- 2011⁄03⁄04(Fri)
- 23:00
シャワールーム
その日の作業を全て終わらせた後、オデロ・ヘンリークが
向かったのはシャワールームである。
仕事でかいた汗を流したい、もちろんそれもあったが、
どことなく人目を気にしているように見えるのは別の理由が
あるからだった。
先程ドックでの整備作業中、すれ違いざまに自分を呼び止めた
ウッソ・エヴィンが、数秒間無言で自分の目を見詰めた後
手の中に押し込んでいった紙切れのせいだ。
そこには性格そのままな生真面目な雰囲気の文字で、
作業が終わったら来て欲しいとだけ書かれてあった。
あのことがあった直後はともかく・・・全く口をきかないというわけではなかった。
パイロット同志、必要があればちゃんと会話はした。
またそうでなければ現在のような非常時においては命に関わる。
己が背負う責任の重大さを互いに理解しているからこそではある。
が、しかし。二人の仲がこうした状態になる前のような、
連れ立って食事をしたり、他愛もない会話を楽しむ・・・
そうした気安さだけは、”あの時”を境に損なわれたままだった。
同じ場所にいても妙に意識してしまい、視線をあわせない。
互いの間に目に見えない膜が存在しているかのよう。
オデロとしても、いつまでもそんな状態が続いてよいと思っている
わけではなかった。
本来そういったことが何より耐えがたい性格なのだ。
だからこのウッソの意外な行動に驚きはしたが、むしろありがたかった。
何かきっかけが欲しいと思っていたから、それをウッソが作ってくれた
のはちょっぴり嬉しくもあった。
(けどなァ・・・)
ただひとつひっかかるのは、呼び出された場所が自分が今度のことの原因を作ってしまった・・・まさにその現場であることだった。
少々気後れしまうオデロではあったが・・・。
(あー、ウジウジ考えたってしようがねえ!俺が悪いのははっきりしてんだし、今日こそキッチリ謝っちまって仲直りするぜ!)
ブルブルと頭を振り、歩みを速めるのだった。
ウッソは先に来ており、シャワーを浴び始めていた。
隣のボックスにいたクッフがあがってきて、オデロに”おつかれさん”と声をかけると
手早く身支度をして出ていく。オデロもいそいそと服を脱いで空いたウッソの隣の
ボックスへ入った。
熱めの湯が、仕事あがりの汗ばんだ肌に心地よかった。
隣を見る。
手をのばせば届く距離にウッソの頭がある。
互いに無言。
・・・・・・・・・・・・。
(そろそろウッソがあがる気配だ。慌ててシャンプーを洗い流すオデロ)
オデロ「ウッ・・・ウッソ!」
(あがりしな、出会い頭に声をかける。しかし言葉が出てこない。しばし見つめあう二人。
と、急ににっこりと微笑むウッソ)
ウッソ「ああ、さっぱりしたあ・・・!仕事の後のシャワーって、気持ちいいですよね!」
オデロ「ウッソ!」
(オデロ、ウッソの両肩を掴む。真剣なまなざし。ウッソは少し困ったような表情になり
目をそらしてしまう)
オデロ「ウッソ、俺・・・俺・・・」
(やにわに、その場に土下座するオデロ)
オデロ「すいませんでしたあっ!!」
ウッソ「えっ・・・!」
オデロ「俺・・・お前にとんでもねーことしちまって・・・ずっと謝んなきゃって思ってたんだけどよ・・・
けど自分のやっちまったことが恥ずかしくてよ・・・
どの面下げて謝りゃいいのかわかんなくて・・・・とにかくすまなかった!お願いだから許してくれっ!」
ウッソ「オデロ・・・」
(オデロの傍らにしゃがみこむウッソ。肩に手をかける)
ウッソ「あのときの事はもう忘れちゃった・・・。許すも許さないもないよ。
ぼく、オデロの事好きだもの。これからまた一緒に食事したり、トレーニング
したりできるよね。そうなら嬉しいな・・・」
