- 2016⁄04⁄22(Fri)
- 01:48
出会いと別れ
3月、世間では出会いと別れの季節と言われる
ここにも別れに悩む少年が一人・・・
「もう、3月になっちゃったんだ・・」
柔らかな朝日の中、カレンダーを見ながら小さくため息をつく少年
4年生の福は、隣に住む中学3年生の桜井優(サクライユウ)を兄のように慕っていた
「福〜、早く行かないと遅刻するわよ」
リビングから母の声
「わかってるよ〜」
重い足取りで玄関を出るとそこには人影が一つ
「福!遅い!置いていくところだったぞ!」
桜井優はわざとらしく頬を膨らませていた
「ごめん、行こっ」
福は精一杯の明るい顔を優に向けた
福の小学校は、優の中学校までの道の途中にある
優は高校受験を無事に終え、少し離れた高校に行くことが決まっていた
つまり、今のように一緒に登校するのは残りわずかになった
「福ももうすぐ5年生だな、昔はこーんなにちっちゃかったのになぁ」
「そんなにちっちゃくなかったもん」
優の大げさな振る舞いに、福はすかさずつっこむ
今までとなんら変わらないやりとり
しかし、それももうすぐ終わる
福の心は今までにないくらいに締め付けられていた
「・・・優くんも高校生なんだね」
「そうなんだよなー、めっちゃ楽しみ」
優は軽くスキップをし始めた
3月とはいえ、冷たい風が2人の間を駆け抜けた
「・・・じゃあ、僕行くね」
福は小学校に着くとトボトボと校門をくぐって行った
「福・・・?」
優は福の態度に疑問を抱きながらも中学校へと向かった
ここにも別れに悩む少年が一人・・・
「もう、3月になっちゃったんだ・・」
柔らかな朝日の中、カレンダーを見ながら小さくため息をつく少年
4年生の福は、隣に住む中学3年生の桜井優(サクライユウ)を兄のように慕っていた
「福〜、早く行かないと遅刻するわよ」
リビングから母の声
「わかってるよ〜」
重い足取りで玄関を出るとそこには人影が一つ
「福!遅い!置いていくところだったぞ!」
桜井優はわざとらしく頬を膨らませていた
「ごめん、行こっ」
福は精一杯の明るい顔を優に向けた
福の小学校は、優の中学校までの道の途中にある
優は高校受験を無事に終え、少し離れた高校に行くことが決まっていた
つまり、今のように一緒に登校するのは残りわずかになった
「福ももうすぐ5年生だな、昔はこーんなにちっちゃかったのになぁ」
「そんなにちっちゃくなかったもん」
優の大げさな振る舞いに、福はすかさずつっこむ
今までとなんら変わらないやりとり
しかし、それももうすぐ終わる
福の心は今までにないくらいに締め付けられていた
「・・・優くんも高校生なんだね」
「そうなんだよなー、めっちゃ楽しみ」
優は軽くスキップをし始めた
3月とはいえ、冷たい風が2人の間を駆け抜けた
「・・・じゃあ、僕行くね」
福は小学校に着くとトボトボと校門をくぐって行った
「福・・・?」
優は福の態度に疑問を抱きながらも中学校へと向かった
- category
- 子役
- 2016⁄04⁄22(Fri)
- 01:42
ニックネーム
鳥のさえずりがよく聞こえる季節
福は学年が上がり、新たな友達との出会いが待っていた
「1組かぁ」
福はクラス替えの張り紙を見て教室に向かう
クラスにはこれまで友達だった人も、話したことのない人もたくさんいた
「おはよう」
福は旧クラスの友達の輪に入って話を始めた
「担任だれなのかな?」
「山崎先生はこわいから嫌だな」
「やっぱり大久保先生がいいなぁ」
新学期になるとよくある光景だった
体育館での朝礼、担任発表もおわり生徒は教室に戻っていた
名前順の席では、福の周りには旧クラスの友達はいなかった
少し心細い気もするが、新しい友達が出来ることにワクワクしていた
担任の自己紹介が終わると生徒の自己紹介が始まった
その時、目の前の生徒が振り返り、福の顔をじっと見た
「・・・なに?」
「何でもないよ
ただ福くんと同じクラスになりたかったんだ」
楽しそうに話すその少年は人懐っこい笑顔を浮かべていた
「僕は・・・」
「おい、柴田!お前の番だぞ」
前の少年は担任に呼ばれると起立し自己紹介を始めた
「柴田唯(シバタユイ)です、サッカーが好きです、宜しくお願いします」
席に座ると、福に向かってニカッと歯を見せて笑った
「鈴木福です、僕もサッカーが好きです、一年間宜しくお願いします」
福も唯に向かってニカッと笑った
2人は次の休み時間からずっと一緒に過ごすようになっていた
福は学年が上がり、新たな友達との出会いが待っていた
「1組かぁ」
福はクラス替えの張り紙を見て教室に向かう
クラスにはこれまで友達だった人も、話したことのない人もたくさんいた
「おはよう」
福は旧クラスの友達の輪に入って話を始めた
「担任だれなのかな?」
「山崎先生はこわいから嫌だな」
「やっぱり大久保先生がいいなぁ」
新学期になるとよくある光景だった
体育館での朝礼、担任発表もおわり生徒は教室に戻っていた
名前順の席では、福の周りには旧クラスの友達はいなかった
少し心細い気もするが、新しい友達が出来ることにワクワクしていた
担任の自己紹介が終わると生徒の自己紹介が始まった
その時、目の前の生徒が振り返り、福の顔をじっと見た
「・・・なに?」
「何でもないよ
ただ福くんと同じクラスになりたかったんだ」
楽しそうに話すその少年は人懐っこい笑顔を浮かべていた
「僕は・・・」
「おい、柴田!お前の番だぞ」
前の少年は担任に呼ばれると起立し自己紹介を始めた
「柴田唯(シバタユイ)です、サッカーが好きです、宜しくお願いします」
席に座ると、福に向かってニカッと歯を見せて笑った
「鈴木福です、僕もサッカーが好きです、一年間宜しくお願いします」
福も唯に向かってニカッと笑った
2人は次の休み時間からずっと一緒に過ごすようになっていた
- category
- 子役
- 2015⁄01⁄05(Mon)
- 23:07
福くんは温泉が大好き
福くんは温泉が大好き。
忙しい生活の合間にも暇を見つけては温泉めぐりをしていた。
けど、やはり福くんも立派な有名人。
温泉に行くたびにいつも好奇の目にさらされていた。
他のところなら伊達メガネやマスクで変装できるが、
温泉では顔はもちろん体の隅々まで丸見えの状態にならざるを得ないため、
本当は毎日でも温泉に行きたいのに平日のすいた時間にしか行くことができないでいた。
いいとものレギュラーも終わり、祝日にも少し時間があくようになった福くんは
ためしに久々に休日にも温泉に行こうと考えた。
「もしかしたらそろそろ僕を見てもジロジロ見なくなってきてるかも・・・」
そして、福くんはドキドキしながら近場の温泉へと向かった。
すると、受付で順番を待っていたところ、いきなりドラゴンボールの人造人間19号に
そっくりなおっさんに目を付けられた。
「はあ・・・いやだあ・・・気持ち悪いなあ・・・」
そのおっさんは『清史郎命』と大きく書かれたTシャツを着ているくせにとんだ浮気者だ。
子役なら誰でもいいんじゃなかろうか。
福くんはその19号のおっさんがいなくなるまでロビーで待ったが、いつまで経っても消えてくれないので
その日は温泉に行くのをあきらめた。
しかし、今はGW。すぐにまた祝日は来る。
そして、その次の祝日にあの子と出会うこととなる。
福くんは幼稚園の頃からお父さんに連れてもらって温泉によく行った。
ふつう日常では見せない裸の状態だと、つい今まで言えなかったことも簡単に話すことができた。
学校であった嫌ことや、子役の仕事の辛さ、はては好きな女の子のことまで・・・
しかし、今日は福くんは一人きり。
少しさみしい気持ちを感じながら、温泉の入り口の自動ドアの前に福くんは立った。
自動ドアが開き、中に入ってみると、GWだけあってすごく混んでいた。
うわ、またあの19号そっくりなおじさんだ・・・
帰りたいという気持ちが福くんの中で芽生えた。
しかし、その気持ちはすぐに吹き飛ぶこととなった。
あれ、あの子見たことあるな・・・
19号は今日は福くんを全く見てこなかった。
何を見ているのだろうと見た先にその子がいた。
「すっごくかわいい子だな~もしかして僕と同じ子役かな!?
