- 2014⁄01⁄25(Sat)
- 03:40
柔道部顧問
「礼!!」
「ありがとうございましたぁ!!」
青畳の道場に若者達の声が響き、程なくぞろぞろと汗だくの男子生徒が道場を飛び出してきた。
少々の疲れは、彼らの活力に影響を与えない。疲労困憊、立ち上がれないほどの筋トレも、10分もすれば回復してしまう。
健吾は頼もしさとともに、羨ましさを感じ、まぶしそうに生徒達を眺めていた。
「可愛いもんだな、高校生は‥ と、たそがれてる場合じゃないんだ。笑」
はっと思い出し職員室に急いだ。健吾は電話を待たせていた。
林田健吾37歳。県立高校教諭、柔道部顧問。
シャワーをすませた健吾が道場に戻ってゆく。右手にタオルを持ち、袴にスリッパを引っかけた格好で廊下を歩いていた。
身長176cm体重92kg、夕日が健吾の体を輝かせている。
上半身裸。バランス良く鍛えた堅太りの体、太い首、赤黒く焼けた躯が男らしい。
女生徒がいない時だけこんな格好ができる。
もっとも教頭にでも見つかれば小言をを聞かされるだろう。
(貴方の躯は刺激が強過ぎます気を付けなさい。だと?全身猥褻物みたいに‥何言ってんだ。)
教頭の鼻こそ反則だ。ちんちん鼻、笑うぜ。
(おやっ)健吾が目を留めた。道場の用具室のドアが開いていた。
「また忘れてやがる」健吾は用具室に入って鍵を掛けた。用具室は道場に通じているのだ。
用具室と道場には採光用と通風用の小窓しかなく、外からは見えない作りになっている。
熱気が引き静かになった道場で一人ゆっくり寝転がるのが好きだった。
今日はそんなつもりでなかったのだが、つい袴を脱いでしまった。いつものように‥。
道場の入口は鍵が掛かっている。もう誰も入ってこない。健吾は用具室からゆっくり道場に入っていった。
道場の隅に着替えを入れたバッグがある。健吾はタオルを首に掛け、袴を右手に素裸で真っ直ぐ歩いて行った。
分厚い胸。堅く張った丸い腹。胸毛が渦を巻いて下に流れ、股間から沸き上がる剛毛が臍でぶつかり渦を作っていた。
外股ぎみに歩いているが、内股はぴったり擦れあって腿の肉を揺らしている。
内腿に押され股間のイチモツが前に押し出されるように揺れていた。
空調も止まり、締め切った道場の空気はさすがに重い。シャワー後の湿った体を乾かすため通風の窓を開け、体を窓に向け座った。
バッグを開くとファイルブックが入っていた。A4の書類を整理するためのものだ。
「忘れてた‥」今日の練習前、部員達が騒いで、それを見ていたのを思い出した。
「俺が預かる、練習後に取りに来い」と言って中も見ずにバッグに放り込んだのだ。健吾はそれを開いてみた。
練習の風景写真がコメント入りでファイルされていた。
先週、部員の一人が練習中の写真を撮りたいと言ってきた。あまり頓着しない健吾はすぐに許可した。
その次の日もう一人カメラを持ってきた。林祐吾という真面目な部員だった。
「デジタルカメラか‥便利になったな」
A4のカラープリント。コメントもきれいにタイプされていた。
健吾は通風用の窓に足を向け、仰向けに寝ころびページをめくっていった。
健吾が写っていた。
道場の真ん中に座り、林祐吾と肩組んで笑っている写真であった。健吾も祐吾も柔道着を脱いで袴だけの姿だ。
「よく撮れてる」健吾が笑った。
健吾にとってその部員は気になる可愛い奴だった。
つい裕吾を目で追ってしまう、センスが良いからだけではなかった。
林祐吾も、名前が似てるせいか、よく慕ってくれる。おとなしめの性格だが優柔不断というわけではない、柔道の筋はいい。
柔らかい柔軟な筋肉を持っているのだ。うちで一番強くなるのはこいつだと思っている。
祐吾と組むのは楽しい。
だが、祐吾と組み手をすると時々困ったことになる‥
健吾は祐吾を男として可愛いと思ってしまう、ことに寝技など掛けたり教えたりするのは楽しい。
気が付くと感じている自分がいる。
さすがに勃起はしないが半立ち寸前ぐらいまで膨張してしまうことが度々あった。
顔を真っ赤にし、健吾を跳ね返そうともがく裕吾の顔を見ているとずっと見ていたくなる。
キスしてしまいたい衝動さえ沸き上がってくる。
裕吾を想うだけで健吾の体に変化が起きていた。
健吾は自分の股間を押さえた。下腹の内側に熱が籠もってくるのだ。
次のページを見た時、健吾は唸り声を上げた。
「こいつら・・むぅっ・・ゆ・祐吾っ‥」
柔道部員達が裸で写っていた。その中に祐吾も混じっていた。
‥祐吾の躯から目が離せない。面白がっていたのはこれか。
卑猥なな写真ではない。合宿で撮った入浴中の記念写真のようなものだ。
しかし、この道場で全裸になった祐吾の写真は健吾には特別なものだった。
健吾は体を起こし、大きく体を膨らませ息を吐いた。股間に沸き上がってくる欲望を吐き出そうとしたのだ。
閉じようとして、最後のページに指を掛けた。
分厚い。何枚か重なって入っている。
心の中で(見るな)と言い聞かせながらも、健吾はそれを抜き出してしまった。
「むうっ・・」健吾は体を堅くしてそれ
を凝視した。息が荒くなり躯を膨らませた。
「すげぇ・・」
ベッドで股間を露わに座っている祐吾が写っていた。
半分皮を被った丸っこいイチモツがゆったりと金玉に乗っかっている。先からちろっと覗いているピンクの亀頭が可愛い。
その下には同じアングルで太く垂直にイチモツを勃起させている祐吾が写っている。皮を剥
いたイチモツのアップもある。ポーズとってそれを握りしめている祐吾もいる。
幼いあどけさの残る顔立ちとは裏腹に、大人の男の色気を発散させている祐吾がそこにいた。
練習中に柔道着越しにその感触を感じたことはあった。
あるいは健吾の物を腰や腿に押しつける、押しつけられるということは当然ある。
体を相手に密着させ、相手の重心に力を加えて相手の体を制御する。柔道とはそういうなの競技なのだから。
普段は相手や自分のイチモツのことなど忘れている。いけないのは寝技を決める時だ。
時間いっぱい祐吾を抱きしめるのは、「いけない反応」を抑える苦労をしなくてはならない。
だが、写真とはいえその姿を見てしまった今、健吾は祐吾の感触を思い出してしまった。
健吾の股間が急激に変化してゆく。
むくむくと太さを増し、重そうな大きな傘を持ち上がってゆく。
両手で写真を持ち、祐吾を凝視してしまっていた。
最後の一枚はさらに強烈に健吾を動揺させた。上半身裸で胡座をかいて座る健吾がいた。
そして裸で立っている祐吾の腰を抱いているのだ。祐吾は見事に勃起させ、その先を健吾の顔にくっつけている写真だった。
先の座って肩を組む写真と合成したもののようだ。それは健吾だけの想像のシーンのはずだった。
健吾は勃起を抑えようとイチモツを右手で押さえ込んだ。だが強い圧迫は逆にそれを刺激し、勢いを増してしまう。
健吾のイチモツは堅く完全に勃起してしまった。
「むうふっー」太い溜息が柔道場に響く。健吾は両手で勃起を隠す様に握りしめた。
(なぜ?)祐吾が俺の写真と自分のヌードを合成したという事実に戸惑った。
このまま己を放出してしまいたい衝動が健吾を襲った。
「いかん・・!」
このファイルを祐吾が取りにくるはずなのだ。
健吾は急いで袴をはいた。
.....................
健吾先生に見られたらどうしよう。練習前も練習中も練習後も見なかった。
先生が見ないうちに何とか回収しないと‥。
先生が見ないうちに何とか回収しないと‥。
祐吾はやりきれない思いで待っていた。
「まだ見てないよな‥」林祐吾は道場の入口にいた。先生のようすはいつもと全然変わらなかった。
後悔していた。
デジカメ写真をプリントした写真集、それにみんなの裸を入れていたことを‥
自分の秘密の写真さえ忍ばせていた‥。それを健吾先生に没収されてしまった。
健吾先生に見られたらどうしよう。
練習前からずっと鞄の中にあるはず。先生が見ないうちに何とか回収しないと‥。
練習後、先生に電話があって、礼を終えるとすぐ行ってしまった。健吾先生の鞄はまだ道場にある。
(今のうちに先生の鞄から取ってこようか)
祐吾は考えたがそれでは先生の鞄を勝手に開けなければならない。
祐吾がそれをしたことはすぐばれてしまう。健吾先生に嫌われるのは厭だ。
(せめて、あの写真だけは抜いておいて写真集はそのままにして素直に叱られよう。)
そう思い、道場に入ろうとした時、用具室のドアが開いた。
健吾先生が道場に戻ってきたのだ。素っ裸で‥。祐吾は思わず身を潜めた。
(は、裸、なぜ‥なとこから裸で出てくる?)
熊のような健吾先生の躯、太いちんぽを黒々とした股間の剛毛から揺らして道場を歩いてきた。
(うわっ!ちんぽぶるんぶるんに揺れてる)
裸じゃなかったらそのまま入って行くのに‥。
健吾先生は逞しい背中を向け窓の方に向かってゆく。
(うわっ~でかいケツ、毛深い~)夢にまでみた健吾先生の全裸。
狂おしいほど健吾先生の裸が見たいと思っていた。それが実現したのだ。
(ここじゃよく見えない、もっと‥近くで)
祐吾は静かに道場から抜け出した。裏に回って通風窓から覗こうと思ったのだ。
先生のバッグは通風窓の所にある。そこは植え込みがあって丁度周りから見えない位置だ。
急いで裏に回り込み、静かに窓に近づいていった。
ガララっと窓が開いた。祐吾が開ける前に健吾が開けたのだ。
通風窓には外側にブラインド風のさんがあり、中を伺うのに都合がよかった。
祐吾が静かに窓の下に座った時、健吾も窓に足を向けて座り込んだ。
(ラッキー!まだ着替えてない!)
祐吾が目を見張る。健吾が大きく足を開いて膝を上げて座っていた。左足の指が目の前に‥。
(すげー!すね毛、金玉の皺までばっちり)
手を伸ばせば届きそうな所にでかいちんぽがある。
へそから内腿まで剛毛に覆われ、ごわごわした感じ、素肌を感じるのは金玉とちんぽだけだ。
裕吾の目の前に、黒光りする金玉と大きな亀頭が重そうに垂れていた。
(よく伸びる金玉袋、ちんぽずる剥け。太い。あっ、先っちょに毛がついてるよ先生‥^^)
半剥けに覗く丸い亀頭が健吾の地肌より明るい色でピンクっぽい。健吾先生の手が無造作にそれを掴んだ。
(皮剥いた、おっきい傘!毛を取った、股開いてごつい手でちんぽ弄ってる。やらしー先生)
健吾先生は剥いたちんぽと一緒にに金玉持ち上げて袋の裏も空気にさらした。尻の奥まで毛だらけ。
(両手の親指でちんぽの先開いた!いやらしい手つき、でかい穴ぬれて光ってる、すげ~、俺、健吾先生のおしっこの穴まで見ちゃった!)
健吾先生の位置が近すぎて、乳首から下しか見えないのが祐吾をより刺激する。
健吾が尻を後にずらし横のバッグを取った。
(顔見えた!うわぁでかい躯のけぞらして。息づかいまで聞こえる。凄い迫力。)躯を左に開いて左手を後ろに伸ばしたため。
健吾先生の全身が視界にはいった。肩、腹、胸、腰、腿全ての筋肉の動きがが連動して躯を開く、畳の上で喘ぐポーズにも見えた。
裕吾は右手を袴につっこんでちんぽを掴んだ。覗いた時から勃起してる裕吾のちんぽはびちゃびちゃに濡れている。
脇を開きバッグを掴む。健吾先生はファイルを取り出し仰向けに寝ころんだ。健吾先生の腹がゆったりと上下している。
分厚い胸に遮られ顔が見えない。ファイルを顔の上に差し上げて開いた。祐吾が緊張する。健吾先生が写真集を見つめる。
半分ほど見たところで「よく撮れてる」と笑いを含む声が聞こえた。
(そこまでにして!もう見ないで)次を開いた。裕吾が頭抱える。
「祐吾‥」健吾先生が呻くように言った。
祐吾が顔を上げると健吾先生が右手でちんぽを押さえている。半身を起こし左肘で躯を支えて祐吾の裸を見ている。
太い眉、いつもは優しい目が真剣に写真を睨む。右手がちんぽの根本と金玉を掴んでいる。
(そっそれ!見ないで!!)
(ダメ、健吾先生、ああっ‥)
健吾先生が隠れていた写真を抜き出したのだ。
(あっあ‥息が荒い。怒った?)
(えっ、いま‥すげぇ‥って?)
(健吾先生のちんぽ半立ち?俺の写真見て?)健吾先生が勃起しかけている。
(あっ)健吾先生の躯が大きく膨らんだ。
(あっ‥ごめんなさい、見ないで、あっ)
(みな‥いで、あっあっ)どうしよう・・
(怖い顔‥、でも、でも‥)
(もっと見て、それっ‥健吾先生を思って‥)
(健吾先生、健吾先生、!)
我慢できず、裕吾は袴をずり下げちんぽ取り出した。
もう裕吾の右手の動きは止まらなかった。
健吾先生は上体を起こした。
(ああっ‥、俺を見‥すごい・すごい躯‥)
(柔道着姿でじゃなく、その大きな躯で‥)
(その大きな躯で‥、俺を押さえ込んで‥)
(健吾先生の躯、俺、、健吾先生の‥で‥)
(先生の躯‥熱いちんぽ、時々感じるよ‥)
太いちんぽが大きくなってる。脈打つリズムで金玉が揺れている。
健吾が大きく息を吐いたときには重そうな亀頭が持ち上がっていた。
(すげぇ‥あれが当たっていたんだ俺に‥)
祐吾はちんぽの変化に目が奪われていた。
(健吾先生のちんぽすげぇ‥)
(俺の写真にあんなに顔を近づけて‥)
大人の怒張。憧れの健吾先生の恥ずかしい昂奮。右手は間違いなくちんぽを揉んでいる‥
(健吾先生が俺の恥ずかしい写真で勃起してる!あんなに握りしめ、オナニーしてる!)
(あの毛深い掌でイヤらしいことしてる‥)
裕吾の右手は若い先走りに濡れ、びちゃびちゃになっていた。健吾先生と一緒にオナニーしていることに完全に舞い上がってしまった。
健吾先生のごつい手が金玉と青筋膨れ上がった屹立を両手で絞るように握りしめている。
プックリ割れて杏の実のように赤上く膨れがる亀頭。その丸く張った亀頭は裕吾を狙っている砲身のようだ。
パンパンに膨れ上がった砲身が滴を光らせていた。祐吾は自分のちんぽを握りしめた。
(‥先生、興奮、してくれた‥俺の裸で‥)
健吾先生の太い溜息を聞いた時、喜びが何度も溢れ、裕吾の躯を震わせていた。
(‥健吾先生、せんせい‥‥)
.....................
健吾はバッグから水筒を取り出した。喉がひどく乾いている。
冷たいお茶が欲しかった、まどろっこしげにお茶を注ぎ、一気に飲み干す。
ふうぅっと息を吐き、その場で正座をした。気を静めなければ‥股間の昂りを収めなければならない。
裕吾がすぐにもやってくるかもしれない。健吾は目を閉じた。
「‥‥」
健吾は困っていた。どんな顔であいつを迎えよう‥。叱るのか?あいつを傷つけてしまう‥。
隠し写真は見なかったことにするしかない‥。部員みんなとの集合写真は明日きっちり叱ってやろう。
あいつだけ叱るんじゃなく、全員を‥。。
「よし!」決めたら気が楽になった。生来、楽天家なのだ。思い悩むのは大の苦手としている。
「前頭葉が足りないのかもしれない」と、自分で思っているフシがある、健吾には。。
来るかな裕吾のやつ。ビビッてるんじゃないか‥
裕吾の秘密を見つけて楽しんでいる林田健吾だった。
(没収してやろうかこれ)って思いもある。いぢわるな林田健吾だった。健吾は笑っていた。
こんなもん学校に持ってきやがって、何考えてんだ全く、他の先生に没収されたらどうすんだ。恥ずかしい。
俺までやばいじゃないか、柔道場だぞ、柔道部員ばかりだぞ、俺まで一緒くたじゃねえか。
段々、腹立ってきたぞ。まずい。叱っちまいそうだ。裕吾、早く来ないとまた見るぞ。
「そうだ、俺今デジカメ持ってんだ」
バッグからカメラを取り出し確認した。周囲を見渡し、不満そうだ。
「暗いな」ファイルとカメラをバッグに入れて、用具室に向かった。
暫くして、健吾が嬉しそうな顔で用具室から出てきた。
「お宝はバッチリカメラに収めたぜ」
用具室には夜間練習に使う照明があり、それを使ってしっかり「裕吾」を接写してきたのだ。
お家に帰ってゆっくり楽しませてもらおっ^^。と、その前にご本人に会わなきゃ。健吾は入口へ歩いていった。入口を開けて待とうと思ったのだ。
(ん?)もういるのかな?引き戸が幾分開いているような気がする。ここ、開いてるぞ。
「なぜ、開いてる?鍵かけてなかったのか?」
引き戸を開いて下足室を眺めた‥バッグが一つ置いてあった。
えんじ色のスポーツバッグ、裕吾のバッグだ。俺のバッグと同じ色なのですぐ判る。
ここにいたのか?どこ行きやがった。健吾はバッグをぶら下げて道場に引き返した。
程なく、柔道場に健吾の鼾が聞こえだした。どうやら寝てしまったようだ‥ホントにのんきな健吾であった。
「ありがとうございましたぁ!!」
青畳の道場に若者達の声が響き、程なくぞろぞろと汗だくの男子生徒が道場を飛び出してきた。
少々の疲れは、彼らの活力に影響を与えない。疲労困憊、立ち上がれないほどの筋トレも、10分もすれば回復してしまう。
健吾は頼もしさとともに、羨ましさを感じ、まぶしそうに生徒達を眺めていた。
「可愛いもんだな、高校生は‥ と、たそがれてる場合じゃないんだ。笑」
はっと思い出し職員室に急いだ。健吾は電話を待たせていた。
林田健吾37歳。県立高校教諭、柔道部顧問。
シャワーをすませた健吾が道場に戻ってゆく。右手にタオルを持ち、袴にスリッパを引っかけた格好で廊下を歩いていた。
身長176cm体重92kg、夕日が健吾の体を輝かせている。
上半身裸。バランス良く鍛えた堅太りの体、太い首、赤黒く焼けた躯が男らしい。
女生徒がいない時だけこんな格好ができる。
もっとも教頭にでも見つかれば小言をを聞かされるだろう。
(貴方の躯は刺激が強過ぎます気を付けなさい。だと?全身猥褻物みたいに‥何言ってんだ。)
教頭の鼻こそ反則だ。ちんちん鼻、笑うぜ。
(おやっ)健吾が目を留めた。道場の用具室のドアが開いていた。
「また忘れてやがる」健吾は用具室に入って鍵を掛けた。用具室は道場に通じているのだ。
用具室と道場には採光用と通風用の小窓しかなく、外からは見えない作りになっている。
熱気が引き静かになった道場で一人ゆっくり寝転がるのが好きだった。
今日はそんなつもりでなかったのだが、つい袴を脱いでしまった。いつものように‥。
道場の入口は鍵が掛かっている。もう誰も入ってこない。健吾は用具室からゆっくり道場に入っていった。
道場の隅に着替えを入れたバッグがある。健吾はタオルを首に掛け、袴を右手に素裸で真っ直ぐ歩いて行った。
分厚い胸。堅く張った丸い腹。胸毛が渦を巻いて下に流れ、股間から沸き上がる剛毛が臍でぶつかり渦を作っていた。
外股ぎみに歩いているが、内股はぴったり擦れあって腿の肉を揺らしている。
内腿に押され股間のイチモツが前に押し出されるように揺れていた。
空調も止まり、締め切った道場の空気はさすがに重い。シャワー後の湿った体を乾かすため通風の窓を開け、体を窓に向け座った。
バッグを開くとファイルブックが入っていた。A4の書類を整理するためのものだ。
「忘れてた‥」今日の練習前、部員達が騒いで、それを見ていたのを思い出した。
「俺が預かる、練習後に取りに来い」と言って中も見ずにバッグに放り込んだのだ。健吾はそれを開いてみた。
練習の風景写真がコメント入りでファイルされていた。
先週、部員の一人が練習中の写真を撮りたいと言ってきた。あまり頓着しない健吾はすぐに許可した。
その次の日もう一人カメラを持ってきた。林祐吾という真面目な部員だった。
「デジタルカメラか‥便利になったな」
A4のカラープリント。コメントもきれいにタイプされていた。
健吾は通風用の窓に足を向け、仰向けに寝ころびページをめくっていった。
健吾が写っていた。
道場の真ん中に座り、林祐吾と肩組んで笑っている写真であった。健吾も祐吾も柔道着を脱いで袴だけの姿だ。
「よく撮れてる」健吾が笑った。
健吾にとってその部員は気になる可愛い奴だった。
つい裕吾を目で追ってしまう、センスが良いからだけではなかった。
林祐吾も、名前が似てるせいか、よく慕ってくれる。おとなしめの性格だが優柔不断というわけではない、柔道の筋はいい。
柔らかい柔軟な筋肉を持っているのだ。うちで一番強くなるのはこいつだと思っている。
祐吾と組むのは楽しい。
だが、祐吾と組み手をすると時々困ったことになる‥
健吾は祐吾を男として可愛いと思ってしまう、ことに寝技など掛けたり教えたりするのは楽しい。
気が付くと感じている自分がいる。
さすがに勃起はしないが半立ち寸前ぐらいまで膨張してしまうことが度々あった。
顔を真っ赤にし、健吾を跳ね返そうともがく裕吾の顔を見ているとずっと見ていたくなる。
キスしてしまいたい衝動さえ沸き上がってくる。
裕吾を想うだけで健吾の体に変化が起きていた。
健吾は自分の股間を押さえた。下腹の内側に熱が籠もってくるのだ。
次のページを見た時、健吾は唸り声を上げた。
「こいつら・・むぅっ・・ゆ・祐吾っ‥」
柔道部員達が裸で写っていた。その中に祐吾も混じっていた。
‥祐吾の躯から目が離せない。面白がっていたのはこれか。
卑猥なな写真ではない。合宿で撮った入浴中の記念写真のようなものだ。
しかし、この道場で全裸になった祐吾の写真は健吾には特別なものだった。
健吾は体を起こし、大きく体を膨らませ息を吐いた。股間に沸き上がってくる欲望を吐き出そうとしたのだ。
閉じようとして、最後のページに指を掛けた。
分厚い。何枚か重なって入っている。
心の中で(見るな)と言い聞かせながらも、健吾はそれを抜き出してしまった。
「むうっ・・」健吾は体を堅くしてそれ
を凝視した。息が荒くなり躯を膨らませた。
「すげぇ・・」
ベッドで股間を露わに座っている祐吾が写っていた。
半分皮を被った丸っこいイチモツがゆったりと金玉に乗っかっている。先からちろっと覗いているピンクの亀頭が可愛い。
その下には同じアングルで太く垂直にイチモツを勃起させている祐吾が写っている。皮を剥
いたイチモツのアップもある。ポーズとってそれを握りしめている祐吾もいる。
幼いあどけさの残る顔立ちとは裏腹に、大人の男の色気を発散させている祐吾がそこにいた。
練習中に柔道着越しにその感触を感じたことはあった。
あるいは健吾の物を腰や腿に押しつける、押しつけられるということは当然ある。
体を相手に密着させ、相手の重心に力を加えて相手の体を制御する。柔道とはそういうなの競技なのだから。
普段は相手や自分のイチモツのことなど忘れている。いけないのは寝技を決める時だ。
時間いっぱい祐吾を抱きしめるのは、「いけない反応」を抑える苦労をしなくてはならない。
だが、写真とはいえその姿を見てしまった今、健吾は祐吾の感触を思い出してしまった。
健吾の股間が急激に変化してゆく。
むくむくと太さを増し、重そうな大きな傘を持ち上がってゆく。
両手で写真を持ち、祐吾を凝視してしまっていた。
最後の一枚はさらに強烈に健吾を動揺させた。上半身裸で胡座をかいて座る健吾がいた。
そして裸で立っている祐吾の腰を抱いているのだ。祐吾は見事に勃起させ、その先を健吾の顔にくっつけている写真だった。
先の座って肩を組む写真と合成したもののようだ。それは健吾だけの想像のシーンのはずだった。
健吾は勃起を抑えようとイチモツを右手で押さえ込んだ。だが強い圧迫は逆にそれを刺激し、勢いを増してしまう。
健吾のイチモツは堅く完全に勃起してしまった。
「むうふっー」太い溜息が柔道場に響く。健吾は両手で勃起を隠す様に握りしめた。
(なぜ?)祐吾が俺の写真と自分のヌードを合成したという事実に戸惑った。
このまま己を放出してしまいたい衝動が健吾を襲った。
「いかん・・!」
このファイルを祐吾が取りにくるはずなのだ。
健吾は急いで袴をはいた。
.....................
健吾先生に見られたらどうしよう。練習前も練習中も練習後も見なかった。
先生が見ないうちに何とか回収しないと‥。
先生が見ないうちに何とか回収しないと‥。
祐吾はやりきれない思いで待っていた。
「まだ見てないよな‥」林祐吾は道場の入口にいた。先生のようすはいつもと全然変わらなかった。
後悔していた。
デジカメ写真をプリントした写真集、それにみんなの裸を入れていたことを‥
自分の秘密の写真さえ忍ばせていた‥。それを健吾先生に没収されてしまった。
健吾先生に見られたらどうしよう。
練習前からずっと鞄の中にあるはず。先生が見ないうちに何とか回収しないと‥。
練習後、先生に電話があって、礼を終えるとすぐ行ってしまった。健吾先生の鞄はまだ道場にある。
(今のうちに先生の鞄から取ってこようか)
祐吾は考えたがそれでは先生の鞄を勝手に開けなければならない。
祐吾がそれをしたことはすぐばれてしまう。健吾先生に嫌われるのは厭だ。
(せめて、あの写真だけは抜いておいて写真集はそのままにして素直に叱られよう。)
そう思い、道場に入ろうとした時、用具室のドアが開いた。
健吾先生が道場に戻ってきたのだ。素っ裸で‥。祐吾は思わず身を潜めた。
(は、裸、なぜ‥なとこから裸で出てくる?)
熊のような健吾先生の躯、太いちんぽを黒々とした股間の剛毛から揺らして道場を歩いてきた。
(うわっ!ちんぽぶるんぶるんに揺れてる)
裸じゃなかったらそのまま入って行くのに‥。
健吾先生は逞しい背中を向け窓の方に向かってゆく。
(うわっ~でかいケツ、毛深い~)夢にまでみた健吾先生の全裸。
狂おしいほど健吾先生の裸が見たいと思っていた。それが実現したのだ。
(ここじゃよく見えない、もっと‥近くで)
祐吾は静かに道場から抜け出した。裏に回って通風窓から覗こうと思ったのだ。
先生のバッグは通風窓の所にある。そこは植え込みがあって丁度周りから見えない位置だ。
急いで裏に回り込み、静かに窓に近づいていった。
ガララっと窓が開いた。祐吾が開ける前に健吾が開けたのだ。
通風窓には外側にブラインド風のさんがあり、中を伺うのに都合がよかった。
祐吾が静かに窓の下に座った時、健吾も窓に足を向けて座り込んだ。
(ラッキー!まだ着替えてない!)
祐吾が目を見張る。健吾が大きく足を開いて膝を上げて座っていた。左足の指が目の前に‥。
(すげー!すね毛、金玉の皺までばっちり)
手を伸ばせば届きそうな所にでかいちんぽがある。
へそから内腿まで剛毛に覆われ、ごわごわした感じ、素肌を感じるのは金玉とちんぽだけだ。
裕吾の目の前に、黒光りする金玉と大きな亀頭が重そうに垂れていた。
(よく伸びる金玉袋、ちんぽずる剥け。太い。あっ、先っちょに毛がついてるよ先生‥^^)
半剥けに覗く丸い亀頭が健吾の地肌より明るい色でピンクっぽい。健吾先生の手が無造作にそれを掴んだ。
(皮剥いた、おっきい傘!毛を取った、股開いてごつい手でちんぽ弄ってる。やらしー先生)
健吾先生は剥いたちんぽと一緒にに金玉持ち上げて袋の裏も空気にさらした。尻の奥まで毛だらけ。
(両手の親指でちんぽの先開いた!いやらしい手つき、でかい穴ぬれて光ってる、すげ~、俺、健吾先生のおしっこの穴まで見ちゃった!)
健吾先生の位置が近すぎて、乳首から下しか見えないのが祐吾をより刺激する。
健吾が尻を後にずらし横のバッグを取った。
(顔見えた!うわぁでかい躯のけぞらして。息づかいまで聞こえる。凄い迫力。)躯を左に開いて左手を後ろに伸ばしたため。
健吾先生の全身が視界にはいった。肩、腹、胸、腰、腿全ての筋肉の動きがが連動して躯を開く、畳の上で喘ぐポーズにも見えた。
裕吾は右手を袴につっこんでちんぽを掴んだ。覗いた時から勃起してる裕吾のちんぽはびちゃびちゃに濡れている。
脇を開きバッグを掴む。健吾先生はファイルを取り出し仰向けに寝ころんだ。健吾先生の腹がゆったりと上下している。
分厚い胸に遮られ顔が見えない。ファイルを顔の上に差し上げて開いた。祐吾が緊張する。健吾先生が写真集を見つめる。
半分ほど見たところで「よく撮れてる」と笑いを含む声が聞こえた。
(そこまでにして!もう見ないで)次を開いた。裕吾が頭抱える。
「祐吾‥」健吾先生が呻くように言った。
祐吾が顔を上げると健吾先生が右手でちんぽを押さえている。半身を起こし左肘で躯を支えて祐吾の裸を見ている。
太い眉、いつもは優しい目が真剣に写真を睨む。右手がちんぽの根本と金玉を掴んでいる。
(そっそれ!見ないで!!)
(ダメ、健吾先生、ああっ‥)
健吾先生が隠れていた写真を抜き出したのだ。
(あっあ‥息が荒い。怒った?)
(えっ、いま‥すげぇ‥って?)
(健吾先生のちんぽ半立ち?俺の写真見て?)健吾先生が勃起しかけている。
(あっ)健吾先生の躯が大きく膨らんだ。
(あっ‥ごめんなさい、見ないで、あっ)
(みな‥いで、あっあっ)どうしよう・・
(怖い顔‥、でも、でも‥)
(もっと見て、それっ‥健吾先生を思って‥)
(健吾先生、健吾先生、!)
我慢できず、裕吾は袴をずり下げちんぽ取り出した。
もう裕吾の右手の動きは止まらなかった。
健吾先生は上体を起こした。
(ああっ‥、俺を見‥すごい・すごい躯‥)
(柔道着姿でじゃなく、その大きな躯で‥)
(その大きな躯で‥、俺を押さえ込んで‥)
(健吾先生の躯、俺、、健吾先生の‥で‥)
(先生の躯‥熱いちんぽ、時々感じるよ‥)
太いちんぽが大きくなってる。脈打つリズムで金玉が揺れている。
健吾が大きく息を吐いたときには重そうな亀頭が持ち上がっていた。
(すげぇ‥あれが当たっていたんだ俺に‥)
祐吾はちんぽの変化に目が奪われていた。
(健吾先生のちんぽすげぇ‥)
(俺の写真にあんなに顔を近づけて‥)
大人の怒張。憧れの健吾先生の恥ずかしい昂奮。右手は間違いなくちんぽを揉んでいる‥
(健吾先生が俺の恥ずかしい写真で勃起してる!あんなに握りしめ、オナニーしてる!)
(あの毛深い掌でイヤらしいことしてる‥)
裕吾の右手は若い先走りに濡れ、びちゃびちゃになっていた。健吾先生と一緒にオナニーしていることに完全に舞い上がってしまった。
健吾先生のごつい手が金玉と青筋膨れ上がった屹立を両手で絞るように握りしめている。
プックリ割れて杏の実のように赤上く膨れがる亀頭。その丸く張った亀頭は裕吾を狙っている砲身のようだ。
パンパンに膨れ上がった砲身が滴を光らせていた。祐吾は自分のちんぽを握りしめた。
(‥先生、興奮、してくれた‥俺の裸で‥)
健吾先生の太い溜息を聞いた時、喜びが何度も溢れ、裕吾の躯を震わせていた。
(‥健吾先生、せんせい‥‥)
.....................
健吾はバッグから水筒を取り出した。喉がひどく乾いている。
冷たいお茶が欲しかった、まどろっこしげにお茶を注ぎ、一気に飲み干す。
ふうぅっと息を吐き、その場で正座をした。気を静めなければ‥股間の昂りを収めなければならない。
裕吾がすぐにもやってくるかもしれない。健吾は目を閉じた。
「‥‥」
健吾は困っていた。どんな顔であいつを迎えよう‥。叱るのか?あいつを傷つけてしまう‥。
隠し写真は見なかったことにするしかない‥。部員みんなとの集合写真は明日きっちり叱ってやろう。
あいつだけ叱るんじゃなく、全員を‥。。
「よし!」決めたら気が楽になった。生来、楽天家なのだ。思い悩むのは大の苦手としている。
「前頭葉が足りないのかもしれない」と、自分で思っているフシがある、健吾には。。
来るかな裕吾のやつ。ビビッてるんじゃないか‥
裕吾の秘密を見つけて楽しんでいる林田健吾だった。
(没収してやろうかこれ)って思いもある。いぢわるな林田健吾だった。健吾は笑っていた。
こんなもん学校に持ってきやがって、何考えてんだ全く、他の先生に没収されたらどうすんだ。恥ずかしい。
俺までやばいじゃないか、柔道場だぞ、柔道部員ばかりだぞ、俺まで一緒くたじゃねえか。
段々、腹立ってきたぞ。まずい。叱っちまいそうだ。裕吾、早く来ないとまた見るぞ。
「そうだ、俺今デジカメ持ってんだ」
バッグからカメラを取り出し確認した。周囲を見渡し、不満そうだ。
「暗いな」ファイルとカメラをバッグに入れて、用具室に向かった。
暫くして、健吾が嬉しそうな顔で用具室から出てきた。
「お宝はバッチリカメラに収めたぜ」
用具室には夜間練習に使う照明があり、それを使ってしっかり「裕吾」を接写してきたのだ。
お家に帰ってゆっくり楽しませてもらおっ^^。と、その前にご本人に会わなきゃ。健吾は入口へ歩いていった。入口を開けて待とうと思ったのだ。
(ん?)もういるのかな?引き戸が幾分開いているような気がする。ここ、開いてるぞ。
「なぜ、開いてる?鍵かけてなかったのか?」
引き戸を開いて下足室を眺めた‥バッグが一つ置いてあった。
えんじ色のスポーツバッグ、裕吾のバッグだ。俺のバッグと同じ色なのですぐ判る。
ここにいたのか?どこ行きやがった。健吾はバッグをぶら下げて道場に引き返した。
程なく、柔道場に健吾の鼾が聞こえだした。どうやら寝てしまったようだ‥ホントにのんきな健吾であった。
健吾先生の裸‥、見ながら往っちゃった‥すっげーヨ・かった。(裕吾談)
健吾先生も、男に興味あるのかな?俺の躯に興味持ってくれた?
裕吾はまだ童貞の高校2年生。身長175cm体重82kg、躯は立派に成長しているがまだまだ子供な部分を残していた。特に恋愛、性に関しては経験ナシに等しかった。世間が言うほど、若者の性は乱れてはいない。興味はあっても大抵、踏み込むには至らない。ま、友人関係次第ではありそうだが‥。
裕吾のように女より男に、それもおじさんに感じてしまうのなら、尚更きっかけが難しい。部活に燃える高校生にbarや発展場は全く無縁の世界。雑誌やビデオは先輩や友人と見たり、借りたりして自分の部屋でこっそり見たりもする。でもノンケのAVは、なまっちろい優男かヤンキーとバカ顔のアイドルもどき女優。裕吾が興奮できるものは極端に少なかった。自分で男の雑誌を買ったりできるほどの勇気もなく、時折、古本屋で店主の目を気にしながら立ち見する程度‥。
そんな裕吾が目撃した、憧れの健吾先生のオナニーシーン。
(途中で止めちゃったけど‥、それも俺が来るから止めたみたい)
怒ってないよな、どうしよう‥取りに行って、どんな顔しよう‥絶対泣きそうな顔しそうな気がする。
道場の表脇、グランド側のトイレで手を洗いながら裕吾は必死で考えていた。かろうじて袴は汚さなかったけれど、サポーターはびちゃびちゃで、袴まで染みてきそうなのでトイレで脱いでしまった。身につけているのはトレーニングシューズと袴だけ。すーすーしてひどく頼りない感じ。着替えやパンツは道場入口に置いてきてしまっている。道場まで行かないと家に帰れない。
「健吾先生が待ってる‥」
裕吾は半分開き直って、そう口に出して言ってみた。
道場の入口は開いていた。下足室に置いていたはずの裕吾のバッグも見あたらない。鼾が聞こえる‥健吾先生、寝ちゃったの?静かに覗いてみると健吾先生は大の字に寝ていた。いきなり怒られることは無くなった。安心した裕吾はそっと中に入っていった。裕吾は入口の引き戸を閉めようとして手を止めた。下手に音を立てて起こしてしまうのがもったいなかった。
(今度は健吾先生の寝顔が見れるんだもん、このままでいいや)裕吾のバッグは健吾先生のバッグと並べて置いてあった。
そっと静かに健吾先生に近づいていく。健吾先生の寝顔を見れる。間近で見れる!
それだけでドキドキの裕吾。大の字に寝ている健吾先生の右脇に静かに座った。鼓動が聞こえるんじゃないかって心配するぐらいドキドキの裕吾。可愛いヤツ。
(ああ~いいなぁ、この躯。この胸毛。この分厚い躯、掌‥)
裕吾は膝を抱えてしばらく見ていた、子供みたいな三角座り。鼾の調子は変わらない。裕吾はなんだか「ほんわか」してきた。
(‥起きないよ、健吾先生。このまま見てていいのかな)
裕吾は座り直した。開いた右手に平行に座っていたのを、健吾先生の腰にお尻を近づけて座った。
そっとお腹に手を乗せてみる裕吾。
(あったかい、気持ちいいなこの感触、ごわごわ~。‥起きるかな)
(一緒に寝ちゃおかな)青畳の上で気持ちよさそうに寝ている健吾先生を見てるうちに、裕吾は一緒に寝転びたくなってきた。で、そっと健吾先生に寄り添って寝ころんでみた。鼾のリズムは変わらない。重さを掛けないように、首を浮かせて腕枕っ。次第に大胆に健吾先生に触れてゆく‥。目の前にある健吾先生の乳首に指を伸ばす‥人差し指の腹でくるくると‥大きな黒い乳首を摘んでみる。躯をくっつけ胸を撫でたりしてみる。
(起きないよ、どうしようかな)‥ご期待に添えませんが、裕吾は健吾先生に「イタズラしちゃお」って気は全くない、思いつかない。仰向けの躯を横に向けてぴったりくっついた。右足を軽く健吾先生の右足に絡ませじっとしている。右腕はもう遠慮なく普通に重さを預けて抱きついた。ただ抱きついて寝転がっている。子犬が擦り寄って眠りたがるように。そして、目を閉じて‥。
鼾は止まっている、健吾は目を覚ましていた。裕吾は気づいていないようだ、子供だった。
裕吾が乳首を弄っている時に目が覚めた。人肌が触れる気持ちよい感覚をゆるやかに感じていた、健吾の乳首は敏感だった、摘まれて危うく声がでそうになり、はっきり目が覚めた。
薄目を開けて裕吾であることを確認した。そして目を閉じ、寝たふりをしていた。
(裕吾が‥俺に抱きついてる、ぴったりと俺に躯を預けて‥)
ああ、もうどうでもいいや。好きにしてくれ裕吾。俺はこのまま寝たふりしててやるから‥。
もっと乳首触ってくれ、弱いんだそこ。左も‥そうそっちも。顔を裕吾の方に向け裕吾の頭の匂いをかいだ。いいな‥、若い男の匂い。おっさんと全然違うもんな、なんでだろ‥汗も生きてんのかな。おっさんの汗の匂いと全然違うもんな‥。
裕吾の手の動きを促すように深い息をする健吾だった。裕吾の手は止まっている。裕吾の右手の重さがはっきり分かる。‥沈黙。
「林?」
普段、裕吾を呼ぶように名字で呼んでみた。反応がない。
(裕吾?えっ?)
