- 2010⁄07⁄19(Mon)
- 22:54
ネルフの銭湯
ネルフの銭湯にて、
「よお、シンジ君じゃないか」
「あ、加持さん・・・こんばんわ」
「これから風呂かい?」
「はい」
「奇遇だな、俺もだ。背中の洗いっこでもするか?はは」
「あ、はい・・・いい・・・ですね」
「・・・なに冗談だよ。無理に意に反した返事はしないほうがいい」
「・・・・・はい・・・そうですよね。はは・・・」
二人で、別々に体を洗い、湯船につかる。
「ふー、風呂は良いねえ。風呂は命の洗濯だ」
「・・・・・・・・その言葉」
「ん?どうかしたかい?」
「その言葉、ミサトさんも言っていたような・・・」
「はは、そうかぁ、あいつも言ってたか。参ったなあ・・・」
「・・・・・・・・」
「シンジ君。・・・・・・・葛城と住んでいて楽しいか?」
「・・・ええ、楽しいですけど、それなりに」
「そうか・・・」
「あっ!・・・でも、そんなあのっ、変な意味じゃないですよ?アスカもいるし・・・」
「ん?はは、分かっているさ。・・・第一、年が違いすぎる。・・・ま、年の差なんていざとなったら関係ない。・・か」
「いえ!関係あります!大有りです!だからっ・・・・あの、その・・・」
「そうか、それは残念だな」
「えっ?」
「・・・・・いや、なんでもない」
「加持さん?・・・・。」
突然、加持に抱きしめられ、シンジは身を硬くした。
いつもの癖で頭を回転させながら、手を握ったり開いたりしてしまう。
(加持さん、一体どうしたんだろう? 何か辛いことでもあったんだろうか?
人に抱きしめられたのって、久しぶりだなあ。心地良いや。
はっ!そんなことを考えている場合じゃない・・・。おっ、男同士でこんなことやっぱり変だ)
「加持さん、僕、男ですよ?」
シンジは抵抗の意味を込めて加持に問うた。しかし、
「愛情に性別なんて関係ないとは思わないかい?・・・碇シンジ君」
「あっ、はい・・・。そうですよね・・・」
加持にすぐさま哲学的な考えを述べられて、シンジの性格上あっさりと肯定するしかなかった。 二人は抱きしめあったまま、数分間の時間が流れた。
その間、互いは一動もせず、ただ呼吸するのみの状態だった。
そして、加持の呼吸は荒く、速くなっていく。
(加持さん興奮している? 心臓の鼓動はどうなのだろうか?)
シンジは知りたかったが心臓の鼓動を感じるまで加持の胸はシンジに接近してはいなかった。
正面から肩を抱き合う。そんな体幹を離したままの抱擁。
それはまるで心の置くまでは踏み込まない、表面上のみの二人の関係をよく表しているかのようだ。
数分の後、加持から体を離す。
「好きだよ、シンジ君」
「加持さん・・・・」
シンジはそう呟いたまま、返事を可とも否とも出せずにいた。
(嬉しいけど、僕は加持さんの気持ちを受け止めるに値する人間なのだろうか?
受け止めたらどうなるのだろうか? 僕はどうすればいいの? 加持さんはどうすれば喜んでくれるの?)
自分の存在価値が分からない。
そんな状態のシンジは加持の心を嬉しく思いながら戸惑っていた。
しかし、否定の態度をとらないシンジに、加持はてっきり承諾を貰ったものだとばかりに感じてしまう。
大人の世界に長く生きていた加持には、否定しない=承諾している。という大人のルールで物事を考えてしまっていたから。
加持はうつむいて答えを探しているシンジの唇を奪った。
シンジは驚き、すぐに加持から体を離す。
「なっ!・・・何するんですか?加持さん」
「・・・・・すまない、嫌だったか?」
「・・・・・・・嫌じゃないですけど、いきなりだったから・・・」
「そうか、じゃあ・・・」
再び加持の顔がシンジに近づく。
(ああ、嫌じゃないって言っても、・・・良いって訳じゃないんだけど・・・)
シンジはそんなことを考えながらも加持のキスを受け入れた。
今のシンジにはハッキリ言って、加持に恋愛感情は無い。
しかし、加持を信頼している。加持に嫌われたくない。
(そう、僕は加持さんに嫌われたくないんだ・・・。加持さんは僕のことを理解してくれる良い人だから・・・だから)
シンジは加持のキスを受けながら加持の気持ちを受け入れようと決心した。
加持のキスは何度も何度も続いた。
はじめはフレンチなものだったが、次第にディープなものへと変わる。
シンジは初めて経験する大人のキスに、ただ加持の舌を受け入れるしかなかった。
加持はハアハアを息を弾ませて、シンジの口を堪能する。
抱きしめる腕も次第にきつくきつくシンジを締め上げた。
シンジはそんな加持の様子に感化され、そんな気はなかったのに興奮してきてしまった。
(加持さん・・・こんなになってる。僕、男なのにどうして?)
シンジは加持の下半身を不思議に思いながらも、悪い気はしなかった。
好意を置いている人に抱きしめられてキスをされる。
それはたとえ恋愛感情がなくても、女の子じゃなくても悪い気はしない。
そんな自分の思いにシンジは気づき、驚いていた。
加持はシンジを一通り堪能し終えると、シンジをいつも自分が体を休めているベッドへといざなった。
シーツもカバーもベージュで統一されている。
この柔らかな色使いとスプリングの効いたベッドで加持は毎日酷使した体を休めているのだ。
シンジがベッドに腰をかける。
加持は上から覆いかぶさり、シンジをゆっくりとベッドに押し倒した。
スプリングがキシッと音を立てた。
加持の手がシンジのワイシャツのボタンを一つ一つ丁寧に外していく。
焦ることなど何も無い。時間はたっぷりとある。
シンジは抵抗せず、加持がボタンをはずし終わるのをじっと動かずに待っていた。
興奮と違和感とわずかの恐怖がシンジの心の中にあった。
(加持さん・・・ほんとに僕を抱く気なのだろうか? 男同士でこんなことって現実にあるのだろうか?)
