- 2013⁄05⁄30(Thu)
- 01:29
小柄な山口。それが初恋? ミヤケン
俺がまだ高校生だった頃の話…。
俺が通ってた高校って進学校だったんで、
ものすごい不良って感じのヤツは1人もいなかった。
タバコを吸ったり、先生に反抗したりして、
ちょっとワルぶってても、それはあくまでもスタイル。
実際は、本気で他校のヤツとケンカしたり、
とことんバカをやるような、根性ある連中なんていなかった。
いつも地元の不良連中と遊んでた俺は、
同じ高校のそんなニセ不良連中と遊ぶ機会は全くなかった。
そんなある日…。
その日も、地元の不良連中と遊ぼうと思い、
学校が終わるとすぐに帰宅……、するはずだったんだけど……。
帰宅途中に、たまたまウチの高校の(ニセ)不良連中を見かけた。
しかも他校の連中
(これもまた別の進学校のヤツで、同様にニセ不良連中なんだが…)
と(3対3で)口論してた。
それだけなら多分気にすることはなかったんだろうけど、
どういうわけか、その中に、俺が気になってたヤツがいたんだ。
サッカー部で、山口(仮名)っていう名字ってことだけは知ってたけど、
同じクラスになったことも、まともに話したこともなかった。
山口はスリムな感じで小柄。身長は160~165センチくらいだろうか。
ツンツン立った茶色の髪は、風を受けるとサラサラと揺れた。
よく学校の廊下ですれ違ってはいたけど、話す機会なんて全くなく、
ただ俺が、
(あっ、なんかカワイイコだな~。)
って、一方的に気になってただけ。
「なんで山口が(ニセ)不良連中と一緒にいるんだろ?」
俺は、少し離れたところからその様子を見ていた。
すると……。
俺が通ってた高校って進学校だったんで、
ものすごい不良って感じのヤツは1人もいなかった。
タバコを吸ったり、先生に反抗したりして、
ちょっとワルぶってても、それはあくまでもスタイル。
実際は、本気で他校のヤツとケンカしたり、
とことんバカをやるような、根性ある連中なんていなかった。
いつも地元の不良連中と遊んでた俺は、
同じ高校のそんなニセ不良連中と遊ぶ機会は全くなかった。
そんなある日…。
その日も、地元の不良連中と遊ぼうと思い、
学校が終わるとすぐに帰宅……、するはずだったんだけど……。
帰宅途中に、たまたまウチの高校の(ニセ)不良連中を見かけた。
しかも他校の連中
(これもまた別の進学校のヤツで、同様にニセ不良連中なんだが…)
と(3対3で)口論してた。
それだけなら多分気にすることはなかったんだろうけど、
どういうわけか、その中に、俺が気になってたヤツがいたんだ。
サッカー部で、山口(仮名)っていう名字ってことだけは知ってたけど、
同じクラスになったことも、まともに話したこともなかった。
山口はスリムな感じで小柄。身長は160~165センチくらいだろうか。
ツンツン立った茶色の髪は、風を受けるとサラサラと揺れた。
よく学校の廊下ですれ違ってはいたけど、話す機会なんて全くなく、
ただ俺が、
(あっ、なんかカワイイコだな~。)
って、一方的に気になってただけ。
「なんで山口が(ニセ)不良連中と一緒にいるんだろ?」
俺は、少し離れたところからその様子を見ていた。
すると……。
他校のやつらが「ふざけんな、このヤロウっ!」と怒鳴りながら、
ウチの高校の(ニセ)不良どもに殴りかかっていった!
(ほう~、どうなるんだろ?)
