- 2014⁄02⁄08(Sat)
- 13:35
レッツ&ゴー
烈はいつものように、机に向かって宿題に取り組んでいた。烈は、学校から帰ってきたら、とりあえず、宿題することにしている。両親は、この姿を見て、豪に烈の爪の垢を飲ましたいと普段から思っているぐらいである。
「烈兄貴、入っていいか」
と、言うと同時に入ってくる豪。烈は、いつもの事と思いつつ、そのまま机に向かい、鉛筆を走らせていた。豪は、とっとと、烈の部屋のベットに腰掛けた。ただ、普段と違い、豪が機関銃のようにしゃべらないので不思議に思い、烈は豪の方を振り向いた。
「どうしたんだ、豪?」
豪は、いつも、違い、ちょっと、戸惑ったような顔色で、烈を見つめている。こいつ、とんでもない病気にでもなったのかと、烈は豪の方に歩いていき、豪の隣に座った。ただ、宿題の続きをどこからかチェックずみのあたり、さすが、烈である。
「あのさぁ、烈兄貴……俺……クラスの○○から聞いたんだけど………チンチンこすったら大きくなって気持ちいいんだって。オナニーって言うんだって、烈兄貴知ってた?。」
突然そんな事を言われて烈は動揺したが、極力表に出さない様にして、 落ち着いた口調を保とうと努めて豪に答えた。
「……も、もちろん知ってるけど……何でそんな事聞くんだ?。」
「オナニーって自分でやるもんなんだけど………人にやってもらったらもっと気持ちいいんだって、だから烈兄貴にしてあげようと思って………兄貴は自分ではした事あるんだろ?。」
実は烈は自分でした事はあるのだが、絶頂に達する前の何とも妙な感覚が我慢出来ず、達する前にやめてしまったので、未だに絶頂感は体験していないのであった。
「い、いいよ……そんな事……。」
と、言う間もなく豪は烈のズボンに手をかけようとする。
「ち、ちょっと待て豪、俺は別にしてもらわなくても……。」
「俺とじゃ嫌か?。」
と豪に言われてじっと見つめられると、烈は抵抗するのをやめて豪のなすがままになってしまった。
豪は再び烈のズボンに手をかけると、烈は脱がせやすい様に立ち上がった。豪は烈の半ズボンとパンツを一気に下げる、豪の目の前に現れた烈のそれは、まだ子供らしい小さな物だったが、豪に握られてしごかれると、第二次成長にさしかかりつつあるそれは、段々と大きくなっていった。
「(こう握って、動かせばいいんだよな)」
と心でつぶやきながら豪は手を動かし始めた。
烈は、オナニーは初めてではないのだが、他人にやってもらっているので何とも変な気持ちだった。そうしているうちに、段々気持ち良くなってきて、あの登りつめる様な感覚が迫って来た。前にした時は我慢できなくなって、ここでやめてしまったのだが、今は弟にされているので、自分ではどうする事も出来ない。
豪がふと顔を上げて烈の顔を見たら、何だか辛そうな表情に見えたので、
「烈兄貴、辛いのか?、もうやめようか?」
と言って手を止めようとしたら、烈は、
「ああっ、やめないで、もっと……」
と言うので豪は手をゆるめずに続けた。豪の手の動きに合わせる様に烈の口からは小さくあえぎ声が漏れていた。そしてどちらからともなく手の動きとあえぎ声が早くなっていって、烈の声が止まった瞬間、烈は絶頂に達して豪の手と顔面に一気に発射した。
初めての絶頂感に、烈は一瞬頭の中が真っ白になり、恍惚とした表情でその場にへたり込んだ。
「すげ~、これが精液なのかぁ」
と、豪は手にかかった精液をまじまじと見ている。ふと烈を見ると、目がトロンとしていて、視点が定まっていない様だ。
「気持ち良かった?」
と聞くと、烈は
「…………ああ……」
と、心ここにあらずといった返事を返すだけだった。しばらくして我に返った烈は、豪の顔にかかっている物が自分が出した精液だと気づき慌てて、
「ご、ごめん、豪、顔に……」
と言いながらハンカチを取り出して豪の顔を拭いたが、髪の毛や服にも付いていて、拭いただけでは取れそうもない。
「いいよ、風呂で洗ってくるから。」
と言って豪は部屋を出ていった。
豪は顔を洗って、服を着替えながら、
「(……烈兄貴、気持ちよさそうだったな~、……そ~だ、こんどはJにもやってやろう)」
と思いつき、早速行動に移すのであった。
「烈兄貴、入っていいか」
と、言うと同時に入ってくる豪。烈は、いつもの事と思いつつ、そのまま机に向かい、鉛筆を走らせていた。豪は、とっとと、烈の部屋のベットに腰掛けた。ただ、普段と違い、豪が機関銃のようにしゃべらないので不思議に思い、烈は豪の方を振り向いた。
「どうしたんだ、豪?」
豪は、いつも、違い、ちょっと、戸惑ったような顔色で、烈を見つめている。こいつ、とんでもない病気にでもなったのかと、烈は豪の方に歩いていき、豪の隣に座った。ただ、宿題の続きをどこからかチェックずみのあたり、さすが、烈である。
「あのさぁ、烈兄貴……俺……クラスの○○から聞いたんだけど………チンチンこすったら大きくなって気持ちいいんだって。オナニーって言うんだって、烈兄貴知ってた?。」
突然そんな事を言われて烈は動揺したが、極力表に出さない様にして、 落ち着いた口調を保とうと努めて豪に答えた。
「……も、もちろん知ってるけど……何でそんな事聞くんだ?。」
「オナニーって自分でやるもんなんだけど………人にやってもらったらもっと気持ちいいんだって、だから烈兄貴にしてあげようと思って………兄貴は自分ではした事あるんだろ?。」
実は烈は自分でした事はあるのだが、絶頂に達する前の何とも妙な感覚が我慢出来ず、達する前にやめてしまったので、未だに絶頂感は体験していないのであった。
「い、いいよ……そんな事……。」
と、言う間もなく豪は烈のズボンに手をかけようとする。
「ち、ちょっと待て豪、俺は別にしてもらわなくても……。」
「俺とじゃ嫌か?。」
と豪に言われてじっと見つめられると、烈は抵抗するのをやめて豪のなすがままになってしまった。
豪は再び烈のズボンに手をかけると、烈は脱がせやすい様に立ち上がった。豪は烈の半ズボンとパンツを一気に下げる、豪の目の前に現れた烈のそれは、まだ子供らしい小さな物だったが、豪に握られてしごかれると、第二次成長にさしかかりつつあるそれは、段々と大きくなっていった。
「(こう握って、動かせばいいんだよな)」
と心でつぶやきながら豪は手を動かし始めた。
烈は、オナニーは初めてではないのだが、他人にやってもらっているので何とも変な気持ちだった。そうしているうちに、段々気持ち良くなってきて、あの登りつめる様な感覚が迫って来た。前にした時は我慢できなくなって、ここでやめてしまったのだが、今は弟にされているので、自分ではどうする事も出来ない。
豪がふと顔を上げて烈の顔を見たら、何だか辛そうな表情に見えたので、
「烈兄貴、辛いのか?、もうやめようか?」
と言って手を止めようとしたら、烈は、
「ああっ、やめないで、もっと……」
と言うので豪は手をゆるめずに続けた。豪の手の動きに合わせる様に烈の口からは小さくあえぎ声が漏れていた。そしてどちらからともなく手の動きとあえぎ声が早くなっていって、烈の声が止まった瞬間、烈は絶頂に達して豪の手と顔面に一気に発射した。
初めての絶頂感に、烈は一瞬頭の中が真っ白になり、恍惚とした表情でその場にへたり込んだ。
「すげ~、これが精液なのかぁ」
と、豪は手にかかった精液をまじまじと見ている。ふと烈を見ると、目がトロンとしていて、視点が定まっていない様だ。
