- 2010⁄09⁄29(Wed)
- 01:55
俺とサトシ タケシ
サトシとの衝撃の出会いは中2の夏休みでした。
俺はその日、バスケ部の練習で朝から学校へ行きました。
練習の合間、俺がなにげに体育館から外を眺めていた時です。
そこから見える音楽室では、ブラスバンド部が練習中でした。
その中でトランペットを吹いている細身の男子から、突然目を離せなくなりました。
白く端正な横顔(俺の好きな爽やかお醤油系)はもちろん
半そでカッターシャツの袖口から
つるっとした白いわきの下が丸見えで
その反則なみのエロさ加減は俺の下半身を直撃!
その瞬間、俺は恋に堕ちました。
その男子も2年生だったけど
6月に転校してきたばかりで、クラスも違うし
話をしたこともなく、当然名前も知りませんでした。
俺は早速同じクラスの奴から名前を聞き出し
○○サトシという名だと知りました。
ところが俺はこっちの世界に目覚めてまだ日が浅く
女の子と付き合ったことはあっても、男とはまだ付き合った
ことも告った事もありませんでした。
サトシにいきなり告る勇気もなく
モンモンとしていたある日
親しくなるチャンスがやってきました。
夏休みも終わり、9月のある雨の日の放課後のことでした。
その日は部活がない代わりに、生徒会活動の為に帰りが一人遅くなってしまいました。
急いで下駄箱で靴を履き替えながら外を見ると
薄暗い玄関には、傘を忘れたのか、雨が降り止むのを待つように佇むひとりの
男子生徒の姿がありました。
俺は一目でそいつがサトシである事に気がづきました。
(こんな事もあろうかと?)俺は置き傘を2本持っていたので
思い切ってサトシに声をかけました。
俺「あの~、もしかして傘が無くて困ってるの?」
サトシ「あ、うん、でももうすぐ止むかもと思って」
俺「もし良かったら、俺の使っていいよ」
サトシ「え、いいの?」
遠慮がちなサトシに、なかば強引に傘を手渡すと自分の傘を開きながら
俺「○○の方だろ?俺もそっちの方だから一緒に帰ろうか?」(密かに住所もチェック済み)
サトシ「うん、ありがとう」
帰り道、俺は内心ドキドキしながらも、いろんな話しをしました。
俺「君、○組に転校してきた○○サトシ君だろ?もうガッコ慣れた?」
サトシ「うん、だいぶ慣れたよ。君は○組の○○タケシ君でしょ?」
サトシが俺の名前を知っててくれたのが嬉しくて、調子に乗って
ネホリ、ハホリ彼にたくさんの質問を浴びせてしまいました。
次の日の昼休み、サトシは律儀に俺の教室まで
借りた傘を返しに来てくれました。
サトシは笑顔で「きのうはどうもありがとう、助かったよ。」
それから、ちょっと言いにくそうに「あの~、傘のお礼にバーガーか何か
ご馳走したいから、今日も一緒に帰ってくれない?」
もちろん俺はOKでした。
帰り道、バーガーショップにて(バーガー食いながら)
俺はいよいよ一番聞きたい事を聞きました。
俺「サトシ君って、彼女とかいるの?」
サトシ「いないよ、それから呼び方サトシでいいし」
俺はしつこく「うん、サトシ前のガッコには彼女いたの?」
サトシ「いないよ!」サトシは半分やけになって聞き返してきました。
「タケシはどうなんだよ!バスケ上手だし、背高いし、モテるんじゃないのか?」
俺はこの時正直に、女よりも男が好きだって言えたら
そのあとの勢いで「お前が好きなんだ!」って告れるのに…なんて思いながらも
やっぱりまだその勇気がなく、
俺「…お、俺なんかモテないし」って言うのが精一杯でした。実際あんまりモテませんし。
でも、その日をさかいに俺とサトシは急速に仲良くなっていきました。
俺とサトシはその日を境に急速に仲良くなっていきました。
放課後、お互いの都合のつく限り誘い合わせて一緒に帰ったりはもちろん
下校途中にある俺の家にサトシを誘ってゲームしたり、トランペットの吹き方を
教えてもらったり、まさに親友モード全開といったところです。
その日もサトシと二人、俺の部屋でゲームしながらだべってたら
偶然夏休みの部活の話しになり、その流れでサトシがふと
「そういえばさぁ、タケシ、部活の合間にブラバン部の部屋の方
ず~っと見てなかった?あのとき、一体何見てたんだ?」
俺はドキッとしました、どうやらサトシはあの頃から既に俺の存在
に気づいていたようでした。
俺は思い切って「窓際でトランペット吹いた奴のこと、見てたんだ」
するとサトシの手が一瞬止まり、明らかに動揺しているように見えました。
俺はもうこの際、玉砕を覚悟でサトシに自分の想いを打ち明けることにしました。
「おっ、俺…、実は、あの頃からずっと、お、お前のことが…すっ…好きなんだぁ!」
一瞬の沈黙のあと、サトシは少し驚いたような顔を上げて
「ほっ、ホントに? 俺も…タケシが傘を貸してくれた日からず~っと、その~
気になって……、多分好きなんだと思う。」
「なんだぁ!! じゃあ、俺と付き合ってくれる?」「うん、いいよ!」
拍子抜けするくらいあっさりOKしてもらい、すっかり有頂天になった俺は思わず
「サトシぃ~!!」などと言いながら奴に抱きついてキス!
