- 2013⁄04⁄18(Thu)
- 00:19
少年オークション
友人の伝手で参加した、通称「少年オークション」。文字通りこのオークションでは少年に関係するものが多数出品される。まぁ、それだけでは只の変態オークションだが、このオークションは一味違う。なんたって毎回最後に駆らずと言っていいほど出品される、少年好きなら誰もが一度は夢見る驚愕の商品が出品されるのだから。
…そう、「本物の少年」が…
…そう、「本物の少年」が…
「野村 タケシくんの精液付き体操服一式、1万6千円での落札です」
何処かの地下で行われている異様なオークション。その薄暗いオークション会場内はまるでコンサート会場の様な広さを有しており、無尽蔵にあるかと思えるステージを囲む客席はほぼ満席状態だ。
「これからが本番ですな…」
「今日はどんな子かしらねぇ」
「君は何人くらい飼っているのかな?」
「いやぁ、お恥ずかしい限りです。実は一匹も…」
いよいよ少年が出品されるのか、周囲の客達が騒がしくなってきた。私が座っているのは
VIP席と呼ばれる最前列にある席であり、どの席も豪華な装飾が施されてゆったりとしたスペースが確保されている。中には飼っている少年をペットのように同伴させている客も居るようだ。
「さて、続きましてはいよいよ本日の目玉商品!商品№37、酒川 アキくん12歳です!!」
プシュゥウウウウ!
司会者が商品名を叫ぶと同時にステージに濃い霧のようなものが発生し、ステージは瞬時に白い靄に包まれる。やがて、ステージにはスポットライトの光が差し込み、霧が晴れるとステージに突如として拘束された一人の少年が出現した。
「かわいいチンチンだね~」
「売り物にされた気分はどうだい?」
「今回も中々の淫乱少年だと聞きましたよ…」
「ほら、見てご覧。お前達のお友達だよ」
アキがステージに現れるや否や、会場の客達は思い思いの感想を述べたり中にはアキに向って心無い罵声を上げる者もチラホラ。
「ほぉ、これが噂の…」
私はアキと呼ばれるその少年の姿に興奮を隠しきれず、思わず魅入ってしまう。なぜなら少年は一糸纏わぬ全裸姿で両手首にそれぞれ手枷を嵌められ、バンザイの姿勢になるように天井まで伸びる鎖に繋がれており、さらに下半身は強制的に器具でM字開脚を強いられてペニスはおろか、尻の穴までよく見えるような卑猥な格好で拘束されているのだから。
「ふむ…」
それと、どうやら少年の体は下半身の拘束具と一体になっている一本のパイプによって支えられているようだ。まぁ…なんにしろ、「酷い」としか言いようのない姿だ。
「このアキくん。先日ある児童養護施設との裏取引で手に入れた「純粋種」!まだ、一度の調教も行っていません。もちろん新品未使用!ほ~ら見てくださいよ、この反抗的な目つき。調教のし甲斐がありそうですね~」
司会者のユーモラスなふざけた解説に、会場内から笑い声が溢れた。
一方、淡々と司会者がアキの説明を続ける中、アキは無言で手当たり次第に会場内の観客を鋭い目つきで睨みつける。
本来ならばこのような反抗的な態度をとる子供を、商品として売りに出すのは色々と問題だ。そもそも、このオークションに出品される少年はほとんどが既に調教を終えている者が多く。どれもこれも絶対遵守の教えを守り、実行する者ばかりだ。しかし、人の好みなど十人十色。中には従順な者より、生意気で反抗的な子供を飼いならしたいという客も居る。現実に、このオークションのアンケート結果には67%という過半数以上の「純粋種」を望む声があった。このことから、オークション実行委員会は度々アキのような未調教で性知識の乏しい子供も入荷して出品することになったのだ。
「…では、開始価格1千万からのスタートです!」
司会者の商品説明が終わると、アキの背後にある大型スクリーンが動き出す。そのスクリーンには現在のアキの価格とアキの顔などの画像が表示され、時たま性器のアップなどが表示される。これはアキ自身も知らないことであるが、知らない方がいい情報と言えるだろう。
「中々の伸び具合ですね。…それでは終了時間まで、アキくんのお相手をしてあげましょうかね」
現在価格は既に1千5百万。既に一目見た時から魅せられてしまった私はなんとしてでも「純粋種」である、あの少年を落札したいところだが、とりあえずもう少し成り行きを見守ることにして、今は余興を楽しむことにした。
「好きな食べ物は?」
司会者は自身のマイクをアキの口元に宛てて、手始めに簡単な質問を行う。
「…」
「あれ?どうしたのかな?」
「…」
アキは司会者を睨みつけるだけで、一切質問に答えようとはしない。しかし、司会者はさらにアキに質問を続ける。
「無視かい?…では、質問を変えましょう。ズバリ!アキくんの好きなご主人様のタイプは?」
「…死ね」
この会場に連れてこられてから、アキが初めて口にしたのは「死ね」という言葉だった。これに対して会場の反応はどうだったかというと、入札が鈍るどころか「死ね」発言で一気にアキの値段が2千万円に跳ね上がった。このオークションでの少年売買の平均レートは1千7百万前後とされていることから、アキの強がり振りの人気が窺える。
「まぁ、純粋種ですから仕方が無いですが、アキくんは呆れるほど無礼ですね。…よし、思いきって少しこの場で調教してみましょう」
開始早々に値段が跳ね上がり、嬉しさのあまり笑みを隠せずにいる司会者は、さらに値段を吊り上げようとアキに魔の手を伸ばす。
「アキくん。この青くて細長い棒が何か分かるかな?」
徐に司会者はポッケからプラスチック製の青い細長い棒を取り出し、それをアキの眼前でチラつかせてアキにその正体を尋ねる。
「…」
依然として質問には一切答えようとせずにシカトを続けるアキ。
「ん~、少し難しかったかな?正解は「ローター」って言うんだよ。まぁ、ちょっとしたご褒美みたいな物だよ」
司会者は勝手にベラベラと会話を続けると、手に持っていたローターをアキの肛門にツンツン押しつけ始める。すると、それに対して何らかの危機感を感じたのか、初めてアキが司会者に話しかけた。
「…!?おいっ!それをどうする気だ!」
「これ?君のお尻の穴に入れるんだよ」
「なっ!」
平然と自身の尻に挿入すると言い返えされて驚くアキ。その若干脅えた表情は大型スクリーンにも映し出され、会場の客達に興奮を掻き立てる。
「大丈夫だって、ちゃんとたっぷりローション塗ってあげるから。仮にも大事な商品、無暗に傷つけたりしないよ」
予め用意しておいたワゴンからローションの瓶を手に取り、慣れた手つきで若干黄色交じりの透明なゴム手袋を右手に装着してローションの瓶の蓋を開ける司会者。
「わっ、待て!待って!…待ってください!」
その異様な光景にかつてない恐怖感を即座に感じ取ったアキは、今まで頑なに逆らってきた司会者に対して敬語で静止を求めた。また、同時に客席からはアキの対応・反応についての意見が飛び交う。
「もうギブアップか?」
「いやいや、私はこのくらいでもイケますぞ」
「私は…どうでしょうかねぇ」
それぞれ異なった価値観を持つ客達。中には入札を控えるようなニュアンスを含んだ反応を示す客も少なからず存在し、先程から順調に伸びていた入札が、ここにきて一気に滞った。
「おやおや?ここに来て初めての敬語だね。でも、やめないけどね…」
客席の反応を窺いながらアキに手を伸ばす司会者。流石はベテランなだけのことはあり、多少の障害も気にせずに予定通りの流れでオークションの進行を進める。
「くっ…んぁぁあ…やめっ…くぁあぁあ…」
クチュクチュとワザといやらしい音を立てながら、司会者は躊躇なくアキの肛門に人差し指をゆっくりと挿入していく。この様子も大型スクリーンに映し出され、画面にはアキのローション塗れの肛門がグチョグチョと音を立て、ピクピク小刻みに震えながら司会者の人差し指を咥え込んでいくシーンが鮮明にアップ画像で映し出される。
それには、つい今しがたまで騒いでいた客達も一斉に黙りこみ。大勢の客達はこぞってモニターに映し出された少年の拡張中の肛門を凝視した。
「すばらしい…」
VIP席の私はモニターの拡大画像などには目もくれず。今、まさに私の目の前で「生」に繰り広げられている「小生意気な少年」のアナル責めという儀式を食い入るように見つめた。無意識に入札の端末を連打しながら…
「冷たくて気持ちいいだろう?それに始めてでしょ?お尻の穴に指を差し込まれるの」
再び勢いを取り戻した入札を横目に、司会者は人指し指に続いて今度は中指までグイグイとアキの肛門に挿入し始める。
「くぅあぁあ…くっ!!」
一本でも違和感がるといのに、続けざまに指の挿入を追加されたアキは、腹の辺りをクネクネと揺らしながらさらに悶え苦しむ。
「こんなにたくさんのご主人様候補の方々を目の前にして、お尻の穴を拡張してもらえてうれしい?」
ニヤニヤ笑みを浮かべながら、終わりなき苦痛に苦しむアキに対して無慈悲に言葉責めを行う司会者。
「そ、そんな訳ぇ…無いだろぉ…うぁぁあ!早く指をぉ…抜けよぉ!!」
「…言われなくても引き抜きますよ」
アキの頼みを聞き入れたとは思えないが、司会者は何度かアキの中で指をかき混ぜた後、挿入した二本の指をゆっくりと引き抜く。
ジュボボボッ!ジュプゥ!