「気持ち良かった?」
と聞くと、烈は
「…………ああ……」
と、心ここにあらずといった返事を返すだけだった。しばらくして我に返った烈は、豪の顔にかかっている物が自分が出した精液だと気づき慌てて、
「ご、ごめん、豪、顔に……」
と言いながらハンカチを取り出して豪の顔を拭いたが、髪の毛や服にも付いていて、拭いただけでは取れそうもない。
「いいよ、風呂で洗ってくるから。」
と言って豪は部屋を出ていった。
豪は顔を洗って、服を着替えながら、
「(……烈兄貴、気持ちよさそうだったな~、……そ~だ、こんどはJにもやってやろう)」
と思いつき、早速行動に移すのであった。
豪が土屋博士の研究所に入ると、いつもなら研究室にいるJがいない。部屋にいるのかなと思ってJの部屋に入ると、机に座ったままうたた寝をしていた。豪がJの体をゆすって、
「J~、起きろよ」
と言うと、Jは目を覚ました。
「………あ、豪くん……」
「あ、豪くんじゃねーよ、なーに寝てんだよ」
「ちょっと難しい本を読んでたら眠くなっちゃって」
「どーせ昨日も遅くまで作業してたんだろ?」
と言いながら豪はベッドに腰掛けた。最初はとりとめのない話をしていたが、豪は今日の目的を開始した。
「俺さぁ、今日ちょっとだけオトナになっちゃったんだー」
「何?」
「オナニーって知ってるか?」
「え゙っ!?」
まだ少し寝ぼけていたJは、豪の口から意外な言葉が出てはっきりと目が醒めた。
「Jなら知ってるよな、した事あるんだろ?」
「……そ、それは………あるけど……」
「同じクラスの奴に教えてもらったんだけど、自分でするより人にやってもらった方が気持ちいいんだって、そんで烈兄貴にしてあげたらすっごく気持ち良さそうだったんだ~」
「……そうなの……」
Jは何か悪い予感がした。
「Jにもやってやるよ」
予感は当たった。
「い、いいよ、僕は」
「遠慮すんなって、Jにも気持ち良くなってもらいたいんだ」
と言いながら豪はJの服を脱がせにかかった。
「や、やめてよ~、豪くん」
Jが恥ずかしがっているのはお構いなしに豪はJの服を剥ぎとってしまい、身に付けている物はバンダナだけになってしまった。そして豪はJの股間へと攻め入った、豪に掴まれるとJの物はみるみるうちに大きくなっていった。
『烈兄貴のよりおっきいなぁ』などと考えながら、烈にしたのと同じ様に手を動かしてしごき始めた。Jは、ここまで来たらもう豪のなすがままになろうと、ベッドに腰掛けて、豪に身を預ける事にした。
「どうだ、気持ちいいか?」
確かに人にしてもらうのは自分でするのとは違った気持ち良さがある。Jはこの快感に身を任せるうちに、抑えていた何かが開放されていく気がした。そして
「うっ」
と小さなうめき声をあげて絶頂に達して、豪にめがけて発射した。Jがベッドに腰掛けた状態だったので、烈との時の様に大量に顔面にはかからず、顔と手と服に少し付いただけで、後は床に落ちた。
「気持ち良かっただろ?」
と、豪がハンカチで顔や手を拭いながら聞くと、Jはうつむいたまま
「………うん……」
と小さい声で答えた。
しばらく間があって、Jは静かに話し始めた。
「……ねえ、豪君、さっき烈君にしてあげたって言ってたけど、その後烈君にしてもらったの?」
「いや、してもらってないけど」
「そうなの………、じゃあ僕がしてあげる」
と言ってJは豪の服に手をかけようとした。
「い、いいよ、俺は……」
「いいから、遠慮しないで」
と言っているJの目つきがいつもと違う事に気付いた。豪が逆らおうとしてもJの力の方が強く、豪の服を次々と脱がせていって、ゴーグル以外は全部剥ぎ取られてしまった。Jの鮮やかな手さばきで服を脱がされたのにあっけにとられている間にJは豪を抱き上げて、ベッドに寝かせて、指先で体をまさぐり始めた。
「じ、Jっ、やめろよ、くすぐったいよ…………あぁっ」
と、Jの指が乳首に触れた時、自分でも驚くほど悩ましい喘ぎ声を出してしまった。
「ふーん、豪君はここが感じるんだね」
と言いながら今度は舌を使って更に愛撫する。
「や……やめろよ………あぁんっ」
「体はイヤだとは言ってないみたいだよ」
Jの舌は乳首を離れて段々移動して、へその辺りから股間へといって、口に含んだ。
「あっ、そんなとこ、汚い……」
と言うのがやっとだった、第二次成長前の豪は、Jにくわえられ、舌で刺激されて勃起しても烈の様には大きくはならなかった。Jは吸ったり、舌で転がしたり、舌の先で細部を刺激したりして、豪を快感の渦へと引き込んでいった。
Jは口を休めて顔を上げて豪を見た、半開きになった口からは喘ぎ声が漏れていて、目が虚ろになっていた、そしてシーツを掴んで体をよじらせて悶えている。
Jは体を起こし、豪を後ろから抱える形にしてベッドに腰掛けた。右手で乳首への愛撫を再開して、左手は股間を攻める、Jのしなやかな10本の指が豪の敏感な所に絡みつき、更なる快感へと引き込んでいった。
豪は頭の中が真っ白になって、大きな声をあげて絶頂に達し、射精して失神した。Jは、体の力が抜けて倒れかかってきた豪の失神した顔を見て我に返った。
「ご、豪君、大丈夫!?」
と言って体を軽くゆすると豪はすぐに目を覚ました。自分がどんな状況にあるかをすぐには把握出来なかったが、Jに色々な事をされてイカされてしまった事を思い出して、急に恥ずかしくなった豪は、どうしていいか分からず、思わずJに抱き付いてしまった。Jの胸板に顔をうずめたら、鼓動が伝わってきた。
豪が抱き付いたまま動こうとしないので、Jが、
「ねえ、豪君、とりあえず服を着ようよ」
と言うと、豪はJから離れて服を着始めた。服を着ている間は会話がなく、何となく気まずい雰囲気なので、Jの方から話しかけた。
「豪君、ごめん、こんな事するつもりじゃなかった……」
と言い終わらないうちに豪が、
「Jってすげーなー、いろんなテクニック知ってんだなぁ」
と明るく言ったので、Jは少し安心した。
「でもさー、さっきのJって別人みたいだったぜ」
と言われてドキッとした、土屋博士の所に来てから押さえていた物が豪によって開放されてしまったのだ。
「まー何にせよ、Jは俺達より大人だって事だよな」
と、豪は強引に結論づけて、
「何か疲れたから今日はこれで帰るわ、じゃあな」
と言って部屋から出ていった。
後に残ったJは、豪に嫌われずに済んだようなので安心した。そして、さっき豪に抱きつかれた時の感触を思い出して、余韻に浸るのであった。
「これは珍しい客だな・・・」
カルロはそう言うと烈を部屋の中へ招き入れた。レース会場から程近い、海を見渡す丘の上に立つホテルがロッソストラーダの宿舎になっている。烈は彼らとの試合が終了するとすぐ、仲間たちには告げずにそこを訪れていた。カルロは扉を閉めると烈の横を通り過ぎ、スイートルームのやわらかいソファに深く腰掛けると、ナイフを取り出し砥石で丹念に研ぎ出した。
「何か言いたいことがあって来たんだろう。用件を聞こうか」
烈はしばらく俯いたまま立ちつくしていたので、カルロはナイフを見つめたままそう問いかけた。烈はしばらくそのまま何も話さないままだったが、口の中で数語つぶやいた後、小さな声で話し出した。
「・・・君たちがやっていることは間違っている。僕たちは正々堂々とレースすべきなんだ。だから・・・」
ビュッ! ビィィィン!
