- 2014⁄01⁄12(Sun)
- 00:48
男の子狩り
架空の世界。
深夜、そこで行われる架空の行事。
少年狩り。
フィールドは封鎖された学校。
追われるのは、この日の為に何をされるか分からないまま集められた少年達。
狩るのは、この行事に参加する為に日頃、優秀な成績をあげ続けてきた女達。
少年の中には、少年というよりも男の子と表現すべき獲物も多く含まれ、女達は若い学生から、それなりに歳を重ねた成人まで様々。
人数は女の方が圧倒的に多く、照明灯がまぶしく輝くグランドの中央で怯える少年達を囲み、薄笑いを浮かべていた。
女の中のひとり、行事の主催者が少年達へ言う。
「好きなところへ逃げなさい。ただし、この学校の敷地の中でね」
それは、淫やらしいが優しい声。
優しいだけに状況が分からず、少年達はおろおろと自分を囲む女達を見る。
「ふふ、困ってる困ってる」
「全員、手つかずの子だって言うのは本当なんだ。試験、頑張ってよかった」
「あの子が可愛いわね」
「私はあの子。やっぱり小柄の方が襲い甲斐があるし」
女達はそんな少年達の前で耳打ちしあい、気に入りの子を見定めていった。
当然、人気が集中する子は後に取り合いだ。
「逃げないの?」
主催者は再び問う。
「・・・・?」
少年達はまだ逃げない。
そこで、主催者はたまたま目の前にいた少年をひとりサンプルとして捕まえた。
「逃げないと、ここにいるお姉さん達に、こんなふうにされるわよ」
言って、傍らの女達へ投げ込む。
受けとめた女達は主催者と目をあわすと、その少年の服を四方から引き裂いた。
「やめてえええっ」
響く、サンプルの悲鳴。
他の少年達の目であっという間に裸にされ、前から後ろから弄くりまわされる。
「ううっ、うううっ」
塞がれる唇。
両方の乳首は、長い付け爪をつけた女にくびられ、ペニスは学生服をきた若い少女に根元から擦り出される。
そして、嬲られたまま少年は尻を他の少年達に向けさせられた。
何人もの手で、尻の肉が広げられる。
肛門が晒された。
そこに指が置かれ、準備なしに埋められた。
>3
「ぐぅぅぅっ!!」
捕まえられたサンプルの手足が痙攣する。
「ひっ」
それを見て、一歩あとずさる他の少年達。
尻に指を入れた女は、それ見て囁いた。
「坊や達、まだ逃げないの?」
そして、2本目の指を根元まで沈め込む。
「ぎううぅぅっ!!!!」
見開く、サンプルの目。
涙が落ち、必死になって首を振った。
そこで、主催者の女が強めの声をあげる。
「逃げない子は今すぐこうなるわよっ!」
「うっ」
「わーーーっ」
声に弾かれる少年達。
可愛い後姿を女達に見せながら、校舎の方へ逃げ出していく。
満面の笑みを浮かべる主催者。
女達へ一礼し、狩りの始まりを告げた。
「さあ、お好きな少年を追って、どれだけでも弄り堕としてください」
>4
「はあ、はあ、はあ、はあっ」
少年達は、荒く息を切らせながら必死に校舎の中にとびこんだ。
陽一も、その中のひとり。
他の少年達と一緒に、廊下を走る。
「ど、どうしよう・・・」
陽一はすでに半べそ。
今日の夕方、いつも優しくしてくれる隣のお姉さんにもらったお菓子を食べて、気がついたらこんなことになってた。
・・・お姉ちゃんが僕を騙したの?
陽一が小さなころから知っている女性。
好きで、結婚するとか言っていたこともある人で、今でも頭を撫でられたりすると嬉しかった。
「ユキ姉ちゃん・・・」
それが、陽一専用の、その人の呼び名。
陽一は、潤む目をこする。
と、そこに陽一の後で、別の男の子が叫んだ。
「わー、もう追いかけてきたー」
振り返る陽一。
自分達が入ってきた入り口から、あの女達が姿をあらわす。
「!!!」
階段をあがる陽一たち。
二階、三階、渡り廊下、だんだんと散り散りになりがら逃げる。
「うううっ」
陽一は、何人かの男の子達といっしょにある教室に逃げ込んだ。
『理科実験実』
その教室は普通の教室よりもひろく、水道のついた大きな実験机と、様々な道具がある部屋だった。
>5
陽一は、実験室の隅にある縦型のロッカーの扉が開いているのを見つけて中に入った。
中で真っ直ぐに立ち、ドアを閉める。
ドアには、ちょうど目の位置に横長のスリットが幾つか空けられていて、そこから外の様子が少しだけ見えた。
その狭い視界で、陽一と一緒に逃げてきた男の子達が隠れる場所を一生懸命探して、潜り込んでいく。
ある子は実験机の下にあった、大きめの引き戸の中。
ある子はカーテンの向こう。
そしてある子は実験室に隠れるところを見つけられず、慌てて、また外へ駆け出していった。
陽一達に聞こえる、廊下を走っていくその子の足音。
それがぴたりと止まり、女の声が響いた。
「みーつけたっ」
「やーーーっ!」
悲鳴があがり、さらにばたばたと暴れる音が伝わった。
>6
続くのは、別の女達が駆けつけ、喜ぶ声。
「元気な子を捕まえたわね」
「よしよし頑張ったね、もう逃げなくてもいのよ。お姉さん達が坊やの身体にいいことしてあげる」
「ふふふ、たっぷり嬲ってあげる」
「いやっ、いやっ、やめてええーーーっ」
「いいわねえ、私は、そうやって大きな声をあげてくれる子が好みよ」
恐ろしい会話。
陽一は、捕まった男の子が今、どんな目にあわされるのか想像して身を竦ませた。
そこに、陽一をさらに怯えさせる会話。
「さて、他の坊やたちは、どこにいったのかしら?」
「この子は、そっちの教室から出てきたけど」
「ふーん、実験室ね・・・。探してみましょうか」
陽一は、凍りついた。
女達の足音が、どんどん近づいてくる。
>7
男の子が逃げたドアから、女達が実験室に入ってきた。
「誰かいるかしら〜?」
5人、6人、もっと・・・。
陽一のロッカーから、女達の姿が見える。
部屋の様子を見回し、余裕の雰囲気で言う。
「隠れてるのかな?ちょっと探してみましょう」
そして、陽一たちを探し始める女達。
数人が真っ先に、陽一のいるロッカーへ近づいてくる。
「学校での隠れんぼなら、基本はロッカーよねえ」
「うんうん、いる気がする」
女達は陽一の目前までくると、そのドアをコンコンとノックした。
「入ってますか?」
「!!!!」
ロッカーの奥にはりつく、陽一。
息をする音が漏れないように手で口を塞ぐ。
>8
「いたら、お返事してくださ〜い」
女は言うが、もちろん陽一は返事などできない。
ロッカーのスリットを外から覗き込まれ、泣き声をあげようになるのを懸命に耐える。
「中にいる?」
覗き込んでいる女にかけられる声。
「うーん、暗くてよく見えないけど・・・」
女は答える。
「ここには、いないみたいね」
「そう」
瞬間、陽一は、ほっと息をついた。
女の目がロッカーの前からそれると、緊張が一気にとけ、座り込みそうになった。
「他の教室を探しましょうか」
そして、ロッカーから離れる女。
・・・やった。
歓喜に包まれる、陽一。
と、
「なーんてね」
女は振り返りざま、ロッカーのドアを一気に開けた。
>9
「みーつけた」
「あっ!」
陽一は、ロッカーから駆け出そうとした。
女達の隙間をぬって、逃げようとする。
が、女は大きく手を広げ、陽一は簡単に捕獲されてしまった。
女の胸元まで抱っこされる。
「つーかまえた」
「やっ、やああああっ」
暴れる、陽一。
ばたつかせる足が、何度か女に当たった。
「痛いっ、痛いっ、蹴ったわねえ」
笑いながら、起こる女。
陽一を実験机の上まで運び、仲間とともに手足をおさえつける。
「ふふふ、悪い子。お仕置きね」
「いやああっ。助けてええっ」
>10
「悪い子は、助けてあげない。特別に可愛がってあげる」
女は言った。
ボタンのついた陽一のシャツを掴み、思い切り引きちぎる。
「やああああっ」
そして、次々と陽一に伸びる手。
グランドでサンプルにされた男の子のように、あっという間に裸にされ、靴下までとられた。
全裸で実験机に大の字で磔にされる。
「ふふふ、まずは名前を訊いておこうかな?」
女あ、陽一の肌を手のひらで楽しみながら質問する。
陽一は逆らえず、答えた。
「・・よ、陽一」
「そう、陽一くん」
女は陽一の乳首を爪で弾いた。
「あぅっ!」
「じゃあ次に、この教室にまだ他の男の子は隠れている?正直に答えなさい」
「それは・・・」
陽一は、口ごもった。
男の子としての良心。
一緒に逃げて、今隠れている子達のことをばらすのは、すぐには出来なかった。
「教えてくれないの?」
女は言う。
「じゃあ、陽一くんの身体に聞いちゃおうかしら」
>11
女達は陽一のペニスに目をおろした。
「まだ皮で隠してるのね。かわいい」
根元を握り、先をつまむ。
「かわいいけど、この皮は邪魔だから剥いちゃいましょう」
言って、ゆっくりペニスの頭を覆う皮をずり下げ始めた。
「ひあっ、い、いたっ」
ピリリリッ。
中の肉と皮がはがされる小さな痛み。
陽一は実験机の上で悲鳴をあげた。
「ふふふ、皮をどかすのは初めて?初めての男の子は、皆そういう反応をするわね。ほらほら、手足を押さえてゆっくり剥いてあげるから、好きなだけ鳴きなさい」
女は、言葉どおり時間をかけてペニスを剥いていく。
「あっ、やめてっ、ひうっ」
「それとも、もう降参して他の男の子のいる場所を教えてくれる?」
女は訊いた。
>12
「うっ、ううっ」
陽一は、動かせない手足をびくびくさせながら首をふる。
「そう、陽一くんは、お友達思いの良い子ね」
女は褒めた。
褒美に皮むきを続ける。