まだ加持に押し倒されている自分が信じられない。現状が実感を全く伴っていなかった。
加持の唇がシンジの首筋にかかる。
そして加持の唇から覗いた生暖かい舌はシンジの首筋から耳の裏を丹念に舐め挙げた。
「あっ・・・・・!」
思わず声があがる。その反応を加持は喜ぶかの様に次々とシンジの体を舌で弄んでいった。
「やあっ・・・か、加持さんっ・・・・はあっ!はあああっ・・・・・・」
「感じるかい?シンジ君。・・・嬉しいよ」
「感じるとかじゃなくっ・・・・・て。はあっ・・・」
「良い声を出すね・・・。ゾクゾクするよ」
加持に上半身のいろんなところを探り当てられる度に、シンジから力が抜けていった。
シンジは言葉でそれとなく抵抗をするが、加持を静止するまでには至らず、全く効力を持たない。
「やっ・・・・止めてください加持さんっ・・・はあっく・・・男同士でこんなああ・・・・!」
「性別なんて関係ないさ。俺は・・・・君を、抱きたいのだから」
「やあっ!加持さん・・・・・・・僕は・・・・・・ああっ!」
「嫌かい? こんなになっているというのに・・・・・・」
「あっ!そんなところ触らないでくださいいいい!」
ズボンの上から握られ、シンジは再び体を硬くした。
心とは裏腹に体は感じてしまう。
(いつかのAVで見たようなシチュエーションだな。まさか、自分が女性の立場で経験するとは・・・)
シンジは感じながらも冷静な思考が残っていた。それが時折顔を出し、シンジ自信に語りかけてくる。
(加持さんに好かれているなんて光栄じゃないか。受け入れろよ、加持さんをさ・・・)
(でも、男同士でこんなことおかしいよ、やっぱり。確かに僕は加持さんのこと好きだけど、でもこれって恋愛感情じゃない・・・)
(そうかな? 恋愛感情って言うけど、君はアスカもレイもミサトも好きなんじゃないか。選べないんじゃないか)
(今はそうかもしれない。でも、そのうち誰か一人に絞れるよ。それに、・・・初体験が男の人なんて僕は嫌だ)
二人のシンジが交互に見え隠れする。葛藤とはこういうことを言うのだろう。
「このまま加持に抱かれろ」という自分。
「初体験はやはり女の人が良い」という自分。
どちらも碇シンジだ。しかし、その考えは全く異なる。
二人が頭の中で話し合っている。一種の現実逃避。
加持の愛撫を受けながらシンジは自分の心に逃避していた。
「あっつ!痛い・・・」
「ああ、すまない。ちょっと激しすぎたかな?」
シンジが逃避をしている間に加持はもうシンジを全て脱がし、シンジ自身を手でしごき始めていた。
「はい・・・。ちょっと刺激が・・・」
「つい自分でするのと同じように扱ってしまったよ。はは」
シンジのシリアスな思考で固められていた心の一部が加持の笑顔によって融解される。
思わずシンジも加持につられて口元を緩めてしまった。
「・・・いつもこんなに激しくしてるんですか?」
「ああ、そうだ。・・・シンジ君はまだ分からないだろうが、経験を積んでいくと、その・・強くなるんだよ」
「へえ、そうなんですか」
「すまなかったな。じゃ、優しくするから・・・」
「はい・・・。ああ・・・・・・はあはあ」
いとも自然な流れで加持の刺激は継続された。
(おかしいな、僕、抵抗するつもりだったのに・・・。今、良いチャンスだったのに・・・)
(ほらね、君はもう準備が出来ているんだよ。加持さんに抱かれる準備がね・・・)
(ちっ、違うよ!・・・うっかりしてただけだよ。次はちゃんと抵抗するさ・・・)
もはやどちらがシンジの本音かわからない。
加持はシンジの男根がこれまでに無いほど膨張して上を向き、
先から透明な粘液が滴り落ちるまで刺激したところで手を離した。
解放され、一息つくシンジ。
「あっ・・・・・はあはあはあ・・・」
(もう少しでイキそうなのに、なんで・・・?)
加持の焦らしのテクニックにシンジは自然と心の中でおねだりをしてしまっていた。
本来ならば、ここで抵抗するなり、逃げるなりのチャンスなのだが、
加持に焦らされ、欲情の虜となっているシンジはそんなことを考える余裕がなかった。
加持は着ていたスーツをゆっくりと体から剥ぎ取り、丁寧にハンガーにかける。
ココまで来たんだから焦る必要は無い。
そんな大人の余裕が感じられる。
その間、シンジはベッドに裸で仰向けになったまま、じっと動かずに加持を待っていた。
まるでご主人様を待つ子犬。それも従順なイヌの様にシンジは待っていた。
加持はトランクス一枚になると、再びシンジの待っているベッドへと近づいてきた。
トランクスで隠れてはいるが、膨張してテントを張っている股間からは相当大きな男根の持ち主であることが分かる。
少しでもずれたらはみ出てしまう・・・。加持のソレはそんな状態だった。
加持はシンジの元へ行くと、刺激を中断されて萎え始めているシンジのソレに口をつけた。
ビリビリという快感がシンジの脳に伝わる。
そしてすぐにその快感はシンジの股間にフィードバックされた。
「ああっ・・・・・加持さん・・・・そんなぁ・・・・くうぅ」
「もっと気持ちよくしてやるよ。・・・・・うつ伏せになって膝を立てて」
加持はシンジを四つんばいの体制へと導く。
シンジは加持に尻を向ける格好になった。
(なんだろう・・・?っく!・・・・うわあああああああああ!)