左掌で胸に置かれた裕吾の手を掴まえた。反応がない。
「寝てやがる‥」
何だこいつ!人の寝込み襲っといて。寝てやがる‥。
「可愛い‥」
って、なんだまだ子供じゃねえか。
‥あぁ、覚悟したのにっ。食べてやろうと思ったのにっ。‥まぁ良かったか、先生が生徒をやっちゃったらまずいもんな。あぁっ、このバカ。バカ野郎!
勝手に寝やがれ。‥抱っこしててやるから。
「可愛いなコイツ」
横抱きに裕吾を抱きしめ、足絡ませる健吾であった。
右腕が痺れてきた‥、重い。いつまで寝てやがる。
「林。起きろ」
「ん‥、」裕吾が身じろぎする。
「林裕吾!」裕吾の耳元で健吾が怒鳴る。
「わっ、せ・先生!」飛び起きようと躯に力を入れるが動けない。
健吾ががっしりと掴まえて、いや、抱きしめていた。そして裕吾を俯せに転がした。
「お仕置き!」
裕吾の袴をずり降ろし、白い大きなお尻にかぶりついた。
「ああぁっ、痛い!ごめんなさい!」
今度は裕吾のお尻に思いっきり吸い付いた。
「ん~~~、はっはぁ!どうだ!」
「先生っ、痛いです~」
裕吾のお尻には右に薄く歯形、左に大きなキスマークがかなり赤く付いていた。
「見ろ、痕付けてやった!」
「えっ、ホントだぁ、うわぁ!」
「思いっきりやったからな、3日ぐらい消えんぞそれ、嬉しいか?」
裕吾が真っ赤になった。健吾先生の目が笑ってる。裕吾は(うん)と頷いた。
「今度こんなことしたら、首筋と胸につけてやる、判ったか」
「えっ?それ‥何をしたら?」
健吾が怒った顔で裕吾に言った。
「自分で考えろ、ガキんちょっ‥」
「‥は・はい!」
「帰るぞ、着替えあるんだろ。ここで着替えろ」
健吾は裕吾の目の前で袴を脱いでしまった。全裸の健吾が裕吾の目の前に立っていた。健吾が目で促す。裕吾も袴を脱ぐ、が、手で前を隠し横を向こうとする。
「隠すな、堂々とこっち向け、林裕吾はサポーターもパンツも着けないのか?」
健吾の右掌が無造作に伸び、裕吾をしっかり掴まえた。
「あっ、い・いいえ、普段はサポーターを‥、はっ・林田、先生‥っ」
裕吾のイチモツを金玉ごと掴む大きな掌が柔々と動き、イチモツを掴み直し竹刀の柄を持つようにきつく絞った。
「触っていいぞ」
健吾が裕吾の頭を左掌でくしゃっと撫でた。
「‥、」健吾の掌の感触に集中している健吾は声が出ない‥。
裕吾が健吾のイチモツに掌を伸ばした。指先でゆっくり触れる。
「しっかり掴め、遠慮するな」
ああぁ、健吾先生の太いちんぽだ、うわぁ。熱い。先が太いよ、先生‥あったかい掌。健吾が裕吾を両手で抱きしめた。
「うん?‥気持ちいいか‥俺は、気持ちいいぞ‥」
裕吾の耳元で健吾が囁いた。太い声が、息が裕吾の耳を擽った。裕吾がぶるっと震えた。
「さっ、止め!」
ぽんっと両肩を叩いて、健吾は躯を離した。そして着替えを始める。裕吾も着替え始めた。右掌に健吾の温もりが残っている。胸には胸毛の感触が‥。
着替えが終わると健吾はファイルブックを手にした。
「これは返しておく、が、明日は1日キツイぞ覚悟しておけ」
「‥」
「全員にお仕置きだからな、判るな」
「はい、‥」
健吾の左掌が裕吾の右掌を引き寄せ、それを返した。裕吾はファイルブックをしまった。
「メモ書いておいたからな、ちゃんと守れよ。今日中にだ」
裕吾は中を見ようとした。健吾がそれを押さえた。
「家で見ろ、帰るぞ」
「はい」
道場の鍵を掛ける時、健吾が裕吾に話しかけた。裕吾は右掌を口に当て健吾の股間を見つめていた。右掌は健吾の匂いがしていた‥。
「林裕吾は東町だったな、ゴルフの練習場があるだろ、あそこは広いか?」
「えっ、あの‥、バッティングセンターの横にあるヤツですか?」
「そうだ、ウチのグランドと比べてどうだ」
裕吾は考え込んだ。
「ちゃんと見たことないですけど‥一回りくらい小さいかな‥」
「そうか、今日練習しておこうかと思ってな。7時半くらいから行ってみようか」
「(健吾)先生、ゴルフするんですか?」
「年5回いや、8回くらいかな、今は。昔はよく行ったんだぞ、月2くらい、結構面白いんだが‥」
今度の土曜日にゴルフに呼ばれたみたいだ。練習後の電話の内容がそれだったらしい。でも健吾先生はあんまり嬉しそうではなかった。
「気を付けて帰れよ、ぼーっとするんじゃないぞ!」
「はい。ありがとうございました!」
健吾先生はなんだか情けないような顔で笑った。
「バカ」
健吾は駐車場へ向いながらぼやいていた。ホントにガキなんだから‥あのバカ。判ってんのかなっとしみじみする健吾であった。
裕吾は健吾先生と別れた後、こっそりとファイルブックを開いた。裕吾と健吾の普通写真、肩組んで笑っているヤツにメモが書いてあった。
【林裕吾に命令!俺とお前の写真は、全~部! kengo_◎ex@xx◎◎x.xx.com に送るべし!】
「先生‥」
裕吾は健吾先生と裸で抱き合ったことを思い出す。
(うん?‥気持ちいいか‥俺は、気持ちいいぞ‥)
耳に残っている健吾先生の声。今頃真っ赤になってズボンのポケットに手を突っ込んでいる裕吾だった。
(あらすじ)
寝込みを襲われ裕吾との情事を覚悟した健吾。だが、懐で眠りこける裕吾に何もできなかった。その日‥、健吾は裕吾の住む町のゴルフ練習場に行くことを告げていた。
駐車場の車に乗り込む健吾。が、ハンドルを持ったきり動かない。
裕吾との可愛いやりとりを思い浮かべているうちに、先ほどの電話を思い出していた。
>>>>
「もしもし、お待たせ致しました。林田ですが」
≪あ、林田先生、お忙しいところ申し訳ありません。教頭の沼田です。≫
「教頭先生?お疲れさまです、どうされました。俺、いや、ワタシになにか‥」
≪いえ、ほとんど私用ではございますが、お願いがございまして≫
「は?ワタシに、ですか?」
>>
「ちんちん鼻教頭」の用件はこうだ。今度の土曜日、時間を開けてくれ。ゴルフをつき合って欲しい。スコアは90前後で回って欲しい。そして、プレー費等は、教頭が持ってくれる。
どれも、難しい話ではない。むしろ只でコースを回れるのだから、嬉しい話のハズだが‥。なぜか嬉しそうに話す教頭の声に、妙なニュアンスを感じる‥気のせいか?
>>
「コースはどこでしょうか?」
≪以前教員仲間とコンペのようなこと致しましたよね、あのコースでございます。≫
「ははぁ、判りました(前に87で回ったコースだ)。本当に私でよろしいのですね」
≪もちろんでございます。都合つけていただけますか≫
「判りました。ご一緒させていただきます」
≪よかった!ありがとうございます。では、時間等詳しくは明日ご説明いたします。お忙しい中、お時間取らせてしまいました。では明日‥≫
>>>>
今6時半、健吾は裕吾はくるだろうと思っていた。7時半に‥あのガキ、鈍いからなぁ。まぁ、こなかったら明日睨んでやろ。メールは来るだろう。(楽しみだ)健吾はにやつきながらゆっくり車をスタートさせた。
ゴルフ練習場入口に裕吾が座っていた。
ハーフバッグを担いだ健吾を見つけて嬉しそうに笑っている。サッカーのサポーターのようなパンツにシャツを着た裕吾だった。
「待ってたのか」健吾も嬉しそうに笑い返した。
「夕飯はすんだか、俺は今からここで食おうと思ってんだ」
「食べてきたよ、でも喉が乾いた」
「そうか、酒以外なら何でも飲んでいいぞ」
ゴルフ練習場内の小さなレストランで食事をしている健吾と裕吾。3人がけのソファーの奥に裕吾が座っている、もちろん健吾の指示である。テーブル下で悪戯するつもりだった。カツカレーを食べる健吾を嬉しそうに見つめる裕吾だった。
「お前も食いたかったら、食っていいぞ」
嬉しそうに首を振る裕吾。
「コーラでいいよ、俺」
「じゃ、交換だ」健吾は3分の1ほど残して裕吾の目の前に皿を置いた。
「ちょっと貰うぞ、それ食ってくれ」
コーラを手にとって、そのままストローに口をつけた。
(あっ)裕吾の目は健吾の口に含まれたストローを見つめた。(間接キッス‥)で喜ぶ裕吾。やっぱり天然の裕吾。
「俺の残りじゃイヤか?」健吾の目はいたずらっ子の目になっている。
嬉しそうにカツカレーを食べ出す裕吾。今日はいい日、健吾先生の裸見たし、俺も裸で抱き合ったし、あれも触れたし、触ってもらえたし‥。
「そういう服似合うな、お前」健吾の左掌が裕吾の膝を掴まえた。膝を揉むように掌を揺する。
「うん‥」
「気持ちいいか、裕吾」健吾の掌は腿に移り、少しずつショートパンツの中にもぐり込んだ。
(触ってやろうか)裕吾の耳元で囁いた。(うん)と頷く裕吾。健吾の掌が中心に届いた。サポーターの感触。健吾の好きな感触だ。サポーターの中に指を潜りこませ陰毛の感触を楽しむ(‥あれからオナニーしたか?)困ったような顔で(うん)と頷く裕吾。(俺を思い出しながらか)(うん)素直で可愛い裕吾。(裕吾は可愛いな、今度から俺がやってやるからな)(ホントに?)(ああ、したくなったら電話かメールしろ、そばにいたら合図しろ、やってやる)(今したい)健吾が笑った。
「行こうか」
練習場、左奥にトイレがあった。
「先にトイレに行ってな、すぐ行く。これは左端、01番に置いといて」健吾は裕吾にハーフバッグを渡した。要領を得ない顔の裕吾。ほれっ、とお尻を叩いて促した。トイレには誰もいなかった。裕吾は鏡に映る自分を見ていた。
(ここでヤルのかな‥健吾先生、あぁ‥今日2回も出したのに、もうギンギンだよ俺)裕吾は洋式便器のある個室を覗いた。ゆったりと広くスペースがある。ゴルフ場(練習場だけど)のトイレって広いんだ、なぜこんなに広いんだろ。あ、バッグや荷物が多いんだ。クラブって高そうだもんな‥持ってトイレに入るんだきっと。
健吾が入ってきた。大きなバッグを手に持っている。
「すまん、ちょっと荷物取ってきた、ほう、立派なトイレだな‥ここでいいか?」
「うん、きれいなところだから‥」
健吾は頷くと奥の個室にはいった。裕吾も続いて入る、ロックした。
「床に座りやすくしような」バッグからグレーの大きなバスタオルを取り出し、床に広げた。便器にも同じようにバスタオルを掛けた。黒い大きなバスタオルは便器をすっぽり覆い、個室のムードを変えた。
「これでよし、ちょっとはいいだろ。靴脱いで‥」裕吾のシャツを捲り上げ躯から引き抜いた。上半身裸の裕吾。筋肉質の白い躯、ほどよく肉がついて丸い感じ‥しみのない柔らかな肌。。
「きれいだな、裕吾の躯‥」健吾は自分もシャツを脱いだ。脱いだシャツはバッグに放り込んでゆく。裕吾を抱きしめ、キスをする健吾。裕吾の唇は薄いピンクっぽい肌色。輪郭のはっきりしたきれいな形。それは堅く閉ざされたまま‥(キス、初めてか?)頷く裕吾。(口ひらいて‥そうだ)健吾の舌が裕吾の舌に触れる。健吾の長い舌が裕吾の濡れた舌を絡め取る。(健吾先生‥あぁ‥これがキス、不思議な感じ‥カレーの香り)大きな掌がお尻をまさぐっている。(俺の肩を掴んで‥爪立ててもいいぞ。好きにしろ)口を離して囁いた。耳‥裕吾がぶるっと震えた(いいか‥、肩掴め、俺に教えろ)裕吾の手に力が籠もった。キス。舌を絡める‥肩は優しく掴まれている。健吾の唇が胸に移った‥少し強い。乳首は?‥舌で転がしてみる‥同じ位。健吾の唇が順に降りてゆく‥脇腹も感じる‥(ああぁ、気持ちいいよ、先生)裕吾の手は健吾の頭を抱えていた。健吾の唇を臍に感じたときには裕吾のパンツは降ろされていた(いつの間に‥)。腰を掴む健吾の掌に力がこもる(座って)靴下も脱がされ‥全裸になった。垂直に勃起した裕吾を見つめる。白い肌と同じ肌。白い裕吾は剥けきれず皮がカリで止まっていた。先に覗く割れ目が可愛い。
「すげぇ綺麗だ、裕吾‥いろっぽいな、可愛い顔して‥ここは立派な大人だ」
中腰になった健吾の右掌が裕吾を捉えその先を親指でくすぐる。左掌がふっくらとした金玉をやさしく包んでいる(はぁ‥先生の躯見たい)健吾のズボンに手を伸ばす裕吾。健吾が立ち上がった(脱がしてくれ)健吾が促す。健吾は黒いビキニを着けていた。ビキニ一枚になった健吾は裕吾の頭を掴みビキニの盛り上がりに引き寄せた。腰に縋りつき堅い膨らみに頬ずりする裕吾‥(ああぁ、堅くなってる、太いよ健吾先生の)。
裕吾は健吾を見上げた。黒い毛に覆われたゴツイ腹、豊かに盛り上がる胸の筋肉、太い首、そしてがっしりした顎、太い鼻、濃い眉。憧れの健吾先生が優しく笑って見下ろしていた。
健吾は自分でビキニを降ろし床に落ちたズボンと一緒にバッグに掛けた。目の前に健吾先生の太いちんぽがある。健吾は先の割れた大きな膨らみを掴み、裕吾の頬にあてた。豊か過ぎるぐらい茂った剛毛に鼻を押しつけ息を吸い込んだ。健吾先生の匂いに包まれて気が遠くなりそうだ‥嬉しい。裕吾の顎に手を掛け上を向かせる‥健吾が裕吾に被さってキス、さっきよりずっと激しく‥裕吾の口に健吾の唾液が流れ込む‥(ああ、美味しいよ健吾先生)喉をならして飲み込む裕吾(裕吾、全部たべてやる)裕吾の足を開き健吾が床に胡座をかいた、裕吾の足を胡座をかいた膝にに上げ尻の穴も見えるように座らせる。(全部見えるぜ、可愛いな)右掌でゆるく裕吾を掴み根本に舌を這わせた。
裕吾の陰毛を撫で梳かすように下腹を舐め上げる。「うあっああ~」思わず裕吾が声をあげた。健吾が裕吾を見つめた。健吾の唇を人差し指で押さえた。
(声は出すな)(‥うん)裕吾の陰毛はちんぽを中心に舐め広げられた。そして裕吾自身を舐め上げてゆく‥健吾の舌が亀頭を捉え‥含み、唇で皮を押し下げそして舌で転がした。敏感な部分を舌で嘗め回しながら健吾はゆっくり顔を沈めてゆく‥。濡れた口の感触(ああ‥柔らかくて、目がくらむ‥)裕吾が健吾の頭にしがみついた。(往っちゃう‥)(応、往け)俺の中で往け、健吾が激しく頭を揺すった。裕吾の先を喉で捉え顔を回す。健吾の左掌は金玉を揺らし、中指は裕吾の蕾を外すことなく刺激していた。裕吾は健吾の頭を抱え、胸を頭に押しつける‥(っ‥っ)声にならない溜息をつき、躯を引くように息を吸った時、裕吾の口から切れ切れに声が漏れた(おあっ、あっ、あんっ)、健吾の中で裕吾は若い精を散らす。裕吾にとって爆発するような快感だった。3度4度と躯を震わせる裕吾の精を健吾は銜えたまま飲み干してゆく。健吾も躯を震わせていた、右掌で己を揺すっていた‥。裕吾の躯から力が抜けてゆく‥健吾は唇で裕吾をしめつけながらゆっくりと口を離し裕吾の赤い膨らみを丁寧に嘗め回す‥右掌で裕吾の精を絞り出すように扱き上げ、湧き出た白い滴を舐め取った。ゆっくり健吾が立ち上がる。裕吾に己を突きつける‥裕吾は健吾の先を見つめ口を付けようとした。裕吾の目にためらいを見た健吾は掌で裕吾の顔を挟み上を向かせてキスをした。そのまま裕吾を促し立ち上がらせ強く抱きしめた。(よかったか)(うん‥すごい‥)裕吾の躯から力が抜けてしまったようだ。(またやってやるからな)健吾は裕吾に服を着せ始めた。
身なりを整えた裕吾を先に送り出すと己を扱き昂りを収めようとしたが、思いとどまってトイレから出ていった。
「キスも初めて‥、往くとこはあいつに見せなくちゃな」
裕吾は打席後の椅子に座っていた。健吾が隣りに座る。
「気持ちよかったか?」
「うん、すごく‥全然違う‥空っぽになった感じ、何にもなくなっちゃった‥」
「よかった‥気持ち悪くならなくて」
「めっちゃくちゃ嬉しかった」
「少なかったな」裕吾の精のことだ
「今日3回目だから‥」
「3発目か今日、大したモンだそれであの量か」健吾が目を丸くして言う。裕吾が頷いた。
「溜とけよ、もっといっぱいな」
裕吾はまた(うん)と頷いた。健吾は周りを見渡す。そしてキス。
(舌出して)健吾の唇が裕吾の舌を吸い出し自分に迎え入れた。裕吾の舌を十分に味わった。
「キスは好きか?」
「だんだん感じてきた‥今もすごく気持ちよかった」
「今度は俺を往かしてくれ、裕吾にして欲しい」
嬉しそうに裕吾が笑った。健吾は立ち上がり、クラブを取り出した。
「さ、練習だ。打ち始めるから、遅くならんうちに帰っていいぞ」
「見ててもいい?」
「ああ、今日は100ほど打つだけだから、すぐ終わる」
ピッチングを取り出し軽く素振りをする。コインを裕吾に渡し、ボールを取ってきてくれと頼んだ。
「このカゴにいれるの?」
「ああ、一杯50球だ、2杯な」
「はい!」
ピッチング、8番、5番、3番と順に打ち、最後にドライバーを打ち終えた健吾が振り返って言った。
「遅くなったな、今日は切り上げる、残り打ってみるか」
「いいの?」
「さっきから打ちたくてうずうずしてたんじゃねぇか?」
「わかった?だって先生、スゴイ楽しそうだもん」
「当たると気持ちいいぞ、これ」
健吾の指導が始まった。教えるのがホント好きなのだ。
残り球20球くらい、最後2球をなんとかドライバーショットを成功させ満足したようだ。裕吾は止まった玉を素直に打つことの難しさを体験した。スポーツに自信のあった裕吾には驚きでもあり、基本フォームの重要さを再認識した。‥おっと、裕吾のペースは‥また(抜けなくなりますね)。
「帰るか、送ってやるから車に乗れ」
裕吾は自転車で来ていたが黙って車に乗った。もっと健吾と一緒にいたかった。
車に乗るとすぐにキス。裕吾を仰向けに寝かすように抱き、被さるように口を合わす‥健吾が唾を送り込む、幾らでも沸き上がってくる唾液を裕吾に流し込んでゆく。
「こぼすんじゃないぞ」
人工呼吸するように大きく口を開き舌を絡め、裕吾の舌を吸い出し唾液を送り込む。
ヘッドライトの動きを感じて顔を上げた。こちらに向かってくる車がいた。
「どっか違うとこ行こうか」
時計をみると、もう9時を回っていた。
「遅くなるな、帰ろうか」
「‥」
「BOXでも入ろうか?」
「カラオケBOX?」
健吾が頷く。
「いきたい!健吾先生と行きたい!」
「健吾先生‥、いいなそれ」健吾が喜んだ。
「学校で呼ばれるはの恥ずかしいが‥二人の時はそれもいいな、だが外では健吾おじさんにしてくれ」
「健吾おじさん?そうだね、先生とカラオケとか行っちゃだめだもんね」
「健吾おじさん」面白がって裕吾が言ってみる。
「なんだ?」健吾も楽しそうだ。
「ちょっと待ってて、自転車取ってくる。折り畳みだから大丈夫だよ、後に乗るから」
「自転車、そうか」
「取ってくる」裕吾が出ていった。
(BOXでやれるかな‥またトイレか、う~ん。ホテルは‥まだ早いよな)
「今日は普通に遊んでやるか‥」
子供だもんな、まだ。今日はこの辺にしといてやろう、明日ウチに連れ込もうかと考え始めた健吾だった。
(あらすじ)
昨夜裕吾と乳繰りあい、夜遊びをした健吾、今日は裕吾を家に連れ込もうと考えている。だが予想外の展開に‥
「林田先生、おはようございます。」
午前中の授業が終わり職員室に帰る途中。沼田教頭から声が掛かった。
「明日のゴルフのお話、大変急なお願いをご承知くださりありがとうございます」
「おはようございます。いいえ、ワタシなどでよろしければ‥それより費用免除ということの方が申し訳なく思ってしまいますが‥」
「いいえ、大変感激しています。林田先生のお時間の方がもっと高価ではないかと思っておりますので‥、それにスコアの規制までお付けしてしてしまい、反省しております。どうか楽しんで、お気楽にプレーをしてください」
穏やかに、感謝と謝意を述べる教頭に微笑みながら健吾が応えた。
「ありがとうございます。90目標はいつものことですから、気になさらなくて結構です。接待できるようなタイプでもありません、いつも通りやらせてもらいます」
教頭は満面の笑みと仕草で健吾に応えた。伸びするように踵をちょんと弾ませる沼田教頭だった。
「ハイ。よろしくお願いいたします」
教頭が職員室へ促した。教頭と肩を並べて歩くとつい、その顔を見てしまう健吾だった。頭一つ背の低い教頭、小太りな丸っこい体型、色が黒く何時もつやつやしている。黒く長い眉毛がふさふさと生え、軽く湾曲した長い鼻、鼻の先は瘤を付けたように膨らんで赤みが差し艶がある。そして小鼻に続いている‥念の入ったことに、先が縦に割れ、筋をつくっているのだ。健吾の視線から見るとまるで陰毛からちんちんがぶら下がっているように見えてしまう‥ワシ鼻というよりやはり「ちんちん鼻」。(どんなちんちんしてるだろ、こんな鼻の人は‥)つい考えてしまうのだ‥。
「お食事はどうなさいます?お弁当ですか?」
「いえ‥、これから学食に行こうと思っておりますが‥」
「それでしたら、明日のこと外で食事しながらお話しませんか‥よろしければ、ですが」
意外な申し出に驚く健吾。明日の費用を持って貰うのだから無碍には断れない。
「それもいいですね‥わかりました、ご一緒します」
「嬉しいですね~、お昼もOKくださるとは!では、車を回します。玄関でお待ちしていますので‥」
昼は健吾と一緒に食いたかったな‥。教頭と飯も悪くないが‥、健吾は教頭にも興味が、少しある。男として‥。もともと10才くらい年上のぽっちゃりが好きだったのだ、最近は裕吾のような若い男に趣味が変わってきている‥今までの経験で年長で40才くらいかな、と思う。自己申告だから正確には?であるが‥30越えてからは同年代か年下。人によっては50くらいまでならイヤじゃない気がする(ダレ専?)健吾だった。
食事を終えた健吾と沼田教頭が喫茶店にいる。
「今晩ですか?いえ、ちょっと急にはご返事できませんが‥多分10時半までは、出発できないと思います。ですので到着は早くて12時くらい、遅くて‥1時くらいかと思いますが」
「そうですか‥、いえ時間は遅くても構わないと思います。林田先生の楽な方を選択してくださいませ‥、なんでしたら私も先生に合わせて出発いたしますと運転もなさらなくてよくなりますが‥スタートは7時です」
「宿泊付きとは思いませんでした‥6時にはクラブハウスに入りたいですよね、4時半出発。つらいな~」
「でしたら、今晩ご一緒しましょう。私は夜9時くらいに出ようと思っておりましたが、10時半にしても構いません、多分1時間ほどの違いしかありませんし」
ちんちん鼻の教頭に口説かれるのもなかなか楽しいなと、健吾は思いだしていた。
(食事しよう、一緒に泊まろう、一緒にゴルフしよう、みんなお金はだすから‥)か、教頭、俺に惚れてるのか?熊専なのかな?相手は同じ学校の教頭だしな~聞けないな、そんなこと‥。もうちょっと様子みようか、ふむ、いまんとこ「ノンケ・ケ」どっちでもOKだし、でもおちんちんだけは見たいな。
「午後、部活が始まる前に、その件をご返事いたしてよろしいですか?」
「そうですね、性急すぎましたね。せっかちなものですから‥急に泊まりましょうは、ありませんね。失礼いたしました」
ふむ、恐縮してばかりの教頭を見ていると気の毒になってきた。ちょっと誘ってやろうか。
「ワタシ実は、今日の午後は授業がありませんので、食事が終わったら練習に行こうかなって思っていたのです、さぼっちゃダメなのですけどね‥学校。どうです、教頭先生もご一緒に練習しませんか?そしたら、堂々とさぼれますが‥」
健吾の目に狩猟の色が見える。ここらで俺のペースに変えないと‥流されるのはイヤな健吾だ。
「あぁ、私もこのところ、夜の練習ばかりで、お昼に練習しておきたかったのです。是非ご一緒させてください」
乗ってきた(思った通り?)。俺に興味を持って、一緒に遊びたがる奴の半分は「ケ」があるもんな‥練習終わったらサウナに行くつもりだった、教頭も誘ってやろうか‥。
「いいのですか!?教頭公認でゴルフ練習ですか!ありがたいことです。クラブは車に突っ込んでますので、一旦学校に戻ることになりますが」
「私のクラブはトランクにあります。では、取りに戻りましょうか」
二人は食後のコーヒーを飲み干し、席を立った。
そして、サウナ。教頭は喜んで付いてきた‥。
「教頭先生きれいなフォームしてますね。実に丁寧でスムーズです。驚きました。球筋もいい回転で飛んでましたね。パットさえよければ45狙えるんじゃありませんか?」
「いえいえ、練習場のように足場がよければいいのですが‥、せっかちなものでまとまりませんね~思うようには」
ロッカー室での会話。次第に露わになってゆくお互いの躯を意識しながらさりげなく牽制している2人。
「太い腕ですね。その胸板、この逞しさは羨ましい限りです」
「教頭先生の躯も十分な筋肉されていると思いますよ。立派なお身体です」
実際肩の筋肉の盛り上がりと背筋の発達した背中は驚きの若さを示している。
健吾はモスグリーンのビキニを着けていた。教頭は白いブリーフだ。堅そうなお腹は力士風の貫禄がある。健吾はワクワクしていた。「ちんちん鼻」の実物が見れるのだ。まず健吾が自然にビキニを脱いだ。教頭は毛深い健吾の躯をまともに魅入った。
「すばらしい!理想的なお躯だ、こんな風に生まれたかったです」
教頭がゆっくり言った。そしてブリーフを脱いだ‥。股間にぶら下がる教頭のモノは膝の中程まで垂れ下がって揺れていた。平常時20cmぐらい‥。健吾は衝撃を受けた。でかい、太さもカリの大きさもそこそこ、いや太めかもしれない、だが長い竿がそれを細く小さく見せていた。
「‥ご立派なモノをお持ちですね‥驚きました。平常時にこんなに大きい方、初めて見ました」
「これですか、お恥ずかしい‥47にもなりますと滅多に使う機会もない無用の長物です」
こんなのですからトランクスは捌けないのです。飛び出てしまいますので、ブリーフで押さえて下に回します。でも自転車などでは結構痛いことがあります」
これぐらいの感じが良いですね、と無造作に健吾のイチモツを掴んできた。
「あっ」
「おっと失礼しました。私殿方の躯を自然に触ってしまう癖があります。羨ましいのでしょうか」
「いえ、あまりに自然でしたので、驚いただけです。ワタシのモノでよろしければいつでも‥」
健吾の本音だった。研究心なんだろうか、健吾を遠慮なく触りだした。胸、腹筋、背中にお尻‥、触れるたびに感激の声を上げる。
「ワタシも触ってもよろしいですか、教頭先生のモノに‥」
どうぞ、といって持ち上げる教頭だった。健吾がそれを掴んだ、重量感が驚かせる。ちんちんの重さなんて感じたのは初めてかもしれない。指を揃えて全体を手の平に乗せてみる‥おぉ!指先を失礼ながら軽く金玉に合わせて長さをみるとカリが手首に乗った。
「すごい!ですね‥20cmはあります!起つとどれくらいになります?」
「ああ、先生に触れて戴いて、少し昂奮しておるようです、長さは今くらいかと思います。普段は頭一つ小さいんですが‥ああ、先生のモノも先ほどより長くなっておりますね。感激です」
「おっと、本当ですね。ワタシも昂奮してきたようです。ここではまずいですね‥」
はにかみ笑いの教頭の笑みを可愛いと思ってしまう。(この人イケルは、まいったなぁ‥)二人はサウナパンツを穿いた。教頭のパンツのすそからはホントに亀頭がはみ出そうだ。
「普通に穿くと見えますんでずり下げて穿きます。こういうところでは」教頭が無邪気に笑った。
サウナでもとても上機嫌な教頭だった。
「こんなところで、教頭先生はやめてくださいね。沼田と呼んでください。私は林田さんとお呼びします」
「判りました。沼田さん、では自分のことはいつも通り“俺”でいいですか?どうも話づらくて‥」
「あぁ、もちろんです!その方が林田さんらしくて好きです。私も‥」
乾湿サウナは座席が2段の階段状になっていて、熱いのが好みの人は上段に座る。健吾はじっくり汗を掻きたいので普段は床に座る、今は教頭と一緒に1段目に座っている。賑やかに4、5人のグループが入ってくると急に込んできた感じになった。
「私、熱いのが好きなので上に座りますね」と後に回った。
健吾の後が開いていて気になったのだろう。と思ったのだが健吾には判らなくなっていた。教頭は左足を折り健吾の真後ろに胡座を掻いて座ると思ったのだが、右足を残して座っていた。健吾の右肩に触れそうな位置に教頭の右足があった。そして教頭の長物は右に収めてあった。長物の重さでパンツは下にたわんでいる。横目で見ると裾から頭が見えている。ここのサウナパンツは、とうてい平常時に裾に届くような長さのパンツではない。(すげえな、この長さ。勃起したの拝んでみたいな)健吾はさりげなく肘を動かした。それに触れた。後に少しもたれて腕を組んで位置を調整してみた。完璧。長物の先から半分くらいがパンツ越しに健吾に触れている。教頭の足が震えだし、健吾に押しつけられた。ふむ?もう少し誘ってみるか‥裕吾は組んだ腕の下で指を伸ばし、たわんだパンツの中程を揺すりながら教頭を振り返った。
「熱いです、躯流したいのですが‥」
「そ、そうですね。大夫、汗がでましたね。出ましょうか」
焦り気味の教頭の腕を取って降りるのをフォローしてあげる健吾。まるでゲイのカップルのように‥。
洗い場は空いていた。島の向こう側には誰もいなかった。健吾にはラッキーである。
「あちらが空いてますね。背中流しましょう、座ってください」
「えっ、そ、そうですか‥嬉しいですね、林田さんにそんなことして貰うのって」
教頭はしっかり股間をタオルで隠していた。
「沼田さんの、ご立派ですから椅子に座ったら、床に擦るんじゃないですか?」
まあるい背中を泡立つスポンジで、擦りながら健吾が聞いた。
「そんなこと、ありますね‥ですから前にも椅子を置くんです。こうやって。空いてる時しかできませんが」
背中を洗い終わった健吾は立ち上がって胸を洗い出した。半立ちに近い健吾のイチモツは揺れて教頭の肩を叩いた。
「あの、肩に時折‥当たるのですが‥」
教頭は鏡で健吾を見ていたようだ。健吾は教頭のモノが見たくて立ち上がっていた。思いは同じ?
