- 2015⁄08⁄20(Thu)
- 02:45
シゲサト
シゲルと再会した。
シゲルの部屋によばれて、二人で語り合った。
さっき甘いコーヒーをだしてもらって、一口だけ飲んだ。
…湿度が高いせいか、なにもしてないのになんだか熱い。
コーヒーよりも、冷たいのみものがほしい。
シゲルはなぜか…涼しい顔でこっちをみてる。
「ピカチュウのままいくなら、やっぱり電気玉を、」
「あ、あのさ!なんかこの部屋…暑くない?」
サトシはほんのり顔を火照らせ、パタパタと手で顔をあおぐ。
「そう?クーラーつける?」
確認するようにサトシをみると、シゲルは立ち上がった。
「うん、悪い。風邪かなぁ。なんか頭がボーッとす…
瞬間、視界が反転した。
「う!…っんん」
一瞬何が起きたかわからなかった。口に何かが触れ、目の前が暗くなる。
離れてそれが何かやっとわかった。
「う、うわ…。なにす!んっ」
返すひまなく再び口を塞がれる。
わけがわからないまま、今度は口内に何かが侵入し、体ごとおし進めてきた。
じりじりと歯列をくすぐられるようになぞられ、
あえるようにねっとり舌をからめられる。
「ん…ん」
数秒間の出来事だった。
離れようとするが、後頭部を押さえられ、身動きがとれない。舌もからみとられ、なすがままとなっている。
「んっ…んん」
それどころかピリピリとした妙な感覚がおそう。
なんだこれ、やばいぞ。
そうだ!と、サトシは舌にガブリと噛みついた。
「いっ…!」
「ぷはっ」
突き放されて、口も離れる。たらりと糸を引いたがすぐ切れた。
やっと解放された…ひそかに小さく深呼吸をする。
シゲルの部屋によばれて、二人で語り合った。
さっき甘いコーヒーをだしてもらって、一口だけ飲んだ。
…湿度が高いせいか、なにもしてないのになんだか熱い。
コーヒーよりも、冷たいのみものがほしい。
シゲルはなぜか…涼しい顔でこっちをみてる。
「ピカチュウのままいくなら、やっぱり電気玉を、」
「あ、あのさ!なんかこの部屋…暑くない?」
サトシはほんのり顔を火照らせ、パタパタと手で顔をあおぐ。
「そう?クーラーつける?」
確認するようにサトシをみると、シゲルは立ち上がった。
「うん、悪い。風邪かなぁ。なんか頭がボーッとす…
瞬間、視界が反転した。
「う!…っんん」
一瞬何が起きたかわからなかった。口に何かが触れ、目の前が暗くなる。
離れてそれが何かやっとわかった。
「う、うわ…。なにす!んっ」
返すひまなく再び口を塞がれる。
わけがわからないまま、今度は口内に何かが侵入し、体ごとおし進めてきた。
じりじりと歯列をくすぐられるようになぞられ、
あえるようにねっとり舌をからめられる。
「ん…ん」
数秒間の出来事だった。
離れようとするが、後頭部を押さえられ、身動きがとれない。舌もからみとられ、なすがままとなっている。
「んっ…んん」
それどころかピリピリとした妙な感覚がおそう。
なんだこれ、やばいぞ。
そうだ!と、サトシは舌にガブリと噛みついた。
「いっ…!」
「ぷはっ」
突き放されて、口も離れる。たらりと糸を引いたがすぐ切れた。
やっと解放された…ひそかに小さく深呼吸をする。
見上げると、シゲルが邪悪な顔でこっちを見ていた。
「やってくれるじゃないか…」
「あのな…それはこっちの台詞だ!」
シゲルはこちらをみてフンッと笑った。
「な、なんだよ…」
「君、さっき体が熱いといっただろ。」
「?」
「それは最近発見された、とんでもない病気の可能性がある。僕はその処置をしようとしただけだ。」
「病気?」
「そう、それも極めて危険な、ね。」