僕と同じ一人きりだ・・・僕と同じくお父さん忙しいのかな~」
そう思いながら受付でお金を払っていると、その子はもういなかった。
急ぎ足で脱衣所へと向かうと、さっそくあの美少年が目に入った。
むさ苦しい男湯というのに、女にも似た心をときめかせる何かをその少年は漂わせていた。
「シコシコ、シコシコ・・・」
19号が何やら卑猥な言葉をつぶやいているのを福くんは聞いてしまった。
「このおじさん、早く逮捕されればいいのに・・・ん?」
シコシコという言葉・・・どこかで・・・
そして、福くんはピンと来た。
「あっ、しこしこチーズ・・・違う違う裂けるチーズのCMの子か!」
福くんはまだ小学生だが、すでに芸能界の酸いも甘いも知っており、数多くの女の子の子役とも
関係を持ってきたが、福くんアンテナを強く反応させる子はほとんどいなかった。
そのアンテナを反応させたのは、まなと裂けるチーズのCMの子くらいだった。
そんなアンテナをビンビンにさせた子が今まさに自分の目の前にいて、それでなんと裸になろうとしているのである。
福くんはあまりにもドキドキしすぎて、今にも心臓が喉から飛び出そうとするほどであった。
上半身が全て裸になり、そしてボクブリ一枚になりと、どんどんストリップしていくたび
アンテナが壊れるほど反応してしまっていった。
しかし、そのパンツ1枚になったところで何やら恥ずかしくなったのか、その脱ぐ行為を止め
今まで脱いできた服を無駄に丁寧に畳みなおし始めた。
「もしかして、この子あまりにも恥ずかしくてやっぱり銭湯に入ることやめやしないだろうか・・・?」
福くんはいてもたってもいれなくなり、ついには自分の知名度を生かすことにした。
「・・・ねえ?君、CM出てたよね?」
その子は少し驚いた表情で福くんを見た後、すぐに表情をゆるめた。
「あっ、もしかして福くん!あっ、すみません福さん!すごい、本物?」
「本物だよ!いいよ、福くんでw」
このナンパテクで福くんは何人も女の子の子役をモノとしてきたが、男の子に対して使ったのはこれが初めてだった。
「僕、田中理勇って言います!よろしくね!」
「うん、よろしく!」
今まで有名になって福くんはさんざん大変な生活をしてきたが、この子と簡単に知りあえるほどの知名度を
手に入れることができた・・・それだけで、その大変さも報われる思いだった。
「ねぇ、いっしょにお風呂入ろうよ!」
まさかこんなかわいい子が自分から裸の関係に誘ってくるなんて・・・
そんな子どもらしからぬ考えを福くんはしてしまうほど、理勇くんにメロメロであった。
その後福くんも服を脱ぎ始めたが、常にそわそわしていた。
「こんなかわいい子に本当に僕と同じモノが股についているのだろうか・・・!?
もしかして、こんなかわいい子の場合は現実でもモザイクついてたりしてw」
理勇くんは福くんより先に脱ぎ始めたというのに、福くんが入る準備を終えた時になっても
まだパンツを脱がないでいた。
「待ってて・・・すぐ脱ぐから・・・」
あんまりこういう温泉に来たことないのかな・・・
理勇くんはロッカーに体の正面を向け、ようやくパンツを脱ぎ始めた。
かわいいお尻の割れ目が見え、そしてするりとパンツが足をスルリと
通り過ぎていくその瞬間は福くんにとってはまるで永遠にも思えた。
こんなにかわいい子が自分のこんな目の前で自ら裸になってくれるなんて・・・
もちろん風呂のために裸になるのだが、福くんは初めて男湯に堂々と入ることができる身分でよかったと思った。
だが、男の大事なところだけはうまく誰にも見られないような位置で脱いでいたため、福くんはそわそわしっぱなしだった。
「それにしても、これどうしよう・・・」
福くんは自分のタオルの中でギンギンに上向くアンテナをどう押さえるのか困っていた。
しかし、周りの男たちも同様の状態であったため、事なきを得た。
福くんと理勇くんは二人で浴室へと向かった。
理勇くんはガッチリと隠している。
福くんはどうしてもそれをはずさせたかった。
しかし、シャワーで体を洗い流すときでさえタオルは外れることはなかった。
「ねえ、理勇くん。タオルで体こする方が手より洗いやすいよ。」
「・・・うん、わかった。」
理勇くんは恥ずかしそうな顔をしながらタオルを外し、体をふき始めた。
福くんはさっそく覗き込もうとしたが、理勇くんは器用に片手でち○ちんを
隠しながら片手でタオルを使っていたため、拝むことができなかった。
「さすがに湯船では見れるはず・・・」
福くんは期待に期待をした。
しかし、あまりにガツガツしすぎるとばれてしまう・・・
この高ぶった気持ちを少しでも落ち着かせるために別なことをすることにした。
「理勇くん!いっしょに体の洗いっこしようよ!」
「・・・うん」
理勇くんの体は福くんよりも細く、近くにいるとなんかいい匂いがしてきた。
「福くん、ちょっとくすぐったいよ・・・」
「へへへww」
お腹やわきを中心に洗う福くん。
「おかえしww」
「うひょひょww」
その二人のほほえましい姿を後ろで19号は泣きながら眺めていた。
すっかり仲良くなった二人。
けど、それでもタオルはガッチリな理勇くん。
湯船でもタオルをつけて入ろうとしていたため、福くんは言った。
「ほら、湯船ではタオルはずそうよ!」
福くんは恥ずかしさをこらえてタオルをはずしてち○ちん丸出しになってみせた。
「・・・うん、わかった」
せっかくさっきまで笑いあえたのに・・・
福くんは悲しくなった。
しかし、タオルを外して見えた理勇くんの大事なところだけは逃さず見えていた。
「理勇くんにもついてるんだ・・・」
福くんのあそこは膨張したが、すでに湯船に入ったため事なきを得た。
理勇くんのち○ちんは福くんの少し太めなち○ちんよりも細めで
ちょっと長めだな、って感じの印象だった。
ただ非常にバランスのとられた理勇くんらしいエロいち○ちんだった。
「はあはあ・・・」
「どうしたの?福くん、のぼせた?」
「うん、少し・・・」
心配そうに見る理勇くんもかわいい・・・
そう思ってじっと見ていると、急に理勇くんが真剣な顔をし始めた。
「福くん・・・僕ね、昔はねおちんちん見られるのもそんな恥ずかしくなかったんだよ。
けど、あることがあってすごく恥ずかしくなっちゃた・・・ごめん、
こんな話聞きたくないよね?」
福くんは大げさなほど首を振った。
「ううん、全然そんなことない。すっごく聞きたいよ。」
そんな二人の姿を遠くで19号が堂々と勃起した姿で眺めていた。
「僕のさけるチーズのCM知ってる?」
「うん、知ってるけど。」
