- 2015⁄10⁄21(Wed)
- 00:05
悪魔の美酒
蒼白く美しい鬼火が、暗黒が支配する闇の世界を朧げに照らしていた。
それは眩しい輝きに満ちたものではなく、暗黒の世界にのみ存在することが出来る恐ろしくも美しい光りだ。
狂気にも似た朧げな光に照らされた空間の中、淫らに絡み付く二つの影があった。
地獄の大公爵アスタロトと、彼に魅入られ、囚われた少年妖怪の鬼太郎だ。
激しい情事のあとだろうか。
少女のように華奢な鬼太郎の身体には、濃厚な淫の気が残香として纏わり付き、囚われの少年妖怪をよりいっそう艶めかしい生き物に変えていた。
散々、弄られ、狂わされ、イかされ続けだろう。力なく垂れ下がっているペニスは夥しい蜜にまみれ、お漏らししたかのようにぐっしょりと濡れていた。
鬼太郎の限界をとっくに超えたすさまじい悪魔の悦楽に、地獄に囚われた哀れな少年妖怪は、
美しい緋色の隻眼を虚ろにさ迷わせながら、少女のように華奢な身体を小刻みに痙攣させた。
一体どれぐらい、アスタロトに犯され続けていただろうか。
地獄の底に連れ攫われた鬼太郎には、もはや時間の感覚はない。
それは眩しい輝きに満ちたものではなく、暗黒の世界にのみ存在することが出来る恐ろしくも美しい光りだ。
狂気にも似た朧げな光に照らされた空間の中、淫らに絡み付く二つの影があった。
地獄の大公爵アスタロトと、彼に魅入られ、囚われた少年妖怪の鬼太郎だ。
激しい情事のあとだろうか。
少女のように華奢な鬼太郎の身体には、濃厚な淫の気が残香として纏わり付き、囚われの少年妖怪をよりいっそう艶めかしい生き物に変えていた。
散々、弄られ、狂わされ、イかされ続けだろう。力なく垂れ下がっているペニスは夥しい蜜にまみれ、お漏らししたかのようにぐっしょりと濡れていた。
鬼太郎の限界をとっくに超えたすさまじい悪魔の悦楽に、地獄に囚われた哀れな少年妖怪は、
美しい緋色の隻眼を虚ろにさ迷わせながら、少女のように華奢な身体を小刻みに痙攣させた。
一体どれぐらい、アスタロトに犯され続けていただろうか。
地獄の底に連れ攫われた鬼太郎には、もはや時間の感覚はない。
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- 2015⁄10⁄21(Wed)
- 00:04
悪魔の宴
僅かな光りすら届かない闇の中に、鬼太郎は・・・・・・いた。
小柄な身体をぐったりと投げ出して、鬼太郎は忙しない呼吸を繰り返している。
ここに連れて来られて、一体どれぐらい時間が過ぎただろうか。
鬼太郎には、もはや時間の感覚がない。
地獄の公爵、アスタロトに魅入られた鬼太郎は、おぞましくも淫らな陵辱を休むことなく与えられ続けていた。
時折、アスタロトが部屋を出るこの瞬間だけが、心が壊れるほどの快楽に揉みくちゃにされている鬼太郎に、僅かな休息を与えてくれる。
だが、再びアスタロトがこの部屋を訪れたとき、鬼太郎の地獄が始まるのだ。
類いまれなる人外の美貌を持った闇公爵アスタロトは、殊のほか快楽に喘ぐ鬼太郎を気に入り、様々な淫具や趣向を使って、囚われの少年妖怪を責め弄るのだ。
ときには魔界に住む上気味な触手で、
またあるときは、アスタロト自らが鬼太郎を抱いて、
そしてまたあるときは、水の魔物が住む湖にその身を浸され、身体中のありとあらゆる場所を、本当に狂う寸前まで弄り犯された。
あのときに、気が狂うことが出来たら、鬼太郎の悪夢は終わっていただろに・・・・・・
快楽だけを求める、浅ましくも淫らな人形になったら、鬼太郎は永遠に楽になれたはずなのに・・・・・・
だけど、アスタロトはそれを許さない。
鬼太郎のことを気に入っているアスタロトは、自分の退屈を紛らわしてくれる可愛い玩具を決して壊そうとはしなかった。
悪魔の執着で鬼太郎を弄り、死んだ方がマシだと思える快楽に、悲鳴をあげて喘ぎ身悶える少年妖怪を、愛しげな眼差しで見つめている。
血の色を思わせる艶やかな緋色の双眸が淫らな愉悦に輝き、残酷な歓喜にまみれている。
最高峰の力を持つ地獄の公爵アスタロトに捕らえられた鬼太郎は、もはや彼の意のままに狂う一人の少年だった。
せめて、一欠けらの妖力でも鬼太郎の身に宿っていたら、彼は死に物狂いで抵抗しただろうに・・・・・・
たとえ無駄だと判っていても、もがきにもがいて、自分を好き勝手に陵辱する男の手から逃れようとしただろうに・・・・・・
だが、今の鬼太郎には、そんな力はない。
鬼太郎がまだ人間界にいたとき、アスタロトの罠に落ちた彼は、その身に潜む妖力の全てを奪い取られていた。
日本最強と謳われた絶大な妖力の全てを、鬼太郎は完全にアスタロトに奪い取られてしまっている。
これでは鬼太郎は、なんの力も持たない無力な少年に成り下がるしかなかった。
今の鬼太郎は、脆弱な人間と同じように、哀れで無力な存在でしかないのだ。
そんな己れを恥じながら・・・・・・
そんな己れに死ぬほどの屈辱を感じながら・・・・・・
鬼太郎は、アスタロトに犯され続けた。
日毎夜毎に、訪れるアスタロトの欲望の赴くままに、様々な痴態を見せながら、いやらしい精液をペニスから吐き出し続ける。
そうして――――
弄るだけ鬼太郎を弄って、邪悪な欲望を満たされたアスタロトが、少年妖怪を閉じ込めている空間から消えていく頃には、
精液まみれになった抜け殻のような身体が、豪華な寝台の上に投げ出されているのだ。
壊れた玩具のように、小柄な身体を投げ出して・・・・・・
一つしかない綺麗な瞳を、放心したようにさ迷わせながら・・・・・・
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- 2015⁄10⁄21(Wed)
- 00:02
黒衣の悪魔
そこは、僅かな蒼白い月明かりが射し込めている黒い御影石で出来た広く神秘的な部屋だった。
部屋の中央には、この部屋にとても相応しい見事な装飾で作られた豪華な椅子が置かれている。
美しい椅子の上には、小柄な身体の少年が座っていた。
少年は一糸纏わぬ全裸で、左右に大きく割り広げられた両足が、それぞれ椅子の膝かけ部分に縛り付けられている、
大きく左右に割り広げられたせいで、少年の可愛いペニスも柔らかな恥毛も、淡い桜色をしたお尻の窄まりも全部丸見えだ。
しかし、こんな恥ずかしい格好を取らされているにもかかわらず、少年は暴れたりもがいたりする素振りを見せなかった。
どうやら少年は、意識を失っているようだ。
金色の柔らかな髪で左目を隠した少年が、力なく首を垂れて、ぐったりと目を閉じている。
なまじ、少女のように可愛らしい顔をしているだけに、そんな恥ずかしいポーズで目を閉じている姿は、淫らな性人形のようだった。
そして、そんな哀れな少年の姿を、闇の中から、愉しげに眺めている二つの目があった。
ゆったりと腕組みをした黒衣の男が、淫猥な笑みを浮かべて、意識を失っている少年の姿を、ねっとりした眼差しで見つめている。
美しい男だった。
うすい鼻梁は美しく、形良く整った唇は酷薄な笑みが良く似合っている。
そしてなによりも男の美貌を際立たせているのは、緋色に輝く艶やかな宝石の双眼だった。
それはまさに人外の美貌と呼ぶに相応しく、悪魔が具現化するとしたら、この男のような姿をしていることだろう。
全ての人間を誘惑して、堕落させるために・・・・・・
部屋の中央には、この部屋にとても相応しい見事な装飾で作られた豪華な椅子が置かれている。
美しい椅子の上には、小柄な身体の少年が座っていた。
少年は一糸纏わぬ全裸で、左右に大きく割り広げられた両足が、それぞれ椅子の膝かけ部分に縛り付けられている、
大きく左右に割り広げられたせいで、少年の可愛いペニスも柔らかな恥毛も、淡い桜色をしたお尻の窄まりも全部丸見えだ。
しかし、こんな恥ずかしい格好を取らされているにもかかわらず、少年は暴れたりもがいたりする素振りを見せなかった。
どうやら少年は、意識を失っているようだ。
金色の柔らかな髪で左目を隠した少年が、力なく首を垂れて、ぐったりと目を閉じている。
なまじ、少女のように可愛らしい顔をしているだけに、そんな恥ずかしいポーズで目を閉じている姿は、淫らな性人形のようだった。
そして、そんな哀れな少年の姿を、闇の中から、愉しげに眺めている二つの目があった。
ゆったりと腕組みをした黒衣の男が、淫猥な笑みを浮かべて、意識を失っている少年の姿を、ねっとりした眼差しで見つめている。
美しい男だった。
うすい鼻梁は美しく、形良く整った唇は酷薄な笑みが良く似合っている。
そしてなによりも男の美貌を際立たせているのは、緋色に輝く艶やかな宝石の双眼だった。
それはまさに人外の美貌と呼ぶに相応しく、悪魔が具現化するとしたら、この男のような姿をしていることだろう。
全ての人間を誘惑して、堕落させるために・・・・・・
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- 2015⁄10⁄17(Sat)
- 23:00
二人の運動会
ここは、とある田舎の小さな村。過疎化が進むこの村では年々子供の数が減り、外で元気に遊ぶ子供の姿がほとんど見られないことを大人達は残念がっていますが、そんな村の小さな希望が、もうすぐ中学生になる二人の美少年です。
「川ノ原健一(かわのはら・けんいち)」君と「水村久斗(みずむら・ひさと)」君の二人は、幼稚園から小学校までずっと二人きりのクラスで過ごし、その結び付きはほとんど家族も同然のものでした。
得意な科目も嫌いな科目も一緒なら、好きな遊びも常に一緒。大人しいけど明るく元気な性格までもが一緒の二人は、喧嘩なんて一度もしたことが無いぐらいの仲良し。二人が一人で居るところを見たことがないと言われるぐらい、何をするのも一緒の二人でした。
「うん!僕たち将来結婚するんだよ!」
「いつも仲が良いねえ。二人は将来結婚するのかな」と村の人達にからかわれても、そう答えるぐらいとても仲良しな美少年二人の姿は村を明るくし、みんなが過疎に負けずに元気になれる希望なのです。
このまま二人がずっと一緒に、仲良くいられるようにというのが村の人達の願いでしたが、二人が小学校の卒業を目前にした時、村に悲しい出来事が続くのです。
二人が卒業することで児童がいなくなる小学校が、ついに廃校の日を迎えてしまうことで、村の人達は仕方がないと諦めつつも、みんなで子供時代を過ごしてきた思い出の場所が無くなることに悲しみを隠せませんでした。
児童がいなければ、小学校は存在している意義がありません。それが分かっているから、村の人達は悲しくても、最後の卒業生となる健一君と久斗君が、中学生になっても元気に育ってくれるように見守り、応援することで前向きになろうとしたのです。
それなのに、二人が卒業する直前になって小学校だけではなく、二人が通うはずだった村の中学校まで廃校が決まってしまうのでした。
村の中学校もやはり生徒数が少なく、今回卒業生を送り出したら生徒数が0になってしまうのです。そこに二人が入学しても、全校生徒がたった二人という状況になってしまうことで、色々な問題があって廃校を決められてしまうのでした。
一応配慮はしているつもりなのです。在校生が存在する内に廃校になると、在学中の転校で戸惑う事になる在校生が可哀想ですし、健一君と久斗君は新入生として新しい学校を選べば良いのですから、新生活への抵抗も少ないでしょう。
費用の問題があっても、ちょうど在校生が0になるまで、廃校は止められていたのです。それを聞かされると、二人が卒業するまで廃校を待ってほしいと抗議した村の人達も、引き下がらざるを得ませんでした。
小さな村の希望だった、仲良しな二人の美少年が通う学校が、小中共に廃校を迎えてしまうという悲しい出来事。村の人達は、せめて二人が村から中学校に通えるように、送り迎えを協力することに決めたのです。
その事が小さいながらもニュースで取り上げられると、ニュースを見た人達から二人に同情する声も出て来ました。そして、その同情がある女性の元に届くと、二人や村の人達にとって、思いも寄らない幸運が舞い込んでくることになりました。
二人に注目した女性「宮代富菜(みやしろ・とみな)」さんは、教育に関する研究と実践に取り組んでいる人物で、その世界においては大きな権力を持っています。
この女性がある計画を元に多額の寄付金を募り、なんと二人が中学校に通う三年間だけ、廃校になる中学校を私立中学として運営してくれるという、救いの手を差し伸べてくれたのです。
願ってもない幸運に、健一君と久斗君の家族だけではなく、村の人達も大喜びでしたが、それには様々な条件を受け入れる必要がありました。
これは二人の美少年を救うための単なる善意ではなく、新しい教育の実験の場として中学校を運営することに納得しなければいけません。
授業の方針、科目など、従来の中学とは違う新しいやり方を二人に課すこともあれば、開発中の教材や設備などを二人に使ってもらって、効果を計ったりすることもあるでしょう。
いわば二人は、新しい教育の実験台としての生徒にならなくてはいけないのです。それでも、村に費用を求めずに学校を運営してくれるのですから、みんなは文句を言わずに条件を受け入れました。
中学の校舎は、基本的にはそのまま利用するものの、村の中学が廃校になることには変わりがなく、そこはまったく新しい学校として取り扱われて、制服や名称も新しく生まれ変わってしまうことだけは残念そうでしたが、そこに通うのはあくまで健一君と久斗君なのですから、みんな涙を飲んで我慢しました。
そして二人が中学校入学の日を迎えました。小学校での涙の卒業式を終えた健一君と久斗君の新しい学校での生活が、いよいよ始まろうとしているのです。
「私がこの学校で目指しているのは、今までの学校とは違う、美少年のための学校を作ることです。美少年のための教育、美少年のための環境。美少年が美少年らしく成長できるような学校作りを、村の皆さんと共に進めていきましょう」
特別に校長に就任した宮代さんが、体育館の壇上で大勢集まった村の人達に向けて学校の理念を説明しています。美少年のための学校という響きには期待が膨らみますが、宮代校長がここで公開した「ひまわり中学校」という名称には反応は様々でした。
「太陽に向かってすくすく育つ美少年の明るさと逞しさ、そして何よりも美少年の可愛らしさをもっとも良く表現するのは、難しい漢字や形式張った名称ではなく、平仮名を使った子供らしさこそが相応しいと、私は思っています」
始めは冗談だと思っていた村の人達も、確かにいつまでも子供のままでいてほしい美少年には、幼稚園のような名称がピッタリなのではないかと次第に納得していきました。
二人のお母さんも、ここに通う自分の息子のことを思えば恥ずかしいと思いましたが、息子がいつまでも幼稚園児のように可愛らしくて仕方がない本音では、ちょっぴり喜んでいたのです。
結局、恥ずかしそうにしているのは健一君と久斗君だけという微笑ましい空気の中、中学での新しい制服が支給されることになりました。校長先生に呼ばれて二人が舞台に上がります。
入学という晴れの舞台に、一張羅を着込んだ健一君と久斗君が舞台の上でモジモジしていると、演壇の上に箱が運ばれてきました。おそらくこの中に、「美少年にもっとも似合う」という結論が出された制服が入っているのでしょう。
「二人とも手を出してください。…はい、川ノ原健一君。はい、水村久斗君。これが君たち二人の制服になります」
両手を前に出した二人に、校長先生がそれぞれ両手を差し出します。ですが、健一君も久斗君もどうして良いのか分からずにキョトンとしています。なぜなら、校長先生は何も持たない手を二人に差し出しただけではなく、箱の中も空っぽだったのですから。
「どうしましたか、二人とも?さっそくここで着替えて、みんなに晴れの姿を見せてあげましょう」
二人の戸惑った視線を気にすることもなく、校長先生はここで制服に着替えることを促しますが、そもそも何も渡されてないのですから、着替えようがありません。
「あのう、これ…何も貰っていませんけど…」
恐る恐る二人が尋ねると、校長先生はニッコリと微笑みながら「既に制服は渡していますよ」の一点張りでしたが、困り果てた二人を見かねて、ようやく何も持たない手を差し出した意味を語り始めます。
「何もありません。ですから、これが君達二人の制服なのです。美少年にもっとも良く似合う制服、それは…フルチンです!」
大きな声でフルチン姿が制服だと告げられてしまった健一君と久斗君は、耳を疑いました。今度こそ冗談だろうと思いたかったのですが、それもまったく冗談ではなかったのです。
「川ノ原健一(かわのはら・けんいち)」君と「水村久斗(みずむら・ひさと)」君の二人は、幼稚園から小学校までずっと二人きりのクラスで過ごし、その結び付きはほとんど家族も同然のものでした。
得意な科目も嫌いな科目も一緒なら、好きな遊びも常に一緒。大人しいけど明るく元気な性格までもが一緒の二人は、喧嘩なんて一度もしたことが無いぐらいの仲良し。二人が一人で居るところを見たことがないと言われるぐらい、何をするのも一緒の二人でした。
「うん!僕たち将来結婚するんだよ!」
「いつも仲が良いねえ。二人は将来結婚するのかな」と村の人達にからかわれても、そう答えるぐらいとても仲良しな美少年二人の姿は村を明るくし、みんなが過疎に負けずに元気になれる希望なのです。
このまま二人がずっと一緒に、仲良くいられるようにというのが村の人達の願いでしたが、二人が小学校の卒業を目前にした時、村に悲しい出来事が続くのです。
二人が卒業することで児童がいなくなる小学校が、ついに廃校の日を迎えてしまうことで、村の人達は仕方がないと諦めつつも、みんなで子供時代を過ごしてきた思い出の場所が無くなることに悲しみを隠せませんでした。
児童がいなければ、小学校は存在している意義がありません。それが分かっているから、村の人達は悲しくても、最後の卒業生となる健一君と久斗君が、中学生になっても元気に育ってくれるように見守り、応援することで前向きになろうとしたのです。
それなのに、二人が卒業する直前になって小学校だけではなく、二人が通うはずだった村の中学校まで廃校が決まってしまうのでした。
村の中学校もやはり生徒数が少なく、今回卒業生を送り出したら生徒数が0になってしまうのです。そこに二人が入学しても、全校生徒がたった二人という状況になってしまうことで、色々な問題があって廃校を決められてしまうのでした。
一応配慮はしているつもりなのです。在校生が存在する内に廃校になると、在学中の転校で戸惑う事になる在校生が可哀想ですし、健一君と久斗君は新入生として新しい学校を選べば良いのですから、新生活への抵抗も少ないでしょう。
費用の問題があっても、ちょうど在校生が0になるまで、廃校は止められていたのです。それを聞かされると、二人が卒業するまで廃校を待ってほしいと抗議した村の人達も、引き下がらざるを得ませんでした。
小さな村の希望だった、仲良しな二人の美少年が通う学校が、小中共に廃校を迎えてしまうという悲しい出来事。村の人達は、せめて二人が村から中学校に通えるように、送り迎えを協力することに決めたのです。
その事が小さいながらもニュースで取り上げられると、ニュースを見た人達から二人に同情する声も出て来ました。そして、その同情がある女性の元に届くと、二人や村の人達にとって、思いも寄らない幸運が舞い込んでくることになりました。
二人に注目した女性「宮代富菜(みやしろ・とみな)」さんは、教育に関する研究と実践に取り組んでいる人物で、その世界においては大きな権力を持っています。
この女性がある計画を元に多額の寄付金を募り、なんと二人が中学校に通う三年間だけ、廃校になる中学校を私立中学として運営してくれるという、救いの手を差し伸べてくれたのです。
願ってもない幸運に、健一君と久斗君の家族だけではなく、村の人達も大喜びでしたが、それには様々な条件を受け入れる必要がありました。
これは二人の美少年を救うための単なる善意ではなく、新しい教育の実験の場として中学校を運営することに納得しなければいけません。
授業の方針、科目など、従来の中学とは違う新しいやり方を二人に課すこともあれば、開発中の教材や設備などを二人に使ってもらって、効果を計ったりすることもあるでしょう。
いわば二人は、新しい教育の実験台としての生徒にならなくてはいけないのです。それでも、村に費用を求めずに学校を運営してくれるのですから、みんなは文句を言わずに条件を受け入れました。
中学の校舎は、基本的にはそのまま利用するものの、村の中学が廃校になることには変わりがなく、そこはまったく新しい学校として取り扱われて、制服や名称も新しく生まれ変わってしまうことだけは残念そうでしたが、そこに通うのはあくまで健一君と久斗君なのですから、みんな涙を飲んで我慢しました。
そして二人が中学校入学の日を迎えました。小学校での涙の卒業式を終えた健一君と久斗君の新しい学校での生活が、いよいよ始まろうとしているのです。
「私がこの学校で目指しているのは、今までの学校とは違う、美少年のための学校を作ることです。美少年のための教育、美少年のための環境。美少年が美少年らしく成長できるような学校作りを、村の皆さんと共に進めていきましょう」
特別に校長に就任した宮代さんが、体育館の壇上で大勢集まった村の人達に向けて学校の理念を説明しています。美少年のための学校という響きには期待が膨らみますが、宮代校長がここで公開した「ひまわり中学校」という名称には反応は様々でした。
「太陽に向かってすくすく育つ美少年の明るさと逞しさ、そして何よりも美少年の可愛らしさをもっとも良く表現するのは、難しい漢字や形式張った名称ではなく、平仮名を使った子供らしさこそが相応しいと、私は思っています」