「うんあぁああぁ!」
指を引く抜く際、会場内には粘着質な音とアキの喘ぎ声が響き渡り、客達はその卑猥な二重奏と先程まで生意気な態度だったアキの惨めな姿に感化されてさらなる入札を行う。この天井知らずの入札に、現在のアキの値段は3千万を超えていた。
「くぅあぁぁ…」
大勢の見守る前でアナル拡張を行われ、アキの顔は恥ずかしさの余り真っ赤に染まり、いつの間にかアキの全身は汗塗れに変わり果て、スポットライトに汗が反射してヌメヌメと妖しく輝く身体。
「…はぁ、はぁ」
「さぁ~て、今度はローターの挿入だ。指なんかより何倍も気持ちいいよ」
「なっ…」
司会者はそう言って笑顔で先程のローターをポッケから取り出し、さっそくソレを依然とローション塗れになってクパッと大きく口を開けたままのアキの拡張されたアナルに宛がう。
「やぁ…それ以上その変なのを俺に近づけるな!やめぇ…やめて…頼む!あぁ…
んぁあぁああああぁああ!!」
「そんなに叫ばなくてもいいでしょ、いつもこれくらいのウンチ出しているんだから」
必死の命乞いも叶わず、ズブズブと音を立てて容赦なくアキのアナルにローターを挿入していく司会者。
下拵えに指で慣らしたせいか、スムーズにアキのアナルに吸い込まれていくローターは少しアナルから飛び出す程度を残し、あっと言う間にアキのアナルに食い込み終わった。また、その一部始終は相変わらず会場の客達にも筒抜けであり、アキの背後に設置されている大型スクリーンにはコレでもかというほどに拡大されたアキのローターの挿入されたアナル付近の画像が映し出される。
「あぁぁ…抜いてぇ…うぅ…これ抜いてくれよぉ!!」
アキは全身をプルプルと小刻みに揺らしながら涙目で自身のアナルに深部下と挿入されたローターを引き抜いてくれと懸命に乞う。
「壊れないか心配だな…レア物なだけにね」
ふと、VIP席でアキを眺める男が小声でそう呟く。狂気に満ちた会場内で…
得体の知れない異物の混入。ましてや私達が見守る中で「全て」を強制的に曝け出さなければいけないという状況下。しかも、さらに本来排泄物の通り道であるアナルにローターを挿入されたことによる追い打ち。年頃の子供にとって、この無残な仕打ちによる精神的ダメージは計り知れないものだろう。
「まぁ、こんなことを考えているのはVIP席で私だけかもしれないが…」
一方、ステージではアキの状態のことなどお構い無し、と言わんばかりにアキに対しての恥辱塗れのアナル責めが続けられていた。
「でも、アキくんのお尻はおいしそうに咥えているけどなぁ…これ」
アナルから飛び出すローターの先端をツンツンと突っつきながらそう言う司会者。
「ちがう…さっきから俺は…っ!!」
ヴイィイィィ!
「んぁぁああぁ!なぁにぃ!?んぁぁああぁ!!」
突然、周囲にバイブ音がしたと思いきや、アキは大きな喘ぎ声を上げて腰をクネらし始めた。どうやら司会者が先ほどローターを突いた際、意地悪くローターのスイッチを離れ際に入れた様だ。
だが、遅かれ早かれどの道アキはローターによるアナル責めは避けられなかったことだろう。
「あらら、電源入れただけでそのザマかい?まぁ、少しローターに媚薬を刷り込んでおいたんだけどね。それの影響も出始めたかな」
「びやくぅ?うんぁあああ!止めてぇ…コレ抜いてぇえええ!!」
反応を早めるための媚薬散布は入札数を上げるのに時間制限のあるオークションでは必要不可欠とされている。しかし、濃度の高い劇薬とされているその媚薬は、実際使用される人物にとっては快楽を通り越した苦しみしか待っていないという迷惑千万な代物だ。
「アキくんは欲張りだねぇ~。そうだ、さっきの質問に正直に答えられたら抜いてあげるよ?」
「はぁぁあぁん…こ、こたえますぅ!んぁあああぁ…」
媚薬で感度を無理やり引き揚げられたアキのアナルの中で暴れるローター。アキは底なしに沸き上がる快感に悶え、口からダラダラと涎を垂らしながら司会者の要求をすんなりと受け入れる。その従順なアキの反応に司会者は満足げな表情を浮かべながら、先ほど全て無視されてしまった質問を再びアキに問いかける。
「それじゃ、好きな食べ物は?」
「ハ、ハンバーグ!」
「好きなご主人様のタイプは?」
「や、やさしい人ぉん!」
「正直、今凄く気持ちいい?」
「……気持ちよくぅん…なぁいいぃいん!!」
前の二つの質問には即答したアキだが、この問いに関しては回答に一瞬の間を置いた。その微妙な違いを見逃さなかった司会者は、つかさずそれを嘘だと見抜いて突っ込む。
「それ嘘でしょ?」
「ひぇ?」
司会者の突っ込みに図星と言わんばかりの反応を示すアキ。その様子に会場の客達から笑い声が溢れつつ、この期に及んで嘘をつくという「余裕」のあるアキの抵抗に興奮した一部の客が入札を行う。
「私は「正直に答えたら」って言ったよね?嘘は駄目だなぁ~」
「やぁあぁあ!抜いてぇえええ!あぁ…あぁぁあああ!駄目ぇえぇぇえええ!!」
やがて、快楽によるものとは明らかに別の反応を示すアキ。
「おや?何やらムクムクと…!?みなさん、アキくんがついに勃起し始めましたよ!」
特殊な環境で恐怖心がアキの羞恥心を抑制していた様だが、媚薬の影響でついにアキのペニスがビクンビクンと反応し始め、見る見るうちに膨張していく。
「あぁぁあ…やぁぁあぁ!…うぅうう」
おそらくアキ自身ですらじっくり観察したこともない自分の勃起過程。それを無理やり勃起させられたあげく、大勢の客達の前で公開されたことに思わずショックで声も出せずに恥ずかしさと悔しさ、あるいは惨めさでボロボロ鼻水交じりの涙を流すアキ。そのグチャグチャになった表情は見るも無残な状態だ。
「包茎だと思ったら仮性だったのか、これは傑作だ」
「あれでは将来的に剥けませんねぇ~」
「私が買ったら真性包茎にしてやる」
アキの勃起に客達の入札も再び活気づき、こぞって大型スクリーンに映し出されたアキのピンク色の亀頭と中途半端にペニスを包む皮を馬鹿にするような言葉責めを行う。
「うぅ…うぅううぁん!」
「やっぱり気持ちよかったんだ…正直に言えばこんな生き恥晒さなくても済んだのにね」
「……うぅ…やだぁ…家に帰してよぉ…うぅう…んぁぁああぁ!」
「アキくんに帰るところなんて無いでしょう?君は売られたんだし」
無情にも「帰る場所」が無いと告げて現実を突き付ける司会者。
実際、アキは3年前に両親を失って、引き取られた親戚にも厄介者扱いされていた経緯がる。さらには身を寄せていた児童養護施設の職員にも裏切られ、挙句の当てに人身売買を行うこのオークションに「物」「性奴隷」として出品されるしまつだ。
だが、アキはたとえ帰る場所が無くても、ここが自分の居るべき場所とは決して認めず、泣きじゃくりながらそれを否定する。
「俺は物じゃないぃ…んぁ」
「大勢のご主人様候補の方々の前でチンコをヒクヒクさせているのに?」
「それは関係無いだろぉ…」
「ふぅ、本当に一から調教しないとダメだねぇ君。…ある意味レアだけど」
プライドを完膚無きまでにズタズタに引き裂かれたアキに、止めの一撃とも思えるような発言をする司会者。それと同時に司会者は、なぜかアキに挿入されていたローターを勢いよく引き抜く。
ジュパァァア!!
