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  • 2014⁄02⁄10(Mon)
  • 00:29

嶋村陽子

 嶋村陽子は、至上の生贄、相川良彦を身も心も可憐な美少女に仕立て
あげていくことによって、自らのいつ果てるともない倒錯した官能の炎
群を鎮めようとした。
 男との交合では決して味わうことのできない、めくるめく官能の疼き、
体の心から激しく突き上げてくる狂気をはらんだエクスタシー。甘美な
妄想が女芯を差し貫く。
 苦痛に歪んだ表情で、必至にもがき、哀願をくり返す、内診台の上に
大股開きの格好で縛りつけられた美しい少年・・・・・・。屹立する青い果実
のような、穢れを知らぬペニス。
 ——まあ、美しいわよ、君のオチ×チン。先生が手術してあげましょ
うね。痛くないから、おとなしくがまんしましょう。
 ——ギャーッ、イヤだよ。
 少年の悲鳴が陽子の淫らな花芯を刺激する。とろりと粘く熱い花蜜が
パンティを濡らす。
 ——君はこれから女の子になるんでしょう。女の子にオチ×チンがつ
いていればおかしいわよね。だったら、今さらダダをこねないで先生に
まかせてちょうだい。オチ×チンを切りとって、可愛らしいワレメちゃ
んを造ってあげますからね。
 ——切られたくないよ——。
 少年は目にいっぱい涙をためている。ペニスを切りとられてしまうこ
とが、男性にとってどれほど屈辱的なことか。少年の目は恐怖にひきつ
り、体を小刻みに顫わせている。
 もっともっと泣きわめくがいいわ。恥ずかしがりなさい。精一杯、私
に哀願するのよ。屈辱と恐怖が快感に変わるまで、じっくりと君を嬲り
尽くしてあげるわ。私への隷属のあかしとして、童貞の聖なるペニスを
捧げるのよ。
(中略)
 萎えてしまった肉塊をいとおしむように、陽子は撫であげ、やわやわ
と揉みほぐしていく。
 ——ウウッ。あ——っ。
(中略)
 ——やっぱり男の子ね。もっと興奮しましょう。オチ×チンで感じら
れるのも今日が最後ですからね。構わないから、思いっきり大きくしな
さい。そして、白いオシッコを飛ばしなさい。先生が最後の一滴まで搾
りとってあげるわ。それまではオチ×チンの手術を待ってあげます。さ
あ、感じましょうね。そして、速くイッちゃいましょう。
(中略)
 ——いいわよ。その調子よ。もっとオチ×チンを固くしなくちゃね。
先生のアソコが見たい? 見せてあげるわ。君も、もうすぐ先生と同じ
女の子になるのだから・・・・・・。
(中略)
 陽子はパンストを脱ぎ、パンティ一枚の姿になった。パンティの舟底
部は、あふれる花蜜でしとどに濡れそぼっている。——あ——っ。
 少年は、ペニスを切りとられる恐怖を忘れたかのように、パンティが
貼りついている陽子の妖艶な股間を食い入るように見つめた。
(中略)
 陽子は、じらすようにしながら、パンティをずり下げていく。淡い繊
毛が覗く。その奥には、ほてった秘唇がしっとりと濡れ、サーモンピン
クに光っている。
 陽子は脱ぎ去ったパンティを裏返しにして、熱い粘液の沁みついた部
分を少年の鼻先へ、そっと当てがった。
(中略)
 少年のペニスは極点にまで張りつめていた。ペニスを美しい女の手で
しごかれ、さらにパンティの臭いで欲情を煽りたてられては、たまった
ものではない。もはや限界であった。
 ——さあ、白いオシッコを思いっきり飛ばしなさい。飛ばし終わった
ら、気の毒だけどオチ×チンの手術を始めるわよ。
 非情な陽子の言葉に、少年は一瞬たじろいだ。射精したが最後、ペニ
スが切りとられるのだ。快感と恐怖が少年の心に交錯した。出してはい
けない。少年は快感を圧しようと必死でこらえた。表情が歪む。 ——嫌だよ——。やめてくれ・・・・・・。
 陽子は、意地悪く、みせしめのために右手にメスを持っていた。
 ——さあ、早く出さないと、オチ×チンが切れないでしょう。ウフフ
ッ、まだがまんするつもりなの。往生際の悪い子だこと。
(中略・約1ページ)
 ——あーっ、出っ、出る——。
 少年は、全身をのけ反らすようにしながら果てようとした。
 その瞬間である。陽子はペニスをしごく手を休め、少年のペニスの根
元を細い紐できつく縛った。
 ——うっ、ぐっ・・・・・・。
 奔流となり迸り出るはずの少年の精のエキスが、ペニスの根元で封印
されてしまった。この上ない快楽が一瞬のうちにおぞましい苦痛へと変
えられていく。すべては陽子の計略であった。
 ——ウフフッ、そう簡単にイッちゃったら面白くないでしょ。オチ×
チンを切られたくなかったら、もっとがまんしましょうね。アラアラ、
君のオチ×チン、まっ赤に充血して苦しそうにもがいているわ。
 少年のペニスは、萎えることも許されないままに屹立している。興奮
すればするほどに肉塊は細紐によって締めつけられ、苦痛が増すばかり
である。(中略)
 陽子は、おもむろに少年の目の前に足を広げ、股間の奥を晒した。花
蜜に濡れた女唇は妖しい生きもののようにヒクヒクと波打っている。
(中略)
 ——うーっ。ああっ・・・・・・。
 初めて見る、女性の神秘の帳であった。身をよじらせながら興奮を抑
えようとするが、その妖しい色香に抗することはできない。
(中略)
 ——美しいでしょう、女の子のオマ×コは。もうすぐ君も女の子にな
るのよ。覚悟はできて?
