2ntブログ
  • 2015⁄08⁄18(Tue)
  • 23:20

入学試験は7泊8日

「・・・!」

「やあ、久しぶりだな。大学出て以来だから13年ぶりか」

「・・・?」

「社長ったって、親父が残してくれた小さなタレント学校さ」

「・・・?」

「ああ、順調でね。入学希望者が多すぎて困っているよ」

「・・・?」

「勿論、入学試験をやるさ」

「・・・?」

「定期募集じゃないから、その都度1人ずつだ。けっこう手間

 が掛かるぜ」

「・・・?」

「もちろん俺が試験官さ」

「・・・?」

「ウフフ、それは役得っていうもん」

「・・・?」

「お前、欲求不満じゃないの? ま、いいか、話してやるよ。

 だけど、絶対秘密だぜ。こんな事がバレたら、親が黙っちゃ

 ないから!」

 

  【必死で偽試験に耐えた純君】

 

俺が学校を引き継いで間もない頃、どこかの議員さんの紹介状

を持った子が来たんだ。『純君』って言ってね。小柄で大きな

目に前髪がハラリ、はっとするほどの美少年だ。母子の2人暮

らしだけど大事に育てたらしく、とても素直そうな子。早く1

人前になって親孝行をしたいらしい。それと、本人も芸能界っ

て言うよりアイドル志願が強い様子だった。

「絶対、途中で挫けたりしません。石に齧り付いても・・・」

真剣に頼む顔のいじらしい事。途端に突っ張っちゃったよ、ズ

ボンの前が。見るからに純情そうなこの子を裸に剥いてさ、こ

の手で噴き上げさせてみたいって。

もう、その日から入学試験。着替えを持って出直して来る純君

が待ち遠しくってね。やっと顔を見せたのはもう夕方で、純君

はすっかりコチコチになっていた。

「そんなに固くなっていちゃあ、1週間保たないよ。なにしろ

 君が高校に居る時以外は、ずっと2人っきりで居るんだから」

これは、いつもの俺の第一声だ。夜、同じ部屋に布団を並べて

敷いても不思議に思わせない為にね。それでも、風呂上りで

部屋に入ってきた淳君はびっくり顔。2つの布団が“ぴったり”

付けて敷いてあったんだから。・・・それで、なかなか座らず

に居心地悪そうにしてる。

「そうだ、まだ身体検査をしてなかったっけ。いいや、ここで

 やっちゃおう」

さらりと言うのがコツなんだ。だけど、初対面の人の前で裸に

なるのは誰でも勇気が要るよな! 純君もいざ脱ぎ出すまでは

だいぶ時間が掛かった。後ろを向いて脱ぎ出す。パジャマの下

はごく普通の白い下着。

「シャツも脱がなきゃぁ、駄目ですか?」

やっとシャツを脱いでブリーフ1枚になって向き直り、少し俯

き加減。何気ないそぶりで股間を隠している。髪はしっとりと

濡れているし、顔もほんのりと赤るんで、それに石鹸の香りも

しててな、とにかく生唾もん。肌はすべすべで全体にふっくら

していて、それでも付くべき所に見え始めた筋肉。あれこそ

“青年になる前の一瞬の輝き”って言うんだろう!

最初の命令は“ぐるっと一回転させてバンザイ”膨らみは左側

で、大きさはこの頃の子とて標準並か。そうそう、クリっとし

た小っちゃな尻、柔らかくて美味しそうだったぜ。

焦るなって! もちろん勃たせたいさ。だけど、この時点では

まだ手を出さない。いきなり、そんな事をしてみろ、びっくり

して逃げ出してしまうさ。それに、まだ1週間もある。楽しみ

は何回にも分けて味わうもんだ。
最初の夜は、その子が寝てる間にそっと“イタズラ”するスリ

ルを楽しむ。それまで緊張のしっぱなしだろう? 誰だってグ

ッスリ寝込んじゃうさ。完全に寝付くのを待っているのも楽し

いもので、ちょうど釣り糸に魚が掛かるのを待っている漁師の

ようなものだ。

で、今夜の獲物はどんな大きさか、どんな形か、活の良さは、

鳴き声は?って、妄想に耽るんだ。

そうさな、1時間くらい経った時が一番良い。もう、滅多な事

で目を覚まさないから! 一番ワクワクするのが掛け布団の端

を持ち上げる時。何とも言えない甘い香りが鼻を擽る。

右手を潜らせてそっと“アソコ”の上に乗せて実感する。軽く

指で揉んでもみる。左側を向いて静かに横たわっている純君の

“ソコ”はプリンプリンとした感触だったな。

純君はまだすやすやと寝ているんだ。我が身に危機が迫ってい

る事も知らずに! それで、次は横たわった山脈を軽く押して

感触を楽しむ。続けて、円を描くように柔々と撫で回す。何時

もの通り、純君の山脈も徐々に姿を変えて行く・・・心が出来

て・・・急な勢いで! 

しかも、それが凄いんだ。信じられないほどの膨らみ方で、標

準サイズが一気にビッグサイズになってしまった。それも、同

年代の子が見たらびっくりする程の! それに、堅い硬い。カ

チカチになって俺の手を押し上げて脈打ってる。あまりの勢い

の良さに心配したくらいさ、もう起きてしまってるんじゃない

かって。

だけど、寝息が変わっていないんで第一夜の仕上げに掛かる。

これは、実物を見て直に軽く握ってみるって事なんだけど、

“イッ”ってしまうほどまではやらない。静かに布団を剥ぐ。

それからブリーフの縁に手を掛けて少し持ち上げ、中を覗く。

いやぁ、失敗したよ。何時もならそんな事は無いんだけど、

その時は指が外れてね。ブリーフのゴムで純君の腹をピシャ

だ。

当然、跳ね起きちゃったさ。だけど、純君は突然の事にまだ

事態が掴めない。俺が脇に座っているのを見て不審そうな表

情。

然し、自分のパジャマの前がはだけられ、ズボンも途中まで

下げられていて、その上キンキン勃っているモノがブリーフ

を突き上げているのに気づいたら、もう大変。

「ど、どうしたんですか?」

 完全にパニック状態。

「何をしたんですか?」

可愛い顔を精一杯キツクして問い詰めてきた。こっちだって

慌てたさ。なにしろ、筋書きに無い展開だ。

困った挙句の窮余の一策。

「何って・・・これもテストの1つだ」

 一生懸命になっての平静な顔。

「で、でも、こんな事、・・・こんな事までするんですか?」

返事の仕様が無いだろう? 仕方なく黙って頷いて純君の反

応を見ていた。だけど、純君はキツイ視線離さない。

「どうする?・・・やっぱり辛抱できないか?『石に齧り付

 いても』って言ったのはどうした!それとも、ひ弱なお坊

 ちゃんの言う事なんて、当てにならないって事かな?」

そりゃ、我ながら悪賢いって思ったさ。でも、それが功を奏

したんだ。

「分かりました。・・・やります」

キッと顔を上げ、自分で自分を納得させるような言い方だっ

た。可哀想だとは思ったよ。でも、そのかおがとっても健気

でとっても可愛いんだ。思わず抱き付きたくなる始末。猫に

鰹節、ここで止められるもんじゃない。早速、計画変更だ。

純君の気が変わらないうちに、急いで元の通り横にならせた

。堅く目を閉じて唇をかみ締め、まるでこれから手術を受け

る患者のような純君。今度は本人の納得の上だ。ズボンとブ

リーフを纏めて引き抜くのも大っぴら。

全裸にする。遂に純君のもっとも大事な、一番秘密にしてい

る場所を曝け出した。触り捲くったさ。乳首から脇腹、格好

良い臍、太股の内側、きめ細かい肌はしっとりと吸い付きそ

う。

生えたばかりの柔草の中で勢いを失ってしまっていた若茎は、

僅かな刺激にもすぐムクヌクと成長を始めてしまう。手を離

すとピッタリ腹に付いてしまう堅さだ。

  

「オナニーはいつ覚えた?」

 意地悪な質問。真っ赤になっての小さな声。

「高校へ行ってからです」

 とすると、今は5月、未だ覚えたてのホヤホヤだ。

「どうやって覚えた?」

「友達に教えられて・・・それで」

「見せてくれたの」

振る首は横。

「やって貰った?」

「ううん。やりかたを聞いただけ」

「それで?」

「帰ってから自分で・・・」

もう少し話をさせてみよう。純君はどのような性生活を送っ

てきたんだろうか。

「友達と見せっこをしたり、一緒にオナニーやったりした事

 ある?」

「いいえ、ありません」

「お医者さんごっこは?」

「・・・あの・・・幼稚園の時に・・・」

「相手は?それから、君は医者になったのかい? それとも

 患者?」

「近所の女の子とです。それで、僕はお医者さんだったと思

 います」

「患者になった事は一回も無い?」

「・・・1回だけ。・・・・5年生の男の子が混じってた時

 、その子が医者になったから、僕も女の子達と一緒に患者

 になった事がありました」

「ふーん、どんな事をって・・・どんな診察をされたの?」

「足を怪我したって事で、ズボンを脱がされて・・・」

「パンツは?」

「・・・も、です」

「じゃ、下半身がまる見えだ」

「・・・」

「で、そのお兄ちゃんにうんと触られたんだな? オチンチン

 を弄られて気持ちよかった?」

「そんな所、触られていません。腿の所が怪我をしている事に

 なって、そこにティッシュを当てて、セロテープで止められ

 ただけです」

 どうも自分が思ってる展開に進みそうも無い。

「遠足の時に寝てる間にとか、クラブ活動なんかでココを悪戯

 された事なんか無い?」

「ありません。中学ではクラブ活動をしてなかったし、高校で

 も部活に入るのを強制されてないし」

「それじゃぁ、ここを他の人に触られたことなんか無いんだな?」

「当り前です。そんな事をされたら・・・」

 純君は無垢も無垢、まったく手垢が付いてないんだ。

「オナニーはいつしてるの?」

「夜、寝てからです」

「毎日?」

「そんなにヤッテません。あれ、あんまりヤッチャいけないん

 でしょう?」

今時珍しい少年だ。一体、誰にそんな事を吹き込まれたのか!

可哀想に、ヤリタくなっても3回に1回は我慢していると言う。

「それは嘘だ。君くらいの男の子だったらスルのが当り前。溜ま

 ったらダシちゃって、スッキリする方が良い。我慢は精神衛生

 上から言っても悪いんだよ。・・・それに、オナニーすること

 でオチンチンも発達する・・・大きくなるんだよ」

「ほ、本当ですか? じゃ、シタクなったら即、ヤッチャって良

 いんじゃないですか!・・・なんか、すっごく損してたみたい」

 純君の目はキラキラと光っていた。

「最後にシタのは何時?」

「えーっと・・・1週間前・・・くらい」

15才の少年が1週間も性欲を満足させてないのだ。俺はますま

す純君が可愛くなったが、でも、あからさまに『好きだ』とか、

『気持ち良くしてあげる』等と口には出来ない。あくまでも、こ

れは入学試験。色々な舞台条件で、どのような反応が出来るか?

との。 
 

先端が僅かに見えるだけの包茎をゆっくりと剥く。俺はこの年

頃の男子だったら、包茎が大好きでよく遊ぶんだ、剥いたり戻

したりして。

「ウッ」

苦痛の声がして純君の顔が歪む。やがて、傘を乗り越えた包皮

がクリっと自ら反転。

「イタッ」

小さな可愛い声が漏れた。剥けて圧迫の取れた若茎は少し上反

りになったよう! それに、傘ものびのびと開いた感じがする

。薄皮に覆われていた部分には、純君の秘密な独り遊びの痕跡

がべったりと張り付いていた。然し、それは嫌な匂いではなく

、かえって愛らしいくらい。

「後でもう一度風呂の入って、ここん所をきれいに洗うんだよ」

軽く拭き取る。触るとヒリヒリするというサーモンピンクが痛

々しい。2〜3回戻したり剥いたりしたが、その度に出る『ウッ』

と言う小さな声。それと、左目だけを閉じ、同じ左側の唇を噛

んだ顰め顔。皮を戻してソフトに揉み上げた。

自分の手によるチャチな歓びしか知らなかった純君だ。俺の経

験豊かな“魔手”いや“慈手”にあっては溜まるもんか。すぐ

にヒーヒーと喘ぎ出したよ。蕩ける様な歓美感に飲み込まれて

ガクンガクンと大きく体を揺する。

「ウーッ、ね、もう止めて!・・・へん、変なんだよ。・・・

 お腹が痛い。・・・脚が・・・脚が吊りそう!」

もう、何を言ってるのか、本人も分からなそう。本当は口に含

みたかったんだ。だけど、そんな事をしたらすぐ“イッチャウ”

しな。それと、まだ俺の本心を悟られるには早いし。それで、

それは次の楽しみに取っておき、今日は手による扱きだけで我

慢。それでも純君はすぐに最高潮になってしまい、盛んに顔を

振り出した。

「もう、もう!」

「我慢しなさい」

 扱きを中断してまた再開の繰り返し。

「ハッ、ハァッ、ンッ、・・・アン・・・」

 悩ましい声としきりに唇を塗らす湿った音。快感の嵐に飲み

込まれまいと必死に頑張っている可愛らしさ。然し、もうイカ

セテしまおうとする俺のテクニックに勝てるはずが無い。絶え

間なく寄せては返す快感の波に翻弄され、口は開きっぱなし。

喘ぎ声も一段と高くなってしまい、・・・もう、限界だった。

「ア、ア、ア〜、ダメ〜・・・デちゃう、出ちゃうッ。・・・

 デ、出る〜っ」

もう悲鳴だった。脚が突っ張って背が反り返り、腹をペコッと

凹ませるや、勢いよく第一弾を発射、間を置かずに第2弾、第

3弾。張り詰めた茎を震わせて火山のようなマグマを高く、遠

くに噴出させた。

俺はね。“ウヴな男の子”が他人の手で強引に燃え上がらされ

てしまい、ついに夢中になって“イッチャウ”時の顔を見るの

が何より好きなんだ。目を閉じて眉を寄せて口を半開きにし、

もうどうしようもなくなってヒーヒ—と喘いでいる“快感の絶

頂の顔”が見れるんだぜ。それも、『デチャウッ』って叫ぶの

を聞きながら、掌でドクンドクンと脈打ってるのを感じられ

たら、もう、最高だって思うだろ?これこそボーイハントの醍

醐味だよ。

 

 

そりゃぁ、沢山出したよ。10発くらい飛ばしたんじゃない

かな。最後まで量も多くって、もう頭から腹までベタベタ! 

