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  • 2010⁄07⁄19(Mon)
  • 23:00

ネルフの銭湯2

「・・・・・・・・・じゃあ、もうソコはいじらないよ」
「・・・本当・・・ですか?」
「ああ、約束する」

シンジの必死の態度に根負けした加持は肛門への愛撫を行わない約束をした。
その言葉を聞き、シンジはホッとしたのか、全身をこわばらせていた力を抜き、
握り締めていたシーツから手を緩めた。
加持がそっと近づく。

「・・・・・・・・逃げるなよ。・・・・・・・・・逃げるな・・・・・・・・そうだ、良い子だ」

加持は小さな声でシンジにささやきながら近づき、
シンジに逃げる気が無いことが分かると、一気にシンジを抱きしめる。
シンジは微動だにせず、たくましくも暖かい加持の胸の中におとなしく収まった。
それを確信して加持は息をつく。
しかし、これからどうする?
シンジは抵抗しない。だが、今夜一つになることは不可能だろう。

さっきの言葉を撤回して、肛門を無理やり・・・という手もあるが、それだと信頼関係は粉々に砕け散る。
シンジを騙し、自分の信頼を失ってまですることではない。
・・・そこまで加持は自分の欲望のみに忠実な悪役に徹しきれないのだ。
加持は賭けに出ることにした。
シンジを抱きしめている右腕をゆっくりと下へと降ろしていく。
そのままシーツの中へ進入させ、シンジの下半身の中心を探す。
シンジは体をビクビクと弱く痙攣させるが、完全には抵抗はしない。
これはさっきまで加持にされていたことだから・・・。抵抗力がついている。
加持はシンジの中心を探り当てると、先ほどと同じように右手で包み込み、上下運動を始めた。
すぐに反応して硬くなるソレ。息は弾み、頬は上気して赤く染まっていく。

「ああ・・・・・はあああん・・・・・・」

良い声も出てきた。
・・・・・・・・それは、加持の予想したとおりだった。
シンジが抵抗するのは自分でも開発されていない肛門のみ。
自分でも刺激を与えているペニスは気持ちよさを知っている。
恥ずかしさはあるだろうが、好意をもっている加持に弄ばれても受け入れられるのだ。

今度はお預けなどという事はさせない。
シンジには一気に頂点へと上りつめてもらう予定だ。
加持はシンジの反応を見ながら、手を休めることはしなかった。

「あああつ!加持さん、駄目です!もうでますっ・・・・!」
「いいよ、出して・・・・・」
「あああああああ!もうでるううううう!」

絶叫してシンジは果てた。
先っぽから青臭く、白濁した液体がほとばしる。
まだ、少年だからだろうか?その液体の粘度は加持のソレよりも薄く、大量だった。
加持は射精の瞬間に、シンジにティッシュを当てることもなく、出るがままにした。
そのせいで、シンジの精液がクリーム色のシーツをかなりの範囲で白くを汚してしまっていた。
プーンと香る青臭い匂いが二人の脳みそを突く。
決して良い匂いではないが、その香りは現実の出来事だということをシンジに突きつけていた。

「・・・・・・・あ、・・・・・・・すいません、シーツ・・・・・・・汚しちゃって・・・・・」

絶頂の快感から、自分の精液の匂いで現実に引き戻されたシンジは、
まず、最初に加持に謝った。
自分の部屋でもこんなに出るがままにぶちまけたことなど無い。
ミサトの家でアスカやレイやミサトを想像しながら事に及んでいる時は誰にも気づかれない必要がある。
勿論、精液はティッシュに受けたし、大量に出たティッシュのごみは
ビニール袋に入れて、夜中に台所にある生ごみの袋にこっそりと紛れ込ませていた。
これで、アスカがごみ捨て当番の時でも気がつかれないはず・・・。と思っていた。
だがある日、アスカと喧嘩した際に、そんな小細工などバレバレだったことを知る。