「あっ!加持さん止めてください、そんなところっ・・・・・・・うわ・・・あはあ・・・」
加持に初めて肛門を舐められて驚愕し、抵抗するシンジ。
肛門は汚いところとだ。いう固定概念があるために、
シンジは舐められているそのものの感覚を素直に受け入れることが出来ない。
恥ずかしさと、いけないことをしているという背徳感がシンジを支配していた。
しかし、加持も抵抗されることを承知していたのだろう。
シンジの腰を掴み、逃げられないようにして舐め続ける。
それでも、じたばたと足を降って抵抗するシンジに、加持は落ち着かせるために舌を休め口を開いた。
「大丈夫だシンジ君。落ち着いて欲しい。これは愛し合う上では普通のことなんだよ」
「そんな、嘘ですっ!こんな場所を舐めるだなんて、普通だとは思えませんっ・・・」
「本当さ、普通のことだ。裸になり、お互いにソコを見詰め合ったとき、自然と可愛がってやりたいと思うんだよ」
「嘘だ嘘だ!普通だなんて、そんなこと嘘だ!」
シンジはなおも抵抗を続ける。
加持は仕方が無いというふうにため息をつき、シンジの腰から手を離し、解放した。
解放された途端にシーツに包まり、ベッドの隅で身を硬くするシンジ。
加持はそんなシンジの涙目を見つめながら、どうしたら良いか思案していた。
(どうしようかな…このまま性行為に結び付けたいんだけれど
でも、お尻をなめられるのは不潔だよなぁ…)
ショタっ子のSS職人、シンジきゅんは苦悩していた。
しかし気持ちよくなれる構想が浮かんでこない。
掴みを外すと興ざめして書く意欲がなくなってしまう。
(ホントは加地さんとドロドロのセックスをやりたいのに…
でもこのままじゃ僕、ただの変態だし…加地さん…)
気がつくとシンジはズボンのジッパーをずりおろしていた。
ブリーフの隙間から包茎のちんちんが元気よく飛び出してくる。
(加地さん…もっと僕のちんちんをイジって……ふう…ん……)
いつの間にかシンジは妄想の中で加地にレイプされながら
パソコンの前で股間に熱くたぎる海綿体を脈打たせながら
周囲に聞こえないよう声を噛み殺し、
自分の欲望をしゅにしゅにと悪戯していた。
密室でひとり自慰に耽るシンジ。
(んああ、加地さん…抱かれたい、セックスしたいよお…)
右手でちんちんをいじりながらズボンの中の後ろにも手を伸ばし
お尻の菊門もいじり始める。
「市販のリンスを使うんだよ、潤滑剤代わりに。
個人差があるけれど、それで菊門を結構拡張できる」
「なっ・・・?」
後ろから人影が覆いかぶさり、
シンジの手よりも一回り大きな二つの手が少年の一物と
ぷにぷにしたタマタマをがばっと掴み、激しくしごきたてていた。
シンジの兄のリョウジである。
「なにすんだバカ!やめろよ!」
「シンジのオナニーってかわいいよね。お兄さんが手伝ってあげようか」
「やめろっつってんの!やめてってば!」
「嘘ばっかりついても誤魔化されないよ。
おちんちんはおにいちゃんが欲しいってひくひく言っているよ」
「んぁっ、や、止めっ…!」
シンジの一物の包皮がめくれ、ピンク色の中身が丸見えになるる。
抗議の言葉とは裏腹に甘い吐息を漏らし
シンジの体がビクンと跳ね上がっていた。
「あぁっんっ…やあっ、そんな、やだぁっ」
「シンジ、こっちに来て」
リョウジは肩をつかみシンジを椅子から立ち上がらせる。
そしてあらかじめ用意していた道具類の中からロープを手にすると
服の上から縛り上げ拘束してしまった。
「や、やだ…」
シンジは身をよじって抵抗しようとするがなぜか力が入らず、
お尻の穴と勃起して丸見えになったいたちんちんばかりに気合が入る。
手首を後ろ手に縛られると床に膝を着いてカックリ首を折ってしまった。
ベッドの上に身体を押し倒してやると
シンジは恥ずかしさで顔が真っ赤になり呼吸は乱れ肩が震えた。
「んんっ、んっ、ほどいて、ほどいてよぉ・・・お願い・・・」
「駄目だね。素直じゃないシンジにはおしおきだ」
リョウジは靴下を脱ぎ、シンジの両足首を担ぎ上げると
電気あんまの格好で足先を膨らんだちんちんにそっと近づけた。
タマタマと海綿体がしなやかな足指に包まれほぐされ、愛撫されていく。
「やめろよ・・・くすぐったいだろ」
その抗議があえぎ声で嘘だとわかる。
足先はひんやりと冷たくてとてもいい気持ちらしい。
それが勃起の熱で生暖かいものに変わっていく。
「やめろよ・・・」
「じゃあもっと感じさせて欲しい?」
「・・・・・・。」
仰向けになったまま目をそらし、黙り込んでしまう。
そんなシンジの腰をリョウジは抱き上げ、
ズボンの縫い目にカッターを入れて破き、
股間の部分だけをひき剥がしていった。
ATFを引き破られるような感覚がシンジの背筋を襲う。
「やだっ!ちゃんと脱がしてっ!そのズボン新しいのに!」
ほっそりとした足が緊張にこわばり膝がガクガク揺れる。
突き上げているペニスは小刻みに震えている。
「エ、エッチっ・・・変態っ・・・」
リョウジはお構いなしに恥ずかしそうに下半身に絡み付いていたブリーフも
同じようにカッターで引き剥がしていく。
「『ちゃんと脱がして』?やっぱりレイプされたかったんじゃないか」
「・・・意地悪・・・・・・」
リョウジは反応を楽しむとたっぷりと右手に潤滑剤をつける。
シンジはベルトとジーンズはつけたままなのに
お尻とおちんちんだけが丸見えになって、裸よりもいやらしい。
そのお尻の谷間に潤滑剤が潜りこんで行く。陰嚢を揉みしだきながら
中指で直腸の中を洗い出すようにこねくり回し、弄り回す。
快感に耐え切れず、シンジのちんちんから透明の蜜があふれ出した。
「うんうん、セクシーな感じだ。」
「やだ・・・こらぁ・・・」
無残に引き剥がされ役に立たなくなっているのにまとわりついた布切れと
潤滑剤でトロトロになったシンジの涅槃が性欲をそそる。