よっぽど溜まってたんだし、それだけ気持ち良かったんだと

思う。何時までもハーハーと苦しそうに腹で息をしてた。

「どうだった? 自分でスルノとは」

「凄かった。全然違うんだもの、まだ頭がジーンとしてる」

まだ快感の余韻に浸り、肢体を投げ出したままの純君。優し

く汚れを拭き取ってあげようとした時、頭の方から心配そう

な声がした。

「あの・・・僕、我慢できなかったから・・・駄目ですか?」

手を止めて、一瞬、何のことかと思った。すっかり忘れてい

たんだ。これが『テストの一貫だ』と言ってあったのを。そ

れに、純君がイキそうになった時、『我慢しろ』って言った

だろう? それで純君は、これは究極の忍耐力を試されてる

んだと思ったらしい。それで合格しようとして物心ついてか

らは親にも見せた事のないところまで俺に自由にされるのを

我慢し、“ダスまい”として必死に快感を押さえ込もうとし

た。

その挙句、我慢の甲斐なく俺に追い上げられ・・・とうとう

濃密なマグマを撒き散らして降参してしまった。快感と絶望

の中での絶頂。俺としては最高のご馳走だったわけだ。

結果としては騙した事になったが、どうせ純君は明日、これ

をサレル筈だったんだから、1日早まっただけ・・・。言い

訳にもならないけど。

「合格ッ。よく頑張った」

「でも僕、ダシちゃったから」

「あれで良いんだ。素直に感情を表すのも大事なんだよ」

これは俺の悪乗りだったかも! まだベタベタの躯を抱きし

められた純君。大仕事を成し遂げたように、俺を見てニッコ

リと微笑んだ。もう、2度惚れ、3度惚れ。あの無邪気なニ

コッとした顔が忘れられないね。翌日からは合格決定の上で

の訓練に切り替えた。

「仕事は色んな事があるけど、いつでも全力投球することが

 大事だ。自分の持っている天性や経験を全部出して」

「そうですよね、僕、頑張ります。まだ経験は少ないけど」

「そりゃそうだ。若い君には無理だろ?」

「はい・・・じゃ、どうすれば良いんですか?」

「擬似経験すれば良いんだ。・・・取り敢えず、色気を出す

 勉強から始めようぜ」

「色気って?」

「男だって・・・特に君はアイドルとして扱われるだろうか

 ら、それなりにセクシーさが出てなけりゃ」

「だって僕・・・セックスなんて・・・」

「・・・実際に女とセックスをした事がなくても、その時の

 自分を表現できるようになるんだ。・・・心配しなくて良

 い。私が教えてあげる。躯に快感を覚え込ませておけば、

 自然と演技できるようになるから」

「先生とセックス? 嫌だなぁ・・・それに、僕は男ですよ、

 先生も男だし!」

「当り前だろ? 君が男の子なのは、昨夜、よく観察してある」

 パ〜っと純君の頬が赤くなった。

「いまさら恥かしがる事はない。昨日みたいに素直に・・・

 言っただろう? それが大事だって。素直に気持ち良さに浸

 って、それを体の覚え込ませておけば、それで充分なんだか

 ら」

我ながら自分を天才だと思うね。パンツのゴムを弾けさせてし

まって純君の目を覚まさせてしまったのが始まり。それを材料

にしてこう展開する変わり身の早さ。

「アツ、先生。・・・そんなとこ、キタナイ」

 口の中で皮を剥かれた順君が慌てる。

「汚くないさ。純君、昨日の2度目の風呂でココ、きれいに洗

 ったんだろ?」

たとえ初心な子でもオトコはオトコ。忽ちの内にザラザラの舌

で嘗め回される快感に酔いしれ、それをより強く感じる方法を

本能的に追求できる。自然と自分から腰を使い出し、目一杯突

っ込んできた。さすがにイキそうになった時に腰を引こうとし

たが、そんな勿体ない事を誰がさせるものか! 最後の1滴ま

でを味わって飲み干したのは、言うまでも無い。

それからの5日間、俺は訓練を口にして毎日、純君を抱いた。

15才ってのは凄い精力だよな、3日目には4肢を開くのに抵

抗はなく、奔放に声を出すようになって、続けて5回もイッタ

んだからな。その度に『あ、あ〜、またイッチャウ〜』ってそ

の声の可愛い事。

若い子ってのは甘いんだ。特に純君のは栗というより日向の匂

い。・・・フフツ、後半の2日間は純君の体躯の最奥も味合わ

せてもらったよ。要するに純君の処女を頂いたんだけど、でも

、これも訓練の一貫だと思えば罪悪感も小さくなる。芸能界は

狼の棲家だから、いずれは誰かに捧げさせられてしまうに違い

ないんだ。それがプエロデューサーか演出家か、それとも広告

のスポンサー会社の社長かは分からないけど! 

俺が純君の脚を広げた時はもう、純君も快感を追うのに夢中で

俺の言いなりだった。貫いた時には激痛を堪える為に俺にしが

みついていたが、それも始めの内だけだった。

「・・・なに、これ・・・僕、僕・・・」

自慢をする訳じゃないけど、俺にとってはオトコの子の“いい

ところ”を探し当てるなんてのは朝飯前。

純君もソコを突かれて目を白黒。痛さを堪える為のしがみつき

が、そのまま自分がおかしくならないように! とに変わって

いった。 

☆ ☆

「・・・?」

「今? もちろんTVに出てるよ。ってより、人気抜群。今で

 は子役じゃなくてトレンディードラマに引っ張り凧だ。・・

 ・アッ、誰の事か聞きたいんだな? 駄目だぜ、それは内緒

 だ。・・・確かめる事はない。それよりTVを見ながら、それ

 がこの子だったとしたら、どんな喘ぎ声なんだろうとか、ど

 んな顔してイクんだろうか? なんて想像してみな。その方

 がよほど楽しいって思うぜ、きっと」

「・・・?」

「それは俺も知らない。純君は勿論言わないし、俺も探ろうと

 はしないから。・・・でも、この前、始めて舞台に立ったん

 だ。あの監督、こっちでは有名だからな」

「・・・?」

「うん、時々は来るよ。そう言えば、一昨日も来てな、コマー

 シャルの撮影でニースに行って来たそうだ。それで、『先生、

 これが好きでしたね』って、土産にマロングラッセを置いて

 ったんだ。・・・話し過ぎて喉が渇いたから、茶にしようぜ」

「・・・?」

「そう急かすなって。もう喉がカラカラだぜ。続きは茶を飲ん

 だ後って言いたいけど・・・今日は試写会に招かれてるから!

 また、ゆっくり来いよ。・・・その時はまた話すから」

                                

 「・・・?」

「俺の口に噴き上げた子の数? 約10年だからなぁ。日記でも

 見て数えないと・・・」

「・・・?」

「そりゃぁ、ガードの固い子も居たさ。でも、それを色んな方法

 で攻略するのも楽しいぜ。“モノ”に出来なかった子なんて居

 なかったさ。偶には最後まで泣きべそをかきながら、それでも

 イッチャッてまた大泣きしたのも居たけど!」

「・・・?」

「誰が他人に言うものか! そもそも本人に納得させてからヤッ

 テるんだし、仮にそうでなくたって、『僕は男の人に強姦され

 て気持ち良くなってしまい、何回も射精しました』なんて、口

 が裂けたって思春期の男の子が言うもんか」

「・・・?」

「馬鹿、親なら尚更言えないんだよ。心配掛けたくないし、第一

 、毎日顔を合わせるんだぜ。恥かしくって、堪らないだろ? 

 もちろん、学校なんて論外。たとえ友達には秘密にしてくれて

 も、その先生から特殊な目で見られるかも! その時の裸の姿

 とか、イッタ時の状況なんかを想像されるのって、堪らないじ

 ゃん」

「・・・?」

「分かった、分かった。お前も好きだよな。じゃぁ、今日は洋君

 の事を話そう」

 

天衣無縫な洋君

 

洋君が来たのは8月の暑い日だった。艶々と輝いた褐色の肌に紺

のタンクトップが良く似合った、まるで健康優良児の見本のよう

な少年だ。

「その焼け方は水泳かい?」

「はい。高校の水泳部です。昨日まで合宿だったから」

やはり! と言う感じ。全身がバネのように嫋かそうだし、均整

の取れた筋肉質な体。高校2年生だそうだけど、クリっとした目

、負けん気が強そうなやや上を向いた鼻は、見るからに茶目っぽ

そうな“ヤンチャ坊主”そのもの。恐らくクラブの人気者、上級

生やOBのペット的存在であろう。このタレント学校へ来たのだっ

て、先輩からこう言われたってんだ。

「洋よ、お前のタイムじゃスポーツ推薦で大学行くには無理だぞ

 。いっそ、お笑いタレントでも目指したらどうだ。お前のマス

 クなら充分なれる」

 勿論からかわれたんだろう。だけど、プッと膨れて意地になり、

「それなら、やってやろうじゃん」と、慌てて引き止める仲

間を尻目にここへ来たんだってから、何ともアッケラカンとした

ものさ。「ふざけんな」って言いたいところだけど、でも、食指

が動いたんだよなぁ、今までこんなヤンチャ坊主を抱いた事なか

ったし! 

それに、水泳少年って聞いただけでもソソラレルだろ? このヤ

ンチャ坊主がどんな顔して“イク”のか? 絵に書いた様な

“健康少年の味”はどんなものかって考えると、どうしても追い

返せない。第一、洋君ったら愛嬌があって、とても可愛らしかっ

たんだ。

不純な気持ちで入学試験に入らせたけど、本当のところ、この子

は“何が何でもタレントに”なんて真剣さがないから、抱けない

んじゃないかと思ってたんだ。と言うのは、最後までガードの固

い子に使う必殺の手段『合格してレッスンが済んだら、良いプロ

ダクションに入れてあげるから』ってのが聞かないんから。

 

 

とにかくそのまま下の階でやってるレッスンに体験参加をさせた。

キビキビした良い身体の動きをしてて、レッスン担当が、

「お笑いタレントどころか、歌って踊れるアイドルの条件ピッタリ

 ですよ」と言ってたっけ。

夕方、授業が終わるや否やドタバタと駆け上がってきて、「暑い、

暑い」って大騒ぎ。「シャワーどこですか?」

洋君ったら、浴室の手前でブリーフまで脱ぎ捨ててしまうんだ。そ

りゃぁ、確かにここには脱衣所なんて気の利いたものはないさ。で

も、俺がここに居るんだぜ、ブリーフくらい中に入ってから脱いで

、それからドアの外に出せるじゃないか。人前で裸になる躊躇いな

んて、微塵もなかったな、合宿の影響かねぇ。

後ろ姿だったけど、焼けてない白い部分がとっても小さいんだ。あ

んな小さなパンツで泳いでるのが分かってびっくり。あれじゃ、何

かの拍子にアソコが勢い良くなっちゃったら完全にアウトだぜ、な

にしろ、あの年頃だものな、プールの脇を通っただけの女の子に反

応しちゃうんかもって・・・余計な心配かな?

「すいません。バスタオル貸して下さい」

開いたドアから見える雫を垂らした顔。若い子は殆どがガラスの行

水だ。渡されたタオルで頭を拭く洋君の前身はまったくの無防備で

、俺がじっと見てるなんて、全然気がついていない。その股間のシ

ンボルは一握りの茂みの中でダランとして湯気を上げながら揺れて

いる。

太さ、長さ、ともに申し分なし。まだ黒ずんでなくて綺麗な色、そ

れに先端が発達した完全露茎、まさに1級品、いや、特級品の男の

子の持ち物だった。

「おい、立派なもの、ぶら下げてるな」

言われて俺の視線に気付いた洋君。慌てて頭を拭いてたタオルを下

げて前に広げる。

「アッ、スケベッ」

言い方は同年代の仲間に対するものと全く同じ、しかも、ニッコリ

としながらこちらを睨む、茶目っ気満点の仕草だ。

     

     ☆     ☆

 

タオルを腰に巻き、空調機の風が一番強く当たるソファーにドッカ

と座って涼む洋君。まるで自分の家の、それも誰も居ない自分の部

屋で涼んでいるような寛ぎ方だ。そのうち自然に膝が開き、前合わ

せのタオルの奥に、また黒いものがチラチラしてきた。

「おい、また見えてるぞ」

「本当だ。でも・・・さっき、もう見られちゃったんだからな! 

 今更・・・」

下を覗き込み、たいして見えていない事を確かめた洋君は、このま

ま汗が引くまでこのままで居たいらしい。コーラを飲みながら所在

無げにキョロキョロしていたが、脚に触れたものをソファーの下か

ら引きずり出した。

“いけない!仕舞おうとしても、見つからなかったあの本だ”

「アッ、先生もこんな本をみるんだ。俺も見ていいよね」

制止する間なし。洋君が本を持って経屋の隅に逃げ、かっペットの

上に直接座って頁を開いてしまい、俺は“男女もの”で良かったと

、胸を撫で下ろした。然し、それは某プロデューサーが海外から持

ち込んで来た無修正のドギツイ写真集だ。・・・

待てよ、あれを見たら洋君、一体どうなるだろう? ひょっとする

と面白い展開に・・・。

そう頭が回転するのが俺の俺たる所以。

「仕様がない奴だな、だけど、ここのそんな本があったなんて内緒

 だからな」

それで、俺はそう言って洋君の隣に胡座をかいた。本を取り上げら

れないと分かった洋君は、コクリと頷いて嬉しそうに頁を捲る。だ

が、その賑やかな事。

「ウワッ」「スゲーッ」「ウォーッ」「アッ、これ、ばっちり入っ

 てる!」

一頁ごとに喚声を上げ、目をギリギリに近付けている。本に穴が開

きそうだ。腰に巻いたタオルは見始めた途端に変化が起こり、既に

今は頑丈なテント状態だ。

「どれが凄いんだい?」

俺も一緒に覗き込み、ついでに(ドサクサに紛れ)洋君の肩に手を

廻すのに成功した。

「みんな凄いよ! こんなの見るの、初めてだ。クラブの部室にあ

 るのって、大事なトコ、全部隠してあるもん。・・・ね、これな

 んて大股開きじゃん、恥かしくないのかな? それから、こっち

 の女の子、まだ高校生みたい。こんなデッカイの嵌められたら痛

 いだろうな!」

顔と顔が着きそうなくらいの位置で見ていると、本を持つ洋君の腕

の間から洋君の自分の存在を主張するテントが嫌でも目に入る。洋

君もそれに気が付いたらしい。本を片手で持ち直し、空いた手でさ

りげなく股間を隠した。今更隠さなくったって、とうに知っている

と言うのに!

「どうだ、そろそろ我慢出来なくなってきたんじゃないかい?」

言いながら、テントを隠している洋君の手を指差す。

「ヤッチャッタて、いいんんだぜ、これを」

ニヤッとして右手を丸め、激しく上下に動かす俺の手。

「いいよ・・・恥かしいもん」

手の動きを見て顔を染める洋君。今までの打ち解け方から『うん、

俺、もう我慢出来ないんだ』なんて言うかと思ったら、そうは問屋

がおろさなかった。

「身体に毒だ。ダシてスッキリした方がいいぜ」

「だってー」

せっかくここまで来たのに、これでは先に進まない。

「ピンピンになってるんだろう?」

 局面打開だ。思い切って、洋君の手に添えてテントをギュッと掴ん

でみた。

「あっ」

上体を折り曲げて抗う洋君。脚をバタツカセたのが裏目に出、タオ

ルの折込がハラリ。『アッ』と叫んだ時にはもうスッポンポン。鋼

鉄のように堅くいきり勃ち、早くも濡れかけている熱棒は、らくら

くと俺の手中に収まってしまった。直に握られてしまって抵抗を止

めてしまった洋君は、諦めたのか、それとも快感から逃がれられな

くなってしまったのか! それでもポツリと一言を漏らした。

「チェッ、これじゃ合宿と同じだ」

「なにっ、合宿でこんな事があるのかい?」

「うん、イタズラで・・・時々、先輩にヤラレるんだ」

「へー、どんな事をされる?」

「4〜5人に押さえつけられて・・・着てるものを脱がされて・・・」

 口ごもるのは恥かしいからだろう。

「それで?」

「・・・それから・・・大きいとか小さいとか、毛の事なんかをか

 らかわれたり・・・アソコをもまれたりする」

一糸纏わぬ健康美に輝く体躯を俺に委ね、熱棒を扱かれている洋君

。やっと妄想通りの展開になってきた。

「昨日終わった合宿でも?」

「いや、ヤラレルのは大体1年生で、2年になるともう殆どヤラレ

 ない。だんだん恥かしがらなくなってくるから面白くないんだっ

 て。・・・公式戦の後は別だけど」

「1年生がヤラレてる間、洋君達2年生はどうしてるの?」

「見てるよ、周りに座らされてるもん。・・・脚を押さえるのとか

 を手伝わされ時もあるけど」

「揉まれたら勃ちゃうだろ? 出ちゃう奴、居るか?」

「みんな出ちゃうよ。だって、デルまでしつこく揉まれるから」

 握っている洋君が、時々ピクンと跳ねる。

「って事は・・・洋君も1年の時?」

「・・・うん。先輩ったら物凄く巧いんだ。とっても我慢できなく

 ってさ」

「恥かしかったろ? いつ頃ヤラレタの?」

「えーっと・・・初めての合宿の時だったから、夏休みになってすぐ」

「どんなふうにヤラレタの?」

「第一日目の夜、伝統の儀式だって言われてさ。広間に全員が呼ば

 れて円陣を組んで座らされたんだ。それで、真っ先に呼ばれたの

 が俺だったから、何も知らずに平気で真ん中に出て行ったら、突

 然3年生が5人で俺を押し倒して『騒ぐな』だもん。それでブル

 ッちゃって身動きできないで居るうちに、とうとうパンツまで取

 られちゃったんだ」

「じゃ、皆が見てる前ですっ裸にされちゃったの?」

「そう。それも、上級生だけじゃなくて、同じ中学から来た同級生

 も居る中でなんだからな。ヒデーもんだ。それでさ、マッパで両

 手両脚を広げられるとOBが出て来て俺のアソコを揉み出したんだ

 。ズボンの上からは運動場でボーっと立ってる時なんかに仲間か

 ら握られたりした事があったけど、そん時はジカじゃん、すげー

 強烈でさ。・・・男って不便だよな。その気が無くったってすぐ

 、勃っちゃうんだから! ずいぶん我慢したんだけど、3人目の

 OBに唾を付けられて揉まれたら、もう駄目だった。“イッチャッ

 タ”時なんか、手を叩いて囃すんだ」

「堪んないよな」

「やってらんないよ。1年生全員が同時にヤラレタんならともかく、

 俺一人だけがヤラレて、それを同期の奴らまで見てるんだからな

 。もう恥かしいなんてもんじゃなかった。俺、その時、『ダメー

 ッ、デチャウーッ!』って大っきな声で叫んだんだってさ。格好

 悪りーったらありゃしない」

「豪快に飛ばしたんだろうな、それで?」

「ヒデーんだぜ。終わってからもパンツ穿かせてくれないんだ。で

 、マッパのままでOB達の間に座らされてさ。それで、次の奴がヤ

 ラレているのを見ながら俺のアレをチョコン、チョコンとか突いた

 り揉んだりするから・・・やっぱし勃っちゃうじゃん。そうすると

 、『元気なやつだなぁ。1日7〜8回シテルんじゃないか?』なん

 て、また笑われる」

  