「そうですか?失礼しました。でも、もう触りっこなどしましたから気にしないでください」
ぶらついて落ち着きませんので、こうしておきます。と肩に押しつける。教頭は困っている‥が何も言わないで目を閉じた。
「さぁて、立ってこちら向いて貰えますか」
健吾は隣りに腰掛けて教頭に指示する。無防備に逞しい躯を開いて教頭の目に晒した。
「えっ、嬉しいですが前は自分で洗いますので‥」
目のやり場に困ったようなしぐさ、さっきよりかなり意識していると健吾は見た。
「ご遠慮なく、そのご立派なの洗わせてください。滅多にいませんよ、これほどのは」
健吾は笑顔で陽気に続けて言う。
「周りに他の人がいない時しかできませんけどね、今のうちですよ、ほら!」
「ハイ。お願いします」
健吾はタオルを泡立てて泡を掌に取って塗りつける、たっぷり扱いた。金玉もお尻も丁寧に泡で擦ってゆく。
「気持ちいいですか?これだけ立派だと洗いごたえありますね、ホントに立派です」
ずる向けの亀頭も両手で念入りに擦る‥根本を左掌でしっかり握り中程で上に折り曲げ裏筋を丁寧に親指で擦った。教頭を見上げると唇を噛んで声を漏らすのを堪えているような‥(かなり感じてるかな、気持ちいいだろなこんなに感じるところが多ければ)両手で握ってもう一握り以上。勃起した俺のより一握り長いもんな。角度も水平に近く起ってきた。すげえ。先を掴んで根本を洗うのに二握りスライドできるぜ。こんなの突っ込まれたらたまんねぇだろなぁ。健吾のイチモツも勃起しだしている。
「立ってるのつらければ座ってくださいね」
「ハイ」
教頭は素直に椅子に座った。
「こんな風に洗ってもらったことありませんか?」
「ハイ。こんなに優しく丁寧に‥は、初めてです。今感激しております」
「光栄です。初めての男って訳ですね」
「ハイ。」
「こんなにいいお躯と立派なイチモツなのに不思議ですね」
「大きすぎて恥ずかしく、ほとんど誰にも見せないように気をつけてまいりました。女房の他数人と身内でしょうか。若い頃、今で言うソープへ一度行ったのですが、相手にして貰えず、さんざんでした」
「男性経験は?」
「‥ありません、いえ、40の時に‥一人付きまとわれたことがありまして。その人と経験しましたが‥楽しくありませんでした」
なんて正直なんだ。このちんぽよりすげえかも‥いいなこの人。
「目を閉じてください」
「ハイ。」
健吾は教頭の顔を両手で挟み唇を合わせた。驚いた教頭は離そうとしたが、健吾は両手を腕ごと縛るように抱きしめ。離れるのを許さなかった。
「沼田さん、離れなくていいんですよ。俺が好きなんでしょ?」
健吾の思いがけない優しい問いかけに頷く教頭。
「林田さん。憧れていました‥」
「キスしてください、沼田さん。貴男にして欲しい」
教頭の顔がせつなく微笑んだ‥表情の豊かな親父さん、これも珍しい‥。
「林田さん。林田健吾さん‥」
教頭がむしゃぶりつくように、健吾にキスをした。健吾は両手を離し、再び教頭の巨根に手を伸ばした。おぅ、勃起してる。長物はさらに太さを増し、健吾を感激させた。(俺のモノにしてえ!この巨根。この素直で可愛い親父を!)今晩はこいつで一発抜かせてもらおう、などと考えてると洗い場に人がやってきた。
「‥きれいに洗えましたよ」
取り繕う健吾。
「大丈夫ですよ。見てません、誰も」
「あぁ、林田さんありがとうございました。感激の心地よさです」
教頭はすっかり勃起したモノを健吾の目に晒した。根本は掴む教頭の指が回らないほど太かった。
「俺こそ凄い体験でしたよ‥俺も昂奮してます。今晩よろしく頼みます」
健吾は両手でそれを掴んでいった。
「こ、今晩‥。ふ、二人っきりですね‥あぁ、よろしくお願いします」
午後3時、学校に戻ると教頭は別れ際に名刺をくれた。
「時間が決まったらいつでも電話してください。お迎えにあがります」
「判りました。電話します」
あぁ、裕吾とできなくなっちゃった。と、ふと思った健吾であった。
(あらすじ)教え子と関係した健吾は、同時に沼田教頭にも手をだしてしまった。
色白で若く逞しい裕吾とチビで小太り、人の良い巨根紳士沼田、魅力的な二人に惚れられた健吾。
極自然に二人?を愛することのできる「思い悩まない」好き者、好色熊のお話です。
放課後、部活
「林!ちょっとこい!」
健吾の怒鳴り声に道場に緊張が走った。全員動きを止め俺を見る。裕吾を心配そうに見る部員もいる。
開始早々の叱咤が利いているのだ。
躯でかい、声でかいが取り得の俺が思いっきり怒鳴り散らしたんだから当然かもな‥。
素っ裸で写真なんか撮るのが悪い。俺に黙って‥。
「どうした!だれた動きしやがって!キレが全くないぞ、ほら!早くこい」
「はい!」裕吾が息を切らして走ってくる。
「今にもケガしそうな集中力のなさだな。危ない、休んでろ」
(どうした、ヤリすぎか?あれからまたヤったろ、お前)
「昨夜、眠れなくて‥」
「そうか‥顔色悪いぞ、保健室行って休んでこい」思わぬ言われ方にとまどう裕吾。
「病人がここにいたんじゃ、空気が締まらないんだ。行って来い!」
「判りました。行ってきます‥」
裕吾の背中をどやしつける健吾だった。
「こらっ、お前らは続けて!」
暫くして様子を見に行くと裕吾はすっかり熟睡していた。そのまま起こさずに道場に戻った。
30分ほどして寝ぼけた顔で裕吾が戻ってきた。そのまま隅に座らせる。
もう終わりの時間だった。
裕吾を交え全員を座らせ、健吾が吼える。
「礼!」
「ありがとうございました!」
顔を上げ、間を置いて健吾が太く言う。
「林裕吾、お前は残れ。他は帰って良し!」
写真撮影の張本人である林裕吾。心配そうな視線を浴びて、仲間に頷き返す裕吾だった。
部員達は引き上げ、道場が静かになった。
裕吾が健吾の顔色を伺う‥。健吾が正座したままの裕吾に歩み寄る。
「少しは楽になったか?溜めとけって言ったろ」
「ごめんなさい‥」
「何発やった、あれから」
健吾は右掌を握り裕吾の目の前で拳を上下に振った。
「あ‥、夜1回、朝に1回の‥2発、、」
ばかだなこいつ。昨日の夕方から朝まで丸一日で5発か、疲れるわけだ。
「眠れずにか、我慢できなかったのか」
「我慢しても、起ったまま収まらなくて‥何時間も、それで眠れなかったんです」
そんなに強烈だったか、俺のせいだ、しょうがねぇか。
「今日は休憩しろ、溜まったら遊んでやる、空っぽの時はダメ、いいな」
健吾を見上げる裕吾の哀しそうな顔が応える‥可愛い顔しやがって。
「今度俺ん家に招待してやるから、そんな顔するな」
健吾が裕吾の頭を撫でながら言ってやった。裕吾は(うん)と頷く。やっと笑った。
裕吾の目が健吾の股間を見つめている。
「今日はゴルフしないの」
「ああ、ゴルフは昼のスポーツだからな、前日に夜の練習はしない。面白かったか?」
頷く裕吾。瞳が奥二重のきれいな目の中で輝く。
何がしたいか明白。頭を引き寄せると同時に裕吾が腰に抱きついてきた。
「メールを見た。嬉しかったぞ‥ありがとう。」
裕吾の目が期待に輝いた。
「俺とヤリたいか」
「うん、したい」
溜息をつく健吾。健吾自身、昨日から我慢している。股間に熱が籠もっている。抜きたい。裕吾が先約だな‥。
股間に顔を埋める裕吾を立たせ、思いっきり口を吸ってやった。
健吾の舌は裕吾の唇を押し開き裕吾の舌に絡める、裕吾の舌は滑らかでとてもいい。
「俺とお前の靴を取ってこい、用具室でしてやる。鍵は閉めろよ、表もな」
健吾は裕吾からゆっくり離れて言う。健吾は用具室に向かった。
健吾は用具室で柔道着を脱ぎ捨て、サポーターだけの姿になった。逞しい肩が大きく上下している、深呼吸して腹を決めた。明かりは点けない、天井付近の採光窓と足下の通風窓からの光りがほのかに健吾の裸身を浮かび上がらせていた。
道場への引き戸を閉じると昼の明るさに慣れた目には暗闇同然。慣れるまで目が利かない。
健吾はドアを背にして立っていた。目を閉じている、闇に目を慣らし、裕吾を見るために。
引き戸を開ける音がする。裕吾の目に薄明かりに浮かび上がる健吾の背中が見えた。全身赤く焼けた健吾の躯は闇に溶け輪郭をはっきりさせない。Tバッグのサポーターが白く浮かんでいた。
「閉めろ‥」健吾の声が低く響く、裕吾が従う。引き戸を閉めると健吾がゆっくりと振り返った。
「来い」裕吾の目には健吾の躯、ぼやけた輪郭とサポーターしか見えない。
「見えるか?」
「‥すこし」おずおずとした裕吾の声が答えた。
「すぐ慣れる」健吾までは5歩ほどの距離、暗闇が裕吾に緊張を与えていた。
優しく笑っているはずの健吾先生、でも表情が判らない‥。裕吾の鼓動は昂まってゆく。
柔道着を着た裕吾は健吾にはよく見えていた。健吾は裕吾を捉え、抱き、口を吸いながら裕吾を脱がしていった。
上半身が暗い用具室に浮かび上がる、裕吾の白い肌は闇にも溶けない。
健吾の唇が次第に降りてゆく‥首、胸、両の乳首、鳩尾、腹筋、臍‥健吾の掌が袴の紐を解き、裕吾を裏向かせた。
片膝を着いた健吾は袴を荒っぽく引き降ろした‥露わになった白い尻に唇を這わせ噛むように歯を当て、舌を震わし嘗め回す。
裕吾に聞こえるのは健吾の息づかいだけだった。感じるのは健吾の熱い掌と濡れた舌。熱い吐息。
裕吾のサポーターを荒っぽく引き下げ、袴と一緒に足から引き抜いた。
全裸になった裕吾の背後に健吾が屈み込んでいる、健吾は裕吾の尻を掴み肉を開いて顔を寄せた‥
健吾が触れる部位すべてに快感が生まれていた。
暗闇と寡黙な健吾の雰囲気が裕吾にスリルと昂奮を与えていた。
(あっあああ)裕吾の口からせわしい息が漏れている。
裕吾の望む事、荒々しい男に体中を嬲られることなのかも知れない。
(はあっあああ)‥裕吾の白く逞しい肉を丁寧に嘗め回す健吾。
尻全体が健吾の唾液で濡れている。立ち上がった健吾は後から胸を抱きしめ、躯を密着させた。
17才の若い躯、すべすべとした感触、柔らかい筋肉が毛深い健吾の躯にくるまれ熱を帯びて汗ばみだした。
「足を広げろ、膝を持って‥」言われるままに足を広げ前屈みになる裕吾。
突き出された尻を健吾が掴む、健吾はサポーターを突き上げる己の膨らみを裕吾の蕾に押し当て、前後に揺さぶった。
動きは次第に大きくなり、肉の当たる音を響かせた。
「あああぁ‥健吾先生っ、尻が‥熱い、熱いよ‥」無言に堪えきれず裕吾が声を上げた。
健吾は跪き裕吾の尻を割り広げ、裏の蕾を嘗めだした。
(はあっあああ)強烈な快感が裕吾を貫く。暗い中で、堪らず目を閉じてしまう。
裕吾の膝が震える、健吾の与える感触があまりに強烈で、躯を支えられなくなっていた。
健吾は右掌を腰に廻し裕吾の叢を撫でている、左掌で金玉を下から包み下に緩く引っ張るように揉む‥。
(うっ、あっあああっ)裕吾は腰を落とし、両手を床につき四つん這いになってしまった。
健吾の舌は袋を嘗め、裏筋を通り、蕾に止まる。濡れた舌が何度も同じ道を這い廻る。やがて舌は蕾に止まり、嬲り続けた。
健吾の舌は蕾に唾液を送り込むように動く、蕾の中に潜り込もうする舌。
(あっあああ、、はんっ)唇を離すと指を嘗め、十分に濡らして蕾に潜り込ませた。蕾の中で健吾の指が動く。
「あっあああ‥先生、っそこは‥」裕吾は声を抑えられなくなっていた‥。
裕吾の屹立の先からは溢れでる滴が糸を引いて落ちていた。
健吾は裕吾の前に移動し、顔を掴み口を合わせる‥健吾の唾液が裕吾に送り込まれる。
「飲めよ」裕吾は頷きながら喉をならす。
「脱がせろ」裕吾は両膝を付いてサポーターに手を掛けた。
サポーターからはみ出しそうに大きな膨らみが裕吾の目の前にある。
裕吾の掌が膨らみをなぞる‥ため息を漏らし裕吾が膨らみに顔を近づけてゆく、健吾の掌が頭を押さえつけた。
舌を出して嘗める裕吾。健吾の掌がサポーターに触れる‥。
「見たいんだろ」裕吾がサポーターを降ろしてゆく‥健吾のイチモツが跳ね上がり揺れている。
健吾はサポーターを膝から落とし全裸になった。
優しい大きな熊男が全裸で裕吾を見下ろし、微笑んでいる。
(すてきな健吾先生)目を落とすと健吾先生のちんぽが鼻先にある。健吾先生の香りがする。
「太いよ、先がこんなに大きいよ」ちんぽがぴくんと跳ねて裕吾の鼻に触れた。
「嘗めるか?」(うん)裕吾は右掌を添えて唇を大きな膨らみに当てた‥。
「ああ、気持ちいいぞ」舌を出してちょっと嘗める‥「もっとしっかり‥」裕吾が口を開いて少し銜える‥。
「大丈夫か?」(うん)亀頭を半分くらい含んで嘗めてみた。
「そうだ‥いいぞ裕吾‥」
健吾は跪き、裕吾の口を大きく開かせ口を合わせた。
(押し返して)舌が押しつけられる‥裕吾の舌が健吾を押し返す。
(引き手争いだ)裕吾の舌が応える。激しく絡まる舌と舌、舌の奥を舐め取るように‥
(いいぞ裕吾‥ああ、吸って)息が合ってきた、いい感じだ。
健吾は再び立ち上がり、裕吾の目の前に腰を突きつけた。弾む亀頭が裕吾の唇を狙っている。
唇を開き嘗め始める裕吾‥「もっと大きく口を開いて」亀頭の半分くらいを銜えた‥
「そうだ‥いいぞ」頭を押さえゆっくり奥に進めてゆく‥亀頭が隠れた「鼻で息をして」亀頭をさらに進めて引き返す。
ゆっくりと繰り返し裕吾は半分くらい銜えられるようになった。
「そこで噛んでいいぞ」ゆっくり歯を当てた。
「もっと」裕吾が顎に力を入れる‥健吾の躯がびくっと震えた。裕吾が口を離した。
「痛かった?」
「ああ、印が付いた」イチモツの半分位置、先から7cmくらいの所に歯形が付いていた。
「ホントだ‥痛そう」
「いいんだ‥ここまで銜えてたんだ、すげえな」
裕吾が驚いた。
「うん、こんなに太いのに‥」
「立て」裕吾を立たせ、軽く唇を合わせると跪いた。
裕吾の屹立は健吾に弄くられる期待に脈打ち、堪えきれないように亀頭の先から滴を溢れさせている。
「俺に往かせて欲しいか?」裕吾が頷いた。健吾はゆっくり裕吾の膨らみに舌を這わせた。
太さは健吾のイチモツが勝るが、長さは裕吾の方が長い。健吾はそれを口に含み、ゆっくり出し入れし、裕吾を見上げる。
「はあああっ‥」裕吾が声を漏らす。健吾は唇を押し進め裕吾の全てを一気に銜え込む。首を回し舌を揺らしながらゆっくり引き抜いた‥。
「動いていいぞ」銜える‥深く、浅く‥、健吾の右掌が股間に差し込まれ、指が再び蕾に潜り込んだ。
「あああっい、お尻っ痛いいい、あああ」
指は第2間接まで差し込まれ、裕吾の中心、屹立の裏を擦るように動かした‥尻を掴む左掌を引きつけた‥健吾の喉を裕吾の屹立が突く。健吾は掌と頭で裕吾の腰を揺らす‥揺らす、ゆらす‥裕吾の腰が動いている‥くねくねと腰を振る裕吾‥健吾はそれに合わせ蕾を突いている。
「あああっい、あんっいいい・あああ」
健吾は指を更に突き入れた。
「あああっい、痛いいいあああ‥、あっ、漏れる‥あんっ」
首を振る健吾。健吾は口を離し、裕吾を寝ころばせた。そして仰向けの裕吾に跨り尻を降ろしてゆく。
「貰うぞ‥」裕吾の屹立が暖かい肉に包まれてゆく‥健吾は裕吾の躯を膝で挟み躯を支え、じっくり飲み込んでいった。
「うんっんっ‥おうっ」健吾の息が太い‥完全に腰を降ろし、躯をゆらりと前後に揺すりだした。
裕吾は新しい快感に包まれていた‥自分のモノに何が起こっているのか解らないまま新たな快感に翻弄されてしまう。流れ続ける先走りが健吾を潤し、濡れた音を立てだした。
健吾の体の芯に快感が生まれていた。健吾は快楽にどん欲に躯を弾ませる。
「裕吾‥おうっ、いいぞ‥ぬうっんんん」
健吾は膝で裕吾の躯を挟みつけ腰を浮かせて裕吾と唇を合わせ舌を絡ませた。
「ふぅっ、おうっ、ああぁ‥入ってるぞ、判るか」裕吾の腰が健吾から離れまいと突き上げてくる。
「おうっ、い、いいぞもっと突け‥」
「あああっ、入ってるの、これが健吾先生の中なの‥」
健吾が腰を沈め捏ねるように動いた。体内を捏ねる裕吾の屹立をもっと感じたいのだ。
健吾は尻に力を入れ裕吾の熱い肉棒を締め付ける。
「そうだ、いいか?」
「ああっあったかいね、柔らかいね‥ああっし、締まる‥往っちゃうあ、あ」
健吾がイチモツを思いっきり扱きだした。
「ああ、俺も往く、おうっ突け」
裕吾の目の前で健吾が太いイチモツを扱いている。目がくらむ。
「ああっ、健吾先生、しゃぶらせて、このまま‥」
裕吾は健吾を突き上げながら躯を起こし、背を丸め、健吾を銜えようと首を伸ばす。
裕吾の唇が健吾の大きな膨らみを捉えた。それを離すまいとしっかり掌で掴まえる。
「裕吾、おうっ銜えられるのか‥ああっ凄い、いいっ‥」
腰を揺すると裕吾のモノが健吾の中で弾み、裕吾の口の中で健吾のモノが弾む。
「ゆうっ・裕、ご、吾うぉっ、いいぞ‥」
攻めているはずの健吾が裕吾に予想外の快感を与えられていた。
健吾がSEXを楽しみだした。相手への思いやり、十分に感じてやる。それを思いっきり伝える。
相手がガキでビギナーであってもだ。<楽しんで惚れる>健吾のSEXの持論だ。
惚れるとどんなことでも快感に変えられる。
逞しくしなやかな躯を持つ裕吾は可愛い、そして俺に抱かれたがっている。惚れるに十分だ。
健吾先生が感じている!悦んでいる!裕吾の悦びは口の中にも発生していた。
健吾の躯が止まった。快感が昂り往ってしまいそうだった。
「く、口を離せ‥往くっ!」
裕吾は首を振って応える、離したくなかった。裕吾はさらに健吾のイチモツを深く銜え込もうとしていた。
健吾先生の精を口で受けたかった。口の中で健吾のイチモツが更に膨れあがった。
「い、いいのか?」
精を放つのを必死で堪える健吾‥深く尻を落としたまま腰をくねらせ裕吾の肉を更に体内に収めようとする。
「おぅっ、‥往くぞ」唇で健吾を締め付け深く銜えて応える裕吾。
健吾が唸りながら腰を弾ませる、熱い濁流が健吾の屹立を震わせる、裕吾の口に初弾を放った。
健吾の肉が悦びに震え収縮し、裕吾の屹立をきつく締め上げる、裕吾も初弾を放っていた。
「んっうぅ‥おんんっ」裕吾の躯は熱い固まりとなって健吾にしがみついていた‥。
「おっ、うおぅっ‥」健吾が泣き声にも近い嗚咽を洩らし裕吾の背中を抱えている‥芯を震わす濁流が2弾、3弾目を裕吾に放っていた。
裕吾が顔を上げた。多量の精を口に含み何かを告げようとする、健吾は裕吾の唇をむさぼり、裕吾の口に溜められた精を舌で掻きだし、吸い上げる。裕吾の唾液に混じる己の精を飲み干してゆく健吾だった。
「健吾先生‥凄いよ‥」
裕吾の腹には健吾の精が飛び散っていた。4弾目が放たれ、更に流れ出た精で己を濡らしていた。
「ああっ、お前こそ‥」健吾の中には未だ堅い裕吾が脈づいている。
己の中で汚れしてしまったものをきれいにしてあげたかった。
躯を離し丁寧に、丁寧に名残を嘗め取る。腹に飛んだ精もきれいに嘗め取った。
健吾は膝を折って座り、裕吾を抱きしめた。
「こんなに感じたの久しぶりだ‥裕吾。すごいなお前‥」
「ホント?嬉しい‥」
「ああ、だから今日と明日は我慢しろよ、日曜、家に来い。いっぱいしてやる」
「うん」
「連絡は明日の夜メールでする、いいな」
「待ってる」
「遅くなるかもしれん、日曜の朝見てみろな。‥帰ろうか、気をつけて帰れよ」
頷く裕吾。健吾の優しくいたわるようなキス。潤む瞳が柔道着を着た裕吾が出ていくのを見送った。
柔道場で健吾はしばらく大の字に寝ころび余韻に浸っていた。
「ヤっちまったな‥」
口に出る言葉はこればっかりだ。裕吾を見送ってから3回は言ってる。
(まだ尻が疼いてやがる、足んねーよぉ、あんだけじゃ‥)
教え子と関係してしまった反省少し。欲望たっぷり。
「沼田オヤジに期待ってか?‥シャワー浴びてキレイにするか」
職員室で沼田教頭が健吾を待っていた。
シャワーを浴びすっきりした顔の健吾が職員室に入ってくると、顔を綻ばせ声を掛けてきた。
「お待ちしておりました。お疲れさまです、林田先生。」
何も知らない沼田の顔は、健吾を見て無邪気に悦んでいる。
一戦交えた後の健吾には色気が漂っているようだ。沼田の感覚に健吾に弄られた感触が蘇っていた。
「教頭先生。お疲れさまです、今日はありがとうございました。いや、今日明日よろしくお願いいたします‥ですね」
健吾の太い声が沼田の下腹に響く。
「こちらこそ、よろしくお願いいたします。」
沼田は健吾が帰り支度を終えると一緒に歩き出した。一緒にいたくてしょうがない風情‥。
「駐車場まで、ご一緒します。」
太く濃い眉を弄りながら真っ直ぐ健吾の目を見つめ、言葉尻を区切るようにはっきり言う沼田。
「私の車で送らせて頂こうと思っています。夕飯もご一緒にどうですか?家内に準備させますが‥」
「教頭先生のご自宅でですか?申し訳ありませんね‥まだ何も準備できておりませんので、遅くなってしまいますから、教頭先生ご自宅でゆっくりなさっていてください」
「‥はぁ」
「夕飯はご勘弁ください。準備ができ次第、急いでお宅にお伺いしますので‥、ワタシの車を置かせて頂けますでしょうか?」
「それは喜んで!帰りに家に寄ってくれるんですね‥願ってもない事です」
(何が?願ってもない?‥ふむ、オヤジの考えは解んねぇ)
沼田を思いっきり喰う為に腹に溜まったもん、帰って吐き出すつもりの健吾だった。
(飯は‥終わった後に喰うさ。楽しみだぜ‥)好き者の熊男が青髭うっすら伸びた顔で沼田を見つめる。
今サウナから出たばかりのように、上気した顔で健吾を見上げる沼田。
「林田先生といるととてもドキドキしますね。大好きです。」
「とっ、こんな所で‥大胆ですね‥沼田さんも」
健吾は教頭に握手で応えた。さりげなく指で手の平を擽るのも忘れない健吾であった。
(あらすじ)
用具室で裕吾との熱いSEXを堪能した健吾であるが、心はすでにもう一人の獲物に向いている‥巨根を体内に収めるべく馴らした健吾‥。それが計算か成り行きか健吾にも判らなかった。。って誰か読んでるかな?(笑)、気を取り直して、健吾の行動を覗いてみます。でわ。
夜9時。健吾が教頭の家に到着。
インターホンにすぐ反応してドアが開き女性が現れた。
楚々としたきれいな女性だった。女性の肩ごしに沼田の顔が見えた。
「夜分にご苦労様です。主人の我が儘を聞き入れてくださったそうですね‥本当にありがとうございます」
色の白い、ふっくらとした頬、聡明さを表すような黒い瞳が健吾を真っ直ぐ見ている。沼田教頭の奥さんだった。健吾はその奥方の丁寧な挨拶に反応できなかった。教頭の一回り下の世代だと云う‥健吾の二つ年下!(35才?)思わず教頭を見た。(まいった!こんなきれいな女性と‥)この人が‥あの巨根を‥。
この親父、とんでもねぇ親父だな‥(油断するな)己に活を入れる健吾だった。
「きれいな奥様ですね‥」
車中で健吾が感嘆の声を上げた。興味が膨らみ過ぎて堪らなくなったのだ。
「若いでしょう、お恥ずかしいです。」
「いえ、失礼な物言いになりますが お伺いしてもよろしいですか?」
沼田はもちろん!と言うように大きく頷いた。
「林田さんには、何でもお答えいたします。恥ずかしいこともみんな知って貰いたいです」
沼田はゆっくり車を発進させた。健吾はためらい、なんと切り出そうか迷っている‥。
「‥奥様とのSEXのことでも構いませんか?」
聡明な沼田は健吾の意を汲み、はっきり応えた。
「今まで私を受け入れてくれたのは家内だけです。私が普通に生活できていますのは家内のおかげかもしれません」
沼田が車のスピードが落とす、ガソリンスタンドが目前に迫っていた。
「給油いたします。‥家内には昨日、今日のこと 話しております。私が林田さんに憧れていますことも‥」
意表を突く沼田の言葉だった。沼田は申し訳なさそうに続ける。
車はスムーズにスタンドに入っていった。
スタンドの若い子とのやりとりはとても自然な沼田だった。どうやら昔の教え子らしい‥。金曜の午後は必ず寄るという 何か嬉しいんだそうだ。教師はどこに居ても教師、教え子も幾つになっても教え子、昔の顔に戻って笑う‥それがいいんです。と顔を赤くして笑った。
「残念ながら、私には家内を満足させることができないようで 受け入れてはくれますが‥やはり苦痛が、あるようです。家内は林田さんがとても気に入っておるようです。私と同じくらい貴男に憧れておるかもしれません。そして、私と仲良くなれたことを喜んでおります。明日は家内と食事してあげてくださいね、お願いします。」
なんてことを言うんだこの親父は‥。健吾はどう返事をして良いのか判らなかった。
「またせっかちが出てしまいましたね。ごめんなさい。感動的に嬉しいのです、今こうして貴男とお話できますのが。」
沼田は支払いを済ませ、ゆっくりと車を走らせた。
沼田夫妻の夜の営みに俺も参加してくれ?ってことなのか?‥考えすぎ? 健吾には訳が分からない‥判るのは今晩、これからのことだけ。健吾は宣言するようにゆっくりと答えた。
「暑苦しいだけの私を、想って頂けて光栄です‥。今晩、私、いえ俺は沼田さんを抱こうと思っております‥よろしいですね」
沼田はとても嬉しそうな顔をした。長い大きな鼻を赤くし眉を八の字にして目を潤ませる。本気で嬉しいようだ。
(まいったな、どんな風にやろうかな‥俺より大人だからな、キツイのも大丈夫かな‥)健吾は思う。
「そのお言葉は本当に嬉しいです。貴男が私のような太った年寄りに関心を持ってくれるなんて夢のようです。無用の長物ではなかった!それが嬉しいです。」
「沼田さんの躯は素晴らしい。そして十分にお若い。そんな物言いをなさるとは‥信じられません」
健吾の声を受けて沼田は薄く笑った。
「お優しいですね。でもとても嬉しいです」
健吾は(これから実感されると思います)と言う言葉を飲み込んだ。
車はスムーズに流れ、やがて高速に入って行った。
「少し休憩しませんか」
健吾が緊張しきった沼田をねぎらって話しかけた。
「インターを降りるとファミレスがあったと思います。コーヒーでも飲みましょう」
「そうですね‥なんだか緊張してしまって。もう少し林田さんとお話したいと思っていました。」
会話の途切れが気になってしまって‥と赤い顔になった。
「明日のゴルフのお話をしましょう。とても楽しみにしてるんですよ、俺」
「私もそうです。」
沼田の表情が和らいでゆく‥ファミレスに入るとき健吾は沼田の肩を抱いて入っていった。
出ていく時には軽くキスをした。沼田は安心感に包まれていた。
「沼田さんのお名前ですが、なんと読むのですか?“きいち”でいいのでしょうか」
「はい。“生一”で“きいち”です。」
「沼田生一。名は体を表すですね、いいお名前です」
「健吾も語感がよろしいです。正義の味方っぽくて。」
「容姿は悪役、憎まれ役ですが」
沼田の笑顔と笑い声は気持ちがよかった。
クラブハウスの宿泊棟、ツインの部屋。
ドアを閉めるなり健吾は沼田を引き寄せて腰を抱く、下腹を密着させて言った。
「運転ご苦労様でした。お疲れになったでしょう」
下腹の体温がお互いの躯を暖める‥沼田の鼓動が健吾の躯に伝わり、一気に好色体勢に変化してゆく。沼田もそう感じているようだ。
「林田さん、貴男との車中はとても楽しかった‥本当に」
健吾の唇に引き寄せられてゆく‥(ああ、ホントに素敵な男だ。)健吾が沼田の唇を強く吸った。
唇を押し開き、舌を押し込む健吾のキスに躯を震わせる沼田だった。
「シャワーにしますか?生一さん。」
健吾は沼田のブレザーを脱がしワードローブに吊しながら聞く。健吾はどんどん服を脱いでいった。沼田が見つめる中、あっという間にブリーフ姿になってしまった。黒い布きれがはち切れそうになって剛毛に覆われた健吾の分厚い腰を包んでいた。
無言で沼田を脱がしてゆく健吾。沼田の目を見つめながらベルトに手を掛ける、健吾の行動は素早かった。沼田のためらいや躊躇の間を与えないリズム、間が良い。沼田には魔法のようにズボンが脱がされていた。為すがまま、気づいた時には股間をまさぐられている沼田だった。健吾は膝を落とし、右掌で腰を抱き顎を腹に擦りつけながら沼田を見上げている。
白いブリーフの中で沼田の芯は柔らかく解きほぐされ、血の巡りを活発にさせていた。
「少しビールでも飲みましょうか、それともウイスキーにします?バーボンを持ってきました‥いかがですか?」
健吾は右掌を伸ばしバッグを引き寄せた。中を引っかき回し、ターキーの小瓶を取り出して笑った。
「好きなんです。バーボンが、水割りと湯割り、どちらにします?」
健吾の左掌はブリーフ越しに沼田のモノをなぞり続けている。
「あぁ、お湯割りをください。若い頃‥私も好きでした。ターキーはなかなか飲めませんでした‥いいですねバーボンは」
「癖が強いとかって、あまり最近流行らないようですが‥」
落ち着かなければどうぞ、と白いブリーフ姿の沼田に寝間着を渡し、ベッドに促した。
「お座りください。俺は、裸になりたいんですが‥今はこのままで」
沼田は少し考えてブリーフを脱ぐ‥健吾に摩擦され、芯が通りつつある陽物を揺らしながら寝間着に袖を通した。
恰幅のいい健康的な躯、焼けた肌に無地で灰色の寝間着がよく似合った。軽くはだけた状態で帯を巻いた姿がそそる。
「生一さんは和装が似合いますね。俺が着るとただの寝間着になりそうですが‥」
健吾の掌が寝間着の裾を割ってそれを掴んだ。柔らかく揉み伸ばす。
「ああっ‥」
唐突な刺激に声を漏らす沼田。健吾は立ち上がり沼田の足に割って入った。
下を向いていた沼田の目の前に胸毛に覆われた大きな胸がぶつかった。
「用意します、お湯割り‥ご立派なモノを眺めながらがいいです」とても色っぽいですよと、胸で沼田を抱きしめる。
足を開き、割れた合わせからぶらりと長い陽物が覗いている。どこまで伸びるのか、つい引っ張ってしまう健吾であった。
「き、生一と呼んでくれましたね‥健吾さんと呼んでいいですか?」
もちろん、と健吾が頷いた。
用意していたステンレスカップに手早くお湯割りを作り沼田に手渡した。
「少し熱いです、ゆっくり含んでくださいね。カップは一つですが‥一緒に飲めばいいですよね」
沼田はカップに口をつけた‥バーボンの香り、甘み、喉を刺すアルコールが染み渡る‥
沼田はゆっくりと舌で転がし味わった。喉を通る暖かいアルコールを感じながら沼田は微笑み、頷きながらカップを健吾に渡した。
「美味しいです。ありがとう、この味、香り、忘れていました。何年ぶりでしょう‥懐かしい、嬉しいです本当に‥」
健吾は笑いながら、こうして飲もうと思ってましたと言い、口に含む。そして沼田の唇に口写しでお暖かいアルコールを流し込んだ。沼田はそれを受け、健吾と同時に喉を鳴らした。見る間に沼田の顔に赤みが差し、目が潤み輝いてきた。
沼田の手が健吾のブリーフに掛かりそれをゆっくり降ろしてゆく‥。
健吾の香りが沼田の周りに漂う。大きく息を吸う沼田。健吾のイチモツがゆったりと沼田の鼻先に表れた。
沼田の目が許しを請うように健吾の目を見つめた。健吾はカップをテーブルに置き沼田を腰で抱いた。
「生一さん、いい男ですね‥遠慮は要りません、俺の躯を好きにしていいんですよ 少々手荒くても壊れませんから」
健吾の下腹の濃い体毛に顔を埋め震える声で呟いた。
「ど、どうすればいいか‥」
「気に入った所に触れ、さすり、キスをする‥それだけです。そうしたければ噛んでもいい‥」
沼田は震えながら頷いた。緊張の溶けきらない沼田の躯は堅い。
(どうやら動けそうにないか‥)健吾は躯を廻し寝間着を手にする。寝間着を羽織り、沼田を囲う。
姿が隠れる‥、それがどれほど人を自由にするか健吾は知っている。健吾の躯を抱きしめていただけの沼田の手が、寝間着の中で分厚い腰をさすりだした。
健吾は主導権を沼田に委ねながら、リードしようとしていた。
「はあぁ‥」健吾は沼田に聞こえるようにため息を響かせる。
(さぁリラックスして‥)沼田は健吾の下腹に顔を埋めたまま帯を解いているようだ‥床に跪いて健吾のモノに触れた。脈打ちながら勢いを増すイチモツに震える唇を当てた。
「あぁ、気持ちいいですよ‥(もっと大胆に!)」健吾はさらに声を上げた。
沼田は剛毛に覆われた健吾の逞しい躯を見上げた。大きな堅い腹、豊かな胸の筋肉、黒い乳首。
顔が見えない、それが沼田の緊張と恥ずかしさを拭い去っていた。
沼田の丸っこい掌が健吾の腰をまさぐり、太く丸い亀頭を口に含んだ。両の掌で健吾の堅く逞しい尻を撫で回す。沼田の口の中で健吾のモノは膨らみ、どんどん体積を増している‥舌先をすぼめ、探るように嘗める‥初めての味わいに歓喜する沼田だった。
(おぅ、この親父さん自分からフェラしやがった。おずおずとした感じがいいぜ‥あぁ、呻いてるよ、泣いてる?ゆっくり顔を拝みたいな‥)沼田は本当に感激で涙を流していた。
健吾が室内灯を消していた。小さなスタンドのオレンジ色の暖かい光りが健吾と沼田を包んでいる。
程良く暗くなり、親密な雰囲気を強調するツインルーム‥緊張と羞恥心は不必要なもの‥健吾が寝間着を肩から落とし全裸になった。沼田の寝間着をはぎ取り、ゆっくりと沼田に捉えられたイチモツを進めてゆく。
沼田の掌は健吾を尻を強く掴み、進入してくる健吾を受け入れていく‥
「生一さん、ああぁ‥気持ちいい‥(ほら、もっと銜えろ)」
息を止め太いイチモツを銜えている沼田が苦しそうに健吾を見上げた。健吾が動きを止めた。
「あぁ、苦しい?‥ゆっくり鼻で息をしてください。唾も溜めた方がいいです。できると思います‥」
(‥息?あっ、はい)沼田が鼻から息を吐き、大きく吸う。初めてのこと、息を止めるしか無かったのだ‥意識すれば普通に息ができることに驚く沼田だ‥。
「そうです‥ああぁ生一さんの口はイヤらしいですね‥とてもイイです‥」
沼田の躯がほぐれている‥首や肩がずいぶん柔らかくなっていた。
(唾を溜める?ああっ不思議です‥馴染んできますね‥こんなに太いのに‥口の中にあって当たり前みたいに、、おいしい‥です‥)思考が口にすぐ出るのか、考えれば舌が動いている‥舌を絡め這わせ首を振る‥そう動く。
沼田の躯に悦びが生まれているようだ。全てを収めたくて‥喉を開き自分から吸い入れる努力を始めた‥。
「俺のチンポ可愛いでしょう‥旨いですか?」
(俺を頬張り尽くしたくて、必死になっている‥可愛いな、親父さん‥素直に何でもしそうだ、へへっ)
柔らかな頭髪を後に流しつけ、濃い眉と大きな鼻を見下ろしながら思う健吾。柔らかな耳を弄り、沼田の顔を優しく撫で回し腰を揺らす‥。
(あぁ、親父を犯すのもいいな‥)健吾の動きが大きくなった。
「ああぁっ、いいよ、いいっ、生一さん、全部、食べてくれ」
(はい、健吾さん‥)
沼田は口の中で弾み始めた熱い肉棒を必死に舌で押さえつけながら、健吾の動きを受け入れる。喉に当たる健吾の肉に呻き声を漏らしながら堪える‥ゆっくりな動きではあるが初めて口に受ける沼田にはかなりきつい‥だが健吾を拒むことはしなかった。
悦ばす術をしらない沼田にできること、健吾に身を任す‥それだけ。
なんとも素直な沼田だ。沼田は躯から力を抜いた‥両腕を降ろし目を閉じる(これを受け入れるために私がいた)感覚全てがそう叫んでいるかのように‥。
沼田の鼻先が剛毛に埋もれている、鼻で息をする度うめき声が喉を震わせ、溢れ出る唾液をなんとか飲み干す。精一杯と思われた攻めも次第に馴染みだしていた。
目を開け健吾を見上げる(もっと奥まで入れて下さい)沼田の目がそう叫ぶ。
口でもそう告げているのか、雄弁に舌が跳ね、堅い肉棒に絡みつく。
「き、生一さん‥(マジ)すげぇっ‥いいっ」
健吾の躯が前後に揺れている。緩やかに離れ‥しなやかに沼田の顔に近づく‥。
押し寄せる下腹の剛毛に鼻をぶつけ、やがて完全に銜えきった時、沼田の意識は受け入れている愛しい肉棒に溶けてしまっていた。
力を抜きだらりと下げていた両腕を健吾の尻に回し撫でさする、堅い肉の感触が沼田の情欲を掻き立てる。健吾の腰に縋り付くように尻を抱き、顔を健吾にぶつけてゆく‥下腹に顔を埋め込みたいかのように。
(離したくない)沼田の呻き声は嗚咽に近いものに変わっていた。
「おうっ、あああぁ‥いいっ」健吾の声が漏れている。
沼田の舌は饒舌だった。健吾のイチモツをくるむように動き、跳ねる。
このままもっと堪能していたいが、まだまだこれからだ。健吾はイチモツを引き抜いていった。
「すげぇ上手ですね‥口に含むの(初めてですか)?」
濃い眉の下で沼田の目が(そうです)と答えている。視点がうまく合わないような、濡れた瞳。
健吾のイチモツを眺め、信じられないように健吾の瞳を見つめる。
「全部口に含んだんですよ、俺のを‥」
沼田が頷いた。自分でも信じられないようだ。
「ぴったり納まりました‥口の中で、とても‥奥まで、苦しさはありましたが‥嬉しさが‥」
沼田の目に涙が浮かんでいた。感激している。
「気持ち良かったのです‥とても、もっとしゃぶらせてください‥」
健吾は頷いた。沼田をベッドに座らせ、寄り添って健吾も座った。唇を吸う‥健吾の舌が沼田の舌を絡め取り吸い出した。長い舌、沼田は舌も長かった。
「俺にも‥(男の躯は感じるんだぜ、まず味わって‥)」
不意に健吾の舌が沼田の乳首を捉えた。
桃色がかった丸い乳首を舌で押しつけるように転がす‥乳輪を嘗め回し、唇で吸い上げた。
「あああぁっ」
弾けるように沼田の躯が答えた。
健吾の大きな掌が沼田の躯をなぞり、指が空いた乳首を摘んだ‥沼田の躯が弾み、喉をならした。
「はあっーぁ」
(すげぇ感度してるぜ‥)
「いい声だ‥あぁ、乳首が立ってます‥生一さんすげぇよ、」
更に乳首を攻める健吾。堪らず横になる沼田。左右の乳首を攻め、胸全体をぬめーっと嘗め回す‥。
「はあああっ‥あんっ」沼田の躯が小刻みに跳ね上がる。
宙を漂わせた沼田の手が健吾の頭を押さえつけた‥健吾の短髪の感触さえ沼田には愛撫に感じてしまう。
「き、気持ちいいっ‥健吾さん、ああ‥気持ちいいっ」
脇を舐め、柔らかな肉の奥にある肋骨を探るように舌を這わせ腹から骨盤を嘗め回す、健吾は舌を震わせながらゆっくりと陰毛に分け入った‥そしてお目当ての巨根へと唇を下げてゆく。
「ひっ、あああぁっ、凄い‥何故‥こんなにっ?、気持ちいいっぁあああ‥」
健吾の舌が触れる部位ほとんどに反応してしまう沼田。躯全体が敏感な性感帯になってしまっていた。