そんなことを思いながら、まだ俺は遠くから見ていた。
案の定、(ニセ)不良どもはすぐに逃げ出した。
「あっ、やっぱりね……。」
ところが、山口はタイミングがわからなかったらしく
逃げ遅れてしまい、他校の3人に囲まれてしまった……。
(あーぁ、何で山口ってば、逃げなかったんだよぉ…)
他の知り合いなら、多分、俺はそのまま放っておいたと思う。
でも、よりによって山口じゃ、何とかするしかない。
「ごめんなさい、ごめんなさい……。」
ひたすら謝っている山口を見て、俺の足が前へと動き出した。
山口を囲んだ3人の方へ近づいていき、1人の背中をポンっと軽く叩いた。
「どうしたんすかー?」
俺は他校のヤツに聞いてみた。
「うるせー!」
「いやいや、そうは言っても、そいつウチの学校のヤツだし……。」
「あん? んじゃ、お前もこいつの仲間か?」
「うーん、どうでしょ?(笑)」
「こいつらが、俺らにガンとばしてきたんだよ!」
「あー、ガンとばしたんですか? そりゃマズいっすね……。」
「でも、ほら、このコ謝ってるしぃ~。」
「今さら謝ったくらいじゃ済まねーんだよ!」
すると山口が、俺の耳元で「工藤くんだよね?」とささいた。
(えっ、なんで俺のこと知ってるの?)
「おめーもやっちまうぞ、コラ!」
俺は山口に「俺がこいつら殴ったら、全速力で逃げろ!」と耳打ちした。
イチバン威勢の良かったヤツが俺に殴りかかってきたっ!
俺は反射的にそのパンチをよけ、
逆にそいつの腹に思いっきりパンチをくれてやった!
(言い忘れたが、俺は1年の夏まで真面目に空手部員してました…。)
「グホッ…」と、うずくまる1人。
と同時に、山口は全速力で走り出した。
(なるべく遠くへ逃げろよ……!)
他の2人もやる気になったみたいで、俺に対して身構える。
もっとも構えたところで、怖くはない。
俺は別の1人のむなぐらをつかみ、そいつの腹にヒザ蹴りを入れた。
残り1人の腹にもパンチぶちこんで、
「あっ、俺、別にやる気ないから。
そっちが先に手~出してきたんだから正当防衛だかんね~。」
と言って、そいつらが起き上がらないうちに
その場をとっとと去りました~。
長時間その場にいて、顔覚えられてもあとあと面倒だしね。
その日は、予定どおり、地元の不良連中と遊んだ。
もちろん、さっきあった出来事を話した。
「なんだよ、それ。相手めちゃめちゃよえーじゃん!(笑)」
「でも、そういうヤツらウザイからさ、
逆恨みとかして、いつかお礼参りに来るんじゃん?」
「でもよー、なんかあったら今度は、俺らも手~貸すからさ、
そんときは連絡しろよー。(笑)」
(いやいや、こんな“地元の連中”が来たら、マジでヤバいって!)
(だって、あんたらってば……、ホンモノのワルじゃん!)
「おう、さんきゅー! そんときは頼むよ!」
俺は軽く流しておいた。
(もっとも、結局その後、殴った相手に会うことはなかったが…。)
翌日、俺が学校から帰る途中、
待ち伏せしていたらしく山口が俺の前に顔を出した。
「昨日はありがと……。」
「あれっ? 山口、今日部活どうしたの?」
「うん、サボった……。ちゃんと工藤くんにお礼言いたかったからさ。」
「お礼? いいよ、そんなの。ってか、もうからまれるなよ。
昨日はたまたま通りかかっただけなんだから!」
「うん。ってかさ……、どうして、僕を助けてくれたの?」
(そういうこと聞かれても、正直に答えられないじゃん……!)