幼いペニスの初めての皮むき、半ばすぎから剥離の抵抗が強くなり、陽一の悲鳴が大きくなる。
「あきっ、きゅっ、うううっ」
「ふふふ、中のピンク色のが外に出てきたわ。こんにちわ」
別の女が、外に出たばかりの中身に指を這わせた。
未開だった肌に、生まれて始めての衝撃が走る。
陽一は背を反らせ、腰を突き上げてもがいた。
「ひああっ!」
「すごい、すごい敏感なんてもんじゃないわね」
女を悦ばせる。
>13
「でも、少し汚れてるわね。洗ってあげないと」
女は言った。
皮と中身とのつなぎ目。
薄くたまっている陽一の恥垢。
女のひとりがハンカチを出し、その一部を擦り取る。
陽一は、またしても下肢をバウンドさせた。
「ひあっ、あああっ」
「ふふふ、ちょっとキツイみたいね」
女達は笑う。
「それに、これじゃあ完全にはきれいならないわ。ちゃんと水で流してあげないと」
「そうね。ちゃんと流しのある部屋で捕まえたのだしね」
各実験机の端にある流し。
陽一が押さえられている机にも備えられている。
「それなら、専用の道具もあるわよ」
「あるの?」
「あるわよ」
言って、また別の女が流しの脇の引き出しを開けた。
これまでの狩りに何度か参加したことのある女である。
慣れた手付きで中を探り、目的の道具を出した。
ペニス頭専用の洗浄器具であった。
>14
それは、2本の透明のホースに接続された、やはり透明のカップ。
カップはペニスの先を包むように造られており、口周りはゴムで出来ていた。
「これで綺麗になるわよ」
女はカップを陽一のペニに被せる。
大きさは陽一にぴったりで、ゴムはちょうどぺニスのカリのすぐ下で密着し、剥かれて下げられた皮をカップの外へ押し出して固定する。
「あうっ」
陽一のペニスの中身は、先端から皮の付け根まで薄いピンク色。
息を吹きかけるだけでも、全身で反応しそうなほど敏感。
「いいわねえ、これは期待できそう」
女は唇を舐め、ホースのひとつを水道の蛇口にセットした。
コックを大きく捻り、カップへ大量の水をいきなり流し入れる。
「ひあああっ!!」
冷たい水。
カップの中で陽一のペニスの柔肌を掻き回し、もうひとつのホースから排水されていく。
「ほら、汚いのが剥がれて流れていくわよ」
「ひいいいいっ」
初めて受ける洗浄。
水流をおしあてられ、洗い流される刺激は、陽一にとって拷問そのものだった。
>15
「さて、他の男の子はどこにいるのか教えてくれるかな?」
陽一に、女は訊いた。
「うっ、うああううっ、うううううっ」
陽一は頑張る。
「ほーら、一番強くしちゃうわよ」
女は愉しみながらコックを最大まで捻っていく。
水流がさらに強くなっていく。
「あああああーーーっ」
カップの中で叩かれまくるペニスの先。
水による責めは、逃げ場も切れ目もない。
他の女達はそれに合わせ、押さえつけていた陽一の手足をベルトで縛る。
手は背中の後ろ。
脚は膝と足首のところで、ひとまめにして結ばれ、陽一はいも虫のように机の上で転がった。
「ひいっ、ひいいいいっ」
>16
陽一が責められている様子は、隠れている少年達も見ていた。
陽一のもがく視線とちらちらと合ったりもする。
が、みな脚がすくんで出て行けない。
ひたすらに見つからないことを祈って、陽一の鳴き顔を見守る。
その陽一が、今度はうつ伏せにされた。
ペニスへの責めは続けられたまま、女達の手で尻を撫でられ開かれる。
「ついでにこっちも綺麗にしましょうか」
新しく、ひっぱり出されるホース付きのカップ。
尻のカーブにぴったりとあわさる形。
陽一のを中心にぐっと尻の間にあてがわれた。
「いくわよ」
別の蛇口から流される水。
窄まりを直撃し、外側からはげしく叩く。
「ひあああああっ」
>17
「これで後ろも綺麗になるわね」
「お尻、お尻はっ、やだっ、ああああっ」
「あら、何が嫌なの?」
女達は陽一の尻を撫でながら、ホースを握る。
位置を調整し、より正確に肛門を撃つ。
「あああああっ、中に、中に来ちゃううっ、やめてえええっ」
陽一は叫んだ。
カップの中で懸命に肛門を閉じて、水を防ぐ。
「そう、中に来ちゃうのが嫌なのね」
女達は頷いて、さらにホースを肛門側に押し込んだ。
放出口が接近し、滝が窄まりを穿って凹ませる。
「ああああ、だめえええっ」
「陽一君、覚えておきなさい。男の子のここは特に綺麗にするものなのよ。こういう時は中までね」
カップの中をホースは前後に自由に動かせる。
女達はじりじりと肛門に迫り、陽一が哀願する様を愛でる。
「あああっ、許してえええっ、入っちゃうううう、やだあああっ」
「じゃあ、他の男の子の場所を教えてくれる?」
再び問う、女達。
>18
「ほらっ」
ホースと肛門の距離が爪一枚分にまで近づけられた。
窄まりの門が半ばまで割られる。
皺にそって水が染み、陽一の感覚では残り皮一枚。
それも時折ぴりぴりと裂け、陽一はついに負けた。
「言うっ、言うっ、そこっ、そこですーーっ」
他の少年の隠れ場所に目を向けて、叫んだ陽一。
女達は会心の笑みで、それらをひとつひとつ暴いた。
「見ーつけた」
「あああ・・」
「君もっ」
「いやーっ」
「はい、おいでー」
「うわああっ」
見つかった瞬間、走り出そうする少年達。
が、慣れた女達はそれよりも早く取り押さえていく。
「これで全部かしら?」
「どうかしら?」
「じゃあ、この子達全員に訊いてみましょう。前と後ろを綺麗にしながら」
「そうね、机も流しも人数分あるから」
「ひ、ひいいっ」
少年達は裸に剥かれ、机に磔にされていく。
>19
ある少年は仰向け。
ある少年はうつ伏せ。
手足を固定され、ぺニスと肛門にカップをあてられる。
「一度にいきましょうか」
「そうねえ」
それぞれの少年につく女達。
タイミングをあわせ、水を同時に流す。
「「「あーーーーーっ」」」
「ははは、大合唱♪」
各机からひとり分ずつ、理科室に響く悲鳴。
仰向けに縛られた少年は、背を浮かせて弓に。
うつ伏せに繋げられた少年は、尻をふって狂い鳴く。
「あーっ、、あああーっ、助けてえええっ」
「残念、つかまちゃった男の子には助かる方法はもうないのよ。出来るのは、優しく苛めてもらえるようにお願いするだけ」
「そうね、運のいい子はやさしいお姉さんに相手をしてもらえるわよ」
女達は少年の肌を撫でまわす。
「でも、この中に優しいお姉さんなんているのかしら?」
「さあね」
>20
「君たち、お姉さん達にサービスしなさい」
女達は自分達の乳房や秘所をさらし、少年達に吸わせる。
「上手にできない子は、お仕置きよ」
従わない少年には、乳首を爪で挟み、捻り潰す。
「んんんんぐうっ」
「そう、上手、上手」
悦ぶ、女達。
狩った少年達を好きなように扱う。
「見て、陽一くん。君が教えてくれたおかげで、みんな愉しそうよ」
そして陽一は、後から捕まり悲鳴をあげる少年達の様子をゆくっりと見させられる。
「あああ・・」
自分と一緒に逃げてきた子達。
女達に奉仕させられながら、陽一と目をあわせ涙する。
「みんなの場所を教えてくれた陽一くんには褒美がいるわね。何がいい?」
陽一を弄りながら訊ねる女。
ペニスの根元を指で擦り、乳首を爪で掻く。
「うう、ううっ、助けて、逃がして・・」
「ふ〜ん、私から逃げたいの?それはね、だめ」
女は軽く拒否した。
「他のを考えて」
言って、尻側のホースをもった。
「お願い♪」
肛門に向かって挿す。
>21
ホースと肛門がぴったりとくっついた。
密着した水流と窄まりの力比べ。
弱ることのない水流は窄まりを負かし、ついに侵入を開始した。
一気にとはいかないまでも、陽一を狂わせるには十分の勢いで流れ込む。
「ひああああっ、きたっ、あああーっ、入ってるううーっ、助けてええーっ」
「ふふふ、さあ陽一くん、他のお願いは考えた?」
「お願い、いらないっ、助けて、やめてええっ」
「そんな助けてとか、やめてなんていうのは、つまんないよ。他のにしてよ」
ホースがさらに押された。
肛門にややめり込む。
「あああああーーっ、何でも、何でもいうこと聞くから、助けてえええっ」
犬のポーズで陽一は鳴いた。
初めて受ける浣腸に、身も心も降伏状態に堕ちる。
「あらあら仕方ない。それじゃあ陽一くんの代わりに私がお願いを考えてあげる。いい、こうお願いしなさい」
女は言った。
「僕を好きなだけ玩具にしてください。今日で遊び足りなかったら、持って帰って飽きるまで弄り嬲ってください。ほら・・言って」
>22
「そ、そんなのっ」
「言えないの?」
女の笑みに黒色の灯りが混じった。
拒んだ陽一の答えに、むしろ喜び、ホースを今度は強く突き挿れた。
完全な浣腸になる。
「ひいいいいいいーーーっ!!」
「私の教えたとおり言いなさい」
「ぼ、僕を、すきなだけ玩具にしてくださいっ」
「今日で遊び足りなかったら、どうするの?」
「今日、今日で遊び足りなかったら、持って帰って飽きるまで弄り嬲って、くださいいいいっ」
「よく言えました」
女はホースを引いた。
水流が肛門から離れ、カップの中を激しく暴れて陽一の尻を濡らす。
「あああっ、お腹がああっ」
「大丈夫、いい子の陽一くんの為に栓をしてあげる」
ここでようやく止められる尻への水責め。
カップごとホースが外され、代わって、肛門にすばやくコルク栓が捻じ挿れられた。
「きうううっ」
特注の、太く長いコルク。
女が指で軽く押さえているだけで、陽一に注がれた水の噴出を防ぐ。
「お願いどおり、ここから目一杯玩具にしてあげるからね」