「あれでさ、僕しこしこしていておいしいって台詞あるんだけど、
実はそのしこしこってエッチな意味もあるんだって。」
ベテラン福くんはもちろん知っていた。
「知ってる?おちんちんっていじってると、気持ちよくなって白い液が出るんだって。
それをオナ・・・なんとかって言ったり、しこしこするって言うんだって。」
福くんはついオナニーしている理勇くんを妄想しそうになったが、理勇くんの
話を真剣に聞くために頭をふってその妄想をかき消した。
「同じ事務所の人がやたら僕を見て笑うから、何かな~って聞いたら
しこしこの意味を教えてくれたんだよね・・・
そんなエッチな言葉を僕は言わされたんだな~って思うと恥ずかしくて
恥ずかしくて・・・それで銭湯でももしかして僕がそのしこしこしてる
って思う人がいるんじゃないかって思って、すごく恥ずかしくなっちゃった・・・」
福くんは少しムラッとしていたが、涙を今にも流しそうになっている理勇くんを見て、
そんな気持ちは吹き飛んだ。
「理勇くん、大丈夫だって!僕なんて妖怪してたんだよ?早く人間になりたい!」
福くんのそのおどけた姿を見て、笑顔を見せる理勇くん。
その後、二人は仲良く風呂で遊んだ。
ジェット風呂でちんちんを当ててわざと大きくしたり、全裸で背泳ぎをしたり・・・
そんな中、銭湯だと言うのにいきなりしこしこし始めた19号を従業員が連れて行かれた。
「福くん、なんか変な人がいたみたいだね。」
「あ~あの人、受付からすごく怪しかったから捕まってよかったw」
その後も、二人は銭湯によく行く仲となり、多くのショタコンを喜ばせた。
忙しい生活の合間にも暇を見つけては温泉めぐりをしていた。
けど、やはり福くんも立派な有名人。
温泉に行くたびにいつも好奇の目にさらされていた。
他のところなら伊達メガネやマスクで変装できるが、
温泉では顔はもちろん体の隅々まで丸見えの状態にならざるを得ないため、
本当は毎日でも温泉に行きたいのに平日のすいた時間にしか行くことができないでいた。
いいとものレギュラーも終わり、祝日にも少し時間があくようになった福くんは
ためしに久々に休日にも温泉に行こうと考えた。
「もしかしたらそろそろ僕を見てもジロジロ見なくなってきてるかも・・・」
そして、福くんはドキドキしながら近場の温泉へと向かった。
すると、受付で順番を待っていたところ、いきなりドラゴンボールの人造人間19号に
そっくりなおっさんに目を付けられた。
「はあ・・・いやだあ・・・気持ち悪いなあ・・・」
そのおっさんは『清史郎命』と大きく書かれたTシャツを着ているくせにとんだ浮気者だ。
子役なら誰でもいいんじゃなかろうか。
福くんはその19号のおっさんがいなくなるまでロビーで待ったが、いつまで経っても消えてくれないので
その日は温泉に行くのをあきらめた。
しかし、今はGW。すぐにまた祝日は来る。
そして、その次の祝日にあの子と出会うこととなる。
福くんは幼稚園の頃からお父さんに連れてもらって温泉によく行った。
ふつう日常では見せない裸の状態だと、つい今まで言えなかったことも簡単に話すことができた。
学校であった嫌ことや、子役の仕事の辛さ、はては好きな女の子のことまで・・・
しかし、今日は福くんは一人きり。
少しさみしい気持ちを感じながら、温泉の入り口の自動ドアの前に福くんは立った。
自動ドアが開き、中に入ってみると、GWだけあってすごく混んでいた。
うわ、またあの19号そっくりなおじさんだ・・・
帰りたいという気持ちが福くんの中で芽生えた。
しかし、その気持ちはすぐに吹き飛ぶこととなった。
あれ、あの子見たことあるな・・・
19号は今日は福くんを全く見てこなかった。
何を見ているのだろうと見た先にその子がいた。
「すっごくかわいい子だな~もしかして僕と同じ子役かな!?
僕と同じ一人きりだ・・・僕と同じくお父さん忙しいのかな~」
そう思いながら受付でお金を払っていると、その子はもういなかった。
急ぎ足で脱衣所へと向かうと、さっそくあの美少年が目に入った。
むさ苦しい男湯というのに、女にも似た心をときめかせる何かをその少年は漂わせていた。
「シコシコ、シコシコ・・・」
19号が何やら卑猥な言葉をつぶやいているのを福くんは聞いてしまった。
「このおじさん、早く逮捕されればいいのに・・・ん?」
シコシコという言葉・・・どこかで・・・
そして、福くんはピンと来た。
「あっ、しこしこチーズ・・・違う違う裂けるチーズのCMの子か!」
福くんはまだ小学生だが、すでに芸能界の酸いも甘いも知っており、数多くの女の子の子役とも
関係を持ってきたが、福くんアンテナを強く反応させる子はほとんどいなかった。
そのアンテナを反応させたのは、まなと裂けるチーズのCMの子くらいだった。
そんなアンテナをビンビンにさせた子が今まさに自分の目の前にいて、それでなんと裸になろうとしているのである。
福くんはあまりにもドキドキしすぎて、今にも心臓が喉から飛び出そうとするほどであった。
上半身が全て裸になり、そしてボクブリ一枚になりと、どんどんストリップしていくたび
アンテナが壊れるほど反応してしまっていった。
しかし、そのパンツ1枚になったところで何やら恥ずかしくなったのか、その脱ぐ行為を止め
今まで脱いできた服を無駄に丁寧に畳みなおし始めた。
「もしかして、この子あまりにも恥ずかしくてやっぱり銭湯に入ることやめやしないだろうか・・・?」
福くんはいてもたってもいれなくなり、ついには自分の知名度を生かすことにした。
「・・・ねえ?君、CM出てたよね?」
その子は少し驚いた表情で福くんを見た後、すぐに表情をゆるめた。
「あっ、もしかして福くん!あっ、すみません福さん!すごい、本物?」
「本物だよ!いいよ、福くんでw」
このナンパテクで福くんは何人も女の子の子役をモノとしてきたが、男の子に対して使ったのはこれが初めてだった。
「僕、田中理勇って言います!よろしくね!」
「うん、よろしく!」
今まで有名になって福くんはさんざん大変な生活をしてきたが、この子と簡単に知りあえるほどの知名度を
手に入れることができた・・・それだけで、その大変さも報われる思いだった。
「ねぇ、いっしょにお風呂入ろうよ!」
まさかこんなかわいい子が自分から裸の関係に誘ってくるなんて・・・
そんな子どもらしからぬ考えを福くんはしてしまうほど、理勇くんにメロメロであった。
その後福くんも服を脱ぎ始めたが、常にそわそわしていた。
「こんなかわいい子に本当に僕と同じモノが股についているのだろうか・・・!?