「うーん、山口くんが、かわいかったら♪(笑)」
俺は冗談っぽく(ある意味本心だが……)答えた。
その言葉に照れたのか、山口の顔が少し赤らんだ。
「僕さ……、実は工藤くんのこと前から知ってたよ。」
「はっ?」
「同じクラスになったことないんだけど、知ってたよ……。」
「まっ、たまに廊下ですれ違うしな!」
「うん、でも、昨日は工藤くんが来てくれて、すごくうれしかった。」
「ふーん。」
「工藤くんには迷惑かけちゃったけどさー、
こうしてちゃんと話す機会ができたから、
ちょっと良かったかな……って。」
「ん?」
「僕たち、友達になれるかなー?」
「あはは、昨日のあれも何かの縁でしょ? もう友達だよ。(笑)」
「サンキュっ!(笑)」
つーか、その輝くような笑顔、俺に見せるのやめてほしい……。
ますます山口のことが気になっちゃうじゃん……。
それから、俺と山口は急速に仲良くなった。
同じクラスでもないし、同じ地元でもない。
山口はサッカー部で、俺は帰宅部……。
なんの共通点もないはずの2人だったが、
あれから自然と、その日あったことや、周りの友達のことを
お互いマメに報告しあうようになった。
もちろん学食で顔を合わせれば、一緒にメシも食った。
それからしばらくして……、
「なぁ、今晩、ウチに遊びに来ない?」
山口が俺に言った。
「えっ、なんで?」
「うん、今日から両親が旅行でいないからさ、一緒に酒でも飲もうよ!」
山口の住んでるところと、俺の住んでるところは、近くはなかった。
でも、もちろん俺はOKした。
2人は、夕方以降に合流し、山口の地元でメシを食ったあと
ビールとつまみを買って、山口の家へ行った。
「誰もいないから、ラクな格好でいいよ。」
俺にそう言うと、山口は、Tシャツを脱ぎ、トランクス一丁になった。
男子校なので、実は山口の上半身裸の姿って、何気に見たことはあった。
少し色黒の肌に、薄い桜色の小さい乳首。
しかも、山口は腋毛が全く生えていない。
なんか子供っぽくて、俺はすごく山口がかわいく思えた。
でも、トランクス(下着)姿は見たことなかったんだな……。
とはいうものの、チンコは全く見えない。
そこら辺はガードが固いようだ。
「そういえば、山口って兄弟は?」
「あぁ、僕、1人っこだから兄弟はいないよー。」
「ふーん。」
「だからさー、なんか工藤くんに助けられたとき、
お兄ちゃんが助けに来てくれたみたいで、すげーうれしかったんだ!」
まだビール2本目なのに……、酔ってるのかな?
自分から一緒に酒を飲もうって誘ったくせに、山口は、酒が弱かった……。
3本目のビールを飲みはじめたと思ったら、すぐに床で寝てしまった。
しばらくそんなかわいい山口の寝顔を見ていたら、
突然、「うっ、気持ち悪~い……」と、山口が言い出した。
「おい、大丈夫かよ?」
「うぅ……、気持ち悪い……。ションベンもしたい……。」
「おいおい、立てるか?」
「うぅ……。あーーーっ、ヤバイ、気持ち悪くて立てない……。」
「仕方ねーな……、んじゃ……。」
と、俺が山口を起こそうとした瞬間、
山口は耐え切れなかったらしく、その場で漏らしてしまった……。
「あっ!」
さすがの俺もビックリした。
まさか部屋でションベン漏らすとは思ってなかったから。
全部尿を出し切って、力尽きたのか、
山口は、またその場で横になってしまった。
「おいおい、そこ濡れてるってば!」
仕方なく、俺は山口の家の中をあさってタオルを持ってきた。
「ほら、ちょっとどけってば。」
山口をどけて、俺は山口のションベンをタオルで拭いた。
(高校生が1回に出す尿の量って、案外多いもんだな……。)
そんなことを考えながら、
俺はトイレと部屋を何往復かして、床をキレイにした。
床はキレイになったものの、
山口は相変わらず濡れたままのトランクスをはいている。
「仕方ねーな。着替えさせるか……。」
山口の部屋のタンスを開けて、代えのトランクスを引っ張り出し、
今度は山口がはいているトランクスを脱がした。
もちろん、こんなチャンスは滅多にない。
俺のかわいい山口が、どんなチンコをしてるのか堂々と見れるんだから!
トランクスを脱がすと、そこにあったのは
なんともかわいいチンコ……というか、オチンチンだった。
チン毛は生えているものの、量は少なめで、
中学生の生えかけみたいな状態。
おまけに(ションベンを漏らして濡れてたせいか?)