(オデロ、顔をあげる。驚いた表情。ウッソはこれ以上ないほど嬉しそうな顔で微笑んでいる)
オデロ「ウッソ、お前・・・いいヤツだな・・・ありがとよ。・・・だけどな!(キッとした表情に)」
オデロ「お、男にはケジメってもんがあんだよ。ウッソは許してくれても、俺の
気がすまねえっ(ドカッとあぐらをかいて腕組み)」
オデロ「ウッソ、俺を殴るなり蹴るなり、好きにしろよっ」
ウッソ「ちょ、ちょっとオデロお・・・!」
(ウッソ、オデロをなだめ続けるも、頑として退かない。
困惑してちょっとの間思案したウッソだが、何かひらめいたのか悪戯っぽい笑みを浮かべる)
ウッソ「ねえオデロ、本当にぼくの好きにしていいの?」
オデロ「ああ、どうとでもしろよっ」
ウッソ「ほんとにほんと?」
オデロ「おう!男に二言はねえっ!」
ウッソ「ふうん。それじゃあねえ・・・」
(オデロの耳元で小声で話しているウッソ。それをきくや、オデロの顔が
みるみる紅潮していく)
オデロ「コ、コラ!ウッソ、お前なあー!」
ウッソ「いやだっていうの?たった今”男に二言はない”って言ったばかり
じゃないか」
オデロ「だ、だ、だからってお前、そ、そ、それは・・・!!」
ウッソ「駄目なの?ま、それならそれでいいけどさ・・・別に(ジト目)」
オデロ「(ワナワナ・・・)クゥーッ!あー!もう、わかった!いいよ!ただし
今回1回きりだからなあーっ!!」
ウッソ「いいの?本当?やったあ、ありがとオデロ!」
(無邪気にはしゃぐウッソを尻目に、ヤケクソ気味のオデロ)
オデロ「くっ・・・もう一回言っとくぜ、今回だ・け・だ・ぞ!それでおあいこだ。次は無いかんな!」
ウッソ「はい、わかってる、約束するよー。」
オデロ「よ、よし・・・覚悟はできてっから、さっさとおっ始めて、とっとと終わらせろっ」
ウッソ「言われなくてもそのつもりだよっ・・・」
(言いながら胡座をかいたオデロに近づき、首筋に唇を押し付けるウッソ)
オデロ「(ビクッ!)」
(そのまま首筋に沿って舌を這わせていくウッソ。オデロは目を見開いて固まっている)
ウッソ「どう?気持ちいいと思うんだけど・・・」
オデロ「いっ・・・あ・・・」
(舌を下降させ、喉仏、そして鎖骨の窪みをなぞっていく)
オデロ「・・・・・・!!!」
ウッソ「どう?あんまり良くないかなあ・・・じゃ、この辺は?」
(舌はさらに下降していき、乳首の手前でいったん止まる)
オデロ「・・・・・・」
ウッソ「・・・・・・」
(オデロが息を吐き、わずかに力みがとれたその瞬間にパクッと乳首に吸い付くウッソ)
オデロ「うわ!!(ビクビクッ!)」
オデロ「うわ!!(ビクビクッ!)」
(ウッソの舌と唇は容赦なくオデロの乳首を弄び続ける。オデロは固く目を閉じて歯を食いしばっている。必死に声を出すまいとしているようだが、それでもこらえ切れずに、時折うめきが漏れてしまっている)
オデロ「ウッ・・・ソ・・・そんなこと・・・いい、から・・・早いとこ、終わらせ・・・ろっ・・・」
ウッソ「駄目だよっ・・・ええっと・・・いきなりしちゃうと、痛いだけなんだ。だからまずはリラックスしないと、ね(・・・だよね、トマーシュさん?)」
オデロ「ばかっ・・・おれは、男なんだぞ・・・そんなとこ舐められたって・・・なんとも・・・ねーんだ・・・よ・・・」
ウッソ「あー、うそつかないでよ。さっきから声出そうなの我慢してるでしょ?」
オデロ「んなこたー、ねーよっ・・・」
ウッソ「もう、素直じゃないなあ・・・ぼくはここ、気持ちいいけどなあ・・・(無意識に自分の乳首に手を持っていくウッソ)」
オデロ「お前・・・そんなにしょっちゅう、いじってんのか・・・?」
(オデロの何気ない一言にハッとするウッソ。一気に赤面する)