烈が話し終わらないうちに、彼の頬を掠めてカルロのナイフが壁に突き刺さった。カルロは苛立ちの表情を隠すことなく立ち上がると、烈に近付き胸ぐらを右手で強く掴んでナイフの刺さった壁に叩き付けた。
「カ、カルロ君・・・!」
「俺は貴様みたいな甘い坊やが嫌いなんだよ! レースは勝負だ! 勝つか負けるか、それしかない!」
胸を締め付けられて烈は苦しい息をする。頬が薄く紅くなり、額には汗が浮かんだ。カルロはじっと瞳で抗議を続ける烈を、冷たい瞳でさらに鋭く睨め付けた。数分後カルロはチッと舌打ちをして手を離し、烈は床に崩れ落ちた。
「げほっ、げほっ・・・・」
烈は床に崩れ落ちたまま胸を押さえて激しく咳き込んだ。カルロは壁に刺さったナイフを引き抜き、左手で烈の頭を掴むと、冷たいナイフの刃をやわらかい彼の頬にペタペタと叩き付けた。烈が涙で少し霞んだ瞳の先に見たのは、獲物を追い詰めた狼のように不気味な笑いを浮かべたカルロの顔だった。烈は彼から逃れようとしたが、カルロの力は烈が考える以上に強かった。
「言葉で言ってもどうせ貴様には分からないだろう・・・力が全てだと言うことを身体で教えてやる!」
「カ、カルロ君、やめるんだっ・・・ああっ!」
カルロは圧倒的な力で烈を床に押し付けると烈の上着をグッと引き寄せ、ナイフで一気に切り裂いた。烈は叫びながら抵抗するが、身体がふた周りも大きいカルロに体重をかけて押し付けられ、ろくに身動きさえ出来ない。
「やめ、やめるんだっ! くぅっ、こんなことをしていいと・・・!」
「ふん、力のないヤツが騒ぐんじゃねぇよ!」
カルロは背を切り裂いた上着を思い切り引っ張ると、烈の叫び声空しくそれを背後に破り捨てた。やわらかい光が包み込む豪華なホテルの一室に、烈のすすり泣く声とカルロの高圧的な笑い声が響く。烈はその手を扉の方向へ力一杯伸ばしてみるが、それが無駄な努力であることをすぐに悟った。カルロの力からは逃れられない・・・烈のTシャツはいとも簡単に破り切られ、彼の白い素肌が狼の前にさらけ出された。
「ほお・・・何も知らないお子様らしい身体付きだ・・・」
狼---カルロはそう言うと抵抗を止めた烈を仰向けると、白く滑らかな肌に舌を這わせた。烈の瞳からは涙が止めどなく流れ続けている。怯え戸惑う獲物の身体を、カルロはおいしそうに舐め回す。ピンク色の乳首を舌先で突き舐め、わざと音を立てて吸い上げると、烈の押し殺した泣き声に、切ない吐息が混じり始めたのを狼は聞き取った。
「くっ・・・うっ、くぅっ・・・はぁ」
「ふふふ、感じ始めたのか? いやらしいお子様だ」
「感じるなんて、そんな・・・あっ、やめろっ!」
カルロは烈のベルトに手をかけると巧みにそれを外し、一気にズボンを引き下げようとした。さすがに烈もこれには必死に抵抗しようとしたが、ナイフを持った右手に首を締め付けられ、身体を体重で押さえ付けられていたためほとんど抵抗らしい抵抗は出来なかった。最後は両足をばたつかせたが、それでもあっけなく烈のズボンは脱がされた。
「ふふふ・・・何だ、やっぱり感じていたんじゃないか?」
カルロは嫌らしい笑みを見せると、指先でパンツに浮かんだ烈のペニスを指でなぞった。ペニスの先端部分に、薄らと液体が染み付いていた。
「や、やめろっ!!」
最後の力を振り絞った烈の抵抗も軽くあしらうと、カルロは烈のパンツを思い切り引きちぎるとその身体に覆い被さり、乱暴に唇を重ねた。烈は瞼をぐっと閉じてカルロの唇から逃れようと首を振ったが、カルロの手がペニスを扱き出し、下半身からの切ない感覚に襲われ始め、さらに今までに感じたこともない濃厚なキスによる不思議な感覚によって、いつしか抵抗する気力を失ってしまった。唇を十分に吸い尽くし満足したカルロの舌は烈の顔を舐め回す。烈が薄く瞼を開けると、そこには野生の狼の勝ち誇った笑みがあった。烈は初めて襲い来る奇妙な感覚に気が遠くなりそうだった。
「はぁっ、はううっ・・・はうっ・・・ぁぁ」
烈の泣き声が完全に喘ぎ声に変わった頃、カルロは既に無抵抗の烈を両手で抱えて天幕付きのベッドまで運んで横たえた。そして自分のズボンを脱ぎ、ピチピチの黒いビキニを下げると烈の横に腰掛けた。カルロのペニスは、烈のそれとは比べものにならないほど長くそして太く勃起していた。亀頭は包皮が剥け全て露出し、肉棒は血管が浮き出しビクビクと脈打っている。カルロは不敵な笑みを浮かべたまま、右手でそのペニスを怯える烈の小さな口元へと押しつけた。烈は目の前の凶悪なペニスに驚き顔を引く。
「ひっ、いやだっ!」
「何がいやなんだ? 貴様ばかり気持ちいい思いをしやがって・・・今度は俺のも気持ちよくしてくれよ」
カルロは烈の髪の毛を鷲掴みにすると、強引に自らの欲望の猛りを押し付けた。先端から透明な液体が垂れ出すペニスからは奇妙な臭いがして、烈の鼻を突いた。カルロは烈の口をねじ開けると、強引にそれをくわえさせた。
(むぐっ・・・ぐふぉっ・・・はぁはぁ)
「おらっ、もっと舌を使って舐めるんだよ!」
それはまるで唇をレイプされているような光景だった。涙を流し拒み続ける烈の頭を無理矢理押さえ込み、カルロは自分から腰を突き上げてペニスを押し込んだ。少年のそれとは思えないカルロのペニスは、小さな口に根本まで収まることなく、烈の喉を突きまくった。じゅぷじゅぷと激しく出入りする図太い竿をつたって烈の唾液がしたたり落ちる。
(くふっ・・・はぁ、はぁぁっ・・・くちゅっくちゅっ)
「歯は立てるなよ! ・・・くっ、いいぜェ、もっと喉で締め付けろ!」
カルロのペニスは烈の口を犯す快感に満ち、更に熱く硬くなっていく。息も絶え絶え狼の肉棒をくわえ込まされた烈は、涙を止めどなく流し続けながらただ地獄が過ぎ去ることを待つのみだった。負けず嫌いの烈が決定的な敗北感を感じた初めての機会だった。カルロは烈の頭を掴んだまま、サディスティックな快感を冷たい笑みに顕わしていた。そして顔を薄く紅らめる。
「くっくっく、そうだいいぜェ・・・そ、その調子だ・・・」
(むぎゅっ、むぎゅっ・・・じゅぱっじゅるばっ)
カルロは一層力を入れてペニスを烈の喉に打ち付けた。その額から一筋の汗が流れ落ちる。そして烈の頭を強く引き寄せると、低い声で叫んだ。
「イ、イクぜェ! 全部飲み干せよ! オラぁ!」
(ご、豪・・・僕は・・・はぅぅっ!)
