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  • 2014⁄01⁄09(Thu)
  • 01:07

筆みはし

お昼休み、沖君に呼び出された。
珍しいな。どうしたんだろう。
田島君がついてきたがったけど、沖君が困ってたから、ダメだよって置いてきた。
屋上へ通じる踊り場で、沖君があの、えっとって繰り返してる。
これが沖君じゃなくて女の子だったらちょっとドキドキした、かも。
沖君は、やっと覚悟決めた!って顔で俺に頭下げた。
「三橋っ!オレの筆になってくれ!」
い、イミ、わかんない……

おどおどしてたら、沖君があわてて説明してくれた。
「お、オレ書道やってて」
「しょっ書道!スゴイ!…って、しゅ、習字?」
「えと、そう。それで、今度作品、出せって、言われてて」
オレがあんまりキョドるから、沖君にも喋り方、うつっちゃってる。
それでオレが筆?
「お、おおお、オレ、髪、みじかい、よー?」
頭のてっぺんの髪をつまんで見せる。
髪の毛、筆にされるのはいいけど、長さ足りないと思う。
オレより泉君のほうがよさそう。

「あ、ち、ちがう!えと、筆にするのは、髪じゃなくて」
沖君が、目、つむって、ふるふると指差す。
指差してる先は、オレだ。
沖君の指が、オレの頭のてっぺんからつま先までをすーっとなぞるように指した。
「三橋、の、からだ」

さーっと血の気が引く音がした。
き、きもちわるい……
体が揺れて、背中がどんって壁につく音がして、そのままずるずるへたり込んでしまった。
田島君置いてこなきゃよかった。
いや、置いてきて正解だった?
「ち、違うっ三橋!いや、えと、違わないんだけど」
沖君がすごい形相で腕をぶんぶん振りまわしてる。
ツバ、とんでる、こわい。
怖くて声も出ないって久しぶり、だ。
どうしよう、沖君変態だったんだ。
ちょっとオレと似てるかもって思ってたけど、オレ、だ、だまされて、た?

た、たすけ、よぶ。
田島君と阿部君から、なんかあったらスグ携帯かけろって口うるさく言われてる。
よ、よくわかんないけど、どっちかにかけよう。
オレにはムリだ。
なんとかズボンの尻ポケットから携帯電話を取り出して、フリップを開ける。
そしたら。
「ちょっとタンマーーーーーー!!」
「ひいいいいいいっ」
沖君、が、すごい勢いでオレの携帯を奪い取った。
ど、どうなるんだ、オレ。

「阿部だけはやめて。呼ぶなら、田島にして」
沖君、か、顔、ちかい。
顔近づいたら、沖君も涙目になってるの、見えた。
「でも、まず、オレの話、聞いて」
たのむ、とまた深々と頭を下げられた。
ちょっと、こわく、なくなった、かも。
「あの、け、ケータイ…」
「うわっ、ご、ごめんっ」
奪われたばかりの携帯が、胸元に押し付けられる。
沖君、変態だけど、悪い人じゃ、ない、よね。
チームメイトだし。と、投手同士、だし。
と、投手に、わるいひと、いない、よ。

沖君の説明はむずかしくてよくわからなかったけど、とにかくえらい先生に作品をださなきゃいけなくて、それがアートなんだって。
アートだからいろいろ道具にも意味がないとダメで、それでオレが筆だと意味がある、の?ホントに?オレ、だまされてる?
「N○Kでも放送されたことあるんだけど」
「み、みたこと、ない…」
オレ、テレビ自体あんま見ない。
でもテレビでやってることなら、きっと大丈夫だよね。
沖君、すっごく困ってるみたいだし。
オレも、誰かの役にたつの、すっごく、うれしい!
「お、オレ、やる、よ。筆、やる」
「あ、ありがとう三橋ー!」
沖君が感激して、オレの手をむぎゅってにぎりしめた。
まだちょっとこわいけど、がまん、がまん。

とりあえず今度の日曜に沖君の家に行くことになった。
一人で行くのは怖かったから、誰か連れてっていい?って聞いたら阿部以外なら誰でもって。
沖君、阿部君のこと嫌いなのかな。
それともまだちょっと気まずい、とか、かな。
オレは田島君を誘った。

学校で待ち合わせて、自転車で沖君の家まで行く。
チャイム鳴らしたら沖君が出て、そのまま部屋に通された。
「おっじゃまっしまーす!」
「お、……しま、す」
沖君の部屋って、どんな部屋なのかな。
オレ、他人の部屋ってどんなのか、あんまりしらない。
ちょっと緊張しながら入ると、床一面にブルーシートが敷かれてた。
その真ん中に水入れと硯と筆が数本。太いのや細いのや、いろいろ。
オレ、帰っちゃ、ダメ、かな。

「なーなーなー、何やんの?」
田島君がベッドの下や机の下を漁りながら沖君に聞く。
オレもよくわかってないから、当然オレから説明された田島君はもっとわかってない。
「今日は、うちあわせ、みたいなのしようと思って」
「うちあわせ?習字の?」
コクンと沖君がうなずく。
「まずコンセプt」
「うおーヘンな筆!たっかそうー!」
「……」
田島君はものすごい早さで沖君の説明に飽きた。
高価そうな筆を手にとって、器用にくるくるまわして遊んでる。

「あっあの、オレもね、説明、きいても、よく、わかんない」
「そっか。たぶん、今日はまだ墨つかうとこまでいかないと思う」
「お、オレ、どしたらいい?」
よくわかんないから、ゆーとーりにしろって言われるほうが、ラク。
「とりあえず服脱いでからだ確認させて」

ピキンって、音がした、気が、した。
田島君が左手でぐるぐるぐるぐる筆を回転させてる。目線は沖君から離れない。
「沖さー…、三橋、イジメてんの?」
「ひっ」
「ちっがう、よ!」
沖君のほうが体大きいのに、へたり込んでぷるぷる震えてる。
お、おおおオレ、かばって、やんなきゃ!
「オレ、つかって、習字、するんだ」
「三橋つかって? 習字を?」
田島君がこっち向いた。左手で回転する筆の速度が、ちょっと落ちた。
「オレが、筆、なんだ」
「三橋が筆? …あ、わかった!チンコ習字か!」
え、そうなの!?
違うって言ってよ沖君!
沖君のほうをうかがうと、しせん、はずされた。
おおおおおおおれおれおれおれそうなの!?
か、からだってチンコってイミだったの!?

「沖って意外と大胆なんだなー」
ふいに目の前に影がさした。
田島君が、いつのまにか、オレの肩に腕、まわしてる。
そのまま、ぐいって体ひっぱって、半身でかばうみたいにして、オレから沖君が見えないようにしてくれた。
け、ど、……あれ?
「いや、ちが、チンコじゃなくって」
肩に回った手が、オレのシャツの袖口をまくりあげてる。
むきだしになった肘や二の腕を手のひらでゆっくりなでてくる。
田島君、ヘン?
いつもよく体さわるけど、いつもと、さわりかた、ちがくない、か?
肘、ひえてたのかな?それで、あっためて、くれてる?
うん、そうだ。きっと。
変態は沖君だけで十分だ。
「ちげーの?」
「いや、ちがわないけど、他も、使いたいっていうか」
「イミわかんねー。なんかねーの、見本とかさ」
「こ、これっ」
田島君の腕がスッとはなれて、沖君が差し出したパンフレットみたいなのを手に取った。

(パンフレット片手に沖ががんばって説明しましたが描写省略。)

沖君の長い長い説明が終わって、部屋の空気がしんとしずまりかえった。
お互いがお互いの出方をうかがって、見えない圧力があって、耳がつーんってする。
こういうふんいき、苦手、だ。
なんかしゃべりたい、けど、オレ、あんなの見せられてどうしたらいいんだろ。

パンフレットには、、体中に墨をぬられたはだかの女の人や男の人がクレーンで吊り下げられて、ばかみたいにでっかい半紙にべしゃってはりついてる写真が何枚も載ってた。
墨だけど、人間の体はおうとつがあるから、おっぱいの形やおしりの形や、…ちんこの形、も、わかる。うっすら。
これを、オレに、しろと。
沖、君、は。

「ムリじゃね?」
あっさりと田島君が言ってくれた。
オレももうもげてもいいって勢いで首をたてに振る。
ムリムリムリムリ、です。
「クレーンないじゃん。この部屋」
「うひょっ」
そこ!? そこなんだ田島君!?
あんまりびっくりしたから、オレすっごいヘンな声でちゃった。
「だから、ここまで先鋭的なのは、まだムリだから」
「それでチンコ習字?」
「だからチンコに限らないんだって」
二人してチンコチンコ連呼してるけど、それオレのチンコの話なんだよね。オレ、話にいれてもらえてない、けど。
「オレ、三橋のからだにすっごいムラムラするんだよ!」

興奮した沖君が絶叫した。ブルーシートにつばがぺぺぺってとぶ。
ダメだ。
ガマンしてた涙が、ぼろってひとつぶ、落ちた。
ホイホイ来ちゃって、オレ、バカだ。
お母さんごめんなさい。たすけて。

「あれ。泣いてんの、三橋」
田島君が体倒して、下からオレの顔覗き込んでくる。
泣くと思考がとまっちゃう。から、泣いちゃダメだ。
泣いちゃダメだって思うと、よけい涙とまんなくなっちゃうから、泣いちゃダメだって思っちゃダメだ。
って思っちゃダメでダメがオレで
……オレ、やっぱダメな奴、だ。
ひざの上にぼたぼた涙が落ちてハーパンにしみが広がっていく。
みっともない。
みっともないから、帰ろう。
うん、これでいい。
沖君も、こんなみっともないチンコ、いらないよね。
そう思ってちらっと沖君の様子をうかがう。

ふーっふーって、おっきい鼻から息がでてた。
おっきい鼻、とか、言っちゃいけないんだけど、でも、すっごく、おっきく、ふくらんでる
目も、 こ わ い…です。
なんか、前のめりになってる、し。

「大丈夫だよ、三橋」
かたまってたら、ぎゅって田島君がオレの手をつかんだ。
それから、オレの服のすそをつかんだ。
そのまま、べろん、とあっさり上半身裸にむかれた。
声を出す暇もなかった。
た、田島君、は、スゴイな。
スゴイ……、ヒドイ、な。
「オレもつきあうからさ!」
にーって笑って、田島君があっという間にパンツいっちょになった。オレンジ色のトランクスが目にまぶしい、です。

「田島のは別に…」
不満そうなちいさい声が聞こえたけど、聞こえなかったことにした。
田島君と一緒なら、できる…かも。
そうだよ、オレ約束しちゃったんだし。
それに友達の役にたてるなんて、はじめて、だ!
それってスゴイ、事だ、よ。うん、スゴイ!スゴイ!
オレはなんだか急にたかまってきた。
勢いよく立ち上がって、正座している沖君を見下ろし、宣言する。
「おおおオレっがんばる、からっ!」
ばばっと頭下げる。ちょっとビビってる沖君に。
「オレのチンコ、使ってやって、くだ、さいっ!」


※沖視点にチェンジ

「ちょ、ちょっと待て、待って、お前ら」
三橋が頭下げたままオレをみる。う、うわめづかい、やめろ。
「ごかい、誤解ゴカイが、ある。あるよ」
「なに。ゴカイって」
「オレが言うムラムラは、芸術的な、興奮で」
「沖が変態ってこと?」
「ちっがくて……田島、チンコしまってくれ」
田島のほうを見たらいつの間にか全部脱いでやがった。
ぶっといのがぶらんぶらんしてて、ムカツク。
オレの視線に気づいた三橋も見てしまったのか、顔を赤くして股間のあたりを手で覆った。
え、まさか勃ったとか?
「いーじゃん気にすんなよ!」
「……見たくねんだよ田島のは。じゃなくて、話、進まない、から」
こいつらに前衛書道だの構成要素だのの話したって無駄なのはよくわかった。
ホントは腕とか、三橋のからだの一部なら作品として成立するんだけどもういい。チンコでいいよもう。
後悔すんなよ三橋。
お前がオレのチンコ使えって言ったんだからな。

オレは筆と半紙を手にとって、まだチンコぶらぶらさせてる田島に渡した。
こいつパンツ履く気ねーな。
「ちょっと田島が思うようにやってみてよ」
「おー?好きにやっちゃっていーの?」
「いいよ。三橋もその方が緊張しないと思うし」
それに田島はイメージかたまってるみたいだしな。参考にさせてもらおう。

こいつらにお茶も何も出してないことに気づいたので、オレは台所へ茶菓子やジュースやらを準備しに行った。
部屋を空けるときに、始めとけよって声をかけて。
冷蔵庫から麦茶と、一応客用の茶碗も水屋の奥から引っ張り出して、お菓子と盆を探すのに多少手間取ったけどまあせいぜい5分くらいだ。
そう、オレが部屋を空けたのはほんの5分くらいなんだよ!

落ち着こう。サードランナーだ。
……うん、落ち着いた。
両手ふさがってたからドアを開けてもらおうとしたら、扉越しに甘ったるい声が耳に飛びこんできた。
直感で、田島の野郎AV見てやがるってピンときた。
オレの部屋、DVD一体型のテレビあるしな。
普段の田島の言動見てれば誰だってそう思うはずだ。
だからオレは苦笑しつつ自分でドア開けて、部屋に入ったんだ。
そしたら、三橋がえらいことになってた。

まず部屋が水でびしょびしょ。
正確にはブルーシートが水浸しになってたんだけどさ。
敷いててよかったブルーシート。いやマジで。
それから何故か三橋は目隠しされてた。多分自分のシャツで。
胸の辺りがぬらぬら光ってて、着ていたズボンもぐっしょぐしょ。
んでフルチンの田島が両手に濡れた筆持って三橋に覆いかぶさってる。

こいつってやっぱメット脱ぐとバカなのかなあ。
うりゃ!うりゃ!って言いながら三橋の乳首やチンコを筆でいじってる。
水を含んだ筆をぺちょって乳首やわき腹に押し付けて円を描くように回したり、
そのまますーって速度変えて体をなぞったり、筆の尻でぐいぐい押したり。
その度に三橋が体よじらせて悲鳴みたいな声をあげてる。
どうやったらたった5分までここまでカオスな状況作れるんだよ。
三橋もなんで言いなりになってるんだ。

あーあーあーみたくねえもん見た。
だからパンツ履けよって言ったのに田島の野郎。
ご立派ですねふざけんな。
それにしてもズボン越しとは言え三橋のチンコちっちぇえな。
いや田島のと比較してるからちっちゃく見えるのか?
それとも勃起度合いが違うのか?
真剣にサイズ比較を始めたら、ようやく田島がオレに気づいた。
「おーす沖ー。お前もまざるー?」

まざるー?ってそんなキャッチボール誘うみたいに気軽に声かけんな。
「田島、お前ナニしてんの」
声が多少震えてたけど、なんとか大丈夫だ。がんばれオレ。
「んーと三橋で筆?」
いみわかんねえええええええええええええ!!!
「チンコ習字なら勃ってたほうがいいだろ」
「……そうかもな」
もう疲れた。泉ってこんなのと毎日付き合ってるのか?
そりゃ慣れるしかないよな。うん。
「んん、たじま、くん…?」
筆攻撃が止まったせいか、三橋が息を整えて顔を持ち上げてる。
目隠しされてるからどうせこっちの様子は見えてないんだけどドキッとする。
「おー!わりぃわりぃ!」
「ふひゃっ! あっ、あっ」
筆攻撃、再開。三橋、轟沈。
地声が高いから喘ぎ声も高いのか。そりゃ音だけ聞いてればAVと間違えるよな。ドンマイ、オレ。
「なあ沖さーゴム持ってる?」
「ゴム?」
「コンドーム。いれたくなんねえ?」

ちょいちょい、と筆でつついたのは三橋の乳首だ。
充血して真っ赤になってる。
つつかれてビクビクッと三橋の体が震えたから相当敏感になってるんだろう。たぶん。
「や、やめなよそういうの」
「三橋、耳栓してっからこんくらいの声なら聞こえてないぜ」
目隠しに耳栓。
なんか脳のキャパ超えそうだよ…
「オレのでよけりゃ使う?ちっとでかめだけどさ!」
親指立ててウィンクしやがった。
つうかゴムにサイズなんてあるのか。知らなかった。
へぇー、へぇー、ふぅーん。

…どうしよう?
借りちまうか、見とくだけにするか?

やっちまえ、ってどこか遠くで声が聞こえた。
「つかう」
田島がちょっと驚いたような顔をした。
そんな顔されるなんて、そっちの方が意外だよ。
「んじゃ下脱がしてチンコいじってやって」
「田島は?」
「三橋説得する」
オレの手に筆を押し付けると、田島は三橋の頭の上に脚開いて座った。
よっこらしょって三橋の頭を片方の太ももの上に乗せる。
「三橋ー、服気持ち悪くね?」
「う…?う、そ、そーか、も」
「乾かしといてやるから脱いじゃおうぜ」
チョイチョイって手で合図送られた。
脱がせってことか。はいよ。
水分を含んで重くなってるせいで、肌に引っかかって脱がせにくい。
仕方なくヒザまでぐるぐる巻きにして下ろした後、すぽんと足から抜いた。
ぐしょぐしょのズボンとパンツを軽く絞って椅子の背にかけて、ついでに全開だった窓を閉めた。
あぶねーな。外に聞こえてたら親にばれるぞ、近所経由で。

ため息ひとつついて振り返ると、三橋と田島が二人の世界作ってた。
「た、じま、くん、あの、あのっ」
膝枕されて頭なでられながら、三橋が必死に田島の腕をつかんだ。
「あのっ……、ごめん、なさいっ!」
え、謝った?謝ったよね?
なんで三橋が謝るんだ?
「オレ、オレヘンな声でちゃって…」
「大丈夫だって。気にすんな!」
「ごめん、ごめんね。キモイ、よ、ね」
目隠しされてるシャツに、見る間に染みが広がっていく。
田島の腕をつかむ手には力が入りすぎて、関節が白く浮き上がってる。
ツメも立てちゃってかなり痛そうだけど、田島は平気そうだ。
っていうか三橋、どんな思考でそうなるんだ。
オレの時は青ざめてへたり込んでたじゃないか。
これが才能の差なのか。
「オレこそごめんなー。沖助けてやんなきゃって思ったら気合はいっちゃってさ」
でもさ、と三橋の耳元に顔を近づける。
お前も体やわらけーな田島よ。
「三橋、すっげ、かわいい」
「へぇぐっ!?」
「オレ、ソーサクイヨクわいてきた。ゲンミツに」
「お、おおオレ、オレ、役に、たってる!?」
「たってる。すっげーたってる」
ああ、俺幻覚が見える。
三橋の頭に耳と、おしりにしっぽが見えるよ。
それで、ぶんぶん振ってるよ、しっぽ。

「おおおおオレ、がんばる、よっ!」
「そうかー。えらいぞ三橋」
田島が頭をなでると三橋はくすぐったそうにうへへえと笑って頭をグリグリ動かす。
三橋の茶色い髪の毛と田島の真っ黒いチン毛が絶妙なコントラストを描き、二種類の毛がこすれる音がジャリジャリジャリってもうオレ氏にそう。こいつら帰ったら部屋中ファブリーズぶっかけてやる。
それにしても躾けられてんな三橋犬。
「なー沖! 沖も、三橋がんばってるって思うだろ?」
きたよウィンク。
「うん。思う。三橋はすっごくがんばってる」
これは普段から思ってたことだからすんなり口に出せた。
「ほ、ほんと!?沖君も、オレ、がんばってるって思う!?」
がんばってるってなんかのスイッチなのか?
三橋がオレにまでぶんぶんと見えないしっぽを振り始めた。
「うん」
「うおおおおおおおおー!」
「燃えてきたな!三橋!」
突然雄たけびをあげだした三橋を田島が煽る。
なあ、泉。お前本当にこいつらのノリに慣れたのか?
オレは永遠に慣れそうにないよ。