「だけど、次の奴も同じ事サレルんだろ?」

「大体同じ。・・・でも、一度ダシタ後までマッパで座らされたのは

 俺だけだった。・・・アッ、1人だけまだ剥いたこと無い奴がいて

 さ。そいつ、勃たせてから強引に剥かれちゃったっけ。痛がって大

 変だった。・・・俺、あん時は剥けるようになってて良かったって

 、ほっとしたよ。中3の時に風呂で毎日少しづつ・・・。痛いの我

 慢して続けてた甲斐があったんだな」

「だけど、まだ普段は皮被ってるらしいな!」

「・・・手で剥けばちゃんと」

「じゃ、こうしても痛くないんだな?」

「馬鹿にすんな! 始めてから1ヶ月目には最後まで剥いても痛くなく

 なってたんだからな!」

「1年生は全部ヤラレタの?」

「うん、8人全部・・・1人づつだったけど」

「洋君は一番初めだって言ってたよな。ラッキーだったじゃん」

「ラッキー? 最初にいきなりってのはショックじゃん」

「だけど、次は自分の番かもって、ビクビクしながら順番を待つのはも

 っと嫌だと思うよ。どんな事をサレてどうなってしまうのか? サレ

 てる友達を見ながら、自分もあんな格好悪姿を晒さなきゃなんないっ

 て思ったら逃げ出したくなる。でも、当然逃げられやしない。それで

 刻々と時は過ぎ、いよいよ自分の名前が呼ばれる。これから解剖と言

 う刑に処され、みっともない姿をみんなに見せなきゃなんないのに渋

 々立ち上がるんだ。屠殺場に曳かれる思い、洋君には分からないだろ

 うな」

「そうかなぁ。最初にいきなりヤラレルの、結構辛かったけどな」

「次の合宿からは、どんな事をサレタの?」

「飛ばしっことかタイムレースとか色々。飛ばしっこってのは距離。タ

 イムレースは早く“イキ”競争なんだ。3位までに入らないと敗者復

 活戦でがり、それで負けると罰ゲームになる」

「罰ゲーム?」

「敗者復活戦は3位と4位が互いに相手を揉みあうんで、罰ゲームって

 のは他人に・・・たいていは上級生だけど、偶にはタメの奴なんかに

 イカされるって罰」

「洋君は罰ゲームになった事、ある?」

「ある。1回だけタイムレースで負けた時に! 俺、自分じゃ早漏じゃ

 ないかって気にする位なんだけど、その時は前の晩に3回もシチャっ

 てたから・・・。その日は最悪で、同じクラスの奴にヤラレタんだ」

「そうそう、さっき、公式戦がどうとか言ってたよな」

「対外試合なんかの反省会で、成績の悪かった者がリンチされるんだ。

 試合前に△△校の○○に負けたらリンチだって個人別に言われるんだ

 けど、その相手を決めるのは3年生なんだぜ。だから、自分達は勝て

 そうな奴ばっかりを相手に決めやがって、俺達には・・・特に1年な

 んかは勝てそうもない奴ばっかと競争させるんだ」

「洋君は何回リンチされた?」

「・・・一年の時は殆ど毎回。いっつも俺、普段から俺より良いタイム

 出してる人ばっかを相手にさせられてさ。負けても俺が2位で、相手

 が優勝なんてのがあったんだぜ」

「キツイ目標を出して、早く洋君の実力を向上をさせる為だったんじゃ?」

「そんな事ないよ。俺、先輩から睨まれてたんだ。俺よりタイムが悪か

 った同期の者がセーフで、俺だけがアウトだった事が何回もあったも

 ん。あれ、絶対にエコヒイキだ」

「・・・洋君、可愛がられたんだよ」

「違うよ。それなら1年の時のリンチ、殆どは許されてた筈だ」

俺は3年生達の気持ちが容易に想像できた。要するに、何とか理由をつ

けて洋君を解剖したかったんだろう! このヤンチャ坊主がキャーキャ

ー騒ぎながら解剖され、悔しそうに涙顔でイッチャウ様子を、俺だって

絶対に拝見したかったからな。

「リンチって、どんな事されるの?」

「3年生は全員から1回づつイカされ、2年生は籤引きで1人、同

 期は同じクラスの者か同じ中学出の誰かが指名され、そいつにイ

 カされる。もちろん、同じ日じゃなくて何回かに分けてだけど」

「同期の奴にイカサレるのはキツイな。・・・でも、一年の時は殆

 どだったんなら、そのうちに慣れてしまったんじゃない? ヤレ

 テっていうよりイカシテもらうって感じになり・・・結構、気持

 ち良くなって来たんじゃない? 自分でスルより良くなったりし

 て!」

「うーん、どうかな?・・・でも、・・・でも、やっぱり嫌だな、

 みんなの前でイカサレるのは」

「ん? みんなに見られながらが嫌なのか? なら、他に誰も居な

 きゃ良いって事だな?・・・そんなムキになるなよ。いいじゃな

 いか。今日は俺が先輩だと思って、大人しくヤラレてみな!」

  

    ☆      ☆

 

惜しげもなく曝した裸身を膝から下ろして横にさせ、胸から腹へ。

そして太股へとコリコリした感触を口と掌が味わう。キャッキャと

言いながら藻掻いて擽ぐったがる洋君。握り甲斐のある熱棒はグリ

グリと揉まれ、早くもヌラヌラだ。

上級生やOBの奴、俺より先にコレを握って楽しみゃがったんだ。

だけど、俺の方が1枚上手だぜ。洋君の味を知るのは俺が先だ。ま

たプクっと溢れてきた先走りをペロッと掬い取ると、異常な感触に

戸惑って上体を起こした洋君の顔を見ながら、今度は敏感な露出部

分を大きくペロリ。『ア、ア〜ッ』と声がした時は、もう俺の顔は

洋君の股間に潜り込んでいた。

どうだOB、ここまで出来なかっただろう、ザマーみろだ! 

「だ、駄目だよ、そんなトコ・・・そんなトコロ、キ・タ・ナ・イ

 ・・・ウ〜ッ」

拒否しなければ・・・逃げなきゃ・・・の思いを押し留めてしまう、

初めて知る快感。もうサレルがままに玩弄されている洋君。腹筋を

大きく上下させて反り返り、脚を摺り合せると言う野生少年そのの

もの悶え方だ。

俺も痛いほどの充血。で、脱いで洋君の手を引き寄せた。然し、触

れさせられたものの正体に気付いた洋君は、ぱっと手を離してしま

った。

「握ってくれよ」

「・・・」

 本当に嫌そうだ。

「OBの扱かされた事あるんだろ?」

「・・・ないよ」

アレだけ元気の良かった欲棒も、やや力を失い出した。諦めるしかな

いのか? 仕方なく、再び根元を押さえてしゃぶり捲くると、現金に

もすぐ屹立する洋君。手の動き、含み方、舌の走りの一つ一つに全身

をヒクツカセて奔放な喘ぎ声を出す。

「ソコ、ソコ・・・ウーン・・・アッ」

だけど、簡単にはイカさない。せめては中断の繰り返し、洋君にとっ

ては初めての試練だ。なにしろ、何時ものオナニーはゴールに向けて

一直線、自分でも早漏を気にしていたんだし、部活じゃ、“早イキ競

争”をさせられていたんだから! 手を休められて焦せり、続きを自

分の手で扱こうとまでするが、俺はその手も押さえてしまう。

「ねぇ。・・・もう意地悪しないで・・・最後までシテよ。お尻

 んところがジーンとしてきて、どうにかなっちゃいそう!」

とうとう音を上げてきた。チャンス! この時を逃さずに洋君の

手を俺の股間に引き寄せた。ギクッとする洋君、押し付けられた

のが俺の性器だと言う事が分かったのだ。当然、俺の要求が何な

のかも分かったに違いないが、でも、手を動かさない。触れさせ

られているだけで握ろうともしない。

こうなりゃ、俺も意地だ。洋君の“欲望の素”から手を離したま

ま、じっと顔を見ている。言外の意思表示だ。・・・洋君の息が

荒い。宙に放りだれた股間の屹立が涎を垂らして刺激を求めてい

る。・・・まだ待つ。洋君の辛抱はいつまで保つか?

握った! 洋君が自らの意思で俺を握り、上下に動かしている。

そして、『ねぇ、これで良いだろ?・・・だから・・・俺のも・

・・』と言うように俺の顔を見上げている。そのピストン運動は

とても我武者羅だ。これが何時ものオナニーのテンポなんだろう

か? それとも、“こんな風にヤッテくれ”との意思表示か?

その痛いくらいな手の動きがとても新鮮で一層快感を盛り上げ、

俺を最高の気分にさせてくれる。さぁ、手と口の総動員。“オト

コの子の一番感じるトコロ”をニュルニュルと捏ね回す。脚を思

いっきり開かせて・・・これが意外に性感を高める・・・袋から

縫い目へ舐め上げる。灼熱の棒を根元までスッポリ含み、吸い上

げる。

荒い息と飲み込む唾の音。甘い悲鳴にも似た喘ぎ声、水っぽい卑

猥な音。それらが渾然一体となってハーモニーを奏で、洋君は絶

頂に向かってまっしぐら。だが、最後のところでハッと気が付い

たらしい。

「ヤバイッ・・・出そうっ。ね、デチャウから・・・口・・・」

当然、俺は口を放すなんて馬鹿な事はしない。腰をガッシリと引

き寄せて密着させ、口中深くに咥え込む。そして、頬を凹ませて

摩擦面積を大きくする。

「ねぇ・・・本当に“イキ”そうだよ。・・・このままじゃ・・

 ・このままダシちゃって、良いのっ?」

水泳少年の壮絶な青春の息吹が爆発し、何回も何回も喉に直撃を

受け、同時に俺も洋君の手をしとどに濡らしてしまった。俺も大

満足、洋君の放心状態も永かった。

「ね、口ん中って、すっごく気持ちいいね。女の中に入れるのと

 同じかなぁ!・・・アーッ、早くヤッテみてーっ!」

言いながら、さっきまで腰に巻いていたタオルを手にし、汚そう

に自分の手を拭く洋君。

「あれっ、俺のダシタのは?」

不思議そうな顔をする洋君に、俺は口元に当てた指先を喉から腹

まで下げて見せた。

「の、飲んじゃったの〜?」

信じられないものを見たような洋君。声が裏返っている。手に付

いただけの俺の精液を、汚そうに拭いてたんだから、胃に収める

なんてのは人間のする事とは思えなかったんだろう。

「・・・ゴメン。・・・腹、壊さない?」

「大丈夫! 洋君の、甘いよ」

「ウソっ・・・俺、糖尿病じゃ、無ぇもん」

ムキになって言い返してくるのは子供っぽいが、でも、たった今

放出したばかりの股間が早くも力を持ち出しているのは、既に子

供の域を脱している事を証明しているのだろう。

「まだ余裕ありそうだな。・・・もう1回、出す?」

「え、え〜っ」

呆れ顔・・・『付き合い切れないや!』というような顔をしてい

るが、そのくせ洋君は俺の膝の上から逃げ出さない。手を伸ばす

と、ソレは旧態に増してカチンカチンに漲ってしまった。

再び口に含み、後ろの孔の周辺を撫でる。たとえ指だけにしろ差

し込みたいのは山々だが、それは先の楽しみに取っておく事にし

た。芸能界に送り出した洋君がホモがうじゃうじゃ居るのを知り

、それを普通の事と感じるようになってからの。 

その後、洋君は強すぎる精力の吐け口として、毎晩、俺の口をね

だって来た。それも『もう1回』『もう1回』ってね。だけど、

1週間目の最後の日、洋君は思い詰めたように『俺、やっぱ泳い

でる方が良い』

って、入学を辞退してきた。毎晩のプレーが気持ち良すぎ、“こ

んな事を続けていたら”って、自分で怖くなったんだろう、俺に

とっては大きな誤算だったが!

 

それきっきり洋君は音信不通だ。でも、洋君にとっては、その方が

良かったんだと俺は思ってる。残念ながら洋君の後ろを味わい損ね

た訳だが、あの子が芸能界の誰かに堕とされたのではなく、今もな

お穢れずに泳いでいるのだから。

年から言って今はまだ大学生の筈だから・・・多分、どこかの大学

水泳部に籍を置いて元気に泳いでるんだろう。もしかして後輩イジ

メでもしてるかな? 高校時代にを思い出して、自分がされたのと

同じ事を!

 

   ☆      ☆ 

 

「そう言えばお前の一人息子、来年、高校だって?」

「・・・」 

「中学じゃ水泳で県大会に出たそうそうだから、高校でも続けるっ

 てのは当然だろう。でもさ・・・」

「・・・」

「洋君を思い出してさ。あの子が言ってたんだ。クラブの下級生イ

 ジメって、バスケとか陸上とかの薄着の部ほど脱がす・・・要す

 るに解剖が多いんだって。水泳ってのは薄着どころか・・・」

「・・・」

「俺が言うんじゃない。現役が言ってたんだから・・・。上級生っ

 て17〜8才だろ? 一番性欲が強い時だ。欲求不満を晴らす為

 に1年生を利用するんだよ。だから、何かと理由をつけてはすぐ

 脱がす。無理やり開き始めた蕾をイタズラして恥かしがらせる。

 あわよくば、自分の性欲を満足させる為に1年生の身体だって使

 うかも。クラブの部室って治外法権みたいなものだろ? そう言

 えばお前ん所の息子、健一君って言ったっけ。もう、オナニーは

 識ってそうか?」

「・・・」 

「ハハハ・・・知らぬは親ばかり! かも知れないぜ。・・・どっ

 ちにしろ、可哀相にあの子も間もなく泣きべそをかきながら、ス

 ベスベの肌を上級生の手で嬲りまわされるんだろうな!」 

「・・・!」

「心配するな。郷に入れば郷に従えって言うだろ? お前が言う通

 り、・・・ま、そんな事無いだろうけど、 健一君がまだ精通し

 てないなら、上級生がオトコにしてくれるって思えばいいじゃな

 いか。ま、押さえ付けられて解剖され、みんなに見られながら精

 液を撒き散らすってオプション付きだけど」

「・・・」

「それこそ親馬鹿だ。お前だって経験あるんだろ? オトコになる

 ための通過儀礼だよ。健一君だって案外ケロッとし

て上級生に身を任せ、初めての射精を歓ぶかもしれないんだから」

「・・・」

「グダグダ言わない。第一、10代の尻ばっかり追いかけてるお前

 に、そんな事が言えるのか? 今回の出張は明後日までって言っ

 てたから、今夜も2丁目に行くんだろ? 前回の出張で東京に来

 た時に買った言ってた・・20才だって言ったけど、どうみても

 高校生くさいって喜んで俺に自慢してた学生君・・・本日はまだ

 、童貞で処女だと思うぜ。早く行かないと、先に売れちゃうぞ」

「・・・」

「なんだ、予約の電話? 敵わないな! そんなの、歩きながらし

 ろよ。・・・あ、Good bye」

 

「おう。久しぶりだな。不景気な割りに明るい顔じゃないか!」

「・・・」

「なんだ、惚気に来たのか!・・・って、この前買った10代っぽ

 い子の事だろ?」

「・・・」

「そうか、そうか。エッ、泊まったの? 3回づつイッタってお前

 、自分の年、分かってんの? 無理するなよ。・・・んで、今日

 も予約済み・・・今朝、九州から電話してから飛行機に乗った?

 逆上して入れ揚げんじゃないぞ」

「・・・」

「ホンマモンの10代だったって? 高校生? それ、ヤバイんじ

 ゃないか?・・・ま、言っても聞かないお前だから仕方なきけど

 、でも、気をつけるんだぞ。・・・で、予約時間まで俺の話? 