>23
「それじゃあ、玩具になった陽一くんに、男の子がイくところを見せてもらいましょうか」
「い、イくって?」
「ふふ、ここから男の子しか出せない汁をピュピュって出すことよ。知ってるでしょう?」
女は陽一のペニスを揉んだ。
「そんなっ、今は、こんなっ」
ペニスへの水流責めは続いている。
絶え間ない刺激で限界まで勃起はしているが、射精するには最悪の状態。
水に叩かれ続けるペニスの頭は敏感になりすぎて、責められると尿管をぎゅっと閉じてしまう動きをする。
「こんなのだとなに?イけないの?」
女は肛門に挿したコルクを左右に捻った。
「あぐうううっ、それを動かさないでええっ」
「玩具なのに注文が多いわね。イけないなら、これもずっと挿したままよ」
「ひいいっ、ひいいっ、きいいいっ」
「その代わり、イけたら今の水責めは終わりにしてあげる。お尻の栓も、ちゃんとトイレで抜いてあげるわよ」
「ほ、本当にっ?」
「ふふ、玩具のくせに疑っちゃだめ」
女はコルクの底をゴツゴツと叩いた。
「ああっ、ああっ、ごめんさいーーっ」
「ふふ、他の子も同じよ。イけた子から前と後ろのホースを外してあげる。でも、あんまり遅い子はお仕置きかな?」
「そうね。最後になった子なんか絶対にお仕置きよね」
少年達に競争が課せられる。
>24
「さあ、頑張ってイこうね」
女達は、陽一以外の少年達にもそれぞれ話しかけて責める。
射精したら今の責めから解放してもらえる、その言葉を信じてより従順になる少年達。
「最後の子は、本当に酷い罰をあげるからね」
とにかく他の少年達も早く射精するように、鳴きながらペニスの口を開こうとする。
「ああっ、ああーっ、くううーーっ」
「みんな、とってもいい子になっているわ。ステキ。もっともっと、いい子になりなさいっ」
女達のペニスを弄る手が加速する。
「ひううううっ」
少年達と水流の戦い。
助けてくれるのはパンパンに勃ったペニス苛めてくれる女達。
「あー、男の子のここを弄るのも疲れるわねえ。やめて他の部屋にいっちゃおうかな?」
女が戯れに囁くと、囁かれた少年は必死になって哀願する。
「やめないでっ、お願い、僕がイくまで弄ってええっ」
「ふふ、だったら自分からも腰をふって、もっとお姉さんをエッチな気にさせて」
「ああっ、もっと、もっと強く擦って、お願い、あああっ」
他の少年達に負けない為に、必死に腰をふって気をひく。
>25
「一生懸命で可愛いいねえ」
少年達の健気さが女達を喜ばせる。
そして、ほんの一部。
本当にいた、優しいお姉さん。
涙する手持ちの少年にそっと囁く。
「君は特に可愛いからイきやすいように前のお水を緩めてあげようか?」
それは、その少年にとって天使からの救い。
囁く女の腕にすがり、何度も頷く。
「お願い、お願い、緩めてえぇ」
「じゃあ、イかせてあげたら私のこと好きになる?」
「うんっ、うんっ、なるぅっ」
「いいかげんじゃなくて、本当の好きよ。嘘だったら絶対に許してあげない本当の好き」
「うんっ、なるっ、なりますからあぁっ」
「約束よ」
女は少年のペニスを責める水を緩めた。
ほとんど止まるぐらい。
「イきなさい」
女はイきやすくなったペニスをしごき、少年は応えて鳴いた。
「ああーっ、あんんっ、で、出そうっ、もっと強く擦ってえっ」
「いいわよ」
少年の要望を受ける女。
その手で悶える少年を、他の少年達が激しい水責めを受けながら嫉妬の目で見る。
あの子だけ、ずるいよううっ。
>26
「ふふふ、他の男の子達が羨ましそうに君を見ているわよ」
「あんっ、イく、出るっ、出るよっ」
「出しなさい。君が気持ちよく出すところを他の男の子達に見せつけちゃいなさい」
「あっ、イくーーーーーっ」
解放の叫び。
運に恵まれた少年のペニスから、精液が勢い良く噴出した。
「ああーーうっ」
「どう?イかせてもらえて嬉しい?」
「う、嬉しいっ」
「気持ちいい?」
「うん、気持ちいいっ」
「素直でいいお返事ね。ほら、ほらっ」
女は射精するペニスをさらに搾る。
その搾りでペニスの途中に残った精液も外に出され、ほどよい快感が少年を慰める。
「あんっ、ああんっ」
出された精液はく流れる水にとけ、排出用のホースを下って少年を離れていった。
>27
「だ、出したよ。これ外して・・」
射精したペニスを洗う水流。
淡い流れだが、イったばかり少年にとってはそれでも辛い刺激。
言うとおりにした約束のご褒美、水責めからの解放を早くちょうだいと涙目で訴える。
「はい、はい」
女は少年に了承して見せ、水を止める為にと蛇口のコックを握った。
わざと間違えて、強く水を流す。
助けてもらえるものと油断した少年に、また綺麗な悲鳴をあげさせる。
「きあーーーっ!!」
「あらっ、ごめんね。間違えちゃった」
見え見えの嘘を言う、女。
「やああーっ、とめてっ、とめてっ、とめてえーっ」
悶え狂う少年をたっぷりと眺めた。
「ごめんねー。今、とめるから」
言いつつ、なかなかとめない。
少年は再び涙を落とし、女に哀願する。
「早くーっ、早くーっ、とめてえええっ」
「ふふふふ」
少年の苦しみを存分に愉しむ、女。
意地悪心をひとまず満足させるまで観察を続ける。
「ひいっ、ひいいっ、ひいいいっ」
「イく前よりも反応が良くなったわね。イったばかりの男の子は、虐めがいがあるわ」
「許して、許してくださいいいっ」
少年にとって再び送られた地獄。
「そうね。そろそろ約束を守ってあげる」
女は今度こそ満足すると、ようやく水をとめてやった。
>28
先にペニスへの水責がやみ、
「後ろ、後ろのも、とめてえー」
「はいはい」
肛門への責めもとまる。
拷問から逃れた少年は、ぐったりと机にうつ伏せ、安堵の息をつく。
「はあ、あ、はあぁぁ」
「ふふ、すっかり叫び疲れちゃったみたいね」
言う、女。
少年の前後からカップを外してやり、完全に解放する。
「これでこの部屋での悪戯はおしまい。良かったわね」
「は、はいぃ」
女の言葉に、少年はか細く答える。
「じゃあ、立って。私と一緒にこの部屋を出ましょう。体が冷えちゃったでしょうから、次はあったかいことが出来る部屋に行きましょう」
「あ、あったかい?」
「そうよ」
答える、女。
少年が、女の言うあったかいの意味への疑問で立ち上がるのを躊躇すると、囁いた。
「それとも、そうやって寝たままここに残って、私よりもやさしいお姉さんを探す?」
「!!」
女の言葉に、少年は身を跳ね上げた。
疲れで力が入らない手足を震わせながら、自分に語りかける女とそれ以外の女達を見る。
他の机の女達の手では、少年達が今も水責めを受け絶叫していた。
「ぎいいいっ、ひいいいっ、あいいいいいーっ」
>29
ふるふるふるっ。
少年は首をふって女の手をとった。
きゅうっと自分に引き寄せ、他の少年達から目をそむける。
「よしよし、いい子。そんなに怯えなくてもいいのよ」
女は少年の選択に喜び、少年の濡れた下肢を近くのタオルでふいてやった。
上履きだけを履かせ、机の上から降ろし、残りは肌かのまま床に立たせる。
「行きましょう」
少年を引く、女。
拷問を受け続ける少年達が見つめられながら、唯一自由になった少年はおとなしく従う。
女は、他の女達に軽い挨拶をし、少年を連れて理科室を出た。
ぺたぺたと少年の上履きの音が廊下に鳴り、遠ざかっていく。
そのカップルを見送って、陽一を嬲る女が囁いた。
「ふふふ、ひとり脱出〜。陽一君は、ここをいつ出られるかな?」
「お尻、お尻の水をとめてええっ」
陽一の肛門にあてがわれたホースからは、変わらず水が入り続けていた。
>30
「私の予想だと、この部屋に最後まで残るのは陽一くんだけどね」
陽一を責めている、当の女が言う。
「やだっ、ああっ、助けて」
「男の子の嬲りかたは、よーく知っているからね。ふふ、たっぷり、じっくり弄ばせてね」
「ひいっ、いいっ、やあああっ」
「ふふふふっ」
まだまだ始まったばかりの少年狩り。
理科室の悲鳴が途絶えることはずっと先。
女達達は少年達の濡れた頬を、手と指と唇で、好きなように撫でる。
陽一は、柔らかなハンカチで丁寧に涙を吸い取られた。
「私の為にいっぱい鳴きなさい」
「ひいっ、いいっ、くあああっ」
涙でゆっくりと濡れていくハンカチ。
女はその具合を自分の頬にあてて確かめる。
「ふふふ、私はひとつの玩具でとっても長く遊ぶほうよ。大事に、大事にね・・・」
この日から、陽一は女にもっとも大事にされる玩具になる。
引き続き架空の世界。
前作と同じ時間、同じ学校で行われている狩。
獲物はもちろん男の子。
追うのは、そんな男の子達の身体に隠微な夢想をしてきた女達。
少年達が必死に逃げ回り、隠れ、女達は愉しみながら余裕で追いまわし、潜んでいるところを暴く。
そして説明なく参加させられた男の子のひとり、直人は校舎の中をさ迷い走っていた。
「まだ逃げている男の子はいるかなー?」
「ほらほら、私に捕まりなさーい」
廊下の向こう、階段の上下から聞こえる女達の声。
それに混じって、あちこちの教室から先に捕まった少年達の悲鳴。
「いやああーーーっっ」
「たすけてえええ−−っ」
演技ではない、悲鳴は全部本物。
一緒に逃げていた男の子達とはちりじりになってしまい、今は一人。
直人は孤独と恐怖に涙をためて、とにかく声のしない方向へ逃げた。
人のいなさそうな廊下をまがり、階段を下り、『保健室』の前に出る。
普段なら困ったときに訪ねる部屋。
・・・ここの中はどうなっているだろう?