「んじゃ、続きすっか!」
「おう!」
勇ましいな三橋。お前そんな返事もできるんだな。

そんな感じで筆プレイ再開。
含ませる水の量を加減して、うっすら割れてる白い腹にぽたぽた水滴落としたり、尿道のあたりをちょろちょろくすぐったり、乳首の先端を穂先でつついてみたりするたびに三橋の体が跳ねてかわいらしい声を上げる。
最初隠れてた先端部分もにょきっと顔を出して、粘度の高い雫を涎みたいにだらしなくこぼしながら、どんどん赤みを増してきていた。
こんだけイジられたらもう声も出せないんじゃないかって思うけど、三橋ってみかけのわりにタフだからな。
顔は上気してるし息も荒いけど、まだ全然いけそうだ。

「沖、ほっそい筆ない?すっげほっそいのでいいんだけど」
細い筆?
面相筆なら一本持ってたな。使ったことないけど。
田島に渡すとカバンから何か取り出して…あ、ゴムだ。
筆の軸部分にゴム被せてる。
続けてかばんの中から取り出したローションをたっぷりまぶして。
「ほい」
渡された。
これはやっぱりあれだよな。オレが突っ込めってことか?
「オレ、自信ないよ…」
「大丈夫だよ。オレ、今までチンコ入れそこなったことないもんね!」
イミわかんねええええええええええ。
「ローションこぼれちゃうしさ、さっさと入れようぜ。
もー待ちすぎてチンコ破裂しそうだよ」

田島は三橋の傍にかがみこむと、まだ少し引っかかってた皮を下に押し下げて、むきだしになった先端部分を指でつぶすようにして擦りだした。
「ふやぁっ! あっ、あっ、んん」
「気持ちいー?」
「ん、んんっ、らい、じょうぶっ」
三橋がふるふると首を横に振る。
気持ちよくなっちゃダメって思ってんのか、もしかして。
オレも最近ミハリンガルのスキル身についてきたからなんとなくわかった。
「気持ちいくなるようにしてんだけどなー。三橋、気持ちいくならない?」
わざとらしくトーンを落とした田島の声に、また慌てて首を振る。
「きっ、きもちいいっ!ほんろはっ!ふあああああっごめ、ごめんっ、ひゃああっ」
暇だったからなんとなく手を伸ばして乳首を引っ掻いたら、海老みたいに背をそらせて震えた。
「声、キモイ、よね、ごめ、ごめんっ」
「「かわいいよ!」」
…田島とハモっちゃった。キショイ。
無言で三橋の尻の穴を指差されたのでとりあえず筆を入れてみることにする。
うっすら充血して濃いピンク色になったそこは、三橋の呼吸にあわせてひくついていた。
面相筆だからオレの小指よりもずっと細いけど、こんなぎっちり締まってる穴にホントに入るのかな。
もうどうにでもなーれ。
オレは一声念じてそこに筆を差し込んだ。

ローションのせいかゴムのせいか、多分どっちもだろうけど筆はするすると三橋の穴の中に吸い込まれていく。
「あんま深くいれんなよ」
「あ、そうなんだ」
「三分の一くらいでいいぜ。んで適当に動かして」
適当って、どう動かしたらいいんだ。
深く考えずに人差し指を筆の軸にひっかけ、ぐるんとまわす。
「ひゃああっ」
短く叫んで三橋がブリッジした。
ケツがぐぐぐって持ち上がって慌てて筆から手を離す。
うおすげえ!オレの目の高さで筆がぶらんぶらん揺れてる!
これは妄想じゃない、確かにしっぽが生えている!三橋ってしっぽ似合うすげえ!なんかねずみのしっぽみたいでヤバイけどすげえ!

「お、沖、くん、鼻、鼻息…」
三橋の声でハッとした。
だって興奮しちゃったんだよ…
持ち上がっていた尻がぺたんと床についた拍子に面相筆が穴からころんと出てきた。
おかえり、オレの筆。短い旅だったな。

「ご、ごめん三橋」
謝っても反応がない。そういえば耳栓してるんだっけ。
「大丈夫みてーだから、次これ入れて」
田島が少し太めの筆を渡してくる。
これもオレの筆だぞ、と思ったがまあ流してやることにした。
面相筆からゴムを外して付け替え、新しい筆を入り口に当てる。
「ん、んん…?」
さっきはするりと入ったのに、今度はつっかかって全然ダメだ。
三橋も何か感じ取ったのか、顔持ち上げてこっちの方見ようとしてる。無駄なのに。
「なあ、目隠しと耳栓ってなんでしてんの?」
外した方が怖くないんじゃないかな、と乳首くりくりしてる田島に提案。
「見えねーほうがこわくねんじゃないかって」
今のこの部屋の状況を客観的に見る。
うん、田島は正しいな。
「耳栓は?」
「段取り聞かないほうがこわくねんじゃって思ったんだけど、そっちは外すか」
「オレもそれがいいと思う」
んじゃ、と田島が乳首から手を離して耳栓を外す。
「うひっうひゃ、は……ん、耳、いい、の?」
多分田島とオレがいるほうを見たつもりなんだろう、三橋の顔が空中の二点を移動する。
「ん。ちょっと痛いことするけど、ガマンできるか?」
「へ、へいき、だよ」
少し青ざめた顔で田島に応える。
「痛かったらそう言えよ」
でも入れちゃうけどな、とは続けずにオレも声をかける。

「お、オレ、がんばる、よ」
かたく握り締めた三橋の手が震えていたので思わずつかんでしまった。
手が冷たい。
引きかけた三橋の手をぎゅっとつかんで引き戻す。
それじゃいきますか。
筆、二本目。入ります。

ひねるようにしながら押し込むと、弾力で押し返されながらもなんとか
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

※省略部分のあらすじ
やっと沖が三橋につっこんだぜ!


高く突き出された尻に押し付けるようにしてなんとか最後まで三橋の中にオレのチンコを埋め込んだ。
ヘンな表現だけどもうほんときついわせまいわで埋め込んだって言うしかない。
さようなら童貞。
こんにちは三橋穴。
これでオレ魔法使いにならずにすむんだ!

「んああっ、ひゃぇええっ!噛んじゃう!かんじゃううう!」
嬉しさに我を忘れてガンガン掘ってたら、三橋が悲鳴を上げて田島のチンコから口を離した。
じろり、と刺すような田島の視線を感じる。
やべえオレ殺されるかも。
「ごめん、痛かった?」
動きを控えめにして、ふるふる震えている白い尻に手のひらを当てて包み込むようになでる。
下からくいっと持ち上げて手を離すと表面だけふるるんってふるえてフルー○ェのCM思い出した。
「だい、じょうぶ。ごめ、ん、沖君、田島君」
ぽろぽろと涙をこぼしながら目のふちを赤く染めた三橋が肩越しにこっちを振りかえる。
唇がぬめついた光をはなってとってもエロイです。
でも顔の脇に田島のチンコがあって台無しです。
その時オレにひらめきが訪れた。

オレ、実はチンコふたつ生えてるんだ。

つまりあの三橋にフェラしてもらってるチンコもオレのチンコ。
通称チンコ・ナンバー2。
挿入してるこのチンコももちろんオレのチンコ。
この場にあるチンコでオレのじゃないのは三橋のチンコだけ。
よし、これでいこう。

「くわえんのムリなら口当ててるだけでもいーぞー」
「ふ、んむ…」
妄想を固めてる間に、三橋は健気にももう一度ナンバー2を口に含もうと努力していたらしい。
ホント、あきれちゃうくらいまじめだよな。
しばらくがんばっていたが諦めたのか、くてんと頭を落として唇で懸命にナンバー2をはむはむしだした。

ちょっと不満そうな田島に目で合図を送るとOKが出た。
「三橋、キツかったら言って」
「む。…わ、かた」
腰をしっかりつかんで、ぎりぎりまで。
「う、あ、あ、あっあっあっ」
抜く時の方が気持ちいいのか三橋の声が切羽詰ったものになる。
ゆっくりと引き抜いて一気に押し込む動作を繰り返す。
こういう動きだとオレはそんなに気持ちよくない。疲れるし。
でも三橋はすっごく気持ちよさそうで、もう唇当てるのもムリになってナンバー2に鼻押し当ててふがふが喘いでる。

熱を持った三橋の中が段々とやわらかい感触に変わっていく。
そっと前のほうに手を伸ばすと、ガチガチに固くなった三橋のチンコが触れた。
「ふぁ、ん、ごめん、ごめんっ、おき、く…」
チンコ勃てちゃってごめんって、やっぱ三橋はヘンだ。
親指で先端を押しつぶすようにするとぐちゅりと音がした、ような気がした。
つながってるとこや三橋の唇からも水音がして、ホントはどこから聞こえてる音なのかわからない。
水音って西広が借してくれるエロ小説によく出てくる表現だけど、ホントにそんな感じの音なんだな。
ぴちゃぴちゃうるさい。
そう思ったら耳の奥がかあっと熱くなって、それを振り切るようにめちゃくちゃに突き上げながら三橋のを擦って、気がついたらイっちゃってた。

***

すうすう寝息をたてている三橋の体を拭いてベッドに寝かせた後、部屋の惨状を改めて確認してオレは低い唸り声を上げた。
まあ、シート敷いてただけよかった…と思おう。
わけがわからないまま終わった1回目の後、田島と交代しながら結局ゴム一箱使い切った。
「…なあ、田島っていっつも箱で持ち歩いてんの?」
それって球児としてはやばくね?
言外にそういうイミを持たせて聞いたけど、田島はニヤッと笑うだけで答えなかった。
まあいいや。田島の考えることはオレにはわからん。
「それよりさー、どうすんの習字」
「ああ、まあ……三橋寝ちゃったしな…」
習字じゃなくて前衛書道だと突っ込む気力もなかった。
オレもこのまま昏倒したいくらい疲れてる。
困ったように額を掻いていた田島が、何か思いついたらしく机の上に保護しておいた半紙を手に取った。
勝手に硯に墨汁をあけ(墨を磨るという選択肢はないんだろう。あの硯いい物なのに。)半紙を真っ黒に塗りつぶす。

「なあ、何してんの?」
少しの余白もないように丁寧に塗りつぶしている姿に不審を覚えて尋ねると、筆を置いてまたニヤリと笑う。
「なんか尖ったのない?はさみとかでもいーけど」
「はさみ、ならあるけどさ」
なんとなく見当がついた。
違っててほしい。
「じゃきーん!」
はさみと使用済みのあれを高々と掲げもち、いちいち効果音つけながら切り込みをいれて中身を真っ黒の半紙の上にぶちまけていく。

「あっれー?ダメだ、見えねえな」
「当たり前だろ…何やってんだよ…」
匂いさえなければうっすらと糊をぶちまけたようにしか見えない。
「イケると思ったんだけどな」
田島なりの気遣いだったんだろう。
どっと疲れたけどな。
「いーから。片付け、手伝ってよ」
ほーいとのんきな返事を返した田島に半紙をゴミ箱へ捨てさせた。

後日、オレを推してくれてた書道家の先生にこっぴどく叱られたけど、オレに前衛はムリだってわかったから、もういい。
やきゅうがんばるぜー!


終わり。
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  • 2014⁄01⁄09(Thu)
  • 01:06

田島君考える

西浦入って、野球部でレギュラーになって、つっても10人しかいねーし、そのうち一人は野球やったこと無いヤツだったらからレギュラーになんのはまぁ当然なんだけど。
最初はね、楽しかったよ。だけど最近つまんねーんだ。シニアん時のが面白かった。なんでだろうって考えて気が付いた。
西浦って基本的にいいヤツばっかなんだよな。人数少ないからポジション争いもねーし、ライバル意識バリバリで絡んで来るようなヤツもいねーし。
花井も中学の時4番だったって言ってたけど、オレと正面切って張り合う気とかあんま無いみてーだしさ。
オレの入ってたシニアのチームは強豪って言われてて、ちょっと遠いトコからも来てるヤツとかも結構いた。
わざわざ地元じゃないトコに来るってだけあって、みんな自分に自信あるヤツ多かったんだよね。
だからポジション争いとかライバルとか、目には見えないトコでバチバチしてて、それがなんつーか面白かった。
まぁ、面白かったってだけじゃねーけどさ、わざわざ聞こえるように嫌味言うヤツとかいたしね。ホームラン打てないくせにとか、チビとかさ。
最初はちょっとムカついたけど、でもそんなヤツらを見返すのなんかカンタンだった。
嫌味言われてんの気が付いてないフリして、ノーテンキなフリして、表向きでは仲良くして、なんも考えてない野球バカっぽく振る舞ってさ。
そんで試合でガンガンヒット飛ばしてやれば実力の差なんてはっきりするし、一度だって打てなかった球なんか無い。
そうやって口だけのヤツを実力で黙らせるのも気持ちかった。そうやってオレはずっとサードで4番ってポジション守ってきた。
だけど今はなんつーか、そう、張り合いってのが無いわけ。
そんでオレはひーばぁちゃんが言ってた事を思い出した。「暗い暗いと嘆くより、進んで明かりをつけましょう」って。
えーっと、意味は多分、つまんねーって言うだけじゃなくて、つまんねーんだったら自分で面白くなるようにすればいいって事だったと思う。
そーいうわけで、どーしたら面白くなんのかオレは考えた。