ドビュッ! ドビュルッ、ビュルッ! ビュッ!
カルロのペニスは夥しい量の精液を烈の中に叩き付けるように放出した。熱く濃いその粘液は喉にしつこく絡み付き、たまらなく烈はむせ返る。
「げほっげほっ・・・げほほっ・・・はぁはぁ」
烈の顎をつたって白い欲望の証が流れ落ちる。一方のカルロは少し息を切らせながら小さな肉奴隷を見下ろして吐き捨てるように言った。
「チッ、全部飲めと言っただろ? 俺のミルクが飲めないのか?」
カルロは俯いた烈の髪を掴むと、少し萎えた半勃ちのペニスをパシッパシッと烈の頬に叩き付けた。ペニスに溜まっていた残りの精液が、烈の顔を白く汚していく。そんなカルロの仕打ちに対し、烈はただ踞って震えているしかなかった。その様子は狼を前に恐れ動けない子猫の様子にも似ていた。
「おや? これは何だ?」
ふとカルロは烈のペニスに目をやった。平常時のカルロのペニスよりも細く短かったが、烈のそれは確かに勃起していたのだ。
「いやだいやだと言いながら、これは何なんだ!」
「ひっ、やめてっ!」
カルロが踞った烈の身体をひっくり返し、烈の小さなペニスを掴んだ。烈はじたばたと抵抗したが、仰向けにさせられた身体の上に、ちょうどカルロが頭と足が逆の態勢で乗りかかってきた。目の前に再びカルロの凶器が突き出されて、たまらなく烈は必死に顔を背ける。カルロは烈の股をぐいっと広げさせると、第2次性徴にさしかかったばかりのペニスに舌を伸ばす。
「はひいっ! や、やめてっ! そ、そんなところっ!」
「ふんっ、チンポをビンビンにさせといて何がやめろだっ!」
カルロは身体全体で覆うように烈を押さえ付けたまま、ざらざらとした舌で乱暴に烈のペニスを舐め上げた。烈はたまらなく甘い声を出してしまう。カルロはそれに満足したかのように烈のそれを口の中に全てくわえ込み、くちゅくちゅと嫌らしい音をわざと立ててしゃぶり上げる。そして自らのペニスも烈のやわらかい身体に押し付け、再びそのシャフトが反り返っていく。
(くちゅっ、じゅるっねちゅっにゅちょっ・・・じゅるるるっ!)
「はぁはぁっ・・・はぁはぁぁん・・・はひっ!」
しばらくカルロが巧みな舌使いで烈のペニスをいたぶっていると、まだ満足に機能を果たせないそれはやり場のない快楽で満ちあふれていた。カルロのペニスは烈の胸元でそれに呼応するかのように、はじけるばかりにビンビンに勃起していた。先端からは先走りの透明な液体がトロトロと流れ出す。
(はひっ、はひっ・・・く、くひぃぃん・・・はふう)
「そろそろいいだろう・・・これからが本番だぜェ!」
「・・・は、はふぅぅん・・・・も、もう・・・」
カルロはペニスから唇を離すと、視点の定まらない虚ろな瞳をしている烈を俯せに屈ませた。そして先程までその剛直で満たしていた烈の口に右手の指を2本くわえさせる。そしてその指をぐちゅぐちゅとかき回す。窓の外には、すでに陽が落ちて暗くなった波打ち際が見えていた。助けを呼ぶことさえ出来ない最上階の密室で、烈はされるがまま指を受け入れるしかなかった。
(くちゅっくちゅるっ、くちゅにゅちゅにゅっ)
「さて、ここの具合はどうだ・・・?」
十分に唾液で指を潤すと、カルロは人差し指をぐいっと一気に烈のアナルに差し込んだ。そしてためらいもなく乱暴にその指で肉壁をかき乱すと、たまらなく子猫は悲鳴を上げてもがき苦しむ。烈のアナルは外部からの進入を必死に拒んでいるかのように収縮した。カルロはフッと笑うと、舌先でペロッとアナルを舐め上げ、満足げに話し出す。
「ヒイッ、そ、そんなところいじっちゃだ・・・ヒィィィン!」
「フフ、すごい締め付けだ・・・思った通り遊んではいないようだな」
強烈な締め付けをほぐすように、カルロは烈のアナルを執拗に指でかき回し続けた。そしていったんその指を抜くと、枕元からごそごそと平たい缶を取り出して、蓋を開けて白い軟膏状のものを指ですくってそのまま烈のアナルに塗りこむようにして挿入した。冷たい感触に烈は身体を一瞬引くが、カルロが構わず抜き差しを続けると、最初ほどの締め付けはなくなっていた。
(ズズズッ!)
「はうっ、だ、だめっ! も、もうやめろよっ、頼むからぁっ!」
「本当に嫌がっているのか? 何だ、チンポから何か垂れてきたぞ? これは何なんだぁ? 気持ちいいんだろッ! ええっ!?」
「や、やめてっ、そ・・・そんなの嘘だっ! は、はぁぅぅん!」
突き刺した指が次第に潤ってきた感触がした。そして人差し指に加えて中指も挿入する。既に性感が最高に高まった状態の烈に、2本目の指は1本目の時よりもすんなりと受け入れられた。白く滑らかな肌には汗が浮かび上がり、顔は紅潮し息も切なく荒い。今まで数々の獲物をなぶりそして食べてきたカルロの攻めは、想像を絶した感覚となって襲いかかってきた。
「はふぅ、ふぅぅん・・・か、身体がおかし・・・ぃ」
「そろそろ準備は出来たようだな・・・」
カルロは指を引き抜くと、先程の軟膏を自らのペニスにも塗りつけた。そしてテラテラあやしく光る凶器を右手でしゅりしゅりっと2回ほど扱くと、そのままひくつく烈のアナルにピトリと先端を押し付ける。
「ほぉぉっ、ケツの穴が俺のチンポが欲しいって言ってるゼ。 いまたっぷり食わせたやるからな!」
(グッ、グリグリッ!)