もしかして、こんなかわいい子の場合は現実でもモザイクついてたりしてw」
理勇くんは福くんより先に脱ぎ始めたというのに、福くんが入る準備を終えた時になっても
まだパンツを脱がないでいた。
「待ってて・・・すぐ脱ぐから・・・」
あんまりこういう温泉に来たことないのかな・・・
理勇くんはロッカーに体の正面を向け、ようやくパンツを脱ぎ始めた。
かわいいお尻の割れ目が見え、そしてするりとパンツが足をスルリと
通り過ぎていくその瞬間は福くんにとってはまるで永遠にも思えた。
こんなにかわいい子が自分のこんな目の前で自ら裸になってくれるなんて・・・
もちろん風呂のために裸になるのだが、福くんは初めて男湯に堂々と入ることができる身分でよかったと思った。
だが、男の大事なところだけはうまく誰にも見られないような位置で脱いでいたため、福くんはそわそわしっぱなしだった。
「それにしても、これどうしよう・・・」
福くんは自分のタオルの中でギンギンに上向くアンテナをどう押さえるのか困っていた。
しかし、周りの男たちも同様の状態であったため、事なきを得た。
福くんと理勇くんは二人で浴室へと向かった。
理勇くんはガッチリと隠している。
福くんはどうしてもそれをはずさせたかった。
しかし、シャワーで体を洗い流すときでさえタオルは外れることはなかった。
「ねえ、理勇くん。タオルで体こする方が手より洗いやすいよ。」
「・・・うん、わかった。」
理勇くんは恥ずかしそうな顔をしながらタオルを外し、体をふき始めた。
福くんはさっそく覗き込もうとしたが、理勇くんは器用に片手でち○ちんを
隠しながら片手でタオルを使っていたため、拝むことができなかった。
「さすがに湯船では見れるはず・・・」
福くんは期待に期待をした。
しかし、あまりにガツガツしすぎるとばれてしまう・・・
この高ぶった気持ちを少しでも落ち着かせるために別なことをすることにした。
「理勇くん!いっしょに体の洗いっこしようよ!」
「・・・うん」
理勇くんの体は福くんよりも細く、近くにいるとなんかいい匂いがしてきた。
「福くん、ちょっとくすぐったいよ・・・」
「へへへww」
お腹やわきを中心に洗う福くん。
「おかえしww」
「うひょひょww」
その二人のほほえましい姿を後ろで19号は泣きながら眺めていた。
すっかり仲良くなった二人。
けど、それでもタオルはガッチリな理勇くん。
湯船でもタオルをつけて入ろうとしていたため、福くんは言った。
「ほら、湯船ではタオルはずそうよ!」
福くんは恥ずかしさをこらえてタオルをはずしてち○ちん丸出しになってみせた。
「・・・うん、わかった」
せっかくさっきまで笑いあえたのに・・・
福くんは悲しくなった。
しかし、タオルを外して見えた理勇くんの大事なところだけは逃さず見えていた。
「理勇くんにもついてるんだ・・・」
福くんのあそこは膨張したが、すでに湯船に入ったため事なきを得た。
理勇くんのち○ちんは福くんの少し太めなち○ちんよりも細めで
ちょっと長めだな、って感じの印象だった。
ただ非常にバランスのとられた理勇くんらしいエロいち○ちんだった。
「はあはあ・・・」
「どうしたの?福くん、のぼせた?」
「うん、少し・・・」
心配そうに見る理勇くんもかわいい・・・
そう思ってじっと見ていると、急に理勇くんが真剣な顔をし始めた。
「福くん・・・僕ね、昔はねおちんちん見られるのもそんな恥ずかしくなかったんだよ。
けど、あることがあってすごく恥ずかしくなっちゃた・・・ごめん、
こんな話聞きたくないよね?」
福くんは大げさなほど首を振った。
「ううん、全然そんなことない。すっごく聞きたいよ。」
そんな二人の姿を遠くで19号が堂々と勃起した姿で眺めていた。
「僕のさけるチーズのCM知ってる?」
「うん、知ってるけど。」
「あれでさ、僕しこしこしていておいしいって台詞あるんだけど、
実はそのしこしこってエッチな意味もあるんだって。」
ベテラン福くんはもちろん知っていた。
「知ってる?おちんちんっていじってると、気持ちよくなって白い液が出るんだって。
それをオナ・・・なんとかって言ったり、しこしこするって言うんだって。」
福くんはついオナニーしている理勇くんを妄想しそうになったが、理勇くんの
話を真剣に聞くために頭をふってその妄想をかき消した。
「同じ事務所の人がやたら僕を見て笑うから、何かな~って聞いたら
しこしこの意味を教えてくれたんだよね・・・
そんなエッチな言葉を僕は言わされたんだな~って思うと恥ずかしくて
恥ずかしくて・・・それで銭湯でももしかして僕がそのしこしこしてる
って思う人がいるんじゃないかって思って、すごく恥ずかしくなっちゃった・・・」
福くんは少しムラッとしていたが、涙を今にも流しそうになっている理勇くんを見て、
そんな気持ちは吹き飛んだ。
「理勇くん、大丈夫だって!僕なんて妖怪してたんだよ?早く人間になりたい!」
福くんのそのおどけた姿を見て、笑顔を見せる理勇くん。
その後、二人は仲良く風呂で遊んだ。
ジェット風呂でちんちんを当ててわざと大きくしたり、全裸で背泳ぎをしたり・・・
そんな中、銭湯だと言うのにいきなりしこしこし始めた19号を従業員が連れて行かれた。
「福くん、なんか変な人がいたみたいだね。」
「あ~あの人、受付からすごく怪しかったから捕まってよかったw」
その後も、二人は銭湯によく行く仲となり、多くのショタコンを喜ばせた。
- category
- 子役
- 2015⁄01⁄05(Mon)
- 23:04
ニックネーム 福
高く澄んだ空に冷たい風が吹きわたる季節
福は息を白く染め、ある場所に向かって走っていた
「急げ、急げっ」
頬を紅潮させ額にうっすらと汗を滲ませている
福の足が止まる
目の前には鬱蒼とした茂みの中の山小屋だった
福はここ数日この山小屋に学校帰りに通うようになっていた
扉に手をかけ、ゆっくりと開いた
軋んだ音が山小屋に響く
中をそっと覗くと人影はなく、かつて使われていた形跡が残っている
机、椅子、棚、何らかの機械・・・
そしてその機械の裏に福の目当てのものがあった
「よかった、まだあった」
福が手に取ったのはBL雑誌だった
内容は小学三年生には早すぎる物ばかり
福はおもむろにズボンとパンツを下げ、床に座った
そして片手で自身をいじりながら、もう一方の手でページをめくる
本能的に自慰を覚えてしまっているようだ
「はぁ、はぁ、男の人ってこんなことするんだ・・・」
ページをめくる手が微かに震えはじめる
息が荒くなり肩が上下する
「あ、あぁ、っあぁぁああっっ!!」
体を痙攣させながら福は絶頂を迎えた
床には福の吐き出した幼い欲の透明な液体が数滴落ちた
「ん、はぁ、はぁ・・・」
福は息を整えるとズボンとパンツを穿き、雑誌を元の場所に戻した
そしてフラつきながら山小屋を出た
福の行為は約10分
しかし、その10分を山小屋の窓からのぞく男の人影があったことに福は気付いていない
その男は福の姿が見えなくなると山小屋に入った
そして福の吐き出した液体を指で掬い取ると、口に運びニヤリと笑った
男の白い歯が夕日に照らされ鈍く光る
