2ntブログ
  • 2013⁄03⁄19(Tue)
  • 23:42

南米


それが悲劇の始まりだとは思わなかったのである。

「ボア タルジ」
軽くノックをして部屋に入った翼の見たものは、びりびりに引き裂かれた上、ぐちゃぐちゃに汚された自分のユニフォームだった。翼ひとりにチーム全員が抜かれるという屈辱的な試合展開に、翼の分身であるユニフォームを引き裂いて、精液をかけた。それでも怒りがおさまらないところに、当の本人が顔を出したのだ。
「何するんだ、やめろ!」
選手の顔とも言えるユニフォームを汚されて、翼はつかつかと中に歩み寄った。その翼の腕が、掴まれた。
「ツバサ、良いところに来たな」
「ちょうど練習が終わったところだ。試合開始といくか」
「何を言って…」
状況が掴めずに、逃れようとした翼の腹に拳骨が食らわされる。しかし、鍛え上げられた鉄の腹筋は、それをものともしない。低いうめき声を漏らしたものの、まだ抵抗しようとする翼の眼光に、今度は鋭い蹴りが加えられた。
「うぐっ」
サッカー選手のキックである。脳まで達するような振動を受けて、翼は呻いた。だが、サッカー選手の宝である足を人を傷つけるのに使うことを許すことは出来なかった。
「やめろっ」
いっそう険しくなった眼光に、翼よりも大柄な選手達は一瞬ひるみ、そして更に反発した。
「うるさい、やっちまえ」
ただでさえ、アウェーであることに、翼はまだ気付いていなかった。家族のもとを離れて、ブラジルに留学しているとはいえ、まだ16歳。自分の才能が、明るさが、人を追い詰めることを知らずにいた。
「何するんだ、やめろよ」
押さえつけられた身体を、無数の手が這い回る。交換したユニフォームだけは、このチームのものだけあって誰も手を付けはしないが、髪を引っ張られ、このチームのメンバーに比べて目立って白い肌を、黒い手で撫でられる。
「離せ!」
「うるさい!」
大声を出した翼に、すばやく反応した一人が狙ったのは翼の男の急所だった。玉が潰れたのではないかという激痛に、翼は声すら上げることは出来ずに、身体をぴくぴくと震わせた。サポーターで衝撃が緩和されたこともあって、かろうじて意識はあるものの、全身にまで痛みの余韻が残って動くこともできず、開いた口からはよだれが垂れていく。
「へへ、ざまあねえな」
動かなくなった翼は、全日本のキャプテンではなく、獣の前に据えられた餌に過ぎなかった。ユニフォームをめくり上げられ、すべすべの肌を、ごつごつとした手が埋め尽くす。試合の後で、まだ洗っていない汗を舐められる。試合中は彼らをよせつけもしなかった黄金の足を揉まれて、翼は意識を失うことの出来ない自分の丈夫さを恨んだ。開く限り足を開かされた姿勢で座らされ、自分の身体を毛むくじゃらの腕が這い回るのを見せられるのは、恐怖以外の何者でもなかった。
「う、ううっ」
駄々っ子のように身をよじろうとする翼。だが、そんなことが許されるはずもない。身動きひとつとれない屈辱に身悶えする中、翼のゲームパンツが脱がされる。大股開きの姿勢で、サポーターの上から、中心部分をぐりぐりと押されて、翼は恥ずかしくなる。
「へへっ、良い反応だな、ツバサ」
悔しさと恥ずかしさで目を開けていられない翼であったが、若い身体は別だった。未知の刺激に、翼の肉体は反応し、興奮する。翼のサポーターはそのまま脱がされ、勃起したペニスが一同の前に晒される。日本の高校生としても未熟なペニスは、発育の良い南米選手の嘲弄に耐えて、屹立していた。
「何だ、日本人ってのはお粗末なもんなんだな」
「そう言うなよ。世界一のツバサのストリップだぜ、よく見ろよ」
滑らかな、腹の筋肉を見せ付けるように、手が這う。発達して弾力のある尻肉に、割り開く手がくいこみ、何人かがごくり、と息を飲んだ。
「よし、もっと広げろよ」
柔軟性に富んだ翼の足は更に開かれた。筋肉の張った太腿の内側は陽に焼けることがない分、真っ白で、いっせいに視線が注がれる。膝を立てられた体勢で、意識の空ろな翼は、頭の上を飛び交う歓声の意味を知らない。小柄ながら、完成しつつある肉体に比べ、未だ成熟し切らないペニスとうすピンクの可憐なアナルが、相手の性欲を駆り立てているとは知らない。十数人の異国人に体の隅々まで値踏みされているとは知らない。

