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  • 2023⁄04⁄21(Fri)
  • 23:08

田舎

今から30年ぐらい前の話。
父の仕事の都合で東京から五年生の春に全校児童が25人ぐらいの田舎の小学校に転校した。
五年生は男子は一人だけで女子が二人のクラスだった。
一人だけの男子『タケシ君』は今でずっと肩身が狭い思いをしてきたのか、転校当日からすぐに仲良くなった。身長は僕とあまり変わらないけど、色黒で坊主頭の『野生児』って感じだった。
「一度、同級生と『連れション』してみたかったんだよ。トイレを案内するから一緒に行こ!!」
といきなり僕の腕を引っ張ってトイレに行き、並んでオシッコをした。
「ケータ君のチンコおっきいな!!東京の人ってみんなおっきいの?」
「(笑)ケータでいいよ。そんな事ないって」
「同い年のチンコなんて見たことないからさ~、それに先っちょがムケてるし」
「タケシ君、トイレの外まで声が聞こえてる(笑)恥ずかしいよ」
「俺もタケシでいいよ。スゲェなぁ。東京の人ってみんなそうなの?」
「東京は関係ないから(笑)」
タケシはまじまじと僕のチンコをズボンにしまうまで見ていた。

転校初日から行動を共にして、放課後は毎日タケシの案内で山や川を探検した。
その週末にはタケシの家にお呼ばれされて一緒に風呂にも入った。
「トイレでも見たけどやっぱりケータのチンコデカいなぁ!!」
タケシは触ろうとする。
「やめろよ~!!(笑)ところで、タケシって日焼け跡がないけど、どうしてるの?」
「夏は『ひみつ基地』で裸でいるからかな。日焼けにはまだ早いけど今度一緒に行こうよ」
「うん!!」
そんな会話をしながら風呂に入った。僕は同級生と風呂に入るなんてしたことなかったから楽しかった。
同い年の友達が居なかったタケシの母さんが本人以上に喜んで、その夜はタケシの家に泊まる事になった。
タケシの家族七人と一緒の夕飯。
『何もごちそうが無くてゴメンねぇ』
ってタケシの母さんが言ってたけど、こんな大人数でご飯を食べたことがないから楽しかった。
食べてる最中に作業服の若い男の人が入ってきた。
「これ、兄ちゃん!」
「おいタケシ、兄貴に対してこれはないだろ(笑)」
って笑ってた。12歳も年上だそうだ。そのお兄さんの部屋にある本から『色んな知識』を吸収してるらしい。
「君がケータ君?タケシから聞いてるよ。仲良くしてやってね」
と僕の肩をポンポンと軽く叩いた。優しそうなお兄さんだ。
夜、タケシの部屋で枕を並べて『これまでのふたり』を話した。僕は東京の話、タケシはクラスで『この四年間、2対1でいかに苦労してきたのか』の話とか。
タケシは押入れから何か本を取り出してきた。
「これさ、兄貴の部屋から持ってきたマンガ本なんだけど」
差し出された本を見たら男の子同士がえっちな事をしている本だった。
「タケシのお兄さんってソッチの人なの?」
「いや、フツーに女の人の裸の本もある。どっちでもいいみたい(笑)」
「え~!!(笑)」
かわいい絵柄なのにチンコを舐め合ったりお尻に入れたりもしている。
見てたら何かムズムズしてきた。
タケシがニヤニヤしながら
「もしかしてこのマンガ見てボッキしてんじゃないの?」
「(えっ)・・・・・・」
「ちょっと触らせてくれよ。俺『上手い』んだぜ」
「おい、タケシやめろよ」
という間もなく布団をはぎ取られ、トランクスも脱がされた。
トランクスを脱がされる時、ボッキしたチンコがバネ仕掛けみたいにピョンとなってお腹を叩いた。
あまりうるさくすると隣りの部屋で寝ている人に感づかれる。これで気まずい関係になるのも何かイヤだ。抵抗するのをやめて敷き布団の上で仰向けになる。
「ケータ、スゲ!!デカい!!」
タケシがチンコに顔を近付ける。
「恥ずかしいからあまり見るなよ」
「ちょっとさわるぞ。ケータのボッキしたチンコすごく熱い・・・」
とタケシは僕のチンコを両手で上下にしごき出した。タケシもブリーフ越しにボッキしていた。
「タケシ、あまり皮を下に下げないで。ちょっと痛い」
「あ、ごめん。ケータはセーシ出るの?」
「いや、まだ・・・タケシは?」
「俺もまだ。でもケータの先っちょがヌルヌルしてクチュクチュいってるよ。俺の手、気持ちいい?」
「うん・・・タケシの手、気持ちいいよ」
タケシはいつの間にかブリーフを脱いで右手で僕の、左手で自分のチンコを触ってる。
「ごめんケータ、やっぱガマンできない!!」
とタケシは僕のチンコにシャブリついてきた。びっくりしたり、タケシの熱くてヌルヌルした口の気持ちよさに頭の中がパニックになった。
口の中でムグムグとしてるだけなのに体験したことない快感と男同士でこんな事してる異常さに興奮しきっていた。
「タケシ、ダメっ!!変になっちゃう!!」
タケシは離してくれない。少し露出した亀頭をナメたり、チュウチュウと吸ったりしてる。あっと言う間の出来事だった。
「アッ、アッ!!『何か出そう!!』」
僕は身体を硬直させてチンコから『何か』が出るのを感じ取った。
ビュッ!!ビュッ!!ビュッ!!
すごく濃い精液は勢いよくタケシの顔に飛び散った。
「ゴメン、顔を汚しちゃった」
タケシは顔についた精液を指ですくって
「俺、ケータを『男』にしちゃったね」
と笑いながら精液をナメた。
「タケシ、汚いよ・・・」
「汚くないよ。『親友のセーシ』だもん。スゴくいやらしい匂い・・・でも変な味(笑)」
残りの精液を自分のチンコになすりつけてヌチャヌチャといやらしい音を立てながらオナニーしてタケシは身体をビクっとさせた。
「早く俺もケータみたいにセーシ出したいなぁ」
お互いのチンコをティッシュで拭きあって、その夜は寝るまで手を繋いで色々話した。
朝、タケシの家族とご飯を食べてから僕は一旦家に帰った。
母は
「いきなり友達の家にお泊りするなんて。タケシ君のお母さんから電話貰ってビックリしちゃった。タケシ君の家に迷惑かけなかった?」
「うん。大丈夫だよ(違うのはかけちゃったけど)昼過ぎにタケシと約束があるんだ」
「そう?危ないトコにいっちゃ駄目よ。一週間も経たないのに随分と『田舎の子供』になっちゃったね(笑)』
母は笑った。
お昼ごはんを食べてから自転車に乗って待ち合わせの農協前まで行く。
「ケータおそい!!」
タケシは先について笑ってた。
自転車は農協に置いて二人で歩いた。
「ひみつ基地は近いの?」
「うん。ここから崖を降りて割とすぐ。」
農協の裏手は急な崖になっていて、誰かがつくったらしい丸太を埋めただけの階段がある。降りた先はヤブだったが、ヤブをかき分けるとそこそこ開けた場所に出た。昔田んぼか畑だったような場所だった。
さらに少し降りた場所には沢が流れてる。
「あそこが『ひみつ基地』だよ」
とタケシが指をさしたのが農機具置き場だったような小屋だった。
「ケータに見せたいものがあるから行こ!!」
タケシに腕を引っ張られてひみつ基地に入った。
コンクリートブロックを積み上げたトタン屋根の元農機具置き場のひみつ基地の中にタケシに続いて入った。タケシの後に続いて入った。少し乾いた土埃の匂いがする。
すりガラスの窓があるせいか中は明るくて、6畳ほどの広さがあって床の部分はブルーシート、奥にはベッドまであった。
