- 2013⁄03⁄11(Mon)
- 06:02
更衣室にて
更衣室にて。訓練を終えてシャワーを浴びたばかりのウッソとオデロ。
オデロはパンツ一枚。ウッソは腰にタオル。ウッソの後姿を見るオデロの目が
ギラついている。
(いきなり背後から抱きつかれ)
ウッソ「!? どうしたんですか、オデロさん!」
オデロ「お前、よく見ると可愛いケツしてるよな・・・肌すべすべだし、
なんかオンナみてぇだ」
ウッソ「ちょ・・・ちよっとはなしてくださいよ!」
オデロ「少しだけじっとしててくれよ・・・頼むよ、中には入れないって
約束するから・・・なっ?」
(腰にしがみついたまま床に組み伏せる)
ウッソ(息はずませ身をよじっているが、体格で勝るオデロの力は強く、逃れ
られない)「何言ってるんですか、おかしいですよ!こんなことがしたければ、
僕じゃなくエリシャさんに頼めばいいじゃないですか!?」
オデロ「なにィ、それができりゃこんなこと・・・。チクショウ、クソッ・・・
(パンツを片手でずりおろしつつ)お前に代わりになってもらうぜ!
すぐ済むから我慢しなよ・・・」
ウッソ「わあっ!・・・んっ、んああっ!!」
オデロはパンツ一枚。ウッソは腰にタオル。ウッソの後姿を見るオデロの目が
ギラついている。
(いきなり背後から抱きつかれ)
ウッソ「!? どうしたんですか、オデロさん!」
オデロ「お前、よく見ると可愛いケツしてるよな・・・肌すべすべだし、
なんかオンナみてぇだ」
ウッソ「ちょ・・・ちよっとはなしてくださいよ!」
オデロ「少しだけじっとしててくれよ・・・頼むよ、中には入れないって
約束するから・・・なっ?」
(腰にしがみついたまま床に組み伏せる)
ウッソ(息はずませ身をよじっているが、体格で勝るオデロの力は強く、逃れ
られない)「何言ってるんですか、おかしいですよ!こんなことがしたければ、
僕じゃなくエリシャさんに頼めばいいじゃないですか!?」
オデロ「なにィ、それができりゃこんなこと・・・。チクショウ、クソッ・・・
(パンツを片手でずりおろしつつ)お前に代わりになってもらうぜ!
すぐ済むから我慢しなよ・・・」
ウッソ「わあっ!・・・んっ、んああっ!!」
(オデロ、手に吐いたツバで湿らせたものをウッソの柔らかな谷間に
押し込んでいく。)
ウッソ「わあーっ!やめて、痛いよっ!」
(ウッソは苦痛で泣き出している。しかしすでに無我夢中のオデロ。
ガムシャラに腰を動かす)
オデロ「なんだよコレ・・・。すげぇ、すげぇよぉ・・・」
(オデロ、ふとウッソの後頭部の匂いを嗅ぐ。乾きかけた髪から香る
シャンプーの匂い。さらに異様な興奮がかけめぐるオデロ)
オデロ「ああ、たまんねぇよ、エリシャ・・・エリシャ・・・ああっ・・・
ああっ・・・あーっ!うわっ、くぅっ!」
(オデロ、尻を震わせてウッソの中で果てる。荒い息のまま、
ウッソから引き抜く。ウッソは放心状態で泣いている)
オデロ「ウッソすまねぇ・・・おれ、そんなつもりじゃ・・・。
どうすりゃいいんだ・・・そうだ。」
(オデロ、ウッソの肩をつかみ仰向けにさせ、両足の間に割って入る)
ウッソ「!!」
オデロ「お前も気持ち良くしてやるから・・・なっ?」
ウッソ「やめてよっ!もう気はすんだろっ!」
オデロ「おれだけ気持ち良くしてもらったんじゃ悪ィもんな・・・」
ウッソ「いやだあーっ!」
オデロ「大人って、確かこんなふうにするんだよな・・・」
(ウッソの乳首に舌を這わせてみる。予期せぬ感覚にビクン!と身をよじるウッソ。)
ウッソ「ひあっ!やめて、くすぐったいです!ああっ、んっ、離してよっ!」
オデロ「バカッ、そんなでかい声だすなよ。誰かきたらどうすんだよ」
(オデロ、手近にあった自分のパンツを丸めて、ウッソの口に押し込む)
ウッソ「やめ・・・ングッ!ンーッ!」
(ウッソはうめき続けているが、オデロの耳には入っていない様子。むしろ乳首を
軽く噛んでみたり、しゃぶりついてみたりと攻めが熱を帯びてくる)
オデロ「男でもここって気持ちいいのかな。ど-だウッソ?」
(必死に抗議の言葉を発しているつもりのウッソ。さるぐつわのせいで
うめき声にしかならなかったそれは、いつしかそれは本人の意思と無関係に
淫らなあえぎ声に変わりつつあった)
ウッソ(この感じ、なんなの?・・・僕のオチンチン・・・どうなっちやったの?!
変だよっ!こんなのおかしいよぉっ・・・!!)
(オデロ、自分の体の下ではちきれんばかりになっているウッソの一部に気づく)
オデロ「ん?気持ちいいのか?そっか、へへっ・・・よーし、じゃ、こんなのどうだ?」
(ウッソの手首はつかんだまま、体を下へずらしていくオデロ。目の前に元気よく
そそり立ったウッソのその部分は、汗ばんでかすかに草の匂い。まだ完全に大人に
なりきってはいないものの、きれいなピンク色で汚い感じは全くしない)
(ウッソと目があう。一瞬のち、躊躇なくそこを口にふくむオデロ)
ウッソ(うああーっ!そんなの・・・だめだよ!汚いよぉっ!!)
(アイスキャンディーを舐めるように舌でこね回すオデロ。ウッソはオデロの舌や唇の動きの
ひとつひとつにビクン、ビクンと反応してしまう)
(オデロ、ウッソの様子をうかがう。さるぐつわの下で切なそうに吐息をはずませている
ウッソ。汗で額に貼りついた後れ毛がなまめかしい。頬は紅潮し、薄く開いた瞳がうるんでいる)
オデロ「ウッソ、気持ちいいのかぁ・・・クソッ、おれまで感じてきちゃったよ・・・」
(オデロ、ウッソに咥えさせたパンツを外す。快感に負け始めていたウッソには
大声をだしたりする気は失せている)
オデロ「ウッソ・・・おれにもしてくれよっ」
(オデロ、ウッソの足方向を向き、ウッソの顔にまたがる形に)
(自意識では拒絶しているはずのウッソ。しかし体はすでに強力な快楽に支配され、求めてしまう)
ウッソ「これ、オデロさんの・・・(こんなのいやだ、いやなのに・・・)」
(赤ん坊が乳を求めるようにオデロを咥えこむ)
(もつれるように互いを刺激しあう二人。やがて、足の付け根や尾てい骨から重い快感が高まって
くるのを感じるウッソ)
ウッソ(あっ!なんか変だよっ!何なの・・・ああっ!オシッコもれちゃうよーっ!)
オデロ「んっ?」
(気配に気づいて口を離したとたん、オデロの胸元あたりに噴出すしぶき。かなりの量だ。
ほとばしらせている間、なおも吸い続けているウッソ)
オデロ「お、おれも出ちまうっ!クウッ!」
(体を離そうとするが間に合わず、ウッソの顔や髪に飛び散らせてしまう)
オデロ「ハァ、ハァ・・・。ウッソお前、出たの初めてだったのか・・・?ま、とにかくこれで
おあいこだぜ・・・。けど、またシャワー浴びなきゃなんねぇな・・・」
あの出来事以来、オデロと気まずいウッソ。近くにいても、なんとなくお互い目を
そらしてしまう。
そんなある夜、寝付けずに外へ散歩に出たウッソは、ヴィクトリーのコックピット内で
求めあうオリファーとマーベットを目撃した。
(陰からこっそり見ていたウッソ。知らずしらず自分の手が下腹部をもさぐっていたのに
気づく)
ウッソ(ボクは・・・何やってるんだ!?)