「い、痛いっ! や、やめてぇぇぇっ!!」
カルロが狭いアナルをこじ開けるようにまず亀頭を挿入した。先程の指とは比べものにならないくらいの太さを持つ凶器が、グリグリとゆっくり烈の中に入ってきた。溶け出した軟膏が潤滑液となって何とかそれを受け入れた烈だったが、あまりの苦痛に顔を歪めながら大声で叫び出す。カルロは両手で烈のふくよかなヒップを爪を立て強く掴み、更に腰を押し付けていく。
「ひいっ、痛い、痛いぃぃっ! や、やめて、抜いてよお!」
「黙れ! 痛いだけじゃないんだろ、ええっ? どうなんだよ!」
裂けるような痛みがアナルから全身に走り、烈はシーツを握りしめ歯を食いしばってそれを我慢した。カルロのペニスはちょうど幹の中程まで挿入されていた。それまでの中へ突き進むだけの動きに小刻みな往復運動が加わり、カリに肉壁が熱くまとわりついてくる。その快感にカルロは強い抵抗の中更に奥へとペニスをぐいぐいと押し込んでいく。
「はひいっ、ひ、ひぃぃっ、太いっ、太すぎるよお!」
「くぅっ、もっと力を抜けよ! オラっ、オラぁっ!」
「いやぁぁぁっ、裂けるっ、助けてぇっ!」
「ふぅっ、ふぅっ・・・すごい締め付けだ・・・たまらねェ!」
背後からのしかかる格好で、カルロは烈に覆い被さった。ベッドのスプリングがギシッギシッと鈍い音を立てる。カルロは左手を烈の股間に伸ばすと、ペニスをぎゅっと強く握り、続けて素早く扱き上げた。甘い吐息でよがる烈の顔は、既に涙と涎でぐちゃぐちゃだった。亀頭だけを残し抜いた後、ズズズっと腰を進めると、ついにカルロのペニスは烈の中に埋まった。
「はぁはぁ・・・どうだ、全部くわえ込んだ感想は?」
「はぁっ、はぅぁぁん、す、すごいよお・・・お腹の中が・・・お腹の中がいっぱいで・・・ぁ、あぁぁん!」
「ふっ、いくゼェ! オラッオラオラァッ!!」
「ひ、ひぃぃぃぃぃぃん! は、はぁぁっ、ふひぃぃぃん!」
ぐじゅっぐじゅっと音を立て、怒濤の勢いでカルロは腰を振り始めた。苦痛に身をよじらせながらも、烈は凶悪なペニスに犯されている中に快感を覚え始めていた。カルロの大きな双球がリズミカルに烈にぶつかり、接合部から溶けだした軟膏とふたりの分泌液が飛び散った。野獣は迫り来る快感に顔を歪め、涎が流れるのも気にならずにいた。
「カルロ君っ! す、すごいよおっ! も、もう・・・はぁぁぁっ、はぅっ・・・も、あ、はぁぁっ」
「くっ、どうだ? 俺の味はどうだぁっ? たまらねェだろう、オラァッどうなんだ! 言って見ろ!」
カルロが突き上げるように更に深くペニスを突き立てると、烈の華奢な腰は今にも壊れそうに浮き上がる。カルロの手で扱き上げられている烈のペニスはすでにドロドロになっていた。赤い髪の毛を乱すように烈が頭を縦横に振りながら喘ぎ声を上げると、それに呼応するように力強くカルロのペニスが打ち突けられる。ふたりは痺れるような感覚に酔いしれていた。
「も、もうだめぇっ! 僕、も、もう・・・僕もう出ちゃうよぉ! ひいっ、ひぃぃっ! で、出るぅぅっ!」
「オラっ、何が出るんだぁっ? ケツを犯されて喘ぎまくっているリーダーさんよぉ! オラァッ、答えて見ろよ!」
「はぅっ、も、もう出るっ! あ、あぁぁぁぁぁん!!」
ドビュッ、ビュルルッ!
烈は甲高い喘ぎ声を上げて身体を反らせると、勢いよくカルロの手の中へまだ薄くて少ないミルクを射精した。その瞬間、烈のアナルはきゅぅぅっとカルロのペニスを強く締め付ける。カルロはたまらずうめき声を上げる。
「くぅぅっ、この締め付けはぁっ! はぁっ、はぁっ、オラァッ! いま たっぷりそそぎ込んでやるからな!!」
「はぁっ、はぁぁぁっ!」
「イクぜぇ! オラァァァァァァァッ!!!」
ドビュルルルルッ、ドビュッ、ビュルッビュルルルッ、ドビュッ!
カルロの息遣いが荒くなり、ピストン運動が急に早くなったと思うと、烈の中で極太のペニスが一瞬膨らんだ感じがした後に白濁液がもの凄い勢いで放出された。それと同時に烈の頭の中は真っ白になった。
「あ、熱いぃぃっ! はぁっっ、はぁぁっ・・・はぁっ・・・」
「はぁはぁはぁはぁ・・・」
烈はパフッとベッドの上に倒れ込んだ。カルロはしばらくして額の汗を手で拭うと、ペニスをアナルからズポッと一気に抜き出した。いくらかの精液が逆流し、太股をつたって流れた。およそ少年とは思えないほど激しいセックスがここに一段落をした。カルロは冷たい笑いを浮かべながら、魂を抜かれたように動かない烈を見下ろしていた。
「J~、起きろよ」
と言うと、Jは目を覚ました。
「………あ、豪くん……」
「あ、豪くんじゃねーよ、なーに寝てんだよ」
「ちょっと難しい本を読んでたら眠くなっちゃって」
「どーせ昨日も遅くまで作業してたんだろ?」
と言いながら豪はベッドに腰掛けた。最初はとりとめのない話をしていたが、豪は今日の目的を開始した。
「俺さぁ、今日ちょっとだけオトナになっちゃったんだー」
「何?」
「オナニーって知ってるか?」
「え゙っ!?」
まだ少し寝ぼけていたJは、豪の口から意外な言葉が出てはっきりと目が醒めた。
「Jなら知ってるよな、した事あるんだろ?」
「……そ、それは………あるけど……」
「同じクラスの奴に教えてもらったんだけど、自分でするより人にやってもらった方が気持ちいいんだって、そんで烈兄貴にしてあげたらすっごく気持ち良さそうだったんだ~」
「……そうなの……」
Jは何か悪い予感がした。
「Jにもやってやるよ」
予感は当たった。
「い、いいよ、僕は」
「遠慮すんなって、Jにも気持ち良くなってもらいたいんだ」
と言いながら豪はJの服を脱がせにかかった。
「や、やめてよ~、豪くん」
Jが恥ずかしがっているのはお構いなしに豪はJの服を剥ぎとってしまい、身に付けている物はバンダナだけになってしまった。そして豪はJの股間へと攻め入った、豪に掴まれるとJの物はみるみるうちに大きくなっていった。
『烈兄貴のよりおっきいなぁ』などと考えながら、烈にしたのと同じ様に手を動かしてしごき始めた。Jは、ここまで来たらもう豪のなすがままになろうと、ベッドに腰掛けて、豪に身を預ける事にした。
「どうだ、気持ちいいか?」
確かに人にしてもらうのは自分でするのとは違った気持ち良さがある。Jはこの快感に身を任せるうちに、抑えていた何かが開放されていく気がした。そして
「うっ」
と小さなうめき声をあげて絶頂に達して、豪にめがけて発射した。Jがベッドに腰掛けた状態だったので、烈との時の様に大量に顔面にはかからず、顔と手と服に少し付いただけで、後は床に落ちた。
「気持ち良かっただろ?」
と、豪がハンカチで顔や手を拭いながら聞くと、Jはうつむいたまま
「………うん……」
と小さい声で答えた。
しばらく間があって、Jは静かに話し始めた。
「……ねえ、豪君、さっき烈君にしてあげたって言ってたけど、その後烈君にしてもらったの?」
「いや、してもらってないけど」
「そうなの………、じゃあ僕がしてあげる」
と言ってJは豪の服に手をかけようとした。
「い、いいよ、俺は……」
「いいから、遠慮しないで」