切れる息をおさえながら、直人はドアの向こうの音に耳をすました。
すぐに、中から男の子達の絶叫が響く。
「あがああーーーっ」
「ひいいいーーっ」
今まで聞いて中でも、もっとも激しい悲鳴。
ここはとても危険。
直人は、後ずさった。
一刻も早く他の場所へっ。
直人はドアに背を向ける。
「あら、ここにちっちゃい可愛い子が残っていたわ」
と、振り向いたそこに、いつの間にか白衣の女が立っていた。
「ひっ」
賭けだそうとする直人。
だが、それよりも早く、女は直人の前に立ちはだかり逃げ道をふさいだ。
「捕まえた」
両肩に手を置き、うれしそうに言う。
>2
「君、お名前は?」
女が訊く。
「・・・や・・やだ・・」
直人は怯えてすくむ。
答えられない。
「教えてくれないの?」
残念そうに言う女。
肩に置いた手で、くるっと直人の身体をまわした。
再び保健室のドアへ、直人を向けさせる。
「いいわ。中でゆっくり聞かせてもらうから」
「ああっ、やだぁ」
「ふふ、そうやって嫌がる子を連れ込むのも好きなのよ」
女は、直人が逃げ出す前にすばやくドアを開いた。
後ろから背を押し、保健室へ放り込む。
直人はつんのめってドアをくぐり、2〜3歩進んで膝をつき、顔だけをあげた。
「ひっ」
目に飛び込んでくる、外で聞いた悲鳴の正体。
全裸に剥かれた2人の男の子。
ひとりはベッドに両手両足を縛りつけられ、ひとりは金属製の大きな身長計に吊るされ、
それを、看護婦の格好をした女達がひとりの男の子に対し3人がかりで激しく苛めている。
>3
「あら?」
ナース達が新たに入室した獲物、直人を見る。
そして、直人の後ろから現れる白衣の女に言う。
「先生、またひとり捕まえて来たのですね」
「可愛いでしょう?ドアの前でここの音を盗み聞きしてたのよ」
答える、女。
ナース達は舐めるように直人を観察し、目を細めた。
「へえ、そうなの」
「ふふ、立ち聞きなんて悪い子ね」
「こんな音を聞いていたのかな?」
ナースのひとりが薄いビニールの手袋をつけた手を、ベッドに縛られた男の子にのばした。
慣れた仕草でお尻の割れ目に指をもぐりこませ、2本の指を同時、一息で肛門をえぐる。
「あーーーーっ」
泣き声の混じった男の子の悲鳴。
手足がベッドの四隅に縛り付けられていて、全く自由が利かないようにされてある。
「ほらほら、こんな音でしょう?」
ナースは、さらに突っ込んだ指をぐりぐり捻りまわしてみせた。
「あーーっ、あーーっ、やめてえーーっ」
男の子は鳴き騒ぐけど、身体は大の字にされたままやはり動かせない。
「そして、こんなの」
ナースは続けて、男の子の肛門の中で何かをつかんだ。
それを直人にむけて引っ張り出す。
「あっ、あっ、がっ、がっ、がっ、あーーーっ」
それは、一本の紐で繋がるたくさんの球。
それも男の子の肛門に比べて明らかに大きく、表面には先だけは丸くなった無数のイボがつけられていた。
>4
イボは、球が外へ出るときに肛門のあちこちでひかっかる。
肛門を内から外へめくり、男の子をより苦しめる。
「あうっ、あううっ、お尻がっ、あああーーっ」
「ふふ、とてもいい声。こんなのを聞いてたのね?」
直人に訊く、ナース。
直人は、男の子があげる悲鳴と、球にめくりあげられる肛門の様子にこわばって答えられない。
「あ・・あ・・」
「あら、違うのかな?」
ナースは、そんな直人にやわらかく言った。
「じゃあ、抜くときじゃなくて挿れるときの方かしら?」
そして、外に出た球をつまみ、今度は逆にひとつひとつ男の子の肛門に詰め込んでいく。
さっきまでは逆向きに肛門を襲うイボ。
男の子は、球が抜かれるときよりもずっと苦しそうにもがくいて鳴く。
「ふぐっ、ぐうっ、ぐううーっ」
「抜いてもらうときはちょっとずつ楽になるけど、挿れられるときは逆だもね。悪い子の耳には、こっちのほうがいい音に聞こえるのかも?」
ナースは直人が答えられないと知っていて言う。
その間にも球を挿れる手には緩みはなく、どんどんと肛門を嬲り責める。
>5
悪夢。
すくむ直人。
そこに別のナースからも声がかけられる。
「君が聞いていたのは、こっちの子の声かしら?」
身長計にに絡むナース達だ。
直人は身長計と、その身長計に吊るされた男の子を見る。
さきも見たが、身長計は大型の金属製。
2m以上の人間でもを余裕をもって計れるモノ。
男の子が背負っている縦の柱は太く頑丈で、ひとりの子が暴れてもびくともしない。
そして、通常頭の上に乗せて使われる横向きの梁は柱の最上部で固定されていて、そこに皮紐で少年の両手首を万歳させる姿勢で戒めていた。
「ほら、こんな声」
身長計のについたハンドルを回す、ナース。
少年の手首を吊るす梁が上下のどちらかに動く、と直人は思ったが違った。
少年の足元。
ふたつ目の梁がそこにあり、そちらが少年の脚の間を上へ、股間にむかって昇っていく。
「嫌っ、いやあっ」
泣いている男の子。
動いている梁は四角や丸みおびた棒ではなく、三角形の山型をしていた。
直人の後ろで、白衣の女が言う。
「君ぐらいの歳の子でも三角木馬って知ってるかしら?」
>6
三角の梁が男の子の股間にまで来る。
男の子に当たる三角の山。
ナースはハンドルを回し続け、山で男の子を割った。
「いやあーーーっ」
男の子の叫び。
男の子は踵が浮かせ、つま先立ちになって梁から逃げる。
だが、どこまで昇れる梁は余裕で股間を追い、さらに男の子に食い込んでいく。
「ひぎーーーーっ」
悲鳴から絶叫。
男の子のつま先立ちは、自力のものからじりじりと梁の持ち上げによる強制へと変わっていく。
「助けてーーっ、あーっ、あーっ、痛いーーっ」
「まだまだ上がるわよ」
笑う、ハンドルをまわすナース。
3らに他のナース二人も一緒になって微笑み、男の子が必死になって力をいれる両脚を横からそれぞれ掴んだ。
「ふふ、こんなに脚に力を入れていたら疲れるでしょう。楽にしていいのよ」
言って、ナース達が男の子の浮いた踵を床にむかって下げさせる。
「ぐああーーーーっ」
>7
下がる両脚に、昇る梁。
股裂きの効果は倍加する。
男の子は吊られた手首をがちゃがちゃと柱にうちつけ、足を引っ張るナース達とハンドルを操るナースに哀願する。
「ああーーっ、許してっ、許してっ、許してーーっ」
「ふふふ」
ナース達の、男の子の叫びへ答えはやはり笑い。
「君は悪いことなんて何もしていないから、謝ることなんてないのよ」
「そうそう」
「悪いことをしてないから、許すこともできないけどね。きゃははっ」
足首を掴むナース達が、リズムをつけて男の子を下へ引っ張る。
ハンドルを掴むナースは、ゆるゆるとまだ梁をあげている。
上と下での引き裂き合い。
それは徐々に上りが勝ち、ついには男の子のつま先までも床から浮く。
「はぐううーーーーっ」
浮き上げられた男の子を指差し、女医は直人に言った。
「こういう苛められかたを、男の子は一度でも想像するでしょう?自分が一方的にやられる立場になって・・・」
>8
直人は、女医の言葉を否定する。
「そんなの・・・しない・・」
「するのよ」
女医は断定した。
自分も保健室の中に進んで直人の傍らに立つ。
直人の手をとり、ぎゅっと強く掴まえて、逃がさないという意思を伝えて告げる。
「ただ、泣き叫ぶほど酷いことをされるか、淫やらしくて優しい責め方で弄られたいかという差はあるでしょうけど・・。君は、どちらかな?」
「どっちでも・・ないよう・・」
「へえー」
女医は愉快そうに直人を見下ろした。
それから意味ありげに笑い、保健室にいる全てのナース達に目で合図をした。
ナース達は女医の思考をよみとり、了解と、女医以上の笑みでまた互いに目配せする。
女医は、直人に言った。
「じゃあ、君はどちらが好きな男の子なのか?自分で分かるようにしてあげる」
ざざっ。
保健室の隣から、また新しいナースが3人ほど現れた。
すばやく直人をとり囲み、人数と体格差で手足を掴んで拘束する。
手には手錠が、足には金属の棒を真ん中にした足を左右に開かせる枷が着けられる。
「やっ、ああーっ」
直人の抵抗など何の障害にもならない手際だった。
>9
服も同時にむしられる。
千切れるボタン。
破られる襟。
生地の厚いズボンには、鋏があてられた。
「動くと危ないわよー」
弾むように言うナース。
光る鋏の刃。
直人は、金属棒に結ばれた足首をガタガタさせて叫ぶ。
「やだっ、やだあっ」
女医は、直人の傍らから顎に指をかけて囁いた。
「じっとしてなさい。手をかけさせると、ああいいうお仕置きが待っているわよ」
直人に、身長計とベッドにくくられる男の子達を見させる。
ふたりの男の子の近くに、いつの間にか運ばれていたワゴン。
男の子達を弄っていたナース達が、そのワゴンに手を伸ばすと、赤色蝋燭が何本も出てきた。
「ああっ・・」
太く、長い蝋燭。
直人が知っているものよりも何倍も大きい。
ライターでひとりが火をともす。
蝋燭の大きさに負けない、大きく強い炎があがった。
ナース達がその炎を分けあい、どんどんと灯りの数を増やす。
ジジジ・・・。
直人の近くの蝋燭からは、炎の揺らぎと一緒にそんな音まで聞こえた。
>10
蝋燭を構えたナース達は、ふたりの男の子を囲む。
「男の子を苛める為のとくべつな蝋燭よ」