「んぁぁああぁぁあああああああぁああ!!」
アキの絶叫に似た喘ぎ声と共にアナルからいやらしい粘着質な効果音を出しながら急に抜かれたソレは、アキの体液とローション塗れになりながら妖しく振動し続ける。
「これは記念品に使えそうだ…」
司会者は引き抜いたローターを近くにあるワゴンの上にあったビニール袋に放り込み、封をしてワゴンの上に片付けた。
(これは後々、アキを落札「出来なかった」次点者などに無料で配られる記念品として扱われる)
「んぁ…はぁ、はぁ」
アナルに挿入されていた忌々しいローターは取り除かれたものの、微かに残る媚薬の効果によって以前と荒い息を上げながら苦しみ続けているアキ。もちろんペニスも勃起したままであり、ピクピクと小刻みに震え続ける。
「おやおや、どうやらアキくんは物足りない様です。醜い仮性包茎チンコが物欲しそうに疼いていますね~」
そう言いながら不気味な笑みを浮かべてアキの勃起したペニスを眺める司会者。
「くっぅう…黙れ…」
「少し余裕になるとスグに言葉使いが悪くなるねぇアキくん。…でもね、仮性包茎チンコをそんなに大きくさせて、大勢のご主人様候補の前でヒクつかせているアキくんは変態以外の何物でもないよね?」
「んぁ、ど、どういう意味だぁ…んぁ」
「だから、素直になれってことだよ。「僕は変態ドMです」って認めろ」
「そんなこと…くぁん…んぁ」
司会者の言葉責めにアキは顔を俯かせ、涙を流しながら内から溢れだす性欲を抑制しようと身体に働きかけるも、アキの願いとは裏腹に欲情し続ける肉体。その後もアキの意思とは関係無く性欲は増していき、ついにはピチャピチャといやらしい音を立てながらピンク色の亀頭部分から透明な粘液が噴き出し始めたアキのペニス。
「ほらぁ、感じてるじゃないか」
やっぱりと言うような表情でアキのペニスの変化をすぐさま指摘する司会者。
「ち、ちがう!…んぁ、これはお前が無理やり…」
「私は何もしていないよ?ただ、少しだけアキくんの背中を押してあげただけさ」
「ふざけ…んぁあぁ…うぅなあぁああぁ!!」
「あぁ、辛いよね。でも、どうやってもアキくん一人じゃイクことは出来ないんだよ?
アキくん一人じゃ…」
司会者の言う通り、両手足を拘束されて一人では絶頂を迎えることのできない状態のアキ。
微弱な刺激がジワジワとアキの幼い未成熟な身体を蝕んでいく。
「くぁ…んぁぁあああぁ!!んぁぁあぁあうぅんぁぁんんんぅ!!」
「いいねぇ、どんどん値段が上がっているよ。…後少しだから耐えてくれよ」
オークション終了まで残りわずかに差し迫った時、ここにきて司会者は特に何を行うでもなくアキを放置して入札の動向を窺う。本来、司会者は商品となる少年を高値で売るのが第一であり、これまで行われてきた行為は全て客達の購買意欲をそそるためのパフォーマンスだ。また、これは必要以上に商品の品質を変えないための処置ともされている。
「予想値を上回るな。ふふ…やはり純粋種は売りがいがある」
「ぐぅぁああぁあぁあ!うぅ…うぐぅうぅ!」
それとは打って変わり、商品価値の向上と称して終わりなき快楽地獄に無残にも突き落とされたアキの瞳は次第にその輝きを失っていき、ついにはひたすら大声で喘ぎながら腰をクネクネ揺らす動作を繰り返すようになっていた。
「さぁ、いよいよオークションも終了間際です!現在価格は4800万円!」
「ぐぁんぁ…んぁああぁあ!!」
アキの背後の大型スクリーンにはオークション終了までのカウントダウンが始まり、入札者数もどんどん減っていく。そして、とうとう競い合っていた二人の入札者のうち一人がアキの落札を断念。それと同時に、この狂気に満ちたオークションは終焉を迎えた。
「では、ここで入札は打ち切らせていただきます。終了価格は…なんと5120万円!落札者は…」
そしてオークション終了後、アキは拘束されたままステージから降ろされ数人のスタッフによって「商品受け渡し所」と呼ばれる場所に慌ただしく運ばれる。
「今日の凄かったな!」
「あぁ、久々の五千万突破だ。これで俺等の給料も上がるといいんだけどな」
朦朧とする意識の中で耳に入ってくるスタッフ達の声。
「んぁあぁ…ここはぁん…んぁぁあぁ!!」
しばらく薄暗い廊下の中を運ばれた後、辿り着いた場所。そこは豪勢な装飾品等で埋め尽かされた洋風の応接室のような場所で、少年売買時のみに使用される特別な部屋だ。アキはその部屋に運ばれるや否や、さっそく中で既に待っていた落札者の「中島」と呼ばれる中年男の前に差し出された。
「中島様、ご落札おめでとうございます。既に代金の入金は確認しましたので、商品をお受け取りください」
「うぅんぁ…うぅううぅんぁぁあぁ!」
「やぁ、始めましてアキく…いや、アキ。今日から君のご主人様の中島 拿露だ」
苦悶の表情を浮かべて俯くアキの顔を覗き見るようにして声を掛ける中島。しかし、
未だに続く媚薬の効果に中島の挨拶を無視して喘ぎ続けるアキ。
(中島 拿露…中島グループ現CEOであり、誰もが羨む程の地位・富・名声を得ている日本でも随一の権力者だ。しかし、それらの華々しい経歴とは裏腹に、ごく一部の関係者の間では「日本一の少年愛者」と囁かれるほどの少年マニアであり、実際に本人の屋敷には非合法に連れてきた少年達が「メイド」として飼われている。)
「んぁぁああぁ!」
「…どうやら挨拶どころでは無いらしいね。おい君、アキの拘束を解いてやってくれ」
中島はアキの苦しむ姿に何を思ったのか、なんとその場でアキの拘束を解けと指示を出す。
「えっ、しかし…よろしいのですか?この子は未調教ですし…中島様に危害が…」
「構わんよ。早く解いてやってくれ」
「えっ、…では」
中島はスタッフの忠告を聞かずにアキの拘束を解くように指示し、スタッフも渋々それを了承してアキに嵌められた拘束具をカチャカチャと金属音を立てながら慌てて取り外す。
「うぅん…」
全ての拘束が解かれると、既に疲労困憊のアキはそのまま床に倒れ込むようにして床に崩れ落ち、全裸で汗だくになりながらピクピクと身体を痙攣させてその場に蹲る。アキのその姿はまるで生まれたて小動物の様だった。
「さぁ、記念すべき最初の命令だ。私の目の前でオナニーしなさい」
床に蹲るアキに中島は近寄ると、アキに向って自慰行為を強要する。つまり、中島の目的はこの場でアキに自慰行為を行わせることであった。
「やぁ…だれがぁあぁん…するもんかぁ…んぁあぁ!!」
「本当はイきたくてしょうがないのだろう?一目瞭然だぞ。さぁ、早くオナニーしなさい。でないと屋敷でキツイ調教を受けてもらうことになるよ」
「うぅ…」
「どうした?出来ないのか?」
「や、やってやるよぉ…んぁ!」
「そうそう、いい子だ」
中島の命令に初めは背いていたアキだが、これまで体験したことの無い寸止めの様な行為をさせられて、正直本心では無性に射精したくてたまらなかった。その挙句、結局アキは暴走した性欲を抑制することが出来ずに中島の脅しを口実にして自慰行為を行う。
だが、これは結果的には中島に命令されて自慰行為を行ったという事になる。このことはアキの考えとして、自ら自慰行為を自発的に行うよりは幾らかマシだと思っての決断だったのだろう。
(そもそも、拘束を解かれたアキは無意識のうちに床にペニスを擦りつけて自慰行為を既に行っていた)
「うんぁぁああぁ!んぁぁあぁ…んぁぁあああぁぁぁああぁあああ!!」
媚薬によって快感が桁違いに引き上げられたことにより、まるで気が狂ったかのように叫びながら自らのペニスを猿の様に勢いよく扱くアキ。
その室内に響き渡る幼い少年の叫び声の様な喘ぎ声は、先程の様に大勢に見られていないというギャップのせいか、音量はまったく周囲をまったく気にしていないかと思うほど高音な物だった。
「ひゃぁぁああんぁあぁん!そ、そんなんぃ…ジロジロ見るなぁあぁん!」
「ご主人様に指図するか?生意気な子だ…連れて帰ったらたっぷり調教してあげないとね」
「くぅんぁ…もう、駄目えぇんぁああぁあぁあああぁぁ!!」
若干の意味の無い抵抗…と言うよりは強がりを見せるアキだが、ついに絶頂を向かえ腰を大きくビクンビクンと震わせ、そのはち切れんばかりに膨張したペニスから勢いよく大量の精液を噴き出して周囲にこれでもかとぶちまけるアキ。
ドピュッ!ドピュッ!
