を感じたとき、凌は今までにない快感を覚えた。その結果は、ペニスが大きくなることで現れた。
休憩の時、凌は最後にプールを出た。クラスの全員と先生が、ほとんど全裸になった凌の身体を見ていた。
凌のペニスは最高潮に達していた。そっと手をペニスに添えたとき、背筋がゾクゾクと震え、腹の底から快感がしびれとなって前進を駆け回った。
ついにそのペニスから白い精液が、勢いよく飛び散った。皆が呆然とその痴態を眺めている中、凌は力が抜けて大の字になって床に倒れた。
ペニスはまだピクピクと脈打ち、精液を出し続けていた。
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- ショタ小説
- 2010⁄08⁄26(Thu)
- 01:01
疎開少年の卑猥昔話
昔、疎開(そかい)する子供たちの受け入れをしていたある村に来た、次郎という男の子の話。 両親は工場に出ていたため、一人で連れてこられました。 その家には中年の女一人が住み、次の日から次郎は朝早く畑に出て女を手伝い、学校へ行き、帰ってくるとまた畑仕事をする、そんな生活を続けていたある日、畑から帰ってきた女は次郎の様子がおかしい事に気付きました。 風呂を焚き次郎を入れ、着物を取りに行った時、女は臭いに気付いて、脱ぎ捨てられた次郎の着物をまさぐると、下へ隠すように丸められた下着に、それはこびり付いていました。 「ああ、そういうコトかい、次郎め男になったか…」下着には、濁りのあるネバが付き、精通した事を表していました。 女はしばらく指でこねり、遊んでいる自分の身体が火照り始めていると気付きました。 「やだよぅ、まったく」 自分に呆れながらも久方ぶりの発情は強くなり続け、「どれ、ちょいと男になった次郎を拝むかねぇ」 女は着物を脱ぐと、風呂の扉を開きました。 それ以来、風呂には二人で入るようになっていました。 「はっ!はあぁっ!…はあっ!」 湯槽につかまり足を広げて膝をつく次郎の背後から、女が腕を次郎の股間に回して動かしていて、次郎は腰をくねらせながら喘いでいました。 「ホレ、次郎、また膿が溜まっちまってるよぅ、早く飛ばしちまいよ」 女はニヤついた顔でそう言うと、まるで乳を搾るかのように握った手を上下に扱き、片手で背中を擦っています。 初めての日、女にその汁は膿で、出さなければ病気になると教えられ、知識のない次郎はそれを信じ、毎日幾度も女に“膿”を搾られていました。 「おばちゃんっ!出るよっ!でるっっ!」 「いいよ!飛ばしな!ほれほれ…」 女は手を早め、次郎の股間を覗き込みました。 次郎が食い縛り、お腹がへこむと、くっ!と力が入り同時に握られた男根の先端から“膿”が飛び出ました。 ピュッ!ピュピュッ!… 女はまだまだと搾り出すように指を動かし、次郎は腰をヒクつかせ、更に垂らし出しました。 男根から糸をひいたまま、“膿”は次郎の足の間に溜りました。 (次郎めどんどん可愛くなるのぅ、もう我慢もできんし、今夜皮を剥いて女の身体を仕込んじまうかねぇ)脱力してヘタリこむ次郎を女はにやにや見つめながら自らの下腹部に指を這わせました。
夜が深まるにつれ、次郎は農作業と風呂での手淫責めの疲れで、いつものように早々に床につくと、直ぐに眠ってしまいました。
「…や、…郎、起きろや、次郎…」
身体の違和感と、女の声で次郎は眠りから覚まされました。
「な、なにしてるのおばちゃん…」
次郎が暗がりの中、視線を下げると、自分の浴衣がはだけ、勃起した男根を握っている女が微かに見えました。
「次郎、また溜っとるよ、こりゃあもっとしっかり搾らんとだめだよ次郎、仕方ないねぇ~、ちいとガマンするんだよ」
まだ夢うつつでぼんやりしている次郎は、男根にピリッと走る痛みに身体を震わせました。
「じっとしてなよっ!こうしないと膿を全部出せないんだよ」
見ると、男根を握る手が皮ごと下へ引っ張られ、先端にクビレが見え始めていました。
「よーし、これでいいよ、ククク…次郎や、ココだけは男になっちまったねぇ、さぁて次郎、わりいけど下ろしちまうよ、いくよ~」女はニヤニヤと笑いながら次郎にかぶさりました。
方肘をつき、次郎の顔を覗きながら股間をまさぐり、女の体重が次郎へ掛かると男根が一気に熱くなりました。
「あっ!おばちゃん…熱いよ、ちん○熱い、あっ…」「熱いかい~、今な、おばちゃんの中へオマエのちん○挿して繋がっとるからなぁ~、今から搾ってやるから、中で全部飛ばしちまいなよぅ、いいかい」
ユッサ!ユッサ!ユッサ…女の身体が前後に動きだすと、男根へ今までにない快感が走りだしました。
ヌルヌルして熱いヒダに全体を包まれ、出し入れされ、次郎の意識は次第にはっきりしてきました。
「あっ!おばちゃん!おばちゃんっ!」 「ええかぁ~、次郎、チン○気持ちええかぁ、ああっ入ってるよっ!オマエのが入ってる!」 女は興奮し、次郎の浴衣を乱暴に剥ぎ、首筋、胸へと舌を這わせ、吸い付きました。
腰の振りは次第に早く激しくなり、ぶつかる股間同士が音をたてました。
パチュッ!パチュッ!パチュッ!…パチッバチッ!
「ああっ!ええっ!ええよっ!次郎っ!次郎っ!…」女は自らの胸をはだけさせ、次郎に擦り付け、更に体重をかけ目一杯次郎の男根を埋め込みました。 次郎は目の前の乱れた女に恐怖を感じましたが、“膿”が袋へ下り始める快感に打ち消され、逆にその女のさまに発情していきました。
「ああっ!おばちゃんっ!あっ!ウミ出るっ!ウミ出る!出るっっ!」 「ええよっ!飛ばせっ!中で飛ばせ!うっ!うっ!あっ!ああっ!!」 「だめ出るっっ!!」 次郎は女にしがみつくと、身体が大きく脈打ち、ビクンッ!と尻を突き上げ、女の肉壷の深くへと“膿”を噴き出しました。 「うっ!ううっ!かはっ!はあっ!…」 動きを止めた女の下で、次郎は肉壷のヒダの刺激から、一人身体を脈打たせ、力みとともに幾度も女の中へ“膿”を発射し、女は、しがみつきながら尻を震わせ、必死に自分の中にタネを飛ばす次郎をニヤついた表情で覗き込んでいました。「次郎…女と繋がっちまったねぇ、フフ…可愛いねぇ次郎…もっと可愛がらせとくれ…もっと…」 次郎の頭を撫でると、女は再び次郎へ身体を押しつけ、ゆっくり、ゆっくり身体を揺さぶり始めました。
「うう~っ!あああ!だめだめだっ!だっ!くうぅ~っ!!」
汁を飛ばし、敏感になっている男根が、再び女の肉壷で搾られ始めると、次郎はたまらずもがき、大きな声を上げたが、女は身体全体で次郎を押さえ込み、構わず搾り続けた。
ジュッ!ジュッ!ブチュッ!グチュッ!グチュッ!…女が垂らす愛液と、次郎の飛ばした“膿”が、男根を挿し込む度押し出され、いやらしい音を出し始めた。次郎はなおわめき続け、女は自分の襟を次郎に咬ませ、口を塞いだ。
「んっ!んんっ!ん~っ!うぐっ!うぐっ!んんっ!」
グチュッ!グチュッ!ブチュッ!ブチュッ!…
「ああっ!ええっ!ええよっ!ええよっ!ああっ!」顔を上げた女は一点を見つめたまま、快楽だけを貪るように、尻を次郎へ乱暴に叩きつけた。 激しく揺れ続ける二人の身体は移動し、布団の染みから点々と、軌跡をたどるように離れた二人の結合部へと伸びていた。
搾り出せる“膿”は尽き果てた状態で、なおも強制的に続く肉壷責めに、もはや次郎は放心していた。 「ああ~っ!くる~っ!!きたっ!きたきたきたっ!果てる!果てるっっっ!」女は目を見開き次郎を覗き込むと激しく揺れ、クッ!と身体が硬直した。 辺りはいきなり静かになり女の尻の膨らみが痙攣を始めると、
「………っ!くっ!かはぁぁぁ~っ!」
止まっていた息が一気に吐き出され、同時に硬直していた身体が崩れ、その拍子に次郎の男根がプチュッ!と音をたて肉壷から捻り出された。
それ以降、“膿”出しは女の肉壷によって搾り取られるようになった。
毎夜のように女と次郎は身体を繋げ、この頃になると次郎の肉体は完全に発情していました。
そして、学校が休みになると、朝から二人して畑仕事をして、昼時になり、畑には御座がひかれ、水の入ったやかんと食いかけのにぎりめしが置かれていましたが、そこに二人の姿がないかわりに、近くの草むらの中が揺れていました。
「はぁっ、はぁ!そろそろかい…あっ!もう噴いちまうか?」
「うっ、もう出そうっ!くるよっ!くるよっ!…」
作業用の薄汚れた着物を着た二人が、押し倒された草の上で、下半身の一部だけ着物をずらした姿で繋がっていた。
肘をつき、よつんばいになっている女に次郎は後ろから男根を挿し、激しく腰をふり、女は地面を見つめながら、次郎の突きに合わせ息を吐き出していた。 「はっ!はっ!はっ!あっ!飛ぶかっ!ええよっ、噴いちまいな!ほれっ!ほれっ!…」
女は発射を促すように身体を揺さぶり、繋がっている部分がパチパチと音をたて、次郎の身体が仰け反った。
「ああっ!でるっっ!でるっ!くうううぅ~っ!」
バチンッ!と力一杯次郎が尻を押しつけ、二人の身体が固まった。
尻だけをぷるぷるとふるわせると、中で噴き出されている汁を感じるかのように「あ!…ああ!あ!…」
固まったまま女の細い声だけ微かに響いていた。
次第に次郎から求めるようになり始めた頃、ぱったりとそれが無くなりました。女の方がさせても、すぐに萎みどうにか発射させても“膿”は殆ど出て来ませんでした。
「やだよぅ、どうしちまったんだよ、まさか次郎め、我慢できなくて帰り道自分で搾っちまってんじゃないだろうねぇ」
女は次郎に問いただしても、なにもしていないと否定はしても、女には次郎の動揺が伝わりました。
次の日、女は学校から帰る次郎の後を付けました。
トコトコと家路をたどっていた次郎は、ふいに道を変えると、近くの家へ入って行きました。
「まさかっ!」
女はひどく驚き目を疑いました。
「そういえば最近、やっとる時に沢田さん回覧板を持ってきたなぁ、ごまかせたと思ってたが…、しかしまさかなぁ…」
沢田さんも今は一人で暮らしていた、女は次第に不安になり、考えた末覗いて見ることにし、沢田家へ向かいました。
庭に回ると人の気配は無く、更に奥へ進むと納屋を見つけました。
そっと近づくと、中から沢田さんと次郎の声が漏れ聞こえて、女は隙間を見付け中を覗いてみました。 「次郎よっ、昨日もヤッたのかい、えっ、このマラ突っ込んで“膿”ってヤツを飛ばしてやったんかい」
裸にされ、箱に座った次郎は大きく足を広げ、沢田さんはニヤニヤとしながら露になった男根を手で弾いていました。
そして、張りきった男根にぺっ!と唾を引っ掛けると、乱暴に扱き始めました。「はぁぁっ、うっ!うっ!…」
次郎は目を閉じ顔を背け、声を殺しています。
「可愛い顔して…えぇ、まだ童のくせに突っ込まされんか…えぇ、これをっ、突っ込んで種飛ばしてんのかい…ほれっ今日も飛ばしてみぃ、膿出してみろ」
唾を吐き掛け更に扱き、次郎の上着を捲り上げると、小さい乳首を音をたてて吸い始めました。
「うう~んっ!うっ!………くうっ!!っっ!」
次郎が歯を食い縛り、身体をぐぅっと力ませると、勢い良く尻が跳ね、同時に先端から白い汁を飛ばしました。
「噴きよったっ、噴きよった、まったくなぁ、散々扱かれて出るようにされちまったのかねぇ、まぁ胡瓜やこけしよかぁよっぽと気持ちええからなぁ~、ほらっ、次はここだよっ!またオマエのマラで引っ掻き回しとくれよ、ほれっ」
沢田さんは着物をたくし上げ、仰向けに寝ると足を広げて指で肉壷を開きました。
次郎は無表情のまま寄っていくと、縮み始めた男根を自ら扱き、張りを戻すと先端を肉壷にあて、抱きつくようにして挿し込んでいきました。
「んんはぁぁ~っ、いいねぇ~…小降りでも違うねぇ…さぁぁ、ふんばれよぅ、いつもみたいに突き回しとくれっ!」
次郎が腰を揺らし始めると、沢田さんはその尻を鷲掴みにし、勢いよく突かせました。
そしてその姿勢に疲れると、縄を尻に回しその縄を引き、男根を抜く事を許さず、身体をひきつらせる次郎を突かせ続けました。
「はふぅ!ふっ!んっ!んっ!んっ!…」
沢田さんの上で、腕をつっぱり半身を仰け反らせながら、次郎は尻に回された縄によって操られるように尻をクネらしていました。
「ええよ~、はぁっ!えぇ!えぇ!」
自らの尻もクネクネと揺らし、沢田さんは恍惚とした表情で次郎を見つめ、男根を味わっていました。
「はうっ!はうっ!出そぅ!“膿”出そぅはふぅ!」弱々しく吐き出されたその言葉に、沢田さんは縄を離すと男根を抜き取りました。
「まだだよぅ、また溜めるだけ溜めて最後に吸い取っちゃるからよ…」
沢田さんは近くに置いてあった細紐を取ると、次郎に見せました。
「やだぁ、それ痛いよぅ、やだよぅ」
「ああ?中に飛ばされてオメェの種付いちまったらえらい事になっちまうよ、イヤなのかい?じゃ、やめちまうかい?ええよ、じゃ電報…」
沢田さんが立ち上がり、離れようとすると、
「わかったよっ!いいよ!大丈夫だよ!」
次郎は驚き、慌てて沢田さんにしがみ付きました。
「…可愛い子だねぇ、少し辛抱すりやぁいいからな、少しな」
仰向けに身体を投げ出した次郎の横にしゃがみ、紐で輪を作ると、沢田さんはそれを男根に通し根元へぎゅうっと押しつけました。
「絞ってええよ」
その言葉に次郎は紐の両端を掴むと引いていきました。
男根は根元の更に下で、紐によってぐいぐいと、肉に埋まってしまうくらい絞られていき、見る間に血管が浮き出しました。 「しっかり絞ってろよ、緩めんじゃないよぅ」
沢田さんは次郎にまたがり、赤み始めた男根を上から挿し込んでいきました。
沢田さんは上から垂れている縄につかまり、尻を大きくゆっくりとクネらせ、次郎はそこから伸びる紐を必死に引いていました。
そんな様子を覗いている女も、いつからか腕が足の間に隠れ、指を肉壷に埋めて息を荒げていました。
クッ!クッ!クッ!…グリグリ…
沢田さんのネチッこい責めに次郎の男根は、積止められ噴く事を許されないまま幾度目かの絶頂を迎えたころ、沢田さんも気が上がり始めました。
「ああ~っ!きたよ~っ!果てるよっ!きた~っ!きたきたきたきたきっきっ…きっ…っ!!!」
尻が激しく前後し、ぴたっと止まると、沢田さんは縄にしがみ付いたまま固まりました。
一気に息を吐き、力が抜けると沢田さんが立ち上がり、抜かれ見えた男根は張ったまま赤紫に変色していました。
そして、沢田さんは次郎を紐を引かせたまま箱に座らせると、足を広げさせ、その間に座りました。
覗く女には背中からしか見えず、更に目を近付けると「お~お~次郎絞めすぎたのぉ、すまんの、いま吸い出して楽ににしてやるよ、いいかい?喰うよぉ」
「喰う?」
覗く女が解らずいると、沢田さんの頭が次郎の股間に近付き、チュルッと音を出すと、次郎は引きつり、同時に紐を離しました。
チュ~ッ!チュパ!チュパ!チュチュ~ッチュチュ~ッ!…
吸い付く音と揺れる頭、そして背中の柱に手を回し、身体を痙攣させる次郎、覗く女は心底驚きました。
「うそだろぅ!沢田さん、次郎のちんぽこシャブってんのかいっ!…そんなこと…」
したことも聞いたこともないその行為に、覗く女は固まり、同時に今までにない興奮を覚えると、必死に顔を押しつけ見続けました。いやらしい音をたてながら、時折頭が止まると、次郎は激しくもがき両足で沢田さんの頭を挟みました。
「あっ!がっ!かはっ!だめぇっ!そこっ!だめっ!舌だめっ!あががっ!」
沢田さんは構わずチュ~チュ~と汁を吸い出す音をたて頭を揺すり、しばらくしてようやく頭を離しました。
「はぁぁ~、奥から全部吸い出してやったよ、はっ、しかし私もしょうがないね~、童のマラ突っ込んで気をはいちまうは最後は口に入れてシャブっちまうんだからねぇ、千代さんの事どうこう言えないねぇ、」
沢田さんは独り言を言いながら、たらいの水で濡らした手拭いで、互いの汁でぐちゅぐちゅに次なっている郎の股間を拭き、自分の股間も拭き取った後、服を着せ始め、覗いていた女は急いでその場を離れました。「そうだったのかい、沢田さんに観られてたんだねぇ、まぁ沢田さんも次郎と交じわっとるから言わんとは思うが…あんなに搾り取っちまってよぅ、しかしまさか口に入れちまうなんて…」
女は色々考えを巡らせていたが、男根にシャブリつき、ジュルジュルと音をたてながら汁を吸い出すあの光景が離れず、家へつくと、押し入れに締まっていた、自慰に使っていた手製の張型と、手近にある胡瓜を持ち、裏山へと姿を消していった。
裏山での自慰の後、女は考えを巡らせていました。
「二人で次郎を取り合ってもしょうがないねぇ、こうなったら一蓮托生…」
次の日、女は沢田さんに話があると会いに行き、覚悟していた沢田さんは、女の以外な提案に驚き、躊躇しました。
長く話は続き、それが終わる頃には艶っぽい空気が二人を包んでいました。
それから一週間ほどたった頃、沢田さんの家の納屋では、いつもの様に“膿”出し行為がされていましたが、沢田さんが馬乗りになり腰を振る相手は、次郎ではない男の子でした。
「ええよぅ!ええよぅ!オマエは、飛ばせないままでいとくれよぅ!あっ!ああっ!来た!マラが暴れとるよっ!あああ…!」
沢田さんが見下ろす下には、次郎と同じ立場のこの村の子ではない男の子が、躰を縄で縛られた姿で、口にくわえた棒をギチギチと噛み潰しながら顔を引きつらせていました。
「そんな可愛い顔されちまったら止められないじゃないのさぁ、えぇ?健太郎よぅ…」
沢田さんは健太郎の顔を覗き込みながら、ズッ!ズッ!ズッ!と腰を強く揺すり始め、果てたばかりの男根を再び責め始めました。
「はんんっ~!くっ!くふっ!ぐうぅ~っ!」
健太郎は唯一動かせる頭を激しく振りながら、男根へ強制的に与えられる刺激に悶絶寸前でした。
「うっ!うっ!ああっ!また…また最後は小便出しちまうのかねぇ、あっ!…この子は…」
そう言いながら沢田さんが目を向けた先には、女が次郎と繋がっていました。
「種が無いならソレしか出せないだろぅ…その子は」「出…そう、出るよっ!“膿”出る!出るっ!」
「来たのか?ほれっ!また見せてやれ!飛ばして見せてやれ!」
女は次郎の男根を肉壷から引き抜くと、手で扱きたてました。 「はああ~っ!出る!出るうぅ~っ!……っうっ!!うっ!!」
次郎の尻が跳ね上がると、扱かれている男根の先端から‘ビュュ~ッ!ピュッ!ピュピュッ!’と勢いよく白いネバ汁を噴き出させました。
「ほれぇ!健太郎は気張ってるよっ!次郎もこのままもう一発飛ばしてみな!」女はネバ汁が絡む手のまま男根を扱き続け、次郎も躰を引きつらせました。
一週間ほど前、二人は男の子をもう一人加える話をしていました。
それを実行する日、学校が終わると次郎は畑仕事を手伝う事になっていたので、家へ戻ると支度を済ませて畑へ向かいました。
作業を続け、一段落すると休憩する事にしましたが、それは“膿搾り”を意味して、習慣になっていた次郎は反射的に男根を腫らし、発情していました。
「外でやるのは久方ぶりだねぇ、じゃあ行くかい」
女に手を引かれながら次郎と二人、林の中へと消えていきました。
その頃沢田さんは、健太郎に近付き、友達の次郎の元へと案内を頼み、二人で向かっていました。
畑仕事だと知っていた健太郎はそこへ行きましたが、次郎はいません、しばらく探している所に沢田さんが「おや、何か音がしたよ、こっちじゃないのかい?」「えっ、だってそんな中には絶対居ないよ」
「いやいや確かに声が聞こえたよ、どれ行ってみるかい」
わざとらしいままに健太郎を連れて入って、少し進んだ所で今度ははっきり二人の耳に声が聞こえました。「あっ!あっ!ええ、そのままっ!そこっ!そこっ!…次郎や!次郎!」
「おやおや…二人は何してんだかねぇ、ちょいと覗いて見るかい」
躊躇する健太郎を押すように更に進むと、健太郎の目に女と次郎が映り、同時に躰が硬直しました。
ほとんど裸の女が木につかまり、突き出した尻に、やはり裸の次郎がお腹を激しくぶつけ、その度女はいやらしい声を上げていました。
「っっ!はっ!…っ!」
声も出せず、健太郎は目の前の光景を本能的に悟ったのか、目を見開き血を上らせていました。
そして、次郎に突かせていた女は合図の葉の音に気付くと、次郎を音の方へ見えるように仰向けにし、男根を立てるとゆっくり壷へ埋め込んでいきました。
「ほら見なよ、次郎のちんぽこ入れてるだろぅ、ああやって、ほらっ!出したり入れたり…大人はああやって遊ぶんだよ、気持ち良くてねぇ…」
沢田さんが下へ目をやるとすで健太郎は男根を腫らしていました。
「はっ!ああっ!次郎!気張れよっ!…あっ!もう一発飛ばすよっ!次郎!」
抜き挿しされる結合部は、一度“膿”を中へ飛ばしているのか、白く泡立ち、尻とお腹に糸を引きながら、クチャクチャと二人まで聞こえる音を立てていました。
「っ!なっなにするのっ!だめ!」
健太郎が股間の違和感に気付いて見ると、沢田さんの手がズボンのボタンを外していました。
「しーっ!声を出すんじゃないよ!二人に見つかっちまうよ、…いいから、腫れちまったんだろ?ちんぽこ…おばさんに任せなよ、いいからあの二人をよく見てなよ…」
「だってだめだよっ!恥ずかしいよ!」
「オマエこのまま帰れないだろ、腫らしたまま、疼いちまってんだろ、いいから見てな」
形だけの抵抗を見せる健太郎に沢田さんは、手に入れた事を確信しながらスルリとズボンを下ろしました。「おやぁ、可愛いマラだよぅ、ほれ、カチカチじゃないか…楽しみだねぇ」
男根を手に包み、優しく揉み始めると、健太郎はピクピクと反応しました。
「…どうだい、気持ちいいだろぅ」
沢田さんの囁きに健太郎は恥ずかしがりながらも頭を頷かせ、目は二人を見続けていました。
「もっと気持ち良くしてやるからな…」
沢田さんは指にペッペッと唾を飛ばし、先端を揉みながら、皮で塞がれた先端に指をあて、ゆっくりと広げる様に入れていきました。「はああっ!っはうっ!」健太郎は尻を跳ねさせました。
「剥いた事ないよねぇ、童にはまだ早いが大丈夫だよ、痛くないよ」
口を広げる様にゆっくり指を回していくと、しだいに広がり始め、片方の指で皮を下げていきました。
そして完全に剥かれると、まだ汚れの知らない綺麗な桃色の亀頭が現れ、沢田さんは目を細めました。
「出しちまったよぅ、あぁ、可愛いねぇ~、私のだよ…、このマラは私が仕込むんだよ…」
指へ再び唾を吐き、手に納まってしまう程の男根を握ると、搾り出すように扱き始めました。 「…さぁ、オマエもたくさん気をやって盛らして、私の中で何度も何度も、果てさせてやるからねぇ~」
シコシコシコ…
「はっ!はぅん!はっ!はっ!はっ!…」
「どうだい?ちんぽこ、気持ちいいかい?…」
沢田さんの問い掛けに健太郎は反応しませんでした。ただ、硬さを増し、扱きに合わせて荒く息を吐く姿が問いに答えていました。
「はっ!はっ!…あっ!ああっ!あああっ!…」
健太郎の反応が変わりました。
いきなり下に顔を向けると、目を見開らかせて手は草を握り潰す様にきつく握り、足を後ろに突っ張らせました。
沢田さんはそれを見るなり指を離してしまいました。ビックン!ビックン!…
果てる寸前で離された男根は、生きものの様に激しく暴れて最後の刺激を求めていました。
健太郎は歯を食い縛りながら辛そうに沢田さんに目を向けました。
「…なんで…ちんこ辛いよ…膨らみ過ぎて痛い…」
「辛いかい?こんな暴れちまったら辛いよなぁ、家で続きしてやってもいいよ、どうするね…」 「…して…ちんこ痛い…」沢田さんは含みのある笑顔を見せ、引きつる男根のまま健太郎のズボンを直すと二人でこの場を離れました。
女はそれを確認すると、態勢を変え、次郎にしがみつきました。
「よくやったよ次郎や、褒美にオマエが失神するまで搾り続けてやるよぅ…」
ぶるぶると辛そうに横に振る次郎の顔の脇へと女は頭を埋め、尻を今まで以上に激しく動かし始め、次郎の悶絶声と、激しい結合音が林の中で響き続けました。
沢田さんと健太郎は、人目を避けるように家へ向かい、そのまま納屋へ入りました。
「さぁ、そこへ寝ておばちゃんに任せな…続きを最後までシテやるよぅ」
並べられた木箱に御座が敷かれただけの台に、健太郎は言われるまま横になりました。
着ているものを全て剥ぎ取ると、健太郎の足を開くように台に縛り、腕も縛りました。
「なんで、なんで足や腕をしばるの?なんでだよぅ」不安げに躰をクネらす健太郎の横で、沢田さんも服を全て取り去り裸になりました。
「これから儀式をするんだよ、健太郎にゃずいぶんと早いがよ、おばちゃんで健太郎の男を目覚めさせる儀式だよ」
沢田さんは健太郎にまたがる様に立つと、指で肉壷を広げました。
健太郎の男根は反応するように一層反り立ち、激しく脈打のが分かりました。
「ほらぁもっとよく見てみな、女はみんなこの穴があいてるんだよ、そこへ何か入れるとすごく気持ち良くてねぇ、男はちんぽこを穴に入れるとやっぱり気持ち良いんだよ、分かるかい?ちんぽこはココへ入れるために棒になってるんだ、大人はみんなこうやって気持ち良い遊びをするんだよ…」
沢田さんは肉壷を広げたまま腰を下ろし、男根を入口に付けました。
ニュプ、ヌプププ…
沢田が更に腰を下ろし、肉壷が健太郎の男根を飲み込み始めると、健太郎は目を見開いてその光景を見続けていました。
沢田さんは根元まで挿し込むと、ゆっくりと抜き挿しを始めました。
「ああ~、入っちまったよ~、分かるよっ、健太郎のちんぽこ中で分かるよ、ええか?ほれっ…ちんぽこええか?ほれっ、ほれっ…」「んっ!…んんっ、んっ」中年の女の躰の中へ、自分の男根が深く出入りし、その度に得体の知れないネバ汁がどんどん絡み付いてくる、なにより今までに感じたことの無い気持ち良さが身体中に電気のように流れ、健太郎はろくな返事も出来ないでいました。
「いいねぇ~、可愛いよ健太郎…オマエが果て狂う顔を見せとくれね~いくよ」沢田さんは前かがみになり、健太郎の顔を覗き込みながら尻の動きを早く激しくしていきました。
夜が深まるにつれ、次郎は農作業と風呂での手淫責めの疲れで、いつものように早々に床につくと、直ぐに眠ってしまいました。
「…や、…郎、起きろや、次郎…」
身体の違和感と、女の声で次郎は眠りから覚まされました。
「な、なにしてるのおばちゃん…」
次郎が暗がりの中、視線を下げると、自分の浴衣がはだけ、勃起した男根を握っている女が微かに見えました。
「次郎、また溜っとるよ、こりゃあもっとしっかり搾らんとだめだよ次郎、仕方ないねぇ~、ちいとガマンするんだよ」
まだ夢うつつでぼんやりしている次郎は、男根にピリッと走る痛みに身体を震わせました。
「じっとしてなよっ!こうしないと膿を全部出せないんだよ」
見ると、男根を握る手が皮ごと下へ引っ張られ、先端にクビレが見え始めていました。
「よーし、これでいいよ、ククク…次郎や、ココだけは男になっちまったねぇ、さぁて次郎、わりいけど下ろしちまうよ、いくよ~」女はニヤニヤと笑いながら次郎にかぶさりました。
方肘をつき、次郎の顔を覗きながら股間をまさぐり、女の体重が次郎へ掛かると男根が一気に熱くなりました。
「あっ!おばちゃん…熱いよ、ちん○熱い、あっ…」「熱いかい~、今な、おばちゃんの中へオマエのちん○挿して繋がっとるからなぁ~、今から搾ってやるから、中で全部飛ばしちまいなよぅ、いいかい」
ユッサ!ユッサ!ユッサ…女の身体が前後に動きだすと、男根へ今までにない快感が走りだしました。
ヌルヌルして熱いヒダに全体を包まれ、出し入れされ、次郎の意識は次第にはっきりしてきました。
「あっ!おばちゃん!おばちゃんっ!」 「ええかぁ~、次郎、チン○気持ちええかぁ、ああっ入ってるよっ!オマエのが入ってる!」 女は興奮し、次郎の浴衣を乱暴に剥ぎ、首筋、胸へと舌を這わせ、吸い付きました。
腰の振りは次第に早く激しくなり、ぶつかる股間同士が音をたてました。
パチュッ!パチュッ!パチュッ!…パチッバチッ!
「ああっ!ええっ!ええよっ!次郎っ!次郎っ!…」女は自らの胸をはだけさせ、次郎に擦り付け、更に体重をかけ目一杯次郎の男根を埋め込みました。 次郎は目の前の乱れた女に恐怖を感じましたが、“膿”が袋へ下り始める快感に打ち消され、逆にその女のさまに発情していきました。
「ああっ!おばちゃんっ!あっ!ウミ出るっ!ウミ出る!出るっっ!」 「ええよっ!飛ばせっ!中で飛ばせ!うっ!うっ!あっ!ああっ!!」 「だめ出るっっ!!」 次郎は女にしがみつくと、身体が大きく脈打ち、ビクンッ!と尻を突き上げ、女の肉壷の深くへと“膿”を噴き出しました。 「うっ!ううっ!かはっ!はあっ!…」 動きを止めた女の下で、次郎は肉壷のヒダの刺激から、一人身体を脈打たせ、力みとともに幾度も女の中へ“膿”を発射し、女は、しがみつきながら尻を震わせ、必死に自分の中にタネを飛ばす次郎をニヤついた表情で覗き込んでいました。「次郎…女と繋がっちまったねぇ、フフ…可愛いねぇ次郎…もっと可愛がらせとくれ…もっと…」 次郎の頭を撫でると、女は再び次郎へ身体を押しつけ、ゆっくり、ゆっくり身体を揺さぶり始めました。
「うう~っ!あああ!だめだめだっ!だっ!くうぅ~っ!!」
汁を飛ばし、敏感になっている男根が、再び女の肉壷で搾られ始めると、次郎はたまらずもがき、大きな声を上げたが、女は身体全体で次郎を押さえ込み、構わず搾り続けた。
ジュッ!ジュッ!ブチュッ!グチュッ!グチュッ!…女が垂らす愛液と、次郎の飛ばした“膿”が、男根を挿し込む度押し出され、いやらしい音を出し始めた。次郎はなおわめき続け、女は自分の襟を次郎に咬ませ、口を塞いだ。
「んっ!んんっ!ん~っ!うぐっ!うぐっ!んんっ!」
グチュッ!グチュッ!ブチュッ!ブチュッ!…
「ああっ!ええっ!ええよっ!ええよっ!ああっ!」顔を上げた女は一点を見つめたまま、快楽だけを貪るように、尻を次郎へ乱暴に叩きつけた。 激しく揺れ続ける二人の身体は移動し、布団の染みから点々と、軌跡をたどるように離れた二人の結合部へと伸びていた。
搾り出せる“膿”は尽き果てた状態で、なおも強制的に続く肉壷責めに、もはや次郎は放心していた。 「ああ~っ!くる~っ!!きたっ!きたきたきたっ!果てる!果てるっっっ!」女は目を見開き次郎を覗き込むと激しく揺れ、クッ!と身体が硬直した。 辺りはいきなり静かになり女の尻の膨らみが痙攣を始めると、
「………っ!くっ!かはぁぁぁ~っ!」
止まっていた息が一気に吐き出され、同時に硬直していた身体が崩れ、その拍子に次郎の男根がプチュッ!と音をたて肉壷から捻り出された。
それ以降、“膿”出しは女の肉壷によって搾り取られるようになった。
毎夜のように女と次郎は身体を繋げ、この頃になると次郎の肉体は完全に発情していました。
そして、学校が休みになると、朝から二人して畑仕事をして、昼時になり、畑には御座がひかれ、水の入ったやかんと食いかけのにぎりめしが置かれていましたが、そこに二人の姿がないかわりに、近くの草むらの中が揺れていました。
「はぁっ、はぁ!そろそろかい…あっ!もう噴いちまうか?」
「うっ、もう出そうっ!くるよっ!くるよっ!…」
作業用の薄汚れた着物を着た二人が、押し倒された草の上で、下半身の一部だけ着物をずらした姿で繋がっていた。
肘をつき、よつんばいになっている女に次郎は後ろから男根を挿し、激しく腰をふり、女は地面を見つめながら、次郎の突きに合わせ息を吐き出していた。 「はっ!はっ!はっ!あっ!飛ぶかっ!ええよっ、噴いちまいな!ほれっ!ほれっ!…」
女は発射を促すように身体を揺さぶり、繋がっている部分がパチパチと音をたて、次郎の身体が仰け反った。
「ああっ!でるっっ!でるっ!くうううぅ~っ!」
バチンッ!と力一杯次郎が尻を押しつけ、二人の身体が固まった。
尻だけをぷるぷるとふるわせると、中で噴き出されている汁を感じるかのように「あ!…ああ!あ!…」
固まったまま女の細い声だけ微かに響いていた。
次第に次郎から求めるようになり始めた頃、ぱったりとそれが無くなりました。女の方がさせても、すぐに萎みどうにか発射させても“膿”は殆ど出て来ませんでした。
「やだよぅ、どうしちまったんだよ、まさか次郎め、我慢できなくて帰り道自分で搾っちまってんじゃないだろうねぇ」
女は次郎に問いただしても、なにもしていないと否定はしても、女には次郎の動揺が伝わりました。
次の日、女は学校から帰る次郎の後を付けました。
トコトコと家路をたどっていた次郎は、ふいに道を変えると、近くの家へ入って行きました。
「まさかっ!」
女はひどく驚き目を疑いました。
「そういえば最近、やっとる時に沢田さん回覧板を持ってきたなぁ、ごまかせたと思ってたが…、しかしまさかなぁ…」
沢田さんも今は一人で暮らしていた、女は次第に不安になり、考えた末覗いて見ることにし、沢田家へ向かいました。
庭に回ると人の気配は無く、更に奥へ進むと納屋を見つけました。
そっと近づくと、中から沢田さんと次郎の声が漏れ聞こえて、女は隙間を見付け中を覗いてみました。 「次郎よっ、昨日もヤッたのかい、えっ、このマラ突っ込んで“膿”ってヤツを飛ばしてやったんかい」
裸にされ、箱に座った次郎は大きく足を広げ、沢田さんはニヤニヤとしながら露になった男根を手で弾いていました。
そして、張りきった男根にぺっ!と唾を引っ掛けると、乱暴に扱き始めました。「はぁぁっ、うっ!うっ!…」
次郎は目を閉じ顔を背け、声を殺しています。
「可愛い顔して…えぇ、まだ童のくせに突っ込まされんか…えぇ、これをっ、突っ込んで種飛ばしてんのかい…ほれっ今日も飛ばしてみぃ、膿出してみろ」
唾を吐き掛け更に扱き、次郎の上着を捲り上げると、小さい乳首を音をたてて吸い始めました。
「うう~んっ!うっ!………くうっ!!っっ!」
次郎が歯を食い縛り、身体をぐぅっと力ませると、勢い良く尻が跳ね、同時に先端から白い汁を飛ばしました。
「噴きよったっ、噴きよった、まったくなぁ、散々扱かれて出るようにされちまったのかねぇ、まぁ胡瓜やこけしよかぁよっぽと気持ちええからなぁ~、ほらっ、次はここだよっ!またオマエのマラで引っ掻き回しとくれよ、ほれっ」
沢田さんは着物をたくし上げ、仰向けに寝ると足を広げて指で肉壷を開きました。
次郎は無表情のまま寄っていくと、縮み始めた男根を自ら扱き、張りを戻すと先端を肉壷にあて、抱きつくようにして挿し込んでいきました。
「んんはぁぁ~っ、いいねぇ~…小降りでも違うねぇ…さぁぁ、ふんばれよぅ、いつもみたいに突き回しとくれっ!」
次郎が腰を揺らし始めると、沢田さんはその尻を鷲掴みにし、勢いよく突かせました。
そしてその姿勢に疲れると、縄を尻に回しその縄を引き、男根を抜く事を許さず、身体をひきつらせる次郎を突かせ続けました。
「はふぅ!ふっ!んっ!んっ!んっ!…」
沢田さんの上で、腕をつっぱり半身を仰け反らせながら、次郎は尻に回された縄によって操られるように尻をクネらしていました。
「ええよ~、はぁっ!えぇ!えぇ!」
自らの尻もクネクネと揺らし、沢田さんは恍惚とした表情で次郎を見つめ、男根を味わっていました。
「はうっ!はうっ!出そぅ!“膿”出そぅはふぅ!」弱々しく吐き出されたその言葉に、沢田さんは縄を離すと男根を抜き取りました。
「まだだよぅ、また溜めるだけ溜めて最後に吸い取っちゃるからよ…」
沢田さんは近くに置いてあった細紐を取ると、次郎に見せました。
「やだぁ、それ痛いよぅ、やだよぅ」
「ああ?中に飛ばされてオメェの種付いちまったらえらい事になっちまうよ、イヤなのかい?じゃ、やめちまうかい?ええよ、じゃ電報…」
沢田さんが立ち上がり、離れようとすると、
「わかったよっ!いいよ!大丈夫だよ!」
次郎は驚き、慌てて沢田さんにしがみ付きました。
「…可愛い子だねぇ、少し辛抱すりやぁいいからな、少しな」
仰向けに身体を投げ出した次郎の横にしゃがみ、紐で輪を作ると、沢田さんはそれを男根に通し根元へぎゅうっと押しつけました。
「絞ってええよ」
その言葉に次郎は紐の両端を掴むと引いていきました。
男根は根元の更に下で、紐によってぐいぐいと、肉に埋まってしまうくらい絞られていき、見る間に血管が浮き出しました。 「しっかり絞ってろよ、緩めんじゃないよぅ」
沢田さんは次郎にまたがり、赤み始めた男根を上から挿し込んでいきました。
沢田さんは上から垂れている縄につかまり、尻を大きくゆっくりとクネらせ、次郎はそこから伸びる紐を必死に引いていました。
そんな様子を覗いている女も、いつからか腕が足の間に隠れ、指を肉壷に埋めて息を荒げていました。
クッ!クッ!クッ!…グリグリ…
沢田さんのネチッこい責めに次郎の男根は、積止められ噴く事を許されないまま幾度目かの絶頂を迎えたころ、沢田さんも気が上がり始めました。
「ああ~っ!きたよ~っ!果てるよっ!きた~っ!きたきたきたきたきっきっ…きっ…っ!!!」
尻が激しく前後し、ぴたっと止まると、沢田さんは縄にしがみ付いたまま固まりました。
一気に息を吐き、力が抜けると沢田さんが立ち上がり、抜かれ見えた男根は張ったまま赤紫に変色していました。
そして、沢田さんは次郎を紐を引かせたまま箱に座らせると、足を広げさせ、その間に座りました。
覗く女には背中からしか見えず、更に目を近付けると「お~お~次郎絞めすぎたのぉ、すまんの、いま吸い出して楽ににしてやるよ、いいかい?喰うよぉ」
「喰う?」
覗く女が解らずいると、沢田さんの頭が次郎の股間に近付き、チュルッと音を出すと、次郎は引きつり、同時に紐を離しました。
チュ~ッ!チュパ!チュパ!チュチュ~ッチュチュ~ッ!…
吸い付く音と揺れる頭、そして背中の柱に手を回し、身体を痙攣させる次郎、覗く女は心底驚きました。
「うそだろぅ!沢田さん、次郎のちんぽこシャブってんのかいっ!…そんなこと…」
したことも聞いたこともないその行為に、覗く女は固まり、同時に今までにない興奮を覚えると、必死に顔を押しつけ見続けました。いやらしい音をたてながら、時折頭が止まると、次郎は激しくもがき両足で沢田さんの頭を挟みました。
「あっ!がっ!かはっ!だめぇっ!そこっ!だめっ!舌だめっ!あががっ!」
沢田さんは構わずチュ~チュ~と汁を吸い出す音をたて頭を揺すり、しばらくしてようやく頭を離しました。
「はぁぁ~、奥から全部吸い出してやったよ、はっ、しかし私もしょうがないね~、童のマラ突っ込んで気をはいちまうは最後は口に入れてシャブっちまうんだからねぇ、千代さんの事どうこう言えないねぇ、」
沢田さんは独り言を言いながら、たらいの水で濡らした手拭いで、互いの汁でぐちゅぐちゅに次なっている郎の股間を拭き、自分の股間も拭き取った後、服を着せ始め、覗いていた女は急いでその場を離れました。「そうだったのかい、沢田さんに観られてたんだねぇ、まぁ沢田さんも次郎と交じわっとるから言わんとは思うが…あんなに搾り取っちまってよぅ、しかしまさか口に入れちまうなんて…」
女は色々考えを巡らせていたが、男根にシャブリつき、ジュルジュルと音をたてながら汁を吸い出すあの光景が離れず、家へつくと、押し入れに締まっていた、自慰に使っていた手製の張型と、手近にある胡瓜を持ち、裏山へと姿を消していった。
裏山での自慰の後、女は考えを巡らせていました。
「二人で次郎を取り合ってもしょうがないねぇ、こうなったら一蓮托生…」
次の日、女は沢田さんに話があると会いに行き、覚悟していた沢田さんは、女の以外な提案に驚き、躊躇しました。
長く話は続き、それが終わる頃には艶っぽい空気が二人を包んでいました。
それから一週間ほどたった頃、沢田さんの家の納屋では、いつもの様に“膿”出し行為がされていましたが、沢田さんが馬乗りになり腰を振る相手は、次郎ではない男の子でした。
「ええよぅ!ええよぅ!オマエは、飛ばせないままでいとくれよぅ!あっ!ああっ!来た!マラが暴れとるよっ!あああ…!」
沢田さんが見下ろす下には、次郎と同じ立場のこの村の子ではない男の子が、躰を縄で縛られた姿で、口にくわえた棒をギチギチと噛み潰しながら顔を引きつらせていました。
「そんな可愛い顔されちまったら止められないじゃないのさぁ、えぇ?健太郎よぅ…」
沢田さんは健太郎の顔を覗き込みながら、ズッ!ズッ!ズッ!と腰を強く揺すり始め、果てたばかりの男根を再び責め始めました。
「はんんっ~!くっ!くふっ!ぐうぅ~っ!」
健太郎は唯一動かせる頭を激しく振りながら、男根へ強制的に与えられる刺激に悶絶寸前でした。
「うっ!うっ!ああっ!また…また最後は小便出しちまうのかねぇ、あっ!…この子は…」
そう言いながら沢田さんが目を向けた先には、女が次郎と繋がっていました。
「種が無いならソレしか出せないだろぅ…その子は」「出…そう、出るよっ!“膿”出る!出るっ!」
「来たのか?ほれっ!また見せてやれ!飛ばして見せてやれ!」
女は次郎の男根を肉壷から引き抜くと、手で扱きたてました。 「はああ~っ!出る!出るうぅ~っ!……っうっ!!うっ!!」
次郎の尻が跳ね上がると、扱かれている男根の先端から‘ビュュ~ッ!ピュッ!ピュピュッ!’と勢いよく白いネバ汁を噴き出させました。
「ほれぇ!健太郎は気張ってるよっ!次郎もこのままもう一発飛ばしてみな!」女はネバ汁が絡む手のまま男根を扱き続け、次郎も躰を引きつらせました。
一週間ほど前、二人は男の子をもう一人加える話をしていました。
それを実行する日、学校が終わると次郎は畑仕事を手伝う事になっていたので、家へ戻ると支度を済ませて畑へ向かいました。
作業を続け、一段落すると休憩する事にしましたが、それは“膿搾り”を意味して、習慣になっていた次郎は反射的に男根を腫らし、発情していました。
「外でやるのは久方ぶりだねぇ、じゃあ行くかい」
女に手を引かれながら次郎と二人、林の中へと消えていきました。
その頃沢田さんは、健太郎に近付き、友達の次郎の元へと案内を頼み、二人で向かっていました。
畑仕事だと知っていた健太郎はそこへ行きましたが、次郎はいません、しばらく探している所に沢田さんが「おや、何か音がしたよ、こっちじゃないのかい?」「えっ、だってそんな中には絶対居ないよ」
「いやいや確かに声が聞こえたよ、どれ行ってみるかい」
わざとらしいままに健太郎を連れて入って、少し進んだ所で今度ははっきり二人の耳に声が聞こえました。「あっ!あっ!ええ、そのままっ!そこっ!そこっ!…次郎や!次郎!」
「おやおや…二人は何してんだかねぇ、ちょいと覗いて見るかい」
躊躇する健太郎を押すように更に進むと、健太郎の目に女と次郎が映り、同時に躰が硬直しました。
ほとんど裸の女が木につかまり、突き出した尻に、やはり裸の次郎がお腹を激しくぶつけ、その度女はいやらしい声を上げていました。
「っっ!はっ!…っ!」
声も出せず、健太郎は目の前の光景を本能的に悟ったのか、目を見開き血を上らせていました。
そして、次郎に突かせていた女は合図の葉の音に気付くと、次郎を音の方へ見えるように仰向けにし、男根を立てるとゆっくり壷へ埋め込んでいきました。
「ほら見なよ、次郎のちんぽこ入れてるだろぅ、ああやって、ほらっ!出したり入れたり…大人はああやって遊ぶんだよ、気持ち良くてねぇ…」
沢田さんが下へ目をやるとすで健太郎は男根を腫らしていました。
「はっ!ああっ!次郎!気張れよっ!…あっ!もう一発飛ばすよっ!次郎!」
抜き挿しされる結合部は、一度“膿”を中へ飛ばしているのか、白く泡立ち、尻とお腹に糸を引きながら、クチャクチャと二人まで聞こえる音を立てていました。
「っ!なっなにするのっ!だめ!」
健太郎が股間の違和感に気付いて見ると、沢田さんの手がズボンのボタンを外していました。
「しーっ!声を出すんじゃないよ!二人に見つかっちまうよ、…いいから、腫れちまったんだろ?ちんぽこ…おばさんに任せなよ、いいからあの二人をよく見てなよ…」
「だってだめだよっ!恥ずかしいよ!」
「オマエこのまま帰れないだろ、腫らしたまま、疼いちまってんだろ、いいから見てな」
形だけの抵抗を見せる健太郎に沢田さんは、手に入れた事を確信しながらスルリとズボンを下ろしました。「おやぁ、可愛いマラだよぅ、ほれ、カチカチじゃないか…楽しみだねぇ」
男根を手に包み、優しく揉み始めると、健太郎はピクピクと反応しました。
「…どうだい、気持ちいいだろぅ」
沢田さんの囁きに健太郎は恥ずかしがりながらも頭を頷かせ、目は二人を見続けていました。
「もっと気持ち良くしてやるからな…」
沢田さんは指にペッペッと唾を飛ばし、先端を揉みながら、皮で塞がれた先端に指をあて、ゆっくりと広げる様に入れていきました。「はああっ!っはうっ!」健太郎は尻を跳ねさせました。
「剥いた事ないよねぇ、童にはまだ早いが大丈夫だよ、痛くないよ」
口を広げる様にゆっくり指を回していくと、しだいに広がり始め、片方の指で皮を下げていきました。
そして完全に剥かれると、まだ汚れの知らない綺麗な桃色の亀頭が現れ、沢田さんは目を細めました。
「出しちまったよぅ、あぁ、可愛いねぇ~、私のだよ…、このマラは私が仕込むんだよ…」
指へ再び唾を吐き、手に納まってしまう程の男根を握ると、搾り出すように扱き始めました。 「…さぁ、オマエもたくさん気をやって盛らして、私の中で何度も何度も、果てさせてやるからねぇ~」
シコシコシコ…
「はっ!はぅん!はっ!はっ!はっ!…」
「どうだい?ちんぽこ、気持ちいいかい?…」
沢田さんの問い掛けに健太郎は反応しませんでした。ただ、硬さを増し、扱きに合わせて荒く息を吐く姿が問いに答えていました。
「はっ!はっ!…あっ!ああっ!あああっ!…」
健太郎の反応が変わりました。
いきなり下に顔を向けると、目を見開らかせて手は草を握り潰す様にきつく握り、足を後ろに突っ張らせました。
沢田さんはそれを見るなり指を離してしまいました。ビックン!ビックン!…
果てる寸前で離された男根は、生きものの様に激しく暴れて最後の刺激を求めていました。
健太郎は歯を食い縛りながら辛そうに沢田さんに目を向けました。
「…なんで…ちんこ辛いよ…膨らみ過ぎて痛い…」
「辛いかい?こんな暴れちまったら辛いよなぁ、家で続きしてやってもいいよ、どうするね…」 「…して…ちんこ痛い…」沢田さんは含みのある笑顔を見せ、引きつる男根のまま健太郎のズボンを直すと二人でこの場を離れました。
女はそれを確認すると、態勢を変え、次郎にしがみつきました。
「よくやったよ次郎や、褒美にオマエが失神するまで搾り続けてやるよぅ…」
ぶるぶると辛そうに横に振る次郎の顔の脇へと女は頭を埋め、尻を今まで以上に激しく動かし始め、次郎の悶絶声と、激しい結合音が林の中で響き続けました。
沢田さんと健太郎は、人目を避けるように家へ向かい、そのまま納屋へ入りました。
「さぁ、そこへ寝ておばちゃんに任せな…続きを最後までシテやるよぅ」
並べられた木箱に御座が敷かれただけの台に、健太郎は言われるまま横になりました。
着ているものを全て剥ぎ取ると、健太郎の足を開くように台に縛り、腕も縛りました。
「なんで、なんで足や腕をしばるの?なんでだよぅ」不安げに躰をクネらす健太郎の横で、沢田さんも服を全て取り去り裸になりました。
「これから儀式をするんだよ、健太郎にゃずいぶんと早いがよ、おばちゃんで健太郎の男を目覚めさせる儀式だよ」
沢田さんは健太郎にまたがる様に立つと、指で肉壷を広げました。
健太郎の男根は反応するように一層反り立ち、激しく脈打のが分かりました。
「ほらぁもっとよく見てみな、女はみんなこの穴があいてるんだよ、そこへ何か入れるとすごく気持ち良くてねぇ、男はちんぽこを穴に入れるとやっぱり気持ち良いんだよ、分かるかい?ちんぽこはココへ入れるために棒になってるんだ、大人はみんなこうやって気持ち良い遊びをするんだよ…」
沢田さんは肉壷を広げたまま腰を下ろし、男根を入口に付けました。
ニュプ、ヌプププ…
沢田が更に腰を下ろし、肉壷が健太郎の男根を飲み込み始めると、健太郎は目を見開いてその光景を見続けていました。
沢田さんは根元まで挿し込むと、ゆっくりと抜き挿しを始めました。
「ああ~、入っちまったよ~、分かるよっ、健太郎のちんぽこ中で分かるよ、ええか?ほれっ…ちんぽこええか?ほれっ、ほれっ…」「んっ!…んんっ、んっ」中年の女の躰の中へ、自分の男根が深く出入りし、その度に得体の知れないネバ汁がどんどん絡み付いてくる、なにより今までに感じたことの無い気持ち良さが身体中に電気のように流れ、健太郎はろくな返事も出来ないでいました。
「いいねぇ~、可愛いよ健太郎…オマエが果て狂う顔を見せとくれね~いくよ」沢田さんは前かがみになり、健太郎の顔を覗き込みながら尻の動きを早く激しくしていきました。
- category
- ショタ小説
- 2010⁄08⁄24(Tue)
- 01:09
給食が済んだ後
確か5月のGW明けくらいだったと思う
俺には5歳年上の兄貴が所持してたエロ本から、すでに「男と女がチンコをマンコに~」の行為が
いわゆるセックスだということを理解していたんだが、クラスメイトのOってデブが