と言っているJの目つきがいつもと違う事に気付いた。豪が逆らおうとしてもJの力の方が強く、豪の服を次々と脱がせていって、ゴーグル以外は全部剥ぎ取られてしまった。Jの鮮やかな手さばきで服を脱がされたのにあっけにとられている間にJは豪を抱き上げて、ベッドに寝かせて、指先で体をまさぐり始めた。
「じ、Jっ、やめろよ、くすぐったいよ…………あぁっ」
と、Jの指が乳首に触れた時、自分でも驚くほど悩ましい喘ぎ声を出してしまった。
「ふーん、豪君はここが感じるんだね」
と言いながら今度は舌を使って更に愛撫する。
「や……やめろよ………あぁんっ」
「体はイヤだとは言ってないみたいだよ」
Jの舌は乳首を離れて段々移動して、へその辺りから股間へといって、口に含んだ。
「あっ、そんなとこ、汚い……」
と言うのがやっとだった、第二次成長前の豪は、Jにくわえられ、舌で刺激されて勃起しても烈の様には大きくはならなかった。Jは吸ったり、舌で転がしたり、舌の先で細部を刺激したりして、豪を快感の渦へと引き込んでいった。
Jは口を休めて顔を上げて豪を見た、半開きになった口からは喘ぎ声が漏れていて、目が虚ろになっていた、そしてシーツを掴んで体をよじらせて悶えている。
Jは体を起こし、豪を後ろから抱える形にしてベッドに腰掛けた。右手で乳首への愛撫を再開して、左手は股間を攻める、Jのしなやかな10本の指が豪の敏感な所に絡みつき、更なる快感へと引き込んでいった。
豪は頭の中が真っ白になって、大きな声をあげて絶頂に達し、射精して失神した。Jは、体の力が抜けて倒れかかってきた豪の失神した顔を見て我に返った。
「ご、豪君、大丈夫!?」
と言って体を軽くゆすると豪はすぐに目を覚ました。自分がどんな状況にあるかをすぐには把握出来なかったが、Jに色々な事をされてイカされてしまった事を思い出して、急に恥ずかしくなった豪は、どうしていいか分からず、思わずJに抱き付いてしまった。Jの胸板に顔をうずめたら、鼓動が伝わってきた。
豪が抱き付いたまま動こうとしないので、Jが、
「ねえ、豪君、とりあえず服を着ようよ」
と言うと、豪はJから離れて服を着始めた。服を着ている間は会話がなく、何となく気まずい雰囲気なので、Jの方から話しかけた。
「豪君、ごめん、こんな事するつもりじゃなかった……」
と言い終わらないうちに豪が、
「Jってすげーなー、いろんなテクニック知ってんだなぁ」
と明るく言ったので、Jは少し安心した。
「でもさー、さっきのJって別人みたいだったぜ」
と言われてドキッとした、土屋博士の所に来てから押さえていた物が豪によって開放されてしまったのだ。
「まー何にせよ、Jは俺達より大人だって事だよな」
と、豪は強引に結論づけて、
「何か疲れたから今日はこれで帰るわ、じゃあな」
と言って部屋から出ていった。
後に残ったJは、豪に嫌われずに済んだようなので安心した。そして、さっき豪に抱きつかれた時の感触を思い出して、余韻に浸るのであった。
「これは珍しい客だな・・・」
カルロはそう言うと烈を部屋の中へ招き入れた。レース会場から程近い、海を見渡す丘の上に立つホテルがロッソストラーダの宿舎になっている。烈は彼らとの試合が終了するとすぐ、仲間たちには告げずにそこを訪れていた。カルロは扉を閉めると烈の横を通り過ぎ、スイートルームのやわらかいソファに深く腰掛けると、ナイフを取り出し砥石で丹念に研ぎ出した。
「何か言いたいことがあって来たんだろう。用件を聞こうか」
烈はしばらく俯いたまま立ちつくしていたので、カルロはナイフを見つめたままそう問いかけた。烈はしばらくそのまま何も話さないままだったが、口の中で数語つぶやいた後、小さな声で話し出した。
「・・・君たちがやっていることは間違っている。僕たちは正々堂々とレースすべきなんだ。だから・・・」
ビュッ! ビィィィン!
烈が話し終わらないうちに、彼の頬を掠めてカルロのナイフが壁に突き刺さった。カルロは苛立ちの表情を隠すことなく立ち上がると、烈に近付き胸ぐらを右手で強く掴んでナイフの刺さった壁に叩き付けた。
「カ、カルロ君・・・!」
「俺は貴様みたいな甘い坊やが嫌いなんだよ! レースは勝負だ! 勝つか負けるか、それしかない!」
胸を締め付けられて烈は苦しい息をする。頬が薄く紅くなり、額には汗が浮かんだ。カルロはじっと瞳で抗議を続ける烈を、冷たい瞳でさらに鋭く睨め付けた。数分後カルロはチッと舌打ちをして手を離し、烈は床に崩れ落ちた。
「げほっ、げほっ・・・・」
烈は床に崩れ落ちたまま胸を押さえて激しく咳き込んだ。カルロは壁に刺さったナイフを引き抜き、左手で烈の頭を掴むと、冷たいナイフの刃をやわらかい彼の頬にペタペタと叩き付けた。烈が涙で少し霞んだ瞳の先に見たのは、獲物を追い詰めた狼のように不気味な笑いを浮かべたカルロの顔だった。烈は彼から逃れようとしたが、カルロの力は烈が考える以上に強かった。
「言葉で言ってもどうせ貴様には分からないだろう・・・力が全てだと言うことを身体で教えてやる!」
「カ、カルロ君、やめるんだっ・・・ああっ!」
カルロは圧倒的な力で烈を床に押し付けると烈の上着をグッと引き寄せ、ナイフで一気に切り裂いた。烈は叫びながら抵抗するが、身体がふた周りも大きいカルロに体重をかけて押し付けられ、ろくに身動きさえ出来ない。
「やめ、やめるんだっ! くぅっ、こんなことをしていいと・・・!」
「ふん、力のないヤツが騒ぐんじゃねぇよ!」
カルロは背を切り裂いた上着を思い切り引っ張ると、烈の叫び声空しくそれを背後に破り捨てた。やわらかい光が包み込む豪華なホテルの一室に、烈のすすり泣く声とカルロの高圧的な笑い声が響く。烈はその手を扉の方向へ力一杯伸ばしてみるが、それが無駄な努力であることをすぐに悟った。カルロの力からは逃れられない・・・烈のTシャツはいとも簡単に破り切られ、彼の白い素肌が狼の前にさらけ出された。
「ほお・・・何も知らないお子様らしい身体付きだ・・・」
狼---カルロはそう言うと抵抗を止めた烈を仰向けると、白く滑らかな肌に舌を這わせた。烈の瞳からは涙が止めどなく流れ続けている。怯え戸惑う獲物の身体を、カルロはおいしそうに舐め回す。ピンク色の乳首を舌先で突き舐め、わざと音を立てて吸い上げると、烈の押し殺した泣き声に、切ない吐息が混じり始めたのを狼は聞き取った。
「くっ・・・うっ、くぅっ・・・はぁ」
「ふふふ、感じ始めたのか? いやらしいお子様だ」
「感じるなんて、そんな・・・あっ、やめろっ!」
カルロは烈のベルトに手をかけると巧みにそれを外し、一気にズボンを引き下げようとした。さすがに烈もこれには必死に抵抗しようとしたが、ナイフを持った右手に首を締め付けられ、身体を体重で押さえ付けられていたためほとんど抵抗らしい抵抗は出来なかった。最後は両足をばたつかせたが、それでもあっけなく烈のズボンは脱がされた。
「ふふふ・・・何だ、やっぱり感じていたんじゃないか?」
カルロは嫌らしい笑みを見せると、指先でパンツに浮かんだ烈のペニスを指でなぞった。ペニスの先端部分に、薄らと液体が染み付いていた。
「や、やめろっ!!」