「これなら使えそうだな」
「ああ、もうこっちはパンパンだ」
ヒューヒューと歓声の響く中、翼は自分の下肢に奇妙な感覚を味わった。腕を押さえつけられ、胸や腹を撫でられながら、尻を高く持ち上げられる。自分でも触れたことのないような部分に、ひやり、とした感触があったかと思うと、次の瞬間、苦しさと共に、痛みが走る。
「あっあっ」
力のない声を翼が漏らす間にも、敵選手の太い指は翼の肛門をえぐっていた。軟膏を塗りこまれてはいても、未知の刺激に、翼の全身はがくがく揺れる。いくら鍛え上げた頑丈な肉体とはいえ、鍛えられない粘膜部分をぐりぐりとかき回され、翼の意識が朦朧としてくる。
「うっがっ」
「何だ、ツバサ、こんなくらいで音を上げてたら、もたないぞ」
ぐちゃぐちゃといやらしく捏ね上げられ、翼の息が上がる。恥ずかしい。悔しい。痛い。辛い。気持ち悪い。さまざまな感情が渦巻いて、何も分からない翼の中を、乱暴な指がかき回し、更に理性を奪っていく。
「いや、こんなんでもツバサは感じているらしいぞ」
「さすが、日本はヘンタイの国だな」
あざけり声すらまともに聞こえなかった。何故このような理不尽な目に遭わされているのかも遠く消えて、翼の身体は強すぎる刺激に翻弄された。
「じゃあ、キックオフといくか」
翼の手足は完全に押さえ込まれた。十数人の選手の力によって、翼は床に張り付けられ、自由を奪われた。そして、その身動きできない身体に、更に暴力が加えられる。
「あぐぐぐううああああ」
声にならない叫びが放たれる。小さいアナルに凶暴な肉棒を押し込まれて、内側から破壊される。痛みを逃がすことさえできずに、翼の目からは涙が噴出した。まるで女のように、いや、それ以下の獣さながらに犯されている自分を、翼はようやく認識した。
「やめろおお」
それは翼の最後の抵抗だった。ぐいぐいと腰を打ち付けられ、巨根で刺されるたびに、翼の意識は薄れていく。あれほど痛かった睾丸の痛みすらかき消す程、身体を内側から裂かれ、割られる。貫かれたペニスの巨大さで、翼の腹は膨れ上がり、変形している。それをなお揺らされ、食い込まされているのだからたまらない。翼はこのまま殺されるのではないか、と恐怖すら覚えていた。
「ほら、まだまだだ」
「いやあああ」
男が腰を打ち付けるたびに、翼が泣き喚く。指ですらきつかったアナルはいっぱいに広げられ、男のペニスを必死で飲み込んでいた。
「あううう」
小さい肉体は抽送の度に大きく揺すられ、波打つ。試合の時には大きく見えた身体は、今や快楽をもたらす穴、でしかなかった。限界を超えた奥の方まで貫かれて、翼は苦しげに息を吐く。それなのに、痛いほどに膨れた翼自身のペニスは今にも爆発しそうだ。そのペニスを指で擦られ、しごかれながら、翼は暴力に耐えていた。
「こいつはすごいぞ」
翼を乱暴に犯している選手が言った。他の選手もその頃には、翼の全身に自分の巨根を押し付け、こすっていた。黒いペニスが胸や腹、脇、太腿や頬に至るまで蹂躙している様はグロテスクで、お互いがお互いの振る舞いに興奮しながら、陵辱はエスカレートしていく。