 なんだ、俺の話は前菜って訳か! 間、お前じゃ仕方ない」

 

 

被虐体験を語った守君

 

 

入学の申し込みに来た子の口から出た紹介者の名前を聞いた時、正

直言ってギクッとしたよ。ここを教えたのは「靖男」という元、生

徒。来た時から純正のホモで、ちょっと見は女の子のようだけど実

はタチで、抱かれたのは俺が初めてだった。タチの子の“初めて”

を貰うなんて珍しく・・・もちろん入学試験前に遠慮なく、美味し

く頂いたさ。

いつもは突き刺してるのが逆に突っ込まれ、その痛さに顔を歪ませ

るが、タチとしてのプライドも捨てられずに泣く事も出来ない・・

・まさに征服したーって感じが凄く良かったっけ。で、“異色タレ

ント”にでもと考えたんだけど、途中で挫折しちゃって辞めちゃっ

たんだが。

「靖男君の紹介か! どんな学校だって聞いた?」

「優しい校長先生がいる、すばらしい学校だって。それから、僕は

 ダメだったけど、お前なら絶対続けられるって」

「そうか! ところで靖男君は元気かい? 君の近くに住んでるの

 かな?」

「元気ですけど・・・住所は知らないんです」

「知らないって・・・どうして?」

「・・・」

モジモジしてるその子・・・守君は少女漫画から抜け出してきたよ

うに、光が出ているよなパッチリした瞳。小さな口、細い身体、長

い脚、母性(父性?)本能を擽る高校3年生。このタイプは靖男君好

みだから、さては・・・。

「どんな知り合い?」

「・・・あの・・・」

言い難い! って事はやはり・・・。

「映画館? それとも夜の公園?」

ハッと顔を上げる守君。俺の言った意味が判るんだ。

「いいよ、隠さなくたって。・・・どうせ、俺との事も聞いてるん

 だろ?」

「・・・昔、何回か抱かれたって。それから、大切な思い出だって。

 ・・・あの人も昔、抱かれる側だったの?」

「いや、抱かれたのは多分、俺だけだったかもよ。君は靖男君みた

 いのが好きなの?」

「はい。年上で・・・優しい人が・・・」

 やはり映画館で知り合ったそうだ。

「ハントされたんだな? それが忘れられずにオトコを好きに?」

首を振る守君。もっと前から足を踏み入れていたらしい。

「いつ頃、覚えたの? 最初に“アソコ”を触られたのは?」

「中一の時です。でも、その頃はまだ・・・」

「ふざけて! だったんだよな」

「違います。僕、苛められてたんです」

こんな具合に話し出したのは、守君の悲惨な“性の歴史”だった。

 

 

僕はこんな顔をしてるでしょう? で、よくカララワレたり、仲

間はずれにされたりしてたんです。でも、小学校の時は暴力を振

るわれる事は無かったんです。それが中学に行ったら皆、急に身

体が大きくなって乱暴になって、僕は怖くていつも隅の方で小さ

くなってたんです。その頃はまだ同じ小学校の子はその誼か、僕

を庇ってて呉れてたんだけど・・・。

でもその頃、金掴み って遊びが流行って・・・誰かがボーっと

していると後ろから近づいて、アソコをギュッと掴んで逃げるや

つです。それで、何時の間にか僕は絶好のターゲットになってい

ました。確かにボーっとしてる方が悪いんですが、僕には反撃で

きないって弱点があったから・・・。

小学校の友達もそれは単なる遊びで、それもヤラレルのは誰も平

等だからって、何もしてくれません。

 

    ☆     ☆

 

それで2年の夏休み前。その時に掴まれたのは特別に痛く、股の

所を押さえて屈んだまま走り出したら、すぐ前に居た子の股をド

ーンと頭で突いちゃったんだそうだ。『イテーッ』ってピョンピ

ョピョン飛び跳ねたのは、運悪くクラスのボス。もう真っ青にな

って謝ったけどアトノマツリ。

ちょうど午後の時間になって鐘が鳴ったんで、その時は1発殴ら

れただけだったけど、午後の授業時間中、『覚えてろよ』って言

われたのが頭から離れず、ビクビクし通してたんだって。それで

放課後、急いで逃げ帰ろうとしたら、靴脱ぎ場に女の子が追いか

けて来て『先生が体育館で呼んでる』って言ったそうだ。もしか

して、僕が困ってる事を、誰かが先生に言い付けてくれたのか?

と思って、体育館のドアを開けた守君は哀れだったよな。

 

   ☆     ☆

 

それが嘘だったんです。体育館にはクラスの男子がずらり。とっ

さに逃げようとしましたけど簡単に捕まり、用具室の中に引きず

り込まれてしまいました。小学校の友達もボスグループが揃って

いては勝ち目がありません。羽交い絞めされた時は、また殴られ

るんだと思ってたんですが・・・。

違ってたんです。ボスが『先ず洋服』って言うと、2人が出てき

て僕の上着を脱がせます。『次ぎ、シャツ』で別の人に代わるん

は、予め打ち合わせが出来てたんだと思います。もう、目の前は

真っ暗。解剖される事が分かったんです。近所のお兄さんに聞か

されて、“そればっかりは嫌”と思ってた、あの解剖を! 

もちろん『やだーっ』とか、『許してーっ』とか言って暴れまし

たが、所詮無理でした。『次はどっちにしようかな、丸首だ』で

、もう僕の上半身は裸です。いたぶるように、脱がせるものを一

つづつ指示する声は、それだけでも恐怖。

次にベルトが抜かれ、次の指示でもう、僕はパンツ1枚きり。そ

して『寝かせろ』です。大の字に寝かさせられて4人に手足を引

き伸ばされた時は、体育館中に僕のワーワー泣く声が響いていま

した。

いよいよボスが出てきました。『さて、中を覗くか。こうやって

ゴムを持ち上げて・・・。フフッ、やっぱり皮、被ってらぁ。み

んなにも見せてやるぜ。ジャ、ジャ、ジャーン!』クルクル巻く

ようにパンツを下げられ、とうとう僕はすっ裸にされちゃったん

です。

股間に集中するみんなの視線を、痛いほど感じていると、ボスが

『お前、こいつの扱いてみろ』と、数少ない僕の友達に命令しま

した。小さな声で『ゴメンな』と言われてからシゴカレタんだけ

ど、その刺激が利いて、泣いてるのに朝のようになっていく僕の

ソレ。 すると、見ていたボスが手を延ばして来ました。

「勃ったな、後は俺がヤル。みんな見てろ。これからこいつの、

 ズルムケにしてやるから」

ボスのゴツゴツした手が僕の“ソレ”を握ります。『剥けてない

奴は自分でやってみろ。こうやってヤルんだ。左手で根元を押さ

えて、右手で皮を引っ張る』

少し引かれただけなのに物凄い激痛。

『痛っ、イターいっ』でも、止めてくれず、いっそう力が込めら

れたようです。

『痛くっても引っ張るんだ。そうすると皮がクリっと・・・メ、

 ク、レ、タ・・・だろう?』 

頭の芯に痛さが突き抜けます。『ギャァァァァ〜』と叫びました

が、その時はもう、僕の皮は完全に根元で丸まってました。『一

気に剥くとこんなに痛いから、自分でする時は風呂で少しづつシ

ロよ』僕のは一遍に剥いたくせに・・・。ボスが続けます。

『キッタネーなぁ、カスだらけじゃねぇか! 守のパンツ寄越せ

 、拭くから』 

そのまま扱かれました。始めはヒリヒリして痛かったんですけど

、そのうちに頭がジーンとしてきて、虫が腿を這ってるような気

になってきました。それで、急に息が苦しくなって自然と身体が

ピクッとなっちゃった時、『ヤッター』って喚声が上がりました

。僕の初めての射精は、みんなの騒ぎ声に神経をズタズタにされ

ながら! だったんです。

 

 

スゲー目にあったらしい。俺達の時は解剖といっても、単に脱がせ

るだけだったろう? それが守君の場合は文字通り、男そのものを

メスで引き裂くように開かれ、体液までをも抜き取られたんだから! 

この前話した子、水泳部の洋君が『運動部のは激しい』って言って

たけど、それでも新入部員が一斉にヤラレルんだ。たった一人でヤ

ラレタ守君はどんなに惨めだった事か! 

ましてや守君はオナニーすら知らなかったんだぜ。それなのに恥ず

かしい姿をクラスの仲間に見られ、先ずは剥き方の実験台、その上

での強制射精。隠れてシテて初めてデちゃって驚くのが普通なのに

、守君は大勢のギラギラしてる目の前で初の噴き上げをさせられた

んだ。

考えれば考えるほど気の毒だったと思う。ガヤガヤと全員が出て行

った後、シクシクと泣きながらパンツを穿く姿が目に映る。自分の

排出液で汚れた股間を拭いたまま、濡れてるのを穿くのを!

そんな事が何回もあり、不幸なのは高校もボスと同じ学校だった事

。何かと難癖をつけられては脱がされたそうだ。

1年生の時にすぐヤラサレタらしんだけど、一度ヤッテしまうとも

う、次は断れなくなる。メソメソしながらも白い腹とその下の恥部

を晒さなければならないんだ。

ある時は体育館のマットの上でのストリップショー。テープの音楽

に合わせての屈伸、回転、柔軟体操。そして最後は足を持たれての

開脚倒立だったから、守君は自分で見る事の出来ないトコロまでを

みんなにしっかりと見られたって訳だ。

 

    ☆       ☆     

 

遠足で泊まった時なんか、ボスが他のクラスの者まで呼んできたん

です。真っ暗な中で口を塞がれ、何本もの懐中電灯で照らされて脱

がされました。

「おい、一斉にヤロウぜ。全身揉みくちゃにしちゃえ」

「ヨシ、俺は脇の下を擽る」

「なら、俺は足の裏だ」

「やりやすいように、誰か手と足を広げろ」

「イテッ、こいつ、噛み付きゃがった。守のパンツ、どこだ? 口

 ん中に突っ込むから」

「俺、この前の合宿で先輩からすっげーキツイのをやられたんだ。

 あれ、試してみみる。きっとヒーヒーなくぞ」

「でもコイツ、お前みたいに保たないから、あっという間にイッチ

 ャっちゃ、面白く無ぇぞ」

押し殺したヒソヒソ声です。見も捩れず、脚なんかギクッと音がし

て広がったまま。頭のてっぺんから足の先まで全身を擽られ、アソ

コも入れ替わり立ち代り誰かが弄ってます。どんなに暴れてもダメ

、どんな声を出しても口のかのパンツに吸い込まれ・・・。

5回までは覚えてますが、その後、何回イカサレたのか分かりませ

ん。『それにしても、あんなに何回も射精するのって変じゃない?

イアヤラシイよね』と翌日女性徒から言われました。あの時に女子

まで居たと知った時の僕の気持ち、分かって貰えますか?

最悪な事が起きたのは2年に進級した時で、僕はボスの献上品にさ

れたんです。ボスのグループが別の暴走族とケンかで負け、その傘

下になる為だったんですが、僕を受け取った大学生の親分は、勿論

その趣味があったって訳です。

初めての時、床に正座させられた僕の前に仁王立ちになった親分が

『しゃぶれ』って言いました。腹心の子分が3人同席していて、僕

は背中で手を組まされて親分の股間に引き据えられ、鼻を摘まれま

した。

親分のは既に臨戦状態になっていて、僕の唇を突っつきます。『し

ゃぶれ』と言われても・・・汚いし、ツーンとした嫌な匂いがする

し、それに、とっても太くて口に入りそうもありません。

すると、子分が後ろから僕の頭をグッと突き出して、その太いのが

グ、グーっと半分くらい、一挙に口の中に入ってきちゃったんです

。『歯ぁ立てやがったら、ぶっ殺すぞ』と言って親分も僕の頭を引

き寄せ、グエェェーっとなった時に残りが全部、乱入してきました。

鼻に親分のモジャモジャが当てってくしゃみが出そう。だけど、そ

れで歯が立ったら殺されてしまう! 親分は更に奥を求めてグリグ

リと腰をねじ込んで来て、たぶん喉の半分くらいまで侵入してたん

だと思います。

目の前が真っ赤になり、もう死ぬと思ったくらいまで喉を埋められ

たままでいましたが、少し引き戻してくれた時も、押し込まれた時

と同じくらいに苦しいんです。

その後、親分のは何回も出たり入ったりして、僕の口の中で爆発し

たんですが、あの生臭い味。それも全部飲まされました。

 

 やっと終わったと思ったら、今度はズボンを脱がされて仰向けのま

まアクロバットのように二つ折りにされ、頭の上で足首を持たれて

広げられ、ブリーフは両サイドをナイフで切り裂かれてしまいまし

た。

「イケネッ、クリームが切れてらぁ。・・・ま、何とか入るだろう」

はや、親分のは固く膨らんで、反り返って俺を睨んでました。その

巨大な蛇が僕に侵入しようとするんですが、あんなのが入ったら僕

の躯はまっ二つに裂けてしまいます。・・・入りません。でも、焦

れた親分に僕の玉をぎゅっーと握られて、『ギャッ』と喚いたその

時・・・痛さに力を込められない隙を突き、親分がグッと腰を突き

出し来て・・・とうとう僕は突き刺されてしまいました。

「フ、フッ・・・初釜、一発貫通だぜ」

僕が泣き喚いているのに、勝ち誇った親分は上体だけ離し、僕と繋

がっている接点を子分達に見せたんです。そして、見せながら激し

く抜き差しをされ、まるで肉を引き毟られるような痛さに、僕は気

を失ってしまいました。『やっぱり処女は良い。締まる、締まる!

食い千切られそうだ』との声が遠くなりながら。

 

     ☆     ☆

 

可哀相に、失神してしまった守君はみんなの獣欲の生贄になり、人形

のように正体の無い身体を表にしたり裏に返されたりして次々と犯さ

れ、奴らの凶器を血に染めたに違いない。そして、意識の無い躯の奥

底に、4人の汚液を注ぎ込まれたのだ。

以降、週に2回程度呼び出されたと言っていた。そして一晩中玩具に

されて帰してくれなかった事もあったそうだ。

救いは3年生になった時、奴らは一学年上だから揃って卒業。だが、

皆が皆、東京の大学に入る事が出来ずに地方へ散って行った。そして

、例の親分も大学卒業で就職。暴走族そのものも取り締まり強化で自

然消滅になったのだ。故に、守君は中学に入ってから5年の永き間、

性的虐待を受けていたのが、高3になって初めて開放された訳だ。

 

     ☆     ☆

 

やっと来た我が世の春! だったんです。ところが1ケ月もしないう

ちに・・・。なんか身体が変に疼くんです。いくらオナニーをしても

・・・いや、自分の手じゃ物足りなくて、気持ち良さがもう一つなん

です。

理由として思いつくのは、僕を何回もイカした奴らの手。そう、何時

の間にか僕の躯は奴らの手に慣れ、それを欲しがるようになっていた

んでしょう。

そんな時に、たまたま入った映画館。後で、その映画館は有名なハッ

テンバだと教えられましたが、そんな事とはしない僕は、ただ有名な

映画の題名に惹かれて入っただけなんです。でも、そこで座っている

僕に手を延ばして来た人が居たんです。それが、ここを教えてくれた

靖男さんでした。

その手は迷う事無く、まっすぐに僕の股間に来て、僕はビックリしま

したが、でも、その淫靡な手を跳ね除ける事が出来ませんでした。は

っきり言うと、久しぶりの他人の手にワクワクしてたってのが本当で

す。

だから、ズボンの上からサワッと撫でられた時に僕のは既に勃ってい

て、その手は直ちにファスナーを下げてきました。

暗闇の中、下げたファスナーを開いてその人の手が入ってきます。耳

元で『怖がらなくても良いよ』と囁きながら!