最後の力を振り絞った烈の抵抗も軽くあしらうと、カルロは烈のパンツを思い切り引きちぎるとその身体に覆い被さり、乱暴に唇を重ねた。烈は瞼をぐっと閉じてカルロの唇から逃れようと首を振ったが、カルロの手がペニスを扱き出し、下半身からの切ない感覚に襲われ始め、さらに今までに感じたこともない濃厚なキスによる不思議な感覚によって、いつしか抵抗する気力を失ってしまった。唇を十分に吸い尽くし満足したカルロの舌は烈の顔を舐め回す。烈が薄く瞼を開けると、そこには野生の狼の勝ち誇った笑みがあった。烈は初めて襲い来る奇妙な感覚に気が遠くなりそうだった。
「はぁっ、はううっ・・・はうっ・・・ぁぁ」
烈の泣き声が完全に喘ぎ声に変わった頃、カルロは既に無抵抗の烈を両手で抱えて天幕付きのベッドまで運んで横たえた。そして自分のズボンを脱ぎ、ピチピチの黒いビキニを下げると烈の横に腰掛けた。カルロのペニスは、烈のそれとは比べものにならないほど長くそして太く勃起していた。亀頭は包皮が剥け全て露出し、肉棒は血管が浮き出しビクビクと脈打っている。カルロは不敵な笑みを浮かべたまま、右手でそのペニスを怯える烈の小さな口元へと押しつけた。烈は目の前の凶悪なペニスに驚き顔を引く。
「ひっ、いやだっ!」
「何がいやなんだ? 貴様ばかり気持ちいい思いをしやがって・・・今度は俺のも気持ちよくしてくれよ」
カルロは烈の髪の毛を鷲掴みにすると、強引に自らの欲望の猛りを押し付けた。先端から透明な液体が垂れ出すペニスからは奇妙な臭いがして、烈の鼻を突いた。カルロは烈の口をねじ開けると、強引にそれをくわえさせた。
(むぐっ・・・ぐふぉっ・・・はぁはぁ)
「おらっ、もっと舌を使って舐めるんだよ!」
それはまるで唇をレイプされているような光景だった。涙を流し拒み続ける烈の頭を無理矢理押さえ込み、カルロは自分から腰を突き上げてペニスを押し込んだ。少年のそれとは思えないカルロのペニスは、小さな口に根本まで収まることなく、烈の喉を突きまくった。じゅぷじゅぷと激しく出入りする図太い竿をつたって烈の唾液がしたたり落ちる。
(くふっ・・・はぁ、はぁぁっ・・・くちゅっくちゅっ)
「歯は立てるなよ! ・・・くっ、いいぜェ、もっと喉で締め付けろ!」
カルロのペニスは烈の口を犯す快感に満ち、更に熱く硬くなっていく。息も絶え絶え狼の肉棒をくわえ込まされた烈は、涙を止めどなく流し続けながらただ地獄が過ぎ去ることを待つのみだった。負けず嫌いの烈が決定的な敗北感を感じた初めての機会だった。カルロは烈の頭を掴んだまま、サディスティックな快感を冷たい笑みに顕わしていた。そして顔を薄く紅らめる。
「くっくっく、そうだいいぜェ・・・そ、その調子だ・・・」
(むぎゅっ、むぎゅっ・・・じゅぱっじゅるばっ)
カルロは一層力を入れてペニスを烈の喉に打ち付けた。その額から一筋の汗が流れ落ちる。そして烈の頭を強く引き寄せると、低い声で叫んだ。
「イ、イクぜェ! 全部飲み干せよ! オラぁ!」
(ご、豪・・・僕は・・・はぅぅっ!)
ドビュッ! ドビュルッ、ビュルッ! ビュッ!
カルロのペニスは夥しい量の精液を烈の中に叩き付けるように放出した。熱く濃いその粘液は喉にしつこく絡み付き、たまらなく烈はむせ返る。
「げほっげほっ・・・げほほっ・・・はぁはぁ」
烈の顎をつたって白い欲望の証が流れ落ちる。一方のカルロは少し息を切らせながら小さな肉奴隷を見下ろして吐き捨てるように言った。
「チッ、全部飲めと言っただろ? 俺のミルクが飲めないのか?」
カルロは俯いた烈の髪を掴むと、少し萎えた半勃ちのペニスをパシッパシッと烈の頬に叩き付けた。ペニスに溜まっていた残りの精液が、烈の顔を白く汚していく。そんなカルロの仕打ちに対し、烈はただ踞って震えているしかなかった。その様子は狼を前に恐れ動けない子猫の様子にも似ていた。
「おや? これは何だ?」
ふとカルロは烈のペニスに目をやった。平常時のカルロのペニスよりも細く短かったが、烈のそれは確かに勃起していたのだ。
「いやだいやだと言いながら、これは何なんだ!」
「ひっ、やめてっ!」
カルロが踞った烈の身体をひっくり返し、烈の小さなペニスを掴んだ。烈はじたばたと抵抗したが、仰向けにさせられた身体の上に、ちょうどカルロが頭と足が逆の態勢で乗りかかってきた。目の前に再びカルロの凶器が突き出されて、たまらなく烈は必死に顔を背ける。カルロは烈の股をぐいっと広げさせると、第2次性徴にさしかかったばかりのペニスに舌を伸ばす。
「はひいっ! や、やめてっ! そ、そんなところっ!」
「ふんっ、チンポをビンビンにさせといて何がやめろだっ!」
カルロは身体全体で覆うように烈を押さえ付けたまま、ざらざらとした舌で乱暴に烈のペニスを舐め上げた。烈はたまらなく甘い声を出してしまう。カルロはそれに満足したかのように烈のそれを口の中に全てくわえ込み、くちゅくちゅと嫌らしい音をわざと立ててしゃぶり上げる。そして自らのペニスも烈のやわらかい身体に押し付け、再びそのシャフトが反り返っていく。
(くちゅっ、じゅるっねちゅっにゅちょっ・・・じゅるるるっ!)
「はぁはぁっ・・・はぁはぁぁん・・・はひっ!」
しばらくカルロが巧みな舌使いで烈のペニスをいたぶっていると、まだ満足に機能を果たせないそれはやり場のない快楽で満ちあふれていた。カルロのペニスは烈の胸元でそれに呼応するかのように、はじけるばかりにビンビンに勃起していた。先端からは先走りの透明な液体がトロトロと流れ出す。
(はひっ、はひっ・・・く、くひぃぃん・・・はふう)
「そろそろいいだろう・・・これからが本番だぜェ!」
「・・・は、はふぅぅん・・・・も、もう・・・」
カルロはペニスから唇を離すと、視点の定まらない虚ろな瞳をしている烈を俯せに屈ませた。そして先程までその剛直で満たしていた烈の口に右手の指を2本くわえさせる。そしてその指をぐちゅぐちゅとかき回す。窓の外には、すでに陽が落ちて暗くなった波打ち際が見えていた。助けを呼ぶことさえ出来ない最上階の密室で、烈はされるがまま指を受け入れるしかなかった。
(くちゅっくちゅるっ、くちゅにゅちゅにゅっ)
「さて、ここの具合はどうだ・・・?」
十分に唾液で指を潤すと、カルロは人差し指をぐいっと一気に烈のアナルに差し込んだ。そしてためらいもなく乱暴にその指で肉壁をかき乱すと、たまらなく子猫は悲鳴を上げてもがき苦しむ。烈のアナルは外部からの進入を必死に拒んでいるかのように収縮した。カルロはフッと笑うと、舌先でペロッとアナルを舐め上げ、満足げに話し出す。
「ヒイッ、そ、そんなところいじっちゃだ・・・ヒィィィン!」
「フフ、すごい締め付けだ・・・思った通り遊んではいないようだな」
強烈な締め付けをほぐすように、カルロは烈のアナルを執拗に指でかき回し続けた。そしていったんその指を抜くと、枕元からごそごそと平たい缶を取り出して、蓋を開けて白い軟膏状のものを指ですくってそのまま烈のアナルに塗りこむようにして挿入した。冷たい感触に烈は身体を一瞬引くが、カルロが構わず抜き差しを続けると、最初ほどの締め付けはなくなっていた。
(ズズズッ!)