サトシの表情がカチンと固まる。
「なっ!ど、どうしよう~!」
シゲルにすがりついた。
「僕が幼馴染みのよしみで治療してあげようと思ったのに…。」
「だ、だってキスするから…」
「じゃあ病気のままでいいんだ。」
「わ、わるかった!治してくれよ」
はんば逆に頼み込む形になり、手を合わせる。
「仕方ないね…」
「恩にきるぜ!」
「…すこし荒治療になるかもしれないけどね。」
シゲルはサトシに見えないよう、ニヤリと笑った。サトシをベッドに座らせた。
シゲルはその前に立ち、サトシの肩に手をおき、じっと見つめる。
なぜか視線が痛い。
一体何がはじまるのか、不安まじりなサトシの顔。
「とりあえず、上脱いで、これ薬、飲んで。」
瓶に入った液状の薬を渡された。
「これ何?」
「だから薬、治療だよ。」
「わ、わかった。」
上に着ていたものを脱いで、瓶を手にとる。
「これ飲んだらなおるの?」
「…。飲むだけじゃダメだけどね。」
薬は嫌いだけど…サトシは一気に薬を飲み干す。
「(まずっ…)」
渋い顔で空き瓶を見つめる。
「…。」
飲み終わったのを確認すると、サトシの視線の先にある空き瓶を奪い取り、首筋にすいついた。
「え?んっ…」
急な刺激に驚く。
首筋からゆっくり唇を離すと、じわ、と赤くにじむ。場所をかえ、同様に吸い付く。
「あ…」
小さな声が部屋の中でひびいた。
シゲルは気にも止めずに、なんども箇所を変える。
着実に下降しながら。
…。変な声が出る。熱くて、体の痺れがひどい。
こんなんで治んの?いや、それどころか…
「(なんか…)」
「あっ」
ぼんやり考えてるうちに、おちてきた唇に胸の突起を吸い付かれ、声をあげた。
口に含んで、コロコロ転がし、固くなったところでプ、と口から追い出される。
つづけて舐めて溶かすようにぐりぐりと舌で弄ぶ。
妙な感覚に耐え兼ね、すこし体を反らすと、再びチュッと捕らえられ、それをくり返される。
「ん…んあぁ」
痺れはます一方で、全身を支配する。「ちょ…シゲル、まっ」
シゲルはサトシを無視して行為を続ける。
「ま、まてって!なんか悪化してるぞ…」
両手で胸に居座る頭をどけようとする。
止めの入ったシゲルは不機嫌そうにサトシを見ると、自分のつけているしっかりした紐のネックレスをはずし、サトシの両腕にかけた。
「ちょ、何を…」
そのまま両腕を縛られそうになり、サトシは手を振りほどく。
「だから、何してんだよ!」
しかし、シゲルは無言でもういちど両腕に紐を回す。
「な…さっきからおかしいだろ!」
「そう?」
そっけなく応答し、そのまま結おうとした。
「やめっ……あっ」
胸の飾りを愛撫され、力が抜ける。
そのすきに一気に紐は結われ、両腕は拘束された。
「ぅ……」
体がどんどん火照っていくのがわかる。本当は強烈な頭突きでも食らわしてやりたいとこだけど、あまり力が入らない。
「…く…」
「心配しなくてもたすけてあげるよ。…その熱からね。」
そういうと、サトシの後ろに回り、今度は後ろからツーッと肌を撫でる。
「ん…あっ」
火照ってたからだにはそれだけで刺激となり、声を発させる。
再び胸の突起を今度は手で、円を書くようにしてやんわり触れ、そして中心をすこし強く摘む。
「う…ぁ…」
「…」
今度はベルトに手をかけ、ガチャガチャとはずした。
「なっやっ…なにすんだよ!」
言葉以外では抵抗するすべもなく、するするとズボンが下着ごと下ろされ自身がさらけだされた。「…っ!いい加減にしろ!!」
抵抗しようにも軽くあしらわれる。耐え難い視線を浴びて、更に体温が上がる。
シゲルは晒された自身に手を伸ばした。
