- 2013⁄03⁄22(Fri)
- 01:51
高校サッカー部員 謙介
今朝の話だ。
俺が、近所にある高校のグランド前を通った時。
そのグランドは、高校とはちょっと離れた所にあって、
わきには畦道があるような場所。
俺が通った時は、今朝の7時。
今日は仕事も休みだったから散歩してた。
このグランドでは、たまにサッカー部や野球部が朝練をしている。
今日も例の通り、サッカー部が朝練をしていたようだった。
俺がグランド前を通ろうとした時、
サッカーボールが飛んできた。
と同時に、俺の後ろからは黒い車が走ってきた。
悪い偶然か、飛んできたサッカーボールが黒い車に当たった。
車は避けようとしたのか、ビックリしたのか、少しよろけた。
すると、グランドの方から上半身裸の男が。
下はサカパン、ここの高校のサッカー部員らしい。
チラッと見ただけだが、速水もこみちっぽいルックス。
濃い目にギャランドゥーが生えていて、色黒だ。
その上半身裸の部員の後ろには、坊主頭(以下B)の部員。
「すみませーん」
上半身裸の部員(以下A)は、黒い車に向かって頭を下げた。
「あぁあぁぁ~、ちょっとヘコんだじゃないか」
車の中から出てきたのは、普通のオジサン。
ドラマとかでヤクザが言うようなことを言った。
俺もチラッと見たが、大してヘコんでいない。
サッカーボールの砂汚れが付いただけだ。
俺が、近所にある高校のグランド前を通った時。
そのグランドは、高校とはちょっと離れた所にあって、
わきには畦道があるような場所。
俺が通った時は、今朝の7時。
今日は仕事も休みだったから散歩してた。
このグランドでは、たまにサッカー部や野球部が朝練をしている。
今日も例の通り、サッカー部が朝練をしていたようだった。
俺がグランド前を通ろうとした時、
サッカーボールが飛んできた。
と同時に、俺の後ろからは黒い車が走ってきた。
悪い偶然か、飛んできたサッカーボールが黒い車に当たった。
車は避けようとしたのか、ビックリしたのか、少しよろけた。
すると、グランドの方から上半身裸の男が。
下はサカパン、ここの高校のサッカー部員らしい。
チラッと見ただけだが、速水もこみちっぽいルックス。
濃い目にギャランドゥーが生えていて、色黒だ。
その上半身裸の部員の後ろには、坊主頭(以下B)の部員。
「すみませーん」
上半身裸の部員(以下A)は、黒い車に向かって頭を下げた。
「あぁあぁぁ~、ちょっとヘコんだじゃないか」
車の中から出てきたのは、普通のオジサン。
ドラマとかでヤクザが言うようなことを言った。
俺もチラッと見たが、大してヘコんでいない。
サッカーボールの砂汚れが付いただけだ。
「すみませんでした!」
Aは更に強く謝る。
それに続いて、Bも頭を下げた。
しかし、オジサンはクドクドと独り言のように何か言っていた。
俺は、しばらく見てしまったがさっさと行こうと思い、その場を通り過ぎ
た。
「君たちさぁ、ちょっと一緒に来てくれない?」
後ろの方で聞こえたオジサンの声。
どうやらAを何処かへ連れて行こうとしたらしい。
一緒に学校へでも行って、文句を言うのだろうか?