「はぁん、はぁん…んぁぁあぁぁ…はぁ、はぁん…」
ピュッ…
「おお、凄い量のミルクだねぇ~アキ」
「はぁ、はぁ…」
射精の余韻で身体を震わすアキの表情は、とてつもない背徳感や羞恥で悔しさ交じりの悲しみの表情を浮かべているかと思いきや、なぜかその表除は幸せそうな表情になっていた。
「ひゃぁん…」
「とても幸せそうな表情だねぇ。そんなに気持ちよかったの?」
「!」
中島の指摘に我に帰ったアキは咄嗟にその表情を顰め、体育座りなって裸の身体を包み隠す。
「くっ…」
「…にしても、高級カーペットがミルク塗れだ」
「中島様、そのような些細なことはこちらで処理させていただくのでご安心…」
唐突にアキが撒き散らした精液によって精液塗れになった高級カーペットの話題を持ち出した中島。スタッフは気にするなとすぐさま切り返すが、中島はそれに対して笑みを浮かべてこう答える。
「いやいや、そう言う訳にはいかんよ。…アキ、カーペットに撒いたミルクを舐め掃除しなさい」
「なっ!なんで俺が…」
なんと、中島はアキに床を舐め掃除するようにと指示を出した。無論、アキは即答でそれを拒むが、中島はそれを聞き入れずに強い口調で再度命令する。
「2度も言わせるな!さっさと舐め掃除しろ」
「嫌だ!そんなことで…ブッ!!」
それは突然のことだった、中島はアキの頭部をいきなり鷲掴みにすると、そのまま強引にアキの頭を精液塗れのカーペットに押し付け、ごしごしとアキの頭を上下にスライドさせ始めた。
「やめぇ…うあぁあぁ!あぁがぁ…あぁっ!!…」
「舐めないなら雑巾になれ。アキ雑巾だ」
「ぶぁ…うぁ離せぇ…ぐぅあがぁあぁ…」
力強くカーペットに擦りつけられるアキの顔面は、自身の撒き散らした精液で徐々にコーティングされていく。
「…げぇ…あぁ…」
「ふん、そろそろいいかな。…そうそうアキ、これからはミルクを床に溢したら舐め掃除してもらうからね。もちろん拒んだら雑巾だ」
「うぅ…そんなぁ」
やがて撒き散らした精液をある程度アキ雑巾で拭き取り終わると、中島は手を放しアキを解放する。この時、アキの身体、特に顔面は精液でベトベトになり酷い有様だった。
「さて、掃除も終わったことだ、私達はそろそろ失礼するよ」
アキを散々辱めてある程度気が済んだのか、中島はアキを連れて部屋を後にしようとする。
VIPルームで落札した商品に手を出す行為にスタッフは内心迷惑だったが、中島は大口の客であるため文句も注意も迂闊には出来ない。それ故、中島が帰宅の意を示すと満弁の笑みで送り出すスタッフ。
「それでは中島様、またのご参加をお持ちしております」
「お、俺は行かないぞ!絶対嫌だ!!」
「ここに留まってどうする?また大勢の前で恥ずかしい目に会いたいのか?」
「そ、それは…でも…俺は…」
「まぁ、これからじっくり楽しませてもらうとするかね」
その後、嫌がり抵抗するアキを中島は特製の麻酔薬で眠らせると、全裸のアキを抱きかかえ自らの屋敷に連れ帰ったという。
それから半年後…
人里離れた山中にひっそりと佇む中島の屋敷から漏れる少年の声。それは紛れも無く半年前にこの屋敷に連れて来られたアキの声だった。
「はぁぁああんっ!もっとぉおお!お願いしますぅん!」
大きな薄暗いベッドルームには下半身裸の中島と、アキらしき長髪の全裸姿の少年の姿があった。そこで行われていたと思われるおぞましい行為は一先ず終わった様だが、アキは中島に縋る様にして何かを求める。
「ご主人様ぁん!もっとぉ」
「まだ欲しいのかい?だが、一度に3回も相手はできないぞ…これでも挿入していろ」
そう言って中島はベッドの脇にある棚から何かを取り出すと、それをまるでペットに餌を与えるかのようにしてアキに差し出す。
「あぁん、…太くてゴツゴツしていて気持ちよさそうですぅご主人様!」
アキが手にしているグロテスクな物体の正体はアナルバイブ。アキはそのアナルバイブを舐めまわす様にトローンとした表情で眺める。
「アキ、それで飽きるまで遊んでいなさい」
「はいっ!かしこまりました…んっ、んぁ…んぁあぁあ…やぁああぁん!」
まるで主人の許しを待っていたかのように嬉しそうにアキは返事をすると、アナルバイブを躊躇なく自身のアナルにグイグイと挿入していく。
「うんぁぁぁあぁ!気持ちイぃい!!…これぇ最高ぅううぅ!!」
アナルバイブを自ら挿入して喘ぎ声を上げる様子に、この半年間でアキに何があったのか言うまでも無いが、以前はキラキラと輝いていた瞳からは光が完全に失せ、まるで別人に変わってしまっていた。
「はぁあんぁ!ご主人様~!んぁあぁああぁああぁ!!」
「ふふ、お前は本当に化けたな。今ではこの屋敷のメイドの中で一番の淫乱だ。そうだろう?アキ」
「ひゃぁい!…私が、ご、ご主人様の一番りぇふぅ!んぁぁああぁあぁぁあ!」
アナルバイブで自らを犯しながら、自分が中島の一番のお気に入りだと叫び訴えるアキ。すると、それに対して中島はアキにとって予期せぬ言葉を投げかける。
「…まぁ、実際アキで楽しめたのは最初の一か月間だけだったがな」
「ひぇ?ご主人様?」
中島からの言葉に驚き、思わず出し入れしていたアナルバイブを落とすアキ。
「アキ、お前は明日から先輩メイド達に家事を仕込んでもらえ。私からも彼らに伝えておくから」
「ご主人様ぁあぁ!?」
「もう飽きたんだよ、そろそろ新しいのが欲しかったし」
「で、でもぉ!!」
「気が向いたら遊んでやるから、喚くな。ワガママ言うと屋敷から追い出して、「アノ」オークションに中古品として差し出すぞ」
「やぁ…言うこと聞きますぅ!だから売らないでぇ!お願いです…うぅ」
何事にも飽きは必ずやってくる。元々中島がアキを購入した動機が美少年で「未調教」だということだったことから、既に調教を終えてしまったアキに既に価値は無かったのだ。
「あぁ…」
「オナ二―なら好き放題やっても構わんぞ…」
中島は呆然と床にひれ伏すアキにそう言い残し、自分はさっさと着替えをすませて部屋から立ち去る。
ガチャン
「……」
ベッドルームの扉の閉じる音は、アキにとっての死刑宣告だったのかもしれない。一人取り残されて静まり返ったベッドルームには、先程アキが落としたアナルバイブのモーター音が虚しく響き渡っていた。
その後、アキは屋敷の「家事全般」担当メイドとして生きていくことになったが、初めの頃は今まで中島を一人占めしていたアキに先輩メイド達は厳しく、しばらくの間は犬以下の暮らしを強要されていたというのはまた別の話。
何処かの地下で行われている異様なオークション。その薄暗いオークション会場内はまるでコンサート会場の様な広さを有しており、無尽蔵にあるかと思えるステージを囲む客席はほぼ満席状態だ。
「これからが本番ですな…」
「今日はどんな子かしらねぇ」
「君は何人くらい飼っているのかな?」
「いやぁ、お恥ずかしい限りです。実は一匹も…」
いよいよ少年が出品されるのか、周囲の客達が騒がしくなってきた。私が座っているのは
VIP席と呼ばれる最前列にある席であり、どの席も豪華な装飾が施されてゆったりとしたスペースが確保されている。中には飼っている少年をペットのように同伴させている客も居るようだ。
「さて、続きましてはいよいよ本日の目玉商品!商品№37、酒川 アキくん12歳です!!」
プシュゥウウウウ!