「あっ…」
全身に電撃が走る。
その反応を見て鼻で笑うと、そのまま両手で包み込みゆっくり上下する。
「いっ…ぁ…」
声色が艶めき、息を切らす。
休むことは許されず、手のスピードは徐々にはやまっていく。
「ぁっ…くぅ…ん」
もがくように体をくねらせるが、手に包まれた自身はしっかりと刺激され、先走りを垂らす。
「、ぃや…だ…ぁ…」
サトシの目に涙が浮かぶ。
「よくゆうよ…」
最後に大きく擦って、先端に爪を立てた。びくんと体が大袈裟に跳ねて、あっけなく達した。
「…う……」
汚れたシーツをみて無性にくやしくなる。
一呼吸おいて、キッとシゲルをにらみつける。
むかつく、どうしようもない。けど!目が潤んでいるのは承知だ。精一杯の敵意を顔で表した。
言っても相手にされないなら、態度で抵抗してやる。
「何?」
「…もうやめろ…。」
「…。」
「…手、ほどけ!!」
見た目こそなさけない格好だが、勇敢にいい放った。
「…ふ。」
「…。」
「…そろそろ楽にしてあげようかと思ったけど…まだまだ余裕あるみたいだね。」
「えっ。」
再びサトシに近づき、そっと自身にふれ、また刺激を与える。
「…っあ」
甘い声が出ると、今度はほぐすように5本の指でパラパラとつつかれ、焦れったい刺激が注がれる。
また目頭が熱くなる。
鼻につく苦味のある声を聞けば、
再び手で包み込み、上下に摩擦を与える。
が、シゲルはすぐに手を止めた。
「…。これじゃ、芸がないかな。」
そういうと、サトシの足をひらげた。
サトシの自身に顔を近づける。
「な、何!?」
早急な事態に羞恥を感じることもなかった。ぴちゃ
すこし濡れた先端を舐めた。
「ッ!」
思いもよらない刺激に、ピクンとからだがしなった。
舌を自身に絡め、そのまま筋に沿ってなめあげると、甘美の声をあげる。
「んっく……ぁっ」
自然にからだがしなる。簡単にこぼれでる先走りを、こぼさないよう先端もなめると、その刺激に先走りを出す。そして舐める。
終わりのないやり取り、結局パクリとほおばられる。
「ひっ…ぁあっ…ぁっ」
凄まじい快感。
全体を舌でやんわりと包み、形をなぞる。時折先端付近に舌が戻され、ぐりぐりと刺激が与えられた。
「はっぅっく…ん」
「これ、気に入ったみたいだね。」
「は、はなせ…」
「出そう?」
こくこくと二回うなずいた。
シゲルは舌を引っ込め、思い切りちゅう、っと吸い上げた。
「っ!!!」
サトシはシゲルの口内にはなった。
放たれたそれをふくんだまま、口付けられる。
どろどろとしたものがくちのなかに広がる。苦い。
朦朧とした意識の中、流れの悪いものが喉を通ってくのを感じた。
「…ハァ、…ハァ」
荒い息づかいが響く。
「(なんでこんな…。俺…っ)」後ろに今までとは違う違和感を感じた。撫でられるその感覚に反応してしまう。
「もう、やめ…て…くれ…。」
絶え絶えに訴える、が、
「何いってんの。」
そう鼻で笑われる。意識を手放したい。
無理だが。
「…まだ熱いんだろ?」
蕾につぷりと指を入れる。
「あっ」
「なにも考えなくていいよ、善くしてやるからさ。」
さらにぐっと指を奥へ進める。ぐりぐりと侵入してくる異物。
「あっあっあっ」
頭がふわふわする。嫌悪感はなく、心地よい刺激でとろとろに解されていく。
「っあ!」
が、急に強い刺激が走り、からだが反応してしまう。
「サートシ君はわかりやすくて助かるよ…。」
途端に指が二本三本と追加され、一点を刺激する。
「ぃ…あはっ…ゃ」
体をよじって外そうとするが、もちろんシゲルによってそれも叶わず、ただただされるままに喘ぐ。