勃起することがセックスなんだと勘違いしていて、本当のセックスはそうじゃない、みたいなことを
俺が言ったら、Tちゃん知ってるの? どう違うの?と質問攻め。
給食が済んだ後、普段は全く利用者がいない離れの体育館脇のトイレの個室に二人で入って解説開始。
俺「まず、ちんちんがなんで勃起するか知ってる?」と聞くと
O「エッチなこと考えると勃起するから、これがセックスなんだと思ってた」ヤツが言う
そのあまりの無知さに、俺のちょっとしたイタズラ心が動いた。ヤツのチンコが見てみたかった。
ヤツの無知さを利用して、本当のセックスはまず勃起してみて~・・・みたいな事を言った時、
O「あ、ちょっと待って。ションベンしちゃうから」と言って、入っていた個室の便器に
俺に見られる事に何の抵抗も感じた様子もなく、ブリーフをタマの下まで両方の親指で下ろして
放尿したんだ。見たがってた俺が言うのも何だが、かなりドキドキしたのを今でも覚えてる
放尿が終わった後、再びチンコをパンツに戻してパンツ越しからチンコを触って勃起させるO。
それを見ながら俺も徐々に興奮してくる。当時のブリーフは結構緩いタイプだったが、
それでも見て分かるくらいデカい。少なくとも当時の俺よりか、は。(後のエピソードで12cm位と判明)
さっき放尿してた時に見たチンコはそれ程大きさを感じなかったが、このギャップに堪らなく興奮した俺は
「この先っぽの方を触ってると何か気持ちよくなるよ」と言って、Oの指を亀頭を撫でるように促した。
「じゃ、二人でチンコの先っぽ擦り合おうよ、オレだけじゃ何かズルイし」と彼が言うので、
俺もジャージズボンを下ろしてブリーフパンツになり、勃起してた自分のチンコをOのチンコに宛がった。
マンガの表現でよくある、いわゆる「テントパンツ」状態で。Oの身長が高かったこともあって
俺は背伸びした体制でパンツ越しにお互いが擦り合って、暫くしてら俺のチンコが妙な感覚になって
あれ?何かコレ・・・あっ・・・と思った瞬間、イった。この時は汁も出なかったが、初めて体験する
あのチンコの「ビクビク感」にちょっとパニクって、一度背伸びを止めてチンコを離し、一呼吸した時、
「直にやったらもっと気持ちいいかな?やってみようぜ」と軽く言うO。流石に今のチンコ状態が
まともじゃないことくらい理解していたんで、「もう昼休み終わるし、続きは放課後にしよう」と
その場を逃れる俺。5時限目の授業が始まっても、イった後のチンコの感覚に戸惑っていた俺・・・
帰りのHRも終わり、次々と帰っていくクラスメイト。その頃にはチンコの状態も落ち着いてきていた。
その日、俺は日直だったんで教室に残って雑務をしていたんだが、ふと周りを見るとOが居ない。
まだ残っていたクラスメイトに聞くと「さっき帰ったの、見たよ」とか言われる始末。忘れたならまぁいいか、
なんて思いながら、職員室へ日誌と先生が使うチョーク入れの箱を持って行き、最後に教室の窓の鍵を閉めて
さあ帰るかなとカバンを整理していた時にドアがガラリ。「続きするの忘れてた!」・・・再び体育館脇のトイレへ・・・
待ちきれなかった様子のO。惜しむことなくパンツを膝元まで下ろし勃起させたチンコを出す。勿論、完全な包茎。
アサガオの花が萎んだ形を大きくしたようなチンコが元気よく上向きになり、根元からカリ部分までが同じ太さで
亀頭を覆うように皮あまりの先っぽ。俺もすでに興奮してOに抱きつくように体をくっつけて、背伸びしながら
直にチンコを擦り合った。ヤツのタマに俺のチンコが埋もれるような状態になると凄く気持ちよかった。
「Tのチンコ、オレのより小さいな」擦り合ってるチンコを上から見ながらOが言う。
「Oちゃん、体大きいからチンコもデカイんだよ」悔しいが、俺なりの本音で返答した。
結局、俺はその日に2回イった。その時Oはイったかどうかは分からなかったが・・・
その後もOが引っ越す11月まで隠れてチンコチャンバラ続けたりしてたな
お互いのチンコ測ったり、フェラも何回かはしたけど、一番したのはやっぱりチャンバラだった
今でも「トイレのチンコチャンバラプレイ」を思い出してはオカズにしてたりしてる
俺には5歳年上の兄貴が所持してたエロ本から、すでに「男と女がチンコをマンコに~」の行為が
いわゆるセックスだということを理解していたんだが、クラスメイトのOってデブが
勃起することがセックスなんだと勘違いしていて、本当のセックスはそうじゃない、みたいなことを
俺が言ったら、Tちゃん知ってるの? どう違うの?と質問攻め。
給食が済んだ後、普段は全く利用者がいない離れの体育館脇のトイレの個室に二人で入って解説開始。
俺「まず、ちんちんがなんで勃起するか知ってる?」と聞くと
O「エッチなこと考えると勃起するから、これがセックスなんだと思ってた」ヤツが言う
そのあまりの無知さに、俺のちょっとしたイタズラ心が動いた。ヤツのチンコが見てみたかった。
ヤツの無知さを利用して、本当のセックスはまず勃起してみて~・・・みたいな事を言った時、
O「あ、ちょっと待って。ションベンしちゃうから」と言って、入っていた個室の便器に
俺に見られる事に何の抵抗も感じた様子もなく、ブリーフをタマの下まで両方の親指で下ろして
放尿したんだ。見たがってた俺が言うのも何だが、かなりドキドキしたのを今でも覚えてる
放尿が終わった後、再びチンコをパンツに戻してパンツ越しからチンコを触って勃起させるO。
それを見ながら俺も徐々に興奮してくる。当時のブリーフは結構緩いタイプだったが、
それでも見て分かるくらいデカい。少なくとも当時の俺よりか、は。(後のエピソードで12cm位と判明)
さっき放尿してた時に見たチンコはそれ程大きさを感じなかったが、このギャップに堪らなく興奮した俺は
「この先っぽの方を触ってると何か気持ちよくなるよ」と言って、Oの指を亀頭を撫でるように促した。
「じゃ、二人でチンコの先っぽ擦り合おうよ、オレだけじゃ何かズルイし」と彼が言うので、
俺もジャージズボンを下ろしてブリーフパンツになり、勃起してた自分のチンコをOのチンコに宛がった。
マンガの表現でよくある、いわゆる「テントパンツ」状態で。Oの身長が高かったこともあって
俺は背伸びした体制でパンツ越しにお互いが擦り合って、暫くしてら俺のチンコが妙な感覚になって
あれ?何かコレ・・・あっ・・・と思った瞬間、イった。この時は汁も出なかったが、初めて体験する
あのチンコの「ビクビク感」にちょっとパニクって、一度背伸びを止めてチンコを離し、一呼吸した時、
「直にやったらもっと気持ちいいかな?やってみようぜ」と軽く言うO。流石に今のチンコ状態が
まともじゃないことくらい理解していたんで、「もう昼休み終わるし、続きは放課後にしよう」と
その場を逃れる俺。5時限目の授業が始まっても、イった後のチンコの感覚に戸惑っていた俺・・・
帰りのHRも終わり、次々と帰っていくクラスメイト。その頃にはチンコの状態も落ち着いてきていた。
その日、俺は日直だったんで教室に残って雑務をしていたんだが、ふと周りを見るとOが居ない。
まだ残っていたクラスメイトに聞くと「さっき帰ったの、見たよ」とか言われる始末。忘れたならまぁいいか、
なんて思いながら、職員室へ日誌と先生が使うチョーク入れの箱を持って行き、最後に教室の窓の鍵を閉めて
さあ帰るかなとカバンを整理していた時にドアがガラリ。「続きするの忘れてた!」・・・再び体育館脇のトイレへ・・・
待ちきれなかった様子のO。惜しむことなくパンツを膝元まで下ろし勃起させたチンコを出す。勿論、完全な包茎。
アサガオの花が萎んだ形を大きくしたようなチンコが元気よく上向きになり、根元からカリ部分までが同じ太さで
亀頭を覆うように皮あまりの先っぽ。俺もすでに興奮してOに抱きつくように体をくっつけて、背伸びしながら
直にチンコを擦り合った。ヤツのタマに俺のチンコが埋もれるような状態になると凄く気持ちよかった。
「Tのチンコ、オレのより小さいな」擦り合ってるチンコを上から見ながらOが言う。
「Oちゃん、体大きいからチンコもデカイんだよ」悔しいが、俺なりの本音で返答した。
結局、俺はその日に2回イった。その時Oはイったかどうかは分からなかったが・・・
その後もOが引っ越す11月まで隠れてチンコチャンバラ続けたりしてたな
お互いのチンコ測ったり、フェラも何回かはしたけど、一番したのはやっぱりチャンバラだった
今でも「トイレのチンコチャンバラプレイ」を思い出してはオカズにしてたりしてる
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- ショタ小説
- 2010⁄08⁄19(Thu)
- 22:16
再会(「なんとか峠」
峠での斬り合い、重四郎の道場での乱闘、捕らわれの無念、熊造による乱暴な肛姦、中坪の
宴会、竹内と三次との淫猥な夜、そうして次々と続いてきた運命の急流に浪乃進は押し流さ
れて来た。「江戸で母上に別れてから、ほんの一月も経ていない内に、この浮世の底の底まで堕
ちてきてしまった。まだ、この世には底が、底の抜けた地獄があるのだろうか」と浪乃進は思う。
紅くも屋の域内で通称「西奥」と呼ばれるこの座敷は驚くほど森閑としている。浪乃進は縁
近くに座って古びた庭と前栽を眺めている。この棟は後ろには木立の深い山の鼻を回ったとこ
ろにあり、遊郭本体の建物とは小山に隔てられている。距離的にもかなり離れているので、三
味線の音や酔客の声、遊女の嬌声なども、夕暮れ時からほんの時たま風にまぎれて聞こえて
くる程度だった。
ここで、浪乃進は、しばらく中坪の暑苦しいガマの顔を見ずにすんでいる。あの夜以来竹内が
浪乃進の身柄を預かり、中坪の意向をさえぎっているらしい。平穏がここにはある。これを平
穏と呼んでいいのだろうか。
昼過ぎから、浪乃進は湯屋に降りていた。「西奥」の湯屋はブナの谷を降りたところにあり、
湯船は自然石で、こんこんと熱い湯が湧いていた。
そこで、湯に漬かって、何度も何度も肌を洗いすすぐ。香料を詰めた袋で、全身の肌を撫でる、
湯に漬かる、風になぶらせてから、また肌をすすぐ。腋も脛も、指で探るようにして、一毛も
残さず剃り落とす。性器の根元の陰毛は剃らず、その周辺を刈り込んで可愛らしい茂みに仕
上げる。
崖の下の厠に入って、大小の用を足したあと、再び湯で温まり、三次に持たせられた小壷を
取り出す。薬草と蜜を練り合わせたどろどろしたものをすくって、顔をしかめながら、自らの
尻の間を探り、肛門深くに指を差し込んで秘薬を塗りこんでゆく。自分の指の動きで起こる
異様な感覚に身震いしながらも、肛門が秘薬になじんでくるまで、指をそろそろと出し入れし
続ける。どろどろした秘薬は次第に浪乃進の肛門のしわの一つ一つに染み入り、腸の襞という
襞になじんでいく。湯で温まったことと相乗して、やがて浪乃進の肛門はふっくらとほころび、
開花寸前の小菊のように盛り上がった。湯の中で指先にその柔らかな感触をもてあそんでいる
と時を忘れてしまう。こんな愉しみを、世の幾人の男が知ることだろう、と浪乃進は思ってし
まう。
浪乃進は一心に肛門の手入れをする。あとは部屋に戻ってから香油を塗って艶をだせばよい。
浪乃進は谷間の湯屋で、長い長い時間をすごした。課せられた体への処置が終わっても、浪乃
進は湯船を離れようとはしなかった。谷川の音と、郭公の声を聴き、湯船の縁に腰掛けて湯に
足先を入れ、なにとなく洗い髪をすいていると、全身がブナ林の緑に染まっていくようだった。
浪乃進は生まれて初めて、自分の肌と髪をいとおしむという快楽に溺れていた。また、自分の
体の穴、というものをこれほど意識的に手入れをしたことも初めてであった。
座敷の小机には竹内が差し入れてくれた数帖の書籍が載せてあった。街道筋のやくざの隠居
の持ち物としては、いかにも不自然な書目であった。江戸でさえ、このような書籍を捜し求め
るには金銭のことはおくとしても大変な苦労をすることになるだろう。竹内は、もしかして武
家の出身なのではないか。しかもかなりの名家の出かもしれない。その謎も浪乃進の頭を離れ
なくなっていた。
湯から戻って、浪乃進は、その書籍を開いてみたが、頭に霞がかかったようになっていて、どう
にも読み進められなかった。なかなかに乾こうとしない洗い髪を無意識に指でいじりながら、
浪乃進の目は、明るい庭と前栽をさまよっていた。そして浪乃進の心はといえば、夜の記憶に半
分は捕らわれていた。
ここ何日か、竹内老人との夜は穏やかと言ってもいい。
先夜は、浪乃進の乳首に紅を捌かせて、うすもみじの裾絵の腰巻一つにされた。
「そのあで姿で、月の下で舞って見せておくれ」
と言って老人は杯を傾け始める。
月の照る縁先に出て、浪乃進は舞った。鼓も謡もなく、風が葉を過ぎる音と虫の音だけが、
舞に和していた。白い半身が月の光を受けてゆっくりと回る。弓手が空に伸ばされて、美しい腋
が晒される。風がむき出しの胸を撫でていくと、ちりちりと乳首が立って来る、寒いわけでは
ない、この場の何か、見つめる老人と三次の視線がそうさせるのかもしれない。意識すればす
るほど、浪乃進の体は勝手に微妙な反応を連鎖していくようだ。うすい透き通るような絹の
お腰が股間にからむと、それだけの刺激で恥ずかしい突起がむくむくと首をもたげてくる。
しばらくすると、尿意がきざして来た。舞の手を止めて、小水の哀願をする。
老人はそれを待っていたのだろう、にやりとして大杯を取り出した。浪乃進はうすい腰巻の
前を開いて、腰を落とし、恥ずかしい股間の酒器を老人が持つ杯に差し出していく。
竹内の大杯に、尿はしとしとと注がれ始めた。この行為の恥ずかしさと、思いの外に溜まって
いた尿の圧力がその流れの調子を狂わせる。陰茎の先が震え、不意に急流を発してしまう。大
杯からは尿がはねる。浪乃進は赤面して羞恥にすくんだ。
老人が、なみなみと注がれた尿をあじわうのを見て、浪乃進は膝を落として顔を伏せてしまっ
た。
「浪殿は、こうして幾夜過ごしても、恥ずかしさだけで涙を浮かべるお人だ。その心と体の潤い
を枯らさせたくはないねえ、俺としちゃ。
さあ、ちと冷えたか。俺があたためてやろう、布団においで」
そう言われて、浪乃進は残尿が股間の道具についていないか気になって腰の布で陰茎の先をそ
っと拭い、お腰をするりと落として素裸になると、
「失礼いたします」
と言って、竹内が横身になって待っている布団に入った、後ろ身に竹内にからだを預けた時、
浪乃進の全身は細かく震えた。
「そんなに冷えちまったのかい」とそう言って、竹内はゆったりと腕を回して、浪乃進を抱いてく
る。その腕にしがみつくようにして浪乃進は唇を噛んだ。
本当は、体は冷えたわけではない、乳首どころか肩先でも、わき腹でも触れられただけで即
座に声がでそうなほどになっていた。今夜何をされたというわけでもないのに、自分の体は悶
々としている、そのことが浪乃進を狼狽させていた。
知ってか知らずか、老人は愛撫するでもなく、浪乃進を緩やかに抱いて、ただ後れ毛のあた
りに口をつけて浪乃進の香気を吸っているようだった。
開け放した縁から風が抜けてくる。
「いい月夜だ」
竹内が言ったが、浪乃進は言葉を発することができず、ただ、なめらかな尻を老人の骨ばっ
た腿に押し付けるようにして、わずかに気持ちをあらわした。そして泣きたい気持ちで待った。
またある夜は、
竹内と三次は、浪乃進を画材とした絵巻用で下絵の相談であった。大きな衣装つづらを三つ
も四つも持ち出して、様々な衣を浪乃進に着せてみる。三次は画帳に取り組む。このときばか
りは、墨をすったり、筆をそろえたり、行灯の位置を変えたり、三次の弟子がやりそうな仕事
を嬉々として竹内が引き受けている。
浪乃進はせっかく着せられた裾模様のうちかけを妄りがましく乱して、危うい格好をさせら
れている。髪を前に流したり、わきに垂らさせてみたり。
「首をもう少し持ち上げて、こう脚を組み替えておくんなせえ、」と三次の注文がつく。
「そうだ、そのかっこうで浪殿のお道具を股からのぞかせてみちゃどうだい」
と竹内が口を出す。三次は苦笑して、
「そう、はなっから品を下げますかい、ご隠居」
「こら図星だ、年寄りほど意地汚ねえってか」
図案も進んで、浪乃進は布団に腹ばった
ような姿勢にされた。
「ここは、剥き卵のようなお尻をこう出してみましょうや」
と三次が言うと、竹内はいそいそと近づいて浪乃進の着物をくるりと持ち上げて白い美しい尻
を顕わにさせた。
「こうあらためて眺めると、まろみはまろい、白いは白いが、やっぱり、やわこい女の尻じゃあね
えな」
「へい、白いうえにも白いが、どこか硬くて…青白いような…、」
一体こうしてこの二人は何時まで、自分の尻をああでもないこうでもないと眺めたり、下絵
に取ったりしているのだろうと、浪乃進は腹ばったまま思う。あきれていたが、どこか二人の子
供が、遊んでいるようにも見える。尻を晒した自分の破廉恥な役割も忘れてやんちゃな子供を
あやしているような気分にもなる。
「三次、俺はちょっと辛抱がきかねえ、一歩すすめようぜ」
「ははあ、一歩ですかい?」
「おう、この白い尻を、ぱっくり開いてもらってよ、あれが見てえ」
「…、」
浪乃進にも聞こえている。晒された尻にきゅっと力がこもったようだ。
「浪殿、ちいっと手を尻にまわしてな、尻を開いて菊のつぼみを見せてくれや、三次に永遠に残
してもらおうぜ、その魅力をな」
浪乃進は頬をうつぶせたまま床にこすりつけて嫌々をし、
「お、お尻を浪乃進の手で開けとおっしゃいますか。ああ、いっそご隠居様に無理に開かれたほ
うが…、浪は、浪は…」
そう震える声で細々と言ったものの、逃れられぬことは分かっていた。おずおずと指を尻た
ぶに添えると、
「浪の、お、お尻の奥、御覧くだされ、…」
そう言って、浪乃進は自ら尻を開いて見せた。その時、竹内にしても三次にしても少し意外だ
ったのは、浪乃進の思い切りのよさだった。まるで、やけのように浪乃進はその尻を思い切り引
き裂くように広げた。引き開けられた谷間に襞を畳み込んでいた肛門まで引き広げられ歪ん
で、襞の一部をほころびさせ、ねちっとした粘膜の照りまで露見していた。
ごくりと、三次がつばを呑む。これが初めてではないのだが、このお人の尻の奥から菫色のつ
ぼみがのぞく瞬間は常に新たに慄きのような感情がわきあがる。高貴な尻の奥を覗き見たい
という自分の抑えがたい欲情の下劣さにあきれる。
浪乃進は心にとなえていた「御覧なさい、浪の穴を。汚物を搾り出すこの穴、ここを浪乃進は
日々磨いております。壷のお薬も毎日塗りこんで仕上げております。この艶を御覧ください。
浪乃進の恥ずかしいすぼまりを見て、、さげすんで、お嘲いになってください。絵巻になって、
後の世まで浪乃進の恥ずかしい尻穴が伝わるのでしょうか。後の世でも、男達が浪乃進の穴を
見て嗤うのでしょうか。それでもかまいますまい、見て、見て、御覧になって!」
浪乃進は、腹ばいで尻を思い切り開きながら、本能的に股間を強く絹の布団にに押し付けて
いた。体重をかけるという以上に擦り付けるように押し付けていた。そこから、じいんとじいん
という一種の波動が浪乃進の腰を中心に広がり始めていた。
横たわって、体を見られ、描かれるばかりだというのに、「辱め」がすでに浪乃進の性的興奮
の起動装置になってしまっているため、指一本触れらぬままでも浪乃進は心の中で「辱め」を受
容し、意識の中で犯され、性的境地に突入してしまう。だから浪乃進はくすぶり続ける官能
を処理しきれず、ほとんど涙ぐんでいた。
「下絵はここでひと段落としようぜ、浪殿ご苦労だったな」
そう言われた時、浪乃進は布団の上でうずくまって、はだけた衣類をかきあわせてみたもの
の、立ち上がることができなかった。浪乃進の下半身にはまともに力が入らなかったのだ。無
理に立てば、ぶざまに倒れるだけだとわかっていた。
竹内は見て見ぬふりで、十分それを承知していたらしい
「このままじゃあ、浪殿も寝付きが悪かろうよ。三次、あとはまかせるぜ可愛がってやりな。老
骨はちいっと疲れたようだ」
と言って、竹内は寝所に下がってしまった。
前庭からは虫の音がりりり、りりり、と聞こえ、風も無い。
三次は、黙然と座っている。いつもの調子のいい軽い調子が失せてしまっている。三次は竹内に
対して何も含むところは無かったが、浪乃進という美しい生き物を独り占めしてみたいという
欲望は心のどこかに潜んでいた。自分でも気づかずに、渇望していたようでもある。それが不意
にこの夜、三次の目前に実現してしまった。
向こうの行灯に照らされて、白い美しい生き物がうずくまっている。
三次は自分の唾ばかり呑み込んで、容易に動けない、「俺が、あの人を…」
一方、浪乃進は苦しくてならなかった。心もからだもぶすぶすと火がくすぶっているようで、
腋からは冷や汗が流れた。襦袢をかきあわせた自分の手に、ひどく固く尖ったものが触れた。
ちらりと見ると勃起した自分の乳首だ。雪白の胸に、赤く婀娜っぽく、頭をもたげた様子はひ
どく淫らだった。
浪乃進は、そういう自分の体が恥ずかしい。その恥ずかしさを暴かれ、触れられるのを待って
いるということはもっと恥ずかしいことだったが…。
「三次、三次、浪のところへ、浪のところへ来てくだされ」
「…、…」
「浪はなんだか苦しくて、動悸がして、足がよく動きませぬ、ここへ来てくだされ」
「へえ」
三次が浪乃進のうずくまる布団のわきに寄った。自分が画帳に描いた浪乃進は静かに尻を晒
して顔をそむけていたが。この現実の浪乃進は、苦しげに息をついていた。目じりには美しいゆ
がみが走り、透明な露が留まっていた。汗なのか涙なのか分からなかった。
美しい人は、その苦しみの形もまた美しい、と三次は思った。
「お苦しいのは、どのあたりで?」
三次の手が肩口に触れてくると、浪乃進は身震いが起こるのを、脚をすり合わせるようにし
てこらえねばならなかった。
浪乃進は三次の手にすがるように取りつき、それを何気なく胸のほうに導いていった。
「ここです、ここが、…」
浪乃進とあろうものが、男の手を肌に導くなどなんと破廉恥な、と自分でそう思うと一層胸
が苦しくなった。
「浪殿!、こんなにどきどきして。胸のこれは…、乳のつぼみが突き立って、おお、硬くなってお
りやすが…」
「…、三次、いじって」
この言葉を聴いて、三次は血が沸くように感じた。
どっと、三次は浪乃進に覆いかぶさり、二人は布団の上でもつれた。三次の片手は浪乃進の乳
首を手のひらに収めたまま、顔は浪乃進の懐にもぐりこむような姿勢になる。三次はもうた
まらず白く張りのある浪乃進の腹部の肌に唇を押し当てた。いい香りがした。
伸ばした手で、三次は首筋、喉元、肩、胸、脇の下へと探っていく。その指の下で肌は怯えて震
える。
ああ、俺は、俺はこの方を、この美しい方を、…
三次はこの時点で、迷いの状態からふっきれ、欲望のままに動き出した。その壮年の膂力で、
浪乃進の半身をねじ伏せ、その白いももを、毛深い自分の腿で押し広げた。傍目にはそれは、
壮年のオスが、まだ若い未熟なオスを組み敷いて倒す格闘の図であった。
浪乃進はそのあらかじめ予定された敗北を深いため息とともに迎え入れた。打ち倒され、開
かれ、腹を、胸を、腋を、三次の熱い唇でむさぼられていく。浪乃進はこの甘美な敗北を狡猾に
受け入れ、全身を震わせて敗者の運命に従った。
三次は乱暴に浪乃進の頬を掴み、布団に押し付けた。無理な角度に首を曲げ、美しい眉をし
かめる浪乃進の横顔を残忍な愉しみで鑑賞した。組み敷いた浪乃進の股間のものを握りこみ
ながら、先ほどとは打って変わって低い強い声で、三次は意地の悪い念押しをした。
「いじって欲しいと、浪殿はおっしゃりました。この男のしるしはどうです。これもいじってほしい
ので?」
浪乃進は苦しい息の下から、
「そう、申しました。いじって、浪をしごいて、しごいてって」
「この被った皮はどうしやす?剥いてからしごきやすか、皮のままやさしくしごきやすかい?お
お、びくりびくりと掴み取りされた鮎みてえに、くねって跳ねること」
「ああ、意地の悪い。三次、そんなにきつく握っては、あうっ、…」
「ご隠居のお宝だ、三次の勝手にはできやせん。浪殿の口からはっきり体のどこをどうしろと三
次にお許しをいただきやせんと」
そう言いながら、三次は浪乃進の陰茎の裏側から鈴口あたりを親指でくりくりと圧迫して
くる。嬲られたおちょぼ口からは、透明で粘性のある液がもれ出していた。
「はぁ、んんんんっ!、もうっ、む、剥いてっ。浪のちんちんの恥ずかしく被った皮を、剥いてしま
って。」
「それから、どうしやす?」
「そ、それから…、剥いて、し、しごいてくだされ。もう、三次の好きなようにっ」
三次は、この強靭さと柔軟さを併せ持った白い肉体を独り占めに抱いている幸福感に酔ってい
た。力を込めて抱いても、この肉体はただやわやわと力に屈するのではない。芯に鋼のような
反発が潜んでいる。それでいて肌のきめの細かさ、しなやかさは女にも稀である。浪乃進の平
坦な胸が、あばらの影が、雪原の淡い波紋のように、震えながら誘っていた。けれど、頬を押し
付けると、そこは熱い雪の原だった。どきどきと打つ強い命の音が脈打っている。つんと突き出
し、わずかにあだっぽく首をかしげた赤らんだ乳首が、三次の唇を待っていた。
我慢しきれず、三次がそのとんがりに舌を絡めると、「あっ」という声とともに浪乃進は胴震い
した。期待で敏感になった浪乃進の乳首は触れられると、ほとんど痛みに近い快感を発したら
しい。
三次は浪乃進の体のおののきを腕で押さえ込みながら、もう一方の手で陰茎をしごきにか
かる。けれど三次は急激には追い上げない。今夜はそんな急に結論に至るのが惜しい。三次は手
のひらで浪乃進の陰茎の硬さ、律動の呼吸を読んでいる。高まって来たところで、握力をぬく。
その手に運命をゆだねている血気盛んな陰茎は、伸び上がって精の道を開放しようとする途
上で、待ったをかけられる。三次の手の中でじれて赤らんだ亀頭は、鈴口から悔し涙のように
透明な液をたらたらとこぼす。浪乃進はじれて胴をメスの蛇のようにくねらせて悶えた。
こうして、この美しい獣をいつまでも嬲っていられたら、と三次は思った。しかし、浪乃進の内
部で押さえつけられ、暴発しようとするものを、そう長く抑えきれるものでないことも三次に
はわかっていた。
何十度目かわからぬ高まりに追い上げられ、またしても突き放され、浪乃進はこの部屋の闇
が真っ赤に染まって自分の周囲を回っているような錯覚のうちにいた。
「浪殿、あっしに、あっしに、まだいただいていないご馳走を、いただきやす。よろしゅうござんす
か」
「ひ、ひどいっ三次。じらしてばかりのくせに、ご馳走?、浪の何をお食べになる?」
暗闇の中で、くくぐもった声で、夢か現かさだかでないような問答を交わした。
その時、
「うあはっ、ああっ…くっ、そこはぁっ」
三次は、浪乃進の背後から腰の辺りまで潜ると、その美しい尻肉を分けて、唇でその奥の谷
に吸い付いた。
さじ合わせの逆形というのだろうか。三次は頭で浪乃進の背後から尻の間に潜り、顔は浪乃
進の睾丸を裏から押し上げる格好になった。浪乃進の股間に頭が突き出してきたのだ。浪乃
進は仰天して自分の股間から海坊主のように突出した三次の頭が自分の陰茎を押し上げてく
るのをあっけにとられて見ていた。
それは、ずいぶん破廉恥な格好だった。浪乃進は股の間に、玉袋ごと陰茎を押し上げてくる
男の頭を見下ろし、その男の舌に肛門を舐めほじらせているのだ。浪乃進は我知らず、股間の
三次の頭を太ももで思い切り締め付けていた。同時に浪乃進の陰茎は硬直して跳ね上がり俊
敏な岩魚をとらえた棹のように激しく振動した。
三次の荒い鼻息が浪乃進の睾丸に吹きつけ、その舌は浪乃進の肛門にずぶずぶずぶと埋め込
まれていく。
「うああ、うあぁぁlっ…な、なりませぬ、さんじっ、浪はもう…」
「あう、あう、うあっ」
三次もまた、上も下も分からないような意識状態にあった。玉袋の裏から肛門に続く狭隘な
箇所に顔から突っ込み、唇と舌は柔らかい肛門部を犯し、鼻と額は浪乃進の張りのある睾丸に
分け入っていた。玉袋が三次の目にかぶることになったため、袋に透けた美しい血管の姿が大樹
の枝のように視界に広がって見えた。
どれほど洗い流そうと落ちないつんとする臭いがこの秘部には込められていた。「高貴な生き
物の秘臭」は濃厚だった。この臭いが三次のひしげた鼻孔に流れ込んだ瞬間、三次自身の猛獣
も鎖を断ち切ってしまったようだ。
三次は言葉にならないうなり声を漏らしながら、前に伸ばした手で浪乃進の跳ね上がった陰
茎を再び掴み取りにし、もはや手加減なしにしごきながら、舌を浪乃進の肛門の奥まで突き
回した。
自分は食われていく、尻の中から淫らに食われていくのだと、それだけを意識にとどめたま
ま浪乃進は激烈に射精した。
明け方、浪乃進は三次の腕の中で目を覚ました。男の腕の中で、障子が次第に白ゞと明るく
なっていくのをぼんやりと見ていた。肉の落ちた竹内老人の体と違い三次の体は熱と弾力があ
る。穏やかに眠っていてもその強いからだが浪乃進を絡めとっていた。二人の暖かさの篭もる布
団に、たまさか、障子の隙間から夜明け前の空気が忍び込んでひやりとする。
浪乃進は、三次の胸に深くぬくぬくと潜り込み、その荒い胸毛に頬をうずめた。もう少しこ
の安逸を放したくなかった。快楽の名残がけだるく手も足も、動かすのが億劫だった。
そういう夜の記憶がまだ浪乃進の意識を占めている。座敷に下がって、用意されていた膳に
手をつけるでもなく、浪乃進はまた谷間の湯屋に降りた。湯に打たれると白い半身が緑を映
す。頭上を郭公が鳴いて、飛び過ぎる。
湯につかり、髪を洗い、何度も肌を流す。浪乃進は湯の中で肛門に指を伸ばし、探ってしまう。
うずくような感触がまだそこに留まっているような気がする。
やはり浪乃進の心は夜をさ迷っていた。
「浪のここに、唇がつけられ、ここを舌で掘り起こされた。浪はそれを受け入れ、それに歓喜し
てしまった。闇が赤く染まるような恥を浪は夜毎に演じさせられている。嫌々演じさせられて
いるふりをして、裏腹な涙を浪は流している。
そんなことはない?そのとおりではないか? でもどうしようもないではないか。しかたのな
いことなのだ。
それにしても、三次は。三次の男根で浪のここを犯すことはしなかった。何故だろう。竹内が
そう命じたようには思われない…。
まさか自分は、それが不満なのか?ばかな、ばかな。なんてことを考えている…」
浪乃進は長い湯から戻って、洗い髪を晒しに巻いて椿の香りを染ませながら梳いていた。
その時、縁先に膝をついてうずくまった者がいる。
「兄上っ」
「…」
「兄上。菊之助でございます」
浪乃進は、手に持った櫛を取り落とした。菊之助は小姓髷は落とし、伸ばした髪を肩辺りま
で垂らしていた。しかし、衣装は小姓風の羽織袴をつけている。こちらを見上げた頬はふっくら
とした少年のばら色を持っている。それに向き合った浪乃進の頬は青ざめるほど白い。
宴会、竹内と三次との淫猥な夜、そうして次々と続いてきた運命の急流に浪乃進は押し流さ
れて来た。「江戸で母上に別れてから、ほんの一月も経ていない内に、この浮世の底の底まで堕
ちてきてしまった。まだ、この世には底が、底の抜けた地獄があるのだろうか」と浪乃進は思う。
紅くも屋の域内で通称「西奥」と呼ばれるこの座敷は驚くほど森閑としている。浪乃進は縁
近くに座って古びた庭と前栽を眺めている。この棟は後ろには木立の深い山の鼻を回ったとこ
ろにあり、遊郭本体の建物とは小山に隔てられている。距離的にもかなり離れているので、三
味線の音や酔客の声、遊女の嬌声なども、夕暮れ時からほんの時たま風にまぎれて聞こえて
くる程度だった。
ここで、浪乃進は、しばらく中坪の暑苦しいガマの顔を見ずにすんでいる。あの夜以来竹内が
浪乃進の身柄を預かり、中坪の意向をさえぎっているらしい。平穏がここにはある。これを平
穏と呼んでいいのだろうか。
昼過ぎから、浪乃進は湯屋に降りていた。「西奥」の湯屋はブナの谷を降りたところにあり、
湯船は自然石で、こんこんと熱い湯が湧いていた。
そこで、湯に漬かって、何度も何度も肌を洗いすすぐ。香料を詰めた袋で、全身の肌を撫でる、
湯に漬かる、風になぶらせてから、また肌をすすぐ。腋も脛も、指で探るようにして、一毛も
残さず剃り落とす。性器の根元の陰毛は剃らず、その周辺を刈り込んで可愛らしい茂みに仕
上げる。
崖の下の厠に入って、大小の用を足したあと、再び湯で温まり、三次に持たせられた小壷を
取り出す。薬草と蜜を練り合わせたどろどろしたものをすくって、顔をしかめながら、自らの
尻の間を探り、肛門深くに指を差し込んで秘薬を塗りこんでゆく。自分の指の動きで起こる
異様な感覚に身震いしながらも、肛門が秘薬になじんでくるまで、指をそろそろと出し入れし
続ける。どろどろした秘薬は次第に浪乃進の肛門のしわの一つ一つに染み入り、腸の襞という
襞になじんでいく。湯で温まったことと相乗して、やがて浪乃進の肛門はふっくらとほころび、
開花寸前の小菊のように盛り上がった。湯の中で指先にその柔らかな感触をもてあそんでいる
と時を忘れてしまう。こんな愉しみを、世の幾人の男が知ることだろう、と浪乃進は思ってし
まう。
浪乃進は一心に肛門の手入れをする。あとは部屋に戻ってから香油を塗って艶をだせばよい。
浪乃進は谷間の湯屋で、長い長い時間をすごした。課せられた体への処置が終わっても、浪乃
進は湯船を離れようとはしなかった。谷川の音と、郭公の声を聴き、湯船の縁に腰掛けて湯に
足先を入れ、なにとなく洗い髪をすいていると、全身がブナ林の緑に染まっていくようだった。
浪乃進は生まれて初めて、自分の肌と髪をいとおしむという快楽に溺れていた。また、自分の
体の穴、というものをこれほど意識的に手入れをしたことも初めてであった。
座敷の小机には竹内が差し入れてくれた数帖の書籍が載せてあった。街道筋のやくざの隠居
の持ち物としては、いかにも不自然な書目であった。江戸でさえ、このような書籍を捜し求め
るには金銭のことはおくとしても大変な苦労をすることになるだろう。竹内は、もしかして武
家の出身なのではないか。しかもかなりの名家の出かもしれない。その謎も浪乃進の頭を離れ
なくなっていた。
湯から戻って、浪乃進は、その書籍を開いてみたが、頭に霞がかかったようになっていて、どう
にも読み進められなかった。なかなかに乾こうとしない洗い髪を無意識に指でいじりながら、
浪乃進の目は、明るい庭と前栽をさまよっていた。そして浪乃進の心はといえば、夜の記憶に半
分は捕らわれていた。
ここ何日か、竹内老人との夜は穏やかと言ってもいい。
先夜は、浪乃進の乳首に紅を捌かせて、うすもみじの裾絵の腰巻一つにされた。
「そのあで姿で、月の下で舞って見せておくれ」
と言って老人は杯を傾け始める。
月の照る縁先に出て、浪乃進は舞った。鼓も謡もなく、風が葉を過ぎる音と虫の音だけが、
舞に和していた。白い半身が月の光を受けてゆっくりと回る。弓手が空に伸ばされて、美しい腋
が晒される。風がむき出しの胸を撫でていくと、ちりちりと乳首が立って来る、寒いわけでは
ない、この場の何か、見つめる老人と三次の視線がそうさせるのかもしれない。意識すればす
るほど、浪乃進の体は勝手に微妙な反応を連鎖していくようだ。うすい透き通るような絹の
お腰が股間にからむと、それだけの刺激で恥ずかしい突起がむくむくと首をもたげてくる。
しばらくすると、尿意がきざして来た。舞の手を止めて、小水の哀願をする。
老人はそれを待っていたのだろう、にやりとして大杯を取り出した。浪乃進はうすい腰巻の
前を開いて、腰を落とし、恥ずかしい股間の酒器を老人が持つ杯に差し出していく。
竹内の大杯に、尿はしとしとと注がれ始めた。この行為の恥ずかしさと、思いの外に溜まって
いた尿の圧力がその流れの調子を狂わせる。陰茎の先が震え、不意に急流を発してしまう。大
杯からは尿がはねる。浪乃進は赤面して羞恥にすくんだ。
老人が、なみなみと注がれた尿をあじわうのを見て、浪乃進は膝を落として顔を伏せてしまっ
た。
「浪殿は、こうして幾夜過ごしても、恥ずかしさだけで涙を浮かべるお人だ。その心と体の潤い
を枯らさせたくはないねえ、俺としちゃ。
さあ、ちと冷えたか。俺があたためてやろう、布団においで」
そう言われて、浪乃進は残尿が股間の道具についていないか気になって腰の布で陰茎の先をそ
っと拭い、お腰をするりと落として素裸になると、
「失礼いたします」
と言って、竹内が横身になって待っている布団に入った、後ろ身に竹内にからだを預けた時、
浪乃進の全身は細かく震えた。
「そんなに冷えちまったのかい」とそう言って、竹内はゆったりと腕を回して、浪乃進を抱いてく
る。その腕にしがみつくようにして浪乃進は唇を噛んだ。
本当は、体は冷えたわけではない、乳首どころか肩先でも、わき腹でも触れられただけで即
座に声がでそうなほどになっていた。今夜何をされたというわけでもないのに、自分の体は悶
々としている、そのことが浪乃進を狼狽させていた。
知ってか知らずか、老人は愛撫するでもなく、浪乃進を緩やかに抱いて、ただ後れ毛のあた
りに口をつけて浪乃進の香気を吸っているようだった。
開け放した縁から風が抜けてくる。
「いい月夜だ」
竹内が言ったが、浪乃進は言葉を発することができず、ただ、なめらかな尻を老人の骨ばっ
た腿に押し付けるようにして、わずかに気持ちをあらわした。そして泣きたい気持ちで待った。
またある夜は、
竹内と三次は、浪乃進を画材とした絵巻用で下絵の相談であった。大きな衣装つづらを三つ
も四つも持ち出して、様々な衣を浪乃進に着せてみる。三次は画帳に取り組む。このときばか
りは、墨をすったり、筆をそろえたり、行灯の位置を変えたり、三次の弟子がやりそうな仕事
を嬉々として竹内が引き受けている。
浪乃進はせっかく着せられた裾模様のうちかけを妄りがましく乱して、危うい格好をさせら
れている。髪を前に流したり、わきに垂らさせてみたり。
「首をもう少し持ち上げて、こう脚を組み替えておくんなせえ、」と三次の注文がつく。
「そうだ、そのかっこうで浪殿のお道具を股からのぞかせてみちゃどうだい」
と竹内が口を出す。三次は苦笑して、
「そう、はなっから品を下げますかい、ご隠居」
「こら図星だ、年寄りほど意地汚ねえってか」
図案も進んで、浪乃進は布団に腹ばった
ような姿勢にされた。
「ここは、剥き卵のようなお尻をこう出してみましょうや」
と三次が言うと、竹内はいそいそと近づいて浪乃進の着物をくるりと持ち上げて白い美しい尻
を顕わにさせた。
「こうあらためて眺めると、まろみはまろい、白いは白いが、やっぱり、やわこい女の尻じゃあね
えな」
「へい、白いうえにも白いが、どこか硬くて…青白いような…、」
一体こうしてこの二人は何時まで、自分の尻をああでもないこうでもないと眺めたり、下絵
に取ったりしているのだろうと、浪乃進は腹ばったまま思う。あきれていたが、どこか二人の子
供が、遊んでいるようにも見える。尻を晒した自分の破廉恥な役割も忘れてやんちゃな子供を
あやしているような気分にもなる。
「三次、俺はちょっと辛抱がきかねえ、一歩すすめようぜ」
「ははあ、一歩ですかい?」
「おう、この白い尻を、ぱっくり開いてもらってよ、あれが見てえ」
「…、」
浪乃進にも聞こえている。晒された尻にきゅっと力がこもったようだ。
「浪殿、ちいっと手を尻にまわしてな、尻を開いて菊のつぼみを見せてくれや、三次に永遠に残
してもらおうぜ、その魅力をな」
浪乃進は頬をうつぶせたまま床にこすりつけて嫌々をし、
「お、お尻を浪乃進の手で開けとおっしゃいますか。ああ、いっそご隠居様に無理に開かれたほ
うが…、浪は、浪は…」
そう震える声で細々と言ったものの、逃れられぬことは分かっていた。おずおずと指を尻た
ぶに添えると、
「浪の、お、お尻の奥、御覧くだされ、…」
そう言って、浪乃進は自ら尻を開いて見せた。その時、竹内にしても三次にしても少し意外だ
ったのは、浪乃進の思い切りのよさだった。まるで、やけのように浪乃進はその尻を思い切り引
き裂くように広げた。引き開けられた谷間に襞を畳み込んでいた肛門まで引き広げられ歪ん
で、襞の一部をほころびさせ、ねちっとした粘膜の照りまで露見していた。
ごくりと、三次がつばを呑む。これが初めてではないのだが、このお人の尻の奥から菫色のつ
ぼみがのぞく瞬間は常に新たに慄きのような感情がわきあがる。高貴な尻の奥を覗き見たい
という自分の抑えがたい欲情の下劣さにあきれる。
浪乃進は心にとなえていた「御覧なさい、浪の穴を。汚物を搾り出すこの穴、ここを浪乃進は
日々磨いております。壷のお薬も毎日塗りこんで仕上げております。この艶を御覧ください。
浪乃進の恥ずかしいすぼまりを見て、、さげすんで、お嘲いになってください。絵巻になって、
後の世まで浪乃進の恥ずかしい尻穴が伝わるのでしょうか。後の世でも、男達が浪乃進の穴を
見て嗤うのでしょうか。それでもかまいますまい、見て、見て、御覧になって!」
浪乃進は、腹ばいで尻を思い切り開きながら、本能的に股間を強く絹の布団にに押し付けて
いた。体重をかけるという以上に擦り付けるように押し付けていた。そこから、じいんとじいん
という一種の波動が浪乃進の腰を中心に広がり始めていた。
横たわって、体を見られ、描かれるばかりだというのに、「辱め」がすでに浪乃進の性的興奮
の起動装置になってしまっているため、指一本触れらぬままでも浪乃進は心の中で「辱め」を受
容し、意識の中で犯され、性的境地に突入してしまう。だから浪乃進はくすぶり続ける官能
を処理しきれず、ほとんど涙ぐんでいた。
「下絵はここでひと段落としようぜ、浪殿ご苦労だったな」
そう言われた時、浪乃進は布団の上でうずくまって、はだけた衣類をかきあわせてみたもの
の、立ち上がることができなかった。浪乃進の下半身にはまともに力が入らなかったのだ。無
理に立てば、ぶざまに倒れるだけだとわかっていた。
竹内は見て見ぬふりで、十分それを承知していたらしい
「このままじゃあ、浪殿も寝付きが悪かろうよ。三次、あとはまかせるぜ可愛がってやりな。老
骨はちいっと疲れたようだ」
と言って、竹内は寝所に下がってしまった。
前庭からは虫の音がりりり、りりり、と聞こえ、風も無い。
三次は、黙然と座っている。いつもの調子のいい軽い調子が失せてしまっている。三次は竹内に
対して何も含むところは無かったが、浪乃進という美しい生き物を独り占めしてみたいという
欲望は心のどこかに潜んでいた。自分でも気づかずに、渇望していたようでもある。それが不意
にこの夜、三次の目前に実現してしまった。
向こうの行灯に照らされて、白い美しい生き物がうずくまっている。
三次は自分の唾ばかり呑み込んで、容易に動けない、「俺が、あの人を…」
一方、浪乃進は苦しくてならなかった。心もからだもぶすぶすと火がくすぶっているようで、
腋からは冷や汗が流れた。襦袢をかきあわせた自分の手に、ひどく固く尖ったものが触れた。
ちらりと見ると勃起した自分の乳首だ。雪白の胸に、赤く婀娜っぽく、頭をもたげた様子はひ
どく淫らだった。
浪乃進は、そういう自分の体が恥ずかしい。その恥ずかしさを暴かれ、触れられるのを待って
いるということはもっと恥ずかしいことだったが…。
「三次、三次、浪のところへ、浪のところへ来てくだされ」
「…、…」
「浪はなんだか苦しくて、動悸がして、足がよく動きませぬ、ここへ来てくだされ」
「へえ」
三次が浪乃進のうずくまる布団のわきに寄った。自分が画帳に描いた浪乃進は静かに尻を晒
して顔をそむけていたが。この現実の浪乃進は、苦しげに息をついていた。目じりには美しいゆ
がみが走り、透明な露が留まっていた。汗なのか涙なのか分からなかった。
美しい人は、その苦しみの形もまた美しい、と三次は思った。
「お苦しいのは、どのあたりで?」
三次の手が肩口に触れてくると、浪乃進は身震いが起こるのを、脚をすり合わせるようにし
てこらえねばならなかった。
浪乃進は三次の手にすがるように取りつき、それを何気なく胸のほうに導いていった。
「ここです、ここが、…」
浪乃進とあろうものが、男の手を肌に導くなどなんと破廉恥な、と自分でそう思うと一層胸
が苦しくなった。
「浪殿!、こんなにどきどきして。胸のこれは…、乳のつぼみが突き立って、おお、硬くなってお
りやすが…」
「…、三次、いじって」
この言葉を聴いて、三次は血が沸くように感じた。
どっと、三次は浪乃進に覆いかぶさり、二人は布団の上でもつれた。三次の片手は浪乃進の乳
首を手のひらに収めたまま、顔は浪乃進の懐にもぐりこむような姿勢になる。三次はもうた
まらず白く張りのある浪乃進の腹部の肌に唇を押し当てた。いい香りがした。
伸ばした手で、三次は首筋、喉元、肩、胸、脇の下へと探っていく。その指の下で肌は怯えて震
える。
ああ、俺は、俺はこの方を、この美しい方を、…
三次はこの時点で、迷いの状態からふっきれ、欲望のままに動き出した。その壮年の膂力で、
浪乃進の半身をねじ伏せ、その白いももを、毛深い自分の腿で押し広げた。傍目にはそれは、
壮年のオスが、まだ若い未熟なオスを組み敷いて倒す格闘の図であった。
浪乃進はそのあらかじめ予定された敗北を深いため息とともに迎え入れた。打ち倒され、開
かれ、腹を、胸を、腋を、三次の熱い唇でむさぼられていく。浪乃進はこの甘美な敗北を狡猾に
受け入れ、全身を震わせて敗者の運命に従った。
三次は乱暴に浪乃進の頬を掴み、布団に押し付けた。無理な角度に首を曲げ、美しい眉をし
かめる浪乃進の横顔を残忍な愉しみで鑑賞した。組み敷いた浪乃進の股間のものを握りこみ
ながら、先ほどとは打って変わって低い強い声で、三次は意地の悪い念押しをした。
「いじって欲しいと、浪殿はおっしゃりました。この男のしるしはどうです。これもいじってほしい
ので?」
浪乃進は苦しい息の下から、
「そう、申しました。いじって、浪をしごいて、しごいてって」
「この被った皮はどうしやす?剥いてからしごきやすか、皮のままやさしくしごきやすかい?お
お、びくりびくりと掴み取りされた鮎みてえに、くねって跳ねること」
「ああ、意地の悪い。三次、そんなにきつく握っては、あうっ、…」
「ご隠居のお宝だ、三次の勝手にはできやせん。浪殿の口からはっきり体のどこをどうしろと三
次にお許しをいただきやせんと」
そう言いながら、三次は浪乃進の陰茎の裏側から鈴口あたりを親指でくりくりと圧迫して
くる。嬲られたおちょぼ口からは、透明で粘性のある液がもれ出していた。
「はぁ、んんんんっ!、もうっ、む、剥いてっ。浪のちんちんの恥ずかしく被った皮を、剥いてしま
って。」
「それから、どうしやす?」
「そ、それから…、剥いて、し、しごいてくだされ。もう、三次の好きなようにっ」
三次は、この強靭さと柔軟さを併せ持った白い肉体を独り占めに抱いている幸福感に酔ってい
た。力を込めて抱いても、この肉体はただやわやわと力に屈するのではない。芯に鋼のような
反発が潜んでいる。それでいて肌のきめの細かさ、しなやかさは女にも稀である。浪乃進の平
坦な胸が、あばらの影が、雪原の淡い波紋のように、震えながら誘っていた。けれど、頬を押し
付けると、そこは熱い雪の原だった。どきどきと打つ強い命の音が脈打っている。つんと突き出
し、わずかにあだっぽく首をかしげた赤らんだ乳首が、三次の唇を待っていた。
我慢しきれず、三次がそのとんがりに舌を絡めると、「あっ」という声とともに浪乃進は胴震い
した。期待で敏感になった浪乃進の乳首は触れられると、ほとんど痛みに近い快感を発したら
しい。
三次は浪乃進の体のおののきを腕で押さえ込みながら、もう一方の手で陰茎をしごきにか
かる。けれど三次は急激には追い上げない。今夜はそんな急に結論に至るのが惜しい。三次は手
のひらで浪乃進の陰茎の硬さ、律動の呼吸を読んでいる。高まって来たところで、握力をぬく。
その手に運命をゆだねている血気盛んな陰茎は、伸び上がって精の道を開放しようとする途
上で、待ったをかけられる。三次の手の中でじれて赤らんだ亀頭は、鈴口から悔し涙のように
透明な液をたらたらとこぼす。浪乃進はじれて胴をメスの蛇のようにくねらせて悶えた。
こうして、この美しい獣をいつまでも嬲っていられたら、と三次は思った。しかし、浪乃進の内
部で押さえつけられ、暴発しようとするものを、そう長く抑えきれるものでないことも三次に
はわかっていた。
何十度目かわからぬ高まりに追い上げられ、またしても突き放され、浪乃進はこの部屋の闇
が真っ赤に染まって自分の周囲を回っているような錯覚のうちにいた。