「しってんのよぉ・・・、あんたが私をおかずにして抜いてること!」

もう今はEoEの後なのに・・・・・・、皆が生命の海から帰ってきて今までと変わらない、新たな生活を始めたのに・・・
シンジはあの時のことを思い出してしまう。そして、

「オナニーの何が悪いって言うんだよ!」
「別に悪く無いわよねぇ?シンちゃんだってお年頃だしぃ・・・・・うふふ」
「ミサトさん・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・何時からいたのよ?ミサト・・・・・・・」

ミサトにも自分のマスターベイションがばれてしまったことを・・・。
トラウマになっているのだろう。射精と共に思い出す苦い思い出。
女の子たちはあれ以来でも、平然と自分と挨拶を交わし何事もなかった様に生活を送っている。
自分だけが悩んでいる・・・・・そんな状況はシンジをますます暗い奴にしていた。

「ああ、いいよ別に・・・・・・・・・・。このシーツを体液で汚したのは君だけじゃないからな」
「なっ・・・・・!」

加持は申し訳なさそうに謝るシンジに思いもよらぬ言葉をかけた。
その言葉は、”このベッドを他の人とも使用した”ということをさしている。

(誰が汚したんだろう・・・・・・?ミサトさん?それとも他の男の子?)

シンジは加持と関係がありそうな人たちを当てはめていた。

(ミサトさん?リツコさん?マヤさん?・・・カヲル君・・・・・・アスカ・・・)

加持に対する嫉妬と、加持と愛し合った人に対する嫉妬がわき上がる。

シンジはまんまと加持の策略にはまってしまったようだ。
加持のたった一言がシンジの心をえぐっている。
思わず嫉妬心が顔に出たのを加持は見逃さなかった。

「妬いているのかい?シンジ君・・・」
「いえ、・・・・・・・妬いてなんかいません」
「そうか、残念だなあ・・・」

(加持さん、僕を試しているのか?本当は他の人を抱いたことなんてないのかな?)

ミサトと恋人だったのだからそんなことはありえないのだが、その可能性にすがりつきたくなる。

「妬いて欲しくてわざと言ったんですね?」
「さあ・・・な?」

駆け引きを楽しむように加持は余裕の笑みを浮かべる。
もう一息だ。・・・これでシンジは怒って帰るか、それとも、負けじと応じるか・・・。
加持の賭けは仕上げに来ていた。

「葛城は俺の知っている中では最高の女だよ」
「そうですか・・・」

加持の話にシンジはうんざりとした表情で答える。
だが、加持は話し続けた。

「葛城とは何回やったかな?・・・3桁は行ってる。もう体が馴染んでしまっている。
 それだけ俺と葛城は肌を合わせていた。だから、シンジ君の知らない葛城も俺は知っている。
 そう、例えば・・・胸の傷とかな。知らないだろ?シンジ君は」
「・・・・・・はい」

「セカンドインパクトの時に出来た傷だよ。あの傷の為に葛城は自分を嫌いだった。
 スタイルもいいし、顔だって可愛いほうだし、露出の高い服が制限されるだけだと俺は思っていたが、
 そうじゃないんだな。心の傷はもっと深いところにあった。・・・・まあ、それは最後まで分からなかったがね。
 初めて抱く時、葛城は泣いていたね。
 彼女自身も俺と一つになることを望んでいたにも関わらず、そこまでこぎつけるのに1年以上かかった。
 それまで葛城は肌に触れられるのは愚か、俺の前では絶対に服を脱がなかったね。
 初めて事に及ぶ時、葛城は条件を出してきた。
 ・・・一条の光も差し込まない暗闇の中で抱いて欲しいと。
 見えなければ傷がばれないと思っていたんだろうな。俺は勿論条件を飲んださ。
 雨の降って月明かりの差さない闇夜。学生でクーラーの無い部屋だったが
 街灯が入り込まないようにカーテンを閉めた。蒸し風呂同然の中で事に及んだよ」

