- 2022⁄08⁄07(Sun)
- 23:13
中学2年になった頃から
中学2年になった頃から、卒業するまでいじめられていました。
「変態」と呼ばれ、同級生の家に呼ばれては、性的ないじめを繰り返されました。
殴られたりはされなかったのですが、性的な事に興味を持ち始める年代だった同級生達にとって、第二次性徴の真っ只中だった僕の身体はいい実験台というかおもちゃだったんだと思います。
一番最初は、ただ友達の家に遊びに行っただけのつもりでした。
家につくなり、服を全部脱ぐように言われました。
断ると、4人の男子に囲まれ、スゴまれました。
結局、全裸になったのですが、性器を手で覆っていると、また「隠すな」とスゴまれました。
4人の男子が床に座って囲む中、僕は性器丸出しでまっすぐ立たされました。
まだ陰毛が生えておらず、「お子ちゃま」だとえらく笑われたのをよく覚えています。
全裸にされた僕は、その格好のまま150mほど離れた自動販売機にタバコを買いにいかされる事になりました。
夕方でしたが外はまだまだ明るく、ほとんど人通りはないものの、絶対にないとは言い切れない通りだったので、さすがに僕は激しく抵抗しました。
しかし、言い出した方も引っ込みがつかないようで、結局Tシャツだけは着てもいいという事になりました。
Tシャツはごく普通の長さなので、それを着ても性器やお尻は丸出しでした。
僕は諦めて彼らのいう通りにするしかありませんでした。
僕が従う気になったのを見て、彼らはまた命令を増やしました。
「性器を隠さない」「絶対に走らない」というものでした。
僕はまだ明るい通りを、性器丸出しでタバコを買いにいかされ、彼らはその姿をベランダからゲラゲラ笑いながら見ていました。
タバコを買いに行かされた日から1週間ほどたったある日の夜、家に電話があり呼び出されました。
家の近くの公衆電話(当時は携帯などなかったので)のところで彼らが待っていました。
僕は彼らに押されるようにしながら、7,8分ほど歩いたところにある広い公園につれていかれました。
その公園には藤棚のあるベンチがあり、中央にレンガで作ったテーブルのようなものがあるのですが、彼らはベンチに座ると、僕にそのテーブルに立つように言いました。
正直、その時点で、この後何をさせられるのかわかってはいたのですが、僕に彼らに逆らう勇気は既になく、その上に立ちました。
案の定、着ているものを全て脱ぐように言われました。
以前に一度見られているので、その時ほどの抵抗感はありませんでしたが、やはり他人に性器を見られるのは恥ずかしいもので、
しばらくは抵抗していたのですが、明らかに機嫌が悪くなってきたのがわかり、上着から順に脱いでいきました。
その公園は照明が故障しており、夜間の人通りもまずないので、他人に見られる心配はほとんどないのですが、
さすがに野外で全裸という格好はかなり抵抗を感じました。
突然、彼らの内の一人が僕の脱いだ服を持って走り出しました。
他の子達も彼につられて走り出し、僕は全裸のまま呆然としていたのですが、どんどん遠ざかる彼らを追いかけはじめました。
しかし、明かりもほとんどない広い公園で、彼らの中の服を持った子を発見し、それを奪い取る事など不可能だと悟り、水のみ場の辺りで座り込んでしまいました。
すると彼らは、諦めた僕の周りに戻ってきました。
一人が何かを思いついたようでした。
その水のみ場のところに座ったら、服を返すと言うのです。
始めは彼らの言う意味が理解できませんでした。
その水道は、公園でよく見かける、口が丸くなった上向きの飲む為専用の水道でした。
その水道の丸くなった部分を肛門に挿入できたら、服を返すという事でした。
従うしかない僕は、とりあえずその水道を跨ぎ、飲み口を肛門に押し当てましたが、挿入する勇気がありませんでした。
しばらくそうしている内に、僕は足元の段差を踏み外してしまい、自ら飲み口を肛門に挿入してしまいました。想像していたような激痛はありませんでしたが、入ってしまったという衝撃と精神的なショックが大きかったです。
彼らはそのまま我慢するように言い、僕を立てないように押さえつけると、なんと水道の蛇口をひねりました。