キンタマも縮み上がっていて、
赤ちゃんのタマタマみたくキュッとした感じで、めちゃめちゃ小さい。
肝心のチンコ……オチンチンは、というと、
これまた小学生のように小さく、しぼんだ朝顔のようにドリル状。
「これ、剥けるのかな?」
好奇心にあおられ、そのしぼんだゾウさんの鼻を剥こうとしてみたが、
包皮が狭いらしく、亀頭のほんの先までしか剥けなかった。
(こりゃ包茎だな……。どうりでガードが固いわけだ……。)
しかし……、小柄でかわいい顔してて、
おまけに小学生並みの小さい包茎オチンチン。
俺に下着をはきかえさせられてるのに、
どうやら気持ち悪いのが通り過ぎたらしく、
スヤスヤと寝息をたてて寝ている山口。
(お前ってば、ホントかわいいやつだな……。)
翌朝、俺は山口に起こされた。
「なー、何で俺、昨日と違うパンツはいてんの?」
俺は眠い目をこすりながら
「あぁ、だってお前、昨日そこでションベン漏らしちゃったじゃん。」
と言った。
「うっそーーー。マジで? あれって、夢かと思ってた。
んじゃ、工藤が俺のこと着替えさせたの?」
「そうだよ。濡れたパンツじゃ風邪ひくだろーが。」
「マジで? んじゃ、俺のチンコ見たのかよーーーっ?」
「見たよ。見たけど仕方ねーだろーっ!」
「工藤、お前、俺の見て笑ったろ?」
「はっ?」
「俺の見て、笑ったんだろっ!」
「アホか。何で笑うんだよ。ビショビショで、んな余裕なかったよ!」
「嘘つけ! 絶対、バカにしてるんだ!」
俺は眠くて面倒くさかったんだけど、仕方なく起きた。
「あのなー、俺はお前の包茎チンコ見たよ。
でも、なんで笑ったり、バカにしたりしなくちゃいけねーんだよ!」
「だって、高校2年にもなって、剥けてないし、小さいからさ……。」
相変わらずトランクス一枚の山口。
俺は、そのトランクスに手をかけると、
いきなり下ろしてしまった。
「あっ!」
当然、山口はあわてた。
と同時に、俺も自分でトランクスを下げ、山口同様真っ裸になった。
「えっ?」
さらにあわてた山口を引き寄せ、俺は山口を抱きしめた。
「あったかいか?」
俺が山口に聞く。
「えっ? うん。あったかいよ……。」
山口が顔を赤くしながら答える。
「血が通った人間同士、抱き合えばあったかいんだよ。」
「そのあたたかさを感じるために、エッチはするもんで、
チンコの形や大きさを見せるためにやるもんじゃねーんだよ。」
「うん。」
俺は自分でも何を言ってるのか、よくわからなかったが、
山口の「うん。」という言葉に安心した。
しばらく抱き合ったままの2人だったが、
山口から話しかけてきた。
「工藤のって、剥けてるんだね。」
「勃ってるけどな。(笑)」
俺も山口も勃起していた。
「僕のは勃っても剥けないよ……。しかもチン毛もほとんどないし……。」
「いいじゃん、別に。
でも、恥ずかしいなら、
俺以外のやつに見られないように気をつけろよ。」
「うん。恥ずかしいから誰にも……、
ううん、工藤以外のやつには見られたくないな!」
「よしよし!」
俺は山口のおでこにキスしてやった。
すると、山口の皮を被ったままのオチンチンがピクンと脈打った。
「シャワーでも一緒に浴びねー?」
俺がそういうと、山口はうなずいた。
2人は背中を流しっこしたりして、はしゃいでいたが、
やがてエスカレートして、お互いのペニスを洗いあった。
「なー、もう恥ずかしくないのかよ?」
俺が山口に聞くと、
「だって、もう見られちゃったんだし、今さら隠しても遅いじゃん!」
と山口が照れくさそうに言った。
「んじゃ、もっとさわっちゃおう~!」
俺は、山口のかわいい包茎チンチンの皮を手で上下にしごいた。
「あっ、それは恥ずかしいかも……。」
そう言いながらも、山口は目を閉じてしまっている。
「なぁ、誰かにしゃぶられたことあるか?」