動揺しながらもベッドへ戻るウッソ。しかし先刻の光景がまぶたにチラついて眠れない。
そっとトイレに向かうウッソ。
(個室の扉を閉めると、焦ったようにパンツを脱ぐ。)
ウッソ(あっ・・・。マーベットさぁん・・・)
(左手は痛いほどいきり立ったものを激しくしごく。右手の指をなめてから、Tシャツの
下に差し入れ、興奮でつんと尖った乳首をこねる)
ウッソ「は・・・んっ!ああ・・・っ」
(膝がガクガクとし、しゃがみこむウッソ。乳首をいじっていた右手をじっと見る。)
ウッソ(だめだよ・・・こんなこと、シャクティやスージーにみられちやったら・・・)
(しかし指を唾液で湿らすと、ためらいながら自分の後ろへともっていくウッソ)
ウッソ「はぁん・・・ああっ!」
(触れた瞬間に電流が走る。ゆっくりと指が飲み込まれていく)
ウッソ(ああ・・・変だ・・・変だよボク・・・)
(罪悪感はますます快楽を高めてしまう。さらに激しくしごく左手。そして、右指先が
脈打っている部分に触れた瞬間)
ウッソ「!! うあっ!ああーっ!!」
(個室の壁に激しく飛び散る飛沫。)
その瞬間、なぜか脳裏に一瞬オデロの顔が浮かんだのを、ウッソは自覚していない・・・。
誰もいない格納庫。ひとり座り込んでボンヤリしているウッソ。
そこへ、ウォレンとカレルが通りかかる。
カレル「あれ・・・?ウッソ、ここにいたのか。こんなところで何やってんの?」
ウッソ「ん・・・ああ・・・別に何も」
カレル「そろそろ食事の時間だよ。ウッソも来なよ」
ウッソ「う、うん・・・わかった、後でいくよ」
(はっきりしない様子のウッソをウォレンがからかう)
ウォレン「お前、このごろボーッとしてることが多いなぁ。ひょっとして、コレの
し過ぎじゃないの?」
(ウォレン、指で輪を作り、卑猥な動きをしてみせる。驚いて顔を赤くするウッソ。
カレルは意味がわかっていない様子)
ウッソ「!!何なの?知らないよ、そんなこと!」
ウォレン「とぼけんなって。最近よくベッドを抜け出してトイレ行ってんの、ちゃーんと
知ってんだからな」
ウッソ「知らないよっ!そんなの嘘だっ!」
(ウォレンを突き倒すウッソ。二人、取っ組みあいになる。止めに入るカレルの手が、
偶然ウッソのTシャツごしに乳首あたりに触れてしまう)
ウッソ「あぁ!・・・あんっ・・・」
カレル「えっ・・・な、何だぁ・・・?」
(予想外のリアクションにドキッとするカレル。ウッソ、力が抜けかかっている。
ウォレンは明らかに興奮してきた表情)
ウォレン「こいつ・・・。カレル、手伝え」
カレル「う、うん・・・」
(あまり状況が理解できていないが、好奇心に支配されて手を貸してしまうカレル。
ウッソの背後から両腕を押さえる)
ウォレン「嘘だかどーだか、検査してやっからな・・・!」
(ウッソのジーンズのジッパーを下ろし、脱がしにかかる)
ウッソ「あっ、や、やめてよっ・・・!」 (ウォレン、かまわずウッソのジーンズを、下着ごと膝まで引きおろす。)
ウッソ「やめて・・・よっ・・・」
(言葉とは裏腹に、さほど強固に抵抗していないウッソ)
ウォレン「ハハッ。かわいーのつけてんな、ウッソ。よおーし・・・」
(脱がした瞬間にピョコンと顔を出したそれを、上下にしごきはじめるウォレン)
カレル「お、おい、ウォレン・・・」
(カレルも興奮に顔が紅潮し、まったく止めるそぶりはない。しかしズボンの下の
部分は痛いほどに堅く張りだしている。と、そのときウッソが自ら体をひねり、
カレルのジッパーとボタンに手をかける)
カレル「ウ、ウッソ!よ・・・よせって・・・!」
(驚いてやや腰を引き気味になるカレル)
ウォレン「いいじゃんか。カレルも気持ちよくしてもらえよ・・・」
(ウッソのよりやや小ぶりだが、形はすでに大人であるそれをしゃぶりはじめるウッソ。
すでに目が潤んでおり、シラフではない様子)
カレル「ひあっ!お・・、おい・・・ウッソ・・・く・・ああっ!」
ウォレン「ウッソ・・・お、おれのも頼むよ・・・」
(ウォレン、さきほどから無意識に自分でもてあそんでいた部分を露出すると、
そこへウッソの手を導く)
ウォレン「ウッソ・・・すげ・・・いいぞぉっ・・・」
(大きさこそあるがまったく子供なウォレンのを、荒い呼吸そのままに激しく
扱き続けるウッソ。口元からはチュパチュパと淫らな音さえたてている)
カレル「うああっ・・・なんか・・・なんか変な感じがしてきた・・・!
ウッソおっ!も、もうやめっ・・・離せ、はな・・・ん・・・んああっ!」
(あわてて振りほどくカレルだが、ウッソのほっぺたのあたりにほとばしらせた
瞬間、稲妻のような快感で真っ白になる)
ウッソ「あ・・・あんっ・・・でちゃう・・・でちゃうっ!ああっ・・・あーっ!」
(カレルのすぐあとに達したウッソ。自分のTシャツあたりに飛び散らせてしまう)
ウォレン「おまえら・・・あっ・・・いいっ、ウッソ・・・イ、イ、イクうっ!」
(二度、三度痙攣すると、ガクッと首をうなだれたまま、動かなくなるウォレン。
カレルはようやく快感の余韻がさめたらしい)
カレル「ん・・・ウォ・・・ウォレン・・・!?」
(見ると、快感の絶頂に達したあまり、鼻血をだして失神していた。
この後やはり我にかえったウッソと共に、大慌てで目を覚まさせたのはいうまでもない)その晩もウッソは、寝つけずにひとり外へと抜け出し、草木の繁みの奥へと向かっていた。
(誰もいるはずのない繁みの中で、ひとの気配を感じるウッソ)
ウッソ「!・・・誰かいるの?」
(ビクッとしてふりむく人影)
カレル「うわっ!ウ・・・ウッソ!!・・・こ、こんな時間に何してんだよ・・・!」
ウッソ「ぼ、ぼくは・・・眠れないからちょっと散歩に来ただけだよ。カレルこそ何やってるの・・・?」
カレル「ぼくは、つ、つまり、その・・・そ、そう、ウッソとおんなじだよ」
ウッソ「ぼくと同じ?・・・ふうん・・・そうなの」
(ウッソ、茶目っ気のある微笑を浮かべる)
カレル「そ、そうだよ。なんかおかしいのかよっ」
ウッソ「ううん、別になんでもないよ・・・」
(ふたり、並んで腰をおろす。おざなりな会話を試みてはみるものの、すぐにとぎれてしまい、落ち着かない沈黙が続く)
(カレルがのばした手が偶然ウッソの手に触れる)
カレル「あっ、ごめ・・・」
(あわてて手をひっこめるカレル。かなりドギマギしている様子で、視線がうろついている)またしばらく沈黙がつづくが、カレルが意を決したように口を開く)
カレル「あのさウッソ、あ、あのときのことなんだけど・・・」
ウッソ「?ああ、あのことなら別に気にしてないよ・・・」
カレル「そ、そうじゃなくて、つ、つまり、その・・・。ここへ来たのはつまり・・・
ひとりで・・・・・・し、しようと思って・・・・・・だ、だからウッソ・・・」
(しばらくいぶかしげだったウッソだが、やがてカレルの気分を理解できたらしい)
ウッソ「ひよっとして、してほしいっていうの・・・?あのときみたいに・・・」
(真っ赤になって顔をそむけるカレル。ああ、という顔になるウッソ。