その時は普通にそう思った。
AとBは言われるとおり車に乗ったみたいだ。
しかし、車が行ったのは、高校とは逆の方向。
その道をまっすぐ行くと、人里離れたような山の方に行く。
その道は一本道。
俺は、その時、「どうなるんだろう」と思った。
「もしかしたら実は暴力団員で、これから組事務所にでも連れて行くの
か?」
そうとも思った。
俺はAのセクシーな体を見てから、Aが気になっていた。
心配になったので、ついて行くことにした。
だが、自転車だった俺は、飛ばす車に追いつく筈がない。
だから、ちょっとだけ険しい道だが、先回りできる道があったので、そこを
行くことにした。
さっきも言ったとおり、その道はそのまま進むと一本道なので、俺が先回り
する道と交われる。
俺は自転車を飛ばして、交わる道を走っていた。
たしかに交わったが、あの黒い車は来ない。
「先に行ったのだろうか?それとも見当違いだったのだろうか?」
俺は黒い車が走ってくるだろうと思われる道を走ることにした。
もしもここを通るなら、擦れ違うはずだ。
だが、その考えも無意味だった。
ちょっと走ると、その道のわきに草が生い茂った広場(?)がある。
昔は何もない広場として子供が遊んでいたが、草が生い茂り、何もないって
ことで、
誰も近寄らなくなった。
そこにその黒い車が止まっていた。
ナンバープレートを見たら、ここらへんの人じゃない。
普通なら、そこに止まっているってことが分からないくらい草が生い茂って
いる場所。
しかし、大きな声が聞こえてきたから分かった。
「ほら、さっさとしろよ」
オジサンの声だ。
ばれないように草を掻き分けると、つれてこられたAとBパンツ一丁になっ
ていた。
Aは黒いボクサーパンツ。
BODY WILDのローライズだ。
Bはトランクス。
普通のガラモノだ。
Aのローライズの上には、ヘソ辺りからチン毛まで繋がっている。
やはりギャランドゥーがビッシリだ。
遠いから分からなかったが、モッコリは大きめだった。
「ほら、さっさとホモれや」
怒鳴るオジサン。
その声は「ホンモノ」っぽい迫力。
怒鳴ったかと思えば、オジサンはAの股間を蹴った。
その時気付いたんだが、オジサンは手に何か持っている。
ナイフとかじゃない。
木刀のようなもの。
股間を蹴られたAは、顔をしかめて腰を低くした。
オジサンは、Bの手を取った。
「ほらお前、さっさと立てよ」
持っている木刀のようなもので、Aの顎を持ち上げようとしていた。
Aは辛そうに立った。
するとBはオジサンに操られながら、Aの股間を揉んだ。
「痛っ」
Aは股間を揉まれて痛そうだった。
「おいお前、こいつのパンツずり下ろせや」
BにAのパンツを下ろすように言った。
Bが躊躇っていると、オジサンはまたBの両手を持って、Aのパンツを下ろ
させた。
チラッと見たら、Aは玉が大きめなだけで、サオは小さめだった。
さっきのモッコリはサオじゃなくて、玉の膨らみだった。
泣きそうなA。
オドオドしているB。
Aの玉を下からポンポン突いているオジサン。
「ぎゃはは、小さいなぁ」
こんな笑い方だった。
かなりAをバカにしている。
どうもSっ気のあるオジサンだ。
続いて、AにはBのパンツを下ろすように指示した。
AはBのように躊躇はせず、言われたとおりBのパンツを下げた。
Bの方がサオは長く黒い。
玉も大きめ。
一般的にカッコイイAが小さめで、一般的にイモ系なBのが大きめ。
次にオジサンは、「しゃぶり合え」「しごき合え」、そう言った。
Aはもう泣いている。
俺は可哀想になったから警察に電話したくなったが、
でもこんな所を警察に電話するのも・・・。
逆にAとBが可哀想だ。
どこかいい所は・・・。
そう思っている最中にもコトは進んでいた。
AとBは地面の上に寝て69をし始めた。
だが、ノンケであろうAとBは勃っていないようだ。
オジサンはAに向かってツバをはいた。
Aは相変わらず泣いている。
オジサンは、ふたりに69を止めさせ、手でやれと言っていた。
相変わらずでかい声。
少し遠い俺の方にまで聞こえてくる。
人里離れていることをいいことに、朝からヤリ放題、言い放題だ。
「ほらお前ら、女の体とか想像してみろ」
こんなことも言っていた。
Bはちょっと勃ってきた。