 

いよいよ、ブリーフの前たてから潜り込んだ手でジカに握られ、思わ

ず『ウッ』と声が出そうになって慌てて自分の口に手を当てましたが

、ふと見ると、前の席の背凭れにはなん筋もの白い流れ跡が残ってい

て、、僕にはすぐ、それが精液だと分かりました。そのうちの1本は

未だ固まっていないので、たぶん直前、少なくとも今日の分なんでし

ょう。

それで、こんな気になるのは“僕ばっかりじゃない”と分かり、罪悪

感がたちまち消えていきました。そして、その指の動きを単純に歓ぶ

余裕が出来、1ケ月ぶりの目眩らめく絶頂を味わったんです。僕がイ

ッタら、靖男さんは自分のハンカチで丁寧に拭ってくれました。

優しくして貰ったのは初めての事でした。何時もは相手をイッタ後、

その人のを口で舐め取らされてただけで、自分のを拭いてもらった事

なんか、無かったんです。

  

その後、映画館を出てホテルに誘われ、恐々と追いて行った守君は

、初めて“自分が舐めて貰う”と言う経験をし、口内発射もさせて

もらったそうだ。それで、靖男君をすんなりと秘口に迎え入れたと

言っていたが、自分が身を任せきった場合は、中を掻き回されるの

が痛いにも拘わらず、それが快感になるのを初めて知ったらしい。

それで年上の優しく愛してくれる人を求めるようになったらしいん

だな。

靖男君とは3ケ月続いたそうだが、靖男君に新しい恋人が出来てし

まって別れたらしい。ここを教えて貰ったのは別れる前の事で、守

君が普通のサラリーマンより自由業になりたいと言ったら、『どう

せなら芸能人を目指せ、お前ならその方が生き易い』と教えてくれ

たんだって。

ふと見ると、守君の目が潤んでた。靖男君を失って、また相手に不

自由しているのだろう。それとも、自分の話に陶酔して体が反応し

たのか? 肩を抱き寄せると倒れ込んで抱きついて来る。脱がされ

る間も、もどかしそうだ。

全裸にした守君の体は悲惨な跡もまったく消え、見惚れるような綺

麗な肌。すっかり成長した屹立は誰にも引けを取らない大きさと太

さを有し、然も堅い。

俺が舐めれば守君も舐め、吸えば吸い返す。だけど、違うのは含み

方の深さ。それまで、どれほど喉の奥まで押し込まれていたのかが

想像できた。

とにかく、守君は喉の奥の粘膜で俺を扱いてくれるんだ。その気持

ち良い事。それと、俺の下で俺の尻を抱え、精一杯口を膨らませて

俺を含んでいる、然もそのアドケナイ顔。

俺は一気に昇り詰め、喉奥に含まれているのに待て暫しも無く、迸

り出る欲液を止められなかった。俺も勿論、守君の甘い液を味わっ

たさ。そして、年甲斐も無くすぐに回復した俺は、守君の絶妙な直

腸の締め付けをも味合わせて貰った。

四肢を広げて俺に組み敷かれた細っこい全裸が、俺の抜き差しに合

わせて揺すぶられる。喉を喘がせてしがみついて来る守君は、まる

で羽をもがれた天使のように儚く、その天使を俺の肉槍が突き通し

ている。その不思議な嗜虐感がいっそう俺を追い上げた。

「イキそうです。・・・イッちゃって、いい・・・で・す・か?」

突如、守君が悲鳴をあげ、その直後に二人の腹の間に押し付けられ

ていた固い屹立がドクンと震え、守君の歓喜が再び溢れ、互いの腹

をしとどに濡らした。そのドクン、ドクンが直接俺の槍に響き、俺

もその振動が終わらない内に守君の胎内最奥を洪水にしてしまった。

守君には悪いが、守君は隅から隅まで、まるで男を喜ばすためだけ

に神様が作ったような錯覚を覚えさす、すばらしい体躯だったよ。

今はブロードウエイで舞台の修行をして居るんだが、そろそろ呼び

戻そうとしてるところだ。秋に舞台デビューをさせたいんで!

「・・・」

「あ、もうこんな時間か。予約の時間は何時? 遅れると誰かに攫

 われちゃうかも」

「・・・」

「今夜も泊まり? 電話があったら、何と言っておけば良いんだ?」

「・・・」

「分かった。・・・good luck!」

                     

「・・・」

「なんだ。今朝の飛行機で帰ったんじゃなかったのか?」

「・・・」

「朝寝坊した?」

「・・・」

「いくら何だって、そりゃお前、ヤリ過ぎ! 3回づつなんて・・・

。相手の子は高校生のウリ専ボーイなんだろ? お前、自分の年を考

えろよ、俺と同い年なんだぞ!」

「・・・」

「馬鹿! 俺達の年で“抜か3”出来たらバケモンだ。・・・そりゃ

 、午前3時過ぎまで掛かったろうさ」

「・・・」

「それで、夕方の飛行機? 俺、お前んとこの会社の株持ってたら、

 スグ売るぜ。それで羽田に4時だから、それまで俺の話を?

 ズーズーしい奴だな」

 

【やはり女がよかった勇君】

 

生徒じゃない子って、それは親戚の子の事だ。2年前の事だけど、

俺の叔父・・・親父の弟だ・・・それが勤めている会社がニューヨ

ークに支店を作ってさ。そこの社長になったんだけど、高校1年生

の息子だけ2カ月後の終業式を終えてから渡米させる事にしたと言

う。

それで、その間を俺に預かってくれって言ってきたんだ。いくら一

人っ子でも、16の男子に過保護だよな? 断ろうとしたけど、他

に親戚もないからと拝まれちゃって、仕方なく・・・。

確かに、俺んとこは受験生を泊まらせるくらい部屋に余裕があるし

な。でも、預かっちゃったら、泊まってる受験生に夜這いも出来な

いし・・・。 でも、これが意外な展開になってさ。さすがに勇は

親と一緒ではなく、一人でやって来たんだけど、俺はその勇を見て

驚いたよ。片耳にポツリと光るピアス、はだけた胸には白金のチェ

ーン。それが映える太い首と広い肩、厚い胸。長い脚を包むキチキ

チのジーンズの中心は、まるで詰め物が入っているように小山の膨

らみ方だ。印象としては鯱の逞しさ。

俺が知っている勇は甘えん坊の小っこい子だったんだけど、考えて

みりゃ逢うのは5年ぶり、こんな、俺の好みを絵に書いたような子

に脱皮してたとは・・・。

それだけ自分も年を取ってたのを教えられたようでガックリ。昔は

俺の事を『おじちゃん』なんて呼んでたんだけどな。のに、第一声

からして違った。

「オジキ、よろしく頼むぜ。・・・だけど俺の事、あんまり干渉し

 てくれるなよな」

「干渉するな? 親父さんからは『びっしり監督してくれ』って言

 われてるんだぜ。3日毎に一度は連絡を・・・時差があるからフ

 ァックスだけど・・・って、頼まれてるくらいだ」

「俺、中坊じゃねぇんだからさ。そこんトコは適当に・・・な、頼

 むぜ!」

 

  ☆         ☆

 

正直に言うと、俺は困惑していた。単純に好みのオトコの子が傍に居

る楽しさの反面、手を出したくな想い。でも、当の勇は仲間を連れて

学校から帰り、そのまま単車で出掛けて深夜まで帰らない。帰ればバ

タンキューですぐ寝てしまい、話をする間もなかったのだ。

イライラが募ったが、それを晴らす為に受験生の部屋に忍び込む事も

出来なかった。帰って来た勇が俺の部屋を覗い時に部屋に居ないと変

だし、(結果的に部屋を覗きに来た事なんか無かったけど)帰宅済み

なら、同じ屋根の下に勇が居ると思うと気になって、受験生の部屋に

行く気が薄れてしまう。

それで、とうとう入学試験は一時中止し、泊まっていた受験生を帰宅

させてしまったが、その翌日、勇はまだ明るいうち、仲間の肩に? ま

って帰ってきた。事故ではなくて転倒だったけど、左足にはきつくテ

ーピングがしてあって歩行が出来ない。

翌日からはずっと部屋の中。こうなると一人っ子なだけあって生来の生

地が出、何かと俺を呼んで用を頼む。退屈なのが分かるから俺も話し相

手になっていたが、何かの話の延長で催眠術の真偽が話題になった。

「馬鹿馬鹿しい。あんなの、みんなヤラセだぜ。そんなのに掛かって堪

 るか!」

「オッ、言ったな! それならお前に掛けて見ようか」

「上等だ。やって貰おうじゃねぇか」

お前も知ってるよな、俺の催眠術。今だって時々使ってるんだぜ、なか

なか打ち解けない生徒にだ。どんな頑固な子でも素直に返事するから、

レッスンが捗るんだ。・・・そうさ、お前が考えてる通り、時にはその

子の秘密を聞き出したりとか、その他に

も・・・。

 やはり掛かったさ。その時は何時もの通り・・・いや違った、特に

聞く事が無かったからなんだ。

「イサム、幾つの時にオナニーを覚えた?」

「・・・中一の時・・・」

「誰かが教えてくれた?」

「・・・知ってた同級生に」

「シテくれた?」

「・・・話だけ」

「そうか! で、その夜やってみたんな? 初めて精液が出たのは、

 その時?」

「・・・そう」

 拒否反応は無いのは、性に対する抑圧感が小さいのだろう。

「ペニスが大きそうだね。自分のより大きいのを見た事、ある?」

「・・・同じくらいのが・・・一人・・・いた」

勇は野球部に入っていると言っていたから、合宿の時にでも見たの

かな?

「合宿の風呂場で、見たんだな? 聞いたのは勃起してる時の事だ」

「・・・うん」

なに、勃起時だ? って事は・・・。 

「合宿で・・・集団オナニーとかするんだ!」

「ゥ・そんな事・・・シナイ」

「じゃ、どこで見たんだい? そのデッカイって人って・・・誰だ?」

「・・・バイク・・・族の幹部で・・・大学生・・・」

「解剖・・・幹部がサレル訳無いな? オナニーとかを手伝わされ

 るのかな?」

「・・・そんな事・・・してない」

「じゃ、どうして知ってるんだい?」

「同じ部屋で・・・オマンコした事・・・あった・・・から」

「同じ部屋でって・・・二組でしたの?」

「・・・そう」

「いつ?」

「・・・6月」

「マワシ?」

「・・・じゃなくて・・・別々の女」

「じゃ、彼女を連れてったんだ」

「・・・違う。・・・女もバイク仲間」

「・・・どこで?」

「・・・大学生の・・・アパートの部屋。集会の帰り、前を通った

 時に『部屋に来い』って言われて・・・。女も一緒に走ってた

 やつ」

「それじゃ、途中で乗り換え・・・女の取換えくらいしたんじゃな

 いか?」

「・・・その時は・・・しなかった」

 その時はって事は?・・・じゃ、別の時はシタって事なんだ。

「一回じゃないんだ、何回くらい?」

「・・・いつもメンバーが違うし・・・数えてない・・・」

「強姦・・・じゃ、ないんだろうな?」

「・・・人数が多い時・・・男が5人とか6人のときは、それっぽ

 い事があった」

「その時はマワシたんだな。イサムは何番目だった?」

「・・・」

 深層の意識が答えるのを躊躇わせているのだろう。

「今はマワシとか強姦なんぞ、シテないんだろうな?」

「・・・その大学生。もう、集会に来てないから・・・」

「就職したんだな?・・・ところでイサム、女を覚えたの、幾つの

 時だ?」

「・・・中3の時」

コイツめ、羨ましいというか何と言うか! だから言うんだ。知ら

ぬは親ばかりって。

「相手は?」

「・・・おなじクラスの子」

という事は勇がシカケタんで、年上の女からアソバレタのではない

のだ。

「続いてるのか?」

「・・・今は別の子」

「セフレ?」

「・・・」

「ここへ来てからもシタ?」

「・・・二回」

まてよ、怪我をしたのはここに来てから5日目・・・その間に二回? 

今日は8日目だから、そうとう飢えてる?

 
勇は布団の上で手足を投げ出して俺の問いに答えている。『ここに来

てから2回もセックスをした』との返事を聞きながらその股間を見る

と、そこの膨らみが、催眠をかける前よりだいぶが大きくなっている

のが分かった。ま、一日おきにヤッテたのが、四日も我慢してるんだ

から無理は無いけど!

「イサム・・・お前はもう四日もセックスしてない。もう満タンだ・

 ・・ダシちゃおう!・・・さ、勇は喜んでパンツを脱がしてもらう!」

夢遊病者になっている勇から、パジャマ代わりのスエットを脱がす。

膝を跨いで中腰になり、両手でその腰を持ち上げる。そして、ズボン

を腿まで下げ、その手を離さずに布団の上に戻すと膝は浮いたままだ

から、俺は難なくズボンをパンツ諸共引き抜く事が出来た。

「さ、脱げたよ、オナニー・・・できるだろ?」

勇のオナニーは左手で袋を包み、右手の親指を上に当て、残りの指で

縫い目を押さえて扱くやり方だ。動き激しい。時々当ててる手を上下

から棹の横に変える。

「女とシテるくせに、オナニーもシテルの?」

「・・・ヒ、サ、シ、ブリ・・・だ」

既に5分くらい扱いている。催眠状態だから永く保つのか? それと

も、これがいつもなら・・・あの調子で抜き差しされたら、経験の浅

い女は狂っちゃうだろう。

「イキそうになった?」

「・・・まだ・・・」

「じゃ、手を退けな、手伝ってやる」

どさくさに紛れて勇を掴む。火傷しそう・・・は嘘だけど、そのくら

いに熱くてカチンカチンに硬い。 そのままシゴクと、やっとヌチャ

ヌチャとした音がしてきた。

「アッ・・・アハッ・・・ンッ・・・ウーン」

喘ぎ声は突然に始まった。テーピングされてる左足を庇うように右足

の力でブリッジをする。そして、夥しい量の白濁が間欠泉のように噴

出された。一回、二回、・・・五回、六回・・・。どっと漂う生臭い

香り。さすがに16才。高く噴き上がって弧を描いて滴り落ちるのは

、頭を越えて畳の上・・・そして最後の飛びまでが自分への顔射だ。

やがて、最後の雫が幹を伝って根元の草むらを糊まみれにした。

「イサムは凄くいっぱいダシた。このティッシュで拭く」

人形のようにそのティッシュを顔に当てる勇。

「顔はこっちのウエットティッシュがいい」

濡れティッシュで顔を拭き、乾いたティッシュで草むらと本体を拭っ

たが、実に十数枚をもベタベタにし、なおかつ、更に数枚を使って手

を拭わねばならなかった。

「君はすっきりした。もうタンクは空っぽだ。・・・いつまでも裸じ

 ゃ恥ずかしいから・・・着よう」

脱がした時と逆の手順でパンツとズボンを穿かせる。

「さ、1,2,3で目を覚ます。・・・1,2,3」

1、2では手を叩かない。3でパチンと叩くと勇はくっと首を振り、

パチッとじゃ無くてフラーっと目を開いた。

「気分は?」

「アレッ、俺・・・かかったの?」

「残念だったな! ペラペラとよく喋ったぜ」

「ホントかよ! 変な事をしゃべらしたんじゃ、無ぇんだろうな?」

「部活とかバイク仲間の事だ」

「・・・ヤベーなぁ。なんか悪い事、言ったか?」

平静を装うのが大変だった。俺は這い這いをしてる頃からの勇を知

っているのだ。それを事もあろうに、オナニーをさせ、自分の手で

噴き上げさせたのだから。

 

       ☆            ☆

 

翌日の夜飯。勇が横取りするので、3本のビールを追加する破目に

なった。未成年だから! なんてのは、勇に言っても仕方ない事だ。

「勇、結構イケル口だな」

「このくらいチョロイさ」

「親父さんは知ってるのか?」

「バレてないさ。集会では必ず飲むけど、たまに帰った時に起きて

 いてもバレた事がないから。・・・よ、ウイスキーに変えようぜ」

然し、やはり18才。口ほどではなく、二杯の水割り・・・意識的

に俺のより強く作って渡したが・・・で、一段と増す頬の赤さ。だ

が、まだコップを差し出してお替りを要求してくる。

「勇、飲みっぷりもいいな! 身体もいいし、モテルだろう」

「エヘヘッ」

「ガールフレンド、たくさん居るんだ」

「まぁな・・・居なきゃ、格好つかない」

「バイクの後ろに乗せるんだ」

「そういう事・・・アッ、内緒だぜ」

「分かってるさ。免許、取れないものな。・・・で、その後、今度は

 お前が“乗っかる”んだろ?」

「フッ、フッ」

「アッ、その口振りじゃ、ヤッテそうだな。ワルイ奴だ! 親父さん

 が聞いたら嘆くぞ。・・・それにしても、お前のはデッカイな!何

 か詰めてるのか?」

「ジョーダン・・・目いっぱいの純生だぜ」

「女が喜ぶだろう。でも、初めてだったら痛がるだろうな!」

「ああ、ブチヌク時、ギャーギャー喚くぜ。・・・今まで姦ったうち

 処女だったのは3人だけど、その気でベッドに入ったくせに、突っ

 込むと大変。痛がって泣くし、腕つっぱって逃げようとするから、

 最後は力ずく・・・みんな強姦みたくなっちゃうんだ。胸を合わせ

 て押さえ込むだろ? そうすると背中引っかかれて名誉の負傷!・

 ・・フフフ、それを仲間と見せ合って、自慢しあう事もあるけどな」

 

ほろ酔いの勇は饒舌になっている。 

「可哀相にな! っても、お前の事じゃないぜ。女の子の事だ。・・

 ・ところで、ちゃんとゴム付けてるんだろうな?」

「そんなの面倒臭ぇよ。・・・ナマの方が感じるしな」

「危ないなぁ。大丈夫かよ」

「ウフッ・・・一度孕ませちゃった事があるんだ。モチ堕ろさせたけ

 ど、あん時ゃ、ヤバかった」

処女だった子で、膜を破った時、見事に命中しちゃったんだそうだ。

「今はピル飲ませてる。俺、ゴム嫌いだから」

「その子が今の彼女?」

「いや、今のは別口なんだ。そいつとは・・・半年くらい付き合った

 けど、友達に手を出したのがバレちゃって・・・。あいつの、キツ

 クて気持ち良かったんだけどな・・・あっ、イケネッ、俺、突っ張

 ってきた」

股に手を当ててる。宥めるのだったら逆効果なのに!