今度は逆にカレルの手に自分の手を重ねる)
カレル「!」
ウッソ「いいよ、ぼくは・・・ただし」
「ぼくにもしてよね・・・」
カレル「ウッソ・・・」(カレルの答えを待たずに、下腹部ににじりよるウッソ。素早くジッパーを
おろし、すでに期待感でいきりたっている部分を露出させる)
カレル「ああ・・・」
(緊張気味のカレルにかまわず、パクリとほおばるウッソ)
カレル「うっ・・・ふああっ・・・!」
(前と違い行為の意味を認識しているためか、より快感を快感としてはっきりと
感じている様子のカレル。ウッソの舌や唇の動きは、かなり積極的)
カレル「あ・・・ウッソ、う・・・ああっ・・・!」
(カレルが昇りつめる直前、パッと口を離し、体を起こすウッソ)
カレル「・・・?」
ウッソ「なんだか暑いな・・・汗かいちゃった。服を脱ぐよ」
カレル「え・・・ええっ?」
ウッソ「カレルも脱いじゃったら?」
カレル「えっ、で、でも・・・」
ウッソ「・・・?もしかして恥ずかしいの?」
カレル「そ、そんなこと・・・!ない・・・けど・・・」(シャツを脱ぎかかっていたウッソ、年上のような微笑を浮かべて)
ウッソ「男同士なんだから、恥ずかしがることなんてないんだよ、カレル」
カレル「それは・・・そ、そうだけど・・・」
ウッソ「わかった。じゃあお互い後ろを向いて、脱げだら同時に向かい合おうよ。
それなら恥ずかしくないでしょう?」
(そう言うと、背を向けてTシャツとジーンズを脱ぐウッソ。
もじもじしていたカレルだが、自分も後ろを向き、脱ぎはじめる)
ウッソ「脱いだの?それじゃ、せえの・・・」
(向かいあう二人。カレルはまだもじもじとし、両手で前を隠している。
そのカレルに自分から歩みよるウッソ。前を押さえている手をやさしく外し、
握ってやる)
カレル「あ・・・ウ・・・ウッソぉっ・・・」ウッソ「隠すことなんてないよ・・・。カレルの、すごく格好いいよ」
カレル「そ、そうかな・・・」
(頬を染めてうつむき加減のふたり。ウッソ、カレルのを軽くしごきはじめる)
カレル「んん・・・」
(やはりまだ少し恥ずかしいのか、それとも快感ゆえか、耳まで赤くなって
固く目をつむっているカレル。が、やがておずおずとウッソのをしごきはじめる)
ウッソ「ふう・・・うっ・・・」
(向かいあったまま、互いを刺激し続けるふたり)
ウッソ「ぼく、こうすると気持ちいいんだけど・・・カレルはどう?」
(ウッソ、カレルの乳首を軽く指でつまむ)
カレル「くあっ!」
ウッソ「そっか、カレルもここ、いいんだね・・・じゃあ、もっと気持ちよく
してあげるよっ・・・」
カレル「ひあっ!・・・ああ!・・・」(カレルの興奮しきって立っている乳首を舌でころがしはじめるウッソ。
身をよじって反応するカレル)
カレル「ウッソ、やっぱり・・・こんなこと・・・ダ・・・メ・・・」
(かつて感じたことのない興奮と刺激に戸惑っての言葉だろう、体は全く
拒否する様子のないカレル。ウッソ、そんな迷いを断ち切るかのように、
ひざまずいて再び咥えこむ)
カレル「はっ・・・!ううっ・・・うっ・・・!」
(さらに、両手でカレルの乳首をつまむ)
カレル「!!ウッソぉっ!!・・・だ、だめだっ!・・・あ・・・あ・・・うああっ!!」
(一気にのぼりつめ、ウッソの顔から腰を引くと同時にすごい勢いで噴出した
しぶきがウッソの口元から鼻や頬にかけて当たる)(カレル、息をはずませ大きく肩を上下させていたが、快感の波が引いていき、ハッとする)
カレル「あっ、ごめんウッソ!ぼくだけ勝手に・・・」
ウッソ「そんな、謝ることなんてないよ。カレル気持ち良かったんでしょ?だったらいいんだよ」
カレル「おまけにウッソの顔までよごしちゃって・・・どうしよう、ハンカチなんて持ってきてないし・・・そ、そうだ。ウッソ、動かないで」
(自分もしゃがみ、ウッソの両肩に手をかけるカレル。やにわにウッソの顔の汚れを舐めはじめる)
ウッソ「カ、カレル?!いいよ、よしなよ」
カレル「(ペロペロ)いいから動くな」カレル「・・・全部とれたよ。ごめん。ぼく、他に方法が思いつかなくて・・・イヤだった?」
(ううん、首を横に振り、何ともいえない微笑を浮かべるウッソ)
ウッソ「カレルったら・・・バカだな・・・」
カレル「さ、今度はウッソの番だよ」
(ウッソに横たわるよう促すカレル。いわれるままあお向けになるウッソにカレルが上体をもたげてくる。なんだか照れくさいからいいよ・・・と言おうとして止まるウッソ。目が合ったとき、カレルの顔がやけに真剣だったからだ)
カレル「ぼく、よくわかんないけど・・・ウッソがしてくれた通りにやるから・・・」
(ウッソの両の乳首をつまむカレル)
ウッソ「(ビクッ!)あんっ!」
(カレルの指の動きに敏感に反応するウッソ。カレルも次第に息が荒くなってくる。自分の指先によってウッソが乱れる様子を、目をまん丸くして凝視している)
カレル「ウッソ・・・き、気持ちいいんだね・・・?」(すっかり興奮し目がギラギラしてきたカレル。舌先でウッソの乳首をころがす)
ウッソ「はうっ!」
(そのまま舌を動かしていき、へそ、下腹部、さらにその下へといくところで止まる。)
カレル「(ゴクッ・・・)」
(つばを飲み込んでから、そろそろと舌を近づける)
ウッソ「んっ!」
(舌先が触れた瞬間ウッソがビクッと反応すると、続けて裏側やくびれの部分に沿って舌を這わせていく)
ウッソ「ああっ!・・・すごい・・・気持ちいいよおっ・・・!」
(ウッソの様子に刺激されてカレルもどんどん熱っぽくなってくる。唾液でどろどろのウッソのそれを咥えこんだばかりか、首を振って攻めたてている)
(一心不乱にしゃぶっていたカレル。ふと気づくと、ウッソの顔が上気し、昇りつめていく気配)
カレル「ウッソ、出そうなのかい?いいよ、出しても・・・」
ウッソ「カレル、出ちゃう・・・もう出ちゃうよ・・・だめだよ、口を離して!」
(カレル、無視して首を上下し続ける)
ウッソ「だめだよカレル!離れて!・・・だめ!あっ!・・・ああーっ!!」(ウッソのしぶきを口を離さず喉をならして飲みほしてから、やっと離れるカレル。ウッソの隣にあお向けになり、大きく一息)
ウッソ「ハァ、ハァ・・・。ありがと、カレル。でも、なにも飲んじゃうことなかったのに・・・」
カレル「(照れくさそうに)だってさ・・・あのまま出しちゃったら、またウッソの体汚れちゃ うだろ・・・だからさ・・・(頭をかく)」
(ウッソ、顔を赤らめてうつむくが、なんとなく嬉しそう)
ウッソ「カレル・・・。(顔をあげる。ウッソも照れくさそうな表情)それにしても、アレ って・・・。どんな味なの・・・?」
カレル「あじぃ?・・・それは・・・(いたずらっぽく微笑んで)へーんな味!」
ウッソ「プッ!・・・フフフッ・・・」
カレル「ハハハハッ!」
(しばし楽しそうに笑いあう二人。ふと我にかえった様子のウッソ)
ウッソ「いけない、そろそろもどろうよ。明日も早いからね。別々に帰ったほうがいいと 思う。じゃ、お先に」