勃起していないAに対して、オジサンはまた・・・。
Aの顔を木刀のようなものでポンポンと軽く叩いて、さっきのようにたまも
叩いている。
その時、オジサンの携帯がなった。
「はいはい、あぁお前か、今から行くところだ、ちょっと巻き込まれてな」
こんなことを言っていた。
誰かと待ち合わせしてたのか、仕事に行く最中だったのか・・・。
「よし許してやろう、その代わりこのことは誰にも言うなよ、
言ったらどうなるか・・・」
こんなことも言った。
「こっちにくる」
危機を感じた俺は、見つからないような茂みに隠れた。
「おいお前、こいつのパンツずり下ろせや」
BにAのパンツを下ろすように言った。
黒い車にはオジサンが1人。
俺が隠れているとも知らずに車を飛ばした。
行った所を見計らって、AとBの様子を見た。
Aはまだ泣いていた。
Bは無表情で呆然としていた。
さっきまでAとBの横にあった、ふたりが来ていたサカユニはなくなってい
た。
オジサンが隠したのか、持っていったのか。
AとBは靴下とスニーカーを履いただけで、全裸だ。
Aの方はシルバーのネックレスをつけている。
俺はどうしたらいいか分からなかった。
AとBはこのままじゃここから動けない。
しっかりと大人の体として出来あがっているAとBが全裸で歩いたなら、警
察沙汰だ。
まあ、それ以前に警察沙汰になったことが、ついさっきまであったわけだ
が・・・。
俺は考えた末、ふたりの元に行くことにした。
偶然、作業服らしい服を着ていたので、近くを歩いていた作業員を装った。
「おい君たち大丈夫か」
俺の第一声だった。
Aは泣いているだけ。
Bが答えた。
「変なオジサンの車にぶつけたら・・・」
さっきの経緯だ。
「あぁ・・・、でも誰にも言わないでください、言われたら恥ずかしいし、
学校でも問題になるし」
手で股間を隠しているAとB。
酷いとは思うが、その姿はエロかった。
前にも違う件で野球部が問題を起こしたことがあって、朝練禁止になりかけ
たらしい。
Bが俺のことを聞いてきた。
「ちょっとこの辺で作業してただけで、たまたま通りかかったら・・・」
俺は答えた。
またまたBに言われた。
「すみませんけど、代わりになるような服貸していただけないでしょうか?
この辺じゃない人ですか?」
俺は家も近かったので、うちから服を持ってきてやることにした。
どうもあのオジサンが、さっきのグランドにサカユニを持っていってしまっ
たらしい。
ふざけている。
家に戻った俺は、着古しではあるが、ボクサー2枚と、上下のジャージを持
ってきてやった。
Aは泣き止んでいたが、落ち込んでいる。
Bは精神的に立ち直れたらしい。
ここで思ったが、Bはボクサーを履くと、かなりその大きさが分かる。
俺はグランドまで付いていった。
すると、グランドの入り口には、ふたりのサカユニが投げ捨ててあった。
ふたりは急いで着替えた。
「洗濯できないんで、これ、これで新しいのでも買ってください」
俺は拒んだが、Bが3千円を渡してきた。
俺はBからふたりが着たものと、その3千円を受け取った。
その場でAは言った。
「俺、今日無理」
何が無理か分からなかったが、話を聞いていると、Aは今日学校を休むらし
い。
「俺は今日行くけど、今日はゆっくり休めよ、俺が上手く言っとく」
そんなことをBは言ってた。
Bはいいやつだ。
「今日はありがとうございました」
そう言うとAはトボトボと高校の方向ではない方へ歩いていった。
Bも俺に例を言うと、高校の方へ。
その時思ったんだが、俺は気付いてなかった。
そう言えば俺は「作業員のふり」をしていたが、例の瞬間のとき俺はすぐ傍
にいた。
俺も忘れていたが、AとBも忘れていたらしい。
恐ろしい興奮と恐怖に陥ると、人間は忘れてしまうのだろうか?
それでも、AとBが大変なときに、なにも出来なかった俺。
ちょっと後悔。
Aは更に強く謝る。
それに続いて、Bも頭を下げた。
しかし、オジサンはクドクドと独り言のように何か言っていた。
俺は、しばらく見てしまったがさっさと行こうと思い、その場を通り過ぎ
た。
「君たちさぁ、ちょっと一緒に来てくれない?」
後ろの方で聞こえたオジサンの声。
どうやらAを何処かへ連れて行こうとしたらしい。
一緒に学校へでも行って、文句を言うのだろうか?