「あっはっ…やっぁ…」
「イッちゃだめだ。」
自身は再び立ち上がり、新たな刺激をまちわびている。
一度撫でるようにさわられると、自分ではどうしようもないほど体が喜び、再度先走りを垂らす。
「ぅぅ…」
しかし、片手で根本をつかまれ、塞き止められる。手放せやしない意識、ただどこかへ遠ざかって行く。
後ろの一点への刺激も止まり、指が引き抜かれる。
「あっ。」
ものほしくひくついているのが自分でわかる。
虚ろな目で、サトシはシゲルをみた。
シゲルは作り笑顔で微笑んでる。
「で?」
「…ぅ…」
目が合うと情けなくなり、視線を下に向ける。
「それで?」
今度は悪意のある顔でサトシを見下す。
「…。」
「わからない?」
放心するサトシ。目を覚まさせるように、片手で乱暴に自身全体をにぎった。
「うっ…ぐ…」
「もう熱くないのか?」
視線を上げる。
「…たす、け、て…。」
「…。ま、いいや。」
そういうと、体勢を変えるべく、改めてサトシを押し倒した。抵抗は返ってこない。ズボンを下ろし、期待にうずく蕾へ一気に自身を突き立てる。
「んあっ!!」
「…っく」
解されたそれは拒絶することなく、自身をギュっとくわえこんだ。
シゲルはサトシが逃げないように両手でからだ全体を拘束しつつ、ゆっくりと腰を動かす。
「あっふっ…ぃっ」
「んあっ…こら勝手に動くな…!」
「ふっ…!」
滑りがよくなってきたのを確認すると、先ほどの善点を突く。
「んあっぁぁあっ!!」
「っ…っまだだめ。」
激しく喘ぐサトシをみて、さらに根元をつよく塞き止める。
「い…ゃ…だ…ぁっ」
止まらない出し抜きされる刺激。大きく引かれ、また一気に突き抜かれる。
快感以外なにもないのに、放つのを止められるなんて…頭がおかしくなる。
「んっ」
口を塞がれ、声も吸い込まれ、舌が口内を犯す。
だめだ、もう、
「っ」
直後、シゲルはサトシの中にはなった。
同時にサトシの根本をつかんでいた手をはなすと、少し遅れてサトシも達した。
サトシはようやく意識を手放せた。
次の日。
むくり、サトシは目をさますと同時に起き上がった。
「ああ、おはよう。」
「…。」
暫しの沈黙。
「おまっ…」
「ね、熱っぽいのは治ったかい?」
言葉を遮られたが、
「あれ…、」
熱は完全に引いていた。
体も…ちょっとだるいけど、今は強烈な頭突きだってできそうだ。
そのまま立ち上がり、シゲルにちかづく。
シゲルは守りの体制に入った。
「一瞬シゲルを疑っちゃったけど…全快みたいだ。助かったぜ。サンキュー!」
え、と声を出しそうになるがすばやく応答した。
「いやぁ、それほどでも…」
「うん、研究者もいいけど医者にもむいてるよ。」
「そうかな。」
「うん、またなにかあったら頼むぜ!」
「あ、ああ☆」
サトシの眩しい笑顔に思わず手を差し出し、なぜだか握手を交わした。
「じゃあ、俺いくよ。」
「ああ、じゃあまたな。」
サトシは大急ぎで部屋から飛び出していった。
あ~あこがれの~♪という歌声が聞こえ、そして小さくなっていった。
シゲルは部屋に残る空き瓶を手にとった。
「…いいなぁこれ。」
たったったったっ
仲間のもとへ走る。
走ってないと恥ずかしさで燃えつきそうだった。
「(治療のため治療のため治療のため治療のため!)」
ぴた、と立ち止まる。
「あれ、腰が…。」
おわり
「やってくれるじゃないか…」
「あのな…それはこっちの台詞だ!」
シゲルはこちらをみてフンッと笑った。
「な、なんだよ…」
「君、さっき体が熱いといっただろ。」
「?」