(もっと悪戯したい。コッテリ焦らして、苛めてやりたい。)
そう思い小さなバイブレーターを取り出す。
いつも彼女のミサトを苛めるのにも使っている小道具である。
スイッチを入れて涅槃の中央にあてがう。
ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ。
と、さすがに気恥ずかしいのかシンジの肛門は緊張で萎んで進入を拒んだ。
「怖がらないで、下のお口を『あーん』してごらん」
「でも・・・」
「いい子にするんだ」
「だって・・・だってぇ、ええんっ」
「うんちをする時のように広げてごらん」
「う、う、うん・・・」
「はい、あーん」
「あ、あーん」
くぶぶぶぶぶぶぶぶぶちゅぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぷちゅぷちゅ
バイブのスイッチを入れ前立腺の辺りにあてがい
なだめるように振動に慣れさせてやると
シンジのお尻は餌を食べる生き物のように陰具を飲み込んでいった。
やがてバイブは直腸の奥まですっぽり入ってしまった。
スイッチを入れるとおちんちんに電流が走り、
海綿体がびくびくと痙攣した。
ぶるん。ぶぴっ。ぶちゅううううっ。ういいういんういん。
「あ・・・あひぃいっ!!」
「どんな感じ?」
「あ、あひっ、ふ、太い、太いよお・・・」
お尻の谷間からバイブの端を飛び出させながらくねらせ
喘ぎ身悶えるシンジを膝をつけた中腰の状態で起きあがらせてやると
リョウジはズボンのファスナーを下ろし素早く自分の下着を脱ぎ捨てた。
筋骨逞しい体の中心には肉棒がたくましく反り返っている。
それを見つめるシンジの目はトロンとして女のようになっていた。
「ほら、シンジ君。君の大好きな好物が出てきたぞ。」
「あふっ、だめっ、とってっ、ば、ばいぶっ、抜いてください」
「コレはおしおきだろ?入れたままでしゃぶるんだ。」
「ふ、う、ぅん・・・」
シンジは素直だった。受虐の快感に酔いしれていた。
(僕を可愛がってくれる・・・言う通りにすると気持ち良くしてくれる・・・)
彼特有の騙され易さから来る信頼関係と安心感が彼を兎のようにさせる。
お尻の拷問に耐えながら柔らかい唇を開いていく。
強張るペニスを押し込み、深く突き刺さってくると
なぜか肉棒からは清潔な石鹸のにおいがした。
(ふふ・・・洗いこまれてる・・・僕にしゃぶって欲しかったんだ・・・)
恥ずかしさに瞼を閉じながら舌は待っていましたとばかりに
肉棒の周囲でうねりだし、シンジはリョウジのペニスに執拗に快感を与えた。
ちゅぶ、ちゅぷ、ちゅ・・・
「中々旨いな。上出来だ」
「む、ふぅん・・・」
シンジは(誉めてくれて嬉しい)と言わんばかりに口捌きに集中した。
カリ首のくびれに舌先を這わせ先端部の亀頭を音を立てて吸い立てる。
リョウジもあまりの快感に腰を突き出していた。
シンジの口撫に翻弄され飲み込まれながらペニスを前後に揺さぶる。
しかし、なかなかリョウジは熱くたぎる精液を中に出そうとはしない。
(ああ、吸われている・・・最後の最後まで感じてやる・・・)
そんな意識が彼のペニスを極端に遅漏にしていた。
「このままセックスする?お尻に貫いて欲しい?」
シンジはくわえたまま、コクコクとうなずいた。
(いい子だ・・・こんな可愛い男の子が自分のものなのだ)
つい彼の中で愛しさが勝ってしまう。
ペニスを引き抜き汚れるのも構わず強引にキスをした。
自分の舌を這わせるとシンジはうれしそうにちろちろと舌先を這わせる。
互いの唾液を飲ませ、痴液にまみれた互いの舌と舌が絡み合う。
濃厚なキスをしながらリョウジはシンジのバイブを引き抜いて放り捨てると
再びパクパク口を開いたお尻の穴に指2本をもぐりこませ、
蜜まみれのシンジの勃起ををぐにゅぐにゅとしごき立てた。
「ひあっ!?い、いじわるはもういいから・・・早く、早く入れて」
「入れてやるから。今すぐ、入れるぞ・・・」
リョウジは左腕でお尻を担ぎ上げると右手でシンジのおちんちんを引っ張った。
そして強引に直腸を一気に貫く。
ごりっ。ぶちゅうううううううううううううう
「はあん!」
「うっ!シ、閉まるっ!」
「ひゃう、あひゅっ!もっとっ、ちんにゅうしてっちんにゅうしてっ、
ああっ、ひきっ!き、きもちいいよぉお!!!」
ぐちゃっぐちゃっぐちゃっぐちゃっぐちゃっぐちゃっぐちゃっ
ぐちゃっぐちゃっぐちゃっぐちゃっぐちゃっぐちゃっぐちゃっ
「ふひぃっ!引きずられるっ、引きず、られっ!ひっ!!」
未知の感覚に突き動かされてシンジは悲鳴を放った。
腸の中は腸液と潤滑剤でどろどろになり肉の壁が肉棒に張り付いてくる。
腸壁が収縮と開放を繰り返し、巻きつき、締め付けながら
挿入された男根を絞り上げた。リョウジが支えた腕の中で、シンジは後ろ手に
縛られた身体をくねらせると女のような悲鳴を上げつづける。
ちんちんはしっかり手の中に握られ、快感にむせんでいた。
のぼせあがった表情は、妖艶だった。その姿はまさに、女だった。
リョウジも何かに憑かれたようにシンジのシャツのボタンを引きむしり
縄の圧力でほんのり僅かに膨らんだオッパイを揉むと力強く吸いたてた。
口の中でシンジの乳首はみるみるうちに勃起していく。
(すげえ・・・男でもそんなことがあるんだ)
「イイッ!イヒッ!ヒぎっ!ひぎいいいいっ!!」
食いしばる歯の隙間から悲鳴を漏らし、充血したペニスをリョウジの腹筋にこすりつけ
シンジは自ら直腸の奥の奥にまでペニスをズブズブと飲み込む。
ぶちゅぶちゅと肛門が潤滑液を撒き散らし、いやらしい音を立て続ける。
腰を上げては下げ腰を上げては下げ、二人は必死になって腰を使い出した。
「あひっ、いくっ!ちん、ちん、からっ、せいえきでちゃうううっ!!」
「よしっ、一緒に、出すぞっ!シンジ!!」
ずびゅうううううううううううっ!!