さすがにそこまではしないだろうという僕の期待は一瞬で裏切られました。
身体の芯から「シューッ」という音が頭に響き、お腹が膨らんでいくのを感じました。もうまともにしゃべることもできず「ううっ」とか「ああっ」とかうめき声のようなものしか出ません。
ほんの十数秒だったとは思いますが、彼らが離れるのと同時に、僕は飛び跳ねるように水道から立ち上がりました。今まで経験した事のない強烈な便意を、辛うじて押しとどめているという感じでした。
まっすぐ立ち上がることができず、お腹を抱えて立ち、公衆便所を探しました。
50mほどのところにあるのはわかりましたが、とても遠いところにある気がしました。
それでも僕は便所に向かおうとしましたが、彼らは面白半分に僕の両手をつかみ、便所に行かせるどころか、お腹を押さえる事すら許しませんでした。
彼らは1分間直立できたら便所に行かせてくれるといいました。
僕は、強烈な腹痛と便意を耐える決心をしました。
手を身体の横に沿わせ直立の姿勢になりました。足がガクガク震えてしまいます。
30秒ほどだったと思います。
頭がボーッとして限界が近づくのがわかりました。
次の瞬間、僕は彼らの目の前で、直立の姿勢のまま大量のうんちを漏らしてしまいました。
急に涙が出て止まらなくなり、しゃがみこんでしまいました。いつのまにかおしっこも漏らしてしまっていました。
しばらく泣き崩れていましたが、気がつくと彼らの姿はなく、四方八方に僕の服が散らばっていました。
なんとか服をかき集め家に帰りましたが、さすがに次の日から3日ほど学校にはいけませんでした。
公園での一件があってから初めて登校した時、彼らは僕に謝りにきました。
しかし、どう見ても反省している様子ではなく、「謝ったんだから、これからもよろしく。」つまり、また呼び出したら来いよという、脅しじみたものでした。
そして、案の定その翌日には早速放課後残るように言われたのです。
今回は全裸ではなく、下半身だけでした。
僕はズボンとパンツを脱ぎました。
正直、排泄まで見られて、これ以上隠すものはないと思っていたので、あっさり諦めてしまいました。
すると、彼らは急に騒ぎ出しました。
なんと自分でも気づかない内に、うっすらとほんの5ミリ程度ですが、性器の上部に陰毛が生えてきていたのです。
自分でも気付かなかった身体の成長(性徴)を同学年の同性に指摘され、しかもそれを笑われるというのは、ある意味、排泄を見られるよりも恥ずかしかったです。
そして彼らは、あらかじめそのつもりだったのか、僕の発毛をみたからなのか判りませんが、新たな要求をしてきました。
彼らは、僕にオナニーし射精するように言いました。
僕はオナニーの事は知っていましたが、正直なところ、この時までオナニーというものをした事がありませんでした。
夢精の経験もなかったので、自分の性器から精子が出るなんて想像もできないことでした。
した事がないという事を彼らに言うと、とにかくペニスをしごけと言われました。
僕は、自分のペニスを握り、ただなんとなくしごきました。
自分でも驚いたのですが、しごきはじめて、ものの数秒で硬くなりはじめ、1分ほどで完全に勃起してしまったのです。
彼らは腹を抱えて笑いながら、しごき続けるように言いました。
ひたすらしごき続ける事30分以上、なんとなく気持ちいい感じはあるのですが、それだけという感覚が続き、彼らも飽きてきたようです。
「もういい」と言われ、そのまま、彼らは帰ってしまいました。
実は、この夜風呂場でペニスをしごいてみました。
が、やはり射精にはいたりませんでした。
次の朝起きてみると、ペニスが少し腫れ、痛いような熱いような変な感じでした。
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- イジメ2
- 2022⁄08⁄07(Sun)
- 22:02
受難の時
して恐る恐る股間に手をやると、濡れた感触が当然のようにかえってきた。
「気が付いた?前崎さんに絞め落とされたんだよ。落ちたのは初めてでしょう。
おもらししちゃったね。気にしないでね。落ちた時はたまにあることだから」
麻生さんが僕を覗き込んで言った。
僕は混乱してしまってすぐに起き上がろうとするけど、うまく起き上がれない。