「それは最近発見された、とんでもない病気の可能性がある。僕はその処置をしようとしただけだ。」
「病気?」
「そう、それも極めて危険な、ね。」
サトシの表情がカチンと固まる。
「なっ!ど、どうしよう~!」
シゲルにすがりついた。
「僕が幼馴染みのよしみで治療してあげようと思ったのに…。」
「だ、だってキスするから…」
「じゃあ病気のままでいいんだ。」
「わ、わるかった!治してくれよ」
はんば逆に頼み込む形になり、手を合わせる。
「仕方ないね…」
「恩にきるぜ!」
「…すこし荒治療になるかもしれないけどね。」
シゲルはサトシに見えないよう、ニヤリと笑った。サトシをベッドに座らせた。
シゲルはその前に立ち、サトシの肩に手をおき、じっと見つめる。
なぜか視線が痛い。
一体何がはじまるのか、不安まじりなサトシの顔。
「とりあえず、上脱いで、これ薬、飲んで。」
瓶に入った液状の薬を渡された。
「これ何?」
「だから薬、治療だよ。」
「わ、わかった。」
上に着ていたものを脱いで、瓶を手にとる。
「これ飲んだらなおるの?」
「…。飲むだけじゃダメだけどね。」
薬は嫌いだけど…サトシは一気に薬を飲み干す。
「(まずっ…)」
渋い顔で空き瓶を見つめる。
「…。」
飲み終わったのを確認すると、サトシの視線の先にある空き瓶を奪い取り、首筋にすいついた。
「え?んっ…」
急な刺激に驚く。
首筋からゆっくり唇を離すと、じわ、と赤くにじむ。場所をかえ、同様に吸い付く。
「あ…」
小さな声が部屋の中でひびいた。
シゲルは気にも止めずに、なんども箇所を変える。
着実に下降しながら。
…。変な声が出る。熱くて、体の痺れがひどい。
こんなんで治んの?いや、それどころか…
「(なんか…)」
「あっ」
ぼんやり考えてるうちに、おちてきた唇に胸の突起を吸い付かれ、声をあげた。
口に含んで、コロコロ転がし、固くなったところでプ、と口から追い出される。
つづけて舐めて溶かすようにぐりぐりと舌で弄ぶ。
妙な感覚に耐え兼ね、すこし体を反らすと、再びチュッと捕らえられ、それをくり返される。
「ん…んあぁ」
痺れはます一方で、全身を支配する。「ちょ…シゲル、まっ」
シゲルはサトシを無視して行為を続ける。
「ま、まてって!なんか悪化してるぞ…」
両手で胸に居座る頭をどけようとする。
止めの入ったシゲルは不機嫌そうにサトシを見ると、自分のつけているしっかりした紐のネックレスをはずし、サトシの両腕にかけた。
「ちょ、何を…」
そのまま両腕を縛られそうになり、サトシは手を振りほどく。
「だから、何してんだよ!」
しかし、シゲルは無言でもういちど両腕に紐を回す。
「な…さっきからおかしいだろ!」
「そう?」
そっけなく応答し、そのまま結おうとした。
「やめっ……あっ」
胸の飾りを愛撫され、力が抜ける。
そのすきに一気に紐は結われ、両腕は拘束された。
「ぅ……」
体がどんどん火照っていくのがわかる。本当は強烈な頭突きでも食らわしてやりたいとこだけど、あまり力が入らない。
「…く…」
「心配しなくてもたすけてあげるよ。…その熱からね。」
そういうと、サトシの後ろに回り、今度は後ろからツーッと肌を撫でる。
「ん…あっ」
火照ってたからだにはそれだけで刺激となり、声を発させる。
再び胸の突起を今度は手で、円を書くようにしてやんわり触れ、そして中心をすこし強く摘む。
「う…ぁ…」
「…」
今度はベルトに手をかけ、ガチャガチャとはずした。
「なっやっ…なにすんだよ!」
言葉以外では抵抗するすべもなく、するするとズボンが下着ごと下ろされ自身がさらけだされた。「…っ!いい加減にしろ!!」