そしてそのままサトシを押し倒すような体制に…。
サトシに抱きついてキスした勢いで
俺が彼を押し倒すような体制になってしまい
驚いたサトシがちょっと身を硬くしているのが伝わってきましたが
俺の興奮は更にエスカレートしてきて
サトシにキスしたまんま、右手でシャツの中に手を入れて彼の胸をまさぐり始めました。
「あんっ!…」サトシの悩ましい声に励まされ
手を徐々に下へ這わせて、ズボンの上からサトシのチンポを優しくさすり上げました。
「あっ…、んっ…」サトシの息が荒くなりはじめた頃には、彼のチンポはすっかり
大きく硬くなり、俺は一気にサトシの下着とズボンをひき下ろすと
意外に大きかったサトシのチンポを握って上下にしごきはじめました。
「ああっ!… んっ!… タケシ、きっ、気持ちいぃ~ょぉ!」
ボタンを外すのももどかしく、彼のカッターシャツを首の辺りまでたくし上げると
サトシのチンポをしごきながら、同時に乳首を舐めたりさすったり、耳を舐めたり
首筋にキスを這わせたり、もう無我夢中で考え付く限りのテクニックで
サトシを攻め続けました。
「あぁ!… もうダメぇ~~、いきそっ!…」
サトシのチンポからはガマン汁が流れはじめ、俺はちょっと迷ったけど
彼のチンポを口にくわえて、懸命に舌を動かしました。
「あっ!… ああっ!!…んっ!」サトシの腰が一瞬痙攣したように見えたかと思うと
1分も経たないうちに、俺の口の中に、彼の生暖かい精液が流れ込みました。
俺は少し飲みかけましたが途中で吐きそうになり、残りはこっそりティシュに
吐き出してしまいました。
サトシは、初めてのフェラの、あまりの気持ち良さに打ちのめされたように
しばらく放心状態でしたが
俺のチンポも限界ぎりぎりのギンギン状態だったので
急いで下半身はだかになると自分でしごきはじめました。
それを横で見ていたサトシは急に元気になり、ギラギラした目で
「こんどは俺がタケシを気持ちよくしてあげるっ!」そう言うと
いきなりフェラしてきました
俺も人にフェラしてもらうのは初めてだったので
もう信じられない気持ちよさに、あっけなくすぐにイってしまいました。
サトシの方も俺の精液を飲みあぐね、ティシュに吐き出していました。
最後は、心地よい倦怠感の中でしっかりと抱き合い
時々舌を絡ませあう深ぁいキスを味わいながら
俺とサトシは、いつまでも離れられずにいるのでした。
あの不器用な初エッチから数か月
俺とサトシは不器用なりに、ふたりの関係をより親密なものに育てていきました。
しかし
中学二年も残りわずかになってくると
家族や周囲も徐々に「受験」という現実に向けて動き出します。
俺とサトシも例外ではなく
特にサトシの受験に対する気合いの入れようは半端ではなく
誰が見ても「ガリ勉」と思えるような勢いで勉強に取り組み始めました。
サトシの家はバツイチ母子家庭で、サトシの母ちゃんが看護師をしながら
生活を支えています。
そもそもうちのガッコに転校してきたのも、彼の両親の離婚が原因でした。
そんなわけで
前の街では通えた塾も、この街に越してからは経済的理由で通えなくなり
サトシはそのハンディを克服すべく、ガリ勉せざるをえませんでした。
彼は以前からずっと入りたかった高校のレベルを落としたくなかったのです。
そのために、俺たちが会える時間も徐々に少なくなっていき
エッチもずいぶんごぶさた… という日々が続いていました。
正直、俺はさみしかった、でもそんなサトシの事情を考えると
「もっと俺に構って欲しい」なんて弱音は吐けません。
ちょうどその頃、中学二年最後の県大会予選が2週間後に迫っていました。
そこで俺はダメもとで、サトシにある提案をしてみたのでした。
俺「あのさぁ、サトシ。今度の試合、勉強の都合つけて応援に来てくれる?」
サトシ「うん、きっと行くよ!」
俺「ありがとう、で、さぁ、もしー…もし初戦、うちのチームが勝ったら…
その~、エッチさせてくんない? 出来れば、そのぅ~(ム二ャム二ャ…)」
サトシ「本番エッチしたいってこと?」「うん! ダメ?」
サトシ「初戦の相手ってそんなに強いの?」
俺「ああ、いきなり優勝候補と当たるんだ、6:4でむこうの方が強いかなぁ」
サトシはしばらくうつむいて考えてから、キッパリと
「わかった、タケシに勝って欲しいから、俺も覚悟を決めて応援する!」
俺は俄然やる気が出てきました。
じつはそれまで何度かサトシのオシリを試そうとしたのですが
俺がへた(?)で初心者のサトシは痛がって、すっかり懲りてしまったまんまで…。
俺としてはかなり気になっていた懸案でした。
それからの2週間、当然ですが
俺は今までで一番熱心に部活練習に取り組みました。
そして試合当日…。
そして試合当日、サトシは最前列で応援してくれました。
普段あまり大声を張り上げることがないのに
この日彼はゲームの始めから終わりまで、両手をメガホンにし、大声で
「タケシ、走れ!」とか「タケシ、ナイスシュート!」とか
臆することなく「タケシ!」を連発してくれました。
このとき喉を酷使したサトシは、試合後もしばらく、声がかすれて大変でした。
好きな人の声援というものが、いかに本人のモチベーションに寄与するか
俺はこの日、身をもって思い知りました。
そのうえ、俺には副キャプテンとしてチームを引っ張っていく責任もありました。
サトシにいいところを見せたい! という気負いが、良い方に働けば
きっと勝てる! イヤ勝ってみせる!!
そんな気持ちで俺は試合に挑みました。
相手チームは、やはり強豪だけあって、スタメン全員まず中2には見えない
メンツ揃い、上背も体格もほぼ完成された大人の落ち着きさえ感じさせます。
さぁ、ゲーム開始です。
試合はショッパナから予想通りのデッドヒート、双方のダンクシュートが
バンバン決まる、激しい点の取り合いが続きました。
でもなんとか、前半は同点に持ち込んで終了。
ところが、ハーフタイムを挟んだ後半、残り時間5分くらいから
心配していたスタミナ切れが、うちのチームに出始めました。まずい!