加持はそこで一息ついてシンジの顔を見た。・・・・・完全に聞き入っている。
ここでもしも加持かミサト、どちらかに対して嫉妬している様子が見えたなら、シンジは口説き落とせただろう。
しかし、シンジはそんな様子は見せず、加持の話に聞き入ってしまっていた。
加持とミサト。シンジにとって身近な二人のsexの話。しかも初体験の話。
加持とミサト、どちらを思うでもなく、シンジは純粋に体験談を聞きたがっていた。
加持は仕方なく、話を続ける。

「俺は当時、傷のことなど知らなかったから、葛城は見かけによらず純粋で恥ずかしがりやなんだと思っていた。
 キスをして、シャツのボタンを丁寧にはずしていく・・・ブラ越し胸を揉んだ時に気が付いた。
 俺の指先にギザギザといびつに盛り上がる感触が走ったんだ。
 そして、俺は無神経にもそのまま傷を指でたどってしまった。中腹まで伸びていたな、かなり長かった。
 そんな俺の指の動きに葛城が気づかないはずが無い。すぐに俺の腕から抜け出て
 さっきのシンジ君みたいに体をシーツに包んで布団の片隅に丸まったよ。
 そして、泣くんだ。ごめんなさい、ごめんなさい。って謝りながらね・・・・・」

ココまで話して、加持はまた一息をつく。
こんなに話すはずではなかった。すぐにシンジを口説き落として、物にしようとしていたのに。
なぜ、こんな話を長々と話しているのか・・・・・。加持は自分のしていることに混乱した。
シンジは夢中で話を聞いている。まるで昔話のオチを期待している子供のように。

「・・・・・・・・もうやめるよ、シンジ君」
「なんでですか?もっと聞きたいです」
「話したくないんだ。・・・・思い出したくないんでね」
「そうですか・・・」

加持は再び自分を奮い立たせようと、気分を入れ替えることにしたが、・・・・無理だった。
ミサトとの事を思い出してしまったからだ。
シンジを口説くために自分から出してきたカードなのに、それによって自分が飲み込まれてしまうなんて、
なんとも情け無い話だ。加持は苦笑する。
シンジはそんな加持を見ながら、意図が見えないことに終始、頭に疑問を泳がせた。

「あの、加持さん・・・・・・その僕をここに呼んだのは、あの・・・・
 思い出話をするためですか?それとも・・・・・」
「思い出話か・・・・・するつもりはなかったんだが。そうなってしまったな」
「じゃあ、僕を呼んだのって・・・・・・つまり・・・」
「・・・・・・・・君とsexするためさ」

作戦は失敗だ。もうここで帰られても構わない。
加持はそう考えて、あっさりと自分の欲望を白状してしまう。
しかし、そのことを告白しても、シンジは帰るどころか、加持の隣に寄り添って来た。

「・・・・・・・・そうですか。良いですよ、加持さんとなら」

信じられない言葉が加持の耳を通り抜けた。
一体何がシンジをそうさせたのか?加持は理解に苦しんだ。

「何故だい?シンジ君・・・・・」

加持は素直に疑問を言葉に出した。

「そうですね・・・・加持さんが淋しそうだからですかね?」

シンジも素直に応じる。

「淋しそう・・・・・?」
「ええ、なんだか・・・・・淋しそうで、僕でよければ慰めてあげたいなあ・・・・なんて・・・」

加持は自分の半分位しか生きていない少年にそう指摘をされ、
それが自分でも気付かない程奥深いレベルで図星を付いていると分かった時、
恥ずかしくて顔が上気し、赤くなるのを感じた。
こんな少年に自分の何が分かるのか?子供が大人の何を読み取っているのか?
大人だからこそ失われてしまった子供の洞察能力には驚かされるものがある。
淋しいか・・・・。
加持はまた、ある女との一夜を思い出していた。