「なんだ、勃っちゃったのか!」

「そうなんだ。もうピンピン。俺って“スケベ”なのかなぁ」

「今、一番勢力が強い時だから仕方ないさ。ダシてすっきりしたら?」

「オンナ・・・呼んでいい?」

「それは駄目だ。俺が承知でそんな事させたら、おまえの親父に怒ら

 れる。・・・オナレよ、俺が見てたらヤリニクイか?」

「俺がシゴクの、見てるって?」

失敗った。今は催眠かけてないんだ。調子に乗って言い過ぎたらしい。

「オジキ、・・・ホモ・・・なんだろう?」

「な、何の事だ?」

「・・・これは言わない心算だったけど、本当は俺、昨日のこと、知

 ってるんだ」

「エッ、掛かってなかったのか?」

「途中で目が覚めたんだよ。オジキ、強引に俺の足からパンツ引き抜

 いたろ?」

「何で黙ってた?」 

「薄々分かってたんだ、オジキがホモだって! 俺と一緒の時に、俺

 のココばっか見てただろう? で、目が覚めた時、とっさに、恥じ

 かかしちゃ悪いって思ってさ。昔っからお世話になってるし、一宿

 一飯の義理もあるから・・・」

「だからって・・・」

「なんでオジキに触らせたかって? フフッ、溜まってたし、もう、

 早くイキたくって仕方なかったから。・・・オジキ、上手いな」

「目を覚まさせてからも、黙ってたじゃないか!」

「言って方が良かった? オジキがマジに俺のをオナニーし、出た精

 液をチロッと舐めてた! なんて」

「すまん、悪かった」

「いいよ、今さら気にしなくったって! 俺、どうも思ってないから」

「ありがとう。助かった! 親父さんには内緒な!」

「俺、もう18だぜ。ガキじゃないから。・・・だけどさ。オジキ、

 昨日見たいな事、ここでシテるんじゃないか? 七泊八日の泊まり

 で入学試験をしてるって聞いたぜ」

「敵わんなぁ。バレちゃ仕方ない。だけど、寝てる間にちょこっと覗

 くだけだ」

「ふーん、なら良いけど・・・で、イッチャウ子、居る?」

「そりゃ、みんなすぐ・・・あっ」

「アハッ、引っかかった。やっぱ、相当に悪どい事、やってるんじゃ

 ないか」

「まいったなぁ。・・・誘導尋問は違反だ」

「引っかかる方が悪いんだ。みんな高校生なんだろ?・・・それって

 淫行とか・・・。俺、オジキの弱みを握っちゃったって訳だ。だか

 ら・・・俺も黙ってるから俺の事も親父に・・・」

「分かったよ、“良い子にしてます”ってファックスするよ。・・・

 でも、なんで親父さんを恐れるんだい?」

「せっかく“自由の国アメリカ”なのに、束縛されたら元も子も無い

 じゃん。信用されなくっちゃ」

「またワルサする気か?」

「そこん所は言わぬが華。ギブアンドテイク・・・頼むよな。・・・

 で、どんな事して生徒をイカシチャウんだ?」

 「言わせるのかよ。・・・身体中の性感帯を揉んだり舐めたりする。

 初めは嫌がって子だってすぐにメロメロになるくらい上手にな。で

 、最後は俺の口にドバっだ」

「尺八かぁ! 俺のオンナ、みんな嫌がるんだ。本番はOKなくせに!」

「お前が先に舐めてやるんだよ」

「ヤッテるよ。で、俺のも舐めさせるんだけど下手でさ。歯で痛いん

 だ。・・・俺、気持ち良く尺八してもらった事ない」

「俺は上手いぜ。みんな、ヒーヒー言って夢中になっちゃう。だから

 、出る量が多いし、うんと飛ぶ」

「女って、どうやって舐めたら男が気持ち良くなるか、分かん無ぇん

 だよな」

「そうさ、それは男同士じゃなくっちゃ」

「それ、自己弁護? ・・・でも気持ち良さそうだな」

「俺にサレテ見ないか?」

「う・・・うーん」

相当にグラツいている勇。俺はその結論が出ないうちにパジャマを脱

がしてしまった。上も下も、パンツすらも!

大の字に寝転がした勇は一糸纏わぬすっ裸。鍛えぬかれてはいるが、

まだ完全な大人になり切れていない。然し、数年もすれば“ファイト

一発”と叫ぶ一方、カレーが好きな先生を演じる爽やか青年のように

、変身を遂げる事は間違いなさそうだ。

上半身から攻撃を開始。二つの杏の実を含み、吸い上げる。脇の茂み

から下げて行き、中央の凹みの渦巻きに舌を差し込む。そして、本丸

を後回しにして外堀たる内腿へ進攻。行軍の証に数輪の花を咲かせた。

始めのうち、勇は興味深げに俺の口の軌跡を追っていたが、内腿が吸

われた頃はもう、痺れるような快感に襲われてハァハァと喘ぎっ放し

で身体中をヒク付かせ、あられもなく悶え狂ってしまっていた。

本丸着手は二つの丸い砦からだ。ジメッとした袋の襞を広げ、宝玉を

頬張って吸い込む。片方づつ、そして両方とも一緒に! 

もう、残りは天守閣を残すのみ。先ずは、ヌラヌラと睨みつけている

城主たる大蛇の一つ目が目標だ。その目を俺の舌が突き刺し、広げ、

中をグリグリと掃討する。続けて大蛇の腹の縫い目を強烈に舌攻め、

手も応援に出た総攻撃に移る。

遂に突撃。兜に狙いをつけて一気に飲み込もうとして反撃を受けた。

兜が巨大に膨れ、俺の喉を直撃・・・顎さえ外そうとの構え!

だが、そこは連戦練磨の我が手勢は態勢を立て直す。えい、ままよと

再度の挑戦で、見事陣地を確保したのだ。後は天主閣に立て篭もる、

赤の陣笠どもとの戦いだ。奴らは形を持たない。僅かな隙間も埋め尽

くして城壁を堅固に補強していく。我が隊はその城壁を崩して赤の兵

隊を乱し、城主の降参の証である白旗・・・と言っても旗を塗る白い

液体だが・・・を引きずり出すのだ。

そして、我が軍は大勝利。

「ウッ、ウウーッ・・・ソコ、ソコッ、イイッ、イイヨウッ、タ・マ

 ・ン・ネッ・・・」

胸はこれ以上にならないほど大きく膨らみ、次には骨が邪魔になるく

らいに凹む。一舐め一扱きに鋭く反応し、苦悶とも取れる歓喜の呻き

と痙攣でノタウチ回る勇。口の中がカラカラなのか、しきりと唾を飲

み込む。そろそろトドメを刺そう。唇でクビれを締めて喉を思い切り

突かせる。同時に小指で根元を擽り、急ピッチで扱く。

「ハッ、ハッ、ハッ・・・ッ、アーッ・・・イクイクッ・・・イクーッ」

ピシッ、ピシッ、ピシッ・・・。煮えたぎった生命の塊が何回も俺の

喉に降り注ぎ、口中は泥流の洪水だ。勇の目は虚ろ。全ての力を使い

きったのだろう、ただ荒い息を繰り返していた。

「ホントにスゲーや。女と姦る時は勿論、初めてオナニーした時より

 も上かも」

「受身のセックスなんて初めてだったろうからな」

「うん。なんだか身体の奥の、そのまた底の方からむりやり、快感を

 引きずり出されたような気分だ。全然押さえが利かなくって、まる

 で自分の身体じゃない! みたくなっちゃってゥ・」

「お前、『イク、イクッ』なんて可愛らしい声を出すんだな」

「まさか!・・・ホントにそんな事、言ったんか? ヤベーッ」

「それが抱くと抱かれるの差だ。抱かれるってのは自分のペースじゃ

 ないだろ? 俺はお前の昂まり方を考えて、途中でセーブなんかし

 なかったし、逆に、ここが良いんだって分かてても、俺の都合でさ

 っさと別の所を舐めに移ったりした。ま、それでお前が焦れたり

 “もっと”って、ねだるように震えるのが可愛いんだけどな」

「前から思ってたんだ。どうも女の方が得なんじゃないかって! 女

 はイク時に気ぃ失う程ヨクなる事が多いけど、男は・・・俺なんか

 失神した事無ぇもん。・・・分かったよ・・・俺、女をヨガラセて

 先にイカセ、それを見てから自分もイクのを目標にしてたんだって

 。自分が先にヨクなっちゃうのは、弱っちいって・・・」

「フフッ、それで女に君臨する? それもあるかも知れないけど、セ

 ックスの最中に襲われても、片方はそれに対処できるようにって・

 ・・それが自然の摂理・・・男の役割なんだ」

「男って損だね」

「それは男と女の差じゃないんだよ。本当は抱く方と抱かれる方・・

 ・男同士だって普通、失神するのはウケ。・・・タチはそれを見な

 がらニンマリして腰振ってるんだぜ。その上、最後の一瞬に目眩む

 ほどの快感・・・射精ってものがあるじゃないか。子供は出来ない

 けど、自分の体液を相手に沁み込ませて吸収させちゃう・・・文字

 通りの自分との一体化・・・自分のモノにしちゃう悦びもあるしな」

「なら俺、ウケになる。その方が得そうだから」

「おい、危険な事を言うな。ウケって知ってるのか? 今みたいに、

 ただ可愛がられてイカセてもらうだけじゃなく、ケツにタチのチン

 ポ捻じ込まれ・・・要するに犯されるんだぞ」

「それくらい識ってるよ」

「・・・第一、お前、ホモになる気か?」

「うーん・・・どうしようかな? 痛そうだし・・・でも気持ちいい

 し。な、もう一度抱いて呉んない? ケツなしで!」

  

「・・・?」

「当り前の事を聞くな。好みの子の据え膳を、俺が食わないと思う

 か?」

「・・・」

「渡米まで3ケ月あったんだぜ。その間、入学試験は無し!って訳

 には行かなかったから、希望者には“卒業試験”を受ける約束を

 させた」

「・・・?」

「勇、すっかり嵌っちゃって、1ケ月も経たない内に俺のを咥えて

 くれる様になったし、いよいよ渡米の時には『本当言うと、俺を

 犯したかったんだろ?』って、大きく脚、開いてくれたんだぜ」

「・・・?」

「そりゃ、痛がって大変だった。でも、最後まで『止めてくれ』と

 は言わなかったんだ。あれ、自分なりのケジメ・・・世話んなっ

 た“お礼”だったのかも」

「・・・?」

「それがさ、染まらなかったんだ。この写真を見ろよ。向こうに行

 ってから2ケ月目に送ってきた手紙に入ってんだ」

「・・・?」

「飛行機が突っ込んだ貿易センタービルの跡地だ。・・・隣の女の

 子がガールフレンド・・・下の方に書いてあるだろ? “やった

 ぜ第一号GET”って。それでさ、こっちの手紙に書いてあるんだ

 けど、自由の国アメリカなんてのは嘘だ。酒もゴムの自販機も無

 いし、買いに行こうとしても身分証明書が要る・・・もちろん、

 ハイスクールんじゃ話しになんない。持って来たの、もう底を尽

 くから、な、頼むよ!って」

「・・・?」

「こっちのが礼状。『次は3ケ月後に』って書いてある。1グロス

 も送ったのにな」

「・・・?」

「夏には一時帰国する。大学が始まるまで居るんじゃないかな?」

「・・・?」

「当然! ゴム頼んできた時、『帰ったらまた、付き合うから』っ

 て書いてあったから、本人だってその気・・・」

「・・・?」

「さあ、アメリカじゃ尚の事、女性優先。たまには自分も思いっき

 りヨガリたくなるのかも」

「・・・?」

「TVを見ろって? ああ、再選された石原都知事のインタビューか」

「・・・」

「また調子の良い事を! そりゃ、遣り残した事をやる、ったって、

 お台場にカジノを作って、そこに陰間茶屋を! なんてのは問題外

 だ」

「・・・?」

「そりゃ、どうせ治外法権みたいな地域になるだろうけど。でも、い

くら必要なら政府の鼻を掴んで小突き回すったって、そこまでは」

「・・・?」

「うん。確かに人口が減って外貨不足になり・・・。だけど、そうな

っても、アソベルのは外貨を落とす外国人だけ! だろうな!」

「・・・?」

「そりゃ俺だって、我が国の少年が“毛むしゃらな外人”に抱かれる

 のは癪に触るさ。それを、指を咥えて見てるのはなおの事だ。だけ

 ど、東南アジアじゃ、そういう俺たち日本人が・・・」

「・・・」

「いずれにしろ、お前が生きているうちに、お台場で可愛い子ちゃん

 が抱けるなんてのは夢のまた夢。・・・第一、お前には2丁目に自

 慢の高校生が居るんだろ? 浮気をしない!」

「・・・」

「あ、時間だぞ。その土産、俺にじゃなくて奥さんにか? ま、罪滅

 ぼしになら文句は言わないけど。その代わり、今度来る時は・・・

 たまには持って来いよ特産品。・・・ほれ、早くしないと、また乗

 り遅れるぞ」

     「おっ・来た来た・・・今度はだいぶ間があいたな!」

「・・・」

「エッ、海外・・・クエートの支店に転勤だって? 大丈夫かよ。

 イラクの隣の国だぞ。ドンパチやってる・・・あ、終わったんだ

 っけ! でもこの前、ブッシュ大統領が「フセイン」がまだ見つ

 かってない」って、苛ついてTV演説してたじゃないか! まだ何

 か起こるかもよ」

「・・・」

「脅かしてるわけじゃないさ。・・・でも、用心しろよ! まだ、

 ゲリラが出没してるだろうから。オトコのをハントしようと夜中

 にうろついてたら“ズドンと1発食らう”って覚悟しろよ」

「・・・」

「じゃ、当分の間、会えない訳だ。なら、最後の話はうんと珍しい

 話にしよう」

 

【父親公認で抱いた武君】

 

初めてここに来る時、母親がついて来るのは珍しくないが、この子

・・・武君は父親に連れて来られた珍しいケースだった。父親は名

も無い旅回り役者だが、その父、つまり武君の祖父は、そこそこ名

の売れた座長だったらしい。

「私に後を継がせるのを楽しみにしていたんですが、初舞台で怪我

 ぁしましてね。立ち回りが見栄えしなくって、今じゃ、知り合い

 の舞台でチョイ役でさぁ。で、親父は孫のこいつに期待を掛けて

 ましてね。こいつは嫌がってたんですが、お爺ちゃんが死んだら

 やっとその気になったんでさあ」

「そりゃ、良かった。で、お宅の一座で勉強? で、私に御用とは?」

「・・・言い難いけど、うちの一座に居たらドサマワリから抜けら

 れねぇ。どうせなら一流にしてぇし、それには東京の舞台が・・

 ・TVだって東京に居なきゃ・・・。それで東京で本格的な勉強を

 って、それで評判を聞いて、ここに来たんでさぁ」

「俺、ぜってぇ、爺っちゃんよか有名になるんだ」

「って訳で・・・駄目ですか?」

「よろしく・・・」

父親と共に神妙そうに頭を下げる武君は黒の詰襟が似合う高校3年生

。中肉中背でキリリと引き締まった顔。言葉遣いはなっていないが、

若武者と言う言葉が連想される清潔感溢れる若者だ。

「通えるの?」

「東京に来ます。高校を辞めて」

すかさず答える武君、並々ならぬ決意を持っている。お爺ちゃん子の

上、父親の無念を充分理解してるのだろう。都会ズレしてない新鮮さ

、“ひたむきさ”が可愛い、充分に食指を誘う子だ。

「武君の覚悟は分かりました。私も是非、応援したい。でも、・・・

 在校生の手前、入学試験は受けて貰いますよ、形だけにしても!」

「有難うございます。で、入学試験はいつから? 1週間だって聞き

 ましたけど」

「いつからでも・・・準備が出来次第って事で」

「じゃ、明後日から寄越しますが・・・どうですか?」 

「結構でしょう」

「もう18ですから急がないとね。芸能界には旬ってものが・・・。

 武、学校は大丈夫か?」

「俺、すぐ、『辞める』って言って来る」

「おう、お前は一足先に帰れ。お父さんは親戚に寄るから明日の列車

 にするけど」

足取りも軽く1階に降りて行く武君。その姿が消えると、父親は俺に

意外な事を言い出した。

「肩の荷が下りました。それで、あのう・・・、厚かましついでにも

 う1つ。こちらで普通の授業の他に、なんと言ったらいいか、その

 う・・・裏の世界の事も・・・教えて・・・手ほどきを・・・して

 やって貰えませんでしょうか?」

「裏の世界?」

「はあ、この世界では監督さんや脚本家とか、偉い人に可愛がって貰

 わないと役を貰えないって! TVならプロデューサーやスポンサー

 なんかにも・・・。最近は男も女と同じだって! ・・・だから、

 こっちの世界で上手に泳いでいけるように・・・そっちの方も手ほ

 どきを!」

歯に絹を着せた言い方だが、その言わんとする事は充分に理解出きた

。要は、武君にオトコを教えて欲しいと言っているのだ。“抱いてく

れ”なんて夢見たいな無い申し出だが、返事は難しい。『分かりまし

た。武君を立派なゲイに仕立てます』なんて言えないあろ?