ハァハァと苦しそうに肩で息をしている選手の大半はうちのチームでした。
鉄壁のデフェンスを割ってシュートに持っていく圧倒的パワーが足りない!
こうなると、焦りが先走ってラフなプレイが増え、ファウルをとられた時
相手チームに確実にフリースローを決められて点差を広げられる…。
うちの痛い負けパターンに、完全にはまってしまいました。
「ちくしょう! このやろー! こっちは本番エッチかかってんだぁーー!!」
てなヤケクソパワーで、最後に俺が繰り出したロングシュートが(まぐれで?)
決まったときはうれしかったけど、時すでに遅し。
気がついたら10点もリードされていました。
「ピィーーー!」
そして無情にも、ゲームオーバーを知らせるホイッスルが鳴り響き
同時にうちのチームの初戦敗退が決定したのでした。
帰り道(夕方)、落ち込む俺を気づかって
サトシはいつもより優しく接してくれました。
試合の帰り道
俺「あ~ぁ、負けちゃった!」
サトシ「負けちゃった! けどさぁ、あん中でタケシがいっちばんカッコよかったよ!
てか俺、始めから終わりまでタケシしか見てなかったからよく分かんないけど、
タケシの捨て身の気迫が伝わってきて、なんかグッとくるものがあったよ!」
俺「惚れ直した? けどやっぱ勝ちたかったなー。」
サトシ「惜しかったね、リードされたときなんか、俺もう泣きそになっちまったよ」
俺「お前が泣いてどーすんだよ!」
サトシ「ねぇ、タケシ、今夜うちのアパートに泊まり来てよ!ちょうど母ちゃん夜勤だし、あした日曜だし。」
俺「えっ? 負けたのに?」
サトシ「なんかさぁ、試合の途中から、勝ち負けなんてどーでもよくなってきてさ…、だからぁ… 今夜エッチしよっ!」
俺「う、うん、いくいくっ」
サトシの予想外の言動に戸惑いつつも、俺はしっかり家に「今夜サトシんちに泊まるから」って電話してました。
サトシのアパートの玄関に入るなり、どちらからともなく抱き合ってキス!
キスは徐々に深く激しくなり…、俺がサトシのシャツに手をかけたとき
彼が急に離れて「んっ…ちょ、ちょっと待って、腹減らない?」
そう言えば、俺もサトシも腹ペコでした。
サトシ「俺、なんか作るから、タケシその間にシャワー浴びなよ。試合中汗だくだったじゃん!」
俺「うん、ありがと」
そう言うとサトシは慣れた手つきでヤキソバを作り始めました。
サトシの母ちゃんが夜勤の日は、彼は自分でテキトーに何か作って食べてるそうです。
俺はそんなサトシを見ていたら、またなんかムラムラしてきて
後ろから彼を抱きしめ、耳元で「今日は応援に来てくれてありがとな」
するとサトシは顔だけ向きを変えてチュッ! 一瞬のキスで答えてくれました。
サトシ「んなことしてたらヤキソバこげちまうだろ、さっさとシャワー浴びて来いよ! あ、そうだ着替え、
俺の下着とスゥエット出しとくから。」
俺「なんかさぁ、俺たち新婚さんみたいだな(笑)」
サトシ「なんだよそれ!(ちょっと照れている)あいにく、胸もオシリもぺッタンコの新妻でゴメンよ!」
俺「俺はそのほうが好きだも~ん あ、そうだ、新妻ついでにさ、あれやってよ! ほらっ、『ハダカエプロン』。」
サトシ「ヤだ 寒いもん」
俺「じゃ、あったかくなったらしてくれる?」
サトシ「いっちねん中ダメッ!」
俺「ケチ」
サトシ「スケベおやじっ!」
俺がシャワーを浴び終えた頃、テーブルには既に(大盛りの)ヤキソバが出来ていました。
俺とサトシはさっきの新婚さんごっこみたいな会話を続けながら
サトシお手製のヤキソバをいただきました。(けっこうウマイ!)