「ひ、あっ、あぐ…」
三橋のケツは思ってたよかあっさりオレのチンコを飲み込んだ。ケツの穴がひくひくして、そうなると中の方もうねってすげー気持ちいい。
オナニーとは比べモンになんないけど、あれはあれで別だもんな。
三橋とこーなるのは結構カンタンだった。
普段からくっついてたから、ちょっと体触っても三橋は気にしたりしなかったし、オナニーの話しとか、にーちゃんの部屋からパチって来たエロDVDとか一緒に見たりした事あったし。
今日は練習試合が終わってから三橋んちで遊ぶ約束してたんだけど、ゲームしようっていう三橋に、そんなのよかコレ見ようぜって言って、新しいDVD出して一緒に見てた。
三橋はすぐに勃っちゃったみたいで便所行くとか言うから、オレがカイてやるって言って。
最初はでも、とか言ってたけど、無理やり押し倒してズボンの上からチンコ揉んでやったら三橋はすぐにエロい声出し始めた。
三橋をやっちゃえって思ったのは、なんかみんながコイツのこと特別扱いしてんのがちょっと面白くなかったから。
みんなが大事にしてんだったら、オレがちょっとくらいこーいう事したっていいじゃん。
三橋だって気持ちいいんだし、オレも気持ちいいし。
だけどホントの理由は阿部が三橋の事好きみてーだったから。
あいつ、いっつも威張ってんだもん。オレが三橋のことやっちゃったって知ったらどんな顔すんだろう。
「ああぁぁっ、たじっま、君っ」
四つんばいになった三橋の背中がたわむ。床に張り付いた手がさっきから何度も何度も床を引っ掻いてる。
「なんだよ、お前ケツ気持ちいいの?」
「き、もち、ぃ」
「マジで初めてなのかよ」
「あ、あぁっ…っ、だって、田島君の、ちんちん、中、こすって、」
中、こすられるのがいいんだ。オレは小刻みに動かしてた腰の動きを大きくする。
チンコを抜けそうになるギリギリまで、ゆっくりカリで中をひっかくみたいにして抜いて、そっから一気に奥まで突っ込む。
「やっやぁっ、それ、ダメッ!」
「ダメじゃなくてイイんだろっ」
「うあ、あっ、ああっ」
ぶるっと震えたのを見て三橋がイったのが分かった。
「ずっりー」
「ひゃ、あ、ごめ、ごめんな、さ…、あっ」
イったばっかのチンコは敏感で、オレはあんま触られたくない。だけどそんなの知らねー。
まだ射精が終わらないうちから三橋のチンコを扱き続けると、ケツん中がきゅーって締まった。
「やッ、やだっ、さわんない、でぇっ…」
「うわ、すっげ…」
奥の方から、きゅーって肉が締め付けてくる。オレのチンコに吸い付くみたいにまとわり付く肉の感触に、我慢も限界が来た。
「う、っ、三橋っ、出すぞ、中に出すぞっ」
「ああっ、あっ、やぁっ、うっ、くぅうっ」
横を向いて床にほっぺたを押し付けてる三橋の顔を見れば、涙とヨダレでぐっちゃぐちゃだった。床に唾液が溜まってる。
その顔を見ながらだらだら先走りを垂らしてるチンコを握った。
ケツをチンコでかき回しなから軽く擦ってやっただけで三橋はすぐにエロイ声を上げてイく。
「いっちゃ、あっ、田島君っ、う、あっ、あぅっ」
オレまだ一回もイってねーのに。三橋はこれで何度目だっけ?3回目?オレよか絶倫かもしんねー。
ケツに腰を叩きつけるみたいにチンコを突っ込んで、これ以上奥にはいけないってくらいまで押し込んだ。
三橋の一番奥のトコにオレの精子を吐き出してやる。
「三橋ん中にオレの精子、出てんぞ」
射精しながら緩く腰を動かし続けると、それだけでも気持ちいいのか三橋の体はぶるぶると震えた。
「あんっ、ああぁっ、中、精子…」
「まだっ、とまんねっ」
「あ、あっ、出てるぅっ」
「そうだぞ、お前ん中に出てんぞ」
「田島君っ、あ、アッ」
「っ、く」
背中に被さるみたいに乗っかると、そのまま三橋はべしゃりと体を崩した。
潰れた三橋の背中に手を付いて体を起こして繋がってるとこを見てみると、オレのチンコをくわえ込んだケツがひくひくしてた。
ゆっくり腰を引いてチンコを抜くと、中に出したオレの精子が流れ出てくる。
「うわ、ぐちゃぐちゃー」
さんざんかき回したせいか、ケツの穴はひらいたまんまですぐには閉じそうにない。ひくひくしてんのが物欲しそうに見えてオレは中に指を突っ込んだ。
「う、ああぁぁっ」
ぐちゅりと音を立ててオレの指を飲み込んだ三橋のケツ中で、人差し指と中指を交互に動かしてやる。
「ひぁ、あっ、やぁぁっ」
「中、すっげー。オレの精子でぐちゅぐちゅいってる」
「や、やっ」
正座してつっぷしたみたいな体勢で三橋はびくびくと震えた。時々足の指がぎゅって丸まって、ケツの中も同じように締まる。
「指もきもちーかー?」
「あ、あっ、だっ、それ、ダメッ」
「三橋のダメはもっとしてだもんなー?」
「ううぅっ、っく、ひぁ、アッ」
チンコだとタンチョーな動きしかできねーかんな。三橋のケツん中で指曲げたり、中ひっかくみたいにしてやると、さっきよか気持ちいいみてーだ。
「うンッ、ひ、ぐ…」
床に張り付いてた手がぎゅーって握られる。しばらくそうして息を止めてた三橋がもぞもぞとケツを動かした。
「どしたー?」
「ひ、ぁっ…あっ」
「喘いでるだけじゃわっかんねーよっ」
中に入れた指をぐりって中で回すと、三橋の喉がヘンな音を立てた。
「ああぁっ、た、じまく…」
「なに?」
「ゆ、指、ちがく、て」
「チンコ入れて欲しい?」
聞くと、三橋がうんと頷く。こいつすげーなー、初めてって痛いだけって聞いたことあったけど最初っから感じまくりのヤツもいんだな。
「どーしよっかなー、さっきだって三橋ばっかイっちゃってたしさー」
「や、やぁっ、田島君の、ちんちんで、」
まぁヤダヤダ言われるよかいいか。あんま痛てーとか言われても萎えそーだし。
「じゃあケツ上げて」
「ン、ぅう…」
三橋はさっきみたく四つんばいになろうとして腕で上半身を上げようとしたけど、力がはいんねーのかべちゃってなった。
「なんだよ、力はいんねーのか?」
「う、あ、ご…ごめん、なさ、ぃ」
「だらしねーの」
しょうがねーから横向きに寝っころがらして、上になった足を抱えるみたいにして持ち上げた。
三橋のチンコはまた勃起してて、さっき出した精子と新しく溢れてくる先走りでぬるぬるだ。
勃起してきたオレのチンコをケツに押し当てると、また三橋はひぐ、とかうめく。この体勢だとさっきよか奥まではいっかな?
チンコで三橋の中を押し広げていくと、オレが腰を進めるたびに三橋が声を上げた。
「あ、ああぁっ…、っく、ンッ」
「きっちぃ…」
オレが出した精子で中はさっきよかぐちゅぐちゅだ。腰動かすとぬちぬちってエロい音がする。あれ、そーいやDVDってどうなったんだっけ?
テレビの方を見てみたら、とっくに再生が終わってた。途中からDVDの事忘れてたや。だってそんなのよか三橋のがエロかったんだもん。
「うぁ、あっ、アッ」
動かないでいたら、我慢できなくなったのか三橋がねだるみたいに腰をゆすった。いきなりそんな事されて、ちょっとイきそーになる。
「おま、動くなよ、出ちゃうだろー」
「だ、ってぇ…」
「今、してやっから、さっ」
三橋の膝の裏に手をかけて、頭の方に押し上げる。こっちのがさっきの体勢よかエロい。
オレのチンコを飲み込んだケツの穴とか、だらだら先走りこぼしてる三橋のチンコとか、ヨダレ垂らしてる顔とか、全部見えるし。
「ひぁ、アッ、田島、く、ぅ…」
「三橋、すっげーエロい顔してる」
やっべ、顔見てすんのってなんかすげーチンコに来るな。DVDとかだとオレおっぱいとかしか見てなかったしなー。
「み、みない、でよぉっ」
三橋が腕で顔をかくそーとすっからオレはその手を掴んで三橋のチンコに持っていった。
「顔隠すなよ、自分でチンコ弄ってみ」
「やっ、だぁ」
「ヤダじゃねーって、ほら」
チンコ握らして三橋の手の上から動かしてやると、ケツん中がきゅって締まった。
ケツがこんな気持ちーんだったらもう女なんかいらなくね?もうにーちゃんとこからエロDVDパチって来なくても済むかもしんねー。
しばらく扱いてやってから手を離すと、三橋はもう自分でシコってた。こいつ気持ちーことには貪欲なんだなー。
「ん、アッ、あっ、アーッ、っく、んぅっ」
「ケツとチンコ、どっちが気持ちいいー?」
ケツん中、かき回しながら聞くと三橋はぶるっと体を震わせて息を飲む。
「はぁ、あ…」
「なぁ、どっち?」
「ど、っちも、きもち、ぃっ、ンぅ、気持ちいっ、よぉっ」
「そっかー、すげーな三橋ー」
気持ちよければケツにチンコ突っ込まれてもいーんだ?オレはいくら気持ちくてもチンコ突っ込まれんのはイヤだな。
「ン、あっ、ああぁっ、いっちゃ、アッ」
「まだダメ」
どろどろになってる三橋のチンコに手を伸ばして、根元んトコを輪っかにした指で締める。今度はオレのが先だもんね。
「やっ、やっ、いっ、ぅぅ…」
「オレがイクまで、我慢しろ、よっ」
「あっ、あぁぁっ…、っやくぅ…」
三橋の口の端からヨダレがとろりと溢れてほっぺたんとこを伝っていく。
涙とヨダレでぐっちゃぐちゃの顔。冷静になってみりゃ汚ねぇって思うんだろうけど、なんだかすっげーエロく見えた。
「なぁ、三橋、お前気が付いてっか」
持ち上げた足の付け根あたりを抱え込んで、何度もぐって奥にチンコを押し込む。
オレのチンコが三橋の中を擦ると、いちいち反応するみてーに三橋のケツん中がうねうねして、そこだけなんか別の生き物かなんかがいるみてーだった。
「ん、っくぅ…、ア」
「なぁ、聞けよ」
ずるーってチンコを抜いて、あんあん言ってる三橋の気を引いた。ぎりぎりまでチンコを抜くと三橋が恨めしそうな顔でオレを見る。
「やっ、あぁぁっ、っく、もっと、おくぅっ」
だらしなくヨダレまみれになった唇がオレのチンコをねだる。だけどオレは浅い所でゆるゆると腰を動かすだけだ。
「お、奥、こすって、田島くん、の…ちんちんでぇっ」
「阿部ってお前の事、好きなんだぜ」
亀頭を中の壁んトコにこすり付けるみたいに角度をつけて、三橋がオレのチンコの形をしっかり感じるように、ゆっくりゆっくり進んでく。
「アァァ…っ、ひぁ、あっ、ああんっ」
半分くらい突っ込んだトコで止めて、もっかいギリギリまで抜いていくと、三橋のケツがきゅうきゅう締まった。なんかオレのチンコを離したくないって言ってるみてー。
「オレが三橋とやっちゃったっつったら、どんな顔すっかな」
「うあ、あっ、あ、当たるっ、ち、がぁっ」
「なに?」
ただでさえ三橋はオレが通訳してやんねーとダメだってのに、気持ちよくってワケわかんなくなってる今は、オレにも三橋が何を言いたいんだかわかんなかった。
「さっ、さっきと、ちが、うぅっ…」
ああ、チンコが当たる角度がさっきと違うってコトか。さっきよかビンカンになってんのかな。
「気持ちいーだろ」
「んっ、うんっ、気持ち、いぃっ…よぉっ」
つか、オレが言ったコトちゃんと聞いてんのかよ。
「なぁ、阿部がお前のコト好きなんだって!」
ちょっとおっきな声で言うと、三橋はぎゅっと閉じてた目を薄く開いてオレを見た。
だけどなんかぼやーっとしてて、オレの方見てるけど見えてないみたいな感じ。
「う、あ、あ…阿部、く…」
「そー。阿部もお前にこーゆーコト、したいんだぜ、お前のコト考えてシコってっかもな」
オカズにされてるって言ったら三橋の中がぎゅうって締まってオレのチンコに絡みつく。三橋ってヤラシーこと言われっとコーフンすんのか。
「やっ、うそっ、うそ、だぁっ」
「ウソじゃねーよ、絶対お前、阿部にオカズにされてんぞ。こーやってっ」
「ひぁっ、っぃ、アッ」
ぐいって足を抱えてチンコを奥まで突っ込んでやると、自分のを弄ってた三橋の手が止まった。もう自分でシコる余裕もねーかな?
「お前にチンコ突っ込んでっトコ、想像してんだぜ」
「や、だぁっ、そんな、のっ…」
「やなの?なんで?」
「んぅっ…アッ、ああぁっ」
やだやだって首を振る三橋の耳に顔を近づけて、耳元で言ってやる。
「阿部に教えてやろーか。三橋のケツん中がどんな感じか」
「い、やぁっ、やだぁっ…ンッ、ぅ、ひぁっ」
三橋が喘ぐとチンコに張り付いた肉がびくびくってケーレンするみたいに動いて、すっげー気持ちいい。
オレのチンコと三橋のケツが溶けて一緒になっちゃったみたいだ。
「三橋のケツはいやらしーんだって。初めてなのにすぐにチンコの味覚えてさ、オレのチンコにぴったり吸い付いて、もっともっとって言うみてーに中がうねって、中でチンコ動かすたんびにケツからぐちゅぐちゅヤラシー音させんだってさ」
そしたら阿部はそれオカズにしてまたシコんだぜって言うと、根元を締め付けたままの三橋のチンコがびくびくって跳ねた。
「アッ、ああぁっ、い、やぁっ…っぃ、アッ」
「ウソつけ、お前今阿部にオカズにされてんのそーぞーしてただろ」
「しっ、して、なっ…あぁぁっ、ンッ、ンッ…ひぁ、あっ」
「じゃあ、なんでこんなケツん中ひくひくさせてんだよ、そんなにチンコ好きか?」
「す、好きぃっ…、田島くん、の…ちんちん、す、きっ…」
「オレのチンコが好きなん?ちげーだろ、チンコならなんでもいーんだろ?」
阿部にオカズにされてるって言ったらコーフンしたくせに。さっきからだらだら先走り出てんじゃんか、手ぇ離したらそんだけで出ちゃいそーだ。
「阿部のコト誘ってみろよ、そんでケツに突っ込んでもらえ」
「田島、くっ、アッ、ああっ、いっく、イきったいぃっ…」
横向いたまんま三橋がぐって背中を弓なりに反らせて、何度も腰を揺する。オレが足を跨いでるせいで上手く動けないのか、それじゃあ足んないって言うみたいにもどかしそうな声を上げた。
「ンッ…ひ、ぃっ…、ああぁっ、あ、アッ」
「オレも、もーちょっとだからガマンしろって」
三橋のケツん中があんまり気持ちいーから、イっちゃうのがもったいなくてガマンしてたけど、オレも相当ヤバかった。もっかい三橋の足を抱えなおしてガンガン腰動かしてやる。
「うあっ、ああっ、ア、アッ!田島、く…んうぅっ」
「また、中に出してやっからなっ」
チンコを出し入れするとさっき中に出してやった精子が溢れてきて、繋がったトコでぷちぷち泡だってる。
やっべ、なにこれ、すげーエロい。入ってっとこガン見してたら、きゅっきゅってケツの穴と中の方が締まって三橋が引きつったみたいな声で言った。
「いっ、イッくぅ…イク、イク、イクッ、イっちゃうよぉっ!あ、ああっ、ア、おっ、おしり、溶けちゃうぅっ…」
「っは、あ、三橋ッ」
三橋のチンコの根元を締めてた指を離してやって、びくびくしてるチンコをがしがし扱いてやった。そうしながら勢いを付けて三橋のケツん中をめちゃめちゃにかき回す。
「ほら、イケよっ、ケツに中出しされてイっちゃえッ」
「ンッ、う…あ、ああッ、アッ、ああぁっ、アアッ」
オレのチンコが根元まで入ったトコで2回目の精子を出してやると、ひぐ、とかうめきながら三橋も体をぶるぶる震わせて射精した。
「はぁ…、はっ…、やっべ…なにこれ…」
あんま気持ちくて目の前がクラクラする、なんだぁ?酸欠か?深呼吸して三橋の方を見て見れば、気を失ったみたいにぐったりしてる。やりすぎちゃったかな。
チンコを抜いて見てみたら、真っ赤になってひくひくケーレンしてるケツの穴から俺の出した精子がどろって出てくる。えろーい。
中出しはコーフンすんだな。出してっときもそーだけど、こーやって中から出てくっとこ見るとゲンミツにエロイ。またぐちゃぐちゃにかき回してやりたくなったけど三橋はもうゲンカイっぽかった。
「おーい、三橋ー」
ぺちぺちおでこを叩くと、まぶたがピクピクして目が開く。気絶してるわけじゃないか。
「た、じま、君…」
「おー、だいじょぶかー?」
「う、うん」
「すげーいっぱい出たな、気持ちかっただろ」
とろんってした目がオレを見たと思ったら、三橋は恥ずかしそうに床の上で体を縮こまらせた。チンコ隠したってケツが丸出しでそっちのがエロイぞ。
「お、オレッ…」
「なんだよ、いまさら恥ずかしがんなよ。またしよーなっ」
にーって笑ってやると、ちょっとだけ頭が動いて頷いたのが分かった。これからオレがもっとエロイ体にしてやる。そんで…。
三橋はもうだいぶ息が整ってきてた。ぐったりしてる体を腕ひっぱって起き上がらせてやる。
「なーなー、シャワー借りていーか?お前も風呂はいったほーがいくね?」
「う、うん、お風呂…」
そのへんに散らばってる服をかき集めて、フラフラになりながら三橋は立ち上がるとこっち、と言ってオレを風呂へ案内してくれようとした。
その後ろについて行きながら、ケツから溢れた精子が三橋の太ももに流れて行くのを見て、オレは風呂でもう一回できっかな、とか思ってた。

「もっ…やぁっ…」
タイルに手を付いて三橋は足を震わせながらびくんと背中を反らせた。シャワーのお湯が頭から、背中を流れて足に伝ってく。
三橋がびしょびしょになった頭を振るたんびに水滴が飛び散ってオレの顔にかかった。
「なんだよ、ちゃんと出さないとあとでパンツ汚れんぞ」
そう言って三橋のケツん中に突っ込んだ指を何回も動かしてやると、オレの出した精子がとろとろケツから溢れてくる。
「ンッ、ああぁぁっ」
太ももの内側を伝って膝の裏を通って排水溝に流れてくオレの精子。こんなのが赤ちゃんになるなんてヘンなの。
そっかー、こんでニンシンすんだよなー、そーいやにーちゃんの嫁さんもにーちゃんに中出しされたからニンシンしたんだよなー。
「ダメッ…立ってらん、な、ぁ…」
ずるってタイルについた手が滑った。前のめりになりながら体制を崩した三橋の腰を慌てて掴むと、三橋もなんとか足を踏ん張って体を支える。
だけどそのせいでケツの中に突っ込んでた指がぐって沈んで、三橋の膝がカクカクしてた。
「三橋、こっちに手ぇつけ。そんで膝立ちんなって」
やっぱもっかいしよ。三橋もまた勃起してきてっし、オレのチンコもガチガチだし。
でも中出ししたらせっかく掻き出したのがムダになっちゃうな。
「ひ、ぁ…っ、も、もうムリッ…ぃ、」
「なんで?勃ってんじゃん」
オレの言ったように湯船の淵に手をついて、膝立ちになった三橋のチンコを後ろから握ってやると、やだって言うみたいに三橋が首を振った。
「でもっ、ムリだよぉっ…、っは、あ、くるし…」
「だってオレ、勃っちゃったもん、もっかいだけ、な?」
「だ、めっ、ダメだよぉっ…、お、オレ、おかしく、なるぅ…」
「もうなってんだろ」
握ったチンコを軽く扱くと、三橋の喉が鳴る。
「ひぁ、あっ…っぐ…」
ケツの穴にチンコを押し当てて中に押し込もうとしたけど、さっき精子を掻き出しちゃったせいであんま滑らない。
それでもぐいって腰を前に突き出したら、ぎちぎちいいながらチンコがケツに埋まっていった。
「アッ…あぁぁあぁ…」
「やっぱきっつい…」
「う、ぁ…あ、やぁっ…や、ァ・・・」
三橋が苦しいって言ってたのはマジだったみたいで、喘ぐ声にも力が入ってないみたいだった。
そりゃそーか、オレは3回目だけど三橋はもう何回イったかわかんねーもん。
「あ…ンッぅ、っくぅぅ…」
腰を動かすと、シャワーのお湯で繋がったトコがぐぷぐぷ音を立てる。お湯入ってんのかな?
三橋のケツ緩くなっちゃったかなとちょっと思ったけど、オレのチンコの締め付けはきついまんまだし平気かな。
「お、おかしく…なるっ…、っは、あ、あっ…ンッ」
「なっちゃえばいーだろ」
「やっ、やぁっ…、こっ、こわ、い…怖いよぉ…」
「怖いー?」
気持ちよすぎて怖いんかな?そーいうのオレにはわかんねーけど、気持ちいいんならヘンにガマンしなきゃいーのに。
「やぁ…たじま、くっ…だめ…ほんとに…もぅぅっ」
「ごめんな、もーちょっと、だからっ」
マジで泣き声になってきてっから、ちょっとかわいそーになってきた。早く終わらしてやったほーがよさそー。
「ん、うんっ…、あっ…はぁ…あぁぁあぁ…」
時々、三橋の意思とは関係ないみたいに背中がびくんってケーレンする。ケツん中もさっきからずっとビクビクしっぱなしだった。
これだったらオレが動かなくてもイっちゃいそうだ。湯船の淵に手をついたまんま、三橋がオレを振り返った。
頭から被ったお湯のせいで顔がびちょびちょだけど、お湯だけじゃのせいじゃない。
「はや、くぅっ…、もっ…ダメ…」
苦しそうに歪んだ顔がすげーエロい。泣いてる顔なんか前にも見たけど、そん時はなんにも思わなかったのにすげーチンコに来た。
「っは、あ、っく、イくぞっ」
三橋のチンコを握った手を動かして、さきっぽの穴んトコをぐりぐりってしてやった途端、勢い無く射精したみたいだった。
「アッ…ああっ、たじ、ま…く、ンぅッ」
そのまんま腰の動きを早くして、ケツの中をめちゃくちゃに突いてやる。三橋はもう声も出ないのか、はっきりしないうめき声を漏らすだけだ。
中に出しちゃったらダメだから、イきそーになる直前にケツからチンコを抜いて三橋の背中に向かって射精する。
「た、田島、くん…めちゃくちゃ、だよ…」
ため息みたいにそんな事を言ってぺちゃりと座り込んだ三橋は、きっと誰が見たって勃起するくらいエロかった。
今度こそ立てなくなった三橋をかついで、なんとか部屋まで連れてって、また明日なって言って帰る途中になって、オレは一度もちゅーしなかった事と、DVDを回収してなかった事を思い出してた。

三橋には阿部がお前の事好きなんだって言ったけど、それはオレにはそー見えるってだけで確かめたわけじゃない。
阿部ってあんましゃべんねーし、いっつもむすっとしてて何考えてんだかわりにくいし。
でもなー、いっつもすげー三橋の事見てるしなー、何かって言えば細けーコト口出してかーちゃんみたいだし。
いっくらうちにはピッチャーがあいつしかいないって言っても、アレはちょっと異常だと思う。
だって投手経験少ないとは言え、控えに沖だって花井だっていんのにさ。三橋三橋三橋ってうっせーのなんの。
オレ、左利きだったらピッチャーやりたかったけど、あんな口うるさくなんか言われんだったらぜってーヤダ。
三橋はよく黙って言うこと聞いてるよなーと思いながら球拾いしてると、ちょっと前の方で同じように球拾いしてた阿部がいきなり立ち上がった。
ポール入れたバケツを蹴飛ばして、今にも走り出しそうな阿部の視線の先を見てみれば、巣山や水谷と一緒にバックネットを片付けていた三橋がすっ転んでた。
もう水谷に腕引っ張られて起き上がってるし、巣山になんか聞かれてぶんぶん首振ったり頷いたりしてるから怪我とかはしてねーんだと思う。
つか転んだくらいでそんな大怪我するコトってあんまねーし、阿部はいちーち反応が大げさすぎんだ。
阿部も三橋の様子を見て、大丈夫だって分かったんだろう、緊張してた背中から力が抜けてく。
独り言みてーにまったく、とか言いながら蹴っ飛ばしたバケツを起こして、ぽいぽいとボールを放り込みはじめる。
「なー、阿部」
「はぁ?」
拾ったボールを持ったまま、阿部は首をひねってオレの方を向いた。
「お前さー、三橋のコト好きだろ」
「なに…」
「何じゃなくて。三橋のコト好きなんだろ?」
もう一度聞くと、阿部のまぶたが少し痙攣した。こいつ、あんま喋る方じゃないけど顔に出るんだよね。
多分頭ん中でぐちゃぐちゃ色んなこと考えてんだろーなー。そんな反応しちゃってんのにいまさら誤魔化せるとか思ってんのかね。
「バカなこと言うな」
それだけ言って、阿部は黙々と球拾いを再開した。引っかかるワケないと思ってカマかけたんだけど、コレはビンゴでしょ、大当たりでしょ。
そーなんだ、こんなのにカンタンに引っかかっちゃうくらい三橋のコト好きなんだ。へー。
オレには好きとかそーいうの、あんま良くわかんねー。
「なんだよ、隠すなよ」
膝で這って行って阿部のズボンを引っ張るとうるせーって言われた。あっそ、そーゆー態度取るんだ。
「オレも好きだけどね」
ガンって音がしてバケツに入りそこねたボールが転がった。それを目で追ってから阿部の方をもう一度見ると、なんかすげー顔してる。
「田島…」
「あいつ、おもしれーじゃん」
安心しろよ、お前みたいに好きなわけじゃねーからさ。
「阿部!田島!そろそろ上がりだぞ、早くしろー!」
「おー、もう終わるーっ」
花井の声に振り返って返事して、オレはバケツを持ってベンチに戻る。
「阿部、そっちのバケツ持ってきて!」
途中で振り返ってみたけど、もうかなり薄暗かったせいで、どんな顔してたのかは分からなかった。