それは今後の出来事を表すように不気味だった
福は息を白く染め、ある場所に向かって走っていた
「急げ、急げっ」
頬を紅潮させ額にうっすらと汗を滲ませている
福の足が止まる
目の前には鬱蒼とした茂みの中の山小屋だった
福はここ数日この山小屋に学校帰りに通うようになっていた
扉に手をかけ、ゆっくりと開いた
軋んだ音が山小屋に響く
中をそっと覗くと人影はなく、かつて使われていた形跡が残っている
机、椅子、棚、何らかの機械・・・
そしてその機械の裏に福の目当てのものがあった
「よかった、まだあった」
福が手に取ったのはBL雑誌だった
内容は小学三年生には早すぎる物ばかり
福はおもむろにズボンとパンツを下げ、床に座った
そして片手で自身をいじりながら、もう一方の手でページをめくる
本能的に自慰を覚えてしまっているようだ
「はぁ、はぁ、男の人ってこんなことするんだ・・・」
ページをめくる手が微かに震えはじめる
息が荒くなり肩が上下する
「あ、あぁ、っあぁぁああっっ!!」
体を痙攣させながら福は絶頂を迎えた
床には福の吐き出した幼い欲の透明な液体が数滴落ちた
「ん、はぁ、はぁ・・・」
福は息を整えるとズボンとパンツを穿き、雑誌を元の場所に戻した
そしてフラつきながら山小屋を出た
福の行為は約10分
しかし、その10分を山小屋の窓からのぞく男の人影があったことに福は気付いていない
その男は福の姿が見えなくなると山小屋に入った
そして福の吐き出した液体を指で掬い取ると、口に運びニヤリと笑った
男の白い歯が夕日に照らされ鈍く光る
それは今後の出来事を表すように不気味だった
- category
- 子役
- 2014⁄05⁄30(Fri)
- 23:29
天てれ収録後
─天てれ収録後─
郁哉「遼希…あの…」
遼希「え?何ぃ?郁哉くん。」
郁哉「今からさぁ…うち…来ない?」
遼希「別にいいよ。誰か他に来るのぉ?」
郁哉「いいの?(やったー!!!)いっぱい来るよ!(嘘だけど)じゃあ一回帰ってから来て。うちの場所分かる?」
遼希「う~ん多分。分かんなかったらメールするね。」
郁哉「OK。(やったやったやった!)」
公輝「二人で何こそこそ話してんだ?」
郁哉「え…いや…。」
遼希「あのねぇ、郁哉くんのうちに今から遊びに行くの!みんな行くんだって。公輝くんも行くのぉ?」
公輝「ふーん。俺もいいだろ?郁哉ぁ。」
郁哉「えぇ!…う…うん…(せっかく遼希と二人だったのに…。)」
遼希「じゃあさ、公輝くんもなんかおもしろいおもちゃでも持ってきてよ。ゲームとかでいいからね。」
公輝「おう。俺超おもしろいもん持ってきてやるよ。(どうせ郁哉の野郎遼希と二人で遊ぶつもりだったんだろうな。二人とも可愛がってやろうっと。)」
─郁哉の家─
郁哉「あーあ。せっかく遼希と二人で遊べそうだったのになぁ。しかも昨日からみんな旅行行ってて家に誰もいないのに…。まぁ今日は普通に遊ぶかぁ。」
ピンポーン
郁哉「あっ、来たぁ!」
ガチャッ
遼希と公輝「おじゃましま~す。」
郁哉「いらっしゃーい。あ、二人で来たんだ。(いいなぁ。俺も遼希と二人で…)」
遼希「道分かんなかったの。もう誰か来てるの?」
郁哉「いっ…いや…なんか来れなくなっちゃったみたい。みんな。」
公輝「へぇー(やっぱりなぁ。)しかも家族もいないじゃん。弟は?」
郁哉「みんな昨日から旅行行ったんだ。俺は収録あるから行けなかったんだ。まぁもう家族となんか行きたくないけどね。俺もう子供じゃないもん。明後日帰ってくるみたい。」
公輝「(はぁーん。だからかぁ。…そうだっ!)じゃあさ、今日郁哉んち泊まれるじゃん。いい?」
郁哉「えっ…多分大丈夫だと思うけど…。遼希は泊まれるの?(遼希。お願い。)」
遼希「僕はいいけどぉ、ママに聞いてみる。電話貸して。」
ピポパポ…
遼希「…あっママぁっ?あのね、今日郁哉くんのおうちに泊まってもいいんだって~。遼希も泊まってもい~い?…うん…家族はみんな旅行だって。…うん。一日くらい着替えなくても大丈夫だよ…分かった。ばいば~い。」
ガチャ
遼希「いいって。」
郁哉「(やったー!!!)あ、そう?分かった。」
公輝「じゃあ今日は遊びまくるか!(いろんなことしてね…。)」
郁哉「遼希…あの…」
遼希「え?何ぃ?郁哉くん。」
郁哉「今からさぁ…うち…来ない?」
遼希「別にいいよ。誰か他に来るのぉ?」
郁哉「いいの?(やったー!!!)いっぱい来るよ!(嘘だけど)じゃあ一回帰ってから来て。うちの場所分かる?」
遼希「う~ん多分。分かんなかったらメールするね。」
郁哉「OK。(やったやったやった!)」
公輝「二人で何こそこそ話してんだ?」
郁哉「え…いや…。」
遼希「あのねぇ、郁哉くんのうちに今から遊びに行くの!みんな行くんだって。公輝くんも行くのぉ?」
公輝「ふーん。俺もいいだろ?郁哉ぁ。」
郁哉「えぇ!…う…うん…(せっかく遼希と二人だったのに…。)」
遼希「じゃあさ、公輝くんもなんかおもしろいおもちゃでも持ってきてよ。ゲームとかでいいからね。」
公輝「おう。俺超おもしろいもん持ってきてやるよ。(どうせ郁哉の野郎遼希と二人で遊ぶつもりだったんだろうな。二人とも可愛がってやろうっと。)」
─郁哉の家─
郁哉「あーあ。せっかく遼希と二人で遊べそうだったのになぁ。しかも昨日からみんな旅行行ってて家に誰もいないのに…。まぁ今日は普通に遊ぶかぁ。」
ピンポーン
郁哉「あっ、来たぁ!」
ガチャッ
遼希と公輝「おじゃましま~す。」
郁哉「いらっしゃーい。あ、二人で来たんだ。(いいなぁ。俺も遼希と二人で…)」
遼希「道分かんなかったの。もう誰か来てるの?」
郁哉「いっ…いや…なんか来れなくなっちゃったみたい。みんな。」
公輝「へぇー(やっぱりなぁ。)しかも家族もいないじゃん。弟は?」
郁哉「みんな昨日から旅行行ったんだ。俺は収録あるから行けなかったんだ。まぁもう家族となんか行きたくないけどね。俺もう子供じゃないもん。明後日帰ってくるみたい。」
公輝「(はぁーん。だからかぁ。…そうだっ!)じゃあさ、今日郁哉んち泊まれるじゃん。いい?」
郁哉「えっ…多分大丈夫だと思うけど…。遼希は泊まれるの?(遼希。お願い。)」
遼希「僕はいいけどぉ、ママに聞いてみる。電話貸して。」
ピポパポ…
遼希「…あっママぁっ?あのね、今日郁哉くんのおうちに泊まってもいいんだって~。遼希も泊まってもい~い?…うん…家族はみんな旅行だって。…うん。一日くらい着替えなくても大丈夫だよ…分かった。ばいば~い。」
ガチャ
遼希「いいって。」
郁哉「(やったー!!!)あ、そう?分かった。」
公輝「じゃあ今日は遊びまくるか!(いろんなことしてね…。)」
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- 子役
- 2014⁄05⁄05(Mon)
- 23:38
ハローワーク
「よっテッペイ!」
「おう!」
いつものように学習塾に行くと、純一が声を掛けてくれた。
三上純一はテッペイと同い年だが、そう思えないほど身長もスラリと高く
まさに才色兼備といった感じの美少年である。