入れ替わりにサトシがシャワーを浴びている間
既にファンヒーターで暖めておいてくれたサトシの部屋のベッドで
俺はいつしかウトウト寝入ってしまい…。
いつの間にかベッドで寝入った俺の横に
誰かがすべり込んでくるときの、ギシッという軋みと感触で目が覚めました。
サトシ「あ、起きた? 残念! こっそり寝込み襲おうと思ったのに」
俺はサトシと向かい合わせになるように寝返りを打ちながら
俺「おれ、どれくらい寝てた?」
サトシ「うーん、30分くらいかなぁ。眠かったら寝てていいよ」
俺「ヤだ サトシ欲しいもん」
サトシの濡れた前髪をかきあげ「おまえほんとにキレイだな」
そう言って俺はゆっくりとサトシの体を引き寄せ、唇を重ねた。
長い口づけのあと、ふたりとも自分で服を脱ぎ全裸になると
俺はサトシを仰向けにして体じゅうを舐め回し
ぺッタンコだけど感度のいい彼の乳首を、指の腹でころがすように愛撫した。
「あぁぁぁーん」サトシはせつなげな声を上げて腰をくねらせ始めます。
続いて俺は既にいきり起ち、先端を濡らしているサトシのチンポを口にくわえ
舌を絡めてフェラし続けました。すると間もなく
「あっ… ああっ…ん! イっ、イクぅ~~!」
俺の口の中に大量に発射してサトシは果てました。(もう抵抗なく飲める)
次に、俺は用意していたローションを手に取ると、四つんばい状態のサトシの
オシリにたっぷりと塗りつけ、まず1本めの指を少しづつ穴に入れてみた。
「うっ!…」はじめサトシは苦しそうに声をあげました。
「痛い?大丈夫?」「へいき、続けて!」彼はけなげに耐えている様子でした。
俺は指を2本から3本へ…と徐々に入り口を緩めながら、時々中の指を動かしてみた
同時にサトシの小さくなりかけたチンポをしごいて刺激を与え続けていると
「あぁぁぁぁーーーんっ!!」サトシの甘いよがり声が部屋中にひびいて俺の欲望をあおります。
「いいか?入れるぞ、サトシ。ちから抜くんだぞ!」「うん、…いっ、いれていいよ」
俺は自分のチンポにもローションを塗り、穴に押し当ててサトシの腰をつかみ
ねじ込むようにつき進んでいきました。
「うわぁーー!……いった……くない」「どっちだ?」「痛いけど、やめないで!」「わかった!」
少し時間はかかったけど、(今回は)比較的スムーズにほぼ根元まで入れることができました。
「全部はいったけど、まだ痛い?」「もうあんまり…痛く…ないみたい」「動くぞ」「うん」
サトシの中は熱くてきつかった。俺は彼の腰をつかんで少しづつ自分の腰を動かした。
「ああ~~っ!」「どう?」「ふっ… ふしぎな感覚っ! でも痛くない…」
俺は徐々に腰の動きを早め、時々奥まで強く突いてみた。
するとサトシの喘ぎも徐々に快感のそれに変わってゆき…。
「あああ~~~んっっ!! いっ いいぃーーー!!……かもっ」
部屋にはしばらく、サトシの悲鳴みたいなよがり声と、クチュクチュパンパンの音と
俺の荒い息遣いがひびきわたり…。
やがて俺たちはほぼ同時にイキました。
そのあと、もう一度ふたりでシャワーを浴び直し
強い眠気と疲労にひきづられ
俺とサトシは抱き合いながら、深い眠りにつきました。
明け方ちかく
ふと目がさめた俺のすぐ目の前には、さっきまで俺がイジメてたサトシの
白い顔がうかんでいました。しずかな寝息をたてています。
激しく俺に抱かれ、何度もイッたあとの彼の寝顔のなまめかしさに
俺はキスも眠気もしばらく忘れ、目が離せずにいたのでした。
前作からかなり間が開いてしまい申し訳ありませんでした。
最後まで読んで下さって、ありがとうございます。
おそらくこれが最後の投稿になると思います。
中3になった俺とサトシのはなしを続けるかどうか…相当迷いましたが
断念することに決めました。
中3になったサトシは、中身はともかく見た目は随分変わりました。
まず背が伸びた! 出会った頃は160そこそこだった身長が
中3の夏頃には170ちょっとになり
声も落ち着き、体にも適度に筋肉がついて、すっかり男っぽくなりました。
顔にはまだ少しだけあどけなさが残り、相変わらずキレイでしたが
おりからの猛勉がたたって、サトシはとうとう常時メガネをかけないといけなくなりました。
でもその甲斐あって、彼の成績はうなぎ登りに良くなり
学年でも常に上位の成績を維持していました。
メガネをかける前の、やんちゃで無邪気なサトシの魅力(?)が、インテリっぽい
銀縁メガネをかけ始めたことで半減し、代わりに知的でクール、おまけに成績優秀
プラス男っぽい魅力が加わり、彼は急にモテ始めたのでした。
メガネ映えする顔って、きっとサトシみたいな顔のことを言うんだと思います。
俺はヤキモチごころから、しきりに「コンタクトにすれば?」と彼に勧めたのですが
「あんなちっちゃいもん、おれ絶対失くすから」と聞き入れてもらえませんでした。
そして彼の華麗なるメガネデビューの波紋は、こんな形であらわれました。
サトシは中3の夏休みが終わるまでの間に、3人の女子(いずれも下級生)から
相次いで交際を申し込まれました。
みんな可愛い子ばかりで、当然俺は面白いわけがありません。
そんな俺の気持ちをもてあそぶかのようにサトシは
「タケシぃ、俺また変な手紙もらっちったよ、この前の子の時なんか
いま受験勉強で忙しいからっつって断ったらさ
『私に興味ないって、はっきり言って下さい!』って半泣きで逆ギレされちゃって…
俺もうパニックだったよ。女ってKOEEEE……。
だから今回はさ、勉強以外のもうちょっとましな理由考えないとダメかなぁ。」
なんてイヤミな相談を俺にしてくる始末。やれやれ…。
「『俺には今付き合ってる彼氏がいますっ!』って正直に言ってやれよ!」
などと不貞腐れ気味に俺が答えると、サトシは少し照れながら
「すねるなよ、タケシ。1年前の雨の日にさ、タケシが笑顔で傘を手渡してくれた時
の嬉しさとトキメキが忘れられないから…… 俺の一番は今でもタケシだぜっ」
って言ってくれました。
3年の二学期に入ると、俺たちは部活も引退し
高校受験に向けて、本格的に勉強に取り組み始めました。
俺もサトシも、塾には一切行ってなかったので
週いちくらいのペースで「勉強会」と称し、どちらかの部屋で一緒に
勉強していました。(もちろん合間にキスとかHはしていました。)
サトシは俺の苦手な理数系が強かったので、心強いサポーターになってくれました。
でも、俺とサトシの目指す学校は当初から、偏差値やいろんな都合で別々でした。
ふたりとも話題がそのことになると、心なしか無口になり
妙にしんみりした空気がふたりを包むのでした。
ふたりが別々の高校に通いだし、どちらかに新しい恋が訪れたとき…
俺たちの恋は悲しい結末を迎えるだろうか… それとも…。
時々こんなやり切れない想いに押しつぶされそうになりながらも
俺とサトシはそれぞれの、進むべき道をめざすのでした。
俺はその日、バスケ部の練習で朝から学校へ行きました。
練習の合間、俺がなにげに体育館から外を眺めていた時です。
そこから見える音楽室では、ブラスバンド部が練習中でした。
その中でトランペットを吹いている細身の男子から、突然目を離せなくなりました。
白く端正な横顔(俺の好きな爽やかお醤油系)はもちろん
半そでカッターシャツの袖口から
つるっとした白いわきの下が丸見えで
その反則なみのエロさ加減は俺の下半身を直撃!