始めは冗談だと思っていた村の人達も、確かにいつまでも子供のままでいてほしい美少年には、幼稚園のような名称がピッタリなのではないかと次第に納得していきました。
二人のお母さんも、ここに通う自分の息子のことを思えば恥ずかしいと思いましたが、息子がいつまでも幼稚園児のように可愛らしくて仕方がない本音では、ちょっぴり喜んでいたのです。
結局、恥ずかしそうにしているのは健一君と久斗君だけという微笑ましい空気の中、中学での新しい制服が支給されることになりました。校長先生に呼ばれて二人が舞台に上がります。
入学という晴れの舞台に、一張羅を着込んだ健一君と久斗君が舞台の上でモジモジしていると、演壇の上に箱が運ばれてきました。おそらくこの中に、「美少年にもっとも似合う」という結論が出された制服が入っているのでしょう。
「二人とも手を出してください。…はい、川ノ原健一君。はい、水村久斗君。これが君たち二人の制服になります」
両手を前に出した二人に、校長先生がそれぞれ両手を差し出します。ですが、健一君も久斗君もどうして良いのか分からずにキョトンとしています。なぜなら、校長先生は何も持たない手を二人に差し出しただけではなく、箱の中も空っぽだったのですから。
「どうしましたか、二人とも?さっそくここで着替えて、みんなに晴れの姿を見せてあげましょう」
二人の戸惑った視線を気にすることもなく、校長先生はここで制服に着替えることを促しますが、そもそも何も渡されてないのですから、着替えようがありません。
「あのう、これ…何も貰っていませんけど…」
恐る恐る二人が尋ねると、校長先生はニッコリと微笑みながら「既に制服は渡していますよ」の一点張りでしたが、困り果てた二人を見かねて、ようやく何も持たない手を差し出した意味を語り始めます。
「何もありません。ですから、これが君達二人の制服なのです。美少年にもっとも良く似合う制服、それは…フルチンです!」
大きな声でフルチン姿が制服だと告げられてしまった健一君と久斗君は、耳を疑いました。今度こそ冗談だろうと思いたかったのですが、それもまったく冗談ではなかったのです。
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- 2015⁄10⁄17(Sat)
- 22:53
キャプテンの実力
美少年が第三の性別として、男とは違う存在のように扱われている世界。それと対を成す女もまた、二種類の存在に分かれていた。変態女と、そうでない女である。
変態女が支配しているかのようなこの世界とはいえ、普通の女は特に迫害されているということはなく、別段普通の生活を送っている。むしろ、そのような普通の女が真面目に生きているからこそ、変態女達は遊んで暮らせるのだし、変態女に殺され続ける美少年の絶滅が防げているのだとも言える。
ある者は学生として学校生活を送り、ある者はOLとして会社勤めをし、またある者は母親として家を守る。そんな変態女の生活とはまったく無縁と思われる普通の女達の中の、とある少女の話をしよう。
少女は名を『和泉洋子(いずみようこ)』という。ごく普通のレベルの高校に通う女子高生で、ソフトボール部に所属して練習と試合に励み、3年生となった今年に、これまでの頑張りが認められてキャプテンを引き継ぐことになった。
ボリュームのあるショートカットと快活な笑顔で、これまでは明るく元気な少女として見られてきた彼女だが、キャプテンとなったことで責任を感じ、これからは厳しいところも見せていこうと最初は心がけていたものだ。しかし、厳しくなったのは彼女ではなく部の事情の方だった。
元々部員の少ないソフト部ではあったが、洋子が3年生になると、3年と2年の部員をかき集めてようやくスタメンが組める程度の部員しかおらず、新入部員を早々に鍛えて行かないと控えが居ないという事態になっていた。
かといって3年や2年が頼りになるかというと、必ずしもそうではなく、サボるわけではないが態度に問題がある部員ばかりで、新入部員の模範になってもらう事はとても期待できなかった。
「うぃーっす!」
部活の集合時間の直前、ゆったりとした足取りで部室に向かってきた3年部員達が、部室の前で部員の集まりを確認していた洋子に向かって荒っぽい挨拶をする。
「ちょっと、あなた達!もう練習が始まるわよ!早くユニフォームに着替えてきなさい!」
少なくとも5分前には部活の準備を終えておくべきだと洋子は注意するものの、3年部員達は悪びれる様子もなく、着替えてたら間に合わないから制服姿のまま練習すると軽口を叩く余裕すら見せる。
それだけならただの軽口なのだが、実際に集合したときに本当に制服姿のままの女子が一人いるのだから洋子も呆れ果てるしかなかった。
(ちゃんとした顧問の先生が居てくれたら…)
洋子はいつもそう嘆くものの、いないものはどうしようもない。前の3年までは真面目な人間が多く、ソフトボールを指導できる顧問が居なくとも3年が下級生のために様々な練習メニューを考え、取り組むのが部の伝統となっていたからだ。
しかし洋子の学年からは不真面目な女子が多くなり、洋子はともかく、他の同級生は3年となったことでかなり好き放題になってしまっていた。その筆頭が、今セーラー服姿で練習に参加している女子、『浅長希瀬楽(あさながきせら)』であった。
人工的な日焼け、茶髪、ルーズソックス。どこからどう見てもコギャルそのものの風貌でスポーツとはまた似つかわしくないが、元々はスポーツ少女だったのがコギャルファッションに目覚めたからこうなってしまったらしい。
希瀬楽が部活に参加しながらもコギャルらしく自分勝手に生きることで、それに影響されて他の部員や後輩達も徐々にコギャルらしくなっていく。希瀬楽ほど気合いは入っていないが、簡単なルーズソックスから始まり、やがて日焼けサロンや髪を染めることに手を出していく者が増え、既に今では部員の4割がコギャルルックとなっていた。
洋子にとって幸いなのは、希瀬楽達はコギャルでありながらもあくまでもソフト部部員ということで、不真面目ではありながらも練習には精を出し、すくなくとも他校との練習試合は普通に行えるということであった。
希瀬楽達の元々の素質なのか、コギャルのパワーなのか、とにかくコギャル軍団は楽しい打撃においては良く打ち、よく走る。しかし退屈な守備においてはからっきしだった。
洋子は1年の時から投手をやっており、なかなかの速球とコントロールを誇るが細身の体から来るスタミナ不足が欠点で、味方野手のエラーとも相まって終盤に崩れることが多い。点は取るが、それ以上に守備の乱れで点を取られて負けるというのがチームの現状だった。
これは、そんなソフト部を舞台にした少女とコギャル、そして美少年の物語である。
夏休みのある日、いつものように部活の練習のために学校に来た洋子が部室で着替えているときに、希瀬楽がこれまたいつものように気合いの入ってない挨拶で部室に入ってくる。だが実はいつもの希瀬楽とは少々違っている。それは希瀬楽が一人のフルチン姿の美少年を伴っていたことだ。
突然目の前にフルチン姿の美少年が現れたことで、多くの部員達は戸惑うが、希瀬楽側のコギャル部員達は一目見て美少年の可愛さとフルチン姿の恥ずかしさに喜び、思わず野太い声を出しながら美少年をジロジロと見回している。
「てゆーか、野良美少年ってやつ?せっかく拾ってきたのはいーんだけどさー。うちのババアが飼っちゃ駄目ってゆーんだよねー。だからここで飼えばいいか、ってさ」
母親の元で保護され、半ば見せ物になりながらも幸せに生きていられる美少年がいれば、様々な理由で誘拐されたり売り物にされたりして、もしくはこの世界に存在した時から既に、見知らぬ変態女の元でペットとして生きることを余儀なくされている美少年もいる。
変態女の元で生きるというのは、毎日がどのような生活になるのかは推して知るべし。何よりもまず変態女のウンコを食べさせられる事から始まる、退屈しのぎに美少年を殺すための責め苦は、それに体がついていくことよりも死んだ方が幸せだと同情するぐらいの日々が待っている。
だが、一度ペットとなってしまった美少年は変態女の元から逃れても必ずしも幸せになれるわけではなかった。むしろ、野良美少年となって生活の糧を失い、空腹と安心して眠れる住処もない状況でひっそりと死んでいく例も多い。母親の記憶があればまだ救われる可能性がある。しかし、始めからペットとして生まれた美少年には帰るところは無かったのだ。
希瀬楽の連れてきた美少年がどういう経緯で野良美少年になったのかは分からない。しかし、美少年が自分の名前を知らないところを見ると、この美少年は生まれつき野良美少年だったのかもしれない。
「ちょ…ちょっと、浅長さん、そんなの良いわけないでしょう!部室にこの子を居させるわけにはいかないわ、早く返してあげなさいよ」
生真面目に怒る洋子にはあまり理解できてないのかもしれないが、希瀬楽が夜遊びの最中に路地裏に入り込んで見つけた野良美少年には、返せといっても返すアテがない。誰かが飼っているわけでもないし、戻す家もない、強いていえば元居た路地裏に返すぐらいだが、言いようによってはその方が薄情な選択にならないだろうか。
「だからー、ここで飼ってやった方がいいじゃん。あたし達がちゃんと餌やるんだしさー。また道端に捨ててくるなんて可哀想じゃんかさー。ねー、頼むよキャプテン」
この美少年の帰るところが分からない以上、この場はどうしても希瀬楽の言うことに分がありそうな状況に、洋子も美少年を飼うことを認めざるを得なかった。そういう目にあっている美少年も世の中に存在することは知っていながら、どこか他人事だと思っていた洋子には、ここを上手くまとめる対処は思いつかず、希瀬楽の言いなりになるしかなかったのだ。
こうしてソフト部の部室で飼われることになった美少年だが、せめて服ぐらいは着させたいという洋子の意見も空しく、フルチンのまま首輪で繋がれただけの美少年は、そのまま部室に放っておかれることとなる。
練習後、希瀬楽に世話を任せるのは不安と、食事などのやり方を決めようと考える洋子だが、希瀬楽はまったく取り合おうともせず「心配ねーよ」の一言でコギャル仲間と共に美少年を放ったまま帰ってしまった。
「本当に大丈夫なのかしら。…ねえ、君、もし何かあったら私に言ってね。私はこの部のキャプテンなんだから、最後までちゃんと君の面倒を見てあげるわ」
他の部員が皆帰ったこともあり、普段はあまり言えない「自分がキャプテン」という表現でちょっとお姉さんぶって美少年に声をかける洋子。もう自分も帰らなければならないが、一応部室に水道があるとはいえ、明日までのジュースやパン等の飲食物を用意しておこうかと話してみるのだが、美少年は洋子に感謝しつつもやんわりとそれを断った。
「食べ物も飲み物も、あの人がくれる物以外は口にしてはいけないって言われてるんです。一人の時は、どうしても辛い時だけ水を飲んでも良いとは言われてますけど…、もし他の物を口にしたらリンチだって…」
美少年の言葉に唖然とし、どうしてそんな命令をするのかと希瀬楽を非難する洋子だが、ここで非難しても実際に希瀬楽を止められない自分の弱さを嘆くしかなかった。後は希瀬楽がまともな物を美少年に与えてくれることを願うしかないが、せめて今日は何か希瀬楽に貰ったのかと心配で聞いてみる。
「今日はあの人にオシッコを一回飲ませて貰っただけで、それ以外は…」
まだたったそれだけしか与えてもらってないのかと洋子はガッカリするが、一瞬間をおいてガッカリするよりも先に驚かなければならないことがあることに気がついた。
「お…?オシッコ!? オシッコ…って、あの…オシッコのこと?」
言うまでもなく、洋子も毎日出している尿のことである。美少年の側に置かれている空のペットボトルから漂う悪臭がそれを証明していた。おそらく、この中に希瀬楽が放尿を行い、それを無理矢理飲ませていたのだろう。
「なんて酷い事を…オシッコは飲み物じゃないのよ。この分じゃ、食べ物だって何を食べさせるんだか…」
そう言いかけた洋子の脳裏に、ある不安な考えがよぎった。尿を飲み物として与えるならば、食べ物は必然的に想像したくもないおぞましい物が想像できてしまう。
「今日はちょっと出ねーから、オシッコだけで我慢しておきな。明日からお腹一杯でもう食えねー、ってぐらいあたしのウンコを食べさせてやるから、期待して待ってろよ」
それが希瀬楽が美少年に残した言葉だった。美少年にそれを説明されると、洋子は思わず気持ち悪そうな顔をしておぞましそうに体を震わす。何とかしてあげたいが、希瀬楽達コギャルを止める力は自分には無い。洋子は、ただ美少年の運命を謝ることしかできなかった。
自宅での夕食。スポーツで動かした体とお腹には夏場であっても食べることが心地良い楽しみな時間。いつものようにテキパキと箸を動かしていると、ふと美少年の食事のことを考えてしまった。
食事はこうやって美味しいものを食べるのが普通なのに、美少年はあんなコギャルの臭くて汚いウンコを食べさせられなければいけない。もし自分が美少年だったらどうなるのだろうか。そう思いながら食べると、思わず吐き戻しそうになる。
夜もずっと洋子は美少年のことを考えていた。いや、美少年のことというよりも、美少年が食べさせられるウンコのことを考えていたと言った方が良いだろうか。
洋子は希瀬楽のウンコを見たことはない。もちろん他の女のウンコなら見たことがあるというわけでもないのだが、自分のウンコなら良く見ている。それも、観察と言えるぐらいじっくり眺める癖がある。臭い、汚い、醜い。そう思いながらもウンコに顔を近づけ、臭いを確かめてしまう。
仮に自分のウンコで想像するとして、どうひいき目に見てもこのウンコを食べろと言われて食べる気にはなれない。果たして美少年は臭いに耐えてウンコを口に運べるのだろうか。
(それよりも味だわ。ウンチってどんな味なのかしら?実は美味しいなんて事は無いだろうし、絶対に不味いわよね。それを食べるなんて…食べさせる方も食べさせる方だわ)
まるで当たり前の発想のように、ウンコを食べさせるということを思いつく希瀬楽の考えが洋子には理解できない。どうして自分のウンコを食べさせようと思うのか。自分のウンコが食べられるのは恥ずかしい行為ではないのかと、洋子は悩み続ける。
しかし、それでも洋子は嫌悪しながらもウンコのことばかり考え続けていた。なぜウンコを食べさせるのかと考え続けながら、ウンコを食べさせる光景はいったいどういうものなのだろうかと、まるで夢中になっているかのように想像を止めることが出来なかった。
-2-
一夜明けた朝。ソフト部の練習は9時から行われるのだが、洋子はそれより1時間も早く学校に来ていた。いくらキャプテンとはいえ、そんなに早く来る必要も無いのだが、部室でたった一人になっている美少年のことが気になったというのが大きいだろう。
だが洋子が特に心配するまでもなく、美少年は無事にグッスリと睡眠を取っていたようだ。洋子が部室に入ってもまだ仰向けに寝ていただけではなく、美少年特有の無防備な証拠である寝勃起が、洋子に悲鳴を上げさせるぐらい逞しくそそり勃っていたからである。
「ご、ご免なさい…!でも、すぐには直せなくて…」
洋子の悲鳴で目を覚ました美少年は、自分の勃起を指摘されて慌てて洋子に背を向けるが、勃起をコントロールする術はなく、ただ時間が過ぎるのを待つしかなかった。しかも間の悪いことに希瀬楽がこんな早い時間にやってきたのである。
いつも練習開始時間ギリギリでやってくる希瀬楽らしからぬ、あまりに早い登校に洋子は一体どうしたのかと素で問い質してしまうが、希瀬楽もまた美少年のために早く登校して来たのだ。自分のウンコを早く食べさせたいがために。
「うっせーなー。朝起きたら超ウンコしたかったから早く学校に来てしようと思ったんだよ。ほら、お前来いよ。行くぞー!」
美少年の首輪に繋いであるリードを掴み、勃起が治まるのを待つ美少年に構わず引っ張ると、その勢いで転びながらも必死についていこうとした美少年がまだ治まる気配のない勃起を希瀬楽に晒してしまう。
「ひゃははは!お前、チンチンすっげーガチガチに勃ってんじゃん!あんなちっこかったのがねー」
洋子と違って美少年の勃起にも堂々とした希瀬楽だが、笑えるぐらい小さかった美少年のペニスが目を見張るほどの大きさにまで勃起していた膨張率は感心したようだ。しかし、勃起したペニスを見てもそれはあくまで美少年を恥ずかしがらせるための行為でしかなく、それによって自らの身体が性的な反応を示すことは一切ないのが変態女だ。だからただ笑い飛ばして終わりに出来るのだろう。
部室にトイレはないので、校舎の中の一番近いトイレにやってきた希瀬楽はさっそく美少年を個室の前で待たせながらウンコをしようとする。美少年が心配な洋子もそのまま希瀬楽についてきていたのだが、希瀬楽はそれすらお構いなしだ。
「ね…ねえ、本当にするの?」
ここまで来て今さらな洋子の質問を鬱陶しそうにあしらうと、希瀬楽は個室のドアを開けたまま便器を跨ぎ、Tバックのパンツを下ろしてスカートを捲る。そして日焼け肌に水着の白い日焼け跡がクッキリと浮かぶ艶めかしい尻をストンと落下させた。
完全に洋子に背を向けた状態で、尻を剥き出しにしてしゃがむことに何の抵抗も感じない希瀬楽の堂々とした後ろ姿に、洋子だけではなく美少年も呆気にとられて言葉が出なかい。
開けっ放しのドアの外で立ちつくす洋子と美少年にまったく振り返ることもせず、しゃがんでからすぐさま放尿を行う希瀬楽。普通なら個室の中で用を足すためにしゃがむ姿は滑稽で恥ずかしい姿でしかないのだが、ここまで堂々と太々しくしゃがみ込まれると、その後ろ姿がかえって威圧感さえ放つようになるのだからコギャルは恐ろしい。
「あ、やっべー!ションベンすんのにペットボトル持ってこなかったよー。わりーわりー」
ひとしきり放尿を終えてから、美少年に飲ませるために尿を汲んでおく容器を持ってこなかったことに気がついた希瀬楽が、ここでようやく後ろを振り向いて美少年に口先だけで謝りつつ屈託無く笑っても、美少年はただ返事をするだけで精一杯だった。
美少年の返事を聞くより早く顔を前に向けると、希瀬楽はいよいよ本格的にウンコを力み始める。洋子達に丸聞こえなぐらいに鼻息を荒くしながら小刻みに何度も力み声を漏らすと、伸びきった肛門を塞いでいたウンコの固まりが顔を出し始めたことによって出来た隙間から、ウンコに堰き止められていたガスがプシューと音を立てて漏れた。
尻の中に詰まっていたガスが漏れ出して酸素に混じると、ガスは酸素を瞬く間にオナラへと変化させる。ネットリと湿り気を帯びたオナラはゆっくりと希瀬楽の後方へと漂い、洋子と美少年の微かな呼吸の流れを見逃さずに、その流れに乗って鼻孔へと侵入する。
ほんの少量でしかなかったオナラが、最も効率的な経路で無駄なく周囲にいる人間の鼻孔を責める。まさにコギャルは他人に迷惑をかけるために生まれてきたような才能を持っているのだろう。柔らかくも刺々しい希瀬楽のオナラに襲われた洋子と美少年は、ここまで臭いが来るとは予想していなかったことで不意打ちを喰らい、オナラの規模以上に感じる不快感で顔を歪ませた。
オナラに襲われて後ずさりする洋子と美少年の不快な顔には目もくれず、希瀬楽は尻がブルブルと震えるぐらい激しくウンコを力み、両足で踏ん張っている。
「フーッ! くぅぅ……おっ! あくっ…! くっ…んはぁ!」
どんな変態女でも、ウンコをするときには何かしら力むものだが、肛門からウンコを吐き出すのに難産であれば難産であるほど、自分のウンコの凄さに酔うような快感を味わえるという変態女や、太いウンコを事も無げにスムーズに出してこそ変態女としてのプライドを刺激されて興奮するという変態女など、ウンコを出す姿一つとっても様々な主張やスタイルがあるようだ。
希瀬楽はまだ変態女としてはなり立てという状態であり、コギャルという変態女としての力に長けた生き方をしているとはいえ、まだ確固たる希瀬楽のスタイルというのは確立していない。しかし、希瀬楽は既に自分のウンコを誇ることをはっきり快楽として認識しており、今はただ心の赴くままに、自由にウンコをすることを楽しんでいると言えよう。もしくは、それがコギャルという変態女のスタイルなのかもしれない。
ミリミリミリ…! メチメチ、ピチ、グチ… ミチミチミチミチ…!
大粒の石がひしめき合っているようなデコボコのウンコが、出入りを繰り返しながら徐々に肛門から吐き出され、そのおぞましい全貌を明らかにしていく。ゴツゴツしているウンコ特有の、直腸の粘膜と響きあう奇妙な音を奏でながら吐き出されるウンコは、既に全体の半分以上姿を現していながら、なおも肛門にぶら下がり続けている。
並のウンコならすぐに途中で千切れて落下してしまうのだが、希瀬楽のウンコは凄まじい重量感を持っていながらウンコの粒同士の結合力が高く、千切れそうな気配すらない。
プッ… ベチンッ!
とうとう最後まで千切れることの無かった希瀬楽のウンコが、完全な形のまま肛門から滑り落ち、便器に叩きつけられる。その音からでもウンコの重量感が分かるぐらい固く、重そうなウンコだろう。
口を開けた肛門と、空洞になった直腸がゆっくりと締まっていく快感を味わいながら大きな溜息をつき、力みきった全身を一休みさせる希瀬楽だが、まだ出し切ってないウンコの固まりを直腸の中に感じると、全身を踏ん張る体勢に戻し、再び力み始めようとする。
「へへっ、もう少し出そうだから待ってろよ。もうすぐうめーウンコを食わせてやるからな」
頭だけ後ろを振り向いて美少年に声をかけると、希瀬楽はまた身体を震わせながら尻に力を込めるが、既にメインディッシュとなるウンコをし終えた後だけに、ウンコが通過することでヌメりを帯びた直腸と肛門は残りのウンコを実にスムーズに滑り落としていく。
…ビチッ! ゴトッ! …デンッ!