(言いながら服を着はじめ、あっという間に姿を消すウッソ。カレル、あっけにとられていたが、ふたたびあお向けになって大きく伸びをする)
カレルはこれまでになくウッソを身近に感じている自分に気付いた。胸の中を満たす暖い気持ち。それを何と呼ぶかまではわからないが。
そういえばウッソを攻めるのに夢中になっていたとき、かすかにウッソが・・・やっぱり・・・あれは幻聴かただの聞き間違いだ・・・。
なぜかウッソが名前をつぶやいた気がしたのだ。
”オデロ・・・”と。ある日の戦闘中、ウッソの判断ミスが原因で味方が危機にさらされるという事態が起こった。結果としてその場は切り抜けたものの、帰還後ウッソはゴメス達から厳しい叱責を受ける。ウッソは呆然とした様子で”すみません・・・”と繰り返すばかりであった。
(ベッドルームにて。ベッドの縁に腰掛けて物思いに沈むウッソ。そこへトマーシュがやって来る)
トマーシュ「明かりもつけないで・・・。で、話したいことってなんだい?ウッソ」
ウッソ「トマーシュさん、ぼく・・・V2から降ります」
トマーシュ「そんな・・・急に何を・・・。」
ウッソ「ぼく、もう自信ないんです・・・。」
トマーシュ「(ウッソの隣に腰掛けて)気持ちはわかるよ・・・。でも今日のことは気にするな。誰だっていつでも正しい判断ができるわけじゃないんだからね。ゴメスさん達は立場上ああいういい方をしたけど、誰もウッソが悪いなんて思ってないさ。」
ウッソ「でも、ぼく・・・。やっぱり次からV2にはトマーシュさんが・・・」
トマーシュ「(ウッソをさえぎって)それにさ、ウッソの代わりなんてぼくを含めて誰もつとまらないよ。ウッソ、自信持てよ」
ウッソ「ぼくは・・・ぼくは・・・」
(両手で顔を覆うウッソ。そんなウッソをじっと見つめていたトマーシュだが、ウッソの両肩に手をかけ懐に引き寄せて抱きかかえる)
ウッソ「あ・・・トマーシュさん?」
トマーシュ「以前はカレルも戦争に怯えてね・・・。そんな時はよくこうしてやったもんだよ。キミ達と出会うもっと前のことだけどね」
ウッソ「トマーシュさん・・・」
トマーシュ「今なら当分ここへは誰も来ない。落ち着くまでこうしててあげるよ」
(しゃくりあげ始めたウッソの頭を優しくなでてやるトマーシュ)
トマーシュ「(ウッソの呼吸が静かになったのを確認して)落ち着いたかい?さて、そろそろみんなの所へ顔だそうか?」
(トマーシュ、たちあがるが、その手をウッソが掴んでいる)
トマーシュ「ウッソ?」
ウッソ「もう少し・・・もう少しだけそばにいて・・・」(トマーシュ、少し戸惑ったものの次第に優しげな表情に。改めてウッソの隣に座り直し、その肩を抱くトマーシュ。泣きじゃくっていたためか、かすかな震えが伝わってくる)
トマーシュ「ああ、いいよ・・・。いつもの元気なウッソになるまでつきあうよ」
(頬に涙の後が残るウッソの横顔。ふっとウッソがこちらに顔を向けた。真っ赤に泣きはらした両の瞳。しかしその目の光が、かつてないほど弱々しくなっていることがトマーシュにはわかった)
トマーシュ「ウッソ・・・」
(トマーシュ、かける言葉が見当たらない。と、突然ウッソがトマーシュの体に抱きつき、そのままベッドに倒れこむ。予期しない行動のために体が反応しなかったこともあるが、きゃしゃな体からは想像もつかない力強さにされるがままにベッドに横たえられてしまうトマーシュ)
トマーシュ「おっ、おい、ウッソ・・・」
(トマーシュ、驚きはしたものの自分の首に幼い子供のようにかじりついて離れようとしないウッソの様子に、あえて抵抗しない。上に乗られた格好のまま、よしよしと背中や頭をなでてやる)
(ウッソのしなやかな体はウサギに触ったように柔らかい。Tシャツの薄い布ごしにウッソの体温を意識してドキッとする)
(ウッソの唇が意識してか無意識か、自分の首筋に触れているのに気付くトマーシュ。重なりあった胸に感じる相手の鼓動が、お互いに速さを増していく。ほんの少し慌て気味に、しかし拒絶ではなく優しくウッソの腕をほどくトマーシュ)
ウッソ「・・・・・・」
(見上げたウッソの顔。いまにもまた泣き出しそうな顔つき。じっとその顔を見つめていたトマーシュだが、やがて決心したように口を開く)
トマーシュ「わかった・・・。ウッソの気の済むようにしたらいい。ぼくもウッソの望むようにしてやるから・・・」ウッソ「トマーシュさん・・・」
(正面切ってそう言われて逆に遠慮してしまったのか、視線を泳がせるウッソ。それを察してか、ウッソの頭を引き寄せてやるトマーシュ)
トマーシュ「サラサラしてるんだな、ウッソの髪って・・・」
(髪を静かに指ですき続けるトマーシュ。ウッソは次第にリラックスしてきたのか、体のかたさがとれてくる。見計らったかのように体勢を入れ替えるトマーシュ)
(トマーシュ、さきほどのウッソと同じように首筋やうなじに唇を這わせていく)
ウッソ「あ・・・・・・!」
(激しいものではないが体の深い部分から湧き上がるような、これまでにない快感。背筋がゾクゾクとし、ウッソの顔や体が紅潮してくる)
ウッソ「あふっ・・・うっ・・・」
(徐々に本気で感じてきたウッソ。トマーシュの方は愛撫を続けながらも、片手で器用にウッソのシーンズのボタンを外し、ずり下ろし始めている)
(ふと目を開けるウッソ。トマーシュの顔が正面にある)
ウッソ「トマーシュさん・・・?」(近づいてくるトマーシュの顔。その意味に気付いてさらに胸が高鳴っていくウッソ。そのまなざしはあくまで優しく、目をそらせない)
ウッソ「んっ・・・」
(ウッソの唇の内側を這うトマーシュの舌。続いて下唇。歯と歯の間から力が抜けていくのを見逃さず、隙間から差し入れるトマーシュ)
ウッソ「ん!・・・んんっ・・・」
(ウッソも自分から舌をからめだしている。Tシャツのみで裸の下半身はとっくに反応している。おそらく無意識にトマーシュの首に両腕をまわしていた。しばらく互いに舌をからめあってから、トマーシュが強く吸う)
ウッソ「んんーっ!」
(トマーシュ、ゆっくりと唇を離す。かすかに糸をひく唾液。トマーシュはいつのまにか着ていたブルゾンを脱いでいた)ウッソ「なんだか・・・熱いよ、体が・・・」
トマーシュ「なら全部脱いでしまえばいいよ・・・」
(母親が子供の衣服を脱がせるようにしてウッソのTシャツを頭までまくるトマーシュ)
ウッソ「(そのまま放っておかれたので自分で脱ぎだす)んぐっ・・・ん?」
(ウッソがもぞもぞとTシャツを脱ぎ終えると、視界に入ったのはすでに裸になったトマーシュだった。ウッソをうつ伏せにさせ、背後から抱きしめるトマーシュ。ピッタリと体をくっつける)
ウッソ(・・・・・・。あったかいなぁ・・・)
(心地良い暖かさに酔うウッソ。そのウッソの耳たぶを軽く噛むトマーシュ)
ウッソ「あ・・・!」
(ウッソの体がピクンと反応すると、耳たぶに沿って舌を動かしていき、耳の穴へと挿し入れる)
ウッソ「あ・・・ん・・・!!(なんなの・・・?へ、変な感覚・・・!)」(穴の中で激しくうごめく舌。やがて耳の後ろ、うなじへと場所を変えていく。ウッソの反応を一つひとつ確認しているようでもある)