臍から恥骨まで陰毛をかき分ける健吾の舌を感じた時にはもう、躯を海老反りにするしかなかった。
「健吾さん、あああぁ‥」健吾の大きな掌が沼田の長モツに伸び、全体を柔らかくさすっている。うねるような陽物の根本を時折、引っ張るようにきつく握る。その度に亀頭を膨らませ健吾の目を瞠らせる。見事に張り出した魔羅、それが健吾の掌から伸びて踊る。
健吾はベッドから降りて沼田の太腿の間に躯を入れ、うねり起つ長大なイチモツ越しに沼田の顔を見た。沼田は涙を流し続けていた。己のイチモツ越しに健吾の顔が見えた。
「はああっ‥あっ、、(健吾さんの左掌がギュッギュッと絞るように私のモノを掴んでいる‥血液を送り込むように‥)はああっっ」
絞る度に堅さを増す陽物が健吾の顔の前で揺れていた。快感を送り込まれた陽物は亀頭を膨らませ、艶々とした赤い肌を見せる。
大きなふぐりを柔々と揉み内股に舌を這わし、濡れる舌がふぐりを捉えた。
健吾の舌は中に納まった玉を一つずつ丁寧に嘗め始めた。
絞り出すような嬌声が沼田の喉から漏れている‥吐く息全てが声になるようだ。
完全に勃起した陽物、太い血管が絡みつく赤黒い巨根。健吾の大きな掌がそれを掴み、扱き、弄んでいる。
沼田の穏やかな雰囲気からは想像できない凶暴なオブジェ。それは十分に勃起しているが、弾力に富んだゴムのようにしなやかに弾む。良質の筋肉、海綿体の中で自由に血液が移動できるのか、上下に二つ折り、左右に直角に曲げる事ができそうな具合に弾む。もちろん手を離すと勃起した本来の姿に跳ね上がる。
(すげぇ眺めだ‥堪らないぜ)健吾はその雄姿に誘われるように艶やかに膨らんだ亀頭を銜え込んだ。
「ひっ‥‥はあああぁ‥‥」
ほの暗いツインルームに沼田の嬌声が響き続けた。
穏やかな暖かいベッドスタンドの灯りが二人の男を包む。
揺れる影が艶めかしいリズムを刻み、生成色の部屋を悦楽の風で覆う。
太い息が己を掻き立て、愛しい人を悦びに震わせる。
憧れは、躯を誘う、淫蕩が悦びの全てであるかのように。
沼田の声が息を吸いながら漏らす声に変わっている。
断続的に息を吐きながら‥、鳴き声は止まらない。健吾の瞳は沼田を見つめている‥沼田はその瞳から目を離せない‥時折きつい目をする健吾。(どうやってチンポを舐めるかよく見ろ)健吾の目はそう語っているかのようだ。
亀頭の割れ目に舌を差し込むように擽る健吾の舌‥顔を廻しカリを嘗め尽くすような感触‥太い葉巻をくゆらせるようにイチモツに吸い付く健吾だった。
「気持ちいいですか‥」
優しい目で見つめながら尖膨から口を離し、健吾が囁いた。いつもの優しい顔。
毛深い腕で沼田を包みながら顔を寝かし、太い肉棍を噛むように嘗め始める健吾に見とれる沼田。
「はあっ‥あああ、いいっ‥‥」
口が緩み、舌が麻痺したように呂律(ろれつ)が回らない沼田だった。
根本一握りを隠した大きさが、健吾のイチモツぐらい‥14、15cmぐらいあるだろうか。太さは健吾の大きな掌がようやく掴める太さ。
沼田は驚き、更に感激していた‥健吾が沼田に優しく言ったのだ。
「生一さんのチンポを銜えてみます‥全部。」沼田は今までそんなことをされたことが無い。できるのだろうかと戸惑いを見せる沼田、その瞳が期待に濡れていた。
「‥あぁ、本当ですか?‥、嬉しい。お願いします‥」
「旨い摩羅だぜ、生一さん‥ほんとに。」健吾の太い指がイチモツを押し下げ、頷くように頭を揺すりながらじわじわっと銜え込んでゆく‥。
亀頭をじわっと銜え、舌を震わせたかと思うと前後に顔を振りだした。
「うっうわ、あああぁっ‥はぁっ‥ひっ‥」
沼田の口から言葉にならない嬌声が漏れる。健吾のしゃぶり方は沼田の想像を超えていた。
にゅうっ、、ぬらぁっ、、ずるーっ、、と三度ほど出し入れを繰り返すと根本を掴む左掌に到達‥、一息入れると頷きを繰り返している。。
「はぁっ、あああ‥はぁっ、あああ‥」
(おうっ、、オヤジさんイイ声上げるぜ、さぁもっと鳴かせてやる‥)
弾力のある沼田のイチモツを上下に震わせる小刻みな首の振り‥健吾は単純に飲み込もうとはしなかった。十分に喉に慣らし、歯に当たらぬよう舌でカバーしながら銜え込んでゆく。
「ぬふぅ‥ふうん‥(太ぇ‥)」唸り声が沼田の耳に届く。
沼田は唇を噛み、声を抑えようとするが、目は健吾が己を銜え込む様から離せない。
前後に顔を振る度、見え隠れする太い血管の絡みつく己のモノ。
自分のグロテスクなモノを憧れの人が銜えている‥沼田は自分のモノを初めて愛しいものと感じ始めたのかもしれない。SEXがうまくできない自分のモノ、恥ずべきモノ‥奇形的なもの、沼田はそう思っていた。
沼田の意識、理性の箍が外れかけていた。
健吾は沼田を見つめたまま顔を振り、ゆっくり唇を退いてゆく。唾液で濡れ光る沼田の分身が健吾の唇から伸びるように現れる。
「はぁっ、あああ‥はぁっ、‥(優しい目が“きいち”を見つめながら掌で“きいちのモノ”を扱くぅ、あんっ、先膨れも舐めてるよ~)はぁっ、あああ‥」
健吾の右掌が沼田のアナルに遊び始めていた。てらてらと濡れ光る健吾の太い指。ラブオイルを塗った指で沼田を触っていた。健吾の動きは自然なリズムを刻む、反応して悶える沼田。
沼田には健吾が送り込む快感がどこで発生しているのか判らなくなっていた‥。意思に関係なく腰がくねり、腹を波打たせる‥
波と砂浜。健吾は波、沼田が砂浜、波は嬲り、そして砂に浸透してゆく。
「はぁっ、あああ‥はぁっ、あああ‥」
自分が声を漏らし続けている事にさえ気づいていないかも知れない。
健吾は沼田の陽物の大部分を銜えたまま一息いれた。
「ふぅ‥ぬふうーん‥(まだあるぜぇ‥)」
残り指2本分ぐらい、それを沼田がしたように顔をぶつけるように銜え込む。同時に中指を沼田のアナルに潜り込ませた。
「いっ、はぁっ、あああ‥」
唐突に尻に異物感が奔り、腰をもがかせる沼田。が、健吾は顔で沼田を押さえつける。
沼田の陽物は完全に健吾の喉に捉えられていた。
十分にラブオイルで濡れた健吾の指。沼田の尻はすぐ健吾の指に馴染んでゆく。
健吾銜えられた沼田のイチモツは直腸からの刺激を受けとり、より敏感になっていた。
健吾の喉の粘膜の動きが鮮明に伝わる。健吾の蠢く舌、下腹に感じる熱い息が沼田を暖め溶かしていた。
「はぁ、はぁ、ああん‥健吾さん、ああ、溶ける‥ああ、お尻が熱い‥」
健吾は波のリズムを取りながらゆっくりと陽物を吐き出した。濡れ光る凶暴なオブジェを撫でさすりながら沼田を見つめる。
「すげぇ‥やっと、全部だ‥喉のずいぶん奥まで届いた‥」
沼田の顔は赤く火照り、恥ずかしそうに健吾を見つめた。
「はぁっ、あぁぁぁ~ぁぁぁ‥」
躯の中に健吾の指を感じている‥せつなく眉がゆがむ、開けた口から細い声が漏れている。
「力を抜いて‥」
「あっ、あんっはぁぁぁぁ‥」か弱く鳴く沼田、直腸の中で蠢く指‥ぬらりとした感触が沼田をとまどわせている。
「生一さんの中は‥あぁっ、暖かいですね、ホントに柔らかいですね‥」
「はぁぁぁぁ‥あんっ」
「尻の穴も気持ちいいでしょ、ほら、どうです?」
健吾の掌が沼田の手を掴み引き寄せる‥沼田の躯を起こし背中を抱いて唇を合わせた。健吾にむしゃぶりつく沼田。健吾は指を2本に増やし抉るように動かした‥痛みを伴う健吾の動きにも舌の動きで必死に答える沼田だった。
「あ゛あぁ 好きにしてください‥ああっ、健吾さん‥」
沼田はベッドの上で転がされ、呻き善がっている。
自分の躯がどこにあり、どんな姿勢で嬲られているのかも判然としない。
目の前に健吾のイチモツがあれば喰らい付き、喉の奥まで吸い入れた。健吾の指示を素直に聞き入れ、尻を抱き健吾のアナルに指を差し入れることも覚えた沼田だった。
沼田の尻は健吾に嬲られ柔らかくほぐれていた。
健吾に対して完全に気を許し、欲せられるままに健吾のアナルを嘗め、舌を挿入し健吾を悦ばせた。
「あああぁっ、中まで、嘗めてくれ‥ああそうだっ、、いいっ」
健吾の言葉が沼田を快感の奔流を招き、健吾も同時に沼田の舌を堪能していた。
‥尻の穴、アナルが性器であること‥それを理解した沼田は自分から健吾に犯されることを望んだ。
「入れてください‥ああ、、お願い」
「俺のチンポ入れて欲しいんですか、どこに入れます?ちゃんと言葉にしてください。生一さん?」
「ああぁ、欲しい‥、生一の、お尻の穴に‥健吾さんの太い摩羅を入れて‥」
「生一さんの巨根ほどじゃないですが、俺のチンポも結構太いですよ」
丸い柔らかい亀頭を沼田の菊門にあてがい捏ねるように埋め込む。
「入れますよ‥」
健吾に足を広げられ、ふぐりを弄られゆっくり貫かれた。
「はああああっーっ、ああああっ‥」
健吾の太い摩羅が半分ほど挿入されていた。激痛と圧迫に堪え切れず叫ぶ沼田。躯は沼田の意に反して自然に暴れようとする。
「半分程入りましたよ生一さん、ほら‥大丈夫、力を抜いて‥」
躯を起こそうとする沼田にのしかかり胸を合わせる。沼田が健吾に縋り付いた。
「ああっ、、凄い、か、躯の中、あっ、一杯に、、健吾さんがっ‥ああぁ」
健吾はゆっくり腰を入れてゆく‥ふっと抵抗がなくなり、吸い込むように‥ぬりゅぅっ‥と飲み込んゆく‥恥骨がぶつかった。
「おぅっ、、全部入ったぜ、生一さんの中に‥ああぁ、すげぇ‥キツイ締まりだ、気持ちいいぜ‥」
「はあっ、はぁっー、うわっ、う、動かないでっああああーっ」
健吾は沼田の両脇に手を通し肩を掴まえ、沼田を抱きしめながら捏ねるように腰を擦りつけていた。
「健吾さんっ、ああ、ああっ」
「じっとしてますよ‥ああ気持ちいいぜ‥生一さん」
言葉と裏腹に健吾の腰の動きは止まらず、沼田の直腸を捏ね回す。
「健吾さんっ、じっとしてっ、あがぁ、ああっ」
健吾の分厚い胸にしがみつき、激しい圧力に耐える沼田。
ふっと躯から力が抜ける、沼田は顔に笑みを浮かべようと健吾を見つめていた。
沼田は健吾の太いイチモツの圧迫に耐えながら受け入れ、全てを感じようとしていた。
「これが‥女性の感覚なんですね‥躯の中に好きな人を受け入れる‥すばらしい」
「じきに気持ちよくなりますよ、俺も突っ込まれるのは好きです‥こんな風にされると最高です‥」
健吾が深く突き入れたまま躯を揺すった。
「あっ、あっっぅ」
捏ねるような注挿が沼田の内壁に微妙な感覚を与えていた。
沼田の躯、深いところに快感が生まれようとしていた‥軋むような痛みの方が、はるかに勝ってはいるのだが‥。
「ああっ、あ、熱、い痛みの中に‥ああっあります!なにっ、こっ、ぇ‥ぁぁああっそこ、あっ」
沼田は健吾の肩に縋り付き、顔を埋めて健吾に囁いた。
「こ・怖い‥あぁ、健吾さん、、、はぁっ、う、動かないで‥」
「感じるんでしょ、生一さん感度いいですから、ほら」
沼田に腰を擦りつけながら健吾が聞いた。
「あぁ‥んっ、ぁぁぁ」
「尻の穴にすっかり収まってますよ、ほら触って」沼田はおずおずと自分の尻に手を廻しそこを確認した。
「う、うぉっ、あっん‥本当、に‥ああぁ、根本まで‥」
沼田の陽物が弾むように勃起し、丸い先端から溢れる先走りが臍の周りを濡らしていた。
「生一さんのも勃起したままですね、こんなに濡れてますよ。俺に入れてみますか‥」
健吾の掌が沼田のイチモツを扱く、先走りが溢れ出る。ゆっくりと滴が糸を引き臍に繋がった。
「ほら、こいつも入りたがってる‥こんな風に突っ込みたいんでしょ、俺ん中に」
健吾がゆっくりと腰を前後に揺する、太い摩羅がイヤらしく見え隠れしている。
「色っぽいですよ、生一さん‥とても」
「ああぁっ、いい、痛いっ」
健吾はラブオイルを沼田のイチモツに塗りたくりながら、ゆっくりと時間を掛けて躯を放した。
鼻を鳴らし目を瞑り、痛みと快感に耐える沼田は可愛かった。
湯船に浸かる丸い躯が赤く火照り、健吾の視線を受け止めていた。
シャワーを浴びながら健吾は沼田の躯を見つめている。恥ずかしげに沼田が笑う。長い眉毛、大きな鼻。黒い瞳が健吾のゴツイ体躯をしっかりと見つめる。
健吾の陽物は勃起したまま沼田の顔を狙っていた。躯を洗い終え浴槽に腰掛ける健吾。身を乗り出しそれを銜える沼田だった。
「とてもいい具合でしたよ生一さん‥(お尻は)痛くありませんか‥」
沼田は頷きながら健吾にしがみつき、喉を鳴らした。
「ゆっくり馴らしましょうね。」
(ああ、あのまま銜え込みたかったな‥。しょうがねぇな、汚れちまった俺のん見せちゃ親父さん退いちゃうもんな‥)残念な健吾だが、そぶりは見せない。少しは大人の健吾だった。
「朝早いですから、もう寝ますか?」
躯を乾かしベッドに入る健吾。もちろん裸のまま、掛け布団を持ち上げ沼田を招き寄せる。
沼田も裸のまま健吾の懐に潜り込んだ。
「あぁ‥とても気持ちいいです。健吾さんに包まれて眠れるんですね‥」
「狭いし、鼾かくかもしれませんが‥」
「是非、聞かせてください。嬉しいです、それも‥」
「‥‥」
健吾はスイッチを切るように簡単に寝入ってしまった。
話足りない心地の沼田は健吾の躯に擦り寄って健吾の剛毛の感触をひとしきり確かめていた。
手の甲、腋、胸と腹、臍から陰毛へ‥飽きることなく体中をまさぐっているうちに健吾の柔らかな太い摩羅を口に含みたくなる沼田だった。
健吾の鼾が聞こえる。
聞き心地よい低音の響き‥、一定のリズムが安心感に浸らせてくれた。
好いた漢(おとこ)の声なら鼾さえ好ましい。沼田はベッドに潜り込み健吾の太摩羅の感触を楽しみながら思っていた。一頻り口に含み、納得したのか、再び健吾の胸に抱えられるように寝直す沼田。
目の前に無精髭の伸びた健吾の顔、健康そうな寝息。
健吾の躯に足を絡め目を閉じる‥沼田も眠りについたようだ。
健吾の左掌が沼田の股間を掴んでいるのにふと気付く。
時計を見るとまだ2時15分、小1時間ほどは寝たようである。
すっかり目覚めた沼田は健吾の股間を確かめてみた。沼田の掌に納まる柔らかなおちんちんがあった。
ドキドキしながら健吾のおちんちんを触っていると、おちんちんが脈打ちながら太く堅い摩羅になってゆく。
目を閉じたままの健吾。しかし、沼田のモノを掴む健吾の掌が動きだした。
沼田の股間も弾むように勃起してゆく。健吾と沼田は同時にため息をあげた。
「健吾さん‥続きがしたい、とても眠れません‥」
「あぁ、生一さん‥でかいなぁ、堪らねぇよ‥俺に入れてくれよ、なぁ」
耳元で囁く健吾の掠れた声が沼田の男心を熱くした。
「わ、私が‥入れるんですか・?」ためらう沼田、だが沼田の勃起は牡として昂奮し、堅さを増している。
「ああぁ、すげぇ‥コイツを俺に突っ込んでくださいな‥」
健吾が躯を起こし布団を跳ね上げた。沼田の躯に覆い被さると体中を舐めはじめた。
すでに火照り、昂奮していた沼田の躯は簡単に火がついた。
沸き上がる快感に対抗するように健吾の躯を撫で回し舌を這わす‥目の前に健吾の逞しい尻があった。喰らいつく沼田‥薄く剛毛に覆われた健吾の尻を割り舌を這わす、収縮する蕾を見つけ舌を差し入れる(健吾さんが悦んでくれる)そう信じ、中を掻き回すように顔をぶつける沼田だった。
健吾が俯せに沼田に尻を向けている‥尻を掲げ沼田を誘う。
沼田が大きな尻を抱えてゆっくりと己の亀頭をあてがった、柔らかい秘肉の感触‥十分な潤いを持つ健吾の秘孔はゆっくりと沼田の巨根を飲み込んでゆく。
沼田の丸い亀頭がひしゃげながら隠れ、奥へ奥へと吸い込まれてゆく。
「おぉおぅっ、っげぇ‥そう‥ゆっくり埋め込んで、あぁ‥」
柔らかく包み込む健吾の秘肉の感触に、我を忘れのめり込んでゆく沼田。
「暖かい‥、はぁ~っ、柔らかい。すばらしいです。。健吾さん」
「おうっ‥金玉が俺にぶつかるように‥おぅふぅぁぁ‥突いて、深くっ‥あああぁ、そうだっ‥」
「まだ‥半分ほどです、ああぁ‥もっと入れて大丈夫、ですか‥」
健吾に渡されたオイルを塗り込め徐々に肉棍を埋め込んでゆく‥突き当たるような抵抗がある‥
「おぅっ‥あはああっ‥止めないで、、もっと入れて‥おおおぉ」
角度を変え突き入れると吸い込まれるように、にゅるるっと入ってしまった。
「ぜ・全部‥入りました‥、凄い‥ああぁ、おおぉ‥吸い付く。健吾さん凄い‥」
「はぁ、ああぁ‥いっぱいだ‥すげぇ、ああぁ、中でうねってるぜ、もっと奥まで‥」健吾の太い息、切ない響きが沼田を更に駆り立てる。
沼田の腰が柔らかく動き始めた‥女性に対する遠慮がちな優しい動きが身に付いている沼田の動き。
滑らかに、慎重に、受け入れている秘肉を壊さぬようしなやかに動く腰。
「ああぁ‥うほぉっ、あっあっあっ‥すっげぇ、はああぁ、おっ゛お゛う゛ぁぁぁ」
健吾の鳴き声が低い唸り声に変わってゆく‥沼田の20cmをゆうに越える肉棍が軋むような濡れた音を立てている。
長い注挿を受けながら健吾が躯を半転させ横向きに沼田を受け入れる。
「がはっぁっああぁ‥き、生一さん‥雁が開いてすげぇ、掻き回してくれっ、、もっと」
沼田は腰を健吾にぶつけ、深く突き入れたまま健吾の腰を揺らした。
健吾に比べ小振りではあるが、恰幅のいい逞しい躯を十分に動かし健吾を攻め続ける沼田だった。
「はぁっ、はぁっ‥こうかっ。うんっっ、おうっ、凄いっ‥あああぁ」
沼田の口調が変わりはじめている。健吾を攻める牡と変化している。
「これがいいのかっ、それっ、‥うんっ‥おぅっ、お、奥から押し寄せるように締まる‥」
「お゛お゛っ、そう、もっと‥ああぁっ、いいっ‥突っ込んでっ、もっと、、」
沼田は健吾の躯を転がし、足を割広げ覆い被さった。腰を大きく使い長いストロークで健吾を攻める。
「すげぇよ‥うおっ‥うおっ‥生一さんっ、」健吾が沼田を締め付ける。
「なんて、穴だっ‥柔らかいっ‥あっ、し、締まる‥締まる、る‥あっああ、ああっ」
「キスしてくれっ‥」健吾が躯を揺すりながら、沼田を見つめた。
「うっおっ、、健吾さん‥凄いっ、この感触、おお、こんな、初めて‥いいっ」
「はぁぁぁ、突いてくれ、もっと‥ああっ」
健吾は沼田の顔を引き寄せ、かぶりつくように唇を合わせた、沼田の口を犯すように強く舌を差し入れる。
健吾の舌を感じ、絶頂感が一気にが近づくが沼田の弾む腰は止まらない、夢中で腰を打ち付け肉音を響かせた。
「んっ、んっ、んっ、、ああぁっ、、吸い込まれるっ、、いっいっく、、ああっ」
「ぁあっ、ぶち込んでくれ、思いっきり、、ああぁ、いいぜっ」
「あっああっ、、往くっイクっ、、」長大な肉棍が堅さを増し、丸い膨らみを割って大量の精が弾き放たれた。
「あああぁっっ、弾けるっ、尖膨が‥溶ける、ぅぅ‥」躯を真っ赤に染めて健吾にしがみつき、何度も腰を痙攣させる沼田だった。
「おうっ、すげぇっ、、熱いのが、、俺ん中にっ‥」
「ああぁっ‥凄いっ‥まだ、続いてる、、こんなに、長く弾けるの、初めて‥ああぁ」
健吾の胸に顔を埋め、乳首に囓りつき荒い息で応える。
「俺も、こんなにでかいの、突っ込まれたの初めてだ‥ああぁ、もっと欲しい‥」
沼田が腰を揺らせた。太さをそのままに芯の溶けた巨根が健吾の中でうねる。
「ああぁ、、このままで‥続けること‥できると‥思います」
驚く健吾。(すげえ、かなり大量の精液をぶちまけたはずだぜ‥絶倫親父なのか?)
うねる肉棍、丸く爆ぜる尖膨がかなりの快感を持って健吾の芯を揺らす。
「抜かずに?生一さん、すげぇ。俺ん中が気に入りましたか?」
「はいっ、今抜きたくありません‥ですが‥」
今だ容積を失わない尻の中の巨根を締め付けながら健吾が優しく聞いた。
「どうしたいんです?」
大きな鼻を真っ赤にして沼田が呟いた。。
「私にも健吾さんの種をください‥」腹に挟んだ健吾の太真羅を愛おしそうに撫でる‥
俺を女みたいに扱って、思いっきりぶち込んだ親父さん。だが生一さんはやっぱり可愛い。
「キツイかもしれませんよ‥」
真っ直ぐに健吾を見つめ、頷く沼田だった。
快晴。
ご機嫌な健吾。沼田も柔らかな表情で朝を迎えている。
長い夜が終わり、クラブハウスの食堂で仲良くお食事。健吾は2つめのモーニングを頼んだ。
「いやぁ、昨夜は夕飯抜きでしたので‥すっげェ腹減ってるんです」
「えっ、そうだったんですか?すみません気がつきませんで‥」
沼田が申し訳なさそうに、謝った。ミックスサンドを頬張りながら健吾の目が笑う。
「ん、違うんです‥」健吾が周りを見渡し、沼田の耳元で小さな声で囁いた。
「‥生一さんのでかいのん食べたかったんで、腹ん中きれいにしときました‥」
沼田の顔が真っ赤になった。
「そ、それ、本当ですか? あぁ、そうするんですね、‥‥」
沼田の躯に健吾の柔らかさ、熱さ、力強さが残っている。再び生一の股間に熱が溜まりだした。
「凄いシャフトですよね、しなやかで、弾力があって、ヘッドの感触も最高でした」
「健吾さんの躯、柔らかかったです‥暖かくて。素晴らしいお躯です‥」
健吾の足がテーブルの下で沼田の足をつついた。沼田もそれに答え足を僅かに揺らす。
沼田の顔が上気し目が潤む‥震える唇が想いを告げた。
「まだ中にあるような気がします」
「俺もですよ、いいもんですね。繋がったまんまな気がして‥」
「すばらしい一夜でした‥」溜息混じりに沼田が呟いた。
健吾の目が笑って同意した。何処まで男の恋心を理解している?健吾ったら‥
沼田の目が潤んでいる、本気で惚れてしまった親父さん。来月で48歳になる教頭先生だ。
健吾は平の教員、独身男。教え子に手を出し、そして上師にも。
このまま平和なら幸せな男だった。ミックスサンドとホットサンド、ゆで卵2個。沼田のサンドイッチも半分貰ってようやく一息。ゆっくりコーヒーを飲んでいるところに同伴プレーヤーらしき男が現れた。
「おはようございます。沼田先生」
年の頃は沼田と同じくらいだろうか、肩幅が広く引き締まった顎。彫りの深いシャープな容貌を持った紳士然とした男、洗練された感じも受けるが健吾の目には猛禽類にも似た冷たさを持った男に思えた。
沼田が立ち上がった。慌てたのか、椅子がぎこちなくつっかえるように音を立てた。
「おはようございます。鷹部(たかべ)先生。今日はよろしくお願いいたします。こちらは林田先生と言いまして 私と同じ高校の先生しておられます」
鷹部と呼ばれた男が健吾を見つめた。ユダヤ系の人種であるかのような黒い瞳に見つめられ、妙な違和感を持つ健吾‥(こいつ、やばい?)穏やかで心地よい時を壊され、憮然と男を見つめる。しかし、沼田の視線を感じ無理に笑みを浮かべた。
「林田と言います。今日は突然参加になりましたが、よろしくお願いいたします」
立ち上がり挨拶をする鷹部の目に賞賛の色が浮かんだ。肉の壁、物理的な圧力を持つ塊のような健吾の躯に驚いたのだ。
「鷹部と言います。沼田先生とは大学時代からの縁で、今の学校に入る前の同僚でもあります」
「はい。私の2年先輩になります、いろいろとお世話になりました。ゴルフの腕も素晴らしいんですよ」
(縁だと?)沼田の様子に緊張を見て取る健吾。沼田の目に怯えがあるような気がした。
「もう一人は今 着替えております。ウチの高校の体育の教師です。まもなくこちらに来るでしょう。」
鷹部の目が健吾と沼田を交互に見つめた。薄い唇が皮肉っぽく笑ったような気がした。
(この鷹部って男‥ホモだな。間違いなく。そしてヤバイ趣味を持ってそうだ)
健吾が沼田を見つめた。沼田は頼りなく笑った‥。
(なるほど、こいつか。俺が呼ばれた訳は)
「沼田教頭。座りましょう、もう一人の方が来られるまで ゆっくりコーヒーを頂いていましょう」鷹部のパートナーに興味を持つ健吾だった。
「‥そうですね」
健吾は沼田の背を右掌で支えるように沼田を座らせ、ゆっくりと席に着く。テーブルの下で素早く沼田の左掌を捉え、きつく握りしめた。沼田も縋るように握り返す。ゆっくりと沼田を見つめ柔らかく口を開いた。
「コーヒーのお代わりいかがですか?私、もう一杯貰います」
「いえ、もう‥。お水をいただきます」
健吾はお代わりを頼み、鷹部もコーヒーを注文した。良く焼けた肌を艶やかに照からせ、薄い唇で嘗めるように水を含む鷹部、長い指が静かにグラスを置いた。
「林田先生とおっしゃいましたね。迫力のある立派なお身体されてますね、何をなさっておられます?」
健吾が静かに答えた。
「子供の頃から柔道をしてきました。大学ではラグビーも少し‥、今は柔道部の顧問をしております」
「そうですか、その自然体の迫力はさすがに武道ですね。感心いたしました。」
「いやぁ、もう現役を離れ長いですから‥だいぶ衰えてきましたね。力は弱くなりました」
「ほう、力は、ですか。頼もしいですね、技は健在ということですね。ゴルフの方はいかがですか?」
柔らかな笑みを浮かべながら沼田に語りかけるように尋ねる。
「林田先生の場合、キャリアが技に浸透し極自然に‥。もしかすると、現役の頃よりお強くなっているのでは?と思う時がありますよ。ゴルフの腕も素晴らしいです。」健吾を見つめながら、沼田が堂々と言ってのけた。鷹部の言葉尻に揶揄のニュアンスを受け、発憤したようだ。
(驚いたな、親父さん、よく知ってるじゃねぇか)気分を良くした健吾が続ける。
「このコースは今日で2回目です。初回はなんとか42・45で回ることができました。まぐれかもしれませんね。出たとこ勝負です、私のゴルフは‥。鷹部さんも立派なお身体されてます。雰囲気もお持ちです、ゴルフもかなり出来そうですね。」
学生時代はずっと水泳をやっていたと言う鷹部の身体は実際、壮年と言うには若すぎる動作をする。腹筋の締まった肩幅の広い身体。首も逞しい、手足の長い外国人の骨格を持っているようだ。身長も176cmの健吾より高いかもしれない。鷹部が余裕の笑みを見せた。
無遠慮な足音を響かせながらもう一人の男が現れた。
「清多(きよた)です はじめまして」
健吾よりずんぐりした体型、白い肌、角刈りに近い短髪。健吾の自然な癖毛をずぼらに撫でつけただけの短髪とはムードが違う。歳は若そうだ、32、3くらいだろうか。一見、剽軽な顔立ちだが、一癖ありそうな雰囲気は鷹部と共通している。自慢の体躯はレスリングで鍛えたと言う。
健吾にはウドの大木に見えたが‥身長は健吾より低い。健吾の様子に敏感に反応し、上目遣いに睨むような目つきを時折見せた。教師のムードではない、本当に教師であるか疑う健吾だった。
「では、お先に失礼します。パットの練習場にいますので」
健吾と沼田は、清多という男に会うなり、簡単な挨拶をすませ席を立った。
「やっかいそうな相手ですね」健吾が呟いた。
「申し訳ありません‥相手のことをほとんどお話ししませんで‥」消え入りそうな声で沼田が詫びた。
「いいえ。気にしなくて結構です。付き合いを断れない相手だとお察ししました。俺を選んで下さってお礼が言いたいくらいです。生一さんがあいつらの中に混じるのを想像すると寒気がします‥生一さんに触れさせません。ご安心ください。」
無言で健吾を見つめる沼田。健吾の洞察の深さを驚きの目で見つめる。
「やつら、生一さんを狙ってますね。縛って、いたぶりたい変態に思えます。今日で縁を切れるよう対処したいと思います。」
「な、何故‥判るのですか あれだけの会話で‥」
健吾は静かに、臭いで判ります。と、答えた。
「ゴルフが終わった後の風呂が好きなんです。ですから、ヤツラを風呂に入れない工夫をしますので、目を瞑ってご勘弁下さい。さて、確認します。」
健吾は鷹部のバッグを探し始めた。驚く沼田。
「清多はたいしたことありません。鷹部、ヤツを黙らせるには仕掛けが要ります。」
バッグを見つけた。鷹部という珍しい名前はこのゴルフ場に今、一人しかいないだろう。
「これですよね、確か」無造作に中を調べる、そして見つけた。
「鷹部と清多はできてます。多分。これに写っていると思いますよ」
健吾は手にしたデジカメのスイッチを入れた。しばらく弄って、液晶画面に映して見た画像を見つめる。
「見ますか?」
「こ、これ‥は、非道い。」
「ヤツラの趣味です、合意の。清多はこうされて悦ぶ男なんですよ。」
白い縄に縛られ呻いているような清多が写っていた。何枚も‥黒い道具を持つ鷹部が写っている画像もある。液晶の小さな画面からも鷹部の残忍な喜悦が伺える。沼田は青い顔で健吾を見つめた。
健吾はスイッチを切り、メモリカードを取り出した。健吾の知らないタイプだが、使い方は似たようなものだ。予備メモリもある、中身を確認‥画像なし。OK。
「念のため預かっておきます。ヤツラが無害ならお返ししましょうね」
あきれる沼田、目が笑っている。吹き出しそうな沼田の顔だった。
「さて、ずらかりましょう。」健吾が陽気に笑った。
「はい。」もう安心だ、健吾さんが守ってくれる。沼田に柔らかな笑みが戻った。
「あ、そうだ。申し訳ありませんけど‥今のカメラと同じもの、生一さん買ってくれませんか」
他のカメラで画像の取り出しができるか判りませんので‥と申し訳なさそうに言う健吾。金がない健吾だった。
「喜んで!カメラの形、名前覚えています。メモいたします。」帰りに探しましょうと笑った。
健吾に染まり、フランクになってゆく沼田。急ぎ足で先を歩く健吾の大きな背中を見ながら尻尾を振って付いて歩く子犬のように後を追う沼田だった。トラブルを楽しむ健吾に益々惚れてしまったようだ。
あ~あ、これは堕落かなっと健吾は思ったとか‥思わないな、前頭葉のない健吾、健在。
健吾がはたと足を止めた。
「生一さん‥、俺 喉が渇いたんですが、お願いしていいですか‥」
「はい? なんなりと仰ってください」
健吾はトイレを見ている。すっと視線を沼田に向けた。
「‥?トイレがなにか‥」
「まだ、大夫時間があります、スタートまで」
健吾は沼田の手を取り、ずんずんと歩いてゆく。引きずられる沼田。どうしたのか判らないまま健吾に引っ張られてゆく‥。
一番奥の個室の前でくるりと振り返った。沼田を抱き寄せ唇を奪う‥驚く沼田‥従う沼田‥健吾は沼田の唇を吸ったまま個室に沼田を押し込み、そのまま雪崩れ込み‥後手でドアを閉めた。
「ああぁ‥健吾さん、どうなさったん‥ですぅあぁっ」
無言で沼田のズボンに手を掛けベルトを外し、ズボンを降ろした。
「ヤツラの顔を見る前に、もう一度下さい、生一さんの‥たっぷり飲ませてくださいな‥」
戦いの前に荒立つ健吾。‥勢いに飲まれ、目を瞑り身体を開いてゆく沼田‥(生一の為に戦ってくれる)切ない想いが身体を撓ませた。
沼田の緩む唇を覆うように被さる健吾の唇‥健吾の逞しい顎が沼田を吸い込もうとするかのように動く。健吾の咥内から沸き上がる大量の唾液が、上を向いて受け入れる沼田の中に‥流れ込んでいる、沼田はそれを素直に受け喉を鳴らす‥そして、長い舌が健吾の中で悦びを伝える‥沼田の舌は雄弁に悦びを語っていた。
ブリーフに差し込まれた健吾の大きな掌が沼田の前と後を攻めている。今朝の感覚を残す沼田の身体は柔らかく健吾に反応していた。腰から力が抜けている‥健吾に凭れ、喘ぎ、出ようとする吐息を押さえ込み、必死に健吾に付いていった‥
沼田が壁に凭れ、緩やかに前後に腰を振っている。驚くほど長い沼田の陽物が健吾の喉を突く。尻に指を埋め込まれ、切ない顔で己の指を噛む‥声を漏らさないように自然にそうしたようだ。右掌はシャツの裾に潜りこみ乳首を弄っている‥首を揺らし喉を開き沼田の陽物に吸い付く健吾。止めどもなく沸き上がる快感に身体の芯を熱くする沼田。いつ人が入ってくるかも知れないクラブハウスのトイレで‥、というスリル、いけないことをしている緊張感が、より沼田を熱くさせていた。
沼田が身体を震わせ、上半身を折り健吾の頭を抱えた。
「はぁっ、あっ、‥イっ、イクっ‥」沼田が小さく鳴いた。
健吾の動きが慌ただしく弾む。口の中で弾ける陽物。腰が砕け、座り込みそうになるほどの快感にただ熱い吐息を漏らす沼田だった。
口の中で弾ける射精を存分に味わい尽くそうと喉を鳴らす健吾。陽物の根本から先まで扱き上げ、溢れ出す白い滴をきれいに嘗め取ると、沼田の顔を仰ぎ唇を合わせた。
「唾も下さい」健吾の言葉を聞くと自然に沼田の咥内に唾液が溢れだした。健吾は流れ込む唾液を口に溜め、音を立てて飲み下した。
「あぁ、たっぷり出ましたね。旨かった」立ち上がり、沼田を抱き締め耳元で囁く健吾だった。
洗面所で顔を洗い、掌に水を溜め口に流し込む健吾を見つめる沼田、‥心配そうに健吾を窺う。
「大丈夫ですか‥」
沼田を見つめ爽やかに笑う健吾。
「えっ?もちろんです。ごちそうさまでした。沼田さんの元気を分けてもらいました」
ご機嫌な様子を見て、安心した笑みを浮かべる沼田。あれを飲んでくれたのは、(健吾さんが)初めてですと、洩らす。それを聞いて「がはは」と笑う健吾だった。
健吾と沼田が笑いながらトイレから出る時、清多に出合った。清多は馴れ馴れしく沼田の肩に手を置き沼田と健吾の顔を嘗めるように見比べた。
「おや、お二人揃って仲良くお手洗いですか、愉しそうですね」妙なニュアンスを込めた物言いだった。
健吾は沼田の肩に置かれた清多の掌を払い、二人に割って入った。
「えっと、清多さん‥でしたね。妙な仰り方をなさいますね、ま、今日はよろしくお願いいたします」
清多を見下ろして健吾がさりげなく告げた。
「ふふん、何か気に障りましたか?」下卑た目つきで健吾を見る。
「どいて貰えませんか、通れませんので」
「避けて通ればよろしいではありませんか?」
「貴方に道を譲る気はありません、お退きなさい」語気を荒げることなく、自然な口調で命令をする健吾。
清多の顔が赤く染まり、怒気を露わに身体を膨らませる。
「強気ですね、いつもそうなのですか?」
言葉尻を上げる清多の物言いは人に不快感を与える。低劣さを隠そうとしない哀れさ‥健吾の表情に同情が混じる。それを察知し、一気にテンションをあげたようだ。
「トイレで何をしていた?怪しいぜ、お二人さん?」
「ふっ、下衆な勘繰りをなさればいい。ご自由に。さ、早く用を足さないと洩らしてしまいますよ」
瞬間的に清多の身体が弾ける。健吾に掴みかかろうと詰め寄る清多の身体が不意に沈んだ。健吾が清多の出足を払ったのだ。
「では、通ります」健吾が前のめりに膝をつく清多を見捨て、沼田を抱えてトイレを後にしようとする。
「待て!この野郎!」
「何か?そんなところで躓くような方に、用はありませんが」
清多がキレた。土下座に近い姿勢を晒し、軽くあしらわれる屈辱に我を忘れ、跳んだ。健吾までの距離は2m弱、それを一瞬で詰め寄るタックル。健吾の後には沼田がいる、健吾は無造作に清多の顎、首に近い右頬に掌を合わせ払う、絶妙のタイミングで清多のタックルの軌道を変えた。タックルは健吾の右腰をかすめトイレのドアに激突し、一瞬の衝撃音を響かせた。スチール製の引き戸に異常はないようだった。
「ドアも壊せないタックルですか、変わったことをなさる」
清多は振り向きざまに沼田を殴ろうと右拳を固めた。健吾はそれを見逃さない、清多が振り向きモーションを起こした途端、健吾のビンタが清多の頬を打つ。
“パッシィーーーン”
余韻を残す小気味いい音が清多の感覚を狂わせた。痛みは無い、怒りを忘れるほどのビンタ。
清多が止まった‥虚ろな目が健吾を探す。健吾を見つけた清多の目は力を取り戻し、右拳を振った。惰性の攻撃‥意味を失った右拳が健吾に当たるはずがない。健吾はさりげなく見えるほどの動きで清多の右手首を掴まえた。と、同時に引きつけながら肘に右掌を合わせ、引き下げた。
引っ張られる様に前のめりに泳ぐ清多。清多の右腕が健吾の腰の高さまで下がったと時、健吾が不思議な動きをした。腰を落とし身体を沈めながら浮かぶ様な動き、健吾の右掌に全体重を預けたのだ。不意に重くなった清多の右腕‥自分の腕の重さを支えきれず、無造作に清多が転がった。冗談のようだ。
「ボスが誰だか解ったか 清多。お仕置きが必要かな?」
清多が仰向けに転がったまま健吾を見上げる。?表情に愉悦が浮かんでいる‥腹を出し服従のポーズ。そんな清多を不思議な物を見る目で沼田が眺めていた。
「な、何を言ってやがる‥」清多は健吾から目が離せない、健吾の掌はベルトを外しているのだ。革のベルト、期待に揺れる瞳。
「これが好きなんだろ?打(ぶ)って欲しいか」二つ折りにしたベルトの両端を掴み、ぬんちゃくを構えるように両手を伸ばした。
“パシィッー”ベルトが革音を響かせた。清多がビクッと震える。清多の股間が異様に盛り上がっていた。
身もだえするように身体を起こす清多。立ち上がって両手で股間を押さえている。
「ボスは誰だ 言ってみろ」
「や、やかましい‥」
“ビシッー”健吾が右掌を横に振った。革のベルトが清多の胸を捉え肉音を鳴らす。
「ヒッ‥あぁ、‥‥だ、先生‥」
「鷹部はどうした?ヤツが好きなんだろ」
「鷹部‥、嫌なヤツだ‥あんなヤツに惚れるもんか‥」左掌で股間を掴み右手を胸に抱え背を丸めながら腰を折る。膝が笑っているのだ、必死に踏ん張っている。
「どうした トレーニング不足か?」清多を回り込みながら言葉を続ける。
「おまえが‥」清多が健吾の方に向きを変えようとすると健吾が腕を振る。
“パシィッー”健吾のベルトが清多の尻を打った。
「ケッ、はあぁー‥」清多が鳴く。
「勝手に動くな お前のボスは誰だ?」
「あああぁ‥は、林田先生です‥もっと」
「俺は無抵抗なヤツは打たない かかってこい」
清多が無防備に身体を飛ばした。顎を上げた低い姿勢のタックル、スピードもない。
スナップを利かせたビンタが清多の左頬を打つ。
“パシィッーーーン”
清多の首が回転するようなビンタ。脳を揺らされ崩れ落ちる清多。身体が痙攣している、往ったのだろう。
「おおおおぉぉ‥は、林田先生‥」
「満足できたか?じゃぁ 後でな。さ、行きましょう生一さん。」
鷹部が現れた。トイレの床に突っ伏して震える清多の様子を見て目を瞠る。
「清多! 清多に何をしたんだ!」
「別に、礼儀がなってなかったんで少し‥」平然と健吾が答えた。
「少し? 清多、どうした!」
「清多さん、鷹部さんに説明してあげなさい」健吾が清多に声をかけた。
清多がゆっくり立ち上がり、左掌で股間を隠しながら鷹部を振り返った。
「あ、はい‥林田先生に、お仕置き、‥していただきました‥」
清多の股間の膨らみ、黒いズボンに染みが浮いているのを見つけた。
(清多が射精している、こいつが往くなんて‥いつも小一時間攻めないと往かない清多が!)