「何故だい?シンジ君・・・・・」

加持は素直に疑問を言葉に出した。

「そうですね・・・・加持さんが淋しそうだからですかね?」

シンジも素直に応じる。

「淋しそう・・・・・?」
「ええ、なんだか・・・・・淋しそうで、僕でよければ慰めてあげたいなあ・・・・なんて・・・」

加持は自分の半分位しか生きていない少年にそう指摘をされ、
それが自分でも気付かない程奥深いレベルで図星を付いていると分かった時、
恥ずかしくて顔が上気し、赤くなるのを感じた。
こんな少年に自分の何が分かるのか?子供が大人の何を読み取っているのか?
大人だからこそ失われてしまった子供の洞察能力には驚かされるものがある。
淋しいか・・・・。
加持はまた、ある女との一夜を思い出していた。

その場面をリツコとゲンドウに関わっていた皆は見てしまったのだ。
マヤも理解のある大人なら、多少そういった社会の汚さを受け止められることが出来ただろう。
しかし、彼女は潔癖なところがある。自分が汚い関係の二人に使われていたこと。
それが耐えられなかったのだ。みなの前でマヤはリツコを罵倒した。

「やめないか、マヤちゃん!・・・・もう終わったことだよ」
「放してください加持さん!この人は自分の愛人の為に私を良いように使って・・・・・!許せません!」
「・・・・・・・・・」

暴れるマヤを静止する加持と青葉。しかし、マヤは罵倒をやめない。
しかたなく、青葉がマヤを引きずりながらネルフの別室に連れて行き、一時隔離する事態にまでなった。

「・・・・・・・やはり、帰ってくるべきではなかった様ね・・・・」

連行されるマヤを眺めながらリツコは表情一つ変えずに加持につぶやいたのだった。
それからマヤは加持や青葉の説得に応じ、表向きではチームワークを重視することを納得してくれた。
そして、リツコの式の元、MAGIの本格的復興が始まった。

それから一年。LCLから帰還する人は日々増えている。
それなのに、リツコと加持の思い人はまだ帰還してこなかった。
加持はミサトを、リツコはゲンドウを、・・・・今も待ち続けている。
ある日、仕事が終わって加持はリツコに飲みに誘われた。
酔いが回ってくると共に、二人は互いの思い人について語り始めた。
自分はこの人を待っているんだ。
と別に知りわたっていることを、改めて互いに告白した。
そして、二人は同時にこの言葉を吐く。

「淋しいわね・・・・・」
「淋しいな・・・・・・・・」

心が?体が?
酔った二人にはもう分からなくなっていた。
飲み終わると二人は腕を組み、まるで恋人同士のようにホテルへと入った。

そのあとすることは勿論一つだ。
お互いに体を貪りあった。
長年友人として過ごしてきた二人の初めての情事は酒とタバコと汗の匂いがした。
淋しいから抱いた。
淋しいから抱かれた。
お互いにお互いのことなど見つめずに、心には思い人を抱いて・・・・・・・。

初めて体を重ねる時。
恋人同士だと相手に嫌われたくないという思いから、何かと気を使ったり、演技したりする。
しかし、加持とリツコは違っていた。
お互いが今夜だけの関係だと割り切っているため、自分の欲望に忠実に体を動かせた。
加持の一度目の射精が終わったあと、再び元気を取り戻した加持にリツコがねだる。

「ねえ、・・・・・ここ使ったことある?」
「ん?・・・・・・ノーコメント」
「教えてくれても良いじゃない?・・・・ミサトのは?」
「彼女の名誉の為にノーコメントだ」
「ふふ・・・あるのね」
「・・・・・・」
「ねえ、・・・・ここに入れて?・・・・・駄目?」
「指令とそんなところも使ってたのか?」
「ふふ・・・・・・ノーコメント」