ウッソ「そ、そんなこと、どうだっていいだろお!よ、余計な事しゃべれないようにしちゃうからなっ!」
(先程にもまして激しくオデロの乳首を責め始めるウッソ)
オデロ「んっ!・・・ふっ・・・あ・・・うわ・・・!」
(一体いつの間に身につけたのか、ウッソの絶妙な舌技にもはや逃れることも忘れ、
ただただ身を任せるオデロ。甘い息を漏らす鼻や、目の下が興奮で紅く染まっている)
オデロ「あ・・・う・・・すげ、いいっ・・・いいよぉっ・・・」
(ついに辛抱できなくなったのか、ウッソに責められながら自ら扱き始める)
ウッソ「あ、だめだよっ・・・」
(気づいたウッソ、乳首から口を離し、オデロの手をそっと掴む)
オデロ「・・・?」
ウッソ「そんなことしたら、すぐに終っちゃうじゃないか。まだまだこれからだよ。」
オデロ「んっ、でもオレ、もう我慢できな・・・いっ・・・(切なそうに上目遣いでウッソを見る)」
ウッソ「じゃあ、すぐにもっともっと気持ち良くしてあげるね。あの・・・ええっとさ・・・
(少し言いにくそうに)オデロ、あのさ・・・四つんばいになってみてくれる?」
オデロ「えっ・・・て、な、なにぃーっ!?」
(ウッソの言葉から、この後何が行われるか一瞬にして理解できてしまい、今度は羞恥で
顔を紅潮させて大慌てのオデロ)
オデロ「ヤダ!ぜーったい断るっ。誰がするか、そんなん!」
ウッソ「ええーっ?今回だけは”ぼくの気が済むまで、体のすみずみまでいじらせる”って、
さっき約束してくれたじゃないかっ。」
オデロ「ウッ、そりゃまあ・・・そうなんだけどよ。(痛い所を突かれ口篭もる)
けっ、けどさー、これだけは・・・」
ウッソ「約束やぶるの?・・・ひどいよ・・・オデロのこと信じてたのに・・・」
オデロ「わーっ、わかった!わかったよもう!オレも男だ、今度こそ腹くくったから!」
(一瞬の間の後ヤケクソ気味に両手を突き、勢い良く腰を持ち上げるオデロ)
オデロ「こっ、これでいいんだろっ!?・・・」
ウッソ「(いきなり満面の笑顔に変わる)アハッ、ありがとオデロ!」
オデロ「!!・・・うう、ウッソ・・・お前・・・お前・・(以下、言葉にならない)」
オデロ「あ、あのよ・・・やっぱ、やめとかねーか?な・・・?」
ウッソ「ダメだよっ。覚悟決めたんでしよ?大丈夫、痛い思いは絶対させないからさ!」
オデロ「当り前だバカッ!トホホ・・・何の因果でこんな事になったんだよお・・・」
ウッソ「往生際が悪いなあ・・・もう、ガタガタ言わないの!・・・・・・それじゃ、いくからねっ・・・・!」
(すっかり観念しつつ、固く目を閉じているオデロ。ウッソは緊張気味の面持ちで、
ゆっくりとオデロの肉付きのいい二つの丘、その谷間へと顔を近づけていく)
ウッソ「よし・・・い、いくよ・・・」
(すぐ目の前に、オデロの誰にも見せたことの無い部分がある。汗ばんで、かすかに
干草に似た香りが鼻腔をくすぐる。そろりそろりと伸ばした舌がそこへ触れる・・・)
オデロ「!あ・・・!!!」
ウッソ(ん・・・こんな味なんだ・・・オデロのここって・・・)
オデロ「んくっ・・・あ・・・ひ・・・あっ・・・!!」
(言うまでもなく、オデロが初めて知る感覚だった。必死に声をかみ殺そうとは
しているものの、全身を襲う小刻みな震えは止めようがない)
(緊張と一瞬のためらいがあったウッソも、いざ舌が触れてしまえば、入り口付近を
舌先でチロチロとなぞったり、あるいはかきわけるようにネジこんだりと全く躊躇はない)
オデロ「(なんだよコレ・・・そこだけオレの体と別モンみてぇ・・・ダメだ・・・
ダメだってばよ・・・!!)ウッソ・・・もう・・・もうよせよ・・・!これ以上やられたら