「お前‥」
清多が首を振った。
「俺、林田先生に付きます‥もう、俺のボスは林田先生です。」
「おい。言って置くが、俺の恋人は沼田先生だぞ。」
健吾があっさり言い放った。沼田が驚いて健吾を見上げた。顔が赤らんでいる。
清多が頷いた。呆然とする鷹部‥納得がいかない。
「どうされた?お前‥」
「ビンタ2発‥革ベルトを胸とケツに1発づつ‥ぁ、」思いだして反応してしまう清多だった。
「な、(たったそれ‥だけで‥?)」鷹部が呆然と健吾を見つめた。
健吾と沼田は立ち去りかけ、思いだしたように清多を振り返った。
「清多さん、今日は思いっきり振り回すなよ。さっき右肘少し弄ったからな、靱帯痛めるぞ」
右腕を動かし驚く清多。確かに違和感がある、清多は素直に頷いた。
「スタートまで氷で冷やすといい、食堂で貰ってそうしなさい」
キャディバッグからパターとボールを出しながら健吾と沼田が微笑みあっている。
「今日はヤツら、まともなゴルフにならないでしょう。気楽に回れますね」
沼田が頷いた。瞳に賞賛の色が浮かんでいる。
「健吾さん 素晴らしいです。ありがとうございます」
清多を転がしたあの技が何と言うのか知りたがる沼田、名前があるのかな?ただ体重を掛けただけですから、と健吾が笑った。
果たして鷹部のゴルフは散々だった。47と51、4パット3回。まるでスコアにならない、対して健吾は40、43。沼田が43の46と自己ベスト。初めて90を切ったと喜ぶ沼田、上機嫌な二人だった。清多は53、ハーフでリタイヤ。肘が動かなくなったようで、健吾ペアと別れるのが辛そうなのが印象的だった。
ホールアウト後、無口になった鷹部に健吾が告げた。
「沼田さんとのプライベートなお付き合いは、これっきりにしてください」
健吾を見つめ、不適に笑う。
「どうかな、それは。諦めませんよ、これくらいじゃ」
「俺が守ります。貴方じゃ無理ですね。清多さんはもう、貴方と付きあわないんじゃ?」
「‥、ヤツのことは、関係ありませんよ」
「そうですか?かなりご親密なお付き合いだと思いましたが」
「どういう事です、それは?」
「お写真拝見いたしました。‥メモリはお預かり致しました。不用意な事なさると、バラ蒔きますよ」
「なんだと?」
「不用心な方だ、気をつけてお帰りなさい」
鷹部はカメラを取り出し、スイッチを入れた。写真が無くなっている。
「予備を入れておきました。」
「返せ!」健吾は首を振る。鷹部は憮然と健吾を睨み付け、背中を向けた。
「さぁ風呂に入りましょ。生一さん!」
「はい。」
沼田にとって忘れられない、最高の一日だったに違いない。
子供のように感情豊かで、素直な沼田‥健吾に若い男がいても大丈夫?心配だな‥。
裕吾はベッドに突っ伏している、何度目かのため息。
「はぁ~ あ~ぁ‥」切ない響き。だけど、その声には嬉しさが混じっていた。
学校から帰ると2階に駆け上がり、自分の部屋に入るなり服を脱ぎ捨てベッドに身体を投げ出し、何を見るともなく窓の外を見つめている。
街路樹の銀杏に、時折、雀が留まっては飛び立ってゆく。可愛い鳴き声が裕吾の耳に残る。雀の声を追って裕吾の思考がくるくると巡り出す。
「凄かったな‥」濡れた綺麗な唇が微かに震え 小さな声を漏らした。
裕吾の腰に林田健吾の体重が残っている。大きな身体が自分の腰で弾んでいた。素っ裸の健吾先生の身体に帯びた、熱い悦びと汗と体臭が裕吾の身体に残っている。
剛毛に覆われた分厚い健吾先生の身体、太く堅い逸物。太い声で(裕、ご、吾うぉっ、いいぞ‥)叫んだ、(すごいな、お前)確かに言ってくれた。今まで誉めて貰った言葉の中で最高に嬉しい言葉だった。裸の健吾先生に抱きしめられた‥(いっぱいしてやる)‥日曜になれば、また健吾先生と抱き合える!もっともっといっぱい。
「すげぇ~!」
ベッドに寝ころんだ時からトランクスは堅くテントを張っていた。裕吾は両手で股間を押さえ転げ回る。トランクスも脱いでしまいたい、でも必死で我慢していた。(空っぽの時はダメ、いいな)太い声が耳に残っている‥(今日と明日は我慢しろよ)‥日曜まで‥出しちゃいけない。
「はい」裕吾は見えない健吾に返事をした。
一昨日から何回抜いたか、もうはっきり覚えてない裕吾だった。健吾先生は6回は知ってる、でもホントはもっと多かったと思う‥空っぽの裕吾。しっかり溜めるんだよ。
「明日‥明後日、はぁ。明日なにしよう」
裕吾の頭の中には、もう健吾と過ごすことしかない。一日の空白‥もう無限の彼方‥。
冬休みに念願のPCを手に入れた。父親に無理やり買って貰ったもの、と言っても本体は父親の会社のお下がり。液晶モニタを買って貰ったのだ、省スペースと目に優しい液晶。CD/RWをバイトとお年玉でなんとかget。デジカメは母親に買って貰った。メールはできるようにしてくれたが、netは許して貰えない。webブラウザなしのPC‥もう受験生、我慢するしかないね。
明日、土曜の夜に来るハズの健吾先生からのメールをずっと待っている裕吾だった。
「来てる?!先生だ!」
夜寝る前にもう一度受信ボタンをクリックしてみた裕吾が驚きの声を上げた。
---------------------------------------------
Subject:!俺だ!
裕吾へ
今から出発。よく寝ろよ。ヤるなよ。
次のメールは 明日夜。おやすみ。 林田健吾
---------------------------------------------
簡潔な文章、健吾らしい。送信は夜8時半。
「あ~、もっと見ておけばよかった。」と、リアルタイムで返信出きなかったのを悔やしがる。
健吾の顔を思い浮かべながらメールを見つめる 声が聞こえてきそうだ。
「今から出発。よく寝ろよ。ヤるなよ。 次のメールは 明日夜。おやすみ。 林田健吾」
声に出して何度も読む裕吾。とても素直に喜んでいる裕吾だった。
「10時半、今頃どうしてるかな」意外にマメな健吾の気遣いが裕吾を幸せにした。
返信メールを開く‥キーボードの上を裕吾の指が遊ぶ。
「なんて書こう」返事を考える裕吾。
返信するのが楽しい‥裕吾にとって初めてかもしれない。何度も、幾つも打ち込んでずっと考える。返信するのは明日の朝、‥深夜に返信なんてしたら怒られるかも‥
どうやら今晩はヤらなくてすみそうな裕吾だった。
大人をあんまり 信じちゃだめだぞ 林裕吾くん。
健吾は、今まさに沼田教頭オヤジと抱き合おうとしているんだからね。Hでお気楽な健吾先生なんだぞ。でも律儀ではある、約束は守ってるね。 許せるかも‥だめだ、やはり許せない。
裕吾の悲しむ顔は見たくないな、どうでる、林田健吾くん?
---------------------------------------------
Subject:!俺だ!
裕吾へ
朝10時この前会ったゴルフ練習場で。溜めてるか。
トレーニング有り、市営プールで水泳。
海パン、タオル忘れるな。準備できない時は貸してやる。
返信しろ、命令。 林田健吾
---------------------------------------------
日曜日、雨上がりの朝。
昨夜遅くに降り出した雨が裕吾を不安にした。せっかくの日曜日、健吾先生との約束。
2階の窓から顔を出し悔しげに空を見上げる(気持ちよく出かけたいのに)冷たい雨が裕吾の頬を濡らした。
「晴れてる、よかった!」
早朝にはすっかり上がり晴れ間が広がっていた。
濡れた道路を裕吾が自転車を走らせる。目的地はこの間のゴルフ練習場。
裕吾は先日と同じ場所に自転車を止めた。周りを見渡すが健吾先生の車はない、約束は10時。
時計を見るとまだ20分前だった。
気が逸り飛び出してきた裕吾、中に入りコーラを買ってベンチに座る。一心にボールを打つ大人達を眺める。自分がここにいることになんとなく不安を募らせる‥なんだか場違いな、そんな気分。
「俺も打とうかな‥」だけど目的のない、ゴルフの練習、気がノらない。
マガジンラックのゴルフ誌を手に取り漫画を眺める。とりあえず何かしてると気分が落ち着いてきた。
小さな不安と安心、まだ幼い心を宿す裕吾、17才の高校生。
「おはよう、裕吾」
林田健吾が裕吾の前に立って、太い声を響かせた。
裕吾の顔が華やかに変化し、子供の様に笑った。あまりに鮮やかなその変化に健吾の胸に甘い痛みが奔る。
(なんて可愛いんだコイツ)
「待ったか、すまんな」
「おはようございます ちょっと早く来ちゃって」素早く立ち上がり、頷きながら笑う裕吾。
満面の笑顔が健吾の心を溶かす。健吾の顔がいつもの顔に戻った。
「飯は?俺は今からだ」
「軽く食べてきました。先生食べてね、俺また見てるから」
「そうか、じゃ出ようか。モーニングでパン食い放題のとこがあるんだ」
「ほんとに?じゃ、先生 俺も」
「ああ、どんどん喰っていいぞ。‥裕吾、先生はやめてくれ」健吾が周りを見回しながら困った顔をして呟いた。
裕吾の顔がまた綻ぶ、小さく頷きながら声を上げて笑う裕吾だった。
※
「おい、そのへんにしてくれ なんだか恥ずかしい」
住宅街外れ、通りに面した手作りパンの店。その隣の喫茶店で健吾が小さな声で囁いた。
喫茶店は隣のパン屋と繋がって好きなパンを買ってそこで食べる事ができる、モーニングサービス用に平たいパンの籠が二つ並び、朝8時から10時半まで、こまめに補充され、常時3種の小さなパンが盛られていた。
バターロール、ミニフランスパン、デニッシュだかなんだかを 次々に口に放り込む裕吾。
健吾の顔が笑っている。健吾も相当数、喰っていた。
「喰いすぎると 後がキツイぞ」
補充するのがおっつかないペースで食べる二人に店員も少しあきれ顔な気がする。
「だって 旨いんだもん、いいなここ。これで450円?」
「おぉい、大勢で押し掛けるなよ。サービスが無くなっちまう‥」
「ばれた?みんな喜ぶよ、教えたら。‥でもそうだね あいつらと来たらここのミニパン、全部喰うかも」
「マジ、やめてくれ。楽しみが無くなるだろ、日曜の朝食はここで喰うことにしてるんだ」
「ほんと?ここに来れば、健吾・お・じ・さんに会えるの?」
「ああ、この時間は大抵ここにいる。が、ダメだぞ お前が勝手に来たって奢らねえぞ」
「え~、今日は?」
「もちろん、約束した時はな。さて、行くぞ」
健吾がオレンジジュースを飲み干した。
「水泳って ほんとに泳ぐの?」
「ああ、泳ぐんだ。100m5本はノルマだからな、お前もだぞ」
「何メートルプール?」
「市営プールだから短い、25mだ」
「げっ~、4往復を5本?! だるそ~。俺あんまり得意じゃないよ、水泳‥」
「ダメだ、喰ったらトレーニング。手抜きしたらウチに入れてやらないぞ」
健吾の掌が伝票を掴む、立ち上がった健吾の股間が裕吾の目の前にあった。裕吾の手が健吾の股間に触れた。
「莫迦。こんなとこで触るんじゃない」
「膨らみがはっきり判るんだもん、つい‥」
「あぁ、後でたっぷり拝ましてやる」頭を掴んで自分の腹に抱き寄せる健吾。
裕吾の顔が分厚い腹に押しつけられた。ポロシャツ越しに感じる健吾の体温に裕吾の心が震えた。
裕吾の目が嬉しそうに健吾の動きを追う。
健吾先生が自分といる。それだけで嬉しい。健吾先生が大きな掌で、小さな小銭入れにお釣りの100円玉を入れた。
ささいな仕草がなんだか嬉しい。
※
健吾が裕吾に小銭を渡す。要領を得ない裕吾‥
「お金がいるんだ、このロッカー」
市営プールのロッカー、初めて来る施設。空調のせいか少し肌寒い。
「開けると戻ってくるから気にするな」
健吾の掌がどんどんと服を脱いでゆく、ロッカールーム入口で脱いだ靴と靴下をロッカーに入れ健吾に目を向ける。
スラックスを脱いだ健吾の躯、ポロシャツがたくし上げられ、腹、胸と素肌が露わになってゆく。
日焼けした躯に覆われた剛毛を間近に見つめる。
「なに 見とれてる?早く脱げ」ポロシャツをロッカーに放り込む健吾。
黒いブリーフ一枚になった健吾の躯。胸毛に覆われた分厚い胸。裕吾の目がほんのりピンクの乳首を見つめる。
初体験の昂奮が健吾の躯を間近にして、鮮やかに躯を反応させていた。この二日間、抑えていた欲望が瞬間的に破裂したように裕吾の躯を震わせる。
裕吾は動けない。破裂しそうなぐらい鼓動が激しく高鳴り、側にいる健吾先生に聞こえるのではないかと思うくらい、大きな心音が躯を巡り、裕吾の耳を打っていた。
裕吾の表情を見て取り、健吾は腕を伸ばし、裕吾のトレーナーを掴みたくし上げた。
裕吾の躯が剥き出され顔が隠れる、万歳をし、顔をトレーナーで覆われた無防備な裕吾を抱きしめる健吾だった。
「健吾先生‥」顔が隠れ、腕の自由も利かない状態‥。動けない状態が裕吾の気持ちを素直に表現していた。
動かなくてもいい、健吾先生の動きに委ねるだけでいい、そんな状態。
裕吾の股間は考える間もなく、素直に反応している。隠す必要もなかった、
裕吾は乳首に軽い刺激を感じた。(あっ‥健吾先生が吸い付いてる?)待ち焦がれた健吾先生のキスが裕吾の股間に熱く伝わる。
素肌にトレーナーを被っただけの裕吾。若い躯がもがき、トレーナーを脱ぎ終えた。
「先生‥」
「水着を出して。俺が履かしてやる」
無造作にズボンとトランクスを一緒に引き下げる健吾先生。いきなり解放され弾け立ち上がる勃起が健吾先生の鼻先で揺れる。
跪く健吾がそれを見つめる。
「俺を見ただけでこうなっちまうか」
「うん。俺‥」
「早くヤリたいか」
「うん」
健吾の大きな掌が脈打つマラを撫で回し、亀頭を口に含んだ。濡れた柔らかい感触に包まれた裕吾のマラが堅くいきり立つ。
「あぁ‥、凄いいい‥、暖かいよ‥健吾先生」
裕吾の足下にズボンとトランクスが絡まっている。促され、足を交互に持ち上げる裕吾、靴下も脱がされ、素っ裸に剥かれた裕吾の躯が健吾先生に引き寄せられるように動く。
「人が来るといけない、着替えながら‥急ぐぞ」口を離し裕吾を見上げる健吾。
右掌でたっぷり濡れた亀頭を捏ねながら囁く健吾先生の目が笑っている。
大好きな健吾先生のイヤらしい笑顔。裕吾の下腹の中心が更に熱く、とろけそうな感じがした。
「水着を出して‥」再び健吾先生に銜えられる‥腰を屈め、赤いビキニパンツに足を通そうとするが股間に顔をぶつける健吾先生の大きな躯に遮られ旨く捌けない。
「ぁああっ、健吾先生‥チンポが溶けそうだよ、すげぇ気持ちいい‥」
目もくらむような快感に抵抗して努力をしていると健吾先生がそれを取り、履かせてくれた。
健吾先生の顔を掴み頭を撫で回し、腰を突き上げる裕吾。白い大きな躯、大人の体格、少年の肌を持つ17歳。柔らかい筋肉に覆われたしなやかな躯が、健吾に導かれ赤く色づき揺れている。
金玉を揉む健吾先生の左掌、指先が股間を伝って蕾に遊んでいる。下腹にぶつかる健吾先生の唇が引いてゆき、濡れた根本を右掌が捉えた。
捻り、絞るような扱き方でマラの根本を攻め、舌先を亀頭に集中して嬲りだした。
「はあああぁっ」声の響きを押さえた甘い息が漏れる。
いつ誰が来るとも知れないロッカールーム、精一杯抑えた声が切ない。
健吾先生の掌の動きが激しくなった。裕吾の尻が緊張する、爆発が近い。躯を支える両足から力が抜けそうな頼りなさ‥全身の感覚が股間に集中してゆく。
裕吾の中心に蓄えられた精液が、弾けそうにマラを圧迫し、絶頂を伝えている。
「イクっ、イっちゃうよ!‥ぁあはぁああ‥あっ、あっ、あっ、ぁぁぁっ」
マラを震わす精液の噴射。亀頭から噴射された裕吾の精液が健吾先生の喉を撃つ。
「むをぉっ、むぅぅっ、ぉぉぉ‥むふぅぅ」一回の射精量が凄い。堪らず響く健吾先生の唸り声。
不意に流れ込む精液に歯止めを掛けたのだ。
2発、3発‥、裕吾の精液がどんどん口に溜まってゆく。
健吾先生の右腕がお尻に回り、絞るように抱えてくれた。腰砕けにへたり込みそうな裕吾の躯を逞しい腕に支えられ、弾ける快感にさまよう裕吾の躯を安定させた。
4・5発撃ち出された射精の後、宥めるようにゆっくりと裕吾のマラを飲み込む健吾先生。
唇の一扱きごとに喉を鳴らす。相当な量を飲み込んでいるようだ。ようやく柔らかくなった裕吾のマラをプルンと吐き出した。
「スゲェ量が出たな‥、口から溢れそうだったぞ」
「ごめんなさい‥、大丈夫?」
「ああ、気持ちよかったか?」
「うん。とっても、ずっと我慢して良かった~って感じ」
健吾先生がビキニの海パンを履かせてくれた。‥なんとか納まっている感じ。
「チンポ目立たない?」
「大丈夫だろ、これくらいなら‥もう少し小さくなるんだろ?」
「普段なら‥、でも今日は健吾先生がいるから‥」
「判らない、か?」
うんと頷く裕吾だった。健吾先生が笑った。
「誰も来なくて良かったな」
「うん‥」健吾先生のいつもの笑顔をじっと見つめる裕吾。
(ほんとはさっき誰か通ったような気がしたんだけど‥、一瞬だったし‥止めれなかったし‥)
「さ、俺も着替える、先に行ってな。それと、先生はナシだぞ。いいな」
「はい。おじさん」
健吾先生が指さす方へ躯を向けた。数歩行った所で立ち止まり、振り返った。
「‥さっき、誰か通ったかもしれない、はっきり判らなかったけれど‥」
心配そうな裕吾の顔を受けて、健吾先生が笑った。
「そうか、しょうがない。気にするな」
裕吾がにっこり笑った。
裕吾が見えなくなった後、海パンを着けスポーツタオルを肩に掛けた健吾が呟いた。
「ヤバイかな‥、まぁいいや。今日は早く切り上げよう」
ノルマを半分に減らし、裕吾といちゃつく事に決めたようだ。前頭葉のない健吾先生だものね。
健吾先生も、男に興味あるのかな?俺の躯に興味持ってくれた?
裕吾はまだ童貞の高校2年生。身長175cm体重82kg、躯は立派に成長しているがまだまだ子供な部分を残していた。特に恋愛、性に関しては経験ナシに等しかった。世間が言うほど、若者の性は乱れてはいない。興味はあっても大抵、踏み込むには至らない。ま、友人関係次第ではありそうだが‥。
裕吾のように女より男に、それもおじさんに感じてしまうのなら、尚更きっかけが難しい。部活に燃える高校生にbarや発展場は全く無縁の世界。雑誌やビデオは先輩や友人と見たり、借りたりして自分の部屋でこっそり見たりもする。でもノンケのAVは、なまっちろい優男かヤンキーとバカ顔のアイドルもどき女優。裕吾が興奮できるものは極端に少なかった。自分で男の雑誌を買ったりできるほどの勇気もなく、時折、古本屋で店主の目を気にしながら立ち見する程度‥。
そんな裕吾が目撃した、憧れの健吾先生のオナニーシーン。
(途中で止めちゃったけど‥、それも俺が来るから止めたみたい)
怒ってないよな、どうしよう‥取りに行って、どんな顔しよう‥絶対泣きそうな顔しそうな気がする。
道場の表脇、グランド側のトイレで手を洗いながら裕吾は必死で考えていた。かろうじて袴は汚さなかったけれど、サポーターはびちゃびちゃで、袴まで染みてきそうなのでトイレで脱いでしまった。身につけているのはトレーニングシューズと袴だけ。すーすーしてひどく頼りない感じ。着替えやパンツは道場入口に置いてきてしまっている。道場まで行かないと家に帰れない。
「健吾先生が待ってる‥」
裕吾は半分開き直って、そう口に出して言ってみた。
道場の入口は開いていた。下足室に置いていたはずの裕吾のバッグも見あたらない。鼾が聞こえる‥健吾先生、寝ちゃったの?静かに覗いてみると健吾先生は大の字に寝ていた。いきなり怒られることは無くなった。安心した裕吾はそっと中に入っていった。裕吾は入口の引き戸を閉めようとして手を止めた。下手に音を立てて起こしてしまうのがもったいなかった。
(今度は健吾先生の寝顔が見れるんだもん、このままでいいや)裕吾のバッグは健吾先生のバッグと並べて置いてあった。
そっと静かに健吾先生に近づいていく。健吾先生の寝顔を見れる。間近で見れる!
それだけでドキドキの裕吾。大の字に寝ている健吾先生の右脇に静かに座った。鼓動が聞こえるんじゃないかって心配するぐらいドキドキの裕吾。可愛いヤツ。
(ああ~いいなぁ、この躯。この胸毛。この分厚い躯、掌‥)
裕吾は膝を抱えてしばらく見ていた、子供みたいな三角座り。鼾の調子は変わらない。裕吾はなんだか「ほんわか」してきた。
(‥起きないよ、健吾先生。このまま見てていいのかな)
裕吾は座り直した。開いた右手に平行に座っていたのを、健吾先生の腰にお尻を近づけて座った。
そっとお腹に手を乗せてみる裕吾。
(あったかい、気持ちいいなこの感触、ごわごわ~。‥起きるかな)
(一緒に寝ちゃおかな)青畳の上で気持ちよさそうに寝ている健吾先生を見てるうちに、裕吾は一緒に寝転びたくなってきた。で、そっと健吾先生に寄り添って寝ころんでみた。鼾のリズムは変わらない。重さを掛けないように、首を浮かせて腕枕っ。次第に大胆に健吾先生に触れてゆく‥。目の前にある健吾先生の乳首に指を伸ばす‥人差し指の腹でくるくると‥大きな黒い乳首を摘んでみる。躯をくっつけ胸を撫でたりしてみる。
(起きないよ、どうしようかな)‥ご期待に添えませんが、裕吾は健吾先生に「イタズラしちゃお」って気は全くない、思いつかない。仰向けの躯を横に向けてぴったりくっついた。右足を軽く健吾先生の右足に絡ませじっとしている。右腕はもう遠慮なく普通に重さを預けて抱きついた。ただ抱きついて寝転がっている。子犬が擦り寄って眠りたがるように。そして、目を閉じて‥。
鼾は止まっている、健吾は目を覚ましていた。裕吾は気づいていないようだ、子供だった。
裕吾が乳首を弄っている時に目が覚めた。人肌が触れる気持ちよい感覚をゆるやかに感じていた、健吾の乳首は敏感だった、摘まれて危うく声がでそうになり、はっきり目が覚めた。
薄目を開けて裕吾であることを確認した。そして目を閉じ、寝たふりをしていた。
(裕吾が‥俺に抱きついてる、ぴったりと俺に躯を預けて‥)
ああ、もうどうでもいいや。好きにしてくれ裕吾。俺はこのまま寝たふりしててやるから‥。
もっと乳首触ってくれ、弱いんだそこ。左も‥そうそっちも。顔を裕吾の方に向け裕吾の頭の匂いをかいだ。いいな‥、若い男の匂い。おっさんと全然違うもんな、なんでだろ‥汗も生きてんのかな。おっさんの汗の匂いと全然違うもんな‥。
裕吾の手の動きを促すように深い息をする健吾だった。裕吾の手は止まっている。裕吾の右手の重さがはっきり分かる。‥沈黙。
「林?」
普段、裕吾を呼ぶように名字で呼んでみた。反応がない。
(裕吾?えっ?)
左掌で胸に置かれた裕吾の手を掴まえた。反応がない。
「寝てやがる‥」
何だこいつ!人の寝込み襲っといて。寝てやがる‥。
「可愛い‥」
って、なんだまだ子供じゃねえか。
‥あぁ、覚悟したのにっ。食べてやろうと思ったのにっ。‥まぁ良かったか、先生が生徒をやっちゃったらまずいもんな。あぁっ、このバカ。バカ野郎!
勝手に寝やがれ。‥抱っこしててやるから。
「可愛いなコイツ」
横抱きに裕吾を抱きしめ、足絡ませる健吾であった。
右腕が痺れてきた‥、重い。いつまで寝てやがる。
「林。起きろ」
「ん‥、」裕吾が身じろぎする。
「林裕吾!」裕吾の耳元で健吾が怒鳴る。
「わっ、せ・先生!」飛び起きようと躯に力を入れるが動けない。
健吾ががっしりと掴まえて、いや、抱きしめていた。そして裕吾を俯せに転がした。
「お仕置き!」
裕吾の袴をずり降ろし、白い大きなお尻にかぶりついた。
「ああぁっ、痛い!ごめんなさい!」
今度は裕吾のお尻に思いっきり吸い付いた。
「ん~~~、はっはぁ!どうだ!」
「先生っ、痛いです~」
裕吾のお尻には右に薄く歯形、左に大きなキスマークがかなり赤く付いていた。
「見ろ、痕付けてやった!」
「えっ、ホントだぁ、うわぁ!」
「思いっきりやったからな、3日ぐらい消えんぞそれ、嬉しいか?」
裕吾が真っ赤になった。健吾先生の目が笑ってる。裕吾は(うん)と頷いた。
「今度こんなことしたら、首筋と胸につけてやる、判ったか」
「えっ?それ‥何をしたら?」
健吾が怒った顔で裕吾に言った。
「自分で考えろ、ガキんちょっ‥」
「‥は・はい!」
「帰るぞ、着替えあるんだろ。ここで着替えろ」
健吾は裕吾の目の前で袴を脱いでしまった。全裸の健吾が裕吾の目の前に立っていた。健吾が目で促す。裕吾も袴を脱ぐ、が、手で前を隠し横を向こうとする。
「隠すな、堂々とこっち向け、林裕吾はサポーターもパンツも着けないのか?」
健吾の右掌が無造作に伸び、裕吾をしっかり掴まえた。
「あっ、い・いいえ、普段はサポーターを‥、はっ・林田、先生‥っ」
裕吾のイチモツを金玉ごと掴む大きな掌が柔々と動き、イチモツを掴み直し竹刀の柄を持つようにきつく絞った。
「触っていいぞ」
健吾が裕吾の頭を左掌でくしゃっと撫でた。
「‥、」健吾の掌の感触に集中している健吾は声が出ない‥。
裕吾が健吾のイチモツに掌を伸ばした。指先でゆっくり触れる。
「しっかり掴め、遠慮するな」
ああぁ、健吾先生の太いちんぽだ、うわぁ。熱い。先が太いよ、先生‥あったかい掌。健吾が裕吾を両手で抱きしめた。
「うん?‥気持ちいいか‥俺は、気持ちいいぞ‥」
裕吾の耳元で健吾が囁いた。太い声が、息が裕吾の耳を擽った。裕吾がぶるっと震えた。
「さっ、止め!」
ぽんっと両肩を叩いて、健吾は躯を離した。そして着替えを始める。裕吾も着替え始めた。右掌に健吾の温もりが残っている。胸には胸毛の感触が‥。
着替えが終わると健吾はファイルブックを手にした。
「これは返しておく、が、明日は1日キツイぞ覚悟しておけ」
「‥」
「全員にお仕置きだからな、判るな」
「はい、‥」
健吾の左掌が裕吾の右掌を引き寄せ、それを返した。裕吾はファイルブックをしまった。
「メモ書いておいたからな、ちゃんと守れよ。今日中にだ」
裕吾は中を見ようとした。健吾がそれを押さえた。
「家で見ろ、帰るぞ」
「はい」
道場の鍵を掛ける時、健吾が裕吾に話しかけた。裕吾は右掌を口に当て健吾の股間を見つめていた。右掌は健吾の匂いがしていた‥。
「林裕吾は東町だったな、ゴルフの練習場があるだろ、あそこは広いか?」
「えっ、あの‥、バッティングセンターの横にあるヤツですか?」
「そうだ、ウチのグランドと比べてどうだ」
裕吾は考え込んだ。
「ちゃんと見たことないですけど‥一回りくらい小さいかな‥」
「そうか、今日練習しておこうかと思ってな。7時半くらいから行ってみようか」
「(健吾)先生、ゴルフするんですか?」
「年5回いや、8回くらいかな、今は。昔はよく行ったんだぞ、月2くらい、結構面白いんだが‥」
今度の土曜日にゴルフに呼ばれたみたいだ。練習後の電話の内容がそれだったらしい。でも健吾先生はあんまり嬉しそうではなかった。
「気を付けて帰れよ、ぼーっとするんじゃないぞ!」
「はい。ありがとうございました!」
健吾先生はなんだか情けないような顔で笑った。
「バカ」
健吾は駐車場へ向いながらぼやいていた。ホントにガキなんだから‥あのバカ。判ってんのかなっとしみじみする健吾であった。
裕吾は健吾先生と別れた後、こっそりとファイルブックを開いた。裕吾と健吾の普通写真、肩組んで笑っているヤツにメモが書いてあった。
【林裕吾に命令!俺とお前の写真は、全~部! kengo_◎ex@xx◎◎x.xx.com に送るべし!】
「先生‥」
裕吾は健吾先生と裸で抱き合ったことを思い出す。
(うん?‥気持ちいいか‥俺は、気持ちいいぞ‥)
耳に残っている健吾先生の声。今頃真っ赤になってズボンのポケットに手を突っ込んでいる裕吾だった。
(あらすじ)
寝込みを襲われ裕吾との情事を覚悟した健吾。だが、懐で眠りこける裕吾に何もできなかった。その日‥、健吾は裕吾の住む町のゴルフ練習場に行くことを告げていた。
駐車場の車に乗り込む健吾。が、ハンドルを持ったきり動かない。
裕吾との可愛いやりとりを思い浮かべているうちに、先ほどの電話を思い出していた。
>>>>
「もしもし、お待たせ致しました。林田ですが」
≪あ、林田先生、お忙しいところ申し訳ありません。教頭の沼田です。≫
「教頭先生?お疲れさまです、どうされました。俺、いや、ワタシになにか‥」
≪いえ、ほとんど私用ではございますが、お願いがございまして≫
「は?ワタシに、ですか?」
>>
「ちんちん鼻教頭」の用件はこうだ。今度の土曜日、時間を開けてくれ。ゴルフをつき合って欲しい。スコアは90前後で回って欲しい。そして、プレー費等は、教頭が持ってくれる。
どれも、難しい話ではない。むしろ只でコースを回れるのだから、嬉しい話のハズだが‥。なぜか嬉しそうに話す教頭の声に、妙なニュアンスを感じる‥気のせいか?