その時は普通にそう思った。
AとBは言われるとおり車に乗ったみたいだ。
しかし、車が行ったのは、高校とは逆の方向。
その道をまっすぐ行くと、人里離れたような山の方に行く。
その道は一本道。
俺は、その時、「どうなるんだろう」と思った。
「もしかしたら実は暴力団員で、これから組事務所にでも連れて行くの
か?」
そうとも思った。
俺はAのセクシーな体を見てから、Aが気になっていた。
心配になったので、ついて行くことにした。
だが、自転車だった俺は、飛ばす車に追いつく筈がない。
だから、ちょっとだけ険しい道だが、先回りできる道があったので、そこを
行くことにした。
さっきも言ったとおり、その道はそのまま進むと一本道なので、俺が先回り
する道と交われる。
俺は自転車を飛ばして、交わる道を走っていた。
たしかに交わったが、あの黒い車は来ない。
「先に行ったのだろうか?それとも見当違いだったのだろうか?」
俺は黒い車が走ってくるだろうと思われる道を走ることにした。
もしもここを通るなら、擦れ違うはずだ。
だが、その考えも無意味だった。
ちょっと走ると、その道のわきに草が生い茂った広場(?)がある。
昔は何もない広場として子供が遊んでいたが、草が生い茂り、何もないって
ことで、
誰も近寄らなくなった。
そこにその黒い車が止まっていた。
ナンバープレートを見たら、ここらへんの人じゃない。
普通なら、そこに止まっているってことが分からないくらい草が生い茂って
いる場所。
しかし、大きな声が聞こえてきたから分かった。
「ほら、さっさとしろよ」
オジサンの声だ。
ばれないように草を掻き分けると、つれてこられたAとBパンツ一丁になっ
ていた。
Aは黒いボクサーパンツ。
BODY WILDのローライズだ。
Bはトランクス。
普通のガラモノだ。
Aのローライズの上には、ヘソ辺りからチン毛まで繋がっている。
やはりギャランドゥーがビッシリだ。
遠いから分からなかったが、モッコリは大きめだった。
「ほら、さっさとホモれや」
怒鳴るオジサン。
その声は「ホンモノ」っぽい迫力。
怒鳴ったかと思えば、オジサンはAの股間を蹴った。
その時気付いたんだが、オジサンは手に何か持っている。
ナイフとかじゃない。
木刀のようなもの。
股間を蹴られたAは、顔をしかめて腰を低くした。
オジサンは、Bの手を取った。
「ほらお前、さっさと立てよ」
持っている木刀のようなもので、Aの顎を持ち上げようとしていた。
Aは辛そうに立った。
するとBはオジサンに操られながら、Aの股間を揉んだ。
「痛っ」
Aは股間を揉まれて痛そうだった。
「おいお前、こいつのパンツずり下ろせや」
BにAのパンツを下ろすように言った。
Bが躊躇っていると、オジサンはまたBの両手を持って、Aのパンツを下ろ
させた。
チラッと見たら、Aは玉が大きめなだけで、サオは小さめだった。
さっきのモッコリはサオじゃなくて、玉の膨らみだった。
泣きそうなA。
オドオドしているB。
Aの玉を下からポンポン突いているオジサン。
「ぎゃはは、小さいなぁ」
こんな笑い方だった。
かなりAをバカにしている。
どうもSっ気のあるオジサンだ。
続いて、AにはBのパンツを下ろすように指示した。
AはBのように躊躇はせず、言われたとおりBのパンツを下げた。
Bの方がサオは長く黒い。
玉も大きめ。
一般的にカッコイイAが小さめで、一般的にイモ系なBのが大きめ。
次にオジサンは、「しゃぶり合え」「しごき合え」、そう言った。
Aはもう泣いている。
俺は可哀想になったから警察に電話したくなったが、
でもこんな所を警察に電話するのも・・・。
逆にAとBが可哀想だ。
どこかいい所は・・・。
そう思っている最中にもコトは進んでいた。
AとBは地面の上に寝て69をし始めた。
だが、ノンケであろうAとBは勃っていないようだ。
オジサンはAに向かってツバをはいた。
Aは相変わらず泣いている。
オジサンは、ふたりに69を止めさせ、手でやれと言っていた。
相変わらずでかい声。
少し遠い俺の方にまで聞こえてくる。
人里離れていることをいいことに、朝からヤリ放題、言い放題だ。