オレ・・・変になっちまうよ・・・!!」
向かったのはシャワールームである。
仕事でかいた汗を流したい、もちろんそれもあったが、
どことなく人目を気にしているように見えるのは別の理由が
あるからだった。
先程ドックでの整備作業中、すれ違いざまに自分を呼び止めた
ウッソ・エヴィンが、数秒間無言で自分の目を見詰めた後
手の中に押し込んでいった紙切れのせいだ。
そこには性格そのままな生真面目な雰囲気の文字で、
作業が終わったら来て欲しいとだけ書かれてあった。
あのことがあった直後はともかく・・・全く口をきかないというわけではなかった。
パイロット同志、必要があればちゃんと会話はした。
またそうでなければ現在のような非常時においては命に関わる。
己が背負う責任の重大さを互いに理解しているからこそではある。
が、しかし。二人の仲がこうした状態になる前のような、
連れ立って食事をしたり、他愛もない会話を楽しむ・・・
そうした気安さだけは、”あの時”を境に損なわれたままだった。
同じ場所にいても妙に意識してしまい、視線をあわせない。
互いの間に目に見えない膜が存在しているかのよう。
オデロとしても、いつまでもそんな状態が続いてよいと思っている
わけではなかった。
本来そういったことが何より耐えがたい性格なのだ。
だからこのウッソの意外な行動に驚きはしたが、むしろありがたかった。
何かきっかけが欲しいと思っていたから、それをウッソが作ってくれた
のはちょっぴり嬉しくもあった。
(けどなァ・・・)
ただひとつひっかかるのは、呼び出された場所が自分が今度のことの原因を作ってしまった・・・まさにその現場であることだった。
少々気後れしまうオデロではあったが・・・。
(あー、ウジウジ考えたってしようがねえ!俺が悪いのははっきりしてんだし、今日こそキッチリ謝っちまって仲直りするぜ!)
ブルブルと頭を振り、歩みを速めるのだった。
ウッソは先に来ており、シャワーを浴び始めていた。
隣のボックスにいたクッフがあがってきて、オデロに”おつかれさん”と声をかけると
手早く身支度をして出ていく。オデロもいそいそと服を脱いで空いたウッソの隣の
ボックスへ入った。
熱めの湯が、仕事あがりの汗ばんだ肌に心地よかった。
隣を見る。
手をのばせば届く距離にウッソの頭がある。
互いに無言。
・・・・・・・・・・・・。
(そろそろウッソがあがる気配だ。慌ててシャンプーを洗い流すオデロ)
オデロ「ウッ・・・ウッソ!」
(あがりしな、出会い頭に声をかける。しかし言葉が出てこない。しばし見つめあう二人。
と、急ににっこりと微笑むウッソ)
ウッソ「ああ、さっぱりしたあ・・・!仕事の後のシャワーって、気持ちいいですよね!」
オデロ「ウッソ!」
(オデロ、ウッソの両肩を掴む。真剣なまなざし。ウッソは少し困ったような表情になり
目をそらしてしまう)
オデロ「ウッソ、俺・・・俺・・・」
(やにわに、その場に土下座するオデロ)
オデロ「すいませんでしたあっ!!」
ウッソ「えっ・・・!」
オデロ「俺・・・お前にとんでもねーことしちまって・・・ずっと謝んなきゃって思ってたんだけどよ・・・
けど自分のやっちまったことが恥ずかしくてよ・・・
どの面下げて謝りゃいいのかわかんなくて・・・・とにかくすまなかった!お願いだから許してくれっ!」
ウッソ「オデロ・・・」
(オデロの傍らにしゃがみこむウッソ。肩に手をかける)
ウッソ「あのときの事はもう忘れちゃった・・・。許すも許さないもないよ。
ぼく、オデロの事好きだもの。これからまた一緒に食事したり、トレーニング
したりできるよね。そうなら嬉しいな・・・」
(オデロ、顔をあげる。驚いた表情。ウッソはこれ以上ないほど嬉しそうな顔で微笑んでいる)