普段からは想像できない程の甘い声をだし、リツコはねだった。
リツコのソコは使い込まれていたのか、細い指なら一本通るくらいぽっかりと口を開けていた。

加持だってソコは嫌いじゃない。性器とは違った魅力がある。
ねだるリツコの言われるがままに加持はリツコの肛門に舌を這わせた。

「あんっ・・・・・・くふぅ・・・・・・」

敏感な所を舐められてリツコは甘い吐息を吐いた。
加持の舐めるリズムに合わせて肛門は開いたり閉じたりを繰り返す。相当感度が良い様だ。
十分に湿ったところで、加持は自分の右手人差し指に唾液をつけて
口を開けておねだりしているソコにゆっくりと差し込んだ。
クプ クプププ

「ああー、いいわ・・・・・」

沈み込むように飲み込まれていく人差し指。あえぐリツコ。
リツコの直腸温を指に感じながら加持はゆっくりと中を探り始めた。
きゅっと締め付ける括約筋の壁を超えると抵抗はいきなりなくなり、そこは空洞になっていた。

「どこがいいの?リッちゃん」
「んっ・・・・ああっ!そこもいい!うんっ・・・・・・はああ・・・いい!そこ、もっとぉ・・・」

グチュグチュグチュ

「ああ~!」
「そうか、ここが感じるのかい?・・・ここは?」
「はあん!そこもいい!」
「全部いいの?そうとう開発されてるね、リッちゃん」
「違う。違うわ・・・・・・そんなことない・・・」
「でも、ほら、こんなになってる・・・。普通はこうはならないよね?」
「・・・・・・・」

加持はさっきまでリツコの中に入っていた指を引き出し、リツコに見せた。
腸液がまるで愛液のように指に絡み付いている。肛門もその腸液でべちょべちょになっていた。
リツコは加持の指がぬれてベタベタになっていることを確認すると恥ずかしさから目を伏せた。
しかし、加持はそんなリツコの頬にキスをして、言った。

「かわいいね・・・・今までこんなリッちゃんを見たことが無い。指令が独り占めか?・・・妬けるな」
「・・・・・・・・・・」

黙るリツコ。加持はその閉じた口を左手で開き、今までリツコの中に入っていた指を突っ込んだ。

「どう?自分の味は。見たところ汚いものはついてなさそうだけど・・・」
「うん・・・・・・・ふう・・・・・・」

リツコは抵抗せずに加持の指に舌を絡める。
これは相当慣れているようだ。
それを確認すると加持は安心してリツコの口に中指を追加した。
リツコは2本の指を丁寧に舐め上げる。
そして、唾液で十分にぬらされた2本の指を加持は再びリツコの肛門へと突き立てた。
クプクプ・・・・ぐちゅぐちゅ・・・・
ぬるりと肛門は2本の指を受け入れた。間髪を入れずに指を動かし始める。

「くうん!いい!・・・・・・・・あああ!最高よ」
「肛門性交が好きとは知らなかったよ。全く・・・・・いやらしいな」
「うんっ・・・・・はあ!・・・・・・幻滅した?」
「いや・・・・・・意外だっただけ」
「リョウちゃんは・・・・・嫌い?アナルでするの」
「まあ嫌いじゃないな」
「それは好きって言うのよ。ああっ!・・・・・ア・・・アナル・・・・なん・・・て・・・・・くうっ!
 好きじゃ・・・あああ・・・・なきゃ出来ない・・・いいっ!もの・・・」

「そうかい?付き合いですることもあるんじゃないの?」
「でも・・・・・何回もなんて・・・くうっ・・・しないもの・・・・・。してるんでしょ?何回もミサトと・・・あああ」
「・・・・・そう何回も葛城の名前を出すのはよしてくれ。君を抱いているのに」
「お互い様よっううう!・・・・・私のことなんて見てないでしょ?・・・」
「・・・・ふう・・・・まあそうだな。リッちゃんも指令しか考えていない」
「・・・・・・そういうことよ・・・・んあ!もう・・・いれて・・・」
「了解」