司会者が商品名を叫ぶと同時にステージに濃い霧のようなものが発生し、ステージは瞬時に白い靄に包まれる。やがて、ステージにはスポットライトの光が差し込み、霧が晴れるとステージに突如として拘束された一人の少年が出現した。
「かわいいチンチンだね~」
「売り物にされた気分はどうだい?」
「今回も中々の淫乱少年だと聞きましたよ…」
「ほら、見てご覧。お前達のお友達だよ」
アキがステージに現れるや否や、会場の客達は思い思いの感想を述べたり中にはアキに向って心無い罵声を上げる者もチラホラ。
「ほぉ、これが噂の…」
私はアキと呼ばれるその少年の姿に興奮を隠しきれず、思わず魅入ってしまう。なぜなら少年は一糸纏わぬ全裸姿で両手首にそれぞれ手枷を嵌められ、バンザイの姿勢になるように天井まで伸びる鎖に繋がれており、さらに下半身は強制的に器具でM字開脚を強いられてペニスはおろか、尻の穴までよく見えるような卑猥な格好で拘束されているのだから。
「ふむ…」
それと、どうやら少年の体は下半身の拘束具と一体になっている一本のパイプによって支えられているようだ。まぁ…なんにしろ、「酷い」としか言いようのない姿だ。
「このアキくん。先日ある児童養護施設との裏取引で手に入れた「純粋種」!まだ、一度の調教も行っていません。もちろん新品未使用!ほ~ら見てくださいよ、この反抗的な目つき。調教のし甲斐がありそうですね~」
司会者のユーモラスなふざけた解説に、会場内から笑い声が溢れた。
一方、淡々と司会者がアキの説明を続ける中、アキは無言で手当たり次第に会場内の観客を鋭い目つきで睨みつける。
本来ならばこのような反抗的な態度をとる子供を、商品として売りに出すのは色々と問題だ。そもそも、このオークションに出品される少年はほとんどが既に調教を終えている者が多く。どれもこれも絶対遵守の教えを守り、実行する者ばかりだ。しかし、人の好みなど十人十色。中には従順な者より、生意気で反抗的な子供を飼いならしたいという客も居る。現実に、このオークションのアンケート結果には67%という過半数以上の「純粋種」を望む声があった。このことから、オークション実行委員会は度々アキのような未調教で性知識の乏しい子供も入荷して出品することになったのだ。
「…では、開始価格1千万からのスタートです!」
司会者の商品説明が終わると、アキの背後にある大型スクリーンが動き出す。そのスクリーンには現在のアキの価格とアキの顔などの画像が表示され、時たま性器のアップなどが表示される。これはアキ自身も知らないことであるが、知らない方がいい情報と言えるだろう。
「中々の伸び具合ですね。…それでは終了時間まで、アキくんのお相手をしてあげましょうかね」
現在価格は既に1千5百万。既に一目見た時から魅せられてしまった私はなんとしてでも「純粋種」である、あの少年を落札したいところだが、とりあえずもう少し成り行きを見守ることにして、今は余興を楽しむことにした。
「好きな食べ物は?」
司会者は自身のマイクをアキの口元に宛てて、手始めに簡単な質問を行う。
「…」
「あれ?どうしたのかな?」
「…」
アキは司会者を睨みつけるだけで、一切質問に答えようとはしない。しかし、司会者はさらにアキに質問を続ける。
「無視かい?…では、質問を変えましょう。ズバリ!アキくんの好きなご主人様のタイプは?」
「…死ね」
この会場に連れてこられてから、アキが初めて口にしたのは「死ね」という言葉だった。これに対して会場の反応はどうだったかというと、入札が鈍るどころか「死ね」発言で一気にアキの値段が2千万円に跳ね上がった。このオークションでの少年売買の平均レートは1千7百万前後とされていることから、アキの強がり振りの人気が窺える。
「まぁ、純粋種ですから仕方が無いですが、アキくんは呆れるほど無礼ですね。…よし、思いきって少しこの場で調教してみましょう」
開始早々に値段が跳ね上がり、嬉しさのあまり笑みを隠せずにいる司会者は、さらに値段を吊り上げようとアキに魔の手を伸ばす。
「アキくん。この青くて細長い棒が何か分かるかな?」
徐に司会者はポッケからプラスチック製の青い細長い棒を取り出し、それをアキの眼前でチラつかせてアキにその正体を尋ねる。
「…」
依然として質問には一切答えようとせずにシカトを続けるアキ。
「ん~、少し難しかったかな?正解は「ローター」って言うんだよ。まぁ、ちょっとしたご褒美みたいな物だよ」
司会者は勝手にベラベラと会話を続けると、手に持っていたローターをアキの肛門にツンツン押しつけ始める。すると、それに対して何らかの危機感を感じたのか、初めてアキが司会者に話しかけた。
「…!?おいっ!それをどうする気だ!」
「これ?君のお尻の穴に入れるんだよ」
「なっ!」
平然と自身の尻に挿入すると言い返えされて驚くアキ。その若干脅えた表情は大型スクリーンにも映し出され、会場の客達に興奮を掻き立てる。
「大丈夫だって、ちゃんとたっぷりローション塗ってあげるから。仮にも大事な商品、無暗に傷つけたりしないよ」
予め用意しておいたワゴンからローションの瓶を手に取り、慣れた手つきで若干黄色交じりの透明なゴム手袋を右手に装着してローションの瓶の蓋を開ける司会者。
「わっ、待て!待って!…待ってください!」
その異様な光景にかつてない恐怖感を即座に感じ取ったアキは、今まで頑なに逆らってきた司会者に対して敬語で静止を求めた。また、同時に客席からはアキの対応・反応についての意見が飛び交う。
「もうギブアップか?」
「いやいや、私はこのくらいでもイケますぞ」
「私は…どうでしょうかねぇ」
それぞれ異なった価値観を持つ客達。中には入札を控えるようなニュアンスを含んだ反応を示す客も少なからず存在し、先程から順調に伸びていた入札が、ここにきて一気に滞った。
「おやおや?ここに来て初めての敬語だね。でも、やめないけどね…」
客席の反応を窺いながらアキに手を伸ばす司会者。流石はベテランなだけのことはあり、多少の障害も気にせずに予定通りの流れでオークションの進行を進める。
「くっ…んぁぁあ…やめっ…くぁあぁあ…」
クチュクチュとワザといやらしい音を立てながら、司会者は躊躇なくアキの肛門に人差し指をゆっくりと挿入していく。この様子も大型スクリーンに映し出され、画面にはアキのローション塗れの肛門がグチョグチョと音を立て、ピクピク小刻みに震えながら司会者の人差し指を咥え込んでいくシーンが鮮明にアップ画像で映し出される。
それには、つい今しがたまで騒いでいた客達も一斉に黙りこみ。大勢の客達はこぞってモニターに映し出された少年の拡張中の肛門を凝視した。
「すばらしい…」
VIP席の私はモニターの拡大画像などには目もくれず。今、まさに私の目の前で「生」に繰り広げられている「小生意気な少年」のアナル責めという儀式を食い入るように見つめた。無意識に入札の端末を連打しながら…
「冷たくて気持ちいいだろう?それに始めてでしょ?お尻の穴に指を差し込まれるの」
再び勢いを取り戻した入札を横目に、司会者は人指し指に続いて今度は中指までグイグイとアキの肛門に挿入し始める。
「くぅあぁあ…くっ!!」
一本でも違和感がるといのに、続けざまに指の挿入を追加されたアキは、腹の辺りをクネクネと揺らしながらさらに悶え苦しむ。
「こんなにたくさんのご主人様候補の方々を目の前にして、お尻の穴を拡張してもらえてうれしい?」
ニヤニヤ笑みを浮かべながら、終わりなき苦痛に苦しむアキに対して無慈悲に言葉責めを行う司会者。
「そ、そんな訳ぇ…無いだろぉ…うぁぁあ!早く指をぉ…抜けよぉ!!」
「…言われなくても引き抜きますよ」
アキの頼みを聞き入れたとは思えないが、司会者は何度かアキの中で指をかき混ぜた後、挿入した二本の指をゆっくりと引き抜く。
ジュボボボッ!ジュプゥ!