「ないよ~。うーん、気持ちいいのかな……?」
「どうかな~?」
俺は自分の舌を山口の包皮の中に入れてみた。
「あっ!」
どうやら、山口は亀頭が敏感らしく、少し痛いらしい。
「それじゃ、これは?」
今度は、山口の勃起してもまだまだ小さい包茎オチンチン全体を
俺の口に含み、その皮を上下させてみた。
「ううぅ……ん、気持ちいいかも……。」
直立する山口の引き締まったかわいいケツに手を回し、
俺は、山口の包茎オチンチンを口でしごいた。
しばらくして
「あっ、イキそう……! あっ、イク……っ!」
山口がそう言った。
俺は口から手に代えてしごき続けた。
すぐに山口の包皮から、ダラダラと白い液体があふれ出した。
もちろん今度は、山口の手を俺のチンコに持ってこさせ、
そのまましごかせ、俺もすぐにイッた。
そんなことがあったのも実は1回だけ……。
学食で会っても、一緒にメシを食うだけで、
お互いあの日のことには触れなかった……。
その後、山口は今まで以上に部活が忙しくなり、
俺は俺で、今まで以上に地元の不良連中とつるむようになり、
たまに連絡はとりあってはいたものの、
結局、それ以降、付き合ったり、エッチすることもなく、
特にこれといった進展もなく、2人とも高校を卒業してしまった。
そうそう、高校時代、実は俺には彼女がいて、
自分で自分のことをゲイだと自覚していなかった。
自分がゲイであることを感じてはいたものの、
きっと認めたくなかったんだと思う……。
でも、もしあの頃、自分がゲイだと自覚していたら、
山口と、もっといろんなことをできたのかもしれない……。
弟のようにかわいく感じ、
友達のように素直でいられ、
恋人のようにいろんなことを知りたがった。
あれが、俺の初恋だったのかもしれない……?
いまだに、小柄でスリムなカワイイ感じのルックスと、
小さくて皮が被った包茎オチンチンが大好きなのは、
やっぱり、山口……初恋のせいなのかもしれない……。
ウチの高校の(ニセ)不良どもに殴りかかっていった!
(ほう~、どうなるんだろ?)
そんなことを思いながら、まだ俺は遠くから見ていた。
案の定、(ニセ)不良どもはすぐに逃げ出した。
「あっ、やっぱりね……。」
ところが、山口はタイミングがわからなかったらしく
逃げ遅れてしまい、他校の3人に囲まれてしまった……。
(あーぁ、何で山口ってば、逃げなかったんだよぉ…)
他の知り合いなら、多分、俺はそのまま放っておいたと思う。
でも、よりによって山口じゃ、何とかするしかない。
「ごめんなさい、ごめんなさい……。」
ひたすら謝っている山口を見て、俺の足が前へと動き出した。
山口を囲んだ3人の方へ近づいていき、1人の背中をポンっと軽く叩いた。
「どうしたんすかー?」
俺は他校のヤツに聞いてみた。
「うるせー!」
「いやいや、そうは言っても、そいつウチの学校のヤツだし……。」
「あん? んじゃ、お前もこいつの仲間か?」
「うーん、どうでしょ?(笑)」
「こいつらが、俺らにガンとばしてきたんだよ!」
「あー、ガンとばしたんですか? そりゃマズいっすね……。」
「でも、ほら、このコ謝ってるしぃ~。」
「今さら謝ったくらいじゃ済まねーんだよ!」
すると山口が、俺の耳元で「工藤くんだよね?」とささいた。
(えっ、なんで俺のこと知ってるの?)
「おめーもやっちまうぞ、コラ!」
俺は山口に「俺がこいつら殴ったら、全速力で逃げろ!」と耳打ちした。
イチバン威勢の良かったヤツが俺に殴りかかってきたっ!
俺は反射的にそのパンチをよけ、
逆にそいつの腹に思いっきりパンチをくれてやった!
(言い忘れたが、俺は1年の夏まで真面目に空手部員してました…。)
「グホッ…」と、うずくまる1人。
と同時に、山口は全速力で走り出した。
(なるべく遠くへ逃げろよ……!)
