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  • 2015⁄08⁄20(Thu)
  • 02:52

シゲサト5

話が噛み合わないのでカスミにいきさつを説明すると、
顔を真っ赤にして、なぜか俺に気を使っているのが嫌でも分かった。
訳もわからないままなんとなく気まずい雰囲気で別れ、次にあったときに俺がされたことの意味を説明され。

その後、これまで通りサトシは旅を続けるが…ある日。
「やあ、サトシじゃないか。」
「!…シゲル…。」
「元気にしてたか?」
「…。まあ。」
「?」
無愛想な顔でシゲルに軽く敵意ある目線を送った。
「どうしたの?サトシ。」
「や、ちょっと…。シゲル。後で話がある。」
「…。」
「何かあったのかしら?」
「さぁ…?」

こうしてポケモンセンターで偶然居合わせ、問いただそうと自分の借りた部屋に呼び出した。
「で、何の用?」
「カスミに話したんだ、お前が俺にしたこと…。」
「…。ふーん、そう…。で?」
「…で、じゃないだろ!俺が女だったらどうするつもりだったんだよ!!」
「…、君は男じゃないか。」
「え、そりゃそうだけど…。ってそういう問題じゃなく!」
「じゃあ僕が謝ればいいのか?」
「だからそうじゃなくて!えっと…。」
「…。」
「……。」
何を言いたかったのか分からなり黙りこむ。
そんなサトシを面倒そうな目で見ると、肩に手を置き壁に押さえつけた。
「!」
「…。」
「な、なんだよ…。元はといえばお前が説明不足だったんだろ!」
「…勘違いされちゃ困るけど、もし君が女の子でも結果は同じだ。」
「何がだよ?」
予想通りのサトシの反応にはあ、とため息をついた。
「…僕は何で君を騙したんだと思う?」
「そんなの知…」
答えを待つ気はなく、睨むサトシの口を塞いだ。
「ーっ!」
驚いてシゲルを突き飛ばし、ごしごしと唇を拭う。
「ひっどいなあ。」
「っ…んだよ、そっちこそおちょくってんのか!」
「…おちょくってなんかないさ。僕たちがやったこと、その子に言ったんだろ?じゃあいろいろと教えてもらったんじゃないのか?」
「…。まあ。あ、そうだ。お前、大人になるって意味違うのわかってただろ!!」
「…。んなこと今はどうでもいいよ。」
「どうでも良くない!そのせいで…」
「…。」
シゲルの不機嫌そうな顔を見てすこし威勢を失う。
「な、なんだよ…。まあいいや、確かにいろいろ聞いたけど、ぶっちゃけあんまりよくわかんなかった。」
「じゃあ。教えてくれ、セックスってどういう時にするものなんだ?」
「え。っ…と、好きなもの同士がお互い納得した上でやるべきだって。…言ってた。」
「…それだけ分かってれば十分。」
「?」
「僕は君が好きだ。」
「…」
「…君は、僕が嫌い?」
「………え?」
のびてきた腕に体を抱き寄せられ、そのまますっぽり腕の中に収められた。
「あ、あの…」
「…。」
「…っま、待て!」
硬直したサトシのズボンの中に手を滑らす。
すでに少し湿り気を含み、自身はわずかに勃ちあがりかけていた。
「…まだ何にもしてないのに。」
「キ、キスしただろ…。」
「へぇ、あんなので。」
「…。」
弁解したつもりが逆に墓穴を掘ってしまった気分になり、恨めしそうに至近距離にある顔を睨み付ける。
「…続けるよ。」
「、っ駄目だ!」
やめる気は更々ないが、阻止の声にとりあえずサトシの肩に顎をのせた。
「…お、落ち着けシゲル…。」
「落ち着いてるけど。」
「…、とりあえず手、どけろ…」
「…。」
そろりとシゲルの腕をつかみ慎重に離させようとする。
顔色を伺いつつ真剣に退かそうとする姿はひどく滑稽だった。
「…。ふふ、笑わすなよ。」
「!っぁ…」
自身を握る手がゆっくりと動き出す。
「…人の来ないこんなとこにピカチュウの一匹も連れずに呼びだしちゃって…。」
「っ…な…、人前で…こんな話できるかよ…!大体…またこんな…ぁ…」
「はいはい。分かった分かった。」
背中にあったもう片方の腕を腰に回して固定し、下半身の自由を奪った。