ウッソ「や、やめて・・・変だよ、おかしく・・・なっちゃうよ・・・」
トマーシュ「本当にそうかな・・・?言ったろ?ぼくはウッソがして欲しいことしかしないよ・・・」
(二の腕の柔らかい筋肉を唇で弄ぶ。続いて毛ひとつ無い脇の下へ)
ウッソ「だめだよ・・・そんなとこ、汗臭いからっ・・・・恥ずかしいよ・・・あ・・・っ!」
(かすかに甘酸っぱい匂いのするその部分を、臆面もなくそこを舐めまわすトマーシュ。)
ウッソ「やっ・・・!ううんっ・・・!・・・ああー!!」
(制御不可能な感覚に、もはや自分がどんなに淫らな悦びの声をあげているかなど、まったく自覚のないウッソだった。ただ、それがくすぐったさなどではないことだけを、頭でなく体が理解した)(トマーシュの吐息、そして唇の感触が肩甲骨の間へと移る。それが背骨伝いに、しだいに下へと移動していくのを朦朧とした意識の中で感じるウッソ。腰のあたりでいったんストップ)
ウッソ「ん・・・!」
(そこから先がさらに敏感なのを見透かしてじらしているかのような動きに、ただ身をよじらせるしかないウッソ。やがてトマーシュの唇が丸いお尻の、割れ目の端にあるくぼみに触れる)
ウッソ「あっ・・・やっ!・・・」
(瞬間的にこれから何をされるか理解し、ウッソの上気していた顔がさらに赤さを増す)
ウッソ「だめだってば!・・・恥ずかしいんだから・・・や、めて、よ・・・!」
(かろうじて言葉では抗議するものの、それまでに増して巧みな攻めが肉体の抵抗を許さない。トマーシュの舌は有無を言わさず、二つの丘の間へと侵入していく)
ウッソ「やめてっ!・・・いやだ、汚いよおっ!」
トマーシュ「そんなことない・・・ウッソの体、すごくきれいだよ。汚くなんかあるもんか・・・」
ウッソ「んあっ!」
(トマーシュは かすかに若草に似た香りのする谷間を、丹念に舐めていく。そしてついに舌先が、ただ一人を除いて誰の目にも触れたことのない部分へと差しこまれる)
ウッソ「ひぁ・・・ああーんっ!」
それまでにも、自分で自分を慰める際に、ためらいつつもそこを弄んでしまうことがあるにはあったが、それとは比較にならないめくるめく快感にウッソは我を忘れて悶えるしかなかった)
押し込んでいく。)
ウッソ「わあーっ!やめて、痛いよっ!」
(ウッソは苦痛で泣き出している。しかしすでに無我夢中のオデロ。
ガムシャラに腰を動かす)
オデロ「なんだよコレ・・・。すげぇ、すげぇよぉ・・・」
(オデロ、ふとウッソの後頭部の匂いを嗅ぐ。乾きかけた髪から香る
シャンプーの匂い。さらに異様な興奮がかけめぐるオデロ)
オデロ「ああ、たまんねぇよ、エリシャ・・・エリシャ・・・ああっ・・・
ああっ・・・あーっ!うわっ、くぅっ!」
(オデロ、尻を震わせてウッソの中で果てる。荒い息のまま、
ウッソから引き抜く。ウッソは放心状態で泣いている)
オデロ「ウッソすまねぇ・・・おれ、そんなつもりじゃ・・・。
どうすりゃいいんだ・・・そうだ。」
(オデロ、ウッソの肩をつかみ仰向けにさせ、両足の間に割って入る)
ウッソ「!!」
オデロ「お前も気持ち良くしてやるから・・・なっ?」
ウッソ「やめてよっ!もう気はすんだろっ!」
オデロ「おれだけ気持ち良くしてもらったんじゃ悪ィもんな・・・」
ウッソ「いやだあーっ!」
オデロ「大人って、確かこんなふうにするんだよな・・・」
(ウッソの乳首に舌を這わせてみる。予期せぬ感覚にビクン!と身をよじるウッソ。)
ウッソ「ひあっ!やめて、くすぐったいです!ああっ、んっ、離してよっ!」
オデロ「バカッ、そんなでかい声だすなよ。誰かきたらどうすんだよ」
(オデロ、手近にあった自分のパンツを丸めて、ウッソの口に押し込む)
ウッソ「やめ・・・ングッ!ンーッ!」
(ウッソはうめき続けているが、オデロの耳には入っていない様子。むしろ乳首を
軽く噛んでみたり、しゃぶりついてみたりと攻めが熱を帯びてくる)
オデロ「男でもここって気持ちいいのかな。ど-だウッソ?」
(必死に抗議の言葉を発しているつもりのウッソ。さるぐつわのせいで
うめき声にしかならなかったそれは、いつしかそれは本人の意思と無関係に
淫らなあえぎ声に変わりつつあった)
ウッソ(この感じ、なんなの?・・・僕のオチンチン・・・どうなっちやったの?!
変だよっ!こんなのおかしいよぉっ・・・!!)
(オデロ、自分の体の下ではちきれんばかりになっているウッソの一部に気づく)
オデロ「ん?気持ちいいのか?そっか、へへっ・・・よーし、じゃ、こんなのどうだ?」
(ウッソの手首はつかんだまま、体を下へずらしていくオデロ。目の前に元気よく
そそり立ったウッソのその部分は、汗ばんでかすかに草の匂い。まだ完全に大人に
なりきってはいないものの、きれいなピンク色で汚い感じは全くしない)
(ウッソと目があう。一瞬のち、躊躇なくそこを口にふくむオデロ)
ウッソ(うああーっ!そんなの・・・だめだよ!汚いよぉっ!!)
(アイスキャンディーを舐めるように舌でこね回すオデロ。ウッソはオデロの舌や唇の動きの
ひとつひとつにビクン、ビクンと反応してしまう)
(オデロ、ウッソの様子をうかがう。さるぐつわの下で切なそうに吐息をはずませている
ウッソ。汗で額に貼りついた後れ毛がなまめかしい。頬は紅潮し、薄く開いた瞳がうるんでいる)
オデロ「ウッソ、気持ちいいのかぁ・・・クソッ、おれまで感じてきちゃったよ・・・」
(オデロ、ウッソに咥えさせたパンツを外す。快感に負け始めていたウッソには
大声をだしたりする気は失せている)
オデロ「ウッソ・・・おれにもしてくれよっ」
(オデロ、ウッソの足方向を向き、ウッソの顔にまたがる形に)
(自意識では拒絶しているはずのウッソ。しかし体はすでに強力な快楽に支配され、求めてしまう)
ウッソ「これ、オデロさんの・・・(こんなのいやだ、いやなのに・・・)」
(赤ん坊が乳を求めるようにオデロを咥えこむ)
(もつれるように互いを刺激しあう二人。やがて、足の付け根や尾てい骨から重い快感が高まって
くるのを感じるウッソ)
ウッソ(あっ!なんか変だよっ!何なの・・・ああっ!オシッコもれちゃうよーっ!)
オデロ「んっ?」
(気配に気づいて口を離したとたん、オデロの胸元あたりに噴出すしぶき。かなりの量だ。
ほとばしらせている間、なおも吸い続けているウッソ)
オデロ「お、おれも出ちまうっ!クウッ!」
(体を離そうとするが間に合わず、ウッソの顔や髪に飛び散らせてしまう)
オデロ「ハァ、ハァ・・・。ウッソお前、出たの初めてだったのか・・・?ま、とにかくこれで
おあいこだぜ・・・。けど、またシャワー浴びなきゃなんねぇな・・・」
あの出来事以来、オデロと気まずいウッソ。近くにいても、なんとなくお互い目を
そらしてしまう。
そんなある夜、寝付けずに外へ散歩に出たウッソは、ヴィクトリーのコックピット内で
求めあうオリファーとマーベットを目撃した。
(陰からこっそり見ていたウッソ。知らずしらず自分の手が下腹部をもさぐっていたのに
気づく)
ウッソ(ボクは・・・何やってるんだ!?)