直人に説明する女医。
蝋燭の明かりに下から照らされて、より愉しそうに浮かびあがるナース達の顔。
誰が合図するでもなく、縛られて動けない男の子達にゆっくりと蝋燭を近づけ、その肌に融けた蝋を垂らした。
たくさんの赤い雫が男の子達を襲い、身長計とベッドが同時に軋む。
「ああーーーっ!!」
「ひぎいぃぃーーっ!!」
「ふふふ、全身にお化粧してあげる」
言われて、身体中に蝋を垂らされるのはベッドに縛られた男の子。
胸や腹は円を描くように、手足は先から付け根のほうへ長い筋を引くように、ナース達は喜々として蝋を落とす。
「ああーっ!!ああーーっ!!」
全身で受けさせられる熱蝋責めに、男の子の身体はベッドから跳ねあがろうとするが、ぎっちり固定された状態で背を浮かす程度も許さない。
ひとりのナースは、そんな男の子の両脚の付け根を正確に狙って蝋を流し込んでいく。
流れる蝋は、ペニスと袋の周囲を淫虐に覆っていく。
「うぐっぐーーーっ」
それでも男の子は動けず、足の指だけが辛うじて丸まった。
>11
もう一方、身長計の男の子にも熱蝋責めが行われる。
こちらは集中して胸。
同じ場所。
乳首の上に何度も何度も蝋が垂らされる。
「あーっ、ああーーっ、あああーーっ」
ベッドの男の子とは逆に、身長計で吊られた身はもがけば揺れる。
揺らせば、股間を三角の梁に自ら擦りつけることになる。
熱蝋責めを受ける上体が股間を抉る三角梁責めを手伝い、男の子は上と下の地獄で何重にも苦しむ。
「熱いっ、熱いっ、あぐううーーっ」
「ほらほら、身長計は倒れないように支えていてあげるから、安心して暴れなさい」
ふたりのナースが充分に熱を溜めた蝋燭を用い、左右から同時に乳首へありったけの蝋をこぼした。
その量は、垂らすというよりも注ぐというほうが正解。
全く隙なく乳首を包み、さらに包んだ上から蝋を重ねて中身を熱し続ける。
「あおおおううーーっ」
宙に下がった男の子の脚が、梁を巻きつくように締めてつっぱる。
>12
ふたりの惨状を見せ付けて、女医は直人に言った。
「おとなしくしている気になったわね?」
「ううぅ・・」
「お返事は?」
「は、はい」
直人は、そう答えるしかない。
「いい返事で嬉しいわ。じゃあ、残りのズボンとパンツ、切って捨てましょうね」
ナース達の手で鋏がいれられるズボン。
衣服を裂くためによく手入れされた刃は、厚みのある生地にあたっても簡単に通っていく。
ジャキ、ジャキ、ジャキ。
「ああ・・・ああ・・・」
「ふふ、着ている服をバラバラにされるのはドキドキするでしょう?いっぱい恥ずかしい思いをしていいのよ」
ジャキンッ。
落ちるズボン。
「君はこのまま素直でいられたら、あの子達と違って優しくしてあげる。・・・素直でいられたらね」
ジャキンッ。
パンツも二つに裂かれて落ちた。
「聞かせなさい。君、お名前は?」
>13
「な、直人」
直人は答えた。
女医は喜ぶ。
「ふふ、よかった。今度は教えてもらえたわ。じゃあ、こんなふうに女の人達の前で裸になったことはある?」
「な、ない・・」
「そう、ますます良かった。だったら、これまでに直人くんの身体で女の人を遊ばせたなんてこともないわよね?」
「ない、ですう・・」
「うん、よしよし。ここまできて直人くんが中古だったりしたら、私達みんなでがっかりするところだったわ。
もしそうだったら優しくなんてできないもの。本当によかったわね」
女医は直人の身体をなでる。
肩から胸へ、少年の汚れていない肌の感触を楽しみ、贅肉太りとは無縁の腹、
そして強制して開かされた脚の内側をくすぐる。
「はうっ、うっ」
「こら、約束どうり痛くしないでいるのに動いちゃだめ」
言いつつ、淫やらしく直人の膝まで手を這わす女医。
膝周りの表と裏、じっとしていられないところを狙って指先を這わせる。
「あうっ、くすぐったい・・」
「ふふふ、だめよ。立っていなさい。これは命令」
女医は告げて、直人に不動を強制する。
>14
「ここはどうかしら?]
女医の手が直人の股間へ潜った。
指先だけを使う、触れるか触れないかの薄いタッチで、
ぺニスの下の袋とその向こうの肛門、さらにその二つのを繋げる通り道を何度も往復する。
「ああっ、あんっ」
「また動く、だめじゃない」
「でもっ、あああっ」
「直人くんは、お仕置きの方が好きなの?」
言いながら、肛門に指を窪ませる女医。
そのまま奥へ沈める、と思わせて指を引き、ペニスまでの繋ぎ道をまた薄く引っ掻く。
「はううっ」
未熟な少年にとって、繋ぎ道は自分でもしらない急所。
緩いくすぐり責めでは、ペニスや肛門そのものよりも効く。
女医は執拗に繋ぎ道の中央を嬲り、そのことを直人の身体に教え込む。
「ほらほら、まだ構ってもらえてないちんちんを大きくさせて、嬉しいんでしょう?嬉しいなら耐えなさい」
「ああっ、だめっ、だめえっ」
「こんなに言っているに、じっとしていられないの?仕方のない子ね」
「ご、ごめんなさい、ああっ、お仕置きは、あっ、許して」
「じゃあ、動かないように手伝ってもらいなさい」
女医は、周囲のナースに合図した。
ナース達は、身をくねらせる直人の前後に別れてとりついた。
肩、腰、膝、それぞれを押さえ、ついでに唇でそれぞれの部位にキスする。
「これだけ手伝ってもらえれば大丈夫ね?」
ナース達の唇が開き、舌が直人の肌を舐めはじめた。
「あんんんっ!」
枷をつけられた足でつま先立ちになる。
>15
後ろについたナースが、背中の中央を下から上へ舐め上げる。
「ひっ」
さらにその下で、別のナースが腰。
「はうっ」
さらに尻が複数の手で撫で拡げられ、顔が溝にはいる。
「そこ、お尻っ」
舌は躊躇なく肛門を目指し、まっすぐ穴の中心を突いて舐めまわす。
「はんんっ!!」
胸と腰を前へ突き出して喘ぐ直人。
すると今度は前についたナース達が、直人の両乳に吸いつく。
歯を使って浅く噛み、緩く振動させる。
「はっ、はううっ」
そして、その下のペニス。
二人のナースが担当し、ひとりが正面からぺニスの先端を口内に招いて弄び、
もうひとりは斜め下から割り込むようにして、ペニスの袋を鳥の真似をしてついばむ。
「あああああっ」
もちろん手指による愛撫も同時に行われている。
袋と肛門の繋ぎは、変わらず女医の手で。
その他は、ナース達のありまる手で直人の性感を掘りここしていく。
「あああっ、あああーっ、こんなっ、あうんんっ」
直人に囁く、女医。
「初めては、どこを責められても気持いいでしょう?
いままで綺麗な身体でいた男の子が受け取れるご褒美なのよ。
たっぷり受け取りなさい」
>16
「このま、くたくたになるまで弄ってあげる」
「ふわあああっ」
直人の全身を快感が支配した。
身長計とベッドの男の子達は今も悲鳴をあげているが、直人の耳には届かない。
自分の喉から出る喘ぎが、それをかき消している。
女医は訊く。
「直人くん、どれくらい気持いい?」
「あうっ、あううっ」
訊かれても、直人には答えられるはずもない。
ないが、女医は訊く。
「言いなさい、聞きたいの」
ナース達が女医の質問にあわせて、乳首をより甘く噛みこんだ。
尻を開き、舌をまわす。
ペニスでは先を吸い、根元を横からくすぐる。
「はんっ、す、すごく、気持いい」
答えさせられる、直人。
「ふふふ、そうねえ。そういう顔をしているわ」
女医は言った。
「直人くんの身体は、もうイけるのかしら?楽しみだわ」
>17
ナースの口内でペニスが反り勃つ。
先が濡れ、根元からむず痒く熱いものが昇ってくる。
「くうぅぅっ」
縛られた直人の手が、背中でぎゅっとこぶしを作る。
「ふふ、イっちゃうの?」
観察する女医。
直人は、つま先立ちの身体をさらに上げる。
ペニスの中をのぼってくる何か。
管が広がり、先端の放出口が拓かされ、快感という電気が直人を生まれて始めての絶頂へ走らせた。
「あああああぅっ」
直人はナース達に掴まれた肩と背中を縦に伸ばし、舐められる肛門を締め、ペニスを震わせて叫ぶ。
「ふふふふ、直人くんおめでとう。ちゃんとイけたわね」
女医は、祝福する。
「でも、出すものは出せたのかしら?」
女医は、ペニスを責めるナースに訊いた。
ナースは、ペニスを口から外し静かに答えた。
「いいえ、射精はなかったです」
「そう」
女医は直人のぺニスを見る。
ナースの唾液で濡れた、直人のペニス。
直人が自分で出したものは、先から僅かに滲む透明の汁だけのようで、
白く濃い色をした精は全くなかった。
「直人くんが味わえたのは、イった感覚だけね」
女医は、それも歓迎という口調で言う。
>18
「最初から種切れでイかされる感覚なのかしら?
出せない子は、終わりがないから制限なしと私達は言うけれど、本当かどうか?
直人くんの身体に教えてあげる」
全身への愛撫はとぎれなく続けられる。
ペニスは、再びナースの口内に納められた。
イったばかりのペニスの先。
皮が守っていない、身体で一番敏感になったところを舌が責める。
「ひあああっ」
「イったばかりのそこは、凄く敏感になっているでしょう。
敏感すぎて腰が逃げてしまうぐらい。
でも、逃がさない。
逃げられずに、敏感になったそこを舐め続けられると、男の子はみんな玩具に堕ちていくわ」
「あううっ、あうううっ」
「ふふふ、辛い?