オデロ「ウッソ、お前・・・いいヤツだな・・・ありがとよ。・・・だけどな!(キッとした表情に)」
オデロ「お、男にはケジメってもんがあんだよ。ウッソは許してくれても、俺の
気がすまねえっ(ドカッとあぐらをかいて腕組み)」
オデロ「ウッソ、俺を殴るなり蹴るなり、好きにしろよっ」
ウッソ「ちょ、ちょっとオデロお・・・!」
(ウッソ、オデロをなだめ続けるも、頑として退かない。
困惑してちょっとの間思案したウッソだが、何かひらめいたのか悪戯っぽい笑みを浮かべる)
ウッソ「ねえオデロ、本当にぼくの好きにしていいの?」
オデロ「ああ、どうとでもしろよっ」
ウッソ「ほんとにほんと?」
オデロ「おう!男に二言はねえっ!」
ウッソ「ふうん。それじゃあねえ・・・」
(オデロの耳元で小声で話しているウッソ。それをきくや、オデロの顔が
みるみる紅潮していく)
オデロ「コ、コラ!ウッソ、お前なあー!」
ウッソ「いやだっていうの?たった今”男に二言はない”って言ったばかり
じゃないか」
オデロ「だ、だ、だからってお前、そ、そ、それは・・・!!」
ウッソ「駄目なの?ま、それならそれでいいけどさ・・・別に(ジト目)」
オデロ「(ワナワナ・・・)クゥーッ!あー!もう、わかった!いいよ!ただし
今回1回きりだからなあーっ!!」
ウッソ「いいの?本当?やったあ、ありがとオデロ!」
(無邪気にはしゃぐウッソを尻目に、ヤケクソ気味のオデロ)
オデロ「くっ・・・もう一回言っとくぜ、今回だ・け・だ・ぞ!それでおあいこだ。次は無いかんな!」
ウッソ「はい、わかってる、約束するよー。」
オデロ「よ、よし・・・覚悟はできてっから、さっさとおっ始めて、とっとと終わらせろっ」
ウッソ「言われなくてもそのつもりだよっ・・・」
(言いながら胡座をかいたオデロに近づき、首筋に唇を押し付けるウッソ)
オデロ「(ビクッ!)」
(そのまま首筋に沿って舌を這わせていくウッソ。オデロは目を見開いて固まっている)
ウッソ「どう?気持ちいいと思うんだけど・・・」
オデロ「いっ・・・あ・・・」
(舌を下降させ、喉仏、そして鎖骨の窪みをなぞっていく)
オデロ「・・・・・・!!!」
ウッソ「どう?あんまり良くないかなあ・・・じゃ、この辺は?」
(舌はさらに下降していき、乳首の手前でいったん止まる)
オデロ「・・・・・・」
ウッソ「・・・・・・」
(オデロが息を吐き、わずかに力みがとれたその瞬間にパクッと乳首に吸い付くウッソ)
オデロ「うわ!!(ビクビクッ!)」
オデロ「うわ!!(ビクビクッ!)」
(ウッソの舌と唇は容赦なくオデロの乳首を弄び続ける。オデロは固く目を閉じて歯を食いしばっている。必死に声を出すまいとしているようだが、それでもこらえ切れずに、時折うめきが漏れてしまっている)
オデロ「ウッ・・・ソ・・・そんなこと・・・いい、から・・・早いとこ、終わらせ・・・ろっ・・・」
ウッソ「駄目だよっ・・・ええっと・・・いきなりしちゃうと、痛いだけなんだ。だからまずはリラックスしないと、ね(・・・だよね、トマーシュさん?)」
オデロ「ばかっ・・・おれは、男なんだぞ・・・そんなとこ舐められたって・・・なんとも・・・ねーんだ・・・よ・・・」
ウッソ「あー、うそつかないでよ。さっきから声出そうなの我慢してるでしょ?」
オデロ「んなこたー、ねーよっ・・・」
ウッソ「もう、素直じゃないなあ・・・ぼくはここ、気持ちいいけどなあ・・・(無意識に自分の乳首に手を持っていくウッソ)」
オデロ「お前・・・そんなにしょっちゅう、いじってんのか・・・?」
(オデロの何気ない一言にハッとするウッソ。一気に赤面する)
ウッソ「そ、そんなこと、どうだっていいだろお!よ、余計な事しゃべれないようにしちゃうからなっ!」