動揺しながらもベッドへ戻るウッソ。しかし先刻の光景がまぶたにチラついて眠れない。
そっとトイレに向かうウッソ。
(個室の扉を閉めると、焦ったようにパンツを脱ぐ。)
ウッソ(あっ・・・。マーベットさぁん・・・)
(左手は痛いほどいきり立ったものを激しくしごく。右手の指をなめてから、Tシャツの
下に差し入れ、興奮でつんと尖った乳首をこねる)
ウッソ「は・・・んっ!ああ・・・っ」
(膝がガクガクとし、しゃがみこむウッソ。乳首をいじっていた右手をじっと見る。)
ウッソ(だめだよ・・・こんなこと、シャクティやスージーにみられちやったら・・・)
(しかし指を唾液で湿らすと、ためらいながら自分の後ろへともっていくウッソ)
ウッソ「はぁん・・・ああっ!」
(触れた瞬間に電流が走る。ゆっくりと指が飲み込まれていく)
ウッソ(ああ・・・変だ・・・変だよボク・・・)
(罪悪感はますます快楽を高めてしまう。さらに激しくしごく左手。そして、右指先が
脈打っている部分に触れた瞬間)
ウッソ「!! うあっ!ああーっ!!」
(個室の壁に激しく飛び散る飛沫。)
その瞬間、なぜか脳裏に一瞬オデロの顔が浮かんだのを、ウッソは自覚していない・・・。
誰もいない格納庫。ひとり座り込んでボンヤリしているウッソ。
そこへ、ウォレンとカレルが通りかかる。
カレル「あれ・・・?ウッソ、ここにいたのか。こんなところで何やってんの?」
ウッソ「ん・・・ああ・・・別に何も」
カレル「そろそろ食事の時間だよ。ウッソも来なよ」
ウッソ「う、うん・・・わかった、後でいくよ」
(はっきりしない様子のウッソをウォレンがからかう)
ウォレン「お前、このごろボーッとしてることが多いなぁ。ひょっとして、コレの
し過ぎじゃないの?」
(ウォレン、指で輪を作り、卑猥な動きをしてみせる。驚いて顔を赤くするウッソ。
カレルは意味がわかっていない様子)
ウッソ「!!何なの?知らないよ、そんなこと!」
ウォレン「とぼけんなって。最近よくベッドを抜け出してトイレ行ってんの、ちゃーんと
知ってんだからな」
ウッソ「知らないよっ!そんなの嘘だっ!」
(ウォレンを突き倒すウッソ。二人、取っ組みあいになる。止めに入るカレルの手が、
偶然ウッソのTシャツごしに乳首あたりに触れてしまう)
ウッソ「あぁ!・・・あんっ・・・」
カレル「えっ・・・な、何だぁ・・・?」
(予想外のリアクションにドキッとするカレル。ウッソ、力が抜けかかっている。
ウォレンは明らかに興奮してきた表情)
ウォレン「こいつ・・・。カレル、手伝え」
カレル「う、うん・・・」
(あまり状況が理解できていないが、好奇心に支配されて手を貸してしまうカレル。
ウッソの背後から両腕を押さえる)
ウォレン「嘘だかどーだか、検査してやっからな・・・!」
(ウッソのジーンズのジッパーを下ろし、脱がしにかかる)
ウッソ「あっ、や、やめてよっ・・・!」 (ウォレン、かまわずウッソのジーンズを、下着ごと膝まで引きおろす。)
ウッソ「やめて・・・よっ・・・」
(言葉とは裏腹に、さほど強固に抵抗していないウッソ)
ウォレン「ハハッ。かわいーのつけてんな、ウッソ。よおーし・・・」
(脱がした瞬間にピョコンと顔を出したそれを、上下にしごきはじめるウォレン)
カレル「お、おい、ウォレン・・・」
(カレルも興奮に顔が紅潮し、まったく止めるそぶりはない。しかしズボンの下の
部分は痛いほどに堅く張りだしている。と、そのときウッソが自ら体をひねり、
カレルのジッパーとボタンに手をかける)
カレル「ウ、ウッソ!よ・・・よせって・・・!」
(驚いてやや腰を引き気味になるカレル)
ウォレン「いいじゃんか。カレルも気持ちよくしてもらえよ・・・」
(ウッソのよりやや小ぶりだが、形はすでに大人であるそれをしゃぶりはじめるウッソ。
すでに目が潤んでおり、シラフではない様子)
カレル「ひあっ!お・・、おい・・・ウッソ・・・く・・ああっ!」
ウォレン「ウッソ・・・お、おれのも頼むよ・・・」
(ウォレン、さきほどから無意識に自分でもてあそんでいた部分を露出すると、
そこへウッソの手を導く)
ウォレン「ウッソ・・・すげ・・・いいぞぉっ・・・」
(大きさこそあるがまったく子供なウォレンのを、荒い呼吸そのままに激しく
扱き続けるウッソ。口元からはチュパチュパと淫らな音さえたてている)
カレル「うああっ・・・なんか・・・なんか変な感じがしてきた・・・!
ウッソおっ!も、もうやめっ・・・離せ、はな・・・ん・・・んああっ!」
(あわてて振りほどくカレルだが、ウッソのほっぺたのあたりにほとばしらせた
瞬間、稲妻のような快感で真っ白になる)
ウッソ「あ・・・あんっ・・・でちゃう・・・でちゃうっ!ああっ・・・あーっ!」
(カレルのすぐあとに達したウッソ。自分のTシャツあたりに飛び散らせてしまう)
ウォレン「おまえら・・・あっ・・・いいっ、ウッソ・・・イ、イ、イクうっ!」
(二度、三度痙攣すると、ガクッと首をうなだれたまま、動かなくなるウォレン。
カレルはようやく快感の余韻がさめたらしい)
カレル「ん・・・ウォ・・・ウォレン・・・!?」
(見ると、快感の絶頂に達したあまり、鼻血をだして失神していた。
この後やはり我にかえったウッソと共に、大慌てで目を覚まさせたのはいうまでもない)その晩もウッソは、寝つけずにひとり外へと抜け出し、草木の繁みの奥へと向かっていた。
(誰もいるはずのない繁みの中で、ひとの気配を感じるウッソ)
ウッソ「!・・・誰かいるの?」
(ビクッとしてふりむく人影)
カレル「うわっ!ウ・・・ウッソ!!・・・こ、こんな時間に何してんだよ・・・!」
ウッソ「ぼ、ぼくは・・・眠れないからちょっと散歩に来ただけだよ。カレルこそ何やってるの・・・?」
カレル「ぼくは、つ、つまり、その・・・そ、そう、ウッソとおんなじだよ」
ウッソ「ぼくと同じ?・・・ふうん・・・そうなの」
(ウッソ、茶目っ気のある微笑を浮かべる)
カレル「そ、そうだよ。なんかおかしいのかよっ」
ウッソ「ううん、別になんでもないよ・・・」
(ふたり、並んで腰をおろす。おざなりな会話を試みてはみるものの、すぐにとぎれてしまい、落ち着かない沈黙が続く)
(カレルがのばした手が偶然ウッソの手に触れる)
カレル「あっ、ごめ・・・」
(あわてて手をひっこめるカレル。かなりドギマギしている様子で、視線がうろついている)またしばらく沈黙がつづくが、カレルが意を決したように口を開く)
カレル「あのさウッソ、あ、あのときのことなんだけど・・・」
ウッソ「?ああ、あのことなら別に気にしてないよ・・・」
カレル「そ、そうじゃなくて、つ、つまり、その・・・。ここへ来たのはつまり・・・
ひとりで・・・・・・し、しようと思って・・・・・・だ、だからウッソ・・・」
(しばらくいぶかしげだったウッソだが、やがてカレルの気分を理解できたらしい)
ウッソ「ひよっとして、してほしいっていうの・・・?あのときみたいに・・・」
(真っ赤になって顔をそむけるカレル。ああ、という顔になるウッソ。
今度は逆にカレルの手に自分の手を重ねる)
カレル「!」
ウッソ「いいよ、ぼくは・・・ただし」
「ぼくにもしてよね・・・」
カレル「ウッソ・・・」(カレルの答えを待たずに、下腹部ににじりよるウッソ。素早くジッパーを
おろし、すでに期待感でいきりたっている部分を露出させる)
カレル「ああ・・・」
(緊張気味のカレルにかまわず、パクリとほおばるウッソ)
カレル「うっ・・・ふああっ・・・!」
(前と違い行為の意味を認識しているためか、より快感を快感としてはっきりと
感じている様子のカレル。ウッソの舌や唇の動きは、かなり積極的)
カレル「あ・・・ウッソ、う・・・ああっ・・・!」
(カレルが昇りつめる直前、パッと口を離し、体を起こすウッソ)
カレル「・・・?」