その瞬間、俺は恋に堕ちました。
その男子も2年生だったけど
6月に転校してきたばかりで、クラスも違うし
話をしたこともなく、当然名前も知りませんでした。
俺は早速同じクラスの奴から名前を聞き出し
○○サトシという名だと知りました。
ところが俺はこっちの世界に目覚めてまだ日が浅く
女の子と付き合ったことはあっても、男とはまだ付き合った
ことも告った事もありませんでした。
サトシにいきなり告る勇気もなく
モンモンとしていたある日
親しくなるチャンスがやってきました。
夏休みも終わり、9月のある雨の日の放課後のことでした。
その日は部活がない代わりに、生徒会活動の為に帰りが一人遅くなってしまいました。
急いで下駄箱で靴を履き替えながら外を見ると
薄暗い玄関には、傘を忘れたのか、雨が降り止むのを待つように佇むひとりの
男子生徒の姿がありました。
俺は一目でそいつがサトシである事に気がづきました。
(こんな事もあろうかと?)俺は置き傘を2本持っていたので
思い切ってサトシに声をかけました。
俺「あの~、もしかして傘が無くて困ってるの?」
サトシ「あ、うん、でももうすぐ止むかもと思って」
俺「もし良かったら、俺の使っていいよ」
サトシ「え、いいの?」
遠慮がちなサトシに、なかば強引に傘を手渡すと自分の傘を開きながら
俺「○○の方だろ?俺もそっちの方だから一緒に帰ろうか?」(密かに住所もチェック済み)
サトシ「うん、ありがとう」
帰り道、俺は内心ドキドキしながらも、いろんな話しをしました。
俺「君、○組に転校してきた○○サトシ君だろ?もうガッコ慣れた?」
サトシ「うん、だいぶ慣れたよ。君は○組の○○タケシ君でしょ?」
サトシが俺の名前を知っててくれたのが嬉しくて、調子に乗って
ネホリ、ハホリ彼にたくさんの質問を浴びせてしまいました。
次の日の昼休み、サトシは律儀に俺の教室まで
借りた傘を返しに来てくれました。
サトシは笑顔で「きのうはどうもありがとう、助かったよ。」
それから、ちょっと言いにくそうに「あの~、傘のお礼にバーガーか何か
ご馳走したいから、今日も一緒に帰ってくれない?」
もちろん俺はOKでした。
帰り道、バーガーショップにて(バーガー食いながら)
俺はいよいよ一番聞きたい事を聞きました。
俺「サトシ君って、彼女とかいるの?」
サトシ「いないよ、それから呼び方サトシでいいし」
俺はしつこく「うん、サトシ前のガッコには彼女いたの?」
サトシ「いないよ!」サトシは半分やけになって聞き返してきました。
「タケシはどうなんだよ!バスケ上手だし、背高いし、モテるんじゃないのか?」
俺はこの時正直に、女よりも男が好きだって言えたら
そのあとの勢いで「お前が好きなんだ!」って告れるのに…なんて思いながらも
やっぱりまだその勇気がなく、
俺「…お、俺なんかモテないし」って言うのが精一杯でした。実際あんまりモテませんし。
でも、その日をさかいに俺とサトシは急速に仲良くなっていきました。
俺とサトシはその日を境に急速に仲良くなっていきました。
放課後、お互いの都合のつく限り誘い合わせて一緒に帰ったりはもちろん
下校途中にある俺の家にサトシを誘ってゲームしたり、トランペットの吹き方を
教えてもらったり、まさに親友モード全開といったところです。
その日もサトシと二人、俺の部屋でゲームしながらだべってたら
偶然夏休みの部活の話しになり、その流れでサトシがふと
「そういえばさぁ、タケシ、部活の合間にブラバン部の部屋の方
ず~っと見てなかった?あのとき、一体何見てたんだ?」
俺はドキッとしました、どうやらサトシはあの頃から既に俺の存在
に気づいていたようでした。
俺は思い切って「窓際でトランペット吹いた奴のこと、見てたんだ」
するとサトシの手が一瞬止まり、明らかに動揺しているように見えました。
俺はもうこの際、玉砕を覚悟でサトシに自分の想いを打ち明けることにしました。
「おっ、俺…、実は、あの頃からずっと、お、お前のことが…すっ…好きなんだぁ!」
一瞬の沈黙のあと、サトシは少し驚いたような顔を上げて
「ほっ、ホントに? 俺も…タケシが傘を貸してくれた日からず~っと、その~
気になって……、多分好きなんだと思う。」
「なんだぁ!! じゃあ、俺と付き合ってくれる?」「うん、いいよ!」
拍子抜けするくらいあっさりOKしてもらい、すっかり有頂天になった俺は思わず
「サトシぃ~!!」などと言いながら奴に抱きついてキス!