「やめ!…っ」
慌ててシゲルを剥がそうとするが、すで腕に力はない。
繰り返し上下に刺激され、快感を刷り込まれた体はじわじわと高揚してゆき、
少し強く擦られると情けないほど簡単に勃ちあがった。
「っ…ぅぁ…」
とろとろと溢れ出る液体を手に絡め、わざとらしく音をたて扱う。
「…っ…んっぁ」
「…夢中になっちゃ駄目だよサトシ。今からまた沢山言い訳考えないとね…。」
勃ちあがった自身を弄りながら耳元で囁いた。
「なっ…言い訳じゃなっ…ぁっ…」
より羞恥を感じさせる為、言葉の途中でわざと強く刺激した。
手の動きに従順に反応するサトシをクスクスと笑った。
「じゃあ何でそんなに感じてんの?」
「…ち、違…、俺は、お前に騙され…」
「…違わないさ。」
自身から手を離すと、手のひらを濡らす液体をサトシに見せつけるよう丁寧に舐めとっていった。
「…っ」
「、…も…帰れ……!」
「自分で呼びだしたくせに。」
「…っ!」
「なっ!」
サトシはシゲルの腕と壁の間からすり抜け、そのままドアへ向かい外へ出ようと走った。
「…、逃げるな!」
ドアノブに手を伸ばすが鍵がかかっており、なかなか開かない。
「あれ…開けよ…このっ!」
焦った頭では鍵を外すのに手間取ってしまった。
鍵をはずした瞬間、腕を下に引っ張られバランスを崩し倒れこむ。
何が起こったのか理解する前に上にシゲルがのし掛かった。
「…っ…。」
「…往生際が悪いね。そんなに僕が嫌いか?」
「いや、その…」
湿ったズボンに再び手を差し込む。
「…っ……うぁ」
少し萎えかけた自身を再びその気にさせようと刺激した。
逃げられないと悟ったのか、抵抗を止めギュッと目をつぶり快感に耐えた。
大人しくなったサトシの上着を捲り上げ、突起に甘く噛みつく。
固く主張するそれを強く吸い上げられて、集中していた意識が二分にされる。
屈辱と徐々に支配されていく快感に体が酔っていくのが分かった。
「ぁ…、あ…や…だ…」
「…まだ言ってる。」
勃ちあがった自身の先端を、つねるように指でつまんだ。
「ひっ…ぁっ!」
遠慮なくぐりぐりと弄られ、粘液にまみれた指とで卑猥な音を奏でた。
焦れったく付きまとう指から逃れようと、いやらしく腰を揺らすがあっさりと捕えられ、手で退けようとすると一方の手で両腕を束ね拘束された。
「はな、せ…、…」
「…。」
「う、いい…加減…おこるぞ…ぁ」
「…そう。」
「っ……」
拘束された両腕をふりおろし、手を払い除けた。
「…。」
シゲルは無言でポケットから塗り薬を取りだす。
身構えるサトシを強引に崩し、クリームを手に乗せて再び自身を激しく擦った。
「ちょっ…ぁっ、あっ…っ…!」
余すとこなく塗りたくり、二つの袋の間までたっぷりと薬を与えた。
一通り塗り終えると、更に錠剤を取りだしサトシの口に差し入れ、両腕を引っ張りベッドに押しつけた。
「いっ…!」
間もなくじん…と自身に覚えのある熱を感じる。
「……まさ、か…これって…」
「久々だろ?」
「、お前…!」
下腹部が猛烈にむず痒くなりそちらに意識がいく。
このままではまずいと察し、くるんと背を向け地面にうずくまった。
背中を向けられ、めくれた上着の中に手を入れ脊椎の溝をツーッと辿ってゆく。
「ぁ、っ…」
「…。こっち向いた方がいいんじゃないか?」
自らの形をなぞられ、ようやく自分が尻を突きだす体制になっていることに気づいた。
慌てて元の体制に戻り、尚もまるくなろうとするサトシの腹をくすぐるように撫でて反応させ、開いた胸、腰など全身を隈無く愛撫していった。
「っん…ぁ…」
全身の感度が高まっているのか、どこに触れても甘い声がひっきりなしに漏れる。
目に見える汗はすべて舐めとられ、その度不意を突かれたかよう反応した。
首筋に跡を残すと、薬品にまみれる自身にようやく手を伸ばす。
「…ぁ……」
限界の近いのか大きく脈打っており、悲惨とも言える状態。
そんな現状に、自身は遠慮なく揉みほぐされていった。
「…あ…ぁあ…っ!…っ!」
これまでにないほど乱暴に扱われるが、媚薬の効果か痛みはなくただ快楽を与えられ続けられる。