「三年生の時にここを見つけて、放課後に少しづつ作ったんだ。夏は下にある沢で水浴びもできるよ」
「タケシ、スゴいよ!」
「えへへ(笑)」
二人でベッドに座った。
「見せたいものってこの『ひみつ基地』?」
「それもあるけど、これ」
とベッドの下からゴソゴソと薄い本取り出した。
「ケータは女のマンコって見たことある?」
「ないけど・・・」
手渡された本を開くと派手な化粧をした女の人が足を広げて、さらに両手で中まで拡げていた。
「こうなってんのか・・・」
「だろ?スゲェだろ?」
僕の耳にかかるタケシの息が熱い。
「いつもは一人で見てるけど、ケータと一緒だと余計に興奮する・・・」
とタケシはズボンとブリーフを脱いだ。もうバキバキにボッキしていた。
「ほら、ケータも!!」
「え?僕も!?」
無理矢理に立たされて昨夜みたいにズボンとトランクスを剥ぎ取られた。
「なんだビンビンじゃん!!」
タケシに言われて少し恥ずかしくなった。
「ケータにお願いがあるんだけど。俺のチンコ、シゴいてくんない?」
お願いにびっくりしたけど、昨夜の事もあるし、僕も興奮してたからあっさりOKした。
「後ろからシゴいてよ」
とタケシは僕に背を向けて、僕は背中を密着させてチンコに手を伸ばして軽く握った。
「タケシのチンコ、僕のよりずっと硬くて熱い」
「ケータのチンコもお尻のワレメにはさまって熱い・・・『あな』にも当たってる」
人のオナニーを手伝うどころかチンコにも触ったことないけど、いつも自分でするようにしてあげた。
「あ、あっ!!ケータ、それ気持ちいい!!根本からもっとシゴいて!!気持ちいい~!!」
「こう?」
小指と薬指で輪っかを作るように力を入れてチンコをシゴいた。
「こんな感じでどう?」
「あ〜、ケータの手、気持ちいいよ・・・」
少し早めにシゴくとタケシはあっという間に頂点に達しようとしていた。
「気持ちいい!!自分でやるのと全然ちがうッ!!あ~、イクッッッ!!」
タケシは膝をガクガクさせて身体を硬直させた。
「イッちゃった?」
「うん。ケータ、気持ちよかったよ・・・」
「僕のチンコもタケシのお尻に挟まれて気持ちよくて出そう」
「なら俺のワレメの中に出して」
「いいの?」
「ケータのセーシをお尻の中に出して」
僕はお尻のワレメに挟まってない部分をシゴいた。
「アッ、ア~!!、ンっ!!タケシのワレメあったかいよ・・・あ、出るッ!!」
ドクッドクドク・・・
初めて出した昨夜より少し余裕があったけど、あっけなく出した。
「あぁ~、ケータのセーシ、あったかい・・・『あな』にもたっぷりかかってる」
顔は見えなかったけど、タケシは呆けた声を出した。
またお互いのチンコやお尻を拭いて、少し落ち着いてからズボンを履いてひみつ基地を出た。
農協の自転車置き場で別れ際に
「またやってくれよな!!」
とタケシの屈託のない笑顔に
「親友ならこんな事当たり前なのかな?」
と少し麻痺してきた。
転校して二週間ぐらいはほぼ毎日タケシと野山を遊び回ってたせいで
『いつ東京に戻っても困らない様に』
と始めた進研ゼミが全く手付かずだった。それに父が激怒して
『外出禁止令』
が出された。
授業の合間にタケシにそれを言うと爆笑していた。
「ケータ、進研ゼミなんてしてんだぁ!!マジメだな!!(笑)」
「そんな事言ってるからいつまでたっても『エロザル』なんだよ。この辺は学習塾もないからみんなやってるよ。ね、サチ、ケータ!!」
話に割って入ったのはマキ。『タケシとは取り上げた助産師さんも同じ』の幼馴染だが、なぜかタケシにはいつも当たりが強い。
いつの間にか女子とも下の名前で呼び合うようになっていた。
マキの身長は僕やタケシより高く、スポーツ万能で力も強くて弁も立つから、タケシはいつも『やり込められる』そうだ。
隣で頷くサチはいつもオドオドしてる感じでいつもマキの後をくっついてる小柄のおとなしい子だ。当然サチも二人とは幼馴染。
「マキ、なんで先生の居ない時にタケシを『エロザル』って呼ぶの?」
マキは少しあきれた様に言う。
「コイツさぁ、二年生の時に水泳の授業の時にサチのスクール水着のすき間から手を突っ込んだんだよ!!」
「すき間って?」
「あ、ケータ知らないんだ。女の子のスクール水着って、へその下あたりに水が逃げやすいようにすき間が空いてるんだよ。普段は見えないように重ねてるけど。そこから手を・・・」
「え~!!それは引くなぁ(笑)タケシに触られちゃったんだ?(笑)」
「昔の事じゃんか!!ケータも引くなよ!!」
「みんなやめてよ~!!」
被害者のサチが泣きそうな顔をしてるのが面白かった。
それからしばらく、学校から帰ると進研ゼミにかかりっきりだった。6時ぐらいに父が帰ると解いた問題を父に提出する。
間違えると『ここ違う!!』と机を叩かんばかりに指摘する。『恐怖の赤ペン先生』だった(笑)。
全て正解が出るまで机から離れられないから赤ペン先生に郵送で提出する解答用紙は全て100点だった。
父も全問正解が出るまでご飯も食べずに付き合ってくれたお陰で何とか送られてくる教材のスピードに追いついて六月下旬に『外出禁止令』は解除された。梅雨も明けて季節は夏だった。
朝、学校で解除された事を真っ先にタケシに伝えると
「それじゃ、今日は四時間授業だからひみつ基地に行かね?」
と嬉しそうに言った。
給食を食べて四人で教室を掃除するとマッハで家に帰って自転車に乗って農協に向かった。
やっぱりタケシは先に着いて待っていた。
ひみつ基地に入ったらタケシはすぐに脱ぎ出して全裸になった。もうボッキしている
「ケータも早く脱げよ」
(気が早いな)
と思ったけど僕も全裸になった。
ベッドに仰向けに寝かされると、タケシはお尻を僕の頭に向けて上になった。
「ひさしぶりのケータの・・・」
と僕のチンコを触ってきた。
ムクムクとボッキしたチンコをナメ始めた。
「汚いよ。お風呂入ってないし・・・」
僕の声はもうタケシの耳には入っていない。
タケシにしゃぶられて頭の中まで溶けそうな気分だった。僕もタケシのチンコを口に入れる。硬くて熱くて妙な味と匂い・・・。頭がクラクラする。お互いに夢中でナメ合う。
タケシは僕の拙いフェラでも気持ちいいのか時折「ンっ!!ンっ!!」みたいな声を出す。それが振動になって僕も気持ちいい。
「気持ちいい!!ケータ、俺もう限界!!セーシ出していい?」
僕は口から離して
「出るようになったの?」
「つい最近・・・初めてをケータにみてほしかったけど・・・アッ!!出そう!!」
僕は咄嗟にまたくわえてタケシの精液を口で受け止めた。
「ケータ、出るッッッ!!俺の受け止めて!!」
喉の奥に叩きつける様に勢いよく僕の口の中に吐き出された。
僕は初めてだったけど、口の中いっぱいのえっちな味と匂い興奮して吸い付く様にタケシの精液を全部飲んだ。そして、僕も限界に達した。
「僕も出るッ!!タケシ、僕の飲んで!!」
男同士でチンコをしゃぶり合う異常さ、タケシの精液に興奮してタケシの口に精液をブチこんだ。
タケシは「ウッ!ウッ!」と少しだけえづく様にして僕の全部を飲んでくれた。
「タケシ、来て・・・」
と向きを変えさせてきつく抱き合って唾液や残った精液を交換するようにキスをした。
「ベタベタになっちゃった(笑)沢に入ろうぜ」
と二人で裸のまま靴だけ履いて基地を出て沢に入った。