そしてそのままサトシを押し倒すような体制に…。
サトシに抱きついてキスした勢いで
俺が彼を押し倒すような体制になってしまい
驚いたサトシがちょっと身を硬くしているのが伝わってきましたが
俺の興奮は更にエスカレートしてきて
サトシにキスしたまんま、右手でシャツの中に手を入れて彼の胸をまさぐり始めました。
「あんっ!…」サトシの悩ましい声に励まされ
手を徐々に下へ這わせて、ズボンの上からサトシのチンポを優しくさすり上げました。
「あっ…、んっ…」サトシの息が荒くなりはじめた頃には、彼のチンポはすっかり
大きく硬くなり、俺は一気にサトシの下着とズボンをひき下ろすと
意外に大きかったサトシのチンポを握って上下にしごきはじめました。
「ああっ!… んっ!… タケシ、きっ、気持ちいぃ~ょぉ!」
ボタンを外すのももどかしく、彼のカッターシャツを首の辺りまでたくし上げると
サトシのチンポをしごきながら、同時に乳首を舐めたりさすったり、耳を舐めたり
首筋にキスを這わせたり、もう無我夢中で考え付く限りのテクニックで
サトシを攻め続けました。
「あぁ!… もうダメぇ~~、いきそっ!…」
サトシのチンポからはガマン汁が流れはじめ、俺はちょっと迷ったけど
彼のチンポを口にくわえて、懸命に舌を動かしました。
「あっ!… ああっ!!…んっ!」サトシの腰が一瞬痙攣したように見えたかと思うと
1分も経たないうちに、俺の口の中に、彼の生暖かい精液が流れ込みました。
俺は少し飲みかけましたが途中で吐きそうになり、残りはこっそりティシュに
吐き出してしまいました。
サトシは、初めてのフェラの、あまりの気持ち良さに打ちのめされたように
しばらく放心状態でしたが
俺のチンポも限界ぎりぎりのギンギン状態だったので
急いで下半身はだかになると自分でしごきはじめました。
それを横で見ていたサトシは急に元気になり、ギラギラした目で
「こんどは俺がタケシを気持ちよくしてあげるっ!」そう言うと
いきなりフェラしてきました
俺も人にフェラしてもらうのは初めてだったので
もう信じられない気持ちよさに、あっけなくすぐにイってしまいました。
サトシの方も俺の精液を飲みあぐね、ティシュに吐き出していました。
最後は、心地よい倦怠感の中でしっかりと抱き合い
時々舌を絡ませあう深ぁいキスを味わいながら
俺とサトシは、いつまでも離れられずにいるのでした。
あの不器用な初エッチから数か月
俺とサトシは不器用なりに、ふたりの関係をより親密なものに育てていきました。
しかし
中学二年も残りわずかになってくると
家族や周囲も徐々に「受験」という現実に向けて動き出します。
俺とサトシも例外ではなく
特にサトシの受験に対する気合いの入れようは半端ではなく
誰が見ても「ガリ勉」と思えるような勢いで勉強に取り組み始めました。
サトシの家はバツイチ母子家庭で、サトシの母ちゃんが看護師をしながら
生活を支えています。
そもそもうちのガッコに転校してきたのも、彼の両親の離婚が原因でした。
そんなわけで
前の街では通えた塾も、この街に越してからは経済的理由で通えなくなり
サトシはそのハンディを克服すべく、ガリ勉せざるをえませんでした。
彼は以前からずっと入りたかった高校のレベルを落としたくなかったのです。
そのために、俺たちが会える時間も徐々に少なくなっていき
エッチもずいぶんごぶさた… という日々が続いていました。
正直、俺はさみしかった、でもそんなサトシの事情を考えると
「もっと俺に構って欲しい」なんて弱音は吐けません。
ちょうどその頃、中学二年最後の県大会予選が2週間後に迫っていました。
そこで俺はダメもとで、サトシにある提案をしてみたのでした。
俺「あのさぁ、サトシ。今度の試合、勉強の都合つけて応援に来てくれる?」
サトシ「うん、きっと行くよ!」
俺「ありがとう、で、さぁ、もしー…もし初戦、うちのチームが勝ったら…
その~、エッチさせてくんない? 出来れば、そのぅ~(ム二ャム二ャ…)」
サトシ「本番エッチしたいってこと?」「うん! ダメ?」
サトシ「初戦の相手ってそんなに強いの?」
俺「ああ、いきなり優勝候補と当たるんだ、6:4でむこうの方が強いかなぁ」
サトシはしばらくうつむいて考えてから、キッパリと
「わかった、タケシに勝って欲しいから、俺も覚悟を決めて応援する!」
俺は俄然やる気が出てきました。
じつはそれまで何度かサトシのオシリを試そうとしたのですが
俺がへた(?)で初心者のサトシは痛がって、すっかり懲りてしまったまんまで…。
俺としてはかなり気になっていた懸案でした。
それからの2週間、当然ですが
俺は今までで一番熱心に部活練習に取り組みました。
そして試合当日…。
そして試合当日、サトシは最前列で応援してくれました。
普段あまり大声を張り上げることがないのに
この日彼はゲームの始めから終わりまで、両手をメガホンにし、大声で
「タケシ、走れ!」とか「タケシ、ナイスシュート!」とか
臆することなく「タケシ!」を連発してくれました。
このとき喉を酷使したサトシは、試合後もしばらく、声がかすれて大変でした。
好きな人の声援というものが、いかに本人のモチベーションに寄与するか
俺はこの日、身をもって思い知りました。
そのうえ、俺には副キャプテンとしてチームを引っ張っていく責任もありました。
サトシにいいところを見せたい! という気負いが、良い方に働けば
きっと勝てる! イヤ勝ってみせる!!
そんな気持ちで俺は試合に挑みました。
相手チームは、やはり強豪だけあって、スタメン全員まず中2には見えない
メンツ揃い、上背も体格もほぼ完成された大人の落ち着きさえ感じさせます。
さぁ、ゲーム開始です。
試合はショッパナから予想通りのデッドヒート、双方のダンクシュートが
バンバン決まる、激しい点の取り合いが続きました。
でもなんとか、前半は同点に持ち込んで終了。
ところが、ハーフタイムを挟んだ後半、残り時間5分くらいから
心配していたスタミナ切れが、うちのチームに出始めました。まずい!