他の2人もやる気になったみたいで、俺に対して身構える。
もっとも構えたところで、怖くはない。
俺は別の1人のむなぐらをつかみ、そいつの腹にヒザ蹴りを入れた。
残り1人の腹にもパンチぶちこんで、
「あっ、俺、別にやる気ないから。
そっちが先に手~出してきたんだから正当防衛だかんね~。」
と言って、そいつらが起き上がらないうちに
その場をとっとと去りました~。
長時間その場にいて、顔覚えられてもあとあと面倒だしね。
その日は、予定どおり、地元の不良連中と遊んだ。
もちろん、さっきあった出来事を話した。
「なんだよ、それ。相手めちゃめちゃよえーじゃん!(笑)」
「でも、そういうヤツらウザイからさ、
逆恨みとかして、いつかお礼参りに来るんじゃん?」
「でもよー、なんかあったら今度は、俺らも手~貸すからさ、
そんときは連絡しろよー。(笑)」
(いやいや、こんな“地元の連中”が来たら、マジでヤバいって!)
(だって、あんたらってば……、ホンモノのワルじゃん!)
「おう、さんきゅー! そんときは頼むよ!」
俺は軽く流しておいた。
(もっとも、結局その後、殴った相手に会うことはなかったが…。)
翌日、俺が学校から帰る途中、
待ち伏せしていたらしく山口が俺の前に顔を出した。
「昨日はありがと……。」
「あれっ? 山口、今日部活どうしたの?」
「うん、サボった……。ちゃんと工藤くんにお礼言いたかったからさ。」
「お礼? いいよ、そんなの。ってか、もうからまれるなよ。
昨日はたまたま通りかかっただけなんだから!」
「うん。ってかさ……、どうして、僕を助けてくれたの?」
(そういうこと聞かれても、正直に答えられないじゃん……!)
「うーん、山口くんが、かわいかったら♪(笑)」
俺は冗談っぽく(ある意味本心だが……)答えた。
その言葉に照れたのか、山口の顔が少し赤らんだ。
「僕さ……、実は工藤くんのこと前から知ってたよ。」
「はっ?」
「同じクラスになったことないんだけど、知ってたよ……。」
「まっ、たまに廊下ですれ違うしな!」
「うん、でも、昨日は工藤くんが来てくれて、すごくうれしかった。」
「ふーん。」
「工藤くんには迷惑かけちゃったけどさー、
こうしてちゃんと話す機会ができたから、
ちょっと良かったかな……って。」
「ん?」
「僕たち、友達になれるかなー?」
「あはは、昨日のあれも何かの縁でしょ? もう友達だよ。(笑)」
「サンキュっ!(笑)」
つーか、その輝くような笑顔、俺に見せるのやめてほしい……。
ますます山口のことが気になっちゃうじゃん……。
それから、俺と山口は急速に仲良くなった。
同じクラスでもないし、同じ地元でもない。
山口はサッカー部で、俺は帰宅部……。
なんの共通点もないはずの2人だったが、
あれから自然と、その日あったことや、周りの友達のことを
お互いマメに報告しあうようになった。
もちろん学食で顔を合わせれば、一緒にメシも食った。
それからしばらくして……、
「なぁ、今晩、ウチに遊びに来ない?」
山口が俺に言った。
「えっ、なんで?」
「うん、今日から両親が旅行でいないからさ、一緒に酒でも飲もうよ!」
山口の住んでるところと、俺の住んでるところは、近くはなかった。
でも、もちろん俺はOKした。
2人は、夕方以降に合流し、山口の地元でメシを食ったあと
ビールとつまみを買って、山口の家へ行った。
「誰もいないから、ラクな格好でいいよ。」
俺にそう言うと、山口は、Tシャツを脱ぎ、トランクス一丁になった。
男子校なので、実は山口の上半身裸の姿って、何気に見たことはあった。
少し色黒の肌に、薄い桜色の小さい乳首。
しかも、山口は腋毛が全く生えていない。
なんか子供っぽくて、俺はすごく山口がかわいく思えた。
でも、トランクス(下着)姿は見たことなかったんだな……。
とはいうものの、チンコは全く見えない。
そこら辺はガードが固いようだ。
「そういえば、山口って兄弟は?」
「あぁ、僕、1人っこだから兄弟はいないよー。」
「ふーん。」
「だからさー、なんか工藤くんに助けられたとき、
お兄ちゃんが助けに来てくれたみたいで、すげーうれしかったんだ!」
まだビール2本目なのに……、酔ってるのかな?