抵抗しようにも軽くあしらわれる。耐え難い視線を浴びて、更に体温が上がる。
シゲルは晒された自身に手を伸ばした。
「あっ…」
全身に電撃が走る。
その反応を見て鼻で笑うと、そのまま両手で包み込みゆっくり上下する。
「いっ…ぁ…」
声色が艶めき、息を切らす。
休むことは許されず、手のスピードは徐々にはやまっていく。
「ぁっ…くぅ…ん」
もがくように体をくねらせるが、手に包まれた自身はしっかりと刺激され、先走りを垂らす。
「、ぃや…だ…ぁ…」
サトシの目に涙が浮かぶ。
「よくゆうよ…」
最後に大きく擦って、先端に爪を立てた。びくんと体が大袈裟に跳ねて、あっけなく達した。
「…う……」
汚れたシーツをみて無性にくやしくなる。
一呼吸おいて、キッとシゲルをにらみつける。
むかつく、どうしようもない。けど!目が潤んでいるのは承知だ。精一杯の敵意を顔で表した。
言っても相手にされないなら、態度で抵抗してやる。
「何?」
「…もうやめろ…。」
「…。」
「…手、ほどけ!!」
見た目こそなさけない格好だが、勇敢にいい放った。
「…ふ。」
「…。」
「…そろそろ楽にしてあげようかと思ったけど…まだまだ余裕あるみたいだね。」
「えっ。」
再びサトシに近づき、そっと自身にふれ、また刺激を与える。
「…っあ」
甘い声が出ると、今度はほぐすように5本の指でパラパラとつつかれ、焦れったい刺激が注がれる。
また目頭が熱くなる。
鼻につく苦味のある声を聞けば、
再び手で包み込み、上下に摩擦を与える。
が、シゲルはすぐに手を止めた。
「…。これじゃ、芸がないかな。」
そういうと、サトシの足をひらげた。
サトシの自身に顔を近づける。
「な、何!?」
早急な事態に羞恥を感じることもなかった。ぴちゃ
すこし濡れた先端を舐めた。
「ッ!」
思いもよらない刺激に、ピクンとからだがしなった。
舌を自身に絡め、そのまま筋に沿ってなめあげると、甘美の声をあげる。
「んっく……ぁっ」
自然にからだがしなる。簡単にこぼれでる先走りを、こぼさないよう先端もなめると、その刺激に先走りを出す。そして舐める。
終わりのないやり取り、結局パクリとほおばられる。
「ひっ…ぁあっ…ぁっ」
凄まじい快感。
全体を舌でやんわりと包み、形をなぞる。時折先端付近に舌が戻され、ぐりぐりと刺激が与えられた。
「はっぅっく…ん」
「これ、気に入ったみたいだね。」
「は、はなせ…」
「出そう?」
こくこくと二回うなずいた。
シゲルは舌を引っ込め、思い切りちゅう、っと吸い上げた。
「っ!!!」
サトシはシゲルの口内にはなった。
放たれたそれをふくんだまま、口付けられる。
どろどろとしたものがくちのなかに広がる。苦い。
朦朧とした意識の中、流れの悪いものが喉を通ってくのを感じた。
「…ハァ、…ハァ」
荒い息づかいが響く。
「(なんでこんな…。俺…っ)」後ろに今までとは違う違和感を感じた。撫でられるその感覚に反応してしまう。
「もう、やめ…て…くれ…。」
絶え絶えに訴える、が、
「何いってんの。」
そう鼻で笑われる。意識を手放したい。
無理だが。
「…まだ熱いんだろ?」
蕾につぷりと指を入れる。
「あっ」
「なにも考えなくていいよ、善くしてやるからさ。」
さらにぐっと指を奥へ進める。ぐりぐりと侵入してくる異物。
「あっあっあっ」
頭がふわふわする。嫌悪感はなく、心地よい刺激でとろとろに解されていく。
「っあ!」
が、急に強い刺激が走り、からだが反応してしまう。
「サートシ君はわかりやすくて助かるよ…。」
途端に指が二本三本と追加され、一点を刺激する。