直腸に精液の暴発を受け止めるとシンジも絶頂に達し
二人のおちんちんは爆発を起こした。
シンジのちんちんから白いアメーバーのようなカタマリが吹き出て空中を踊る。
ほとばしる精液の中、二人はオルガスムスにおぼれていった・・・
縄を解かれ、リョウジの胸の中でくてっとなったシンジは
時折荒い息を吐きながら快感の余韻に浸っている。
そんなシンジの勃起を悪戯してこね回しながら
リョウジは優しく問いかけていた。
「なあ、今から俺たちのセックス投稿しねぇ?」
「や、やだよお・・・僕が、変態だって、ばれちゃう・・・」
「いいじゃん?シンジのかわいいやらしい姿を、皆にも見てもらおう」
「ばかぁ・・・はずかしいよお・・・・・・」
「よお、シンジ君じゃないか」
「あ、加持さん・・・こんばんわ」
「これから風呂かい?」
「はい」
「奇遇だな、俺もだ。背中の洗いっこでもするか?はは」
「あ、はい・・・いい・・・ですね」
「・・・なに冗談だよ。無理に意に反した返事はしないほうがいい」
「・・・・・はい・・・そうですよね。はは・・・」
二人で、別々に体を洗い、湯船につかる。
「ふー、風呂は良いねえ。風呂は命の洗濯だ」
「・・・・・・・・その言葉」
「ん?どうかしたかい?」
「その言葉、ミサトさんも言っていたような・・・」
「はは、そうかぁ、あいつも言ってたか。参ったなあ・・・」
「・・・・・・・・」
「シンジ君。・・・・・・・葛城と住んでいて楽しいか?」
「・・・ええ、楽しいですけど、それなりに」
「そうか・・・」
「あっ!・・・でも、そんなあのっ、変な意味じゃないですよ?アスカもいるし・・・」
「ん?はは、分かっているさ。・・・第一、年が違いすぎる。・・・ま、年の差なんていざとなったら関係ない。・・か」
「いえ!関係あります!大有りです!だからっ・・・・あの、その・・・」
「そうか、それは残念だな」
「えっ?」
「・・・・・いや、なんでもない」
「加持さん?・・・・。」
突然、加持に抱きしめられ、シンジは身を硬くした。
いつもの癖で頭を回転させながら、手を握ったり開いたりしてしまう。
(加持さん、一体どうしたんだろう? 何か辛いことでもあったんだろうか?
人に抱きしめられたのって、久しぶりだなあ。心地良いや。
はっ!そんなことを考えている場合じゃない・・・。おっ、男同士でこんなことやっぱり変だ)
「加持さん、僕、男ですよ?」
シンジは抵抗の意味を込めて加持に問うた。しかし、
「愛情に性別なんて関係ないとは思わないかい?・・・碇シンジ君」
「あっ、はい・・・。そうですよね・・・」
加持にすぐさま哲学的な考えを述べられて、シンジの性格上あっさりと肯定するしかなかった。 二人は抱きしめあったまま、数分間の時間が流れた。
その間、互いは一動もせず、ただ呼吸するのみの状態だった。
そして、加持の呼吸は荒く、速くなっていく。
(加持さん興奮している? 心臓の鼓動はどうなのだろうか?)
シンジは知りたかったが心臓の鼓動を感じるまで加持の胸はシンジに接近してはいなかった。
正面から肩を抱き合う。そんな体幹を離したままの抱擁。
それはまるで心の置くまでは踏み込まない、表面上のみの二人の関係をよく表しているかのようだ。
数分の後、加持から体を離す。
「好きだよ、シンジ君」
「加持さん・・・・」
シンジはそう呟いたまま、返事を可とも否とも出せずにいた。
(嬉しいけど、僕は加持さんの気持ちを受け止めるに値する人間なのだろうか?
受け止めたらどうなるのだろうか? 僕はどうすればいいの? 加持さんはどうすれば喜んでくれるの?)
自分の存在価値が分からない。
そんな状態のシンジは加持の心を嬉しく思いながら戸惑っていた。
しかし、否定の態度をとらないシンジに、加持はてっきり承諾を貰ったものだとばかりに感じてしまう。
大人の世界に長く生きていた加持には、否定しない=承諾している。という大人のルールで物事を考えてしまっていたから。
加持はうつむいて答えを探しているシンジの唇を奪った。
シンジは驚き、すぐに加持から体を離す。
「なっ!・・・何するんですか?加持さん」
「・・・・・すまない、嫌だったか?」
「・・・・・・・嫌じゃないですけど、いきなりだったから・・・」
「そうか、じゃあ・・・」
再び加持の顔がシンジに近づく。
(ああ、嫌じゃないって言っても、・・・良いって訳じゃないんだけど・・・)
シンジはそんなことを考えながらも加持のキスを受け入れた。
今のシンジにはハッキリ言って、加持に恋愛感情は無い。
しかし、加持を信頼している。加持に嫌われたくない。
(そう、僕は加持さんに嫌われたくないんだ・・・。加持さんは僕のことを理解してくれる良い人だから・・・だから)
シンジは加持のキスを受けながら加持の気持ちを受け入れようと決心した。
加持のキスは何度も何度も続いた。
はじめはフレンチなものだったが、次第にディープなものへと変わる。
シンジは初めて経験する大人のキスに、ただ加持の舌を受け入れるしかなかった。
加持はハアハアを息を弾ませて、シンジの口を堪能する。
抱きしめる腕も次第にきつくきつくシンジを締め上げた。
シンジはそんな加持の様子に感化され、そんな気はなかったのに興奮してきてしまった。
(加持さん・・・こんなになってる。僕、男なのにどうして?)
シンジは加持の下半身を不思議に思いながらも、悪い気はしなかった。
好意を置いている人に抱きしめられてキスをされる。
それはたとえ恋愛感情がなくても、女の子じゃなくても悪い気はしない。
そんな自分の思いにシンジは気づき、驚いていた。
加持はシンジを一通り堪能し終えると、シンジをいつも自分が体を休めているベッドへといざなった。
シーツもカバーもベージュで統一されている。
この柔らかな色使いとスプリングの効いたベッドで加持は毎日酷使した体を休めているのだ。
シンジがベッドに腰をかける。
加持は上から覆いかぶさり、シンジをゆっくりとベッドに押し倒した。
スプリングがキシッと音を立てた。
加持の手がシンジのワイシャツのボタンを一つ一つ丁寧に外していく。
焦ることなど何も無い。時間はたっぷりとある。
シンジは抵抗せず、加持がボタンをはずし終わるのをじっと動かずに待っていた。
興奮と違和感とわずかの恐怖がシンジの心の中にあった。
(加持さん・・・ほんとに僕を抱く気なのだろうか? 男同士でこんなことって現実にあるのだろうか?)