「浪殿、あっしに、あっしに、まだいただいていないご馳走を、いただきやす。よろしゅうござんす
か」
「ひ、ひどいっ三次。じらしてばかりのくせに、ご馳走?、浪の何をお食べになる?」
暗闇の中で、くくぐもった声で、夢か現かさだかでないような問答を交わした。
その時、
「うあはっ、ああっ…くっ、そこはぁっ」
三次は、浪乃進の背後から腰の辺りまで潜ると、その美しい尻肉を分けて、唇でその奥の谷
に吸い付いた。
さじ合わせの逆形というのだろうか。三次は頭で浪乃進の背後から尻の間に潜り、顔は浪乃
進の睾丸を裏から押し上げる格好になった。浪乃進の股間に頭が突き出してきたのだ。浪乃
進は仰天して自分の股間から海坊主のように突出した三次の頭が自分の陰茎を押し上げてく
るのをあっけにとられて見ていた。
それは、ずいぶん破廉恥な格好だった。浪乃進は股の間に、玉袋ごと陰茎を押し上げてくる
男の頭を見下ろし、その男の舌に肛門を舐めほじらせているのだ。浪乃進は我知らず、股間の
三次の頭を太ももで思い切り締め付けていた。同時に浪乃進の陰茎は硬直して跳ね上がり俊
敏な岩魚をとらえた棹のように激しく振動した。
三次の荒い鼻息が浪乃進の睾丸に吹きつけ、その舌は浪乃進の肛門にずぶずぶずぶと埋め込
まれていく。
「うああ、うあぁぁlっ…な、なりませぬ、さんじっ、浪はもう…」
「あう、あう、うあっ」
三次もまた、上も下も分からないような意識状態にあった。玉袋の裏から肛門に続く狭隘な
箇所に顔から突っ込み、唇と舌は柔らかい肛門部を犯し、鼻と額は浪乃進の張りのある睾丸に
分け入っていた。玉袋が三次の目にかぶることになったため、袋に透けた美しい血管の姿が大樹
の枝のように視界に広がって見えた。
どれほど洗い流そうと落ちないつんとする臭いがこの秘部には込められていた。「高貴な生き
物の秘臭」は濃厚だった。この臭いが三次のひしげた鼻孔に流れ込んだ瞬間、三次自身の猛獣
も鎖を断ち切ってしまったようだ。
三次は言葉にならないうなり声を漏らしながら、前に伸ばした手で浪乃進の跳ね上がった陰
茎を再び掴み取りにし、もはや手加減なしにしごきながら、舌を浪乃進の肛門の奥まで突き
回した。
自分は食われていく、尻の中から淫らに食われていくのだと、それだけを意識にとどめたま
ま浪乃進は激烈に射精した。
明け方、浪乃進は三次の腕の中で目を覚ました。男の腕の中で、障子が次第に白ゞと明るく
なっていくのをぼんやりと見ていた。肉の落ちた竹内老人の体と違い三次の体は熱と弾力があ
る。穏やかに眠っていてもその強いからだが浪乃進を絡めとっていた。二人の暖かさの篭もる布
団に、たまさか、障子の隙間から夜明け前の空気が忍び込んでひやりとする。
浪乃進は、三次の胸に深くぬくぬくと潜り込み、その荒い胸毛に頬をうずめた。もう少しこ
の安逸を放したくなかった。快楽の名残がけだるく手も足も、動かすのが億劫だった。
そういう夜の記憶がまだ浪乃進の意識を占めている。座敷に下がって、用意されていた膳に
手をつけるでもなく、浪乃進はまた谷間の湯屋に降りた。湯に打たれると白い半身が緑を映
す。頭上を郭公が鳴いて、飛び過ぎる。
湯につかり、髪を洗い、何度も肌を流す。浪乃進は湯の中で肛門に指を伸ばし、探ってしまう。
うずくような感触がまだそこに留まっているような気がする。
やはり浪乃進の心は夜をさ迷っていた。
「浪のここに、唇がつけられ、ここを舌で掘り起こされた。浪はそれを受け入れ、それに歓喜し
てしまった。闇が赤く染まるような恥を浪は夜毎に演じさせられている。嫌々演じさせられて
いるふりをして、裏腹な涙を浪は流している。
そんなことはない?そのとおりではないか? でもどうしようもないではないか。しかたのな
いことなのだ。
それにしても、三次は。三次の男根で浪のここを犯すことはしなかった。何故だろう。竹内が
そう命じたようには思われない…。
まさか自分は、それが不満なのか?ばかな、ばかな。なんてことを考えている…」
浪乃進は長い湯から戻って、洗い髪を晒しに巻いて椿の香りを染ませながら梳いていた。
その時、縁先に膝をついてうずくまった者がいる。
「兄上っ」
「…」
「兄上。菊之助でございます」
浪乃進は、手に持った櫛を取り落とした。菊之助は小姓髷は落とし、伸ばした髪を肩辺りま
で垂らしていた。しかし、衣装は小姓風の羽織袴をつけている。こちらを見上げた頬はふっくら
とした少年のばら色を持っている。それに向き合った浪乃進の頬は青ざめるほど白い。
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- ショタ小説
- 2010⁄08⁄19(Thu)
- 02:22
AVコーナー
いつも通り、少年は俺がわざと作った隙をついてAVコーナーに入った。
俺も普段と同じように暫くミラー越しにその様子を確認する。
ポケットに突っ込んだ両手がもぞもぞと動き、陳列されたAVのパッケージを瞬きもせずに見ているのもいつも通りだ。
しかし、ここから俺はいつも通りと違う行動に移る。
スタスタと早歩きでカウンターを出るとAVコーナーに向かった。
「ちょっと、キミ」
少年に声をかけると、びっくりして両手をハーフパンツのポケットから出し、目を合わせないように顔を背け、逃げるように歩き出した。
「ご、ごめんなさい・・・」
そう消え入りそうな声で言いながら俺の横を早足で通り過ぎようとした時、俺はその少年の手首を掴んだ。
「待ちなよ。キミの事を怒ろうってんじゃないんだ。今見てたやつ、中身を観てみたくないかい?」
すっかり怒られるものだと思っていた少年は、俺の言っている事がすぐには理解できなかったようで、こちらの顔を見上げてきょとんとしている。
その顔から更に視線を下に移すと、ハーフパンツの前が不自然に膨らんでいるのが見て取れる。
「見せてあげるよ。その代わり、絶対に誰にも内緒だからな」
そう言って少年に向かって笑顔を作ってやると、やや警戒の色を残しつつも、やっと少年の表情が弛んだ。
手首を掴んだまま少年を、AVコーナーのさっき彼が立っていた場所へと促す。
「ほら、どれがいい?」
恥ずかしそうに一本のAVを指をさしながら、ほんのり頬を染めている。
「よし、じゃあ、ほら、それ持って付いて来な」
パッケージを少年に持たせて倉庫に連れて行く。
返却されたソフトを確認するためのプレイヤーとモニターに電源を入れ、AVをプレイヤーにセットし、その前に丸椅子を置いてやった。
少年を丸椅子に座らせて再生ボタンを押し、俺もその横で画面を見る、いや、画面を見るふりをして少年の様子を覗う。
暫くすると、少年はもぞもぞと足を擦り合わせるような落ち着かない動きをしていたが、その動きをやめると両手を腿に挟んで前のめりの格好で画面を凝視し始めた。
「ちょっと、店の方に出てるけど、その辺においてあるもの触っちゃダメだよ」
俺はそう言って倉庫を出た。
きっと少年はペニスを弄りたくて仕方ないのに、俺が横に居たからできないでいたのだろう。
一度、その場から離れて、イキそうな頃を見計らって戻ってやろう、そう思い、カウンターでほんの少しの時間の経過を待ち、倉庫に戻る。
シャッ、とわざと大きく音が出るようにカーテンを動かして倉庫に入る。
少年はあわててハーフパンツの前にやっていた手を元通り、腿に挟んだ状態に戻した。
「いつもみたいにして良いんだよ、どうせいつも俺が見てたんだから」
少年はハッとしてこちらを見た。
初めて見るAVの刺激と、直前まで彼自身の手により弄られていたせいで、彼のペニスの状態はハーフパンツ越しでも分かるくらいになっている。
「ほら、続けなよ。もうビンビンで苦しそうじゃないか」
バレていないと思っていたことがバレていたことと、念願かなってAVを見ることができた現状、そして快感を求めてはち切れそうなペニス。
少年はこの後、自分がとるべき行動が分からず、俺の顔を見ている。
「せっかく見せてあげてるんだから、楽しみなよ」
そういって指差して彼の目線を俺からモニターに向け、彼の横に並ぶようにしゃがんだ。
「自分でしないなら、俺が手伝ってやるよ」
そういってハーフパンツのふくらみに手をそえる。
一瞬、びくんと動いたが、その手は振り払われるような事はなかった。
「いつもパンツの中に出しちゃってたの?」
そう聞きながらゆっくりとふくらみの上に置いた手を前後させる。
「うん・・・」
小さくそう答えながらも、だんだんと早くなる吐息を隠せないでいる。
「じゃあ、今日もそのつもりで来てたんだね」
言いながら手の動きを早め、手の形も握るような形にして全体を刺激すと、少年はハァハァと早くて浅い呼吸をしながらコクリと頷いた。
「もう出そう?」
その問いに答えることなく、少年は小さくアッと声を上げて果てた。
手の中にビクンビクンと言うペニスの脈動と、勢い良く出る精液が下着にぶつかる圧力を感じ、俺は何とも言えない満足感を感じていた。
「いつもこの後どうしてんの?」
何の気なしに聞いてみると、そのまま穿いて乾かすとの返事。
あぁ、母親には洗濯の時にパリパリでバレてるな、なんて思ってニヤリとする。
「また見たくなったらおいで。この時間ならお客も殆ど来ないしな」
そう言って送り出してやった。
今度来たらもう一歩進んだ事をやってあげようか・・・
彼が来るうちはこのバイトはやめられないな。
おどろいた。
またおいでとは言ったが、まさか翌日に来るとは余程きもちが良かったのだろう。
いつも通りにキィと音を立ててドアを開け店内に入って来た少年は、カウンターに立つ俺を見ると小さく頭を下げて近づいてくる。
いらっしゃいませ、と一応は決まり通りの挨拶を言いながら軽く手を上げてやる。
「あの……また見せて欲しいんだけど……」
「また来いとは言ったけど、昨日の今日じゃんかよ。エロいなー、最近のがんちょは」
少し意地悪く言ってやると、耳まで真っ赤になって視線を下に逸らせてしまった。
かわいそうなので、ぽんぽんと腰の辺りを軽く叩きながらAVコーナーに促してやると、少年はパッケージを手に取り嬉々として品定めをはじめる。
すでに少年の穿いているハーフパンツの前は、その下に隠した快感を求めて熱を溜めているの少年の物で膨らんでいる。
「決まったらカウンターの裏まで持っておいで」
そう言い残して戻ろうとしたら、AVのパッケージを一つ掴んですぐ後ろを付いてきた。
陳列してあった空のパッケージに対応したソフトを棚から探し出すと、昨日と同じように奥の倉庫にある確認用のモニターとプレイヤーにセットしてやる。
昨日は音声なしだったが、今日はモノラルのイヤホンを片方に耳につけるように渡してやる。
モニターに前振りのつまらないストーリーを演じているAV女優が映っている間はジッと見ているだけだったが、映像が行為へと変わっていきしばらくすると腿に両手を挟んでもじもじと落ち着きが無くなってきた。
一緒にAVを見るふりをして様子を覗っていると、もじもじとしていた少年がチラとこちらを向いて目が合った。
俺は少年を凝視していたのがバレないようにモニターに視線を移すと、少年ははっきりわかるようにハーフパンツの上からそこにある膨らみをぐにぐにと揉み始めた。
昨日でバレてたのがわかったし、イッたところも見られてるから隠そうとする事より気持ち良くなることを選んだんだろうな。
そんなことを考えていたが、このまま一人でイかせてしまっては勿体無い。
「今日は俺が手伝ってやらなくてもいいのか」
冗談ぽく言うと少年は一瞬びくっとして手を止めこちらを見た。
「オナニーも自分でやるよりしてもらった方が気持ちよかっただろ?」
してもらう時点でオナニーではないのだが。
少年は少し躊躇するような間を置いてからコクリと頷いた。
「よし、じゃあまた手伝ってやるから、手をどけて画面だけに集中してればいいよ」
昨日と同じように隣にしゃがんで少年の熱くなった部分に手を添える。
衣服越しに握るようにしてゆっくりと手をスライドさせると、連動して甘い吐息を漏らす。
クチュクチュと先走りの汁がいやらしい水音を立てるようになったところで、前触れも無くハーフパンツと下着に手をかけて下に引っ張り、その中で苦しそうに涙を流す彼自身を外へと解放してやった。
「えっ! あ、ちょっと!」
あわてて引きずり下ろされた前の部分を戻そうとする少年の手を腕で遮りながら俺は言う。
「直接した方が気持ちいいじゃん。それにまたパンツ汚して帰ってもさ、パンツにセーエキ出してるの親にバレてるかもよ?」
さらに間髪入れずに少年の包茎ながらも幼い容姿からしたらやや立派な物を握ってやると、引き摺り下ろされた衣服の前を直そうとしていた両手を引っ込め、ハーフパンツから出したシャツの裾を快感に耐えるように握り締めた。
露になった棹の部分を包皮ごとスライドさせてやると、付け根へ動いた時に粘液を纏った亀頭がわずかに姿を見せ、先端へと動いた時は余った皮がくしゃくしゃと縮こまって、その先から透明な液体が糸を引いて落ちた。
少年の息遣いは はっはっはっ、と早くなり急速に射精の瞬間へと近づいているいようだ。
6 :名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 21:05:54 ID:UL88ScKb
俺は手を止め、しゃがんだまま少年の前に回り、触れていなくてもビクンビクンと最後の絶頂を待ち焦がれて切なげに脈動する彼のペニスをじっと見つめる。
急に与えられる快感が途切れた少年はおずおずとこちらを覗うが、俺はまるでそれに気づかないかのように彼の股間へと顔を埋めていく。
ぱくり、と脈打つペニスを咥えこむと、少年は大きく体を震わせ驚きと戸惑いの表情で上から自分の股間にある俺の顔を見ている。
お構いなしに口の中で舌を包皮と亀頭の間にこじ入れると、少年はアッと声を漏らした。
わずかに小便の匂いが鼻に抜ける。
包皮と亀頭の間で一周、二周と舌で円を描くように亀頭全体を味わう。
上目遣いで表情を確認すると、未熟な亀頭へ直接の刺激は強すぎたのだろうか、目をつぶって顔をやや上にむけて小刻みに震えていた。
つづけて舌先で尿道口をつつくと、まだ性器として未発達なせいで快感より痛みが強いのだろう、少年は逃げるように腰を引いた。
俺は亀頭への舌撫をやめ、穏やかな快感を与えてやろうと口全体で包み込むように咥えた。
頭を前へ動かし、軽く吸い込むように負圧をかけながら素早く付け根の方まで深く咥え込んでいく。
少年は与えられた快感に答えるように軽く腰を前に突き出してきた。
片方の膝はわずかにカクカクと振るえ、呼吸も浅く早いものになってきている。
次は頭を後ろに引きながら、舌を全体に絡め遅い動きで後退していく。
この緩急を繰り返してやると息遣いに混じって小さく声を漏らして喘ぐようになった。
「はっはっはっ……ん……はぁ、はぁ、アッ、はぁ、はぁっ……」
少年の甘い声を聞きながら、フェラチオを続けていると、俺自身もジーンズの前を痛いほどに張りつめさせていることに気づいた。
クチュ、ピチャ、ジュルッと唾液と先走りの混ざった汁音と、少年の押し殺しても漏れ出る嬌声が俺をこんなにも興奮させている。
もっと鳴かせてやりたい、もっと感じさせてやりたいと自然に俺の頭の前後運動が速くなる。
「あっ! で、でる! でちゃう」
不意に少年が声を上げたかと思うと、俺の口からペニスを引き抜こうと大きく腰を引いた。
俺は反射的に少年の腰に腕を回して逃げられないようにすると、一際素早い動きの往復で仕留めにかかる。
「だ、だめっ……でちゃっ、んん!!!」
言うと同時に少年は俺の口の中に大量の精を放つ。
動いていたせいか、向きがずれたおかげでのどへの直撃を避け咽ることはなかったが、口の中で受けた射精の圧力に驚いた。
勢い良く爆ぜた初弾が上あごに叩きつけられ、びゅっ、びゅっ、と二度三度と吐き出される精をこぼさず口で受け止める。
少年は俺の頭を抱えるように前傾し、肩を上下させて荒い呼吸をしていた。
ちゅぽん、と音を立てて少年のペニスから口を離す。
片膝を付いた姿勢のまま、自分の手のひらに口の中の精液をどろりと吐き出して、まだ息を整える事が出来ずにいる少年の顔の前に差し出し、見せる。
「すげえな、こんなにいっぱい出しちゃって」
そう言ってフフンと笑ってやると、息が上がって声を出せずに居るのかジッと無言で自分の出した体液を見ていた。
「そんなに気持ちよかった?」
手のひらの精液をティッシュで拭きながら聞くとコクリと小さく頷いた。
快感の余韻に浸ってまだ穿いていたものを上げることさえ忘れている少年の、その恥ずかしそうに頷くしぐさに俺はひどく興奮した。
今度は俺の番、だな……
俺も普段と同じように暫くミラー越しにその様子を確認する。
ポケットに突っ込んだ両手がもぞもぞと動き、陳列されたAVのパッケージを瞬きもせずに見ているのもいつも通りだ。
しかし、ここから俺はいつも通りと違う行動に移る。
スタスタと早歩きでカウンターを出るとAVコーナーに向かった。
「ちょっと、キミ」
少年に声をかけると、びっくりして両手をハーフパンツのポケットから出し、目を合わせないように顔を背け、逃げるように歩き出した。
「ご、ごめんなさい・・・」
そう消え入りそうな声で言いながら俺の横を早足で通り過ぎようとした時、俺はその少年の手首を掴んだ。
「待ちなよ。キミの事を怒ろうってんじゃないんだ。今見てたやつ、中身を観てみたくないかい?」
すっかり怒られるものだと思っていた少年は、俺の言っている事がすぐには理解できなかったようで、こちらの顔を見上げてきょとんとしている。
その顔から更に視線を下に移すと、ハーフパンツの前が不自然に膨らんでいるのが見て取れる。
「見せてあげるよ。その代わり、絶対に誰にも内緒だからな」
そう言って少年に向かって笑顔を作ってやると、やや警戒の色を残しつつも、やっと少年の表情が弛んだ。
手首を掴んだまま少年を、AVコーナーのさっき彼が立っていた場所へと促す。
「ほら、どれがいい?」
恥ずかしそうに一本のAVを指をさしながら、ほんのり頬を染めている。
「よし、じゃあ、ほら、それ持って付いて来な」
パッケージを少年に持たせて倉庫に連れて行く。
返却されたソフトを確認するためのプレイヤーとモニターに電源を入れ、AVをプレイヤーにセットし、その前に丸椅子を置いてやった。
少年を丸椅子に座らせて再生ボタンを押し、俺もその横で画面を見る、いや、画面を見るふりをして少年の様子を覗う。
暫くすると、少年はもぞもぞと足を擦り合わせるような落ち着かない動きをしていたが、その動きをやめると両手を腿に挟んで前のめりの格好で画面を凝視し始めた。
「ちょっと、店の方に出てるけど、その辺においてあるもの触っちゃダメだよ」
俺はそう言って倉庫を出た。
きっと少年はペニスを弄りたくて仕方ないのに、俺が横に居たからできないでいたのだろう。
一度、その場から離れて、イキそうな頃を見計らって戻ってやろう、そう思い、カウンターでほんの少しの時間の経過を待ち、倉庫に戻る。
シャッ、とわざと大きく音が出るようにカーテンを動かして倉庫に入る。
少年はあわててハーフパンツの前にやっていた手を元通り、腿に挟んだ状態に戻した。
「いつもみたいにして良いんだよ、どうせいつも俺が見てたんだから」
少年はハッとしてこちらを見た。
初めて見るAVの刺激と、直前まで彼自身の手により弄られていたせいで、彼のペニスの状態はハーフパンツ越しでも分かるくらいになっている。
「ほら、続けなよ。もうビンビンで苦しそうじゃないか」
バレていないと思っていたことがバレていたことと、念願かなってAVを見ることができた現状、そして快感を求めてはち切れそうなペニス。
少年はこの後、自分がとるべき行動が分からず、俺の顔を見ている。
「せっかく見せてあげてるんだから、楽しみなよ」
そういって指差して彼の目線を俺からモニターに向け、彼の横に並ぶようにしゃがんだ。
「自分でしないなら、俺が手伝ってやるよ」
そういってハーフパンツのふくらみに手をそえる。
一瞬、びくんと動いたが、その手は振り払われるような事はなかった。
「いつもパンツの中に出しちゃってたの?」
そう聞きながらゆっくりとふくらみの上に置いた手を前後させる。
「うん・・・」
小さくそう答えながらも、だんだんと早くなる吐息を隠せないでいる。
「じゃあ、今日もそのつもりで来てたんだね」
言いながら手の動きを早め、手の形も握るような形にして全体を刺激すと、少年はハァハァと早くて浅い呼吸をしながらコクリと頷いた。
「もう出そう?」
その問いに答えることなく、少年は小さくアッと声を上げて果てた。
手の中にビクンビクンと言うペニスの脈動と、勢い良く出る精液が下着にぶつかる圧力を感じ、俺は何とも言えない満足感を感じていた。
「いつもこの後どうしてんの?」
何の気なしに聞いてみると、そのまま穿いて乾かすとの返事。
あぁ、母親には洗濯の時にパリパリでバレてるな、なんて思ってニヤリとする。
「また見たくなったらおいで。この時間ならお客も殆ど来ないしな」
そう言って送り出してやった。
今度来たらもう一歩進んだ事をやってあげようか・・・
彼が来るうちはこのバイトはやめられないな。
おどろいた。
またおいでとは言ったが、まさか翌日に来るとは余程きもちが良かったのだろう。
いつも通りにキィと音を立ててドアを開け店内に入って来た少年は、カウンターに立つ俺を見ると小さく頭を下げて近づいてくる。
いらっしゃいませ、と一応は決まり通りの挨拶を言いながら軽く手を上げてやる。
「あの……また見せて欲しいんだけど……」
「また来いとは言ったけど、昨日の今日じゃんかよ。エロいなー、最近のがんちょは」
少し意地悪く言ってやると、耳まで真っ赤になって視線を下に逸らせてしまった。
かわいそうなので、ぽんぽんと腰の辺りを軽く叩きながらAVコーナーに促してやると、少年はパッケージを手に取り嬉々として品定めをはじめる。
すでに少年の穿いているハーフパンツの前は、その下に隠した快感を求めて熱を溜めているの少年の物で膨らんでいる。
「決まったらカウンターの裏まで持っておいで」
そう言い残して戻ろうとしたら、AVのパッケージを一つ掴んですぐ後ろを付いてきた。
陳列してあった空のパッケージに対応したソフトを棚から探し出すと、昨日と同じように奥の倉庫にある確認用のモニターとプレイヤーにセットしてやる。
昨日は音声なしだったが、今日はモノラルのイヤホンを片方に耳につけるように渡してやる。
モニターに前振りのつまらないストーリーを演じているAV女優が映っている間はジッと見ているだけだったが、映像が行為へと変わっていきしばらくすると腿に両手を挟んでもじもじと落ち着きが無くなってきた。
一緒にAVを見るふりをして様子を覗っていると、もじもじとしていた少年がチラとこちらを向いて目が合った。
俺は少年を凝視していたのがバレないようにモニターに視線を移すと、少年ははっきりわかるようにハーフパンツの上からそこにある膨らみをぐにぐにと揉み始めた。
昨日でバレてたのがわかったし、イッたところも見られてるから隠そうとする事より気持ち良くなることを選んだんだろうな。
そんなことを考えていたが、このまま一人でイかせてしまっては勿体無い。
「今日は俺が手伝ってやらなくてもいいのか」
冗談ぽく言うと少年は一瞬びくっとして手を止めこちらを見た。
「オナニーも自分でやるよりしてもらった方が気持ちよかっただろ?」
してもらう時点でオナニーではないのだが。
少年は少し躊躇するような間を置いてからコクリと頷いた。
「よし、じゃあまた手伝ってやるから、手をどけて画面だけに集中してればいいよ」
昨日と同じように隣にしゃがんで少年の熱くなった部分に手を添える。
衣服越しに握るようにしてゆっくりと手をスライドさせると、連動して甘い吐息を漏らす。
クチュクチュと先走りの汁がいやらしい水音を立てるようになったところで、前触れも無くハーフパンツと下着に手をかけて下に引っ張り、その中で苦しそうに涙を流す彼自身を外へと解放してやった。
「えっ! あ、ちょっと!」
あわてて引きずり下ろされた前の部分を戻そうとする少年の手を腕で遮りながら俺は言う。
「直接した方が気持ちいいじゃん。それにまたパンツ汚して帰ってもさ、パンツにセーエキ出してるの親にバレてるかもよ?」
さらに間髪入れずに少年の包茎ながらも幼い容姿からしたらやや立派な物を握ってやると、引き摺り下ろされた衣服の前を直そうとしていた両手を引っ込め、ハーフパンツから出したシャツの裾を快感に耐えるように握り締めた。
露になった棹の部分を包皮ごとスライドさせてやると、付け根へ動いた時に粘液を纏った亀頭がわずかに姿を見せ、先端へと動いた時は余った皮がくしゃくしゃと縮こまって、その先から透明な液体が糸を引いて落ちた。
少年の息遣いは はっはっはっ、と早くなり急速に射精の瞬間へと近づいているいようだ。
6 :名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 21:05:54 ID:UL88ScKb
俺は手を止め、しゃがんだまま少年の前に回り、触れていなくてもビクンビクンと最後の絶頂を待ち焦がれて切なげに脈動する彼のペニスをじっと見つめる。
急に与えられる快感が途切れた少年はおずおずとこちらを覗うが、俺はまるでそれに気づかないかのように彼の股間へと顔を埋めていく。
ぱくり、と脈打つペニスを咥えこむと、少年は大きく体を震わせ驚きと戸惑いの表情で上から自分の股間にある俺の顔を見ている。
お構いなしに口の中で舌を包皮と亀頭の間にこじ入れると、少年はアッと声を漏らした。
わずかに小便の匂いが鼻に抜ける。
包皮と亀頭の間で一周、二周と舌で円を描くように亀頭全体を味わう。
上目遣いで表情を確認すると、未熟な亀頭へ直接の刺激は強すぎたのだろうか、目をつぶって顔をやや上にむけて小刻みに震えていた。
つづけて舌先で尿道口をつつくと、まだ性器として未発達なせいで快感より痛みが強いのだろう、少年は逃げるように腰を引いた。
俺は亀頭への舌撫をやめ、穏やかな快感を与えてやろうと口全体で包み込むように咥えた。
頭を前へ動かし、軽く吸い込むように負圧をかけながら素早く付け根の方まで深く咥え込んでいく。
少年は与えられた快感に答えるように軽く腰を前に突き出してきた。
片方の膝はわずかにカクカクと振るえ、呼吸も浅く早いものになってきている。
次は頭を後ろに引きながら、舌を全体に絡め遅い動きで後退していく。
この緩急を繰り返してやると息遣いに混じって小さく声を漏らして喘ぐようになった。
「はっはっはっ……ん……はぁ、はぁ、アッ、はぁ、はぁっ……」
少年の甘い声を聞きながら、フェラチオを続けていると、俺自身もジーンズの前を痛いほどに張りつめさせていることに気づいた。
クチュ、ピチャ、ジュルッと唾液と先走りの混ざった汁音と、少年の押し殺しても漏れ出る嬌声が俺をこんなにも興奮させている。
もっと鳴かせてやりたい、もっと感じさせてやりたいと自然に俺の頭の前後運動が速くなる。
「あっ! で、でる! でちゃう」
不意に少年が声を上げたかと思うと、俺の口からペニスを引き抜こうと大きく腰を引いた。
俺は反射的に少年の腰に腕を回して逃げられないようにすると、一際素早い動きの往復で仕留めにかかる。
「だ、だめっ……でちゃっ、んん!!!」
言うと同時に少年は俺の口の中に大量の精を放つ。
動いていたせいか、向きがずれたおかげでのどへの直撃を避け咽ることはなかったが、口の中で受けた射精の圧力に驚いた。
勢い良く爆ぜた初弾が上あごに叩きつけられ、びゅっ、びゅっ、と二度三度と吐き出される精をこぼさず口で受け止める。
少年は俺の頭を抱えるように前傾し、肩を上下させて荒い呼吸をしていた。
ちゅぽん、と音を立てて少年のペニスから口を離す。
片膝を付いた姿勢のまま、自分の手のひらに口の中の精液をどろりと吐き出して、まだ息を整える事が出来ずにいる少年の顔の前に差し出し、見せる。
「すげえな、こんなにいっぱい出しちゃって」
そう言ってフフンと笑ってやると、息が上がって声を出せずに居るのかジッと無言で自分の出した体液を見ていた。
「そんなに気持ちよかった?」
手のひらの精液をティッシュで拭きながら聞くとコクリと小さく頷いた。
快感の余韻に浸ってまだ穿いていたものを上げることさえ忘れている少年の、その恥ずかしそうに頷くしぐさに俺はひどく興奮した。
今度は俺の番、だな……
- category
- ショタ小説
- 2010⁄08⁄19(Thu)
- 02:16
かけるきゅんの話
最近、週一の家庭教師のバイトが楽しみで仕方ない。
何が楽しいって、はじめての教え子に当たったのが、とんでもない美少年なのだ。
小学六年生の浅野かけるくん。
可愛らしさと凛々しさを兼備した、ちょっとキツ目の顔立ちをしている。
学校ではクラス長で、風紀委員長で、剣道の県代表で、融通のきかないところはあるが正義感で……。
まぁとにかく文武両道で性格も良くて、ビジュアルも抜群という、完璧超人なおとこにょこだ。
そして――。
「んくっ……このッ……変態教師! 調子に乗るのもいい加減にしろぉ……!」
かけるの唸り声が、頭上から降ってくる。
今日は、土曜の授業日。俺はいつものようにかけるの部屋に訪れ――
いつものように、かけるに執拗なイタズラを続けていた。
「むちゅ、むにゅ……ぷはぁ……
ふへへ……やっぱり、かけるきゅんのおちんちんは甘くておいしいね……?」
俺がおしゃぶりを止めて言うと、かけるは顔を真っ赤にして怒鳴った。
「ッ……! ヘンタイ! お、おちんちんがおいしいとか、あんた頭おかしいんじゃないの!?」
ショートパンツのチャックから、ぷにゅんと飛びだした肌色のキャンディーがプルプルと震える。
すっかりしゃぶられつくしたそのキャンディーは俺の唾液にまみれ、てらてらといやらしく光っていた。
かけるのおちんちんをぺろりと舐めあげ、俺はむふふと笑った。
「かけるきゅんは、エッチな男の人のデザートだから、体中が甘くておいしいんだよ」
「わけわかんないことゆうな、この犯罪者! 極悪人! 死刑囚!」
かけるはポコポコと小さな拳で俺の頭を叩いてきたが、
俺がカプッとかけるのソーセージをくわえてやると、「ふぁあっ!」という短い悲鳴とともに抵抗は止んだ。
「も……やだぁ……んぁっ!? このばか、くわえたままちゅぽちゅぽってするなぁ!」
かけるのおちんちんは、ちっちゃくて、フニフニしてて、小ぶりのおもちみたいな感触がする。
俺はそれを口いっぱいにふくみ、唾液を絡ませ、ねっちりと舌で味わいながら、唇でしごいてやる。
かけるは必死に俺の頭を引き剥がそうとしてきたものの、おちんちんを軽く甘噛みしてやるとすぐ大人しくなる。
「んっ、んっ……やめ……あぅっ! こいつ、調子に乗っ――やっ、くぅんっ!」
「まったく……かけるは、男の子のくせにすっかり変態教師のラブドールにされちゃって恥ずかしいね……?」
「ら、ラブドールとか、意味わかんないし……ってゆーか、いい加減に僕のおちんちんから口離せ!」
「かけるきゅんがドリル解き終わったらおしゃぶりやめてあげるよーん」
「く……こ、こいつ……ッ!」
かけるはギリギリと歯ぎしりをして、だが、まもなく机のドリルに鉛筆を走らせ始めた。
俺はこの従順な反応に満足しつつ、机の下からかけるの腰に抱きつき、ねっちりとおちんちんを味わってやる。
ところで、このめくるめく官能の日々が幕を開けたのは、丁度、二週間ほど前のことだった。
ロリでもショタでもイける正真正銘のアレな俺は、その日、夜遅くに人気のない道を歩いていたロリに後ろから抱きついた。
まぁ、目の前を歩いているそのロリのミニスカが妙に挑発的で、その挑発に見事にのってやっただけの話だ。
だが、そのときだった。
「お前、何してる!」
突然、凛とした声が耳を打ち、振り返るとそこには、一人の剣道着姿の少年が立っていた。
それが――なんと、かけるだったのだ。
かけるは毎週、剣道教室に通っており、このときはその稽古の帰り道だったらしい。
さすがに正義感らしく、俺に抱きつかれたロリの悲鳴を聞きつけ、颯爽とこの場に駆けつけたのだそうだ。
「その子をはなせ、チカン野郎!」
かけるはそ叫ぶやいなや、竹刀袋から得物を抜き放ち、一気に距離を詰めてきた。
しかし、所詮、相手は竹刀。そんなもので叩かれても、痛くもかゆくもないぜ――。
――そう思っていた時期が俺にもありました。
「ちょ、やめ、ぅゎ竹刀ぃたぃ!」
かけるの太刀は速く鋭く、さらに、竹刀が直撃するとこれがまた存外に痛い。
容赦ない連撃にさすがの俺もひるんで、ロリを置いてあわてて逃げたけど、それでもかけるは猛追してきた。
相手は小学生とはいえ、運動神経抜群のスポーツ少年。普段、ロクな運動をしない俺との走力はほぼ互角だった。
それから、どれくらいの間、二人で走り続けただろうか。
気付けば俺は、逃げ込んだ廃ビルの一室に追いつめられていた。
もちろん、目の前に立ちはだかるのは、竹刀を構え、鋭く俺を見据えるかけるきゅん――。
「……覚悟しろ、このチカン野郎」
かけるは息を弾ませながら、ゆらりと上段に竹刀を構えた。
「僕がお前をケーサツに突き出してやる」
瞬刻。
かけるの姿が、ぐんっ、と視界の中で大きくなる。
瞬く間に距離を詰められ、もはや一巻の終わりだと俺が思ったときだった。
鼻先で――かけるの太刀がピタリと止まる。
「……先生?」
かけるはつぶやき、呆然と俺の顔を凝視していた。
窓から差し込む月明かりに顔を照らし出され、かけるはようやく俺を認めたのだ。
俺もようやくそのときになってはじめて、追跡者の正体が自分の教え子であると気付いた。
だが、相手の正体に気付いたからと言って、互いに成すべきことは変わらなかった。
「このっ!」
俺はとっさにかけるの竹刀を掴み、それを力任せに引き寄せた。
「あっ……こ、この、はなせ……ッ!」
161 :かけるきゅんの話(4):2008/04/15(火) 00:32:01 ID:Jz4R9sca
かけるはあわてて両手で竹刀を取り戻さんとしてきたが、さすがに腕力で大人にかなうはずもない。
俺はあっさりと竹刀を奪い取ると、それを部屋の隅に思い切り放り投げてやった。
かけるはすぐさま竹刀の下に駆け寄ろうとしたが、俺はそれを後ろから抱きすくめてしまう。
「おっと。行かせないよーん」
「ひ……卑怯者っ! こんな……子供相手にムキになって恥ずかしくないの!?」
「卑怯者はそっちだろ? 武器を使うなんて反則じゃないか。さっきは痛かったんだぞ」
「そんなの、先生がチカンなんてしようとするからいけないんだろ!」
かけるは、じたばたと手足を振り乱して暴れたが、小学生の抵抗なんて微々たるものだ。
俺が、ぎゅうっ……とかけるを胸に抱きしめてしまうと、もはやかけるは何もできなくなってしまう。
この小ささと、脆さと、弱さと、温かさと、そして、柔らかさが……心地良くてたまらない。
「く、くるしっ……、この、なにすんだよ、離せよっ!」
「離したら、今回のこと、ケーサツには黙っててくれる?」
「ッ……そんなことできるはずないだろ!」
即答だった。
かけるは顔だけ振り返り、キッと俺を睨みつける。
「あんなことして、ただで済ませられるわけないじゃないかっ。
あんたみたいな変態を放っておいて、小さな女の子を危ない目にあわせるわけにはいかないんだよ!」
「ふうん……ずいぶんと男前な発言してくれるじゃん」
俺は抱きしめたかけるの髪に鼻をうずめ、その匂いを胸いっぱいに吸い込んだ。
ミルクみたいに甘くて、柔らかな匂いがする。俗に言う、『コドモ臭』というやつだ。
この背徳的で、犯罪的で、そこはかとなく扇情的な香りは……男も女も幼いうちはまったく変わらない。
「けどさ、危ない目にあうのは、小さな女の子だけじゃないかもよ……?」
俺は、かけるの耳元に唇を寄せ、そっとささやきかけた。
「ど、どういう意味だよ、それ……」
「だから、かけるきゅんみたいにちっちゃくて可愛い男の子が好きな変態さんもいるってことだよ」
「え……あっ、やッ……だ! どこ触って……こ、こらぁっ、変なトコに手ぇ入れるなっ……!」
――後はもう、誰もが期待するであろう通りのエロゲー的展開だった。
かけるきゅんの剣道着の衿から手をつっこんで、吸いつくようなもち肌のおっぱいを撫で回したり、
かけるきゅんの小さな耳を甘噛みしつつ、袴の上からおちんちんコスりまくってイかせてあげたり、
おしゃぶり、強制オナニー、言葉攻め、裸でのお散歩露出プレイ、ケー写でのエロ絵撮影、等々……
いくら声をあげても誰も助けに来ない廃ビルの一室で、かけるきゅんにイタズラし放題(はぁと)。
実際、男の子にエッチなことするのはこのときがはじめてだったけど、
さすがコドモなだけあって肌触りはすべすべだし、鳴き声は可愛いし、俺はすぐかけるのカラダに夢中になっていった。
そしてそのときのケー写のエロ画像をネタにかけるを脅して、今も毎週毎週のイタズラタイムを続けているわけだ。
だけど、それでもいまだにかけるにしていないこともある。
ひとつは、かけるにフェラさせること。そして、もうひとつは……。
「んっ……くぅん……っ!」
かけるの喉から、子犬のような甘い鳴き声が漏れる。これで三度目の射精だった。
「んく、んく……かけるきゅん……エッチで可愛くて、大好きだよ、かけるきゅん……」
俺はかけるのおにんにんからぴゅくぴゅくと放たれるミルクをじっくり味わいながら、嚥下する。
かけるは机に顔を伏せて息苦しそうに喘いでいたが、俺がチュウチュウと尿道に残ったミルクを吸ってやる度に小さく震えた。
「はぁ……最高だよ、かけるきゅんのミルク……。まろやかで、とろとろで、エッチな味がして……」
「……はっ……はぁっ……何、一人で精子の味なんて……語ってんだよっ……あっ! 」
かけるが掠れ声を搾り出すたびに、すっかりトロトロになったおちんちんがぴくぴくと揺れた。
それがなんだか可愛らしくて、俺はついついイったばかりのおちんちんを指先でしごいてやる。
「ところで、まだドリルは終わらないの? はやくしないと、また先生にミルク飲まれちゃうよ?」
「ッ……だから、さっきから何度もドリルは終わったって言ってんだろ! 人の話聞けよ、このエロ教師!」
「あ、そうなの? 先生、かけるきゅんのミルクに夢中で全然聞いてなかったよ」
俺は机の下から這い出し、かけるの算数ドリルを確かめた。なるほどたしかに全問埋めている。
これまでのかけるは授業時間ずっとイタズラされっ放しだったのに……ずいぶんと成長したものだ。
「ふん……見たか、この変態教師」
かけるはショートパンツのチャックを締め、不敵に口端を吊り上げた。
「僕だって男なんだ。いつまでもあんたなんかの好きにさせるもんか」
「……」
「ま、とにかくドリルも終わったんだし、さっさと帰りなよ。もう授業は終わりだろ?」
かけるにぐいぐいと乱暴に背中を押され、俺は部屋のドアの方へと追いやられてゆく。
だが、この俺がはいそうですかと簡単にご帰宅するはずもない。
「何言ってるんだ、かける」
俺はくるりとUターンしてかけるに向き直ると、その細い両肩をがしりと掴んだ。
「がんばってドリルを解いたかけるに、まだごほうびをやってないじゃないか」
「ごほうびなんているか! どうせあんたのことだから、また僕にエッチなことするつもりなだけだろ!」
「もちろん。かけるはエッチな男の子だから、エッチなことして気持ち良くしてあげるんだよ。むひひ……」
「っつーか、なんで僕がエッチなんだよっ! エッチなのはあんたの方だろ!?」
「男の人にしゃぶられて三回もイっちゃうような男の子がエッチじゃなくてなんなのかな?」
「なッ……!」
俺はむふふと笑いながら、かけるの肩を抱き、ベッドの下まで連れて行く。
そして、抵抗するかけるを無理矢理、俺の膝の上で向かい合うように座らせると、ハァハァしながらその耳元にささやきかけた。
「そういえば、かける。ちゃんと俺の言いつけ通り、毎日お尻でオナニーしてる?」
「は……? あんたバカじゃないの? なんで僕がそんなことしなきゃいけないんだよ」
「なんでって、そりゃ……かけるのお尻はちっちゃいから、ちゃんとほぐさないと先生とセックスできないだろ?」
そうなのだ。
俺がいまだにかけるにしていないもうひとつこと、それは――何を隠そう、セクースのことだ。
小学六年生のかけるのケツマンコはあまりにも小さくて、まだ俺のモノが入らないのだ。
「ふざけるな! なんで僕があんたと、せ、せ……せっくすなんてしなきゃいけなんだよっ!」
かけるは赤面しながら、俺の胸を押し返して怒鳴った。
セックスという単語に過剰反応する様が小学生らしくて実に可愛らしい。
「かけるはとっくに俺のお人形さんだけど、セックスができなきゃまだラブドールとは呼べないじゃないか」
「僕はあんたの人形なんかじゃない! それにそもそも、そのラブドールってのはなんなんだよっ!」
俺はかけるの耳たぶに唇を近づけ、息を吹きかけるようにして、言った。
「それはね……いやらしい男の人の、おちんちん容れのことだよ」
「な……ふざけるな! 誰があんたみたいな変態教師のおちんちん容れなんかに……ぅあっ!?」
俺は力任せにかけるの身体をベッドに押し倒すと、早速、ショートパンツのホックに手をかけた。
かけるはあわてて身を起こして逃げだそうとしたが、片手で胸を押してしまえば、もう身動きがとれなくなってしまう。
「やっ……やめろ! それ以上やったら、大声出すぞ!」
「そんなことしたら、かけるのエロいケー写、ネットに流しちゃうけどいいの?」
「ぐっ……」
「あの勉強もスポーツも出来て、リーダーシップもあって女の子にもモテモテの生徒会長が、
毎週毎週、こんなやらしい男の人のエッチなオモチャにされてたなんて知ったらみんなどう思うかなぁ?
先週はお風呂場で俺に体中舐め回されて、先々週は俺の膝の上で一生懸命オナニーしちゃって……うひひ……
でも、あんな恥ずかしいことされてるくせにぴゅっぴゅってミルク出しちゃうんだよなぁ、エッチなかけるきゅんは」
「ち、ちが……僕はエッチなんかじゃ……お、お前が……やらしいこと、やめてくれないから……」
かけるはギュッと下唇を噛み、俺から顔を背けた。その顔は耳まで真っ赤だ。
「油断大敵だぞ、かけるきゅうんっ」
俺はその隙に、一気にかけるのショートパンツとブリーフをつかんで膝下までずり下ろした。
あっ、とかけるが悲鳴をあげたときにはもう時既に遅し。あとは無理矢理、パンツを引き抜くだけだった。
「ばか、ばかばかばかばかこの変態! そんなとこ見るなぁっ!」
俺がかけるの両足を掴んでまんぐり返しにしてしまうと、かけるはあわてて、お尻を両手で隠してきた。
だけどそんなことをしても、かけるのケツマンコは、指の隙間から丸見えだった。
まだしわひとつない、つややかな肌色をした、汚れを知らぬ幼い肉壺――。
「よしよし……それじゃあ今日も、かけるのケツマンコを開発してあげようね……?」
「け……けつまんことか、意味不明なことゆうな――んはッ!?」
短い悲鳴とともに、かけるの白い喉が大きく反らされる。
俺が、かけるのケツマンコに指先をにゅぷっと押し込んだのだ。
俺に両足首を掴まれてまんぐり返しされたかけるは、もはやお尻を振ることしかできない。
あとはもう、かけるのケツマンコをいじめ放題だった。
「ふぁ、あはっ、やっ、めっ……んくっ……! おしっ、お尻、なんて、おかし……よぉ……!」
にゅぷ、にゅぷ、にゅぷ……。
俺がケツマンコに指先を出し入れするたびに、かけるはヒクヒクと跳ねて甘い声をあげてくれた。
かけるのケツマンコは、この二週間の執拗な開発でずいぶんと柔らかくなって、たまらない挿れ心地になっている。
指を押し込めば、ムニュッとかけるの温かい肉壺に包みこまれ、引き抜こうとすればその肉穴全体が吸いついてきてくれる。
そしてまた、かけるが必死に俺の手首をつかんで指を引き抜こうとする様が、可愛らしくてたまらなくて、
俺はもっともっとかけるをいやらしくいじめたくなってしまって、ついつい指の動きを早めてしまう。
「やっ……お尻なんかで……いっ、いきっ、いきたくないッ……のにっ……! はっ、はふっ……!」
かけるの指先にぎゅっ力がこもったかと思うと、ぴゅくぴゅくっ、とかけるのソーセージがミルクを放った。
俺におちんちんをしゃぶられてイったばかりなのに、お尻を犯されてまたイってしまったのだ。
その胸にミルクが飛び散る様が、まるでかけるが俺に食べられるために自分で自分をデコレーションしているようでひどく興奮した。
「も、もうたまらないよ、かけるきゅんっ。俺、かけるきゅんとセックスしてもいい? ねえ、セックスしてもいい?」
「ふぁっ、んぁあっ! やっ……だ! あ、あんたなんかと、誰が……ぁはっ! やっ……こんな、はげしっ……んぁあっ!」
にゅぽにゅぽにゅぽにゅぽにゅぽにゅぽっ――。
激しく、とにかく激しく、かけるの中を掻き混ぜるようにケツマンコをほじくり返す。
そうしてついにかけるは抵抗の手すら止め、口をふさいで己の嬌声を抑え、ただ俺の責めに耐えるだけの肉人形と化した。
それからまた、二度、かけるは俺の指でイってしまって、そうしてようやく俺はかけるのケツマンコから指を抜いてやった。
「んっ……!」
指が引き抜かれる瞬間、びくんっ、とかけるは跳ねた。
ひくひくと震えるケツマンコと、汗ばむ柔肌と、精子にまみれたシャツと、それでも俺を睨みつけてくる反抗的な瞳と――。
ゾクゾクッ、と背筋に快感が走った。
こんな美味しそうなショタっ子をオモチャにしてるこのシチュに――身震いするほどの快感を覚える。
俺に、片手でまんぐり返しされたまま身動きできないかけるは、まるで俺専用のオナホールのようだ。
もっと味わいたい。このカラダの奥深くまで徹底的に心ゆくまで舐めつくしたい。もっと、もっと……。
「か、かけるきゅうん……先生、もうガマンできないよ……
犯しちゃうね? かけるきゅんのこと、女の子みたいに犯しちゃうね……?」
俺はハァハァしながら、ズボンのチャックを開け、怒張しきった俺自身を取りだした。
かけるのケツマンコにそれを押しつけてやると、かけるの小さく息を呑む音が聞こえた。
「ッ……ぼ、僕は……あんたなんかに負けないからな……」
かけるは、震える声を精一杯に振り絞り、言った。
「僕は、絶対にあんたのラブドールになんかならない……
どんなエッチなことされても、やらしいことされても、僕はあんたみたいな悪いオトナには負けない!
僕がいつまでも大人しくあんたのオモチャにされてると思うなよ! いつか、いつかきっ――」
にゅぷんっ。
「――と……」
かけるの口から、吐息のような声が漏れた。
かけるは呆然と目を見開き――おそるおそる、俺とかけるの結合部に視線を向ける。
この体勢からでは、かけるのケツマンコに俺の肉棒が挿入されている様が丸見えだった。
「はい、俺専用ラブドールの出来上がり~」
俺が言うと、かけるはひどく不安げな目で俺を見上げてきた。
罵倒も悲鳴も嬌声もなかった。口に手を当て、ぱくぱくと力なくその唇を動かすだけだ。
だから、
「ひぅ……ッ!」
かけるは白い歯を食いしばり、辛そうな鳴き声をあげた。
俺が、かけるのさらに奥深くに肉棒を押し込んでやったのだ。
にゅむむむっ……。
俺が腰を押し込んでゆくと、かけるのケツマンコは従順に俺自身を飲み込んでゆく。
すっかり蕩けた肉穴は、まるで良く躾けられた牝奴隷のように、愛らしく竿に吸いついてきた。
かけるがひどく苦しそうにしている一方で、こちらとしてはこの上なくいい具合だった。
「かけるの中、あったかくて気持ちいいよ……」
俺は夢心地でかけるを抱きしめ、そのケツマンコに根元までぬっぽりと俺自身を押し込んでやった。
「ふぁ……あっ、ふぁあんっ! やめっ、やめろぉ! そんな、奥……っ!」
するとたちまち、かけるは弾かれたように甘い声をあげた。
懸命に俺を押しかえそうとしてくるが、俺の腕の中ではもはやただオナホールに過ぎない。
「かけるきゅんはほんとエロショタだね……お、男の子のくせにこんな気持ちいい穴持ってるなんて……」
にゅぽ、にゅぽっ……とじっくりと肉棒を出し入れして、かけるのケツマンコを味わってやる。
「はっ……あ……やだ、やだ……ッ! お、おちんちん抜けよ、抜けってばぁ……っ!」
「だーめっ。かけるは男の子のくせにエロすぎるカラダしてるから、先生がオシオキしてあげるんだ」
むちゅむちゅむちゅっ。
結合部から水音がするほどに激しくピストンすると、かけるは思わず俺の首にしがみついてきた。
かけるの鼻にかかった喘ぎが耳元で聞こえ、俺が強く突き上げてやるたびにその吐息に艶がかかる。
俺の興奮はいよいよ最高潮に達して、腹の奥底から一気に射精感が込みあげてきた。
「か、かけるきゅん、先生、もうかけるきゅんでイっちゃうね……?」
「は……な、何言って……ひぅっ!?」
びゅるっ、びゅるるっ!