「ぃ…あはっ…ゃ」
体をよじって外そうとするが、もちろんシゲルによってそれも叶わず、ただただされるままに喘ぐ。
「あっはっ…やっぁ…」
「イッちゃだめだ。」
自身は再び立ち上がり、新たな刺激をまちわびている。
一度撫でるようにさわられると、自分ではどうしようもないほど体が喜び、再度先走りを垂らす。
「ぅぅ…」
しかし、片手で根本をつかまれ、塞き止められる。手放せやしない意識、ただどこかへ遠ざかって行く。
後ろの一点への刺激も止まり、指が引き抜かれる。
「あっ。」
ものほしくひくついているのが自分でわかる。
虚ろな目で、サトシはシゲルをみた。
シゲルは作り笑顔で微笑んでる。
「で?」
「…ぅ…」
目が合うと情けなくなり、視線を下に向ける。
「それで?」
今度は悪意のある顔でサトシを見下す。
「…。」
「わからない?」
放心するサトシ。目を覚まさせるように、片手で乱暴に自身全体をにぎった。
「うっ…ぐ…」
「もう熱くないのか?」
視線を上げる。
「…たす、け、て…。」
「…。ま、いいや。」
そういうと、体勢を変えるべく、改めてサトシを押し倒した。抵抗は返ってこない。ズボンを下ろし、期待にうずく蕾へ一気に自身を突き立てる。
「んあっ!!」
「…っく」
解されたそれは拒絶することなく、自身をギュっとくわえこんだ。
シゲルはサトシが逃げないように両手でからだ全体を拘束しつつ、ゆっくりと腰を動かす。
「あっふっ…ぃっ」
「んあっ…こら勝手に動くな…!」
「ふっ…!」
滑りがよくなってきたのを確認すると、先ほどの善点を突く。
「んあっぁぁあっ!!」
「っ…っまだだめ。」
激しく喘ぐサトシをみて、さらに根元をつよく塞き止める。
「い…ゃ…だ…ぁっ」
止まらない出し抜きされる刺激。大きく引かれ、また一気に突き抜かれる。
快感以外なにもないのに、放つのを止められるなんて…頭がおかしくなる。
「んっ」
口を塞がれ、声も吸い込まれ、舌が口内を犯す。
だめだ、もう、
「っ」
直後、シゲルはサトシの中にはなった。
同時にサトシの根本をつかんでいた手をはなすと、少し遅れてサトシも達した。
サトシはようやく意識を手放せた。
次の日。
むくり、サトシは目をさますと同時に起き上がった。
「ああ、おはよう。」
「…。」
暫しの沈黙。
「おまっ…」
「ね、熱っぽいのは治ったかい?」
言葉を遮られたが、
「あれ…、」
熱は完全に引いていた。
体も…ちょっとだるいけど、今は強烈な頭突きだってできそうだ。
そのまま立ち上がり、シゲルにちかづく。
シゲルは守りの体制に入った。
「一瞬シゲルを疑っちゃったけど…全快みたいだ。助かったぜ。サンキュー!」
え、と声を出しそうになるがすばやく応答した。
「いやぁ、それほどでも…」
「うん、研究者もいいけど医者にもむいてるよ。」
「そうかな。」
「うん、またなにかあったら頼むぜ!」
「あ、ああ☆」
サトシの眩しい笑顔に思わず手を差し出し、なぜだか握手を交わした。
「じゃあ、俺いくよ。」
「ああ、じゃあまたな。」
サトシは大急ぎで部屋から飛び出していった。
あ~あこがれの~♪という歌声が聞こえ、そして小さくなっていった。
シゲルは部屋に残る空き瓶を手にとった。
「…いいなぁこれ。」
たったったったっ
仲間のもとへ走る。
走ってないと恥ずかしさで燃えつきそうだった。
「(治療のため治療のため治療のため治療のため!)」
ぴた、と立ち止まる。
「あれ、腰が…。」
おわり
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