ウッソ「なんだか暑いな・・・汗かいちゃった。服を脱ぐよ」
カレル「え・・・ええっ?」
ウッソ「カレルも脱いじゃったら?」
カレル「えっ、で、でも・・・」
ウッソ「・・・?もしかして恥ずかしいの?」
カレル「そ、そんなこと・・・!ない・・・けど・・・」(シャツを脱ぎかかっていたウッソ、年上のような微笑を浮かべて)
ウッソ「男同士なんだから、恥ずかしがることなんてないんだよ、カレル」
カレル「それは・・・そ、そうだけど・・・」
ウッソ「わかった。じゃあお互い後ろを向いて、脱げだら同時に向かい合おうよ。
それなら恥ずかしくないでしょう?」
(そう言うと、背を向けてTシャツとジーンズを脱ぐウッソ。
もじもじしていたカレルだが、自分も後ろを向き、脱ぎはじめる)
ウッソ「脱いだの?それじゃ、せえの・・・」
(向かいあう二人。カレルはまだもじもじとし、両手で前を隠している。
そのカレルに自分から歩みよるウッソ。前を押さえている手をやさしく外し、
握ってやる)
カレル「あ・・・ウ・・・ウッソぉっ・・・」ウッソ「隠すことなんてないよ・・・。カレルの、すごく格好いいよ」
カレル「そ、そうかな・・・」
(頬を染めてうつむき加減のふたり。ウッソ、カレルのを軽くしごきはじめる)
カレル「んん・・・」
(やはりまだ少し恥ずかしいのか、それとも快感ゆえか、耳まで赤くなって
固く目をつむっているカレル。が、やがておずおずとウッソのをしごきはじめる)
ウッソ「ふう・・・うっ・・・」
(向かいあったまま、互いを刺激し続けるふたり)
ウッソ「ぼく、こうすると気持ちいいんだけど・・・カレルはどう?」
(ウッソ、カレルの乳首を軽く指でつまむ)
カレル「くあっ!」
ウッソ「そっか、カレルもここ、いいんだね・・・じゃあ、もっと気持ちよく
してあげるよっ・・・」
カレル「ひあっ!・・・ああ!・・・」(カレルの興奮しきって立っている乳首を舌でころがしはじめるウッソ。
身をよじって反応するカレル)
カレル「ウッソ、やっぱり・・・こんなこと・・・ダ・・・メ・・・」
(かつて感じたことのない興奮と刺激に戸惑っての言葉だろう、体は全く
拒否する様子のないカレル。ウッソ、そんな迷いを断ち切るかのように、
ひざまずいて再び咥えこむ)
カレル「はっ・・・!ううっ・・・うっ・・・!」
(さらに、両手でカレルの乳首をつまむ)
カレル「!!ウッソぉっ!!・・・だ、だめだっ!・・・あ・・・あ・・・うああっ!!」
(一気にのぼりつめ、ウッソの顔から腰を引くと同時にすごい勢いで噴出した
しぶきがウッソの口元から鼻や頬にかけて当たる)(カレル、息をはずませ大きく肩を上下させていたが、快感の波が引いていき、ハッとする)
カレル「あっ、ごめんウッソ!ぼくだけ勝手に・・・」
ウッソ「そんな、謝ることなんてないよ。カレル気持ち良かったんでしょ?だったらいいんだよ」
カレル「おまけにウッソの顔までよごしちゃって・・・どうしよう、ハンカチなんて持ってきてないし・・・そ、そうだ。ウッソ、動かないで」
(自分もしゃがみ、ウッソの両肩に手をかけるカレル。やにわにウッソの顔の汚れを舐めはじめる)
ウッソ「カ、カレル?!いいよ、よしなよ」
カレル「(ペロペロ)いいから動くな」カレル「・・・全部とれたよ。ごめん。ぼく、他に方法が思いつかなくて・・・イヤだった?」
(ううん、首を横に振り、何ともいえない微笑を浮かべるウッソ)
ウッソ「カレルったら・・・バカだな・・・」
カレル「さ、今度はウッソの番だよ」
(ウッソに横たわるよう促すカレル。いわれるままあお向けになるウッソにカレルが上体をもたげてくる。なんだか照れくさいからいいよ・・・と言おうとして止まるウッソ。目が合ったとき、カレルの顔がやけに真剣だったからだ)
カレル「ぼく、よくわかんないけど・・・ウッソがしてくれた通りにやるから・・・」
(ウッソの両の乳首をつまむカレル)
ウッソ「(ビクッ!)あんっ!」
(カレルの指の動きに敏感に反応するウッソ。カレルも次第に息が荒くなってくる。自分の指先によってウッソが乱れる様子を、目をまん丸くして凝視している)
カレル「ウッソ・・・き、気持ちいいんだね・・・?」(すっかり興奮し目がギラギラしてきたカレル。舌先でウッソの乳首をころがす)
ウッソ「はうっ!」
(そのまま舌を動かしていき、へそ、下腹部、さらにその下へといくところで止まる。)
カレル「(ゴクッ・・・)」
(つばを飲み込んでから、そろそろと舌を近づける)
ウッソ「んっ!」
(舌先が触れた瞬間ウッソがビクッと反応すると、続けて裏側やくびれの部分に沿って舌を這わせていく)
ウッソ「ああっ!・・・すごい・・・気持ちいいよおっ・・・!」
(ウッソの様子に刺激されてカレルもどんどん熱っぽくなってくる。唾液でどろどろのウッソのそれを咥えこんだばかりか、首を振って攻めたてている)
(一心不乱にしゃぶっていたカレル。ふと気づくと、ウッソの顔が上気し、昇りつめていく気配)
カレル「ウッソ、出そうなのかい?いいよ、出しても・・・」
ウッソ「カレル、出ちゃう・・・もう出ちゃうよ・・・だめだよ、口を離して!」
(カレル、無視して首を上下し続ける)
ウッソ「だめだよカレル!離れて!・・・だめ!あっ!・・・ああーっ!!」(ウッソのしぶきを口を離さず喉をならして飲みほしてから、やっと離れるカレル。ウッソの隣にあお向けになり、大きく一息)
ウッソ「ハァ、ハァ・・・。ありがと、カレル。でも、なにも飲んじゃうことなかったのに・・・」
カレル「(照れくさそうに)だってさ・・・あのまま出しちゃったら、またウッソの体汚れちゃ うだろ・・・だからさ・・・(頭をかく)」
(ウッソ、顔を赤らめてうつむくが、なんとなく嬉しそう)
ウッソ「カレル・・・。(顔をあげる。ウッソも照れくさそうな表情)それにしても、アレ って・・・。どんな味なの・・・?」
カレル「あじぃ?・・・それは・・・(いたずらっぽく微笑んで)へーんな味!」
ウッソ「プッ!・・・フフフッ・・・」
カレル「ハハハハッ!」
(しばし楽しそうに笑いあう二人。ふと我にかえった様子のウッソ)
ウッソ「いけない、そろそろもどろうよ。明日も早いからね。別々に帰ったほうがいいと 思う。じゃ、お先に」
(言いながら服を着はじめ、あっという間に姿を消すウッソ。カレル、あっけにとられていたが、ふたたびあお向けになって大きく伸びをする)
カレルはこれまでになくウッソを身近に感じている自分に気付いた。胸の中を満たす暖い気持ち。それを何と呼ぶかまではわからないが。
そういえばウッソを攻めるのに夢中になっていたとき、かすかにウッソが・・・やっぱり・・・あれは幻聴かただの聞き間違いだ・・・。
なぜかウッソが名前をつぶやいた気がしたのだ。
”オデロ・・・”と。ある日の戦闘中、ウッソの判断ミスが原因で味方が危機にさらされるという事態が起こった。結果としてその場は切り抜けたものの、帰還後ウッソはゴメス達から厳しい叱責を受ける。ウッソは呆然とした様子で”すみません・・・”と繰り返すばかりであった。
(ベッドルームにて。ベッドの縁に腰掛けて物思いに沈むウッソ。そこへトマーシュがやって来る)
トマーシュ「明かりもつけないで・・・。で、話したいことってなんだい?ウッソ」
ウッソ「トマーシュさん、ぼく・・・V2から降ります」
トマーシュ「そんな・・・急に何を・・・。」
ウッソ「ぼく、もう自信ないんです・・・。」
トマーシュ「(ウッソの隣に腰掛けて)気持ちはわかるよ・・・。でも今日のことは気にするな。誰だっていつでも正しい判断ができるわけじゃないんだからね。ゴメスさん達は立場上ああいういい方をしたけど、誰もウッソが悪いなんて思ってないさ。」
ウッソ「でも、ぼく・・・。やっぱり次からV2にはトマーシュさんが・・・」
トマーシュ「(ウッソをさえぎって)それにさ、ウッソの代わりなんてぼくを含めて誰もつとまらないよ。ウッソ、自信持てよ」