山道などに転がっている、歪んだ石のようなウンコの固まりが三つ、立て続けに肛門からスルリと落下し、便器の底で小気味よい音を立てる。大粒ではあるが、最初に吐き出された極太ウンコのようなおぞましさよりも、ツヤのあるコロコロとしたその形はむしろ滑稽にすら見える。
しかし、極太ウンコの側に添えられたその三つの大粒ウンコは、やはり見た目は滑稽でもコギャルのウンコらしい威圧感を放ち、極太ウンコを飾る重要なアクセントとして輝く。たった一粒で見ればコギャルのウンコとしては物足りなさを感じるが、極太ウンコと一緒に見れば「あんな凄いのを出してまだこれだけ出るのか」と驚きになるのだから不思議だ。
一本、一個の極太ウンコで完結するのも一つの美徳ではあるが、それだけでは留まらないウンコを作り出す力を美少年に印象づけるという意味が、この大粒ウンコには込められているのかもしれない。
とにかくウンコせずにはいられない。肛門から吐き出しても吐き出しても尻の中にどんどんウンコが溜まっていく。過剰なまでのウンコを作り出す力は、希瀬楽がウンコをするために生まれてきた存在であることを示すかのようだ。
『ウンコ製造機』という言葉がある。一般的には存在価値のない人間という意味での罵倒や、美少女に対して「可愛い顔をしていてもウンコは人並み以上」という意味で辱めるための言葉であるが、こと変態女に関してウンコ製造機という言葉は、褒め言葉以外の何物でもない。
「さあ来い。食えよ」
全てのウンコを肛門から吐き出し終え、立ち上がって美少年達の方へ振り返った希瀬楽の表情は、今までの饒舌でだらしのない希瀬楽のイメージとは違った、美少年にウンコを食べろという死刑宣告を、何の躊躇もなく行える非情な変態女の顔になっていた。
希瀬楽の宣告に、美少年は一瞬の沈黙の後、覚悟を決めて無言のまま歩いて便器の手前で跪いて希瀬楽のウンコを覗き込む。洋子も、ついにこの時が来たと固唾をのんで成り行きを見守るが、美少年のあまりにも早い決断にある疑問を感じていた。
どんな虐げられていたとしても、どんなにお腹が空いていたとしても、ウンコを食べるということをそんなに早く許容できるものだろうか。ましてや好きな人のウンコでもなく、無理矢理美少年をペットにするようなコギャルのウンコなのである。
前日から命令されていたからなのか。一日中悩んだからこうやって決断できるのか。だとしても早すぎる。そんなに早く決断できるほど美少年はまだ切羽詰まってはいない筈だ。
美少年は、まず粒のウンコから食べて舌を慣らすようなこともせず、便器の底に伸ばした両手はまっすぐにメインディッシュとなる極太ウンコを掴み取っていた。
始めは掴むように持ち、そして両手ですくい上げるようにして便器から極太ウンコを離す。変形させないように恐る恐る両手で極太ウンコを持ち上げている様は、まるでウンコを敬っているかのようでもある。
希瀬楽のウンコであるのだから、乱暴に扱うわけにはいかないという気持ちもあるのだろう。変態女がウンコを口の中で噛み砕くことは喜んでも、ウンコを変形させたり強く持ちすぎて指の跡をつけてしまうのは許さないだろうからだ。
もちろん変態女のウンコなら、美少年のか細い指で持ったぐらいではへこんだりしない固さを誇っていて当然なのだが、変態女は美少年に対して余計にウンコをいじくらせたりはせず、ただひたすらウンコを食えという無言の命令がその背景にある。
美少年は初めてウンコを食べるのに、まるで既に変態女の好みを知っているかのようにウンコを食べる作法をこなしているのも、洋子に強い印象を与えていた。もしかしたら、この美少年は自分がこうなるためにこの世界に存在したのだというのを始めから悟っていたのではないかと。
だから、ペットという自分の立場を抵抗もせず受け入れているのではないか。希瀬楽の尿を飲み、ウンコを食べるというのも、いつかこうなることを分かっていたのではないか。美少年は変態女にウンコを食べさせられるものだという変態女の観念を、美少年自身も持っているのではないか。
変態女が世界を支配し、美少年が虐げられる世界で、哀れな美少年は自らを守るために武装するのではなく、それを甘んじて受けることで生き残ろうとしているのではないか。変態女のウンコを受け入れることで、ウンコの臭いと味によるショック死を防ぐために。
洋子は、自らの身体を張ってでも美少年にウンコを食べるのを止めてとは言い出せなかった。希瀬楽の報復を恐れているのではない。美少年の運命の流れに逆らうことができなかったのである。
(食べるの…? 今からこの子はウンチを食べるの…?)
美少年は、再びウンコを乗せた両手を持ち替え、今度は縦笛を吹くように両手をずらした持ち方で、いよいよ極太ウンコの先端を口元に運ぶ。遠目からはホットドッグを食べようとしているかのように見えるが、あくまで美少年が手に持っているのは希瀬楽の極太ウンコである。
夏の気温だというのに、ほんのりと湯気が立っているのが見えてくるような出し立ての極太ウンコを受け入れるべく、美少年は小さな口を精一杯大きく開き、その空間にウンコを三分の一ほど押し込み、ゆっくりと、しかし力強くウンコを噛んだ。
ガブ……、ブツツッ!
固いウンコに美少年の歯が食い込み、極太ウンコを真っ二つに噛み千切るまでの音が洋子にははっきりと聞こえた。それは、まるで洋子の人としての思考回路が千切れた音でもあるかのようだ。
洋子は、美少年がウンコを食べ終わるまで何も考えることができず、ただ目の前で起こっている光景と、聞こえてくる音を感じるだけの状態になってしまっていた。
-3-
美少年がウンコを噛み千切った瞬間、美少年の口の中に固いウンコの表面に閉じこめられていたウンコの本当の香りが急激に広がっていく。出し立てのウンコ自体は元々物凄い臭いではあるものの、固いウンコ特有の質感によってウンコの表面はコーティングされたように光沢を放ち、放たれる臭いの量を制限されているのだ。
凶悪な変態女はウンコの臭いだけで美少年を殺せるともいうのだから、制限されているといってもそのままのウンコの臭いを侮れるというわけではない。充分すぎるほど臭いウンコの表面の中にはもっと凶悪な臭いが籠もっており、その臭いは美少年がウンコを噛み千切った時に、初めて口内から感じることが出来る貴重なものだ。
下痢便などの軟らかい未完成のウンコの刺々しい臭いに比べて、固く完成されたウンコは表面の固さ故に臭いながらも下痢便と比べればまろやかな感じを受けてしまう。変態女が下痢をすることなどはあり得ないが、仮に変態女がそうなったとしたら、その下痢便の臭いは化学兵器と呼んでもおかしくない殺傷力となる筈だろう。
「うぐっ…! ん…んっっぐ!」
生温かいウンコの食感、痺れるように苦いウンコの味。そして閉じこめられていたウンコの芳香。たった一噛みで口の中に三つの苦痛を受けた美少年は、一秒と経たないうちに吐き気を催し、こみ上げてくる何かを必死に堪えて頬を蛙のように膨らませる。
「何ふざけてんだよ!早く食えよ!」
頬の膨らみを必死に戻し、吐き気を我慢するのが精一杯で口がまったく動かなくなってしまった美少年に、希瀬楽は容赦なくさらにウンコを噛むことを強要する。その恫喝に美少年は一瞬の震えで反応するものの、美少年の口の中は既に強烈な痛みが溢れそうになっており、ウンコを食うという意志の衰え以上に、痛みで口を止められているのだ。
しかし、ウンコを入れたまま口の動きを止めることは、かえって自らの苦しみを長引かせるだけではなく、より一層の苦しみを増やすことになる。ウンコを頬張ったまま噛むことも飲み込むこともしない事で、口の中に溜まっていく唾液がウンコの表面を溶かし、ウンコの味が混ざった唾液が、ウンコを飲み込むことをより困難にしてしまう。
口の中のウンコの固まりを我慢することで余計に自らを苦しめるのなら、まだウンコを噛み砕いて飲み込んだ方がマシなのかもしれない。ウンコは軟らかくなれば軟らかくなるほど不味くなるのだが、その不味さはウンコの本質的な味とは違う不味さであり、変態女が望むウンコの不味さではない。
変態女のではなくても、軟便は臭くて不味く、ウンコを食べることのできる美少年でも嫌悪してしまう物体だ。それで美少年を苦しめても変態女のプライドが許さない。いかに完成しきった固いウンコで美少年を苦しめるか、それが変態女の拘りなのである。
希瀬楽が美少年に早くウンコを食べることを強制するのは、もちろん美少年に苦痛を堪える時間を与えないためであるが、ウンコ本来の臭さと不味さ、そして固い食感で苦しませたいという意識も働いているのだろう。固いウンコでこそ、ウンコをした変態女の力の差がハッキリと出るのだから。
「うぷっ…。ぐ…んううう…!」
美少年はウンコを噛むのを止めるわけにはいかない。口の中を切り裂かれるような刺激という苦痛をいつまでも受けているのなら、固いウンコを噛み、飲み込むという行為に没頭してしまった方が良いのかもしれない。ウンコを頬張り続けるのも、ウンコを食べるのも同じ地獄なら、通り過ぎてくれる地獄を選ぶべきなのだ。
ブツツッ…! ボコッ…! ポコッ!
口からウンコが溢れそうになるのを堪えながら、ゆっくりと口を大きく開け、そして覚悟を決めて閉じる。極太のウンコを奥歯を使って噛むと、一瞬固いウンコの弾力という抵抗を感じたが、すぐにそれも千切れ、その勢いでウンコの粒々の固まりが音を立てながらバラバラになっていく。
グチッ、ネチッ、グヂッ、グムッ、
バラバラになったウンコの固まりをさらに噛み砕いていくと、口の中でウンコを噛む音がだんだん湿った音になっていくのが分かる。三人しかいない静かな空間とはいえ、それはウンコを食べている美少年だけでなく、洋子と希瀬楽にも聞き取れるぐらいの音を立てていた。
クチャッ、グチャッ、クチャッ、グチャッ
(ほ…本当にウンチを食べている…!)
美少年の後ろに立ちつくしている洋子には、美少年が希瀬楽のウンコを食べている表情を見ることはできないが、美少年の口の中で響いている音を聞くだけで充分美少年がウンコを食べている様子を感じることは出来た。
今、美少年がウンコを噛み千切った。今、美少年の口の中でウンコが砕けた。今、美少年が噛み続けているウンコがどんどん軟らかくなっている。目を背けたいぐらいの光景の筈なのに、想像したくもない感覚の筈なのに、洋子の意識は常識とは裏腹に美少年がウンコを食べるという行為に全ての神経が集中し、あらゆる情報を知りたがっていた。
頭の中に次々と入ってくる、ウンコを食べる美少年の行為に関する情報に、足を震わせながらもそれを止めることができない。初めて知る常軌を逸した世界に、逃げるどころか意識が前に進んでしまう自分が分からなくなっているのか、それとも自分を見失っているのか。
ただ、動揺の色が体に出ているのは洋子だけではなかった。希瀬楽もまた自分のしている行為にどこまでも冷静ではいられないようだ。
「マジスゲーじゃん、お前…。ホントにウンコ食ってるぜぇ…」
人前で平気でウンコができる等、コギャルとしては一人前であるかもしれないが、変態女としてはまだ場数を踏んでない希瀬楽は、どんなに知識はあっても初めて美少年にウンコを食わせるという行為には変態女のプライドを保つことはできなかった。とはいっても、それは洋子のような動揺ではなく、こみ上げてくる嬉しさを抑えきれないといった体の震えとニヤけた笑顔ではあったのだが。
いつもの豪快に笑い飛ばすコギャルらしい笑顔ではなく、美少年がウンコを噛み砕く度に全身に感じる想像以上の快感と興奮で、口元はピクピクと痙攣するような笑みを浮かべ、こみ上げてくる喜びを必死に堪えているかのようでもある。
グチャッ、グチャッ、グチャッ。 ………ゴクンッ!
口の中のウンコを満遍なく噛み砕き、固いウンコの臭いと味を完全に開放し終えた所で、美少年はこれだけ噛めば希瀬楽も納得し、もうウンコを飲み込んでも良いだろうと判断して口の動きを止め、しばしの沈黙の後、一気にそれを飲み込んだ。
美少年の口内は噛めば噛むほど溢れ出すウンコの臭いと味で充満し、舌の痺れと鼻に抜けてくる悪臭で相当な痛みを受けていたが、ウンコが口の中にあるだけなら、ただ我慢すれば耐えることは出来た。しかし、飲み込むとなると気持ちだけではどうなるものではない。
ウンコが美少年の喉を通過した瞬間、当然のごとく美少年の体内は即座に拒否反応を示し、ウンコが胃に到達しようという時、まるで固い床にゴムボールを叩きつけたかのように胃に跳ね返されたウンコが凄まじい勢いで上昇する。
「うごっ!おごおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
今度こみ上げてくるのは「何か」ではない。逆流してくるウンコを察知した美少年は、喉を遡ってくるウンコの嫌な感触と強烈な拒否反応を示す胃の痛みでおぞましい悲鳴を上げながらも咄嗟に口を強く結び、すんでの所でウンコの逆流を防ぎきった。
再び頬をパンパンに膨らませてしまった美少年は、逆流したウンコを飲み込むためにまた覚悟を決めなければいけない。しかし、ウンコと一緒に逆流してきた胃酸の味によって、むしろウンコの刺激が薄まり、最初よりも飲み込みやすくなっているという奇妙な現象が起きていた。
胃酸のおかげで、さほど覚悟を必要とせずに再びウンコを飲み込めた美少年だが、ウンコが再び胃にさしかかったところで又も体の内側からの激しい抵抗と痛みを感じる。だが、美少年がすぐにウンコを食べることに順応できたように、美少年の胃もウンコへの適応は早かった。
美少年の心と同じく、ウンコを食べ物として受け入れるには苦痛を伴うが、それでも食物としてウンコを取り込むことは出来るようになっていた。今度は逆流させることもなく、美少年の体は何とかウンコを胃に収めたのであった。
「ごっ! おっ、おぉえっ…!」
また吐き戻すのではないかという悪寒と、ウンコを必死に受け入れようとする胃の痛みに苦しむ美少年ではあったが、それは次第に治まっていき、とうとう完全にウンコを食べ物として胃に収めることに成功したのである。
「おぉーっ!スゲー! マジ飲み込んだ!マジウンコ飲み込んだよー!」
美少年を嘲るためでもなく、洋子に告げるためでもなく、希瀬楽は自分のウンコが美少年の胃に収まったことを単純に驚き、喜んでいた。ウンコを食べる美少年を気持ち悪く思うことなど全く無い。自分のウンコが美少年の体の奥深くに進んでいく度に、興奮は高まるばかりだった。
本人は認めはしないだろうが、もしかしたら美少年を褒める気持ちも希瀬楽にはあったのかもしれない。彼女の喜びには、非情でありながらも無邪気なコギャルの笑顔がそこにあった。
美少年が口内のウンコと格闘しながらもしっかり持ち続けていた希瀬楽の極太ウンコの残りは、まだ冷めることなく温もりを残し続けていた。体内の苦痛との格闘がようやく一段落ついた美少年は、手に感じる温もりによってまだ半分以上もウンコが残っていることを気付かされる。だが、一度ウンコを胃の中に収めてしまえば、後は覚悟も決めやすい。
ガブッ…! クッチャ、クッチャ、グッチャ、クッチャ ……ゴクンッ!
噛み切れるような、噛み切れないような。固さと柔らかさを兼ね備えた不思議なウンコの弾力は、美少年の慣れと決意を持ってしても容易に噛み砕けるものではなかった。それはウンコの味という刺々しい刺激のせいなのか、美少年は決して口の動きを止めることはないものの、その一噛み一噛みは慎重で、かなりの力を込めているようであった。
美少年が力を込めてウンコを噛み砕く度に、自然にその噛む音は口から漏れ、静かなトイレの中で響く。ガムを噛んでいる音と似てはいるが違う。もっと重く湿った、不気味とも言える音だ。もっとも、ウンコを噛んでいる音だと知ればどんな音であっても不気味に感じるのだろうが。
美少年がウンコを噛み砕く音の一つ一つが洋子の脳に揺さぶりをかけていく。これがウンコを噛んだ音だという衝撃もさることながら、人間が生きる上で絶対に聞くはずのない音が発生しているということが洋子の価値観を破壊していく。
(この子は、ウンチを食べさせられるために生まれた子…!だから、こんなにも頑張ってウンチを食べている…!ウンチを噛む音、ウンチを飲む音。この音は、この子が存在している証…!)
美少年の口の中にウンコが入り、喉を通過していく。その時に鳴るゴクンというウンコを飲み込む音は、ウンコがただの汚物から食物へと変化した瞬間を示す音であり、美少年が変態女によって、肉体や内臓だけでなく人としての運命までも汚される、言わば人生を処刑されてしまった事も意味する悲しい音でもある。
美少年がウンコを噛む音、美少年がウンコを飲み込む音。今もっとも異常な体験をしているのは美少年であるが、自分のウンコを食わせている希瀬楽もまた、それを命令している事で異常な体験をしてると言えよう。その意味では、このトイレの中で洋子だけが異常な空間から取り残されているかのようであった。
しかし、洋子は希瀬楽と美少年の異常な空間からそのまま取り残されてはいなかった。洋子もまた、最初からずっと美少年のウンコを食べる音に耳を傾け、ウンコから放たれる香りから鼻を背けない事で、自分もその異常な体験に加わっていたのだ。
傍観者ではなく、参加者として。ウンコを食わせる希瀬楽とウンコを食べさせられる美少年のどちら側でもない、二人の異常な行為を見届ける立場でその異常さを共感し、洋子自身も美少年がコギャルにウンコを食べさせられるという事を容認してしまうという異常を行っていたのであった。
……ゴクンッ!