「大丈夫?」
そう言って手を貸してくれたのは、僕を絞め落とした智香だった。
手を振り払おうかと思ったが、恥の上塗りみたいな気がしたので素直につ
かまった。
後で、記憶を整理してみると、智香達3人で共謀して僕を辱めた事は明白
だったが、この時は記憶も朦朧としていてそれに気付かなかったのだ。
綾子は濡れた畳を雑巾で拭いていた。
クスクス笑いを漏らしながら。
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- ショタ小説2
- 2022⁄08⁄07(Sun)
- 21:28
小6の初体験
今から5年前の話です。
僕は地域のサッカークラブに所属してました。
夏休みの終わり頃、合宿で茨城に行った時のことです。細かいことは省略します。
近くの公園で一人でボールを蹴っていると、中学生から声をかけられました。彼もサッカー部ということで、サッカーの話をしたり一緒にボールを蹴ったりしました。
しばらくするとお互いに疲れて少し休むことにしてベンチに座り話をしました。汗をかいているのに彼からはとてもいい匂いがして、彼が汗を拭いながら手をあげるとアンブロのシャツの隙間から薄っすらの生えた脇毛が見えて大人だなってその時は感じていました。
話をしている途中からどういうわけかクワガタの話になりました。当時の僕はまだ小学生だったこともありクワガタに興味深々になってました。すると、彼から「近くの神社にクワガタがよく獲れる場所があるから行かないか」と言われました。僕は即OKを出しました。神社までは彼の自転車の後ろに乗せてもらいました。彼は身長は160くらいだったと思います。かなりのスリム体型でした。自転車の後ろから彼の腰に手を回し背中にしがみつきました。汗はかいていたのに全然嫌な気はしませんでした。
5分くらい自転車に乗り話の神社に着きました。そこは誰も人のいない小さな神社でしたが周りは大きな森で囲まれた感じでした。二人は自転車を降り、神社の後ろに回りました。彼の後をついて行き、クワガタが取れるという場所に行きました。しかし、なかなかクワガタは見つかりませんでした。僕が少しガッカリした表情を見せていると彼が思いもかけないことを言ってきました。
それまでとは少し違ったこわばった表情でしたが「ごめんクワガタが見つからなくって、でも別にいいものがあるんだ、一緒にみにいくか」僕がわけもわからずうなづくと彼はさっきの神社の境内の方に向かいました。
神社の後ろに着くと彼は神社の建物の下に潜り込んで行きました。すると、彼の手には何かビニールの袋に入った包みを持ってきました。周りを気にしながら彼が包みを開けるとそこには数冊の本がありました。その本は当時は読めませんでしたがBADI、そうゲイ雑誌でした。
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- 小学生体験談2
- 2022⁄08⁄07(Sun)
- 20:58
中学の頃
これは俺が中学のころの話です。
俺はその頃から男の体に興味をもっていて、隣のクラスには好きな男の子、
名前は大熊っていう子がいました。
僕は面食いなので大熊は他学年でも噂になるほどの美少年で、僕はいつも視界にその子が入ると目で追ってしまっていました。
しかし、そのこの周りにはいわゆる悪がきみたいな、ちょっと調子に乗っているようなやつらが常にいて、気の弱い僕はなかなか大熊に話しかけられずにいました。
僕の楽しみは、となりのクラスと合同で行う体育の授業でした。大熊は体毛が薄くとてもきれいな足をしていたので、ぼくはいつもさりげなく大熊にちかづいては、そのキレイな足に釘付けでした。
体育の授業の前の10分休憩では、自分は急いで着替えて、隣のクラスの知り合いに話しかけに行く振りをして大熊に近づき、大熊の着替えを眺めていたりしました。しかし、日頃の僕のそんな行動はやはり、周りには疑われていたらしく、ある日大変な目にあってしまいました。
ある僕が楽しみにしていた体育の日、
その日も僕は急いで着替えて大熊の着替えを見に行きました。
知り合いに質問をしながら、ちらちらと目当ての大熊のパンツ姿を目にやきつけるようにみて、その後、体育の授業にむかいました。