(中略)先生も君と同じ、生まれたままの姿になったわ。そのままオチ
×チンを固くして立たせていなさい。その方が手術がやりやすいの。
 陽子の右手にメスが光った。
 ——ギャーッ、助けて!
 少年は必死の形相で、縛りつけられている手足をバタつかせる。
 ——ウフフ、暴れても無駄よ。さあ、どこから切ってあげましょうか。
そうそう、まず君のタマタマを抜いちゃいましょうね。
 ——嫌だよ——。許して・・・・・・。 陽子は生贄が暴れ、もがき苦しむほどに自らの淫惨な欲情をかきたて
ていった。ああ、たまらないわ、この体の疼き。陽子の左手は自らの固
くとがったクリトリスへ向かった。激しく指で、その木の芽をこすり合
わせる。
 ——タマタマをとろうね。
 陽子の残忍で倒錯したメスが、顫える少年の陰嚢の裏筋に当てがわれた。
 ——ヒィーッ。
 陽子の白い裸身に一筋の鮮血が飛び散った。メスが少年の袋に突き入
れられ、深く肉が切開されていく。
 少年はその激痛に狂わんばかりの悲鳴をあげた。そう、いい声よ。も
っともっと激しく囀りなさい。陽子にとって少年の悲鳴は、甘美な音楽
となって聴こえてくるのだ。
 陽子の邪悪な裸身が少年の血で染まっていく。
 ——ほーら、これが君のタマタマよ。よーくごらんなさい。ウフフ、こ
れがなくなっちゃえば、もう男の子ではないのよ。どう、素直になれて?
 血まみれの二つの肉塊を掌に乗せて、陽子は少年の前に差し出した。
陽子は淫惨な微笑を湛えている。
 ——ギャーッ、痛い、痛いよ——。
 さながら、それは少年にとってはこの世の地獄絵図であった。快楽の
園から、もんどりうって叫喚地獄へと突き落とされた。屈辱と苦痛にう
ちひしがれる少年を、じっと見つめて微笑んでいる白い裸身の女神。 ——ウフフ、タマタマの次はいよいよ君のオチ×チンの番よ。さあ、
スッパリと女の子にしてあげるわ。
 ——嫌だ、嫌だ——。
 陽子の裸身に甘美なエクスタシーの戦慄が走る。ああ、とろけてしま
いそうなこの快感は私だけのもの。オチ×チンをちょうだい。
 陽子は屹立した血の肉棒を左手でギュッと握りしめ、その付け根に深
くメスを入れた。
 ——ギャーッ。
 鮮血が飛沫となって陽子の乳房や首筋まで染め上げていく。
 陽子は少年の体から切り離した血のシンボルを握りしめ、高々と頭上
にかざした。
 ——切りとってあげたわ、君のオチ×チン。これで本物の女の子にな
るのよ!
 ああ、私の可愛い生贄。これが私への隷属のしるしよ。もっともっと
君を嬲りものにして、苦しみと快楽とを交互に与え続けてあげるわ。私
は邪悪な官能の女神・・・・・・。
 ・・・・・・いつ果てるとも知れぬ、陽子の背徳の妄想はいよいよ広がっ
ていく。
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