「うんあぁああぁ!」
指を引く抜く際、会場内には粘着質な音とアキの喘ぎ声が響き渡り、客達はその卑猥な二重奏と先程まで生意気な態度だったアキの惨めな姿に感化されてさらなる入札を行う。この天井知らずの入札に、現在のアキの値段は3千万を超えていた。
「くぅあぁぁ…」
大勢の見守る前でアナル拡張を行われ、アキの顔は恥ずかしさの余り真っ赤に染まり、いつの間にかアキの全身は汗塗れに変わり果て、スポットライトに汗が反射してヌメヌメと妖しく輝く身体。
「…はぁ、はぁ」
「さぁ~て、今度はローターの挿入だ。指なんかより何倍も気持ちいいよ」
「なっ…」
司会者はそう言って笑顔で先程のローターをポッケから取り出し、さっそくソレを依然とローション塗れになってクパッと大きく口を開けたままのアキの拡張されたアナルに宛がう。
「やぁ…それ以上その変なのを俺に近づけるな!やめぇ…やめて…頼む!あぁ…
んぁあぁああああぁああ!!」
「そんなに叫ばなくてもいいでしょ、いつもこれくらいのウンチ出しているんだから」
必死の命乞いも叶わず、ズブズブと音を立てて容赦なくアキのアナルにローターを挿入していく司会者。
下拵えに指で慣らしたせいか、スムーズにアキのアナルに吸い込まれていくローターは少しアナルから飛び出す程度を残し、あっと言う間にアキのアナルに食い込み終わった。また、その一部始終は相変わらず会場の客達にも筒抜けであり、アキの背後に設置されている大型スクリーンにはコレでもかというほどに拡大されたアキのローターの挿入されたアナル付近の画像が映し出される。
「あぁぁ…抜いてぇ…うぅ…これ抜いてくれよぉ!!」
アキは全身をプルプルと小刻みに揺らしながら涙目で自身のアナルに深部下と挿入されたローターを引き抜いてくれと懸命に乞う。
「壊れないか心配だな…レア物なだけにね」
ふと、VIP席でアキを眺める男が小声でそう呟く。狂気に満ちた会場内で…
得体の知れない異物の混入。ましてや私達が見守る中で「全て」を強制的に曝け出さなければいけないという状況下。しかも、さらに本来排泄物の通り道であるアナルにローターを挿入されたことによる追い打ち。年頃の子供にとって、この無残な仕打ちによる精神的ダメージは計り知れないものだろう。
「まぁ、こんなことを考えているのはVIP席で私だけかもしれないが…」
一方、ステージではアキの状態のことなどお構い無し、と言わんばかりにアキに対しての恥辱塗れのアナル責めが続けられていた。
「でも、アキくんのお尻はおいしそうに咥えているけどなぁ…これ」
アナルから飛び出すローターの先端をツンツンと突っつきながらそう言う司会者。
「ちがう…さっきから俺は…っ!!」
ヴイィイィィ!
「んぁぁああぁ!なぁにぃ!?んぁぁああぁ!!」
突然、周囲にバイブ音がしたと思いきや、アキは大きな喘ぎ声を上げて腰をクネらし始めた。どうやら司会者が先ほどローターを突いた際、意地悪くローターのスイッチを離れ際に入れた様だ。
だが、遅かれ早かれどの道アキはローターによるアナル責めは避けられなかったことだろう。
「あらら、電源入れただけでそのザマかい?まぁ、少しローターに媚薬を刷り込んでおいたんだけどね。それの影響も出始めたかな」
「びやくぅ?うんぁあああ!止めてぇ…コレ抜いてぇえええ!!」
反応を早めるための媚薬散布は入札数を上げるのに時間制限のあるオークションでは必要不可欠とされている。しかし、濃度の高い劇薬とされているその媚薬は、実際使用される人物にとっては快楽を通り越した苦しみしか待っていないという迷惑千万な代物だ。
「アキくんは欲張りだねぇ~。そうだ、さっきの質問に正直に答えられたら抜いてあげるよ?」
「はぁぁあぁん…こ、こたえますぅ!んぁあああぁ…」
媚薬で感度を無理やり引き揚げられたアキのアナルの中で暴れるローター。アキは底なしに沸き上がる快感に悶え、口からダラダラと涎を垂らしながら司会者の要求をすんなりと受け入れる。その従順なアキの反応に司会者は満足げな表情を浮かべながら、先ほど全て無視されてしまった質問を再びアキに問いかける。
「それじゃ、好きな食べ物は?」
「ハ、ハンバーグ!」
「好きなご主人様のタイプは?」
「や、やさしい人ぉん!」
「正直、今凄く気持ちいい?」
「……気持ちよくぅん…なぁいいぃいん!!」
前の二つの質問には即答したアキだが、この問いに関しては回答に一瞬の間を置いた。その微妙な違いを見逃さなかった司会者は、つかさずそれを嘘だと見抜いて突っ込む。
「それ嘘でしょ?」
「ひぇ?」
司会者の突っ込みに図星と言わんばかりの反応を示すアキ。その様子に会場の客達から笑い声が溢れつつ、この期に及んで嘘をつくという「余裕」のあるアキの抵抗に興奮した一部の客が入札を行う。
「私は「正直に答えたら」って言ったよね?嘘は駄目だなぁ~」
「やぁあぁあ!抜いてぇえええ!あぁ…あぁぁあああ!駄目ぇえぇぇえええ!!」
やがて、快楽によるものとは明らかに別の反応を示すアキ。
「おや?何やらムクムクと…!?みなさん、アキくんがついに勃起し始めましたよ!」
特殊な環境で恐怖心がアキの羞恥心を抑制していた様だが、媚薬の影響でついにアキのペニスがビクンビクンと反応し始め、見る見るうちに膨張していく。
「あぁぁあ…やぁぁあぁ!…うぅうう」
おそらくアキ自身ですらじっくり観察したこともない自分の勃起過程。それを無理やり勃起させられたあげく、大勢の客達の前で公開されたことに思わずショックで声も出せずに恥ずかしさと悔しさ、あるいは惨めさでボロボロ鼻水交じりの涙を流すアキ。そのグチャグチャになった表情は見るも無残な状態だ。
「包茎だと思ったら仮性だったのか、これは傑作だ」
「あれでは将来的に剥けませんねぇ~」
「私が買ったら真性包茎にしてやる」
アキの勃起に客達の入札も再び活気づき、こぞって大型スクリーンに映し出されたアキのピンク色の亀頭と中途半端にペニスを包む皮を馬鹿にするような言葉責めを行う。
「うぅ…うぅううぁん!」
「やっぱり気持ちよかったんだ…正直に言えばこんな生き恥晒さなくても済んだのにね」
「……うぅ…やだぁ…家に帰してよぉ…うぅう…んぁぁああぁ!」
「アキくんに帰るところなんて無いでしょう?君は売られたんだし」
無情にも「帰る場所」が無いと告げて現実を突き付ける司会者。
実際、アキは3年前に両親を失って、引き取られた親戚にも厄介者扱いされていた経緯がる。さらには身を寄せていた児童養護施設の職員にも裏切られ、挙句の当てに人身売買を行うこのオークションに「物」「性奴隷」として出品されるしまつだ。
だが、アキはたとえ帰る場所が無くても、ここが自分の居るべき場所とは決して認めず、泣きじゃくりながらそれを否定する。
「俺は物じゃないぃ…んぁ」
「大勢のご主人様候補の方々の前でチンコをヒクヒクさせているのに?」
「それは関係無いだろぉ…」
「ふぅ、本当に一から調教しないとダメだねぇ君。…ある意味レアだけど」
プライドを完膚無きまでにズタズタに引き裂かれたアキに、止めの一撃とも思えるような発言をする司会者。それと同時に司会者は、なぜかアキに挿入されていたローターを勢いよく引き抜く。
ジュパァァア!!