自分から一緒に酒を飲もうって誘ったくせに、山口は、酒が弱かった……。
3本目のビールを飲みはじめたと思ったら、すぐに床で寝てしまった。
しばらくそんなかわいい山口の寝顔を見ていたら、
突然、「うっ、気持ち悪~い……」と、山口が言い出した。
「おい、大丈夫かよ?」
「うぅ……、気持ち悪い……。ションベンもしたい……。」
「おいおい、立てるか?」
「うぅ……。あーーーっ、ヤバイ、気持ち悪くて立てない……。」
「仕方ねーな……、んじゃ……。」
と、俺が山口を起こそうとした瞬間、
山口は耐え切れなかったらしく、その場で漏らしてしまった……。
「あっ!」
さすがの俺もビックリした。
まさか部屋でションベン漏らすとは思ってなかったから。
全部尿を出し切って、力尽きたのか、
山口は、またその場で横になってしまった。
「おいおい、そこ濡れてるってば!」
仕方なく、俺は山口の家の中をあさってタオルを持ってきた。
「ほら、ちょっとどけってば。」
山口をどけて、俺は山口のションベンをタオルで拭いた。
(高校生が1回に出す尿の量って、案外多いもんだな……。)
そんなことを考えながら、
俺はトイレと部屋を何往復かして、床をキレイにした。
床はキレイになったものの、
山口は相変わらず濡れたままのトランクスをはいている。
「仕方ねーな。着替えさせるか……。」
山口の部屋のタンスを開けて、代えのトランクスを引っ張り出し、
今度は山口がはいているトランクスを脱がした。
もちろん、こんなチャンスは滅多にない。
俺のかわいい山口が、どんなチンコをしてるのか堂々と見れるんだから!
トランクスを脱がすと、そこにあったのは
なんともかわいいチンコ……というか、オチンチンだった。
チン毛は生えているものの、量は少なめで、
中学生の生えかけみたいな状態。
おまけに(ションベンを漏らして濡れてたせいか?)
キンタマも縮み上がっていて、
赤ちゃんのタマタマみたくキュッとした感じで、めちゃめちゃ小さい。
肝心のチンコ……オチンチンは、というと、
これまた小学生のように小さく、しぼんだ朝顔のようにドリル状。
「これ、剥けるのかな?」
好奇心にあおられ、そのしぼんだゾウさんの鼻を剥こうとしてみたが、
包皮が狭いらしく、亀頭のほんの先までしか剥けなかった。
(こりゃ包茎だな……。どうりでガードが固いわけだ……。)
しかし……、小柄でかわいい顔してて、
おまけに小学生並みの小さい包茎オチンチン。
俺に下着をはきかえさせられてるのに、
どうやら気持ち悪いのが通り過ぎたらしく、
スヤスヤと寝息をたてて寝ている山口。
(お前ってば、ホントかわいいやつだな……。)
翌朝、俺は山口に起こされた。
「なー、何で俺、昨日と違うパンツはいてんの?」
俺は眠い目をこすりながら
「あぁ、だってお前、昨日そこでションベン漏らしちゃったじゃん。」
と言った。
「うっそーーー。マジで? あれって、夢かと思ってた。
んじゃ、工藤が俺のこと着替えさせたの?」
「そうだよ。濡れたパンツじゃ風邪ひくだろーが。」
「マジで? んじゃ、俺のチンコ見たのかよーーーっ?」
「見たよ。見たけど仕方ねーだろーっ!」
「工藤、お前、俺の見て笑ったろ?」
「はっ?」
「俺の見て、笑ったんだろっ!」
「アホか。何で笑うんだよ。ビショビショで、んな余裕なかったよ!」
「嘘つけ! 絶対、バカにしてるんだ!」
俺は眠くて面倒くさかったんだけど、仕方なく起きた。
「あのなー、俺はお前の包茎チンコ見たよ。
でも、なんで笑ったり、バカにしたりしなくちゃいけねーんだよ!」
「だって、高校2年にもなって、剥けてないし、小さいからさ……。」
相変わらずトランクス一枚の山口。
俺は、そのトランクスに手をかけると、
いきなり下ろしてしまった。
「あっ!」
当然、山口はあわてた。
と同時に、俺も自分でトランクスを下げ、山口同様真っ裸になった。
「えっ?」