俺はたまらず、かけるの中に思い切り射精しまくった。
もちろん、かけるを逃がさないように、思いっきり抱きしめながらだ。
かけるはケツマンコに射精されるたびにふるふると震えたが、それでも俺を眼光鋭く見据えてきた。
「ばっ……ばかじゃないの……? ぼ、僕、男の子なんだぞ……んっ!」
俺の執拗な腸内射精を受けながら、それでもかけるは俺を睨めつけてみせる。
「ッ……お、男の人のくせに男の子でイっちゃうとか、恥ずかしくないのかよっ!」
「全然。てゆーか……かけるきゅんにそんな風に睨まれたら、興奮してもっと出ちゃうよ……」
「こ、このヘンタイ野郎……! ん……ぁくっ……!」
俺の胸に熱いものがかかる。それは、かけるのミルクだった。
おそらくこれまでかけるが懸命に堪えていたのが、俺の射精を受けてついに弾けてしまったのだろう。
俺はその愛らしい射精をじっくりと眺めながら、かけるの中に最後の一滴まで精子を注ぎ込んでやる。
ついに、と俺は思った。
ついに俺は、かけるを完全に俺のラブドールにした――。
俺はかけると繋がったまましばらくその余韻に浸っていたが、やがて言った。
「へへ……かけるきゅん、気持ち良かったよ……」
「う、うるさい……終わったんだったらさっさとおちんちん抜け、このレイプ魔!」
かけるは、少し休んだだけでまた反抗的な態度を取り戻し、ポコポコと俺の胸を叩いてきた。
俺にセクロスされたら少しは堕ちてくれるかと思ったが、現実はなかなか甘くないものだ。
だけどまあ、ツンのままのラブドールも、俺は嫌いじゃない――。
――っていうか大好物ですか何かwwww
びゅるっ、びゅるびゅるっ!
僕のお尻の中にまた、先生の精子が勢いよく注ぎ込まれる。
二度目の射精だった。すでに先生の精子でいっぱいにされたお腹に、また新しい精子が押し込まれてくる。
先生は僕を両腕で抱きしめ、絶対に逃げられないようにしながら、じっくりと射精を楽しんでいた。
「やっ……も、もう、僕の中に精子出すのやめろぉ……ッ!」
僕がそう叫んで振り返ると、先生はデレデレと鼻の下を伸ばして僕を見つめていた。
いやらしい顔……僕の大嫌いな顔だ。僕は男なのに、なんでこんなエッチな目で見られなきゃいけないんだ。
「うへへ……かけるきゅんが可愛いから、こんなにいっぱい出ちゃったよ……」
「ふ、ふざけるな! 何がいっぱい出しちゃっただ、このッ……」
僕が文句を言い終えるよりも先に、先生は挑発的に腰を突きあげてきた。
僕のお尻に挿れられたままの先生のおちんちんに、ぐにゅりとお腹の中をこすられる。
「ほらほら、はやくドリル解かないと、また射精されちゃうよ……?」
「くっ……くそ……!」
僕は奥歯をかみしめ、机のドリルに向かった。
だけどすぐに先生の両手が伸び、裸の僕のおちんちんを、おっぱいをねちっこくいじめてくる。
しかも、今回は先生の膝に座らされて、お尻におちんちんを挿られたままだ。こんな状態でドリルができるわけがない。
だけど、と僕は思った。
せいぜい、今のうちに調子に乗ってエッチなことをすればいい。
先生は今、全裸になって洋服を脱ぎっぱなしだ。そして、ベッドの上のコートに、問題の携帯電話がある。
僕のエッチな写真が収められている携帯電話だ。
先生が僕を解放した瞬間――それを奪って窓の外に放り投げる。
そしたら後は、竹刀で殴り殺す。ボッコボコに殴り殺す。その後で携帯を回収して叩き壊す。
「……んっ! く……ッ!」
僕はまた、先生の指にイかされて、その手の中でだらしなく射精してしまった。
そして、僕のその射精を見て、お尻の中のおちんちんがふくらんでゆくのがはっきりとわかる。
だけど、あと少しだ……。
あと少しガマンすれば、反撃のチャンスが来る。
「今に見てろよ……この変態教師」
僕はつぶやき、ひそかに口の端を吊り上げた。
何が楽しいって、はじめての教え子に当たったのが、とんでもない美少年なのだ。
小学六年生の浅野かけるくん。
可愛らしさと凛々しさを兼備した、ちょっとキツ目の顔立ちをしている。
学校ではクラス長で、風紀委員長で、剣道の県代表で、融通のきかないところはあるが正義感で……。
まぁとにかく文武両道で性格も良くて、ビジュアルも抜群という、完璧超人なおとこにょこだ。
そして――。
「んくっ……このッ……変態教師! 調子に乗るのもいい加減にしろぉ……!」
かけるの唸り声が、頭上から降ってくる。
今日は、土曜の授業日。俺はいつものようにかけるの部屋に訪れ――
いつものように、かけるに執拗なイタズラを続けていた。
「むちゅ、むにゅ……ぷはぁ……
ふへへ……やっぱり、かけるきゅんのおちんちんは甘くておいしいね……?」
俺がおしゃぶりを止めて言うと、かけるは顔を真っ赤にして怒鳴った。
「ッ……! ヘンタイ! お、おちんちんがおいしいとか、あんた頭おかしいんじゃないの!?」
ショートパンツのチャックから、ぷにゅんと飛びだした肌色のキャンディーがプルプルと震える。
すっかりしゃぶられつくしたそのキャンディーは俺の唾液にまみれ、てらてらといやらしく光っていた。
かけるのおちんちんをぺろりと舐めあげ、俺はむふふと笑った。
「かけるきゅんは、エッチな男の人のデザートだから、体中が甘くておいしいんだよ」
「わけわかんないことゆうな、この犯罪者! 極悪人! 死刑囚!」
かけるはポコポコと小さな拳で俺の頭を叩いてきたが、
俺がカプッとかけるのソーセージをくわえてやると、「ふぁあっ!」という短い悲鳴とともに抵抗は止んだ。
「も……やだぁ……んぁっ!? このばか、くわえたままちゅぽちゅぽってするなぁ!」
かけるのおちんちんは、ちっちゃくて、フニフニしてて、小ぶりのおもちみたいな感触がする。
俺はそれを口いっぱいにふくみ、唾液を絡ませ、ねっちりと舌で味わいながら、唇でしごいてやる。
かけるは必死に俺の頭を引き剥がそうとしてきたものの、おちんちんを軽く甘噛みしてやるとすぐ大人しくなる。
「んっ、んっ……やめ……あぅっ! こいつ、調子に乗っ――やっ、くぅんっ!」
「まったく……かけるは、男の子のくせにすっかり変態教師のラブドールにされちゃって恥ずかしいね……?」
「ら、ラブドールとか、意味わかんないし……ってゆーか、いい加減に僕のおちんちんから口離せ!」
「かけるきゅんがドリル解き終わったらおしゃぶりやめてあげるよーん」
「く……こ、こいつ……ッ!」
かけるはギリギリと歯ぎしりをして、だが、まもなく机のドリルに鉛筆を走らせ始めた。
俺はこの従順な反応に満足しつつ、机の下からかけるの腰に抱きつき、ねっちりとおちんちんを味わってやる。
ところで、このめくるめく官能の日々が幕を開けたのは、丁度、二週間ほど前のことだった。
ロリでもショタでもイける正真正銘のアレな俺は、その日、夜遅くに人気のない道を歩いていたロリに後ろから抱きついた。
まぁ、目の前を歩いているそのロリのミニスカが妙に挑発的で、その挑発に見事にのってやっただけの話だ。
だが、そのときだった。
「お前、何してる!」
突然、凛とした声が耳を打ち、振り返るとそこには、一人の剣道着姿の少年が立っていた。
それが――なんと、かけるだったのだ。
かけるは毎週、剣道教室に通っており、このときはその稽古の帰り道だったらしい。
さすがに正義感らしく、俺に抱きつかれたロリの悲鳴を聞きつけ、颯爽とこの場に駆けつけたのだそうだ。
「その子をはなせ、チカン野郎!」
かけるはそ叫ぶやいなや、竹刀袋から得物を抜き放ち、一気に距離を詰めてきた。
しかし、所詮、相手は竹刀。そんなもので叩かれても、痛くもかゆくもないぜ――。
――そう思っていた時期が俺にもありました。
「ちょ、やめ、ぅゎ竹刀ぃたぃ!」
かけるの太刀は速く鋭く、さらに、竹刀が直撃するとこれがまた存外に痛い。
容赦ない連撃にさすがの俺もひるんで、ロリを置いてあわてて逃げたけど、それでもかけるは猛追してきた。
相手は小学生とはいえ、運動神経抜群のスポーツ少年。普段、ロクな運動をしない俺との走力はほぼ互角だった。
それから、どれくらいの間、二人で走り続けただろうか。
気付けば俺は、逃げ込んだ廃ビルの一室に追いつめられていた。
もちろん、目の前に立ちはだかるのは、竹刀を構え、鋭く俺を見据えるかけるきゅん――。
「……覚悟しろ、このチカン野郎」
かけるは息を弾ませながら、ゆらりと上段に竹刀を構えた。
「僕がお前をケーサツに突き出してやる」
瞬刻。
かけるの姿が、ぐんっ、と視界の中で大きくなる。
瞬く間に距離を詰められ、もはや一巻の終わりだと俺が思ったときだった。
鼻先で――かけるの太刀がピタリと止まる。
「……先生?」
かけるはつぶやき、呆然と俺の顔を凝視していた。
窓から差し込む月明かりに顔を照らし出され、かけるはようやく俺を認めたのだ。
俺もようやくそのときになってはじめて、追跡者の正体が自分の教え子であると気付いた。
だが、相手の正体に気付いたからと言って、互いに成すべきことは変わらなかった。
「このっ!」
俺はとっさにかけるの竹刀を掴み、それを力任せに引き寄せた。
「あっ……こ、この、はなせ……ッ!」
161 :かけるきゅんの話(4):2008/04/15(火) 00:32:01 ID:Jz4R9sca
かけるはあわてて両手で竹刀を取り戻さんとしてきたが、さすがに腕力で大人にかなうはずもない。
俺はあっさりと竹刀を奪い取ると、それを部屋の隅に思い切り放り投げてやった。
かけるはすぐさま竹刀の下に駆け寄ろうとしたが、俺はそれを後ろから抱きすくめてしまう。
「おっと。行かせないよーん」
「ひ……卑怯者っ! こんな……子供相手にムキになって恥ずかしくないの!?」
「卑怯者はそっちだろ? 武器を使うなんて反則じゃないか。さっきは痛かったんだぞ」
「そんなの、先生がチカンなんてしようとするからいけないんだろ!」
かけるは、じたばたと手足を振り乱して暴れたが、小学生の抵抗なんて微々たるものだ。
俺が、ぎゅうっ……とかけるを胸に抱きしめてしまうと、もはやかけるは何もできなくなってしまう。
この小ささと、脆さと、弱さと、温かさと、そして、柔らかさが……心地良くてたまらない。
「く、くるしっ……、この、なにすんだよ、離せよっ!」
「離したら、今回のこと、ケーサツには黙っててくれる?」
「ッ……そんなことできるはずないだろ!」
即答だった。
かけるは顔だけ振り返り、キッと俺を睨みつける。
「あんなことして、ただで済ませられるわけないじゃないかっ。
あんたみたいな変態を放っておいて、小さな女の子を危ない目にあわせるわけにはいかないんだよ!」
「ふうん……ずいぶんと男前な発言してくれるじゃん」
俺は抱きしめたかけるの髪に鼻をうずめ、その匂いを胸いっぱいに吸い込んだ。
ミルクみたいに甘くて、柔らかな匂いがする。俗に言う、『コドモ臭』というやつだ。
この背徳的で、犯罪的で、そこはかとなく扇情的な香りは……男も女も幼いうちはまったく変わらない。
「けどさ、危ない目にあうのは、小さな女の子だけじゃないかもよ……?」
俺は、かけるの耳元に唇を寄せ、そっとささやきかけた。
「ど、どういう意味だよ、それ……」
「だから、かけるきゅんみたいにちっちゃくて可愛い男の子が好きな変態さんもいるってことだよ」
「え……あっ、やッ……だ! どこ触って……こ、こらぁっ、変なトコに手ぇ入れるなっ……!」
――後はもう、誰もが期待するであろう通りのエロゲー的展開だった。
かけるきゅんの剣道着の衿から手をつっこんで、吸いつくようなもち肌のおっぱいを撫で回したり、
かけるきゅんの小さな耳を甘噛みしつつ、袴の上からおちんちんコスりまくってイかせてあげたり、
おしゃぶり、強制オナニー、言葉攻め、裸でのお散歩露出プレイ、ケー写でのエロ絵撮影、等々……
いくら声をあげても誰も助けに来ない廃ビルの一室で、かけるきゅんにイタズラし放題(はぁと)。
実際、男の子にエッチなことするのはこのときがはじめてだったけど、
さすがコドモなだけあって肌触りはすべすべだし、鳴き声は可愛いし、俺はすぐかけるのカラダに夢中になっていった。
そしてそのときのケー写のエロ画像をネタにかけるを脅して、今も毎週毎週のイタズラタイムを続けているわけだ。
だけど、それでもいまだにかけるにしていないこともある。
ひとつは、かけるにフェラさせること。そして、もうひとつは……。
「んっ……くぅん……っ!」
かけるの喉から、子犬のような甘い鳴き声が漏れる。これで三度目の射精だった。
「んく、んく……かけるきゅん……エッチで可愛くて、大好きだよ、かけるきゅん……」
俺はかけるのおにんにんからぴゅくぴゅくと放たれるミルクをじっくり味わいながら、嚥下する。
かけるは机に顔を伏せて息苦しそうに喘いでいたが、俺がチュウチュウと尿道に残ったミルクを吸ってやる度に小さく震えた。
「はぁ……最高だよ、かけるきゅんのミルク……。まろやかで、とろとろで、エッチな味がして……」
「……はっ……はぁっ……何、一人で精子の味なんて……語ってんだよっ……あっ! 」
かけるが掠れ声を搾り出すたびに、すっかりトロトロになったおちんちんがぴくぴくと揺れた。
それがなんだか可愛らしくて、俺はついついイったばかりのおちんちんを指先でしごいてやる。
「ところで、まだドリルは終わらないの? はやくしないと、また先生にミルク飲まれちゃうよ?」
「ッ……だから、さっきから何度もドリルは終わったって言ってんだろ! 人の話聞けよ、このエロ教師!」
「あ、そうなの? 先生、かけるきゅんのミルクに夢中で全然聞いてなかったよ」
俺は机の下から這い出し、かけるの算数ドリルを確かめた。なるほどたしかに全問埋めている。
これまでのかけるは授業時間ずっとイタズラされっ放しだったのに……ずいぶんと成長したものだ。
「ふん……見たか、この変態教師」
かけるはショートパンツのチャックを締め、不敵に口端を吊り上げた。
「僕だって男なんだ。いつまでもあんたなんかの好きにさせるもんか」
「……」
「ま、とにかくドリルも終わったんだし、さっさと帰りなよ。もう授業は終わりだろ?」
かけるにぐいぐいと乱暴に背中を押され、俺は部屋のドアの方へと追いやられてゆく。
だが、この俺がはいそうですかと簡単にご帰宅するはずもない。
「何言ってるんだ、かける」
俺はくるりとUターンしてかけるに向き直ると、その細い両肩をがしりと掴んだ。
「がんばってドリルを解いたかけるに、まだごほうびをやってないじゃないか」
「ごほうびなんているか! どうせあんたのことだから、また僕にエッチなことするつもりなだけだろ!」
「もちろん。かけるはエッチな男の子だから、エッチなことして気持ち良くしてあげるんだよ。むひひ……」
「っつーか、なんで僕がエッチなんだよっ! エッチなのはあんたの方だろ!?」
「男の人にしゃぶられて三回もイっちゃうような男の子がエッチじゃなくてなんなのかな?」
「なッ……!」
俺はむふふと笑いながら、かけるの肩を抱き、ベッドの下まで連れて行く。
そして、抵抗するかけるを無理矢理、俺の膝の上で向かい合うように座らせると、ハァハァしながらその耳元にささやきかけた。
「そういえば、かける。ちゃんと俺の言いつけ通り、毎日お尻でオナニーしてる?」
「は……? あんたバカじゃないの? なんで僕がそんなことしなきゃいけないんだよ」
「なんでって、そりゃ……かけるのお尻はちっちゃいから、ちゃんとほぐさないと先生とセックスできないだろ?」
そうなのだ。
俺がいまだにかけるにしていないもうひとつこと、それは――何を隠そう、セクースのことだ。
小学六年生のかけるのケツマンコはあまりにも小さくて、まだ俺のモノが入らないのだ。
「ふざけるな! なんで僕があんたと、せ、せ……せっくすなんてしなきゃいけなんだよっ!」
かけるは赤面しながら、俺の胸を押し返して怒鳴った。
セックスという単語に過剰反応する様が小学生らしくて実に可愛らしい。
「かけるはとっくに俺のお人形さんだけど、セックスができなきゃまだラブドールとは呼べないじゃないか」
「僕はあんたの人形なんかじゃない! それにそもそも、そのラブドールってのはなんなんだよっ!」
俺はかけるの耳たぶに唇を近づけ、息を吹きかけるようにして、言った。
「それはね……いやらしい男の人の、おちんちん容れのことだよ」
「な……ふざけるな! 誰があんたみたいな変態教師のおちんちん容れなんかに……ぅあっ!?」
俺は力任せにかけるの身体をベッドに押し倒すと、早速、ショートパンツのホックに手をかけた。
かけるはあわてて身を起こして逃げだそうとしたが、片手で胸を押してしまえば、もう身動きがとれなくなってしまう。
「やっ……やめろ! それ以上やったら、大声出すぞ!」
「そんなことしたら、かけるのエロいケー写、ネットに流しちゃうけどいいの?」
「ぐっ……」
「あの勉強もスポーツも出来て、リーダーシップもあって女の子にもモテモテの生徒会長が、
毎週毎週、こんなやらしい男の人のエッチなオモチャにされてたなんて知ったらみんなどう思うかなぁ?
先週はお風呂場で俺に体中舐め回されて、先々週は俺の膝の上で一生懸命オナニーしちゃって……うひひ……
でも、あんな恥ずかしいことされてるくせにぴゅっぴゅってミルク出しちゃうんだよなぁ、エッチなかけるきゅんは」
「ち、ちが……僕はエッチなんかじゃ……お、お前が……やらしいこと、やめてくれないから……」
かけるはギュッと下唇を噛み、俺から顔を背けた。その顔は耳まで真っ赤だ。
「油断大敵だぞ、かけるきゅうんっ」
俺はその隙に、一気にかけるのショートパンツとブリーフをつかんで膝下までずり下ろした。
あっ、とかけるが悲鳴をあげたときにはもう時既に遅し。あとは無理矢理、パンツを引き抜くだけだった。
「ばか、ばかばかばかばかこの変態! そんなとこ見るなぁっ!」
俺がかけるの両足を掴んでまんぐり返しにしてしまうと、かけるはあわてて、お尻を両手で隠してきた。
だけどそんなことをしても、かけるのケツマンコは、指の隙間から丸見えだった。
まだしわひとつない、つややかな肌色をした、汚れを知らぬ幼い肉壺――。
「よしよし……それじゃあ今日も、かけるのケツマンコを開発してあげようね……?」
「け……けつまんことか、意味不明なことゆうな――んはッ!?」
短い悲鳴とともに、かけるの白い喉が大きく反らされる。
俺が、かけるのケツマンコに指先をにゅぷっと押し込んだのだ。
俺に両足首を掴まれてまんぐり返しされたかけるは、もはやお尻を振ることしかできない。
あとはもう、かけるのケツマンコをいじめ放題だった。
「ふぁ、あはっ、やっ、めっ……んくっ……! おしっ、お尻、なんて、おかし……よぉ……!」
にゅぷ、にゅぷ、にゅぷ……。
俺がケツマンコに指先を出し入れするたびに、かけるはヒクヒクと跳ねて甘い声をあげてくれた。
かけるのケツマンコは、この二週間の執拗な開発でずいぶんと柔らかくなって、たまらない挿れ心地になっている。
指を押し込めば、ムニュッとかけるの温かい肉壺に包みこまれ、引き抜こうとすればその肉穴全体が吸いついてきてくれる。
そしてまた、かけるが必死に俺の手首をつかんで指を引き抜こうとする様が、可愛らしくてたまらなくて、
俺はもっともっとかけるをいやらしくいじめたくなってしまって、ついつい指の動きを早めてしまう。
「やっ……お尻なんかで……いっ、いきっ、いきたくないッ……のにっ……! はっ、はふっ……!」
かけるの指先にぎゅっ力がこもったかと思うと、ぴゅくぴゅくっ、とかけるのソーセージがミルクを放った。
俺におちんちんをしゃぶられてイったばかりなのに、お尻を犯されてまたイってしまったのだ。
その胸にミルクが飛び散る様が、まるでかけるが俺に食べられるために自分で自分をデコレーションしているようでひどく興奮した。
「も、もうたまらないよ、かけるきゅんっ。俺、かけるきゅんとセックスしてもいい? ねえ、セックスしてもいい?」
「ふぁっ、んぁあっ! やっ……だ! あ、あんたなんかと、誰が……ぁはっ! やっ……こんな、はげしっ……んぁあっ!」
にゅぽにゅぽにゅぽにゅぽにゅぽにゅぽっ――。
激しく、とにかく激しく、かけるの中を掻き混ぜるようにケツマンコをほじくり返す。
そうしてついにかけるは抵抗の手すら止め、口をふさいで己の嬌声を抑え、ただ俺の責めに耐えるだけの肉人形と化した。
それからまた、二度、かけるは俺の指でイってしまって、そうしてようやく俺はかけるのケツマンコから指を抜いてやった。
「んっ……!」
指が引き抜かれる瞬間、びくんっ、とかけるは跳ねた。
ひくひくと震えるケツマンコと、汗ばむ柔肌と、精子にまみれたシャツと、それでも俺を睨みつけてくる反抗的な瞳と――。
ゾクゾクッ、と背筋に快感が走った。
こんな美味しそうなショタっ子をオモチャにしてるこのシチュに――身震いするほどの快感を覚える。
俺に、片手でまんぐり返しされたまま身動きできないかけるは、まるで俺専用のオナホールのようだ。
もっと味わいたい。このカラダの奥深くまで徹底的に心ゆくまで舐めつくしたい。もっと、もっと……。
「か、かけるきゅうん……先生、もうガマンできないよ……
犯しちゃうね? かけるきゅんのこと、女の子みたいに犯しちゃうね……?」
俺はハァハァしながら、ズボンのチャックを開け、怒張しきった俺自身を取りだした。
かけるのケツマンコにそれを押しつけてやると、かけるの小さく息を呑む音が聞こえた。
「ッ……ぼ、僕は……あんたなんかに負けないからな……」
かけるは、震える声を精一杯に振り絞り、言った。
「僕は、絶対にあんたのラブドールになんかならない……
どんなエッチなことされても、やらしいことされても、僕はあんたみたいな悪いオトナには負けない!
僕がいつまでも大人しくあんたのオモチャにされてると思うなよ! いつか、いつかきっ――」
にゅぷんっ。
「――と……」
かけるの口から、吐息のような声が漏れた。
かけるは呆然と目を見開き――おそるおそる、俺とかけるの結合部に視線を向ける。
この体勢からでは、かけるのケツマンコに俺の肉棒が挿入されている様が丸見えだった。
「はい、俺専用ラブドールの出来上がり~」
俺が言うと、かけるはひどく不安げな目で俺を見上げてきた。
罵倒も悲鳴も嬌声もなかった。口に手を当て、ぱくぱくと力なくその唇を動かすだけだ。
だから、
「ひぅ……ッ!」
かけるは白い歯を食いしばり、辛そうな鳴き声をあげた。
俺が、かけるのさらに奥深くに肉棒を押し込んでやったのだ。
にゅむむむっ……。
俺が腰を押し込んでゆくと、かけるのケツマンコは従順に俺自身を飲み込んでゆく。
すっかり蕩けた肉穴は、まるで良く躾けられた牝奴隷のように、愛らしく竿に吸いついてきた。
かけるがひどく苦しそうにしている一方で、こちらとしてはこの上なくいい具合だった。
「かけるの中、あったかくて気持ちいいよ……」
俺は夢心地でかけるを抱きしめ、そのケツマンコに根元までぬっぽりと俺自身を押し込んでやった。
「ふぁ……あっ、ふぁあんっ! やめっ、やめろぉ! そんな、奥……っ!」
するとたちまち、かけるは弾かれたように甘い声をあげた。
懸命に俺を押しかえそうとしてくるが、俺の腕の中ではもはやただオナホールに過ぎない。
「かけるきゅんはほんとエロショタだね……お、男の子のくせにこんな気持ちいい穴持ってるなんて……」
にゅぽ、にゅぽっ……とじっくりと肉棒を出し入れして、かけるのケツマンコを味わってやる。
「はっ……あ……やだ、やだ……ッ! お、おちんちん抜けよ、抜けってばぁ……っ!」
「だーめっ。かけるは男の子のくせにエロすぎるカラダしてるから、先生がオシオキしてあげるんだ」
むちゅむちゅむちゅっ。
結合部から水音がするほどに激しくピストンすると、かけるは思わず俺の首にしがみついてきた。
かけるの鼻にかかった喘ぎが耳元で聞こえ、俺が強く突き上げてやるたびにその吐息に艶がかかる。
俺の興奮はいよいよ最高潮に達して、腹の奥底から一気に射精感が込みあげてきた。
「か、かけるきゅん、先生、もうかけるきゅんでイっちゃうね……?」
「は……な、何言って……ひぅっ!?」
びゅるっ、びゅるるっ!
俺はたまらず、かけるの中に思い切り射精しまくった。
もちろん、かけるを逃がさないように、思いっきり抱きしめながらだ。
かけるはケツマンコに射精されるたびにふるふると震えたが、それでも俺を眼光鋭く見据えてきた。
「ばっ……ばかじゃないの……? ぼ、僕、男の子なんだぞ……んっ!」
俺の執拗な腸内射精を受けながら、それでもかけるは俺を睨めつけてみせる。
「ッ……お、男の人のくせに男の子でイっちゃうとか、恥ずかしくないのかよっ!」
「全然。てゆーか……かけるきゅんにそんな風に睨まれたら、興奮してもっと出ちゃうよ……」
「こ、このヘンタイ野郎……! ん……ぁくっ……!」
俺の胸に熱いものがかかる。それは、かけるのミルクだった。
おそらくこれまでかけるが懸命に堪えていたのが、俺の射精を受けてついに弾けてしまったのだろう。
俺はその愛らしい射精をじっくりと眺めながら、かけるの中に最後の一滴まで精子を注ぎ込んでやる。
ついに、と俺は思った。
ついに俺は、かけるを完全に俺のラブドールにした――。
俺はかけると繋がったまましばらくその余韻に浸っていたが、やがて言った。
「へへ……かけるきゅん、気持ち良かったよ……」
「う、うるさい……終わったんだったらさっさとおちんちん抜け、このレイプ魔!」
かけるは、少し休んだだけでまた反抗的な態度を取り戻し、ポコポコと俺の胸を叩いてきた。
俺にセクロスされたら少しは堕ちてくれるかと思ったが、現実はなかなか甘くないものだ。
だけどまあ、ツンのままのラブドールも、俺は嫌いじゃない――。
――っていうか大好物ですか何かwwww
びゅるっ、びゅるびゅるっ!
僕のお尻の中にまた、先生の精子が勢いよく注ぎ込まれる。
二度目の射精だった。すでに先生の精子でいっぱいにされたお腹に、また新しい精子が押し込まれてくる。
先生は僕を両腕で抱きしめ、絶対に逃げられないようにしながら、じっくりと射精を楽しんでいた。
「やっ……も、もう、僕の中に精子出すのやめろぉ……ッ!」
僕がそう叫んで振り返ると、先生はデレデレと鼻の下を伸ばして僕を見つめていた。
いやらしい顔……僕の大嫌いな顔だ。僕は男なのに、なんでこんなエッチな目で見られなきゃいけないんだ。
「うへへ……かけるきゅんが可愛いから、こんなにいっぱい出ちゃったよ……」
「ふ、ふざけるな! 何がいっぱい出しちゃっただ、このッ……」
僕が文句を言い終えるよりも先に、先生は挑発的に腰を突きあげてきた。
僕のお尻に挿れられたままの先生のおちんちんに、ぐにゅりとお腹の中をこすられる。
「ほらほら、はやくドリル解かないと、また射精されちゃうよ……?」
「くっ……くそ……!」
僕は奥歯をかみしめ、机のドリルに向かった。
だけどすぐに先生の両手が伸び、裸の僕のおちんちんを、おっぱいをねちっこくいじめてくる。
しかも、今回は先生の膝に座らされて、お尻におちんちんを挿られたままだ。こんな状態でドリルができるわけがない。
だけど、と僕は思った。
せいぜい、今のうちに調子に乗ってエッチなことをすればいい。
先生は今、全裸になって洋服を脱ぎっぱなしだ。そして、ベッドの上のコートに、問題の携帯電話がある。
僕のエッチな写真が収められている携帯電話だ。
先生が僕を解放した瞬間――それを奪って窓の外に放り投げる。
そしたら後は、竹刀で殴り殺す。ボッコボコに殴り殺す。その後で携帯を回収して叩き壊す。
「……んっ! く……ッ!」
僕はまた、先生の指にイかされて、その手の中でだらしなく射精してしまった。
そして、僕のその射精を見て、お尻の中のおちんちんがふくらんでゆくのがはっきりとわかる。
だけど、あと少しだ……。
あと少しガマンすれば、反撃のチャンスが来る。
「今に見てろよ……この変態教師」
僕はつぶやき、ひそかに口の端を吊り上げた。
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- ショタ小説
- 2010⁄08⁄14(Sat)
- 18:49
原体験
大人になってからも尻を叩いたり叩かれたりすることに興味を持っている人は、たいてい子供時代に尻を叩かれたことがあって、それが原体験になっている。ザッヒェル・マゾッホだって、恐ろしい叔母さんから鞭で尻を打たれたのが原体験だ。だけど私の場合、こんなことに興味を持ったのはもっと後で、しかも叩かれたことはない。
通っていた大学の学生係で家庭教師の仕事を見つけたのは大学一年の夏休み明けだった。その大学は、学園町とちょっと良い住宅地を兼ねたような町の中にあったのだけど、同じ町の中に、私立の小学校があって、そこの5年生の少年の家庭教師だった。その小学校は、中学以降に進めないために、中学受験をすることが前提になっており、その子も随分と早くから塾に通わせられていたようだ。しかし良くあることだけれども、親が必死になればなるほど、子供の方はいまいち乗り気にならないらしく、塾の方も成績は下がり気味で、これは家庭教師でも付けてフォローしてもらおう、ということになったらしい。
電話をして、最初にその家を訪問した日は、母親がそんな状況を色々と説明して、まあ塾の予習復習を手伝ってくれ、というのが表向き、ようは手を抜かないように見張ってくれ、という感じだった。少年はその日はまだ学校から帰ってきていなかったが、そろそろ話も終わって、では今度の何曜日から、という話をしていたところへ帰宅した。母親は少年が帰ってくるなり、私への挨拶を無理矢理させると、いきなり学校のテストを見せるよう命じた。少年は口数も少なく、体つきは5年生にしては少し大人びていて、母親に命じられたことに不満なのは目にありありと現れていたが、それでも言われた通りに鞄からテストを取り出した。何点だったか忘れたが、とにかく母親はいきなりその子を叱りつけた。そして当然のように、「お尻を出しなさい」と言ったのだ。私が唖然として客間のソファーにいる目の前で、少年は向かい側のソファーによじ登ると、ズボンを膝まで下げ、体を肘掛けから乗り出して手を床に着いた。少年のパンツは、所謂ボクサーブリーフで、白の無地だったが、その尻の丸みがソファーの肘掛けに乗り上げていることで際立っていた。「うちでは成績が悪い時は必ず罰があるものと教えています」と、母親は気まずい顔一つせずに私に説明すると、平手で少年の尻を叩き始めた。少年は泣くでもなく、声を出すでもなく、ぐっと姿勢を保って堪えていた。
何回叩いたかは覚えていないけれども、とにかく罰が終わると少年は黙って起きあがって、荒っぽくズボンを引っ張り上げた。その時、反抗的に母親を睨んだ目の中に、微かに涙が光っていた。
「ほら、罰の後は何を言うんですか」と母親は少年に言ったが、少年は無言のまま、ぷいと顔を背け、鞄を持って自室に行ってしまった。
「ちゃんと『ありがとうございました』くらいは言わせていたんですけどねえ。最近はあの調子で」と母親は言った。
私はあっけにとられていたが、今まで知らなかった世界の一端をかいま見たことで、急に興味を引かれてもいた。少年の学校の制服は、紺の半ズボンに、グレーのワイシャツ、紺のソックス、それにかなり個性的な紺の上着だった。ズボンは最近の形で少し長めにカットされていた。小学生がボクサーブリーフを穿くなどと言うのは私が子供の頃にはあまりなかった気がするが、最近は珍しくないのだろうか。とにかくその制服の紺色と、無地の白いパンツと、それにすべすべの少年の脚と、痩せ形の体にしては豊かな尻の膨らみとが、一緒くたになって、私は何か視覚的衝撃を受けたのだ。
家庭教師の仕事を始めてじきに、彼の尻を叩くのは私の役目になった。最初は、塾のテストの結果が悪い時は私が叩き、それ以外の時は母親が叩いていたようだ。私は遠慮もあったので、少年のズボンは下げさせなかった。制服の半ズボンの上から叩いていたのだが、そのズボンの生地もあまり厚くないし、制服にしては良い生地が使われているのか、柔らかくてパンツの裾のラインがはっきり浮き出していた。私はいつも少年を膝に載せて叩いた。少年も私が叩く時は、ちょっと恥ずかしそうな顔をしながらも、「お願いします」と言って素直に私の膝にまたがったし、終わった後は「ありがとうございました」と言っていた。もっともそれは少年の居室で、母親が見ていないところで叩く時に限られていたが、私はすぐそのことに気づいたので、母親の前で罰を加えることはしないように気を配っていた。
だがじきに、母親が言うところでは、少年が「家庭教師の先生に叩いてもらう方がいい」と言うようになったということで、どんな時も、少年を叩くのは私の役目になった。そこで、それまでは学校のテストについては、母親が少年のズボンを下ろして叩き、塾のテストについては私がズボンの上から叩いていたのだけど、母親の代わりもするようになったという口実もあって、私も少年のズボンを下げるようになった。
最初、少年は「ええー」と言っていたが、「じゃあお母さんに頼もうか」というと渋々ズボンを下げた。私は少年を左膝に跨らせ、上体を左脇に抱えるようにして叩いた。
私はいつもあまり強く叩かなかったし、少年も幼い頃から慣れていたので、泣いたりはしなかったが、やはり5年生になって、他人の目の前でズボンを下げさせられるというのは少し屈辱だったのか、少し涙ぐんでいた。
しかしこのころ、少年の勉強の方は明らかに上向きになっていた。元々頭が悪い方ではなかったし、とにかく母親にうるさく言われるのだけが嫌になっていた年齢なのだろう。その分がすべて、男の家庭教師に代わったことで、少年にしてみれば鬱屈していたものが一気に晴れたかのようだった。塾の勉強を手伝うと言っても、軌道に乗ってしまえば予習や復習など自分で出来る。だから私は、少年のテストをチェックしてはちょっと仕置きをするだけの役回りになってしまっていた。
男の子のお尻を叩くだけでお金をもらうアルバイトなどというのは、客観的に考えればずいぶんアブノーマルのなのだが、この時はそういう雰囲気ではなかった。現に成績も上がっていたし。
6年生になると、少年の制服が少し変わった。相変わらずほっそりしていたけれども、それなりの身長にもなって、ズボンがワンサイズ上がったのだそうだ。ところがそのサイズは、まだ長めのものが作られていなくて、その小学校の従来の型どおりの、短めのものになった。その結果、少年に言わせれば「パンツがはみ出すよ!」という事態になったために、ボクサーブリーフをやめて、これまた白無地の、ノーマルなブリーフを穿くようになった。ブリーフの尻を叩くのも悪くはなかった。いつも驚いていたのは、いつ見ても少年の下着が非常に新しいことだった。前のボクサーブリーフの時はワコールのものだったし、今度は違うようだったが、生地も良くて、良いものを穿かせられていた。ブリーフになったことの一番の違いは、尻を叩く時に、私の脚に少年の性器が前よりもじかに当たるようになったことだ。パンツの中の性器の向きが多少違うせいだろうか。生地が薄めで、性器の形をはっきり浮き出させるパンツだと、尻を叩いている間、少年も少なからず刺激を受けるようだった。よく、小学校の登り棒で覚えた快感、などと言うことを言う人がいるけれど、彼の場合は、私の膝で覚えた快感ではなかっただろうか。度々、罰の後に少年のパンツが突っ張っているのを目にするようになった。
次に変化が起きたのは、6年生になって、6月頃のことだっただろうか。
少年の家は、私の大学や少年の通うK学園小学校から、電車で二駅ほどのところにあった。ある日、母親が偶々買い物に出かけて、その小学校のそばを歩いていると、ちょうど反対側の歩道を、小学生たちが駅に向かって下校するところで、その中に少年もいた。少年は母親には気づかずに歩いていたが、どうやらその中の一人の子をからかっているらしく、突然思い切りその子の尻を蹴飛ばした。母親があっけにとられている前で子供達はわいわい騒ぎながら駅の方へ行ってしまったのだという。
この時も、少年に体罰を与えるのは私の仕事になった。だがいつもとは種類が少し違う。テストで悪い点数を取った時の罰と同じというのは、少し不自然に思えた。
私はいつも通り少年を叩いた後、少年が「ありがとうございました」と投げやりに言ってズボンを穿こうとするのを止め、「今日はパンツも脱ぎなさい」と言った。
前に母親から、低学年のうちはパンツも下げていた、という話を聞いていたのだ。
少年は一瞬びっくりした顔をした後、少し泣き顔になって、「え……それは……」と言った。だが少年の方も、いつもとは違う理由で罰を受けていることはわかっているので、しばらくするともじもじとパンツを下げた。辛うじて尻が出るくらいに。私は一気にそれを引き掴んで足首まで下げてしまった。少年の裸を見たのはこれが初めてだったが、座っている私の目の前に少年の性器があった。それは上の縁に、うっすらと産毛を持ち始めていた。私は先ほどと同じく、少年を膝にまたがらせると、その剥きだしの尻を何度も何度も叩いた。いつもパンツの上から叩く時には、丸みの一番ふっくらとしたところを叩くのだったが、この時は違った。少年は私の膝にまたがっているせいで、尻が開き気味になり、肛門まで私の目の下にさらけ出していた。私は肛門の少し下の、通常は割れ目に隠れて見えない敏感なところを、内側から叩くようにした。さすがに散々尻を叩かれて育ってきた少年も、この時は一回ごとに両脚がびくっびくっと動いた。
叩いているうちに、私は手が痛くなった。その前にパンツの上からも随分叩いていたのだから、自然なことである。そこで私はベルトを抜き取って、それを束ねて少年の尻を打つことにした。だがさすがにその姿勢ではベルトは使いにくい。そこで少年を一度起きあがらせた。その時私の目に入ったのは、すっかり硬くなった少年のペニスだった。そしてそれはびくんびくんと脈打っていた。少年の顔を見ると、少年は声を出さずに泣いていた。そして少年がワイシャツの袖で目を拭った瞬間、もくもくと白い粘液が少年のペニスの先端から流れ出していた。おそらく初めての射精だっただろう。噴き出すような感じではなかった。
私は焦った。下半身を剥きだしにした少年と、大学生の男が二人で寝室にいて、少年が射精しているという図は素敵なものではない。慌ててそばにあったティッシュでそれを拭ってやった。何と言ったのか、正確に覚えていないけれども、恥ずかしがらなくても良いとかなんとか、そんなことだったと思う。小学生と言ってもそれなりに性教育も受けていて、まあまあの知識もあるのだろう。少年は黙って頷いた。始末をしてしまうと、私は落ち着きを取り戻した。そして少年に、脚を開いて床に手を着くように、と残酷な命令をした。少年が何も言わずに従うと、ベルトを外してそれで少年の尻を打ったのだった。ベルトの先端が肛門を直接打ったりすると、少年は「いっ」と声を上げて尻をすぼませたが、すぐにまた突き出した。私は少年の尻に真っ赤な痕を残して、その日の体刑を終わりにした。
この後、少年にベルトが必要になることはなかったが、これをきっかけに、たびたびパンツを脱がせて叩くことはあるようになった。もう、少年が勃起してしまうのは毎回のことだった。だから、私の方は、ズボンを汚されないようにということだけを気にしていたと思う。一度受験の直前に、少年が滑り止めに受けた学校の合格に浮かれて落ち着きを失っていることに気づいたので、私は真冬の窓を開け放ち、凍えるような寒さの中で、少年の裸の尻を叩いた。それが、私の最後の仕事だった。数日後から入試の本番が始まって、少年は受験した学校全てに合格した。最難関と言われる国立にも合格していたが、自宅からもうすこし離れた、私立の進学校の方に、少年は進学した。
少年が中学校に入って、夏休みの直前だったと思う。少年の頼みで、彼が私のマンションに遊びに来た。学校帰りで、少年は成績表を持っていた。成績は悪くなかったが、一科目、あまりぱっとしないものを見つけると、私はそれを理由に、お尻を叩く、と宣告した。少年は「はい、お願いします」と言って、立ち上がって、制服の黒い長ズボンを下げた。少年は相変わらず白無地のブリーフを穿いていたが(この時確認したのが、国産の大手下着メーカーが出している、KGという高めのシリーズだった)、私は少年を目の前に立たせ、ワイシャツをめくってパンツを剥きだしにさせると、以前のように膝を跨がせ、幾度も平手で少年を打った。また少し背が伸びていっそうすらりとした少年の肉体は、尻の形をも、やや面長にしたようだった。頃合いを見て起きあがらせ、パンツを剥いてみると、案の定、少年のペニスははち切れんばかりになっていた。私は自分の家にいるという安心感も手伝って、いくぶん性教育じみたことを話し、マスターベーションを教えてやったのだった。
それからも少年からは度々連絡が来ていたが、次に会ったのはつい最近、少年が高校2年になった頃だった。私は彼がすぐにはわからなかった。少年の方から「お久しぶりです」と声をかけられ、私は初めてそれが、自分が手淫を施した少年であることに気づいたのだ。私はその日、有給休暇だった。夕方だったが、少年は今日は部活帰りで塾はない、と言い、暇ならと、私は家に誘った。
少年はあれからほとんど背は伸びていなかったが、さすがに体は引き締まっていて、テニス部で頑張っていますと言った。もう母親に圧迫されて鬱々としていた頃の面影はなく、溌剌とした美少年だった。彼は、懐かしいな、などと言いながら、私の前でズボンを下げてパンツを見せた。ボディーは白だったが、ウエストゴムの赤いローライズが見事に似合っていた。その日、私は初めて少年の思いを知ったのである。
通っていた大学の学生係で家庭教師の仕事を見つけたのは大学一年の夏休み明けだった。その大学は、学園町とちょっと良い住宅地を兼ねたような町の中にあったのだけど、同じ町の中に、私立の小学校があって、そこの5年生の少年の家庭教師だった。その小学校は、中学以降に進めないために、中学受験をすることが前提になっており、その子も随分と早くから塾に通わせられていたようだ。しかし良くあることだけれども、親が必死になればなるほど、子供の方はいまいち乗り気にならないらしく、塾の方も成績は下がり気味で、これは家庭教師でも付けてフォローしてもらおう、ということになったらしい。
電話をして、最初にその家を訪問した日は、母親がそんな状況を色々と説明して、まあ塾の予習復習を手伝ってくれ、というのが表向き、ようは手を抜かないように見張ってくれ、という感じだった。少年はその日はまだ学校から帰ってきていなかったが、そろそろ話も終わって、では今度の何曜日から、という話をしていたところへ帰宅した。母親は少年が帰ってくるなり、私への挨拶を無理矢理させると、いきなり学校のテストを見せるよう命じた。少年は口数も少なく、体つきは5年生にしては少し大人びていて、母親に命じられたことに不満なのは目にありありと現れていたが、それでも言われた通りに鞄からテストを取り出した。何点だったか忘れたが、とにかく母親はいきなりその子を叱りつけた。そして当然のように、「お尻を出しなさい」と言ったのだ。私が唖然として客間のソファーにいる目の前で、少年は向かい側のソファーによじ登ると、ズボンを膝まで下げ、体を肘掛けから乗り出して手を床に着いた。少年のパンツは、所謂ボクサーブリーフで、白の無地だったが、その尻の丸みがソファーの肘掛けに乗り上げていることで際立っていた。「うちでは成績が悪い時は必ず罰があるものと教えています」と、母親は気まずい顔一つせずに私に説明すると、平手で少年の尻を叩き始めた。少年は泣くでもなく、声を出すでもなく、ぐっと姿勢を保って堪えていた。
何回叩いたかは覚えていないけれども、とにかく罰が終わると少年は黙って起きあがって、荒っぽくズボンを引っ張り上げた。その時、反抗的に母親を睨んだ目の中に、微かに涙が光っていた。
「ほら、罰の後は何を言うんですか」と母親は少年に言ったが、少年は無言のまま、ぷいと顔を背け、鞄を持って自室に行ってしまった。
「ちゃんと『ありがとうございました』くらいは言わせていたんですけどねえ。最近はあの調子で」と母親は言った。
私はあっけにとられていたが、今まで知らなかった世界の一端をかいま見たことで、急に興味を引かれてもいた。少年の学校の制服は、紺の半ズボンに、グレーのワイシャツ、紺のソックス、それにかなり個性的な紺の上着だった。ズボンは最近の形で少し長めにカットされていた。小学生がボクサーブリーフを穿くなどと言うのは私が子供の頃にはあまりなかった気がするが、最近は珍しくないのだろうか。とにかくその制服の紺色と、無地の白いパンツと、それにすべすべの少年の脚と、痩せ形の体にしては豊かな尻の膨らみとが、一緒くたになって、私は何か視覚的衝撃を受けたのだ。
家庭教師の仕事を始めてじきに、彼の尻を叩くのは私の役目になった。最初は、塾のテストの結果が悪い時は私が叩き、それ以外の時は母親が叩いていたようだ。私は遠慮もあったので、少年のズボンは下げさせなかった。制服の半ズボンの上から叩いていたのだが、そのズボンの生地もあまり厚くないし、制服にしては良い生地が使われているのか、柔らかくてパンツの裾のラインがはっきり浮き出していた。私はいつも少年を膝に載せて叩いた。少年も私が叩く時は、ちょっと恥ずかしそうな顔をしながらも、「お願いします」と言って素直に私の膝にまたがったし、終わった後は「ありがとうございました」と言っていた。もっともそれは少年の居室で、母親が見ていないところで叩く時に限られていたが、私はすぐそのことに気づいたので、母親の前で罰を加えることはしないように気を配っていた。
だがじきに、母親が言うところでは、少年が「家庭教師の先生に叩いてもらう方がいい」と言うようになったということで、どんな時も、少年を叩くのは私の役目になった。そこで、それまでは学校のテストについては、母親が少年のズボンを下ろして叩き、塾のテストについては私がズボンの上から叩いていたのだけど、母親の代わりもするようになったという口実もあって、私も少年のズボンを下げるようになった。
最初、少年は「ええー」と言っていたが、「じゃあお母さんに頼もうか」というと渋々ズボンを下げた。私は少年を左膝に跨らせ、上体を左脇に抱えるようにして叩いた。
私はいつもあまり強く叩かなかったし、少年も幼い頃から慣れていたので、泣いたりはしなかったが、やはり5年生になって、他人の目の前でズボンを下げさせられるというのは少し屈辱だったのか、少し涙ぐんでいた。
しかしこのころ、少年の勉強の方は明らかに上向きになっていた。元々頭が悪い方ではなかったし、とにかく母親にうるさく言われるのだけが嫌になっていた年齢なのだろう。その分がすべて、男の家庭教師に代わったことで、少年にしてみれば鬱屈していたものが一気に晴れたかのようだった。塾の勉強を手伝うと言っても、軌道に乗ってしまえば予習や復習など自分で出来る。だから私は、少年のテストをチェックしてはちょっと仕置きをするだけの役回りになってしまっていた。
男の子のお尻を叩くだけでお金をもらうアルバイトなどというのは、客観的に考えればずいぶんアブノーマルのなのだが、この時はそういう雰囲気ではなかった。現に成績も上がっていたし。
6年生になると、少年の制服が少し変わった。相変わらずほっそりしていたけれども、それなりの身長にもなって、ズボンがワンサイズ上がったのだそうだ。ところがそのサイズは、まだ長めのものが作られていなくて、その小学校の従来の型どおりの、短めのものになった。その結果、少年に言わせれば「パンツがはみ出すよ!」という事態になったために、ボクサーブリーフをやめて、これまた白無地の、ノーマルなブリーフを穿くようになった。ブリーフの尻を叩くのも悪くはなかった。いつも驚いていたのは、いつ見ても少年の下着が非常に新しいことだった。前のボクサーブリーフの時はワコールのものだったし、今度は違うようだったが、生地も良くて、良いものを穿かせられていた。ブリーフになったことの一番の違いは、尻を叩く時に、私の脚に少年の性器が前よりもじかに当たるようになったことだ。パンツの中の性器の向きが多少違うせいだろうか。生地が薄めで、性器の形をはっきり浮き出させるパンツだと、尻を叩いている間、少年も少なからず刺激を受けるようだった。よく、小学校の登り棒で覚えた快感、などと言うことを言う人がいるけれど、彼の場合は、私の膝で覚えた快感ではなかっただろうか。度々、罰の後に少年のパンツが突っ張っているのを目にするようになった。
次に変化が起きたのは、6年生になって、6月頃のことだっただろうか。
少年の家は、私の大学や少年の通うK学園小学校から、電車で二駅ほどのところにあった。ある日、母親が偶々買い物に出かけて、その小学校のそばを歩いていると、ちょうど反対側の歩道を、小学生たちが駅に向かって下校するところで、その中に少年もいた。少年は母親には気づかずに歩いていたが、どうやらその中の一人の子をからかっているらしく、突然思い切りその子の尻を蹴飛ばした。母親があっけにとられている前で子供達はわいわい騒ぎながら駅の方へ行ってしまったのだという。
この時も、少年に体罰を与えるのは私の仕事になった。だがいつもとは種類が少し違う。テストで悪い点数を取った時の罰と同じというのは、少し不自然に思えた。
私はいつも通り少年を叩いた後、少年が「ありがとうございました」と投げやりに言ってズボンを穿こうとするのを止め、「今日はパンツも脱ぎなさい」と言った。
前に母親から、低学年のうちはパンツも下げていた、という話を聞いていたのだ。
少年は一瞬びっくりした顔をした後、少し泣き顔になって、「え……それは……」と言った。だが少年の方も、いつもとは違う理由で罰を受けていることはわかっているので、しばらくするともじもじとパンツを下げた。辛うじて尻が出るくらいに。私は一気にそれを引き掴んで足首まで下げてしまった。少年の裸を見たのはこれが初めてだったが、座っている私の目の前に少年の性器があった。それは上の縁に、うっすらと産毛を持ち始めていた。私は先ほどと同じく、少年を膝にまたがらせると、その剥きだしの尻を何度も何度も叩いた。いつもパンツの上から叩く時には、丸みの一番ふっくらとしたところを叩くのだったが、この時は違った。少年は私の膝にまたがっているせいで、尻が開き気味になり、肛門まで私の目の下にさらけ出していた。私は肛門の少し下の、通常は割れ目に隠れて見えない敏感なところを、内側から叩くようにした。さすがに散々尻を叩かれて育ってきた少年も、この時は一回ごとに両脚がびくっびくっと動いた。
叩いているうちに、私は手が痛くなった。その前にパンツの上からも随分叩いていたのだから、自然なことである。そこで私はベルトを抜き取って、それを束ねて少年の尻を打つことにした。だがさすがにその姿勢ではベルトは使いにくい。そこで少年を一度起きあがらせた。その時私の目に入ったのは、すっかり硬くなった少年のペニスだった。そしてそれはびくんびくんと脈打っていた。少年の顔を見ると、少年は声を出さずに泣いていた。そして少年がワイシャツの袖で目を拭った瞬間、もくもくと白い粘液が少年のペニスの先端から流れ出していた。おそらく初めての射精だっただろう。噴き出すような感じではなかった。
私は焦った。下半身を剥きだしにした少年と、大学生の男が二人で寝室にいて、少年が射精しているという図は素敵なものではない。慌ててそばにあったティッシュでそれを拭ってやった。何と言ったのか、正確に覚えていないけれども、恥ずかしがらなくても良いとかなんとか、そんなことだったと思う。小学生と言ってもそれなりに性教育も受けていて、まあまあの知識もあるのだろう。少年は黙って頷いた。始末をしてしまうと、私は落ち着きを取り戻した。そして少年に、脚を開いて床に手を着くように、と残酷な命令をした。少年が何も言わずに従うと、ベルトを外してそれで少年の尻を打ったのだった。ベルトの先端が肛門を直接打ったりすると、少年は「いっ」と声を上げて尻をすぼませたが、すぐにまた突き出した。私は少年の尻に真っ赤な痕を残して、その日の体刑を終わりにした。
この後、少年にベルトが必要になることはなかったが、これをきっかけに、たびたびパンツを脱がせて叩くことはあるようになった。もう、少年が勃起してしまうのは毎回のことだった。だから、私の方は、ズボンを汚されないようにということだけを気にしていたと思う。一度受験の直前に、少年が滑り止めに受けた学校の合格に浮かれて落ち着きを失っていることに気づいたので、私は真冬の窓を開け放ち、凍えるような寒さの中で、少年の裸の尻を叩いた。それが、私の最後の仕事だった。数日後から入試の本番が始まって、少年は受験した学校全てに合格した。最難関と言われる国立にも合格していたが、自宅からもうすこし離れた、私立の進学校の方に、少年は進学した。
少年が中学校に入って、夏休みの直前だったと思う。少年の頼みで、彼が私のマンションに遊びに来た。学校帰りで、少年は成績表を持っていた。成績は悪くなかったが、一科目、あまりぱっとしないものを見つけると、私はそれを理由に、お尻を叩く、と宣告した。少年は「はい、お願いします」と言って、立ち上がって、制服の黒い長ズボンを下げた。少年は相変わらず白無地のブリーフを穿いていたが(この時確認したのが、国産の大手下着メーカーが出している、KGという高めのシリーズだった)、私は少年を目の前に立たせ、ワイシャツをめくってパンツを剥きだしにさせると、以前のように膝を跨がせ、幾度も平手で少年を打った。また少し背が伸びていっそうすらりとした少年の肉体は、尻の形をも、やや面長にしたようだった。頃合いを見て起きあがらせ、パンツを剥いてみると、案の定、少年のペニスははち切れんばかりになっていた。私は自分の家にいるという安心感も手伝って、いくぶん性教育じみたことを話し、マスターベーションを教えてやったのだった。
それからも少年からは度々連絡が来ていたが、次に会ったのはつい最近、少年が高校2年になった頃だった。私は彼がすぐにはわからなかった。少年の方から「お久しぶりです」と声をかけられ、私は初めてそれが、自分が手淫を施した少年であることに気づいたのだ。私はその日、有給休暇だった。夕方だったが、少年は今日は部活帰りで塾はない、と言い、暇ならと、私は家に誘った。
少年はあれからほとんど背は伸びていなかったが、さすがに体は引き締まっていて、テニス部で頑張っていますと言った。もう母親に圧迫されて鬱々としていた頃の面影はなく、溌剌とした美少年だった。彼は、懐かしいな、などと言いながら、私の前でズボンを下げてパンツを見せた。ボディーは白だったが、ウエストゴムの赤いローライズが見事に似合っていた。その日、私は初めて少年の思いを知ったのである。
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- 2010⁄08⁄14(Sat)
- 18:47
まじめな高校生
まじめな高校生、(自慰と)勉強しかしらないまじめな少年、制服はあくまで学生服、面 接も金ボタンの学生服、事務所といっても普通の民家のようなしもた家、そこには少年・高校生の顔写 真ーまだ高校1年で中学生みたいな可愛い坊チャンタイプ、この子を犯しちゃって良いのかなというタイプから逞しいスポーツタイプなど年齢と写 真を60人位はったアルバムがあって、食い入るように見定め好みの少年を捜す。まさしく、自由にする少年だ。予め好みを言っておくと、その少年が待機し対面 、別室で待機していた少年が何番君と呼ばれいよいよ面接。何も知らない学生服姿の少年は緊張し、キチンと座って一礼する。衿には「1」の徽章が、紳士は「これから買う少年」に初めて対面 。「この子ですよ、好みに、ぴったりでしょう、ほら赤くなりました,純情なんですよ・・・。」少年を売り込む言葉に、高給少年秘書バイトと思っている何も知らない純情少年は、下をみてぐっと息を呑む。紳士の目は、少年の髭もうえていない顔、うなじ、白い手から裸身の白い肌を想像、そして、これから10数分もしたら脱がせ、白い裸身を愛撫することになる、学生ズボンに包まれた細い腰や、お尻のあたり、さんざん愛撫することになる内股のあたりの膨らみ、ボタンをはずすことになる前合せまで、嘗め回すように見定める。愛撫に悶える様子、恥じらう様子を想い描いて、欲望を満たしてくれるか見定める。うぶなまじめな子ほど、初めての子ほど羞恥に悶える。、正面 きって抵抗もできず、パンツを取られこれからいたずらされる少年は股を閉じ腰をくの字にしていやいやするのを、いいじゃないかと股に手を伸ばし愛撫していく。そうした買われた少年を犯す残酷そこに快楽がある、そのため学生服の、まじめな高校生を求めるのだ。しかも、始めての子がはいると殺到する。そうとは知らないまじめなな高校生の少年は、ぐっと息を呑む。好みの少年がみつかると、いよいよ連れて外え、すぐ裏は新大久保の温泉マーク街、5、6分もしないで歩いて目的地へ。
・・・・・「では、行ってらっしゃいませ。」と見送られ、行く先は男色専門の旅館。普通 の民家か旅館風で、学生服の少年を連れ込んでも気にならないし、少年も中に入るまできずかない。
そこで、いっしょに風呂にはいって時間をかけてやさしくしてくれるものもあるが、なかには待ちきれず、部屋に通 されるやいなや、その場に押し倒して唇を奪い、学生ズボンの上から弄び、脱がせて犯すものもいるという。いずれにしても2~4時間にわたって性の行為をされることに替わりない。
うすくらい部屋には、布団が敷いてあり、枕が二つ、それにテッシュの箱とゴミ籠が、テッシュは二人の性の行為によって出たモノを拭うもの。女と同じである。終わった時には、その籠にいっぱになるのだ。
さっきまで、10数分前まで学生服に包まれたまじめな少年はパンツもつけず無防備丸裸をさらし、男色家、少年好みの紳士に体を自由にされただ愛撫に悶えることに。お金をもらう以上抵抗するわけに行かず、体中に口付けされたり、お尻を犯されたり・・・。雑誌には、会員券、事務所アジトの写 真と、寝床の写真。布団が敷いてあって、ひとつはまだ乱れていない、白いアンダーシャツ姿の少年が寝ているところ、まだ寝たばかりか、まだすねたところのない純情少年といったところで鼻の下も黒いものが見られない。なぜか、布団からおっこちそうになって寝ている。もう一つは、同じ布団に同じ少年が寝ているところで、こちらは、口をあけ何か喘いでいるといった感じ、いやらしい愛撫の最中を思わせる。説明には、「異臭を放つソドミアンのお遊び」とある。好みの少年が目の前にいて、これから思う存分自由にするのだ。いつの時代にもそんなに良いバイトは無い。面 接の時、学生服の上から想像するのみだった少年の裸身が今露になるのだ。これからたっぷり愛撫することになる期待に燃え、これからすることの予告のように、まず男の子の感触を味わう。
そして紳士はたまらず、学生ズボンのボタンをはずしにかかる。上から軽く触られた位 で たまらず、暴れ恥ずかしさに悶えるる少年のバンドに手をかけはずしていくとき、紳士のモノはピンピンになっているはず。僅かな抵抗のあと、まもなく学生服に包まれた少年は、パンツも付けず、思春期の特徴を示す男の子のシンボルも、きれいな尻も、むき出しの露れも無い無防備の姿をさらすのだ。紳士は初めての体験に身の置き場も無いといった羞恥に身を堅くする裸の少年を、初夜の花嫁のように引き寄せ、唇をよせ、そしてとまどう少年の下腹に指を伸ばす。ビクとして思わず身体を引き寄せる少年の恥部をかまわず愛撫していく。少年は時間内は完全に買われた身、それは蔭間と同じ、どんなに恥ずかしくてもも。痛くても、膨らんでしまっても、たとえ出そうになっても手を振り払ったり出来ない。
そこが、バイトの身、高校生が大卒並みの時給を稼ぐのだ。さんざんいじられ、揉みしだかれ、引っ張られ、しゃぶられ・・され、出てしまったら、拭ってまた愛撫・・・。 青い顔をして帰ってきた少年に千円札1枚(4時間)を握らせ、ショックにもうやめたいという少年に「初めてでびっくりしただろうけど、別 に気にすることはないよ、そのうちこのアルバイトの楽しさがわかってくるから。こんないいバイトはないんだし、続けてごらんよ」とけしかける。「僅か4時間足らずで千円。呪わしい体験と、大きなショックの代償」とレポにはある。 帰ってくる少年は2時間とか、4時間とか自由にされ、その間たぶん何回も精液をテッシュで拭われた少年、丁度オナニー直後の虚脱感に打ちひしがれたのを思えばわかる、しかも4時間ともなると何回か出す事になる、まじめな高校生にとって呪わしい経験と大きなショックは千円札の代償、そこはオナニー盛りの少年、しばらくして、オナニーをやりたくなったとき、身体に教え込まれた激しい快楽の虜になってしまうものもいる。しかし、学校でも学生服を着ているときはやるせなくなるという。いわば、ジャニーさんのようだろう。、Jr.を目指す中学生の少年たちも週刊誌の伝えるところによると、こういう目に逢っているみたいだ。「ユー、泊まっていきな」そう声をかけられた少年は、多分、小躍りすることだろうが、そのあと・・・・・・・・。特に関西の少年は関西Jr.といって、東京近辺の少年たちと違って、簡単にレッスンできない。そこで近くで あったときがチャンス。ジャニーさんは関西Jr.を目指す小中学生の少年を公演先近くの一流ホテルに呼び出したり、連れて行くのだという。 そこに呼び出された少年は、デビューしたくないないのでないかぎり、深夜何時間にもわたり、初めての性を差し出すことになるのだろうか。
・・・・・「では、行ってらっしゃいませ。」と見送られ、行く先は男色専門の旅館。普通 の民家か旅館風で、学生服の少年を連れ込んでも気にならないし、少年も中に入るまできずかない。
そこで、いっしょに風呂にはいって時間をかけてやさしくしてくれるものもあるが、なかには待ちきれず、部屋に通 されるやいなや、その場に押し倒して唇を奪い、学生ズボンの上から弄び、
脱がせて犯すものもいるという。いずれにしても2~4時間にわたって性の行為をされることに替わりない。
うすくらい部屋には、布団が敷いてあり、枕が二つ、それにテッシュの箱とゴミ籠が、テッシュは二人の性の行為によって出たモノを拭うもの。女と同じである。終わった時には、その籠にいっぱになるのだ。
紳士はたまらず、学生ズボンのボタンをはずしにかかる。
上から軽く触られた位 で たまらず、暴れ恥ずかしさに悶えるる少年のバンドに手をかけはずしていくとき、紳士のモノはピンピンになっているはず。僅かな抵抗のあと、まもなく学生服に包まれた少年は、パンツも付けず、思春期の特徴を示す男の子のシンボルも、
きれいな尻も、むき出しの露れも無い無防備の姿をさらすのだ。紳士は初めての体験に身の置き場も無いといった羞恥に身を堅くする裸の少年を、初夜の花嫁のように引き寄せ、唇をよせ、そしてとまどう少年の下腹に指を伸ばす。ビクとして思わず身体を引き寄せる少年の恥部をかまわず愛撫していく。
少年は時間内は完全に買われた身、それは蔭間と同じ、どんなに恥ずかしくてもも。痛くても、膨らんでしまっても、たとえ出そうになっても手を振り払ったり出来ない。
紳士の目の前にはさっきまで学生服に包まれた清純な少年の裸体があった。
これから覆う存分愛撫し自由にするのだ。
あっ!、そんな事勘弁してください!。
裸の肌を愛撫していた唇は下腹のまだ薄い繁みを超えると、もろに唇で捕らえてしまった。
大きくい身悶えして股を閉じようとする少年の秘部を思う存分しゃぶる。
少年はいやがりつつも、意思に反して膨らいを増してゆく
勘弁して
一生懸命口から離そうとするのを、尻をしっかり押さえつけて直も最高の
女はもちろんあだ男さえも知らない穢れ無き少年のチン鯵を味わい尽くし、陵辱しつくす
きたないよ!