「これが好きなんだよ、ね。」
「…っっあ!!」
シゲルが鈴口をなぞると勢いよく射精した。
「っ!…はぁっ…」
絶頂を迎えると拘束された手が解放され、余力を振り絞りシゲルを押し退けた。
「は…どけ…」
「…イッたら僕は用無しか。」
「うるさ、いっ…」
はいはい、と潔くシゲルは退いていく。
大きく荒く息をするサトシをシゲルは不敵に見ていた。
「うっ…」
どけは言ったものの、じっとしていると気が狂いそうで、もぞもぞ寝返りをうつ。
シーツが自身と擦れると、たまらなく気持ちよい。
そのかすかな刺激を頼り、夢中で自身を擦り付け始める。
「…あぁ…あっ…」
腰の動きは次第に大きくなり、声を止めるのも忘れてしまう。
「…。何してんの?」
「っ!」

シゲルの声で我に帰る。
恐る恐る自身を覗くと、その下にあるシーツを部分的に濡らしてしまっているのがはっきり確認できた。
「(…何やってんだ…、俺…)」
情けなさと恥ずかしさで顔を伏せる。
俯き何もしなくなったまま、ヒクヒクと体の疼きに耐えた。
「…っ…」
「サトシ…。」
「…、…。」
「…おいでよ。」
「……ぅ。」
顔をあげると、自分で来いと手招きで誘われた。
体をひこずって這い、シゲルにもたれ掛かった。
「うっ…」
もたれ掛かったサトシを自らの胸まで引っ張り、強く抱き締めた。
「っ。…苦しいよ…。離せ…」
「…。」
サトシの荒い息がある程度整うと、今度は仰向けに寝かせ顔の横に手をつく。
「さ、どうしよっか…。」
「…。」
サトシは虚ろな目でシゲルを見上げる。
そのまま顔を近づけ、深く口付けた。
「…、」
が、突如サトシは下半身に妙な違和感を感じる。
「ん…、ん…!?」
何が起きているのかわからず下を見ようとすると、こちらに集中しろとばかり顎をあげられ口内を貪られてしまう。
ようやく解放され、下を見ると自身に小さな玩具が取り付けられていた。
「な…、なんだこれ…。」
気をとられているサトシの両手を前でさり気無く束ね、カチャリと手錠をかけて頭上に持っていく。
状況を飲み込めないサトシにもう一度キスを与え、何事もなかったように行為を再開する。
「これ…、っおい…」
先ほどの媚薬を大量に指に乗せ、サトシの背中に手を差し込み少し腰をあげさせる。
手を下降させ、媚薬の乗っていない指で後孔の溝をじわじわなぞってゆく。
「っ…はっ…なし…、聞け…」
後孔がピクンと疼くと、試すよう入り口付近に弧を描く。
いつ指が入ってくるのか分からず全身を強張らせるサトシ。
サトシが震え出したのを確認し、媚薬の乗った指をつぷりと後孔に沈めた。
「ひあっ!」
クリームがやけに冷たくて、体がのけぞる。
それも初めだけで、塗りつけられた媚薬はすぐに中で溶けて浸透してゆく。
間も無く後孔は熱を持ち出し、その中をねっとりと薬を塗って回る指が時折良点を刺激していった。
中々思うよう刺激されず、無意識に腰が揺れる。
「、ぁあっ……」
「…まだあんまり動くなよ。」
「う、ん…」
念入りに塗り終えると、指は良点のみを刺激する動きに切り替わった。「あ、…あ…ぁっ…」
良点を弄られ体が大きく跳ね上がるが、シゲルに根本を掴まれた。
「…っ…、手っ…邪魔……」
「この調子じゃあな…。」
「…?」
「…。サトシ君すぐイッちゃうから…。」
呆れたようにいい放ち、勃ち上がった自身をピンとはじいた。
「、つっ!…お前が…変なの…塗ったん…だろっ…」
向かって反論しようと手錠のかかった手でなんとか自らの上体を起こそうとする。
だが座ることはままならず、後ろへ倒れかかったところをシゲルに支えられた。
「…ん……」
「…まあいいか。」
半端に起き上がったサトシの上体をゆっくり倒し、ポケットからさっきとは別の太い玩具を取りだした。
見るからに怪しいものが視界に入り、サトシはそれを目で追っていく。
少し警戒するサトシを抱き締める振りをして、玩具を手に腕を後ろに回した。
「…?」
腕に力を込め、サトシの後孔にくっと挿入させていく。
「…っ!いっ!!?」