沢って言ってたけど、川幅が3mぐらいでゴツゴツした大きい石の川原もあるちょっとした川だった。タケシが真っ先に靴を履いたまま飛び込む
「うひゃ~!!つめてぇ~!!でも気持ちいいな」
僕も追っかけで入る。
「冷たくてさすがにチンコしぼむなぁ。さっきまでビンビンだったのに(笑)」
タケシはそんな事言って笑った。
一番深くても膝上ぐらいなので、川床に座って水を掛けながら遊んだ。
『あんた達何やってんの!!』
聞き慣れた声が上の方から聞こえてきた。見上げると仁王立ちするマキだ
仁王立ちするマキの姿にびっくりしたし、『やべ、裸を見られたら』と思ったが、タケシはあまり動じてない。
「あんたらさ~、『うちの敷地』で何やってんの?農協の自転車置き場に見たことある自転車があったから、ここまで来たんだよ。そしたら裸の二人が沢に行くのが見えたから追っかけてきたんだよ」
『行為』は見られてなかったんだと、少しホッとした。
「ここ、全然使ってる様子が無いじゃんかよ~!!」
タケシが立ち上がって全裸のままマキに猛然と抗議してる。
「小屋を覗いたらえっちな本まで置いて。この『エロザル』!!」
「うるせ~な!!そんな高いところにいないでこっち来いよ」
「あんたに近付いたら妊娠しちゃうからお父さんが駄目だってさ!!(笑)」
「生理も来てないくせに妊娠するわきゃないだろ!!(笑)」
マキは顔を真っ赤にしてうつむいた。
タケシとマキの口喧嘩の決着がついたようだ(笑)
「ああ、そうか!!もう五年生なのにマキはまだ『カナヅチ』だったな。だから水に近付きたくないんだ(笑)そんなに水が怖いの?(笑)」
タケシは追い打ちをかける。
マキはキレたのか
「わかったよ!!入りゃあいいんだろ?サチも入るよ!!」
マキはタンカを切って服を脱ぎだした。
「何でわたしまでぇ~?!」
マキの勢いに負けて文句を言いながらもサチも脱いでる。
「マキは背に栄養が行っちゃって相変わらずオッパイ小さいな!!(笑)」
タケシは胸をえぐるような事を言う(笑)
「うるさい!!」
とマキも応戦する。
サチの方が胸はある。ツンと乳首が上を向く形のいいオッパイをしていた。視線に気付いたのか僕の方をチラッと見て恥ずかしそうにしている。
裸にはなったが、少し躊躇しているマキの腕をタケシは強引に引っ張って沢に引き込む
「こら、エロザル!!触るなって!!」
マキがつまづくように水に入る。
(バシャ~ン!!)
タケシが身体を呈してマキの身体を受け止めた。
「怪我ないか?あまり怖くないだろ」
「・・・うん。ありがと」
マキが急にしおらしくなった。
僕は雰囲気を察して一旦上がって、石に座って足だけ水に付けてるサチの隣に座った。
「いつも三人は裸で入ってるの?」
サチは笑いながら
「人の来なそうな場所ではね。でもこういうのはホント久しぶり!!でも、タケシもケータも何か違う感じがして・・・」
「ん?、何?」
「ん~『オス』って感じ?昔から一緒だからタケシの裸は見慣れてるけど、何か違う感じがした。ケータも四月から随分と変わった。あ、私の勘違いだったらゴメンね(笑)」
こんなに会話したのは初めてだったし、ハキハキとしゃべるコだったんだ。それにしても、妙な勘の良さにゾッとした(笑)
「サチさぁ、こんな近くに『オス』がいて大丈夫?」
「え?・・・あ!!」
僕は隠した手をどかせてサチにボッキしたチンコを見せつけた。
サチと話しながらチラチラと無防備のオッパイやワレメを見ていた。同い年の裸の女の子がすぐ近くにいるってだけでムラムラしてボッキしたチンコを手で隠していた。
「やっぱりおっきくしてたんだ。手で隠したトコがずっと気になってた。おチンポ触ってもいい?」
「え⁉」
サチがそんな事言うとは思ってなかった。かなりびっくりした。
「サチがいいなら・・・いいよ」
僕のチンコを握った
「ね、『気持ちよくしてあげる』」
サチの口からそんな言葉が出るなんて。
時折僕の目を見ながら両手でこすりあげたり、尿道口をクリクリしたり、少し露出した亀頭にツバを出して指でそっとなでたり・・・一体どこで覚えたんだろ?
「あぁ、気持ちいいよ。僕も触っていい?」
「優しくね」
サチは少し足を開いて触りやすくしてくれた。僕は左手をサチのワレメにそっと差し入れる。
クチュッ
指にヌルッとしたものを感じた。
サチの身体がビクっと跳ねてチンコを握る手に力が入った。
「ごめ、痛かった?」
「ううん。その逆・・・」
消える様な小さな声で言った。
対岸に目をやると水から上がった二人もこっちを見ながら何かしている。
「ケータ、ワレメの上の方にあるちょっとコリコリするところを触ってみて」
皮なのかクニュっとする中に少しだけ固い感触がする。そこを僕は中指の腹の部分で触った。サチは必死に声を出さない様にしていた。
「ガマンしてるの?」
「最中に声が大きいって言われたことあるから・・・」
「誰に?」
「お兄ちゃん・・・今年高校進学で街の下宿に行っちゃったけど・・・」
ああ、そういうことか。
「最初は『お兄さん』だったんだ」
「そう。小学校入る前から・・・これ、誰にもナイショね。ケータはそんなコ、嫌い?」
「そんなことないよ」
サチは実の兄からイタズラされてきたんだ。
『小一から兄からどんな事されたんだろう?そのオッパイも兄から揉まれて大きくなったのかな?』
そう思うと余計に興奮してさらにチンコがバキバキになった。すると何かが破れたようなわずかな痛みと同時に亀頭が全部出た。
亀頭が露出したチンコが自分のものとは思えない不思議な感覚だった。
「ケータおめでとう。これで『大人のおチンポ』だね(笑)」
サチはにっこり笑った。握るストロークが大きくなる。まだ敏感な亀頭は耐えられない。なぜか足の裏がジンジンする。
「僕もう出していい?」
「なら『私にかけて』」
サチから手を離して向かい合わせになり
「サチ、出るッッ!!」
「いっぱいちょうだい!!」
ビュクッ!ビュクッ!ビュッ!!
スゴい量の精液が出た。サチのオッパイからタレてワレメ近くまで流れた。
「ケータのとっても熱いよ」
とサチは精液を自分の身体になすりつけた。
「いっぱい出しちゃったね。私ね、自分から『したい』とか『してあげたい』って思ったの初めて。いつもお兄ちゃんの言いなりだったから。だからありがとね」
サチは視線をおとしがちに言った。
お礼を言うのは僕の方なのに。
サチは
「今日はこのままでいい」
と服を着始めたので僕は沢で身体を流してよく水を切ってから裸のまま服のあるひみつ基地に向かった。
基地の中にはタケシとマキがもう服を着手ニヤニヤしながら僕を見てる。
タケシは
「サチとはいつからそんな関係だったんだよ〜!!知らなかったぞ」
僕は服を着ながら
「そんな『いつから』って・・・」
まさか『さっき』とは言いにくい。
マキまで
「サチは『恥ずかしいから』って、さっさと帰っちゃったよ。ねぇ、ケータ、サチになんかした?(笑)」
「え~!!全部見てたくせに・・・それにお前らだって・・・」
話をそらす様にタケシが大きな声で
「これで来週の林間学校が楽しみになってきたな~!!」
「あ、そうだった。週末はサチと買物に行かなきゃ!!」
マキまでなんか白々しい声で言う。
外出禁止令の忙しさで忘れかけてたけど、そうだった。でも、もらったプリントには
『宿泊先 ○○荘』
って学校行事で使わなそうな旅館みたいな名前だったけど、どうなってんだろう?