「んぁぁああぁぁあああああああぁああ!!」
アキの絶叫に似た喘ぎ声と共にアナルからいやらしい粘着質な効果音を出しながら急に抜かれたソレは、アキの体液とローション塗れになりながら妖しく振動し続ける。
「これは記念品に使えそうだ…」
司会者は引き抜いたローターを近くにあるワゴンの上にあったビニール袋に放り込み、封をしてワゴンの上に片付けた。
(これは後々、アキを落札「出来なかった」次点者などに無料で配られる記念品として扱われる)
「んぁ…はぁ、はぁ」
アナルに挿入されていた忌々しいローターは取り除かれたものの、微かに残る媚薬の効果によって以前と荒い息を上げながら苦しみ続けているアキ。もちろんペニスも勃起したままであり、ピクピクと小刻みに震え続ける。
「おやおや、どうやらアキくんは物足りない様です。醜い仮性包茎チンコが物欲しそうに疼いていますね~」
そう言いながら不気味な笑みを浮かべてアキの勃起したペニスを眺める司会者。
「くっぅう…黙れ…」
「少し余裕になるとスグに言葉使いが悪くなるねぇアキくん。…でもね、仮性包茎チンコをそんなに大きくさせて、大勢のご主人様候補の前でヒクつかせているアキくんは変態以外の何物でもないよね?」
「んぁ、ど、どういう意味だぁ…んぁ」
「だから、素直になれってことだよ。「僕は変態ドMです」って認めろ」
「そんなこと…くぁん…んぁ」
司会者の言葉責めにアキは顔を俯かせ、涙を流しながら内から溢れだす性欲を抑制しようと身体に働きかけるも、アキの願いとは裏腹に欲情し続ける肉体。その後もアキの意思とは関係無く性欲は増していき、ついにはピチャピチャといやらしい音を立てながらピンク色の亀頭部分から透明な粘液が噴き出し始めたアキのペニス。
「ほらぁ、感じてるじゃないか」
やっぱりと言うような表情でアキのペニスの変化をすぐさま指摘する司会者。
「ち、ちがう!…んぁ、これはお前が無理やり…」
「私は何もしていないよ?ただ、少しだけアキくんの背中を押してあげただけさ」
「ふざけ…んぁあぁ…うぅなあぁああぁ!!」
「あぁ、辛いよね。でも、どうやってもアキくん一人じゃイクことは出来ないんだよ?
アキくん一人じゃ…」
司会者の言う通り、両手足を拘束されて一人では絶頂を迎えることのできない状態のアキ。
微弱な刺激がジワジワとアキの幼い未成熟な身体を蝕んでいく。
「くぁ…んぁぁあああぁ!!んぁぁあぁあうぅんぁぁんんんぅ!!」
「いいねぇ、どんどん値段が上がっているよ。…後少しだから耐えてくれよ」
オークション終了まで残りわずかに差し迫った時、ここにきて司会者は特に何を行うでもなくアキを放置して入札の動向を窺う。本来、司会者は商品となる少年を高値で売るのが第一であり、これまで行われてきた行為は全て客達の購買意欲をそそるためのパフォーマンスだ。また、これは必要以上に商品の品質を変えないための処置ともされている。
「予想値を上回るな。ふふ…やはり純粋種は売りがいがある」
「ぐぅぁああぁあぁあ!うぅ…うぐぅうぅ!」
それとは打って変わり、商品価値の向上と称して終わりなき快楽地獄に無残にも突き落とされたアキの瞳は次第にその輝きを失っていき、ついにはひたすら大声で喘ぎながら腰をクネクネ揺らす動作を繰り返すようになっていた。
「さぁ、いよいよオークションも終了間際です!現在価格は4800万円!」
「ぐぁんぁ…んぁああぁあ!!」
アキの背後の大型スクリーンにはオークション終了までのカウントダウンが始まり、入札者数もどんどん減っていく。そして、とうとう競い合っていた二人の入札者のうち一人がアキの落札を断念。それと同時に、この狂気に満ちたオークションは終焉を迎えた。
「では、ここで入札は打ち切らせていただきます。終了価格は…なんと5120万円!落札者は…」
そしてオークション終了後、アキは拘束されたままステージから降ろされ数人のスタッフによって「商品受け渡し所」と呼ばれる場所に慌ただしく運ばれる。
「今日の凄かったな!」
「あぁ、久々の五千万突破だ。これで俺等の給料も上がるといいんだけどな」
朦朧とする意識の中で耳に入ってくるスタッフ達の声。
「んぁあぁ…ここはぁん…んぁぁあぁ!!」
しばらく薄暗い廊下の中を運ばれた後、辿り着いた場所。そこは豪勢な装飾品等で埋め尽かされた洋風の応接室のような場所で、少年売買時のみに使用される特別な部屋だ。アキはその部屋に運ばれるや否や、さっそく中で既に待っていた落札者の「中島」と呼ばれる中年男の前に差し出された。
「中島様、ご落札おめでとうございます。既に代金の入金は確認しましたので、商品をお受け取りください」
「うぅんぁ…うぅううぅんぁぁあぁ!」
「やぁ、始めましてアキく…いや、アキ。今日から君のご主人様の中島 拿露だ」
苦悶の表情を浮かべて俯くアキの顔を覗き見るようにして声を掛ける中島。しかし、
未だに続く媚薬の効果に中島の挨拶を無視して喘ぎ続けるアキ。
(中島 拿露…中島グループ現CEOであり、誰もが羨む程の地位・富・名声を得ている日本でも随一の権力者だ。しかし、それらの華々しい経歴とは裏腹に、ごく一部の関係者の間では「日本一の少年愛者」と囁かれるほどの少年マニアであり、実際に本人の屋敷には非合法に連れてきた少年達が「メイド」として飼われている。)
「んぁぁああぁ!」
「…どうやら挨拶どころでは無いらしいね。おい君、アキの拘束を解いてやってくれ」
中島はアキの苦しむ姿に何を思ったのか、なんとその場でアキの拘束を解けと指示を出す。
「えっ、しかし…よろしいのですか?この子は未調教ですし…中島様に危害が…」
「構わんよ。早く解いてやってくれ」
「えっ、…では」
中島はスタッフの忠告を聞かずにアキの拘束を解くように指示し、スタッフも渋々それを了承してアキに嵌められた拘束具をカチャカチャと金属音を立てながら慌てて取り外す。
「うぅん…」
全ての拘束が解かれると、既に疲労困憊のアキはそのまま床に倒れ込むようにして床に崩れ落ち、全裸で汗だくになりながらピクピクと身体を痙攣させてその場に蹲る。アキのその姿はまるで生まれたて小動物の様だった。
「さぁ、記念すべき最初の命令だ。私の目の前でオナニーしなさい」
床に蹲るアキに中島は近寄ると、アキに向って自慰行為を強要する。つまり、中島の目的はこの場でアキに自慰行為を行わせることであった。
「やぁ…だれがぁあぁん…するもんかぁ…んぁあぁ!!」
「本当はイきたくてしょうがないのだろう?一目瞭然だぞ。さぁ、早くオナニーしなさい。でないと屋敷でキツイ調教を受けてもらうことになるよ」
「うぅ…」
「どうした?出来ないのか?」
「や、やってやるよぉ…んぁ!」
「そうそう、いい子だ」
中島の命令に初めは背いていたアキだが、これまで体験したことの無い寸止めの様な行為をさせられて、正直本心では無性に射精したくてたまらなかった。その挙句、結局アキは暴走した性欲を抑制することが出来ずに中島の脅しを口実にして自慰行為を行う。
だが、これは結果的には中島に命令されて自慰行為を行ったという事になる。このことはアキの考えとして、自ら自慰行為を自発的に行うよりは幾らかマシだと思っての決断だったのだろう。
(そもそも、拘束を解かれたアキは無意識のうちに床にペニスを擦りつけて自慰行為を既に行っていた)
「うんぁぁああぁ!んぁぁあぁ…んぁぁあああぁぁぁああぁあああ!!」
媚薬によって快感が桁違いに引き上げられたことにより、まるで気が狂ったかのように叫びながら自らのペニスを猿の様に勢いよく扱くアキ。
その室内に響き渡る幼い少年の叫び声の様な喘ぎ声は、先程の様に大勢に見られていないというギャップのせいか、音量はまったく周囲をまったく気にしていないかと思うほど高音な物だった。
「ひゃぁぁああんぁあぁん!そ、そんなんぃ…ジロジロ見るなぁあぁん!」
「ご主人様に指図するか?生意気な子だ…連れて帰ったらたっぷり調教してあげないとね」
「くぅんぁ…もう、駄目えぇんぁああぁあぁあああぁぁ!!」
若干の意味の無い抵抗…と言うよりは強がりを見せるアキだが、ついに絶頂を向かえ腰を大きくビクンビクンと震わせ、そのはち切れんばかりに膨張したペニスから勢いよく大量の精液を噴き出して周囲にこれでもかとぶちまけるアキ。
ドピュッ!ドピュッ!