「ほらお前ら、女の体とか想像してみろ」
こんなことも言っていた。
Bはちょっと勃ってきた。
勃起していないAに対して、オジサンはまた・・・。
Aの顔を木刀のようなものでポンポンと軽く叩いて、さっきのようにたまも
叩いている。
その時、オジサンの携帯がなった。
「はいはい、あぁお前か、今から行くところだ、ちょっと巻き込まれてな」
こんなことを言っていた。
誰かと待ち合わせしてたのか、仕事に行く最中だったのか・・・。
「よし許してやろう、その代わりこのことは誰にも言うなよ、
言ったらどうなるか・・・」
こんなことも言った。
「こっちにくる」
危機を感じた俺は、見つからないような茂みに隠れた。
「おいお前、こいつのパンツずり下ろせや」
BにAのパンツを下ろすように言った。
黒い車にはオジサンが1人。
俺が隠れているとも知らずに車を飛ばした。
行った所を見計らって、AとBの様子を見た。
Aはまだ泣いていた。
Bは無表情で呆然としていた。
さっきまでAとBの横にあった、ふたりが来ていたサカユニはなくなってい
た。
オジサンが隠したのか、持っていったのか。
AとBは靴下とスニーカーを履いただけで、全裸だ。
Aの方はシルバーのネックレスをつけている。
俺はどうしたらいいか分からなかった。
AとBはこのままじゃここから動けない。
しっかりと大人の体として出来あがっているAとBが全裸で歩いたなら、警
察沙汰だ。
まあ、それ以前に警察沙汰になったことが、ついさっきまであったわけだ
が・・・。
俺は考えた末、ふたりの元に行くことにした。
偶然、作業服らしい服を着ていたので、近くを歩いていた作業員を装った。
「おい君たち大丈夫か」
俺の第一声だった。
Aは泣いているだけ。
Bが答えた。
「変なオジサンの車にぶつけたら・・・」
さっきの経緯だ。
「あぁ・・・、でも誰にも言わないでください、言われたら恥ずかしいし、
学校でも問題になるし」
手で股間を隠しているAとB。
酷いとは思うが、その姿はエロかった。
前にも違う件で野球部が問題を起こしたことがあって、朝練禁止になりかけ
たらしい。
Bが俺のことを聞いてきた。
「ちょっとこの辺で作業してただけで、たまたま通りかかったら・・・」
俺は答えた。
またまたBに言われた。
「すみませんけど、代わりになるような服貸していただけないでしょうか?
この辺じゃない人ですか?」
俺は家も近かったので、うちから服を持ってきてやることにした。
どうもあのオジサンが、さっきのグランドにサカユニを持っていってしまっ
たらしい。
ふざけている。
家に戻った俺は、着古しではあるが、ボクサー2枚と、上下のジャージを持
ってきてやった。
Aは泣き止んでいたが、落ち込んでいる。
Bは精神的に立ち直れたらしい。
ここで思ったが、Bはボクサーを履くと、かなりその大きさが分かる。
俺はグランドまで付いていった。
すると、グランドの入り口には、ふたりのサカユニが投げ捨ててあった。
ふたりは急いで着替えた。
「洗濯できないんで、これ、これで新しいのでも買ってください」
俺は拒んだが、Bが3千円を渡してきた。
俺はBからふたりが着たものと、その3千円を受け取った。
その場でAは言った。
「俺、今日無理」
何が無理か分からなかったが、話を聞いていると、Aは今日学校を休むらし
い。
「俺は今日行くけど、今日はゆっくり休めよ、俺が上手く言っとく」
そんなことをBは言ってた。
Bはいいやつだ。
「今日はありがとうございました」
そう言うとAはトボトボと高校の方向ではない方へ歩いていった。
Bも俺に例を言うと、高校の方へ。
その時思ったんだが、俺は気付いてなかった。
そう言えば俺は「作業員のふり」をしていたが、例の瞬間のとき俺はすぐ傍
にいた。
俺も忘れていたが、AとBも忘れていたらしい。
恐ろしい興奮と恐怖に陥ると、人間は忘れてしまうのだろうか?
それでも、AとBが大変なときに、なにも出来なかった俺。
ちょっと後悔。
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