林間学校に行く前日の『帰りの会』で担任の先生が、
「山育ちのお前らが『自然に親しんでキャンプする』っても『なんじゃそりゃ?』なので、校長先生と相談して今年から単なる一泊旅行にしました。あまりハメを外しすぎて宿泊先に迷惑をかけて『今年限り』って事がないように。あ、○○荘は校長の親戚の旅館だから本当に迷惑かけるなよ。以上」
何だか色々『わかりやすい』話だった。
翌日、集合時間に合わせて学校に来てみたらワゴンが一台。担任の自家用車らしい。引率役の先生と合わせても5人なのでこれでも余るくらいだ。
2列目には僕とタケシ、3列目にはマキとサチが座った。
『あれ』からサチは通常運転に戻って、僕ともあまり目を合わせない。サチの中で『僕とあんなこと』を後悔してるのかなと思った。
「何でお前らが後ろに座ってんだよ!!監視されてるみたいで気分悪い!!」
早速タケシが抗議する。
「そうだよ。監視してんの。私達の後ろに座らせたらタケシに何されるかわかんないもん」
マキのもっともな理由だった。サチもうなずいてる。
ワゴンは2時間近く走って、水族館→昼食→何かの記念館を回って宿泊先の旅館に着いた。まだ3時を少し回ったぐらいだった。
見た目はあまり大きくない感じの旅館で、オバサンは『今日は君達の貸し切り状態だから』だと言った。
着くなり先生は
「お前ら勝手にやってくれ。先生は友達の家で泊まってから朝に迎えに来る。くれぐれも旅館の方々に迷惑かけるなよ。特にタケシ!!お前だ!!じゃ、この子らをよろしくお願いします」
とタケシに釘を差し、先生はオバサンに一礼してワゴンでどこかに走り去った。こんな『放し飼い』でいいのか、と思った。
「じゃ、お部屋とかお風呂を案内するから。これ鍵ね。」
とオバサンが僕とマキに手渡した。
部屋とかお風呂の場所を案内されて
「お風呂は男女別の温泉で一応24時間入れるけど、夜は電気を消してるから気を付けて。先生から『消灯は9時』って言われてるから一応見回りするけど、それ以降はオバサンも眠いから(笑)」
と(笑)。夕食は中庭での焼き肉との事だった。
タケシは真っ先に部屋に入って窓を全開にして身を乗り出した。
「ケータ、見ろよ!!海が遠くに見える!!あ!!」
何だ?
ほぼ同時に隣の部屋のマキも窓を開けて同じように身を乗り出したらタケシと目があった。
また何か言い合いしてる。仲がいいのか悪いのか(笑)
「この部屋のトイレ、ウォシュレット付いてる!!」
タケシはいきなり下を全部脱いでウォシュレットを体験してる。
「んはぁ~!!気持ちいい~!!こんな感じなのかぁ、ケータもやってみろよ」
ドアも閉めずに意味もなくお尻を洗ってた。東京で住んでたマンションにもあったし、今の家にもあるけど、それは言わないでおいた。
タケシのテンションはMAXになってた。
「ケータ、風呂に行こうぜ!!」
「うん!!」
『貸し切り状態』なので二人で好き勝手に風呂を使った。
いきなり湯船にダイブしたり、ボディソープをたっぷり塗ってお互いにのチンコやお尻を『洗いっこ』したりした。
「ケータに頼みがあるんだけど」
「何?」
「俺の『お尻のあな』にチンコ入れてくんね?」
「え~!!」
「ケータのはどんなかなって、兄貴の部屋からローション盗んできた」
タケシは隠し持ってたローションを僕のチンコに塗った
ヌチャヌチャとした感触でそれだけで出そうになる。
「まだムケたばかりでビンカンなのに~!!」
タケシは自分のお尻にも塗って四つん這いになった。
「さっき、ウォシュレットで洗ったからキレイだから。早く俺に入れて!!」
僕も意を決してチンコをタケシの肛門に当ててゆっくりと入れた。
入口は抵抗があったが、ローションのおかげですんなり亀頭の部分がタケシの中に入った。
「あ、あ~っ!!スゲェ!!ちょっと苦しいけど気持ちいい!!ケータ、もっと奥まで!!」
タケシのチンコはビクンビクンと波打ってる。
タケシの中は僕のチンコを吸い込むように握り締めてくる。チンコと脳がトロけそうなくらい気持ちいい。
「タケシ、動いていいか?」
「うん!!来て!!」
タケシのお尻にぶつける様に腰を動かす。
ヌチャッ!!ヌチャ!ヌチャ!ヌチャッ!!
凄くいやらしい音がする。
「気持ちいい~!!ケータのチンコスッゲぇいい!!」
イかないように頑張ってたら、タケシが我慢出来なくなったようだ。
「ダメッ!!イクっ!」
タケシの肛門がキュッと締まったと思ったらチンコから精液が吐き出された。
「僕ももう限界!!」
「ケータ、中に出して!!」
もう抜くなんて余裕はなかった。タケシの一番深いところに射精した。
僕はタケシに覆いかぶさるようにハァハァと呼吸を荒くしていた。
二人とも汗だくになっていた。
呼吸を整えるとチンコをゆっくり引き抜いた。タケシは『アッ!!お尻がめくれる』と声を出した。
ポッカリと空いた肛門からたくさんの精液が流れ出た。
「ケータのチンコスゲェ気持ちいい・・・」
タケシがうわ言のようにつぶやいた。
ローションや二人の精液で汚したタイルの床を水で流してからまた湯船に入った。
「タケシあのさ、お尻のあなは初めてじゃないよね?」
「うん。兄貴に色々教えてもらった」
何の屈託もなくタケシは言った。
(僕は一人っ子だからわからないからけど、もし弟や妹がいたらどうだったんだろう?)