>>
「コースはどこでしょうか?」
≪以前教員仲間とコンペのようなこと致しましたよね、あのコースでございます。≫
「ははぁ、判りました(前に87で回ったコースだ)。本当に私でよろしいのですね」
≪もちろんでございます。都合つけていただけますか≫
「判りました。ご一緒させていただきます」
≪よかった!ありがとうございます。では、時間等詳しくは明日ご説明いたします。お忙しい中、お時間取らせてしまいました。では明日‥≫
>>>>
今6時半、健吾は裕吾はくるだろうと思っていた。7時半に‥あのガキ、鈍いからなぁ。まぁ、こなかったら明日睨んでやろ。メールは来るだろう。(楽しみだ)健吾はにやつきながらゆっくり車をスタートさせた。
ゴルフ練習場入口に裕吾が座っていた。
ハーフバッグを担いだ健吾を見つけて嬉しそうに笑っている。サッカーのサポーターのようなパンツにシャツを着た裕吾だった。
「待ってたのか」健吾も嬉しそうに笑い返した。
「夕飯はすんだか、俺は今からここで食おうと思ってんだ」
「食べてきたよ、でも喉が乾いた」
「そうか、酒以外なら何でも飲んでいいぞ」
ゴルフ練習場内の小さなレストランで食事をしている健吾と裕吾。3人がけのソファーの奥に裕吾が座っている、もちろん健吾の指示である。テーブル下で悪戯するつもりだった。カツカレーを食べる健吾を嬉しそうに見つめる裕吾だった。
「お前も食いたかったら、食っていいぞ」
嬉しそうに首を振る裕吾。
「コーラでいいよ、俺」
「じゃ、交換だ」健吾は3分の1ほど残して裕吾の目の前に皿を置いた。
「ちょっと貰うぞ、それ食ってくれ」
コーラを手にとって、そのままストローに口をつけた。
(あっ)裕吾の目は健吾の口に含まれたストローを見つめた。(間接キッス‥)で喜ぶ裕吾。やっぱり天然の裕吾。
「俺の残りじゃイヤか?」健吾の目はいたずらっ子の目になっている。
嬉しそうにカツカレーを食べ出す裕吾。今日はいい日、健吾先生の裸見たし、俺も裸で抱き合ったし、あれも触れたし、触ってもらえたし‥。
「そういう服似合うな、お前」健吾の左掌が裕吾の膝を掴まえた。膝を揉むように掌を揺する。
「うん‥」
「気持ちいいか、裕吾」健吾の掌は腿に移り、少しずつショートパンツの中にもぐり込んだ。
(触ってやろうか)裕吾の耳元で囁いた。(うん)と頷く裕吾。健吾の掌が中心に届いた。サポーターの感触。健吾の好きな感触だ。サポーターの中に指を潜りこませ陰毛の感触を楽しむ(‥あれからオナニーしたか?)困ったような顔で(うん)と頷く裕吾。(俺を思い出しながらか)(うん)素直で可愛い裕吾。(裕吾は可愛いな、今度から俺がやってやるからな)(ホントに?)(ああ、したくなったら電話かメールしろ、そばにいたら合図しろ、やってやる)(今したい)健吾が笑った。
「行こうか」
練習場、左奥にトイレがあった。
「先にトイレに行ってな、すぐ行く。これは左端、01番に置いといて」健吾は裕吾にハーフバッグを渡した。要領を得ない顔の裕吾。ほれっ、とお尻を叩いて促した。トイレには誰もいなかった。裕吾は鏡に映る自分を見ていた。
(ここでヤルのかな‥健吾先生、あぁ‥今日2回も出したのに、もうギンギンだよ俺)裕吾は洋式便器のある個室を覗いた。ゆったりと広くスペースがある。ゴルフ場(練習場だけど)のトイレって広いんだ、なぜこんなに広いんだろ。あ、バッグや荷物が多いんだ。クラブって高そうだもんな‥持ってトイレに入るんだきっと。
健吾が入ってきた。大きなバッグを手に持っている。
「すまん、ちょっと荷物取ってきた、ほう、立派なトイレだな‥ここでいいか?」
「うん、きれいなところだから‥」
健吾は頷くと奥の個室にはいった。裕吾も続いて入る、ロックした。
「床に座りやすくしような」バッグからグレーの大きなバスタオルを取り出し、床に広げた。便器にも同じようにバスタオルを掛けた。黒い大きなバスタオルは便器をすっぽり覆い、個室のムードを変えた。
「これでよし、ちょっとはいいだろ。靴脱いで‥」裕吾のシャツを捲り上げ躯から引き抜いた。上半身裸の裕吾。筋肉質の白い躯、ほどよく肉がついて丸い感じ‥しみのない柔らかな肌。。
「きれいだな、裕吾の躯‥」健吾は自分もシャツを脱いだ。脱いだシャツはバッグに放り込んでゆく。裕吾を抱きしめ、キスをする健吾。裕吾の唇は薄いピンクっぽい肌色。輪郭のはっきりしたきれいな形。それは堅く閉ざされたまま‥(キス、初めてか?)頷く裕吾。(口ひらいて‥そうだ)健吾の舌が裕吾の舌に触れる。健吾の長い舌が裕吾の濡れた舌を絡め取る。(健吾先生‥あぁ‥これがキス、不思議な感じ‥カレーの香り)大きな掌がお尻をまさぐっている。(俺の肩を掴んで‥爪立ててもいいぞ。好きにしろ)口を離して囁いた。耳‥裕吾がぶるっと震えた(いいか‥、肩掴め、俺に教えろ)裕吾の手に力が籠もった。キス。舌を絡める‥肩は優しく掴まれている。健吾の唇が胸に移った‥少し強い。乳首は?‥舌で転がしてみる‥同じ位。健吾の唇が順に降りてゆく‥脇腹も感じる‥(ああぁ、気持ちいいよ、先生)裕吾の手は健吾の頭を抱えていた。健吾の唇を臍に感じたときには裕吾のパンツは降ろされていた(いつの間に‥)。腰を掴む健吾の掌に力がこもる(座って)靴下も脱がされ‥全裸になった。垂直に勃起した裕吾を見つめる。白い肌と同じ肌。白い裕吾は剥けきれず皮がカリで止まっていた。先に覗く割れ目が可愛い。
「すげぇ綺麗だ、裕吾‥いろっぽいな、可愛い顔して‥ここは立派な大人だ」
中腰になった健吾の右掌が裕吾を捉えその先を親指でくすぐる。左掌がふっくらとした金玉をやさしく包んでいる(はぁ‥先生の躯見たい)健吾のズボンに手を伸ばす裕吾。健吾が立ち上がった(脱がしてくれ)健吾が促す。健吾は黒いビキニを着けていた。ビキニ一枚になった健吾は裕吾の頭を掴みビキニの盛り上がりに引き寄せた。腰に縋りつき堅い膨らみに頬ずりする裕吾‥(ああぁ、堅くなってる、太いよ健吾先生の)。
裕吾は健吾を見上げた。黒い毛に覆われたゴツイ腹、豊かに盛り上がる胸の筋肉、太い首、そしてがっしりした顎、太い鼻、濃い眉。憧れの健吾先生が優しく笑って見下ろしていた。
健吾は自分でビキニを降ろし床に落ちたズボンと一緒にバッグに掛けた。目の前に健吾先生の太いちんぽがある。健吾は先の割れた大きな膨らみを掴み、裕吾の頬にあてた。豊か過ぎるぐらい茂った剛毛に鼻を押しつけ息を吸い込んだ。健吾先生の匂いに包まれて気が遠くなりそうだ‥嬉しい。裕吾の顎に手を掛け上を向かせる‥健吾が裕吾に被さってキス、さっきよりずっと激しく‥裕吾の口に健吾の唾液が流れ込む‥(ああ、美味しいよ健吾先生)喉をならして飲み込む裕吾(裕吾、全部たべてやる)裕吾の足を開き健吾が床に胡座をかいた、裕吾の足を胡座をかいた膝にに上げ尻の穴も見えるように座らせる。(全部見えるぜ、可愛いな)右掌でゆるく裕吾を掴み根本に舌を這わせた。
裕吾の陰毛を撫で梳かすように下腹を舐め上げる。「うあっああ~」思わず裕吾が声をあげた。健吾が裕吾を見つめた。健吾の唇を人差し指で押さえた。
(声は出すな)(‥うん)裕吾の陰毛はちんぽを中心に舐め広げられた。そして裕吾自身を舐め上げてゆく‥健吾の舌が亀頭を捉え‥含み、唇で皮を押し下げそして舌で転がした。敏感な部分を舌で嘗め回しながら健吾はゆっくり顔を沈めてゆく‥。濡れた口の感触(ああ‥柔らかくて、目がくらむ‥)裕吾が健吾の頭にしがみついた。(往っちゃう‥)(応、往け)俺の中で往け、健吾が激しく頭を揺すった。裕吾の先を喉で捉え顔を回す。健吾の左掌は金玉を揺らし、中指は裕吾の蕾を外すことなく刺激していた。裕吾は健吾の頭を抱え、胸を頭に押しつける‥(っ‥っ)声にならない溜息をつき、躯を引くように息を吸った時、裕吾の口から切れ切れに声が漏れた(おあっ、あっ、あんっ)、健吾の中で裕吾は若い精を散らす。裕吾にとって爆発するような快感だった。3度4度と躯を震わせる裕吾の精を健吾は銜えたまま飲み干してゆく。健吾も躯を震わせていた、右掌で己を揺すっていた‥。裕吾の躯から力が抜けてゆく‥健吾は唇で裕吾をしめつけながらゆっくりと口を離し裕吾の赤い膨らみを丁寧に嘗め回す‥右掌で裕吾の精を絞り出すように扱き上げ、湧き出た白い滴を舐め取った。ゆっくり健吾が立ち上がる。裕吾に己を突きつける‥裕吾は健吾の先を見つめ口を付けようとした。裕吾の目にためらいを見た健吾は掌で裕吾の顔を挟み上を向かせてキスをした。そのまま裕吾を促し立ち上がらせ強く抱きしめた。(よかったか)(うん‥すごい‥)裕吾の躯から力が抜けてしまったようだ。(またやってやるからな)健吾は裕吾に服を着せ始めた。
身なりを整えた裕吾を先に送り出すと己を扱き昂りを収めようとしたが、思いとどまってトイレから出ていった。
「キスも初めて‥、往くとこはあいつに見せなくちゃな」
裕吾は打席後の椅子に座っていた。健吾が隣りに座る。
「気持ちよかったか?」
「うん、すごく‥全然違う‥空っぽになった感じ、何にもなくなっちゃった‥」
「よかった‥気持ち悪くならなくて」
「めっちゃくちゃ嬉しかった」
「少なかったな」裕吾の精のことだ
「今日3回目だから‥」
「3発目か今日、大したモンだそれであの量か」健吾が目を丸くして言う。裕吾が頷いた。
「溜とけよ、もっといっぱいな」
裕吾はまた(うん)と頷いた。健吾は周りを見渡す。そしてキス。
(舌出して)健吾の唇が裕吾の舌を吸い出し自分に迎え入れた。裕吾の舌を十分に味わった。
「キスは好きか?」
「だんだん感じてきた‥今もすごく気持ちよかった」
「今度は俺を往かしてくれ、裕吾にして欲しい」
嬉しそうに裕吾が笑った。健吾は立ち上がり、クラブを取り出した。
「さ、練習だ。打ち始めるから、遅くならんうちに帰っていいぞ」
「見ててもいい?」
「ああ、今日は100ほど打つだけだから、すぐ終わる」
ピッチングを取り出し軽く素振りをする。コインを裕吾に渡し、ボールを取ってきてくれと頼んだ。
「このカゴにいれるの?」
「ああ、一杯50球だ、2杯な」
「はい!」
ピッチング、8番、5番、3番と順に打ち、最後にドライバーを打ち終えた健吾が振り返って言った。
「遅くなったな、今日は切り上げる、残り打ってみるか」
「いいの?」
「さっきから打ちたくてうずうずしてたんじゃねぇか?」
「わかった?だって先生、スゴイ楽しそうだもん」
「当たると気持ちいいぞ、これ」
健吾の指導が始まった。教えるのがホント好きなのだ。
残り球20球くらい、最後2球をなんとかドライバーショットを成功させ満足したようだ。裕吾は止まった玉を素直に打つことの難しさを体験した。スポーツに自信のあった裕吾には驚きでもあり、基本フォームの重要さを再認識した。‥おっと、裕吾のペースは‥また(抜けなくなりますね)。
「帰るか、送ってやるから車に乗れ」
裕吾は自転車で来ていたが黙って車に乗った。もっと健吾と一緒にいたかった。
車に乗るとすぐにキス。裕吾を仰向けに寝かすように抱き、被さるように口を合わす‥健吾が唾を送り込む、幾らでも沸き上がってくる唾液を裕吾に流し込んでゆく。
「こぼすんじゃないぞ」
人工呼吸するように大きく口を開き舌を絡め、裕吾の舌を吸い出し唾液を送り込む。
ヘッドライトの動きを感じて顔を上げた。こちらに向かってくる車がいた。
「どっか違うとこ行こうか」
時計をみると、もう9時を回っていた。
「遅くなるな、帰ろうか」
「‥」
「BOXでも入ろうか?」
「カラオケBOX?」
健吾が頷く。
「いきたい!健吾先生と行きたい!」
「健吾先生‥、いいなそれ」健吾が喜んだ。
「学校で呼ばれるはの恥ずかしいが‥二人の時はそれもいいな、だが外では健吾おじさんにしてくれ」
「健吾おじさん?そうだね、先生とカラオケとか行っちゃだめだもんね」
「健吾おじさん」面白がって裕吾が言ってみる。
「なんだ?」健吾も楽しそうだ。
「ちょっと待ってて、自転車取ってくる。折り畳みだから大丈夫だよ、後に乗るから」
「自転車、そうか」
「取ってくる」裕吾が出ていった。
(BOXでやれるかな‥またトイレか、う~ん。ホテルは‥まだ早いよな)
「今日は普通に遊んでやるか‥」
子供だもんな、まだ。今日はこの辺にしといてやろう、明日ウチに連れ込もうかと考え始めた健吾だった。
(あらすじ)
昨夜裕吾と乳繰りあい、夜遊びをした健吾、今日は裕吾を家に連れ込もうと考えている。だが予想外の展開に‥
「林田先生、おはようございます。」
午前中の授業が終わり職員室に帰る途中。沼田教頭から声が掛かった。
「明日のゴルフのお話、大変急なお願いをご承知くださりありがとうございます」
「おはようございます。いいえ、ワタシなどでよろしければ‥それより費用免除ということの方が申し訳なく思ってしまいますが‥」
「いいえ、大変感激しています。林田先生のお時間の方がもっと高価ではないかと思っておりますので‥、それにスコアの規制までお付けしてしてしまい、反省しております。どうか楽しんで、お気楽にプレーをしてください」
穏やかに、感謝と謝意を述べる教頭に微笑みながら健吾が応えた。
「ありがとうございます。90目標はいつものことですから、気になさらなくて結構です。接待できるようなタイプでもありません、いつも通りやらせてもらいます」
教頭は満面の笑みと仕草で健吾に応えた。伸びするように踵をちょんと弾ませる沼田教頭だった。
「ハイ。よろしくお願いいたします」
教頭が職員室へ促した。教頭と肩を並べて歩くとつい、その顔を見てしまう健吾だった。頭一つ背の低い教頭、小太りな丸っこい体型、色が黒く何時もつやつやしている。黒く長い眉毛がふさふさと生え、軽く湾曲した長い鼻、鼻の先は瘤を付けたように膨らんで赤みが差し艶がある。そして小鼻に続いている‥念の入ったことに、先が縦に割れ、筋をつくっているのだ。健吾の視線から見るとまるで陰毛からちんちんがぶら下がっているように見えてしまう‥ワシ鼻というよりやはり「ちんちん鼻」。(どんなちんちんしてるだろ、こんな鼻の人は‥)つい考えてしまうのだ‥。
「お食事はどうなさいます?お弁当ですか?」
「いえ‥、これから学食に行こうと思っておりますが‥」
「それでしたら、明日のこと外で食事しながらお話しませんか‥よろしければ、ですが」
意外な申し出に驚く健吾。明日の費用を持って貰うのだから無碍には断れない。
「それもいいですね‥わかりました、ご一緒します」
「嬉しいですね~、お昼もOKくださるとは!では、車を回します。玄関でお待ちしていますので‥」
昼は健吾と一緒に食いたかったな‥。教頭と飯も悪くないが‥、健吾は教頭にも興味が、少しある。男として‥。もともと10才くらい年上のぽっちゃりが好きだったのだ、最近は裕吾のような若い男に趣味が変わってきている‥今までの経験で年長で40才くらいかな、と思う。自己申告だから正確には?であるが‥30越えてからは同年代か年下。人によっては50くらいまでならイヤじゃない気がする(ダレ専?)健吾だった。
食事を終えた健吾と沼田教頭が喫茶店にいる。
「今晩ですか?いえ、ちょっと急にはご返事できませんが‥多分10時半までは、出発できないと思います。ですので到着は早くて12時くらい、遅くて‥1時くらいかと思いますが」
「そうですか‥、いえ時間は遅くても構わないと思います。林田先生の楽な方を選択してくださいませ‥、なんでしたら私も先生に合わせて出発いたしますと運転もなさらなくてよくなりますが‥スタートは7時です」
「宿泊付きとは思いませんでした‥6時にはクラブハウスに入りたいですよね、4時半出発。つらいな~」
「でしたら、今晩ご一緒しましょう。私は夜9時くらいに出ようと思っておりましたが、10時半にしても構いません、多分1時間ほどの違いしかありませんし」
ちんちん鼻の教頭に口説かれるのもなかなか楽しいなと、健吾は思いだしていた。
(食事しよう、一緒に泊まろう、一緒にゴルフしよう、みんなお金はだすから‥)か、教頭、俺に惚れてるのか?熊専なのかな?相手は同じ学校の教頭だしな~聞けないな、そんなこと‥。もうちょっと様子みようか、ふむ、いまんとこ「ノンケ・ケ」どっちでもOKだし、でもおちんちんだけは見たいな。
「午後、部活が始まる前に、その件をご返事いたしてよろしいですか?」
「そうですね、性急すぎましたね。せっかちなものですから‥急に泊まりましょうは、ありませんね。失礼いたしました」
ふむ、恐縮してばかりの教頭を見ていると気の毒になってきた。ちょっと誘ってやろうか。
「ワタシ実は、今日の午後は授業がありませんので、食事が終わったら練習に行こうかなって思っていたのです、さぼっちゃダメなのですけどね‥学校。どうです、教頭先生もご一緒に練習しませんか?そしたら、堂々とさぼれますが‥」
健吾の目に狩猟の色が見える。ここらで俺のペースに変えないと‥流されるのはイヤな健吾だ。
「あぁ、私もこのところ、夜の練習ばかりで、お昼に練習しておきたかったのです。是非ご一緒させてください」
乗ってきた(思った通り?)。俺に興味を持って、一緒に遊びたがる奴の半分は「ケ」があるもんな‥練習終わったらサウナに行くつもりだった、教頭も誘ってやろうか‥。
「いいのですか!?教頭公認でゴルフ練習ですか!ありがたいことです。クラブは車に突っ込んでますので、一旦学校に戻ることになりますが」
「私のクラブはトランクにあります。では、取りに戻りましょうか」
二人は食後のコーヒーを飲み干し、席を立った。
そして、サウナ。教頭は喜んで付いてきた‥。
「教頭先生きれいなフォームしてますね。実に丁寧でスムーズです。驚きました。球筋もいい回転で飛んでましたね。パットさえよければ45狙えるんじゃありませんか?」
「いえいえ、練習場のように足場がよければいいのですが‥、せっかちなものでまとまりませんね~思うようには」
ロッカー室での会話。次第に露わになってゆくお互いの躯を意識しながらさりげなく牽制している2人。
「太い腕ですね。その胸板、この逞しさは羨ましい限りです」
「教頭先生の躯も十分な筋肉されていると思いますよ。立派なお身体です」
実際肩の筋肉の盛り上がりと背筋の発達した背中は驚きの若さを示している。
健吾はモスグリーンのビキニを着けていた。教頭は白いブリーフだ。堅そうなお腹は力士風の貫禄がある。健吾はワクワクしていた。「ちんちん鼻」の実物が見れるのだ。まず健吾が自然にビキニを脱いだ。教頭は毛深い健吾の躯をまともに魅入った。
「すばらしい!理想的なお躯だ、こんな風に生まれたかったです」
教頭がゆっくり言った。そしてブリーフを脱いだ‥。股間にぶら下がる教頭のモノは膝の中程まで垂れ下がって揺れていた。平常時20cmぐらい‥。健吾は衝撃を受けた。でかい、太さもカリの大きさもそこそこ、いや太めかもしれない、だが長い竿がそれを細く小さく見せていた。
「‥ご立派なモノをお持ちですね‥驚きました。平常時にこんなに大きい方、初めて見ました」
「これですか、お恥ずかしい‥47にもなりますと滅多に使う機会もない無用の長物です」
こんなのですからトランクスは捌けないのです。飛び出てしまいますので、ブリーフで押さえて下に回します。でも自転車などでは結構痛いことがあります」
これぐらいの感じが良いですね、と無造作に健吾のイチモツを掴んできた。
「あっ」
「おっと失礼しました。私殿方の躯を自然に触ってしまう癖があります。羨ましいのでしょうか」
「いえ、あまりに自然でしたので、驚いただけです。ワタシのモノでよろしければいつでも‥」
健吾の本音だった。研究心なんだろうか、健吾を遠慮なく触りだした。胸、腹筋、背中にお尻‥、触れるたびに感激の声を上げる。
「ワタシも触ってもよろしいですか、教頭先生のモノに‥」
どうぞ、といって持ち上げる教頭だった。健吾がそれを掴んだ、重量感が驚かせる。ちんちんの重さなんて感じたのは初めてかもしれない。指を揃えて全体を手の平に乗せてみる‥おぉ!指先を失礼ながら軽く金玉に合わせて長さをみるとカリが手首に乗った。
「すごい!ですね‥20cmはあります!起つとどれくらいになります?」
「ああ、先生に触れて戴いて、少し昂奮しておるようです、長さは今くらいかと思います。普段は頭一つ小さいんですが‥ああ、先生のモノも先ほどより長くなっておりますね。感激です」
「おっと、本当ですね。ワタシも昂奮してきたようです。ここではまずいですね‥」
はにかみ笑いの教頭の笑みを可愛いと思ってしまう。(この人イケルは、まいったなぁ‥)二人はサウナパンツを穿いた。教頭のパンツのすそからはホントに亀頭がはみ出そうだ。
「普通に穿くと見えますんでずり下げて穿きます。こういうところでは」教頭が無邪気に笑った。
サウナでもとても上機嫌な教頭だった。
「こんなところで、教頭先生はやめてくださいね。沼田と呼んでください。私は林田さんとお呼びします」
「判りました。沼田さん、では自分のことはいつも通り“俺”でいいですか?どうも話づらくて‥」
「あぁ、もちろんです!その方が林田さんらしくて好きです。私も‥」
乾湿サウナは座席が2段の階段状になっていて、熱いのが好みの人は上段に座る。健吾はじっくり汗を掻きたいので普段は床に座る、今は教頭と一緒に1段目に座っている。賑やかに4、5人のグループが入ってくると急に込んできた感じになった。
「私、熱いのが好きなので上に座りますね」と後に回った。
健吾の後が開いていて気になったのだろう。と思ったのだが健吾には判らなくなっていた。教頭は左足を折り健吾の真後ろに胡座を掻いて座ると思ったのだが、右足を残して座っていた。健吾の右肩に触れそうな位置に教頭の右足があった。そして教頭の長物は右に収めてあった。長物の重さでパンツは下にたわんでいる。横目で見ると裾から頭が見えている。ここのサウナパンツは、とうてい平常時に裾に届くような長さのパンツではない。(すげえな、この長さ。勃起したの拝んでみたいな)健吾はさりげなく肘を動かした。それに触れた。後に少しもたれて腕を組んで位置を調整してみた。完璧。長物の先から半分くらいがパンツ越しに健吾に触れている。教頭の足が震えだし、健吾に押しつけられた。ふむ?もう少し誘ってみるか‥裕吾は組んだ腕の下で指を伸ばし、たわんだパンツの中程を揺すりながら教頭を振り返った。
「熱いです、躯流したいのですが‥」
「そ、そうですね。大夫、汗がでましたね。出ましょうか」
焦り気味の教頭の腕を取って降りるのをフォローしてあげる健吾。まるでゲイのカップルのように‥。
洗い場は空いていた。島の向こう側には誰もいなかった。健吾にはラッキーである。
「あちらが空いてますね。背中流しましょう、座ってください」
「えっ、そ、そうですか‥嬉しいですね、林田さんにそんなことして貰うのって」
教頭はしっかり股間をタオルで隠していた。
「沼田さんの、ご立派ですから椅子に座ったら、床に擦るんじゃないですか?」
まあるい背中を泡立つスポンジで、擦りながら健吾が聞いた。
「そんなこと、ありますね‥ですから前にも椅子を置くんです。こうやって。空いてる時しかできませんが」
背中を洗い終わった健吾は立ち上がって胸を洗い出した。半立ちに近い健吾のイチモツは揺れて教頭の肩を叩いた。
「あの、肩に時折‥当たるのですが‥」
教頭は鏡で健吾を見ていたようだ。健吾は教頭のモノが見たくて立ち上がっていた。思いは同じ?
「そうですか?失礼しました。でも、もう触りっこなどしましたから気にしないでください」
ぶらついて落ち着きませんので、こうしておきます。と肩に押しつける。教頭は困っている‥が何も言わないで目を閉じた。
「さぁて、立ってこちら向いて貰えますか」
健吾は隣りに腰掛けて教頭に指示する。無防備に逞しい躯を開いて教頭の目に晒した。
「えっ、嬉しいですが前は自分で洗いますので‥」
目のやり場に困ったようなしぐさ、さっきよりかなり意識していると健吾は見た。
「ご遠慮なく、そのご立派なの洗わせてください。滅多にいませんよ、これほどのは」
健吾は笑顔で陽気に続けて言う。
「周りに他の人がいない時しかできませんけどね、今のうちですよ、ほら!」
「ハイ。お願いします」
健吾はタオルを泡立てて泡を掌に取って塗りつける、たっぷり扱いた。金玉もお尻も丁寧に泡で擦ってゆく。
「気持ちいいですか?これだけ立派だと洗いごたえありますね、ホントに立派です」
ずる向けの亀頭も両手で念入りに擦る‥根本を左掌でしっかり握り中程で上に折り曲げ裏筋を丁寧に親指で擦った。教頭を見上げると唇を噛んで声を漏らすのを堪えているような‥(かなり感じてるかな、気持ちいいだろなこんなに感じるところが多ければ)両手で握ってもう一握り以上。勃起した俺のより一握り長いもんな。角度も水平に近く起ってきた。すげえ。先を掴んで根本を洗うのに二握りスライドできるぜ。こんなの突っ込まれたらたまんねぇだろなぁ。健吾のイチモツも勃起しだしている。
「立ってるのつらければ座ってくださいね」
「ハイ」
教頭は素直に椅子に座った。
「こんな風に洗ってもらったことありませんか?」
「ハイ。こんなに優しく丁寧に‥は、初めてです。今感激しております」
「光栄です。初めての男って訳ですね」
「ハイ。」
「こんなにいいお躯と立派なイチモツなのに不思議ですね」
「大きすぎて恥ずかしく、ほとんど誰にも見せないように気をつけてまいりました。女房の他数人と身内でしょうか。若い頃、今で言うソープへ一度行ったのですが、相手にして貰えず、さんざんでした」
「男性経験は?」
「‥ありません、いえ、40の時に‥一人付きまとわれたことがありまして。その人と経験しましたが‥楽しくありませんでした」
なんて正直なんだ。このちんぽよりすげえかも‥いいなこの人。
「目を閉じてください」
「ハイ。」
健吾は教頭の顔を両手で挟み唇を合わせた。驚いた教頭は離そうとしたが、健吾は両手を腕ごと縛るように抱きしめ。離れるのを許さなかった。
「沼田さん、離れなくていいんですよ。俺が好きなんでしょ?」
健吾の思いがけない優しい問いかけに頷く教頭。
「林田さん。憧れていました‥」
「キスしてください、沼田さん。貴男にして欲しい」
教頭の顔がせつなく微笑んだ‥表情の豊かな親父さん、これも珍しい‥。
「林田さん。林田健吾さん‥」
教頭がむしゃぶりつくように、健吾にキスをした。健吾は両手を離し、再び教頭の巨根に手を伸ばした。おぅ、勃起してる。長物はさらに太さを増し、健吾を感激させた。(俺のモノにしてえ!この巨根。この素直で可愛い親父を!)今晩はこいつで一発抜かせてもらおう、などと考えてると洗い場に人がやってきた。
「‥きれいに洗えましたよ」
取り繕う健吾。
「大丈夫ですよ。見てません、誰も」
「あぁ、林田さんありがとうございました。感激の心地よさです」
教頭はすっかり勃起したモノを健吾の目に晒した。根本は掴む教頭の指が回らないほど太かった。
「俺こそ凄い体験でしたよ‥俺も昂奮してます。今晩よろしく頼みます」
健吾は両手でそれを掴んでいった。
「こ、今晩‥。ふ、二人っきりですね‥あぁ、よろしくお願いします」
午後3時、学校に戻ると教頭は別れ際に名刺をくれた。
「時間が決まったらいつでも電話してください。お迎えにあがります」
「判りました。電話します」
あぁ、裕吾とできなくなっちゃった。と、ふと思った健吾であった。
(あらすじ)教え子と関係した健吾は、同時に沼田教頭にも手をだしてしまった。
色白で若く逞しい裕吾とチビで小太り、人の良い巨根紳士沼田、魅力的な二人に惚れられた健吾。
極自然に二人?を愛することのできる「思い悩まない」好き者、好色熊のお話です。
放課後、部活
「林!ちょっとこい!」
健吾の怒鳴り声に道場に緊張が走った。全員動きを止め俺を見る。裕吾を心配そうに見る部員もいる。
開始早々の叱咤が利いているのだ。
躯でかい、声でかいが取り得の俺が思いっきり怒鳴り散らしたんだから当然かもな‥。
素っ裸で写真なんか撮るのが悪い。俺に黙って‥。
「どうした!だれた動きしやがって!キレが全くないぞ、ほら!早くこい」
「はい!」裕吾が息を切らして走ってくる。
「今にもケガしそうな集中力のなさだな。危ない、休んでろ」
(どうした、ヤリすぎか?あれからまたヤったろ、お前)
「昨夜、眠れなくて‥」
「そうか‥顔色悪いぞ、保健室行って休んでこい」思わぬ言われ方にとまどう裕吾。
「病人がここにいたんじゃ、空気が締まらないんだ。行って来い!」
「判りました。行ってきます‥」
裕吾の背中をどやしつける健吾だった。
「こらっ、お前らは続けて!」
暫くして様子を見に行くと裕吾はすっかり熟睡していた。そのまま起こさずに道場に戻った。
30分ほどして寝ぼけた顔で裕吾が戻ってきた。そのまま隅に座らせる。
もう終わりの時間だった。
裕吾を交え全員を座らせ、健吾が吼える。
「礼!」
「ありがとうございました!」
顔を上げ、間を置いて健吾が太く言う。
「林裕吾、お前は残れ。他は帰って良し!」
写真撮影の張本人である林裕吾。心配そうな視線を浴びて、仲間に頷き返す裕吾だった。
部員達は引き上げ、道場が静かになった。
裕吾が健吾の顔色を伺う‥。健吾が正座したままの裕吾に歩み寄る。
「少しは楽になったか?溜めとけって言ったろ」
「ごめんなさい‥」
「何発やった、あれから」
健吾は右掌を握り裕吾の目の前で拳を上下に振った。
「あ‥、夜1回、朝に1回の‥2発、、」
ばかだなこいつ。昨日の夕方から朝まで丸一日で5発か、疲れるわけだ。
「眠れずにか、我慢できなかったのか」
「我慢しても、起ったまま収まらなくて‥何時間も、それで眠れなかったんです」
そんなに強烈だったか、俺のせいだ、しょうがねぇか。
「今日は休憩しろ、溜まったら遊んでやる、空っぽの時はダメ、いいな」
健吾を見上げる裕吾の哀しそうな顔が応える‥可愛い顔しやがって。
「今度俺ん家に招待してやるから、そんな顔するな」
健吾が裕吾の頭を撫でながら言ってやった。裕吾は(うん)と頷く。やっと笑った。
裕吾の目が健吾の股間を見つめている。
「今日はゴルフしないの」
「ああ、ゴルフは昼のスポーツだからな、前日に夜の練習はしない。面白かったか?」
頷く裕吾。瞳が奥二重のきれいな目の中で輝く。
何がしたいか明白。頭を引き寄せると同時に裕吾が腰に抱きついてきた。
「メールを見た。嬉しかったぞ‥ありがとう。」
裕吾の目が期待に輝いた。
「俺とヤリたいか」
「うん、したい」
溜息をつく健吾。健吾自身、昨日から我慢している。股間に熱が籠もっている。抜きたい。裕吾が先約だな‥。
股間に顔を埋める裕吾を立たせ、思いっきり口を吸ってやった。
健吾の舌は裕吾の唇を押し開き裕吾の舌に絡める、裕吾の舌は滑らかでとてもいい。
「俺とお前の靴を取ってこい、用具室でしてやる。鍵は閉めろよ、表もな」
健吾は裕吾からゆっくり離れて言う。健吾は用具室に向かった。
健吾は用具室で柔道着を脱ぎ捨て、サポーターだけの姿になった。逞しい肩が大きく上下している、深呼吸して腹を決めた。明かりは点けない、天井付近の採光窓と足下の通風窓からの光りがほのかに健吾の裸身を浮かび上がらせていた。
道場への引き戸を閉じると昼の明るさに慣れた目には暗闇同然。慣れるまで目が利かない。
健吾はドアを背にして立っていた。目を閉じている、闇に目を慣らし、裕吾を見るために。
引き戸を開ける音がする。裕吾の目に薄明かりに浮かび上がる健吾の背中が見えた。全身赤く焼けた健吾の躯は闇に溶け輪郭をはっきりさせない。Tバッグのサポーターが白く浮かんでいた。
「閉めろ‥」健吾の声が低く響く、裕吾が従う。引き戸を閉めると健吾がゆっくりと振り返った。
「来い」裕吾の目には健吾の躯、ぼやけた輪郭とサポーターしか見えない。
「見えるか?」
「‥すこし」おずおずとした裕吾の声が答えた。
「すぐ慣れる」健吾までは5歩ほどの距離、暗闇が裕吾に緊張を与えていた。
優しく笑っているはずの健吾先生、でも表情が判らない‥。裕吾の鼓動は昂まってゆく。
柔道着を着た裕吾は健吾にはよく見えていた。健吾は裕吾を捉え、抱き、口を吸いながら裕吾を脱がしていった。
上半身が暗い用具室に浮かび上がる、裕吾の白い肌は闇にも溶けない。
健吾の唇が次第に降りてゆく‥首、胸、両の乳首、鳩尾、腹筋、臍‥健吾の掌が袴の紐を解き、裕吾を裏向かせた。
片膝を着いた健吾は袴を荒っぽく引き降ろした‥露わになった白い尻に唇を這わせ噛むように歯を当て、舌を震わし嘗め回す。
裕吾に聞こえるのは健吾の息づかいだけだった。感じるのは健吾の熱い掌と濡れた舌。熱い吐息。
裕吾のサポーターを荒っぽく引き下げ、袴と一緒に足から引き抜いた。
全裸になった裕吾の背後に健吾が屈み込んでいる、健吾は裕吾の尻を掴み肉を開いて顔を寄せた‥
健吾が触れる部位すべてに快感が生まれていた。
暗闇と寡黙な健吾の雰囲気が裕吾にスリルと昂奮を与えていた。
(あっあああ)裕吾の口からせわしい息が漏れている。
裕吾の望む事、荒々しい男に体中を嬲られることなのかも知れない。
(はあっあああ)‥裕吾の白く逞しい肉を丁寧に嘗め回す健吾。
尻全体が健吾の唾液で濡れている。立ち上がった健吾は後から胸を抱きしめ、躯を密着させた。
17才の若い躯、すべすべとした感触、柔らかい筋肉が毛深い健吾の躯にくるまれ熱を帯びて汗ばみだした。
「足を広げろ、膝を持って‥」言われるままに足を広げ前屈みになる裕吾。
突き出された尻を健吾が掴む、健吾はサポーターを突き上げる己の膨らみを裕吾の蕾に押し当て、前後に揺さぶった。
動きは次第に大きくなり、肉の当たる音を響かせた。
「あああぁ‥健吾先生っ、尻が‥熱い、熱いよ‥」無言に堪えきれず裕吾が声を上げた。
健吾は跪き裕吾の尻を割り広げ、裏の蕾を嘗めだした。
(はあっあああ)強烈な快感が裕吾を貫く。暗い中で、堪らず目を閉じてしまう。
裕吾の膝が震える、健吾の与える感触があまりに強烈で、躯を支えられなくなっていた。
健吾は右掌を腰に廻し裕吾の叢を撫でている、左掌で金玉を下から包み下に緩く引っ張るように揉む‥。
(うっ、あっあああっ)裕吾は腰を落とし、両手を床につき四つん這いになってしまった。
健吾の舌は袋を嘗め、裏筋を通り、蕾に止まる。濡れた舌が何度も同じ道を這い廻る。やがて舌は蕾に止まり、嬲り続けた。
健吾の舌は蕾に唾液を送り込むように動く、蕾の中に潜り込もうする舌。
(あっあああ、、はんっ)唇を離すと指を嘗め、十分に濡らして蕾に潜り込ませた。蕾の中で健吾の指が動く。
「あっあああ‥先生、っそこは‥」裕吾は声を抑えられなくなっていた‥。
裕吾の屹立の先からは溢れでる滴が糸を引いて落ちていた。
健吾は裕吾の前に移動し、顔を掴み口を合わせる‥健吾の唾液が裕吾に送り込まれる。
「飲めよ」裕吾は頷きながら喉をならす。
「脱がせろ」裕吾は両膝を付いてサポーターに手を掛けた。
サポーターからはみ出しそうに大きな膨らみが裕吾の目の前にある。
裕吾の掌が膨らみをなぞる‥ため息を漏らし裕吾が膨らみに顔を近づけてゆく、健吾の掌が頭を押さえつけた。
舌を出して嘗める裕吾。健吾の掌がサポーターに触れる‥。
「見たいんだろ」裕吾がサポーターを降ろしてゆく‥健吾のイチモツが跳ね上がり揺れている。
健吾はサポーターを膝から落とし全裸になった。
優しい大きな熊男が全裸で裕吾を見下ろし、微笑んでいる。
(すてきな健吾先生)目を落とすと健吾先生のちんぽが鼻先にある。健吾先生の香りがする。
「太いよ、先がこんなに大きいよ」ちんぽがぴくんと跳ねて裕吾の鼻に触れた。
「嘗めるか?」(うん)裕吾は右掌を添えて唇を大きな膨らみに当てた‥。
「ああ、気持ちいいぞ」舌を出してちょっと嘗める‥「もっとしっかり‥」裕吾が口を開いて少し銜える‥。
「大丈夫か?」(うん)亀頭を半分くらい含んで嘗めてみた。
「そうだ‥いいぞ裕吾‥」
健吾は跪き、裕吾の口を大きく開かせ口を合わせた。
(押し返して)舌が押しつけられる‥裕吾の舌が健吾を押し返す。
(引き手争いだ)裕吾の舌が応える。激しく絡まる舌と舌、舌の奥を舐め取るように‥
(いいぞ裕吾‥ああ、吸って)息が合ってきた、いい感じだ。
健吾は再び立ち上がり、裕吾の目の前に腰を突きつけた。弾む亀頭が裕吾の唇を狙っている。
唇を開き嘗め始める裕吾‥「もっと大きく口を開いて」亀頭の半分くらいを銜えた‥
「そうだ‥いいぞ」頭を押さえゆっくり奥に進めてゆく‥亀頭が隠れた「鼻で息をして」亀頭をさらに進めて引き返す。
ゆっくりと繰り返し裕吾は半分くらい銜えられるようになった。
「そこで噛んでいいぞ」ゆっくり歯を当てた。
「もっと」裕吾が顎に力を入れる‥健吾の躯がびくっと震えた。裕吾が口を離した。
「痛かった?」
「ああ、印が付いた」イチモツの半分位置、先から7cmくらいの所に歯形が付いていた。
「ホントだ‥痛そう」
「いいんだ‥ここまで銜えてたんだ、すげえな」
裕吾が驚いた。
「うん、こんなに太いのに‥」
「立て」裕吾を立たせ、軽く唇を合わせると跪いた。
裕吾の屹立は健吾に弄くられる期待に脈打ち、堪えきれないように亀頭の先から滴を溢れさせている。
「俺に往かせて欲しいか?」裕吾が頷いた。健吾はゆっくり裕吾の膨らみに舌を這わせた。
太さは健吾のイチモツが勝るが、長さは裕吾の方が長い。健吾はそれを口に含み、ゆっくり出し入れし、裕吾を見上げる。
「はあああっ‥」裕吾が声を漏らす。健吾は唇を押し進め裕吾の全てを一気に銜え込む。首を回し舌を揺らしながらゆっくり引き抜いた‥。
「動いていいぞ」銜える‥深く、浅く‥、健吾の右掌が股間に差し込まれ、指が再び蕾に潜り込んだ。
「あああっい、お尻っ痛いいい、あああ」
指は第2間接まで差し込まれ、裕吾の中心、屹立の裏を擦るように動かした‥尻を掴む左掌を引きつけた‥健吾の喉を裕吾の屹立が突く。健吾は掌と頭で裕吾の腰を揺らす‥揺らす、ゆらす‥裕吾の腰が動いている‥くねくねと腰を振る裕吾‥健吾はそれに合わせ蕾を突いている。
「あああっい、あんっいいい・あああ」
健吾は指を更に突き入れた。
「あああっい、痛いいいあああ‥、あっ、漏れる‥あんっ」
首を振る健吾。健吾は口を離し、裕吾を寝ころばせた。そして仰向けの裕吾に跨り尻を降ろしてゆく。
「貰うぞ‥」裕吾の屹立が暖かい肉に包まれてゆく‥健吾は裕吾の躯を膝で挟み躯を支え、じっくり飲み込んでいった。
「うんっんっ‥おうっ」健吾の息が太い‥完全に腰を降ろし、躯をゆらりと前後に揺すりだした。
裕吾は新しい快感に包まれていた‥自分のモノに何が起こっているのか解らないまま新たな快感に翻弄されてしまう。流れ続ける先走りが健吾を潤し、濡れた音を立てだした。
健吾の体の芯に快感が生まれていた。健吾は快楽にどん欲に躯を弾ませる。
「裕吾‥おうっ、いいぞ‥ぬうっんんん」
健吾は膝で裕吾の躯を挟みつけ腰を浮かせて裕吾と唇を合わせ舌を絡ませた。
「ふぅっ、おうっ、ああぁ‥入ってるぞ、判るか」裕吾の腰が健吾から離れまいと突き上げてくる。
「おうっ、い、いいぞもっと突け‥」
「あああっ、入ってるの、これが健吾先生の中なの‥」
健吾が腰を沈め捏ねるように動いた。体内を捏ねる裕吾の屹立をもっと感じたいのだ。
健吾は尻に力を入れ裕吾の熱い肉棒を締め付ける。
「そうだ、いいか?」
「ああっあったかいね、柔らかいね‥ああっし、締まる‥往っちゃうあ、あ」
健吾がイチモツを思いっきり扱きだした。
「ああ、俺も往く、おうっ突け」
裕吾の目の前で健吾が太いイチモツを扱いている。目がくらむ。
「ああっ、健吾先生、しゃぶらせて、このまま‥」
裕吾は健吾を突き上げながら躯を起こし、背を丸め、健吾を銜えようと首を伸ばす。
裕吾の唇が健吾の大きな膨らみを捉えた。それを離すまいとしっかり掌で掴まえる。
「裕吾、おうっ銜えられるのか‥ああっ凄い、いいっ‥」
腰を揺すると裕吾のモノが健吾の中で弾み、裕吾の口の中で健吾のモノが弾む。
「ゆうっ・裕、ご、吾うぉっ、いいぞ‥」
攻めているはずの健吾が裕吾に予想外の快感を与えられていた。
健吾がSEXを楽しみだした。相手への思いやり、十分に感じてやる。それを思いっきり伝える。
相手がガキでビギナーであってもだ。<楽しんで惚れる>健吾のSEXの持論だ。
惚れるとどんなことでも快感に変えられる。