さらにあわてた山口を引き寄せ、俺は山口を抱きしめた。
「あったかいか?」
俺が山口に聞く。
「えっ? うん。あったかいよ……。」
山口が顔を赤くしながら答える。
「血が通った人間同士、抱き合えばあったかいんだよ。」
「そのあたたかさを感じるために、エッチはするもんで、
チンコの形や大きさを見せるためにやるもんじゃねーんだよ。」
「うん。」
俺は自分でも何を言ってるのか、よくわからなかったが、
山口の「うん。」という言葉に安心した。
しばらく抱き合ったままの2人だったが、
山口から話しかけてきた。
「工藤のって、剥けてるんだね。」
「勃ってるけどな。(笑)」
俺も山口も勃起していた。
「僕のは勃っても剥けないよ……。しかもチン毛もほとんどないし……。」
「いいじゃん、別に。
でも、恥ずかしいなら、
俺以外のやつに見られないように気をつけろよ。」
「うん。恥ずかしいから誰にも……、
ううん、工藤以外のやつには見られたくないな!」
「よしよし!」
俺は山口のおでこにキスしてやった。
すると、山口の皮を被ったままのオチンチンがピクンと脈打った。
「シャワーでも一緒に浴びねー?」
俺がそういうと、山口はうなずいた。
2人は背中を流しっこしたりして、はしゃいでいたが、
やがてエスカレートして、お互いのペニスを洗いあった。
「なー、もう恥ずかしくないのかよ?」
俺が山口に聞くと、
「だって、もう見られちゃったんだし、今さら隠しても遅いじゃん!」
と山口が照れくさそうに言った。
「んじゃ、もっとさわっちゃおう~!」
俺は、山口のかわいい包茎チンチンの皮を手で上下にしごいた。
「あっ、それは恥ずかしいかも……。」
そう言いながらも、山口は目を閉じてしまっている。
「なぁ、誰かにしゃぶられたことあるか?」
「ないよ~。うーん、気持ちいいのかな……?」
「どうかな~?」
俺は自分の舌を山口の包皮の中に入れてみた。
「あっ!」
どうやら、山口は亀頭が敏感らしく、少し痛いらしい。
「それじゃ、これは?」
今度は、山口の勃起してもまだまだ小さい包茎オチンチン全体を
俺の口に含み、その皮を上下させてみた。
「ううぅ……ん、気持ちいいかも……。」
直立する山口の引き締まったかわいいケツに手を回し、
俺は、山口の包茎オチンチンを口でしごいた。
しばらくして
「あっ、イキそう……! あっ、イク……っ!」
山口がそう言った。
俺は口から手に代えてしごき続けた。
すぐに山口の包皮から、ダラダラと白い液体があふれ出した。
もちろん今度は、山口の手を俺のチンコに持ってこさせ、
そのまましごかせ、俺もすぐにイッた。
そんなことがあったのも実は1回だけ……。
学食で会っても、一緒にメシを食うだけで、
お互いあの日のことには触れなかった……。
その後、山口は今まで以上に部活が忙しくなり、
俺は俺で、今まで以上に地元の不良連中とつるむようになり、
たまに連絡はとりあってはいたものの、
結局、それ以降、付き合ったり、エッチすることもなく、
特にこれといった進展もなく、2人とも高校を卒業してしまった。
そうそう、高校時代、実は俺には彼女がいて、
自分で自分のことをゲイだと自覚していなかった。
自分がゲイであることを感じてはいたものの、
きっと認めたくなかったんだと思う……。
でも、もしあの頃、自分がゲイだと自覚していたら、
山口と、もっといろんなことをできたのかもしれない……。
弟のようにかわいく感じ、
友達のように素直でいられ、
恋人のようにいろんなことを知りたがった。
あれが、俺の初恋だったのかもしれない……?
いまだに、小柄でスリムなカワイイ感じのルックスと、
小さくて皮が被った包茎オチンチンが大好きなのは、
やっぱり、山口……初恋のせいなのかもしれない……。
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