あっ!
紳士のこともあろうに口の中にそれは捉えられ飲み込まれていく
全てが終わって一緒にお風呂に入らされ下が這った全身を洗ってもらいまた愛撫される。
今は昭和36年8月、高度成長期、高校進学率は大分あがったが、まだそんなに
裕福な社会ではない。まだ戦後16年片親の家庭も多い。
昨年『高校コース』は誌上でアンケート特集、『特集 高校生の自慰白書』を公開。
まだ、高校一年生では『まだ自慰を知らない高校生は5%』とある。
どうしてもやめられず困っている者、精液がなくなってしまう
のではと心配する者などもいる
「真面目な高校生求む」そんな広告につられ、また『高級』につられ、それぞれ
青春期の姓のヒミツを秘めているにちがいないのだが、面接に応募
面接には『写真、履歴書要』、一流私立高校や都立高校の生徒もいる
面接をして大体の仕事を説明、でももちろん体を売る仕事なんていえない
終わるとアルバムを作ル、アルバムには番号と紹介と身長体重などが、それを紳士が
見て好みの子を選ぶのだ、そして紳士と高校生の面接
今日の紳士は私立中学校のの校長だ、中学生くらいの男の子がたまらないという
好みは、中学生みたいな子
今日の子はそうした好みにぴったり。
ではいってらっしょいませ。
・・・・・「では、行ってらっしゃいませ。」と見送られ、行く先は男色専門の旅館。普通 の民家か旅館風で、学生服の少年を連れ込んでも気にならないし、少年も中に入るまできずかない。
そこで、いっしょに風呂にはいって時間をかけてやさしくしてくれるものもあるが、なかには待ちきれず、部屋に通 されるやいなや、その場に押し倒して唇を奪い、学生ズボンの上から弄び、脱がせて犯すものもいるという。いずれにしても2~4時間にわたって性の行為をされることに替わりない。
うすくらい部屋には、布団が敷いてあり、枕が二つ、それにテッシュの箱とゴミ籠が、テッシュは二人の性の行為によって出たモノを拭うもの。女と同じである。終わった時には、その籠にいっぱになるのだ。
さっきまで、10数分前まで学生服に包まれたまじめな少年はパンツもつけず無防備丸裸をさらし、男色家、少年好みの紳士に体を自由にされただ愛撫に悶えることに。お金をもらう以上抵抗するわけに行かず、体中に口付けされたり、お尻を犯されたり・・・。雑誌には、会員券、事務所アジトの写 真と、寝床の写真。布団が敷いてあって、ひとつはまだ乱れていない、白いアンダーシャツ姿の少年が寝ているところ、まだ寝たばかりか、まだすねたところのない純情少年といったところで鼻の下も黒いものが見られない。なぜか、布団からおっこちそうになって寝ている。もう一つは、同じ布団に同じ少年が寝ているところで、こちらは、口をあけ何か喘いでいるといった感じ、いやらしい愛撫の最中を思わせる。説明には、「異臭を放つソドミアンのお遊び」とある。好みの少年が目の前にいて、これから思う存分自由にするのだ。いつの時代にもそんなに良いバイトは無い。面 接の時、学生服の上から想像するのみだった少年の裸身が今露になるのだ。これからたっぷり愛撫することになる期待に燃え、これからすることの予告のように、まず男の子の感触を味わう。
そして紳士はたまらず、学生ズボンのボタンをはずしにかかる。上から軽く触られた位 で たまらず、暴れ恥ずかしさに悶えるる少年のバンドに手をかけはずしていくとき、紳士のモノはピンピンになっているはず。僅かな抵抗のあと、まもなく学生服に包まれた少年は、パンツも付けず、思春期の特徴を示す男の子のシンボルも、きれいな尻も、むき出しの露れも無い無防備の姿をさらすのだ。紳士は初めての体験に身の置き場も無いといった羞恥に身を堅くする裸の少年を、初夜の花嫁のように引き寄せ、唇をよせ、そしてとまどう少年の下腹に指を伸ばす。ビクとして思わず身体を引き寄せる少年の恥部をかまわず愛撫していく。少年は時間内は完全に買われた身、それは蔭間と同じ、どんなに恥ずかしくてもも。痛くても、膨らんでしまっても、たとえ出そうになっても手を振り払ったり出来ない。
そこが、バイトの身、高校生が大卒並みの時給を稼ぐのだ。さんざんいじられ、揉みしだかれ、引っ張られ、しゃぶられ・・され、出てしまったら、拭ってまた愛撫・・・。 青い顔をして帰ってきた少年に千円札1枚(4時間)を握らせ、ショックにもうやめたいという少年に「初めてでびっくりしただろうけど、別 に気にすることはないよ、そのうちこのアルバイトの楽しさがわかってくるから。こんないいバイトはないんだし、続けてごらんよ」とけしかける。「僅か4時間足らずで千円。呪わしい体験と、大きなショックの代償」とレポにはある。 帰ってくる少年は2時間とか、4時間とか自由にされ、その間たぶん何回も精液をテッシュで拭われた少年、丁度オナニー直後の虚脱感に打ちひしがれたのを思えばわかる、しかも4時間ともなると何回か出す事になる、まじめな高校生にとって呪わしい経験と大きなショックは千円札の代償、そこはオナニー盛りの少年、しばらくして、オナニーをやりたくなったとき、身体に教え込まれた激しい快楽の虜になってしまうものもいる。しかし、学校でも学生服を着ているときはやるせなくなるという。いわば、ジャニーさんのようだろう。、Jr.を目指す中学生の少年たちも週刊誌の伝えるところによると、こういう目に逢っているみたいだ。「ユー、泊まっていきな」そう声をかけられた少年は、多分、小躍りすることだろうが、そのあと・・・・・・・・。特に関西の少年は関西Jr.といって、東京近辺の少年たちと違って、簡単にレッスンできない。そこで近くで あったときがチャンス。ジャニーさんは関西Jr.を目指す小中学生の少年を公演先近くの一流ホテルに呼び出したり、連れて行くのだという。 そこに呼び出された少年は、デビューしたくないないのでないかぎり、深夜何時間にもわたり、初めての性を差し出すことになるのだろうか。
・・・・・「では、行ってらっしゃいませ。」と見送られ、行く先は男色専門の旅館。普通 の民家か旅館風で、学生服の少年を連れ込んでも気にならないし、少年も中に入るまできずかない。
そこで、いっしょに風呂にはいって時間をかけてやさしくしてくれるものもあるが、なかには待ちきれず、部屋に通 されるやいなや、その場に押し倒して唇を奪い、学生ズボンの上から弄び、
脱がせて犯すものもいるという。いずれにしても2~4時間にわたって性の行為をされることに替わりない。
うすくらい部屋には、布団が敷いてあり、枕が二つ、それにテッシュの箱とゴミ籠が、テッシュは二人の性の行為によって出たモノを拭うもの。女と同じである。終わった時には、その籠にいっぱになるのだ。
紳士はたまらず、学生ズボンのボタンをはずしにかかる。
上から軽く触られた位 で たまらず、暴れ恥ずかしさに悶えるる少年のバンドに手をかけはずしていくとき、紳士のモノはピンピンになっているはず。僅かな抵抗のあと、まもなく学生服に包まれた少年は、パンツも付けず、思春期の特徴を示す男の子のシンボルも、
きれいな尻も、むき出しの露れも無い無防備の姿をさらすのだ。紳士は初めての体験に身の置き場も無いといった羞恥に身を堅くする裸の少年を、初夜の花嫁のように引き寄せ、唇をよせ、そしてとまどう少年の下腹に指を伸ばす。ビクとして思わず身体を引き寄せる少年の恥部をかまわず愛撫していく。
少年は時間内は完全に買われた身、それは蔭間と同じ、どんなに恥ずかしくてもも。痛くても、膨らんでしまっても、たとえ出そうになっても手を振り払ったり出来ない。
紳士の目の前にはさっきまで学生服に包まれた清純な少年の裸体があった。
これから覆う存分愛撫し自由にするのだ。
あっ!、そんな事勘弁してください!。
裸の肌を愛撫していた唇は下腹のまだ薄い繁みを超えると、もろに唇で捕らえてしまった。
大きくい身悶えして股を閉じようとする少年の秘部を思う存分しゃぶる。
少年はいやがりつつも、意思に反して膨らいを増してゆく
勘弁して
一生懸命口から離そうとするのを、尻をしっかり押さえつけて直も最高の
女はもちろんあだ男さえも知らない穢れ無き少年のチン鯵を味わい尽くし、陵辱しつくす
きたないよ!
あっ!
紳士のこともあろうに口の中にそれは捉えられ飲み込まれていく
全てが終わって一緒にお風呂に入らされ下が這った全身を洗ってもらいまた愛撫される。
今は昭和36年8月、高度成長期、高校進学率は大分あがったが、まだそんなに
裕福な社会ではない。まだ戦後16年片親の家庭も多い。
昨年『高校コース』は誌上でアンケート特集、『特集 高校生の自慰白書』を公開。
まだ、高校一年生では『まだ自慰を知らない高校生は5%』とある。
どうしてもやめられず困っている者、精液がなくなってしまう
のではと心配する者などもいる
「真面目な高校生求む」そんな広告につられ、また『高級』につられ、それぞれ
青春期の姓のヒミツを秘めているにちがいないのだが、面接に応募
面接には『写真、履歴書要』、一流私立高校や都立高校の生徒もいる
面接をして大体の仕事を説明、でももちろん体を売る仕事なんていえない
終わるとアルバムを作ル、アルバムには番号と紹介と身長体重などが、それを紳士が
見て好みの子を選ぶのだ、そして紳士と高校生の面接
今日の紳士は私立中学校のの校長だ、中学生くらいの男の子がたまらないという
好みは、中学生みたいな子
今日の子はそうした好みにぴったり。
ではいってらっしょいませ。
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- ショタ小説
- 2010⁄08⁄13(Fri)
- 23:18
小5の夏
小学生の頃は毎日同じ地区の子供同士で登下校してた。小5の夏、雨降りの下校は珍しく同級生の友達Kと二人だけだった。雨のなか濡れながら歩いていると草むらの中にエロ本が二冊捨ててあった。
拾って帰り、両親共働きでカギっ子だった俺の家でドキドキしながら二人で濡れたページをめくった。
二冊分のグラビアページを見終わると二人とも勃起してた。Kがフェラのページを見ながら「どんなだろう・・やって見よっか」
俺はドキドキしながら痛いほど勃起した包茎チンコをKの前に出した。
ヌラヌラした舌の感触を初めて経験してすぐイッてしまった。精液は出ずにチンコが痛かった。
K「今度は俺の番だよ」すっかりムケて大人びたチンコを出して待ってた。
初めて男のチンコを舐めた。恥垢の臭いにオェッてなったけどそんなに嫌じゃなかった。「もうやめて!」ってKが言った瞬間に苦い味が口の中に広がった。
喉に絡み付くような感触。トイレで吐いたけど、Kが「スゲー気持ちいい」って言ったのが嬉しかった。
暫くはお互いフェラをやりあっていた。早熟なKに対して身体の小さかった自分が精液の出る射精の快感を覚えたのは小6の秋頃。
グラビアを真似てお互いにケツを舐め合うことも二人だけの秘密の遊びの一つに加わった。
射精を覚えた自分はKにケツを舐められながら自分でチンコをしごいていた。ウォシュレットで念入りに洗った俺のケツにKは舌をねじ込んでくる。
ケツを緩めると今まで入ったことがないくらい奥まで舌が入ってきて中を掻き回された。。
もっと奥まで掻き回されたくて「指入れて」俺が言った。Kは唾を付けて人差し指を入れてくれたけどすぐに痛くなっちゃった。
根元まで入れてほしくて俺は親の部屋にあったアトリックスを取りにいき自分でお尻に塗り今度は四つんばいでKにお尻を向けた。
グラビアに載っていた恰好。いつかやってみたかった。。Kの指が少しづつ奥に入る・・
Kは「気持ちいい?もっと奥に入れるよ」って言って指をぐるぐる回した。ちょっと痛かったのが痛くなくなった瞬間
ケツの奥に指がズブズブ入ってきた。「根元まではいっちゃったよ」Kが俺のチンコを優しくシゴいてくれた。
俺は今までで一番気持ち良い射精をした。
Kにケツを舐められながら俺がチンコを舐めたり、その逆をしたり。。楽しい小学生活は終わり二人は中学生になった。
部活必須の田舎の学校でKはサッカー部、俺はバスケ部に入部した。
部活動が終わった後の遊べる時間は少なくて、会えない事も多くなった。
俺はKにケツをすっかり開発され、会えないときのオナニーはKのカリ高の大きいチンコを入れられる事ばかり考えていた。
何度か試したけど痛くて入らなかったKのチンコ。なんとか入るように訓練したい。
学校で書道があった日、筆ケースを見てケツが疼いた。これが入ればきっとKのも大丈夫・・・
その日の部活をぼんやり終えると急いで帰って筆ケースにアトリックスを塗った。
円筒の角が少し入ってあきらめてを何度か繰り返した。「これでダメならあきらめよう」思い切り踏ん張って押すと。。ズブズブ・・・
入った!背中のほうに向けて押し込む。ズズズ・・ものすごい快感。Kの名前を何度も叫んだ。チンコはしぼんだままだったけど先っちょから透明なヌルヌルが出てた。
筆ケースを抜くとうっすら血が付いてる。怖くなって父親の痔の薬を塗る。
塗ってたらケツの中が熱くなってきてフル勃起。指を二本入れて中を掻き回しながら射精した。
中1の夏休み。勉強してくると言ってKはお昼から家に来た。 もちろん二人とも勉強する気なんて最初から無い。
両親は明日の朝にならないと帰ってこない。二人でゆっくりシャワーを浴びた。
その頃には二人だけの鉄板ルールができあがってた。秘密の遊びの前はシャワーでケツの中にお湯を入れて完全に洗う。
Kは玉袋の根元、俺は耳の穴を舐められるのが好き。入れるときはケツに痔の薬、チンコにはアトリックスを塗る。。
シャワーを出て俺たちはテレビを見ながら全裸で母親が用意してくれたお昼ご飯を食べた。
Kは背が高くイケメンで優しい奴だった。俺はKの事が好きだった。ケツは毛が生えていたけどKが喜ぶならどんなことでもできた。
Kはチャーハンを食べていた。先に食べ終えた俺はKのチンコを触っていた。「肛門舐めて」Kが言った。キッチンの木の椅子に深く座り背もたれの穴からKは毛の生えたケツを突き出した。
俺は後ろに回り犬みたいな恰好でKの肛門に舌を入れる。Kはテーブルに突っ伏してはぁはぁ喘いでる。
「ねぇもっとお尻踏ん張って、もっと奥まで舐めたいよ」Kの肛門が盛り上がってくる。
舌を思い切り奥まで入れてぐちゃぐちゃに掻き回す。Kは俺の頭を掴んで俺の顔に毛が生えたケツを押しつけた。
「あぁー気持ちいぃ」ケツに顔を埋めて息できなかったけど俺、スゲー嬉しかった。
その後、初めてKのチンコをバックに受け入れた。
騎乗位だった。ゆっくり拡げながらKのチンコは俺のお腹に入ってきた。
毎日のように筆ケースで慣らした俺のケツはそれほど痛くなかった。
ゆっくり動きながらキスをした。大好きなKのチンコ受け入れながらKが舌を入れてくる。快感で頭が真っ白になった。
「お腹の中でイッいい?」「一番奥で出して!」
「奥まで入れるよ!」
ズズズ・・ズズズズ。。
「もうイクよっ!」
Kは筆ケースでは届かないところまでチンコを入れてお腹の中に射精した。
お腹の中にKの精液が入っている充実感を感じながらうつ伏せのKのケツを舐めていた。。
「今度は俺の番だね。ケツに入れてみる?」Kが言った。
「えっKできるの?」
「家でオナニーするときはマジック入れながらやってるよ、頑張るからゆっくり入れて。後ろからがいい。」
Kを四つんばいにすると少しだけ痔の薬を塗りチンコにアトリックスを塗った。
「Kケツ踏ん張って。。」
盛り上がったKの肛門に亀頭をあてがう。ゆっくりとKの中に埋まっていく俺のチンコ。。
「ケツスゲー気持ちいいよ!もっと深くまで入れてよ!!」
立て膝ではこれ以上は限界だったので、さらに深くまで入るように中腰になる。ケツを開くと自分のチンコがKの肛門を押し開いて出たり入ったりしている。
一番奥まで入れるとコリッとしたところがあってそこを突くとKはのけぞって喘ぐ。
「俺のケツの奥に精子出して!」
自分の両手で左右にケツを開きケツに精液を求めるK。。
我慢できなくなった俺はKを押し倒しうつ伏せにして無理やりキスをした。
ドクドクとKの肛門に種を放った。
それから俺たちはケツ堀りの虜になった。
ケツは先に掘られるほうがやっぱり気持ちいい。学校の昼休みに黒板で阿弥陀くじをして順番を決めたりした。
会えない日が長く続いて我慢できないときは土曜の放課後、学校内のトイレでフェラしたり、体育館のステージの下の空間で堀合ったりした。
中1の正月に初詣に出かけ、俺たち立派なゲイだねって話になりお互い彼氏と認識するようになった。
中2からKは突然サッカー部を辞めて新聞配達をするようになる。配達は18時に終えて家に20時まで毎日来るようになった。
二人でシャワーを浴びてシャワ浣をしあい、軽くご飯を食べてから毎晩のように堀合いをした。
射精するときは必ずKの中だった。自分もKの放っ精液は全て口かケツで受けた。
大好きなKと将来の事を話したりゲームをしたり抱き合ったり。。毎日が天国だった。中2の秋までは。。
運動会の練習の後、いつものように家に来たKとセックスをした。ジャージのズボンを膝まで下げて動けないように固定されてから正常位で掘られたのを覚えている。
またねと別れて次の朝、来るのを待っていてもなかなかKは来ない。
ギリギリまで待って、仕方ないから1人で学校に行った。
結局、Kが自分の前に現れることは二度となかった。彼の家は自営業をしていてお父さんが借金を作って夜逃げしたらしい。。
新聞配達をした頃からヤバかったようだった。
大好きだったKが突然いなくなってショックだった。毎日が味気なくてポカンとしてすごした。
進学した工業高校でY先輩に出会うまでは。。。
中学時代にエロぃことばかりしてた俺が入れた高校は地元でも有名なDQN工業高校。運動しか取り柄の無いほぼ男子ばかりの高校でした。
そこでバスケ部に入るのですがレベルが高く、身長が低い自分は全く需要の無い世界でした。当然練習にも身が入らず、ダラダラやっていると一部のDQN先輩から殴る蹴るのイジメを受けるようになります。
毎日のように鼻血を出したり部室裏で吐いたりしている自分をかばってくれたのは一つ上の同じ科に所属するY先輩でした。
背が高くて部活内ではナンバー2の実力者。ワイルドなKと違う点は色白でジャニ系の顔立ちでした。
自分を殴ってたのは三年生だったので二年生のY先輩も実力行使はできません。部室で自分がフルボッコにされてるのを知ると笑顔で入って来て「先生呼んでるよ~」とか「トレーニング手伝って」とか言ってそっと連れ出してくれる優しい人でした。
自分は当然Y先輩のことが好きになり、日曜日に自主トレしてる場所へくっついて行ったりしてました。最初は憧れだったY先輩のことも自分を苛める三年生が卒業する頃には自主トレの成果も出てきて普通にバスケの事とか勉強の事を気軽に教えてもらえる関係になりました。
自分が一人でオナニーするときはY先輩のことばかり考えるようになりました。練習試合の後、シャワー浴びるときに見たY先輩のチンコはKのよりずっと大きくて太い。。
表面的にはノンケを装っていたけれど、本当はY先輩に犯されたくて仕方ありませんでした。
部室掃除の日、Y先輩の古い試合用パンツが棚の裏に落ちているのを見つけました。そっと匂いを嗅ぐと、汗の匂いとY先輩がいつもつけてるコロンの匂いがしました。
そっと家に持ち帰り匂いを嗅ぎながらお尻に筆ケースを埋め猿のようにオナニーをしました。
相手の居ないオナニーは次々と新しい刺激を求めてしまうもので、ついには汗で濡れたY先輩の練習着とかユニフォームが欲しくなってしまいました。
二年の夏休みの練習のとき、午前中の練習を終え、部室で新しいTシャツに着替えるY先輩をみました。
熱中症対策で午後の練習は15時から。その間にちょっと借りて生のY先輩の汗と匂いを思い切り感じたいと変態的な事を思いつきました。
Y先輩がみんなと一緒に食事に出かけたのを確認して部室に入り鞄を明け汗に濡れたTシャツをとりだしました。
裸になりそっと着てみました。あまりの興奮で我慢できなくなり首回りの端をくわえてチンコをシゴきだしたとき部室のドアがガラっと明きました。
立っていたのはY先輩でした。
「飯一緒に行こうよ。。なにしとんのお前?!」
Y先輩の開いた鞄。Tシャツ着てチンコシゴいてる俺。。言い訳はできず慌ててチンコをしまい絶句してたら。
「今日の帰り、ゆっくり話ししてよ怒らんから笑」
いつもの可愛い笑顔でY先輩に言われました。
部活を終えて二人で公園へ行き、今までの事を全部話しました。自分がゲイだという事、Kの事。
「お前俺の事好きなの?」Y先輩が言った。頷く自分に「俺もちょっと好きだよ。○○のこと」
俺、世の中にこんな奇跡ってあるのかと思った。
Y先輩はしつこくKの事を聞いてくる。
「ふ~んアナルセックスてそんなに気持ちいいんだ。俺彼女いるけどフェラとかしてもらったことないんだぁ。。誰にも言わないからちょっとやってよ」
近くにあった身障者用トイレで憧れのY先輩のおっきいチンコを初めて舐めた。
先輩の亀頭はすごく大きくて、口の中で舐めるとどうしても歯があたっちゃう。Kが好きだった喉の奥にいれちゃおう。
先輩のデカマラをディープスロートした。Y先輩は
「すげーよ!普通のセックスよりずっと気持ちいいよ!イッてもいい?」
頷くこともできない俺の喉奥にY先輩の精液が放たれデカマラがドクドクと脈を打った。
僕でよかったらたまにフェラさせて貰えませんか?
その日から俺は筆ケースにティッシュを何重も巻き付けてコンドームを被せ、Y先輩位太くした筆ケースでアナル拡張の訓練をした。
何度か学校帰りに公園でフェラをした頃、Y先輩は
「アナルセックスしたいな」って言った。
あれはお尻を洗わなきゃだし、いろいろ用意がいるから家に来てくださいってお願いした。
次の日、部活の帰りにY先輩は家に来た。
ちょうど次の日は祝日でY先輩は泊まっていくと言う。
念入りにケツを洗い、痔の薬を塗る。痔の薬は麻酔剤が少し入っていて入り口の痛みをやわらげてくれる。
先輩のデカマラをフェラでギンギンに立たせてアトリックスを塗った。久しぶりに受け入れる生のチンコ。Y先輩は正常位でゆっくり入ってきた。
Y先輩はテクニシャンだった。彼女とやり慣れているからだろうか。前立腺が気持ち良いのを知ってるように奥からカリでこすり上げてくれる。
俺が我を忘れているうちにY先輩は俺の中で果てた。不思議なことに自分のチンコからも精液が溢れ出ていた。
Y先輩は好奇心旺盛で少し変態だった。
Y先輩も自分のケツ舐めとケツ指弄り+フェラで徐々にケツが開発されてきた。
しかし困ったことがひとつ起きてしまった。Y先輩はなかなかケツがきれいに洗えない人だった。
何度シャワ浣しても弄ってるうちに汚れてきてしまう。その度に彼は申し訳なさそうにお風呂に行った。
ある日Y先輩が青い箱をもって家に来た。箱の中身はイチジク浣腸だった。
毎回会う度にY先輩のお尻にこれを入れた。やがてY先輩はイチジク浣腸自体を好きになってしまった。
ある日二回目のイチジクを入れたY先輩が言った。
「このまま俺のケツにチンコ入れてみて」
お風呂だったのでリンスをチンコに塗り後ろから立ちバックでY先輩の浣腸ケツにチンコを入れた。
ケツの中がクネクネうねっていた。
自分がY先輩の細い腰を掴みチンコを出し入れするとY先輩は可愛い顔してるのにオウオウ獣みたいな喘ぎ声をあげた。何度かケツが強烈に締まった後すごい勢いでチンコが押しもどされた。その瞬間Y先輩はウワァーっと叫び色白のケツから浣腸液を噴出した。
Y先輩は腰が抜けたようにその場に崩れてしまった。
好奇心旺盛なY先輩との変態セックスはいろんな方面でエスカレートしました。
深夜に近所のグラウンド倉庫に忍びこみ全裸で堀りあったり山の中で浣腸をしあって限界まで我慢してぶっ飛ばしあったりしました。
あの頃が自分の人生の中で一番卑猥な時期だったとおもいます。
後でフォクシーとかラッシュを使ったセックスも覚えますが素で狂ったような事をしていたあの頃の淫乱な気分を越えることはありませんでした。
夏休みの部活の合宿で山間部のスポーツ施設に行ったときのこと、部屋は二人部屋、部員は25名。副キャプテンの先輩は俺を1人部屋にしました。先輩は合宿にイチジク浣腸を持ってきていました。
みんなが寝静まった頃、Y先輩は俺の部屋に来てイチジク浣腸を入れてもらう為にお尻を出して四つんばいになりました。
俺が入れるとY先輩はわざと遠くのトイレに歩いていくのです。帰りにペットボトルにお湯を入れてきて部屋のトイレでケツをゆすいで、明け方まで抱き合いお互いのケツの穴に射精しました。
その後先輩が卒業するまで超淫乱な関係は続きますが先輩が就職して、自分に彼女ができ、自分のゲイ生活はこれで終わりにしてノンケになるんだと心に誓います。
以上が高校編です。自分が寂しかったときにひょっこり現れた年下の女の子と付き合います。
しかし変態ド淫乱セックスに慣れた体には普通のDKJKカップルがするセックスはどこか物足りなく感じていました。
ゲイの生涯が楽ではないと自覚していた自分はなんとかノンケになれるように努力します。彼女もアナルを開放して頑張ってくれましたが、ある遊び過ぎた夜のこと、一時の仮眠をとりに入ったテレクラでしてはいけない出会いをしてしまいます。
拾って帰り、両親共働きでカギっ子だった俺の家でドキドキしながら二人で濡れたページをめくった。
二冊分のグラビアページを見終わると二人とも勃起してた。Kがフェラのページを見ながら「どんなだろう・・やって見よっか」
俺はドキドキしながら痛いほど勃起した包茎チンコをKの前に出した。
ヌラヌラした舌の感触を初めて経験してすぐイッてしまった。精液は出ずにチンコが痛かった。
K「今度は俺の番だよ」すっかりムケて大人びたチンコを出して待ってた。
初めて男のチンコを舐めた。恥垢の臭いにオェッてなったけどそんなに嫌じゃなかった。「もうやめて!」ってKが言った瞬間に苦い味が口の中に広がった。
喉に絡み付くような感触。トイレで吐いたけど、Kが「スゲー気持ちいい」って言ったのが嬉しかった。
暫くはお互いフェラをやりあっていた。早熟なKに対して身体の小さかった自分が精液の出る射精の快感を覚えたのは小6の秋頃。
グラビアを真似てお互いにケツを舐め合うことも二人だけの秘密の遊びの一つに加わった。
射精を覚えた自分はKにケツを舐められながら自分でチンコをしごいていた。ウォシュレットで念入りに洗った俺のケツにKは舌をねじ込んでくる。
ケツを緩めると今まで入ったことがないくらい奥まで舌が入ってきて中を掻き回された。。
もっと奥まで掻き回されたくて「指入れて」俺が言った。Kは唾を付けて人差し指を入れてくれたけどすぐに痛くなっちゃった。
根元まで入れてほしくて俺は親の部屋にあったアトリックスを取りにいき自分でお尻に塗り今度は四つんばいでKにお尻を向けた。
グラビアに載っていた恰好。いつかやってみたかった。。Kの指が少しづつ奥に入る・・
Kは「気持ちいい?もっと奥に入れるよ」って言って指をぐるぐる回した。ちょっと痛かったのが痛くなくなった瞬間
ケツの奥に指がズブズブ入ってきた。「根元まではいっちゃったよ」Kが俺のチンコを優しくシゴいてくれた。
俺は今までで一番気持ち良い射精をした。
Kにケツを舐められながら俺がチンコを舐めたり、その逆をしたり。。楽しい小学生活は終わり二人は中学生になった。
部活必須の田舎の学校でKはサッカー部、俺はバスケ部に入部した。
部活動が終わった後の遊べる時間は少なくて、会えない事も多くなった。
俺はKにケツをすっかり開発され、会えないときのオナニーはKのカリ高の大きいチンコを入れられる事ばかり考えていた。
何度か試したけど痛くて入らなかったKのチンコ。なんとか入るように訓練したい。
学校で書道があった日、筆ケースを見てケツが疼いた。これが入ればきっとKのも大丈夫・・・
その日の部活をぼんやり終えると急いで帰って筆ケースにアトリックスを塗った。
円筒の角が少し入ってあきらめてを何度か繰り返した。「これでダメならあきらめよう」思い切り踏ん張って押すと。。ズブズブ・・・
入った!背中のほうに向けて押し込む。ズズズ・・ものすごい快感。Kの名前を何度も叫んだ。チンコはしぼんだままだったけど先っちょから透明なヌルヌルが出てた。
筆ケースを抜くとうっすら血が付いてる。怖くなって父親の痔の薬を塗る。
塗ってたらケツの中が熱くなってきてフル勃起。指を二本入れて中を掻き回しながら射精した。
中1の夏休み。勉強してくると言ってKはお昼から家に来た。 もちろん二人とも勉強する気なんて最初から無い。
両親は明日の朝にならないと帰ってこない。二人でゆっくりシャワーを浴びた。
その頃には二人だけの鉄板ルールができあがってた。秘密の遊びの前はシャワーでケツの中にお湯を入れて完全に洗う。
Kは玉袋の根元、俺は耳の穴を舐められるのが好き。入れるときはケツに痔の薬、チンコにはアトリックスを塗る。。
シャワーを出て俺たちはテレビを見ながら全裸で母親が用意してくれたお昼ご飯を食べた。
Kは背が高くイケメンで優しい奴だった。俺はKの事が好きだった。ケツは毛が生えていたけどKが喜ぶならどんなことでもできた。
Kはチャーハンを食べていた。先に食べ終えた俺はKのチンコを触っていた。「肛門舐めて」Kが言った。キッチンの木の椅子に深く座り背もたれの穴からKは毛の生えたケツを突き出した。
俺は後ろに回り犬みたいな恰好でKの肛門に舌を入れる。Kはテーブルに突っ伏してはぁはぁ喘いでる。
「ねぇもっとお尻踏ん張って、もっと奥まで舐めたいよ」Kの肛門が盛り上がってくる。
舌を思い切り奥まで入れてぐちゃぐちゃに掻き回す。Kは俺の頭を掴んで俺の顔に毛が生えたケツを押しつけた。
「あぁー気持ちいぃ」ケツに顔を埋めて息できなかったけど俺、スゲー嬉しかった。
その後、初めてKのチンコをバックに受け入れた。
騎乗位だった。ゆっくり拡げながらKのチンコは俺のお腹に入ってきた。
毎日のように筆ケースで慣らした俺のケツはそれほど痛くなかった。
ゆっくり動きながらキスをした。大好きなKのチンコ受け入れながらKが舌を入れてくる。快感で頭が真っ白になった。
「お腹の中でイッいい?」「一番奥で出して!」
「奥まで入れるよ!」
ズズズ・・ズズズズ。。
「もうイクよっ!」
Kは筆ケースでは届かないところまでチンコを入れてお腹の中に射精した。
お腹の中にKの精液が入っている充実感を感じながらうつ伏せのKのケツを舐めていた。。
「今度は俺の番だね。ケツに入れてみる?」Kが言った。
「えっKできるの?」
「家でオナニーするときはマジック入れながらやってるよ、頑張るからゆっくり入れて。後ろからがいい。」
Kを四つんばいにすると少しだけ痔の薬を塗りチンコにアトリックスを塗った。
「Kケツ踏ん張って。。」
盛り上がったKの肛門に亀頭をあてがう。ゆっくりとKの中に埋まっていく俺のチンコ。。
「ケツスゲー気持ちいいよ!もっと深くまで入れてよ!!」
立て膝ではこれ以上は限界だったので、さらに深くまで入るように中腰になる。ケツを開くと自分のチンコがKの肛門を押し開いて出たり入ったりしている。
一番奥まで入れるとコリッとしたところがあってそこを突くとKはのけぞって喘ぐ。
「俺のケツの奥に精子出して!」
自分の両手で左右にケツを開きケツに精液を求めるK。。
我慢できなくなった俺はKを押し倒しうつ伏せにして無理やりキスをした。
ドクドクとKの肛門に種を放った。
それから俺たちはケツ堀りの虜になった。
ケツは先に掘られるほうがやっぱり気持ちいい。学校の昼休みに黒板で阿弥陀くじをして順番を決めたりした。
会えない日が長く続いて我慢できないときは土曜の放課後、学校内のトイレでフェラしたり、体育館のステージの下の空間で堀合ったりした。
中1の正月に初詣に出かけ、俺たち立派なゲイだねって話になりお互い彼氏と認識するようになった。
中2からKは突然サッカー部を辞めて新聞配達をするようになる。配達は18時に終えて家に20時まで毎日来るようになった。
二人でシャワーを浴びてシャワ浣をしあい、軽くご飯を食べてから毎晩のように堀合いをした。
射精するときは必ずKの中だった。自分もKの放っ精液は全て口かケツで受けた。
大好きなKと将来の事を話したりゲームをしたり抱き合ったり。。毎日が天国だった。中2の秋までは。。
運動会の練習の後、いつものように家に来たKとセックスをした。ジャージのズボンを膝まで下げて動けないように固定されてから正常位で掘られたのを覚えている。
またねと別れて次の朝、来るのを待っていてもなかなかKは来ない。
ギリギリまで待って、仕方ないから1人で学校に行った。
結局、Kが自分の前に現れることは二度となかった。彼の家は自営業をしていてお父さんが借金を作って夜逃げしたらしい。。
新聞配達をした頃からヤバかったようだった。
大好きだったKが突然いなくなってショックだった。毎日が味気なくてポカンとしてすごした。
進学した工業高校でY先輩に出会うまでは。。。
中学時代にエロぃことばかりしてた俺が入れた高校は地元でも有名なDQN工業高校。運動しか取り柄の無いほぼ男子ばかりの高校でした。
そこでバスケ部に入るのですがレベルが高く、身長が低い自分は全く需要の無い世界でした。当然練習にも身が入らず、ダラダラやっていると一部のDQN先輩から殴る蹴るのイジメを受けるようになります。
毎日のように鼻血を出したり部室裏で吐いたりしている自分をかばってくれたのは一つ上の同じ科に所属するY先輩でした。
背が高くて部活内ではナンバー2の実力者。ワイルドなKと違う点は色白でジャニ系の顔立ちでした。
自分を殴ってたのは三年生だったので二年生のY先輩も実力行使はできません。部室で自分がフルボッコにされてるのを知ると笑顔で入って来て「先生呼んでるよ~」とか「トレーニング手伝って」とか言ってそっと連れ出してくれる優しい人でした。
自分は当然Y先輩のことが好きになり、日曜日に自主トレしてる場所へくっついて行ったりしてました。最初は憧れだったY先輩のことも自分を苛める三年生が卒業する頃には自主トレの成果も出てきて普通にバスケの事とか勉強の事を気軽に教えてもらえる関係になりました。
自分が一人でオナニーするときはY先輩のことばかり考えるようになりました。練習試合の後、シャワー浴びるときに見たY先輩のチンコはKのよりずっと大きくて太い。。
表面的にはノンケを装っていたけれど、本当はY先輩に犯されたくて仕方ありませんでした。
部室掃除の日、Y先輩の古い試合用パンツが棚の裏に落ちているのを見つけました。そっと匂いを嗅ぐと、汗の匂いとY先輩がいつもつけてるコロンの匂いがしました。
そっと家に持ち帰り匂いを嗅ぎながらお尻に筆ケースを埋め猿のようにオナニーをしました。
相手の居ないオナニーは次々と新しい刺激を求めてしまうもので、ついには汗で濡れたY先輩の練習着とかユニフォームが欲しくなってしまいました。
二年の夏休みの練習のとき、午前中の練習を終え、部室で新しいTシャツに着替えるY先輩をみました。
熱中症対策で午後の練習は15時から。その間にちょっと借りて生のY先輩の汗と匂いを思い切り感じたいと変態的な事を思いつきました。
Y先輩がみんなと一緒に食事に出かけたのを確認して部室に入り鞄を明け汗に濡れたTシャツをとりだしました。
裸になりそっと着てみました。あまりの興奮で我慢できなくなり首回りの端をくわえてチンコをシゴきだしたとき部室のドアがガラっと明きました。
立っていたのはY先輩でした。
「飯一緒に行こうよ。。なにしとんのお前?!」
Y先輩の開いた鞄。Tシャツ着てチンコシゴいてる俺。。言い訳はできず慌ててチンコをしまい絶句してたら。
「今日の帰り、ゆっくり話ししてよ怒らんから笑」
いつもの可愛い笑顔でY先輩に言われました。
部活を終えて二人で公園へ行き、今までの事を全部話しました。自分がゲイだという事、Kの事。
「お前俺の事好きなの?」Y先輩が言った。頷く自分に「俺もちょっと好きだよ。○○のこと」
俺、世の中にこんな奇跡ってあるのかと思った。
Y先輩はしつこくKの事を聞いてくる。
「ふ~んアナルセックスてそんなに気持ちいいんだ。俺彼女いるけどフェラとかしてもらったことないんだぁ。。誰にも言わないからちょっとやってよ」
近くにあった身障者用トイレで憧れのY先輩のおっきいチンコを初めて舐めた。
先輩の亀頭はすごく大きくて、口の中で舐めるとどうしても歯があたっちゃう。Kが好きだった喉の奥にいれちゃおう。
先輩のデカマラをディープスロートした。Y先輩は
「すげーよ!普通のセックスよりずっと気持ちいいよ!イッてもいい?」
頷くこともできない俺の喉奥にY先輩の精液が放たれデカマラがドクドクと脈を打った。
僕でよかったらたまにフェラさせて貰えませんか?