三橋の奴、ガッコーにDVD持って来てって言ったのに、学校にあんなの持っていくの嫌だって言いやがった。
にーちゃんにバレる前にこっそり返しとかないとマズイのに。
そんじゃー困るんだって言ったら、じゃあ、帰りにうちに寄ればいいって、なんかもじもじしながら言うからオレは帰りに三橋んちに行くコトにした。
「お前コレ見た?この前途中からどーでも良くなっちゃっただろ」
「みっ、見てない、よっ」
「なーんだー、見なかったのかー」
返してもらったDVDをカバンに突っ込んで帰ろうとすると、三橋がびっくりしたみたいな顔してオレを見る。
「ん?」
「か、帰っちゃう、の?」
「帰るよ、にーちゃんにバレる前にコレ返しとかないとマズイもん。ゲンコで殴られっからなー」
「そ、そっか」
ちょっと顔赤くしながら、三橋は床に敷いた毛の長い絨毯みてーなのを毟り始める。
あ、分かった。こいつちょっと期待してたんだ。
「したいの?」
「ちっ、ち、ちがっ!」
「何が違うんだよ、つかオレは別にセックスしたいのかって言ったワケじゃねーし」
「う…」
肩にかけたカバンを下ろして、絨毯の毛を毟り続けてる三橋の前にしゃがみこむ。
顔覗き込んでやったらなんか泣きそうな顔してた。この前見た時と同じ顔、なんかムラムラしてくる。
「そーだったとしても違うんだろ?じゃあ別に帰ってもよくね?」
「あ、う…、でも…」
「でも?何?」
なんでムラムラしたのか分かった。
こいつはイジメられるっつか、こーいう風に追い詰めてやるとすっげエロイ顔になるんだ。
Mとかってヤツ?オレあんまSMとか好きじゃねーから違うかもしんねーけど。
「ホントはしたいとか?あ、もしかしてDVDガッコー持ってくんのヤダっつったの、オレのコト家に呼ぶため?」
「ち…ちが…う、よ…」
「ウソつき」
ヘンなの。別に恥ずかしがったりするようなコトじゃねーのに。
「したいならしたいって言えばいーのに」
だって別に三橋だってオレのコト好きとかじゃねーだろ。
好きな相手にセックスしたいとか言いにくいのは分かんないでもないけど、オレと三橋はそーいうのじゃ無いし。
なんだ、えーと、セフレ?それもなんか違うな。
ああ、お互いの体使ってオナニーしてるようなモンじゃん。
好きなのに好きじゃないフリする阿部だってヘンだし、セックスしたいのにしたくねーって言う三橋もヘンだ。
めんどくっせーのオレ嫌いだし。
「したいって言えよ、じゃなきゃオレ帰っちゃうぞ」
三橋はきゅって唇を噛んで、目を閉じた。しばらくその顔を見てると少し唇が開く。
「し、したい…」
ちっせー声でそう言って、三橋はぎゅっとシャツの胸元を掴んだ。

この前は床とか風呂場だったから、膝とかゴリゴリして痛かったけど、ベッドだと楽なんだなーとか思いながら三橋のケツにチンコを突っ込む。
やる前はあんまノリ気じゃなかったけど、始まっちゃえばめんどくせーとかそーいうのはどっか行っちゃうもんなんだな。
「田島…く、ぅ…、あっ」
「なに」
「ひぁ…、あ、も…、そこ、やっだぁ…」
荒い息の合間を縫うみたいにして言うと、三橋はオレの手を上から掴んだ。
「なんで?乳首すっげ立ってんのに」
「うあ、アッ、やだぁっ」
ぐりってかさぶた剥がすみてーに指先でひっかくと、掴んだ手に力がこもる。
マジでやなの?なんかオレの手押し付けてるようにしか見えないんだけど。
「気持ちいーんだろ」
もう片方も指の腹で擦ってやると、オレのチンコを飲み込んだケツん中がびくびくした。
オレが散々いじくりまわしたせいで、三橋の乳首は充血してすげー堅くなってて、さっきからちょっと撫でるだけでおもしれーくらい体が反応する。
乳首だけでもイケんじゃねーかってくらい。
「や、や…っ、っく、う…、ンッ」
「ほら」
「アッ!あぁぁっ」
ぎゅって抓った途端に三橋の顎が跳ね上がる。
ひゅって喉が鳴って全身に緊張が走ったと思えば、三橋は息を止めて動かなくなって、しばらくして反った背中がベッドに落ちた。
「ぅ…っく、は…あ、はっ…」
「今ちょっとイった?」
目に涙のいっぱい溜まった顔を覗き込むと、三橋は逃げるみたいに顔を背けた。流れた涙が髪の毛の生際の方に流れてく。
「そん…な、こと、言ったら、やだ、よ…」
なんか、媚びてるみてーなコト言うんだな。
隠したってバレバレなのに、さっきからヤダヤダばっか言うから面白くない。
オレは三橋がエロい声上げてひーひー言ってるのが見たいんだもん。
こんなふーに女としてるみたいな反応見たいんだったら最初っから女とやるし。
「いまさら何言ってんだ」
三橋の膝掴んで足を広げさせて、奥までぐいぐいチンコを押し込む。
「あ、ぐ…、うぅぅっ…、き、ついぃっ」
「まだ全部入ってねーぞ」
「も、ムリッ、むりぃ…ッ」
「まだイケるって」
膝の裏に手をかけて頭の方に押し上げて、繋がってるとこを見てみた。
すげーな、オレのチンコまじで全部入ってる。オレそんなちーさくは無いと思うんだけど。
「ケツがひくひくしてる、中もすっげ動いてるし」
「あ、あぁぁっ、そん、なのっ…」
「自分でもわかんだろ」
うぐ、とか言って三橋は鼻をすすった。あー、泣いた?まーいっか。
「やらしーケツだなー、三橋ー」
もっとワケわかんなくなってぐっちゃぐっちゃになればいーんだ。
ヤダとかそんな事考える余裕なんか無くなればいい。
繋がってるとこ見たまんま、ぐいぐいチンコを出し入れするとそれに合わせるみてーに三橋が喘ぐ。
「ン…ぃ、あっ、あぁっ、っく」
「なあ、オレのチンコの形とかわかる?」
「う、あ、あっ、わ、か…るっ」
枕を掴んでた三橋がオレの首んトコに両手を回してきたから、わざとらしくなんないよーに体を起こす。
そーいうのなんかヤダ。オナニーに情なんかいらねーもん。
「自分でチンコ弄ってみろよ」
おっこちた手を三橋のチンコに持って行って、自分で弄らせる。
最初はイヤがるみてーにしたけど、一緒に握って扱いてやったらすぐに三橋はそれに夢中になった。
「うぁ、あっ、ア、ンッ…、あっ、いっ、く…」
もーイきそーなんだ?まーいっか。あんまのんびりしてっとオバさん帰ってくっかもしんねーし。
三橋の腰を抱えてガンガン腰動かすと、三橋は悲鳴みたいな声を上げて仰け反った。
「アッ…あぁっ、ン、っく、あ、あぁっ」
下っ腹に力が入って、三橋のケツがオレのチンコに食いつくみてーにうねる。
「っは、あ、くそ、出るっ」
ぐちゅぐちゅになったケツん中をめっちゃくちゃにかき回して、一番奥までチンコを突っ込んで射精してやった。
「あ、も、ぅ…、ダメ、だめだめだめっ、イク、イク、イクッ…」
オレがケツん中に出したのを追っかけるみてーに三橋もイく。
最後まで全部三橋のケツに出してからチンコを抜くと、まだ開いたまんまのケツからオレの出した精子が少し溢れてきた。
「う、あ、はぁ…、あ…」
いーこと思いついた。
「なー、三橋、今日風呂入ってもケツん中洗うなよ」
「う、え?」
「このまんま、俺の精子中に入れたまんま明日ガッコー来い。チェックしてやる」

朝練の始まる30分前に部室棟の裏んトコに来いって言ったけど、ホントに三橋が来るかどーかはわかんなかった。
そんなのヤダって言ってたし、まぁオレもめちゃくちゃ言ってんのは分かってっし。
でも多分このカンジじゃ来るんだろうなーって思いながら、約束した時間に部室棟の裏んトコいくとやっぱ三橋がいた。
「た、田島、君…」
「おっす、ちゃんとケツ洗わないできた?」
「うぅ…」
いきなり泣きそうな顔して三橋がオレの口を塞ごうとするみたいに手を伸ばしてくる。
「なんだよ、オレの精子入れとけって言ったじゃん」
「い、言わない、でっ!」
「むがっ」
怒ったみてーに三橋はオレの顔を両手で押さえた。いきなりだったからよろけて壁に頭ぶつける。
「いって!」
「うわ、わ、ごっ…ごめん、なさいっ」
「ぜってー許さない」
たいして痛くはねーけどちょっとムカついた。時間ねーんだからあんま手間取らせんなっつの。
許さないなんて言ったから、三橋は今にもなきそーな顔して、おどおどオレの顔色伺ってる。
「ズボン脱いで壁に手ぇ付け」
「た、田島、君…」
「早くしろってば」「や、やだ、よっ」
さっきっから赤くなったり青くなったりしてる三橋の肩を掴んで、壁の方向かせようとしたら嫌だって言う。
嫌ならなんでオレの言うこと聞いて、わざわざこんな時間にこんなトコ来てんだ。
言ってるコトと行動がぜんぜん違う。ホントに嫌なら来なければいーじゃん。オレ別にそんなんで三橋のコト嫌いになったりしねーもん。
三橋はいっつもヤダヤダ言うクセに、ほんとに止めると、え?みたいな顔する。意味わかんねーし。
それとも何か、焦らしてんの?もったいぶってんの?
どっちでもいーけどモタモタしてっと、誰かにみっかる可能性が高くなるっての忘れてねーか?
「じゃあなんでこんなトコ来たんだよ」
「だっ…だって、」
「ホントに嫌なら来なければいーだろ」
「うぅ…」
「いーから早く、もうすぐ朝練の時間だぞ。誰かにみっかってもいーのかよ」
「や、ヤダッ」
「ヤダはもーいいってば」
壁に手をついた三橋の腰に後ろから手ぇ回して、手探りでベルトを外そうとして気がついた。
「なに勃たせてんの」
「だ、って…」
肩に顎乗っけて顔見ると、泣きそーになって真っ赤になってる。
「やっらしーの」
耳の後ろで言ってやると、三橋はうひゃ、とか言って首をすくませた。
その隙にベルト外してパンツとズボンを一緒に下ろしてやる。
ケツ突き出すみてーなカッコになってる三橋の背中を押さえつけて、ケツ見てやった。
ちょっと見ただけじゃ、昨日中出しされたのなんかわかんねーな。
「なんだよ、ケツ洗っちゃったの?」
「ち、ちがっ…ちゃんと、田島君の言うこと…」
「ふーん?じゃあ口開けて」
突っ込まないとわかんねーか。オレは三橋の口に人差し指と中指を突っ込んだ。
「指入れっから舐めろ」
「ん、ひゃ…うぅっ」
ちゅーちゅー音させてオレの指吸ってるけど、それじゃダメじゃんかよ、オレは舐めろって言ったのにバカだなー。
「ちげーだろ」
ぐいって口ん中に手ぇ突っ込んで親指も押し込んで、三橋の舌を掴んで引っ張ってやる。
奥まで入れすぎたのかうえってなって、三橋は口のまわりをヨダレまみれにした。あちゃー、ちょっとやりすぎたな。
「わりー、今の苦しかったな」
べちょべちょになった指を口から抜いてやって謝ると、三橋はぶんぶん首を振る。
「だっ、だい…じょぶ…」
「そのまんまのカッコでいろよ」
三橋の足元んとこにしゃがんでケツを開いて指を押し込むとぐちゅって音がした。
「ンッ…、あっ、あぁぁっ」
うお、マジでオレの精子中に残ってる。
「ぐちゅぐちゅだ」
「やっ、あっ、動かしちゃ…だめ、だよぉっ」
中に入れた指をぐりぐり回しながら出し入れすると、溢れてきた精子がだらって指を伝って地面に落ちる。
なんか粘りが無くなってんなー、時間経つと精子ってサラサラになんのか。
「お前、こんなの入れたまんまよく寝れたな」
中に指入れたまんま立ち上がって、もっかい耳の後ろで言ってやると、恥ずかしいのか三橋は声を押し殺すみたいに唇を噛んだ。
「ううう…」
でもケツん中はオレの指をきゅうきゅう締め付けてて、ちょっと中の指を動かすだけで三橋はエロい声を上げる。
やっべーな、オレも勃ちそーっつかもう半勃ちんなってるし。でもマジで時間無いや、1時間前に来いって言えばよかった。
つか、三橋はこんな感じててだいじょぶか?今から練習あんだぞ。
「三橋、お前あんま感じてんなよ」
「だ、って…」
「時間ねーから昼休みな」
そう言ってケツから指を抜くと、三橋はぶるって背中を震わせた。
なんとか半勃ち状態のチンコを治めて、三橋に先にグラウンド行けって言ったら、三橋はフラフラしながら先に歩いて行った。
歩いて?あ!バッカでー、あいつ自転車置き場にチャリ置いてきやがったな。
自転車だけあって三橋が居なかったらヘンじゃんかよ。阿部もう来てっかな?気がついたかな。
やっぱ一緒にグラウンド行かなくて良かった。今はまだ早いもん。
もーちょっと色々してからじゃないとつまんないから、気がついてなけりゃいいなー。

「お前さー、もーちっと考えろってー」
オレのチンコ咥えてる三橋のおでこにでこピンすっと、三橋は眉の間に皺を寄せてオレのコトを見上げた。
「阿部、ぜってーなんかおかしーって思ったぞ」
「う、ぐ…っんっ…」
「あいつお前のコト好きなんだから、オレと三橋がこんなコトしてんの知ったら泣くぞ。かわいそーだろ」
口の周りべちょべちょにして三橋が少し頷いた。こいつ、阿部に好かれてんの、どー思ってんだろ。
「っ、ふ…、ん、はぁっ…」
弁当食って、浜田も泉も寝ちゃったから、こっそり二人して視聴覚室に来てる。
朝に無理やり半勃ちのを治めてから、なんかチンコが落ち着かなくってしょうがなかった。
でもガッコーでやっちゃったら、三橋はそのあと放課後の練習まともにできるとは思えないし、でもオレのチンコは落ちつかねーし。
嫌だって言うかなーと思いながら舐めてって言ってみたら、三橋は以外とあっさり頷いた。
うーん、初めてだろーからしょうがないんだろうけどフェラへったくそだなー。
きもちーはきもちーけど、コレじゃあイくのにすっげ時間かかりそーだ。
「なぁ、もっと手とか使ってくれよ、イくの時間かかりそー」
また上目使いでオレを見て、三橋はオレのチンコに手を添えた。竿んトコ指で扱きながら、カリんとことか、先っぽの穴んトコとかを舌で舐める。
「んっ、ンッ…は、あっ、きもちぃ?」
うお、今のはチンコに来た。つかコレってエロビでよく見るアングルだー、すげー。
「うん」
オレが頷いたのを見て、三橋がちょっとうれしそーな顔した。なんだ?オレがきもちーと嬉しいのか?
「はぁっ…、ンッ、ん…、ふぁ、ぁっ」
じゅぶじゅぶ音させて、三橋が頭を動かし始める。
ヨダレでぐちゃぐちゃの三橋の唇の中を、出たり入ったりするオレのチンコ見てたら、なんかすげーコーフンしてきた。
「三橋はそんなにチンコ好きかー」
オレの言葉に三橋はちょっと首振ったけど、こんなふーにチンコ咥えながらそんなコトしたって誰も納得しねーっつの。
「あー、ヤベ、出そう…」
天井見上げて言うと、三橋はさっきよりもオレのチンコを扱く指の動きを早くする。あー、出る。
「三橋、オレが出した精子、ちゃんと口ん中溜めておくんだぞ」
うんって頷いたのを見て、オレは三橋の口ん中に射精した。
「んっ、ンーッ、っく、ふっ…、」
全部口ん中に出してから、チンコを抜いて、床に膝ついたまんま息を乱してる三橋の顔掴んで、上向かせる。
「口あけてみ」
顎つかんで親指口んなか入れて口を開けさせると、三橋の合わさった唇がオレの精子で糸を引きながら離れた。
舌の上に今オレが出してやった精子が溜まってる。
「すっげー、なにこれ。エロすぎんだろー」
三橋の舌を指で掴むと、唇の端から少し精子がこぼれて、顎を伝って床に糸を引いて落ちる。
「飲める?飲んで」
顎を親指の腹で拭いてやりながら言うと、三橋はぱくんって口を閉じて、ちょっと苦しそうな顔しながらオレの精子を飲み込んだ。
ごくんって喉が動いたのを見てから、もっかい顎つかんで親指口ん中入れて口開けさせる。
「ちゃんと飲んだ?あーんってしてみ」
「あー」
「おー、マジで無い。三橋すっげーな」
褒めてやったらウヒって三橋はうれしそーな顔した。
へーんなの。精子飲めって言われて素直に飲んで、それ褒められるとうれしーのか。
「マズくね?どんな味?」
「お、おいしくは、無いけど、平気、だっ。あ、味は、なんか、苦いみたいな、しょっぱいみたいな、感じ…」
「ふーん」
出しっぱなしだったチンコをしまって、椅子から立ち上がったトコで予鈴が鳴る。
「あ、やっべ!次の授業体育じゃんっ、早くもどんぞっ」
「う、うんっ」