誰にでも優しく、普段からテッペイのことを気にかけてくれる純一に、テッペイは好感を持っていた。
同級生といえど、背格好があまりにも違うので、周りから見れば兄弟のような感じかもしれない。
よく、純一はテッペイをおんぶしてあげたり、ほっぺたをつかんだりして、弟のようにテッペイを可愛がっていた。
この日もテッペイを自分の膝の上に乗せ、ダッコしているみたいな格好で遊んでいた。
「テッペイってほんと弟みたいでかわいいな~」
そう言いながらテッペイの頬をつまんだ。
「おい純一、オレはお前の赤ちゃんじゃないぞ」
「あはは」
2人はいつもこんな調子だった。
「純一!塾終わったらさ、今日オレの家で遊ばない?」
いつも優しい純一に気を良くしたテッペイは、純一と遊びたくなった。
「ほんと?いいの?」
「うん!オレんち来なよ!」
友達を家に呼ぶことは、テッペイにとって珍しいことではなかった。
このときはまだ、このあとテッペイにとって忘れられない出来事が起こるとは、思いもしなかった。
「おう!」
いつものように学習塾に行くと、純一が声を掛けてくれた。
三上純一はテッペイと同い年だが、そう思えないほど身長もスラリと高く
まさに才色兼備といった感じの美少年である。
誰にでも優しく、普段からテッペイのことを気にかけてくれる純一に、テッペイは好感を持っていた。
同級生といえど、背格好があまりにも違うので、周りから見れば兄弟のような感じかもしれない。
よく、純一はテッペイをおんぶしてあげたり、ほっぺたをつかんだりして、弟のようにテッペイを可愛がっていた。
この日もテッペイを自分の膝の上に乗せ、ダッコしているみたいな格好で遊んでいた。
「テッペイってほんと弟みたいでかわいいな~」
そう言いながらテッペイの頬をつまんだ。
「おい純一、オレはお前の赤ちゃんじゃないぞ」
「あはは」
2人はいつもこんな調子だった。
「純一!塾終わったらさ、今日オレの家で遊ばない?」
いつも優しい純一に気を良くしたテッペイは、純一と遊びたくなった。
「ほんと?いいの?」
「うん!オレんち来なよ!」
友達を家に呼ぶことは、テッペイにとって珍しいことではなかった。
このときはまだ、このあとテッペイにとって忘れられない出来事が起こるとは、思いもしなかった。
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- 子役
- 2013⁄06⁄08(Sat)
- 03:41
まえだまえだ兄
旺「航基しゃぶって。好きなんやろ、こういうの。
旺志郎の見てや、さっきから勃起おさまれへんねん。
歯立てんといてや。いいわ、航基うまいわ。
なんや航基、旺志郎のしゃぶってビンビンになったん。
そんなら足でしごいたるわ。口、休んだらだめやぞ。
先っぽから汁たらしとるやんか。気持ちええ?
玉もなめてや。乳首もビンビンやな。感じるやろ。
いつも旺志郎のパンツ嗅ぎながらオナニーしとるの、知っとるんやぞ。
どうしてほしいんや。聞こえへん。態度で示してや。
もっと股開いて穴よく見えるようにせんと。ああ、シワまでよう見えるわ。
入れて欲しいん?それやったらよく湿らさんとあかんな。
舐めたるわ。舌入れるで。ひくひくさせておねだりしてや。
いやらしいわ航基。どうや、舐められて気持ちええんやろ?
航基、ずっとギンギンやもんな。ちゃんとお願いしてや。
そんなんじゃ入れられへんで。旺志郎の何が欲しいんや?
ようし、ちゃんと言えるやんか航基。ほんま、航基いやらしいわ。
真面目な顔してずっと旺志郎とセックスすること想像してたんやろ。
お望み通り入れたるわ。いくで、航基。
うっ...きつい。よう締まるわ。動かすからな、力ぬいてや。...」
旺志郎の見てや、さっきから勃起おさまれへんねん。
歯立てんといてや。いいわ、航基うまいわ。
なんや航基、旺志郎のしゃぶってビンビンになったん。
そんなら足でしごいたるわ。口、休んだらだめやぞ。
先っぽから汁たらしとるやんか。気持ちええ?
玉もなめてや。乳首もビンビンやな。感じるやろ。
いつも旺志郎のパンツ嗅ぎながらオナニーしとるの、知っとるんやぞ。
どうしてほしいんや。聞こえへん。態度で示してや。
もっと股開いて穴よく見えるようにせんと。ああ、シワまでよう見えるわ。
入れて欲しいん?それやったらよく湿らさんとあかんな。
舐めたるわ。舌入れるで。ひくひくさせておねだりしてや。
いやらしいわ航基。どうや、舐められて気持ちええんやろ?
航基、ずっとギンギンやもんな。ちゃんとお願いしてや。
そんなんじゃ入れられへんで。旺志郎の何が欲しいんや?
ようし、ちゃんと言えるやんか航基。ほんま、航基いやらしいわ。
真面目な顔してずっと旺志郎とセックスすること想像してたんやろ。
お望み通り入れたるわ。いくで、航基。
うっ...きつい。よう締まるわ。動かすからな、力ぬいてや。...」
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- 子役
- 2013⁄05⁄16(Thu)
- 12:07
二十世紀少年」の撮影
映画「二十世紀少年」の撮影・・・いくら仕事のための衣装とはいっても、
普段穿いたことのない昭和チックな短い半ズボンを穿かされて内心かなり
恥らう流星。
鏡に自分の姿を映してみる。
ほっそりとした少年らしい脚線美・・・恥ずかしいけど、けっこういいかも。
普段穿いたことのない昭和チックな短い半ズボンを穿かされて内心かなり
恥らう流星。
鏡に自分の姿を映してみる。
ほっそりとした少年らしい脚線美・・・恥ずかしいけど、けっこういいかも。
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- 子役
- 2010⁄12⁄22(Wed)
- 03:49
赤鼻の先生
この話は、赤鼻の先生が院内学級に入るずーっと前の話。
神木隆之介と須賀健太はまだまだ小学生高学年。
同じ病室に移動になって間もないころの話です。
「ゲホッ、ゴホ………ッン………」
病室に隆の喘息の音が響き渡る。
まだまだ声変わりをしていないため少し高めの咳。
胸の肺をヒュウ、ヒューっとならしながら口を押さえている。
「……大丈夫?咳、辛そうだね。」
同室になった健太が心配そうにベッドの上から見ている。
でも見ているだけしかできない。
この前苦しそうなんで、同じ席に行き背中を擦ってあげたら、うるさい!っといって邪魔者扱いされたからだ。
「君には……この辛さわからないよ………ゲホゴホ…」
目を赤くした隆が言った
「君はドナーっていうのが見付かったら退院できるんでしょ?
でも僕は……治せない病気なんだから…………」
最後に大きな咳をしたあと布団に深く潜った
隆くんと同じ病室になってもう1ヶ月たつんだけど、なかなか仲良くできない
隆くんはいつも苦しそう
でも俺は貧血で倒れて病院へ来ただけ
病院の人やお父さんは笑顔で大丈夫といってくれている
なんで隆くんと同じ病室になったのかわからない
でも俺でも隆くんに役に立てることがあるはずだ!
神様、どうか隆くんの病気を直してあげてください!!