その日から俺は筆ケースにティッシュを何重も巻き付けてコンドームを被せ、Y先輩位太くした筆ケースでアナル拡張の訓練をした。
何度か学校帰りに公園でフェラをした頃、Y先輩は
「アナルセックスしたいな」って言った。
あれはお尻を洗わなきゃだし、いろいろ用意がいるから家に来てくださいってお願いした。
次の日、部活の帰りにY先輩は家に来た。
ちょうど次の日は祝日でY先輩は泊まっていくと言う。
念入りにケツを洗い、痔の薬を塗る。痔の薬は麻酔剤が少し入っていて入り口の痛みをやわらげてくれる。
先輩のデカマラをフェラでギンギンに立たせてアトリックスを塗った。久しぶりに受け入れる生のチンコ。Y先輩は正常位でゆっくり入ってきた。
Y先輩はテクニシャンだった。彼女とやり慣れているからだろうか。前立腺が気持ち良いのを知ってるように奥からカリでこすり上げてくれる。
俺が我を忘れているうちにY先輩は俺の中で果てた。不思議なことに自分のチンコからも精液が溢れ出ていた。
Y先輩は好奇心旺盛で少し変態だった。
Y先輩も自分のケツ舐めとケツ指弄り+フェラで徐々にケツが開発されてきた。
しかし困ったことがひとつ起きてしまった。Y先輩はなかなかケツがきれいに洗えない人だった。
何度シャワ浣しても弄ってるうちに汚れてきてしまう。その度に彼は申し訳なさそうにお風呂に行った。
ある日Y先輩が青い箱をもって家に来た。箱の中身はイチジク浣腸だった。
毎回会う度にY先輩のお尻にこれを入れた。やがてY先輩はイチジク浣腸自体を好きになってしまった。
ある日二回目のイチジクを入れたY先輩が言った。
「このまま俺のケツにチンコ入れてみて」
お風呂だったのでリンスをチンコに塗り後ろから立ちバックでY先輩の浣腸ケツにチンコを入れた。
ケツの中がクネクネうねっていた。
自分がY先輩の細い腰を掴みチンコを出し入れするとY先輩は可愛い顔してるのにオウオウ獣みたいな喘ぎ声をあげた。何度かケツが強烈に締まった後すごい勢いでチンコが押しもどされた。その瞬間Y先輩はウワァーっと叫び色白のケツから浣腸液を噴出した。
Y先輩は腰が抜けたようにその場に崩れてしまった。
好奇心旺盛なY先輩との変態セックスはいろんな方面でエスカレートしました。
深夜に近所のグラウンド倉庫に忍びこみ全裸で堀りあったり山の中で浣腸をしあって限界まで我慢してぶっ飛ばしあったりしました。
あの頃が自分の人生の中で一番卑猥な時期だったとおもいます。
後でフォクシーとかラッシュを使ったセックスも覚えますが素で狂ったような事をしていたあの頃の淫乱な気分を越えることはありませんでした。
夏休みの部活の合宿で山間部のスポーツ施設に行ったときのこと、部屋は二人部屋、部員は25名。副キャプテンの先輩は俺を1人部屋にしました。先輩は合宿にイチジク浣腸を持ってきていました。
みんなが寝静まった頃、Y先輩は俺の部屋に来てイチジク浣腸を入れてもらう為にお尻を出して四つんばいになりました。
俺が入れるとY先輩はわざと遠くのトイレに歩いていくのです。帰りにペットボトルにお湯を入れてきて部屋のトイレでケツをゆすいで、明け方まで抱き合いお互いのケツの穴に射精しました。
その後先輩が卒業するまで超淫乱な関係は続きますが先輩が就職して、自分に彼女ができ、自分のゲイ生活はこれで終わりにしてノンケになるんだと心に誓います。
以上が高校編です。自分が寂しかったときにひょっこり現れた年下の女の子と付き合います。
しかし変態ド淫乱セックスに慣れた体には普通のDKJKカップルがするセックスはどこか物足りなく感じていました。
ゲイの生涯が楽ではないと自覚していた自分はなんとかノンケになれるように努力します。彼女もアナルを開放して頑張ってくれましたが、ある遊び過ぎた夜のこと、一時の仮眠をとりに入ったテレクラでしてはいけない出会いをしてしまいます。
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- ショタ小説
- 2010⁄08⁄13(Fri)
- 23:05
正月明け
正月明け、友人数名と旅行した際右腕を骨折した。
地元に帰ってからは不便の連続。
服を着るにしても難儀、食事をするのにも難儀、風呂入るのにも難儀だ。
冬休みが明け、学校が始まってからも更に不便さが増すばかりだ。
この春高校を卒業するというのに。
旅行前、早い時期に大学合格した俺は、毎日をぽけーっと過ごしてきた。
バイトも少なく、特にやることがなく車の免許をとったが、
それでも暇な毎日が続いたので何かできることがないかと考え、
肉体改造をすることにした。
肉体改造といっても夜中ジョギングしたりする程度だ。
とある夜中、日課であるジョギングをしているとき
後ろからスポーツウェアを着た少年が俺を追い抜いた。
俺はいつもなら誰かに追い抜かれてもそのままのペースで走っていたが、
今回の俺は違った。
少年を抜き返そうと思った。
抜き返したらきっと、
きっと自分に都合の良い展開になると期待した。
スピードを上げ少年を追い抜くと、案の定少年はぱっとこちらを見て、負けじと更に加速していく。
抜かれては抜き返すを繰り返すうちに少年はとうとう疲れ果ててしまったのか、足を止め、膝に手をつき息を切らしていた。
俺は少年のもとに歩み寄り声をかけた。「君めっちゃ速いなあ。危うく負けるとこやったわ。」
少年は不機嫌そうな顔をした。『別に・・・勝負なんかしてへんし。』
「嘘ゆうたらあかん。俺が追い抜く度に悔しそうな顔してたやん。」
『なんやねん年上やからって。そんなに勝って嬉しいか?』少年は頬をふくらませてすねりだした。
俺はその頬を人差し指でつつきながら言った。「まあ機嫌直してよ。ジュース奢ったるから。」
『そんなんして要らんし。』「ええから奢ったるって。自動販売機すぐそこやし。」
俺は少年の手をとり自動販売機に向かった。『なんで手握るねん!一人で歩けるわアホ!』
少年は俺の手を振りはらい、俺に次々に罵声を浴びせた。「うわ。アホとかカスとかゆわんといてよ~。
可愛い顔して言うことチンピラやな。」『だ、誰が可愛いねんアホ!』
・・・
数秒間の沈黙の後、俺は言ってやった。「お前。」『・・・な、何を真顔でゆうてんの?』
「だから、お前が可愛いって言ってるやん。」少年の顔がみるみる赤くなっていく。
『そ、そんなんゆうても俺から何も出えへんで?』「別に何も出していらんよ。その可愛い顔さえあったらええ。
それより何飲む?スポーツドリンクで良い?」
俺はジュースを二本買い、少年とベンチに座った。「はいポ○リ」『あ、ありがとう。』
少年は蓋を開け、勢い良く飲み始めた。よほど喉が渇いていたのだろう。
俺も蓋を開け、流し込むように飲んだ。
乾ききった喉が潤ってきた。
水分補給を終えた俺たちはアスファルトの上であぐらをかきながら他愛もない話をした。
俺は少年の名前を知りたい、関係を築きたいと思い、まずは自分から自己紹介をした。
「名前は章吾ってゆうねん。18歳の高3や。お前から見たらお兄ちゃんやな。」
『俺は翔やで。兄ちゃんとなんとなく名前似てるな~』
「歳はいくつ?」
『いくつやと思う?当ててみて。』
最初に見たときから大体12歳ぐらいとわかっていた。
少年期において一番色っぽい時期だと思っている。俺のストライクゾーンだ。
だから俺は翔にちょっかいをかけた。普段のジョギングでそこらのおっさんやおばちゃんに追い抜かれたとしても
抜き返すことなどありえない。抜き返したらお互い気まずくなるだけだ。
少年相手だからできた。翔だったから接近することができた。
『もし歳当てたら何か一つゆうこと聞いたるで』
俺は驚いた。翔のほうから俺に近づいてきている。
まさか翔のほうからチャンスを作ってくれるなんて思っていなかった。
『あ、お金ちょーだいとかだけはやめてな。』
「わかってるって。ほな言うで。ずばり12歳やな。」
『うわ早速当てられた~』
俺は心の中でガッツポーズを決めた。
「てことは今小6か?」
『ちゃうで中1やで。誕生日は3月やねん。
兄ちゃん正解したからお願い一つ聞いたるで。』
すぐに名案が思いついた。
メアド交換だ。翔が携帯を持っていたのですぐに赤外線で交換した。
もし連絡先を聞かずに各自そのまま家路につけば、おそらく次は会えないかもしれない。
だからメアド交換は最良の手だった。メアド交換の後、俺と翔は立ち上がり再び走り出した。
そして三叉路で一旦立ち止まり、「バイバイ」と一言。各々の家路についた。
翔と出会ったあの日から2日後に友人と行った旅行先で左腕を骨折することになる。
翔と出会った2日後、
友人と日帰りでスキー場に行ってスノーボードをした。
メンバー全員とは幼い頃から馴染みがあり、家族ぐるみの付き合いで
よく一緒にスノーボードをしていた。
友人たちと滑っていると後ろからスキー初心者が猛スピードで俺に直撃。
俺は数秒間宙に浮き、着地の際に右腕を骨折した。
また今度一緒にジョギングしようと翔にメールを送った矢先の話だった。
地元に帰ってからまた翔にメールを送った。
<ごめん翔。腕の骨折れたからしばらく運動できへん。また俺の腕治ったら走ろな(^-^)>
返信はすぐに返ってきた。
<<なんでやねん!腕折れたくらいやったら走れるやん!甘ったれんな兄ちゃん!>>
おそらく普通の男ならこのメールを見て生意気なガキめ調子にのるなとしか思わないだろう。
俺は違う。生意気な翔が好きだ。好きでたまらない。
翔を自分のものにしたい。
<<そんなん無理やって~。腕を三角巾でぶら下げながら走るってなんか恥ずかしい(T-T)>>
<もうしゃーないなー(`д´#)ちゃんと悪いと思ってる?>
<<反省してまーす>>
<兄ちゃん・・・それ誰かの台詞ぱくってるやろ?>
そんな感じのメールのやりとりを終え、俺は明日の学校の準備にとりかかった。
準備といっても制服をベッドの横に置くだけだ。
なんせ大学受験を終えた高校生が3学期にやることといえば皆無に等しい。
勉強のべの字もない。なんせ授業以外でペンを持つなんてことはまずない。
利き腕が使えないのもその理由の一つかもしれない。
俺はとっとと準備を済ませ、ホットミルクを飲んで眠りについた。
翌朝、俺は朝食を軽く済ませ、ゆっくりとテレビを見ながらコーヒーを飲んだ。
全く関係ない話だが、ネ○カフェゴールドブレンド。俺はインスタントコーヒーといえばこれしか飲めない。
コーヒーを飲み終え、歯を磨き、ワックスで髪の毛をセットした俺は中1から着てるかなり小さくなった学蘭を、ギブスで固定された右腕からゆっくり着て家を出た。
高校は家の近くにあり、自転車で10分走ればすぐに着く。
だが利き腕が使えなく、自転車走行は危険と判断して3学期が始まってからはずっと徒歩で通学していた。
俺はお気に入りの音楽を聴きながら、ああ今日も平和だなと思って閑静な住宅街を歩いていると、遠くのほうで中学生らしき人影がいくつか見えた。
近づいてよくみてみると、何やら殴り合いの喧嘩をしている様子だった。殴り合いといっても一方的な気もする。なんせ1対3だ。リンチだ。朝っぱらからしょーもないやつ等だ。
ん?
まさかとは思った。
3人組のほうは3人ともニキビ面の不細工な中学生だ。
だが一方的に殴られてるのはまぎれもなく俺が愛してやまない美少年だ。
ほぼ殴り返す気力をなくし、鼻や口のあたりから血を流し、それでも3人に立ち向かおうとしているその美少年は翔だった。
俺の頭の中で何かが切れる音がした。
翔には悪いが、翔は俺のものだと思っている。
自己中。それはわかっている。
翔が俺のことをどう思ってるのかわからない。
けど、翔に俺のことを好きになってもらいたいし、俺は翔を愛している。
俺の翔がリンチされている。不細工な面をしたデブ・チビ・金髪に殴られている。
許せない。
俺は翔を救うべく、現場に近づき3人に喧嘩を売ることにした。
「はいどうも~翔ちゃん救出隊で~す!そこの3人!俺の翔ちゃんに何をやってるんですか~??」
翔を殴っていた3人が一斉にこちらに振り向き、なんだこいつはという目で睨んできた。
『章吾!?』
翔が俺の名を叫んだ。その瞬間ドキっとした。
初めて名前を呼んでもらった。
さあこれから殴りあおうというときに3人のうちのチビが、こちらを睨んでいた目を緩め、突然震えだし口を開いた。
「あかん・・・逃げよう。」
「は!?なんでやねん!首突っ込んできたこの高校生どつかなあかんやろが!」
デブに続いて金髪もチビに反論する。
「そうやそうや!この高校生、腕ぶらさげてんのにつっかかってくるんやで!?」
ところが、チビの様子はやはりおかしい。
「お前らこの人知らんのか?俺らの学校のあの4個上の人やぞ?ええから黙って引き上げよう。ほら早く行くぞ。」
まあお前がそこまでゆうんやったら・・・とデブと金髪はチビと共に俺と翔のもとから離れていった。
正直、ほっとした。
なんせ利き腕が使えない以上、喧嘩で勝てる気がしなかった。
翔は地べたに座りこんでこちらを見ていた。
翔は至るところから出血して制服も汚されている。
不謹慎ながら俺はそんな翔に萌えた。いかにもやんちゃ少年という感じの翔。
翔が俺好みの少年に更に一歩近づいた。
俺は翔の横に座り込んだ。
はじめて翔と出会ったときと同じように、アスファルトの上に座り込んだ。
「翔、大丈夫か?」
『大丈夫なわけないやろ!こんな血だらけになってるんやぞ!何考えてんねん!』
「反省してまーす。」
『・・・また誰かの台詞パクってる。それ章吾が思ってるほど面白くないで??』
「まじ?」
『まじ』
俺は左腕を自分の頬につけ、口を縦に大きく開きムンクの叫びのようなポーズをとった。
『章吾まじでおもんない・・・ふふ・・・ふふふ』
どうやら翔は笑いをこらえているようだ。
しかし我慢できなくなったのか、とうとう吹き出した。ムンクの叫びが効いたようだ。
それを見て俺も笑けてきた。安心からの笑いだ。
どうやら翔はそんなに深刻な状態じゃないのかもしれない。
俺は笑い転げる翔の体を左手で強く掴んだ。
当然のように翔は笑いをとめ、こちらを見る。
『な、何すん「翔。何があったか知らんけどとりあえず今から学校いけ。
学校行って先生にちゃんとこのこと説明するんやで?そんでちゃんと手当てしてもらえ。」
『その前に一つ聞いていい?』
「なんや。」
聞かれることの予想はついていた。
『章吾って中学のときどんなんやったん?なんやあいつらの話聞いてたら
章吾ってかなり凄い人に思えるんやけど。』
数年前俺が中学生だったころ、この地域の中学校はかなり荒れていた。
特に中学校同士の抗争が激しかった。
俺はそういうのに関わりたくなかった。自分の学校の不良にさえ自分から近寄ろうとは
しなかった。だが中立はすぐに捨てた。
俺がその当時愛していた少年(今のその少年はストライクゾーン外だ)
が他の学校の不良共にかつあげされていたのを目撃した俺はその不良共を蹴散らし
そいつらの学校に一人で乗り込み、血まみれになりながらも学校間の抗争を終結させた。
俺は大したことをしたつもりはなかったが、それは今でもこの地域の中学生の間で伝説として語り継がれている。
「ま、学校のドンみたいなもんやったねん。なりたくてなったわけじゃないんやけどな。
そんなことよりはよ学校いけ。」
俺は翔に手を振りその場を立ち去ろうとした。
『あ、章吾!待って!』
「なんや?」
俺は立ち止まり耳を傾けた。
『助けてくれたお礼がしたいねん。だからまたこの前みたいにお願い一つ聞いてあげる。』
「まじでか!?」
俺は嬉しすぎて仕方がなかった。
この前はメアド交換をしたが今回は大胆にいこうと思った。
もっと翔に近づきたいからだ。
「ほなね、今晩俺の家泊まって。」
『え!?』
「だから、俺の家泊まってくれへん?」
少し間を置き翔は言った。『・・・お、俺みたいなんが泊まりにいってええの?』
「ええよ。学校終わったらメールして。ここ集合やで。」
『よっしゃわかった。メールする。ほな学校行くわ。』
「ほな。」
俺は急いで学校に向かった。案の定遅刻した。
翔のことで頭がいっぱいだった俺は全く授業に集中できなかった。
翔のことしか考えることができなかった。
地元に帰ってからは不便の連続。
服を着るにしても難儀、食事をするのにも難儀、風呂入るのにも難儀だ。
冬休みが明け、学校が始まってからも更に不便さが増すばかりだ。
この春高校を卒業するというのに。
旅行前、早い時期に大学合格した俺は、毎日をぽけーっと過ごしてきた。
バイトも少なく、特にやることがなく車の免許をとったが、
それでも暇な毎日が続いたので何かできることがないかと考え、
肉体改造をすることにした。
肉体改造といっても夜中ジョギングしたりする程度だ。
とある夜中、日課であるジョギングをしているとき
後ろからスポーツウェアを着た少年が俺を追い抜いた。
俺はいつもなら誰かに追い抜かれてもそのままのペースで走っていたが、
今回の俺は違った。
少年を抜き返そうと思った。
抜き返したらきっと、
きっと自分に都合の良い展開になると期待した。
スピードを上げ少年を追い抜くと、案の定少年はぱっとこちらを見て、負けじと更に加速していく。
抜かれては抜き返すを繰り返すうちに少年はとうとう疲れ果ててしまったのか、足を止め、膝に手をつき息を切らしていた。
俺は少年のもとに歩み寄り声をかけた。「君めっちゃ速いなあ。危うく負けるとこやったわ。」
少年は不機嫌そうな顔をした。『別に・・・勝負なんかしてへんし。』
「嘘ゆうたらあかん。俺が追い抜く度に悔しそうな顔してたやん。」
『なんやねん年上やからって。そんなに勝って嬉しいか?』少年は頬をふくらませてすねりだした。
俺はその頬を人差し指でつつきながら言った。「まあ機嫌直してよ。ジュース奢ったるから。」
『そんなんして要らんし。』「ええから奢ったるって。自動販売機すぐそこやし。」
俺は少年の手をとり自動販売機に向かった。『なんで手握るねん!一人で歩けるわアホ!』
少年は俺の手を振りはらい、俺に次々に罵声を浴びせた。「うわ。アホとかカスとかゆわんといてよ~。
可愛い顔して言うことチンピラやな。」『だ、誰が可愛いねんアホ!』
・・・
数秒間の沈黙の後、俺は言ってやった。「お前。」『・・・な、何を真顔でゆうてんの?』
「だから、お前が可愛いって言ってるやん。」少年の顔がみるみる赤くなっていく。
『そ、そんなんゆうても俺から何も出えへんで?』「別に何も出していらんよ。その可愛い顔さえあったらええ。
それより何飲む?スポーツドリンクで良い?」
俺はジュースを二本買い、少年とベンチに座った。「はいポ○リ」『あ、ありがとう。』
少年は蓋を開け、勢い良く飲み始めた。よほど喉が渇いていたのだろう。
俺も蓋を開け、流し込むように飲んだ。
乾ききった喉が潤ってきた。
水分補給を終えた俺たちはアスファルトの上であぐらをかきながら他愛もない話をした。
俺は少年の名前を知りたい、関係を築きたいと思い、まずは自分から自己紹介をした。
「名前は章吾ってゆうねん。18歳の高3や。お前から見たらお兄ちゃんやな。」
『俺は翔やで。兄ちゃんとなんとなく名前似てるな~』
「歳はいくつ?」
『いくつやと思う?当ててみて。』
最初に見たときから大体12歳ぐらいとわかっていた。
少年期において一番色っぽい時期だと思っている。俺のストライクゾーンだ。
だから俺は翔にちょっかいをかけた。普段のジョギングでそこらのおっさんやおばちゃんに追い抜かれたとしても
抜き返すことなどありえない。抜き返したらお互い気まずくなるだけだ。
少年相手だからできた。翔だったから接近することができた。
『もし歳当てたら何か一つゆうこと聞いたるで』
俺は驚いた。翔のほうから俺に近づいてきている。
まさか翔のほうからチャンスを作ってくれるなんて思っていなかった。
『あ、お金ちょーだいとかだけはやめてな。』
「わかってるって。ほな言うで。ずばり12歳やな。」
『うわ早速当てられた~』
俺は心の中でガッツポーズを決めた。
「てことは今小6か?」
『ちゃうで中1やで。誕生日は3月やねん。
兄ちゃん正解したからお願い一つ聞いたるで。』
すぐに名案が思いついた。
メアド交換だ。翔が携帯を持っていたのですぐに赤外線で交換した。
もし連絡先を聞かずに各自そのまま家路につけば、おそらく次は会えないかもしれない。
だからメアド交換は最良の手だった。メアド交換の後、俺と翔は立ち上がり再び走り出した。
そして三叉路で一旦立ち止まり、「バイバイ」と一言。各々の家路についた。
翔と出会ったあの日から2日後に友人と行った旅行先で左腕を骨折することになる。
翔と出会った2日後、
友人と日帰りでスキー場に行ってスノーボードをした。
メンバー全員とは幼い頃から馴染みがあり、家族ぐるみの付き合いで
よく一緒にスノーボードをしていた。
友人たちと滑っていると後ろからスキー初心者が猛スピードで俺に直撃。
俺は数秒間宙に浮き、着地の際に右腕を骨折した。
また今度一緒にジョギングしようと翔にメールを送った矢先の話だった。
地元に帰ってからまた翔にメールを送った。
<ごめん翔。腕の骨折れたからしばらく運動できへん。また俺の腕治ったら走ろな(^-^)>
返信はすぐに返ってきた。
<<なんでやねん!腕折れたくらいやったら走れるやん!甘ったれんな兄ちゃん!>>
おそらく普通の男ならこのメールを見て生意気なガキめ調子にのるなとしか思わないだろう。
俺は違う。生意気な翔が好きだ。好きでたまらない。
翔を自分のものにしたい。
<<そんなん無理やって~。腕を三角巾でぶら下げながら走るってなんか恥ずかしい(T-T)>>
<もうしゃーないなー(`д´#)ちゃんと悪いと思ってる?>
<<反省してまーす>>
<兄ちゃん・・・それ誰かの台詞ぱくってるやろ?>
そんな感じのメールのやりとりを終え、俺は明日の学校の準備にとりかかった。
準備といっても制服をベッドの横に置くだけだ。
なんせ大学受験を終えた高校生が3学期にやることといえば皆無に等しい。
勉強のべの字もない。なんせ授業以外でペンを持つなんてことはまずない。
利き腕が使えないのもその理由の一つかもしれない。
俺はとっとと準備を済ませ、ホットミルクを飲んで眠りについた。
翌朝、俺は朝食を軽く済ませ、ゆっくりとテレビを見ながらコーヒーを飲んだ。
全く関係ない話だが、ネ○カフェゴールドブレンド。俺はインスタントコーヒーといえばこれしか飲めない。
コーヒーを飲み終え、歯を磨き、ワックスで髪の毛をセットした俺は中1から着てるかなり小さくなった学蘭を、ギブスで固定された右腕からゆっくり着て家を出た。
高校は家の近くにあり、自転車で10分走ればすぐに着く。
だが利き腕が使えなく、自転車走行は危険と判断して3学期が始まってからはずっと徒歩で通学していた。
俺はお気に入りの音楽を聴きながら、ああ今日も平和だなと思って閑静な住宅街を歩いていると、遠くのほうで中学生らしき人影がいくつか見えた。
近づいてよくみてみると、何やら殴り合いの喧嘩をしている様子だった。殴り合いといっても一方的な気もする。なんせ1対3だ。リンチだ。朝っぱらからしょーもないやつ等だ。
ん?
まさかとは思った。
3人組のほうは3人ともニキビ面の不細工な中学生だ。
だが一方的に殴られてるのはまぎれもなく俺が愛してやまない美少年だ。
ほぼ殴り返す気力をなくし、鼻や口のあたりから血を流し、それでも3人に立ち向かおうとしているその美少年は翔だった。
俺の頭の中で何かが切れる音がした。
翔には悪いが、翔は俺のものだと思っている。
自己中。それはわかっている。
翔が俺のことをどう思ってるのかわからない。
けど、翔に俺のことを好きになってもらいたいし、俺は翔を愛している。
俺の翔がリンチされている。不細工な面をしたデブ・チビ・金髪に殴られている。
許せない。
俺は翔を救うべく、現場に近づき3人に喧嘩を売ることにした。
「はいどうも~翔ちゃん救出隊で~す!そこの3人!俺の翔ちゃんに何をやってるんですか~??」
翔を殴っていた3人が一斉にこちらに振り向き、なんだこいつはという目で睨んできた。
『章吾!?』
翔が俺の名を叫んだ。その瞬間ドキっとした。
初めて名前を呼んでもらった。
さあこれから殴りあおうというときに3人のうちのチビが、こちらを睨んでいた目を緩め、突然震えだし口を開いた。
「あかん・・・逃げよう。」
「は!?なんでやねん!首突っ込んできたこの高校生どつかなあかんやろが!」
デブに続いて金髪もチビに反論する。
「そうやそうや!この高校生、腕ぶらさげてんのにつっかかってくるんやで!?」
ところが、チビの様子はやはりおかしい。
「お前らこの人知らんのか?俺らの学校のあの4個上の人やぞ?ええから黙って引き上げよう。ほら早く行くぞ。」
まあお前がそこまでゆうんやったら・・・とデブと金髪はチビと共に俺と翔のもとから離れていった。
正直、ほっとした。
なんせ利き腕が使えない以上、喧嘩で勝てる気がしなかった。
翔は地べたに座りこんでこちらを見ていた。
翔は至るところから出血して制服も汚されている。
不謹慎ながら俺はそんな翔に萌えた。いかにもやんちゃ少年という感じの翔。
翔が俺好みの少年に更に一歩近づいた。
俺は翔の横に座り込んだ。
はじめて翔と出会ったときと同じように、アスファルトの上に座り込んだ。
「翔、大丈夫か?」
『大丈夫なわけないやろ!こんな血だらけになってるんやぞ!何考えてんねん!』
「反省してまーす。」
『・・・また誰かの台詞パクってる。それ章吾が思ってるほど面白くないで??』
「まじ?」
『まじ』
俺は左腕を自分の頬につけ、口を縦に大きく開きムンクの叫びのようなポーズをとった。
『章吾まじでおもんない・・・ふふ・・・ふふふ』
どうやら翔は笑いをこらえているようだ。
しかし我慢できなくなったのか、とうとう吹き出した。ムンクの叫びが効いたようだ。
それを見て俺も笑けてきた。安心からの笑いだ。
どうやら翔はそんなに深刻な状態じゃないのかもしれない。
俺は笑い転げる翔の体を左手で強く掴んだ。
当然のように翔は笑いをとめ、こちらを見る。
『な、何すん「翔。何があったか知らんけどとりあえず今から学校いけ。
学校行って先生にちゃんとこのこと説明するんやで?そんでちゃんと手当てしてもらえ。」
『その前に一つ聞いていい?』
「なんや。」
聞かれることの予想はついていた。
『章吾って中学のときどんなんやったん?なんやあいつらの話聞いてたら
章吾ってかなり凄い人に思えるんやけど。』
数年前俺が中学生だったころ、この地域の中学校はかなり荒れていた。
特に中学校同士の抗争が激しかった。
俺はそういうのに関わりたくなかった。自分の学校の不良にさえ自分から近寄ろうとは
しなかった。だが中立はすぐに捨てた。
俺がその当時愛していた少年(今のその少年はストライクゾーン外だ)
が他の学校の不良共にかつあげされていたのを目撃した俺はその不良共を蹴散らし
そいつらの学校に一人で乗り込み、血まみれになりながらも学校間の抗争を終結させた。
俺は大したことをしたつもりはなかったが、それは今でもこの地域の中学生の間で伝説として語り継がれている。
「ま、学校のドンみたいなもんやったねん。なりたくてなったわけじゃないんやけどな。
そんなことよりはよ学校いけ。」
俺は翔に手を振りその場を立ち去ろうとした。
『あ、章吾!待って!』
「なんや?」
俺は立ち止まり耳を傾けた。
『助けてくれたお礼がしたいねん。だからまたこの前みたいにお願い一つ聞いてあげる。』
「まじでか!?」
俺は嬉しすぎて仕方がなかった。
この前はメアド交換をしたが今回は大胆にいこうと思った。
もっと翔に近づきたいからだ。
「ほなね、今晩俺の家泊まって。」
『え!?』
「だから、俺の家泊まってくれへん?」
少し間を置き翔は言った。『・・・お、俺みたいなんが泊まりにいってええの?』
「ええよ。学校終わったらメールして。ここ集合やで。」
『よっしゃわかった。メールする。ほな学校行くわ。』
「ほな。」
俺は急いで学校に向かった。案の定遅刻した。
翔のことで頭がいっぱいだった俺は全く授業に集中できなかった。
翔のことしか考えることができなかった。
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- ショタ小説
- 2010⁄08⁄13(Fri)
- 23:03
正義のヒーロースーパーボーイ
オチンチンがいいの?
中性的な美少年みずきは実は正義のヒーロースーパーボーイだ。普段は気が弱く、女の子にも泣かされる(ひどい時はブリーフと短パン奪われて下半身丸出しで泣きながら帰った)
小学六年生だがスーパーマンコスチュームに身を包んでスーパーパワーと頑丈な身体を使って悪人と戦っている
みずきは精神的に幼く、スーパーボーイとして女子小中学生のアイドルとしてちやほやされることで
「悪人なんかたいしたことないよ」とか慢心するようになってきた
しかしある日、まだむけてないみずきのオチンチンが弱点なのが敵にばれる
ある日悪人たちに襲われた銀行にスーパーボーイが駆けつけた
いつものように圧倒的なパワーと殴られても平気な身体で悪人たちを圧倒
ヤケクソでマシンガンを連射するがスーパーボーイは腰に手を当て、ニコッと可愛い笑顔で「そんなのぼくにはきかないよ」と余裕を見せて銃弾を跳ね返す
しかし銃弾の一発が赤いパンツのオチンチンのところに命中するとスーパーボーイの笑顔は消えた
「‥ウッ!」少し腰が引けた。違和感を感じて赤いパンツを引っ張って上から小さなオチンチンを眺めたがダメージは受けてない
そこにまたもそれた銃弾がオチンチンを直撃。銃弾に押される感触がスーパーボーイを苦しめた。
「‥アッ‥うん‥」六年生にもなって単3電池並のむけてないオチンチンには銃弾に耐える力はなかった
スーパーボーイは恥ずかしそうにうつむいて内股座りで床にへたりこんだ
(オチンチン撃たないでよ‥!おしっこが出る‥)
内股座りでうつむいて股間を押さえて苦しむ美少年のスーパーボーイはエロチックなコスチュームと相まって艶かしい
オチンチンは大きくなってしまったが、それでも六年生男子の平均より遥かにお粗末だ。さらに精通したてのため刺激に弱く、トロトロと精液をパンツの中にこぼした
おしっこだと思ってたのはみずきのDNAたっぷり入った精液だった
弱々しくへたりこんだ上に、赤いパンツや床にシミを作ったので悪人たちもやじうまも異変に気付いた
「コイツ、チンチン射ったらおとなしくなりやがった!」とニヤつきながら悪人たちが迫ってきた
オチンチンを狙われる危険を感じてスーパーボーイは無様にも銀行を見捨てて飛んで逃げた
サラサラの栗色の髪をなびかせてスーパーボーイは飛んで逃げた
涙でにじんで飛びにくかったが、自宅にベランダから帰るとみずきはスーパーボーイのコスチュームのまま、オチンチンをいじりだした
悔しさと同時に快感が込み上げてきた。すでにパンツの中に射精してたが、すぐさま勃起して覚えたてのオナニーをコスチュームのまま、ブーツも脱がすにだらしなく床に寝て始めた
片想いのクラスの女の子を脳内で辱しめて、みずきは射精した
(スーパーボーイなんて偉そうなこと言ってもオチンチンやられたらいつもの泣き虫みずきといっしょだよ‥)
みずきは天井を見ながらメソメソと泣き出した
オナニーで少し気分を晴らしてから着替えたが、スーパーガールである姉にパンツを汚したのを責められてみずみずしいお尻を何発も叩かれまた泣いた
その日の夜のニュースからスーパーボーイの敵前逃亡を責めたり、オチンチンが感じやすいことを責められて、みずきの幼い心はズタズタにされた
(ぼくはたくさんの人達を助けてきたのになんで‥一回逃げただけだよ‥オチンチンのことだって‥仕方ないじゃん!)
泣くことしかできないみずきは同時に、汚名返上しようと焦り出していた
みずき、いやスーパーボーイが悪の女ボスの手に落ちるまで時間はかからなかった
ある夜悪人たちが久々に動いた。人気の多い繁華街を襲った
わざと目立ってスーパーボーイを誘きだそうとしたのだ
みずきはニュース速報で知るとパジャマ、ブリーフを脱いで全裸になり、スーパーボーイのコスチュームを着た(まだ子どもなので自動的に着替えることができない)
久しぶりにスーパーボーイになったがみずきの不安は大きい
何回もパンツの中の小さなオチンチンを見つめた。
「大丈夫!オチンチンはやられない!」幼い顔をキッと引き締めて少年ヒーローとしての威厳を感じさせると、みずきは飛んで現場に向かった
繁華街に降り立つスーパーボーイに悪人たちよりもやじうまが騒ぎだした
「スーパーボーイだ!かわいい!」「でもあの子精液垂らして逃げたんでしょ?」「だらしないよな!」「オチンチン超小さいみたいだよ」
最初は腰に手を当てカッコよく構えてたスーパーボーイも赤面してうつむいて、オチンチンをパンツの上から手で隠した
「関係ないよ‥!」か細い声でスーパーボーイは抵抗するのが精一杯。世間の冷たさに涙が込み上げてきた
スーパーボーイは涙を拭いて健気に悪人たちと対峙した
「もうやめろー!ぼくが相手だ!」
しかし悪人たちはスーパーボーイの相手もせず、車で逃げた
この場から逃げる名目が出来てスーパーボーイは内心ほっとした。
両拳を握って右腕を伸ばし左腕は腰の辺りに曲げてスーパーボーイは飛んで追跡した
(絶対アジトを見つける!もう馬鹿にされたくない!)焦っているスーパーボーイをアジトまで誘導するのは簡単だった
町はずれの廃工場の中はぼんやり灯りが点いてる。スーパーボーイが悪人たちを追いかけてアジトに入ってきた
「もうあきらめなよ!」と悪人たちに迫ったその時。
「元気なボウヤね‥」奥から若い女の声がした。ブロンドのロングヘアー、セクシーなコスチューム、妖しい美貌はまだまだ少年のスーパーボーイを勃起させるのは簡単だった
(‥?女の人?なんで?‥きれいだなあ‥)
悪の女ボスの妖しい色気にみずきは免疫がなかった。
顔は赤面してうつむいて右腕はファイティングポーズを取ってるが、左手は赤いパンツの上から勃起したオチンチンを必死に押さえてる
(この人がボスかな?‥許せない!)という気持もあるがそれ以上に(なんでこんな時にオチンチンが‥!縮め!女の人に見られたら恥ずかしいよ!)
少年ヒーローとして下品な勃起姿を恥じらうスーパーボーイ。
女ボスは距離を詰めてきたが、刺激を受けやすい年頃のオチンチンは制御不能だった
女ボスは全てお見通しで、ニヤリと笑ってスーパーボーイの真横にくっついた
「なんでオチンチン触ってるのボク?」
スーパーボーイは観念しそうになったが気力で応えた
「な、なんでもないよ!女の人だからって‥」その言葉を遮るように女ボスの手は赤いパンツのウエスト部分を前に引っ張った
「い、いや!」横からパンツの中を除かれて真っ赤な顔で恥じらうスーパーボーイ。中性的な声がやらしい
パンツの中のオチンチンは単3電池程度の大きさだが、みずきなりの精一杯の勃起だった
「かわいいオチンチンだね~」と女ボスに言われてスーパーボーイは恥ずかしさと興奮を覚えた
うつむいて目を閉じて唇を噛んで精一杯の抵抗だ。
さっきまでファイティングポーズをとったりオチンチンを隠していた両腕はだらしなくダランと垂れている
「オチンチンいじっちゃおうか?」女ボスは指で小さくつまんだり、爪で未成熟のオチンチンをつついた
「やめ‥!アッ!‥ウッ!‥アン!アン!いやあ!」
正義の少年ヒーローとは思えない淫乱な叫び声をあげてスーパーボーイは悶絶した
腰が引けたり、突き出したり性欲の赴くままだった
経験豊富な女ボスの前ではスーパーボーイはただの小学生の男の子だった
乳白色の精液をだすのに時間はかからなかった
中性的な美少年みずきは実は正義のヒーロースーパーボーイだ。普段は気が弱く、女の子にも泣かされる(ひどい時はブリーフと短パン奪われて下半身丸出しで泣きながら帰った)
小学六年生だがスーパーマンコスチュームに身を包んでスーパーパワーと頑丈な身体を使って悪人と戦っている
みずきは精神的に幼く、スーパーボーイとして女子小中学生のアイドルとしてちやほやされることで
「悪人なんかたいしたことないよ」とか慢心するようになってきた
しかしある日、まだむけてないみずきのオチンチンが弱点なのが敵にばれる
ある日悪人たちに襲われた銀行にスーパーボーイが駆けつけた
いつものように圧倒的なパワーと殴られても平気な身体で悪人たちを圧倒
ヤケクソでマシンガンを連射するがスーパーボーイは腰に手を当て、ニコッと可愛い笑顔で「そんなのぼくにはきかないよ」と余裕を見せて銃弾を跳ね返す
しかし銃弾の一発が赤いパンツのオチンチンのところに命中するとスーパーボーイの笑顔は消えた
「‥ウッ!」少し腰が引けた。違和感を感じて赤いパンツを引っ張って上から小さなオチンチンを眺めたがダメージは受けてない
そこにまたもそれた銃弾がオチンチンを直撃。銃弾に押される感触がスーパーボーイを苦しめた。
「‥アッ‥うん‥」六年生にもなって単3電池並のむけてないオチンチンには銃弾に耐える力はなかった
スーパーボーイは恥ずかしそうにうつむいて内股座りで床にへたりこんだ
(オチンチン撃たないでよ‥!おしっこが出る‥)
内股座りでうつむいて股間を押さえて苦しむ美少年のスーパーボーイはエロチックなコスチュームと相まって艶かしい
オチンチンは大きくなってしまったが、それでも六年生男子の平均より遥かにお粗末だ。さらに精通したてのため刺激に弱く、トロトロと精液をパンツの中にこぼした
おしっこだと思ってたのはみずきのDNAたっぷり入った精液だった
弱々しくへたりこんだ上に、赤いパンツや床にシミを作ったので悪人たちもやじうまも異変に気付いた
「コイツ、チンチン射ったらおとなしくなりやがった!」とニヤつきながら悪人たちが迫ってきた
オチンチンを狙われる危険を感じてスーパーボーイは無様にも銀行を見捨てて飛んで逃げた
サラサラの栗色の髪をなびかせてスーパーボーイは飛んで逃げた
涙でにじんで飛びにくかったが、自宅にベランダから帰るとみずきはスーパーボーイのコスチュームのまま、オチンチンをいじりだした
悔しさと同時に快感が込み上げてきた。すでにパンツの中に射精してたが、すぐさま勃起して覚えたてのオナニーをコスチュームのまま、ブーツも脱がすにだらしなく床に寝て始めた
片想いのクラスの女の子を脳内で辱しめて、みずきは射精した
(スーパーボーイなんて偉そうなこと言ってもオチンチンやられたらいつもの泣き虫みずきといっしょだよ‥)
みずきは天井を見ながらメソメソと泣き出した
オナニーで少し気分を晴らしてから着替えたが、スーパーガールである姉にパンツを汚したのを責められてみずみずしいお尻を何発も叩かれまた泣いた
その日の夜のニュースからスーパーボーイの敵前逃亡を責めたり、オチンチンが感じやすいことを責められて、みずきの幼い心はズタズタにされた
(ぼくはたくさんの人達を助けてきたのになんで‥一回逃げただけだよ‥オチンチンのことだって‥仕方ないじゃん!)
泣くことしかできないみずきは同時に、汚名返上しようと焦り出していた
みずき、いやスーパーボーイが悪の女ボスの手に落ちるまで時間はかからなかった
ある夜悪人たちが久々に動いた。人気の多い繁華街を襲った
わざと目立ってスーパーボーイを誘きだそうとしたのだ
みずきはニュース速報で知るとパジャマ、ブリーフを脱いで全裸になり、スーパーボーイのコスチュームを着た(まだ子どもなので自動的に着替えることができない)
久しぶりにスーパーボーイになったがみずきの不安は大きい
何回もパンツの中の小さなオチンチンを見つめた。
「大丈夫!オチンチンはやられない!」幼い顔をキッと引き締めて少年ヒーローとしての威厳を感じさせると、みずきは飛んで現場に向かった
繁華街に降り立つスーパーボーイに悪人たちよりもやじうまが騒ぎだした
「スーパーボーイだ!かわいい!」「でもあの子精液垂らして逃げたんでしょ?」「だらしないよな!」「オチンチン超小さいみたいだよ」
最初は腰に手を当てカッコよく構えてたスーパーボーイも赤面してうつむいて、オチンチンをパンツの上から手で隠した
「関係ないよ‥!」か細い声でスーパーボーイは抵抗するのが精一杯。世間の冷たさに涙が込み上げてきた
スーパーボーイは涙を拭いて健気に悪人たちと対峙した
「もうやめろー!ぼくが相手だ!」
しかし悪人たちはスーパーボーイの相手もせず、車で逃げた
この場から逃げる名目が出来てスーパーボーイは内心ほっとした。
両拳を握って右腕を伸ばし左腕は腰の辺りに曲げてスーパーボーイは飛んで追跡した
(絶対アジトを見つける!もう馬鹿にされたくない!)焦っているスーパーボーイをアジトまで誘導するのは簡単だった
町はずれの廃工場の中はぼんやり灯りが点いてる。スーパーボーイが悪人たちを追いかけてアジトに入ってきた
「もうあきらめなよ!」と悪人たちに迫ったその時。
「元気なボウヤね‥」奥から若い女の声がした。ブロンドのロングヘアー、セクシーなコスチューム、妖しい美貌はまだまだ少年のスーパーボーイを勃起させるのは簡単だった
(‥?女の人?なんで?‥きれいだなあ‥)
悪の女ボスの妖しい色気にみずきは免疫がなかった。
顔は赤面してうつむいて右腕はファイティングポーズを取ってるが、左手は赤いパンツの上から勃起したオチンチンを必死に押さえてる
(この人がボスかな?‥許せない!)という気持もあるがそれ以上に(なんでこんな時にオチンチンが‥!縮め!女の人に見られたら恥ずかしいよ!)
少年ヒーローとして下品な勃起姿を恥じらうスーパーボーイ。
女ボスは距離を詰めてきたが、刺激を受けやすい年頃のオチンチンは制御不能だった
女ボスは全てお見通しで、ニヤリと笑ってスーパーボーイの真横にくっついた
「なんでオチンチン触ってるのボク?」
スーパーボーイは観念しそうになったが気力で応えた
「な、なんでもないよ!女の人だからって‥」その言葉を遮るように女ボスの手は赤いパンツのウエスト部分を前に引っ張った
「い、いや!」横からパンツの中を除かれて真っ赤な顔で恥じらうスーパーボーイ。中性的な声がやらしい
パンツの中のオチンチンは単3電池程度の大きさだが、みずきなりの精一杯の勃起だった
「かわいいオチンチンだね~」と女ボスに言われてスーパーボーイは恥ずかしさと興奮を覚えた
うつむいて目を閉じて唇を噛んで精一杯の抵抗だ。
さっきまでファイティングポーズをとったりオチンチンを隠していた両腕はだらしなくダランと垂れている
「オチンチンいじっちゃおうか?」女ボスは指で小さくつまんだり、爪で未成熟のオチンチンをつついた
「やめ‥!アッ!‥ウッ!‥アン!アン!いやあ!」
正義の少年ヒーローとは思えない淫乱な叫び声をあげてスーパーボーイは悶絶した
腰が引けたり、突き出したり性欲の赴くままだった
経験豊富な女ボスの前ではスーパーボーイはただの小学生の男の子だった
乳白色の精液をだすのに時間はかからなかった
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- 2010⁄08⁄13(Fri)
- 23:01
いらっしゃいませ
「いらっしゃいませ」
白いシャツに黒い蝶ネクタイをしめた、ジェルで髪を固めた男が
きっかり30度お辞儀をする。
俺はその男に軽く目礼して、後ろの脂ぎったオヤジたちに目前の部屋を示した。
「ここがそのレストランです」
俺の連れてきた男は3人で、はっきり言って接待だ。相手先の部長とその部下、
そして一人は俺の上司。先ほどのサービスマンが革靴を光らせながら近寄ってきて、
きりっとした声で「本日はいかがなさいますか」と言った。
「どんなのが好みですが?いろいろ種類があるんですよ。ここのウリなんです」
俺はそういいながら、サービスマンから渡されたメニューを一人ひとりに配った。
メニューには「細め」「太め」「中肉中背」「二重」「筋肉質」など
細かく書かれている。性格についても選ぶことができ、
「反抗的(※レイプが楽しめます)」なんていうのもある。
他の3人がそれぞれ好みのタイプを選ぶと、俺はそれをサービスマンにきちんと伝えた。
「あなた様はいかがなさいますか」
「んー、そうだな・・・接待なので、適当なやつでいいですよ。今日は楽しみに来たんじゃないので…」
「どうしますか。部屋を分けることもできますよ。もちろんこの部屋で、
他の人のを味見しながらというのも楽しめますが」
俺がすっかり油の浮いた3人の男に言った。
3人とも「私たちはこういうところは初めてだから、部屋を分けて欲しいね」
と言ってきた。恐らく打ち合わせをしてあったのだろう。
戻ってきたサービスマンに声を掛けると、彼は壁にあったいくつかのボタンを押し
即座に4つの小部屋と一つのホールを作ってくれた。
「まもなくお料理が参りますので、少々お待ちください。御用がございましたら、ホール中央の
ボタンを押してください」
サービスマンはそう言って慇懃に一礼し、どこかに消えてしまった。
俺は3人をそれぞれ小部屋に丁寧に押し込むと、自分の小部屋に入って
ネクタイを緩めた。
ここに来るのは3回目だ。正直、あまり好きにはなれない。
一番最初に来たときは、自分の好みズバリを選んでしまって
どうしてもダメだった。なんとか一口食ってみたが、やはり吐いてしまった。
そのときは別な会社の営業が連れてきてくれたのだが、
そいつは「すぐに慣れますよ。こういうものだと思えばね」と言って笑った。
二回目はだから、一番好きになれないタイプ、
ぶっちゃけると嫌いなヤツに似たのを選んだ。それならいけるかもしれないと思ったからだ。
思ったとおり吐き戻しはしなかったが、いい気持ちは最初だけだった。
最初。
遠慮がちなノックの音がした。
「し、失礼・・・します・・・」
「入って」
最初だけが楽しみかもしれない。俺は振り返って、入ってきた「もの」を見た。
真っ裸の、白い肌に、真っ黒なショートカットの細身の美少年がいた。
気の弱い性格設定らしく、少し震えて目が泳いでいる。
俺はほんとうはもうちょっと気の強そうなのが好きだ。
まあ、後のことを考えるとこれくらいがいいのかもしれない。
「おいで」
少年は俺の寝ているベッドの横まで歩いてきたので、
俺は腕を取ってくるりとその白い体を組み伏せた。
軽い。現実感のない体だった。少年は抗うことなく目をつぶって、
反射的になのか、シーツをぎゅっと握った。
体には陰毛の一本もない。ピンク色の男性器が露出している。
足を広げてやると、これまた美しいピンク色の尻の穴が見える。
本当に人間にそっくりだ。
彼ら――ここに組み伏せられている美少年、そして
上司たちの部屋に今きっといるだろう少年たち――は人間ではない。
人間と同じ姿をしているが、食用の人工生物である。
意識はあり、知能程度も幼児なみだが、人間とは認められていない。
もっぱら性欲処理用と食用になっている。このレストランは
その人工生物「ヒューマニクス」をフル活用したレストランで、
好みのヒューマニクスをまず性的に楽しんでから、その肉を料理にして出してくれるのだ。
彼らは誕生してから少量のタンパク質のみで成長するため、その肉は臭みがなく柔らかい。
だが、俺はどうしても人間を食っているような気がして、好きになれない。
肉だけならスーパーでも売っているが、それさえ俺はわざわざ食べたくはない。
「あの・・・お気に召しませんか」
少年が震えながらそっと尋ねてきた。
俺は我に返って少年を見た。泣きそうな顔をしている。
「ぼく・・・一度、返品されたんです・・・こんなつまらないのは、いらないって・・・
あの・・・ぼく、だめですか?」
少年は声をくぐもらせながら、小刻みに震える手で俺のベルトを外しにかかった。
「お客様を、気持ちよくできないと、すぐに肉にするぞって・・・あの、ぼく・・・
がんばりますから・・・」
少年は俺の性器をなんとか引き出すと、薄紅色の形のよい唇でそっと包んだ。
「んぅ・・・ひもちい、れすか?ん・・・」
いかにも慣れない手つきだ。これまでの二回は、どちらもそこそこ手馴れていた。
それが普通だと思っていたが、考えてみればどうやってそういう技術を身につけたのだろう。
「・・・こういうの、誰から教わるの?」
「・・・はんっ・・・ん・・・ぼくたち、しけんかん?から出ると、そういうビデオ、見ます。
でも、ぼくは・・・あんまりうまくできなくって・・・」
少年はもう一度深く俺のチンポを咥え直すと、より深くのどを使い始めた。
「うぐっ、がほっ、す、すみませ・・・」
「・・・俺で何人目?」
目のふちに涙を溜めて、えづきながら必死で大きくなり始めた俺のチンポを舐める少年を見ていると、
たまらなくなった。
「二人目・・・」
「――こっちは?」
「あっ」
少年の口から無理にチンポを引き抜き、足を抱え込むと、
ピンクの尻穴が天井を向いた。人差し指でくるりとなぞると、その穴はヒクヒクと波打った。
「ヒッ・・・ん、してない、です。口だけで、ダメだって言われたから・・・」
「こんなのはもうされた?」
べろをその穴に押し当てる。こじ入れる。
「うあっ・・・さ、れ、て、な・・・あああっ」
舌を千切られそうなくらいに締め付けられる。ローションをたっぷり使わないといけない。
サイドボードにあったローションを手に取る。ここの付属のローションはなかなかいい。
たっぷりと穴に注いで指を入れてやる。せわしなく締め付けと弛緩を繰り返す肉の中に
ゆっくりと俺の指が埋まってゆく。少年は白い壁を見て口をぱくぱく動かしている。
声にもならないのか。
ヒューマニクスは性感帯もあるし、射精もする。人工生物だから、膣を備えたものまであるくらいだ。
そして普通の人間よりも敏感で淫乱。うまく作ったものだ。
前立腺を探し当て、しつこく指の腹でこすりあげると、彼は無意識なのか
俺のワイシャツを握り締めて力いっぱい自分のほうに引き寄せた。
「あああっ!や・・・んーっん!あああん」
腰がガクガクと震えている。彼のピンクの性器がますます赤味を帯び、透明な液をとろとろと流している。
中指と人差し指が抵抗なく入るくらいに緩んだので、
俺は自分のチンポをその潤んだ穴にあてがった。少しきついくらのほうがいい。
「・・・・・・い・・・」
ギチギチとチンポは中に入っていった。さすがに少年は顔をしかめて
涙をにじませたが、抵抗はしなかった。光を失った目でうつろに俺の顔を見た。
「痛い?」
痛いに決まっている。彼らには痛覚もある。だが俺は彼の感想を聞いてみたくて
わざと問いかけた。
「い・・・あの・・・は」
「ん?言ってごらん」
「あ、なたは・・・きもちい、ですか?ぼく・・・あなたを、きもちよくできてます、か?」
俺は一瞬頭が真っ白になってしまって、目の前の少年の髪に手をやった。
さらさらとひんやりした髪だった。
頬に触れた。滑らかな柔らかい頬だった。
「気持ちよく、ないんですか…」
大きな目からほろりとついに涙が一筋流れ落ちた。
俺はとっさにその唇を吸い、激しく腰を打ち込んだ。
「んぐっ!んっ、んっ、んー!」
熱い肉の壁は俺のチンポをビクビクと締め付けた。俺は叩き込むように
チンポをねじこみ、えぐり、食らい付いた。
「ひあっ!ん!あっ!や・・・」
少年はからだをのけぞらせ、顔を不自然にひねって喘いだ。腰が次第にいやらしく揺らめいて、
感じるところに俺のチンポを導いていく。ぐちぐちという粘液の音が部屋を満たしている。
「はあっ!あん!あ、ああ、」
「・・・どんな、気持ち・・・?」
「いいっ・・・あ、もっと!んんっ、して・・・!」
「変な、気持ち・・・?」
「う、ん・・・と、ける・・・いい・・・ようっ・・・」
ヒクッヒクッと強く締め付けられ、俺は限界を感じた。
「イクよ?」
「な・・・わかんな・・・ダメ・・になちゃ・・」
ビクンビクンと彼が大きく体を震わせた。ほとんど同時に俺も彼の中に吐精した。
彼がぐったりと放心している間、俺は壁に埋め込まれているモニタを見てみた。
実は各小部屋の様子が見られるようになっている。
まず自分の上司を見てみた。短髪の少年の背中に
ナメクジのように自分の体を這わせて後ろから入れているようだ。
『ケツマンコ気持ちいいだろう?ん?ホレ、ズコバコしてくださいって言いなさい』
相手の少年の顔はこちらからではよく見えない。上司のでっぷりと肥えた腹と
紫色に近いくらい上気したにやけた顔が見える。すっかりエロオヤジだ。
チャンネルを回す。取引先の部長の方が映る。部長は少年を
ベッドに横たわらせて、その股の間に顔を埋めている。ぺちゃぺちゃと音が
コンスタントに響いている。少年は何も言わない。その無反応が性格設定によるものなのか、
単に気持ちよくないだけなのかはわからないが、ともかく部長は
夢中で彼のチンポをしゃぶっている。
チャンネルをまた切り替える。その部下の方の小部屋。
『いやーーーーっ』
『大人しくしろ!豚め!』
少年は青あざだらけになっている。気弱で真面目そうに見えた部下のほうは、
髪を振り乱して少年を押さえつけている。ベッドは茶色っぽい汚れが
そこここについていて、よく見ると少年の足の間からまだ鮮血が滴っていた。
『舐めろよオラ。舐めろ!殺すぞ?あ?』
少年の髪を掴んで顔をあげさせ、すでに腫れあがってしまっているその頬を
また殴った。
『ううーーっ』
少年は泣きながらベッドに倒れこむ・・・
見ていられなくてチャンネルを回した。あんなやつだったのか・・・
モニタには、しかめっ面をして肩に毛布を引っ掛けた俺と
その横に腰掛ける少年が映った。
「起きたのか」
少年が隣に来ていることにそれで初めて気がついて、声を掛けると
少年はこっくりと頷いた。
「気持ちよかったですか?」
また聞かれたので、俺は「気持ちよかったよ」と返事をした。
少年は少し笑ったけど、晴れ晴れとした笑顔ではなかった。
「よかった・・・。ぼくも、気持ちよかったです。
肉になる前に、お客さんに会えて、よかった、な。
今の子・・・56号なんだけど、痛そうだったね・・・」
「56号?名前があるの?」
「名前じゃないです・・・番号があって。しけんかんから、出てきた順番・・・
ぼくは、31号。」
「そっか・・・」
「あの・・・でも、お客さんが、そういうのがいいなら、
ぼくのこと・・・殴ってもいいです・・・」
「痛いの嫌じゃない?」
「ん・・・でも・・・痛くして欲しい・・・かも」
俺は彼の目をふと覗き込んだ。少年はちらと俺を見返してまた目を伏せた。
「どうして?」
そういう性格設定の子なんだろうか?マゾヒスティックな?