練習終わって、部室で着替えてたらいーこと思いついた。乳首当てゲーム!
「うりゃっ」
着替えで気を抜いてる水谷の胸を人差し指で突く。水谷はびっくりした顔して、胸押さえてオレを見た。
「は?え?何?」
「なんだよ、ハズレかーっ」
「だから何がだよ」
「乳首当てゲームだよ、当たったらピンポーンって言うんだぞ」
「バッカでぇー、いいぞ、当ててみろよ」
うくくって笑って腰に手を当てて胸を張った水谷に、もっかい狙いつけて突いてやると今度は当たりだった。
「ピンポーン!」
「お前ら…」
花井がすっげイヤそーな顔してオレと水谷を見るから、目で合図してやると水谷はにやーって笑って花井の背後に廻ってガバって両腕を押さえつける。
「よっしゃ!水谷押さえとけ!」
「ちょっ、バカ!やめろって!」
「ちゃんとピンポーンって言えよーっ」
「ここだーっ」
「水谷離せ!」
「こらー、あんまキャプテン苛めんなよー」
「苛めてねーよ!乳首当てゲームだよっ」
苦笑いしながら言う栄口の方向いて言い返すと、ガキ…って言われた。ガキでもいーじゃん、面白ければさー。
ジタバタ暴れる花井の体中指で突いてやって、くすぐってーって嫌がる花井を苛めてから、今度は三橋に狙いをつけた。
こいつだったらこの前見たから一発で当てられるもんね。
「三橋の乳首はここだ!」
「やっ、あぁっ」
「うおっ」
当たったけど、三橋は胸を押さえてぺたんって座り込んだ。ヘンな声上げるから、みんなびっくりしてる。
「ちょっ…お前なんて声出してんの」
やっべ、なにこの空気。
「だからバカなコトすんなって」
くすぐりすぎたせいで涙目になってる花井が取り繕うみたいに言った。
偉い。さすが空気読めるキャプテン。
「三橋もびっくりしただけだよな」
平気かって花井に聞かれて頷いた三橋を見て、堅くなった空気がちょっと緩んだ。
あ、そーだ。阿部怒ってっかな。
不意に思い出してそっちの方を見てみれば、何か言いたそうな顔してる阿部と目が合う。
少し迷ったけど、なんにも考えてませんよってツラして笑ってやったら、阿部の方がオレから視線を外した。

「田島くーん」
「あ!」
廊下から呼ぶ声がしてそっちの方振り向いたら、中村先輩がドアの横に立って、腰のあたりでひらひら手を振ってた。
「わりー、ちょっと行ってくる」
「ダレ?」
「3年の中村先輩」
泉にそんだけ言って中村先輩んとトコに走って行く。
一瞬三橋がこっち見た気がしたけど、あんま気にしてらんない。
中村先輩はこの前の球技大会ん時に声かけられて、そんで仲良くなった。
3つしか違わないのになんか大人っぽくて、かわいくて、やさしくて、そんでちょっとエロい。おっぱいちっちゃいのがザンネンだけど。
「ちわすっ、どーしたんすか?オレに会いにくれたとか?」
「違うよー、次の授業、情報処理だからね。こっち来たついでに顔見に来ただけ」
「ちがくてもそーだよーって言ってくれればいーのに」
わざとスネたみてーないい方すっと、中村先輩は笑ってオレの頭を撫でた。
「はいはい、ホントは田島くんに会いに来たんだよ」
「もーっ、すぐそーやってガキ扱いする!」
「だってかわいーんだもん」
笑うとピンクでつやつやした柔らかそーな唇がきゅって上がる。
いーなー、唇とかほっぺたとか、すっげーやわらかそーだし、髪の毛サラサラだし、なんかいー匂いするし。
「なんだよ、中村先輩だっておっぱいちっちゃいクセに」
頭の上に置かれた手を掴んでそのまんま手ぇ繋ぐみたいに握る。手だってちっちゃくてやわらかくってすべすべだった。
「もーっ、田島くんはそればっかりなんだから」
「今度、オレが揉んでゲンミツにでっかくしてあげます」
「だからその厳密は違うってば」
「あ、ヤダって言わねーんだ?」
下から顔覗き込むと、くりくりした目が面白そうに笑った。
「んー、今度ね」
「マジで!」
「さー、どうかなー?」
くすくす笑う中村先輩はマジでかわいい。彼氏とかいんのかなーって考えてたら予鈴が鳴った。
あー、もーっ!もーちょっと話ししたかったのに。
「じゃーねっ」
ちょんってオレのほっぺた突っついてから、中村先輩は背を向ける。
今日もスカート短いな、アレじゃあ階段でパンツ見えちゃうぞ。
「バイバーイ!」
両手を頭の上で振ってでかい声で言ったら、中村先輩はオレの方を振り返って唇の前に指を一本立てると、声に出さないで「静かにしなさい」って言った。
うん、やっぱすっげーかわいい。
今度はオレが中村先輩の教室遊びに行こーって思いながら教室に入ったら、三橋がなんか変な顔してた。

さっきちょっと話しただけじゃなんか物足りなくて、帰りも中村先輩教室の前通るかなって思って、廊下に出ようとしたら三橋がオレの席まで来る。
「あ、の…田島君」
「ん?」
「えっと…、さっきの人、なんだけど」
「うん」
廊下の方見ながら三橋が話すのを聞いてたけど、なんだか埒が明かなかった。
「中村先輩、だっけ?た、田島君、仲いい、の?」
「うん、この前球技大会あったじゃん、お前休んでた日。あん時に話しかけられてさー、4番の子だよねーって」
「そ、そうなんだ…」
「そんでちょっと話ししてさー、メアドコーカンしたんだ」
「そっか…」
三橋がぎくしゃくした感じで頷いてると、ちょうど中村先輩が友達と一緒に教室の前を通る。
手を振ったらオレに気がついて、友達とこっちの方見てなんか話しながら笑って手ぇ振ってくれた。
けど、あー、もー、行っちゃったじゃんかー。タイミングわっりーの。
「ちょーかわいくね?なんか雰囲気エロいし。アレでおっぱいでかかったらサイコーなんだけどなー」
「かっ、か、かわいく、ないっ」
「は?」
ぷいって顔背けて三橋が自分の席に戻る。なんだアレ。
しばらく三橋の方見てたけど、なんかキレてるみてーで三橋は頬杖ついてずっと窓の外を見てた。
なんだあの態度。あんなの初めてみたかもしんねーな。
なんでオレと中村先輩が仲いいと三橋がキレんの?意味わかんねーし。
もしかして三橋勘違いしてねーか、別にオレ三橋と付き合ってるつもりじゃねーんだけど。
はっきりそー言ったワケじゃねーけど、三橋もそこらへんは分かってんだと思ってた。
だってオレ一回も好きとか言ってねーし、ちゅーとかもしてねーし、セックスしてる時だって抱きつかれたりしたら手ぇ解いたりしてたし。
三橋だって好きちかそんなコト、一度も言ったコトねーじゃん。それなのになんで怒るんだ?
でも考えてみたら、三橋の態度ちょっと変わってきてる気もする。
なんつーか、にーちゃんと一緒にいる時のにーちゃんの彼女みたいな感じの態度。
女と付き合ったりとかそーいうの面倒くさそうだし、それにオレまだ好きとかよくわかんねーし、誰かのコトそーいう風に好きにになったコトねーし。
中村先輩だって、かわいーなーって思うけど、好きなのかって言われたらわっかんねーしな。おっぱい触りたいとかは思うけど。
あー、もー、めんどくっせー、こんなふーにされんのが一番困る。
付き合ったりとか、そーいうのがしたいんだったらオレ相手じゃなくて、阿部とすればいーじゃん。あいつ三橋のコト好きなんだしさ。
別にオレは三橋と阿部が付き合っても平気だし。あんまこんな感じのが続くんだったら、もーやめたほうがいいかもしんねーな。

「オレちょっと3年の教室行ってくっから」
「おー、いってら」
メシ食い終わって泉と三橋に言うと、寝ようとしてた三橋ががばって体起こした。
「さっ…、3年生って」
「中村先輩んトコ」
オレの言葉に三橋はちょっと泣きそうな顔する。あー、コレは絶対そーだ。
「ちょっと来い」
三橋の腕つかんで廊下に出る。端っこの方行って、ちょっと声落として言った。
「お前さ、やきもち?」
「ちっ、ちがっ、ちがうっ」
「じゃあなんでそんな顔すんだよ」
「だ、だって…」
「言わなくても分かってたと思ってたんだけど」
やっぱちーっと言いにくい、かなー。泣かれっかもしんねーし。ちらっと三橋の顔見たら、なんかすっげ情けないツラしてる。
でも誤魔化したってしょうがねーし、三橋のオレに対する態度が変わってきたの、阿部だって気がつくかもしんねーし、やっぱ言わないとダメか。
「別にオレと三橋って付き合ってるワケじゃないじゃん」
「え…あ…」
「そーだろ?好きとか、付き合ってとか、オレ言ったっけ?」
「い、言って、ない、けど…」
「だろ?」
三橋の目のふちんトコにみるみる涙が溜まってく。やっべー泣くわコレ。
どーっすっかなと思ってたら三橋はぐいって袖で顔を拭いた。
「そんじゃ、もーやめる?」
「や、やめる…って」
「だから、もうセックスすんのやめよっかってコト。あーいうコトしてれば情が移るってのもわかんなくは無いしさ。こんな感じになんだったら、なんも無かった時のほうが良かったし」
「そ、それは…、あの…、田島君、それでも、いいの?」
「んー、しょーがなくね?」
「そう、なんだ…」
しょぼんって項垂れて、三橋はまた服の袖で顔を拭く。
「でも、オッ…オレ、は、やだ」
「ヤダって?セックスすんのやめるのはヤダってコト?」
聞くと、三橋はうんって頷いた。
「ん、わかった。つか泣くなよー?別にオレ怒ってるワケじゃねーし、お前のコトこんなんでキライになったりしねーし」
「う、うん…」
「付き合ったりとかさ、そーいうコトしたいんだったら、阿部とすればいいじゃん」
そう言うと、三橋はどう捉えたらいいのかわかんない顔してオレを見た。

あんなコト言ったばっかりだし、もう三橋からは誘ってきたりしないんじゃないかと思ってたんだけど、練習終わってから家に誘われた。
一緒に三橋んちに帰ってく俺たちを阿部が見てたのには気がついたけど、結局なんにも言われなかった。
まぁ、何言えばいいのかわかんねーってのもあるんだろうけど。
つか阿部、なんかおかしいって思ってるクセーのに、いつまで見てるだけのつもりなんだろうなー。
あいつがなんか動いてくんねーとオレも動きようがねーし。今度ちょっと煽ってみっかな。
「いてっ」
「ん、ぶ…、あっ…はぁ…ご、ごめん、なさ…」
ベッドに座ったオレの足の間に膝をついてフェラしてた三橋が、申し訳無さそうな顔して見上げてくる。
「歯ぁ当たるといてーってば」
人差し指でおでこを押すと、三橋はちょっと体をぐらつかせた。
「お前がしゃぶりたいって言ったんだぞー」
「あぅ…、ご、ごめん、なさい…ちゃ、んとする、から…」
ヨダレでべちょべちょになった口元を手の甲で拭って、三橋はまたオレのチンコを舐める。
「く、ぁ」
口いっぱいにチンコ咥えて、竿にべったり舌張り付かせて、上あごんトコに亀頭を擦り付けるみたいにされて思わず息が詰まった。
さっきのはちょっと痛かったけど、前にフェラさせた時よかちっとは上手くなってるかな。
「ンン…ッ、う…、」
三橋が頭を動かすとオレのチンコを咥えた唇の端が唾液で白く泡立った。きったねーけどエロいなー。
つかなんでこいつこんな必死になってチンコ咥えてんだろ。
この前はオレがしてって言ったんだけど、今日は自分でしたいって言ったし。
「なあ、オレ動いていい?」
三橋の頭をちょっと撫でて言うと、こくんって頷いた。
あんま動いたら、うえってなりそーだから様子見ながらちょっとづつ腰動かしてみる。
やっぱくるしーのかな、三橋はぎゅって目を閉じてうめき声を上げた。
「ううぅ…、ン、ンッ…ぐぅ…」
目のふちんとこに涙が滲んできたと思ったら、それはみるみる玉になってほっぺたを伝っていった。
「苦しいか?」
「んん…」
ぶっちゃけこーいう時の三橋はぶっさいく。ぶっさいくなんだけど、なんか妙にエロいんだよなー。
泣き顔見るとうずうずするって言うか、もぞもぞするって言うか、よくわかんないけど意地悪してやりたくなる。
うえってなるの分かってたけど、オレはぐいって喉の奥のほうまでチンコを押し込んだ。
「うぐ…っ、ンぅーっ…げほっ」
ちょっとむせた瞬間、三橋の口の端から飲み込めなかった唾液とオレの先走りのまじったのが、だらーって顎を伝って床に垂れる。
「はぁっ…はっ…」
「なんだよー、もーちょっとでイけそーだったのにー」
「うぐ…、ごめ、むせちゃった…から」
「んー、もういいや。オレばっかじゃなんかわりーし、ヤるんだったらヤろーぜ」
「っう、あっ、やっ」
三橋の足の間をちょっと踏むとやっぱり三橋のチンコは勃起してた。
「お前も勃ってっし」

ヤダヤダ言われるのってちょっとムカつくけど、あんま大人しく言うこと聞かれるのも面白くねーんだなーとか考えながら目の前の三橋を見る。
裸に剥いてチンコ入れるから自分でケツ弄って慣らせって言ったら、三橋はちょっと困ったみたいな顔した後、オレにケツ向けて四つんばいになった。
横向いてまくらに顔を押し付けて、肩で体支えて両手でケツ弄ってる。
さっきから中に指が出たり入ったりしてて、指動かすたんびにケツの穴がひくひくしてた。
「あ…ンッ、っく、ひぁ…」
時々三橋のケツがぶるって震える。そんな気もちいーのかー。
「も、やぁ…、こんな、の…」
「ヤダ?なんで?」
両手の人差し指が交互に三橋のケツん中をかき回してる。充血して開いてきたケツはもうぬるぬるになってた。
これってなんだろ?女じゃなくても濡れんの?
「ゆび、じゃ…やだぁっ」
「足んねー?」
三橋の指が入ったままのケツに、人差し指と中指を一緒に押し込む。
「ひぁっ、ア…ッ、ぐ…むりっ、ムリだよぉっ」
「ムリじゃねーよ、オレのチンコ入るんだから」
そうは言ったけど、やっぱきっつい。あんま力入れるもんだから、指を押し込もうとするとぎちぎちいいそうな感じ。
「い、たぁ…ッ」
「力抜けってば」
ぐりぐり指を回しながら半分くらい押し込んだ頃には三橋はもうぐちゃぐちゃになって泣いてた。
「うぐ…っ、う、っく…、うぁ、あ…、ひっ、っく…」
なんだよ、そんな泣くほどいてーのか?オレのチンコが入るのになんでこんくらいでそんな痛がるんだろ。
まだあんま慣れてねーのかな。チンコ突っ込むとすぐあんあん言うのに。
しょーがねーから三橋の手をどけさせて、オレの指だけでケツん中をかき回す。
「うぁ、あっ…ア、んんっ…たじ、ま…君っ…」
顔の横で両手をぐって握って三橋は腰を揺らした。オレの指を飲み込んだケツん中はさっきから吸い付くみてーに動いてる。
チンコつっこんだらすげー気持ちよさそーだけど、もーちょっと焦らしてやったら自分でねだってくっかな。
「あっ、ア、ンッ…ひぁ…」
さっきから足の指がぎゅって丸まったり反ったりしてる。なんかもどかしそーな感じ。
「どしたー?」
「う、あ、」
聞くと枕に額をこすりつけるみたいにして三橋はケツを突き出した。やっぱ指じゃ足んねーのかな。
「っと、おく…弄ってぇ…」
「んなこと言ったって指じゃ届かねーもん」
チンコ入れてほしーのは分かったけど、オレは聞いてやんなかった。ねだるまでオアズケにしてやる。
「もっ、やだぁっ…、いじわる、しない…で、よぉ…」
「指じゃ三橋のいートコ届かないみたいだなー?どーする?」
ちょっと体倒して三橋の顔を見てみると、眉の間に皺よせて下唇を噛んでひぐひぐ泣いてた。
「うぅっ…、やだ、やだぁっ…、おしりむずむずするよぉっ、田島君…なんとかしてっ」
「なんとかしろって言われてもさ」
中をかき回してた指をぐいって腹の方に向かって曲げると三橋の喉がヘンな音を立てる。
「うぐ…、っあ、あぁぁ…んっ、も…入れて、ちんちん入れてよぉ…」
「ケツにチンコ入れてほしーんだ?チンコでぐちゃぐちゃにかき回して欲しいの?」
「ん、うんっ…、ぐちゃぐちゃ、に…して…」
「やっらしーなーホント」
腰を掴んでチンコをあてがうと、三橋は待ちきれないって言うみたいにケツを揺らした。
さっきまで痛いとか言ってたくせに、ちょっと腰前に突き出すだけでずぶずぶチンコがケツに沈んでく。
「あっ、アッ…んんっ…、っは、ぁぁあっ」
「うっわ、ケツん中ズルズルじゃんか」
スゲー、なにこれー。チンコ動かすとぷちゅぷちゅって音がする。もう三橋のここってケツの穴じゃねーよな。
根元までチンコを入れると、三橋が満足そーなため息をついた。
「はぁ…、あぁぁ…」
「そんなにチンコ入れられてきもちーのかよ」
「きっ…きもち、い…」
「奥がいーんだっけ?」
「んっ、アッ」
カリで中ひっかくみたいにして緩く腰を揺らすと三橋の背中がたわむ。
息を詰めて、体を堅くして、オレのチンコのでかき回される感触を味わうみたいにぎゅって目ぇ閉じて。
「あ、あっ、ソコッ…だ、あっ」
「ココがいいんだ?」
奥の方を擦るとケツの穴がぎゅって締まってオレのチンコをぎゅーぎゅー締め付ける。
中の方はとろとろで柔らかいのに締め付けはきっついってのはすげーな。女じゃこーはいかないんだろうなー。
「アッ、あぁぁっ、んっ、く、」
腰つかんでた手を離して三橋のチンコを握ると今にもイキそーだった。
「やッ、ヤダッ、触っちゃだめっ」
ちょっと扱いてやるとヤダヤダって何度も首を振るけど、それを無視してぐちゅぐちゅに扱いてやると途端に三橋は射精する。
「ダメダメダメッ…っ、あっ、ああっ、あっ、やァッ…」
両手でシーツを握り締めて、三橋は何かをガマンするみたいに息を止めた。射精が収まって少しして、ぐったりと体から力が抜けてく。
「うあ、あ…あ…」
「なーに自分だけイってんのー」
「ご、ごめんな…さ…ぃっ」
「ガマンきかねーのはケツだけじゃなくてチンコもか」
「うぐ…」
ずるって三橋が鼻を啜る。もう力はいんなくなってきたのか、今にも潰れそうになってる腰を抱えなおしてオレは何度もケツに腰を叩きつけた。
「うあ、あっ、まって…待ってぇっ」
「待たねーよ、オレももーちょっとでイきそーだもん」
「やっ、いやぁ…、うっく、ンッ…ああぁぁっ」
「ケツん中、すげーぞ。チンコ動かすたんびにヤラシー音さして」
体倒して耳の後ろで言ってやると、またイヤだって言うみてーに首を振る。
「そんなにチンコ好きなら、今度は阿部にヤってもらって来いよ」
「い、やっ…いやだっ」
「ダメ。阿部とやってくるまでオレお前とはしねーよ?」
オレの言ったことにびっくりしたのか、三橋は涙でぐっちゃぐちゃの顔で振り返った。
「オレは別に相手お前だけじゃねーし」
ぶわって三橋の目から涙が溢れる。多分三橋の頭ん中には中村先輩のコトとかが浮かんでるだろう。
別にまだ中村先輩とそーいうコトしたわけじゃないけどね、オレはしたいけど。
でも勝手に勘違いしてんだからわざわざ訂正してやることも無いっしょ。
つか中村先輩とはゲンミツにいつかヤるけど。
「やだ…やだよぉっ」
うぐうぐ泣いてる三橋にオレは更に意地の悪い事を言ってやった。
「チンコつっこんでくれんだったら誰でもいーんだろ?」
これで三橋がオレのことイヤになるってんなら、それはもーしょうがない。
ガッコーでのあの反応を見た感じじゃ、三橋がオレに対してなんかしらの感情を持ってきてるのははっきりしてた。
どーせ体に刷り込まれた気持ち良さに引きずられて、錯覚してんだろーけどさ。
だけど勘違いしてもらっちゃ困るんだ。オレは三橋と恋愛したいワケじゃないんだから。
「ううっ…ひっ…っぅ、っ…」
「オレの言うこと聞けるよな?」
まだ三橋はいやだって首を振ったけど、そんなのはカンケー無い。ただ、阿部がその気になってくれっかどーかが読めないけどな。
泣いてる三橋のケツをかき回して、オレは一番奥に射精してやった。
有言実行。言ったことはちゃんとやるってコト。
あれから三橋とはゲンミツにやってない。
まー、久しぶりのオナニーもそんなに悪いモンじゃないかな。
それに中村先輩ともちっとづつイイ感じになってきた。どーやら今は彼氏いないらしいってのも分かったし。
この前話してたらオレのちっちゃい頃の写真見たいとか言ってたし、コレってもうオレんち来るフラグでしょー。
オレと中村先輩が着々と仲良くなってくのを三橋が見てるのは分かってたけど、オレは態度を変えなかった。
他にもまあ、ちくちく阿部のコト煽ったりとか、色々やることあったから三橋ばっか構ってらんなかったんだけど。
しかしまぁ、阿部の純情さには恐れ入る。オレらの年じゃやりたいって気持ちが暴走しそーなモンなのにな。
好きだから手ぇ出せないってヤツなのかな、オレはそんなのバカらしーって思うけど、そこらへんは阿部の考えだし。
だってそんなコト考えて、モタモタしてっからオレに先にヤられちゃったんだぜ。
だったらさっさと自分のモンにしちゃえばいーんだ。
待ってたってなんにもかわんねーよ、自分で動かないとさ。
なんだかんだで2週間くらいたった頃、どーやら阿部が動いたらしかった。