まだ加持に押し倒されている自分が信じられない。現状が実感を全く伴っていなかった。
加持の唇がシンジの首筋にかかる。
そして加持の唇から覗いた生暖かい舌はシンジの首筋から耳の裏を丹念に舐め挙げた。
「あっ・・・・・!」
思わず声があがる。その反応を加持は喜ぶかの様に次々とシンジの体を舌で弄んでいった。
「やあっ・・・か、加持さんっ・・・・はあっ!はあああっ・・・・・・」
「感じるかい?シンジ君。・・・嬉しいよ」
「感じるとかじゃなくっ・・・・・て。はあっ・・・」
「良い声を出すね・・・。ゾクゾクするよ」
加持に上半身のいろんなところを探り当てられる度に、シンジから力が抜けていった。
シンジは言葉でそれとなく抵抗をするが、加持を静止するまでには至らず、全く効力を持たない。
「やっ・・・・止めてください加持さんっ・・・はあっく・・・男同士でこんなああ・・・・!」
「性別なんて関係ないさ。俺は・・・・君を、抱きたいのだから」
「やあっ!加持さん・・・・・・・僕は・・・・・・ああっ!」
「嫌かい? こんなになっているというのに・・・・・・」
「あっ!そんなところ触らないでくださいいいい!」
ズボンの上から握られ、シンジは再び体を硬くした。
心とは裏腹に体は感じてしまう。
(いつかのAVで見たようなシチュエーションだな。まさか、自分が女性の立場で経験するとは・・・)
シンジは感じながらも冷静な思考が残っていた。それが時折顔を出し、シンジ自信に語りかけてくる。
(加持さんに好かれているなんて光栄じゃないか。受け入れろよ、加持さんをさ・・・)
(でも、男同士でこんなことおかしいよ、やっぱり。確かに僕は加持さんのこと好きだけど、でもこれって恋愛感情じゃない・・・)
(そうかな? 恋愛感情って言うけど、君はアスカもレイもミサトも好きなんじゃないか。選べないんじゃないか)
(今はそうかもしれない。でも、そのうち誰か一人に絞れるよ。それに、・・・初体験が男の人なんて僕は嫌だ)
二人のシンジが交互に見え隠れする。葛藤とはこういうことを言うのだろう。
「このまま加持に抱かれろ」という自分。
「初体験はやはり女の人が良い」という自分。
どちらも碇シンジだ。しかし、その考えは全く異なる。
二人が頭の中で話し合っている。一種の現実逃避。
加持の愛撫を受けながらシンジは自分の心に逃避していた。
「あっつ!痛い・・・」
「ああ、すまない。ちょっと激しすぎたかな?」
シンジが逃避をしている間に加持はもうシンジを全て脱がし、シンジ自身を手でしごき始めていた。
「はい・・・。ちょっと刺激が・・・」
「つい自分でするのと同じように扱ってしまったよ。はは」
シンジのシリアスな思考で固められていた心の一部が加持の笑顔によって融解される。
思わずシンジも加持につられて口元を緩めてしまった。
「・・・いつもこんなに激しくしてるんですか?」
「ああ、そうだ。・・・シンジ君はまだ分からないだろうが、経験を積んでいくと、その・・強くなるんだよ」
「へえ、そうなんですか」
「すまなかったな。じゃ、優しくするから・・・」
「はい・・・。ああ・・・・・・はあはあ」
いとも自然な流れで加持の刺激は継続された。
(おかしいな、僕、抵抗するつもりだったのに・・・。今、良いチャンスだったのに・・・)
(ほらね、君はもう準備が出来ているんだよ。加持さんに抱かれる準備がね・・・)
(ちっ、違うよ!・・・うっかりしてただけだよ。次はちゃんと抵抗するさ・・・)
もはやどちらがシンジの本音かわからない。
加持はシンジの男根がこれまでに無いほど膨張して上を向き、
先から透明な粘液が滴り落ちるまで刺激したところで手を離した。
解放され、一息つくシンジ。
「あっ・・・・・はあはあはあ・・・」
(もう少しでイキそうなのに、なんで・・・?)
加持の焦らしのテクニックにシンジは自然と心の中でおねだりをしてしまっていた。
本来ならば、ここで抵抗するなり、逃げるなりのチャンスなのだが、
加持に焦らされ、欲情の虜となっているシンジはそんなことを考える余裕がなかった。
加持は着ていたスーツをゆっくりと体から剥ぎ取り、丁寧にハンガーにかける。
ココまで来たんだから焦る必要は無い。
そんな大人の余裕が感じられる。
その間、シンジはベッドに裸で仰向けになったまま、じっと動かずに加持を待っていた。
まるでご主人様を待つ子犬。それも従順なイヌの様にシンジは待っていた。
加持はトランクス一枚になると、再びシンジの待っているベッドへと近づいてきた。
トランクスで隠れてはいるが、膨張してテントを張っている股間からは相当大きな男根の持ち主であることが分かる。
少しでもずれたらはみ出てしまう・・・。加持のソレはそんな状態だった。
加持はシンジの元へ行くと、刺激を中断されて萎え始めているシンジのソレに口をつけた。
ビリビリという快感がシンジの脳に伝わる。
そしてすぐにその快感はシンジの股間にフィードバックされた。
「ああっ・・・・・加持さん・・・・そんなぁ・・・・くうぅ」
「もっと気持ちよくしてやるよ。・・・・・うつ伏せになって膝を立てて」
加持はシンジを四つんばいの体制へと導く。
シンジは加持に尻を向ける格好になった。
(なんだろう・・・?っく!・・・・うわあああああああああ!)