でも大丈夫、その辛いのはしばらくすれば抜けて、次の段階へ進むわ。
まあ、私は男の子じゃないので、今まで嬲ってきた男の子達の様子を見ての想像だけど」
ペニスに絡む舌の動きが激しくなる。
特に、直人が大きな声をあげてもがくところを確かめ、そこを執拗に擦る。
直人は、無理やり与えられる過剰な気持よさに悲鳴をあげた。
「あああっ、ああああっ、やめて、舐めないでっ、ああああーっ」
気持いいのが辛い。
自分が望むだけの程度なら快感なのに、休みなく連続されると拷問。
クラスの友人にふざけてされた、股間を割ってされる電気あんまに似ている。
「やめてえ、たすけてええっ」
言うほどに、責めはしつこくなる。
あのときの電気あんまは、それでも短い時間で逃げられた。
今は逃げられない。
逃げれば、気持よくないやり方でお仕置きされる。
時間は無制限。
やられっぱなし。
>19
そして、2回目の絶頂。
「ああああうっ!」
さらに、3回目。
「ひんんっ!」
休みなく4回目。
「はうっ!」
出せないペニスは、続けて絶頂だけを味わう。
精液を通すはずの尿管は、そのつど空撃ちで嬲られる。
何かを通そうしているのに何も送られてこない。
尿管はその憤りを宿主にぶつけ、自身を過敏にし、ドクドクと脈打って通常ではとても耐えられない痺れで怒る。
休むのか、出すのかどちらかにしろ。
まだ無駄な反射をさせるのなら、こちらからも宿主を嬲って転げさせてやる。
快楽を凶器に、ジクシクジクと警告してくる。
直人は、その訴えを女医たちに伝えて鳴く。
「もうだめっ、やめてっ、あああっ、そこがっ、ひいいっ」
「ふふふ、直人くんのそこがどうなっているの?気持いいのがとまらないの?」
「中がっ、中が熱くて、ジンジンしすぎて、出ないっ、出ないのに、ひあああああーーっ」
話の途中でナースが直人のペニスを吸った。
中心の管から空気を奪うように。
吸われた管は収縮し、何をするかと全ての壁に電気を通して直人にまた抗議した。
「あああーーーっ、吸っちゃだめえええーーっ」
直人は膝を折ってナース達の支えにぶら下がる。
もはや自分の力では立っていない。
女医は言う。
「あら、自分で立つのをやめたの?それならお仕置きよ」
>20
もちろん、それは初めから女達が決めていたこと。
捕まえた少年は、搾るだけ搾って空になったら責め調教。
鳴かせて、鳴かせて、泣き叫ばせる。
「では、直人くんの身長から計ってみましょうね」
あの身長計へ、女医とナース達は直人を運んでいく。
「いやっ・・・、あれは嫌ああっ」
拷問器への連行に直人は騒ぐ。
だが騒ぐのは口だけで、足に力が入らない。
身長計までわずかな距離をわずかな労力で連れられ、先に吊られた少年と交代させられる。
「坊やは次の検査の時間よ」
ナース達は、それまで身長計に吊っていた少年の戒めをとき、股を割っていた三角の梁を下げる。
「この子は別の検査にまわしてあげましょう。そうねえ、理科室あたりで面白いことをしてると思うわ」
地に足を戻した少年は、床に向かって崩れ落ちる前に抱きかかえられ、保健室の外へ出されていった。
理科室で何をされるのか、直人は知らない。
だが、きっと酷いことだ。
誰だってわかる。
「さあ直人くん、身長を計りましょうね。この梁を跨いで使うのよ」
「ひっ」
下がった梁の上に直人は設置される。
「ちゃんと柱に括り付けてあげるから、自分で立てなくても大丈夫よ」
言われて、柱の上部に括られる両手。
「測定始め」
女医の掛け声で、梁が昇ってくる。
梁と股間のの距離がみるみる縮まる。
>21
迫る梁。
「あ、あ、あ、」
直人は逃れられない。
三角の山が股間にあたり、直人を持ち上げる。
「あううーーーっ!!」
「まだつま先が届いているからたいした事はないでしょう?・・・すぐに着かなくするけどね」
梁に直人の体重が乗り始めても、ナースが操るハンドルは滑らかにまわる。
責める側に微塵の負担もない。
ハンドルの一回転で数センチの上昇。
直人の足が床から引き剥がされいき、股を割く痛みは足が届く間は直線的に加速し、
「ほーら、地面とはこれでさよならよ」
全身が宙にあげられた瞬間、そんな段階を超えて一気に倍化した。
「ぎうっ、いいいぃぃっ!!」
直人は未成熟な身体をもって、真の三角責めの苦しみを味わう。
「ステキよ、直人くん。もっともっと上げて。その身体にもっと男の子の苦しみを教えてあげる」
女医は両手で直人の腰を抱き、唇で直人の胸に吸いついた。
梁の上で直人の腰を前後に揺すり、乳首を噛み砕いて愉しむ。
「ぎあああっ、揺すらないでえええっ、噛まないでえええっ」
「叫んでも無駄無駄。でも、その調子で叫びなさい」
女医は、ナース達に熱蝋と重しの用意をさせた。
>22
「どれだけ泣いてもいいけど、気を失うのはなしよ」
直人の足に巻かれる重し。
火が点る蝋燭。
「あーーーーーーっ!!!!」
「ふふふ、こんなところに逃げてきた直人くんが悪いのよ。
誰か他の子がここにやってくるまで、直人くんがここの主役ね」
「あーーっ、あーーーっ、助けてええーっ」
「まだ逃げていられる子はいるのかしら?いるといいわね、直人くん」
女医達はくつくつ笑う。
直人は叫びをあげて許しを請う。
これは狩られた少年達のひとつの末路。
不幸なのか?
より不幸な結果があるのか?
直人には分からない。
「ふふふ、夜は長いわよ・・・」
直人にとって、とても長い時は始まったばかり・・・。
前作と同じ時間、同じ学校で行われている狩。
獲物はもちろん男の子。
追うのは、そんな男の子達の身体に隠微な夢想をしてきた女達。
少年達が必死に逃げ回り、隠れ、女達は愉しみながら余裕で追いまわし、潜んでいるところを暴く。
そして説明なく参加させられた男の子のひとり、直人は校舎の中をさ迷い走っていた。
「まだ逃げている男の子はいるかなー?」
「ほらほら、私に捕まりなさーい」
廊下の向こう、階段の上下から聞こえる女達の声。
それに混じって、あちこちの教室から先に捕まった少年達の悲鳴。
「いやああーーーっっ」
「たすけてえええ−−っ」
演技ではない、悲鳴は全部本物。
一緒に逃げていた男の子達とはちりじりになってしまい、今は一人。
直人は孤独と恐怖に涙をためて、とにかく声のしない方向へ逃げた。
人のいなさそうな廊下をまがり、階段を下り、『保健室』の前に出る。
普段なら困ったときに訪ねる部屋。
・・・ここの中はどうなっているだろう?
切れる息をおさえながら、直人はドアの向こうの音に耳をすました。
すぐに、中から男の子達の絶叫が響く。
「あがああーーーっ」
「ひいいいーーっ」
今まで聞いて中でも、もっとも激しい悲鳴。
ここはとても危険。
直人は、後ずさった。
一刻も早く他の場所へっ。
直人はドアに背を向ける。
「あら、ここにちっちゃい可愛い子が残っていたわ」
と、振り向いたそこに、いつの間にか白衣の女が立っていた。
「ひっ」
賭けだそうとする直人。
だが、それよりも早く、女は直人の前に立ちはだかり逃げ道をふさいだ。
「捕まえた」
両肩に手を置き、うれしそうに言う。
>2
「君、お名前は?」
女が訊く。
「・・・や・・やだ・・」
直人は怯えてすくむ。
答えられない。
「教えてくれないの?」
残念そうに言う女。
肩に置いた手で、くるっと直人の身体をまわした。
再び保健室のドアへ、直人を向けさせる。
「いいわ。中でゆっくり聞かせてもらうから」
「ああっ、やだぁ」
「ふふ、そうやって嫌がる子を連れ込むのも好きなのよ」
女は、直人が逃げ出す前にすばやくドアを開いた。
後ろから背を押し、保健室へ放り込む。
直人はつんのめってドアをくぐり、2〜3歩進んで膝をつき、顔だけをあげた。
「ひっ」
目に飛び込んでくる、外で聞いた悲鳴の正体。
全裸に剥かれた2人の男の子。
ひとりはベッドに両手両足を縛りつけられ、ひとりは金属製の大きな身長計に吊るされ、
それを、看護婦の格好をした女達がひとりの男の子に対し3人がかりで激しく苛めている。
>3
「あら?」
ナース達が新たに入室した獲物、直人を見る。
そして、直人の後ろから現れる白衣の女に言う。
「先生、またひとり捕まえて来たのですね」
「可愛いでしょう?ドアの前でここの音を盗み聞きしてたのよ」
答える、女。
ナース達は舐めるように直人を観察し、目を細めた。
「へえ、そうなの」
「ふふ、立ち聞きなんて悪い子ね」
「こんな音を聞いていたのかな?」
ナースのひとりが薄いビニールの手袋をつけた手を、ベッドに縛られた男の子にのばした。
慣れた仕草でお尻の割れ目に指をもぐりこませ、2本の指を同時、一息で肛門をえぐる。
「あーーーーっ」
泣き声の混じった男の子の悲鳴。
手足がベッドの四隅に縛り付けられていて、全く自由が利かないようにされてある。
「ほらほら、こんな音でしょう?」
ナースは、さらに突っ込んだ指をぐりぐり捻りまわしてみせた。
「あーーっ、あーーっ、やめてえーーっ」
男の子は鳴き騒ぐけど、身体は大の字にされたままやはり動かせない。
「そして、こんなの」
ナースは続けて、男の子の肛門の中で何かをつかんだ。
それを直人にむけて引っ張り出す。
「あっ、あっ、がっ、がっ、がっ、あーーーっ」
それは、一本の紐で繋がるたくさんの球。
それも男の子の肛門に比べて明らかに大きく、表面には先だけは丸くなった無数のイボがつけられていた。
>4
イボは、球が外へ出るときに肛門のあちこちでひかっかる。
肛門を内から外へめくり、男の子をより苦しめる。
「あうっ、あううっ、お尻がっ、あああーーっ」
「ふふ、とてもいい声。こんなのを聞いてたのね?」
直人に訊く、ナース。
直人は、男の子があげる悲鳴と、球にめくりあげられる肛門の様子にこわばって答えられない。
「あ・・あ・・」
「あら、違うのかな?」
ナースは、そんな直人にやわらかく言った。