「おぐっ! お…ごっ! くっ、うぅぅ…!」
最後のウンコの固まりを飲み込んだ後の胃の苦しみとしばらく格闘するも、時期にそれも治まり、大きく溜息をついて一休みする美少年。気がつけば、とうとう美少年は希瀬楽の極太ウンコを全て食べきり、飲み込むことを成し遂げていた。
とはいえ、極太ウンコを食べ終わってもまだ便器には大粒のウンコが三個残っており、美少年はいつまでも休んでいるわけにはいかなかったのだが、メインディッシュと呼ぶに相応しい極太ウンコを食べ終えた今の美少年にとって、このぐらいのウンコはさほど苦痛も感じないのだろう。
ダメージは相当あるはずの胃の状態に躊躇することもなく、大粒のウンコを一つずつ口に運んでは何度も噛み砕き、飲み込んでいく。飲み込んだ瞬間に多少の呻き声は漏れるものの、胃の拒否反応はほとんど起こらないようだ。
喉は最後までウンコが通り過ぎる感触に慣れることは無く、胃もウンコを受け入れることは出来たものの、それが痛みを伴うのは最後まで変わらない。それでも、美少年は希瀬楽のウンコを食物として完食した。美少年は、変態女のウンコを食物として口にしたという汚点を、その瑞々しいフルチン姿の全身のみならず、内臓にまで刻み込まれたのだ。
ウンコを完食した美少年が希瀬楽の反応を窺うべく、しゃがんだまま上目遣いで希瀬楽を見上げると、希瀬楽は実にニヤついた表情を浮かべており、笑いを堪えきれないという様子だったが、結局はウンコを食わせた喜びを我慢できずに、美少年や洋子に構わず一人で笑い出した。
「うはははっ! やった!アタシのウンコ食った!アタシのウンコ食ったよ! スッゲー、お前スッゲーよ! うっわー、マジ嬉しー!」
冷徹な変態女の威厳もすっかりなく、一人で大はしゃぎする希瀬楽に美少年も洋子も唖然としていた。どんなに悪ぶっても希瀬楽は美少年にウンコを食わせたのは初めてであるし、それが念願の行為であったのなら、希瀬楽の喜びもひとしおだったのだろう。これがあの太々しいコギャルなのかと思うぐらいの純粋な笑顔だった。
「それにしてもさー、アタシのウンコが食えるなんてお前、相当な幸せもんだぜー。…だけどまだ終わりじゃねーからな」
ひとしきり喜び、ようやく落ち着いた希瀬楽は再び悪ぶった口調に戻り、美少年にさらなる苦痛を強いようと下着を脱ぎ始めた。
「お前にアタシのケツの穴を舐めさせてやるよ。食後のデザートみたいなもんだろ?ひゃははは! アタシがいいって言うまで舐めるの止めるんじゃねーぞ、ホラよ!」
下ろしたTバックの下着を右の足首に残し美少年に背を向けた希瀬楽は、尻を突き出しながらガニ股気味に足を開き、手を膝に当てて中腰の体勢で踏ん張るという、まるで相撲取りが四股を踏むような姿で美少年の顔に自分の肛門を突き付けた。
変態女が支配しているかのようなこの世界とはいえ、普通の女は特に迫害されているということはなく、別段普通の生活を送っている。むしろ、そのような普通の女が真面目に生きているからこそ、変態女達は遊んで暮らせるのだし、変態女に殺され続ける美少年の絶滅が防げているのだとも言える。
ある者は学生として学校生活を送り、ある者はOLとして会社勤めをし、またある者は母親として家を守る。そんな変態女の生活とはまったく無縁と思われる普通の女達の中の、とある少女の話をしよう。
少女は名を『和泉洋子(いずみようこ)』という。ごく普通のレベルの高校に通う女子高生で、ソフトボール部に所属して練習と試合に励み、3年生となった今年に、これまでの頑張りが認められてキャプテンを引き継ぐことになった。
ボリュームのあるショートカットと快活な笑顔で、これまでは明るく元気な少女として見られてきた彼女だが、キャプテンとなったことで責任を感じ、これからは厳しいところも見せていこうと最初は心がけていたものだ。しかし、厳しくなったのは彼女ではなく部の事情の方だった。
元々部員の少ないソフト部ではあったが、洋子が3年生になると、3年と2年の部員をかき集めてようやくスタメンが組める程度の部員しかおらず、新入部員を早々に鍛えて行かないと控えが居ないという事態になっていた。
かといって3年や2年が頼りになるかというと、必ずしもそうではなく、サボるわけではないが態度に問題がある部員ばかりで、新入部員の模範になってもらう事はとても期待できなかった。
「うぃーっす!」
部活の集合時間の直前、ゆったりとした足取りで部室に向かってきた3年部員達が、部室の前で部員の集まりを確認していた洋子に向かって荒っぽい挨拶をする。
「ちょっと、あなた達!もう練習が始まるわよ!早くユニフォームに着替えてきなさい!」
少なくとも5分前には部活の準備を終えておくべきだと洋子は注意するものの、3年部員達は悪びれる様子もなく、着替えてたら間に合わないから制服姿のまま練習すると軽口を叩く余裕すら見せる。
それだけならただの軽口なのだが、実際に集合したときに本当に制服姿のままの女子が一人いるのだから洋子も呆れ果てるしかなかった。
(ちゃんとした顧問の先生が居てくれたら…)
洋子はいつもそう嘆くものの、いないものはどうしようもない。前の3年までは真面目な人間が多く、ソフトボールを指導できる顧問が居なくとも3年が下級生のために様々な練習メニューを考え、取り組むのが部の伝統となっていたからだ。
しかし洋子の学年からは不真面目な女子が多くなり、洋子はともかく、他の同級生は3年となったことでかなり好き放題になってしまっていた。その筆頭が、今セーラー服姿で練習に参加している女子、『浅長希瀬楽(あさながきせら)』であった。
人工的な日焼け、茶髪、ルーズソックス。どこからどう見てもコギャルそのものの風貌でスポーツとはまた似つかわしくないが、元々はスポーツ少女だったのがコギャルファッションに目覚めたからこうなってしまったらしい。
希瀬楽が部活に参加しながらもコギャルらしく自分勝手に生きることで、それに影響されて他の部員や後輩達も徐々にコギャルらしくなっていく。希瀬楽ほど気合いは入っていないが、簡単なルーズソックスから始まり、やがて日焼けサロンや髪を染めることに手を出していく者が増え、既に今では部員の4割がコギャルルックとなっていた。
洋子にとって幸いなのは、希瀬楽達はコギャルでありながらもあくまでもソフト部部員ということで、不真面目ではありながらも練習には精を出し、すくなくとも他校との練習試合は普通に行えるということであった。
希瀬楽達の元々の素質なのか、コギャルのパワーなのか、とにかくコギャル軍団は楽しい打撃においては良く打ち、よく走る。しかし退屈な守備においてはからっきしだった。
洋子は1年の時から投手をやっており、なかなかの速球とコントロールを誇るが細身の体から来るスタミナ不足が欠点で、味方野手のエラーとも相まって終盤に崩れることが多い。点は取るが、それ以上に守備の乱れで点を取られて負けるというのがチームの現状だった。
これは、そんなソフト部を舞台にした少女とコギャル、そして美少年の物語である。
夏休みのある日、いつものように部活の練習のために学校に来た洋子が部室で着替えているときに、希瀬楽がこれまたいつものように気合いの入ってない挨拶で部室に入ってくる。だが実はいつもの希瀬楽とは少々違っている。それは希瀬楽が一人のフルチン姿の美少年を伴っていたことだ。
突然目の前にフルチン姿の美少年が現れたことで、多くの部員達は戸惑うが、希瀬楽側のコギャル部員達は一目見て美少年の可愛さとフルチン姿の恥ずかしさに喜び、思わず野太い声を出しながら美少年をジロジロと見回している。
「てゆーか、野良美少年ってやつ?せっかく拾ってきたのはいーんだけどさー。うちのババアが飼っちゃ駄目ってゆーんだよねー。だからここで飼えばいいか、ってさ」
母親の元で保護され、半ば見せ物になりながらも幸せに生きていられる美少年がいれば、様々な理由で誘拐されたり売り物にされたりして、もしくはこの世界に存在した時から既に、見知らぬ変態女の元でペットとして生きることを余儀なくされている美少年もいる。
変態女の元で生きるというのは、毎日がどのような生活になるのかは推して知るべし。何よりもまず変態女のウンコを食べさせられる事から始まる、退屈しのぎに美少年を殺すための責め苦は、それに体がついていくことよりも死んだ方が幸せだと同情するぐらいの日々が待っている。
だが、一度ペットとなってしまった美少年は変態女の元から逃れても必ずしも幸せになれるわけではなかった。むしろ、野良美少年となって生活の糧を失い、空腹と安心して眠れる住処もない状況でひっそりと死んでいく例も多い。母親の記憶があればまだ救われる可能性がある。しかし、始めからペットとして生まれた美少年には帰るところは無かったのだ。
希瀬楽の連れてきた美少年がどういう経緯で野良美少年になったのかは分からない。しかし、美少年が自分の名前を知らないところを見ると、この美少年は生まれつき野良美少年だったのかもしれない。
「ちょ…ちょっと、浅長さん、そんなの良いわけないでしょう!部室にこの子を居させるわけにはいかないわ、早く返してあげなさいよ」
生真面目に怒る洋子にはあまり理解できてないのかもしれないが、希瀬楽が夜遊びの最中に路地裏に入り込んで見つけた野良美少年には、返せといっても返すアテがない。誰かが飼っているわけでもないし、戻す家もない、強いていえば元居た路地裏に返すぐらいだが、言いようによってはその方が薄情な選択にならないだろうか。
「だからー、ここで飼ってやった方がいいじゃん。あたし達がちゃんと餌やるんだしさー。また道端に捨ててくるなんて可哀想じゃんかさー。ねー、頼むよキャプテン」
この美少年の帰るところが分からない以上、この場はどうしても希瀬楽の言うことに分がありそうな状況に、洋子も美少年を飼うことを認めざるを得なかった。そういう目にあっている美少年も世の中に存在することは知っていながら、どこか他人事だと思っていた洋子には、ここを上手くまとめる対処は思いつかず、希瀬楽の言いなりになるしかなかったのだ。
こうしてソフト部の部室で飼われることになった美少年だが、せめて服ぐらいは着させたいという洋子の意見も空しく、フルチンのまま首輪で繋がれただけの美少年は、そのまま部室に放っておかれることとなる。
練習後、希瀬楽に世話を任せるのは不安と、食事などのやり方を決めようと考える洋子だが、希瀬楽はまったく取り合おうともせず「心配ねーよ」の一言でコギャル仲間と共に美少年を放ったまま帰ってしまった。
「本当に大丈夫なのかしら。…ねえ、君、もし何かあったら私に言ってね。私はこの部のキャプテンなんだから、最後までちゃんと君の面倒を見てあげるわ」
他の部員が皆帰ったこともあり、普段はあまり言えない「自分がキャプテン」という表現でちょっとお姉さんぶって美少年に声をかける洋子。もう自分も帰らなければならないが、一応部室に水道があるとはいえ、明日までのジュースやパン等の飲食物を用意しておこうかと話してみるのだが、美少年は洋子に感謝しつつもやんわりとそれを断った。
「食べ物も飲み物も、あの人がくれる物以外は口にしてはいけないって言われてるんです。一人の時は、どうしても辛い時だけ水を飲んでも良いとは言われてますけど…、もし他の物を口にしたらリンチだって…」
美少年の言葉に唖然とし、どうしてそんな命令をするのかと希瀬楽を非難する洋子だが、ここで非難しても実際に希瀬楽を止められない自分の弱さを嘆くしかなかった。後は希瀬楽がまともな物を美少年に与えてくれることを願うしかないが、せめて今日は何か希瀬楽に貰ったのかと心配で聞いてみる。
「今日はあの人にオシッコを一回飲ませて貰っただけで、それ以外は…」
まだたったそれだけしか与えてもらってないのかと洋子はガッカリするが、一瞬間をおいてガッカリするよりも先に驚かなければならないことがあることに気がついた。
「お…?オシッコ!? オシッコ…って、あの…オシッコのこと?」
言うまでもなく、洋子も毎日出している尿のことである。美少年の側に置かれている空のペットボトルから漂う悪臭がそれを証明していた。おそらく、この中に希瀬楽が放尿を行い、それを無理矢理飲ませていたのだろう。
「なんて酷い事を…オシッコは飲み物じゃないのよ。この分じゃ、食べ物だって何を食べさせるんだか…」
そう言いかけた洋子の脳裏に、ある不安な考えがよぎった。尿を飲み物として与えるならば、食べ物は必然的に想像したくもないおぞましい物が想像できてしまう。
「今日はちょっと出ねーから、オシッコだけで我慢しておきな。明日からお腹一杯でもう食えねー、ってぐらいあたしのウンコを食べさせてやるから、期待して待ってろよ」
それが希瀬楽が美少年に残した言葉だった。美少年にそれを説明されると、洋子は思わず気持ち悪そうな顔をしておぞましそうに体を震わす。何とかしてあげたいが、希瀬楽達コギャルを止める力は自分には無い。洋子は、ただ美少年の運命を謝ることしかできなかった。
自宅での夕食。スポーツで動かした体とお腹には夏場であっても食べることが心地良い楽しみな時間。いつものようにテキパキと箸を動かしていると、ふと美少年の食事のことを考えてしまった。
食事はこうやって美味しいものを食べるのが普通なのに、美少年はあんなコギャルの臭くて汚いウンコを食べさせられなければいけない。もし自分が美少年だったらどうなるのだろうか。そう思いながら食べると、思わず吐き戻しそうになる。
夜もずっと洋子は美少年のことを考えていた。いや、美少年のことというよりも、美少年が食べさせられるウンコのことを考えていたと言った方が良いだろうか。
洋子は希瀬楽のウンコを見たことはない。もちろん他の女のウンコなら見たことがあるというわけでもないのだが、自分のウンコなら良く見ている。それも、観察と言えるぐらいじっくり眺める癖がある。臭い、汚い、醜い。そう思いながらもウンコに顔を近づけ、臭いを確かめてしまう。
仮に自分のウンコで想像するとして、どうひいき目に見てもこのウンコを食べろと言われて食べる気にはなれない。果たして美少年は臭いに耐えてウンコを口に運べるのだろうか。
(それよりも味だわ。ウンチってどんな味なのかしら?実は美味しいなんて事は無いだろうし、絶対に不味いわよね。それを食べるなんて…食べさせる方も食べさせる方だわ)
まるで当たり前の発想のように、ウンコを食べさせるということを思いつく希瀬楽の考えが洋子には理解できない。どうして自分のウンコを食べさせようと思うのか。自分のウンコが食べられるのは恥ずかしい行為ではないのかと、洋子は悩み続ける。
しかし、それでも洋子は嫌悪しながらもウンコのことばかり考え続けていた。なぜウンコを食べさせるのかと考え続けながら、ウンコを食べさせる光景はいったいどういうものなのだろうかと、まるで夢中になっているかのように想像を止めることが出来なかった。
-2-
一夜明けた朝。ソフト部の練習は9時から行われるのだが、洋子はそれより1時間も早く学校に来ていた。いくらキャプテンとはいえ、そんなに早く来る必要も無いのだが、部室でたった一人になっている美少年のことが気になったというのが大きいだろう。
だが洋子が特に心配するまでもなく、美少年は無事にグッスリと睡眠を取っていたようだ。洋子が部室に入ってもまだ仰向けに寝ていただけではなく、美少年特有の無防備な証拠である寝勃起が、洋子に悲鳴を上げさせるぐらい逞しくそそり勃っていたからである。
「ご、ご免なさい…!でも、すぐには直せなくて…」
洋子の悲鳴で目を覚ました美少年は、自分の勃起を指摘されて慌てて洋子に背を向けるが、勃起をコントロールする術はなく、ただ時間が過ぎるのを待つしかなかった。しかも間の悪いことに希瀬楽がこんな早い時間にやってきたのである。
いつも練習開始時間ギリギリでやってくる希瀬楽らしからぬ、あまりに早い登校に洋子は一体どうしたのかと素で問い質してしまうが、希瀬楽もまた美少年のために早く登校して来たのだ。自分のウンコを早く食べさせたいがために。
「うっせーなー。朝起きたら超ウンコしたかったから早く学校に来てしようと思ったんだよ。ほら、お前来いよ。行くぞー!」
美少年の首輪に繋いであるリードを掴み、勃起が治まるのを待つ美少年に構わず引っ張ると、その勢いで転びながらも必死についていこうとした美少年がまだ治まる気配のない勃起を希瀬楽に晒してしまう。
「ひゃははは!お前、チンチンすっげーガチガチに勃ってんじゃん!あんなちっこかったのがねー」
洋子と違って美少年の勃起にも堂々とした希瀬楽だが、笑えるぐらい小さかった美少年のペニスが目を見張るほどの大きさにまで勃起していた膨張率は感心したようだ。しかし、勃起したペニスを見てもそれはあくまで美少年を恥ずかしがらせるための行為でしかなく、それによって自らの身体が性的な反応を示すことは一切ないのが変態女だ。だからただ笑い飛ばして終わりに出来るのだろう。
部室にトイレはないので、校舎の中の一番近いトイレにやってきた希瀬楽はさっそく美少年を個室の前で待たせながらウンコをしようとする。美少年が心配な洋子もそのまま希瀬楽についてきていたのだが、希瀬楽はそれすらお構いなしだ。
「ね…ねえ、本当にするの?」
ここまで来て今さらな洋子の質問を鬱陶しそうにあしらうと、希瀬楽は個室のドアを開けたまま便器を跨ぎ、Tバックのパンツを下ろしてスカートを捲る。そして日焼け肌に水着の白い日焼け跡がクッキリと浮かぶ艶めかしい尻をストンと落下させた。
完全に洋子に背を向けた状態で、尻を剥き出しにしてしゃがむことに何の抵抗も感じない希瀬楽の堂々とした後ろ姿に、洋子だけではなく美少年も呆気にとられて言葉が出なかい。
開けっ放しのドアの外で立ちつくす洋子と美少年にまったく振り返ることもせず、しゃがんでからすぐさま放尿を行う希瀬楽。普通なら個室の中で用を足すためにしゃがむ姿は滑稽で恥ずかしい姿でしかないのだが、ここまで堂々と太々しくしゃがみ込まれると、その後ろ姿がかえって威圧感さえ放つようになるのだからコギャルは恐ろしい。
「あ、やっべー!ションベンすんのにペットボトル持ってこなかったよー。わりーわりー」
ひとしきり放尿を終えてから、美少年に飲ませるために尿を汲んでおく容器を持ってこなかったことに気がついた希瀬楽が、ここでようやく後ろを振り向いて美少年に口先だけで謝りつつ屈託無く笑っても、美少年はただ返事をするだけで精一杯だった。
美少年の返事を聞くより早く顔を前に向けると、希瀬楽はいよいよ本格的にウンコを力み始める。洋子達に丸聞こえなぐらいに鼻息を荒くしながら小刻みに何度も力み声を漏らすと、伸びきった肛門を塞いでいたウンコの固まりが顔を出し始めたことによって出来た隙間から、ウンコに堰き止められていたガスがプシューと音を立てて漏れた。
尻の中に詰まっていたガスが漏れ出して酸素に混じると、ガスは酸素を瞬く間にオナラへと変化させる。ネットリと湿り気を帯びたオナラはゆっくりと希瀬楽の後方へと漂い、洋子と美少年の微かな呼吸の流れを見逃さずに、その流れに乗って鼻孔へと侵入する。
ほんの少量でしかなかったオナラが、最も効率的な経路で無駄なく周囲にいる人間の鼻孔を責める。まさにコギャルは他人に迷惑をかけるために生まれてきたような才能を持っているのだろう。柔らかくも刺々しい希瀬楽のオナラに襲われた洋子と美少年は、ここまで臭いが来るとは予想していなかったことで不意打ちを喰らい、オナラの規模以上に感じる不快感で顔を歪ませた。
オナラに襲われて後ずさりする洋子と美少年の不快な顔には目もくれず、希瀬楽は尻がブルブルと震えるぐらい激しくウンコを力み、両足で踏ん張っている。
「フーッ! くぅぅ……おっ! あくっ…! くっ…んはぁ!」
どんな変態女でも、ウンコをするときには何かしら力むものだが、肛門からウンコを吐き出すのに難産であれば難産であるほど、自分のウンコの凄さに酔うような快感を味わえるという変態女や、太いウンコを事も無げにスムーズに出してこそ変態女としてのプライドを刺激されて興奮するという変態女など、ウンコを出す姿一つとっても様々な主張やスタイルがあるようだ。
希瀬楽はまだ変態女としてはなり立てという状態であり、コギャルという変態女としての力に長けた生き方をしているとはいえ、まだ確固たる希瀬楽のスタイルというのは確立していない。しかし、希瀬楽は既に自分のウンコを誇ることをはっきり快楽として認識しており、今はただ心の赴くままに、自由にウンコをすることを楽しんでいると言えよう。もしくは、それがコギャルという変態女のスタイルなのかもしれない。
ミリミリミリ…! メチメチ、ピチ、グチ… ミチミチミチミチ…!
大粒の石がひしめき合っているようなデコボコのウンコが、出入りを繰り返しながら徐々に肛門から吐き出され、そのおぞましい全貌を明らかにしていく。ゴツゴツしているウンコ特有の、直腸の粘膜と響きあう奇妙な音を奏でながら吐き出されるウンコは、既に全体の半分以上姿を現していながら、なおも肛門にぶら下がり続けている。
並のウンコならすぐに途中で千切れて落下してしまうのだが、希瀬楽のウンコは凄まじい重量感を持っていながらウンコの粒同士の結合力が高く、千切れそうな気配すらない。
プッ… ベチンッ!
とうとう最後まで千切れることの無かった希瀬楽のウンコが、完全な形のまま肛門から滑り落ち、便器に叩きつけられる。その音からでもウンコの重量感が分かるぐらい固く、重そうなウンコだろう。
口を開けた肛門と、空洞になった直腸がゆっくりと締まっていく快感を味わいながら大きな溜息をつき、力みきった全身を一休みさせる希瀬楽だが、まだ出し切ってないウンコの固まりを直腸の中に感じると、全身を踏ん張る体勢に戻し、再び力み始めようとする。
「へへっ、もう少し出そうだから待ってろよ。もうすぐうめーウンコを食わせてやるからな」
頭だけ後ろを振り向いて美少年に声をかけると、希瀬楽はまた身体を震わせながら尻に力を込めるが、既にメインディッシュとなるウンコをし終えた後だけに、ウンコが通過することでヌメりを帯びた直腸と肛門は残りのウンコを実にスムーズに滑り落としていく。
…ビチッ! ゴトッ! …デンッ!
山道などに転がっている、歪んだ石のようなウンコの固まりが三つ、立て続けに肛門からスルリと落下し、便器の底で小気味よい音を立てる。大粒ではあるが、最初に吐き出された極太ウンコのようなおぞましさよりも、ツヤのあるコロコロとしたその形はむしろ滑稽にすら見える。
しかし、極太ウンコの側に添えられたその三つの大粒ウンコは、やはり見た目は滑稽でもコギャルのウンコらしい威圧感を放ち、極太ウンコを飾る重要なアクセントとして輝く。たった一粒で見ればコギャルのウンコとしては物足りなさを感じるが、極太ウンコと一緒に見れば「あんな凄いのを出してまだこれだけ出るのか」と驚きになるのだから不思議だ。
一本、一個の極太ウンコで完結するのも一つの美徳ではあるが、それだけでは留まらないウンコを作り出す力を美少年に印象づけるという意味が、この大粒ウンコには込められているのかもしれない。
とにかくウンコせずにはいられない。肛門から吐き出しても吐き出しても尻の中にどんどんウンコが溜まっていく。過剰なまでのウンコを作り出す力は、希瀬楽がウンコをするために生まれてきた存在であることを示すかのようだ。
『ウンコ製造機』という言葉がある。一般的には存在価値のない人間という意味での罵倒や、美少女に対して「可愛い顔をしていてもウンコは人並み以上」という意味で辱めるための言葉であるが、こと変態女に関してウンコ製造機という言葉は、褒め言葉以外の何物でもない。
「さあ来い。食えよ」
全てのウンコを肛門から吐き出し終え、立ち上がって美少年達の方へ振り返った希瀬楽の表情は、今までの饒舌でだらしのない希瀬楽のイメージとは違った、美少年にウンコを食べろという死刑宣告を、何の躊躇もなく行える非情な変態女の顔になっていた。
希瀬楽の宣告に、美少年は一瞬の沈黙の後、覚悟を決めて無言のまま歩いて便器の手前で跪いて希瀬楽のウンコを覗き込む。洋子も、ついにこの時が来たと固唾をのんで成り行きを見守るが、美少年のあまりにも早い決断にある疑問を感じていた。
どんな虐げられていたとしても、どんなにお腹が空いていたとしても、ウンコを食べるということをそんなに早く許容できるものだろうか。ましてや好きな人のウンコでもなく、無理矢理美少年をペットにするようなコギャルのウンコなのである。
前日から命令されていたからなのか。一日中悩んだからこうやって決断できるのか。だとしても早すぎる。そんなに早く決断できるほど美少年はまだ切羽詰まってはいない筈だ。
美少年は、まず粒のウンコから食べて舌を慣らすようなこともせず、便器の底に伸ばした両手はまっすぐにメインディッシュとなる極太ウンコを掴み取っていた。
始めは掴むように持ち、そして両手ですくい上げるようにして便器から極太ウンコを離す。変形させないように恐る恐る両手で極太ウンコを持ち上げている様は、まるでウンコを敬っているかのようでもある。
希瀬楽のウンコであるのだから、乱暴に扱うわけにはいかないという気持ちもあるのだろう。変態女がウンコを口の中で噛み砕くことは喜んでも、ウンコを変形させたり強く持ちすぎて指の跡をつけてしまうのは許さないだろうからだ。
もちろん変態女のウンコなら、美少年のか細い指で持ったぐらいではへこんだりしない固さを誇っていて当然なのだが、変態女は美少年に対して余計にウンコをいじくらせたりはせず、ただひたすらウンコを食えという無言の命令がその背景にある。
美少年は初めてウンコを食べるのに、まるで既に変態女の好みを知っているかのようにウンコを食べる作法をこなしているのも、洋子に強い印象を与えていた。もしかしたら、この美少年は自分がこうなるためにこの世界に存在したのだというのを始めから悟っていたのではないかと。
だから、ペットという自分の立場を抵抗もせず受け入れているのではないか。希瀬楽の尿を飲み、ウンコを食べるというのも、いつかこうなることを分かっていたのではないか。美少年は変態女にウンコを食べさせられるものだという変態女の観念を、美少年自身も持っているのではないか。
変態女が世界を支配し、美少年が虐げられる世界で、哀れな美少年は自らを守るために武装するのではなく、それを甘んじて受けることで生き残ろうとしているのではないか。変態女のウンコを受け入れることで、ウンコの臭いと味によるショック死を防ぐために。
洋子は、自らの身体を張ってでも美少年にウンコを食べるのを止めてとは言い出せなかった。希瀬楽の報復を恐れているのではない。美少年の運命の流れに逆らうことができなかったのである。
(食べるの…? 今からこの子はウンチを食べるの…?)
美少年は、再びウンコを乗せた両手を持ち替え、今度は縦笛を吹くように両手をずらした持ち方で、いよいよ極太ウンコの先端を口元に運ぶ。遠目からはホットドッグを食べようとしているかのように見えるが、あくまで美少年が手に持っているのは希瀬楽の極太ウンコである。
夏の気温だというのに、ほんのりと湯気が立っているのが見えてくるような出し立ての極太ウンコを受け入れるべく、美少年は小さな口を精一杯大きく開き、その空間にウンコを三分の一ほど押し込み、ゆっくりと、しかし力強くウンコを噛んだ。
ガブ……、ブツツッ!