その日はマット運動の日で、青く、短い短パンからパンツが見やすい絶好チャンスだったので、僕は何をするにも大熊の近くをうろうろして、そのチャンスをうかがっていました。
まずは、準備運動なんですが、普段大熊とはろくに話すことができてない僕は、一緒にストレッチをやろうなどとは言い出すことができずに、仕方なく普通の顔したよくしゃべる男と準備体操しました。
もちろん体操しながらも大熊のパンチラを見るため、視線は大熊にいっていました。準備体操が終わり、各自練習となり、先生はどこかにいってしまった。
あまりまじめでもない大熊はいつもつるんでいる悪いやつ等とねっころがって、なにやら雑談している。しかもその足は大きく広がっていて、
その下に座ることができれば、憧れの大熊のモッコリがじっくり見れるような体勢だった。
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- 中学生体験談2
- 2022⁄08⁄07(Sun)
- 20:38
賎のおだまき考
私も農家の長男坊として、春は田植え、秋は稲刈り、冬はわらじ作りの仕事を、幼い頃から家族の一員として手伝いながら、
一方で勉学に力を入れ、周囲の者に負けるものかと頑張りました。
田舎の学校でしたが、私は常に成績は学年で「首席」を維持し、
校長先生からも毎年のように全校児童の前で表彰を受けたものでした。
私はある日担任の先生から、
「おまえは、将来兵隊さんになりたいか?」と、尋ねられました。
私が、戦争を賛美する当時の少年雑誌を好み、「兵隊ごっこ」で隊長役をして、
他の子どもたちの先導役になって遊んでいる様子を御存じだったようです。
「はい、兵隊さんになります。」
「そうか、では、幼年学校に行く気はないか?」
「えっ。」
「えらい隊長さんになって、御国の為に尽くしてみたくないか?」
私は、自分のような百姓の倅でも、学力優秀で努力さえすれば、
必ず「幼年学校」に入学できると聞かされ、その日から「目標」に向かって頑張ったのです。
父や母も先生の御言葉を聞かされ、私の「目標」実現のため協力をしてくれました。
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- 中学生体験談2
- 2022⁄08⁄07(Sun)
- 20:30
アツシ少年の災難
ある小学校に、アツシという名の少年がいた。
小学5年生、地元のサッカークラブに所属し、サッカーが大好きで、しかもうまい。
勉強はからっきしできなかったが、顔だちもよく、女子生徒からも男子生徒からも慕われ、クラスの人気者であった。
お調子者の部分もあり、男友達とはその年頃らしい下ネタで盛り上がり、大笑いしたりじゃれあったりすることもある、元気で明るい男の子であった。
屈託のない笑顔、それはある日、突然壊されたのであった。
ある日の放課後、サッカークラブも休みの日だが、「サッカーやろうぜ!」と友達を誘い、学校の近所の運動場でサッカーする約束をした。
「じゃあ早く行こうぜ!」
大好きなサッカーがやれることにはしゃいでいたアツシは、すぐにカバンを持って友達と教室を出ようとした。しかし、
「ちょっと!アツシ今日掃除当番でしょ!」
と女子生徒に呼び止められ、「あれ?そうだっけ?」と舌を出して笑い、いやいやその女子生徒から掃除用の自在箒(じざいぼうき)を受け取った。
「悪い!先に行っててくれよ!すぐに行くからさ!」
アツシは教室の出入り口の扉にいる友達数人にそう呼びかけると、渋々掃除を始めた。アツシが友達とサッカーをする運動場は、いつも同じところだったので、
「早くしろよー」
と友達はアツシを待たずに先に行ってサッカーをしていることにし、昇降口に向かって走っていった。サッカーボールはアツシのを借りることにした。
アツシは四角い部屋を丸く掃除する勢いで、時折真面目な女子に苦笑いで注意をされながら、早めに教室の掃除を終わらせた。
教卓以外の、教室の後方に移動させた机や椅子を乱雑に元の位置に戻し、女子生徒がそれをきちんと綺麗に整えると、ようやくみんなのところに向かう準備が整った。
(うわぁ、案外時間かかったなぁ…早く行かねぇと!)