「あっ!加持さん止めてください、そんなところっ・・・・・・・うわ・・・あはあ・・・」
加持に初めて肛門を舐められて驚愕し、抵抗するシンジ。
肛門は汚いところとだ。いう固定概念があるために、
シンジは舐められているそのものの感覚を素直に受け入れることが出来ない。
恥ずかしさと、いけないことをしているという背徳感がシンジを支配していた。
しかし、加持も抵抗されることを承知していたのだろう。
シンジの腰を掴み、逃げられないようにして舐め続ける。
それでも、じたばたと足を降って抵抗するシンジに、加持は落ち着かせるために舌を休め口を開いた。
「大丈夫だシンジ君。落ち着いて欲しい。これは愛し合う上では普通のことなんだよ」
「そんな、嘘ですっ!こんな場所を舐めるだなんて、普通だとは思えませんっ・・・」
「本当さ、普通のことだ。裸になり、お互いにソコを見詰め合ったとき、自然と可愛がってやりたいと思うんだよ」
「嘘だ嘘だ!普通だなんて、そんなこと嘘だ!」
シンジはなおも抵抗を続ける。
加持は仕方が無いというふうにため息をつき、シンジの腰から手を離し、解放した。
解放された途端にシーツに包まり、ベッドの隅で身を硬くするシンジ。
加持はそんなシンジの涙目を見つめながら、どうしたら良いか思案していた。
(どうしようかな…このまま性行為に結び付けたいんだけれど
でも、お尻をなめられるのは不潔だよなぁ…)
ショタっ子のSS職人、シンジきゅんは苦悩していた。
しかし気持ちよくなれる構想が浮かんでこない。
掴みを外すと興ざめして書く意欲がなくなってしまう。
(ホントは加地さんとドロドロのセックスをやりたいのに…
でもこのままじゃ僕、ただの変態だし…加地さん…)
気がつくとシンジはズボンのジッパーをずりおろしていた。
ブリーフの隙間から包茎のちんちんが元気よく飛び出してくる。
(加地さん…もっと僕のちんちんをイジって……ふう…ん……)
いつの間にかシンジは妄想の中で加地にレイプされながら
パソコンの前で股間に熱くたぎる海綿体を脈打たせながら
周囲に聞こえないよう声を噛み殺し、
自分の欲望をしゅにしゅにと悪戯していた。
密室でひとり自慰に耽るシンジ。
(んああ、加地さん…抱かれたい、セックスしたいよお…)
右手でちんちんをいじりながらズボンの中の後ろにも手を伸ばし
お尻の菊門もいじり始める。
「市販のリンスを使うんだよ、潤滑剤代わりに。
個人差があるけれど、それで菊門を結構拡張できる」
「なっ・・・?」
後ろから人影が覆いかぶさり、
シンジの手よりも一回り大きな二つの手が少年の一物と
ぷにぷにしたタマタマをがばっと掴み、激しくしごきたてていた。
シンジの兄のリョウジである。
「なにすんだバカ!やめろよ!」
「シンジのオナニーってかわいいよね。お兄さんが手伝ってあげようか」
「やめろっつってんの!やめてってば!」
「嘘ばっかりついても誤魔化されないよ。
おちんちんはおにいちゃんが欲しいってひくひく言っているよ」
「んぁっ、や、止めっ…!」
シンジの一物の包皮がめくれ、ピンク色の中身が丸見えになるる。
抗議の言葉とは裏腹に甘い吐息を漏らし
シンジの体がビクンと跳ね上がっていた。
「あぁっんっ…やあっ、そんな、やだぁっ」
「シンジ、こっちに来て」
リョウジは肩をつかみシンジを椅子から立ち上がらせる。
そしてあらかじめ用意していた道具類の中からロープを手にすると
服の上から縛り上げ拘束してしまった。
「や、やだ…」
シンジは身をよじって抵抗しようとするがなぜか力が入らず、
お尻の穴と勃起して丸見えになったいたちんちんばかりに気合が入る。
手首を後ろ手に縛られると床に膝を着いてカックリ首を折ってしまった。
ベッドの上に身体を押し倒してやると
シンジは恥ずかしさで顔が真っ赤になり呼吸は乱れ肩が震えた。
「んんっ、んっ、ほどいて、ほどいてよぉ・・・お願い・・・」
「駄目だね。素直じゃないシンジにはおしおきだ」
リョウジは靴下を脱ぎ、シンジの両足首を担ぎ上げると
電気あんまの格好で足先を膨らんだちんちんにそっと近づけた。
タマタマと海綿体がしなやかな足指に包まれほぐされ、愛撫されていく。
「やめろよ・・・くすぐったいだろ」
その抗議があえぎ声で嘘だとわかる。
足先はひんやりと冷たくてとてもいい気持ちらしい。
それが勃起の熱で生暖かいものに変わっていく。
「やめろよ・・・」
「じゃあもっと感じさせて欲しい?」
「・・・・・・。」
仰向けになったまま目をそらし、黙り込んでしまう。
そんなシンジの腰をリョウジは抱き上げ、
ズボンの縫い目にカッターを入れて破き、
股間の部分だけをひき剥がしていった。
ATFを引き破られるような感覚がシンジの背筋を襲う。
「やだっ!ちゃんと脱がしてっ!そのズボン新しいのに!」
ほっそりとした足が緊張にこわばり膝がガクガク揺れる。
突き上げているペニスは小刻みに震えている。
「エ、エッチっ・・・変態っ・・・」
リョウジはお構いなしに恥ずかしそうに下半身に絡み付いていたブリーフも
同じようにカッターで引き剥がしていく。
「『ちゃんと脱がして』?やっぱりレイプされたかったんじゃないか」
「・・・意地悪・・・・・・」
リョウジは反応を楽しむとたっぷりと右手に潤滑剤をつける。
シンジはベルトとジーンズはつけたままなのに
お尻とおちんちんだけが丸見えになって、裸よりもいやらしい。
そのお尻の谷間に潤滑剤が潜りこんで行く。陰嚢を揉みしだきながら
中指で直腸の中を洗い出すようにこねくり回し、弄り回す。
快感に耐え切れず、シンジのちんちんから透明の蜜があふれ出した。
「うんうん、セクシーな感じだ。」
「やだ・・・こらぁ・・・」
無残に引き剥がされ役に立たなくなっているのにまとわりついた布切れと
潤滑剤でトロトロになったシンジの涅槃が性欲をそそる。
(もっと悪戯したい。コッテリ焦らして、苛めてやりたい。)
そう思い小さなバイブレーターを取り出す。
いつも彼女のミサトを苛めるのにも使っている小道具である。
スイッチを入れて涅槃の中央にあてがう。
ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ。
と、さすがに気恥ずかしいのかシンジの肛門は緊張で萎んで進入を拒んだ。