先が入るが、後孔はまだ完全に解されてるとはいえず激痛が走った。
振動する玩具を容赦無くねじ込まれ、痛々しく血が落ちてゆく。
痛みに暴れようとするサトシを無理に抱き締め動きを封じた。
「いっ!い、たいっ!!」
「…。」
「っ!何…入れっ…!ぐっ!!」
「…ッ」
腕の中でがむしゃらに暴れまわり、シゲルの首に引っ掻き傷をついた。
「こら。暴れるな。」
「っ、早く、と、れ……!」
苦しむサトシに反し玩具は着実に挿入されてゆき、会話が終わる頃にはほぼ収まりきる。
身動きがとれず悔しそうなサトシを鼻で笑った。

「折角だし、空にしてやるよ。」
「っ、…馬鹿…や…ろ……」
奥まで深く突いてはギリギリまで引き抜き、それを何度も繰り返していく。
高く上がる悲鳴は次第に甘い声に変わっていった。
簡単に抜き差しができるようになると、外れてしまわないよう玩具をグッと奥まで押し込んだ。
「んあっあ…ああ…」
下腹部がピクピクと反応する。
「はは、気に入った?」
「…、」
サトシの自身に取り付けられた玩具のスイッチを入れた。
いきなり動き出した玩具の振動に情けなく達してしまう。
「っぁ、ああっ…、あ……」
ひたすら機械に前後を犯され、体ばかりが反応する。
大粒の涙で視界が霞んでいった。
「…、シゲ、っ…るっ…」
「…駄目だ。まだ出せるだろ?」
優しい声で囁かれると、何か勘違いをしてしまいそうになる。
ボヤけた視界でシゲルが微笑んで見えた。
さらにクリームを手にとり自身に塗りつけ、手に余らせた分を胸の突起に溶かす。
すでにぷっくりと主張している突起を弾き、指の腹とで擦り合わせコロコロといたぶっていく。
性感帯を媚薬漬けにされ、何がなんだか分からなかった。
「、はっ…あ…ぁ…」
「…。」
「ぅあ…あっ、もっ…、無理っ!!」
叫ぶように声を出し、最後に余ったわずかな精を出しきった。
「…。可愛かったぜ、サトシ。」
意識が飛びそうになった瞬間、玩具がようやく抜き取られる。
一斉に刺激が止みむとずれた焦点が正しく定まってくる。
身体中が溢れ出てた精で汚れていた。
「っ…は…」
「…。」
「、、やめ、るの…か…?」
「…さあ?」
「…。」
すこしの間の後、平然とサトシの頬に手を添えた。
「…どうすればいいか…わかるよな?」
こく、と頷いて添えられた手に一度頬擦りをし、震える手足で自ら四つん這いになった。
「っ!」
間も無く後孔に、ズブリと圧迫感を感じた。
玩具に掻き乱された後孔は水音をたててシゲルを飲み込んでゆく。
「いっ…!っ…あっ!」
ギリギリで体を支えていたサトシの両腕が崩れ落ちる。
一度入りった後、律動を続けつつ再び胸の突起と自身を擦りあげた。
「ひっ…っあっ!」
「っ…。」
熟れた後孔はすんなりピストン運動を許し、内部を擦り続けさせた。
後孔にまだすこし残った薬が、シゲルの自身をも敏感にさせていく。
「(っまずいな…)」
「シゲ、ル…シ、ゲ…ぁっ」
「…っ、どうかした…?」
耳元に近づき、掠れた声で囁く。
びくつくサトシを逃げられないようガッチリ抱き締め、耳に熱い息を吹き掛けた。
「っ!」
瞬間、ピクンと体が跳ねシゲルの自身を強く締め付けた。
「くっ…」
それにより限界を感じ、大きく突き上げた。
「っぁあああああ!」
ドク、と内部に大きな脈を感じ、同時に体内に熱いものが放たれたのがわかると、そのまま深い眠りについた。
「サートーシー!ご飯食べないのー?」
「ん~…食べる…」
「なら、もう起きてよ!」
起きようとしないサトシのふとんがめくられた。
「んだよー…」
「もー!いつまで寝てるの?お昼になっちゃうわよ。」
「ん…って、昼?」
ガバッと起き上がり時計を見ると9時を示している。
どうやら朝らしい。
「うん。おっはよー!」
慌ててヒカリに接近した。
「な、何?」
「…シゲルは!?」
「え?えーと、川柳の人?朝早くに出てったみたいよ。」
「…。」
「あ、サトシによろしくって。」
「…。そっか。」
「どうかしたの?」
「…いや、腹減った!なあ、飯食いにいこうぜ!」
「うん!」

こうしていつもの朝を迎えたのであった。




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