ハァハァと苦しそうに肩で息をしている選手の大半はうちのチームでした。
鉄壁のデフェンスを割ってシュートに持っていく圧倒的パワーが足りない!
こうなると、焦りが先走ってラフなプレイが増え、ファウルをとられた時
相手チームに確実にフリースローを決められて点差を広げられる…。
うちの痛い負けパターンに、完全にはまってしまいました。
「ちくしょう! このやろー! こっちは本番エッチかかってんだぁーー!!」
てなヤケクソパワーで、最後に俺が繰り出したロングシュートが(まぐれで?)
決まったときはうれしかったけど、時すでに遅し。
気がついたら10点もリードされていました。
「ピィーーー!」
そして無情にも、ゲームオーバーを知らせるホイッスルが鳴り響き
同時にうちのチームの初戦敗退が決定したのでした。
帰り道(夕方)、落ち込む俺を気づかって
サトシはいつもより優しく接してくれました。
試合の帰り道
俺「あ~ぁ、負けちゃった!」
サトシ「負けちゃった! けどさぁ、あん中でタケシがいっちばんカッコよかったよ!
てか俺、始めから終わりまでタケシしか見てなかったからよく分かんないけど、
タケシの捨て身の気迫が伝わってきて、なんかグッとくるものがあったよ!」
俺「惚れ直した? けどやっぱ勝ちたかったなー。」
サトシ「惜しかったね、リードされたときなんか、俺もう泣きそになっちまったよ」
俺「お前が泣いてどーすんだよ!」
サトシ「ねぇ、タケシ、今夜うちのアパートに泊まり来てよ!ちょうど母ちゃん夜勤だし、あした日曜だし。」
俺「えっ? 負けたのに?」
サトシ「なんかさぁ、試合の途中から、勝ち負けなんてどーでもよくなってきてさ…、だからぁ… 今夜エッチしよっ!」
俺「う、うん、いくいくっ」
サトシの予想外の言動に戸惑いつつも、俺はしっかり家に「今夜サトシんちに泊まるから」って電話してました。
サトシのアパートの玄関に入るなり、どちらからともなく抱き合ってキス!
キスは徐々に深く激しくなり…、俺がサトシのシャツに手をかけたとき
彼が急に離れて「んっ…ちょ、ちょっと待って、腹減らない?」
そう言えば、俺もサトシも腹ペコでした。
サトシ「俺、なんか作るから、タケシその間にシャワー浴びなよ。試合中汗だくだったじゃん!」
俺「うん、ありがと」
そう言うとサトシは慣れた手つきでヤキソバを作り始めました。
サトシの母ちゃんが夜勤の日は、彼は自分でテキトーに何か作って食べてるそうです。
俺はそんなサトシを見ていたら、またなんかムラムラしてきて
後ろから彼を抱きしめ、耳元で「今日は応援に来てくれてありがとな」
するとサトシは顔だけ向きを変えてチュッ! 一瞬のキスで答えてくれました。
サトシ「んなことしてたらヤキソバこげちまうだろ、さっさとシャワー浴びて来いよ! あ、そうだ着替え、
俺の下着とスゥエット出しとくから。」
俺「なんかさぁ、俺たち新婚さんみたいだな(笑)」
サトシ「なんだよそれ!(ちょっと照れている)あいにく、胸もオシリもぺッタンコの新妻でゴメンよ!」
俺「俺はそのほうが好きだも~ん あ、そうだ、新妻ついでにさ、あれやってよ! ほらっ、『ハダカエプロン』。」
サトシ「ヤだ 寒いもん」
俺「じゃ、あったかくなったらしてくれる?」
サトシ「いっちねん中ダメッ!」
俺「ケチ」
サトシ「スケベおやじっ!」
俺がシャワーを浴び終えた頃、テーブルには既に(大盛りの)ヤキソバが出来ていました。
俺とサトシはさっきの新婚さんごっこみたいな会話を続けながら
サトシお手製のヤキソバをいただきました。(けっこうウマイ!)