加持はリツコの懇願の通りに自分のペニスを肛門に近づけた。
リツコの肛門はぽっかりと口を開けて加持が中に入って来るのを待っている。
皺が伸びて艶やかできれいなソコに加持は硬く太くなったものをあてがい、推し進める。
グプ グプ 

「んっ!・・・・・・はああああああ」

加持のソレは指のようにすんなりとは入らない。
亀頭の大きな引っ掛かりがリツコの肛門を目一杯に押し広げて来る。
一気に進んだり、力を変な方向に入れていたら避けてしまう可能性もある。
加持は何回かに力を分散させて肛門を押し広げ、リツコは息を吐いて出来る限り力を抜いて耐えた。

グプ グププププププ・・・・・

「くうっ!・・・・・・はあはあ」

亀頭が括約筋の壁を通過してしまうと後は加持のペニスをリツコの肛門はスムーズに受け入れた。
肛門は性器とは違い、括約筋の部分だけが締め付けてくる。
そのつくりが単純な分、男性は快感を得やすいのだが、一方で攻め方が単調にならざるを得ない。
自分だけが気持ちよくて、リツコに十分な快感を与えられないこともありうるのだ。
もちろん、ミサトと経験がある加持はそのことを心得ていた。
とりあえず慣らすためにゆっくりと動かす。
腸液の潤滑剤が効いているとはいえ、すこし摩擦が感じられる。

「いたくない?」
「大丈夫よ・・・ガンガン突けばすべりも良くなるわ」
「本当?痛かったら言ってよ?」

ミサトとしたときはこんなじゃなかった。入れたは良いが、すべりが悪くて痛がられた。
ローションを使ってからそんなことは無くなったが、リツコは本当に痛くないのだろうか?
加持は不思議に思ったがリツコの言うとおりに腰を動かし始めた。

「んっあ・・うんっあ・・・・・・」

切ない声を上げるリツコ。
彼女の言ったとおり、突く度に腸液があふれ出し、摩擦がゆるむ。
切ない声は快感から発せられるものなのか、それともゲンドウを思っての哀愁からくるものなのか。
加持はリツコの表情が見たかったが、バックから繋がっているのでそれは叶わなかった。
すべりが良くなると腰の動きもしだいと大きく強くなっていく。

「くうっ!いい!・・・・・・・あああ、最高よ、リョウちゃん・・・」
「そいつは嬉しいね・・・・・っくはあ」

加持はリツコと自分の欲望に応じるままに腰を動かし続けた。
そして、2度目の射精は加持の思ったよりも早い時期にやってきた。
もう少しお互いに堪能したかったのだが、リツコの中が予想以上に気持ちよすぎた。
加持はリツコに対し、少し申し訳ない気持ちで、自分の白濁液を直腸にぶちまけた。

「あなた他人のことなんてどうでも良いもの。そのくせすぐ淋しがる・・・・・・・」

加持の背筋に冷たいものが走った。
今の声は自分の罪の意識からきた幻聴なのか?
それともLCLの海からミサトが話しかけたのか?
その声はリツコとホテルを出た後でも加持の心にいつまでも残っていた。

「違う、すぐに淋しがってなんていない。・・・1年半も俺は待ったんだ。
 充分すぎるほど俺は待ったんだぞ、葛城!」

時折、頭に響くミサトの声に加持はいつもそう言いわけをする。
だがその一度きりで、加持はリツコの誘いには乗らなくなっていた。


「淋しそうか・・・。おれがそんな風に見えるのかい?シンジ君」
「え?はい。・・・・・・あっ!いや、これは僕の主観でして、別に違うならそれで・・・」

シンジは加持に見つめられ、戸惑った。
加持に自分の直感を否定されているように感じ、自分から先にそれを否定してしまう。

「淋しいか・・・そうかも知れんな実際」
「ミサトさん・・・・ですか?」
「ふっ・・・さあね?葛城に待たされるのは慣れてる」
「そうですか・・・」
「だが、今度ばかりは待ちくたびれたよ」
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