そんな思いが頭をよぎった。
夕食、中庭には大きなバーベキュー台があって、テーブルには肉や野菜が山盛りに置かれていた。
オバサンは注意事項と『終わったらオバサンに教えてね』だけ言って中庭から離れた。
「よし!!焼くぞ~!!」
とタケシが片っ端から肉を網に乗せる」
「こら!!誰がそんなに一気に食べるんだよ」とマキが怒る
そんな感じで焼き肉パーティーは始まる。
サチが
「ケータご飯食べる?よそってあげる」
とサチがご飯を盛ってくれた。それを見たタケシが
「何だよ、奥さん気取りかよ」
と言うとサチは真顔になってマキの後ろに隠れた。マキは
「おい、『エロザル』お前にも盛ってやるよ」
と茶碗に山盛りにご飯を盛ってタケシにつきだした。
「た~んとお食べ」
「マキ!!『まんが日本昔ばなし盛り』はやめろよ~」
とタケシが声を上げるとみんなで笑った。
スゴい肉と野菜の山盛りにどうなることかと思ったが少しのご飯をジャーに残しただけで全部食べてしまった。
オバサンに『え~!!もしかしてまだ足りなかった?』と言われたが四人とも無言で首を横に振った。
『ごちそうさまでした~!!』
と中庭から部屋に戻ろうとした時にサチが
「マキが『部屋の鍵開けといて』って」
と耳打ちされた。
「食ったな~!!つ~か、『食わされた』って感じだけど」
タケシは部屋に戻るなり大の字で敷かれている布団の上に大の字になった。
「あ、まだ食べてなかったのがある!!」
「え?何?」
「『ケータのフランクフルト』(笑)」
「え~(笑)」
チラッと時計を見たらまだ8時だ。多分9時以降に来るはずだ。ま、見られたっていいかと思ってタケシの目の前で寝ながらトランクスを脱いだ。
布団を汚すのは絶対にまずいと畳の上に誘導する。
「まだ小さいな(笑)」
「だっていきなりだもん」
「ほら、そう言ってる間にムクムクと(笑)」
タケシは僕のをくわえた。
ひみつ基地でしたのより全然気持ちいい。
「タケシ、もっとエラの下あたりを・・・アッア~!!気持ちいい~・・・」
尿道口を吸ったり、亀頭全体をこねるようにナメたり、まるでどこかで『勉強』してきたみたいだ。
タケシはくわえながら脱いで全裸になり、僕も脱がされ、向きを変えた。僕の目の前にはタケシのチンコがある。何も考えずに口に入れた。亀頭と皮の間に舌を入れてゆっくりと皮を下げる。露出したばかりの亀頭の刺激にタケシは少し腰を引きそうになったがガッチリとお尻を抑える。
タケシの身体がビクついて僕の口に出した。僕もほぼ同時に射精した。
チンコに残った精液をお互いにナメあって下着を履いた。せっかくだからと浴衣を着た。
「なぁ、今から『あっちの部屋』を襲撃しない?」
『やはり来たか』と思ったが、
「駄目だよ。もうすぐオバサンが来るし、どうせ鍵がかかって入れないよ。騒ぎになると先生に何言われるか・・・」
「それもそうだな」
意外と素直に引き下がった。
ティッシュを片付けてたらオバサンがふすま越しに
「はい、もうすぐ9時ですよ。寝るときは鍵を掛けてね」
姿を見せずそれだけ言うと出ていった。
「病院じゃないんだからさ~、9時に寝ろって無理だよな~(笑)」
「僕もそう思う(笑)」
暇なのでテレビでもみてやり過ごす事にした。
ちょっとしたらタケシはテーブルにうつ伏せになって『寝落ち』していた。まぁあれだけ色々とはしゃいでたらそうなるよ(笑)
『コンコン』
小さいノックの音がした。
「来た!!」
夜はまだこれからのようだ「コンコン」
小さなノックの音で僕はゆっくりとドアを開けたらマキが浴衣姿で立ってた。
「こんばんわ~あれ?タケシは?」
「タケシに伝えると面倒な事になりそうだから言わなかった。んで、今はあんな感じ」
指した向こうにタケシが座卓に突っ伏して寝ている。
「ん、正解(笑)」
するとドアを大きく開けてサチが入るなり、タケシの頭をいきなりどついた。
「オイコラ!!寝てんじゃねぇよ!!」
だいぶ様子がおかしい。
「何?ここスゴく『オス臭い』んですけどぉ~!!」
「そうだね。何か臭い」
マキも同調するが、でもサチとマキの『匂いの方向性』はまだ一致してないと思う。
タケシは何が起きてるのか理解出来ないようだったが、僕もサチに何が起きてるのか理解出来ない。
「ごめん、原因はこれ」
マキが申し訳無さそうな顔で中身が3分の2ほどのハーフボトルを見せた。
「⁉」
マキをあわてて部屋に入れて鍵をかけた。
座卓には寝ぼけのタケシ、一撃入れて気が済んだのか今度はニコニコ笑ってるサチ、ワインボトルを抱えるマキと情報収集する僕。
なにやらカオスだ。
「水族館のお土産で買ったけど、ウチの父親はワインなんて飲まないし、先生も居ないから試しに『サチに飲ませちゃえ』って(笑)」
全然笑えない。バレたら大事件間違いなしだ。優等生キャラだと思ってたマキがこんな『やんちゃ』だとは思わなかった。
マキはワインボトルをドンと座卓に置いた。ラベルにはイルカのイラストが入ってる。
「え?ワイン!飲も飲も!!」
やはり真っ先に食いついたのがやはりタケシだ。マキは茶卓から湯呑みを人数分出してる。やっぱり飲ませる気だ。
「それじゃ改めてカンパ~イ!!」
とマキの音頭で飲み始めた。『ヤバい』と思いながらも僕も空気を読んで『巻き込まれる』事にした。
度数は高くないし、残った量を4等分したから大した量ではなかったが、胸が熱くなって顔が火照る。
一杯飲み終わる頃にいきなりサチが立ち上がり
「見て見て~!!これカワイイでしょ?!」
と浴衣を脱いで下着姿になった。
レースを多く使った大人っぽい下着だった。つ~か、乳首が透けてた。
「これね、マキと一緒にイオンモールまで行って買ってきたの?ケータ、タケシどう?」
豪快にネタバラシした上でポーズまで付けてる。横でサチを見上げるマキは頭を抱えてしまった。
「ほら、せっかく買ってきたんだからマキも見せなよ~!!」
「ちょ!!サチ!!ストップ!!やめてってば!!」
マキが必死に抵抗する。
「マキがサチに飲ませたんだから責任とりなよ(笑)」
僕もそんな無責任な事を言う。隣の『エロザル』は目が点になってた(笑)
「あ~、この前言ってた『買い物』って下着?なかなかやるじゃん!!(笑)」
「んも~!!ケータ!!恥ずかしいじゃない!!」
裸は見せても下着姿は恥ずかしいんだ。
サチが隙をついてマキの浴衣を剥ぐ。白いスポブラで白いショーツ。淡いピンクの縁取りがしている。何となくマキらしいチョイスだ。
「似合ってるよ。カワイイ(笑)」
タケシが褒める
「もう、タケシったら・・・」
あ、マキのスイッチが入った。
一口二口のワインだったが小学生を『ご陽気』にするにはいい量だった(半分近く飲んだサチを除く)。
みんなそれぞれに『スイッチ』が入った。
サチが僕の隣に座り寄りかかる
「ねぇ、サチの下着カワイイ?」
「うん。とっても可愛いよ」
「どのへんが?」
「えっちなこのへんが」
と透けてる乳首をチョンとつく。
「やだ~も~えっち!!」
と言いながらも、まんざらでもない表情をする。
向こうは向こうで何かやってる。マキがタケシを横抱きして何やら話してる。
『体勢が逆じゃね?』と思ったけどまぁいいか(笑)
「ケータ、『このあいだの続き』しない?」
と言ったとたんに浴衣の隙間に手を入れてトランクスを脱がされる。
「すっごい『オスの匂い』・・・」
タケシとしたときにナメてティッシュで拭いた程度だったからだな。そんな事言えないけど。
下着姿の女の子に責められて僕はもうボッキしている。
「おチンポナメていい?『私、上手いんだよ』」
ほとんど帯だけになった僕の股間に顔を埋める。
舌で亀頭を転がすようにナメたり、尿道口に軽く舌を入れたり、玉袋までナメてくる。言っては何だがタケシとは比べ物にならないくらいに気持ちいい。
「サチ、気持ちいいよ」
「ホント?うれしい」
「じゃ、こういうのはどう?」
と僕の両足をもちあげて
「広げてそのまま抱えてて」
「お尻のあなまで丸見えだよ・・・恥ずかしい・・・」
「ケータったらオムツ交換の赤ちゃんみたい(笑)」
と言って今度はお尻に顔を埋めた。
温かくて少しザラついたサチの舌が僕のお尻を刺激する。
「ア、アッ、ア~、ダメ!!サチ!!汚いよ」
サチの舌はクチョクチョと音を立ててあなをナメたり、玉袋をナメて軽く唇で挟んだり、しまいには舌を入れて出たり入ったりを繰り返す。ずっと僕は気持ちよくて声を出していた。
もうほぼ裸の二人は唖然としてこっちを見てる。
僕の意識が半分飛ぶほどナメられて、やっと舌を離してくれたサチは
「せっかくの下着が汚れちゃうから脱いじゃおっかな~ケータ、脱がせて」
とサチは僕の目の前に立った。
『え⁉僕が?』とも思ったが、断る理由もみつからないからショーツに両手をかけてゆっくり降ろす。まだ無毛のワレメが何かいやらしい匂いと共に現れてショーツと糸を引いている。
サチは僕にまたがり
「ケータの『はじめて』もらっちゃおっと!!(笑)」
今日は二度も『卒業』させられるとは、なんて日なんだ。
サチはチンコ愛おしそうに軽く数回シゴくと、そのまま持って迷いなく腰を沈めた
「やっぱりケータの・・・すごッ!!」
サチの中は熱くトロトロに溶けてるみたいに僕のチンコを包む
やはりサチは口を抑えて声を出すのをガマンしているみたいだ。
サチはゴリゴリと押し付けてくる。
もう僕のチンコの根元や玉袋はサチのでビショビショになってる。
気持ちいいけどもう2回もタケシに出されてるから余裕はあった。
僕はサチにもっと気持ちよくなってもらいたいと思いっきり腰を突き上げた。
「んん~!!奥まで・・・ン、ン、ン・・・アッ。・・・気持ちいいよぉ」
「サチ、そろそろ・・・」
「いいよ。いっぱい出して。私も『まだ』だから、中に・・・」
「サチ!!いくッッッ!」
「私も!!」
二人で激しく痙攣させて果てた。
僕は身体を起こしてぐったりするサチを両腕で支えた。少し見上げたところにサチの顔がある。思わずキスした。
口の端からよだれが流れるほどのキスして、サチは僕の目を見つめて
「順番が逆になっちゃったね。ありがとう」
と微笑んだ。
もう時計は11時を過ぎていた。浴衣を着直してぐったりして動けなくなったサチを抱きか起こしてなんとか隣の部屋に連れて布団に寝かせた。
その一部始終を見てたマキが
「ケータ、見た目以上に『男』だったよ」
と笑った。
さらに部屋に戻ってタケシと一緒に茶碗を洗面台で洗って拭いてから窓を開けて換気して、ワインボトルは僕のバッグに入れて隠した。まさかここに置いては帰れない。畳も洗面台の下に置かれてた雑巾で拭いて布団を元に戻した。
『証拠隠滅』の指揮を取ってる僕が『一番わるいやつ』って気がしてきた。
「今日は三回も出したな!!俺は二回だけど」
タケシが笑う。
「そのうち二回はタケシじゃないか」
「どれどれ『サチの味』は?」
と浴衣を脱がそうとする
「もうやめてよ~!!(笑)」
忘れられない濃厚な一日が終わった。
翌朝6時ごろにタケシに起こされて朝風呂に入る。温泉がよほど気に入ったのか『まだ入ってる。先に行ってていいよ』とタケシが言うので上がって部屋に戻る廊下でマキとすれ違う
「おはよう。サチは?」
「まだ寝てる。『昨夜はどんな激しい事したのやら・・・』」
「全部見てたくせに(笑)」
「まぁね(笑)ハイ、ハイタッチ!!」
(パーン!!)