健太はその夜布団の中で悩みに悩んだ
次の日、朝早くから隆は治療を受けに別室へ移動した。
広い二人部屋で一人ぽつんと健太はベッドの上に座っている。
「病院って本っ当にひまだなあ。」
座りながら健太はドアの方をみた。
誰もいないのを確認すると健太は手を自分の股間に付け、モミモミ揉み始めた
柔らかいパジャマの上からギュッと握ると、その分刺激が強い。
健太の股間は直ぐに膨らみをました
最近よく股間がこしょばくなって自然に揉んでしまう。
特に勃起しているときにクキクキさせると、なんだか落ち着くことを知った。
しばらくすると、ズボンとパンツを付け根より下にずらし、ピーーンとしっかり上に向いたそれを指でねじったりして暇をもて余した。
まだまだ勃起しても皮が余っている。その先端にはピンク色になった皮があった。
ゴロンと寝ると布団を足にかけた
すると健太の突起物が天井に向いた。
ぴくん、ピクンと動かしながら目を軽く閉じた
「あーあ、隆くんと何を話せばいいんだ~」
一人で呟いているとコンコンと部屋のノックが入った。
「健太くん、入るわね」
看護師さんだった
「わぁ!ちょっと待って!!」
ガチャっと看護師さんが扉を開けるのが一歩遅いか、健太は足に被せていた布団を一気に自分に被せた
「健太くーん。お熱計ろうねぇ」
看護師さんは体温計を胸ポケットから出した。
その時健太はあることに気が付いた。
ズボンもパンツもはいていないため、股間を隠しているのが一枚の薄い布団だけだ。
しかも勃起中のため股間のところにはしっかりしたテントを作っている。
健太は慌てて布団の中から大きくなったものを両手で倒した
「……これって大ピンチかも……」
ボソッと呟くと、看護師さんが、ん?と健太の方を向いた
健太は目をぱっちり開けて、首を横に素早く降った
「それじゃぁお熱計るね~」
看護師さんが健太の布団に手をかけた
「あっ!!」
健太の声に看護師さんはビクッとして手を止めた
「な、なに?どうしたの?」
「………自分で出来るよ……」
健太は少し口をゴモゴモさせて、低い声で言った
心臓ははち切れそうにドキドキしているため今にもにやけそうだ
にやけを押さえようとしている顔が照れているように見えたのか、看護師さんは何かを察して体温計を渡した
健太は右手だけで股間を抑え、左手で体温計を受け取った
健太は目をパチクリさせて看護師さんの顔を見ている。
まさか……バレた?
健太の心臓は破裂しそうにバックンバックンしていた。
顔を看護師さんから離さないまま健太は体温計を脇の中に滑らせた
もちろん看護師さんは気付いてはいない
健太は思春期のためやってもらうのが恥ずかしいと思ったからである
しかし今の状態に後悔と罪悪感のある健太にはそこまで考える余裕がなかった
ジッと顔を見つめる健太に、どうしたの?と聞いた
「……何でもない…」
健太は看護師と反対方向にゴロンと横を向いた
健太は心臓が熱くなってきた。
それと同時に顔がどんどん赤くなる
目をギュッとつぶり、布団の中で丸くなった
看護師は健太のベッドから離れ、窓の方へ歩いた
そして閉まりきっていたカーテンをビヤッと開けた
健太は、今だ!という意気込みで、布団の中でズボンとパンツをはこうとした
ズボンとパンツに手をかけると看護師が窓の外を眺めながら言った
「最近隆之介君とは上手く言ってる?」
健太の手が止まった
「…………」
健太は少し下を向いてしばらく黙った。
そして小さな声でいった
「うん、大丈夫……」
看護師は、ふぅ。と息を吐くと窓を背もたれにして健太の方を向いた
「健太君、愛情ホルモンって知ってる?」
「……?」
健太の聞いたことのない言葉だった
「これはね、人間に秘められた力の一つで、手を握ったり抱き締められることで身体の調子がよくなるってものなの」
「だから頑張ってね!」
看護師はそれを一気に言うと荷物をもって、スタスタと部屋を出た
「愛情ホルモン………」
健太はこの言葉が妙に引っ掛かった
そしてこれからどうすれば隆之介と仲良くなれるかの希望が見えてきた
そしてずらしたズボンに気付いたのが、それから30分後のことだった
「愛情ホルモンかー」
健太はベッドに寝転がり、上を見ながらつぶやいた
頭の上で枕の変わりになっている手が痺れてきたくらいのとき、ドアがガチャっとあいた
黒く整った髪に車の模様がついた青いパジャマ。
身長は自分と同じくらい………隆くんだ!
隆之介は無表情のまま自分のベッドにスタスタ歩いていった。
なにか言わなくちゃ!
健太は心の中でさけんだ
そんなことを思っているともしらずに、
隆之介は健太との境界線にあるカーテンに手をかけた。
「ね、ねぇ……」
健太が小さな声で言った
その言葉に反応して、なんだよ。と返した
「検査してたの?どうだった?」
「……なんで君なんかに言わなくちゃいけないんだよ」
隆之介は突っ掛かるように言った。
「え……。」
健太は黙った
隆之介はふぅっと息をつくと、少し下を向いてカーテンを閉めようとした
「………そっちのベッドに……行っていい?」
健太の言葉に反応し、隆之介は健太の方をむいた
「………」
隆之介は黙っている
「ごめん、やっぱ無理だよね………」
「いいよっ」
健太はびっくりした
絶対に駄目と言われると思っていたのに、すんなり3文字でOKが出たからだ
「え、いいの?」
健太がもう一度確認すると、隆之介は、おいでよ。といって布団を少しあげた
今までに見たこともない隆之介の笑顔に、目をぱちくりさせてみている
「こないの?」
「あ、ごめん、すぐ行くね。」
健太は枕を持って隆之介のベッドへ入った
そして二人は寄り添いながらしばらく天井を見た
…………………。
「ねぇ。」
沈黙のあと始めに声を出したのは隆之介だった
「なんで一緒に寝ようと思ったの?」
「…………。」
健太はさっきの愛情ホルモンのことを話そうとしたが止めた
せっかくいい調子なのに話してしまったらまた嫌われると思ったからだ
隆之介は小さな声で言った。
「ボクもね………健太君と仲良くなりたかった…」
「!!!」
健太はビックリした
今まで自分が思ってたことをすんなり言ってくれたからだ
「いつも口悪いこといって……ごめんね。」
「お、俺も…なんか気分悪くさせちゃって…………ごめん。」
二人とも天井を向きながら小さな声で自分の思いを口走った
そして二人は同時に顔を見合わせてニコッと笑った
そしてまた天井を向くと隆之介が言った。
「ねぇ、健太くん。……………毛……ってもう生えた?」
「え?………まだだけど……」
健太はドキッとした
この流れだと隆くんのことも聞かなくちゃいけないのかな?
と思い、質問をしようとすると、何かが健太の股間の膨らみに触れたのがわかった
「あっ……」
健太はピクッと反応した
「ふぅーん、健太くんのこうなってんだー」
隆之介は天井を見ながらフフッと笑顔になった
それをみた健太は愛情ホルモンのことを思い出した
そうか!隆くんも俺の病気を直そうとしてくれてるんだ!!
そう思った健太は隆之介の股間に手を伸ばした
神木隆之介と須賀健太はまだまだ小学生高学年。
同じ病室に移動になって間もないころの話です。
「ゲホッ、ゴホ………ッン………」
病室に隆の喘息の音が響き渡る。
まだまだ声変わりをしていないため少し高めの咳。
胸の肺をヒュウ、ヒューっとならしながら口を押さえている。
「……大丈夫?咳、辛そうだね。」
同室になった健太が心配そうにベッドの上から見ている。
でも見ているだけしかできない。
この前苦しそうなんで、同じ席に行き背中を擦ってあげたら、うるさい!っといって邪魔者扱いされたからだ。
「君には……この辛さわからないよ………ゲホゴホ…」
目を赤くした隆が言った
「君はドナーっていうのが見付かったら退院できるんでしょ?