「田島」
グラ整してたら後ろから声をかけられる。
首だけ回して振り返ったら、トンボをもった阿部が少しまわりの様子を気にしながら、オレの方に向かって歩いてくるところだった。
「なにー?」
「あー…っと、なんつーか、さ」
言いにくいコトなのか、阿部は何かを考えるみたいに地面に視線を落として顎のあたりを掻く。
「お前、もう分かってるみてーだから言うけど」
「うん」
さっき拾った小石をフェンスの方に投げると、阿部はそれを目で追った。そっちの方を見たまんま言う。
「オレ、三橋に言うから」
「そ」
ま、いんじゃね?って言ったら、阿部はなんだか気の抜けたような、意外な物を見たような顔をしてオレの顔をガン見してくる。
「なんだよ」
「いや…、お前がそんな事言うとは思ってなかったから」
「なんで?」
「なんでって、お前もあいつの事、好きなんじゃないのか」
「あー?んなワケねーじゃん」
「はぁ?」
「つか、今オレ、3年の先輩といい感じだし。知ってる?中村先輩」
「いや、しらねー…けど…」
がっくんって阿部の顎が落ちて口が開けっ放しになった。
あんまり間抜けなツラしてっから落ちた顎を下から上にひっぱたいてやると、舌でも噛んだのか阿部は眉をしかめる。
「って!」
「口あけてっからだ」
そう言うと阿部は舌打ちをして、また何かを考え込むみたいに視線を落とす。なんかに納得したのか、うんって頷いてオレの方を見た。
「あー…、うん。一応、礼言ったほうがいいか。ありがとな」
「…は?」
今度はオレの顎がおっこちる番だった。ありがとー?ありがとうだって?
「ぶっ!」
思わず噴出して、ヤバイと思ったけど止まらなかった。
ぎゃははって爆笑するオレを阿部が睨んでるのは分かってたけど、発作みたいな笑いは止まらない。
「笑うな!」
イヤイヤそれはムリだって。阿部っていつもぶっちょうヅラしてんのに根は素直っつかなんつーか。ビビるわマジで。
腹かかえてひぃひぃ言ってたら、いい加減にキレたのか軽く足を蹴られる。
「って、蹴んなっつのっ」
「礼は言ったからな!」
真っ赤な顔してそんだけ言うと、阿部はグラ整に戻って行った。
うわー、そーですか。まさかそんなふーに考えるとは思わなかった。
つまりアレだろ、阿部から見たらオレが煮え切らないあいつのケツ叩いてやったコトになってんだろ。だからありがとってコトでしょ。
「はー、苦しい…」
なんか妙にすがすがしい顔して沖と話してる阿部を見てるだけで腹がひくひくした。
笑っちゃダメだって分かってるけど、ぶはって息が漏れる。
グラ整が終わっても、笑いの発作が止まらないオレをみんなが不思議そうな顔してみてる中、阿部だけが苦いモンでも食ったみてーなツラしてた。

それが先週の話し。そっからどうなってんのか、詳しいコトは知らない。
三橋はずっと何か言いたそうな顔をしてたけど、二人きりになるような機会も無かったし、作らなかった。
オレは中村先輩との駆け引きみたいなのに忙しかったし、阿部だっていちいちオレに報告してくる気はないみたいだし。
なんとなーく察したトコによると、三橋は阿部と付き合うコトにしたっぽい。
だけど三橋はオレに対してもまだなんかあるみたいで、時々思いつめたみたいな顔をしてオレを見てる時もあった。
三橋もよくわかんねーよな、阿部と付き合うコトにしたんだったら、もうオレなんか相手にしなきゃいーのに。
オレとやるのは、あいつにしたらしんどいコトばっかだったんだろうしさ。
阿部があの様子だし、優しくしてもらってんだろーなってのはなんとなく予測はつく。オレからしてみりゃ優しい阿部なんて阿部じゃねーけどな。
三橋と二人の時って阿部はどんな顔してんだろ。うえ、なんかキモイ想像しちゃった。
うん、でもまぁ、阿部のあの反応は予想外だったけど、三橋の方の反応は予想通りだから別にモンダイはねーかな。
あんま思い通りに行きすぎててビビるけど。
もうちょっとしたら今度は三橋がなんかアクション起こすだろう。オレはそれを待ってりゃいい。
その間は中村先輩に構ってもらえばきっと退屈はしないはずだ。

いつもより早く目が覚めて、じーちゃんの畑の水撒き手伝って、それでもまだ早かったけどやるコトも無いんでグラウンドに行ったら、阿部がベンチで着替えてるトコだった。
「おいす」
「ああ、おはよう」
「他のヤツまだ来てねーの?」
「らしいな」
そっか、じゃあちょうどいいや。アンダーに袖を通してる阿部の横に座って、オレは顔を覗き込んだ。
「お前らってドコまでした?」
ギシって音がしそうな感じに阿部の動きが止まる。
片方だけ袖を通したまんまでぎこちなくオレを振り返って、阿部はおもいっきし眉間に皺を寄せた。
「なんでそんな事お前に言わないといけないんだ」
「えー!いーじゃん、教えろよっ。ちゅーくらいはしたんだろ?」
にーって笑ってやると、舌打ちして顔を背けられる。あれー?まだなんもしてねーのかな。
「阿部って奥手なんだな」
「…別に、そういうワケじゃねーけど」
「いひひ、やっぱ阿部ってむっつりだ」
「うるせー」
「って」
軽く頭を叩かれる。なんだよ、ちょっと聞いただけじゃん。ぶつこたねーじゃんな。
着替えを続けながら、阿部がぼそりと呟いた。
「三橋って、ホントにオレの事好きだと思うか」
「は?」
今まで聞いた事ねーような声だった。思わず聞き返したオレの視線を避けるみたいに阿部は下を向く。
「…お前はなんつーか、カンがいいだろ。三橋とも仲いいし。オレが気がつかないような事でも、お前ならなんか分かるかなって」
すっかり着替え終わった阿部は、地面を踵で蹴りながらぼそぼそと言葉を続ける。
「そんなのオレが知るかよ、聞きゃーいーだろ三橋に」
「バーカ、そんな女々しいこと言えるわけねーだろ」
「オレには言うくせに?」
聞き返すと、阿部はぐっと言葉に詰まる。
苦々しい顔をしたかと思えば、いきなり開き直ったみたいに横柄になった。
「元はと言えば、田島が余計な事してくれたお陰なんだからな」
「よけーなコトぉ?」
「オレは別に…何も言うつもり無かったんだよ。つか、あいつの事考えたら何も言わない方が良かったんだ」
「あそ」
こいつってホント三橋三橋だよな。自分がどーしたいじゃなくて、三橋の為。何か考えるときには一番最初に三橋のコト。
すげー、すっげー、そーいうの、気持ちわりぃ。
オレがそんなのされたら重くて重くて逃げ出したくなる。
三橋も結構そーいうトコあっから、案外こいつらってお似合いなのかもな。
「いまさらそんなコト言ってもさ、もー無かった事にはなんねーだろ」
どーにもならないコト、ぐちぐち言ったって意味なんてねーよ。
それにオレに三橋を取られるかもって焦ったのは阿部じゃん。
「言いたいコトあんなら本人に言えよ、聞きたいコトあんなら聞けばいーだろ。オレのせいにすんなよ」
きっつい言い方になったかなって思ったけど、イラついてガマンできなかった。
「…わりぃ」
好きだからって、そいつ中心に物考えたって、他人なんだ。全部理解なんかできるワケが無い。
オレが三橋に散々エロいコトして、チンコつっこまれりゃ泣いて喜ぶよーにしてやったなんて、お前は考えてもいないんだろ?
毎日顔つき合わせてたって、オレと三橋がそんなコトしてたなんてわかんねーんだろうが。
好きだからって、何時間話しをしたって、セックスしたって、何したって、理解しあうなんてのはムリなんだ。
理解したとか思ってんだったら、それは幻想だよね。恋愛はそれの共同作業でしょ。くっだらねー。
だったらオレは自分のしたいコトをするよ、自分が楽しめるように。
「おー、早いな二人とも」
「花井」
「おいっす!」
おー、空気読めるヤツきたーとか思ってたら、花井がちょっと不振そーな顔してオレと阿部の顔を交互に見た。
「なに?」
「いや…」
うーん、と宙を睨んでから花井はちょっといいにくそうな感じで口を開く。
「なんか、空気がヤな感じっつか。ケンカじゃねーよな?」
「ケンカなんかしねーよ」
「そ!オレが阿部の相談聞いてやってたんだぜ」
「相談?阿部が?お前に?」
確認するみてーに阿部とオレを指差して、ねーよって笑うから膝カックンしてやった。
そんなコトしてる間にみんなが揃って、朝練が始まる。三橋は今日もオレのコトを目で追ってた。


「そろそろ帰らなきゃ」
そう言って中村先輩は下着を付け始める。もう少し柔らかい体に触っていたかったのにと思ったけど、時計を見れば9時をまわってた。
「えー!もう帰っちゃうの!」
今日は練習の無い日だったから、前から言ってたオレの小さい頃の写真を見せるって約束を果たして、案の定そーいう感じになって。
やっぱ三橋とは全然ちがう。
どこ触っても堅いトコなんかなくて、熱くて潤んでて、押せばその分へこんでたわむ肉は、握りつぶしたくなるくらい頼りない。
あんまりにも弱そうで三橋とは違った意味で征服してやりたくなる。まー、中村先輩はその分中身が強かそーなんで丁度いいのかな。
好きとかめんどくせーコト聞いてこなかったし、ヤった後に態度変わったりしねーし、あっさりしててすげーいい。
「泊まってけばいーのにー」
「だーめ、ほら、田島くんも服着て。送ってくれるでしょ?」
くしゃくしゃになった髪を梳かしながら、背中にへばりついてるオレを振り返って、さっきまでのコトがウソみてーに笑うから、なんか、すげー嬉しくなった。
いいね、すげーいいよ、やっぱオレこの人好きだわ。
「いっすよ」
「ありがと」
後ろから手を回して胸を触ると、薄いピンクの爪がちょっとほっぺたをつねった。
やべー、なんかあしらわれてるっぽい感じが新鮮。
服着てから、リップ塗りなおしてる中村先輩の顔じーっと見てたら、鏡を閉じてオレの方みてにこーってした。
「ど?かわいい?」
「うん、すげーかわいー」
きれーになった唇を見てるとなんかムラムラしてくる。
リップってヘンな味すっから好きじゃねーけど、オレのチンコ咥えたりしてた口が綺麗になってんの見てたら、ダメにしてやりたくなった。
「あ、ダメだってば」
「ちょっとだけ」
柔らかい唇に噛み付いて、唇に塗られたリップを舐めて取ってやる。
「もー」
「にひひ」
「田島くんはけっこーSだよね」
「そっすか?」
「うん、自覚ないあたりが特に」
そう言って立ち上がって、スカートを直した先輩と一緒に家を出ようとした所でオレの携帯が鳴った。
携帯の画面はメールの着信が1件。三橋からだった。中村先輩送ってかなきゃなんねーし、返事は後でいいかな。
「メール?」
「うん、後でいーや」
内容確認しないまんまフリップ閉じたら、中村先輩がじーちゃんやおかーさんにお邪魔しました、なんて澄ました顔で挨拶してるから思わず噴出した。
「なに笑ってるの」
そう言う中村先輩だって目が笑ってる。秘密があるっていーよね、なんかヤラシー感じして。
「いや、なんでもないっす。おかーさん、ちょっと送ってくっから!」
「はいはい」
自転車出して家の門をくぐったら三橋がいた。
オレに気がついて一歩踏み出して、その後ろに中村先輩がいるのに気がついたのかそのまま動かなくなる。
「あれ?あの子野球部の子だよね?」
三橋に気がついた中村先輩がオレに耳打ちをした。
「うん、ピッチャーやってる三橋」
「田島くんに用かな?じゃあ送ってくれないでいいよ」
「え、でも」
「近いし、まだそんな遅くないし平気だよ、ありがと」
じゃあ自転車貸すって言おうとしたけど、中村先輩はそれよか早くじゃあねって言って手を振った。
どーすっかちょっと迷ったけど、先に歩き出した先輩の後追っかけて後ろから手首を掴むと、びっくりした顔して振り返った先輩にキスした。
三橋がこっちを見てるのはわかってる。分かってるからこその行動だった。
「強引な男は結構好きかな」
中村先輩がびっくりしてたのなんかほんの一瞬だった。すぐに目が笑ってそんなコトを言う。
「私はいいから三橋くんトコ行ってあげなよ」
オレの肩を両手で掴んでくるって体を反転させると、ぽんと背中を叩く。
耳のすぐ後ろでまたしよーねって小さい声で言ってから、中村先輩はオレと三橋に手を振って帰って行った。
「バイバイ、三橋くんも練習がんばってね」