何故かハイタッチしてその場を別れた。
広間でサラダ、ハムエッグとか普通の朝食が出て、先に三人で食べ始めた頃に、少し遅れてサチが現れた。
三人に妙な緊張が走る。
マキが気を使って
「サチ、大丈夫?」
「うん、少し頭が重いけど、あ、美味しそう~!!いただきます!!」
僕はサチの顔をまともに見られない。
サチもチラッとこっちを見た気がした。
四人とも黙々とご飯を食べて、場が持たないけど、逃げ出すのも不自然と思ったのか全員オバサンに勧められるがまま『おかわり』を連発した。
部屋に戻り先生の迎えが来るまで四人でゴロゴロしていた。
急にサチが
「昨夜の事、全然覚えてないんだけど、何かあった?」
タケシが
「いや、別にィ~」
あ、コイツ演技が絶望的に下手だ。
サチが笑って
「そっか、ならいいんだ。迷惑かけちゃったかなって」
10時に先生が迎えに来て
『お世話になりました!!』
とオバサンに挨拶して
「皆さん『いい子』で食べっぷりが良くてオバサン『気持ち良かった』ですよ(笑)」
と言ってくれた。
帰りは特に予定もなく、少し遠回りして海岸を散歩して、ドライブインで昼食を取った。僕はそのスキにワインボトルを外にある『燃えないゴミ』に捨てた。ワゴンに戻る際にタケシとマキが気を使って、3列目のシートにサチと僕を座らせた。
最初は前に座る二人が聞き耳を立ててるようだったが、やがてお腹いっぱいで寝てしまった。サチは僕の手を軽く握って耳打ちする
「ホントはね、『全部覚えてる』。あれ、全部わかってて自分の意志でやった事だから」
「・・・」
「でも前の二人にはスゴいトコ見せちゃったね(笑)」
「そうだね。特にマキがビックリしてたよ(笑)」
「最初は『見せる下着を買う』ってマキがノリノリだったんだけどね。勇気が出なくて最後まで出来なかったみたい(笑) 私ね、ずっとお兄ちゃんに怖くて強い口調で命令されてばかりでビクビクする癖がついたの。ずっと抑え込んで。マキもそんな感じでしょ?だから人前ではそういう風になっちゃった。もちろんマキは悪いコじゃないって判ってるけど(笑)もっと自分を変えなきゃね」
「今まで色々ガマンしてきたんだな。もうガマンしなくていいよ」
「うん・・・」
僕はサチの手を強く握り返した。
「ところで、タケシへのあの一撃は?」
「もちろん『計画的犯行』。だってあんな事言われたらムカつくでしょ?(笑)」
「色んな面で強いんだな(笑)」
ワゴンはすでに海沿いの道を離れて僕らの住む山間の村へ向かっていた。
あれから僕とサチは『二匹のエロザル』になった。
二人っきりになれば『ヤるのが当然』って感じでお互いを求めた。
サチの家、僕の家、ひみつ基地、廃屋・・・場所なんてどこでもよかった。ただ『自分を開放させたサチの声』が大きいからそれだけは気を付けてた。
いつも決まってサチの『一番深いところ』に出していた。サチも『もっと深く』と出される時は両足で僕の身体を抱え込んだ。
「この間さ、帰りに歩いてたら太ももをケータのアレが『つつ~っ』って(笑)たまたまスカートだからよかったけど、結構あせった!!(笑)」
朝夕は白い息を吐く季節になっていた。
タケシとの『関係』もまだ続いている。
「俺達みんな『親友』だろ?別に独占したりされたりってもんでもないし」
って。
流石にタケシの匂いをつけたまま、サチと会うのは気が引けるから『同じ日』は避けていたけど。
ひとつ問題が発生した。サチが初潮を迎えてしまった事。いつかみんな大人になるって判ってたけど、これからどうしていいのか判らなかった。子供にコンドームなんて売ってくれるわけないし。妊娠が怖いからってサチと終わりにするのは絶対にイヤだった。
ある日、タケシの部屋でヤッてたら挿れる段階になってコンドームを取り出し
「今日はこれ付けて」
「これコンドーム?どうしたの?急に」
「中に出されるのは好きなんだけど、後から出すのって意外と大変なんだよ」
「それはわかるけど、どこで手に入れたの?」
「兄貴だよ。でっけぇ段ボールで押入れに隠してる。そんな事より早くチンコくれよ!!俺が付けてやるから。兄貴に付け方教わったんだ」
とボッキしたチンコにコンドームを付けてローションも塗りたくった。
「ほら、早く!!俺の中にくれよ!!」
「煽るなよ!言われなくても!!」
『にゅるん』と飲み込まれる
「んはぁ~!!来たぁ!!ケータのチンコ美味ぇ!!」
チンコ全体が締め付けられるような変な感触だったけど、タケシの体温も感じるし、何となく『長持ち』するような気がした。
パンパンパンパンパン!
ガンガンに打ち付ける。タケシのお尻の周りからは白い泡みたいなのが出てる。
「タケシどうだ?」
「スゲェ気持ちいい!!」
四つん這いになってるタケシのチンコを後ろからシゴく。
「んあっ!!お尻もチンコも気持ちいい!!もう出そう!!」
ビュッ!ビュッ!