入れ替わりにサトシがシャワーを浴びている間
既にファンヒーターで暖めておいてくれたサトシの部屋のベッドで
俺はいつしかウトウト寝入ってしまい…。
いつの間にかベッドで寝入った俺の横に
誰かがすべり込んでくるときの、ギシッという軋みと感触で目が覚めました。
サトシ「あ、起きた? 残念! こっそり寝込み襲おうと思ったのに」
俺はサトシと向かい合わせになるように寝返りを打ちながら
俺「おれ、どれくらい寝てた?」
サトシ「うーん、30分くらいかなぁ。眠かったら寝てていいよ」
俺「ヤだ サトシ欲しいもん」
サトシの濡れた前髪をかきあげ「おまえほんとにキレイだな」
そう言って俺はゆっくりとサトシの体を引き寄せ、唇を重ねた。
長い口づけのあと、ふたりとも自分で服を脱ぎ全裸になると
俺はサトシを仰向けにして体じゅうを舐め回し
ぺッタンコだけど感度のいい彼の乳首を、指の腹でころがすように愛撫した。
「あぁぁぁーん」サトシはせつなげな声を上げて腰をくねらせ始めます。
続いて俺は既にいきり起ち、先端を濡らしているサトシのチンポを口にくわえ
舌を絡めてフェラし続けました。すると間もなく
「あっ… ああっ…ん! イっ、イクぅ~~!」
俺の口の中に大量に発射してサトシは果てました。(もう抵抗なく飲める)
次に、俺は用意していたローションを手に取ると、四つんばい状態のサトシの
オシリにたっぷりと塗りつけ、まず1本めの指を少しづつ穴に入れてみた。
「うっ!…」はじめサトシは苦しそうに声をあげました。
「痛い?大丈夫?」「へいき、続けて!」彼はけなげに耐えている様子でした。
俺は指を2本から3本へ…と徐々に入り口を緩めながら、時々中の指を動かしてみた
同時にサトシの小さくなりかけたチンポをしごいて刺激を与え続けていると
「あぁぁぁぁーーーんっ!!」サトシの甘いよがり声が部屋中にひびいて俺の欲望をあおります。
「いいか?入れるぞ、サトシ。ちから抜くんだぞ!」「うん、…いっ、いれていいよ」
俺は自分のチンポにもローションを塗り、穴に押し当ててサトシの腰をつかみ
ねじ込むようにつき進んでいきました。
「うわぁーー!……いった……くない」「どっちだ?」「痛いけど、やめないで!」「わかった!」
少し時間はかかったけど、(今回は)比較的スムーズにほぼ根元まで入れることができました。
「全部はいったけど、まだ痛い?」「もうあんまり…痛く…ないみたい」「動くぞ」「うん」
サトシの中は熱くてきつかった。俺は彼の腰をつかんで少しづつ自分の腰を動かした。
「ああ~~っ!」「どう?」「ふっ… ふしぎな感覚っ! でも痛くない…」
俺は徐々に腰の動きを早め、時々奥まで強く突いてみた。
するとサトシの喘ぎも徐々に快感のそれに変わってゆき…。
「あああ~~~んっっ!! いっ いいぃーーー!!……かもっ」
部屋にはしばらく、サトシの悲鳴みたいなよがり声と、クチュクチュパンパンの音と
俺の荒い息遣いがひびきわたり…。
やがて俺たちはほぼ同時にイキました。
そのあと、もう一度ふたりでシャワーを浴び直し
強い眠気と疲労にひきづられ
俺とサトシは抱き合いながら、深い眠りにつきました。
明け方ちかく
ふと目がさめた俺のすぐ目の前には、さっきまで俺がイジメてたサトシの
白い顔がうかんでいました。しずかな寝息をたてています。
激しく俺に抱かれ、何度もイッたあとの彼の寝顔のなまめかしさに
俺はキスも眠気もしばらく忘れ、目が離せずにいたのでした。
前作からかなり間が開いてしまい申し訳ありませんでした。
最後まで読んで下さって、ありがとうございます。
おそらくこれが最後の投稿になると思います。
中3になった俺とサトシのはなしを続けるかどうか…相当迷いましたが
断念することに決めました。
中3になったサトシは、中身はともかく見た目は随分変わりました。
まず背が伸びた! 出会った頃は160そこそこだった身長が
中3の夏頃には170ちょっとになり
声も落ち着き、体にも適度に筋肉がついて、すっかり男っぽくなりました。
顔にはまだ少しだけあどけなさが残り、相変わらずキレイでしたが
おりからの猛勉がたたって、サトシはとうとう常時メガネをかけないといけなくなりました。
でもその甲斐あって、彼の成績はうなぎ登りに良くなり
学年でも常に上位の成績を維持していました。
メガネをかける前の、やんちゃで無邪気なサトシの魅力(?)が、インテリっぽい
銀縁メガネをかけ始めたことで半減し、代わりに知的でクール、おまけに成績優秀
プラス男っぽい魅力が加わり、彼は急にモテ始めたのでした。
メガネ映えする顔って、きっとサトシみたいな顔のことを言うんだと思います。
俺はヤキモチごころから、しきりに「コンタクトにすれば?」と彼に勧めたのですが
「あんなちっちゃいもん、おれ絶対失くすから」と聞き入れてもらえませんでした。
そして彼の華麗なるメガネデビューの波紋は、こんな形であらわれました。
サトシは中3の夏休みが終わるまでの間に、3人の女子(いずれも下級生)から
相次いで交際を申し込まれました。
みんな可愛い子ばかりで、当然俺は面白いわけがありません。
そんな俺の気持ちをもてあそぶかのようにサトシは
「タケシぃ、俺また変な手紙もらっちったよ、この前の子の時なんか
いま受験勉強で忙しいからっつって断ったらさ
『私に興味ないって、はっきり言って下さい!』って半泣きで逆ギレされちゃって…
俺もうパニックだったよ。女ってKOEEEE……。
だから今回はさ、勉強以外のもうちょっとましな理由考えないとダメかなぁ。」
なんてイヤミな相談を俺にしてくる始末。やれやれ…。
「『俺には今付き合ってる彼氏がいますっ!』って正直に言ってやれよ!」
などと不貞腐れ気味に俺が答えると、サトシは少し照れながら
「すねるなよ、タケシ。1年前の雨の日にさ、タケシが笑顔で傘を手渡してくれた時
の嬉しさとトキメキが忘れられないから…… 俺の一番は今でもタケシだぜっ」
って言ってくれました。
3年の二学期に入ると、俺たちは部活も引退し
高校受験に向けて、本格的に勉強に取り組み始めました。
俺もサトシも、塾には一切行ってなかったので
週いちくらいのペースで「勉強会」と称し、どちらかの部屋で一緒に
勉強していました。(もちろん合間にキスとかHはしていました。)
サトシは俺の苦手な理数系が強かったので、心強いサポーターになってくれました。
でも、俺とサトシの目指す学校は当初から、偏差値やいろんな都合で別々でした。
ふたりとも話題がそのことになると、心なしか無口になり
妙にしんみりした空気がふたりを包むのでした。
ふたりが別々の高校に通いだし、どちらかに新しい恋が訪れたとき…
俺たちの恋は悲しい結末を迎えるだろうか… それとも…。
時々こんなやり切れない想いに押しつぶされそうになりながらも
俺とサトシはそれぞれの、進むべき道をめざすのでした。
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