アツシは同じ班の友達に早々に別れを告げ、カバンを背負うと教室から廊下に飛び出し、昇降口へと走った。
そのときだった。
ドンッ!!
アツシが階段に向かう角を曲がろうとしたとき、6年生の男子に勢いよくぶつかってしまったのだ。
「うわっ!」
アツシと、ぶつかった6年生の生徒の「おうっ!」という驚きの声はほぼ同時だった。
幸い、アツシも6年生も、体が吹っ飛ぶような衝突ではなかったが、衝突は時間を気にするあまり、走って飛び出したアツシに非があることは明白だった。
「あの…すみません!」
アツシはすぐに謝り、その6年生の顔を見上げた。
アツシはそんなに身長が低いわけではなく、平均的な小学5年生の男児の身長だったが、その6年生が平均を上回る大きさだったのだ。
(コイツ…野球部のボスじゃん…)
アツシはこの6年生を知っていた。
知っていたといっても、直接会話したこともなければ、小木という苗字しか知らない。
ただし、野球部に所属し、その体の大きさや力の強さから「ボス」とあだ名され、後輩たちから恐れられる存在であった。その噂は、野球ではなくサッカー一筋のアツシの耳にも届いていた。
同級生で野球部に所属している男子生徒が泣かされた、という話も聞いているし、機嫌の悪い日にはおもちゃのように遊ばれるなどという物騒な噂まであった。
しかし、同じ学年でもなければ野球部でもないアツシにとっては、自分には直接は関係のない話だと思いながら聞いていたのだ。
その悪名高いボスに、まさかこんな形で鉢合わせしてしまうとは、アツシは夢にも思っていなかった。
「あぁん!!??」
アツシの謝罪もむなしく、ボスは眉間に皺を寄せてアツシを睨んだ。正直、小学6年生とは思えない迫力であった。
時折、どう考えても小学生とは思えないような体躯の男子がいるが、ボスはまさに、そういう小学6年生であった。
アツシは「ボスの機嫌が良ければ大丈夫」と内心思っていたが、その望みは見事に打ち砕かれた。反応を見る限り、ボスの機嫌は最悪のもののようだった。
数秒間、ボスはアツシを睨み付け、そして
「あ、お前サッカーやってる奴だろ?」
と言われ、アツシは驚いた。
「え?」
ボスがなぜ多くの児童が在籍するこの学校の中で、学年も違い、部活も違うアツシの存在を認識していたのか、アツシは急に不安になった。
「俺、前からコイツのこと気に入らなかったんだよなぁ」
とボスは言い、それまで眉間に皺を寄せて不機嫌そうな表情だったのを急変させ、意地の悪い不気味な笑みを浮かべた。
あとから分かったことだが、「サッカーが得意な5年生の男の子」として、他学年でもアツシの存在は、有名とまではいかないが、運動部系、殊に球技系の部活の生徒には認識されていたのだった。
無論、野球部のボスの耳にも届いていた。そして、野球一筋できたボスにとって、サッカーが得意でチヤホヤされている(とボスは思い込んでいた)アツシのことは、非常におもしろくない存在だったのだ。
「いい機会だ。ちょっと来いや」
ドスのきいた迫力ある低音の声で、ボスはアツシの腕をつかもうとした。アツシは咄嗟に身の危険を感じ、後ずさったが、いつの間に回り込まれていたのか、ボスの取り巻きの野球部員の6年生たちが背後におり、背負っていたカバンが6年生に当たる。
「なんでですか?ぶつかったのは俺が悪いんですけど、謝ったじゃないですか!」
そんなことを言っても通用する相手ではなかった。
右腕と左腕を一人ずつに抱えられ、背後にもう一人おり、正面にはボスの巨体。アツシは既に逃げ場を失ったいた。
「はなしてください!やめてください!!」
アツシは腕をつかむ二人を振り払おうと試みるが、年齢も上であり、野球部らしい屈強な体つきの前に、アツシはどうすることもできなかった。
結局、ボスたちによって、まるで罪人のような格好でアツシは連行されてしまった。
アツシが連れてこられたのは、屋上の扉の前の踊り場だった。
屋上に行くものなど滅多にいないこの場所は、いつの時代のどの学校でも、いじめには最適な空間だ。