「どーした?こんな時間に」
家の前にチャリ止めて、近くまで歩いて行くと三橋はもう目にいっぱい涙をためてた。
「なに泣いてんだよ」
「う…」
すんって鼻すすって、シャツの袖でぐいって顔を拭くけど、ぼろぼろ溢れる涙はそんなんじゃ止まらないみたいだ。
「お前さぁ、なんで泣くほどイヤなのにオレの言うコト聞くわけ?」
ちょっと待ってみたけど、ただ泣くばっかで三橋は答えない。どーすっかな、オレの部屋連れてくかな。
「さっ、さっきの、ひとっ…とは…」
「あ?」
「さっきの人とはっ…ひっ、っく…きっ、キスする、んだ…」
「するよ、別にキスだけじゃねーし」
なんだよ、泣いてんのはソコかよ。
「なに?キスしてほしーの?」
三橋はそうだとも違うとも言わなかった。ただ、うぐうぐ泣きながら突っ立ってるだけだ。
してほしーならしてほしーって言えばいーじゃん。別に自分からしようとは思わないけど、三橋がしてくれって言うならしてもいーし。
「なんだよ、そんなんで泣くなよ」
肩つかんで顔を近づけたら三橋はイヤだって言うみてーに顔を背けた。
カチンとくる。お前がしてほしそーにしてっからしてやるって言ってんのになにその態度。
「い、イヤ、だっ」
「はぁ?」
「そっ…そんな、さっきの、人のっ、口紅、つけた口でっ…そんなのっ」
ああ、さっきのでオレの口にもついてたんだ。
手の甲でぐいって口元拭いてから、今度は逃げらんないように頭掴んでキスしてやった。
「う、うーっ」
拳を作った手がオレの肩を何度も叩くのを無視して、むりやり口ん中に舌突っ込んだら途端に噛まれる。
「いてっ」
「こ…、こんなの、イヤ、だっ」
あー、めんどくせー、マジめんどくせー。どーせガマン効かなくてオレんトコ来たくせになにそれ。
「ちょっと来い」
「う、あ」
三橋の手首を掴んでオレはじーちゃんの畑の方へ引っ張って行った。
リヤカーとかしまってある小屋の影まで、引きずるみてーにつれて来ると、壁を背にして三橋は怯えたみたいに周りを見回す。
「オレんちの畑だしこんな時間に誰もこねーよ」
「か…帰る、から…」
「お前が勝手に来たんだろ」
「そう、だけど…」
「なに?阿部じゃ物足りないの?」
三橋の頭の横に両手をついて下から見上げるみたいにして顔を覗き込むと、薄暗い中でもはっきり分かるくらい三橋の顔が赤くなった。
「そんなんじゃ、ないっ」
「じゃあ何しに来たの?そんでなんでオレと中村先輩がキスしてんの見ると泣くの?」
「う…」
「こんなコトして、裏切ってるとか思わねーの?」
三橋の足の間に膝割り込ませて太ももを股間に押し付けると、三橋のチンコはすぐに堅くなった。
なんだ、やっぱそーじゃん。つかいつもよか随分はんのー良くねえ?
「い、や…だっ」
「阿部もかわいそーだよなー。お前のコトすげー大事に思ってんだぜあいつ」
耳のすぐ横で言ってやると、三橋はううって唸って唇を噛んだ。
「それなのにオレのチンコが忘れらんねーって?」
「そんなんじゃ…ない…」
「口じゃー何とでも言えるもんな」
だけどこんなに体が反応してんじゃ台無しだろ。
「好きだよ、三橋」
「う、う…ううぅぅぅっ」
鼻と鼻が触るくらいまで顔を近づけて言ってやった途端、三橋は目を見開いて息を止めた。
そうだよ、口だけでいーんだったら何とでも言える。
好きも、愛してるも。
「お、思っても、ないのに…、そんな事、言うの…ひどい、よ」
「お前を好き勝手するオレが?それとも阿部を裏切ってるお前が?」
「ひっ…」
見開いた目から一気に涙が溢れる。
三橋はもうどうしたらいいか分からないのか、何かを諦めたみたいに壁に頭をついて上を見上げた。
「あんま泣くと、明日阿部にバレんぞ」
突き出されるみたいになった首筋に噛み付いて、シャツの裾から手を入れると三橋の体がびくんって跳ねる。
「や、だ…やだよ…」
「なにが」
もう堅くなりかけてる乳首を爪で引っ掻くと途端に三橋は声を上げた。
「あっ、っく…ぅ」
「阿部はやさしーんだろ?だから物足りねーんだよな」
結局こいつだってオレを利用してんだよ。優しくされたって体の方はそれじゃ満足できねーんだ。だからオレんトコ来るんだろ。
オレだけが酷いことしてるみてーにされんのは納得いかねーし。
「うしろ向けよ」
「こ、こんなとこ、でっ…」
「お前がでかい声さえ出さなきゃ誰も来ないよ」
ベルトを外してから壁の方を向かせてズボンを膝まで下ろした。口ではイヤだと繰り返すのに、三橋は本気で抵抗しない。
勃起しかけたチンコを後ろから握ってやると、力なく首を振っただけだった。
もう片方の手でシャツの上から乳首を掻くようにした途端、壁に額を押し付けて小さくうめく。
「っ、く…」
すぐに硬くなった乳首をきつく捻りながらチンコを扱いてやると、すぐに声の質が変わっていく。
ほらな、結局こーいう扱いされんのが好きなんだよ三橋って。
「あ…アッ、いや、だっ…」
「男って不便だよなあ?いくらイヤだって言ってても体はすぐ反応するしさ、反応すりゃ一目瞭然だもんな」
「うぁ、アッ」
強弱を付けて捻るみてーにしてチンコを扱くと、それだけで先走りがオレの手を濡らした。もう音がするくらいだ。
にちゃにちゃって粘りのある音と、三橋の引きつったような声と乱れた呼吸。
草の陰で鳴いてる虫の声とはあまりにも似合わないから余計にコーフンする。
「ひ、ぁっ、ああぁぁ…」
壁についた手が滑ったかと思ったら、三橋は壁にたたきつけた濡れた雑巾みたいにずるずると壁を這うようにして膝をついた。
「も…やだ、こんなのっ…」
「なに、もう入れて欲しいの」
乳首を弄ってたほうの手を下ろしてケツの穴を撫でてやると、ぎゅって力が入る。
それをほぐすみたいに指の腹で撫でると三橋は壁についた手を握り締めた。
三橋のケツはそれだけの刺激ですぐに緩んでオレの指を受け入れる。
ゆっくり焦らすみてーに奥まで埋めていくと、それまで息を止めてた三橋が背中を震わせながらため息を漏らした。
「あ、あ…、ん、あぁぁぁ…」
「阿部ってどんなセックスすんの」
指を根元まで埋めたまま中をかき回してやわらかい肉がびくびくする所を探すけど、やっぱり指じゃ届かないみたいだった。
「ひっ…ぃ、やッ」
「キスして体触ってチンコつっこんで終わり?それじゃーつまんねーよなあ」
オレがわざと酷い言葉を選んで言う度に、三橋の中はきつく指を締め付けてくる。
狭まってくる肉を何度も掻き分けるみたいにして指を出し入れすると、ガマンできなくなったのか三橋は口元を手で覆う。
それでも漏れて来る声は止まらない。
「アッ、ああっ…うっぐ、うっ…」
「どーした?いつもよか反応いいな、外だとそんなにコーフンする?」
外って言ってやった途端、三橋の喉が鳴る。
急に声がくぐもったから何かと思って見れば、声を殺そうとして手首のあたりを噛んでた。
「バカ、そんなんしたら痕残るだろ」
こいつの体にセックスの痕跡なんか残すもんか、決定的な証拠なんか絶対に残してやらない。
「っく、う」
中に突っ込んでた指を引き抜いて、腕を掴んで後ろへ回させて腰の上で押さえつけると、より所がなくなった三橋はそれでも声を漏らさないようにしようとして唇を噛んだ。
片手で体を支えるしかなくなって、ぐらりと体が傾く。
オレの方に腰を突き出すような姿勢になった腰を掴んで、勃起したチンコをあてがうと三橋は小さな声で何かを言った。
「うあ、アッ、あっ」
ずぶずぶと肉に埋まっていく感触と、きつい締め付けに鳥肌が立つ。女と違って行き止まりがないのが奇妙な感じだった。
根元までチンコを押し込んで軽く腰を揺すると背中がたわむ。三橋のケツの中は声を堪えてるせいなのか、随分とキツかった。
柔らかい肉にチンコを擦り付けるみたいにして何度も何度も突き上げて、三橋の体に緊張が走ると止めるのを繰り返しているうちに、喘ぎ声がすすり泣くみたいな声になっていく。
「ぁっ、うあ…っく、うっ…ひっ、ぃ、」
「イけなくて苦しい?」
背中にのしかかるみたいにして、耳の後ろで言うと三橋は弱々しく首を振る。
こんな状況で随分と強情なこった。長引けば誰かに見られるかもしんねーのにさ。
少し苛めてやろうと思って、オレは後ろから三橋の目を手で塞いだ。
「やっ、なに…、んっ、アッ」
「声出すなよ、人が来る」
低くそう言っただけなのに三橋の喉がヘンな音を立てた。
「や、やだ、やだやだっ」
「だから声出すなって」
ホントに人が来てたってこんなトコ外から見えやしない。
小屋の影になってるし、今の俺たちは四つんばいに近い格好になってるし。
見えるとしたらオレんちの窓からだけど、小屋に面してるのはじーちゃんたちの部屋だし、もう寝てる時間だからその心配もない。
「ホラ、足音すんだろ」
オレが目を塞いでるから三橋は確かめる事ができない。ただ怯えて声を殺そうと必死になる。
「見つかりたくなかったら、ガマンしろよ」
もう一度耳のうしろで言って、オレはケツに叩きつけるみたいに腰を動かした。
「やっ、ア!っぅ…く、ぅ、」
弾かれたみたいに顎が上がって一瞬高い声を漏らしたあと、三橋はぶるぶると体を震わせながら息を飲む。
真冬に水でもぶっかけられた犬みてーだった。
「ゃ、っ、…っく、ぅぅ…」
三橋の目を塞いでる手があったかいもので濡れるから、泣いてるのがわかった。
そりゃ怖いよな、こんなトコ誰かに見られるなんてさ。しかも男にケツに突っ込まれてるトコなんて。
だけど、怖がってるクセに体の方は三橋の意思を裏切ってるみてーだった。
ケツん中がぎゅーぎゅー締まってオレのチンコに食いついてるし、扱いてやってるチンコからはさっきよりも先走りが溢れてるし。
「ひぁ…んぅ、う…」
「あーあ、三橋がんな声出すから気がつかれたぞ」
「や、やっ、うそっ、ウソでしょ…」
目を塞いだオレの手を振り解こうとするみたいに三橋は何度も首を振る。
動けないように背中に体重をかけながら、耳に噛み付くみてーに口を寄せて囁いてやった。
「40くらいのおっさんだ。すげー顔してこっち見てる」
「ひっ、ひっぅ…、やだっ、やだぁっ…」
「ヤなの?さっきよかすげー感じてんのに?」
「っ、ちが、アッ」
「見られてコーフンしてんだろ?チンコぐちゅぐちゅじゃねーか」
わざと音立てて扱いてやると三橋はまた首を振った。
「ちがう、ちがうぅ…っく、あ、アアッ」
「見てもらえよ、三橋がどんだけヤラしーのかさ」
「ううぅっ…っく、や、やだぁ…やだっ…ああぁっ」
だらだら溢れる先走りをチンコに塗りこむみたいにしながら、ケツん中をめちゃくちゃにかき回す。
三橋はイヤだと繰り返しながら体を震わせて射精した。
射精した瞬間にケツん中がきつく締まってオレもガマンが出来なかった。ぞくぞくしてんのは射精してるからだけじゃない。
三橋の怯える姿があんまりにも酷いから、コーフンしてんのが収まらないせいだ。
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  • 2013⁄09⁄12(Thu)
  • 23:57

ディディー3

「ねぇ、ドンキー。どこに連れてってくれるの?」
「……今は言えないな」
「そっか。うん、そうだよね。楽しみは最後まで知らない方がいいもんね」

 ディディーはご機嫌な顔で、陽光に照らされた広い道を歩いていた。
 自慢の長いシッポを左右にふりながら、前を歩くドンキーにぴったりとついていく。
 時折吹く風でお気に入りの帽子が飛ばされそうになるが、頭を手で押さえているのでなくす心配はない。
 ドンキーを盾にしているおかげで前から吹いてくる風は防げるので、横からの風だけに注意しておけば大丈夫だ。

(やっぱりドンキーは頼りになるよね)

 ディディーはドンキーの後ろ姿を見てニコニコと笑う。
 誰もが認めるこの仲良しコンビは、いつでもどこでも行動を共にしている。
 おいしいバナナをたらふく食べて食休みを終えたので、これから2匹で出かけるところなのだ。
 今日は珍しくドンキーが「おれについてこい」と胸を張って歩き出したので、ディディーは逆らわず、ドンキーの後ろをついていくことに決めたのだった。

 平和になってからは日光浴を楽しみ、冷たいバナナミルクセーキを飲み、ハンモックで昼寝する日々ばかりだったので、ジャングルに出かけるのはずいぶん久しぶりのことだ。
 懐かしむにはまだ早いかもしれないが、盗まれたバナナをクレムリンたちから取り返したのがもうずっと以前のことのように思える。
 冒険したことを思い出しながらジャングルを歩くのは、すごく新鮮だった。
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  • 2013⁄09⁄12(Thu)
  • 23:54

ディディー2

ドンキー「あわわわっ……」

ディディー「ドンキー?いないの?」コンコン

ドンキー「い、いるぞ!ちょっと待ってろ」

ドンキー(何でこのタイミングに……。抜いたのがバレルじゃんかよ)

ドンキー(今中に入れるのはまずいな……。とにかく外に出るか)バンッ
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  • 2013⁄09⁄12(Thu)
  • 23:50

ディディー

ドンキー「もう限界だ。ディディー、俺の物になってくれ」

ディディー「痛いよドンキー。早く離してよ。ほんとに痛いから」

ドンキー「駄目だ。離すと逃げるだろ」

ディディー「ド、ドンキー、一体どうしちゃったの?
      眼がこわいよ……」

ドンキー「相棒であるお前と来る日も来る日も一緒に行動しているうちに俺は……」

ディディー「………」ゴクリ

ドンキー「お前の事が好きになった。お前を俺の物にしたいとさえ希求するようになった」
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  • 2013⁄09⁄08(Sun)
  • 01:20

小金井薫物語

ある日薫が帰っていると、電話が鳴った「はいもしもしぃ~?」「ハァハァ薫ぅ~」すぐに電話を切った。プッッ、ツーツー「もしかして神威かなぁ~またかかってきたらいやだなよし電源を切ろう」と思うとプルルルル「はいもしもし?」「あっ小金井君~?これから自分家来ーえん?」「ジョーカーの?うんいく!」「キャッホー!小金井君が自分家来てくれる~」「じゃあ待ってんで~」「うん」無邪気にジョーカーの家に向かう小金井。これからなにをされるか知らずに。
場所は変わりジョーカーの家
「来るゆうてはりましたよ」「そうかよし」と返す紅麗「では風呂を借りるぞジョーカー」「なにかんがえてはりますん?」「そうですよ」とジョーカーと雷覇「何って言おうか?」と意地悪な笑みを浮かべる紅麗「あ~いいですいいです!言わなくていいです。」と慌てて返す雷覇「そうですよ先に小金井君と繋がるのは自分やで紅麗さん。」
「えっ?」「違う私は毎晩薫と繋がるイメージをしている。」「ええっ!?(そんな事してたんだ紅麗様)」「それだけかい!自分は毎日小金井君をオカズにしとる」「ええっ!?(貴方もですか!しかもサラリとキツイ事言うな。)」そうこうしていると、ピンポーン(((薫だ!)))先陣は紅麗がいった!ジョーカーが続く!雷覇は歩く!さぁいったいったいったー!ジョーカーだー!「ハッ!違うやんこれは競馬やーん」と思っていると、雷覇がすでに開けていた。「よく来ましたね小金井」「うん!あれ?紅麗とジョーカーもいたんだ。」
(まさか二人で居たいと思っていたのか?もしかしてもうしてたりとか!しかも誘ったの自分やしここ自分の家やのに)「さっ小金井君いこいこ!」「そうだなリビングへ行こう。」(見事に小金井から私を引き離しましたね)
(まっ、良いでしょう)と雷覇が下を向き溜め息をつき、リビングへ向かうと、紅麗とジョーカーが小金井を押し倒していた。しかも小金井は素裸だ。そしてズボンを脱いでギンギンのぺ〇スを小金井の口に入れた。しかも小金井の顔の紅潮の仕方を見ると、媚薬を使っているみたいだ。ジョーカーは小金井の大きくなった。ペ〇スを加えている。「どや小金井君気持ちええか?」「・っんぐぅ~」泣きながら涙目で訴えようとしている。「っ・出すぞ薫」「おっ溢れてきたよ小金井君」ドピュドピュドピュドピュドピュ
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  • 2013⁄09⁄08(Sun)
  • 00:41

ナルト色情伝

ある昼下がりの木の葉の里の道端で・・

ナルト  「アレ以来(>>173)サクラちゃんに口聞いてもらえてなくて大変だってばよ~。」(涙目)
木の葉丸 「ナルト兄ちゃん。自業自得なんだなコレW」
ナルト  「初○精がサクラちゃんに顔○なんて羨ましいってばよ。俺なんか夢精で・・・うっうう・・

カカシ  「おお。ナルト!」
木の葉丸 「こんにちは。カカシ先生。」
ナルト  「よぉっ!カカシ先生!(ドキっカカシ先生!)」
カカシ  「はい。こんにちは。また。2人で何か悪いことでも考えてたんじゃないの~?」
木の葉丸 「この前ね◎*&%・・」(口を塞ぐナルト)
ナルト  「いやいや。何でも無いってばよっ!アハハハ。」
カカシ 「何だぁ?そのしらじらしい笑いは?まあいいや。
     ナルトとサイに秘密の特訓があるから二時間したら修行部屋に来てちょーだい♪」
ナルト 「秘密の特訓かぁ。なんかワクワクするってばよ!」
~二時間後・・・修行部屋にて~
カカシ 「今日集まってもらったのは他でもない敵に拘束された時の拷問に耐える修行だ。」
ナルト 「えっ!?拷問・・痛いの嫌だよ。カカシ先生。」
カカシ 「サイは暗部で分かっていると思うが・・・
     敵に有利な情報を与えない。これは忍者の最低限の掟。」

サイ 「拷問に耐えれない時は歯の裏の火薬を噛んで自爆しろと教えられてます。」
ナルト 「ひぃ!そんなの修行できないってばよ!」
カカシ 「そうだな。修行とはいえ拷問や自爆をしては意味がない。
     そこで性心侮辱修行をしてみたいと思う。」
サイ 「暗部でもしたことがない修行ですね。」

カカシ 「(そりゃそうだ俺の趣味だからなW)ゴホン。そうだな。
      その前に簡単にヒアリングをする。ナルトとサイ。オナニーは
      どのくらいの頻度でするかな?」
ナルト 「えっ!えっと~(毎日なんて言えないってばよ)」
サイ  「基本的にしません。」

ナルト 「ウ・・ウソつけ~!」(サイの方を指差して)
サイ 「と言うことはナルト君はかなりの頻度で・・」
ナルト 「(ぎくっ!)俺は俺は・・週に2~3回くらいは・・・」(赤面)

カカシ「なるほど。それと・・・もちろんキミたち童貞だよね?」
ナルト「まぁ。そうだってばよ。」
サイ 「経験済みです。」
ナルト「け・・経験済み!?誰だってばよ。誰だってばよ!
     お・・俺だってな影分身で・・・(しまった!)」

カカシ 「ははーん。お色気の術はそういうことか。ハーレム作って夜な夜な楽しんでるのね。」
ナルト(赤面)
カカシ 「では2人に最後の質問だ。SEXしたい女性は?」

ナルト「そ・・・それはサクラちゃんに決まってるってばよ!」
サイ「そうですねぇ。特定の女性はいませんが・・・シズネさんやツナデ様なんか魅力的ですね。」
ナルト「ぶっー!年増ばっかり!ツナデの婆ちゃんW 五十のバア様だってばよW」 
サイ「それとボク実は男もいけるんですよ。ナルトクン♪」
ナルト「えっ!え~~~~っ!!!!(コイツもショタ?orホモ?)」
カカシ「お~!それは初耳だな。(俺と同じじゃないかW)」
   
サイ「ちょうど良い機会だから話しますが、ナルトクンと初めて会った時、オチンチンついてるか
   何回か聞きましたよね?あれは僕なりのアプローチだったんですが・・・」
ナルト「ウソ絶対ウソ!力が無いって馬鹿にしてたってばよ!
    それに何か・・・その誘うような目やめろってばよ!」(俺はショタだけどホモではないってばよ!)
カカシ「まぁいいや。性的経験がどれくらいか分かったところで・・とりあえず裸になってくれる?」
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  • 2013⁄09⁄08(Sun)
  • 00:24

サカキ×サトシ2

「森に入って二日目…」
「未だ出口は見付からず…」
「そしてこのまま…」
「白骨化…」
「ピカ…ピカ…」
そう嘆くサトシとピカチュウ、カスミに、先頭を行くタケシが振り返る
「そう言うな、いつもの事じゃないか」
「はぁ…ちょっと休もうよ」
へたりとカスミが座り込んだと同時に、轟音を立てながら何かが空中を飛んで行った
「な、何?今の!」
「鳥…とは違う様だな」
「あんな速い飛行タイプのポケモンなんて見た事無いぜ」
「…ピ?」
遠くからヘリコプターの音が聞こえる
それは段々と近付いて来る
三人が空を見上げた瞬間、大きくRと書かれたヘリコプターが目の前に現われた
「ロケット団!?」
窓から鋭い眼光が見えた
(サ…サカキ…!!)
「………」
目が合った
蛇に睨まれた蛙の様に、サトシは立ち竦んでしまった
ニヤリと口元が歪むのを見ると嫌な汗が伝った
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  • 2013⁄07⁄08(Mon)
  • 01:59

ミサトさんのパンティ

自分の下着は洗濯してて穿く物がなかったから仕方なく。
でも、その日は運悪く体育。
担当教師はいくらエヴァパイロットでも分け隔てなく
厳しくしてくれる心温まる鬼教師。
そんな授業なのに体操服も忘れたうっかりさんのシンジくん。

鬼教師は言いました。
「シャツとパンツで授業に出ろ」と。
人格尊重の欠片も感じさせないある意味素晴らしい
考えを持つ鬼教師。

シンジは泣きながら体育の授業に出たのでした。

同級生の蔑む視線に耐えながら!