固いウンコに美少年の歯が食い込み、極太ウンコを真っ二つに噛み千切るまでの音が洋子にははっきりと聞こえた。それは、まるで洋子の人としての思考回路が千切れた音でもあるかのようだ。
洋子は、美少年がウンコを食べ終わるまで何も考えることができず、ただ目の前で起こっている光景と、聞こえてくる音を感じるだけの状態になってしまっていた。
-3-
美少年がウンコを噛み千切った瞬間、美少年の口の中に固いウンコの表面に閉じこめられていたウンコの本当の香りが急激に広がっていく。出し立てのウンコ自体は元々物凄い臭いではあるものの、固いウンコ特有の質感によってウンコの表面はコーティングされたように光沢を放ち、放たれる臭いの量を制限されているのだ。
凶悪な変態女はウンコの臭いだけで美少年を殺せるともいうのだから、制限されているといってもそのままのウンコの臭いを侮れるというわけではない。充分すぎるほど臭いウンコの表面の中にはもっと凶悪な臭いが籠もっており、その臭いは美少年がウンコを噛み千切った時に、初めて口内から感じることが出来る貴重なものだ。
下痢便などの軟らかい未完成のウンコの刺々しい臭いに比べて、固く完成されたウンコは表面の固さ故に臭いながらも下痢便と比べればまろやかな感じを受けてしまう。変態女が下痢をすることなどはあり得ないが、仮に変態女がそうなったとしたら、その下痢便の臭いは化学兵器と呼んでもおかしくない殺傷力となる筈だろう。
「うぐっ…! ん…んっっぐ!」
生温かいウンコの食感、痺れるように苦いウンコの味。そして閉じこめられていたウンコの芳香。たった一噛みで口の中に三つの苦痛を受けた美少年は、一秒と経たないうちに吐き気を催し、こみ上げてくる何かを必死に堪えて頬を蛙のように膨らませる。
「何ふざけてんだよ!早く食えよ!」
頬の膨らみを必死に戻し、吐き気を我慢するのが精一杯で口がまったく動かなくなってしまった美少年に、希瀬楽は容赦なくさらにウンコを噛むことを強要する。その恫喝に美少年は一瞬の震えで反応するものの、美少年の口の中は既に強烈な痛みが溢れそうになっており、ウンコを食うという意志の衰え以上に、痛みで口を止められているのだ。
しかし、ウンコを入れたまま口の動きを止めることは、かえって自らの苦しみを長引かせるだけではなく、より一層の苦しみを増やすことになる。ウンコを頬張ったまま噛むことも飲み込むこともしない事で、口の中に溜まっていく唾液がウンコの表面を溶かし、ウンコの味が混ざった唾液が、ウンコを飲み込むことをより困難にしてしまう。
口の中のウンコの固まりを我慢することで余計に自らを苦しめるのなら、まだウンコを噛み砕いて飲み込んだ方がマシなのかもしれない。ウンコは軟らかくなれば軟らかくなるほど不味くなるのだが、その不味さはウンコの本質的な味とは違う不味さであり、変態女が望むウンコの不味さではない。
変態女のではなくても、軟便は臭くて不味く、ウンコを食べることのできる美少年でも嫌悪してしまう物体だ。それで美少年を苦しめても変態女のプライドが許さない。いかに完成しきった固いウンコで美少年を苦しめるか、それが変態女の拘りなのである。
希瀬楽が美少年に早くウンコを食べることを強制するのは、もちろん美少年に苦痛を堪える時間を与えないためであるが、ウンコ本来の臭さと不味さ、そして固い食感で苦しませたいという意識も働いているのだろう。固いウンコでこそ、ウンコをした変態女の力の差がハッキリと出るのだから。
「うぷっ…。ぐ…んううう…!」
美少年はウンコを噛むのを止めるわけにはいかない。口の中を切り裂かれるような刺激という苦痛をいつまでも受けているのなら、固いウンコを噛み、飲み込むという行為に没頭してしまった方が良いのかもしれない。ウンコを頬張り続けるのも、ウンコを食べるのも同じ地獄なら、通り過ぎてくれる地獄を選ぶべきなのだ。
ブツツッ…! ボコッ…! ポコッ!
口からウンコが溢れそうになるのを堪えながら、ゆっくりと口を大きく開け、そして覚悟を決めて閉じる。極太のウンコを奥歯を使って噛むと、一瞬固いウンコの弾力という抵抗を感じたが、すぐにそれも千切れ、その勢いでウンコの粒々の固まりが音を立てながらバラバラになっていく。
グチッ、ネチッ、グヂッ、グムッ、
バラバラになったウンコの固まりをさらに噛み砕いていくと、口の中でウンコを噛む音がだんだん湿った音になっていくのが分かる。三人しかいない静かな空間とはいえ、それはウンコを食べている美少年だけでなく、洋子と希瀬楽にも聞き取れるぐらいの音を立てていた。
クチャッ、グチャッ、クチャッ、グチャッ
(ほ…本当にウンチを食べている…!)
美少年の後ろに立ちつくしている洋子には、美少年が希瀬楽のウンコを食べている表情を見ることはできないが、美少年の口の中で響いている音を聞くだけで充分美少年がウンコを食べている様子を感じることは出来た。
今、美少年がウンコを噛み千切った。今、美少年の口の中でウンコが砕けた。今、美少年が噛み続けているウンコがどんどん軟らかくなっている。目を背けたいぐらいの光景の筈なのに、想像したくもない感覚の筈なのに、洋子の意識は常識とは裏腹に美少年がウンコを食べるという行為に全ての神経が集中し、あらゆる情報を知りたがっていた。
頭の中に次々と入ってくる、ウンコを食べる美少年の行為に関する情報に、足を震わせながらもそれを止めることができない。初めて知る常軌を逸した世界に、逃げるどころか意識が前に進んでしまう自分が分からなくなっているのか、それとも自分を見失っているのか。
ただ、動揺の色が体に出ているのは洋子だけではなかった。希瀬楽もまた自分のしている行為にどこまでも冷静ではいられないようだ。
「マジスゲーじゃん、お前…。ホントにウンコ食ってるぜぇ…」
人前で平気でウンコができる等、コギャルとしては一人前であるかもしれないが、変態女としてはまだ場数を踏んでない希瀬楽は、どんなに知識はあっても初めて美少年にウンコを食わせるという行為には変態女のプライドを保つことはできなかった。とはいっても、それは洋子のような動揺ではなく、こみ上げてくる嬉しさを抑えきれないといった体の震えとニヤけた笑顔ではあったのだが。
いつもの豪快に笑い飛ばすコギャルらしい笑顔ではなく、美少年がウンコを噛み砕く度に全身に感じる想像以上の快感と興奮で、口元はピクピクと痙攣するような笑みを浮かべ、こみ上げてくる喜びを必死に堪えているかのようでもある。
グチャッ、グチャッ、グチャッ。 ………ゴクンッ!
口の中のウンコを満遍なく噛み砕き、固いウンコの臭いと味を完全に開放し終えた所で、美少年はこれだけ噛めば希瀬楽も納得し、もうウンコを飲み込んでも良いだろうと判断して口の動きを止め、しばしの沈黙の後、一気にそれを飲み込んだ。
美少年の口内は噛めば噛むほど溢れ出すウンコの臭いと味で充満し、舌の痺れと鼻に抜けてくる悪臭で相当な痛みを受けていたが、ウンコが口の中にあるだけなら、ただ我慢すれば耐えることは出来た。しかし、飲み込むとなると気持ちだけではどうなるものではない。
ウンコが美少年の喉を通過した瞬間、当然のごとく美少年の体内は即座に拒否反応を示し、ウンコが胃に到達しようという時、まるで固い床にゴムボールを叩きつけたかのように胃に跳ね返されたウンコが凄まじい勢いで上昇する。
「うごっ!おごおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
今度こみ上げてくるのは「何か」ではない。逆流してくるウンコを察知した美少年は、喉を遡ってくるウンコの嫌な感触と強烈な拒否反応を示す胃の痛みでおぞましい悲鳴を上げながらも咄嗟に口を強く結び、すんでの所でウンコの逆流を防ぎきった。
再び頬をパンパンに膨らませてしまった美少年は、逆流したウンコを飲み込むためにまた覚悟を決めなければいけない。しかし、ウンコと一緒に逆流してきた胃酸の味によって、むしろウンコの刺激が薄まり、最初よりも飲み込みやすくなっているという奇妙な現象が起きていた。
胃酸のおかげで、さほど覚悟を必要とせずに再びウンコを飲み込めた美少年だが、ウンコが再び胃にさしかかったところで又も体の内側からの激しい抵抗と痛みを感じる。だが、美少年がすぐにウンコを食べることに順応できたように、美少年の胃もウンコへの適応は早かった。
美少年の心と同じく、ウンコを食べ物として受け入れるには苦痛を伴うが、それでも食物としてウンコを取り込むことは出来るようになっていた。今度は逆流させることもなく、美少年の体は何とかウンコを胃に収めたのであった。
「ごっ! おっ、おぉえっ…!」
また吐き戻すのではないかという悪寒と、ウンコを必死に受け入れようとする胃の痛みに苦しむ美少年ではあったが、それは次第に治まっていき、とうとう完全にウンコを食べ物として胃に収めることに成功したのである。
「おぉーっ!スゲー! マジ飲み込んだ!マジウンコ飲み込んだよー!」
美少年を嘲るためでもなく、洋子に告げるためでもなく、希瀬楽は自分のウンコが美少年の胃に収まったことを単純に驚き、喜んでいた。ウンコを食べる美少年を気持ち悪く思うことなど全く無い。自分のウンコが美少年の体の奥深くに進んでいく度に、興奮は高まるばかりだった。
本人は認めはしないだろうが、もしかしたら美少年を褒める気持ちも希瀬楽にはあったのかもしれない。彼女の喜びには、非情でありながらも無邪気なコギャルの笑顔がそこにあった。
美少年が口内のウンコと格闘しながらもしっかり持ち続けていた希瀬楽の極太ウンコの残りは、まだ冷めることなく温もりを残し続けていた。体内の苦痛との格闘がようやく一段落ついた美少年は、手に感じる温もりによってまだ半分以上もウンコが残っていることを気付かされる。だが、一度ウンコを胃の中に収めてしまえば、後は覚悟も決めやすい。
ガブッ…! クッチャ、クッチャ、グッチャ、クッチャ ……ゴクンッ!
噛み切れるような、噛み切れないような。固さと柔らかさを兼ね備えた不思議なウンコの弾力は、美少年の慣れと決意を持ってしても容易に噛み砕けるものではなかった。それはウンコの味という刺々しい刺激のせいなのか、美少年は決して口の動きを止めることはないものの、その一噛み一噛みは慎重で、かなりの力を込めているようであった。
美少年が力を込めてウンコを噛み砕く度に、自然にその噛む音は口から漏れ、静かなトイレの中で響く。ガムを噛んでいる音と似てはいるが違う。もっと重く湿った、不気味とも言える音だ。もっとも、ウンコを噛んでいる音だと知ればどんな音であっても不気味に感じるのだろうが。
美少年がウンコを噛み砕く音の一つ一つが洋子の脳に揺さぶりをかけていく。これがウンコを噛んだ音だという衝撃もさることながら、人間が生きる上で絶対に聞くはずのない音が発生しているということが洋子の価値観を破壊していく。
(この子は、ウンチを食べさせられるために生まれた子…!だから、こんなにも頑張ってウンチを食べている…!ウンチを噛む音、ウンチを飲む音。この音は、この子が存在している証…!)
美少年の口の中にウンコが入り、喉を通過していく。その時に鳴るゴクンというウンコを飲み込む音は、ウンコがただの汚物から食物へと変化した瞬間を示す音であり、美少年が変態女によって、肉体や内臓だけでなく人としての運命までも汚される、言わば人生を処刑されてしまった事も意味する悲しい音でもある。
美少年がウンコを噛む音、美少年がウンコを飲み込む音。今もっとも異常な体験をしているのは美少年であるが、自分のウンコを食わせている希瀬楽もまた、それを命令している事で異常な体験をしてると言えよう。その意味では、このトイレの中で洋子だけが異常な空間から取り残されているかのようであった。
しかし、洋子は希瀬楽と美少年の異常な空間からそのまま取り残されてはいなかった。洋子もまた、最初からずっと美少年のウンコを食べる音に耳を傾け、ウンコから放たれる香りから鼻を背けない事で、自分もその異常な体験に加わっていたのだ。
傍観者ではなく、参加者として。ウンコを食わせる希瀬楽とウンコを食べさせられる美少年のどちら側でもない、二人の異常な行為を見届ける立場でその異常さを共感し、洋子自身も美少年がコギャルにウンコを食べさせられるという事を容認してしまうという異常を行っていたのであった。
……ゴクンッ!
「おぐっ! お…ごっ! くっ、うぅぅ…!」
最後のウンコの固まりを飲み込んだ後の胃の苦しみとしばらく格闘するも、時期にそれも治まり、大きく溜息をついて一休みする美少年。気がつけば、とうとう美少年は希瀬楽の極太ウンコを全て食べきり、飲み込むことを成し遂げていた。
とはいえ、極太ウンコを食べ終わってもまだ便器には大粒のウンコが三個残っており、美少年はいつまでも休んでいるわけにはいかなかったのだが、メインディッシュと呼ぶに相応しい極太ウンコを食べ終えた今の美少年にとって、このぐらいのウンコはさほど苦痛も感じないのだろう。
ダメージは相当あるはずの胃の状態に躊躇することもなく、大粒のウンコを一つずつ口に運んでは何度も噛み砕き、飲み込んでいく。飲み込んだ瞬間に多少の呻き声は漏れるものの、胃の拒否反応はほとんど起こらないようだ。
喉は最後までウンコが通り過ぎる感触に慣れることは無く、胃もウンコを受け入れることは出来たものの、それが痛みを伴うのは最後まで変わらない。それでも、美少年は希瀬楽のウンコを食物として完食した。美少年は、変態女のウンコを食物として口にしたという汚点を、その瑞々しいフルチン姿の全身のみならず、内臓にまで刻み込まれたのだ。
ウンコを完食した美少年が希瀬楽の反応を窺うべく、しゃがんだまま上目遣いで希瀬楽を見上げると、希瀬楽は実にニヤついた表情を浮かべており、笑いを堪えきれないという様子だったが、結局はウンコを食わせた喜びを我慢できずに、美少年や洋子に構わず一人で笑い出した。
「うはははっ! やった!アタシのウンコ食った!アタシのウンコ食ったよ! スッゲー、お前スッゲーよ! うっわー、マジ嬉しー!」
冷徹な変態女の威厳もすっかりなく、一人で大はしゃぎする希瀬楽に美少年も洋子も唖然としていた。どんなに悪ぶっても希瀬楽は美少年にウンコを食わせたのは初めてであるし、それが念願の行為であったのなら、希瀬楽の喜びもひとしおだったのだろう。これがあの太々しいコギャルなのかと思うぐらいの純粋な笑顔だった。
「それにしてもさー、アタシのウンコが食えるなんてお前、相当な幸せもんだぜー。…だけどまだ終わりじゃねーからな」
ひとしきり喜び、ようやく落ち着いた希瀬楽は再び悪ぶった口調に戻り、美少年にさらなる苦痛を強いようと下着を脱ぎ始めた。
「お前にアタシのケツの穴を舐めさせてやるよ。食後のデザートみたいなもんだろ?ひゃははは! アタシがいいって言うまで舐めるの止めるんじゃねーぞ、ホラよ!」
下ろしたTバックの下着を右の足首に残し美少年に背を向けた希瀬楽は、尻を突き出しながらガニ股気味に足を開き、手を膝に当てて中腰の体勢で踏ん張るという、まるで相撲取りが四股を踏むような姿で美少年の顔に自分の肛門を突き付けた。
- category
- スカトロ
- 2015⁄10⁄17(Sat)
- 22:50
奉納オチンチン相撲
期末テストも終わり、学校ももうすぐ夏休みを迎えようかという頃の
土曜の短い授業を終えて下校する光君と洋助君。
この年代の少年は大抵仲良しグループの中で適当に違う顔ぶれで騒ぎながら
下校するのが普通ですが、光君と洋助君だけは常に二人っきりで
他の男子達とは帰ることのない、まるでカップルのような下校をしていました。
自分でウンチを拭くことができない光君を支えてあげるという
普通の少年だったら絶対嫌がりそうなことを頼まれたのに、今では喜んで
光君を支え、唯一無二の親友になっている洋助君と、自分の恥ずかしい姿を
晒すことに悩みながらも今ではすっかり洋助君の優しさを信頼しきっている光君。
そんな二人だからこそ結びつきも強いのでしょうし、他に友達がいなくても
二人っきりの方が良いという思いになっているのかもしれません。
ましてや、実は光君も洋助君も相手に対してお互いに性的な気持ちの
芽生えすら感じているのですから、二人の関係に
他の誰も入ってほしくないとすら無意識に思っているのでしょうか。
女子への興味が異様に高まる年頃の男子が、学校でも外でもいつも二人っきりの
男同士で行動していれば妙な噂が立ってもおかしくはないのですが
二人が美少年として国に指定されているぐらい可愛いことと
もともと大人しくあまり集団にならないという美少年のイメージが二人を守っているのかもしれません。
心は深く繋がっていても口下手な二人は、一緒に下校をしていても
ただ黙々と歩くのみであまり会話はなく、やっと口を開いたと思ったら
お別れの挨拶だったということも珍しくありません。
今日も特に話すことはなく、黙々と歩くだけの二人ですが
その沈黙を二人が気まずく思っているということもなく、それが普通の感覚なのです。
信頼しあっているからこそ、二人っきりで歩くだけで充分嬉しく
毎日の下校も二人にとっては時間の短いデートのような気持ちなのでした。
そんな時、光君が道端の壁に貼ってある貼り紙を目にしました。
そこには町内の神社による夏祭り、奉納祭の一環として恒例になっている
奉納相撲の日程が予告されています。
光君達の町内の奉納相撲は特に力が入っていることで有名で
奉納相撲といってもただの相撲ばかりではなく、赤ん坊の反応を競う泣き相撲や
笑い声と表情を競う笑い相撲、不満を大声で叫び飛ばしてスッキリする叫び相撲など
様々な相撲が数日にわたって行われる行事になっているのです。
もちろん一般的な少年相撲も行われており、少年達が見よう見まねで
土俵の上で相撲を取るほのぼのとした光景も立派な町内の風物詩になっています。
勝ち負けを競うよりも少年の元気を神様に奉納するという意味で
あえて相撲部などの経験者を除いて普通の少年のみの参加に限定することで
細身の少年達が一生懸命頑張り、一方的な相撲にならないように工夫がされています。
美少年の積極的な参加を推奨するなど、単なる力自慢のための行事ではなく
頑張ることが大事という理念を大切にしていますが、一方で大勢の美少年を
半裸という見せ物にすることによって他地域からの見学や支援を増やし、
寄付金を必要以上に稼ぎたいのではという一面も指摘されています。
「洋助君は今年も相撲に出るの?」
光君の質問に、洋助君はそうだよと頷きました。
光君よりも運動が得意な洋助君は、同じ細身でありながら体格は良く、
少年相撲の参加者の中では充分に優勝候補でもありました。
色黒でクールな顔立ちと真面目な性格もあって、町内のお母さん達の中でも
一番応援されています。
光君も運動音痴というわけではありませんが、臆病な性格のため
相撲も痛くて怖いスポーツという印象を持って参加したがらず
さらに過保護な光君のママがそれを後押ししているので、まだ一回も参加したことはありません。
少年相撲で賞状をもらったマワシ姿の洋助君と、私服姿の光君が並んで撮った写真が
夏祭りの思い出の一枚になっているのがいつもの事でした。
その頃、光君のママと洋助君のママは共に町内会の集まりに参加していました。
集まりの内容はもちろん夏祭りの日程のことですが、特に奉納相撲の事が
話題の中心になっています。その話題とは、今年から新たに
相撲の種類を増やそうということでした。
「あくまで実験レベルではありますが、今年の奉納祭に新たに加える相撲の一つとして
『オチンチン相撲』を提案させていただきたいと思います」
町内会長の口から堂々と宣言された思わぬ単語に、集まったお母さん達は目を丸くします。
光君のママと洋助君のママも目を合わせて何かの間違いではないかと確認し合いますが
それは聞き間違いでも何でもありません。本当にオチンチン相撲なのです。
オチンチンと言えば、それは男の子のオチンチン以外の何物でもありません。
もしかしたら他に何か意味があるのか、それとも奉納行事に関係のある言葉なのか
集まったお母さん達は顔を赤くしながらヒソヒソと相談しあっています。
「ちょっと…よろしいでしょうか?」
一人のお母さんが、恐る恐る質問をするために手を上げると
町内会長は笑顔でそのお母さんの言葉を遮り、全てお見通しと言った表情で
オチンチン相撲の説明を始めました。
「分かっています。オチンチン相撲と言われただけでは混乱して当然でしょう。
単刀直入に言えば、美少年の元気に勃ったオチンチンで相撲を取るものです」
「元気に勃った」の一言で、またお母さん達は困ったように顔を赤くしています。
オチンチンというだけで恥ずかしいのに、勃起まで付け加えてしまうなんて。
ですが、ここまで堂々とされると恥ずかしさを通り越して素直になってしまうのか
赤面しながらも思わず顔がほころんでしまうお母さんもいました。
年頃の息子を持つお母さんなら、誰しも息子のオチンチンの成長と勃起には
色々な思いを抱えるはずです。勃起をはしたないと思いながらも
一人前に勃起が出来るオチンチンになった事を褒めてあげたくなったり、
勃起をするのは男の子として元気な証拠と理解しつつも
あまり勃起ばかりしていると不安になってしまったりするでしょう。
一人の男性としてのプライバシーを尊重してあげる時期に来たことを感じながらも
息子の勃起したオチンチンのことまで把握していたいお母さんの葛藤。
いやらしい事を考えるようになったのは良くないことと思っているのに
性に目覚めた息子に対して、オナニーやセックスの意味を教えようと
お節介を焼きたくなる矛盾を抱えながら、息子の思春期を共に過ごすのです。
「これは、おふざけでも何でもありません。ちゃんと意味はあるのです。
成人した男性のオチンチンは、不潔で汚らわしい性的な物でしかありませんが
美少年のオチンチンは、男の子の元気と明るさを象徴するものであり
神様の前でそれを勃起させるというのは、男の子の元気と明るさを
神様に奉納することによって、これからも男の子達が健康で笑顔でいられるように
お守りくださいとお願いするということになるのです」
大まじめな町内会長の言葉に、お母さん達も少しずつ納得していきました。
さらに美少年のオチンチンということになれば、少しは邪な気持ちも働いて
賛同の声がちらほらと上がってきました。
「それでは皆さん、オチンチン相撲の追加に一応は肯定してくださる
ということでよろしいでしょうか?これは町内会としても是非成功させたいことです。
そのためには、皆さんの理解と協力が必要なのです」
世の中には男性が半裸になる祭りは多いです。
本来は神聖のためには全裸が正しいのでしょうけど、公共と倫理の問題で
半裸になっているだけなのです。もちろん汚い男の裸は見たくないのが
女性の本音でありますが、可愛い美少年のフルチン姿なら見たいと思うのも本音なのです。
汚れなき美少年が、汚れないフルチン姿になる。それならオチンチンをさらけ出すことも
神聖な奉納の儀式といって充分通用するとお母さん達は思ったのです。