ここに連れてこられるまで、アツシは無言を貫いた。変に大きな声を出したり、激しく抵抗したりして、殴られたりしたらイヤだったからだ。
アツシの記憶の中では、ボスにいじめを受けても、顔や体にあざや傷をつくっている人を見たことがなかった。だから大人しくしていれば、そこまでの暴力はふるわれないかもしれない、アツシはそう考えた。
しかし、この納得のいかない状況に、アツシの表情は連行されているときも終始ムスッとした不機嫌顔になっていた。
ボスは階段をあがりながら、時折振り返り、そのアツシの表情を見てニヤニヤと笑っていた。
踊り場で再びアツシとボスは向かい合った。
アツシは先程と同じくムスッと、ボスはニヤニヤと笑っていた。
「ボス、つぶすか?」
左腕をおさえている6年が、ボスと同じようにニヤニヤと笑いながら言った。見ると、右腕を押さえている6年も笑っており、どうやらこの野球部員たちの中では、これからアツシに対してなにをするのか、もう決まっているようだった。
(コイツら、いつもこんな感じで憂さ晴らししてんのか…)
アツシは冷たい校舎内の空気とは裏腹に、汗がにじみ出るような感覚になった。
「よっしゃ、やるぞ」
「うっ!」
アツシは腕に痛みを感じ、思わずうなり声をあげた。
背後にいた6年が、アツシの両腕をグッと引き寄せ、タイガースープレックスの形でアツシの両腕の自由を奪ったのだ。
痛みと不安から、アツシは目の前のボスを睨み付けた。
「生意気な目つきしてんな、座らせろ」
ボスの一声で、アツシは両腕の自由のきかないまま、床に無理矢理座らされた。
そして、左右の足は少し開かれて伸ばした状態にされ、足の間には、両脇に立っていた2人の6年がそれぞれ、右側に立っていたやつが右足を、左側に立っていたやつが左足を入れてきた。つまり、左右の二人はアツシの足をまたぐようにして立ったのだ。
そして、肩に手を当てられ、
「これで足を閉じることはできないぜ」
と笑った。
アツシはなんのことだかわからず、左右の二人、そして正面に仁王立ちするボスを交互に睨み付けた。
「よし、始めるか」
ボスは嬉しそうに言うと、アツシの伸ばされた足の両足首を掴むと床に腰掛けた。
(え…まさか…)
これから我が身に降りかかる運命を悟ったのか、アツシは若干体を揺さぶろうとしたが、腕はまったく動かず、両脚は閉じたくても、取り巻き二人の足が邪魔して決して閉じることはできない。
(足を閉じられないって、こういうことかよ…クソ…)
アツシは悔しさでいっぱいになり、キッと再びボスを睨み付けたが、ボスはニヤニヤしながら、アツシの予感通り、右足をアツシの股間に押し当ててきた。
「サッカーっていうのは脚力が大事なんだよなぁ?」
ボスは伏し目がちに睨み付けるアツシの顔をのぞきこみ、楽しそうに質問してきた。
「本当の脚力ってのを教えてやるよ」
またしても低い声で、アツシに対する「処刑宣告」をした。
ボスはアツシのジーパンに包まれた股間に、右足をグリグリとゆっくりと押し付けた。
アツシは一言も発することなく、悔しそうにボスの足に踏みにじられる自らの股間を見つめた。足を入れて肩をおさえている二人は、そんなアツシの表情をのぞきこんで笑っている。
「ここ潰すぞ、いくぞ?いくぞ?」
俯いているアツシの顔を、ボスも覗き込むように言うが、アツシはなおも無言を貫いた。
すると、
「おらぁっっ!!」
と叫び、ボスの右足は大きく震えだし、強烈な電気あんまをアツシにお見舞いした。
やられた瞬間、アツシは叫びそうになるのをなんとかこらえ、下を向きながら歯を食いしばり、目をギュッと瞑りながら必死に耐えた。
アツシも今まで、友達とのじゃれあいや罰ゲームなどで電気あんまを食らったことがあるが、ボスの電気あんまはアツシが今まで食らった電気あんまとは比べ物にならないほど強烈なものだった。
大きな足がアツシの股間全体を押しつぶし、屈強な腕が両足をひっぱることで、アツシのタマやチンコは本当に押しつぶされそうなほど強く圧迫された。
(痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!!)