つるつるの御足を見せながら!!
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  • 2013⁄04⁄18(Thu)
  • 00:53

スーパーターザン

鬱蒼としたアフリカの密林の中を、砂煙を舞い上げながら、三台の車両が猛スピードで走っていた。
白人の男が3人ずつ乗ったジープ2台の後ろを、幌のついた軍用トラックが追う。
ジープに分乗しているのは一帯で捕獲が禁止されている、チーターの毛皮を獲りに入った密猟者たちである。
統治能力を失った失敗国家の下、腐敗しきった軍の一部が彼らに手を貸していた。
軍用トラックの荷台に座っていた黒人兵が小さな「追っ手」に気付いたのは昼過ぎのことだった。

「ちっ、奴がまた現れた!」
「撃ち殺せ!」

トラックの幌の中から、後を追いかけてくる小さな影に向けてパンパンと銃声が響く。
だが追っ手はひるむことなくむしろ速度を増すと、ジャンプして大空に舞った。

「くそっ、どこへ消えた!?」

トラックの荷台で銃を構えた黒人兵の一人が幌から顔を出し、大自然を見回した瞬間。
ぶしゃっと赤い噴水が上がり、その首が地面に転がり落ちた。

「うわあああああっ!」

パニックに陥る黒人兵たち。

首のない死体をまたいで幌の中に入ってきたのは、身長170センチほどの細い身体だった。
背中まで伸びた長い黒髪の少年の肌は小麦色に日焼けし、白いビキニパンツをはいた裸体は、胸部、肩、腕、脛など主要部を、白銀色の甲殻に覆われている。
また深く澄んだ二重瞼の下に、顎から口元、鼻までを覆うマスクを装着し、頭上で金色に輝く、宝石をちりばめたヘアバンド型の冠は、彼が森の王者であることを示していた。

両手に構えた光の槍、レーザー・ランスが、まばゆい青白い光を放っている。

「密猟を取り締まるべきあなたたちが密猟者に手を貸すなんて・・・許さない!」

兵士たちが最後に聞いたのはまだ変声を終えていない男の子の声だった。
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  • 2013⁄04⁄18(Thu)
  • 00:48

新たなるサイヤ人

時はエイジ784年。
トランクス「母さんも気を付けて下さい。」
ブルマ「じゃ、頼んだわよ!」
トランクス「はい。」
そうしてトランクスはタイムマシンに乗り込んだ。
トランクス「行って来ます!」
タイムマシンは姿を消し、トランクスは過去へと旅立った。

トランクス「悟空さんや悟飯さん、そして父さんにも会えるのか…。どんな感じなんだろうなぁ。」
過去に思いをめぐらせるトランクス。そのときタイムマシン内にけたたましい警報音が!
“エラーハッセイ、エラーハッセイ”
トランクス「なんだ!どうなっちゃったんだ!?」
焦ったトランクスは操縦ボタンを適当に押し、軽く機材を叩いてみる。
トランクス「えい!くそっ!」
すると警報音はおさまり、内部は平穏に戻った。
トランクス「ふぅ…。元に戻ったかな?」
そんなこんなで過去に向かうトランクスであった…。
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  • 2013⁄04⁄18(Thu)
  • 00:37

海賊からのお仕置き

少年「ふぅ…。何とか忍び込めたぜ…。」

ある日、1人の少年が港に泊まっている船に忍び込んだ…。
その船は海賊船、宝が目当てでの侵入だ。
今までも何度か海賊相手に泥棒してきたが、運もあり全て成功してきた。
少年は船をじっと見張り、船員が出てくるのを待っていたのだ。
今船の中には誰もいない…。最大のチャンスだ…。

少年「おお…。何てでかい船だ…。こりゃ期待できるぞぉっ!!!」
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  • 2013⁄04⁄12(Fri)
  • 00:12

うちに着くまでが合宿だ編

電車の中で、翼は顔を赤くしていた。
他の部員達が制服姿なのに対して、翼だけはそれを許されず、ユニフォーム姿である。しかし、その肝心のユニフォームシャツは昨日、汚された状態で、トレーニングパンツを直ばきなのはいつもの通りである。
「うっうん…」
しかも、つり革に掴まっている翼の両脇や後ろからは、そのトレーニングパンツの中に手が差し入れられていた。半勃ちのちんこの先をくちゅくちゅと音を出させる手に、尻の穴をほじくり返す手、尻を執拗に揉む手に、乳首をつねり、先をこりこりくじる手。太ももを這い回る手に、口の中を蹂躙する手。複数の手に加えて、時々、目の前の座席に座った三年補欠に、ちんこに蹴りを入れられる。これまでとは違い、人目についてしまう大胆な行為に、翼は必死で声を押し殺した。
「翼、こんな状態で感じてるのか?」
「乳首立ってきたな」
「翼、ケツが濡れてきてっぞ」
卑猥な言葉で更に責められて、翼は恥ずかしさでいてもたってもいられなくなる。最近流行し始めたハーフパンツとは違い、南葛中のトレーニングパンツは短くて、薄い。スポーツをしているせいで、高校生にも見える体格の上級生達に囲まれ、小学生のような翼がもてあそばれている光景は淫靡だった。
「あっうっ」
カウパーが漏れて、トレーニングパンツの前にシミを作った。それでも、集団痴漢行為は留まることを知らない。
「だ、駄目、です」
トレーニングパンツを無理に引っ張り上げられ、尻に食い込まされて翼は呻いた。刺激を与えられたせいで、ちんこも完全に勃ってしまっている。薄いパンツを通して、形すらはっきり分かるほどだ。
「じゃあ、大声で助けてって言ってみろ」
ぱんぱんにテントを張ったちんこを蹴られ、翼は涙目になった。そんなことをすれば、男のクセに痴漢行為をされる自分が恥ずかしいし、何よりこの無防備な格好をしている理由を説明しなければならない。
「やっぱり喜んでんだろ」
「いっひゃあっ」
ずぷっと尻に指を差し入れられ、翼は声を上げた。翼の周囲を取り囲む人壁で、他の者からは見えないと思っていても、いつ人に見られてしまうかと思えば、翼の心は落ち着かなかった。ユニフォームを着たまま痴漢されているのも、恥ずかしい原因の一つだった。
だが、身体中いじくられても、それ以上のことはできないだろう、と翼は高をくくっていた。実際に、トレーニングパンツの裾をめくり上げられるまでは。
つり革にぶら下げられたまま、トレーニングパンツの裾から侵入した肉棒に、翼は突き上げられた。
「いっ、ぬ、抜いて!」
公共の場である電車で、つり革に腕ごと嵌めるようにしてぶら下げられ、学校名も名前も分かるユニフォーム姿で、尻穴を犯される。想像もつかないことに、翼は焦った。翼が困れば困るほど、嫌がれば嫌がるほど、踏みつけたくなる人間ばかりだということを、翼は分かっていなかった。
「気持ち良いぜ、翼」
「ぬああっ」
ぶら下げられて不安定な身体を、無理やりにこじ開けられて、翼が悲鳴を上げる。公衆の面前での恥辱的な姿勢もさることながら、電車の振動がいつもと違う快感をもたらしていた。
「なんだ、翼は電車好きか?」
「ち、ちが…んぐぐっ」
急に深く挿入され、翼は苦しげに鳴いた。
「おっうっ」
「んっ、中はやめ…あうっ
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  • 2013⁄04⁄12(Fri)
  • 00:07

元日の午前2時

元日の午前2時、中学1年の翼と早苗は、南葛中サッカー部のチームメイトとの初詣を終え帰る途中だった。
「マネージャーをしっかりエスコートしろよ」
グラウンドに差しかかったとき、石崎が冷やかすように言った。ここから先はみんなと別れ、ふたりだけになる。
並んで歩くふたりの白い息を、空のてっぺんから満月が銀色の光で照らし出す。晩生の翼もさすがに胸が高鳴る。
身長はほぼ同じ、翼のほうがやや低かった。声がうわずるのを押し隠すように、早苗が言った。
「明日の初蹴会、がんばってね」
南葛市では、1月2日に市内のサッカーチームが一堂に会すイベントがある。
プログラムには、南葛中と宿敵の修哲中の試合も組み込まれていた。
「まかしといて!」
翼は小さなこぶしで胸をどんとたたいた。
そのとき、深夜の静寂を破るように、改造された2台の軽自動車が近づいてきた。
車はふたりのそばで停まると、ヤンキーが3人降りてきた。翼は早苗をかばって身構えた。
「乗れ!」
ふたりは3人がかりで後部座席に押し込まれた。
後部座席には、女がタバコをふかしていた。カーステレオからヘビメタがけたたましく垂れ流れる車内で、
ヤンキーの男女に挟まれた翼と早苗は、体をこわばらせて座った。
「おれを覚えているよな」
男がサングラスを外した。翼は「あっ」と声をあげた。
翼の入部と同時にレギュラーの座を追われて、1ヵ月後に退部した吉田という元先輩だった。
「あのときの礼をたっぷりさせてもらうぜ」
吉田がタバコに火をつけた。
「降ろしてください!」
気丈にも早苗が大声で抗議した。すぐさま吉田が翼の顔面に肘鉄を見舞った。
翼の鼻からだらりと血が流れた。
「大声を出したら、こいつが痛い目に遭うんだぜ」
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  • 2013⁄03⁄22(Fri)
  • 01:49

黒幕登場完結編

翼が目を覚ましたのは、見覚えのない部屋だった。ベッドの上に寝かされているものの、身動きが取れない。ふと手を見て、翼は驚いた。両方の手首足首には手錠が掛けられ、ベッドの柱から伸びたロープで結ばれていた。しかも、翼が着ているのは南葛SCのユニフォームだった。
「驚いたかね」
入ってきたのは見知らぬ男性だった。長い髪にサングラスという姿は、どこかで見た覚えはあるが、知らない相手だと翼は思った。
「ここはどこですか」
毅然と尋ねる翼に、男は相好を崩した。
「私は片桐、君の事はずっと応援していたよ、大空翼くん」
サングラスの為に表情は見えないものの、口元は笑っている。しかし、どうやら誘拐されたらしいと気付いた今は、男の笑顔がかえって恐くなって、翼は片桐をにらみつけた。
「何をする気ですか」
見慣れぬ物ばかり置かれている部屋で、小学生時代のユニフォームを着せられ、手足の自由を奪われた翼は声を荒げたが、その声は少し震えていた。部屋を飾る物が性具とは知らないものの、何をされるか、今の翼には分かるような気がした。

「これを見たまえ」
片桐がリモコンのスイッチを入れると、部屋のテレビに鮮明な映像が映った。そこには、翼の記憶に残っている光景が映し出されていた。

「や…やめてぇ」
生まれたままの姿の小さな身体を、二つ折りにされ、さかさまに転がされた翼がちんこをこすられている。大写しにされたふにゃふにゃのちんこが少しずつ大きくなっていくのを、カメラはずっととらえていた。その真上では、尻を上に突き出さされた翼の尻肉が開かれ、まだピンク色の淡い蕾を、太い指に周囲のひだからもみほぐされていく。
「ふ…ふう…んっ」
甘い声を出して、唇をよだれに濡らした翼の顔を大きく映しながら、カメラは翼の秘密の部分を逃がさない。潤滑油を使われたのか、ぬめぬめ光る肛門の粘膜に太い指を受け入れた翼は、息を荒くしながら、ちんこから透明なカウパーを垂らしている。
「あううっん」
「嫌がってた割りに、もう受け入れ体勢ばっちりじゃねえか」
「翼のケツの穴、ばっちり見えてんぜ」
穴の中をこねられて、ほぐれてきた肛門を、二本の指がこじ開けた。内臓まで見えるほど開かれたピンク色の器官を映され、翼が恥ずかしそうに身をよじる。
「こっちは童貞でーす」
「まだ半分かぶってます」
「でも、びんびんです」
「は…うん」
可愛らしいちんこは勃った状態で、カメラの前に引き出された。見事な体位が効を奏して、まだ純情なちんこを卑猥な手つきでこすられて、翼が声を上げる度に、指を三本も出し入れされている尻穴がひくひくと揺れ、翼の目がとろんとしてくるのまでが捉えられている。
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  • 2013⁄03⁄22(Fri)
  • 01:48

惨劇のバタフライ

「やめて、やめてよう」
教室の後ろで学の情けない声が上がった。
弁当を食べ終わった翼は舌打ちした。南葛中1年G組の教室だ。
中学に進学したとき南葛小出身者で同じクラスになったのは、
よりによって小学校からずっとチームのおみそだった学だけだ。
石崎もあねごもよそのクラス。修哲中に進まず南葛中に来た井沢や来生たちとも別のクラスになった。
しかも、翼の技量は明らかに上級生より上なのに、顧問は試合にフル出場させてくれない。
フィールドの翼は牛若丸ばりに鋭くかつ柔軟に敵陣に斬りこむが、体格の差は技術では埋めがたかった。
三学期の身体測定では、翼の身長は150㎝に満たず、体重も筋肉質とはいえ38㎏しかなかった。
現に三学期が始まってすぐの試合では相手チームのDFに吹っ飛ばされ、左手首をくじいたばかりだ。
あのときは惜しくもハットトリックを逃しただけでなく、交代を命じられた。
「サッカーは曲芸じゃないんだ。中学生をなめるな」
顧問の叱責に翼は唇を噛んだ。
翼はくさっていた。練習はきつくて単調なランニングや筋力トレーニングばかりだし、
クラスでは一部の男子が授業を掻き回し、程度の低いいじめに興じている。
(あと、2ヵ月かぁ)
春になればクラス替えがあるし、後輩が入学してきて翼のサッカー部での地位も向上する。
翼が自分の席でため息をついていると、ズボンを脱がされパンツを押さえた学がそばで倒れこんだ。
いじめグループが狩猟のように学を追いかけてきた。
「おまえら、いいかげんにくだらないこと、やめろよ!」
思わず翼は、椅子から立ち上がって怒鳴っていた。
いつもなら、こんな程度の低い連中は相手にしないが、その日はいらだちが抑え切れなかった。
「なんだとチビ!」
翼は気色ばむワル達を無視して、翼はトイレに行くため席を立った。
「待て、クソチビが!」
怒号がした直後、廊下を歩く翼は背中に飛び蹴りを食らった。翼の体が冷たい床に激突して滑った。

地獄の始まりだった。
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  • 2013⁄03⁄22(Fri)
  • 01:46

全日本編

「呼び出された理由は分かってるだろう?」
松山に鋭い目を向けられ、翼はそれを正面から受け止めた。合宿に参加せず、直接ドイツで合流した翼に、チームのメンバーの批判は大きかった。中でも、日向に代わってキャプテンとなった松山は特に声高にそれを叫んでいた。そして、ついにチームの主な選手をまきこんで、翼を取り囲むことになったのだ。
「分かっているよ。でも、せめて応援だけは」
「10番をつけてか?」
世界の舞台にはばたきたい、日本を発った翼がそう思っていたことは確かだった。松山は10番のユニフォームの襟を掴み上げた。
「応援だと?ふざけるなよ」
チームプレイの力を信じる松山には、翼の態度は高慢と思えた。合宿に参加したものの、遠征に選ばれなかった者もいるのだ。しかし、自分が正しいと信じる翼はその松山を睨み返した。
「じゃあ、応援、してもらおうやないか。外国やし女も引っ掛けられへんから困ってんのや」
早田の言葉に、次藤が頷いた。
「そうだな。それが一番チームの為になるタイ」
「じゃあ、翼。応援、頼むぜ」
「な、何を言ってるんだよ、みんなっ!」
周囲の言葉の意味が分からず、翼はチームメイト達を見渡す。いないのは、負傷した若島津と日向、石崎に佐野、タケシ…翼を囲む面々はかっての敵ばかりだった。
「ちょうど、むしゃくしゃしてたからな」
にやり、と笑った松山の表情に、今まで見たことのない凄みを感じて、翼は一歩退いた。そして、壁際に立って、一連のやりとりを眺めている三杉に気付いた。
「三杉くん、きみなら俺の気持ちが分かるだろ?」
「ボクには分からないよ。どうせ翼くんのことだから、合流したら、歓迎してもらうつもりだったんだろうね」
冷たく言いなすと、三杉は翼の腕をおさえた早田と次藤のために道を譲った。立花兄弟、反町、新田の後ろに、南葛中の仲間を見出して、翼は叫んだ。
「みんな、仲間じゃないか!!」
「お前は俺達にしたことを忘れたのかよ」
「お前のことは仲間だと思ったことはない」
翼の叫びは空しく響く。
「あれは、皆のためを思って…」
「お前が勝つためだろ!」
誰も翼を助けようとする者はいなかった。それどころか、ロッカールームの隅に追い込まれた翼に、誰もが鋭い目を向けていた。
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  • 2013⁄03⁄19(Tue)
  • 23:43

南葛小のグラウンド

3月半ばの肌寒い土曜日の夜、翼は5年生に南葛小のグラウンドに呼び出された。
「6年生を送る会なら、もう終わったはずなのに」
グラウンドで翼を待ち受けていた後輩たちは、一様に殺気だっていた。
「先月、学校からドリブルしながら帰る途中、トラックにはねられた4年生のことを知ってますね、キャプテン」
「右足を折ったんだ。あんたがボールは友だちなんてくだらないこと、言わなければよかったんだ」
「責任、取ってもらいます、翼先輩」
5年生は翼を取り囲んでカイボウしたあと、抵抗できないように殴る蹴るの暴行を加えた。
人目につかない校庭の隅で、翼は両手首と両足首、首を縄でフェンスに括りつけられ大の字で磔にされた。
「そいつのことを、石崎先輩にドジなやつと言ったそうですね」
「おれたち、あんたのことを許せません。処刑します」
後輩たちはいっせいに至近距離から翼へシュートを放った。
「おれたちは、ボールなんて友だちとは思っていませんから」
百発近いシュートの集中砲火のあと、後輩達は翼に往復ビンタや腹へのラッシュを浴びせた。
鳩尾に拳がめりこみ、翼は胃液を吐いた。
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  • 2013⁄03⁄19(Tue)
  • 23:42

南米


それが悲劇の始まりだとは思わなかったのである。

「ボア タルジ」
軽くノックをして部屋に入った翼の見たものは、びりびりに引き裂かれた上、ぐちゃぐちゃに汚された自分のユニフォームだった。翼ひとりにチーム全員が抜かれるという屈辱的な試合展開に、翼の分身であるユニフォームを引き裂いて、精液をかけた。それでも怒りがおさまらないところに、当の本人が顔を出したのだ。
「何するんだ、やめろ!」
選手の顔とも言えるユニフォームを汚されて、翼はつかつかと中に歩み寄った。その翼の腕が、掴まれた。
「ツバサ、良いところに来たな」
「ちょうど練習が終わったところだ。試合開始といくか」
「何を言って…」
状況が掴めずに、逃れようとした翼の腹に拳骨が食らわされる。しかし、鍛え上げられた鉄の腹筋は、それをものともしない。低いうめき声を漏らしたものの、まだ抵抗しようとする翼の眼光に、今度は鋭い蹴りが加えられた。
「うぐっ」
サッカー選手のキックである。脳まで達するような振動を受けて、翼は呻いた。だが、サッカー選手の宝である足を人を傷つけるのに使うことを許すことは出来なかった。
「やめろっ」
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  • 2013⁄03⁄19(Tue)
  • 23:41

日課

飯に五角形のノリを撒き散らした弁当を食べ終わると、部室に向かうのが翼の日課となっていた。
「今日も持って来ているな?」
「はい」
三年補欠に言われて、翼は鞄からイチジク浣腸を取り出す。前日に買いに行かされた浣腸だった。
「じゃあ、ケツを出せ」
「はい」
子供っぽい顔に似合わぬ学ランとズボンを脱ぎ、カッターシャツだけの姿になると、翼はいつも通り机を抱え込むように腹ばいになる。机に腹をつけると、尻を突き出したような姿になる。机の脚と平行に少し開かれた翼の足は震えて、黄金の右足とまで讃えられるそれには見えない。
「天才大空翼さまが、毎日ケツほりだして、浣腸されているとは誰も思わねえだろうな」
学校で上履きを履いたまま、教室に置かれているような机にうつぶせになって、浣腸をされる大空翼の目は既に涙で潤んでいる。叩かれた尻の痛みも感じないほど、机に掴まる翼の身体は震えていた。
「ほら、もっと力を抜け」
「ひぐっ」
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