でも、少なくとも俺がその意味を理解した事だけは伝えておかないと

・・・。この申し出は万一の場合の言質になるからさ。それと、事が

運びやすくなるだろ?

  

「手ほどきったって! 分かりますが、そんな事を・・・」

「いえ、分かってます、そんな事は教えてないってくらい。それに、

 こんな事を頼まれたら、先生だって迷惑でお嫌だろうって事も。・

 ・・だけど、親の私がって訳にも・・・」

「そんな事をしなくとも、良い演技が出来りゃ・・・」

「それはそうでしょうが。でも、うまい役者は幾らでも居るし、・・

 ・その中を何とかして見出して貰わないと・・・」

「でも・・・」

「何とかお願いします。・・・じゃ、これなら・・・どうですか? 

 成り行き・・・そう、武に見所がありそうで、なんとか1人前に

 してやろうと思ってくれた場合・・・もし、その時に先生がその

 気になって下さったら! って事で・・・」

心の底では“どうせ芸能界に巣食う俺もその一員だろう”と思って

いるのだろうが、父親は精一杯に遠慮した言い方をした。暗黙で了

解しろ!という、事なのだろう。もちろん、その裏には武君を餌に

して俺に業界への働きかけを期待してるのは確かだ。

だが、これで、俺は本性を晒す事なく錦の御旗を手にしたのだ。心

の中では、『ご心配は無用。手とり“真ん中の足”取りして、充分

に開発しますよ』って・・・。

「武・・・オトコなんてお嫌でしょうが、なんとか犠牲的精神で・

 ・・。どうぞ、煮るなり焼くなり自由にして下さい。決して文句

 は言いません。・・・武にはよく言っときますから! アイツも

 1人前になろうとして必死ですから、そのくらいの事では動じな

 い・・・筈です」

 完璧を期すための念押しに、俺は自分の腿を抓りたい心境だった

。あの、街で見かけたら後を追いて行きたくなる清潔そうな子を・

・・俺に「喰っても良い」と親が! だが、武君は俺に抱かれるの

を承知しているんだろうか? ま、とは思わない方が正解だろうけ

ど。

 

☆ ☆

 

翌々日の午後。約束通りに武君は顔を見せた。すぐに教室に連れて

行ってレッスンを見学させ、在校生に武君を紹介した。そして、夕

飯の後で裏レッスンの開始。でも、本人には裏レッスンだなんて言

っては無い。

「簡単な演技からだ。先ずはそこの布団に寝てごらん。グッスリと

 寝ている演技だ」

 既に敷いてあった布団に武君が潜り込んで目を瞑る。

「君は地震がきても・・・震度5でも起きないくらいに深く寝てい

 る。・・・そうだ、それでいい。これからは何がおきても

動いては駄目。寝息を乱しても駄目だ」

指示をして5分。そのまま見ていると、何事も起きない事に不安に

なってきた武君が薄ーく目を開いた。だが、俺はそれに気付かない

振りをし、そっと布団の端を持ち上げる。すると、寝巻きの裾が乱

れていて、武君の膝までの生足が出ていていた。続けて寝巻きの紐

の結び目を解こうとしたら、武君は突然に目を開いた。我慢の限界

はここまでだったのだろう。

「何をするんですか?」

 怖い目で、完全に詰問口調だ。でも、俺には錦の御旗があるのだ。

「親父さんに頼まれた“裏教育”だよ」

「エッ、親父が?・・・これが?」

「何か言われてなかったかい?」

「特別にいろいろ頼んであるから、何でも言われた通りにしろ!っ

て。・・・でも、それは芸能界の習慣とか社交、偉い人に対する礼

儀とか・・・アッ」

「嫌かい?・・・なら、スターになるのを諦めるんだな。芸能界に

はセックスを餌にする奴が多いからな。いざって時に、そのチャン

スを生かすも殺すのも君次第って事だ。断れば、その役は別の誰か

に廻り、目を瞑って言う事を聞けば、その役は君のもの」

「でも俺・・・男ですよ」

「男だって女と同じさ。この世界にゃ、男好きが多いんだ、特に君

の様に若くて可愛いオトコの子がね!分かるかい? 男の君がオト

コに抱かれる・・・監督とかプロデューサーとかの偉い人に、体中

、チンポも含めて弄られたり舐められたり、または、その人のを舐

めさせられたりして、お尻の孔だってその人に捧げなきゃなんない

。女みたいに犯されるって事だよ。・・・でも、その人を歓ばせれ

ば次から次へと役を廻してくれて、忽ちの内に君はスター街道を一

直線の可能性だって! 裏教育ってのはその時の対応・・・どんな

事をされるのか知ってなきゃ、OKもNOも返事できないだろ?」

「・・・そんな事・・・必ず・・・なんですか?」

「必ず・・・じゃ、ないさ。辛抱強く待っていれば“いつかは”だ

って事もあるけど、でも、それは何十年も先・・・もう花形スター

の年を過ぎてからかもな」

「・・・それじゃ、意味無いよ」

「勿論そうだ。だからこその教育じゃないか。覚えておいて損は無

 い。雰囲気があれば、その気のある男が声を掛けやすいって事も

 あるし。君のお父さんは、その事が分かってるから俺に頼んだの

 さ」

「親父が?」

「続き・・・どうする?」

「いいです」

「それ、どういう意味?」

「シテいいです。・・・ツ・ヅ・ケ・テ・・・下さい」

ゆっくりと答えた声が低い。相当な覚悟が要ったんだろう。

「いいのかい?」

「俺、どうしても一流になりたいから・・・。映画だってTVだっ

 て」

悲壮な覚悟で、また横たわる武君。俺はその決心が鈍らない内に

と、さっさと火もを解きいて前を全開にしてしまった。

  

「レッスンのストーリーを変えよう・・・君はある会社とのコマー

 シャル契約のために、プロダクションからその会社の社長さんの

 面接を受けるように言われてここに・・・温泉にしようかな?・

 ・・来ている。契約は長期の専属・・・シリーズのコマーシャル

 放送やタイアップ映画の話も出、君は大乗り気だ。それで社長か

 ら『どうです、ゆっくりして行きませんか?』と言われて、社長

 と一緒に一泊していることにしよう」

「先生が社長役?」

「そうだ。実は社長は紹介写真を見て君を大変気に入り、下心を持

 ってこの旅館を面接の場に選んだんだんだ。だが、まだ君に出を

 出せずに居る。でも、やっと泊まらせる事ができ、そっと君の寝

 室に忍び込んできた。君は布団を捲くられた時に気が付いたけど

 、でも、寝たふりを続けている。説明はこんなところで良いかな?

 じゃ、続けよう」

歯を食いしばっている武君の肩から寝巻きの袖を抜き取り、併せて

丸首シャツを脱がせる。電灯に照らされたその肌は薄っすらと湿っ

て艶々と輝き、吸い付きたくなる魅力に溢れいていた。思わず脛か

ら膝の辺りを撫でると筋肉がピクッと震え、固く締まる。だが、武

君は目を固く閉じたまま動かない。

「武君、これで起きなかったら変だよ」

「エッ、寝たふりを続けるんじゃ・・・」

「そうだ。社長が手を出せなかったのは君が純真無垢だったからだ

 。だから、そっと布団を捲くった時に起きてしまったらバツが悪

 い。地位も名誉もあるんだから、抵抗されたら言い訳に困るだろ?」

「だから・・・」

「でも、物事には限度がある。君だって寝巻きの紐に手が掛かった

 時に起き上がっただろう? 社長が好きなのは、寝ている純真な

 子をイタズラする事なんだから」

「そんなの、変だよ」

「変じゃないさ。功なり名を遂げた人は・・・。そうだ、どこかの

 党の幹事長なんか『変体プレーが好きだ』とかって、愛人に暴露

 されたじゃないか」

「最後まで知らない振りしてるほうが良いんじゃない?」

「だけど、そこまでサレテも気が付かないってのは、純真さを疑う

 事態だ。だから起きるのが普通。でも、起き方が難しい」

「どうして?」

「社長さんが困らないように起きる。・・・怒らずに戸惑うんだな」

「アッ、どうしたんですか?」

「うーん、ま、良いか! ちょっと困った顔が良い・・・社長の手

 を押さえてはいけない。そうすると、それが暗黙の許可になり、

 その先をどうしようかと考えていた社長が、安心して続きを出来

 るから」

社長になりきった俺は、すかさずABCをプリントしてあるパンツを

引き下げ、足首を通した。もう聖域どころか全身を隠すものは何一

つとして無い。思いのほか厚い胸に括れたウエスト、硬い腿。瑞々

しく輝く高校生の素肌を俺の手が這いまわり、最後に武君自身、そ

の中心部に辿り着く。グニュッとした円筒物を握る俺の手に、武君

が慌てる。

「ちょ、ちょっとぉー・・・そんな事サレタら俺、勃っちゃ・・・」

もう、何をされるのか分かってるだろうに、それでも慌てて俺の手

を押さえようとする。

「手を押さえちゃ駄目だと言ってあるだろ?」 

「でも、でも俺、本当に勃っちゃいます。・・・これ、予行演習な

 んでしょ?」

「そうさ! だから、自然に・・・。でないと訓練にならないぞ。

 こっちは勃たせよとしてるんだから、そのまま勃たせりゃ良いん

 だよ」

「・・・」

「でも、その慌てた声はOKだ。・・・社長はその初心な君が好き

 なんだから。これからもうんと口にするが良い。『こんなの初

 めてだ!』『とか、出ちゃいそうだ!』とか」

「・・・」

何かを言いたかったようだけど、先に躯の方が反応してしまった

ようだ。武君がどんどん熱くなり、膨れて俺の手を内側から押し

上げる。手に余った部分の寸法は倍増。横に寝かすと、先端から

臍までの距離は僅かだ。持ち上げて手を離すと、バシッと音がす

るほどの勢いで腹を叩く。

その様子は持ち主とは違って太て太てしく、一体、何人の女を探

検して来たのだろうと疑いたくなる逞しさで、それが高校の同級

生だったのだったら、さぞ痛がったことだろう。この逸物がその

処女血を吸って赤く染まったんだと思ったら癪に障ったぜ。“女

なんて知りません”どころか“性には興味ありません”みたいな

顔してケシカランだろ? 

それで意地になり、女と姦るより良い気持ちにさせようと頑張っ

た。両手で錐を揉むように擦り合わせると、傘が捩れてポッカリ

と細い口が開く。そして、その割れ目から嬉し涙が滲み出る。湧

き出た涙を舌で掬い、そのまま幹に擦り付ける。

そして、いよいよ俺の口が武君を飲み込む時が来た。

「ウワーッ、そんなっ・・・そんなぁー・・・」

その声は本物だった。俺が『声を出せ』と言ったからでは絶対に

ない。

「なんだ、女の子に舐めさせなかったのか? いきなり突っ込ん

 じゃ、勿体無いって思わないのかよ」

武君が真っ赤になって首を振る。 

「そんな・・・俺、俺まだ女なんか・・・」

「え? 本当かい? じゃ、まだ童貞?」

 恥ずかしそうにコックリと頷く。

「まだ右手のセックスか! そうとう激しいんだな、でないと亀

 頭がこんなに発達しないだろうから」

図星だったらしい。夜毎に秘密を言い当てられてますます赤くな

った武君だった。 

  

俺は武君が外見通り正真正銘の清らかな体躯だったが分かり、嬉し

さが2倍にも3倍にもなった。この無垢な少年をイカセてしまう幸

せ。俺がその初めての男になれるのだ。

「そうか! じゃ、演技を忘れて素直に気持ち良くなると良い。そ

 の方が記憶に残るぞ」

俺も裸になって武君と口を合わせる。歯をこじ開けて舌を侵入させ

、左右の頬を内側から舐める。甘い蜜を吸い上げ、密着した二人の

下腹部を擦り合せたら縋り付いて来る武君、もう、俺の意のままだ

。やおら身体を起こして武君の両踝を掴む。そしてそれを大きく広

げ、垂れた袋からガチンガチンの棹に舌を這わす。続けてその全長

が俺の口中に消えた。

ピチャピチャと淫らな音に、目を見開いてゴクリと喉を鳴らす武君

。生まれて初めての・・・もちろん経験した事の無い快美感に襲わ

れ、痺れるように全身の筋肉が勝手に震え出し、成す術が無い。意

味の無い讒言と荒い息、合い間を縫う喘ぎ声。

双球を揉み解して優しく吸う。先端をレロレロしながら指が快適な

テンポで剛柱を扱く。とどめは尿道、舌でその割れ目を開き、孔の

内側を舐め上げるのだ。

「ウーッ・・・デそう・・・デちゃうよっ・・・デ・・・デるーっ」

武君は身体を仰け反らせて腹が大きく波打たせ、俺の口を裂かんば

かりに膨れ切り、躍動して弾けた。まさに青春の爆発。口に溢れた

ドロっとした濃縮ミルクは、飲み込む時に喉に絡みつくほど濃かっ

た。

 

☆ ☆

 

トレーニングは繰り返してこそ身に付く。そんな理由をつけて毎夜

、その体躯に快楽の復習をさせ、5日目に俺は武君に奉仕を教える

と宣言をした。もう、そんな芝居じみた事は必要が無かったかもし

れないが、それでも俺の見栄・・・あくまで父親に頼まれてって姿

勢を崩したくなかったって訳だ。

先ずは俺の口にキス。舌を俺に入れさせて歯茎を舐めさせる。そし

て唾の交換。嫌々なのがありあり。ま、仕方ない。将来、どこかの

監督に強制されても、このくらいの方が新鮮さを感じるかも!

キスから相互オナ。互いに手で扱きあい、イッチャウ寸前で中止を

した。ここまでは順調だった。武君もその快楽を忘れられなくなっ

ていたから。だが、それからが問題だった。

「次は先生のを舐める。先生がしたように、全部を口に入れてごら

 ん」

69と思ったけど、始めは武君を座らせて、その前に俺が立った。

もちろん、二人とも全裸だ。 

「ええーっ! シナきゃ・・・ダメですか?」

「君だってシテ貰って気持ち良かったろ? 誰だって同じさ。だか

 ら、その時は絶対に舐めろと言われるぞ」

「だって・・・」

それでも決心がつかないんで、実力行使にでる俺。武君の顔を引き

寄せ、天を突いている俺を鼻先に突き付けた。

「第一、こんなの大きすぎて口に入んないよ・・・」

鼻を摘む俺。息を吸う為に開いた口に乱入していく俺。

「グエェェェーっ」

後頭部に手を廻されて苦しがる武君。俺の恥骨が武君の鼻を潰して

いる。先端は喉チンコに達していて、武君は暴れに暴れた。反動つ

けて1回、2回・・・先端がコリコリしたものを突く気持ち良さは

、俺に何回もの繰り返しをさせた。武君の顔は涙と涎でグシャグシ

ャ。俺はその口を蹂躙して征服している事に酔い、思いのたけを口

中奥に・・・。

「ひどいっ」

髪はボサボサ。死に物狂いで手を突っ張って噎せる武君。その口端

からは俺の放った精液が糸を引いていて、哀れとしか言いようが無

い。だが、これこそがハツモノ喰いの醍醐味でもある。ただ、いく

ら父親公認でも、このままでは危険だ。武君の機嫌を取らなきゃ!