アツシは本当は悲鳴をあげて泣き叫びたかったに違いない。しかし、悔しさから声を出さず、必死に耐えた。
その様子が面白かったようで、
「ヤバいな、これは」
「これ、マジでつぶれるやつじゃね?」
と取り巻き二人はアツシの顔をのぞきこみ、笑いながら言う。その言葉に反論しようと口を開けると、叫びそうになるので、アツシは屈辱的な言葉にも言い返せないでいた。
おふざけや罰ゲームの電気あんまは通常数十秒くらいで終わることが多いが、既にこの電気あんまは5分を超えていた。
ボスはかかとでアツシのタマをすりつぶすように狙ってきたり、爪先でチンコを突き刺すようにしてきたりと、いろいろと方法を変えながら、そして的確にアツシにダメージを与え続けた。
時折漏れそうになる声を、歯をグッと食いしばることによって耐え続けてきたが、アツシはいつ終わるか分からないこの電気あんまに、早くも限界を感じていた。
アツシが限界を感じ始めてから更に5分が経過し、電気あんまが始まってから10分以上が経った。
「もうチンコとれたんじゃね?」
「コイツ女になっちゃうんじゃねぇか」
取り巻き二人はなおも言葉でアツシを精神的に追い詰める。
それに対してボスは、始める前の笑顔が消えており、ギロッとした目で正面のアツシを見つめ、もはや真剣そのものだった。
ボスの足の勢いは止まらず、足の位置も移動させたりして工夫しながら電気あんまはそれから更に5分続けられた。
「ふぅ」
電気あんまが始まって15分、ようやくボスの足の振動が止まった。
ボスの足はアツシの股間から離れ、アツシは食いしばっていた力をようやく緩め、「ハァハァ」と小さく呼吸した。
「つぶれたか?」
取り巻きの一人がアツシの顔を覗き込むと、アツシは顔をあげてキッと睨み付けた。
「こわっ!」
「めっちゃキレてんじゃん、コイツ!」
と言って罵倒してきた。ボスは体勢を変えたものの、タイガースープレックスはまだきまったままであり、取り巻き二人もどいていないため、アツシは足を閉じられないでいた。
しかし、ようやく終わった…
アツシはそう感じ、あとは解放されるのを待てばいいと思っていた。こんな屈辱的なことを受けたのは生まれて初めてであり、悔しくてたまらないが、今は仕返しなどではなく、早くこの場から立ち去りたかった。
アツシが解放を待っていた、そのとき、
「うわぁっっ!」
突然、アツシの目の前の景色が変わった。
取り巻き二人の姿が消え、代わりに現れたのは天井だった。一瞬の出来事で、アツシにはなにが起きたか分からなかったが、タイガースープレックスをかけていた背後の6年が技をかけたまま後ろに寝転ぶように体勢を変えたため、アツシも引っ張られて仰向けにされてしまったのだった。
そして、背後の6年は
「足!足!足もって股広げろ!」
と取り巻き2人に指示を出し、すかさず2人はアツシの両足を片方ずつ持ち、股を大きく広げた。
アツシの急所は、これでもかというほど、無防備な状態にされてしまった上に、タイガースープレックスをかけられたままの仰向け姿勢が更にアツシを苦しめた。
ボスはゆっくりアツシの股間に近づき、ピッタリとしたジーンズに包まれたアツシの急所を見つめ、ニヤニヤすると、親指と人差し指で円をつくった。デコピンの手の形である。
その手の形のまま、ボスはアツシの股間をじっくりと見つめた。
「さぁ、タマはどこだぁ?」
アツシは恐怖心から声も出ず、暴れることもできなかった。首を一生懸命に曲げてボスを見た。そして、
ペシッッ!!
「んっ!」
ボスの指が、アツシの股間を弾いた。アツシは思わず声が漏れてしまったが、幸い、タマをはずれていた。
「運がいいなぁ、ここは竿の方かぁ」
ボスはまたしてもデコピンの形をつくり、今度はアツシの股間に指を当てて、弾く場所を探った。
(クソォ…)
ペシッッ!!