逞しくしなやかな躯を持つ裕吾は可愛い、そして俺に抱かれたがっている。惚れるに十分だ。
健吾先生が感じている!悦んでいる!裕吾の悦びは口の中にも発生していた。
健吾の躯が止まった。快感が昂り往ってしまいそうだった。
「く、口を離せ‥往くっ!」
裕吾は首を振って応える、離したくなかった。裕吾はさらに健吾のイチモツを深く銜え込もうとしていた。
健吾先生の精を口で受けたかった。口の中で健吾のイチモツが更に膨れあがった。
「い、いいのか?」
精を放つのを必死で堪える健吾‥深く尻を落としたまま腰をくねらせ裕吾の肉を更に体内に収めようとする。
「おぅっ、‥往くぞ」唇で健吾を締め付け深く銜えて応える裕吾。
健吾が唸りながら腰を弾ませる、熱い濁流が健吾の屹立を震わせる、裕吾の口に初弾を放った。
健吾の肉が悦びに震え収縮し、裕吾の屹立をきつく締め上げる、裕吾も初弾を放っていた。
「んっうぅ‥おんんっ」裕吾の躯は熱い固まりとなって健吾にしがみついていた‥。
「おっ、うおぅっ‥」健吾が泣き声にも近い嗚咽を洩らし裕吾の背中を抱えている‥芯を震わす濁流が2弾、3弾目を裕吾に放っていた。
裕吾が顔を上げた。多量の精を口に含み何かを告げようとする、健吾は裕吾の唇をむさぼり、裕吾の口に溜められた精を舌で掻きだし、吸い上げる。裕吾の唾液に混じる己の精を飲み干してゆく健吾だった。
「健吾先生‥凄いよ‥」
裕吾の腹には健吾の精が飛び散っていた。4弾目が放たれ、更に流れ出た精で己を濡らしていた。
「ああっ、お前こそ‥」健吾の中には未だ堅い裕吾が脈づいている。
己の中で汚れしてしまったものをきれいにしてあげたかった。
躯を離し丁寧に、丁寧に名残を嘗め取る。腹に飛んだ精もきれいに嘗め取った。
健吾は膝を折って座り、裕吾を抱きしめた。
「こんなに感じたの久しぶりだ‥裕吾。すごいなお前‥」
「ホント?嬉しい‥」
「ああ、だから今日と明日は我慢しろよ、日曜、家に来い。いっぱいしてやる」
「うん」
「連絡は明日の夜メールでする、いいな」
「待ってる」
「遅くなるかもしれん、日曜の朝見てみろな。‥帰ろうか、気をつけて帰れよ」
頷く裕吾。健吾の優しくいたわるようなキス。潤む瞳が柔道着を着た裕吾が出ていくのを見送った。
柔道場で健吾はしばらく大の字に寝ころび余韻に浸っていた。
「ヤっちまったな‥」
口に出る言葉はこればっかりだ。裕吾を見送ってから3回は言ってる。
(まだ尻が疼いてやがる、足んねーよぉ、あんだけじゃ‥)
教え子と関係してしまった反省少し。欲望たっぷり。
「沼田オヤジに期待ってか?‥シャワー浴びてキレイにするか」
職員室で沼田教頭が健吾を待っていた。
シャワーを浴びすっきりした顔の健吾が職員室に入ってくると、顔を綻ばせ声を掛けてきた。
「お待ちしておりました。お疲れさまです、林田先生。」
何も知らない沼田の顔は、健吾を見て無邪気に悦んでいる。
一戦交えた後の健吾には色気が漂っているようだ。沼田の感覚に健吾に弄られた感触が蘇っていた。
「教頭先生。お疲れさまです、今日はありがとうございました。いや、今日明日よろしくお願いいたします‥ですね」
健吾の太い声が沼田の下腹に響く。
「こちらこそ、よろしくお願いいたします。」
沼田は健吾が帰り支度を終えると一緒に歩き出した。一緒にいたくてしょうがない風情‥。
「駐車場まで、ご一緒します。」
太く濃い眉を弄りながら真っ直ぐ健吾の目を見つめ、言葉尻を区切るようにはっきり言う沼田。
「私の車で送らせて頂こうと思っています。夕飯もご一緒にどうですか?家内に準備させますが‥」
「教頭先生のご自宅でですか?申し訳ありませんね‥まだ何も準備できておりませんので、遅くなってしまいますから、教頭先生ご自宅でゆっくりなさっていてください」
「‥はぁ」
「夕飯はご勘弁ください。準備ができ次第、急いでお宅にお伺いしますので‥、ワタシの車を置かせて頂けますでしょうか?」
「それは喜んで!帰りに家に寄ってくれるんですね‥願ってもない事です」
(何が?願ってもない?‥ふむ、オヤジの考えは解んねぇ)
沼田を思いっきり喰う為に腹に溜まったもん、帰って吐き出すつもりの健吾だった。
(飯は‥終わった後に喰うさ。楽しみだぜ‥)好き者の熊男が青髭うっすら伸びた顔で沼田を見つめる。
今サウナから出たばかりのように、上気した顔で健吾を見上げる沼田。
「林田先生といるととてもドキドキしますね。大好きです。」
「とっ、こんな所で‥大胆ですね‥沼田さんも」
健吾は教頭に握手で応えた。さりげなく指で手の平を擽るのも忘れない健吾であった。
(あらすじ)
用具室で裕吾との熱いSEXを堪能した健吾であるが、心はすでにもう一人の獲物に向いている‥巨根を体内に収めるべく馴らした健吾‥。それが計算か成り行きか健吾にも判らなかった。。って誰か読んでるかな?(笑)、気を取り直して、健吾の行動を覗いてみます。でわ。
夜9時。健吾が教頭の家に到着。
インターホンにすぐ反応してドアが開き女性が現れた。
楚々としたきれいな女性だった。女性の肩ごしに沼田の顔が見えた。
「夜分にご苦労様です。主人の我が儘を聞き入れてくださったそうですね‥本当にありがとうございます」
色の白い、ふっくらとした頬、聡明さを表すような黒い瞳が健吾を真っ直ぐ見ている。沼田教頭の奥さんだった。健吾はその奥方の丁寧な挨拶に反応できなかった。教頭の一回り下の世代だと云う‥健吾の二つ年下!(35才?)思わず教頭を見た。(まいった!こんなきれいな女性と‥)この人が‥あの巨根を‥。
この親父、とんでもねぇ親父だな‥(油断するな)己に活を入れる健吾だった。
「きれいな奥様ですね‥」
車中で健吾が感嘆の声を上げた。興味が膨らみ過ぎて堪らなくなったのだ。
「若いでしょう、お恥ずかしいです。」
「いえ、失礼な物言いになりますが お伺いしてもよろしいですか?」
沼田はもちろん!と言うように大きく頷いた。
「林田さんには、何でもお答えいたします。恥ずかしいこともみんな知って貰いたいです」
沼田はゆっくり車を発進させた。健吾はためらい、なんと切り出そうか迷っている‥。
「‥奥様とのSEXのことでも構いませんか?」
聡明な沼田は健吾の意を汲み、はっきり応えた。
「今まで私を受け入れてくれたのは家内だけです。私が普通に生活できていますのは家内のおかげかもしれません」
沼田が車のスピードが落とす、ガソリンスタンドが目前に迫っていた。
「給油いたします。‥家内には昨日、今日のこと 話しております。私が林田さんに憧れていますことも‥」
意表を突く沼田の言葉だった。沼田は申し訳なさそうに続ける。
車はスムーズにスタンドに入っていった。
スタンドの若い子とのやりとりはとても自然な沼田だった。どうやら昔の教え子らしい‥。金曜の午後は必ず寄るという 何か嬉しいんだそうだ。教師はどこに居ても教師、教え子も幾つになっても教え子、昔の顔に戻って笑う‥それがいいんです。と顔を赤くして笑った。
「残念ながら、私には家内を満足させることができないようで 受け入れてはくれますが‥やはり苦痛が、あるようです。家内は林田さんがとても気に入っておるようです。私と同じくらい貴男に憧れておるかもしれません。そして、私と仲良くなれたことを喜んでおります。明日は家内と食事してあげてくださいね、お願いします。」
なんてことを言うんだこの親父は‥。健吾はどう返事をして良いのか判らなかった。
「またせっかちが出てしまいましたね。ごめんなさい。感動的に嬉しいのです、今こうして貴男とお話できますのが。」
沼田は支払いを済ませ、ゆっくりと車を走らせた。
沼田夫妻の夜の営みに俺も参加してくれ?ってことなのか?‥考えすぎ? 健吾には訳が分からない‥判るのは今晩、これからのことだけ。健吾は宣言するようにゆっくりと答えた。
「暑苦しいだけの私を、想って頂けて光栄です‥。今晩、私、いえ俺は沼田さんを抱こうと思っております‥よろしいですね」
沼田はとても嬉しそうな顔をした。長い大きな鼻を赤くし眉を八の字にして目を潤ませる。本気で嬉しいようだ。
(まいったな、どんな風にやろうかな‥俺より大人だからな、キツイのも大丈夫かな‥)健吾は思う。
「そのお言葉は本当に嬉しいです。貴男が私のような太った年寄りに関心を持ってくれるなんて夢のようです。無用の長物ではなかった!それが嬉しいです。」
「沼田さんの躯は素晴らしい。そして十分にお若い。そんな物言いをなさるとは‥信じられません」
健吾の声を受けて沼田は薄く笑った。
「お優しいですね。でもとても嬉しいです」
健吾は(これから実感されると思います)と言う言葉を飲み込んだ。
車はスムーズに流れ、やがて高速に入って行った。
「少し休憩しませんか」
健吾が緊張しきった沼田をねぎらって話しかけた。
「インターを降りるとファミレスがあったと思います。コーヒーでも飲みましょう」
「そうですね‥なんだか緊張してしまって。もう少し林田さんとお話したいと思っていました。」
会話の途切れが気になってしまって‥と赤い顔になった。
「明日のゴルフのお話をしましょう。とても楽しみにしてるんですよ、俺」
「私もそうです。」
沼田の表情が和らいでゆく‥ファミレスに入るとき健吾は沼田の肩を抱いて入っていった。
出ていく時には軽くキスをした。沼田は安心感に包まれていた。
「沼田さんのお名前ですが、なんと読むのですか?“きいち”でいいのでしょうか」
「はい。“生一”で“きいち”です。」
「沼田生一。名は体を表すですね、いいお名前です」
「健吾も語感がよろしいです。正義の味方っぽくて。」
「容姿は悪役、憎まれ役ですが」
沼田の笑顔と笑い声は気持ちがよかった。
クラブハウスの宿泊棟、ツインの部屋。
ドアを閉めるなり健吾は沼田を引き寄せて腰を抱く、下腹を密着させて言った。
「運転ご苦労様でした。お疲れになったでしょう」
下腹の体温がお互いの躯を暖める‥沼田の鼓動が健吾の躯に伝わり、一気に好色体勢に変化してゆく。沼田もそう感じているようだ。
「林田さん、貴男との車中はとても楽しかった‥本当に」
健吾の唇に引き寄せられてゆく‥(ああ、ホントに素敵な男だ。)健吾が沼田の唇を強く吸った。
唇を押し開き、舌を押し込む健吾のキスに躯を震わせる沼田だった。
「シャワーにしますか?生一さん。」
健吾は沼田のブレザーを脱がしワードローブに吊しながら聞く。健吾はどんどん服を脱いでいった。沼田が見つめる中、あっという間にブリーフ姿になってしまった。黒い布きれがはち切れそうになって剛毛に覆われた健吾の分厚い腰を包んでいた。
無言で沼田を脱がしてゆく健吾。沼田の目を見つめながらベルトに手を掛ける、健吾の行動は素早かった。沼田のためらいや躊躇の間を与えないリズム、間が良い。沼田には魔法のようにズボンが脱がされていた。為すがまま、気づいた時には股間をまさぐられている沼田だった。健吾は膝を落とし、右掌で腰を抱き顎を腹に擦りつけながら沼田を見上げている。
白いブリーフの中で沼田の芯は柔らかく解きほぐされ、血の巡りを活発にさせていた。
「少しビールでも飲みましょうか、それともウイスキーにします?バーボンを持ってきました‥いかがですか?」
健吾は右掌を伸ばしバッグを引き寄せた。中を引っかき回し、ターキーの小瓶を取り出して笑った。
「好きなんです。バーボンが、水割りと湯割り、どちらにします?」
健吾の左掌はブリーフ越しに沼田のモノをなぞり続けている。
「あぁ、お湯割りをください。若い頃‥私も好きでした。ターキーはなかなか飲めませんでした‥いいですねバーボンは」
「癖が強いとかって、あまり最近流行らないようですが‥」
落ち着かなければどうぞ、と白いブリーフ姿の沼田に寝間着を渡し、ベッドに促した。
「お座りください。俺は、裸になりたいんですが‥今はこのままで」
沼田は少し考えてブリーフを脱ぐ‥健吾に摩擦され、芯が通りつつある陽物を揺らしながら寝間着に袖を通した。
恰幅のいい健康的な躯、焼けた肌に無地で灰色の寝間着がよく似合った。軽くはだけた状態で帯を巻いた姿がそそる。
「生一さんは和装が似合いますね。俺が着るとただの寝間着になりそうですが‥」
健吾の掌が寝間着の裾を割ってそれを掴んだ。柔らかく揉み伸ばす。
「ああっ‥」
唐突な刺激に声を漏らす沼田。健吾は立ち上がり沼田の足に割って入った。
下を向いていた沼田の目の前に胸毛に覆われた大きな胸がぶつかった。
「用意します、お湯割り‥ご立派なモノを眺めながらがいいです」とても色っぽいですよと、胸で沼田を抱きしめる。
足を開き、割れた合わせからぶらりと長い陽物が覗いている。どこまで伸びるのか、つい引っ張ってしまう健吾であった。
「き、生一と呼んでくれましたね‥健吾さんと呼んでいいですか?」
もちろん、と健吾が頷いた。
用意していたステンレスカップに手早くお湯割りを作り沼田に手渡した。
「少し熱いです、ゆっくり含んでくださいね。カップは一つですが‥一緒に飲めばいいですよね」
沼田はカップに口をつけた‥バーボンの香り、甘み、喉を刺すアルコールが染み渡る‥
沼田はゆっくりと舌で転がし味わった。喉を通る暖かいアルコールを感じながら沼田は微笑み、頷きながらカップを健吾に渡した。
「美味しいです。ありがとう、この味、香り、忘れていました。何年ぶりでしょう‥懐かしい、嬉しいです本当に‥」
健吾は笑いながら、こうして飲もうと思ってましたと言い、口に含む。そして沼田の唇に口写しでお暖かいアルコールを流し込んだ。沼田はそれを受け、健吾と同時に喉を鳴らした。見る間に沼田の顔に赤みが差し、目が潤み輝いてきた。
沼田の手が健吾のブリーフに掛かりそれをゆっくり降ろしてゆく‥。
健吾の香りが沼田の周りに漂う。大きく息を吸う沼田。健吾のイチモツがゆったりと沼田の鼻先に表れた。
沼田の目が許しを請うように健吾の目を見つめた。健吾はカップをテーブルに置き沼田を腰で抱いた。
「生一さん、いい男ですね‥遠慮は要りません、俺の躯を好きにしていいんですよ 少々手荒くても壊れませんから」
健吾の下腹の濃い体毛に顔を埋め震える声で呟いた。
「ど、どうすればいいか‥」
「気に入った所に触れ、さすり、キスをする‥それだけです。そうしたければ噛んでもいい‥」
沼田は震えながら頷いた。緊張の溶けきらない沼田の躯は堅い。
(どうやら動けそうにないか‥)健吾は躯を廻し寝間着を手にする。寝間着を羽織り、沼田を囲う。
姿が隠れる‥、それがどれほど人を自由にするか健吾は知っている。健吾の躯を抱きしめていただけの沼田の手が、寝間着の中で分厚い腰をさすりだした。
健吾は主導権を沼田に委ねながら、リードしようとしていた。
「はあぁ‥」健吾は沼田に聞こえるようにため息を響かせる。
(さぁリラックスして‥)沼田は健吾の下腹に顔を埋めたまま帯を解いているようだ‥床に跪いて健吾のモノに触れた。脈打ちながら勢いを増すイチモツに震える唇を当てた。
「あぁ、気持ちいいですよ‥(もっと大胆に!)」健吾はさらに声を上げた。
沼田は剛毛に覆われた健吾の逞しい躯を見上げた。大きな堅い腹、豊かな胸の筋肉、黒い乳首。
顔が見えない、それが沼田の緊張と恥ずかしさを拭い去っていた。
沼田の丸っこい掌が健吾の腰をまさぐり、太く丸い亀頭を口に含んだ。両の掌で健吾の堅く逞しい尻を撫で回す。沼田の口の中で健吾のモノは膨らみ、どんどん体積を増している‥舌先をすぼめ、探るように嘗める‥初めての味わいに歓喜する沼田だった。
(おぅ、この親父さん自分からフェラしやがった。おずおずとした感じがいいぜ‥あぁ、呻いてるよ、泣いてる?ゆっくり顔を拝みたいな‥)沼田は本当に感激で涙を流していた。
健吾が室内灯を消していた。小さなスタンドのオレンジ色の暖かい光りが健吾と沼田を包んでいる。
程良く暗くなり、親密な雰囲気を強調するツインルーム‥緊張と羞恥心は不必要なもの‥健吾が寝間着を肩から落とし全裸になった。沼田の寝間着をはぎ取り、ゆっくりと沼田に捉えられたイチモツを進めてゆく。
沼田の掌は健吾を尻を強く掴み、進入してくる健吾を受け入れていく‥
「生一さん、ああぁ‥気持ちいい‥(ほら、もっと銜えろ)」
息を止め太いイチモツを銜えている沼田が苦しそうに健吾を見上げた。健吾が動きを止めた。
「あぁ、苦しい?‥ゆっくり鼻で息をしてください。唾も溜めた方がいいです。できると思います‥」
(‥息?あっ、はい)沼田が鼻から息を吐き、大きく吸う。初めてのこと、息を止めるしか無かったのだ‥意識すれば普通に息ができることに驚く沼田だ‥。
「そうです‥ああぁ生一さんの口はイヤらしいですね‥とてもイイです‥」
沼田の躯がほぐれている‥首や肩がずいぶん柔らかくなっていた。
(唾を溜める?ああっ不思議です‥馴染んできますね‥こんなに太いのに‥口の中にあって当たり前みたいに、、おいしい‥です‥)思考が口にすぐ出るのか、考えれば舌が動いている‥舌を絡め這わせ首を振る‥そう動く。
沼田の躯に悦びが生まれているようだ。全てを収めたくて‥喉を開き自分から吸い入れる努力を始めた‥。
「俺のチンポ可愛いでしょう‥旨いですか?」
(俺を頬張り尽くしたくて、必死になっている‥可愛いな、親父さん‥素直に何でもしそうだ、へへっ)
柔らかな頭髪を後に流しつけ、濃い眉と大きな鼻を見下ろしながら思う健吾。柔らかな耳を弄り、沼田の顔を優しく撫で回し腰を揺らす‥。
(あぁ、親父を犯すのもいいな‥)健吾の動きが大きくなった。
「ああぁっ、いいよ、いいっ、生一さん、全部、食べてくれ」
(はい、健吾さん‥)
沼田は口の中で弾み始めた熱い肉棒を必死に舌で押さえつけながら、健吾の動きを受け入れる。喉に当たる健吾の肉に呻き声を漏らしながら堪える‥ゆっくりな動きではあるが初めて口に受ける沼田にはかなりきつい‥だが健吾を拒むことはしなかった。
悦ばす術をしらない沼田にできること、健吾に身を任す‥それだけ。
なんとも素直な沼田だ。沼田は躯から力を抜いた‥両腕を降ろし目を閉じる(これを受け入れるために私がいた)感覚全てがそう叫んでいるかのように‥。
沼田の鼻先が剛毛に埋もれている、鼻で息をする度うめき声が喉を震わせ、溢れ出る唾液をなんとか飲み干す。精一杯と思われた攻めも次第に馴染みだしていた。
目を開け健吾を見上げる(もっと奥まで入れて下さい)沼田の目がそう叫ぶ。
口でもそう告げているのか、雄弁に舌が跳ね、堅い肉棒に絡みつく。
「き、生一さん‥(マジ)すげぇっ‥いいっ」
健吾の躯が前後に揺れている。緩やかに離れ‥しなやかに沼田の顔に近づく‥。
押し寄せる下腹の剛毛に鼻をぶつけ、やがて完全に銜えきった時、沼田の意識は受け入れている愛しい肉棒に溶けてしまっていた。
力を抜きだらりと下げていた両腕を健吾の尻に回し撫でさする、堅い肉の感触が沼田の情欲を掻き立てる。健吾の腰に縋り付くように尻を抱き、顔を健吾にぶつけてゆく‥下腹に顔を埋め込みたいかのように。
(離したくない)沼田の呻き声は嗚咽に近いものに変わっていた。
「おうっ、あああぁ‥いいっ」健吾の声が漏れている。
沼田の舌は饒舌だった。健吾のイチモツをくるむように動き、跳ねる。
このままもっと堪能していたいが、まだまだこれからだ。健吾はイチモツを引き抜いていった。
「すげぇ上手ですね‥口に含むの(初めてですか)?」
濃い眉の下で沼田の目が(そうです)と答えている。視点がうまく合わないような、濡れた瞳。
健吾のイチモツを眺め、信じられないように健吾の瞳を見つめる。
「全部口に含んだんですよ、俺のを‥」
沼田が頷いた。自分でも信じられないようだ。
「ぴったり納まりました‥口の中で、とても‥奥まで、苦しさはありましたが‥嬉しさが‥」
沼田の目に涙が浮かんでいた。感激している。
「気持ち良かったのです‥とても、もっとしゃぶらせてください‥」
健吾は頷いた。沼田をベッドに座らせ、寄り添って健吾も座った。唇を吸う‥健吾の舌が沼田の舌を絡め取り吸い出した。長い舌、沼田は舌も長かった。
「俺にも‥(男の躯は感じるんだぜ、まず味わって‥)」
不意に健吾の舌が沼田の乳首を捉えた。
桃色がかった丸い乳首を舌で押しつけるように転がす‥乳輪を嘗め回し、唇で吸い上げた。
「あああぁっ」
弾けるように沼田の躯が答えた。
健吾の大きな掌が沼田の躯をなぞり、指が空いた乳首を摘んだ‥沼田の躯が弾み、喉をならした。
「はあっーぁ」
(すげぇ感度してるぜ‥)
「いい声だ‥あぁ、乳首が立ってます‥生一さんすげぇよ、」
更に乳首を攻める健吾。堪らず横になる沼田。左右の乳首を攻め、胸全体をぬめーっと嘗め回す‥。
「はあああっ‥あんっ」沼田の躯が小刻みに跳ね上がる。
宙を漂わせた沼田の手が健吾の頭を押さえつけた‥健吾の短髪の感触さえ沼田には愛撫に感じてしまう。
「き、気持ちいいっ‥健吾さん、ああ‥気持ちいいっ」
脇を舐め、柔らかな肉の奥にある肋骨を探るように舌を這わせ腹から骨盤を嘗め回す、健吾は舌を震わせながらゆっくりと陰毛に分け入った‥そしてお目当ての巨根へと唇を下げてゆく。
「ひっ、あああぁっ、凄い‥何故‥こんなにっ?、気持ちいいっぁあああ‥」
健吾の舌が触れる部位ほとんどに反応してしまう沼田。躯全体が敏感な性感帯になってしまっていた。
臍から恥骨まで陰毛をかき分ける健吾の舌を感じた時にはもう、躯を海老反りにするしかなかった。
「健吾さん、あああぁ‥」健吾の大きな掌が沼田の長モツに伸び、全体を柔らかくさすっている。うねるような陽物の根本を時折、引っ張るようにきつく握る。その度に亀頭を膨らませ健吾の目を瞠らせる。見事に張り出した魔羅、それが健吾の掌から伸びて踊る。
健吾はベッドから降りて沼田の太腿の間に躯を入れ、うねり起つ長大なイチモツ越しに沼田の顔を見た。沼田は涙を流し続けていた。己のイチモツ越しに健吾の顔が見えた。
「はああっ‥あっ、、(健吾さんの左掌がギュッギュッと絞るように私のモノを掴んでいる‥血液を送り込むように‥)はああっっ」
絞る度に堅さを増す陽物が健吾の顔の前で揺れていた。快感を送り込まれた陽物は亀頭を膨らませ、艶々とした赤い肌を見せる。
大きなふぐりを柔々と揉み内股に舌を這わし、濡れる舌がふぐりを捉えた。
健吾の舌は中に納まった玉を一つずつ丁寧に嘗め始めた。
絞り出すような嬌声が沼田の喉から漏れている‥吐く息全てが声になるようだ。
完全に勃起した陽物、太い血管が絡みつく赤黒い巨根。健吾の大きな掌がそれを掴み、扱き、弄んでいる。
沼田の穏やかな雰囲気からは想像できない凶暴なオブジェ。それは十分に勃起しているが、弾力に富んだゴムのようにしなやかに弾む。良質の筋肉、海綿体の中で自由に血液が移動できるのか、上下に二つ折り、左右に直角に曲げる事ができそうな具合に弾む。もちろん手を離すと勃起した本来の姿に跳ね上がる。
(すげぇ眺めだ‥堪らないぜ)健吾はその雄姿に誘われるように艶やかに膨らんだ亀頭を銜え込んだ。
「ひっ‥‥はあああぁ‥‥」
ほの暗いツインルームに沼田の嬌声が響き続けた。
穏やかな暖かいベッドスタンドの灯りが二人の男を包む。
揺れる影が艶めかしいリズムを刻み、生成色の部屋を悦楽の風で覆う。
太い息が己を掻き立て、愛しい人を悦びに震わせる。
憧れは、躯を誘う、淫蕩が悦びの全てであるかのように。
沼田の声が息を吸いながら漏らす声に変わっている。
断続的に息を吐きながら‥、鳴き声は止まらない。健吾の瞳は沼田を見つめている‥沼田はその瞳から目を離せない‥時折きつい目をする健吾。(どうやってチンポを舐めるかよく見ろ)健吾の目はそう語っているかのようだ。
亀頭の割れ目に舌を差し込むように擽る健吾の舌‥顔を廻しカリを嘗め尽くすような感触‥太い葉巻をくゆらせるようにイチモツに吸い付く健吾だった。
「気持ちいいですか‥」
優しい目で見つめながら尖膨から口を離し、健吾が囁いた。いつもの優しい顔。
毛深い腕で沼田を包みながら顔を寝かし、太い肉棍を噛むように嘗め始める健吾に見とれる沼田。
「はあっ‥あああ、いいっ‥‥」
口が緩み、舌が麻痺したように呂律(ろれつ)が回らない沼田だった。
根本一握りを隠した大きさが、健吾のイチモツぐらい‥14、15cmぐらいあるだろうか。太さは健吾の大きな掌がようやく掴める太さ。
沼田は驚き、更に感激していた‥健吾が沼田に優しく言ったのだ。
「生一さんのチンポを銜えてみます‥全部。」沼田は今までそんなことをされたことが無い。できるのだろうかと戸惑いを見せる沼田、その瞳が期待に濡れていた。
「‥あぁ、本当ですか?‥、嬉しい。お願いします‥」
「旨い摩羅だぜ、生一さん‥ほんとに。」健吾の太い指がイチモツを押し下げ、頷くように頭を揺すりながらじわじわっと銜え込んでゆく‥。
亀頭をじわっと銜え、舌を震わせたかと思うと前後に顔を振りだした。
「うっうわ、あああぁっ‥はぁっ‥ひっ‥」
沼田の口から言葉にならない嬌声が漏れる。健吾のしゃぶり方は沼田の想像を超えていた。
にゅうっ、、ぬらぁっ、、ずるーっ、、と三度ほど出し入れを繰り返すと根本を掴む左掌に到達‥、一息入れると頷きを繰り返している。。
「はぁっ、あああ‥はぁっ、あああ‥」
(おうっ、、オヤジさんイイ声上げるぜ、さぁもっと鳴かせてやる‥)
弾力のある沼田のイチモツを上下に震わせる小刻みな首の振り‥健吾は単純に飲み込もうとはしなかった。十分に喉に慣らし、歯に当たらぬよう舌でカバーしながら銜え込んでゆく。
「ぬふぅ‥ふうん‥(太ぇ‥)」唸り声が沼田の耳に届く。
沼田は唇を噛み、声を抑えようとするが、目は健吾が己を銜え込む様から離せない。
前後に顔を振る度、見え隠れする太い血管の絡みつく己のモノ。
自分のグロテスクなモノを憧れの人が銜えている‥沼田は自分のモノを初めて愛しいものと感じ始めたのかもしれない。SEXがうまくできない自分のモノ、恥ずべきモノ‥奇形的なもの、沼田はそう思っていた。
沼田の意識、理性の箍が外れかけていた。
健吾は沼田を見つめたまま顔を振り、ゆっくり唇を退いてゆく。唾液で濡れ光る沼田の分身が健吾の唇から伸びるように現れる。
「はぁっ、あああ‥はぁっ、‥(優しい目が“きいち”を見つめながら掌で“きいちのモノ”を扱くぅ、あんっ、先膨れも舐めてるよ~)はぁっ、あああ‥」
健吾の右掌が沼田のアナルに遊び始めていた。てらてらと濡れ光る健吾の太い指。ラブオイルを塗った指で沼田を触っていた。健吾の動きは自然なリズムを刻む、反応して悶える沼田。
沼田には健吾が送り込む快感がどこで発生しているのか判らなくなっていた‥。意思に関係なく腰がくねり、腹を波打たせる‥
波と砂浜。健吾は波、沼田が砂浜、波は嬲り、そして砂に浸透してゆく。
「はぁっ、あああ‥はぁっ、あああ‥」
自分が声を漏らし続けている事にさえ気づいていないかも知れない。
健吾は沼田の陽物の大部分を銜えたまま一息いれた。
「ふぅ‥ぬふうーん‥(まだあるぜぇ‥)」
残り指2本分ぐらい、それを沼田がしたように顔をぶつけるように銜え込む。同時に中指を沼田のアナルに潜り込ませた。
「いっ、はぁっ、あああ‥」
唐突に尻に異物感が奔り、腰をもがかせる沼田。が、健吾は顔で沼田を押さえつける。
沼田の陽物は完全に健吾の喉に捉えられていた。
十分にラブオイルで濡れた健吾の指。沼田の尻はすぐ健吾の指に馴染んでゆく。
健吾銜えられた沼田のイチモツは直腸からの刺激を受けとり、より敏感になっていた。
健吾の喉の粘膜の動きが鮮明に伝わる。健吾の蠢く舌、下腹に感じる熱い息が沼田を暖め溶かしていた。
「はぁ、はぁ、ああん‥健吾さん、ああ、溶ける‥ああ、お尻が熱い‥」
健吾は波のリズムを取りながらゆっくりと陽物を吐き出した。濡れ光る凶暴なオブジェを撫でさすりながら沼田を見つめる。
「すげぇ‥やっと、全部だ‥喉のずいぶん奥まで届いた‥」
沼田の顔は赤く火照り、恥ずかしそうに健吾を見つめた。
「はぁっ、あぁぁぁ~ぁぁぁ‥」
躯の中に健吾の指を感じている‥せつなく眉がゆがむ、開けた口から細い声が漏れている。
「力を抜いて‥」
「あっ、あんっはぁぁぁぁ‥」か弱く鳴く沼田、直腸の中で蠢く指‥ぬらりとした感触が沼田をとまどわせている。
「生一さんの中は‥あぁっ、暖かいですね、ホントに柔らかいですね‥」
「はぁぁぁぁ‥あんっ」
「尻の穴も気持ちいいでしょ、ほら、どうです?」
健吾の掌が沼田の手を掴み引き寄せる‥沼田の躯を起こし背中を抱いて唇を合わせた。健吾にむしゃぶりつく沼田。健吾は指を2本に増やし抉るように動かした‥痛みを伴う健吾の動きにも舌の動きで必死に答える沼田だった。
「あ゛あぁ 好きにしてください‥ああっ、健吾さん‥」
沼田はベッドの上で転がされ、呻き善がっている。
自分の躯がどこにあり、どんな姿勢で嬲られているのかも判然としない。
目の前に健吾のイチモツがあれば喰らい付き、喉の奥まで吸い入れた。健吾の指示を素直に聞き入れ、尻を抱き健吾のアナルに指を差し入れることも覚えた沼田だった。
沼田の尻は健吾に嬲られ柔らかくほぐれていた。
健吾に対して完全に気を許し、欲せられるままに健吾のアナルを嘗め、舌を挿入し健吾を悦ばせた。
「あああぁっ、中まで、嘗めてくれ‥ああそうだっ、、いいっ」
健吾の言葉が沼田を快感の奔流を招き、健吾も同時に沼田の舌を堪能していた。
‥尻の穴、アナルが性器であること‥それを理解した沼田は自分から健吾に犯されることを望んだ。
「入れてください‥ああ、、お願い」
「俺のチンポ入れて欲しいんですか、どこに入れます?ちゃんと言葉にしてください。生一さん?」
「ああぁ、欲しい‥、生一の、お尻の穴に‥健吾さんの太い摩羅を入れて‥」
「生一さんの巨根ほどじゃないですが、俺のチンポも結構太いですよ」
丸い柔らかい亀頭を沼田の菊門にあてがい捏ねるように埋め込む。
「入れますよ‥」
健吾に足を広げられ、ふぐりを弄られゆっくり貫かれた。
「はああああっーっ、ああああっ‥」
健吾の太い摩羅が半分ほど挿入されていた。激痛と圧迫に堪え切れず叫ぶ沼田。躯は沼田の意に反して自然に暴れようとする。
「半分程入りましたよ生一さん、ほら‥大丈夫、力を抜いて‥」
躯を起こそうとする沼田にのしかかり胸を合わせる。沼田が健吾に縋り付いた。
「ああっ、、凄い、か、躯の中、あっ、一杯に、、健吾さんがっ‥ああぁ」
健吾はゆっくり腰を入れてゆく‥ふっと抵抗がなくなり、吸い込むように‥ぬりゅぅっ‥と飲み込んゆく‥恥骨がぶつかった。
「おぅっ、、全部入ったぜ、生一さんの中に‥ああぁ、すげぇ‥キツイ締まりだ、気持ちいいぜ‥」
「はあっ、はぁっー、うわっ、う、動かないでっああああーっ」
健吾は沼田の両脇に手を通し肩を掴まえ、沼田を抱きしめながら捏ねるように腰を擦りつけていた。
「健吾さんっ、ああ、ああっ」
「じっとしてますよ‥ああ気持ちいいぜ‥生一さん」
言葉と裏腹に健吾の腰の動きは止まらず、沼田の直腸を捏ね回す。
「健吾さんっ、じっとしてっ、あがぁ、ああっ」
健吾の分厚い胸にしがみつき、激しい圧力に耐える沼田。
ふっと躯から力が抜ける、沼田は顔に笑みを浮かべようと健吾を見つめていた。
沼田は健吾の太いイチモツの圧迫に耐えながら受け入れ、全てを感じようとしていた。
「これが‥女性の感覚なんですね‥躯の中に好きな人を受け入れる‥すばらしい」
「じきに気持ちよくなりますよ、俺も突っ込まれるのは好きです‥こんな風にされると最高です‥」
健吾が深く突き入れたまま躯を揺すった。
「あっ、あっっぅ」
捏ねるような注挿が沼田の内壁に微妙な感覚を与えていた。
沼田の躯、深いところに快感が生まれようとしていた‥軋むような痛みの方が、はるかに勝ってはいるのだが‥。
「ああっ、あ、熱、い痛みの中に‥ああっあります!なにっ、こっ、ぇ‥ぁぁああっそこ、あっ」
沼田は健吾の肩に縋り付き、顔を埋めて健吾に囁いた。
「こ・怖い‥あぁ、健吾さん、、、はぁっ、う、動かないで‥」
「感じるんでしょ、生一さん感度いいですから、ほら」
沼田に腰を擦りつけながら健吾が聞いた。
「あぁ‥んっ、ぁぁぁ」
「尻の穴にすっかり収まってますよ、ほら触って」沼田はおずおずと自分の尻に手を廻しそこを確認した。
「う、うぉっ、あっん‥本当、に‥ああぁ、根本まで‥」
沼田の陽物が弾むように勃起し、丸い先端から溢れる先走りが臍の周りを濡らしていた。
「生一さんのも勃起したままですね、こんなに濡れてますよ。俺に入れてみますか‥」
健吾の掌が沼田のイチモツを扱く、先走りが溢れ出る。ゆっくりと滴が糸を引き臍に繋がった。
「ほら、こいつも入りたがってる‥こんな風に突っ込みたいんでしょ、俺ん中に」
健吾がゆっくりと腰を前後に揺する、太い摩羅がイヤらしく見え隠れしている。
「色っぽいですよ、生一さん‥とても」
「ああぁっ、いい、痛いっ」
健吾はラブオイルを沼田のイチモツに塗りたくりながら、ゆっくりと時間を掛けて躯を放した。
鼻を鳴らし目を瞑り、痛みと快感に耐える沼田は可愛かった。
湯船に浸かる丸い躯が赤く火照り、健吾の視線を受け止めていた。
シャワーを浴びながら健吾は沼田の躯を見つめている。恥ずかしげに沼田が笑う。長い眉毛、大きな鼻。黒い瞳が健吾のゴツイ体躯をしっかりと見つめる。
健吾の陽物は勃起したまま沼田の顔を狙っていた。躯を洗い終え浴槽に腰掛ける健吾。身を乗り出しそれを銜える沼田だった。
「とてもいい具合でしたよ生一さん‥(お尻は)痛くありませんか‥」
沼田は頷きながら健吾にしがみつき、喉を鳴らした。
「ゆっくり馴らしましょうね。」
(ああ、あのまま銜え込みたかったな‥。しょうがねぇな、汚れちまった俺のん見せちゃ親父さん退いちゃうもんな‥)残念な健吾だが、そぶりは見せない。少しは大人の健吾だった。
「朝早いですから、もう寝ますか?」
躯を乾かしベッドに入る健吾。もちろん裸のまま、掛け布団を持ち上げ沼田を招き寄せる。
沼田も裸のまま健吾の懐に潜り込んだ。
「あぁ‥とても気持ちいいです。健吾さんに包まれて眠れるんですね‥」
「狭いし、鼾かくかもしれませんが‥」
「是非、聞かせてください。嬉しいです、それも‥」
「‥‥」
健吾はスイッチを切るように簡単に寝入ってしまった。
話足りない心地の沼田は健吾の躯に擦り寄って健吾の剛毛の感触をひとしきり確かめていた。
手の甲、腋、胸と腹、臍から陰毛へ‥飽きることなく体中をまさぐっているうちに健吾の柔らかな太い摩羅を口に含みたくなる沼田だった。
健吾の鼾が聞こえる。
聞き心地よい低音の響き‥、一定のリズムが安心感に浸らせてくれた。
好いた漢(おとこ)の声なら鼾さえ好ましい。沼田はベッドに潜り込み健吾の太摩羅の感触を楽しみながら思っていた。一頻り口に含み、納得したのか、再び健吾の胸に抱えられるように寝直す沼田。
目の前に無精髭の伸びた健吾の顔、健康そうな寝息。
健吾の躯に足を絡め目を閉じる‥沼田も眠りについたようだ。
健吾の左掌が沼田の股間を掴んでいるのにふと気付く。
時計を見るとまだ2時15分、小1時間ほどは寝たようである。
すっかり目覚めた沼田は健吾の股間を確かめてみた。沼田の掌に納まる柔らかなおちんちんがあった。
ドキドキしながら健吾のおちんちんを触っていると、おちんちんが脈打ちながら太く堅い摩羅になってゆく。
目を閉じたままの健吾。しかし、沼田のモノを掴む健吾の掌が動きだした。
沼田の股間も弾むように勃起してゆく。健吾と沼田は同時にため息をあげた。
「健吾さん‥続きがしたい、とても眠れません‥」
「あぁ、生一さん‥でかいなぁ、堪らねぇよ‥俺に入れてくれよ、なぁ」
耳元で囁く健吾の掠れた声が沼田の男心を熱くした。
「わ、私が‥入れるんですか・?」ためらう沼田、だが沼田の勃起は牡として昂奮し、堅さを増している。
「ああぁ、すげぇ‥コイツを俺に突っ込んでくださいな‥」
健吾が躯を起こし布団を跳ね上げた。沼田の躯に覆い被さると体中を舐めはじめた。
すでに火照り、昂奮していた沼田の躯は簡単に火がついた。
沸き上がる快感に対抗するように健吾の躯を撫で回し舌を這わす‥目の前に健吾の逞しい尻があった。喰らいつく沼田‥薄く剛毛に覆われた健吾の尻を割り舌を這わす、収縮する蕾を見つけ舌を差し入れる(健吾さんが悦んでくれる)そう信じ、中を掻き回すように顔をぶつける沼田だった。
健吾が俯せに沼田に尻を向けている‥尻を掲げ沼田を誘う。
沼田が大きな尻を抱えてゆっくりと己の亀頭をあてがった、柔らかい秘肉の感触‥十分な潤いを持つ健吾の秘孔はゆっくりと沼田の巨根を飲み込んでゆく。
沼田の丸い亀頭がひしゃげながら隠れ、奥へ奥へと吸い込まれてゆく。
「おぉおぅっ、っげぇ‥そう‥ゆっくり埋め込んで、あぁ‥」
柔らかく包み込む健吾の秘肉の感触に、我を忘れのめり込んでゆく沼田。
「暖かい‥、はぁ~っ、柔らかい。すばらしいです。。健吾さん」
「おうっ‥金玉が俺にぶつかるように‥おぅふぅぁぁ‥突いて、深くっ‥あああぁ、そうだっ‥」
「まだ‥半分ほどです、ああぁ‥もっと入れて大丈夫、ですか‥」
健吾に渡されたオイルを塗り込め徐々に肉棍を埋め込んでゆく‥突き当たるような抵抗がある‥
「おぅっ‥あはああっ‥止めないで、、もっと入れて‥おおおぉ」
角度を変え突き入れると吸い込まれるように、にゅるるっと入ってしまった。
「ぜ・全部‥入りました‥、凄い‥ああぁ、おおぉ‥吸い付く。健吾さん凄い‥」
「はぁ、ああぁ‥いっぱいだ‥すげぇ、ああぁ、中でうねってるぜ、もっと奥まで‥」健吾の太い息、切ない響きが沼田を更に駆り立てる。
沼田の腰が柔らかく動き始めた‥女性に対する遠慮がちな優しい動きが身に付いている沼田の動き。
滑らかに、慎重に、受け入れている秘肉を壊さぬようしなやかに動く腰。
「ああぁ‥うほぉっ、あっあっあっ‥すっげぇ、はああぁ、おっ゛お゛う゛ぁぁぁ」
健吾の鳴き声が低い唸り声に変わってゆく‥沼田の20cmをゆうに越える肉棍が軋むような濡れた音を立てている。
長い注挿を受けながら健吾が躯を半転させ横向きに沼田を受け入れる。
「がはっぁっああぁ‥き、生一さん‥雁が開いてすげぇ、掻き回してくれっ、、もっと」
沼田は腰を健吾にぶつけ、深く突き入れたまま健吾の腰を揺らした。
健吾に比べ小振りではあるが、恰幅のいい逞しい躯を十分に動かし健吾を攻め続ける沼田だった。
「はぁっ、はぁっ‥こうかっ。うんっっ、おうっ、凄いっ‥あああぁ」
沼田の口調が変わりはじめている。健吾を攻める牡と変化している。
「これがいいのかっ、それっ、‥うんっ‥おぅっ、お、奥から押し寄せるように締まる‥」
「お゛お゛っ、そう、もっと‥ああぁっ、いいっ‥突っ込んでっ、もっと、、」
沼田は健吾の躯を転がし、足を割広げ覆い被さった。腰を大きく使い長いストロークで健吾を攻める。
「すげぇよ‥うおっ‥うおっ‥生一さんっ、」健吾が沼田を締め付ける。
「なんて、穴だっ‥柔らかいっ‥あっ、し、締まる‥締まる、る‥あっああ、ああっ」
「キスしてくれっ‥」健吾が躯を揺すりながら、沼田を見つめた。
「うっおっ、、健吾さん‥凄いっ、この感触、おお、こんな、初めて‥いいっ」
「はぁぁぁ、突いてくれ、もっと‥ああっ」
健吾は沼田の顔を引き寄せ、かぶりつくように唇を合わせた、沼田の口を犯すように強く舌を差し入れる。
健吾の舌を感じ、絶頂感が一気にが近づくが沼田の弾む腰は止まらない、夢中で腰を打ち付け肉音を響かせた。
「んっ、んっ、んっ、、ああぁっ、、吸い込まれるっ、、いっいっく、、ああっ」
「ぁあっ、ぶち込んでくれ、思いっきり、、ああぁ、いいぜっ」
「あっああっ、、往くっイクっ、、」長大な肉棍が堅さを増し、丸い膨らみを割って大量の精が弾き放たれた。
「あああぁっっ、弾けるっ、尖膨が‥溶ける、ぅぅ‥」躯を真っ赤に染めて健吾にしがみつき、何度も腰を痙攣させる沼田だった。
「おうっ、すげぇっ、、熱いのが、、俺ん中にっ‥」
「ああぁっ‥凄いっ‥まだ、続いてる、、こんなに、長く弾けるの、初めて‥ああぁ」
健吾の胸に顔を埋め、乳首に囓りつき荒い息で応える。
「俺も、こんなにでかいの、突っ込まれたの初めてだ‥ああぁ、もっと欲しい‥」
沼田が腰を揺らせた。太さをそのままに芯の溶けた巨根が健吾の中でうねる。
「ああぁ、、このままで‥続けること‥できると‥思います」
驚く健吾。(すげえ、かなり大量の精液をぶちまけたはずだぜ‥絶倫親父なのか?)