「はうっ、だ、だめっ! も、もうやめろよっ、頼むからぁっ!」
「本当に嫌がっているのか? 何だ、チンポから何か垂れてきたぞ? これは何なんだぁ? 気持ちいいんだろッ! ええっ!?」
「や、やめてっ、そ・・・そんなの嘘だっ! は、はぁぅぅん!」
突き刺した指が次第に潤ってきた感触がした。そして人差し指に加えて中指も挿入する。既に性感が最高に高まった状態の烈に、2本目の指は1本目の時よりもすんなりと受け入れられた。白く滑らかな肌には汗が浮かび上がり、顔は紅潮し息も切なく荒い。今まで数々の獲物をなぶりそして食べてきたカルロの攻めは、想像を絶した感覚となって襲いかかってきた。
「はふぅ、ふぅぅん・・・か、身体がおかし・・・ぃ」
「そろそろ準備は出来たようだな・・・」
カルロは指を引き抜くと、先程の軟膏を自らのペニスにも塗りつけた。そしてテラテラあやしく光る凶器を右手でしゅりしゅりっと2回ほど扱くと、そのままひくつく烈のアナルにピトリと先端を押し付ける。
「ほぉぉっ、ケツの穴が俺のチンポが欲しいって言ってるゼ。 いまたっぷり食わせたやるからな!」
(グッ、グリグリッ!)
「い、痛いっ! や、やめてぇぇぇっ!!」
カルロが狭いアナルをこじ開けるようにまず亀頭を挿入した。先程の指とは比べものにならないくらいの太さを持つ凶器が、グリグリとゆっくり烈の中に入ってきた。溶け出した軟膏が潤滑液となって何とかそれを受け入れた烈だったが、あまりの苦痛に顔を歪めながら大声で叫び出す。カルロは両手で烈のふくよかなヒップを爪を立て強く掴み、更に腰を押し付けていく。
「ひいっ、痛い、痛いぃぃっ! や、やめて、抜いてよお!」
「黙れ! 痛いだけじゃないんだろ、ええっ? どうなんだよ!」
裂けるような痛みがアナルから全身に走り、烈はシーツを握りしめ歯を食いしばってそれを我慢した。カルロのペニスはちょうど幹の中程まで挿入されていた。それまでの中へ突き進むだけの動きに小刻みな往復運動が加わり、カリに肉壁が熱くまとわりついてくる。その快感にカルロは強い抵抗の中更に奥へとペニスをぐいぐいと押し込んでいく。
「はひいっ、ひ、ひぃぃっ、太いっ、太すぎるよお!」
「くぅっ、もっと力を抜けよ! オラっ、オラぁっ!」
「いやぁぁぁっ、裂けるっ、助けてぇっ!」
「ふぅっ、ふぅっ・・・すごい締め付けだ・・・たまらねェ!」
背後からのしかかる格好で、カルロは烈に覆い被さった。ベッドのスプリングがギシッギシッと鈍い音を立てる。カルロは左手を烈の股間に伸ばすと、ペニスをぎゅっと強く握り、続けて素早く扱き上げた。甘い吐息でよがる烈の顔は、既に涙と涎でぐちゃぐちゃだった。亀頭だけを残し抜いた後、ズズズっと腰を進めると、ついにカルロのペニスは烈の中に埋まった。
「はぁはぁ・・・どうだ、全部くわえ込んだ感想は?」
「はぁっ、はぅぁぁん、す、すごいよお・・・お腹の中が・・・お腹の中がいっぱいで・・・ぁ、あぁぁん!」
「ふっ、いくゼェ! オラッオラオラァッ!!」
「ひ、ひぃぃぃぃぃぃん! は、はぁぁっ、ふひぃぃぃん!」
ぐじゅっぐじゅっと音を立て、怒濤の勢いでカルロは腰を振り始めた。苦痛に身をよじらせながらも、烈は凶悪なペニスに犯されている中に快感を覚え始めていた。カルロの大きな双球がリズミカルに烈にぶつかり、接合部から溶けだした軟膏とふたりの分泌液が飛び散った。野獣は迫り来る快感に顔を歪め、涎が流れるのも気にならずにいた。
「カルロ君っ! す、すごいよおっ! も、もう・・・はぁぁぁっ、はぅっ・・・も、あ、はぁぁっ」
「くっ、どうだ? 俺の味はどうだぁっ? たまらねェだろう、オラァッどうなんだ! 言って見ろ!」
カルロが突き上げるように更に深くペニスを突き立てると、烈の華奢な腰は今にも壊れそうに浮き上がる。カルロの手で扱き上げられている烈のペニスはすでにドロドロになっていた。赤い髪の毛を乱すように烈が頭を縦横に振りながら喘ぎ声を上げると、それに呼応するように力強くカルロのペニスが打ち突けられる。ふたりは痺れるような感覚に酔いしれていた。
「も、もうだめぇっ! 僕、も、もう・・・僕もう出ちゃうよぉ! ひいっ、ひぃぃっ! で、出るぅぅっ!」
「オラっ、何が出るんだぁっ? ケツを犯されて喘ぎまくっているリーダーさんよぉ! オラァッ、答えて見ろよ!」
「はぅっ、も、もう出るっ! あ、あぁぁぁぁぁん!!」
ドビュッ、ビュルルッ!
烈は甲高い喘ぎ声を上げて身体を反らせると、勢いよくカルロの手の中へまだ薄くて少ないミルクを射精した。その瞬間、烈のアナルはきゅぅぅっとカルロのペニスを強く締め付ける。カルロはたまらずうめき声を上げる。
「くぅぅっ、この締め付けはぁっ! はぁっ、はぁっ、オラァッ! いま たっぷりそそぎ込んでやるからな!!」
「はぁっ、はぁぁぁっ!」
「イクぜぇ! オラァァァァァァァッ!!!」
ドビュルルルルッ、ドビュッ、ビュルッビュルルルッ、ドビュッ!
カルロの息遣いが荒くなり、ピストン運動が急に早くなったと思うと、烈の中で極太のペニスが一瞬膨らんだ感じがした後に白濁液がもの凄い勢いで放出された。それと同時に烈の頭の中は真っ白になった。
「あ、熱いぃぃっ! はぁっっ、はぁぁっ・・・はぁっ・・・」
「はぁはぁはぁはぁ・・・」
烈はパフッとベッドの上に倒れ込んだ。カルロはしばらくして額の汗を手で拭うと、ペニスをアナルからズポッと一気に抜き出した。いくらかの精液が逆流し、太股をつたって流れた。およそ少年とは思えないほど激しいセックスがここに一段落をした。カルロは冷たい笑いを浮かべながら、魂を抜かれたように動かない烈を見下ろしていた。
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