「今年はあくまでオチンチン相撲を定着させるための実験的な場でありますが
神聖な儀式として行うために、何名もゾロゾロと参加させることはせず
毎年一組、町内会が指名した二人のみとしたいと考えています」
土俵の上で行われる取り組みの様々な結果に一喜一憂するための相撲ではなく
奉納することに目的を置いた、おごそかな儀式としてオチンチン相撲を行いたいと
町内会長は告げます。そのためにも美少年が適任なのでしょう。
「そこで私には今回のオチンチン相撲に適任と思われる美少年の腹案がございます。
浅見光君と大葉洋助君の二人に、私は是非参加していただきたいと思います」
町内会長がそう発言すると、お母さん達の目が一斉に
光君と洋助君のママに向けられ、二人の反応と返事を待ちます。
自分の息子のオチンチンを公衆の面前で晒させることに当然抵抗はあるものの
神聖な奉納の儀式という建前を押しつけられてしまった上に
夏祭りの成功のためという重圧までのし掛かっているのですから
この状況で断れるはずもありません。
「分かりました。私の息子が適任というのであれば、断る理由はありません。
ただ、息子も年頃なのですから、正式な返事は
息子を説得して納得してくれるのを待っていただきたいと思います」
町内会の重圧を察知した洋助君のママは、一応は承諾の返答をしつつも
少しでも時間稼ぎが出来るように上手く答えました。
町内会長もそれを認め、洋助君のママの素早い決断を讃えると共に
光君のママにも早い返事を求めます。こうなると尚更拒否するわけにもいかず
返事に迷うことすら場の空気を壊すことになりかねない雰囲気に
光君のママもそれが光栄であるかのように参加を承諾しなければなりませんでした。
「これでほぼ決まりですね。夏祭りの成功のために快く協力してくださった
お二人に拍手をお願いします。お二人の力で是非オチンチン相撲を成功させましょう」
一斉に拍手に包まれる集会所の中で、拍手に困りながらも
愛想でお辞儀を返す光君のママと、すっかり腹を括った様子の
洋助君のママがどうしたものかと立ちつくしていました。
その後、会はひとまず解散しましたが、光君のママと洋助君のママは
町内会長にオチンチン相撲の説明を一通り受け、協力をよろしくお願いしますと
念を押されて帰宅することになりました。
どう神聖な儀式だと言われても、あまりにも恥ずかしいオチンチン相撲に
光君のママは、光君が大丈夫なのかと帰り道でもしきりに心配していますが
洋助君のママは、もう参加を前提で割り切って考えています。
「まあ、こうなったらなったで息子に頑張ってもらうしかないわね。
むしろ、洋助と光君が一緒になったことを幸いと思わないと。
二人一緒なら何とか頑張れるだろうし、心の準備も早く出来るわよ」
光君のママは光君に対して甘く過保護ですが、洋助君のママは
さばさばした言葉遣いの通り、多少の無理は頑張らせる育て方をしています。
洋助君のことをしっかり見守りつつも、時にはあえて突き放して甘やかさないことで
強い心を作らせたからこそ、洋助君は光君を守れる存在になれたのでしょう。
女性にしては立派な体格は、いかにも洋助君の母親という雰囲気で
肌の色も強い性格も、しっかり洋助君に受け継がれているようです。
こうして光君のママと洋助君のママが並んでいる姿を見ると
光君と洋助君の関係がそのまま写されているようでもあり、面白いものです。
「うちの洋助はもうオチンチンを勃たせることぐらい覚えていそうだけど
光君の方はどうですか?ウブそうですから浅見さんも
教えるのに苦労するかもしれませんよ」
子供なりに男としては成長していそうな洋助君に対して、光君の方は
いかにも性について何も知らなそうな印象がありありなのは
見た目でも性格でも一目瞭然です。
「そんな事…。うちの光君だって、もういじる事ぐらいはしてますから…」
実際には、光君はもう立派にオチンチンを勃起させて遊んでいるのですが
光君のママが知っているのは、光君が寝ているときに布団の中で
オチンチンを触っていることがあるという事ぐらいのようです。
顔を赤らめながら、恥ずかしそうに光君の性の芽生えを告白する光君のママ。
息子のはしたない行為を明かす恥ずかしさはあっても、光君もちゃんと
男としての当然の行為をするという成長をしてる事を認めさせてあげたかったのです。
「あはは、それなら安心ってところかしら。
もし、光君がどうしても無理そうでしたら相談してくださいよ。
いざとなったら洋助一人だけでも奉納の儀式に出来ないか掛け合ってみます」
光君によって頼りになる洋助君のように、洋助君のママもまた
頼りになるお母さんなのでした。
土曜の短い授業を終えて下校する光君と洋助君。
この年代の少年は大抵仲良しグループの中で適当に違う顔ぶれで騒ぎながら
下校するのが普通ですが、光君と洋助君だけは常に二人っきりで
他の男子達とは帰ることのない、まるでカップルのような下校をしていました。
自分でウンチを拭くことができない光君を支えてあげるという
普通の少年だったら絶対嫌がりそうなことを頼まれたのに、今では喜んで
光君を支え、唯一無二の親友になっている洋助君と、自分の恥ずかしい姿を
晒すことに悩みながらも今ではすっかり洋助君の優しさを信頼しきっている光君。
そんな二人だからこそ結びつきも強いのでしょうし、他に友達がいなくても
二人っきりの方が良いという思いになっているのかもしれません。
ましてや、実は光君も洋助君も相手に対してお互いに性的な気持ちの
芽生えすら感じているのですから、二人の関係に
他の誰も入ってほしくないとすら無意識に思っているのでしょうか。
女子への興味が異様に高まる年頃の男子が、学校でも外でもいつも二人っきりの
男同士で行動していれば妙な噂が立ってもおかしくはないのですが
二人が美少年として国に指定されているぐらい可愛いことと
もともと大人しくあまり集団にならないという美少年のイメージが二人を守っているのかもしれません。
心は深く繋がっていても口下手な二人は、一緒に下校をしていても
ただ黙々と歩くのみであまり会話はなく、やっと口を開いたと思ったら
お別れの挨拶だったということも珍しくありません。
今日も特に話すことはなく、黙々と歩くだけの二人ですが
その沈黙を二人が気まずく思っているということもなく、それが普通の感覚なのです。
信頼しあっているからこそ、二人っきりで歩くだけで充分嬉しく
毎日の下校も二人にとっては時間の短いデートのような気持ちなのでした。
そんな時、光君が道端の壁に貼ってある貼り紙を目にしました。
そこには町内の神社による夏祭り、奉納祭の一環として恒例になっている
奉納相撲の日程が予告されています。
光君達の町内の奉納相撲は特に力が入っていることで有名で
奉納相撲といってもただの相撲ばかりではなく、赤ん坊の反応を競う泣き相撲や
笑い声と表情を競う笑い相撲、不満を大声で叫び飛ばしてスッキリする叫び相撲など
様々な相撲が数日にわたって行われる行事になっているのです。
もちろん一般的な少年相撲も行われており、少年達が見よう見まねで
土俵の上で相撲を取るほのぼのとした光景も立派な町内の風物詩になっています。
勝ち負けを競うよりも少年の元気を神様に奉納するという意味で
あえて相撲部などの経験者を除いて普通の少年のみの参加に限定することで
細身の少年達が一生懸命頑張り、一方的な相撲にならないように工夫がされています。
美少年の積極的な参加を推奨するなど、単なる力自慢のための行事ではなく
頑張ることが大事という理念を大切にしていますが、一方で大勢の美少年を
半裸という見せ物にすることによって他地域からの見学や支援を増やし、
寄付金を必要以上に稼ぎたいのではという一面も指摘されています。
「洋助君は今年も相撲に出るの?」
光君の質問に、洋助君はそうだよと頷きました。
光君よりも運動が得意な洋助君は、同じ細身でありながら体格は良く、
少年相撲の参加者の中では充分に優勝候補でもありました。
色黒でクールな顔立ちと真面目な性格もあって、町内のお母さん達の中でも
一番応援されています。
光君も運動音痴というわけではありませんが、臆病な性格のため
相撲も痛くて怖いスポーツという印象を持って参加したがらず
さらに過保護な光君のママがそれを後押ししているので、まだ一回も参加したことはありません。
少年相撲で賞状をもらったマワシ姿の洋助君と、私服姿の光君が並んで撮った写真が
夏祭りの思い出の一枚になっているのがいつもの事でした。
その頃、光君のママと洋助君のママは共に町内会の集まりに参加していました。
集まりの内容はもちろん夏祭りの日程のことですが、特に奉納相撲の事が
話題の中心になっています。その話題とは、今年から新たに
相撲の種類を増やそうということでした。
「あくまで実験レベルではありますが、今年の奉納祭に新たに加える相撲の一つとして
『オチンチン相撲』を提案させていただきたいと思います」
町内会長の口から堂々と宣言された思わぬ単語に、集まったお母さん達は目を丸くします。
光君のママと洋助君のママも目を合わせて何かの間違いではないかと確認し合いますが
それは聞き間違いでも何でもありません。本当にオチンチン相撲なのです。
オチンチンと言えば、それは男の子のオチンチン以外の何物でもありません。
もしかしたら他に何か意味があるのか、それとも奉納行事に関係のある言葉なのか
集まったお母さん達は顔を赤くしながらヒソヒソと相談しあっています。
「ちょっと…よろしいでしょうか?」
一人のお母さんが、恐る恐る質問をするために手を上げると
町内会長は笑顔でそのお母さんの言葉を遮り、全てお見通しと言った表情で
オチンチン相撲の説明を始めました。
「分かっています。オチンチン相撲と言われただけでは混乱して当然でしょう。
単刀直入に言えば、美少年の元気に勃ったオチンチンで相撲を取るものです」
「元気に勃った」の一言で、またお母さん達は困ったように顔を赤くしています。
オチンチンというだけで恥ずかしいのに、勃起まで付け加えてしまうなんて。
ですが、ここまで堂々とされると恥ずかしさを通り越して素直になってしまうのか
赤面しながらも思わず顔がほころんでしまうお母さんもいました。
年頃の息子を持つお母さんなら、誰しも息子のオチンチンの成長と勃起には
色々な思いを抱えるはずです。勃起をはしたないと思いながらも
一人前に勃起が出来るオチンチンになった事を褒めてあげたくなったり、
勃起をするのは男の子として元気な証拠と理解しつつも
あまり勃起ばかりしていると不安になってしまったりするでしょう。
一人の男性としてのプライバシーを尊重してあげる時期に来たことを感じながらも
息子の勃起したオチンチンのことまで把握していたいお母さんの葛藤。
いやらしい事を考えるようになったのは良くないことと思っているのに
性に目覚めた息子に対して、オナニーやセックスの意味を教えようと
お節介を焼きたくなる矛盾を抱えながら、息子の思春期を共に過ごすのです。
「これは、おふざけでも何でもありません。ちゃんと意味はあるのです。
成人した男性のオチンチンは、不潔で汚らわしい性的な物でしかありませんが
美少年のオチンチンは、男の子の元気と明るさを象徴するものであり
神様の前でそれを勃起させるというのは、男の子の元気と明るさを
神様に奉納することによって、これからも男の子達が健康で笑顔でいられるように
お守りくださいとお願いするということになるのです」
大まじめな町内会長の言葉に、お母さん達も少しずつ納得していきました。
さらに美少年のオチンチンということになれば、少しは邪な気持ちも働いて
賛同の声がちらほらと上がってきました。
「それでは皆さん、オチンチン相撲の追加に一応は肯定してくださる
ということでよろしいでしょうか?これは町内会としても是非成功させたいことです。
そのためには、皆さんの理解と協力が必要なのです」
世の中には男性が半裸になる祭りは多いです。
本来は神聖のためには全裸が正しいのでしょうけど、公共と倫理の問題で
半裸になっているだけなのです。もちろん汚い男の裸は見たくないのが
女性の本音でありますが、可愛い美少年のフルチン姿なら見たいと思うのも本音なのです。
汚れなき美少年が、汚れないフルチン姿になる。それならオチンチンをさらけ出すことも
神聖な奉納の儀式といって充分通用するとお母さん達は思ったのです。
「今年はあくまでオチンチン相撲を定着させるための実験的な場でありますが
神聖な儀式として行うために、何名もゾロゾロと参加させることはせず
毎年一組、町内会が指名した二人のみとしたいと考えています」
土俵の上で行われる取り組みの様々な結果に一喜一憂するための相撲ではなく
奉納することに目的を置いた、おごそかな儀式としてオチンチン相撲を行いたいと
町内会長は告げます。そのためにも美少年が適任なのでしょう。
「そこで私には今回のオチンチン相撲に適任と思われる美少年の腹案がございます。
浅見光君と大葉洋助君の二人に、私は是非参加していただきたいと思います」
町内会長がそう発言すると、お母さん達の目が一斉に
光君と洋助君のママに向けられ、二人の反応と返事を待ちます。
自分の息子のオチンチンを公衆の面前で晒させることに当然抵抗はあるものの
神聖な奉納の儀式という建前を押しつけられてしまった上に
夏祭りの成功のためという重圧までのし掛かっているのですから
この状況で断れるはずもありません。
「分かりました。私の息子が適任というのであれば、断る理由はありません。
ただ、息子も年頃なのですから、正式な返事は
息子を説得して納得してくれるのを待っていただきたいと思います」
町内会の重圧を察知した洋助君のママは、一応は承諾の返答をしつつも
少しでも時間稼ぎが出来るように上手く答えました。
町内会長もそれを認め、洋助君のママの素早い決断を讃えると共に
光君のママにも早い返事を求めます。こうなると尚更拒否するわけにもいかず
返事に迷うことすら場の空気を壊すことになりかねない雰囲気に
光君のママもそれが光栄であるかのように参加を承諾しなければなりませんでした。
「これでほぼ決まりですね。夏祭りの成功のために快く協力してくださった
お二人に拍手をお願いします。お二人の力で是非オチンチン相撲を成功させましょう」
一斉に拍手に包まれる集会所の中で、拍手に困りながらも
愛想でお辞儀を返す光君のママと、すっかり腹を括った様子の
洋助君のママがどうしたものかと立ちつくしていました。
その後、会はひとまず解散しましたが、光君のママと洋助君のママは
町内会長にオチンチン相撲の説明を一通り受け、協力をよろしくお願いしますと
念を押されて帰宅することになりました。
どう神聖な儀式だと言われても、あまりにも恥ずかしいオチンチン相撲に
光君のママは、光君が大丈夫なのかと帰り道でもしきりに心配していますが
洋助君のママは、もう参加を前提で割り切って考えています。
「まあ、こうなったらなったで息子に頑張ってもらうしかないわね。
むしろ、洋助と光君が一緒になったことを幸いと思わないと。
二人一緒なら何とか頑張れるだろうし、心の準備も早く出来るわよ」
光君のママは光君に対して甘く過保護ですが、洋助君のママは
さばさばした言葉遣いの通り、多少の無理は頑張らせる育て方をしています。
洋助君のことをしっかり見守りつつも、時にはあえて突き放して甘やかさないことで
強い心を作らせたからこそ、洋助君は光君を守れる存在になれたのでしょう。
女性にしては立派な体格は、いかにも洋助君の母親という雰囲気で
肌の色も強い性格も、しっかり洋助君に受け継がれているようです。
こうして光君のママと洋助君のママが並んでいる姿を見ると
光君と洋助君の関係がそのまま写されているようでもあり、面白いものです。
「うちの洋助はもうオチンチンを勃たせることぐらい覚えていそうだけど
光君の方はどうですか?ウブそうですから浅見さんも
教えるのに苦労するかもしれませんよ」
子供なりに男としては成長していそうな洋助君に対して、光君の方は
いかにも性について何も知らなそうな印象がありありなのは
見た目でも性格でも一目瞭然です。
「そんな事…。うちの光君だって、もういじる事ぐらいはしてますから…」
実際には、光君はもう立派にオチンチンを勃起させて遊んでいるのですが
光君のママが知っているのは、光君が寝ているときに布団の中で
オチンチンを触っていることがあるという事ぐらいのようです。
顔を赤らめながら、恥ずかしそうに光君の性の芽生えを告白する光君のママ。
息子のはしたない行為を明かす恥ずかしさはあっても、光君もちゃんと
男としての当然の行為をするという成長をしてる事を認めさせてあげたかったのです。
「あはは、それなら安心ってところかしら。
もし、光君がどうしても無理そうでしたら相談してくださいよ。
いざとなったら洋助一人だけでも奉納の儀式に出来ないか掛け合ってみます」
光君によって頼りになる洋助君のように、洋助君のママもまた
頼りになるお母さんなのでした。
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- CFNM
- 2015⁄10⁄17(Sat)
- 22:44
俺の雅史
俺の名前は藤田浩之。『ToHeart』っていうゲームの主人公をやっているんだけど、今となってはもう懐かしのというか、時代遅れのゲームになっちまったかな。
まあ、それはともかく。そのゲームで色々な女の子と色々な事をさせてもらった俺だけど、ファンの間で密かに噂になっていたのが、いわゆる「雅史END」というやつだな。
俺の幼なじみの親友、佐藤雅史が最後に意味深な言葉で俺を見てニコッと笑う、雅史ホモ説がまことしなやかに囁かれるのも分からないでもないエンディングだけど、本当はバッドENDなのにおかしな話だな。
とはいえ、ただの美少女から魔法使い、果てはロボットに至るまで、誰とも分け隔てなく仲良くなってきた俺だ。実のところ雅史なら恋愛対象として悪い相手じゃないと、俺も密かに思ってたんだ。
本編では語られることはなかったけど、実は熱烈なスカトロマニアというのが俺の本性なんだ。もちろんスカトロと言ったらウンコのことだよな。オシッコなんて所詮子供の遊びじゃないか。
だから俺は女の子を好きになるとき、ただ可愛いというだけじゃ駄目なんだよな。変わった語尾とか、ツンデレとか、そんな表面的な薄っぺらい萌えはどうでもいいんだ。どんなウンコをするかが重要なんだよ。
この子はどんなウンコをするのか。そのウンコが似合っているか、そしてそのウンコを食べたくなるかどうかで決まる。その意味で言えば、雅史も下手な美少女に負けないぐらい、魅力的なウンコを妄想させてくれる男だよな。
なんたって男のウンコなんて、普通だったら絶対見たくないだろうに。でも、雅史のは違う。俺を含めたそこら辺の野郎とは違う、男なのにウンコを見てみたくなる可愛さがあるんだよ。まあ、確かに顔は可愛いけどさ。
実際、俺は中学の時に雅史のウンコを覗いてしまった事がある。あれは二人でゲーセンに行った時だったかな。
遊んでいる途中で雅史がトイレに行くといって抜け出して、俺もすぐ後にゲームが終わったから、ついでに用を足してくるかとトイレに行ったら、そこに雅史の姿がなかった。
トイレに入って行った雅史の姿が見えないということは、アレしかないよな。そう、雅史は個室の中に入ってウンコをしていたとしか考えられないだろ。実際に個室のドアは一つ閉まっていたしな。
男子が友達にウンコをした事を知られるのは、その後の人生に影響を及ぼすぐらいの死活問題だ。それなのに、いくら俺と雅史が幼なじみとはいえ、ちょっと無謀すぎやしないかと思ったけど、きっと雅史は俺がゲームに夢中になってると考えて、しばらくトイレに籠もっていても大丈夫とでも思ったんだろうか。
自分が知っている人間がウンコをしている現場を押さえてしまった。しかも親友の雅史の。ウンコをするなんてイメージのなさそうな雅史のウンコ現場を。俺は何故か雅史のウンコへの興味を抑えることができなくなっていた。
なるべく音を立てないようにコッソリと隣の個室に入って、下に開いている壁の隙間から雅史がいる個室の中を覗き込んだ俺は、そこから見えた光景に思わず目を見張ってしまった。
まるで少女のように綺麗な肌をした尻と、こんな風になるのかと驚かされるぐらいに伸びきった肛門。そしてそこからぶら下がった太いウンコ。普段おっとりしてて、まだガキっぽい面もある雅史なのに、ウンコだけは男らしく野太いというのが不思議と印象に残る。
俺が覗いたときには既にウンコを出し切る瞬間だったらしく、すぐにプツッという小さな音をさせてウンコが肛門から落下すると、今度はボコッという音を立てた。ウンコが便器の底に落ちた音だろう。
「ふーっ…」
太いウンコを肛門から吐き出して、雅史がスッキリしたような溜息をついた。そりゃあ、あれだけのウンコをすればスッキリするだろうな。…だけど、もうちょっと雅史のウンコを見ていたかったよな、惜しかったぜ。
「ふんっ…、んんんっ…!」
もうちょっと早く覗いていたら。と俺が後悔していると、縮んでいた雅史の肛門が再び膨らんで、雅史の力み声が聞こえてくる。まだ出るのか。俺は雅史に感謝しながら今度はもっと良くウンコを観察しようと目を凝らした。
その後、雅史は俺が覗いていることに最後まで気付かないまま2本のウンコを肛門から吐き出した。俺がチラッと見た最初のウンコも含めると、合計3本ものウンコをしたことになるのか。
驚くのは、それが3本とも結構太くて長かったことだ。いくら育ち盛りでもそんなにウンコが出るものなのじゃあないと思ったけど、雅史は毎日部活を頑張っているみたいだから、俺よりも良く食べるせいなのかもしれないな。
ほんのりと漂ってくるウンコの臭いもまったく気にならないぐらい、俺は雅史のウンコ姿に見とれてしまっていたが、雅史が紙を取り出して後始末し始めた今、こうしちゃいられない。先に外に出て、雅史に覗いていたことがバレないようにしないとな。
…しかしまてよ。このままトイレから出て、まったく気付かなかったフリをするのも面白くない。今さっきトイレに来た事にして、個室から出てくる雅史と鉢合わせっていうのも面白いかもしれないな。
個室から出て来た雅史と目があって、雅史がどんな反応をするか見物だな。もっとも俺は、雅史のウンコから肛門まで全部見てしまったんだから今さらなんだが、それだけはさすがに言えないよな。
水を流す音だ、そろそろだな。俺は手を洗っている仕草をしながらドアが開く音に耳を傾け、雅史が出て来た瞬間に、今気が付いた様子で振り向いて雅史と目を合わせた。
「…あ、浩之。…ゴメンね、待たせちゃったかな?」
「お、おう。さっきまでゲームやってたから、別に気にしてないぜ」
もうちょっと驚くとか、慌てふためくとか、俺はからかい甲斐のある反応を期待していたのに、雅史の奴、案外普通だったな。多少は困ったような顔をしていたと思うけど、普通に俺の隣に来て手を洗っているしな。
(いいのか雅史?俺、本当は雅史のウンコ見ちゃったんだぜ?)