「あっ!」
ボスの指はまたしてもアツシのチンコを弾いた。このときアツシは察したのだ。ボスがわざと、タマではなくチンコを狙ってるということを。
それから何回かチンコを狙われてデコピンを食らった。
しかし、
ペシッッ!!
「んぁぁっ!」
アツシは今までとは明らかに違う声を出した。アツシの全身を貫くような鈍い痛みが股間に走る。
遂にボスの指が、アツシのタマを弾いたのだ。
「あ、ここかコイツのキンタマ!よかったなぁ潰れてなくて」
ボスは今までわざとはずしていたにも関わらず、まるで今初めて見つけたかのような言い方をした。
アツシは痛みで、それに対して反論するどころではなかった。
ペシッッ!!
「あ゛ぁ!!」
再びアツシはタマを弾かれた。
「ちゃんと2つまだついてるじゃん。まだいじめられるな」
するとボスは左手もデコピンの形をつくり、もう的確にとらえたアツシの両方のタマを左右交互に弾き始めた。
ペシッッ!!
「んっ!」
ペシッッ!!
「あっ!」
ペシッッ!!
「ぐうっ!」
ペシッッ!!
「うぅっ!」
何度も何度も急所を攻撃され、さすがのアツシも目に涙をため始めた。
逃げたくても、両腕は使えず、足を閉じたくてもおさえられ、大きく広げられている。
されるがままとは、まさにこのことだった。
ボスは交互に弾いてきたり、左右同時に弾いたり、時折またチンコを狙って油断させてからタマを弾いたりと、楽しむようにアツシの急所を責め続けた。
(たっ…タマが…キンタマが…)
足がビクビクと震え始めた頃、ようやくデコピン、ならぬタマピンが終了した。
もう今度こそ解放される、アツシはそう思った。
その瞬間、
「んぐぅっっ!!!」
今までにないほどの強烈な痛みがアツシの股間に走った。
最後のとどめとばかりに、ボスがアツシの股間強烈な蹴りを一発お見舞いしたのだ。
さすがの取り巻きもこれには驚き、
「いや、これはヤバい」
「さすがに潰れただろ?」
と小さく言ったが、これはアツシを心配して言った言葉ではなく、単にボスの蹴りの強烈さに驚いただけのことである。
「いくぞ」
ボスは小さく低い声で言うと、アツシはようやく両腕も解放され、そのまま床に寝転がって動かなかった。
「またやろうぜ」
「タマ残ってたらな」
「すっきりしたなぁ」
階段を下りていく6年のそんな言葉も、今のアツシには届かなかった。
「アツシ遅くね?」
アツシのあまりの到着の遅さを心配し、友達3人が校舎内でアツシを探していた。
すると一人が、かすかな声のようなものを聞き取った。音をたどっていくと、野球部のボスたちと階段ですれ違った。
「最後のはやりすぎじゃね?」
ボスの同級生の野球部員がボスにそう問いかけると
「あいつ、あれだけやっても泣かねぇからさ、泣かせたくなってな」
なんのことだか分からないが、また誰かを標的にして憂さ晴らしでもしたのかと感じ、その生徒はボスたちと少し感覚をあけてすれ違った。
階段をあがっても誰の姿もなかった。しかし、階段付近からは確かにかすかに声が聞こえた。
(泣き声?)
誰かがすすり泣くような声が聞こえた。少し不気味に感じながらも、よく耳をすませると、屋上へ続く階段の上から聞こえてきた。
(あんなところに誰かいるのか?オバケだったらイヤだな…)
そんなことを思いながら、ゆっくりと階段を上がると、信じられない光景に、その生徒は目を見張った。
アツシが倒れている。
右手で股間をおさえて丸くなり、左手で顔をおおって、声を殺して泣いていた。
その生徒は先ほどボスとすれ違ったことを思い出し、すべてを悟った。
声をかけようと近づき、アツシの背中、白いパーカーをさすってあげた。
「大丈夫?」
声をかけても、アツシは反応がなかった。
アツシの背中をさすった手からは、アツシの震える感覚だけが伝わってきた。
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