「だって・・・あの・・・・・・お客さんの、好きにしてください・・・」
ピンポン、と明るい音が場違いに響いた。アナウンサーのような
歯切れのよい男の声が続いて流れ出した。
『最初のお楽しみはお済でしょうか。よろしければ、お食事の準備をさせていただきます。
お済でない方は、ベッドの横にある黄色のボタンを押してお知らせください。
30分後にお伺いいたします』
「痛くして欲しい?」
少年はもじもじと身じろぎをした。ピンク色のちんぽが少し膨らんで、
見る間に透明な液をとろりと吐き出した。
俺はキイロのボタンに軽く触れ、少年に手を伸ばした。
しかし、殴ったり蹴ったりはしたくなかった。
さっきの56号の痛々しい様子が頭に残っていた。
無論彼らは人間ではないので、たとえプレイ中に殺してしまってもいい。
それでもやはり、気持ちのいいものではなかった。
俺は少年の体をベッドから下ろし、両手をベッドにつかせた。
白い細い尻から、どろっと俺の精液が伝い落ちた。
俺はいきなりその尻穴に突き入れた。
「んはっ!あ・・・」
少年はすぐに体勢を崩して、上半身をベッドに投げ出す形になった。
力任せに奥まで入れる。腸壁を引きずり出すくらいに思い切り体を引く。
ベッドのふちのせいで少年は逃げることができない。指が真っ白になるくらい
強くシーツを掴んでいる。
「んん、いっ!ん」
俺の侵入を拒んでか、尻穴が固く締め付けられる。痛いくらいだ。
それでもガンガン突き入れる。いい体だ。
やがて少年は力尽きたのか、声も上げなくなってしまったので、
そこで一旦やめた。
モニタが切り替わっていないことに気がついた。
俺は彼の体を仰向けにすると、その幼いチンポを口に含んだ。
「ひっ」
「モニタを見て」
「あっ・・・」
恥ずかしいのか、彼は必死で逃れようと、体をずらしにかかったが、
吸ったりカリ首を舐め上げたりするたびに力を失って、
小刻みに震えながら俺の口に射精した。
「ふあっ・・・ごめんなさ・・・」
「こんなビデオ見せられるの?」
31号はこっくりと頷いた。
「舐めるのは、ぼくたちのほうだけど・・・何種類か、見ます。
アナルセックスのことも、ちょっと」
アナルセックス、という単語が彼の口から出たことに驚いた。
「そんなことも勉強するの?」
「はい・・・自分で、動く、とか」
「どんなの?」
彼は少し逡巡した後、俺に「仰向けに寝てください」と言った。
言われたとおりにすると、彼はまず俺の体液に塗れたチンポを
丁寧に舐めた。やはりぎこちなかったが、さっき射精に至らなかったせいもあって、
すぐに芯が入った。
彼は一つ一つ確かめるように、自分の尻の穴に俺のチンポをあてがい、
そっと腰を下ろした。すっかりほぐれたその穴に、ぬるりと入った。
そして彼は深呼吸を一つしてから、腰を使い始めた。
やはりそれはフェラチオと同じくらいぎこちなくて、
すぐに抜けてしまう。彼は必死の形相で位置を直し、
体をゆらすが、うまくいかない。
俺は笑ってしまって、彼の肩を抑えた。
両手で彼の腰をがっちりと固定する。
腰を突き上げてやる。
「ひうっ」
集中したためか、萎えて小さくなっている彼のチンポをしごいてやる。
いやいやをするように彼の手が俺の手を止めようとするが、
全く力が入っていないので、俺はますます速度を速める。
突き上げるたびに彼の白い細いからだがビクンと脈打つ。モニタにそれが映る。
とろけそうな彼の顔を見ることができる。
「あ、はあ、また、あ、あ・・・」
ガクンガクンと体が揺れ、俺の手の中にあったチンポの先から
精液がぷっくりと吐き出された。俺ももう一度彼の中に射精した。
「痛かった?」
俺がぐったりと体を投げ出している少年に聞くと、
彼は目を開けて俺を見上げた。
「痛くなかった・・・ちょっと痛かったけど、もっと気持ちよかった・・・」
「本当は、殴ったりとかして欲しいの?」
「ううん・・・」
俺はチャンネルを回した。他の3人はもう食事の準備に移っていた。
『お食事の用意ができました。ホールで皆さんで召し上がることができます』
上司たちはそれぞれ部屋を出て行った。俺はホールの映像に切り替えた。
『どの部位を注文しましたかな?』
『やっぱりアレでしょう。ち・ん・ち・ん。精力もつきそうじゃないですか?』
『私は尻の肉のソテーも頼みましたよ。脂がのっておいしいらしいじゃないですか』
『いや、実はねえ、最中に思わず太ももに噛み付いてしまいましてな。
焼いてもらうことにしました。私の歯型がついてくるはずです』
『このヒューマニクスというやつは、何をやっても暴れなくていいですね』
『そうですねえ。女房なんかより数段いいよね。締まりもいいし、新鮮だしね、ハハ』
『実はね、首を絞めて殺してしまったんですよ。ウフフ。
息の根が止まる寸前ですか、すごく締め付けてきてねえ。一度やってみたかったんです。
人間だったらそんなプレイ怖くてなかなかね。でも合法ですよ。
病み付きになっちゃいそうですよ』
『気をつけてくださいよお~。間違ってつい奥さんを!なーんてね!』
「・・・本当は、痛くして欲しかった、かな・・・」
一緒にモニタを見つめていた31号が言った。
「だって・・・ぼく、お肉にならなきゃいけない、でしょ。
痛いほうが・・・56号みたいに、されたら・・・もうお肉になっちゃいたいなあって
思うと思わない?」
俺は言葉がなかった。
「気持ちいいと・・・もっとしたく、なっちゃうでしょ・・・・・・
・・・でも、いっぱいしてもらったのかな・・・ぼく、お客さんに食べられるなら、いいかも・・・」
ピンポン、とまた例の音が鳴った。
『お客様、30分が経過しました。食材を引き取ってもよろしゅうございますか?』
モニタの中では男たちが口の周りをべたべたにして
笑いながら肉を食っている。
『おチンポのこのプルっとした感じがまたいいですなあ』
『こちらもジューシーでいけますよ』
俺はマイクのスイッチを入れた。
「あの・・・持ち帰りはできるんですか?」
『お肉のお持ち帰りでございますか?ご希望なら、部位をお取りわけしますが』
「えーと、肉っていうか、その、ヒューマニクスを、生きたままっていうか」
『ええ・・・お客様、あいにく、その、当店はレストランであってですね、
そういったサービスは、ちょっと・・・』
「どうしてダメなんですか?どうせ俺の腹に入るなら、食わないで
持って帰ったっていいでしょう」
『・・・少々お待ちください。確認してまいります・・・』
31号は不安そうに俺を見た。なかなかかわいい顔をしている。
『お待たせしました、お客様・・・ええと、お持ち帰りになられてもですね、
そちらは食用のヒューマニクスでありますので、寿命が安定しておりません。
また、返品等はお受けいたしかねますので、処分の際は
お近くの生肉店等にご連絡ください。えー・・・ヒューマニクスが死亡した場合、
人間と間違えられる可能性がありますので、遺棄は禁止となっております。
ヒューマニクスのタグを同梱の上、動物用の焼却場にて処理してください。
また、ですね、その・・・先ほども申し上げましたとおり、
当店はあくまで食材を選べるレストランですので、
食材の持ち帰りは例外でございます。他言無用の上、
ご自宅に持ち帰られた後も、当店からの持ち出し品であることは
伏せていただくようお願いいたします』
「帰ろうか」
俺は彼の白い体に上着をかけた。
31号は首をかしげて俺を見た。「食べないの?」
「うん。一緒に暮らそう」
「くらそう?くらそうってどういうこと」
「肉にならないで、気持ちいいことをいっぱいするっていうことだよ」
まずは名前を考えなければならない。服も用意しないと。
サービスマンがタグを持ってやって来たので、多目のチップを代わりに渡してやった。
「本日は、ご利用ありがとうございました」
「あの3人にはいいように言っておいて。領収証は会社へ」
「かしこまりました。またのご利用をお待ちしております」
もう俺はこないと思うけど。
俺は柔らかい白い手を引いて、タクシーを拾った。
白いシャツに黒い蝶ネクタイをしめた、ジェルで髪を固めた男が
きっかり30度お辞儀をする。
俺はその男に軽く目礼して、後ろの脂ぎったオヤジたちに目前の部屋を示した。
「ここがそのレストランです」
俺の連れてきた男は3人で、はっきり言って接待だ。相手先の部長とその部下、
そして一人は俺の上司。先ほどのサービスマンが革靴を光らせながら近寄ってきて、
きりっとした声で「本日はいかがなさいますか」と言った。
「どんなのが好みですが?いろいろ種類があるんですよ。ここのウリなんです」
俺はそういいながら、サービスマンから渡されたメニューを一人ひとりに配った。
メニューには「細め」「太め」「中肉中背」「二重」「筋肉質」など
細かく書かれている。性格についても選ぶことができ、
「反抗的(※レイプが楽しめます)」なんていうのもある。
他の3人がそれぞれ好みのタイプを選ぶと、俺はそれをサービスマンにきちんと伝えた。
「あなた様はいかがなさいますか」
「んー、そうだな・・・接待なので、適当なやつでいいですよ。今日は楽しみに来たんじゃないので…」
「どうしますか。部屋を分けることもできますよ。もちろんこの部屋で、
他の人のを味見しながらというのも楽しめますが」
俺がすっかり油の浮いた3人の男に言った。
3人とも「私たちはこういうところは初めてだから、部屋を分けて欲しいね」
と言ってきた。恐らく打ち合わせをしてあったのだろう。
戻ってきたサービスマンに声を掛けると、彼は壁にあったいくつかのボタンを押し
即座に4つの小部屋と一つのホールを作ってくれた。
「まもなくお料理が参りますので、少々お待ちください。御用がございましたら、ホール中央の
ボタンを押してください」
サービスマンはそう言って慇懃に一礼し、どこかに消えてしまった。
俺は3人をそれぞれ小部屋に丁寧に押し込むと、自分の小部屋に入って
ネクタイを緩めた。
ここに来るのは3回目だ。正直、あまり好きにはなれない。
一番最初に来たときは、自分の好みズバリを選んでしまって
どうしてもダメだった。なんとか一口食ってみたが、やはり吐いてしまった。
そのときは別な会社の営業が連れてきてくれたのだが、
そいつは「すぐに慣れますよ。こういうものだと思えばね」と言って笑った。
二回目はだから、一番好きになれないタイプ、
ぶっちゃけると嫌いなヤツに似たのを選んだ。それならいけるかもしれないと思ったからだ。
思ったとおり吐き戻しはしなかったが、いい気持ちは最初だけだった。
最初。
遠慮がちなノックの音がした。
「し、失礼・・・します・・・」
「入って」
最初だけが楽しみかもしれない。俺は振り返って、入ってきた「もの」を見た。
真っ裸の、白い肌に、真っ黒なショートカットの細身の美少年がいた。
気の弱い性格設定らしく、少し震えて目が泳いでいる。
俺はほんとうはもうちょっと気の強そうなのが好きだ。
まあ、後のことを考えるとこれくらいがいいのかもしれない。
「おいで」
少年は俺の寝ているベッドの横まで歩いてきたので、
俺は腕を取ってくるりとその白い体を組み伏せた。
軽い。現実感のない体だった。少年は抗うことなく目をつぶって、
反射的になのか、シーツをぎゅっと握った。
体には陰毛の一本もない。ピンク色の男性器が露出している。
足を広げてやると、これまた美しいピンク色の尻の穴が見える。
本当に人間にそっくりだ。
彼ら――ここに組み伏せられている美少年、そして
上司たちの部屋に今きっといるだろう少年たち――は人間ではない。
人間と同じ姿をしているが、食用の人工生物である。
意識はあり、知能程度も幼児なみだが、人間とは認められていない。
もっぱら性欲処理用と食用になっている。このレストランは
その人工生物「ヒューマニクス」をフル活用したレストランで、
好みのヒューマニクスをまず性的に楽しんでから、その肉を料理にして出してくれるのだ。
彼らは誕生してから少量のタンパク質のみで成長するため、その肉は臭みがなく柔らかい。
だが、俺はどうしても人間を食っているような気がして、好きになれない。
肉だけならスーパーでも売っているが、それさえ俺はわざわざ食べたくはない。
「あの・・・お気に召しませんか」
少年が震えながらそっと尋ねてきた。
俺は我に返って少年を見た。泣きそうな顔をしている。
「ぼく・・・一度、返品されたんです・・・こんなつまらないのは、いらないって・・・
あの・・・ぼく、だめですか?」
少年は声をくぐもらせながら、小刻みに震える手で俺のベルトを外しにかかった。
「お客様を、気持ちよくできないと、すぐに肉にするぞって・・・あの、ぼく・・・
がんばりますから・・・」
少年は俺の性器をなんとか引き出すと、薄紅色の形のよい唇でそっと包んだ。
「んぅ・・・ひもちい、れすか?ん・・・」
いかにも慣れない手つきだ。これまでの二回は、どちらもそこそこ手馴れていた。
それが普通だと思っていたが、考えてみればどうやってそういう技術を身につけたのだろう。
「・・・こういうの、誰から教わるの?」
「・・・はんっ・・・ん・・・ぼくたち、しけんかん?から出ると、そういうビデオ、見ます。
でも、ぼくは・・・あんまりうまくできなくって・・・」
少年はもう一度深く俺のチンポを咥え直すと、より深くのどを使い始めた。
「うぐっ、がほっ、す、すみませ・・・」
「・・・俺で何人目?」
目のふちに涙を溜めて、えづきながら必死で大きくなり始めた俺のチンポを舐める少年を見ていると、
たまらなくなった。
「二人目・・・」
「――こっちは?」
「あっ」
少年の口から無理にチンポを引き抜き、足を抱え込むと、
ピンクの尻穴が天井を向いた。人差し指でくるりとなぞると、その穴はヒクヒクと波打った。
「ヒッ・・・ん、してない、です。口だけで、ダメだって言われたから・・・」
「こんなのはもうされた?」
べろをその穴に押し当てる。こじ入れる。
「うあっ・・・さ、れ、て、な・・・あああっ」
舌を千切られそうなくらいに締め付けられる。ローションをたっぷり使わないといけない。
サイドボードにあったローションを手に取る。ここの付属のローションはなかなかいい。
たっぷりと穴に注いで指を入れてやる。せわしなく締め付けと弛緩を繰り返す肉の中に
ゆっくりと俺の指が埋まってゆく。少年は白い壁を見て口をぱくぱく動かしている。
声にもならないのか。
ヒューマニクスは性感帯もあるし、射精もする。人工生物だから、膣を備えたものまであるくらいだ。
そして普通の人間よりも敏感で淫乱。うまく作ったものだ。
前立腺を探し当て、しつこく指の腹でこすりあげると、彼は無意識なのか
俺のワイシャツを握り締めて力いっぱい自分のほうに引き寄せた。
「あああっ!や・・・んーっん!あああん」
腰がガクガクと震えている。彼のピンクの性器がますます赤味を帯び、透明な液をとろとろと流している。
中指と人差し指が抵抗なく入るくらいに緩んだので、
俺は自分のチンポをその潤んだ穴にあてがった。少しきついくらのほうがいい。
「・・・・・・い・・・」
ギチギチとチンポは中に入っていった。さすがに少年は顔をしかめて
涙をにじませたが、抵抗はしなかった。光を失った目でうつろに俺の顔を見た。
「痛い?」
痛いに決まっている。彼らには痛覚もある。だが俺は彼の感想を聞いてみたくて
わざと問いかけた。
「い・・・あの・・・は」
「ん?言ってごらん」
「あ、なたは・・・きもちい、ですか?ぼく・・・あなたを、きもちよくできてます、か?」
俺は一瞬頭が真っ白になってしまって、目の前の少年の髪に手をやった。
さらさらとひんやりした髪だった。
頬に触れた。滑らかな柔らかい頬だった。
「気持ちよく、ないんですか…」
大きな目からほろりとついに涙が一筋流れ落ちた。
俺はとっさにその唇を吸い、激しく腰を打ち込んだ。
「んぐっ!んっ、んっ、んー!」
熱い肉の壁は俺のチンポをビクビクと締め付けた。俺は叩き込むように
チンポをねじこみ、えぐり、食らい付いた。
「ひあっ!ん!あっ!や・・・」
少年はからだをのけぞらせ、顔を不自然にひねって喘いだ。腰が次第にいやらしく揺らめいて、
感じるところに俺のチンポを導いていく。ぐちぐちという粘液の音が部屋を満たしている。
「はあっ!あん!あ、ああ、」
「・・・どんな、気持ち・・・?」
「いいっ・・・あ、もっと!んんっ、して・・・!」
「変な、気持ち・・・?」
「う、ん・・・と、ける・・・いい・・・ようっ・・・」
ヒクッヒクッと強く締め付けられ、俺は限界を感じた。
「イクよ?」
「な・・・わかんな・・・ダメ・・になちゃ・・」
ビクンビクンと彼が大きく体を震わせた。ほとんど同時に俺も彼の中に吐精した。
彼がぐったりと放心している間、俺は壁に埋め込まれているモニタを見てみた。
実は各小部屋の様子が見られるようになっている。
まず自分の上司を見てみた。短髪の少年の背中に
ナメクジのように自分の体を這わせて後ろから入れているようだ。
『ケツマンコ気持ちいいだろう?ん?ホレ、ズコバコしてくださいって言いなさい』
相手の少年の顔はこちらからではよく見えない。上司のでっぷりと肥えた腹と
紫色に近いくらい上気したにやけた顔が見える。すっかりエロオヤジだ。
チャンネルを回す。取引先の部長の方が映る。部長は少年を
ベッドに横たわらせて、その股の間に顔を埋めている。ぺちゃぺちゃと音が
コンスタントに響いている。少年は何も言わない。その無反応が性格設定によるものなのか、
単に気持ちよくないだけなのかはわからないが、ともかく部長は
夢中で彼のチンポをしゃぶっている。
チャンネルをまた切り替える。その部下の方の小部屋。
『いやーーーーっ』
『大人しくしろ!豚め!』
少年は青あざだらけになっている。気弱で真面目そうに見えた部下のほうは、
髪を振り乱して少年を押さえつけている。ベッドは茶色っぽい汚れが
そこここについていて、よく見ると少年の足の間からまだ鮮血が滴っていた。
『舐めろよオラ。舐めろ!殺すぞ?あ?』
少年の髪を掴んで顔をあげさせ、すでに腫れあがってしまっているその頬を
また殴った。
『ううーーっ』
少年は泣きながらベッドに倒れこむ・・・
見ていられなくてチャンネルを回した。あんなやつだったのか・・・
モニタには、しかめっ面をして肩に毛布を引っ掛けた俺と
その横に腰掛ける少年が映った。
「起きたのか」
少年が隣に来ていることにそれで初めて気がついて、声を掛けると
少年はこっくりと頷いた。
「気持ちよかったですか?」
また聞かれたので、俺は「気持ちよかったよ」と返事をした。
少年は少し笑ったけど、晴れ晴れとした笑顔ではなかった。
「よかった・・・。ぼくも、気持ちよかったです。
肉になる前に、お客さんに会えて、よかった、な。
今の子・・・56号なんだけど、痛そうだったね・・・」
「56号?名前があるの?」
「名前じゃないです・・・番号があって。しけんかんから、出てきた順番・・・
ぼくは、31号。」
「そっか・・・」
「あの・・・でも、お客さんが、そういうのがいいなら、
ぼくのこと・・・殴ってもいいです・・・」
「痛いの嫌じゃない?」
「ん・・・でも・・・痛くして欲しい・・・かも」
俺は彼の目をふと覗き込んだ。少年はちらと俺を見返してまた目を伏せた。
「どうして?」
そういう性格設定の子なんだろうか?マゾヒスティックな?
「だって・・・あの・・・・・・お客さんの、好きにしてください・・・」
ピンポン、と明るい音が場違いに響いた。アナウンサーのような
歯切れのよい男の声が続いて流れ出した。
『最初のお楽しみはお済でしょうか。よろしければ、お食事の準備をさせていただきます。
お済でない方は、ベッドの横にある黄色のボタンを押してお知らせください。
30分後にお伺いいたします』
「痛くして欲しい?」
少年はもじもじと身じろぎをした。ピンク色のちんぽが少し膨らんで、
見る間に透明な液をとろりと吐き出した。
俺はキイロのボタンに軽く触れ、少年に手を伸ばした。
しかし、殴ったり蹴ったりはしたくなかった。
さっきの56号の痛々しい様子が頭に残っていた。
無論彼らは人間ではないので、たとえプレイ中に殺してしまってもいい。
それでもやはり、気持ちのいいものではなかった。
俺は少年の体をベッドから下ろし、両手をベッドにつかせた。
白い細い尻から、どろっと俺の精液が伝い落ちた。
俺はいきなりその尻穴に突き入れた。
「んはっ!あ・・・」
少年はすぐに体勢を崩して、上半身をベッドに投げ出す形になった。
力任せに奥まで入れる。腸壁を引きずり出すくらいに思い切り体を引く。
ベッドのふちのせいで少年は逃げることができない。指が真っ白になるくらい
強くシーツを掴んでいる。
「んん、いっ!ん」
俺の侵入を拒んでか、尻穴が固く締め付けられる。痛いくらいだ。
それでもガンガン突き入れる。いい体だ。
やがて少年は力尽きたのか、声も上げなくなってしまったので、
そこで一旦やめた。
モニタが切り替わっていないことに気がついた。
俺は彼の体を仰向けにすると、その幼いチンポを口に含んだ。
「ひっ」
「モニタを見て」
「あっ・・・」
恥ずかしいのか、彼は必死で逃れようと、体をずらしにかかったが、
吸ったりカリ首を舐め上げたりするたびに力を失って、
小刻みに震えながら俺の口に射精した。
「ふあっ・・・ごめんなさ・・・」
「こんなビデオ見せられるの?」
31号はこっくりと頷いた。
「舐めるのは、ぼくたちのほうだけど・・・何種類か、見ます。
アナルセックスのことも、ちょっと」
アナルセックス、という単語が彼の口から出たことに驚いた。
「そんなことも勉強するの?」
「はい・・・自分で、動く、とか」
「どんなの?」
彼は少し逡巡した後、俺に「仰向けに寝てください」と言った。
言われたとおりにすると、彼はまず俺の体液に塗れたチンポを
丁寧に舐めた。やはりぎこちなかったが、さっき射精に至らなかったせいもあって、
すぐに芯が入った。
彼は一つ一つ確かめるように、自分の尻の穴に俺のチンポをあてがい、
そっと腰を下ろした。すっかりほぐれたその穴に、ぬるりと入った。
そして彼は深呼吸を一つしてから、腰を使い始めた。
やはりそれはフェラチオと同じくらいぎこちなくて、
すぐに抜けてしまう。彼は必死の形相で位置を直し、
体をゆらすが、うまくいかない。
俺は笑ってしまって、彼の肩を抑えた。
両手で彼の腰をがっちりと固定する。
腰を突き上げてやる。
「ひうっ」
集中したためか、萎えて小さくなっている彼のチンポをしごいてやる。
いやいやをするように彼の手が俺の手を止めようとするが、
全く力が入っていないので、俺はますます速度を速める。
突き上げるたびに彼の白い細いからだがビクンと脈打つ。モニタにそれが映る。
とろけそうな彼の顔を見ることができる。
「あ、はあ、また、あ、あ・・・」
ガクンガクンと体が揺れ、俺の手の中にあったチンポの先から
精液がぷっくりと吐き出された。俺ももう一度彼の中に射精した。
「痛かった?」
俺がぐったりと体を投げ出している少年に聞くと、
彼は目を開けて俺を見上げた。
「痛くなかった・・・ちょっと痛かったけど、もっと気持ちよかった・・・」
「本当は、殴ったりとかして欲しいの?」
「ううん・・・」
俺はチャンネルを回した。他の3人はもう食事の準備に移っていた。
『お食事の用意ができました。ホールで皆さんで召し上がることができます』
上司たちはそれぞれ部屋を出て行った。俺はホールの映像に切り替えた。
『どの部位を注文しましたかな?』
『やっぱりアレでしょう。ち・ん・ち・ん。精力もつきそうじゃないですか?』
『私は尻の肉のソテーも頼みましたよ。脂がのっておいしいらしいじゃないですか』
『いや、実はねえ、最中に思わず太ももに噛み付いてしまいましてな。
焼いてもらうことにしました。私の歯型がついてくるはずです』
『このヒューマニクスというやつは、何をやっても暴れなくていいですね』
『そうですねえ。女房なんかより数段いいよね。締まりもいいし、新鮮だしね、ハハ』
『実はね、首を絞めて殺してしまったんですよ。ウフフ。
息の根が止まる寸前ですか、すごく締め付けてきてねえ。一度やってみたかったんです。
人間だったらそんなプレイ怖くてなかなかね。でも合法ですよ。
病み付きになっちゃいそうですよ』
『気をつけてくださいよお~。間違ってつい奥さんを!なーんてね!』
「・・・本当は、痛くして欲しかった、かな・・・」
一緒にモニタを見つめていた31号が言った。
「だって・・・ぼく、お肉にならなきゃいけない、でしょ。
痛いほうが・・・56号みたいに、されたら・・・もうお肉になっちゃいたいなあって
思うと思わない?」
俺は言葉がなかった。
「気持ちいいと・・・もっとしたく、なっちゃうでしょ・・・・・・
・・・でも、いっぱいしてもらったのかな・・・ぼく、お客さんに食べられるなら、いいかも・・・」
ピンポン、とまた例の音が鳴った。
『お客様、30分が経過しました。食材を引き取ってもよろしゅうございますか?』
モニタの中では男たちが口の周りをべたべたにして
笑いながら肉を食っている。
『おチンポのこのプルっとした感じがまたいいですなあ』
『こちらもジューシーでいけますよ』
俺はマイクのスイッチを入れた。
「あの・・・持ち帰りはできるんですか?」
『お肉のお持ち帰りでございますか?ご希望なら、部位をお取りわけしますが』
「えーと、肉っていうか、その、ヒューマニクスを、生きたままっていうか」
『ええ・・・お客様、あいにく、その、当店はレストランであってですね、
そういったサービスは、ちょっと・・・』
「どうしてダメなんですか?どうせ俺の腹に入るなら、食わないで
持って帰ったっていいでしょう」
『・・・少々お待ちください。確認してまいります・・・』
31号は不安そうに俺を見た。なかなかかわいい顔をしている。
『お待たせしました、お客様・・・ええと、お持ち帰りになられてもですね、
そちらは食用のヒューマニクスでありますので、寿命が安定しておりません。
また、返品等はお受けいたしかねますので、処分の際は
お近くの生肉店等にご連絡ください。えー・・・ヒューマニクスが死亡した場合、
人間と間違えられる可能性がありますので、遺棄は禁止となっております。
ヒューマニクスのタグを同梱の上、動物用の焼却場にて処理してください。
また、ですね、その・・・先ほども申し上げましたとおり、
当店はあくまで食材を選べるレストランですので、
食材の持ち帰りは例外でございます。他言無用の上、
ご自宅に持ち帰られた後も、当店からの持ち出し品であることは
伏せていただくようお願いいたします』
「帰ろうか」
俺は彼の白い体に上着をかけた。
31号は首をかしげて俺を見た。「食べないの?」
「うん。一緒に暮らそう」
「くらそう?くらそうってどういうこと」
「肉にならないで、気持ちいいことをいっぱいするっていうことだよ」
まずは名前を考えなければならない。服も用意しないと。
サービスマンがタグを持ってやって来たので、多目のチップを代わりに渡してやった。
「本日は、ご利用ありがとうございました」
「あの3人にはいいように言っておいて。領収証は会社へ」
「かしこまりました。またのご利用をお待ちしております」
もう俺はこないと思うけど。
俺は柔らかい白い手を引いて、タクシーを拾った。
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- ショタ小説
- 2010⁄08⁄13(Fri)
- 22:57
学校の帰り道
少四の時の学校の帰り道、僕は学校を出てすぐ近所の和輝君と一緒になった。
年は2つ上だけど小さい時から一緒に遊んだ仲なので年の差はあまり感じなかった。和輝君は
なんだかウキウキしていて、早足で歩いて少しでも早く家に帰りたいような様子だった。
僕は「なんでそんなに急いでるの?」と聞いたら、和輝君は「誰にも言わないか?」と聞いてきたので僕は
「うん」と答えると、ランドセルから紙袋を取り出して中身を見せてくれた。
それは女の裸の写真とかHな漫画が載っている雑誌で、和輝君は「友達から貰ったんだ。早く家帰って見たいからさ」
と言ってまた早足で歩き始めた。
僕はつい勢いで「僕も見たい!」と言ってしまった。すると和輝君は少し考えてから「誰にも言わないか?」と言ったので
「絶対言わない、言わないから見せて!」と言うと「じゃあ帰ったらすぐ家に来いよ」と言ってくれた。
僕と和輝君は駆け足で家に向かった。
僕は家に帰るとすぐに着替えて和輝君の家に行った。
和輝君の家は両親が共働きで帰りは遅かった。僕は和輝君の部屋に案内されると
一緒に横になってベッドの上にうつ伏せになりエロい雑誌を拡げた。
僕はこの手の写真も漫画も見るのは初めてなので凄くドキドキしていた。
女の人の裸の写真はアソコの毛がモジャモジャでなんだか気持ち悪かったけど、
和輝君はなんだか凄く興奮していた。
Hな漫画は女の人が男の人にイタズラされる内容で、僕にはピンとこなかった
けど和輝君は「チンコ起ってきた」と言ってモゾモゾしはじめた。
和輝君は「駄目だ、我慢出来ない」と言ってズボンをおろしてチンコを出した。和輝君の
チンコはでっかくなってて、それを和輝君は自分の手で握って擦り始めた。僕はなんだか
わからないので「なにしてるの?」と聞いたら「こうすると気持ちよくなるんだよ、お前もやれよ」
と言われたけど、なんだか怖くて「僕はいいよ」と言った。
すると和輝君は「じゃあ俺のやってくれよ」と言って来た。僕は「やだ、怖い」と言ったら和輝君は
「なんだよ、じゃあお前の親にばらすぞ!」と言って来たので「えっ言わないで、じゃあやるから」と言った。
和輝君は仰向けになった。チンコがお腹にくっつきそうなくらい起ってて、なんだかビクビクと脈打っていた。
僕は「どうすればいいの?」と聞いたら「握って擦ればいいから」と和輝君は言った。僕は言われた通りチンコを
握ると、和輝君は「ウッ…もっと強く…」と言った。僕は少しギュッと強く握ると和輝君は
「あッ…そう、それぐらい。そのまま動かして」と言った。僕は言われるまま擦り始めた。
和輝君は口を半開きにして、うっとりとした顔で僕を見ていた。
僕はなんだか照れ臭くてすぐに目をそらした。
「気持ちいいの?」と聞いたら「うん、もうイッちゃうかも」と言った。
僕は「え?どこに行くの?」と言うと和輝君は「あぁ…うん、イ、イクッ…」
と言うと、ビクンッと体を突っ張らせると同時にチンコから白いおしっこが
ドクドクと流れ出て来た。
僕はびっくりして、握っていた手を離すと和輝君の顔を見た。
和輝君は息を荒くして放心していた。僕は「大丈夫?痛かった?」と聞いたら和輝君は
「…気持ちよかった。自分でやるのと…全然違う」と言った。
「この白いのなに?」と聞くと「精子だよ、イクと出るんだ」と言われたけど、よく
わからなかったので「イクってなに?」と聞き返した。すると和輝君は
「じゃあお礼に俺がイカせてやるからお前も脱げよ」と言ってきた。
僕はドキドキしながらパンツを脱いでベッドに横たわり仰向けになった。
僕のチンコもいつの間にかギンギンに起っていた。
年は2つ上だけど小さい時から一緒に遊んだ仲なので年の差はあまり感じなかった。和輝君は
なんだかウキウキしていて、早足で歩いて少しでも早く家に帰りたいような様子だった。
僕は「なんでそんなに急いでるの?」と聞いたら、和輝君は「誰にも言わないか?」と聞いてきたので僕は
「うん」と答えると、ランドセルから紙袋を取り出して中身を見せてくれた。
それは女の裸の写真とかHな漫画が載っている雑誌で、和輝君は「友達から貰ったんだ。早く家帰って見たいからさ」
と言ってまた早足で歩き始めた。
僕はつい勢いで「僕も見たい!」と言ってしまった。すると和輝君は少し考えてから「誰にも言わないか?」と言ったので
「絶対言わない、言わないから見せて!」と言うと「じゃあ帰ったらすぐ家に来いよ」と言ってくれた。
僕と和輝君は駆け足で家に向かった。
僕は家に帰るとすぐに着替えて和輝君の家に行った。
和輝君の家は両親が共働きで帰りは遅かった。僕は和輝君の部屋に案内されると
一緒に横になってベッドの上にうつ伏せになりエロい雑誌を拡げた。
僕はこの手の写真も漫画も見るのは初めてなので凄くドキドキしていた。
女の人の裸の写真はアソコの毛がモジャモジャでなんだか気持ち悪かったけど、
和輝君はなんだか凄く興奮していた。
Hな漫画は女の人が男の人にイタズラされる内容で、僕にはピンとこなかった
けど和輝君は「チンコ起ってきた」と言ってモゾモゾしはじめた。
和輝君は「駄目だ、我慢出来ない」と言ってズボンをおろしてチンコを出した。和輝君の
チンコはでっかくなってて、それを和輝君は自分の手で握って擦り始めた。僕はなんだか
わからないので「なにしてるの?」と聞いたら「こうすると気持ちよくなるんだよ、お前もやれよ」
と言われたけど、なんだか怖くて「僕はいいよ」と言った。
すると和輝君は「じゃあ俺のやってくれよ」と言って来た。僕は「やだ、怖い」と言ったら和輝君は
「なんだよ、じゃあお前の親にばらすぞ!」と言って来たので「えっ言わないで、じゃあやるから」と言った。
和輝君は仰向けになった。チンコがお腹にくっつきそうなくらい起ってて、なんだかビクビクと脈打っていた。
僕は「どうすればいいの?」と聞いたら「握って擦ればいいから」と和輝君は言った。僕は言われた通りチンコを
握ると、和輝君は「ウッ…もっと強く…」と言った。僕は少しギュッと強く握ると和輝君は
「あッ…そう、それぐらい。そのまま動かして」と言った。僕は言われるまま擦り始めた。
和輝君は口を半開きにして、うっとりとした顔で僕を見ていた。
僕はなんだか照れ臭くてすぐに目をそらした。
「気持ちいいの?」と聞いたら「うん、もうイッちゃうかも」と言った。
僕は「え?どこに行くの?」と言うと和輝君は「あぁ…うん、イ、イクッ…」
と言うと、ビクンッと体を突っ張らせると同時にチンコから白いおしっこが
ドクドクと流れ出て来た。
僕はびっくりして、握っていた手を離すと和輝君の顔を見た。
和輝君は息を荒くして放心していた。僕は「大丈夫?痛かった?」と聞いたら和輝君は
「…気持ちよかった。自分でやるのと…全然違う」と言った。
「この白いのなに?」と聞くと「精子だよ、イクと出るんだ」と言われたけど、よく
わからなかったので「イクってなに?」と聞き返した。すると和輝君は
「じゃあお礼に俺がイカせてやるからお前も脱げよ」と言ってきた。
僕はドキドキしながらパンツを脱いでベッドに横たわり仰向けになった。
僕のチンコもいつの間にかギンギンに起っていた。
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- ショタ小説
- 2010⁄08⁄13(Fri)
- 22:49
お前、もう剥けてる?
「お前、もう剥けてる?」
「おう!毛も生えてるぜ」
休み時間の会話はいつもこの話題だ
「勇気は?」
「…え?あ、うん…毛はまだ…かな」
…剥けるって何だろう
友達が言うにはちんちんの皮が剥けるらしいんだけど
皮が剥けるってどういうことなんだろう…
大人の男の人はちんちんの皮が剥けて、本体(?)が出てくる…
皮が剥けるって…皮膚が剥がれ落ちてくるってことかな
…僕はまだ…剥けてないや
友達に聞くのはバカにされそうだし、今まで知ってるフリしてるのもバレたくない
かといって身近にそんなことを聞ける大人もいない…
僕にはお父さんもいないし
第一恥ずかしい
そんなことを考えていた
その日の5時間目、保健体育で『性』についての授業を受けた
女子と男子は別々の部屋で授業を受けている
興味と恥じらいでみんな騒ぎだして授業はほとんど下ネタ話のように感じた
僕もまるですべてを知っているかのように笑っていた
…先生なら
先生なら教えてくれるかな
男の人の身体のこと…
今日の授業がすべて終わり
サッカー部の練習も一通り終わった
サッカー部の顧問でもある保健体育の先生…
僕は意を決して先生に相談した
「あの先生…教えてほしいことがあるんですけど…」
「ん?なんだ?
今日のフォーメーション練習で何かわかんないことあったか?」
「いや、サッカーのことじゃなくて…」
先生は不思議そうな顔で僕の顔を覗きこむ
「…なんだ?先生が聞けることなら相談にのるぞ」
「ここじゃ言いにくいことなんで…その…えっと…」
「わかった
じゃあまずゴールを片してからな」
かび臭い体育倉庫に先生と数人の1年生の部員でゴールを倉庫に片した
「よし!今日は終わり!2、3年生たちは先にあがってるから、お前たちもここで解散にしていいぞ」
ヘトヘトに疲れていた部員たちは更衣室へとダラダラと歩いていった
「あの…さっきの話なんですけど」
「おう、なんだ?」
「今日、保健体育の授業を受けて気になったことが…その…あって…
…お、大人の男の人は…ちんちんの皮が剥けるって友達が言ってました
その…僕はまだ…まだ剥けてないっておかしいですか!?…僕だけ剥けてなかったら…」
自分でも何を言ってるのかわからなかったが、今まで溜めてた不安が自然に口から溢れていく
言い終わった後には沈黙が流れ、我にかえると恥ずかしさが押し寄せてきた
そして沈黙は長く長く…ものすごく長く感じた
「あ…変なこと聞いてごめんなさい!なんでもないです!忘れて下さい!
お疲れっした!」
急いでその場を離れようとしたが、先生は僕の腕を強く掴み引き止めた
「…先生?」
「勇気にはお父さんがいないんだったな」
「…はい」
「…見てみるか?
先生の…大人の男を」
「先生の…ちんちんを?」
「口で説明するより見たほうが早いだろ?」
…突然の出来事に僕は興味を掻き立てられた
先生は履いていたジャージに手をかけ、一気に下ろした
黒々と生えそろった陰毛の下にソレはあった
僕のとは比べものにならないくらい太く大きかった
「お前のは皮が被ってるんだろ?
ほら、男のちんぽがどういうものか触って確認してみろ」
僕は先生のちんちんに触れた
柔らかいけど弾力がある…
知りたかった皮の部分を剥いてみたり被せてみたりした
「皮が剥けるってこういうことだったのかぁ…」
「先生がお前のも見てやるから、ちょっと体操ズボン脱いでみろ」
「え?いやでも…それは恥ずかしいです…」
ふと気付くと、先生のちんちんがさっきよりも長くなってるような気がした
「先生…なんでちんちんは大きくなるんですか…?」
「勇気はまだオナニーって言葉知らないか?」
「…はい」
「そうか…
今日保健体育の授業で性について勉強したよな?
男はここが大きくなることで射精の準備ができるんだ」
「えっと…?」
先生は少し浅いため息をはいた
「…しゃーねーな…お前に教えてやるか
大人の世界とセックスの味をな…」
僕はそのとき、先生の言ってる意味すら理解できなかった…
だけど
なにか嫌な予感と
なにか引き返せない道を歩いているような
そんな気がした
先生は下のジャージを脱ぎすて、そばにあったネットで僕の腕を縛り付け鉄柵に固定した
「せ…先生?何してるんですか…?」
僕の胸が小さく早く鳴りだした
「ここは体育倉庫、重厚な扉は音を遮断する
グラウンドにはもう誰もいないし、お前は身動きがとれない
ここにいるのはお前と先生だけだ」
「…はい」
先生は僕の体操ズボンを乱暴に脱がした
「先生!?やめてください!」
僕の声は先生には聞こえていないかのように先生はいつもの授業をしているときのような口調で坦々と言い始めた
「普通、セックスは男と女でするものだが
今日は男と男のセックスを教える
生殖行為にあたるがが男は妊娠しない」
「…言ってる意味がわかりません…」
「簡単に言うとだ
先生のちんぽをお前の肛門に入れること…だな
ま、女の場合は違うけどな」
一瞬時間が止まったように感じた
先生のちんちんを…僕のお尻の穴に…?
そうしている間にも先生のちんちんはどんどん大きくなり、血管が浮き上がりグロテスクなまでに肥大していた
「やめ…やめてください!」
「先生のちんぽ、こんなに勃起させといて今更やめられるかよ」
先生は僕の脚を荒々しく広げ、まじまじと僕のちんちんを観察した
「まだ剥けてないな…毛もあんまり生えてないし」
先生は僕のちんちんの皮をゆっくりゆっくり剥いた
「どうだ?剥けたぞ」
「…なんか変な感じ…かも」
次の瞬間、身体に電気が走った
「せ!先生!?」
先生は僕のちんちんを口に入れてしゃぶり始めた
痛いようなくすぐったいような…でも脚が震えるほど気持ちいいような…
「や…やめて…ください!」
「勇気のちんちん美味しいぞ
だんだん大きくなってきて…いやらしいなぁ勇気は」
「あ…!なにか…何か漏れそうだよぉ…先生…もうやめて…くださ…」
「なんだ?早いな…最初はこんなもんか
よし、じゃあ次はお前の番だ
お前にやったように先生も気持ち良くさせてくれ」
「できません…男の人のちんちんをしゃぶるなんて…」
「できませんじゃなくてやるんだよ」
先生は僕の口に無理矢理先生のちんちんを入れてきた
舌に何かヌメヌメとした液体が纏わり付く
「先生のちんぽの味はどうだ?
美味しいだろ?勇気」
先生は腰を強く押し付け、僕は息をすることもままならなかった
そして次第に先生は腰を動かし始める
「む…ぐぅ…」
「いやらしいなぁお前…そんなに先生のちんぽが美味いのか?」
先生は僕の口からちんちんを引き抜くと、僕の顔にちんちんの先っぽを押し付けてきた
あのヌメヌメした液体が僕の顔に塗りたくられる
「勇気の顔、先生の汁でベチョベチョだぞ?嬉しいだろ」
「…もう…やめ…て下さい…」
半泣き状態で僕は先生に言った…それしかできなかった
「いい顔して泣くなぁお前
お前が泣けば泣くほど先生は興奮するぞ」
もう逃げ道はなかった
「さーて、じゃあいよいよ授業の本題であるセックスについて…
先生が直々に教えてやるからな」
そう言うと先生は丹念に先生のちんちんに唾を塗っていた
「ホントにやめてください先生!
僕、こんなことが知りたくて先生に…」
僕が喋り終わる前に下半身に激痛が走った
「うるせえなぁ…
お前は黙って俺にレイプされてりゃいいんだよ」
「うわぁぁぁ!いっ…痛っ…先生ぇ!痛いよぉ…!」
「痛いだろうなぁ
だけど先生は気持ち良いぞ…
今から勇気の中、ぐちゃぐちゃに掻き回してやるからな
覚悟しとけよ淫乱小僧」
「せんせ…も…やめて…下さい!」
どれくらいの時間が経っただろうか
痛みに耐えながら先生に犯され続けていくうちに、先生のちんちんが僕の中の何かに当たる度にピリピリとした快感を感じていた
「う…あ…」
僕の異変を先生は見逃さなかった
「ここか?
ここがいいんだろ?」
先生はちんちんを深く突き刺し僕の何かにグリグリと押し当てた
「先…生!…」
「なんだよ気分出しやがって
お前のちんぽも勃起してんじゃねえか
先生とのセックスはそんな気持ち良いか?
どうなんだよ」
先生はドシンドシンと深くまで僕の中をえぐりながら聞いた
「うぁ…!オシッコ…オシッコ漏れちゃいそうです…先生ぇ…」
「そんなに感じてんのかよ…なかなか優秀な生徒だ
ご褒美に先生の遺伝子を勇気の中にたっぷり出してやるからな」
先生の腰の動きが早くなっていく
すでに痛みよりも内臓を突き上げられる快感に僕は負けていた
「先生…気持ち良ぃです…もう…」
「勇気、それは排尿感じゃなくて射精感だ
射精して気持ち良くなっちまえ
先生もお前の中に射精してやるからな」
結合部が発するジュボジュボという音のリズムがいっそう早くなる
高まる排泄感に耐え切れず、僕は生まれて初めて射精した
「うぁぁ!は…ぁ!先生…気持ち良い…気持ち良いよぉ!先生ぇ!」
途切れることなく押し寄せる快感に大声を上げ精液を射精しながら腰をくねらせ悶えるが、先生は僕の腰をがっしり押さえ付け離さない
「先生もイくぞ…イくぞ!
勇気の中に先生の精子出しちまうぞ!」
先生の動きが一瞬止まり、ビクンビクンと先生のちんちんが痙攣したと同時に僕の中に先生の精液が注がれた…
その後も僕は先生に呼び出されいろいろな所で犯された
教室、グラウンド、サウナ、人気のない野外、すいている電車の中…
恥ずかしくて誰にも相談できないけど、僕はもう後戻りするつもりはない
先生に犯されながらする射精は
この世のなによりも気持ち良いものだから
きっと今日もまた先生に…
「勇気、放課後残ってろ
この前のテストの点がよくなかったからな…課外授業だ」
「…はい」
今日は何を教えてもらえるんだろう
「おう!毛も生えてるぜ」
休み時間の会話はいつもこの話題だ
「勇気は?」
「…え?あ、うん…毛はまだ…かな」
…剥けるって何だろう
友達が言うにはちんちんの皮が剥けるらしいんだけど
皮が剥けるってどういうことなんだろう…
大人の男の人はちんちんの皮が剥けて、本体(?)が出てくる…
皮が剥けるって…皮膚が剥がれ落ちてくるってことかな
…僕はまだ…剥けてないや
友達に聞くのはバカにされそうだし、今まで知ってるフリしてるのもバレたくない
かといって身近にそんなことを聞ける大人もいない…
僕にはお父さんもいないし
第一恥ずかしい
そんなことを考えていた
その日の5時間目、保健体育で『性』についての授業を受けた
女子と男子は別々の部屋で授業を受けている
興味と恥じらいでみんな騒ぎだして授業はほとんど下ネタ話のように感じた
僕もまるですべてを知っているかのように笑っていた
…先生なら
先生なら教えてくれるかな
男の人の身体のこと…
今日の授業がすべて終わり
サッカー部の練習も一通り終わった
サッカー部の顧問でもある保健体育の先生…
僕は意を決して先生に相談した
「あの先生…教えてほしいことがあるんですけど…」
「ん?なんだ?
今日のフォーメーション練習で何かわかんないことあったか?」
「いや、サッカーのことじゃなくて…」
先生は不思議そうな顔で僕の顔を覗きこむ
「…なんだ?先生が聞けることなら相談にのるぞ」
「ここじゃ言いにくいことなんで…その…えっと…」
「わかった
じゃあまずゴールを片してからな」
かび臭い体育倉庫に先生と数人の1年生の部員でゴールを倉庫に片した
「よし!今日は終わり!2、3年生たちは先にあがってるから、お前たちもここで解散にしていいぞ」
ヘトヘトに疲れていた部員たちは更衣室へとダラダラと歩いていった
「あの…さっきの話なんですけど」
「おう、なんだ?」
「今日、保健体育の授業を受けて気になったことが…その…あって…
…お、大人の男の人は…ちんちんの皮が剥けるって友達が言ってました
その…僕はまだ…まだ剥けてないっておかしいですか!?…僕だけ剥けてなかったら…」
自分でも何を言ってるのかわからなかったが、今まで溜めてた不安が自然に口から溢れていく
言い終わった後には沈黙が流れ、我にかえると恥ずかしさが押し寄せてきた
そして沈黙は長く長く…ものすごく長く感じた
「あ…変なこと聞いてごめんなさい!なんでもないです!忘れて下さい!
お疲れっした!」
急いでその場を離れようとしたが、先生は僕の腕を強く掴み引き止めた
「…先生?」
「勇気にはお父さんがいないんだったな」
「…はい」
「…見てみるか?
先生の…大人の男を」
「先生の…ちんちんを?」
「口で説明するより見たほうが早いだろ?」
…突然の出来事に僕は興味を掻き立てられた
先生は履いていたジャージに手をかけ、一気に下ろした
黒々と生えそろった陰毛の下にソレはあった
僕のとは比べものにならないくらい太く大きかった
「お前のは皮が被ってるんだろ?