俺が心の中で叫んでも、雅史はいつも通りで落ち着いている。もしかしたら照れ隠しなのかとも思ったが、それを確かめる手段は俺には思いつかなかった。
雅史の本心は分からなくても、とりあえず俺の心の中に雅史の尻と肛門、そして野太いウンコの映像は強烈に焼き付き、今でも雅史のウンコ姿が俺のオカズのローテーションに時々入っているというわけだ。
そういうわけで、次からは俺が本編ではとても入れられないような雅史ENDを語ってみることにするか。まあ、そんな趣味の奴がいたらよろしくな。
まあ、それはともかく。そのゲームで色々な女の子と色々な事をさせてもらった俺だけど、ファンの間で密かに噂になっていたのが、いわゆる「雅史END」というやつだな。
俺の幼なじみの親友、佐藤雅史が最後に意味深な言葉で俺を見てニコッと笑う、雅史ホモ説がまことしなやかに囁かれるのも分からないでもないエンディングだけど、本当はバッドENDなのにおかしな話だな。
とはいえ、ただの美少女から魔法使い、果てはロボットに至るまで、誰とも分け隔てなく仲良くなってきた俺だ。実のところ雅史なら恋愛対象として悪い相手じゃないと、俺も密かに思ってたんだ。
本編では語られることはなかったけど、実は熱烈なスカトロマニアというのが俺の本性なんだ。もちろんスカトロと言ったらウンコのことだよな。オシッコなんて所詮子供の遊びじゃないか。
だから俺は女の子を好きになるとき、ただ可愛いというだけじゃ駄目なんだよな。変わった語尾とか、ツンデレとか、そんな表面的な薄っぺらい萌えはどうでもいいんだ。どんなウンコをするかが重要なんだよ。
この子はどんなウンコをするのか。そのウンコが似合っているか、そしてそのウンコを食べたくなるかどうかで決まる。その意味で言えば、雅史も下手な美少女に負けないぐらい、魅力的なウンコを妄想させてくれる男だよな。
なんたって男のウンコなんて、普通だったら絶対見たくないだろうに。でも、雅史のは違う。俺を含めたそこら辺の野郎とは違う、男なのにウンコを見てみたくなる可愛さがあるんだよ。まあ、確かに顔は可愛いけどさ。
実際、俺は中学の時に雅史のウンコを覗いてしまった事がある。あれは二人でゲーセンに行った時だったかな。
遊んでいる途中で雅史がトイレに行くといって抜け出して、俺もすぐ後にゲームが終わったから、ついでに用を足してくるかとトイレに行ったら、そこに雅史の姿がなかった。
トイレに入って行った雅史の姿が見えないということは、アレしかないよな。そう、雅史は個室の中に入ってウンコをしていたとしか考えられないだろ。実際に個室のドアは一つ閉まっていたしな。
男子が友達にウンコをした事を知られるのは、その後の人生に影響を及ぼすぐらいの死活問題だ。それなのに、いくら俺と雅史が幼なじみとはいえ、ちょっと無謀すぎやしないかと思ったけど、きっと雅史は俺がゲームに夢中になってると考えて、しばらくトイレに籠もっていても大丈夫とでも思ったんだろうか。
自分が知っている人間がウンコをしている現場を押さえてしまった。しかも親友の雅史の。ウンコをするなんてイメージのなさそうな雅史のウンコ現場を。俺は何故か雅史のウンコへの興味を抑えることができなくなっていた。
なるべく音を立てないようにコッソリと隣の個室に入って、下に開いている壁の隙間から雅史がいる個室の中を覗き込んだ俺は、そこから見えた光景に思わず目を見張ってしまった。
まるで少女のように綺麗な肌をした尻と、こんな風になるのかと驚かされるぐらいに伸びきった肛門。そしてそこからぶら下がった太いウンコ。普段おっとりしてて、まだガキっぽい面もある雅史なのに、ウンコだけは男らしく野太いというのが不思議と印象に残る。
俺が覗いたときには既にウンコを出し切る瞬間だったらしく、すぐにプツッという小さな音をさせてウンコが肛門から落下すると、今度はボコッという音を立てた。ウンコが便器の底に落ちた音だろう。
「ふーっ…」
太いウンコを肛門から吐き出して、雅史がスッキリしたような溜息をついた。そりゃあ、あれだけのウンコをすればスッキリするだろうな。…だけど、もうちょっと雅史のウンコを見ていたかったよな、惜しかったぜ。
「ふんっ…、んんんっ…!」
もうちょっと早く覗いていたら。と俺が後悔していると、縮んでいた雅史の肛門が再び膨らんで、雅史の力み声が聞こえてくる。まだ出るのか。俺は雅史に感謝しながら今度はもっと良くウンコを観察しようと目を凝らした。
その後、雅史は俺が覗いていることに最後まで気付かないまま2本のウンコを肛門から吐き出した。俺がチラッと見た最初のウンコも含めると、合計3本ものウンコをしたことになるのか。
驚くのは、それが3本とも結構太くて長かったことだ。いくら育ち盛りでもそんなにウンコが出るものなのじゃあないと思ったけど、雅史は毎日部活を頑張っているみたいだから、俺よりも良く食べるせいなのかもしれないな。
ほんのりと漂ってくるウンコの臭いもまったく気にならないぐらい、俺は雅史のウンコ姿に見とれてしまっていたが、雅史が紙を取り出して後始末し始めた今、こうしちゃいられない。先に外に出て、雅史に覗いていたことがバレないようにしないとな。
…しかしまてよ。このままトイレから出て、まったく気付かなかったフリをするのも面白くない。今さっきトイレに来た事にして、個室から出てくる雅史と鉢合わせっていうのも面白いかもしれないな。
個室から出て来た雅史と目があって、雅史がどんな反応をするか見物だな。もっとも俺は、雅史のウンコから肛門まで全部見てしまったんだから今さらなんだが、それだけはさすがに言えないよな。
水を流す音だ、そろそろだな。俺は手を洗っている仕草をしながらドアが開く音に耳を傾け、雅史が出て来た瞬間に、今気が付いた様子で振り向いて雅史と目を合わせた。
「…あ、浩之。…ゴメンね、待たせちゃったかな?」
「お、おう。さっきまでゲームやってたから、別に気にしてないぜ」
もうちょっと驚くとか、慌てふためくとか、俺はからかい甲斐のある反応を期待していたのに、雅史の奴、案外普通だったな。多少は困ったような顔をしていたと思うけど、普通に俺の隣に来て手を洗っているしな。
(いいのか雅史?俺、本当は雅史のウンコ見ちゃったんだぜ?)
俺が心の中で叫んでも、雅史はいつも通りで落ち着いている。もしかしたら照れ隠しなのかとも思ったが、それを確かめる手段は俺には思いつかなかった。
雅史の本心は分からなくても、とりあえず俺の心の中に雅史の尻と肛門、そして野太いウンコの映像は強烈に焼き付き、今でも雅史のウンコ姿が俺のオカズのローテーションに時々入っているというわけだ。
そういうわけで、次からは俺が本編ではとても入れられないような雅史ENDを語ってみることにするか。まあ、そんな趣味の奴がいたらよろしくな。
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- スカトロ
- 2015⁄10⁄17(Sat)
- 22:39
格好悪い竜太君
普通は女子校といえば、女子だけが通うことの出来る学校で、男子はどうやっても通うことは出来ません。ですが、この世界では女子校なのに男子の入学を、特別に認めるケースが増えているのです。
それは、男子の中でも特別な”第三の性別”とも呼ばれる美少年だからこそ認められることでしたが、学校によっては、より積極的に美少年を受け入れようとする所もありました。
このお話の舞台となる女子中学校も、最近美少年を受け入れ始めたばかりで、まだ全校で11人しか美少年がいません。その中で一番の上級生で、唯一の二年生、『滝田竜太(たきだ・りゅうた)』君が、このお話の主人公でした。
「僕の名前は滝田竜太です!皆さん、よろしくお願いします!」
竜太君は、一年前に、この学校が初めて受け入れる美少年として、たった一人で試験的に入学し、女子校での学校生活に問題があるかどうか、様々な記録を取ることに協力させられました。
女子の集団の中に美少年が一人ということで、からかいやイジメはありましたが、竜太君は美少年の中でも心が強いことで評判だっただけあって、一年間無事に頑張り抜いてきたのです。
そして竜太君が頑張ったおかげで、学校も美少年の受け入れを増やし、今年は十人の美少年が入学してくることになりました。
「みんな不安そうだなあ。よーし、僕は先輩なんだからリーダーになって、みんなを引っ張ってあげなくちゃ」
入学式で大勢の女子の中に、ぽつんと混ざって不安そうな新入生達を見て、もっと寂しい思いをしてきた竜太君は、自分が不安だったからこそ、新入生には早く慣れてほしいと思って、張り切っています。
リーダーとして、新入生達にいろいろ教えてあげても、先輩ぶるようなことはしません。”先にこの学校で一年間過ごしただけの友達”のような気持ちで、自分の事も「竜太君」と、友達のように呼んでほしいと、みんなに言いました。
新入生達も、始めこそ緊張していましたが、女子校での生活は何も知らない自分達の不安を助けてもらっているうちに、優しくて頼れる、格好良い友達として、すぐに「竜太君」と素直な気持ちで呼べるようになるのです。
こうしてすぐに新入生達と仲良しになった竜太君は、みんながずっと仲良くいられるために、一緒になって運動が出来る事をやろうと考えて、クラブ活動をすることに決めたのです。
「そうだ、全員で11人いるから、サッカー部にしようよ」
少人数でも、予算も無しにみんなが一緒に楽しめるスポーツはそんなにありません。でも、サッカーなら例え試合は出来なくても、様々な形でルールに縛られずに遊び、楽しむことが出来ます。
竜太君が先頭に立って学校にお願いすると、学校は場所も道具も用意できないと、男子のサッカー部を作ることに反対をしました。
しかし、竜太君はみんなで一緒に楽しめる活動の場として、男子サッカー部という存在を認めてほしいというだけで、それさえ認めてくれれば、道具も場所も要らないという熱意に、学校も女子の邪魔をしないという条件で、男子サッカー部の存在を認めてくれました。
「みんな、これが僕たち男子サッカー部のボールなんだ。大切に使おうね」
みんなで少しずつ出し合ったお小遣いで買った、サッカーボール一個さえあれば、ゴールやグラウンドが無くたって、ボールを蹴り合ってるだけで、みんな仲良く楽しかったのです。
竜太君達は、授業が終わると毎日グラウンドの隅っこでボールを蹴ったりして遊んでいました。ここでもリーダーになるのは竜太君です。
竜太君以外は、とてもサッカーが上手いとは言えませんが、美少年だけのクラブだからこそ、下手でも仲良く、仲間外れが出ずに楽しむ事が出来るのでした。
ただ、そんな竜太君達を快く思わない女子も、少なからずいます。それは、男子サッカー部にグラウンドの隅っこを使われている、女子サッカー部の部員達でした。
女子サッカー部は、学校にも期待されているクラブで、大会でも良い成績を収めています。それだけに練習にも力が入っているせいか、グラウンドの隅っこを竜太君達に使われるだけでも邪魔だと感じるようです。
「まったく、あんな所で幼稚園みたいなお遊びばっかされてたら、凄い目障りなんだけど」
竜太君達の姿が、サッカーをしているというよりは、サッカーボールで遊んでいるだけにしか見えない上級生の女子は、自分達の側でそんな光景を見せられることによって、みんなのやる気が出なくなってしまうのを怒っているようです。
「あんまりウチらの邪魔、しないでよね」
女子サッカー部のキャプテン、『若尾園美(わかお・そのみ)』さんは、度々竜太君達に注意していますが、蹴ったボールが女子サッカー部のグラウンドに入ってしまったりといった失敗は、なかなか防げるものではありません。
「すいませーん、ボール取らしてくださーい」
今日もまた、男子サッカー部の蹴ったボールが、女子サッカー部のグラウンドに入ってしまいました。何度も注意しているのに繰り返される失敗に、とうとう若尾さんもカンカンになって怒りました。
「もー!何度言ったら分かるんだよ!お前達ほんと邪魔だからさー、ウチらのグラウンド使うの止めてくれる?てゆーか男子サッカー部なんて、いらねーよ!」
背が高くて目つきの鋭い若尾さんに凄まれて、ボールを取りに来た美少年は呆然として、動けなくなってしまいます。そこに竜太君が駆けつけて、もう一度謝りますが、若尾さんの怒りは治まりません。
竜太君達の背が低いのを差し引いても、大柄な若尾さんと竜太君では迫力が全然違います。まるで大人が子供の叱っているかのように、若尾さんは常に竜太君を圧倒していますが、それでも竜太君はクラブを解散しろという命令には必死で抵抗しています。
「はぁ!?お前達に断る権利なんてねーんだよ。…じゃあいいや、勝負しよう、勝負。ウチらとお前らでサッカーの試合して、勝ったらグラウンド使わしてやるよ。そのかわり負けたら解散ね、解散」
竜太君達が、女子サッカー部と試合をしたらどうなるか、結果は分かり切っています。竜太君はそんな理不尽な勝負は出来ないと断りますが、美少年が女子に逆らうのは無駄なことなのです。
結局、誰も味方がいないまま、学校にも「自分達の力で何とかしなさい」と言われて、試合を避けることは出来なくなってしまいました。まともにサッカーの試合をしたことがない一年生の美少年達は不安がっていますが、竜太君はみんなを必死に元気づけます。
「仕方がないよ。こうなったら、みんなで一生懸命試合をしよう。負けるかもしれないけど、一生懸命頑張れば、誰か分かってくれる人もいるよ、きっと」
一週間後の試合に向けて、女子サッカー部はグラウンドを半分貸してくれました。初めてサッカーらしい練習が出来るようになったことで、美少年達はだんだんやる気も出て来たようです。
でも、女子サッカー部はそれを見て無駄な努力だと笑っていました。そして、美少年達にどんな恥ずかしい思いをさせようかと、そればかり考えていたのです。
竜太君がそれを知ったのは、試合もあと数日に迫ってきた頃でした。一年生の子がクラスで恐ろしい噂を聞かされたというのです。
「女子が勝ったら、二度と僕たちが逆らえないようにボールから何から全部取り上げて『処刑』してやるって…。処刑って何?って聞いたら、みんなの前で裸にしてやるんだって言うんだ…」
竜太君達は知りませんでしたが、処刑とは、悪い女子達の間で流行っているイジメのことです。みんなの前に美少年を立たせて、ズボンとパンツを一気に下ろし、美少年のオチンチンを丸出しにしてしまうイジメですが、やり方には色々あるようです。
処刑という言葉の響き通り、突然後ろからズボンを下ろすようなイタズラとは違い、人を大勢集めて、儀式的に行う所に特徴があり、美少年が受ける恥ずかしさは、ただオチンチンを見られる事よりも、ずっと大きくなります。
もしかしたら、この学校の女子達は、美少年が入学してきたことで、とうとう処刑が出来ることを喜んでいたのかもしれません。男子サッカー部は、それの切っ掛けにしか過ぎなかったのでしょうか。
それは、男子の中でも特別な”第三の性別”とも呼ばれる美少年だからこそ認められることでしたが、学校によっては、より積極的に美少年を受け入れようとする所もありました。
このお話の舞台となる女子中学校も、最近美少年を受け入れ始めたばかりで、まだ全校で11人しか美少年がいません。その中で一番の上級生で、唯一の二年生、『滝田竜太(たきだ・りゅうた)』君が、このお話の主人公でした。
「僕の名前は滝田竜太です!皆さん、よろしくお願いします!」
竜太君は、一年前に、この学校が初めて受け入れる美少年として、たった一人で試験的に入学し、女子校での学校生活に問題があるかどうか、様々な記録を取ることに協力させられました。
女子の集団の中に美少年が一人ということで、からかいやイジメはありましたが、竜太君は美少年の中でも心が強いことで評判だっただけあって、一年間無事に頑張り抜いてきたのです。
そして竜太君が頑張ったおかげで、学校も美少年の受け入れを増やし、今年は十人の美少年が入学してくることになりました。
「みんな不安そうだなあ。よーし、僕は先輩なんだからリーダーになって、みんなを引っ張ってあげなくちゃ」
入学式で大勢の女子の中に、ぽつんと混ざって不安そうな新入生達を見て、もっと寂しい思いをしてきた竜太君は、自分が不安だったからこそ、新入生には早く慣れてほしいと思って、張り切っています。
リーダーとして、新入生達にいろいろ教えてあげても、先輩ぶるようなことはしません。”先にこの学校で一年間過ごしただけの友達”のような気持ちで、自分の事も「竜太君」と、友達のように呼んでほしいと、みんなに言いました。
新入生達も、始めこそ緊張していましたが、女子校での生活は何も知らない自分達の不安を助けてもらっているうちに、優しくて頼れる、格好良い友達として、すぐに「竜太君」と素直な気持ちで呼べるようになるのです。
こうしてすぐに新入生達と仲良しになった竜太君は、みんながずっと仲良くいられるために、一緒になって運動が出来る事をやろうと考えて、クラブ活動をすることに決めたのです。
「そうだ、全員で11人いるから、サッカー部にしようよ」
少人数でも、予算も無しにみんなが一緒に楽しめるスポーツはそんなにありません。でも、サッカーなら例え試合は出来なくても、様々な形でルールに縛られずに遊び、楽しむことが出来ます。
竜太君が先頭に立って学校にお願いすると、学校は場所も道具も用意できないと、男子のサッカー部を作ることに反対をしました。
しかし、竜太君はみんなで一緒に楽しめる活動の場として、男子サッカー部という存在を認めてほしいというだけで、それさえ認めてくれれば、道具も場所も要らないという熱意に、学校も女子の邪魔をしないという条件で、男子サッカー部の存在を認めてくれました。
「みんな、これが僕たち男子サッカー部のボールなんだ。大切に使おうね」
みんなで少しずつ出し合ったお小遣いで買った、サッカーボール一個さえあれば、ゴールやグラウンドが無くたって、ボールを蹴り合ってるだけで、みんな仲良く楽しかったのです。
竜太君達は、授業が終わると毎日グラウンドの隅っこでボールを蹴ったりして遊んでいました。ここでもリーダーになるのは竜太君です。
竜太君以外は、とてもサッカーが上手いとは言えませんが、美少年だけのクラブだからこそ、下手でも仲良く、仲間外れが出ずに楽しむ事が出来るのでした。
ただ、そんな竜太君達を快く思わない女子も、少なからずいます。それは、男子サッカー部にグラウンドの隅っこを使われている、女子サッカー部の部員達でした。
女子サッカー部は、学校にも期待されているクラブで、大会でも良い成績を収めています。それだけに練習にも力が入っているせいか、グラウンドの隅っこを竜太君達に使われるだけでも邪魔だと感じるようです。
「まったく、あんな所で幼稚園みたいなお遊びばっかされてたら、凄い目障りなんだけど」
竜太君達の姿が、サッカーをしているというよりは、サッカーボールで遊んでいるだけにしか見えない上級生の女子は、自分達の側でそんな光景を見せられることによって、みんなのやる気が出なくなってしまうのを怒っているようです。
「あんまりウチらの邪魔、しないでよね」
女子サッカー部のキャプテン、『若尾園美(わかお・そのみ)』さんは、度々竜太君達に注意していますが、蹴ったボールが女子サッカー部のグラウンドに入ってしまったりといった失敗は、なかなか防げるものではありません。
「すいませーん、ボール取らしてくださーい」
今日もまた、男子サッカー部の蹴ったボールが、女子サッカー部のグラウンドに入ってしまいました。何度も注意しているのに繰り返される失敗に、とうとう若尾さんもカンカンになって怒りました。
「もー!何度言ったら分かるんだよ!お前達ほんと邪魔だからさー、ウチらのグラウンド使うの止めてくれる?てゆーか男子サッカー部なんて、いらねーよ!」
背が高くて目つきの鋭い若尾さんに凄まれて、ボールを取りに来た美少年は呆然として、動けなくなってしまいます。そこに竜太君が駆けつけて、もう一度謝りますが、若尾さんの怒りは治まりません。
竜太君達の背が低いのを差し引いても、大柄な若尾さんと竜太君では迫力が全然違います。まるで大人が子供の叱っているかのように、若尾さんは常に竜太君を圧倒していますが、それでも竜太君はクラブを解散しろという命令には必死で抵抗しています。
「はぁ!?お前達に断る権利なんてねーんだよ。…じゃあいいや、勝負しよう、勝負。ウチらとお前らでサッカーの試合して、勝ったらグラウンド使わしてやるよ。そのかわり負けたら解散ね、解散」
竜太君達が、女子サッカー部と試合をしたらどうなるか、結果は分かり切っています。竜太君はそんな理不尽な勝負は出来ないと断りますが、美少年が女子に逆らうのは無駄なことなのです。
結局、誰も味方がいないまま、学校にも「自分達の力で何とかしなさい」と言われて、試合を避けることは出来なくなってしまいました。まともにサッカーの試合をしたことがない一年生の美少年達は不安がっていますが、竜太君はみんなを必死に元気づけます。
「仕方がないよ。こうなったら、みんなで一生懸命試合をしよう。負けるかもしれないけど、一生懸命頑張れば、誰か分かってくれる人もいるよ、きっと」
一週間後の試合に向けて、女子サッカー部はグラウンドを半分貸してくれました。初めてサッカーらしい練習が出来るようになったことで、美少年達はだんだんやる気も出て来たようです。