「怖がらないで、下のお口を『あーん』してごらん」
「でも・・・」
「いい子にするんだ」
「だって・・・だってぇ、ええんっ」
「うんちをする時のように広げてごらん」
「う、う、うん・・・」
「はい、あーん」
「あ、あーん」
くぶぶぶぶぶぶぶぶぶちゅぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぷちゅぷちゅ
バイブのスイッチを入れ前立腺の辺りにあてがい
なだめるように振動に慣れさせてやると
シンジのお尻は餌を食べる生き物のように陰具を飲み込んでいった。
やがてバイブは直腸の奥まですっぽり入ってしまった。
スイッチを入れるとおちんちんに電流が走り、
海綿体がびくびくと痙攣した。
ぶるん。ぶぴっ。ぶちゅううううっ。ういいういんういん。
「あ・・・あひぃいっ!!」
「どんな感じ?」
「あ、あひっ、ふ、太い、太いよお・・・」
お尻の谷間からバイブの端を飛び出させながらくねらせ
喘ぎ身悶えるシンジを膝をつけた中腰の状態で起きあがらせてやると
リョウジはズボンのファスナーを下ろし素早く自分の下着を脱ぎ捨てた。
筋骨逞しい体の中心には肉棒がたくましく反り返っている。
それを見つめるシンジの目はトロンとして女のようになっていた。
「ほら、シンジ君。君の大好きな好物が出てきたぞ。」
「あふっ、だめっ、とってっ、ば、ばいぶっ、抜いてください」
「コレはおしおきだろ?入れたままでしゃぶるんだ。」
「ふ、う、ぅん・・・」
シンジは素直だった。受虐の快感に酔いしれていた。
(僕を可愛がってくれる・・・言う通りにすると気持ち良くしてくれる・・・)
彼特有の騙され易さから来る信頼関係と安心感が彼を兎のようにさせる。
お尻の拷問に耐えながら柔らかい唇を開いていく。
強張るペニスを押し込み、深く突き刺さってくると
なぜか肉棒からは清潔な石鹸のにおいがした。
(ふふ・・・洗いこまれてる・・・僕にしゃぶって欲しかったんだ・・・)
恥ずかしさに瞼を閉じながら舌は待っていましたとばかりに
肉棒の周囲でうねりだし、シンジはリョウジのペニスに執拗に快感を与えた。
ちゅぶ、ちゅぷ、ちゅ・・・
「中々旨いな。上出来だ」
「む、ふぅん・・・」
シンジは(誉めてくれて嬉しい)と言わんばかりに口捌きに集中した。
カリ首のくびれに舌先を這わせ先端部の亀頭を音を立てて吸い立てる。
リョウジもあまりの快感に腰を突き出していた。
シンジの口撫に翻弄され飲み込まれながらペニスを前後に揺さぶる。
しかし、なかなかリョウジは熱くたぎる精液を中に出そうとはしない。
(ああ、吸われている・・・最後の最後まで感じてやる・・・)
そんな意識が彼のペニスを極端に遅漏にしていた。
「このままセックスする?お尻に貫いて欲しい?」
シンジはくわえたまま、コクコクとうなずいた。
(いい子だ・・・こんな可愛い男の子が自分のものなのだ)
つい彼の中で愛しさが勝ってしまう。
ペニスを引き抜き汚れるのも構わず強引にキスをした。
自分の舌を這わせるとシンジはうれしそうにちろちろと舌先を這わせる。
互いの唾液を飲ませ、痴液にまみれた互いの舌と舌が絡み合う。
濃厚なキスをしながらリョウジはシンジのバイブを引き抜いて放り捨てると
再びパクパク口を開いたお尻の穴に指2本をもぐりこませ、
蜜まみれのシンジの勃起ををぐにゅぐにゅとしごき立てた。
「ひあっ!?い、いじわるはもういいから・・・早く、早く入れて」
「入れてやるから。今すぐ、入れるぞ・・・」
リョウジは左腕でお尻を担ぎ上げると右手でシンジのおちんちんを引っ張った。
そして強引に直腸を一気に貫く。
ごりっ。ぶちゅうううううううううううううう
「はあん!」
「うっ!シ、閉まるっ!」
「ひゃう、あひゅっ!もっとっ、ちんにゅうしてっちんにゅうしてっ、
ああっ、ひきっ!き、きもちいいよぉお!!!」
ぐちゃっぐちゃっぐちゃっぐちゃっぐちゃっぐちゃっぐちゃっ
ぐちゃっぐちゃっぐちゃっぐちゃっぐちゃっぐちゃっぐちゃっ
「ふひぃっ!引きずられるっ、引きず、られっ!ひっ!!」
未知の感覚に突き動かされてシンジは悲鳴を放った。
腸の中は腸液と潤滑剤でどろどろになり肉の壁が肉棒に張り付いてくる。
腸壁が収縮と開放を繰り返し、巻きつき、締め付けながら
挿入された男根を絞り上げた。リョウジが支えた腕の中で、シンジは後ろ手に
縛られた身体をくねらせると女のような悲鳴を上げつづける。
ちんちんはしっかり手の中に握られ、快感にむせんでいた。
のぼせあがった表情は、妖艶だった。その姿はまさに、女だった。
リョウジも何かに憑かれたようにシンジのシャツのボタンを引きむしり
縄の圧力でほんのり僅かに膨らんだオッパイを揉むと力強く吸いたてた。
口の中でシンジの乳首はみるみるうちに勃起していく。
(すげえ・・・男でもそんなことがあるんだ)
「イイッ!イヒッ!ヒぎっ!ひぎいいいいっ!!」
食いしばる歯の隙間から悲鳴を漏らし、充血したペニスをリョウジの腹筋にこすりつけ
シンジは自ら直腸の奥の奥にまでペニスをズブズブと飲み込む。
ぶちゅぶちゅと肛門が潤滑液を撒き散らし、いやらしい音を立て続ける。
腰を上げては下げ腰を上げては下げ、二人は必死になって腰を使い出した。
「あひっ、いくっ!ちん、ちん、からっ、せいえきでちゃうううっ!!」
「よしっ、一緒に、出すぞっ!シンジ!!」
ずびゅうううううううううううっ!!
直腸に精液の暴発を受け止めるとシンジも絶頂に達し
二人のおちんちんは爆発を起こした。
シンジのちんちんから白いアメーバーのようなカタマリが吹き出て空中を踊る。
ほとばしる精液の中、二人はオルガスムスにおぼれていった・・・
縄を解かれ、リョウジの胸の中でくてっとなったシンジは
時折荒い息を吐きながら快感の余韻に浸っている。
そんなシンジの勃起を悪戯してこね回しながら
リョウジは優しく問いかけていた。
「なあ、今から俺たちのセックス投稿しねぇ?」
「や、やだよお・・・僕が、変態だって、ばれちゃう・・・」
「いいじゃん?シンジのかわいいやらしい姿を、皆にも見てもらおう」
「ばかぁ・・・はずかしいよお・・・・・・」
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