「はぁん、はぁん…んぁぁあぁぁ…はぁ、はぁん…」
ピュッ…
「おお、凄い量のミルクだねぇ~アキ」
「はぁ、はぁ…」
射精の余韻で身体を震わすアキの表情は、とてつもない背徳感や羞恥で悔しさ交じりの悲しみの表情を浮かべているかと思いきや、なぜかその表除は幸せそうな表情になっていた。
「ひゃぁん…」
「とても幸せそうな表情だねぇ。そんなに気持ちよかったの?」
「!」
中島の指摘に我に帰ったアキは咄嗟にその表情を顰め、体育座りなって裸の身体を包み隠す。
「くっ…」
「…にしても、高級カーペットがミルク塗れだ」
「中島様、そのような些細なことはこちらで処理させていただくのでご安心…」
唐突にアキが撒き散らした精液によって精液塗れになった高級カーペットの話題を持ち出した中島。スタッフは気にするなとすぐさま切り返すが、中島はそれに対して笑みを浮かべてこう答える。
「いやいや、そう言う訳にはいかんよ。…アキ、カーペットに撒いたミルクを舐め掃除しなさい」
「なっ!なんで俺が…」
なんと、中島はアキに床を舐め掃除するようにと指示を出した。無論、アキは即答でそれを拒むが、中島はそれを聞き入れずに強い口調で再度命令する。
「2度も言わせるな!さっさと舐め掃除しろ」
「嫌だ!そんなことで…ブッ!!」
それは突然のことだった、中島はアキの頭部をいきなり鷲掴みにすると、そのまま強引にアキの頭を精液塗れのカーペットに押し付け、ごしごしとアキの頭を上下にスライドさせ始めた。
「やめぇ…うあぁあぁ!あぁがぁ…あぁっ!!…」
「舐めないなら雑巾になれ。アキ雑巾だ」
「ぶぁ…うぁ離せぇ…ぐぅあがぁあぁ…」
力強くカーペットに擦りつけられるアキの顔面は、自身の撒き散らした精液で徐々にコーティングされていく。
「…げぇ…あぁ…」
「ふん、そろそろいいかな。…そうそうアキ、これからはミルクを床に溢したら舐め掃除してもらうからね。もちろん拒んだら雑巾だ」
「うぅ…そんなぁ」
やがて撒き散らした精液をある程度アキ雑巾で拭き取り終わると、中島は手を放しアキを解放する。この時、アキの身体、特に顔面は精液でベトベトになり酷い有様だった。
「さて、掃除も終わったことだ、私達はそろそろ失礼するよ」
アキを散々辱めてある程度気が済んだのか、中島はアキを連れて部屋を後にしようとする。
VIPルームで落札した商品に手を出す行為にスタッフは内心迷惑だったが、中島は大口の客であるため文句も注意も迂闊には出来ない。それ故、中島が帰宅の意を示すと満弁の笑みで送り出すスタッフ。
「それでは中島様、またのご参加をお持ちしております」
「お、俺は行かないぞ!絶対嫌だ!!」
「ここに留まってどうする?また大勢の前で恥ずかしい目に会いたいのか?」
「そ、それは…でも…俺は…」
「まぁ、これからじっくり楽しませてもらうとするかね」
その後、嫌がり抵抗するアキを中島は特製の麻酔薬で眠らせると、全裸のアキを抱きかかえ自らの屋敷に連れ帰ったという。
それから半年後…
人里離れた山中にひっそりと佇む中島の屋敷から漏れる少年の声。それは紛れも無く半年前にこの屋敷に連れて来られたアキの声だった。
「はぁぁああんっ!もっとぉおお!お願いしますぅん!」
大きな薄暗いベッドルームには下半身裸の中島と、アキらしき長髪の全裸姿の少年の姿があった。そこで行われていたと思われるおぞましい行為は一先ず終わった様だが、アキは中島に縋る様にして何かを求める。
「ご主人様ぁん!もっとぉ」
「まだ欲しいのかい?だが、一度に3回も相手はできないぞ…これでも挿入していろ」
そう言って中島はベッドの脇にある棚から何かを取り出すと、それをまるでペットに餌を与えるかのようにしてアキに差し出す。
「あぁん、…太くてゴツゴツしていて気持ちよさそうですぅご主人様!」
アキが手にしているグロテスクな物体の正体はアナルバイブ。アキはそのアナルバイブを舐めまわす様にトローンとした表情で眺める。
「アキ、それで飽きるまで遊んでいなさい」
「はいっ!かしこまりました…んっ、んぁ…んぁあぁあ…やぁああぁん!」
まるで主人の許しを待っていたかのように嬉しそうにアキは返事をすると、アナルバイブを躊躇なく自身のアナルにグイグイと挿入していく。
「うんぁぁぁあぁ!気持ちイぃい!!…これぇ最高ぅううぅ!!」
アナルバイブを自ら挿入して喘ぎ声を上げる様子に、この半年間でアキに何があったのか言うまでも無いが、以前はキラキラと輝いていた瞳からは光が完全に失せ、まるで別人に変わってしまっていた。
「はぁあんぁ!ご主人様~!んぁあぁああぁああぁ!!」
「ふふ、お前は本当に化けたな。今ではこの屋敷のメイドの中で一番の淫乱だ。そうだろう?アキ」
「ひゃぁい!…私が、ご、ご主人様の一番りぇふぅ!んぁぁああぁあぁぁあ!」
アナルバイブで自らを犯しながら、自分が中島の一番のお気に入りだと叫び訴えるアキ。すると、それに対して中島はアキにとって予期せぬ言葉を投げかける。
「…まぁ、実際アキで楽しめたのは最初の一か月間だけだったがな」
「ひぇ?ご主人様?」
中島からの言葉に驚き、思わず出し入れしていたアナルバイブを落とすアキ。
「アキ、お前は明日から先輩メイド達に家事を仕込んでもらえ。私からも彼らに伝えておくから」
「ご主人様ぁあぁ!?」
「もう飽きたんだよ、そろそろ新しいのが欲しかったし」
「で、でもぉ!!」
「気が向いたら遊んでやるから、喚くな。ワガママ言うと屋敷から追い出して、「アノ」オークションに中古品として差し出すぞ」
「やぁ…言うこと聞きますぅ!だから売らないでぇ!お願いです…うぅ」
何事にも飽きは必ずやってくる。元々中島がアキを購入した動機が美少年で「未調教」だということだったことから、既に調教を終えてしまったアキに既に価値は無かったのだ。
「あぁ…」
「オナ二―なら好き放題やっても構わんぞ…」
中島は呆然と床にひれ伏すアキにそう言い残し、自分はさっさと着替えをすませて部屋から立ち去る。
ガチャン
「……」
ベッドルームの扉の閉じる音は、アキにとっての死刑宣告だったのかもしれない。一人取り残されて静まり返ったベッドルームには、先程アキが落としたアナルバイブのモーター音が虚しく響き渡っていた。
その後、アキは屋敷の「家事全般」担当メイドとして生きていくことになったが、初めの頃は今まで中島を一人占めしていたアキに先輩メイド達は厳しく、しばらくの間は犬以下の暮らしを強要されていたというのはまた別の話。
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