木の床に叩きつけるように精液を吐き出した。
「ケータも、もうイッていいぞ!!」
「ハァハァ、コンドームのせいかな。今日はまだ大丈夫」
遠慮なく叩き込む。タケシはたまらずギブアップする。
「アッ!!んハァッッ!!アッ!!もう限界!!早く出して!!」
この頃になると僕は射精をある程度コントロール出来るようになった。
「それじゃ出すぞ!!ンッッッッ!!出るッ!!」
「俺、またイッちゃう!!」
亀頭に温かいものを感じた。
ぐったりしたタケシから抜き取ると亀頭の先のふくらんだところに泡立った精液が溜まってる。とてもエロいと思った。
「あのさ、お兄さんに頼んで僕にもコンドーム分けてくれないかな?」
「ハァハァハァ・・・わかった。聞いてみる・・・」
翌日の放課後、タケシに体育館の裏に呼び出される。
「兄貴が『いいよ』って。『まだ10グロスもあって、どう始末していいか困ってたから』って」
「ホント?ありがとう!!」
「ただし、『1回挿れさせて』だって」
「ええ!!僕挿れられた事ないよ!!」
「兄貴上手いから大丈夫だよ。心配いらないって!!無いと困るだろ?」
「わかった・・・『お願いします』ってお兄さんに伝えて」
「りょ~かいッ!!ところで『10グロス』って何個?」
「12×12×10だから1440個」
「使いきれるかな?」
「無理だよ(笑)」
週末、僕はタケシの家に行くとお兄さん車を磨いてた。
「ケータ君か!!しばらく見ない間に『立派』になったな!!最初誰か判らなかったよ。それじゃ行こうか。タケシも行くって。一緒なら安心だろ?」
タケシも後ろに乗り込んで
「それじゃ、三人で『はっしゃ!!』」
車は一度村の中心部を抜けて、二車線の国道に入り、また山道を走る。
「どこに行くんですか?」
僕は恐る恐る聞いた。
「ラブホテルだよ。入る時に伏せといてくれれば大丈夫だから」
と言った。
お兄さんは僕の緊張を察してか、よく話しかけてくれた。『大量のコンドームは勤務先は建設会社で、ラブホテルの改装工事で行ったら廃材置き場に捨てられていたものを先輩に押し付けられた』や、『彼女もいるけど男もやめられない』とか。
30分ほど走って何かピンクの門をくぐる時に『カメラがあるから二人とも隠れて』と言った。
平屋の建物が沢山あって、それのひとつに車は入った。
お兄さんはホテルのドアを開けて僕たちを素早く中に入れた。
中に入るとお兄さんは
「早速だけど始めようか。ケータ君服脱いで。タケシは風呂の用意して」
と言うと、お兄さんも脱いだ。建設の仕事してるってせいなのか筋肉がついていて『大人の男』って感じ。
もうボッキしていてかなり太くて長いって思った。僕も脱いだけど緊張しててまだ小さいままだった。
「来る前にちゃんと『なか』はキレイにしてきた?」
「はい・・・お兄さん?」
「なに?」
「触っていいですか?」
僕は答えを聞く間もなく、お兄さんのチンコを両手てシゴき始めた。
「大きい。こんな大きいの入るのかなぁ」
お兄さんは少し驚いた様子だった。
「大丈夫。タケシは三年生で入ったから。ケータ君って意外と積極的だったんだ。あああ、とても上手だよ。気持ちいい」
ゴツゴツして血管も浮き出てて・・・僕らのチンコもこうなるのかと思っても想像つかない。僕はこの『大人チンコ』をくわえた。
「ああ~ッ!!気持ちいい!!ちょっと『ガマン』してね」
と頭を抑え込んで喉の奥まで入れた。
「んんんん!!~ウグッ!!ウッ!!」
苦しかったけど、鼻の奥までいやらしい匂いに包まれて頭がクラクラしてきた。
「『くちマンコ』気持ちいいぞ。ほら、ケータ君のも『おっき』してきた」
僕は口を犯されて苦しいのにボッキしていた。
「兄貴、風呂いいよ!!って、もうヤッてんのかよ?」
裸のタケシがあきれてた。
三人で風呂に入る。と言うか兄弟で僕の身体を『オモチャ』にする。
マットに四つん這いにさせられ、お兄さんがローションをつけた指を挿れる。
ゆっくりと拡げるように指を回す
「ケータ君、痛くない?!」 
「はい、大丈夫です」
「じゃ指二本にしてみようか」
「ケータ、俺のを頼むよ」
前ではタケシのボッキしたチンコをくわえさせられる。
前も後ろも苦しいけど、身体全体がマンコになったような気分だ。
「ケータ君の『アナル』、パクパクして・・・もういいかな?息をゆっくり吐いて。力を抜いて・・・挿れるよ」
とお兄さんは僕の『アナル』に挿れてきた。
「んはぁ~!!入ってるぅ~!!」
たまらず、タケシのチンコから口を離して声を上げるてしまった。
ジュブッ!!グジュグジュ、グボッ!!グボッ!!
とてもいやらしい音がしている。
「ケータ君の中は凄く気持ちいいよ」
「アッ、ア、アアン!!お兄さんのチンコ気持ちいい!!熱くて硬いのが奥まで届いてる!!」
「気に入ってくれた?(笑)」
「アン!!しゅごい〜!!僕のおひりがめくれりゅ~!!」
何だかもうわけがわからなくなってきた。
目の前ではタケシがシコってる。けど構ってる余裕なんてない。
どれだけ激しくされただろうか?意識が飛ぶ寸前で
「出すよ。ケータ君の中に出すよ!!」
「ください!!ください!!僕の中にください!!」
僕はわけもわからなくなり喚くように『おねだり』していた。『ウッ』と言ったと同時に僕の中に脈打つように熱い精液が流し込まれた。
「ほら、俺のも!!」
とタケシは僕の顔にかけた。
それからお風呂でもう一回、ベッドで二回して、タケシも一回挿れてくれて僕を『お腹いっぱい』にしてくれた。僕はあの兄弟に何回イカされたか覚えていない。
シャワーを浴びて帰り際に
「約束だからいくらでも使っていいからね。捨ててあったってもちゃんとパッケージされたのだから大丈夫だよ。タケシに言って渡すようにするから」
と言ってくれた。
「あの・・・お兄さん?」
「なにかな?」
「それとは関係なくよかったらまた『僕を抱いてくれますか』」月曜日。早速、タケシが紙袋にかなりの量のコンドームを学校にもって来てくれた。
「テキトーに2回つかんだ分を持ってきた。何だか年末のつかみどりみたいで面白かったよ(笑)」
「タケシ、ありがとう」
「兄貴は『いつでも呼んでくれ』って(笑)』
これで『最強アイテム』は手に入った。
さっそくサチをさそってみる。だけど小声で
「一昨日終わったばかりだから多分大丈夫」
と耳打ちした。うれしさ80%ガッカリ20%ってトコだった。
今日の掃除当番はジャンケンで決める事に決まった。あらかじめサチとはグーを出す事に決めている。一緒ならば勝っても負けてもいいジャンケンだ。
一回戦で僕たちは『まんまと負けた』。
なのでタケシとマキは先に帰す。
二人で掃除しながら
「ケータ、どこでスル?」
「二階の階段下の用具部屋は?」
「い~ね!!決まり!!(笑)」
頑張って掃除を終わらせて、用具部屋に入った。ドアを閉めると真っ暗だけど、二人に明かりは必要無かった。
僕はズボンとトランクスを下げて低めの台に座り、サチを抱っこするように迎える。
サチの中を触るともう湯気が出てるくらいに熱く濡れてる。
「ごめんね。一ヶ月も出来なくて・・・私もどうしていいのか分からなくて。保健室の先生から渡された小さな本で勉強したの。今日なら大丈夫だって。もう誘ってくれないのかって心配だった」
「サチが謝る事じゃないよ。今日だけじゃなく毎日大丈夫なモノをもらったから」
「ホント?でも今日はたくさん・・・ね。」
久しぶりだったのか二人とも激しかった。対面座位でサチは腰をゴリゴリと押し付ける。上下に動かすよりもこっちの方が好きらしい。ヌチャヌチャと音がする。サチの声を抑えるために僕の口でふさいだ。
キスしたままサチの奥に注ぐ。サチも同時にイッて僕の腰を両足で強く抱え込む。
サチはティッシュで僕のを拭いてからそのティッシュを自分のワレメで挟んでからショーツを履いたみたいだった。
「お風呂でよく洗ってね。ティッシュが付いてるかもよ」