「おい、くわえろ」
興奮して待っていられなくなった一人が、翼の髪を掴んだ。ぐしゃっと引っ張られ、すでに泣き顔の翼であったが、頭上に巨大な男根を突きつけられて、動けなくなる。
「おい」
頬を張られて、翼の口の中を鉄の味が伝う。反抗的な目を向けただけで、容赦なく殴られる、奴隷さながらの翼はいやいやながらも口を開けざるを得なかった。それでも、またがるようにして頬張らされたものの大きさ、臭さに翼は胃に逆流を感じる。
「もっと、舌を使え」
「んぐう、んん、うっ」
ぎこちない、翼であったが、試合で負けた相手を屈服させていることに、興奮した男達には十分だった。軽い、まだ子供のような肉体を弄ぶように犯すことに満足を覚えていた。
「じゃあ、出してやるぞ」
他の選手の体液にまみれ、既に白い人形と化していた翼の体奥を犯していた男が言う。床に転がされたままの翼は状況も分からず、口での奉仕を続けていたものの、強く貫かれて、苦悶の声をもらした。
「んんっ!」
男が引き抜くと、広げられていた翼のアナルはぽっかりと口を開けていた。中から白い液体が滴り落ちるさまに、他の者達が見入る。翼は征服されたのだ。
「ほら、見ろよ」
翼の上半身が起こされて、翼は血に染まった下半身を見た。しまりのなくなった肛門から、血と精液の混じった液体を排出しながら、翼はぼろぼろ涙を零した。試合に勝った嬉しさなど、もう既に霧消していた。それよりも、理不尽な暴力に対する嫌悪感に吐きそうになって、翼は泣いた。

「じゃあ、次は俺だ」
「その次は俺だ。立てなくなるまで、可愛がってやるぜ」

「あ…ぐうう…ぁううううっ」
体格差以上の巨根が次々と翼を掘り返す。既に広がっている穴とはいえ、粘膜をほじられて、平静でいられる翼ではなかった。屈辱と快楽に悶える翼の顔も無事ではない。何度か顔に放たれた白濁液で、翼の顔は汚されていた。その精液にまみれた顔で、翼は巨大な肉棒を何本もくわえさせられた。試合後で汗臭いペニスを丁寧に舐め、清めた上で、濃いどろどろした精液を飲まされる。一旦口に入れた状態を見せた上で、飲み込まされるのだが、簡単に喉を通らない濃厚液はその後も独特の渇きを喉にもたらす。
「もう…やめて…」
後ろ向きに突かれながら、翼は嘆願した。翼のアナルはひどく腫れ上がり、すっかりめくれていた。醜く変貌していく肛門すら、翼を汚し、貶める意志の前では、勝利の証でしかない。
「何を言いやがる。まだ二周目だろ」
「いっ、ひいっ」
後ろからがしがし、と強引に攻められ、翼の小柄な体が揺れた。頭から精液を浴びたように汚れ、何度か殴られた頬は腫れ上がっている。殴られ、蹴られた腹には痣ができている。それでも、体内を犯されるよりはずっとましだった。翼の腹の中まで届く長さ、翼の腕ほどの太さの巨根が絶えず翼の体内におさめられていた。緩んでしまった肛門は、犯される度に精液を垂れ流している。それでも、挿入される肉棒の大きさに、翼の苦痛が緩和されることはない。更に、飲まされ続けた男液で腹は膨れ上がっていた。口と肛門を犯してもまだ足りないのか、鼻や耳にまで精液を流し込まれ、目も開けられない。それでも何本も肉棒を握らされ、しごかされる。何十人分もの精液を全身に浴びせられ、翼は汚濁にまみれていた。鍛えられた腹も、厚い胸も、逞しい肩も、黄金の足さえも男の欲望に汚されている。
「いいザマだな、ツバサ」
「淫売でもこんなに汚くはねえぞ」
犯される度に、翼の気力は失われていた。目からは光が失われ、顔には生気が感じられない。それでも、意識を失うことすらできずに、翼は耐えることしか出来なかった。

「ほら、もっと腰を使え」
「い、いぎぃいい」
もう何度犯されたのか分からない。それでも、男達の性欲には限界がないのか、次々に翼を姦していく。逆立ちに犯されたり、立った状態で突き入れられたり、で翼の手足にはもう力が入らない。ぐったりしたままの体を肉人形のように抱いて、下から突き上げる男に、翼はまた泣き声を上げる。持ち上げられ、下ろされる度に、自分の体重で貫かれるのはまるで拷問に等しかった。翼に声を上げさせるのを楽しむかのように、責めはどんどん過酷さを増す。
「なあ、ツバサ。お前が悪いんだぜ。サッカーってのはお前の考えるようなものじゃない」
この国では、サッカーは貧困を抜け出す手段である。民衆の苦痛を和らげる夢である。だが、国の強さを測る目安でもあり、政争の具でもある。
「お前が悪いんだぞ」
もう呻くしかできなくなったツバサはその独り言を聞いた様子もなく、自分の倍ほどある男の上で揺らされていた。
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