でも僕は……治せない病気なんだから…………」
最後に大きな咳をしたあと布団に深く潜った
隆くんと同じ病室になってもう1ヶ月たつんだけど、なかなか仲良くできない
隆くんはいつも苦しそう
でも俺は貧血で倒れて病院へ来ただけ
病院の人やお父さんは笑顔で大丈夫といってくれている
なんで隆くんと同じ病室になったのかわからない
でも俺でも隆くんに役に立てることがあるはずだ!
神様、どうか隆くんの病気を直してあげてください!!
健太はその夜布団の中で悩みに悩んだ
次の日、朝早くから隆は治療を受けに別室へ移動した。
広い二人部屋で一人ぽつんと健太はベッドの上に座っている。
「病院って本っ当にひまだなあ。」
座りながら健太はドアの方をみた。
誰もいないのを確認すると健太は手を自分の股間に付け、モミモミ揉み始めた
柔らかいパジャマの上からギュッと握ると、その分刺激が強い。
健太の股間は直ぐに膨らみをました
最近よく股間がこしょばくなって自然に揉んでしまう。
特に勃起しているときにクキクキさせると、なんだか落ち着くことを知った。
しばらくすると、ズボンとパンツを付け根より下にずらし、ピーーンとしっかり上に向いたそれを指でねじったりして暇をもて余した。
まだまだ勃起しても皮が余っている。その先端にはピンク色になった皮があった。
ゴロンと寝ると布団を足にかけた
すると健太の突起物が天井に向いた。
ぴくん、ピクンと動かしながら目を軽く閉じた
「あーあ、隆くんと何を話せばいいんだ~」
一人で呟いているとコンコンと部屋のノックが入った。
「健太くん、入るわね」
看護師さんだった
「わぁ!ちょっと待って!!」
ガチャっと看護師さんが扉を開けるのが一歩遅いか、健太は足に被せていた布団を一気に自分に被せた
「健太くーん。お熱計ろうねぇ」
看護師さんは体温計を胸ポケットから出した。
その時健太はあることに気が付いた。
ズボンもパンツもはいていないため、股間を隠しているのが一枚の薄い布団だけだ。
しかも勃起中のため股間のところにはしっかりしたテントを作っている。
健太は慌てて布団の中から大きくなったものを両手で倒した
「……これって大ピンチかも……」
ボソッと呟くと、看護師さんが、ん?と健太の方を向いた
健太は目をぱっちり開けて、首を横に素早く降った
「それじゃぁお熱計るね~」
看護師さんが健太の布団に手をかけた
「あっ!!」
健太の声に看護師さんはビクッとして手を止めた
「な、なに?どうしたの?」
「………自分で出来るよ……」
健太は少し口をゴモゴモさせて、低い声で言った
心臓ははち切れそうにドキドキしているため今にもにやけそうだ
にやけを押さえようとしている顔が照れているように見えたのか、看護師さんは何かを察して体温計を渡した
健太は右手だけで股間を抑え、左手で体温計を受け取った
健太は目をパチクリさせて看護師さんの顔を見ている。
まさか……バレた?
健太の心臓は破裂しそうにバックンバックンしていた。
顔を看護師さんから離さないまま健太は体温計を脇の中に滑らせた
もちろん看護師さんは気付いてはいない
健太は思春期のためやってもらうのが恥ずかしいと思ったからである
しかし今の状態に後悔と罪悪感のある健太にはそこまで考える余裕がなかった
ジッと顔を見つめる健太に、どうしたの?と聞いた
「……何でもない…」
健太は看護師と反対方向にゴロンと横を向いた
健太は心臓が熱くなってきた。
それと同時に顔がどんどん赤くなる
目をギュッとつぶり、布団の中で丸くなった
看護師は健太のベッドから離れ、窓の方へ歩いた
そして閉まりきっていたカーテンをビヤッと開けた
健太は、今だ!という意気込みで、布団の中でズボンとパンツをはこうとした
ズボンとパンツに手をかけると看護師が窓の外を眺めながら言った
「最近隆之介君とは上手く言ってる?」
健太の手が止まった
「…………」
健太は少し下を向いてしばらく黙った。
そして小さな声でいった
「うん、大丈夫……」
看護師は、ふぅ。と息を吐くと窓を背もたれにして健太の方を向いた
「健太君、愛情ホルモンって知ってる?」
「……?」
健太の聞いたことのない言葉だった
「これはね、人間に秘められた力の一つで、手を握ったり抱き締められることで身体の調子がよくなるってものなの」
「だから頑張ってね!」
看護師はそれを一気に言うと荷物をもって、スタスタと部屋を出た
「愛情ホルモン………」
健太はこの言葉が妙に引っ掛かった
そしてこれからどうすれば隆之介と仲良くなれるかの希望が見えてきた
そしてずらしたズボンに気付いたのが、それから30分後のことだった
「愛情ホルモンかー」
健太はベッドに寝転がり、上を見ながらつぶやいた
頭の上で枕の変わりになっている手が痺れてきたくらいのとき、ドアがガチャっとあいた
黒く整った髪に車の模様がついた青いパジャマ。
身長は自分と同じくらい………隆くんだ!
隆之介は無表情のまま自分のベッドにスタスタ歩いていった。
なにか言わなくちゃ!
健太は心の中でさけんだ
そんなことを思っているともしらずに、
隆之介は健太との境界線にあるカーテンに手をかけた。
「ね、ねぇ……」
健太が小さな声で言った
その言葉に反応して、なんだよ。と返した
「検査してたの?どうだった?」
「……なんで君なんかに言わなくちゃいけないんだよ」
隆之介は突っ掛かるように言った。
「え……。」
健太は黙った
隆之介はふぅっと息をつくと、少し下を向いてカーテンを閉めようとした
「………そっちのベッドに……行っていい?」
健太の言葉に反応し、隆之介は健太の方をむいた
「………」
隆之介は黙っている
「ごめん、やっぱ無理だよね………」
「いいよっ」
健太はびっくりした
絶対に駄目と言われると思っていたのに、すんなり3文字でOKが出たからだ
「え、いいの?」
健太がもう一度確認すると、隆之介は、おいでよ。といって布団を少しあげた
今までに見たこともない隆之介の笑顔に、目をぱちくりさせてみている
「こないの?」
「あ、ごめん、すぐ行くね。」
健太は枕を持って隆之介のベッドへ入った
そして二人は寄り添いながらしばらく天井を見た
…………………。
「ねぇ。」
沈黙のあと始めに声を出したのは隆之介だった
「なんで一緒に寝ようと思ったの?」
「…………。」
健太はさっきの愛情ホルモンのことを話そうとしたが止めた
せっかくいい調子なのに話してしまったらまた嫌われると思ったからだ
隆之介は小さな声で言った。
「ボクもね………健太君と仲良くなりたかった…」
「!!!」
健太はビックリした
今まで自分が思ってたことをすんなり言ってくれたからだ
「いつも口悪いこといって……ごめんね。」
「お、俺も…なんか気分悪くさせちゃって…………ごめん。」
二人とも天井を向きながら小さな声で自分の思いを口走った
そして二人は同時に顔を見合わせてニコッと笑った
そしてまた天井を向くと隆之介が言った。
「ねぇ、健太くん。……………毛……ってもう生えた?」
「え?………まだだけど……」
健太はドキッとした
この流れだと隆くんのことも聞かなくちゃいけないのかな?
と思い、質問をしようとすると、何かが健太の股間の膨らみに触れたのがわかった
「あっ……」
健太はピクッと反応した
「ふぅーん、健太くんのこうなってんだー」
隆之介は天井を見ながらフフッと笑顔になった
それをみた健太は愛情ホルモンのことを思い出した
そうか!隆くんも俺の病気を直そうとしてくれてるんだ!!
そう思った健太は隆之介の股間に手を伸ばした
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