でも、女子サッカー部はそれを見て無駄な努力だと笑っていました。そして、美少年達にどんな恥ずかしい思いをさせようかと、そればかり考えていたのです。
竜太君がそれを知ったのは、試合もあと数日に迫ってきた頃でした。一年生の子がクラスで恐ろしい噂を聞かされたというのです。
「女子が勝ったら、二度と僕たちが逆らえないようにボールから何から全部取り上げて『処刑』してやるって…。処刑って何?って聞いたら、みんなの前で裸にしてやるんだって言うんだ…」
竜太君達は知りませんでしたが、処刑とは、悪い女子達の間で流行っているイジメのことです。みんなの前に美少年を立たせて、ズボンとパンツを一気に下ろし、美少年のオチンチンを丸出しにしてしまうイジメですが、やり方には色々あるようです。
処刑という言葉の響き通り、突然後ろからズボンを下ろすようなイタズラとは違い、人を大勢集めて、儀式的に行う所に特徴があり、美少年が受ける恥ずかしさは、ただオチンチンを見られる事よりも、ずっと大きくなります。
もしかしたら、この学校の女子達は、美少年が入学してきたことで、とうとう処刑が出来ることを喜んでいたのかもしれません。男子サッカー部は、それの切っ掛けにしか過ぎなかったのでしょうか。
- category
- ショタ×女
- 2015⁄10⁄17(Sat)
- 22:30
夕闇迫る河川敷
夕闇迫る河川敷で、俺はその少年を見つけた。あっくんを手にかけて以来、俺は幾度もその時の感覚を思い出しながら、独り楽しみにふけっていた。もちろん、再び少年をこの手にかけたいという欲望を持ち続けていた。しかしながら、その少年を見かけたのは本当に偶然だったのである。
彼は自転車のそばにしゃがみ、寂しげに川面に視線を投げかけていた。背格好から、やっと中一ぐらいだろうかと見当をつけた。自転車のそばに肩掛けかばんが無造作に放り出されている。学校帰りだろうか。俺は何気なく彼のそばを横切り、正面にまわって表情を確かめる。夕焼けに朱に染められたサラサラとした髪、思わず触れてみたくなる頬の微妙な曲線、涙をためたような不思議な悲しげな瞳・・・俺はこの子を獲物にする事に決めると、車に戻って小道具を手にして、また少年のそばに引き返してきた。
少年は先ほどと同じ姿勢で、憂わしげな視線を川面に投げかけている。彼にこのような表情をさせるのはどのような悲しみなのだろうか。俺はそれを知りたいと思った。
「ぼく・・・」
弾かれたように少年は顔を上げる。しかしすぐにうつむいてしまう。俺はやにわに彼に覆い被さり、ガーゼで彼の顔を覆い、覆ったその手に力を込めて鼻と口を押さえつける。少年の激しい抵抗は一瞬のことに過ぎない。すぐにぐったりと動かなくなってしまう。俺はかれを背中におぶると、車に向かって歩き始めた。
彼は自転車のそばにしゃがみ、寂しげに川面に視線を投げかけていた。背格好から、やっと中一ぐらいだろうかと見当をつけた。自転車のそばに肩掛けかばんが無造作に放り出されている。学校帰りだろうか。俺は何気なく彼のそばを横切り、正面にまわって表情を確かめる。夕焼けに朱に染められたサラサラとした髪、思わず触れてみたくなる頬の微妙な曲線、涙をためたような不思議な悲しげな瞳・・・俺はこの子を獲物にする事に決めると、車に戻って小道具を手にして、また少年のそばに引き返してきた。
少年は先ほどと同じ姿勢で、憂わしげな視線を川面に投げかけている。彼にこのような表情をさせるのはどのような悲しみなのだろうか。俺はそれを知りたいと思った。
「ぼく・・・」
弾かれたように少年は顔を上げる。しかしすぐにうつむいてしまう。俺はやにわに彼に覆い被さり、ガーゼで彼の顔を覆い、覆ったその手に力を込めて鼻と口を押さえつける。少年の激しい抵抗は一瞬のことに過ぎない。すぐにぐったりと動かなくなってしまう。俺はかれを背中におぶると、車に向かって歩き始めた。
- category
- 鬼畜
- 2015⁄10⁄17(Sat)
- 22:28
夏休み
夏休みは好きだ。
子供たちは朝早くからラジオ体操、昼になればプール。
いくらでもその肢体を楽しむことができる。
さらに夏休みには子供の警戒心もゆるむ。 そして子供が被害に会う性的な事件も夏に多く起こる・・・。
朝早くから外回りの営業をしているわたしは、その日の出まわり先を少しはずしたところで
標的を見つける。 ラジオ体操を終えた子供たちの集団を車の中から観察し、
好みの子を見つけるのだ。 中々うまくいかなかったりすることも多いが、
肉食獣だって半分以上は狩りをしくじるのだ。 わたしは決して焦らない。この狩りのためにわたしは人並み以上に
仕事を早く済ませるすべを身につけていた。 すきこそものの何とやら、だ。
この日は本社から結構離れた場所が出回りさきだった。 こういう時はチャンスである。
今日はうまくいく予感もしていた。 狩りを続けていくと狩人のかんみたいなものがついてくる。
わたしは前の晩ゆっくり寝ていつもよりかなりはやく家を出た。 目的地に着くころにはちょうど6時半だった。
おー いるいる。半ズボンにランニングシャツが・・・。
しかし中々好みの子がいないなー。 どーしよっかなー。
迷っていると一人の子が目にはいった。 三年生くらいだろうか、身長は130あるかないか、細身でおれ好みだ。
さらさらしたおかっぱ頭のような髪型だな。 めがねをかけているが顔立ちは幼くてかわいい。
よく見るとあまり友達がいないようだ。 他の子は連れ立って帰っているのにこの子だけひとりで家に向かっている。
しめしめ。 こういった子はねらい目なのだ。いじめがいがある。
この日は営業の成績はゼロということにしてこの子に張り付いてみることに決めた。
7:30父親出社。 8:45母親出社。今ひとりだな。 しかしここで焦らない。プールがあったりして
かってに休むと親に連絡があるかもしれないからだ。 10:00だいたいこの時間には出るはずだ、プールにいくなら。
ブリーフケースの中身を確認する。 わたしは常に二つのケースを持ち歩いている。
とうぜんその一つは狩り用であるのはいうまでもない。 中身はペンチ、ボールギャグ(口にはさむ機具)、低温ろうそく、
1リットル入りの浣腸器、手錠3ヶ、目隠し、ローション、1メートルの細縄5本、アナルバイブ大、小それぞれ一本。
そして待ち針30本
わたしはケースを閉じた。
大きく深呼吸して集中力を高める。
子供たちは朝早くからラジオ体操、昼になればプール。
いくらでもその肢体を楽しむことができる。
さらに夏休みには子供の警戒心もゆるむ。 そして子供が被害に会う性的な事件も夏に多く起こる・・・。
朝早くから外回りの営業をしているわたしは、その日の出まわり先を少しはずしたところで
標的を見つける。 ラジオ体操を終えた子供たちの集団を車の中から観察し、
好みの子を見つけるのだ。 中々うまくいかなかったりすることも多いが、
肉食獣だって半分以上は狩りをしくじるのだ。 わたしは決して焦らない。この狩りのためにわたしは人並み以上に
仕事を早く済ませるすべを身につけていた。 すきこそものの何とやら、だ。
この日は本社から結構離れた場所が出回りさきだった。 こういう時はチャンスである。
今日はうまくいく予感もしていた。 狩りを続けていくと狩人のかんみたいなものがついてくる。
わたしは前の晩ゆっくり寝ていつもよりかなりはやく家を出た。 目的地に着くころにはちょうど6時半だった。
おー いるいる。半ズボンにランニングシャツが・・・。
しかし中々好みの子がいないなー。 どーしよっかなー。
迷っていると一人の子が目にはいった。 三年生くらいだろうか、身長は130あるかないか、細身でおれ好みだ。
さらさらしたおかっぱ頭のような髪型だな。 めがねをかけているが顔立ちは幼くてかわいい。
よく見るとあまり友達がいないようだ。 他の子は連れ立って帰っているのにこの子だけひとりで家に向かっている。
しめしめ。 こういった子はねらい目なのだ。いじめがいがある。
この日は営業の成績はゼロということにしてこの子に張り付いてみることに決めた。
7:30父親出社。 8:45母親出社。今ひとりだな。 しかしここで焦らない。プールがあったりして
かってに休むと親に連絡があるかもしれないからだ。 10:00だいたいこの時間には出るはずだ、プールにいくなら。
ブリーフケースの中身を確認する。 わたしは常に二つのケースを持ち歩いている。
とうぜんその一つは狩り用であるのはいうまでもない。 中身はペンチ、ボールギャグ(口にはさむ機具)、低温ろうそく、
1リットル入りの浣腸器、手錠3ヶ、目隠し、ローション、1メートルの細縄5本、アナルバイブ大、小それぞれ一本。
そして待ち針30本
わたしはケースを閉じた。
大きく深呼吸して集中力を高める。
- category
- 鬼畜
- 2015⁄10⁄17(Sat)
- 22:17
全国大会の覇者 翼
「ごめんくださ〜い!」
自宅の風呂釜が壊れ、翼はまだ午後3時にもかかわらず石の湯ののれんをくぐった。
さっきまでグランドでたっぷり汗をかいた翼は、単純にも一番風呂の極楽気分という話に触発されたのだ。
番台は不在だった。翼はカウンターに百円玉をひとつ置いて、Tシャツや短パンを脱いでいった。
ガラス戸を開ける。だれもいない。そそくさとかかり湯を浴び、翼は大きな湯船に飛びこんだ。
「うわーっ、気持ちいい!」
全国大会の覇者とはいえ、生まれたままの姿だと、まだまだ無邪気な小学生である。
バタ足や潜水をひとしきり楽しむと、すっかりのぼせて足元がおぼつかなくなった。
湯船からあがって、ちょうど入ってきた客にぶつかりそうになった。
「あ、ごめんなさい」
「えっ、つ、つばさクン……」
その声はあねごこと、早苗だった。しかも、早苗の友だちの女子が4人もいた。
自宅の風呂釜が壊れ、翼はまだ午後3時にもかかわらず石の湯ののれんをくぐった。
さっきまでグランドでたっぷり汗をかいた翼は、単純にも一番風呂の極楽気分という話に触発されたのだ。
番台は不在だった。翼はカウンターに百円玉をひとつ置いて、Tシャツや短パンを脱いでいった。
ガラス戸を開ける。だれもいない。そそくさとかかり湯を浴び、翼は大きな湯船に飛びこんだ。
「うわーっ、気持ちいい!」
全国大会の覇者とはいえ、生まれたままの姿だと、まだまだ無邪気な小学生である。
バタ足や潜水をひとしきり楽しむと、すっかりのぼせて足元がおぼつかなくなった。
湯船からあがって、ちょうど入ってきた客にぶつかりそうになった。
「あ、ごめんなさい」
「えっ、つ、つばさクン……」
その声はあねごこと、早苗だった。しかも、早苗の友だちの女子が4人もいた。
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- 版権
- 2015⁄10⁄17(Sat)
- 22:13
翼のユニにぶっかけろ
「や、やめろ!俺のユニフォームに汚いことするな!」
「みんな翼のユニにぶっかけろ!特にナンバーのところに集中的にな」
「で、出る!!うっ!うっ!」
「これで10人目だぜ、もう染みこまなくて水たまりみたいになってるぞ」
「あぁぁ・・お、俺のユニに・・俺の10番に・・・」
「俺の10番だ?生意気言いやがって!いつから『俺の』になったんだ?
うぬぼれるな翼!」
ぼれやがって。」
「そ、そんな・・・」
「あれ?翼、なに勃起させてるんだ。自分のユニにぶっかけられて興奮した
か?さすがマゾ翼。おまえのもぶっかけてやる。」
「や、やめろ!!」
「自分のパンツで擦られて、ガチガチになってるぞ!気持ちいいんだろ?
ガマンしないで声だせよ!」
「や、やめろ!!俺はそ、そんな!うぐうう・・・くううう!!」
「もうでるんじゃねぇか?翼。歯食いしばってガマンしてねぇであえぎ声出せ!」
「くううっ!!うぐっ!!やだ!!やめろ!!触るな!!」
「ここはそうは言ってねぇぞ。おらおらおら!!翼!自分のユニにぶっかけちゃえ」
「あっ!」
びゅっ!!びゅっ!!びゅっ!!
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・そ、そんな・・うううっ」
「うわぁ、すげぇ勢い!たくさん出たなぁ。どんくらいためてたんだ」
目の前に置かれた自分のユニフォームに自分でぶっかけた翼。
自分のユニフォームを汚すことに目覚めてしまった瞬間だった(笑)
「みんな翼のユニにぶっかけろ!特にナンバーのところに集中的にな」
「で、出る!!うっ!うっ!」
「これで10人目だぜ、もう染みこまなくて水たまりみたいになってるぞ」
「あぁぁ・・お、俺のユニに・・俺の10番に・・・」
「俺の10番だ?生意気言いやがって!いつから『俺の』になったんだ?
うぬぼれるな翼!」
ぼれやがって。」
「そ、そんな・・・」
「あれ?翼、なに勃起させてるんだ。自分のユニにぶっかけられて興奮した
か?さすがマゾ翼。おまえのもぶっかけてやる。」
「や、やめろ!!」
「自分のパンツで擦られて、ガチガチになってるぞ!気持ちいいんだろ?
ガマンしないで声だせよ!」
「や、やめろ!!俺はそ、そんな!うぐうう・・・くううう!!」
「もうでるんじゃねぇか?翼。歯食いしばってガマンしてねぇであえぎ声出せ!」
「くううっ!!うぐっ!!やだ!!やめろ!!触るな!!」
「ここはそうは言ってねぇぞ。おらおらおら!!翼!自分のユニにぶっかけちゃえ」
「あっ!」
びゅっ!!びゅっ!!びゅっ!!
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・そ、そんな・・うううっ」
「うわぁ、すげぇ勢い!たくさん出たなぁ。どんくらいためてたんだ」
目の前に置かれた自分のユニフォームに自分でぶっかけた翼。
自分のユニフォームを汚すことに目覚めてしまった瞬間だった(笑)
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- 2015⁄10⁄17(Sat)
- 22:09
翼が陵辱される
翼が陵辱される。何人ものチンポが顔面に押し付けられそのまま顔射される。
眼に入りそうなので眼を開ける事が出来ず次になにをされるか解らなくなり、
鼻にも垂れたザーメンが入って来たり、直接鼻の中に発射されたり、逆流した
ザーメンが出て来たり、といって息が出来ず、息をするために口だけが開いて
いた。その口にもチンポをブチ込まれ喉奥に射精されて息が出来ない。
顔面がうまっているのでまちきれないヤツらが耳の穴まで発射したり、髪の毛
にチンポ突っ込んで翼の後頭部にグリグリ押し当ててそのまま発射して生暖か
いものを感じたり、ザーメン頭からぶっかけられてシャワーを浴びた様に髪の
毛グシャグシャになったりする。跪かされて股間やアナルは無事なのだが、さ
んざん顔面陵辱された翼が開放された時にはザーメンまみれの床に転がって動
くこともできない。しかし息も荒く仰向けに転がっている翼の股間部分はテン
トになっていてギンギンだった。先端部分は何かの液で湿っていて汁がサカパ
ンから伸びた太腿に垂れている。サカパンの裾から手を突っ込み翼の勃起した
ペニスを引っ張り出すと、ブルンッ!と勢い良く露になった。熱く硬くギンギ
ンになったビクビクと波打つ翼のペニスがひんやりとした外気に触れる。
メンバーの前に曝された翼のペニスはビクンビクンと上下する度に先端から液
体を跳ばしている。誰かが翼のペニスを荒々しく摑みあげると激しく扱きあげた。
悲鳴を上げながらよがる翼。ほどなくして翼のペニスからは大量の白い液体が噴
出した。ひとしきりザーメンを吹き上げた翼のペニスはすっかり萎えて小さくな
ってしまった。息も荒く床に倒れこんでいる大空翼。凌辱の感覚が開いた事で油断
してしまっていた。しかしその翼の股間にメンバーは・・・
「翼!終わったと思ってるんじゃねえぞっ!!」「!?あがああああっっ!!!」
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- 2015⁄10⁄17(Sat)
- 00:06
アルス
ドアの前で、困惑の表情で立ち尽くす少年がいた。
黒髪にあどけなさの残るも凛とした顔。彼の名は、アルス。
勇者ロトの血を引く少年。仲間たちと、ぱふぱふの店まで来たのだが、
生来の生真面目な性格があと一歩を踏み出せずにいるのだった。
「おいっ」
突然、肩を掴まれ、後ろを振り向くと、そこには、
きつい目をした少年が立っていた。
つんつんと尖った黒髪に、クールといえば聞こえはいいが、
愛想のない無表情が整った容姿を近付きがたいものにしている。
彼の名は、アラン。
アルスと同じように勇者ロトの血を引くものだが、少し前までは、
異魔神の呪縛により『魔人王ジャガン』として呪われた道を歩んでいた。
しかし、今では、勇者の血の目覚め、アルスたちとともに行動を続けている。
「あ、アラン……いったい」
「来い」
不機嫌な口調で言うと、アランは、
強引にアルスの腕を取り、部屋の中へと入った。
「うわぁっ!」
ベッドに突き飛ばされ、声を上げるアルスをよそに、
アランは、ドアの鍵を掛けると、ノブを壊して、出入りを封じる。
「アラン、何を……っ!」
抗議の声を上げるようとするアルスだったが、無言のまま、
アランに詰め寄られ、言葉を失う。
「俺は……いやだ……」
絞り出すような声で、アランが言った。
「い、『いやだ』って……な、何が?」
「俺は、おまえが他の奴に触られるのがいやなんだ!」
「んぅっ!」
そう言うと、アランは、噛み付くような勢いで、アルスの口唇を奪った。
アランの舌が口の中を思う様に貪り、アルスの思考が
どんどん奪われていく。長いキスが終わると、アルスの身体から、
すっかり力が抜けて、ベッドに沈んだ。
「……アルス」
甘い声で囁き、アランは、アルスの服を脱がしていく。
薄暗い部屋に少年の未発達な肉体が晒される。
黒髪にあどけなさの残るも凛とした顔。彼の名は、アルス。
勇者ロトの血を引く少年。仲間たちと、ぱふぱふの店まで来たのだが、
生来の生真面目な性格があと一歩を踏み出せずにいるのだった。
「おいっ」
突然、肩を掴まれ、後ろを振り向くと、そこには、
きつい目をした少年が立っていた。
つんつんと尖った黒髪に、クールといえば聞こえはいいが、
愛想のない無表情が整った容姿を近付きがたいものにしている。
彼の名は、アラン。
アルスと同じように勇者ロトの血を引くものだが、少し前までは、
異魔神の呪縛により『魔人王ジャガン』として呪われた道を歩んでいた。
しかし、今では、勇者の血の目覚め、アルスたちとともに行動を続けている。
「あ、アラン……いったい」
「来い」
不機嫌な口調で言うと、アランは、
強引にアルスの腕を取り、部屋の中へと入った。
「うわぁっ!」
ベッドに突き飛ばされ、声を上げるアルスをよそに、
アランは、ドアの鍵を掛けると、ノブを壊して、出入りを封じる。
「アラン、何を……っ!」
抗議の声を上げるようとするアルスだったが、無言のまま、
アランに詰め寄られ、言葉を失う。
「俺は……いやだ……」
絞り出すような声で、アランが言った。
「い、『いやだ』って……な、何が?」
「俺は、おまえが他の奴に触られるのがいやなんだ!」
「んぅっ!」
そう言うと、アランは、噛み付くような勢いで、アルスの口唇を奪った。
アランの舌が口の中を思う様に貪り、アルスの思考が
どんどん奪われていく。長いキスが終わると、アルスの身体から、
すっかり力が抜けて、ベッドに沈んだ。
「……アルス」
甘い声で囁き、アランは、アルスの服を脱がしていく。
薄暗い部屋に少年の未発達な肉体が晒される。
- category
- 版権
- 2015⁄10⁄06(Tue)
- 00:14
露出レイプ
露出に興味を持ったのは幼稚園のときです。
当時はもちろん意識はしていませんでしたが,誰も家にいないとき裸になり,テレビにお尻をくっつけてテレビの中のお姉さんに見てもらいたいという願望がありました。
小学生になると時々でしたが人気のない公園でよくズボンとパンツをおろしていた程度で,見られても子供の立ちションとしか見えないものでした。
中学生になると一気に露出の目覚めてしまいました。
塾通いをし始めて帰りが夜遅いので,「これなら見られない」と途中の雑木林がある小学校で最初の方は少しだけ脱いでいましたが,2ヶ月程立つと全裸になってオナニーをしていました。
小学校の玄関やグラウンドでドキドキしながら裸で歩いて何度も射精していました。
当時はもちろん意識はしていませんでしたが,誰も家にいないとき裸になり,テレビにお尻をくっつけてテレビの中のお姉さんに見てもらいたいという願望がありました。
小学生になると時々でしたが人気のない公園でよくズボンとパンツをおろしていた程度で,見られても子供の立ちションとしか見えないものでした。
中学生になると一気に露出の目覚めてしまいました。
塾通いをし始めて帰りが夜遅いので,「これなら見られない」と途中の雑木林がある小学校で最初の方は少しだけ脱いでいましたが,2ヶ月程立つと全裸になってオナニーをしていました。
小学校の玄関やグラウンドでドキドキしながら裸で歩いて何度も射精していました。
- category
- イジメ2