「じゃあ、抜くときじゃなくて挿れるときの方かしら?」
そして、外に出た球をつまみ、今度は逆にひとつひとつ男の子の肛門に詰め込んでいく。
さっきまでは逆向きに肛門を襲うイボ。
男の子は、球が抜かれるときよりもずっと苦しそうにもがくいて鳴く。
「ふぐっ、ぐうっ、ぐううーっ」
「抜いてもらうときはちょっとずつ楽になるけど、挿れられるときは逆だもね。悪い子の耳には、こっちのほうがいい音に聞こえるのかも?」
ナースは直人が答えられないと知っていて言う。
その間にも球を挿れる手には緩みはなく、どんどんと肛門を嬲り責める。
>5
悪夢。
すくむ直人。
そこに別のナースからも声がかけられる。
「君が聞いていたのは、こっちの子の声かしら?」
身長計にに絡むナース達だ。
直人は身長計と、その身長計に吊るされた男の子を見る。
さきも見たが、身長計は大型の金属製。
2m以上の人間でもを余裕をもって計れるモノ。
男の子が背負っている縦の柱は太く頑丈で、ひとりの子が暴れてもびくともしない。
そして、通常頭の上に乗せて使われる横向きの梁は柱の最上部で固定されていて、そこに皮紐で少年の両手首を万歳させる姿勢で戒めていた。
「ほら、こんな声」
身長計のについたハンドルを回す、ナース。
少年の手首を吊るす梁が上下のどちらかに動く、と直人は思ったが違った。
少年の足元。
ふたつ目の梁がそこにあり、そちらが少年の脚の間を上へ、股間にむかって昇っていく。
「嫌っ、いやあっ」
泣いている男の子。
動いている梁は四角や丸みおびた棒ではなく、三角形の山型をしていた。
直人の後ろで、白衣の女が言う。
「君ぐらいの歳の子でも三角木馬って知ってるかしら?」
>6
三角の梁が男の子の股間にまで来る。
男の子に当たる三角の山。
ナースはハンドルを回し続け、山で男の子を割った。
「いやあーーーっ」
男の子の叫び。
男の子は踵が浮かせ、つま先立ちになって梁から逃げる。
だが、どこまで昇れる梁は余裕で股間を追い、さらに男の子に食い込んでいく。
「ひぎーーーーっ」
悲鳴から絶叫。
男の子のつま先立ちは、自力のものからじりじりと梁の持ち上げによる強制へと変わっていく。
「助けてーーっ、あーっ、あーっ、痛いーーっ」
「まだまだ上がるわよ」
笑う、ハンドルをまわすナース。
3らに他のナース二人も一緒になって微笑み、男の子が必死になって力をいれる両脚を横からそれぞれ掴んだ。
「ふふ、こんなに脚に力を入れていたら疲れるでしょう。楽にしていいのよ」
言って、ナース達が男の子の浮いた踵を床にむかって下げさせる。
「ぐああーーーーっ」
>7
下がる両脚に、昇る梁。
股裂きの効果は倍加する。
男の子は吊られた手首をがちゃがちゃと柱にうちつけ、足を引っ張るナース達とハンドルを操るナースに哀願する。
「ああーーっ、許してっ、許してっ、許してーーっ」
「ふふふ」
ナース達の、男の子の叫びへ答えはやはり笑い。
「君は悪いことなんて何もしていないから、謝ることなんてないのよ」
「そうそう」
「悪いことをしてないから、許すこともできないけどね。きゃははっ」
足首を掴むナース達が、リズムをつけて男の子を下へ引っ張る。
ハンドルを掴むナースは、ゆるゆるとまだ梁をあげている。
上と下での引き裂き合い。
それは徐々に上りが勝ち、ついには男の子のつま先までも床から浮く。
「はぐううーーーーっ」
浮き上げられた男の子を指差し、女医は直人に言った。
「こういう苛められかたを、男の子は一度でも想像するでしょう?自分が一方的にやられる立場になって・・・」
>8
直人は、女医の言葉を否定する。
「そんなの・・・しない・・」
「するのよ」
女医は断定した。
自分も保健室の中に進んで直人の傍らに立つ。
直人の手をとり、ぎゅっと強く掴まえて、逃がさないという意思を伝えて告げる。
「ただ、泣き叫ぶほど酷いことをされるか、淫やらしくて優しい責め方で弄られたいかという差はあるでしょうけど・・。君は、どちらかな?」
「どっちでも・・ないよう・・」
「へえー」
女医は愉快そうに直人を見下ろした。
それから意味ありげに笑い、保健室にいる全てのナース達に目で合図をした。
ナース達は女医の思考をよみとり、了解と、女医以上の笑みでまた互いに目配せする。
女医は、直人に言った。
「じゃあ、君はどちらが好きな男の子なのか?自分で分かるようにしてあげる」
ざざっ。
保健室の隣から、また新しいナースが3人ほど現れた。
すばやく直人をとり囲み、人数と体格差で手足を掴んで拘束する。
手には手錠が、足には金属の棒を真ん中にした足を左右に開かせる枷が着けられる。
「やっ、ああーっ」
直人の抵抗など何の障害にもならない手際だった。
>9
服も同時にむしられる。
千切れるボタン。
破られる襟。
生地の厚いズボンには、鋏があてられた。
「動くと危ないわよー」
弾むように言うナース。
光る鋏の刃。
直人は、金属棒に結ばれた足首をガタガタさせて叫ぶ。
「やだっ、やだあっ」
女医は、直人の傍らから顎に指をかけて囁いた。
「じっとしてなさい。手をかけさせると、ああいいうお仕置きが待っているわよ」
直人に、身長計とベッドにくくられる男の子達を見させる。
ふたりの男の子の近くに、いつの間にか運ばれていたワゴン。
男の子達を弄っていたナース達が、そのワゴンに手を伸ばすと、赤色蝋燭が何本も出てきた。
「ああっ・・」
太く、長い蝋燭。
直人が知っているものよりも何倍も大きい。
ライターでひとりが火をともす。
蝋燭の大きさに負けない、大きく強い炎があがった。
ナース達がその炎を分けあい、どんどんと灯りの数を増やす。
ジジジ・・・。
直人の近くの蝋燭からは、炎の揺らぎと一緒にそんな音まで聞こえた。
>10
蝋燭を構えたナース達は、ふたりの男の子を囲む。
「男の子を苛める為のとくべつな蝋燭よ」
直人に説明する女医。
蝋燭の明かりに下から照らされて、より愉しそうに浮かびあがるナース達の顔。
誰が合図するでもなく、縛られて動けない男の子達にゆっくりと蝋燭を近づけ、その肌に融けた蝋を垂らした。
たくさんの赤い雫が男の子達を襲い、身長計とベッドが同時に軋む。
「ああーーーっ!!」
「ひぎいぃぃーーっ!!」
「ふふふ、全身にお化粧してあげる」
言われて、身体中に蝋を垂らされるのはベッドに縛られた男の子。
胸や腹は円を描くように、手足は先から付け根のほうへ長い筋を引くように、ナース達は喜々として蝋を落とす。
「ああーっ!!ああーーっ!!」
全身で受けさせられる熱蝋責めに、男の子の身体はベッドから跳ねあがろうとするが、ぎっちり固定された状態で背を浮かす程度も許さない。
ひとりのナースは、そんな男の子の両脚の付け根を正確に狙って蝋を流し込んでいく。
流れる蝋は、ペニスと袋の周囲を淫虐に覆っていく。
「うぐっぐーーーっ」
それでも男の子は動けず、足の指だけが辛うじて丸まった。
>11
もう一方、身長計の男の子にも熱蝋責めが行われる。
こちらは集中して胸。
同じ場所。
乳首の上に何度も何度も蝋が垂らされる。
「あーっ、ああーーっ、あああーーっ」
ベッドの男の子とは逆に、身長計で吊られた身はもがけば揺れる。
揺らせば、股間を三角の梁に自ら擦りつけることになる。
熱蝋責めを受ける上体が股間を抉る三角梁責めを手伝い、男の子は上と下の地獄で何重にも苦しむ。
「熱いっ、熱いっ、あぐううーーっ」
「ほらほら、身長計は倒れないように支えていてあげるから、安心して暴れなさい」
ふたりのナースが充分に熱を溜めた蝋燭を用い、左右から同時に乳首へありったけの蝋をこぼした。
その量は、垂らすというよりも注ぐというほうが正解。
全く隙なく乳首を包み、さらに包んだ上から蝋を重ねて中身を熱し続ける。
「あおおおううーーっ」
宙に下がった男の子の脚が、梁を巻きつくように締めてつっぱる。
>12
ふたりの惨状を見せ付けて、女医は直人に言った。
「おとなしくしている気になったわね?」
「ううぅ・・」
「お返事は?」
「は、はい」
直人は、そう答えるしかない。
「いい返事で嬉しいわ。じゃあ、残りのズボンとパンツ、切って捨てましょうね」
ナース達の手で鋏がいれられるズボン。
衣服を裂くためによく手入れされた刃は、厚みのある生地にあたっても簡単に通っていく。
ジャキ、ジャキ、ジャキ。
「ああ・・・ああ・・・」
「ふふ、着ている服をバラバラにされるのはドキドキするでしょう?いっぱい恥ずかしい思いをしていいのよ」
ジャキンッ。
落ちるズボン。
「君はこのまま素直でいられたら、あの子達と違って優しくしてあげる。・・・素直でいられたらね」
ジャキンッ。
パンツも二つに裂かれて落ちた。
「聞かせなさい。君、お名前は?」
>13
「な、直人」
直人は答えた。
女医は喜ぶ。
「ふふ、よかった。今度は教えてもらえたわ。じゃあ、こんなふうに女の人達の前で裸になったことはある?」
「な、ない・・」
「そう、ますます良かった。だったら、これまでに直人くんの身体で女の人を遊ばせたなんてこともないわよね?」
「ない、ですう・・」
「うん、よしよし。ここまできて直人くんが中古だったりしたら、私達みんなでがっかりするところだったわ。
もしそうだったら優しくなんてできないもの。本当によかったわね」
女医は直人の身体をなでる。
肩から胸へ、少年の汚れていない肌の感触を楽しみ、贅肉太りとは無縁の腹、
そして強制して開かされた脚の内側をくすぐる。
「はうっ、うっ」
「こら、約束どうり痛くしないでいるのに動いちゃだめ」
言いつつ、淫やらしく直人の膝まで手を這わす女医。
膝周りの表と裏、じっとしていられないところを狙って指先を這わせる。
「あうっ、くすぐったい・・」
「ふふふ、だめよ。立っていなさい。これは命令」
女医は告げて、直人に不動を強制する。
>14
「ここはどうかしら?]