(先程にもまして激しくオデロの乳首を責め始めるウッソ)
オデロ「んっ!・・・ふっ・・・あ・・・うわ・・・!」
(一体いつの間に身につけたのか、ウッソの絶妙な舌技にもはや逃れることも忘れ、
ただただ身を任せるオデロ。甘い息を漏らす鼻や、目の下が興奮で紅く染まっている)
オデロ「あ・・・う・・・すげ、いいっ・・・いいよぉっ・・・」
(ついに辛抱できなくなったのか、ウッソに責められながら自ら扱き始める)
ウッソ「あ、だめだよっ・・・」
(気づいたウッソ、乳首から口を離し、オデロの手をそっと掴む)
オデロ「・・・?」
ウッソ「そんなことしたら、すぐに終っちゃうじゃないか。まだまだこれからだよ。」
オデロ「んっ、でもオレ、もう我慢できな・・・いっ・・・(切なそうに上目遣いでウッソを見る)」
ウッソ「じゃあ、すぐにもっともっと気持ち良くしてあげるね。あの・・・ええっとさ・・・
(少し言いにくそうに)オデロ、あのさ・・・四つんばいになってみてくれる?」
オデロ「えっ・・・て、な、なにぃーっ!?」
(ウッソの言葉から、この後何が行われるか一瞬にして理解できてしまい、今度は羞恥で
顔を紅潮させて大慌てのオデロ)
オデロ「ヤダ!ぜーったい断るっ。誰がするか、そんなん!」
ウッソ「ええーっ?今回だけは”ぼくの気が済むまで、体のすみずみまでいじらせる”って、
さっき約束してくれたじゃないかっ。」
オデロ「ウッ、そりゃまあ・・・そうなんだけどよ。(痛い所を突かれ口篭もる)
けっ、けどさー、これだけは・・・」
ウッソ「約束やぶるの?・・・ひどいよ・・・オデロのこと信じてたのに・・・」
オデロ「わーっ、わかった!わかったよもう!オレも男だ、今度こそ腹くくったから!」
(一瞬の間の後ヤケクソ気味に両手を突き、勢い良く腰を持ち上げるオデロ)
オデロ「こっ、これでいいんだろっ!?・・・」
ウッソ「(いきなり満面の笑顔に変わる)アハッ、ありがとオデロ!」
オデロ「!!・・・うう、ウッソ・・・お前・・・お前・・(以下、言葉にならない)」
オデロ「あ、あのよ・・・やっぱ、やめとかねーか?な・・・?」
ウッソ「ダメだよっ。覚悟決めたんでしよ?大丈夫、痛い思いは絶対させないからさ!」
オデロ「当り前だバカッ!トホホ・・・何の因果でこんな事になったんだよお・・・」
ウッソ「往生際が悪いなあ・・・もう、ガタガタ言わないの!・・・・・・それじゃ、いくからねっ・・・・!」
(すっかり観念しつつ、固く目を閉じているオデロ。ウッソは緊張気味の面持ちで、
ゆっくりとオデロの肉付きのいい二つの丘、その谷間へと顔を近づけていく)
ウッソ「よし・・・い、いくよ・・・」
(すぐ目の前に、オデロの誰にも見せたことの無い部分がある。汗ばんで、かすかに
干草に似た香りが鼻腔をくすぐる。そろりそろりと伸ばした舌がそこへ触れる・・・)
オデロ「!あ・・・!!!」
ウッソ(ん・・・こんな味なんだ・・・オデロのここって・・・)
オデロ「んくっ・・・あ・・・ひ・・・あっ・・・!!」
(言うまでもなく、オデロが初めて知る感覚だった。必死に声をかみ殺そうとは
しているものの、全身を襲う小刻みな震えは止めようがない)
(緊張と一瞬のためらいがあったウッソも、いざ舌が触れてしまえば、入り口付近を
舌先でチロチロとなぞったり、あるいはかきわけるようにネジこんだりと全く躊躇はない)
オデロ「(なんだよコレ・・・そこだけオレの体と別モンみてぇ・・・ダメだ・・・
ダメだってばよ・・・!!)ウッソ・・・もう・・・もうよせよ・・・!これ以上やられたら
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