ほら、男のちんぽがどういうものか触って確認してみろ」
僕は先生のちんちんに触れた
柔らかいけど弾力がある…
知りたかった皮の部分を剥いてみたり被せてみたりした
「皮が剥けるってこういうことだったのかぁ…」
「先生がお前のも見てやるから、ちょっと体操ズボン脱いでみろ」
「え?いやでも…それは恥ずかしいです…」
ふと気付くと、先生のちんちんがさっきよりも長くなってるような気がした
「先生…なんでちんちんは大きくなるんですか…?」
「勇気はまだオナニーって言葉知らないか?」
「…はい」
「そうか…
今日保健体育の授業で性について勉強したよな?
男はここが大きくなることで射精の準備ができるんだ」
「えっと…?」
先生は少し浅いため息をはいた
「…しゃーねーな…お前に教えてやるか
大人の世界とセックスの味をな…」
僕はそのとき、先生の言ってる意味すら理解できなかった…
だけど
なにか嫌な予感と
なにか引き返せない道を歩いているような
そんな気がした
先生は下のジャージを脱ぎすて、そばにあったネットで僕の腕を縛り付け鉄柵に固定した
「せ…先生?何してるんですか…?」
僕の胸が小さく早く鳴りだした
「ここは体育倉庫、重厚な扉は音を遮断する
グラウンドにはもう誰もいないし、お前は身動きがとれない
ここにいるのはお前と先生だけだ」
「…はい」
先生は僕の体操ズボンを乱暴に脱がした
「先生!?やめてください!」
僕の声は先生には聞こえていないかのように先生はいつもの授業をしているときのような口調で坦々と言い始めた
「普通、セックスは男と女でするものだが
今日は男と男のセックスを教える
生殖行為にあたるがが男は妊娠しない」
「…言ってる意味がわかりません…」
「簡単に言うとだ
先生のちんぽをお前の肛門に入れること…だな
ま、女の場合は違うけどな」
一瞬時間が止まったように感じた
先生のちんちんを…僕のお尻の穴に…?
そうしている間にも先生のちんちんはどんどん大きくなり、血管が浮き上がりグロテスクなまでに肥大していた
「やめ…やめてください!」
「先生のちんぽ、こんなに勃起させといて今更やめられるかよ」
先生は僕の脚を荒々しく広げ、まじまじと僕のちんちんを観察した
「まだ剥けてないな…毛もあんまり生えてないし」
先生は僕のちんちんの皮をゆっくりゆっくり剥いた
「どうだ?剥けたぞ」
「…なんか変な感じ…かも」
次の瞬間、身体に電気が走った
「せ!先生!?」
先生は僕のちんちんを口に入れてしゃぶり始めた
痛いようなくすぐったいような…でも脚が震えるほど気持ちいいような…
「や…やめて…ください!」
「勇気のちんちん美味しいぞ
だんだん大きくなってきて…いやらしいなぁ勇気は」
「あ…!なにか…何か漏れそうだよぉ…先生…もうやめて…くださ…」
「なんだ?早いな…最初はこんなもんか
よし、じゃあ次はお前の番だ
お前にやったように先生も気持ち良くさせてくれ」
「できません…男の人のちんちんをしゃぶるなんて…」
「できませんじゃなくてやるんだよ」
先生は僕の口に無理矢理先生のちんちんを入れてきた
舌に何かヌメヌメとした液体が纏わり付く
「先生のちんぽの味はどうだ?
美味しいだろ?勇気」
先生は腰を強く押し付け、僕は息をすることもままならなかった
そして次第に先生は腰を動かし始める
「む…ぐぅ…」
「いやらしいなぁお前…そんなに先生のちんぽが美味いのか?」
先生は僕の口からちんちんを引き抜くと、僕の顔にちんちんの先っぽを押し付けてきた
あのヌメヌメした液体が僕の顔に塗りたくられる
「勇気の顔、先生の汁でベチョベチョだぞ?嬉しいだろ」
「…もう…やめ…て下さい…」
半泣き状態で僕は先生に言った…それしかできなかった
「いい顔して泣くなぁお前
お前が泣けば泣くほど先生は興奮するぞ」
もう逃げ道はなかった
「さーて、じゃあいよいよ授業の本題であるセックスについて…
先生が直々に教えてやるからな」
そう言うと先生は丹念に先生のちんちんに唾を塗っていた
「ホントにやめてください先生!
僕、こんなことが知りたくて先生に…」
僕が喋り終わる前に下半身に激痛が走った
「うるせえなぁ…
お前は黙って俺にレイプされてりゃいいんだよ」
「うわぁぁぁ!いっ…痛っ…先生ぇ!痛いよぉ…!」
「痛いだろうなぁ
だけど先生は気持ち良いぞ…
今から勇気の中、ぐちゃぐちゃに掻き回してやるからな
覚悟しとけよ淫乱小僧」
「せんせ…も…やめて…下さい!」
どれくらいの時間が経っただろうか
痛みに耐えながら先生に犯され続けていくうちに、先生のちんちんが僕の中の何かに当たる度にピリピリとした快感を感じていた
「う…あ…」
僕の異変を先生は見逃さなかった
「ここか?
ここがいいんだろ?」
先生はちんちんを深く突き刺し僕の何かにグリグリと押し当てた
「先…生!…」
「なんだよ気分出しやがって
お前のちんぽも勃起してんじゃねえか
先生とのセックスはそんな気持ち良いか?
どうなんだよ」
先生はドシンドシンと深くまで僕の中をえぐりながら聞いた
「うぁ…!オシッコ…オシッコ漏れちゃいそうです…先生ぇ…」
「そんなに感じてんのかよ…なかなか優秀な生徒だ
ご褒美に先生の遺伝子を勇気の中にたっぷり出してやるからな」
先生の腰の動きが早くなっていく
すでに痛みよりも内臓を突き上げられる快感に僕は負けていた
「先生…気持ち良ぃです…もう…」
「勇気、それは排尿感じゃなくて射精感だ
射精して気持ち良くなっちまえ
先生もお前の中に射精してやるからな」
結合部が発するジュボジュボという音のリズムがいっそう早くなる
高まる排泄感に耐え切れず、僕は生まれて初めて射精した
「うぁぁ!は…ぁ!先生…気持ち良い…気持ち良いよぉ!先生ぇ!」
途切れることなく押し寄せる快感に大声を上げ精液を射精しながら腰をくねらせ悶えるが、先生は僕の腰をがっしり押さえ付け離さない
「先生もイくぞ…イくぞ!
勇気の中に先生の精子出しちまうぞ!」
先生の動きが一瞬止まり、ビクンビクンと先生のちんちんが痙攣したと同時に僕の中に先生の精液が注がれた…
その後も僕は先生に呼び出されいろいろな所で犯された
教室、グラウンド、サウナ、人気のない野外、すいている電車の中…
恥ずかしくて誰にも相談できないけど、僕はもう後戻りするつもりはない
先生に犯されながらする射精は
この世のなによりも気持ち良いものだから
きっと今日もまた先生に…
「勇気、放課後残ってろ
この前のテストの点がよくなかったからな…課外授業だ」
「…はい」
今日は何を教えてもらえるんだろう
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- 2010⁄08⁄13(Fri)
- 22:39
あいつのことがやたら気になって
このところ、あいつのことがやたら気になって、部活の練習もまともにできない。
あいつは男で、確かに身体は小さくて男らしいって感じじゃないけど、だからって、
やっぱ男だって事実に変わりはない。でも、それが気持ち悪いとか嫌とか、
そんなこと考える隙間もないくらい、暇さえあればあいつのこと考えてエロい妄想したりしてるし、
夜も気付いたらあいつのこと考えながらマスかいたりしてる。
否定しようもないな、俺、あいつのこと、好きだ。
あいつ、功太のことが。
功太は俺より一個下で、四月にこの中学に入学したての野球部の後輩だ。
二年で補欠の俺があいつの女房役を任されてる。なんでもリトルでは結構有名な
ピッチャーだったらしく、有望視されてるってのもあって、早くも投手としての練習を組まれてる。
そんなのもあってか、自信過剰っていうかはっきり言って生意気な奴で、
先輩の俺に対してもタメで口きいたりしてくるし。俺はそんなに気にしないけど、
なんつーか結構危なっかしい感じの奴だ。そういうとこが、好きなのかもしれないけど。
最初はもちろん、そういうの、意識したりしなかった。今までに男を好きになったことなんてないし、
そんなこと微塵も考えたことない。初恋だって普通に女の子だった。
あいつのことは後輩っていうか、むしろ弟みたいな感じで可愛がってただけだ。
それに、部内に補欠の俺の役割ができたのもちょっと嬉しかった。
初めて意識したのは、ちょっと前のある出来事がきっかけだった。
まぁ割によくある話で、クラスの男子がどこかで拾ってきた「そっち系」の雑誌を学校に持ってきて、
悪ふざけって感じで回して読んだ時に、気付いたんだ。それがもう、アレやらコレやら
必要以上に事細かに書かれた本で、体験もなく、俺はほとんど全部を覚えてしまった、ってわけだ。
そのことを考える度に、俺はたまらなく興奮して、妄想し始めると止まらなかった。
毎晩、誰でもない誰かの穴に射精することばっか想像してた。でも気が付いたら、
誰でもない誰かは、功太になってた。頭の中であいつを犯す度に、言いようのない
嫌悪感と罪悪感に苛まれ、それでも俺はそれをやめることができなかった。
今日もやっぱりぼんやりして、あいつの投げた球、ぼろぼろこぼしちまった。
「なにぼーっとしてんの?」とあいつは、俺に歩み寄ってきてムスッとして言った。
うまくあいつの顔が見れなくて、意味もなく自分のグローブをじっと見つめる。
このところ、ずっとこういうのが続いている。
「すまん」
「そんなんじゃ一生レギュラーになれませんよー、センパイ」
「うるせぇ、早く戻れ。もう落とさないから」
なにやってんだろう、と思う。いっそ打ち明けてしまえばこのもやもやも晴れるのかもしれないけど、
そんなこと、どうやって言えばいいのかわからない。どうせ気持ち悪がられて疎遠になるのがオチだ。
でも、じゃあどうしたらいいんだ?
「あーあ、やっべぇなぁ」
全体練習も含め、みっちり下校時刻まで練習したせいで、更衣室に残るのは
俺たちだけになっていた。背中合わせに着替えながら、背後の俺に功太はそう呟いた。
「やばいって、何が」
「こないだのテストの直し、たっぷり残ってたの忘れてた。明日提出だから、
今日は練習早めに切り上げようと思ってたのに、つい夢中になっちゃってさ」
いかにもピッチャー向きの性格だと思う。時間を忘れるくらい投げるのが好きじゃないと、
このポジションはとてもやっていけないのだ。功太の場合、少々極端すぎるとこもあるけど。
勉強ははっきり言ってまるでダメ。運動神経はまずまずあるくせに、
野球以外のこととなるとさっぱりだ。こいつから野球を取ったら、何が残るんだろう?
「まだ夕方だろ。気合い入れればできない量でもないだろうに」
「それがさぁ、うち、弟いるじゃん、三人も。まだちっこいからうるさくってさぁ、
勉強どころじゃないんだよ。図書室ででもやろうと思ってたのに」
「じゃあ、俺んちでやれば」
ついぽろっと言ってしまってから、あっと息を飲み込んだ。ついいつもの、
友達のノリでこぼれてしまった。いや、別に変なことじゃないか。
男同士だし、こいつは後輩だし、理由だってちゃんとある。
でも考えれば考えるほど、なんだか心を見透かされるみたいな気がして、やっぱり後悔した。
「お?」
「うち、親帰ってくるの遅いから静かだし、それに、ほら、勉強くらい俺が見てやるよ」
なんか必死になって言い訳してるみたいだ。功太に俺の気持ちなんか、想像できるわけもないのに。
「えぇー、なんだよ、優しいじゃん。優しすぎて気持ち悪ぅーい」
「…」
「? 冗談じゃん。何、気にしてんの?」
「別になんでもねぇよ、来たくないならそれで構わないし」
「うーん、他にいい考えも浮かばないし、甘えてみよっかな」
その返答を聴いて、思わず胸が弾んだ。言ってみて良かった。
考えまいとしてるのに、それでも嬉しくて、つい顔が赤らんでしまう。
夕焼けがそれをうまく誤魔化してくれればいいけど。
部屋はちょうどこないだ片づけたとこで、それほど酷く散らかってはいない。出したものをつい
そのままにしてしまう癖のある俺にとって、これはラッキーだ。それとも今日は何か、
幸運の輪が頭の上に浮かんでるのかも知れない。
でも、とにかく、今日は勉強だ。そのために功太を呼んだのだ、断じて邪な思いなんて無い。
次から次へと際限無く浮かんでくる妄想を追い払って、俺は準備を進めた。
学習机の上に乗せられた参考書やら、雑誌やらを適当に隅に追いやる。
並んで座れるように、いつも使ってる椅子とは別にリビングの椅子を引っ張ってきて、それに腰掛ける。
功太には俺の椅子を勧めた。
テストの内容は当然、どれも一年前にやった問題だ。楽勝。それにしても、見事に×が並んだ答案。
こんなの、うちだったら親にみっちり二、三時間は説教されるだろうな。
誰かに勉強を教えたことなんてほとんど無かったが、功太の宿題は案外スムーズに進んだ。
意外と俺にもそういう才能あるのかも知れない。功太の方も本来は柔らかい頭を持っていて、
一度丁寧に説明すれば、きちんとそれを飲み込んで、次々と問題を撃破していった。
時々「あぁ、そうか」とか、「なーんだ、簡単じゃん」なんて漏らしながら。
なんだか、自分よりずっと小さな子供に教えてるみたいだ。
一時間と少しが経過して、あらかた片づいたところで、功太の腹が鳴った。
静かな部屋に妙にそれが響いて、二人で吹き出した。
「なんだよ、腹減ってんのか?」
「だって昼飯、食ってねぇもん。弁当だとさ、昼まで我慢できないんだよなぁ。
小学校は給食だったからしょうがなかったけどさ。ねぇ?」
「ねぇ?じゃないよ」
そう言ってから、功太の方を見て、思わず顔がひきつった。
当たり前だけど、功太の顔がすぐ近くにある。今まで半年近い付き合いだけど、
こんなに近距離まで接近したのはこれが初めてだった。また胸の高鳴りが戻ってくる。
「何? なんかオレの顔、変か?」
「いや…」
喉が乾いて、声もうまく出ない。身体が金縛りみたいに動かない。
それでも、精一杯の力を振り絞って、首を振って功太から目を反らした。
これ以上見つめてたら、おかしくなっちゃいそうだ。なんだか久しぶりに功太の顔を見た気がした。
「なんだよぉ、気になるじゃん。なんか顔赤いけど、大丈夫? 熱あるんじゃねぇの」
「なんでもないよ」
「声も変だし、なぁ、急にどうしちゃったんだよ?」
胸の中の、そのさらにずっと奥から、溢れるみたいに熱いものがこみ上げてくる。
頭ん中がぐちゃぐちゃになって、でも変に冷静にそれを把握してる自分もいた。
俺、ほんとにこいつのこと好きなんだな、と思った。間違いなんかじゃない。
もう誤魔化せない。俺はたぶん、いつからそうなっちゃったのかわからないけどホモで、
そして、俺は、功太のことが好きだ。それも、たまらないくらい、押さえられないくらい。
「わかんねぇよ」と、声を振り絞るように言った。「なんか俺、変だ」
囁くような、呟くような小さな声だったけど、夜が迫った静かな部屋では
それは不気味なくらい、大きく響いて鼓膜を揺らした。
「変って、何が」
「俺、俺、俺」
「だから何」
「俺、お前のこと、好きだ」
何度も心の中でそう繰り返したせいで、その言葉が本当に声になって
功太に届いたのかどうか、よくわからなかった。功太はといえば、表情ひとつ変えず
相変わらずぽかんとした様子で俺の方を見ていた。
まるで酔っぱらってるみたいに、視界がぐらんぐらんと揺れて、
顔は内側から血が吹き出すんじゃないかと思うくらい、熱い。
「なんだよ、それ」と功太はしばらく後で言った。
「好きなんだよ」
「ホモなの?」
「うっさいなぁ、そうだよ、ホモだよ、悪いかよ」
どうしていいかわからなくて、頭ん中ぐちゃぐちゃで、世界がぐらぐら揺れてて、
知らず知らずのうちに涙がこぼれていた。なんでこんなこと言っちゃったんだろう?
ずっと心の中にしまっておけばよかったのに。激しい後悔と、
言いようのない恥ずかしさが胸を締め付けて、涙がどんどん溢れてきた。
「泣くなよ、オレより年上のくせに」
「うるさい」
ほんと、ガキみてぇ。かっこ悪い。功太に見られたくない。
それを察したのかどうかはわからないけど、功太はまるで子供をあやすみたいに
俺の首に手を回して、軽く抱いた。たぶん、弟にいつもそうやっているのだろう、
優しくて、文字通り包み込むみたいな慣れた抱擁だった。現実の、功太の、体温。
心臓の音。それが不思議に心地よくて、次第に混乱は収まっていった。
俺は、功太の背中に手を回して、肩に顔を埋めて、涙が止まるまで泣いた。
「うわ…」と功太は、俺の頭の横で呟いた
「何?」
「硬くなってる」
そう言われて、はじめて自分が勃起してるのに気付いた。硬くなったそれは
軽く功太の太股に触れていた。死ぬほど恥ずかしかったけど、
もうどうやっても隠しようもないくらいそれはズボンを押し上げていた。
「本気なんだ?」
「うん」
もう今更否定しても、あまりに遅い。あとはなるようにしかならないだろう。
そう思うと、少し楽になった。ここ数ヶ月、ずっと重かった心が
久しぶりに軽くなった。でも、次に功太に何を言われるかが不安で、心の底から
安心はとてもできなかった。まだ胸はドキドキ言ってる。たぶん功太にも聞こえているだろう。
「好きって、具体的に何がしたいの?」
「それは、その、キスとか?」
「断ったらどうする?」
「飛び降りて死んじゃうかも」
「それは困るかな」
心臓は破裂しそうなほど、激しい収縮を繰り返していた。まるで胸そのものが
脈打ってるみたいな大きな鼓動だった。でもそのうち、その鼓動の音が
俺一人だけのものじゃないことに気付いた。
「俺のキャッチャーいなくなったら、困る」
ぎゅっと、首の後ろで組まれた手に力が入るのがわかった。
俺は思わず功太に体重をかけるみたいにして、さっきよりずっと強く抱いた。
その拍子にバランスが崩れ、重なるようにして二人とも椅子から転げ落ちた。
俺は功太を、功太の右腕を守るようにして、自分の肩から床に落ちた。
意外なことに、痛みはあんまりなかった。頭のどっかが麻痺してるのかも。
「大丈夫?」
「大丈夫」
そう言い合ってから、改めて見つめ合った。俺が顔を近付けても功太は目を反らさなかったし、
逃げたりもしなかった。唇が触れた瞬間、頭の中でヒューズが飛ぶような音がした。
恋したら電気が走るって言うけど、あれ、ほんとだったんだな。そんなことを、俺は考えていた。
「どうしたらいいのかわかんない」唇を離した後で、功太はそう言った。
「嫌じゃないのか? 男に、こんなことされて」
「オレ、わかんないよ」困ったような、戸惑うような表情。「センパイのこと嫌いじゃないけど、
だから好きかって言われたら、わかんない。でも、なんでだろ、あんまり嫌じゃない。オレもホモかなぁ」
ふふっと小さく功太が笑ったので、俺もつられて笑った。やっと、元通りだ。
進展、よりも、その方がしっくりくる。先輩と後輩で、ピッチャーとキャッチャーで、
兄弟みたいな、友達。なんで忘れてたんだろう。
「くすぐってぇよ」
腹の上に舌を這わせると、功太はそう言ってくっくと笑った。
そんなのこいつに求める俺が変なのかも知れないけど、つくづくムードの無い奴だ。
頭の中で想像してたのと全然違う。現実って、かっこ悪いな。俺が下手なだけかな。
「くすぐったいだけかよ」
「だって、うっ」
思い切って、ズボンの上から功太のそこに触れてみる。と、さすがに今度は、
功太も笑うのを止めて、恥ずかしそうに顔を背けた。でも功太のそれは、まだ萎えたままだった。
「ごめん」と功太が言った。
「謝んなよ。謝ることねぇよ、別に」
「センパイの、まだ硬い?」
「うん」
「ツラい?」
「少し」
功太はベッドに横たえていた身体を起こして、俺と向かい合うみたいにして座った。
すると、ほんの短い間躊躇してから、右手を俺の勃起したチンポに伸ばして、
そっと触れた。それだけで、もうイッてしまいそうだった。本物の功太の手が、俺に触れているんだ。
「オレ、自分のしかしたことないから、下手かも」
「俺だって初めてだよ、お前が」俺は弁解するようにそう言った。「いいよ、下手でも」
功太はぎこちない手つきでチャックを外し、俺のズボンを脱がした。パンツの先に
もう汁が染みてる。いくら相手が功太だって、さすがに、それを見られるのは恥ずかしかった。
でも功太は特に何も言わずに、今度はそのパンツに手をかけ、今度は
ゆっくりと脱がしていった。また顔が赤くなる。でもそれは、功太の方も一緒だった。
「全部剥けてる」と功太は露わになった俺のチンポを見て、そう言った。「オレまだ先っちょだけなのに」
「見たい」
「ハズいよ」
「俺だって恥ずかしい」
俺は上に着ていたTシャツも脱いで、これで一糸纏わぬ姿だ。功太だけが制服を着てるのが
なんだか更に恥ずかしくさせて、半ば強引にそれを脱がしにかかった。
まるでじゃれ合うみたいなセックスだった。こういうもんなのかな。よくわかんないけど。
途中まで特に拒絶らしい反応を見せなかった功太だったが、
いざパンツ一枚まで行くと、躊躇する素振りを見せた。
「待って、待って」
「何?」
「なんつーかさ、心の準備が」
「俺のは脱がしたくせに」
功太の身体を柔らかく押し倒すようにもう一度横たえ、またキスをする。
確か、本物のキスって舌を口の中に入れるんだっけ。でも、どうすればいいのかわかんないや。
唇を触れ合わせると、功太は再び身体の力を抜いてリラックスしたようだった。
俺はゆっくりと、功太の下着を剥ぎ取っていく。もう拒みはしない。
「かわいい」
「うるさい」
「ほんとにかわいいんだよ」
まだ萎えたままの功太のチンポを、さするように愛撫する。と、功太も、手を伸ばして
俺の勃起したチンポに、不器用に触れ、ゆっくりと擦った。
功太の指が俺の先走りで濡れ、それが上下する度に、水っぽい音を立てた。
たまらない。我慢なんか出来そうにない。功太はもう目を背けず、
快感に酔い息を荒くする俺をじっと見ながら、手を動かした。
「男と女のセックスってどうやるか、知ってるか?」
気を紛らわせるように、俺はそう言った。
「だいたいは」
「じゃあ、男同士は?」
「…でも、穴が無いよ」
「あるよ、ここに」
俺は裏筋をなぞるように指先を這わせ、功太の硬く閉じた肛門に
そっと触れた。功太の身体が小さく震え、顔が不安そうに歪んだ。
「汚いよ、そんなの」
「後で洗えばいいじゃん」
「…痛い?」
「わかんねぇ。でもなんとか痛くないようにしてみるから」
くりくりと指先を押しつける度に功太の身体は揺れ、その目にはうっすらと涙さえ浮かばせていた。
そりゃそうだ、俺だって、いきなりそんなこと言われたら怖くもなる。でも、もう理性でその欲求を
押さえ込むのは、限界に近かった。功太を犯したい。突っ込んで、声を上げさせたい。
何度も何度も何度も、頭の中でそうしたように。
「俺、お前の中に出したい」
功太は何も言わなかった。返事の代わりに目をぎゅっと閉じて応えた。
逃げようと思えば逃げられるはずだ。嫌だと言うことも出来る。
そこまでされたら、俺だって、無茶するつもりはない。そんなことしたら、
今度こそ本当の終わりだ。もう俺は飛び降りて死ぬしかなくなるだろう。
せっかく掴んだチャンスなんだ。壊したくない。
俺は中指を唾で濡らして、その指先で肛門を突いて、力を込めた。
しかし緊張からその場所に力が入りすぎていて、指は少しも先へ進まなかった。
どうやったら緊張を解すことができるのかわからなかったけど、
とにかく、痛いばっかりじゃ功太だって嫌だろうと思って、空いた手でチンポをしごいた。
やっと半勃ち、というところで、なかなかそれ以上にはならない。
俺は意を決して、それを口にくわえた。フェラチオってやつだ。本に書いてあった。
驚いて声をあげかけた功太だが、その口をもう一度硬く閉ざし、押し殺した。
それからどうするんだっけ? されたことがあるわけじゃないから、よくわかんねーや。
俺はがむしゃらに、貪るように功太のチンポをしゃぶり、舌でいろんな部分を舐めた。
するとじきにそれは堅さを増していき、ついにはほとんど完全な勃起状態になった。
「あっ…、いやだ」
それでもやはり、功太は逃げない。その「いや」が拒絶を意味するものではないことを、
俺は悟った。功太は恥ずかしさのあまり両手で顔を覆い、ただ股間を襲う快感を味わっていた。
次第に力は抜け、少しずつ指は肛門にめり込んでいった。第一関節、第二関節、
そしてついに、根本まで。
「痛ってぇ…」
「ごめん、どうすればいいのかわかんねぇ。一旦抜くぞ」
ずるりと指が抜けた後のそこはヒクヒクとひきつっていた。唾じゃ滑りが悪いんだ、と俺は思い、
ちょうど視界に入ったハンドクリームを使ってみることにした。肌に塗るものなんだから、
たぶん、中に多少入っても問題はない、はず。指にたっぷりクリームを塗り付け、
それでもう一度、功太の肛門に押し当ててみる。さっきよりもずっとスムーズに入った。
「う、あ」
声にならない声を短く上げ、身体を右へ左へとくねらせる。チンポはまだ勃起したままだ。
「まだ痛い?」
「だい、じょぶ、なんとか」
呼吸に合わせるように言葉を短く切りながら喋る。苦しいのか、痛いのか、気持ちいいのか、
よくわかんないような、呻くような声だった。俺はそのまま指を出したり入れたりして、
功太の反応を探ってみる。尻の中探られるなんて、どんな感じなんだろう?
試す勇気はないけど。とにかく無茶はしないように、馴らしていった。
そこから先は難しくはなかった。功太の穴は二本目の指も受け入れた。
さすがに少しキツそうだったが、息を荒げながら、何度か俺の問いに「大丈夫」と応えた。
「挿れてもいい?」と俺は、たまらなくなって言った。
「怖い」
功太は初めて、そう言った。いつも笑ってる功太が、そんなふうに負の感情を言葉に出して言うのは、
なんだか不思議で、より愛おしく思えた。俺の知らなかった功太がここにいる。
「俺、どうにかなっちゃいそうだ」
「うん」
「挿れたい」
「いいよ、頑張ってみる」
挿入までは簡単だった。挿れた瞬間、ぬめっとした暖かさと締め付ける入り口の痛みで、
熱に浮かされてぼーっとした頭がさらにぼんやりとした。気持ちよささえ吹っ飛んでしまうくらい、
その行為自体に夢中だった。思考が分断されて、どうしていいかのわからなくなって、
気がついたら腰を振っていた。本能みたいなものだったのかもしれない。
奥まで挿入される度に、功太は呻くように声を上げた。それが痛みから来るものなのか、
それともそれ以外の何かなのか、俺にはわからない。
でも、少なくとも、功太は逃げずに俺を受け入れてくれた。
それが嬉しくて、また泣いてしまいそうだった。俺はホモで、こいつは…どうだかわからない。
でも、怖いと言いながら俺を受け入れてくれる。愛しくて狂いそうな気持ちと、
まだ頭の隅に微かに残った罪悪感が、俺を信じられないくらい高揚させて、
一分と持たずに俺は果て、功太の中に精を放った。
「ごめん」と俺は言った。「中に出して平気なのかな」
「知るかよ、そんなの」と功太は半泣きのような掠れた声で応えた。
俺は挿入したまま、半分萎えた功太のチンポを右手でこすった。
それは透明な液でべとべとだった。功太もやはり、ほどなく精を腹の上にぶちまけた。
中に入ったままの俺のチンポに、びくびくという痙攣が伝わった。
ボールがミットに入る、バシンという心地よい音。この音は功太のボールじゃないと出せない。
もう落とさないぜ、と俺は思う。がっちり掴んで、離さない。
「ナイスボール」
そう声を返して、ボールを投げる。功太の球は日に日に速くなるようだ。
少しでも気を抜いたら、置いて行かれそうなくらい早く。俺は、ただついていくのに必死だ。
必死にもがいている。そのボールをいつまでも受け続けられるように。
「なぁ」と功太が遠くから声を上げた。60フィートと6インチの向こう側。
「どうした?」
「センパイ、レギュラーになんなよ」
突然何を言い出すんだ、と思う。そんなもの、なれるならとっくになってる。
「いつかな」
「一緒に試合、出よーぜ」
「どうかなぁ」
「オレ、センパイがそこに座ってると、安心して投げられる」
「ぶつけても許してくれそうだからか?」
「さぁね」
もう一球。ひゅっという風を切る音、手のひらに伝わる衝撃。さっきよりも大きなミットの音。
絶対落とさない。落としてたまるもんか。
いつか功太は、俺なんかじゃ不釣り合いな投手になるだろう。それこそ、プロにだって行けそうだ。
どこまでついていけるかな? 今はまだわからない。でも、行けるところまで、行ってやる。
そこにたどり着くまで、諦めたりしない。功太が構え続ける限り、俺はここに座って、
その球を受け止める。いつか功太が俺を追い越していくまで。
いつか功太が、答えを見つけるまで。
「もういっちょ!」
投げ返したボールは、青空に白い線を引いて、功太の手の中に収まった。
あいつは男で、確かに身体は小さくて男らしいって感じじゃないけど、だからって、
やっぱ男だって事実に変わりはない。でも、それが気持ち悪いとか嫌とか、
そんなこと考える隙間もないくらい、暇さえあればあいつのこと考えてエロい妄想したりしてるし、
夜も気付いたらあいつのこと考えながらマスかいたりしてる。
否定しようもないな、俺、あいつのこと、好きだ。
あいつ、功太のことが。
功太は俺より一個下で、四月にこの中学に入学したての野球部の後輩だ。
二年で補欠の俺があいつの女房役を任されてる。なんでもリトルでは結構有名な
ピッチャーだったらしく、有望視されてるってのもあって、早くも投手としての練習を組まれてる。
そんなのもあってか、自信過剰っていうかはっきり言って生意気な奴で、
先輩の俺に対してもタメで口きいたりしてくるし。俺はそんなに気にしないけど、
なんつーか結構危なっかしい感じの奴だ。そういうとこが、好きなのかもしれないけど。
最初はもちろん、そういうの、意識したりしなかった。今までに男を好きになったことなんてないし、
そんなこと微塵も考えたことない。初恋だって普通に女の子だった。
あいつのことは後輩っていうか、むしろ弟みたいな感じで可愛がってただけだ。
それに、部内に補欠の俺の役割ができたのもちょっと嬉しかった。
初めて意識したのは、ちょっと前のある出来事がきっかけだった。
まぁ割によくある話で、クラスの男子がどこかで拾ってきた「そっち系」の雑誌を学校に持ってきて、
悪ふざけって感じで回して読んだ時に、気付いたんだ。それがもう、アレやらコレやら
必要以上に事細かに書かれた本で、体験もなく、俺はほとんど全部を覚えてしまった、ってわけだ。
そのことを考える度に、俺はたまらなく興奮して、妄想し始めると止まらなかった。
毎晩、誰でもない誰かの穴に射精することばっか想像してた。でも気が付いたら、
誰でもない誰かは、功太になってた。頭の中であいつを犯す度に、言いようのない
嫌悪感と罪悪感に苛まれ、それでも俺はそれをやめることができなかった。
今日もやっぱりぼんやりして、あいつの投げた球、ぼろぼろこぼしちまった。
「なにぼーっとしてんの?」とあいつは、俺に歩み寄ってきてムスッとして言った。
うまくあいつの顔が見れなくて、意味もなく自分のグローブをじっと見つめる。
このところ、ずっとこういうのが続いている。
「すまん」
「そんなんじゃ一生レギュラーになれませんよー、センパイ」
「うるせぇ、早く戻れ。もう落とさないから」
なにやってんだろう、と思う。いっそ打ち明けてしまえばこのもやもやも晴れるのかもしれないけど、
そんなこと、どうやって言えばいいのかわからない。どうせ気持ち悪がられて疎遠になるのがオチだ。
でも、じゃあどうしたらいいんだ?
「あーあ、やっべぇなぁ」
全体練習も含め、みっちり下校時刻まで練習したせいで、更衣室に残るのは
俺たちだけになっていた。背中合わせに着替えながら、背後の俺に功太はそう呟いた。
「やばいって、何が」
「こないだのテストの直し、たっぷり残ってたの忘れてた。明日提出だから、
今日は練習早めに切り上げようと思ってたのに、つい夢中になっちゃってさ」
いかにもピッチャー向きの性格だと思う。時間を忘れるくらい投げるのが好きじゃないと、
このポジションはとてもやっていけないのだ。功太の場合、少々極端すぎるとこもあるけど。
勉強ははっきり言ってまるでダメ。運動神経はまずまずあるくせに、
野球以外のこととなるとさっぱりだ。こいつから野球を取ったら、何が残るんだろう?
「まだ夕方だろ。気合い入れればできない量でもないだろうに」
「それがさぁ、うち、弟いるじゃん、三人も。まだちっこいからうるさくってさぁ、
勉強どころじゃないんだよ。図書室ででもやろうと思ってたのに」
「じゃあ、俺んちでやれば」
ついぽろっと言ってしまってから、あっと息を飲み込んだ。ついいつもの、
友達のノリでこぼれてしまった。いや、別に変なことじゃないか。
男同士だし、こいつは後輩だし、理由だってちゃんとある。
でも考えれば考えるほど、なんだか心を見透かされるみたいな気がして、やっぱり後悔した。
「お?」
「うち、親帰ってくるの遅いから静かだし、それに、ほら、勉強くらい俺が見てやるよ」
なんか必死になって言い訳してるみたいだ。功太に俺の気持ちなんか、想像できるわけもないのに。
「えぇー、なんだよ、優しいじゃん。優しすぎて気持ち悪ぅーい」
「…」
「? 冗談じゃん。何、気にしてんの?」
「別になんでもねぇよ、来たくないならそれで構わないし」
「うーん、他にいい考えも浮かばないし、甘えてみよっかな」
その返答を聴いて、思わず胸が弾んだ。言ってみて良かった。
考えまいとしてるのに、それでも嬉しくて、つい顔が赤らんでしまう。
夕焼けがそれをうまく誤魔化してくれればいいけど。
部屋はちょうどこないだ片づけたとこで、それほど酷く散らかってはいない。出したものをつい
そのままにしてしまう癖のある俺にとって、これはラッキーだ。それとも今日は何か、
幸運の輪が頭の上に浮かんでるのかも知れない。
でも、とにかく、今日は勉強だ。そのために功太を呼んだのだ、断じて邪な思いなんて無い。
次から次へと際限無く浮かんでくる妄想を追い払って、俺は準備を進めた。
学習机の上に乗せられた参考書やら、雑誌やらを適当に隅に追いやる。
並んで座れるように、いつも使ってる椅子とは別にリビングの椅子を引っ張ってきて、それに腰掛ける。
功太には俺の椅子を勧めた。
テストの内容は当然、どれも一年前にやった問題だ。楽勝。それにしても、見事に×が並んだ答案。
こんなの、うちだったら親にみっちり二、三時間は説教されるだろうな。
誰かに勉強を教えたことなんてほとんど無かったが、功太の宿題は案外スムーズに進んだ。
意外と俺にもそういう才能あるのかも知れない。功太の方も本来は柔らかい頭を持っていて、
一度丁寧に説明すれば、きちんとそれを飲み込んで、次々と問題を撃破していった。
時々「あぁ、そうか」とか、「なーんだ、簡単じゃん」なんて漏らしながら。
なんだか、自分よりずっと小さな子供に教えてるみたいだ。
一時間と少しが経過して、あらかた片づいたところで、功太の腹が鳴った。
静かな部屋に妙にそれが響いて、二人で吹き出した。
「なんだよ、腹減ってんのか?」
「だって昼飯、食ってねぇもん。弁当だとさ、昼まで我慢できないんだよなぁ。
小学校は給食だったからしょうがなかったけどさ。ねぇ?」
「ねぇ?じゃないよ」
そう言ってから、功太の方を見て、思わず顔がひきつった。
当たり前だけど、功太の顔がすぐ近くにある。今まで半年近い付き合いだけど、
こんなに近距離まで接近したのはこれが初めてだった。また胸の高鳴りが戻ってくる。
「何? なんかオレの顔、変か?」
「いや…」
喉が乾いて、声もうまく出ない。身体が金縛りみたいに動かない。
それでも、精一杯の力を振り絞って、首を振って功太から目を反らした。
これ以上見つめてたら、おかしくなっちゃいそうだ。なんだか久しぶりに功太の顔を見た気がした。
「なんだよぉ、気になるじゃん。なんか顔赤いけど、大丈夫? 熱あるんじゃねぇの」
「なんでもないよ」
「声も変だし、なぁ、急にどうしちゃったんだよ?」
胸の中の、そのさらにずっと奥から、溢れるみたいに熱いものがこみ上げてくる。
頭ん中がぐちゃぐちゃになって、でも変に冷静にそれを把握してる自分もいた。
俺、ほんとにこいつのこと好きなんだな、と思った。間違いなんかじゃない。
もう誤魔化せない。俺はたぶん、いつからそうなっちゃったのかわからないけどホモで、
そして、俺は、功太のことが好きだ。それも、たまらないくらい、押さえられないくらい。
「わかんねぇよ」と、声を振り絞るように言った。「なんか俺、変だ」
囁くような、呟くような小さな声だったけど、夜が迫った静かな部屋では
それは不気味なくらい、大きく響いて鼓膜を揺らした。
「変って、何が」
「俺、俺、俺」
「だから何」
「俺、お前のこと、好きだ」
何度も心の中でそう繰り返したせいで、その言葉が本当に声になって
功太に届いたのかどうか、よくわからなかった。功太はといえば、表情ひとつ変えず
相変わらずぽかんとした様子で俺の方を見ていた。
まるで酔っぱらってるみたいに、視界がぐらんぐらんと揺れて、
顔は内側から血が吹き出すんじゃないかと思うくらい、熱い。
「なんだよ、それ」と功太はしばらく後で言った。
「好きなんだよ」
「ホモなの?」
「うっさいなぁ、そうだよ、ホモだよ、悪いかよ」
どうしていいかわからなくて、頭ん中ぐちゃぐちゃで、世界がぐらぐら揺れてて、
知らず知らずのうちに涙がこぼれていた。なんでこんなこと言っちゃったんだろう?
ずっと心の中にしまっておけばよかったのに。激しい後悔と、
言いようのない恥ずかしさが胸を締め付けて、涙がどんどん溢れてきた。
「泣くなよ、オレより年上のくせに」
「うるさい」
ほんと、ガキみてぇ。かっこ悪い。功太に見られたくない。
それを察したのかどうかはわからないけど、功太はまるで子供をあやすみたいに
俺の首に手を回して、軽く抱いた。たぶん、弟にいつもそうやっているのだろう、
優しくて、文字通り包み込むみたいな慣れた抱擁だった。現実の、功太の、体温。
心臓の音。それが不思議に心地よくて、次第に混乱は収まっていった。
俺は、功太の背中に手を回して、肩に顔を埋めて、涙が止まるまで泣いた。
「うわ…」と功太は、俺の頭の横で呟いた
「何?」
「硬くなってる」
そう言われて、はじめて自分が勃起してるのに気付いた。硬くなったそれは
軽く功太の太股に触れていた。死ぬほど恥ずかしかったけど、
もうどうやっても隠しようもないくらいそれはズボンを押し上げていた。
「本気なんだ?」
「うん」
もう今更否定しても、あまりに遅い。あとはなるようにしかならないだろう。
そう思うと、少し楽になった。ここ数ヶ月、ずっと重かった心が
久しぶりに軽くなった。でも、次に功太に何を言われるかが不安で、心の底から
安心はとてもできなかった。まだ胸はドキドキ言ってる。たぶん功太にも聞こえているだろう。
「好きって、具体的に何がしたいの?」
「それは、その、キスとか?」
「断ったらどうする?」
「飛び降りて死んじゃうかも」
「それは困るかな」
心臓は破裂しそうなほど、激しい収縮を繰り返していた。まるで胸そのものが
脈打ってるみたいな大きな鼓動だった。でもそのうち、その鼓動の音が
俺一人だけのものじゃないことに気付いた。
「俺のキャッチャーいなくなったら、困る」
ぎゅっと、首の後ろで組まれた手に力が入るのがわかった。
俺は思わず功太に体重をかけるみたいにして、さっきよりずっと強く抱いた。
その拍子にバランスが崩れ、重なるようにして二人とも椅子から転げ落ちた。
俺は功太を、功太の右腕を守るようにして、自分の肩から床に落ちた。
意外なことに、痛みはあんまりなかった。頭のどっかが麻痺してるのかも。
「大丈夫?」
「大丈夫」
そう言い合ってから、改めて見つめ合った。俺が顔を近付けても功太は目を反らさなかったし、
逃げたりもしなかった。唇が触れた瞬間、頭の中でヒューズが飛ぶような音がした。
恋したら電気が走るって言うけど、あれ、ほんとだったんだな。そんなことを、俺は考えていた。
「どうしたらいいのかわかんない」唇を離した後で、功太はそう言った。
「嫌じゃないのか? 男に、こんなことされて」
「オレ、わかんないよ」困ったような、戸惑うような表情。「センパイのこと嫌いじゃないけど、
だから好きかって言われたら、わかんない。でも、なんでだろ、あんまり嫌じゃない。オレもホモかなぁ」
ふふっと小さく功太が笑ったので、俺もつられて笑った。やっと、元通りだ。
進展、よりも、その方がしっくりくる。先輩と後輩で、ピッチャーとキャッチャーで、
兄弟みたいな、友達。なんで忘れてたんだろう。
「くすぐってぇよ」
腹の上に舌を這わせると、功太はそう言ってくっくと笑った。
そんなのこいつに求める俺が変なのかも知れないけど、つくづくムードの無い奴だ。
頭の中で想像してたのと全然違う。現実って、かっこ悪いな。俺が下手なだけかな。
「くすぐったいだけかよ」
「だって、うっ」
思い切って、ズボンの上から功太のそこに触れてみる。と、さすがに今度は、
功太も笑うのを止めて、恥ずかしそうに顔を背けた。でも功太のそれは、まだ萎えたままだった。
「ごめん」と功太が言った。
「謝んなよ。謝ることねぇよ、別に」
「センパイの、まだ硬い?」
「うん」
「ツラい?」
「少し」
功太はベッドに横たえていた身体を起こして、俺と向かい合うみたいにして座った。
すると、ほんの短い間躊躇してから、右手を俺の勃起したチンポに伸ばして、
そっと触れた。それだけで、もうイッてしまいそうだった。本物の功太の手が、俺に触れているんだ。
「オレ、自分のしかしたことないから、下手かも」
「俺だって初めてだよ、お前が」俺は弁解するようにそう言った。「いいよ、下手でも」
功太はぎこちない手つきでチャックを外し、俺のズボンを脱がした。パンツの先に
もう汁が染みてる。いくら相手が功太だって、さすがに、それを見られるのは恥ずかしかった。
でも功太は特に何も言わずに、今度はそのパンツに手をかけ、今度は
ゆっくりと脱がしていった。また顔が赤くなる。でもそれは、功太の方も一緒だった。
「全部剥けてる」と功太は露わになった俺のチンポを見て、そう言った。「オレまだ先っちょだけなのに」
「見たい」
「ハズいよ」
「俺だって恥ずかしい」
俺は上に着ていたTシャツも脱いで、これで一糸纏わぬ姿だ。功太だけが制服を着てるのが
なんだか更に恥ずかしくさせて、半ば強引にそれを脱がしにかかった。
まるでじゃれ合うみたいなセックスだった。こういうもんなのかな。よくわかんないけど。
途中まで特に拒絶らしい反応を見せなかった功太だったが、
いざパンツ一枚まで行くと、躊躇する素振りを見せた。
「待って、待って」
「何?」
「なんつーかさ、心の準備が」
「俺のは脱がしたくせに」
功太の身体を柔らかく押し倒すようにもう一度横たえ、またキスをする。
確か、本物のキスって舌を口の中に入れるんだっけ。でも、どうすればいいのかわかんないや。
唇を触れ合わせると、功太は再び身体の力を抜いてリラックスしたようだった。
俺はゆっくりと、功太の下着を剥ぎ取っていく。もう拒みはしない。
「かわいい」
「うるさい」
「ほんとにかわいいんだよ」
まだ萎えたままの功太のチンポを、さするように愛撫する。と、功太も、手を伸ばして
俺の勃起したチンポに、不器用に触れ、ゆっくりと擦った。
功太の指が俺の先走りで濡れ、それが上下する度に、水っぽい音を立てた。
たまらない。我慢なんか出来そうにない。功太はもう目を背けず、
快感に酔い息を荒くする俺をじっと見ながら、手を動かした。
「男と女のセックスってどうやるか、知ってるか?」
気を紛らわせるように、俺はそう言った。
「だいたいは」
「じゃあ、男同士は?」
「…でも、穴が無いよ」
「あるよ、ここに」
俺は裏筋をなぞるように指先を這わせ、功太の硬く閉じた肛門に
そっと触れた。功太の身体が小さく震え、顔が不安そうに歪んだ。
「汚いよ、そんなの」
「後で洗えばいいじゃん」
「…痛い?」
「わかんねぇ。でもなんとか痛くないようにしてみるから」
くりくりと指先を押しつける度に功太の身体は揺れ、その目にはうっすらと涙さえ浮かばせていた。
そりゃそうだ、俺だって、いきなりそんなこと言われたら怖くもなる。でも、もう理性でその欲求を
押さえ込むのは、限界に近かった。功太を犯したい。突っ込んで、声を上げさせたい。
何度も何度も何度も、頭の中でそうしたように。
「俺、お前の中に出したい」
功太は何も言わなかった。返事の代わりに目をぎゅっと閉じて応えた。
逃げようと思えば逃げられるはずだ。嫌だと言うことも出来る。
そこまでされたら、俺だって、無茶するつもりはない。そんなことしたら、
今度こそ本当の終わりだ。もう俺は飛び降りて死ぬしかなくなるだろう。
せっかく掴んだチャンスなんだ。壊したくない。
俺は中指を唾で濡らして、その指先で肛門を突いて、力を込めた。
しかし緊張からその場所に力が入りすぎていて、指は少しも先へ進まなかった。
どうやったら緊張を解すことができるのかわからなかったけど、
とにかく、痛いばっかりじゃ功太だって嫌だろうと思って、空いた手でチンポをしごいた。
やっと半勃ち、というところで、なかなかそれ以上にはならない。
俺は意を決して、それを口にくわえた。フェラチオってやつだ。本に書いてあった。
驚いて声をあげかけた功太だが、その口をもう一度硬く閉ざし、押し殺した。
それからどうするんだっけ? されたことがあるわけじゃないから、よくわかんねーや。
俺はがむしゃらに、貪るように功太のチンポをしゃぶり、舌でいろんな部分を舐めた。
するとじきにそれは堅さを増していき、ついにはほとんど完全な勃起状態になった。
「あっ…、いやだ」
それでもやはり、功太は逃げない。その「いや」が拒絶を意味するものではないことを、
俺は悟った。功太は恥ずかしさのあまり両手で顔を覆い、ただ股間を襲う快感を味わっていた。
次第に力は抜け、少しずつ指は肛門にめり込んでいった。第一関節、第二関節、
そしてついに、根本まで。
「痛ってぇ…」
「ごめん、どうすればいいのかわかんねぇ。一旦抜くぞ」
ずるりと指が抜けた後のそこはヒクヒクとひきつっていた。唾じゃ滑りが悪いんだ、と俺は思い、
ちょうど視界に入ったハンドクリームを使ってみることにした。肌に塗るものなんだから、
たぶん、中に多少入っても問題はない、はず。指にたっぷりクリームを塗り付け、
それでもう一度、功太の肛門に押し当ててみる。さっきよりもずっとスムーズに入った。
「う、あ」
声にならない声を短く上げ、身体を右へ左へとくねらせる。チンポはまだ勃起したままだ。
「まだ痛い?」
「だい、じょぶ、なんとか」
呼吸に合わせるように言葉を短く切りながら喋る。苦しいのか、痛いのか、気持ちいいのか、
よくわかんないような、呻くような声だった。俺はそのまま指を出したり入れたりして、
功太の反応を探ってみる。尻の中探られるなんて、どんな感じなんだろう?
試す勇気はないけど。とにかく無茶はしないように、馴らしていった。
そこから先は難しくはなかった。功太の穴は二本目の指も受け入れた。
さすがに少しキツそうだったが、息を荒げながら、何度か俺の問いに「大丈夫」と応えた。
「挿れてもいい?」と俺は、たまらなくなって言った。
「怖い」
功太は初めて、そう言った。いつも笑ってる功太が、そんなふうに負の感情を言葉に出して言うのは、
なんだか不思議で、より愛おしく思えた。俺の知らなかった功太がここにいる。
「俺、どうにかなっちゃいそうだ」
「うん」
「挿れたい」
「いいよ、頑張ってみる」
挿入までは簡単だった。挿れた瞬間、ぬめっとした暖かさと締め付ける入り口の痛みで、
熱に浮かされてぼーっとした頭がさらにぼんやりとした。気持ちよささえ吹っ飛んでしまうくらい、
その行為自体に夢中だった。思考が分断されて、どうしていいかのわからなくなって、
気がついたら腰を振っていた。本能みたいなものだったのかもしれない。
奥まで挿入される度に、功太は呻くように声を上げた。それが痛みから来るものなのか、
それともそれ以外の何かなのか、俺にはわからない。
でも、少なくとも、功太は逃げずに俺を受け入れてくれた。
それが嬉しくて、また泣いてしまいそうだった。俺はホモで、こいつは…どうだかわからない。
でも、怖いと言いながら俺を受け入れてくれる。愛しくて狂いそうな気持ちと、
まだ頭の隅に微かに残った罪悪感が、俺を信じられないくらい高揚させて、
一分と持たずに俺は果て、功太の中に精を放った。
「ごめん」と俺は言った。「中に出して平気なのかな」
「知るかよ、そんなの」と功太は半泣きのような掠れた声で応えた。
俺は挿入したまま、半分萎えた功太のチンポを右手でこすった。
それは透明な液でべとべとだった。功太もやはり、ほどなく精を腹の上にぶちまけた。
中に入ったままの俺のチンポに、びくびくという痙攣が伝わった。
ボールがミットに入る、バシンという心地よい音。この音は功太のボールじゃないと出せない。
もう落とさないぜ、と俺は思う。がっちり掴んで、離さない。
「ナイスボール」
そう声を返して、ボールを投げる。功太の球は日に日に速くなるようだ。
少しでも気を抜いたら、置いて行かれそうなくらい早く。俺は、ただついていくのに必死だ。
必死にもがいている。そのボールをいつまでも受け続けられるように。
「なぁ」と功太が遠くから声を上げた。60フィートと6インチの向こう側。
「どうした?」
「センパイ、レギュラーになんなよ」
突然何を言い出すんだ、と思う。そんなもの、なれるならとっくになってる。
「いつかな」
「一緒に試合、出よーぜ」
「どうかなぁ」
「オレ、センパイがそこに座ってると、安心して投げられる」
「ぶつけても許してくれそうだからか?」
「さぁね」
もう一球。ひゅっという風を切る音、手のひらに伝わる衝撃。さっきよりも大きなミットの音。
絶対落とさない。落としてたまるもんか。
いつか功太は、俺なんかじゃ不釣り合いな投手になるだろう。それこそ、プロにだって行けそうだ。
どこまでついていけるかな? 今はまだわからない。でも、行けるところまで、行ってやる。
そこにたどり着くまで、諦めたりしない。功太が構え続ける限り、俺はここに座って、
その球を受け止める。いつか功太が俺を追い越していくまで。
いつか功太が、答えを見つけるまで。
「もういっちょ!」
投げ返したボールは、青空に白い線を引いて、功太の手の中に収まった。
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