って笑った。
それから二年半・・・。
僕たちは中学二年生になった
中学校は村にひとつだけ。小学校では四人だったクラスがいきなり40人のクラスになった。
僕たちは『最小派閥』だったが結束はどこよりも強い。
四人の関係は小学生から変わらなかったがタケシとマキは『それなりの関係』に昇格したみたいだった。
なんで知ってるのかと言えば僕もマキと『3回ぐらいヤッたから』。サチもタケシと関係があったみたいだが、それは直接聞いてない。
僕らの中では『セックス』はそれほどの意味もなく
『相手と気持ち良くなる行為』
ぐらいでしかなかった。
部活をやると帰りのスクールバスに間に合わないので「強制入部」は免除されていた。
『農協前』のバス停はタケシとマキ、僕とサチがほぼ毎日交互に途中下車していた。土日のどちらかはタケシかお兄さんと。
部活をやらない代わりに勉強は頑張った。一年生の中間からクラス(=学年)一番をキープしていた。万年の二番は村長の孫。小学生まで『神童』と言われていたらしいが、中学生になってからは三人の家庭教師がクビになったらしい。 
お兄さんから
「ケータ君とタケシが頑張るからあれだけあったコンドームが3分の1ぐらいになった」
と大笑いされた。
「夏に彼女と結婚するから全部二人にあげるよ」
と言った。
「それじゃ、もう・・・」
「心配しなくていいよ」
と笑って僕の髪の毛がぐしゃぐしゃになるまで撫でた。
ヘトヘトにされて家に帰ると父が嬉しそうに
「秋に東京に戻るぞ。学校は二学期までだな」
と言ったが、僕は目の前が真っ暗になった。
「お前はもう『村の子』になったつもりだろうが、高校はどうする?」
それは現実だった。この村には高校はない。この村は二つの県と接していて進学先は隣町の高校とそれぞれの県境を越えた二つの高校の三校に分かれる。三つの高校は村の中心部からバスで40分以上かかる。商業、工業高校に進学したい者や優秀な生徒は親元を離れて下宿する。
結局はバラバラになるのだ。
終業式まで誰にも言えなかった。その前日にサチと会ってもその事実は言えなかった。
その日は『ひみつ基地』でサチと求め合って二人は全裸に靴で沢まで降りた。
あの時と同じ石に座って
「ここが『はじまり』だったよね」
とサチは笑う。
「そうそう。タケシがマキをしつこく挑発して(笑)」
靴をぬいでパシャパシャと水を蹴るサチを見てたらまたムラムラしてきた。
「サチ、もう一度・・・。あ、コンドームないや」
「いいよ。来て。多分大丈夫。私も『おかわり』って思ってたから(笑)」
終業式が終わって担任が僕を教壇に立たせ
「○○君は今日を最後で転校します」
と言った。
それからの記憶は曖昧だ。先生や他の生徒の前でタケシと掴み合いの喧嘩になり
『お前とは絶交だ!!』
と言われたのとサチの泣き顔だけは覚えている。
その三日後。誰にも『さよなら』を言う事なく僕は村を離れた。
時を経て僕は40代になった。
そして『緩和ケア病棟』のベッドの上だ。
父の言う通りに『いい大学いい就職』を果たしたらこの歳で『余命三ヶ月の末期がん患者』だ(笑)
父も母もがんで早くに他界している。これも『運命』ってヤツとあきらめている。
無理を言って『あの村の近くで死にたい』と村まで車で30分ぐらいの総合病院に転院した。村はすで消えて、今居る市と合併してるが。
体力と時間が残っているうちにもう一度だけ村が見たいと担当医に頼んでるがなかなか許可が降りない。『一人では行かせられない。同行するスタッフが居ない』とか何とか。
ある日、担当医が
「○○さん、ラッキーですよ!!系列のクリニックに行ってた病棟の元エース
ある日、担当医が
「○○さん、ラッキーですよ!!系列のクリニックに行ってた病棟の元エース看護師が『また病棟で働きたい』って。明後日からなんですが、辞令が明日からなので、明日一日同行させられます。急な話ですが、どうしますか?」
もちろん返答は
「お願いします」
ただし
「病状の急変や、動けないくらいのひどい痛みが出たら即中止して救急車を呼びます」
と。
黒縁メガネを掛けた女性の看護師さんにレンタカーを借りてもらい、行きたい場所を伝えて運転してもらう。僕は後部座席に乗る。助手席にはモルヒネや各種の薬品や注射器の入ったバッグ、AEDまで用意していた。
村に入ったが記憶と一致するものは少なかった。住んでた家は更地になり、農協は建て替えられ、小学校も
「建物は残ってますが20年前に廃校になって今は市の施設になってます。中に入りますか?」
と看護師さんが言った。
僕は杖をつきながら中に入る。色々記憶が蘇ってくる。サチ、タケシ、マキは今はどうしてるだろうか?
「『初恋の人』でも居たんですか?」
それまで事務的な事しか喋らなかった看護師さんがいうので少し驚いたが、
「うん。『本当に好きだった』でも、あんな形でしか表せなかったからちょっとね(笑)両想いだったと思うけど、なぜかお互いに『好き』って言ってなかったな。『さよなら』も言えなくてね。本当に悪い事したなって・・・。」
ひとりごとのようにつぶやく。
「『さよなら』は言えますよ」
今の僕には『さよなら』はこの世との別れを指す。自分では判ってるが限りなく初対面の人に『お前はまもなく死ぬ』と言われてるみたいでムッとした。
「あんたに何が判るんだよ!!」
怒鳴り気味で振り返る。看護師さんが泣きながら眼鏡を外した。
「おかえり、ケータ・・・」
「サ・・・」
(完)
7月25日ぐらいに起きた話です。
その後みるみる体力が落ちて杖をついてすら歩く事は出来なくなり、車椅子で病棟内を移動するしかなくなりました。まもなくそれすら出来なくなるでしょう。
サチは担当看護師になってくれ、色々してもらってますが、『患者と看護師』の線だけは引いています。
実は私が入院した直後に病棟にいる後輩の相談にのる為にナースステーションに立ち寄り、ホワイトボードに私の名前が書いてあるのを見て転属願いを出したそうです。
タケシとマキの消息はサチ曰く
『皆と一年遅れて高校に入学して、二人とは違う高校だったから高校に入ってからはほとんど会わなくなった。マキは十数年前に小さい男の子の手を引いて歩いてるのを車から見た。タケシについては全く判らない』
との事でした。
田舎に住んでた時が一番命が輝いていたと思います。
東京に帰って現在に至るまで小5から中2までの期間、あれほどのセックスは一度も経験していません。
まもなくスマホも触れなくなるでしょう。そうなる前に何か『生きた証』を残したくて想い出を綴りました。登場人物の身バレ防止のために仮名と若干の脚色は入れましたが。
私が消えても想い出はネットの海を漂ってくれるでしょう。
今日でスマホのデータをすべて消去するつもりです。
最後までお読みいただきました事に感謝します。皆様は健康に十分ご留意ください。
お読みいただきました皆様の心の片隅に『田舎の仲良し四人組』がいつまでも生き続けますように。
ケータ。 
蛇足
⑦を送信してる時に清掃担当のオバサンが
「サッちゃん(サチ)はね、25〜6になる年の離れた弟さんを母親替わりになってよくみたいいコなんですよ。その為に婚期を逃していまだに独り身で。今度その弟さんが結婚するそうで。やっとサッちゃんの肩の荷が降りるんじゃないですかね」
オバサンは耳打ちするように(ここ個室だから大丈夫)
「ここだけの話、弟って事になってるけど、実の兄から強姦されて中2の夏で妊娠して中3の春に産んだって噂があるんですよ。ここだけの話ですよッ!!」
と職員のプライバシーをペラペラと喋った(どうせ生きて退院する相手じゃないと思って話をしたのか)
この話でちょっと動揺している。
真相を聞かないと死んでも死にきれない。
兄って言ってるだけで本当の父親は・・・。

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