女医の手が直人の股間へ潜った。
指先だけを使う、触れるか触れないかの薄いタッチで、
ぺニスの下の袋とその向こうの肛門、さらにその二つのを繋げる通り道を何度も往復する。
「ああっ、あんっ」
「また動く、だめじゃない」
「でもっ、あああっ」
「直人くんは、お仕置きの方が好きなの?」
言いながら、肛門に指を窪ませる女医。
そのまま奥へ沈める、と思わせて指を引き、ペニスまでの繋ぎ道をまた薄く引っ掻く。
「はううっ」
未熟な少年にとって、繋ぎ道は自分でもしらない急所。
緩いくすぐり責めでは、ペニスや肛門そのものよりも効く。
女医は執拗に繋ぎ道の中央を嬲り、そのことを直人の身体に教え込む。
「ほらほら、まだ構ってもらえてないちんちんを大きくさせて、嬉しいんでしょう?嬉しいなら耐えなさい」
「ああっ、だめっ、だめえっ」
「こんなに言っているに、じっとしていられないの?仕方のない子ね」
「ご、ごめんなさい、ああっ、お仕置きは、あっ、許して」
「じゃあ、動かないように手伝ってもらいなさい」
女医は、周囲のナースに合図した。
ナース達は、身をくねらせる直人の前後に別れてとりついた。
肩、腰、膝、それぞれを押さえ、ついでに唇でそれぞれの部位にキスする。
「これだけ手伝ってもらえれば大丈夫ね?」
ナース達の唇が開き、舌が直人の肌を舐めはじめた。
「あんんんっ!」
枷をつけられた足でつま先立ちになる。
>15
後ろについたナースが、背中の中央を下から上へ舐め上げる。
「ひっ」
さらにその下で、別のナースが腰。
「はうっ」
さらに尻が複数の手で撫で拡げられ、顔が溝にはいる。
「そこ、お尻っ」
舌は躊躇なく肛門を目指し、まっすぐ穴の中心を突いて舐めまわす。
「はんんっ!!」
胸と腰を前へ突き出して喘ぐ直人。
すると今度は前についたナース達が、直人の両乳に吸いつく。
歯を使って浅く噛み、緩く振動させる。
「はっ、はううっ」
そして、その下のペニス。
二人のナースが担当し、ひとりが正面からぺニスの先端を口内に招いて弄び、
もうひとりは斜め下から割り込むようにして、ペニスの袋を鳥の真似をしてついばむ。
「あああああっ」
もちろん手指による愛撫も同時に行われている。
袋と肛門の繋ぎは、変わらず女医の手で。
その他は、ナース達のありまる手で直人の性感を掘りここしていく。
「あああっ、あああーっ、こんなっ、あうんんっ」
直人に囁く、女医。
「初めては、どこを責められても気持いいでしょう?
いままで綺麗な身体でいた男の子が受け取れるご褒美なのよ。
たっぷり受け取りなさい」
>16
「このま、くたくたになるまで弄ってあげる」
「ふわあああっ」
直人の全身を快感が支配した。
身長計とベッドの男の子達は今も悲鳴をあげているが、直人の耳には届かない。
自分の喉から出る喘ぎが、それをかき消している。
女医は訊く。
「直人くん、どれくらい気持いい?」
「あうっ、あううっ」
訊かれても、直人には答えられるはずもない。
ないが、女医は訊く。
「言いなさい、聞きたいの」
ナース達が女医の質問にあわせて、乳首をより甘く噛みこんだ。
尻を開き、舌をまわす。
ペニスでは先を吸い、根元を横からくすぐる。
「はんっ、す、すごく、気持いい」
答えさせられる、直人。
「ふふふ、そうねえ。そういう顔をしているわ」
女医は言った。
「直人くんの身体は、もうイけるのかしら?楽しみだわ」
>17
ナースの口内でペニスが反り勃つ。
先が濡れ、根元からむず痒く熱いものが昇ってくる。
「くうぅぅっ」
縛られた直人の手が、背中でぎゅっとこぶしを作る。
「ふふ、イっちゃうの?」
観察する女医。
直人は、つま先立ちの身体をさらに上げる。
ペニスの中をのぼってくる何か。
管が広がり、先端の放出口が拓かされ、快感という電気が直人を生まれて始めての絶頂へ走らせた。
「あああああぅっ」
直人はナース達に掴まれた肩と背中を縦に伸ばし、舐められる肛門を締め、ペニスを震わせて叫ぶ。
「ふふふふ、直人くんおめでとう。ちゃんとイけたわね」
女医は、祝福する。
「でも、出すものは出せたのかしら?」
女医は、ペニスを責めるナースに訊いた。
ナースは、ペニスを口から外し静かに答えた。
「いいえ、射精はなかったです」
「そう」
女医は直人のぺニスを見る。
ナースの唾液で濡れた、直人のペニス。
直人が自分で出したものは、先から僅かに滲む透明の汁だけのようで、
白く濃い色をした精は全くなかった。
「直人くんが味わえたのは、イった感覚だけね」
女医は、それも歓迎という口調で言う。
>18
「最初から種切れでイかされる感覚なのかしら?
出せない子は、終わりがないから制限なしと私達は言うけれど、本当かどうか?
直人くんの身体に教えてあげる」
全身への愛撫はとぎれなく続けられる。
ペニスは、再びナースの口内に納められた。
イったばかりのペニスの先。
皮が守っていない、身体で一番敏感になったところを舌が責める。
「ひあああっ」
「イったばかりのそこは、凄く敏感になっているでしょう。
敏感すぎて腰が逃げてしまうぐらい。
でも、逃がさない。
逃げられずに、敏感になったそこを舐め続けられると、男の子はみんな玩具に堕ちていくわ」
「あううっ、あうううっ」
「ふふふ、辛い?
でも大丈夫、その辛いのはしばらくすれば抜けて、次の段階へ進むわ。
まあ、私は男の子じゃないので、今まで嬲ってきた男の子達の様子を見ての想像だけど」
ペニスに絡む舌の動きが激しくなる。
特に、直人が大きな声をあげてもがくところを確かめ、そこを執拗に擦る。
直人は、無理やり与えられる過剰な気持よさに悲鳴をあげた。
「あああっ、ああああっ、やめて、舐めないでっ、ああああーっ」
気持いいのが辛い。
自分が望むだけの程度なら快感なのに、休みなく連続されると拷問。
クラスの友人にふざけてされた、股間を割ってされる電気あんまに似ている。
「やめてえ、たすけてええっ」
言うほどに、責めはしつこくなる。
あのときの電気あんまは、それでも短い時間で逃げられた。
今は逃げられない。
逃げれば、気持よくないやり方でお仕置きされる。
時間は無制限。
やられっぱなし。
>19
そして、2回目の絶頂。
「ああああうっ!」
さらに、3回目。
「ひんんっ!」
休みなく4回目。
「はうっ!」
出せないペニスは、続けて絶頂だけを味わう。
精液を通すはずの尿管は、そのつど空撃ちで嬲られる。
何かを通そうしているのに何も送られてこない。
尿管はその憤りを宿主にぶつけ、自身を過敏にし、ドクドクと脈打って通常ではとても耐えられない痺れで怒る。
休むのか、出すのかどちらかにしろ。
まだ無駄な反射をさせるのなら、こちらからも宿主を嬲って転げさせてやる。
快楽を凶器に、ジクシクジクと警告してくる。
直人は、その訴えを女医たちに伝えて鳴く。
「もうだめっ、やめてっ、あああっ、そこがっ、ひいいっ」
「ふふふ、直人くんのそこがどうなっているの?気持いいのがとまらないの?」
「中がっ、中が熱くて、ジンジンしすぎて、出ないっ、出ないのに、ひあああああーーっ」
話の途中でナースが直人のペニスを吸った。
中心の管から空気を奪うように。
吸われた管は収縮し、何をするかと全ての壁に電気を通して直人にまた抗議した。
「あああーーーっ、吸っちゃだめえええーーっ」
直人は膝を折ってナース達の支えにぶら下がる。
もはや自分の力では立っていない。
女医は言う。
「あら、自分で立つのをやめたの?それならお仕置きよ」
>20
もちろん、それは初めから女達が決めていたこと。
捕まえた少年は、搾るだけ搾って空になったら責め調教。
鳴かせて、鳴かせて、泣き叫ばせる。
「では、直人くんの身長から計ってみましょうね」
あの身長計へ、女医とナース達は直人を運んでいく。
「いやっ・・・、あれは嫌ああっ」
拷問器への連行に直人は騒ぐ。
だが騒ぐのは口だけで、足に力が入らない。
身長計までわずかな距離をわずかな労力で連れられ、先に吊られた少年と交代させられる。
「坊やは次の検査の時間よ」
ナース達は、それまで身長計に吊っていた少年の戒めをとき、股を割っていた三角の梁を下げる。
「この子は別の検査にまわしてあげましょう。そうねえ、理科室あたりで面白いことをしてると思うわ」
地に足を戻した少年は、床に向かって崩れ落ちる前に抱きかかえられ、保健室の外へ出されていった。
理科室で何をされるのか、直人は知らない。
だが、きっと酷いことだ。
誰だってわかる。
「さあ直人くん、身長を計りましょうね。この梁を跨いで使うのよ」
「ひっ」
下がった梁の上に直人は設置される。
「ちゃんと柱に括り付けてあげるから、自分で立てなくても大丈夫よ」
言われて、柱の上部に括られる両手。
「測定始め」
女医の掛け声で、梁が昇ってくる。
梁と股間のの距離がみるみる縮まる。
>21
迫る梁。
「あ、あ、あ、」
直人は逃れられない。
三角の山が股間にあたり、直人を持ち上げる。
「あううーーーっ!!」
「まだつま先が届いているからたいした事はないでしょう?・・・すぐに着かなくするけどね」
梁に直人の体重が乗り始めても、ナースが操るハンドルは滑らかにまわる。
責める側に微塵の負担もない。
ハンドルの一回転で数センチの上昇。
直人の足が床から引き剥がされいき、股を割く痛みは足が届く間は直線的に加速し、
「ほーら、地面とはこれでさよならよ」
全身が宙にあげられた瞬間、そんな段階を超えて一気に倍化した。
「ぎうっ、いいいぃぃっ!!」
直人は未成熟な身体をもって、真の三角責めの苦しみを味わう。
「ステキよ、直人くん。もっともっと上げて。その身体にもっと男の子の苦しみを教えてあげる」
女医は両手で直人の腰を抱き、唇で直人の胸に吸いついた。
梁の上で直人の腰を前後に揺すり、乳首を噛み砕いて愉しむ。
「ぎあああっ、揺すらないでえええっ、噛まないでえええっ」
「叫んでも無駄無駄。でも、その調子で叫びなさい」
女医は、ナース達に熱蝋と重しの用意をさせた。
>22
「どれだけ泣いてもいいけど、気を失うのはなしよ」
直人の足に巻かれる重し。
火が点る蝋燭。
「あーーーーーーっ!!!!」
「ふふふ、こんなところに逃げてきた直人くんが悪いのよ。
誰か他の子がここにやってくるまで、直人くんがここの主役ね」
「あーーっ、あーーーっ、助けてええーっ」
「まだ逃げていられる子はいるのかしら?いるといいわね、直人くん」
女医達はくつくつ笑う。
直人は叫びをあげて許しを請う。
これは狩られた少年達のひとつの末路。
不幸なのか?
より不幸な結果があるのか?
直人には分からない。
「ふふふ、夜は長いわよ・・・」
直人にとって、とても長い時は始まったばかり・・・。
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