うねる肉棍、丸く爆ぜる尖膨がかなりの快感を持って健吾の芯を揺らす。
「抜かずに?生一さん、すげぇ。俺ん中が気に入りましたか?」
「はいっ、今抜きたくありません‥ですが‥」
今だ容積を失わない尻の中の巨根を締め付けながら健吾が優しく聞いた。
「どうしたいんです?」
大きな鼻を真っ赤にして沼田が呟いた。。
「私にも健吾さんの種をください‥」腹に挟んだ健吾の太真羅を愛おしそうに撫でる‥
俺を女みたいに扱って、思いっきりぶち込んだ親父さん。だが生一さんはやっぱり可愛い。
「キツイかもしれませんよ‥」
真っ直ぐに健吾を見つめ、頷く沼田だった。
快晴。
ご機嫌な健吾。沼田も柔らかな表情で朝を迎えている。
長い夜が終わり、クラブハウスの食堂で仲良くお食事。健吾は2つめのモーニングを頼んだ。
「いやぁ、昨夜は夕飯抜きでしたので‥すっげェ腹減ってるんです」
「えっ、そうだったんですか?すみません気がつきませんで‥」
沼田が申し訳なさそうに、謝った。ミックスサンドを頬張りながら健吾の目が笑う。
「ん、違うんです‥」健吾が周りを見渡し、沼田の耳元で小さな声で囁いた。
「‥生一さんのでかいのん食べたかったんで、腹ん中きれいにしときました‥」
沼田の顔が真っ赤になった。
「そ、それ、本当ですか? あぁ、そうするんですね、‥‥」
沼田の躯に健吾の柔らかさ、熱さ、力強さが残っている。再び生一の股間に熱が溜まりだした。
「凄いシャフトですよね、しなやかで、弾力があって、ヘッドの感触も最高でした」
「健吾さんの躯、柔らかかったです‥暖かくて。素晴らしいお躯です‥」
健吾の足がテーブルの下で沼田の足をつついた。沼田もそれに答え足を僅かに揺らす。
沼田の顔が上気し目が潤む‥震える唇が想いを告げた。
「まだ中にあるような気がします」
「俺もですよ、いいもんですね。繋がったまんまな気がして‥」
「すばらしい一夜でした‥」溜息混じりに沼田が呟いた。
健吾の目が笑って同意した。何処まで男の恋心を理解している?健吾ったら‥
沼田の目が潤んでいる、本気で惚れてしまった親父さん。来月で48歳になる教頭先生だ。
健吾は平の教員、独身男。教え子に手を出し、そして上師にも。
このまま平和なら幸せな男だった。ミックスサンドとホットサンド、ゆで卵2個。沼田のサンドイッチも半分貰ってようやく一息。ゆっくりコーヒーを飲んでいるところに同伴プレーヤーらしき男が現れた。
「おはようございます。沼田先生」
年の頃は沼田と同じくらいだろうか、肩幅が広く引き締まった顎。彫りの深いシャープな容貌を持った紳士然とした男、洗練された感じも受けるが健吾の目には猛禽類にも似た冷たさを持った男に思えた。
沼田が立ち上がった。慌てたのか、椅子がぎこちなくつっかえるように音を立てた。
「おはようございます。鷹部(たかべ)先生。今日はよろしくお願いいたします。こちらは林田先生と言いまして 私と同じ高校の先生しておられます」
鷹部と呼ばれた男が健吾を見つめた。ユダヤ系の人種であるかのような黒い瞳に見つめられ、妙な違和感を持つ健吾‥(こいつ、やばい?)穏やかで心地よい時を壊され、憮然と男を見つめる。しかし、沼田の視線を感じ無理に笑みを浮かべた。
「林田と言います。今日は突然参加になりましたが、よろしくお願いいたします」
立ち上がり挨拶をする鷹部の目に賞賛の色が浮かんだ。肉の壁、物理的な圧力を持つ塊のような健吾の躯に驚いたのだ。
「鷹部と言います。沼田先生とは大学時代からの縁で、今の学校に入る前の同僚でもあります」
「はい。私の2年先輩になります、いろいろとお世話になりました。ゴルフの腕も素晴らしいんですよ」
(縁だと?)沼田の様子に緊張を見て取る健吾。沼田の目に怯えがあるような気がした。
「もう一人は今 着替えております。ウチの高校の体育の教師です。まもなくこちらに来るでしょう。」
鷹部の目が健吾と沼田を交互に見つめた。薄い唇が皮肉っぽく笑ったような気がした。
(この鷹部って男‥ホモだな。間違いなく。そしてヤバイ趣味を持ってそうだ)
健吾が沼田を見つめた。沼田は頼りなく笑った‥。
(なるほど、こいつか。俺が呼ばれた訳は)
「沼田教頭。座りましょう、もう一人の方が来られるまで ゆっくりコーヒーを頂いていましょう」鷹部のパートナーに興味を持つ健吾だった。
「‥そうですね」
健吾は沼田の背を右掌で支えるように沼田を座らせ、ゆっくりと席に着く。テーブルの下で素早く沼田の左掌を捉え、きつく握りしめた。沼田も縋るように握り返す。ゆっくりと沼田を見つめ柔らかく口を開いた。
「コーヒーのお代わりいかがですか?私、もう一杯貰います」
「いえ、もう‥。お水をいただきます」
健吾はお代わりを頼み、鷹部もコーヒーを注文した。良く焼けた肌を艶やかに照からせ、薄い唇で嘗めるように水を含む鷹部、長い指が静かにグラスを置いた。
「林田先生とおっしゃいましたね。迫力のある立派なお身体されてますね、何をなさっておられます?」
健吾が静かに答えた。
「子供の頃から柔道をしてきました。大学ではラグビーも少し‥、今は柔道部の顧問をしております」
「そうですか、その自然体の迫力はさすがに武道ですね。感心いたしました。」
「いやぁ、もう現役を離れ長いですから‥だいぶ衰えてきましたね。力は弱くなりました」
「ほう、力は、ですか。頼もしいですね、技は健在ということですね。ゴルフの方はいかがですか?」
柔らかな笑みを浮かべながら沼田に語りかけるように尋ねる。
「林田先生の場合、キャリアが技に浸透し極自然に‥。もしかすると、現役の頃よりお強くなっているのでは?と思う時がありますよ。ゴルフの腕も素晴らしいです。」健吾を見つめながら、沼田が堂々と言ってのけた。鷹部の言葉尻に揶揄のニュアンスを受け、発憤したようだ。
(驚いたな、親父さん、よく知ってるじゃねぇか)気分を良くした健吾が続ける。
「このコースは今日で2回目です。初回はなんとか42・45で回ることができました。まぐれかもしれませんね。出たとこ勝負です、私のゴルフは‥。鷹部さんも立派なお身体されてます。雰囲気もお持ちです、ゴルフもかなり出来そうですね。」
学生時代はずっと水泳をやっていたと言う鷹部の身体は実際、壮年と言うには若すぎる動作をする。腹筋の締まった肩幅の広い身体。首も逞しい、手足の長い外国人の骨格を持っているようだ。身長も176cmの健吾より高いかもしれない。鷹部が余裕の笑みを見せた。
無遠慮な足音を響かせながらもう一人の男が現れた。
「清多(きよた)です はじめまして」
健吾よりずんぐりした体型、白い肌、角刈りに近い短髪。健吾の自然な癖毛をずぼらに撫でつけただけの短髪とはムードが違う。歳は若そうだ、32、3くらいだろうか。一見、剽軽な顔立ちだが、一癖ありそうな雰囲気は鷹部と共通している。自慢の体躯はレスリングで鍛えたと言う。
健吾にはウドの大木に見えたが‥身長は健吾より低い。健吾の様子に敏感に反応し、上目遣いに睨むような目つきを時折見せた。教師のムードではない、本当に教師であるか疑う健吾だった。
「では、お先に失礼します。パットの練習場にいますので」
健吾と沼田は、清多という男に会うなり、簡単な挨拶をすませ席を立った。
「やっかいそうな相手ですね」健吾が呟いた。
「申し訳ありません‥相手のことをほとんどお話ししませんで‥」消え入りそうな声で沼田が詫びた。
「いいえ。気にしなくて結構です。付き合いを断れない相手だとお察ししました。俺を選んで下さってお礼が言いたいくらいです。生一さんがあいつらの中に混じるのを想像すると寒気がします‥生一さんに触れさせません。ご安心ください。」
無言で健吾を見つめる沼田。健吾の洞察の深さを驚きの目で見つめる。
「やつら、生一さんを狙ってますね。縛って、いたぶりたい変態に思えます。今日で縁を切れるよう対処したいと思います。」
「な、何故‥判るのですか あれだけの会話で‥」
健吾は静かに、臭いで判ります。と、答えた。
「ゴルフが終わった後の風呂が好きなんです。ですから、ヤツラを風呂に入れない工夫をしますので、目を瞑ってご勘弁下さい。さて、確認します。」
健吾は鷹部のバッグを探し始めた。驚く沼田。
「清多はたいしたことありません。鷹部、ヤツを黙らせるには仕掛けが要ります。」
バッグを見つけた。鷹部という珍しい名前はこのゴルフ場に今、一人しかいないだろう。
「これですよね、確か」無造作に中を調べる、そして見つけた。
「鷹部と清多はできてます。多分。これに写っていると思いますよ」
健吾は手にしたデジカメのスイッチを入れた。しばらく弄って、液晶画面に映して見た画像を見つめる。
「見ますか?」
「こ、これ‥は、非道い。」
「ヤツラの趣味です、合意の。清多はこうされて悦ぶ男なんですよ。」
白い縄に縛られ呻いているような清多が写っていた。何枚も‥黒い道具を持つ鷹部が写っている画像もある。液晶の小さな画面からも鷹部の残忍な喜悦が伺える。沼田は青い顔で健吾を見つめた。
健吾はスイッチを切り、メモリカードを取り出した。健吾の知らないタイプだが、使い方は似たようなものだ。予備メモリもある、中身を確認‥画像なし。OK。
「念のため預かっておきます。ヤツラが無害ならお返ししましょうね」
あきれる沼田、目が笑っている。吹き出しそうな沼田の顔だった。
「さて、ずらかりましょう。」健吾が陽気に笑った。
「はい。」もう安心だ、健吾さんが守ってくれる。沼田に柔らかな笑みが戻った。
「あ、そうだ。申し訳ありませんけど‥今のカメラと同じもの、生一さん買ってくれませんか」
他のカメラで画像の取り出しができるか判りませんので‥と申し訳なさそうに言う健吾。金がない健吾だった。
「喜んで!カメラの形、名前覚えています。メモいたします。」帰りに探しましょうと笑った。
健吾に染まり、フランクになってゆく沼田。急ぎ足で先を歩く健吾の大きな背中を見ながら尻尾を振って付いて歩く子犬のように後を追う沼田だった。トラブルを楽しむ健吾に益々惚れてしまったようだ。
あ~あ、これは堕落かなっと健吾は思ったとか‥思わないな、前頭葉のない健吾、健在。
健吾がはたと足を止めた。
「生一さん‥、俺 喉が渇いたんですが、お願いしていいですか‥」
「はい? なんなりと仰ってください」
健吾はトイレを見ている。すっと視線を沼田に向けた。
「‥?トイレがなにか‥」
「まだ、大夫時間があります、スタートまで」
健吾は沼田の手を取り、ずんずんと歩いてゆく。引きずられる沼田。どうしたのか判らないまま健吾に引っ張られてゆく‥。
一番奥の個室の前でくるりと振り返った。沼田を抱き寄せ唇を奪う‥驚く沼田‥従う沼田‥健吾は沼田の唇を吸ったまま個室に沼田を押し込み、そのまま雪崩れ込み‥後手でドアを閉めた。
「ああぁ‥健吾さん、どうなさったん‥ですぅあぁっ」
無言で沼田のズボンに手を掛けベルトを外し、ズボンを降ろした。
「ヤツラの顔を見る前に、もう一度下さい、生一さんの‥たっぷり飲ませてくださいな‥」
戦いの前に荒立つ健吾。‥勢いに飲まれ、目を瞑り身体を開いてゆく沼田‥(生一の為に戦ってくれる)切ない想いが身体を撓ませた。
沼田の緩む唇を覆うように被さる健吾の唇‥健吾の逞しい顎が沼田を吸い込もうとするかのように動く。健吾の咥内から沸き上がる大量の唾液が、上を向いて受け入れる沼田の中に‥流れ込んでいる、沼田はそれを素直に受け喉を鳴らす‥そして、長い舌が健吾の中で悦びを伝える‥沼田の舌は雄弁に悦びを語っていた。
ブリーフに差し込まれた健吾の大きな掌が沼田の前と後を攻めている。今朝の感覚を残す沼田の身体は柔らかく健吾に反応していた。腰から力が抜けている‥健吾に凭れ、喘ぎ、出ようとする吐息を押さえ込み、必死に健吾に付いていった‥
沼田が壁に凭れ、緩やかに前後に腰を振っている。驚くほど長い沼田の陽物が健吾の喉を突く。尻に指を埋め込まれ、切ない顔で己の指を噛む‥声を漏らさないように自然にそうしたようだ。右掌はシャツの裾に潜りこみ乳首を弄っている‥首を揺らし喉を開き沼田の陽物に吸い付く健吾。止めどもなく沸き上がる快感に身体の芯を熱くする沼田。いつ人が入ってくるかも知れないクラブハウスのトイレで‥、というスリル、いけないことをしている緊張感が、より沼田を熱くさせていた。
沼田が身体を震わせ、上半身を折り健吾の頭を抱えた。
「はぁっ、あっ、‥イっ、イクっ‥」沼田が小さく鳴いた。
健吾の動きが慌ただしく弾む。口の中で弾ける陽物。腰が砕け、座り込みそうになるほどの快感にただ熱い吐息を漏らす沼田だった。
口の中で弾ける射精を存分に味わい尽くそうと喉を鳴らす健吾。陽物の根本から先まで扱き上げ、溢れ出す白い滴をきれいに嘗め取ると、沼田の顔を仰ぎ唇を合わせた。
「唾も下さい」健吾の言葉を聞くと自然に沼田の咥内に唾液が溢れだした。健吾は流れ込む唾液を口に溜め、音を立てて飲み下した。
「あぁ、たっぷり出ましたね。旨かった」立ち上がり、沼田を抱き締め耳元で囁く健吾だった。
洗面所で顔を洗い、掌に水を溜め口に流し込む健吾を見つめる沼田、‥心配そうに健吾を窺う。
「大丈夫ですか‥」
沼田を見つめ爽やかに笑う健吾。
「えっ?もちろんです。ごちそうさまでした。沼田さんの元気を分けてもらいました」
ご機嫌な様子を見て、安心した笑みを浮かべる沼田。あれを飲んでくれたのは、(健吾さんが)初めてですと、洩らす。それを聞いて「がはは」と笑う健吾だった。
健吾と沼田が笑いながらトイレから出る時、清多に出合った。清多は馴れ馴れしく沼田の肩に手を置き沼田と健吾の顔を嘗めるように見比べた。
「おや、お二人揃って仲良くお手洗いですか、愉しそうですね」妙なニュアンスを込めた物言いだった。
健吾は沼田の肩に置かれた清多の掌を払い、二人に割って入った。
「えっと、清多さん‥でしたね。妙な仰り方をなさいますね、ま、今日はよろしくお願いいたします」
清多を見下ろして健吾がさりげなく告げた。
「ふふん、何か気に障りましたか?」下卑た目つきで健吾を見る。
「どいて貰えませんか、通れませんので」
「避けて通ればよろしいではありませんか?」
「貴方に道を譲る気はありません、お退きなさい」語気を荒げることなく、自然な口調で命令をする健吾。
清多の顔が赤く染まり、怒気を露わに身体を膨らませる。
「強気ですね、いつもそうなのですか?」
言葉尻を上げる清多の物言いは人に不快感を与える。低劣さを隠そうとしない哀れさ‥健吾の表情に同情が混じる。それを察知し、一気にテンションをあげたようだ。
「トイレで何をしていた?怪しいぜ、お二人さん?」
「ふっ、下衆な勘繰りをなさればいい。ご自由に。さ、早く用を足さないと洩らしてしまいますよ」
瞬間的に清多の身体が弾ける。健吾に掴みかかろうと詰め寄る清多の身体が不意に沈んだ。健吾が清多の出足を払ったのだ。
「では、通ります」健吾が前のめりに膝をつく清多を見捨て、沼田を抱えてトイレを後にしようとする。
「待て!この野郎!」
「何か?そんなところで躓くような方に、用はありませんが」
清多がキレた。土下座に近い姿勢を晒し、軽くあしらわれる屈辱に我を忘れ、跳んだ。健吾までの距離は2m弱、それを一瞬で詰め寄るタックル。健吾の後には沼田がいる、健吾は無造作に清多の顎、首に近い右頬に掌を合わせ払う、絶妙のタイミングで清多のタックルの軌道を変えた。タックルは健吾の右腰をかすめトイレのドアに激突し、一瞬の衝撃音を響かせた。スチール製の引き戸に異常はないようだった。
「ドアも壊せないタックルですか、変わったことをなさる」
清多は振り向きざまに沼田を殴ろうと右拳を固めた。健吾はそれを見逃さない、清多が振り向きモーションを起こした途端、健吾のビンタが清多の頬を打つ。
“パッシィーーーン”
余韻を残す小気味いい音が清多の感覚を狂わせた。痛みは無い、怒りを忘れるほどのビンタ。
清多が止まった‥虚ろな目が健吾を探す。健吾を見つけた清多の目は力を取り戻し、右拳を振った。惰性の攻撃‥意味を失った右拳が健吾に当たるはずがない。健吾はさりげなく見えるほどの動きで清多の右手首を掴まえた。と、同時に引きつけながら肘に右掌を合わせ、引き下げた。
引っ張られる様に前のめりに泳ぐ清多。清多の右腕が健吾の腰の高さまで下がったと時、健吾が不思議な動きをした。腰を落とし身体を沈めながら浮かぶ様な動き、健吾の右掌に全体重を預けたのだ。不意に重くなった清多の右腕‥自分の腕の重さを支えきれず、無造作に清多が転がった。冗談のようだ。
「ボスが誰だか解ったか 清多。お仕置きが必要かな?」
清多が仰向けに転がったまま健吾を見上げる。?表情に愉悦が浮かんでいる‥腹を出し服従のポーズ。そんな清多を不思議な物を見る目で沼田が眺めていた。
「な、何を言ってやがる‥」清多は健吾から目が離せない、健吾の掌はベルトを外しているのだ。革のベルト、期待に揺れる瞳。
「これが好きなんだろ?打(ぶ)って欲しいか」二つ折りにしたベルトの両端を掴み、ぬんちゃくを構えるように両手を伸ばした。
“パシィッー”ベルトが革音を響かせた。清多がビクッと震える。清多の股間が異様に盛り上がっていた。
身もだえするように身体を起こす清多。立ち上がって両手で股間を押さえている。
「ボスは誰だ 言ってみろ」
「や、やかましい‥」
“ビシッー”健吾が右掌を横に振った。革のベルトが清多の胸を捉え肉音を鳴らす。
「ヒッ‥あぁ、‥‥だ、先生‥」
「鷹部はどうした?ヤツが好きなんだろ」
「鷹部‥、嫌なヤツだ‥あんなヤツに惚れるもんか‥」左掌で股間を掴み右手を胸に抱え背を丸めながら腰を折る。膝が笑っているのだ、必死に踏ん張っている。
「どうした トレーニング不足か?」清多を回り込みながら言葉を続ける。
「おまえが‥」清多が健吾の方に向きを変えようとすると健吾が腕を振る。
“パシィッー”健吾のベルトが清多の尻を打った。
「ケッ、はあぁー‥」清多が鳴く。
「勝手に動くな お前のボスは誰だ?」
「あああぁ‥は、林田先生です‥もっと」
「俺は無抵抗なヤツは打たない かかってこい」
清多が無防備に身体を飛ばした。顎を上げた低い姿勢のタックル、スピードもない。
スナップを利かせたビンタが清多の左頬を打つ。
“パシィッーーーン”
清多の首が回転するようなビンタ。脳を揺らされ崩れ落ちる清多。身体が痙攣している、往ったのだろう。
「おおおおぉぉ‥は、林田先生‥」
「満足できたか?じゃぁ 後でな。さ、行きましょう生一さん。」
鷹部が現れた。トイレの床に突っ伏して震える清多の様子を見て目を瞠る。
「清多! 清多に何をしたんだ!」
「別に、礼儀がなってなかったんで少し‥」平然と健吾が答えた。
「少し? 清多、どうした!」
「清多さん、鷹部さんに説明してあげなさい」健吾が清多に声をかけた。
清多がゆっくり立ち上がり、左掌で股間を隠しながら鷹部を振り返った。
「あ、はい‥林田先生に、お仕置き、‥していただきました‥」
清多の股間の膨らみ、黒いズボンに染みが浮いているのを見つけた。
(清多が射精している、こいつが往くなんて‥いつも小一時間攻めないと往かない清多が!)
「お前‥」
清多が首を振った。
「俺、林田先生に付きます‥もう、俺のボスは林田先生です。」
「おい。言って置くが、俺の恋人は沼田先生だぞ。」
健吾があっさり言い放った。沼田が驚いて健吾を見上げた。顔が赤らんでいる。
清多が頷いた。呆然とする鷹部‥納得がいかない。
「どうされた?お前‥」
「ビンタ2発‥革ベルトを胸とケツに1発づつ‥ぁ、」思いだして反応してしまう清多だった。
「な、(たったそれ‥だけで‥?)」鷹部が呆然と健吾を見つめた。
健吾と沼田は立ち去りかけ、思いだしたように清多を振り返った。
「清多さん、今日は思いっきり振り回すなよ。さっき右肘少し弄ったからな、靱帯痛めるぞ」
右腕を動かし驚く清多。確かに違和感がある、清多は素直に頷いた。
「スタートまで氷で冷やすといい、食堂で貰ってそうしなさい」
キャディバッグからパターとボールを出しながら健吾と沼田が微笑みあっている。
「今日はヤツら、まともなゴルフにならないでしょう。気楽に回れますね」
沼田が頷いた。瞳に賞賛の色が浮かんでいる。
「健吾さん 素晴らしいです。ありがとうございます」
清多を転がしたあの技が何と言うのか知りたがる沼田、名前があるのかな?ただ体重を掛けただけですから、と健吾が笑った。
果たして鷹部のゴルフは散々だった。47と51、4パット3回。まるでスコアにならない、対して健吾は40、43。沼田が43の46と自己ベスト。初めて90を切ったと喜ぶ沼田、上機嫌な二人だった。清多は53、ハーフでリタイヤ。肘が動かなくなったようで、健吾ペアと別れるのが辛そうなのが印象的だった。
ホールアウト後、無口になった鷹部に健吾が告げた。
「沼田さんとのプライベートなお付き合いは、これっきりにしてください」
健吾を見つめ、不適に笑う。
「どうかな、それは。諦めませんよ、これくらいじゃ」
「俺が守ります。貴方じゃ無理ですね。清多さんはもう、貴方と付きあわないんじゃ?」
「‥、ヤツのことは、関係ありませんよ」
「そうですか?かなりご親密なお付き合いだと思いましたが」
「どういう事です、それは?」
「お写真拝見いたしました。‥メモリはお預かり致しました。不用意な事なさると、バラ蒔きますよ」
「なんだと?」
「不用心な方だ、気をつけてお帰りなさい」
鷹部はカメラを取り出し、スイッチを入れた。写真が無くなっている。
「予備を入れておきました。」
「返せ!」健吾は首を振る。鷹部は憮然と健吾を睨み付け、背中を向けた。
「さぁ風呂に入りましょ。生一さん!」
「はい。」
沼田にとって忘れられない、最高の一日だったに違いない。
子供のように感情豊かで、素直な沼田‥健吾に若い男がいても大丈夫?心配だな‥。
裕吾はベッドに突っ伏している、何度目かのため息。
「はぁ~ あ~ぁ‥」切ない響き。だけど、その声には嬉しさが混じっていた。
学校から帰ると2階に駆け上がり、自分の部屋に入るなり服を脱ぎ捨てベッドに身体を投げ出し、何を見るともなく窓の外を見つめている。
街路樹の銀杏に、時折、雀が留まっては飛び立ってゆく。可愛い鳴き声が裕吾の耳に残る。雀の声を追って裕吾の思考がくるくると巡り出す。
「凄かったな‥」濡れた綺麗な唇が微かに震え 小さな声を漏らした。
裕吾の腰に林田健吾の体重が残っている。大きな身体が自分の腰で弾んでいた。素っ裸の健吾先生の身体に帯びた、熱い悦びと汗と体臭が裕吾の身体に残っている。
剛毛に覆われた分厚い健吾先生の身体、太く堅い逸物。太い声で(裕、ご、吾うぉっ、いいぞ‥)叫んだ、(すごいな、お前)確かに言ってくれた。今まで誉めて貰った言葉の中で最高に嬉しい言葉だった。裸の健吾先生に抱きしめられた‥(いっぱいしてやる)‥日曜になれば、また健吾先生と抱き合える!もっともっといっぱい。
「すげぇ~!」
ベッドに寝ころんだ時からトランクスは堅くテントを張っていた。裕吾は両手で股間を押さえ転げ回る。トランクスも脱いでしまいたい、でも必死で我慢していた。(空っぽの時はダメ、いいな)太い声が耳に残っている‥(今日と明日は我慢しろよ)‥日曜まで‥出しちゃいけない。
「はい」裕吾は見えない健吾に返事をした。
一昨日から何回抜いたか、もうはっきり覚えてない裕吾だった。健吾先生は6回は知ってる、でもホントはもっと多かったと思う‥空っぽの裕吾。しっかり溜めるんだよ。
「明日‥明後日、はぁ。明日なにしよう」
裕吾の頭の中には、もう健吾と過ごすことしかない。一日の空白‥もう無限の彼方‥。
冬休みに念願のPCを手に入れた。父親に無理やり買って貰ったもの、と言っても本体は父親の会社のお下がり。液晶モニタを買って貰ったのだ、省スペースと目に優しい液晶。CD/RWをバイトとお年玉でなんとかget。デジカメは母親に買って貰った。メールはできるようにしてくれたが、netは許して貰えない。webブラウザなしのPC‥もう受験生、我慢するしかないね。
明日、土曜の夜に来るハズの健吾先生からのメールをずっと待っている裕吾だった。
「来てる?!先生だ!」
夜寝る前にもう一度受信ボタンをクリックしてみた裕吾が驚きの声を上げた。
---------------------------------------------
Subject:!俺だ!
裕吾へ
今から出発。よく寝ろよ。ヤるなよ。
次のメールは 明日夜。おやすみ。 林田健吾
---------------------------------------------
簡潔な文章、健吾らしい。送信は夜8時半。
「あ~、もっと見ておけばよかった。」と、リアルタイムで返信出きなかったのを悔やしがる。
健吾の顔を思い浮かべながらメールを見つめる 声が聞こえてきそうだ。
「今から出発。よく寝ろよ。ヤるなよ。 次のメールは 明日夜。おやすみ。 林田健吾」
声に出して何度も読む裕吾。とても素直に喜んでいる裕吾だった。
「10時半、今頃どうしてるかな」意外にマメな健吾の気遣いが裕吾を幸せにした。
返信メールを開く‥キーボードの上を裕吾の指が遊ぶ。
「なんて書こう」返事を考える裕吾。
返信するのが楽しい‥裕吾にとって初めてかもしれない。何度も、幾つも打ち込んでずっと考える。返信するのは明日の朝、‥深夜に返信なんてしたら怒られるかも‥
どうやら今晩はヤらなくてすみそうな裕吾だった。
大人をあんまり 信じちゃだめだぞ 林裕吾くん。
健吾は、今まさに沼田教頭オヤジと抱き合おうとしているんだからね。Hでお気楽な健吾先生なんだぞ。でも律儀ではある、約束は守ってるね。 許せるかも‥だめだ、やはり許せない。
裕吾の悲しむ顔は見たくないな、どうでる、林田健吾くん?
---------------------------------------------
Subject:!俺だ!
裕吾へ
朝10時この前会ったゴルフ練習場で。溜めてるか。
トレーニング有り、市営プールで水泳。
海パン、タオル忘れるな。準備できない時は貸してやる。
返信しろ、命令。 林田健吾
---------------------------------------------
日曜日、雨上がりの朝。
昨夜遅くに降り出した雨が裕吾を不安にした。せっかくの日曜日、健吾先生との約束。
2階の窓から顔を出し悔しげに空を見上げる(気持ちよく出かけたいのに)冷たい雨が裕吾の頬を濡らした。
「晴れてる、よかった!」
早朝にはすっかり上がり晴れ間が広がっていた。
濡れた道路を裕吾が自転車を走らせる。目的地はこの間のゴルフ練習場。
裕吾は先日と同じ場所に自転車を止めた。周りを見渡すが健吾先生の車はない、約束は10時。
時計を見るとまだ20分前だった。
気が逸り飛び出してきた裕吾、中に入りコーラを買ってベンチに座る。一心にボールを打つ大人達を眺める。自分がここにいることになんとなく不安を募らせる‥なんだか場違いな、そんな気分。
「俺も打とうかな‥」だけど目的のない、ゴルフの練習、気がノらない。
マガジンラックのゴルフ誌を手に取り漫画を眺める。とりあえず何かしてると気分が落ち着いてきた。
小さな不安と安心、まだ幼い心を宿す裕吾、17才の高校生。
「おはよう、裕吾」
林田健吾が裕吾の前に立って、太い声を響かせた。
裕吾の顔が華やかに変化し、子供の様に笑った。あまりに鮮やかなその変化に健吾の胸に甘い痛みが奔る。
(なんて可愛いんだコイツ)
「待ったか、すまんな」
「おはようございます ちょっと早く来ちゃって」素早く立ち上がり、頷きながら笑う裕吾。
満面の笑顔が健吾の心を溶かす。健吾の顔がいつもの顔に戻った。
「飯は?俺は今からだ」
「軽く食べてきました。先生食べてね、俺また見てるから」
「そうか、じゃ出ようか。モーニングでパン食い放題のとこがあるんだ」
「ほんとに?じゃ、先生 俺も」
「ああ、どんどん喰っていいぞ。‥裕吾、先生はやめてくれ」健吾が周りを見回しながら困った顔をして呟いた。
裕吾の顔がまた綻ぶ、小さく頷きながら声を上げて笑う裕吾だった。
※
「おい、そのへんにしてくれ なんだか恥ずかしい」
住宅街外れ、通りに面した手作りパンの店。その隣の喫茶店で健吾が小さな声で囁いた。
喫茶店は隣のパン屋と繋がって好きなパンを買ってそこで食べる事ができる、モーニングサービス用に平たいパンの籠が二つ並び、朝8時から10時半まで、こまめに補充され、常時3種の小さなパンが盛られていた。
バターロール、ミニフランスパン、デニッシュだかなんだかを 次々に口に放り込む裕吾。
健吾の顔が笑っている。健吾も相当数、喰っていた。
「喰いすぎると 後がキツイぞ」
補充するのがおっつかないペースで食べる二人に店員も少しあきれ顔な気がする。
「だって 旨いんだもん、いいなここ。これで450円?」
「おぉい、大勢で押し掛けるなよ。サービスが無くなっちまう‥」
「ばれた?みんな喜ぶよ、教えたら。‥でもそうだね あいつらと来たらここのミニパン、全部喰うかも」
「マジ、やめてくれ。楽しみが無くなるだろ、日曜の朝食はここで喰うことにしてるんだ」
「ほんと?ここに来れば、健吾・お・じ・さんに会えるの?」
「ああ、この時間は大抵ここにいる。が、ダメだぞ お前が勝手に来たって奢らねえぞ」
「え~、今日は?」
「もちろん、約束した時はな。さて、行くぞ」
健吾がオレンジジュースを飲み干した。
「水泳って ほんとに泳ぐの?」
「ああ、泳ぐんだ。100m5本はノルマだからな、お前もだぞ」
「何メートルプール?」
「市営プールだから短い、25mだ」
「げっ~、4往復を5本?! だるそ~。俺あんまり得意じゃないよ、水泳‥」
「ダメだ、喰ったらトレーニング。手抜きしたらウチに入れてやらないぞ」
健吾の掌が伝票を掴む、立ち上がった健吾の股間が裕吾の目の前にあった。裕吾の手が健吾の股間に触れた。
「莫迦。こんなとこで触るんじゃない」
「膨らみがはっきり判るんだもん、つい‥」
「あぁ、後でたっぷり拝ましてやる」頭を掴んで自分の腹に抱き寄せる健吾。
裕吾の顔が分厚い腹に押しつけられた。ポロシャツ越しに感じる健吾の体温に裕吾の心が震えた。
裕吾の目が嬉しそうに健吾の動きを追う。
健吾先生が自分といる。それだけで嬉しい。健吾先生が大きな掌で、小さな小銭入れにお釣りの100円玉を入れた。
ささいな仕草がなんだか嬉しい。
※
健吾が裕吾に小銭を渡す。要領を得ない裕吾‥
「お金がいるんだ、このロッカー」
市営プールのロッカー、初めて来る施設。空調のせいか少し肌寒い。
「開けると戻ってくるから気にするな」
健吾の掌がどんどんと服を脱いでゆく、ロッカールーム入口で脱いだ靴と靴下をロッカーに入れ健吾に目を向ける。
スラックスを脱いだ健吾の躯、ポロシャツがたくし上げられ、腹、胸と素肌が露わになってゆく。
日焼けした躯に覆われた剛毛を間近に見つめる。
「なに 見とれてる?早く脱げ」ポロシャツをロッカーに放り込む健吾。
黒いブリーフ一枚になった健吾の躯。胸毛に覆われた分厚い胸。裕吾の目がほんのりピンクの乳首を見つめる。
初体験の昂奮が健吾の躯を間近にして、鮮やかに躯を反応させていた。この二日間、抑えていた欲望が瞬間的に破裂したように裕吾の躯を震わせる。
裕吾は動けない。破裂しそうなぐらい鼓動が激しく高鳴り、側にいる健吾先生に聞こえるのではないかと思うくらい、大きな心音が躯を巡り、裕吾の耳を打っていた。
裕吾の表情を見て取り、健吾は腕を伸ばし、裕吾のトレーナーを掴みたくし上げた。
裕吾の躯が剥き出され顔が隠れる、万歳をし、顔をトレーナーで覆われた無防備な裕吾を抱きしめる健吾だった。
「健吾先生‥」顔が隠れ、腕の自由も利かない状態‥。動けない状態が裕吾の気持ちを素直に表現していた。
動かなくてもいい、健吾先生の動きに委ねるだけでいい、そんな状態。
裕吾の股間は考える間もなく、素直に反応している。隠す必要もなかった、
裕吾は乳首に軽い刺激を感じた。(あっ‥健吾先生が吸い付いてる?)待ち焦がれた健吾先生のキスが裕吾の股間に熱く伝わる。
素肌にトレーナーを被っただけの裕吾。若い躯がもがき、トレーナーを脱ぎ終えた。
「先生‥」
「水着を出して。俺が履かしてやる」
無造作にズボンとトランクスを一緒に引き下げる健吾先生。いきなり解放され弾け立ち上がる勃起が健吾先生の鼻先で揺れる。
跪く健吾がそれを見つめる。
「俺を見ただけでこうなっちまうか」
「うん。俺‥」
「早くヤリたいか」
「うん」
健吾の大きな掌が脈打つマラを撫で回し、亀頭を口に含んだ。濡れた柔らかい感触に包まれた裕吾のマラが堅くいきり立つ。
「あぁ‥、凄いいい‥、暖かいよ‥健吾先生」
裕吾の足下にズボンとトランクスが絡まっている。促され、足を交互に持ち上げる裕吾、靴下も脱がされ、素っ裸に剥かれた裕吾の躯が健吾先生に引き寄せられるように動く。
「人が来るといけない、着替えながら‥急ぐぞ」口を離し裕吾を見上げる健吾。
右掌でたっぷり濡れた亀頭を捏ねながら囁く健吾先生の目が笑っている。
大好きな健吾先生のイヤらしい笑顔。裕吾の下腹の中心が更に熱く、とろけそうな感じがした。
「水着を出して‥」再び健吾先生に銜えられる‥腰を屈め、赤いビキニパンツに足を通そうとするが股間に顔をぶつける健吾先生の大きな躯に遮られ旨く捌けない。
「ぁああっ、健吾先生‥チンポが溶けそうだよ、すげぇ気持ちいい‥」
目もくらむような快感に抵抗して努力をしていると健吾先生がそれを取り、履かせてくれた。
健吾先生の顔を掴み頭を撫で回し、腰を突き上げる裕吾。白い大きな躯、大人の体格、少年の肌を持つ17歳。柔らかい筋肉に覆われたしなやかな躯が、健吾に導かれ赤く色づき揺れている。
金玉を揉む健吾先生の左掌、指先が股間を伝って蕾に遊んでいる。下腹にぶつかる健吾先生の唇が引いてゆき、濡れた根本を右掌が捉えた。
捻り、絞るような扱き方でマラの根本を攻め、舌先を亀頭に集中して嬲りだした。
「はあああぁっ」声の響きを押さえた甘い息が漏れる。
いつ誰が来るとも知れないロッカールーム、精一杯抑えた声が切ない。
健吾先生の掌の動きが激しくなった。裕吾の尻が緊張する、爆発が近い。躯を支える両足から力が抜けそうな頼りなさ‥全身の感覚が股間に集中してゆく。
裕吾の中心に蓄えられた精液が、弾けそうにマラを圧迫し、絶頂を伝えている。
「イクっ、イっちゃうよ!‥ぁあはぁああ‥あっ、あっ、あっ、ぁぁぁっ」
マラを震わす精液の噴射。亀頭から噴射された裕吾の精液が健吾先生の喉を撃つ。
「むをぉっ、むぅぅっ、ぉぉぉ‥むふぅぅ」一回の射精量が凄い。堪らず響く健吾先生の唸り声。
不意に流れ込む精液に歯止めを掛けたのだ。
2発、3発‥、裕吾の精液がどんどん口に溜まってゆく。
健吾先生の右腕がお尻に回り、絞るように抱えてくれた。腰砕けにへたり込みそうな裕吾の躯を逞しい腕に支えられ、弾ける快感にさまよう裕吾の躯を安定させた。
4・5発撃ち出された射精の後、宥めるようにゆっくりと裕吾のマラを飲み込む健吾先生。
唇の一扱きごとに喉を鳴らす。相当な量を飲み込んでいるようだ。ようやく柔らかくなった裕吾のマラをプルンと吐き出した。
「スゲェ量が出たな‥、口から溢れそうだったぞ」
「ごめんなさい‥、大丈夫?」
「ああ、気持ちよかったか?」
「うん。とっても、ずっと我慢して良かった~って感じ」
健吾先生がビキニの海パンを履かせてくれた。‥なんとか納まっている感じ。
「チンポ目立たない?」
「大丈夫だろ、これくらいなら‥もう少し小さくなるんだろ?」
「普段なら‥、でも今日は健吾先生がいるから‥」
「判らない、か?」
うんと頷く裕吾だった。健吾先生が笑った。
「誰も来なくて良かったな」
「うん‥」健吾先生のいつもの笑顔をじっと見つめる裕吾。
(ほんとはさっき誰か通ったような気がしたんだけど‥、一瞬だったし‥止めれなかったし‥)
「さ、俺も着替える、先に行ってな。それと、先生はナシだぞ。いいな」
「はい。おじさん」
健吾先生が指さす方へ躯を向けた。数歩行った所で立ち止まり、振り返った。
「‥さっき、誰か通ったかもしれない、はっきり判らなかったけれど‥」
心配そうな裕吾の顔を受けて、健吾先生が笑った。
「そうか、しょうがない。気にするな」
裕吾がにっこり笑った。
裕吾が見えなくなった後、海パンを着けスポーツタオルを肩に掛けた健吾が呟いた。
「ヤバイかな‥、まぁいいや。今日は早く切り上げよう」
ノルマを半分に減らし、裕吾といちゃつく事に決めたようだ。前頭葉のない健吾先生だものね。
- 関連記事
-
- 中学生の頃 三賀 (2010/09/12)
- 出会い 淳彦 (2010/08/27)
- WB○ぱぴこ (2010/11/18)
- 屈辱の柔道部時代 智 (2011/10/26)
- 部室 久保隆行 (2013/09/13)
- 大嫌いだったのに… (2014/12/09)
- 柔道部の中学生と (2015/04/29)
- 部室の裏部屋 GAO (2013/06/10)
- 裏部屋からオレの部屋2 GAO (2013/06/20)
- 考太と・・・・ けいすけ (2010/09/08)
- 部活の練習 (2014/02/08)
- サッカー部の合宿 藤田 (2010/07/17)
- 吹奏楽部 (2010/06/23)
- 部活の出来事 淳平 (2010/08/26)
- 部活の友達と (2015/10/05)
- category
- 部活