と、俺は武君の口に残る自分の吐き出した残渣を自分で舐めとり、

永い間、宥めすかさねばならなかった。

「苦しかった?・・・でも、これが出来なきゃ、どうにもならない

 んだよ。スターになるんだろ? そうなったら見返してやるって

 思って我慢するんだ」

その間も愛撫を続ける俺。やがて、武君は俺の膝の上で3度目の噴

き上げをした。

「・・・今をときめくトレンディードラマの主役俳優だって、抜擢

 された時は・・・。踊りながら歌ってるあの子達だって、グルー

 プを作ってデビューさせて貰った時は・・・。みんな苦労してる

 んだ。な、機嫌を直せよ」

「ヒクッ・・・今日はもう・・・終わり・・・だよね?」

俺を見上げる武君は、まだ涙目だ。

「うん、今日はここまでだ。風呂に入って来な」

腰を上げた武君は、唇を噛んでいた。その顔には丹生が試験に来た

時の無邪気に喜ぶ笑みは無かったが、それでも俺にペコリと頭を下

げて部屋を出て行ったからには、どうやら自分なりに自分を納得さ

せたのだろう。さて、・・・

明日はいよいよ・・・。

  

今日は究極の“男と男の交わり”を教える日。・・・もちろん教え

るなんてのは口実。普段だって、これを目的にして1週間も入学試

験を続けるんだから。でも、成功率は60%ってところか! 最後

までガードが固い子や、これ以上は危険だと思って、俺の方から引

き下がっちゃうことだってあるんだ。評判が立ったら、実も蓋も無

いだろ? だけど、今回はまず間違いなく・・・。

「さあ、今日は仕上げだ。最初の時に言ったとおり、今夜はお尻を

 使う」

だけど、そう告げたら武君の顔は真っ青になってしまったんだ。

「嫌・・・そればっかりは・・・」

これは予想の範疇。

「ここまで来たんだ。今、止めたら、今までの事が全部無駄になっ

 ちゃう」

「だけど・・・」

「私はお父さんから頼まれてるんだよ。芸能界で成功できるように

 援助してくれって。その為には、煮るなり焼くなりご自由に! 

 っても」

「でも俺、オンナが好きな普通な男だから・・・」

「分かるよ、私は君にホモになれ! なんて言ってない。必要な時

 に演技できりゃ良いんで・・・」

「でも、こんな事を続けていたら・・・そのうち・・・」

「フフッ・・・君はまだ自分を普通の男の子だと思ってる? 君は

 私の口で気持ち良くイッタよね。私のも咥えたし、飲んじゃった

 。・・・普通の男の子はそんな事した事がないよ」

「・・・アッ、狡いっ。むりやりサセタくせに」

「否定はしないけど・・・。でも、事実は事実。経験しちゃったの

 はケシゴムで消せないんだよ」

今さら元のマッサラな無垢の躯には戻れない事を繰り返して説いた

が、決めてはこれだった。

「自分が大写しになった週刊誌を仏壇に飾ってみなよ。あの世でお

 爺さんがどれほど喜こぶ事か? 誇らしげにそれをみるお父さん

 の顔を想像してごらん!」

元々がお爺ちゃん子だったらしい武君は、それを聞いて首を揺らし

た。そう、雑念を振り払うように!

「本当に俺・・・なれる?」

「ま、保障は出来ないけど、私だって永く芸能界で飯を食ってるか

 らには、それなりの知己がある。もちろん、こっちの趣味の者も

 多いから、君の売り込みだって・・・。君にその気があればだけ

 ど」

「・・・ホント・・・ですね?」 

「信用しろよ」

 だいぶグラツイてきたが、まだ決心がつかないらしい。

「・・・でも・・・痛そうだし」

「そりゃ、初めての時は少し痛いさ。だけど、処女膜を破られるの

 が怖いからって結婚しない・・・セックスをしない女は居ないだ

 ろ? それと同じさ。女に出来る我慢が君に出来ない筈は無い。

 ・・・大体、芸能界に入れば、いつかは誰かに犯されちゃうんだ

 ぞ。その時に無様な姿にならないように! な?」

とうとう説き伏せられた武君が、恐る恐る横になる。

「脱がすよ、いいね?」

だが、いきなり後孔には触れない。緊張を解くには前への愛撫が先

だと、すっかり項垂れているソレを口に含む。習慣とは恐ろしい。

アレだけ自分は普通だと言い張っていたくせに、その気持ち良さが

身体に沁み込んでしまった武君は、瞬く間に勃起してしまうのだ。

それからは絶頂に向かって一直線。

「・・・は・・・キ・モ・チ・イイッ・・・イクッ、イクゥーッ」

口に溜まる夥しい量の精液を含んだまま、俺は武君の後ろにキス。

舌で開きながらソレを流し込む。そして・・・先ずは指で偵察。何

ものをも侵入を許した事の無い花弁は恐怖の為にピッチリと閉じて

いるが、それでも俺が流し込んだ自身の粘液が滲み出していた。俺

は更にソコを揉み込んだ。やがて、そこが柔らかくなったのを指が

知覚する。

さあ決行! だが、しっかりと閉じた膝は開かない。それで、攻撃

を足首に移した。脚の付け根は腰だから、膝より足首の方が遠い。

故に、梃子の原理で足首を開く方が効果的なのだ。抵抗もそこまで

で、武君の脚がスムースに開く。その脚は俺の肩に担がれた。俺と

武君の胸が合わさる。

「いいかい・・・入れるよ。・・・大きく息を吸って・・・はい、

 吐き出す。お腹を凹ませて・・・はい、そのまま、そのまま」

まるでレントゲン写真の撮影だ。、武君の初めてのオトコになれる

感激に打ち震えている俺の槍が、その位置を確かめた。そっと窪み

を突いてみると、途端にギュッと閉じてしまう菊花の襞。気を紛ら

せるには前への愛撫しかない。性懲りも無く勃ち上がるのを待ち、

また突いてみる。だが、また失敗!

  

突いては萎えたソレを蘇らせる事が何回続いた事か? 考えるに、

武君の苦痛を柔らげようとして、俺の突きが甘いらしいのだ。だが

、もう、俺の辛抱も限界だ。それで俺がシタのはタイミングをずら

す事。軽く何回か突くと、その度にソコはイソギンチャクのように

ギュッと噤む。

だが、チョン・・・チョン・・・チョン・・・チョ・チョ・・チョ

ンのように間隔を変えた突きをすると、ソコはついて来れなくなる

のだ。

いつ突かれるか? との緊張が続き、遂には麻痺してしまうのかも! 

「ギャァァァーッ」

断末魔の怪鳥が発するような叫びと共に、メリメリと武君の処女口

をこじ開けて潜り込んで行く俺の先端。調子に乗った俺は渾身の力

を込めて武君を貫いた。

「痛いっ! イタイ、イタイ、・・・痛いようっ・・・駄目ッ、助

 けて—ッ」

突っ張る手が俺を押し上げる。掻き毟る。涙の溢れる顔を振り、尻

を振って逃げようと藻掻く。だが、その脚は俺の肩に担がれて、し

かも、その身体は二つ折りだからすべてが無駄だ。

「イタイようっ・・・抜いてっ、抜いてようっ」

俺は鬼じゃない。これ以上の負担を掛けるのは可哀相と動かずにい

たが、でも、武君が腰を振るのではダイナシだ。その刺激が俺を追

い上げる。で、とうとう、“エイ、儘よ”になって、それからは思

いっきり武君に被さってズコズコ! 時々はゆっくりと引き出して

、抜け去る直前でまたグサーッ。突き上げる俺の分身は、武君にと

っては凶器以外の何のものでもなかっただろう。だが、その時の俺

には、武君の泣き声すら心地よく響いていたのだ。

20回目・・・30回目かな? 全長を奥深くに埋めた時、俺は目

眩む絶頂感に襲われ、武君の直腸に欲望の証を注ぎ浴びせた。そし

て、ハッと我に帰って武君の顔を覗いた。健気にも夢の為に俺に身

体を差し出した武君を俺は・・・。

「センセー・・・とっても痛かったよ。女って我慢強いんだね。俺

 、死んじゃうかと思ったんだけどな」

そこには意外にあっさりとした武君の顔があった。

「チェッ、まだイテーや。センセー嘘つきだなぁ。あんなに痛いっ

 て言ってくれないんだもん」

あろうことか、武君はニヤッと笑ったんだ。それで、俺の気は凄く

楽になった。

「そう言わなきゃ、君は俺に抱かれなかったろ?」 

「言えてるかも!・・・だとすると俺、いざって時に慌てる羽目だ

 った・・・いや、そんな機会すら来ない・・・来るかな?・・・

 来たらいいのかな?」

俺はその声を聞きながら、武君を優しく拭った。だがその時、『俺

の精液はどのくらい武君の粘膜に吸収されてしまったんだろう?』

不埒な事を考えてたのも確かだ。

バック好きはもとより、若専の殆どは可愛がったオトコの子のバッ

クを一度は欲しがるものだろう? それも、出来るなら自分が初め

ての男になりたがる。それは自分の快楽の為なのは勿論だが、もっ

と大きな要素は、自分の快楽の為にその子が苦痛に耐えてくれる・

・・献身してくれる満足感があるんだと思う。男の征服欲・・・支

配欲かな? 俺も違いなくその仲間だったって事だな。もちろん、

その子と心も身体も一体となるって悦びを別としてだが!

 

☆ ☆

 

「・・・」

「武君? 知り合いのプロデューサーの作戦で、彗星デビューさせ

 ることになって、元の一座で舞台に立ってるよ。ただ、毎日のよ

 うに東京から客が送り込まれてるけどな」

「・・・」

「サクラじゃないさ。ただ、そのプロデューサーの口コミが大袈裟

 なだけだ」

「・・・」

「そのプロデューサー? 勿論だよ、それがあるから利用したんだ

 から。言ってたっけ、『悪いね、あんあに良い子、あんたは興味

 ないのかい?』って! それで、『可愛い事、この上ないんだ。

 初めて泊まらせた時・・・そっと脱がしたんだけど、最後まで寝

 た振りを続けててさ。・・・分かるさ、それが寝てる振りしてた

 くらい・・・寝息も止まってたしな。おかげで最初っから大胆な

 事が出来たんだけどで、最初は欲得ずくかって思ってたら、これ

 が違ってて、どうやら驚いて竦んでたらしいんだな。凄く初心で

 さ。何とかしてイカそうとしてテクを駆使したら、遂に目を明け

 ちゃって、“ダメーッ、イッチャウようっ”だったんだぜ』って」

「・・・」

「うん。裏教育の成果かもって言いたいけど、あの子本来のキャラ

 なのかもな」

「・・・」

「そうだ、お前の好きなウリ専の子、もうお別れをしてきたか?」

「・・・」

「行方不明?・・・学生だけの生活に戻ったんじゃないか?」

「・・・」

「ま、お前にとっては残念だろうけどな。・・・それよりクエート

 って酒飲めないんだろ?」

「・・・」

「うん、お前に取っちゃ、酒よりオトコの子だもんな。だけど、く

 れぐれも国際問題を起こすんじゃないぞ。任期は何年? ま、病

 気しないように元気で帰って来いや。その時はまたな」 

                               

 
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飲食店店主

★寝屋川市駅駅前商店街の飲食店店主(ホモオヤジ)犯人説★

徹夜で商店街を歩き回っていた2人は、飲食店店主の「ウチで寝ろや」の誘いにまんまと引っ掛かり、店奥の住居部分に上がり、すぐに爆睡。
ぐっすり寝込んだの見計らって、店主はガムテープを持ち出し、2人の口と両手首・両足首をぐるぐる巻きにする。
実はこの店主、ショタ趣味のホモロリコンなので、狙いは初めから美少年リョートのアナルだった。不細工少女のナツミに全く興味は無い。
爆睡中のリョートのハーフパンツをおろし、アナルにローションを塗りたくって、カリ太ペニスを挿入。異様な感覚に目を覚ますリョート。
リョートの奇妙なうめき声でナツミも目を覚まし、激しく暴れ始める。お楽しみ中を邪魔されたホモオヤジ激怒。
元々女に興味は無く、憎しみさえ抱いていたホモオヤジは、不細工ナツミをいたぶって楽しむことを思いつく。
店から大型カッターを持ち出し、ナツミの体左側を、上から順番に切り付けて、女への恨み・憎しみを晴らす。
同時に、首を軽く絞めて気絶させては、顔を殴って蘇生させる遊びも存分に楽しんだ。ナツミのうめき声があんまりうるさいので、
顔全体をガムテープでぐるぐる巻きにした。ナツミが押し黙ったところで、リョートのカマホリを再開。
この日は、明け方から昼下がりまで、汗だくになってリョートのアナルを夢中で掘り続け、キンタマが空になるまで何度も射精した。
午後8時になって、ふと目を覚ますと、ナツミが息をしていないことに気付く。ホモオヤジにとって、死んだ少女の遺体はお荷物でしかなく、
さっさと処分しようと考える。
死体遺棄場所として、食材の仕入れで何度か行ったことのある「JA大阪青果センター」隣の「直販配送大阪営業所」の露天駐車場を思いつく。
とりあえず腹ごしらえをし、リョートには流動食をストローで摂らせてから、ワンボックスカーにナツミの遺体を乗せて発進(午後10時頃)。
10時34分現地到着、死体を乗用車の下に遺棄。すぐに立ち去るも、少し走ったところで、遺棄現場に落し物をしたことに気付いて、引き返す。
落し物を探すが、真っ暗闇だったため、予想以上に時間が掛り、発見して立ち去った際には、11時11分になっていた。

そして、現在…。
リョートは、ホモオヤジの「小さな愛人(プチ・ラマン)」として、むくつけき腕にガッチリと抱きすくめられ、
夜ごとカマを掘られる日々を過ごしている。
ホモオヤジのペニスが腸壁越しに前立腺を刺激し、更に、舌と指の巧みな愛撫で全身の毛が逆立つ様な快感を覚えたリョートは、
生まれて初めての射精を、つい先日経験した。
リョートの出した初精液(ほとんど透明)を見て、ホモオヤジの興奮は頂点に達し、床に飛び散った滴を舌で綺麗に舐め取って、飲み干した。
そして、リョートもまた、ホモオヤジの男臭い精液を飲まされた。
最初はとにかく気持ちが悪く、ホモオヤジを毛嫌いしていたリョートだったが、連日の舐める様な愛撫と優しい囁きにほだされて、今では、
恋愛感情に近い想いを抱いている。もう、マイママ(カラ)の許へは戻れない、戻りたくない。

【考察】
恐らく犯人は、寝屋川市駅駅前商店街の飲食店の店主で、その店は、最後に2人が写った防犯カメラの画像付近にほど近い場所にある。
そして、ナツミ殺害と死体遺棄の13日は木曜日だったことから、店の休業日は木曜日の筈だ。店の車はワンボックスカー。

  • 2015⁄08⁄26(Wed)
  • 00:05
  • [edit]

13日の出来事

前夜から、幼馴染のh子に誘われて、僕達は大阪の街を寝る場所を求めて彷徨っていた。暑くてジメジメした熱帯夜は、大阪の街の景色と相まって、寝たい気持ちも何処かに行ってしまった。僕とh子の母親は共にシングルマザーで、僕等は小さい頃から顔見知りだったが、こんなに親しく遊ぶ様になったのは最近の事だ。
h子は家にいたくないみたいで、良く野宿をしている。僕も最近嫌な事が多くて、何処かに行ってしまいたい気持ちだったのでh子の誘いにのったんだ。
それにしても歩き疲れてきたので、24時間営業の弁当屋の前にベンチがあったので座っていた。そしたら店のおじさんが話しかけてきた。
警察呼ばれりするかと思ったが、意外とあっさり切り抜けた。LINEのやりすぎで、携帯の電池が無くなってきた。電源を見つけなきゃ。商店街には看板用のコンセントが有るはず…,あぁやっぱ眠たい。h子は明日京都に行きたいんだって、お父さんと遊びに行った事があるから、良く知ってるみたい。
でも、少しは眠りたいな、そうだ前に話しかけてきた大学生の男の人に連絡先を聞いてるからその人だったら泊めてくれるかも、メールしてみよう。
やった、良いってさ、これで少しは寝れるな。
車で迎えに来てくれた、あれ、一人じゃないんだ。
ちょっと臭い、タバコじゃないみたい、何かの草みたいな匂い。
h子はちょっとヤバいよってぼくの服の裾を引っ張ってる、でももう車で迎えに来てくれてるしな、今更断るのも、僕が少し困ってるとh子が逃げるよって耳元で小声で話しかけるなり走り出した。僕は一瞬迷いながらもh子を追いかけた。数人の男の人達は全力で追いかけてきたので、僕達はすぐ捕まった。そして抱き抱えられ車に乗せられた。
そして…。
助けてお母さん、ごめん、こんな目に遭うなんて、最悪過ぎる。痛い、h子はもういない、何処に行ったんだろ。
ぼくは彼等のオモチャだ。どうしようもなく弄ばれてる。早く、誰か助けに来て、僕はどうなるんだろう。考えたくない。ただ、今言えるのはh子とは、もう一緒に遊んだり話したり出来ないだろう。そんな気がしてる。最悪の夏休み。お母さん助けてお母さん…

  • 2015⁄08⁄19(Wed)
  • 23:37

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