ウッソ「ぼくは・・・ぼくは・・・」
(両手で顔を覆うウッソ。そんなウッソをじっと見つめていたトマーシュだが、ウッソの両肩に手をかけ懐に引き寄せて抱きかかえる)
ウッソ「あ・・・トマーシュさん?」
トマーシュ「以前はカレルも戦争に怯えてね・・・。そんな時はよくこうしてやったもんだよ。キミ達と出会うもっと前のことだけどね」
ウッソ「トマーシュさん・・・」
トマーシュ「今なら当分ここへは誰も来ない。落ち着くまでこうしててあげるよ」
(しゃくりあげ始めたウッソの頭を優しくなでてやるトマーシュ)
トマーシュ「(ウッソの呼吸が静かになったのを確認して)落ち着いたかい?さて、そろそろみんなの所へ顔だそうか?」
(トマーシュ、たちあがるが、その手をウッソが掴んでいる)
トマーシュ「ウッソ?」
ウッソ「もう少し・・・もう少しだけそばにいて・・・」(トマーシュ、少し戸惑ったものの次第に優しげな表情に。改めてウッソの隣に座り直し、その肩を抱くトマーシュ。泣きじゃくっていたためか、かすかな震えが伝わってくる)
トマーシュ「ああ、いいよ・・・。いつもの元気なウッソになるまでつきあうよ」
(頬に涙の後が残るウッソの横顔。ふっとウッソがこちらに顔を向けた。真っ赤に泣きはらした両の瞳。しかしその目の光が、かつてないほど弱々しくなっていることがトマーシュにはわかった)
トマーシュ「ウッソ・・・」
(トマーシュ、かける言葉が見当たらない。と、突然ウッソがトマーシュの体に抱きつき、そのままベッドに倒れこむ。予期しない行動のために体が反応しなかったこともあるが、きゃしゃな体からは想像もつかない力強さにされるがままにベッドに横たえられてしまうトマーシュ)
トマーシュ「おっ、おい、ウッソ・・・」
(トマーシュ、驚きはしたものの自分の首に幼い子供のようにかじりついて離れようとしないウッソの様子に、あえて抵抗しない。上に乗られた格好のまま、よしよしと背中や頭をなでてやる)
(ウッソのしなやかな体はウサギに触ったように柔らかい。Tシャツの薄い布ごしにウッソの体温を意識してドキッとする)
(ウッソの唇が意識してか無意識か、自分の首筋に触れているのに気付くトマーシュ。重なりあった胸に感じる相手の鼓動が、お互いに速さを増していく。ほんの少し慌て気味に、しかし拒絶ではなく優しくウッソの腕をほどくトマーシュ)
ウッソ「・・・・・・」
(見上げたウッソの顔。いまにもまた泣き出しそうな顔つき。じっとその顔を見つめていたトマーシュだが、やがて決心したように口を開く)
トマーシュ「わかった・・・。ウッソの気の済むようにしたらいい。ぼくもウッソの望むようにしてやるから・・・」ウッソ「トマーシュさん・・・」
(正面切ってそう言われて逆に遠慮してしまったのか、視線を泳がせるウッソ。それを察してか、ウッソの頭を引き寄せてやるトマーシュ)
トマーシュ「サラサラしてるんだな、ウッソの髪って・・・」
(髪を静かに指ですき続けるトマーシュ。ウッソは次第にリラックスしてきたのか、体のかたさがとれてくる。見計らったかのように体勢を入れ替えるトマーシュ)
(トマーシュ、さきほどのウッソと同じように首筋やうなじに唇を這わせていく)
ウッソ「あ・・・・・・!」
(激しいものではないが体の深い部分から湧き上がるような、これまでにない快感。背筋がゾクゾクとし、ウッソの顔や体が紅潮してくる)
ウッソ「あふっ・・・うっ・・・」
(徐々に本気で感じてきたウッソ。トマーシュの方は愛撫を続けながらも、片手で器用にウッソのシーンズのボタンを外し、ずり下ろし始めている)
(ふと目を開けるウッソ。トマーシュの顔が正面にある)
ウッソ「トマーシュさん・・・?」(近づいてくるトマーシュの顔。その意味に気付いてさらに胸が高鳴っていくウッソ。そのまなざしはあくまで優しく、目をそらせない)
ウッソ「んっ・・・」
(ウッソの唇の内側を這うトマーシュの舌。続いて下唇。歯と歯の間から力が抜けていくのを見逃さず、隙間から差し入れるトマーシュ)
ウッソ「ん!・・・んんっ・・・」
(ウッソも自分から舌をからめだしている。Tシャツのみで裸の下半身はとっくに反応している。おそらく無意識にトマーシュの首に両腕をまわしていた。しばらく互いに舌をからめあってから、トマーシュが強く吸う)
ウッソ「んんーっ!」
(トマーシュ、ゆっくりと唇を離す。かすかに糸をひく唾液。トマーシュはいつのまにか着ていたブルゾンを脱いでいた)ウッソ「なんだか・・・熱いよ、体が・・・」
トマーシュ「なら全部脱いでしまえばいいよ・・・」
(母親が子供の衣服を脱がせるようにしてウッソのTシャツを頭までまくるトマーシュ)
ウッソ「(そのまま放っておかれたので自分で脱ぎだす)んぐっ・・・ん?」
(ウッソがもぞもぞとTシャツを脱ぎ終えると、視界に入ったのはすでに裸になったトマーシュだった。ウッソをうつ伏せにさせ、背後から抱きしめるトマーシュ。ピッタリと体をくっつける)
ウッソ(・・・・・・。あったかいなぁ・・・)
(心地良い暖かさに酔うウッソ。そのウッソの耳たぶを軽く噛むトマーシュ)
ウッソ「あ・・・!」
(ウッソの体がピクンと反応すると、耳たぶに沿って舌を動かしていき、耳の穴へと挿し入れる)
ウッソ「あ・・・ん・・・!!(なんなの・・・?へ、変な感覚・・・!)」(穴の中で激しくうごめく舌。やがて耳の後ろ、うなじへと場所を変えていく。ウッソの反応を一つひとつ確認しているようでもある)
ウッソ「や、やめて・・・変だよ、おかしく・・・なっちゃうよ・・・」
トマーシュ「本当にそうかな・・・?言ったろ?ぼくはウッソがして欲しいことしかしないよ・・・」
(二の腕の柔らかい筋肉を唇で弄ぶ。続いて毛ひとつ無い脇の下へ)
ウッソ「だめだよ・・・そんなとこ、汗臭いからっ・・・・恥ずかしいよ・・・あ・・・っ!」
(かすかに甘酸っぱい匂いのするその部分を、臆面もなくそこを舐めまわすトマーシュ。)
ウッソ「やっ・・・!ううんっ・・・!・・・ああー!!」
(制御不可能な感覚に、もはや自分がどんなに淫らな悦びの声をあげているかなど、まったく自覚のないウッソだった。ただ、それがくすぐったさなどではないことだけを、頭でなく体が理解した)(トマーシュの吐息、そして唇の感触が肩甲骨の間へと移る。それが背骨伝いに、しだいに下へと移動していくのを朦朧とした意識の中で感じるウッソ。腰のあたりでいったんストップ)
ウッソ「ん・・・!」
(そこから先がさらに敏感なのを見透かしてじらしているかのような動きに、ただ身をよじらせるしかないウッソ。やがてトマーシュの唇が丸いお尻の、割れ目の端にあるくぼみに触れる)
ウッソ「あっ・・・やっ!・・・」
(瞬間的にこれから何をされるか理解し、ウッソの上気していた顔がさらに赤さを増す)
ウッソ「だめだってば!・・・恥ずかしいんだから・・・や、めて、よ・・・!」
(かろうじて言葉では抗議するものの、それまでに増して巧みな攻めが肉体の抵抗を許さない。トマーシュの舌は有無を言わさず、二つの丘の間へと侵入していく)
ウッソ「やめてっ!・・・いやだ、汚いよおっ!」
トマーシュ「そんなことない・・・ウッソの体、すごくきれいだよ。汚くなんかあるもんか・・・」
ウッソ「んあっ!」
(トマーシュは かすかに若草に似た香りのする谷間を、丹念に舐めていく。そしてついに舌先が、ただ一人を除いて誰の目にも触れたことのない部分へと差しこまれる)
ウッソ「ひぁ・・・ああーんっ!」
それまでにも、自分で自分を慰める際に、ためらいつつもそこを弄んでしまうことがあるにはあったが、それとは比較にならないめくるめく快感にウッソは我を忘れて悶えるしかなかった)
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