2ntブログ
  • 2012⁄03⁄30(Fri)
  • 17:51

俺の中に 祥太

俺と慶介の出会いをさかのぼると、中3の新学期。

曖昧な情報だったが、春休み明けの教室では、転校生が来ると言う話題で盛り上がっていた。

ホームルームのチャイムが鳴り、しばらくすると、担任が教室にやってきた。

噂通り、転校生を連れて。

みんないつもと違う変なテンションで、教室は騒ついていた。

担任も、新鮮な気持ちだったのか、「は~い、静かにせ~」と笑顔でみんなを注意し、転校生の紹介を始めた。

「今日からこのクラスの仲間になる、斎藤慶介君だ、仲良くな!」

「よろしく」…緊張してんのか、クールなのか、慶介のあいさつはその一言。

その頃の俺はまだガキで、生意気な感じで、その「よろしく」って一言も気に入らなかったし、転校生=よそ者って事で、敵対心があった。

本音では、クラスの人気者で同級や後輩からもモテてた俺としては、そのポジションを慶介に奪われる気がして、素直に受け入れる事ができなかったのかも。

慶介は俺より爽やかで、整った顔立ちに、高身長、東京から来たと言うだけで、垢抜けて見えたのだ。

とりあえず、隣の教室で余ってる机と椅子を先生が運んできて、廊下側の一番後ろに慶介の席を作った。

俺は窓側の一番後ろだったから、一時は接する事も無いと思っていた。
担任は、「とりあえず斎藤君の席はそこに作ったけど、明日時間があるから、みんな席替えするからな~」と言い、ホームルームを終わらせた。

その日は学校も早く終わり、久しぶりに会った友達と街で遊び、帰宅した。

そして次の日、席替えをするホームルームの時間になり、くじ引きで席替えをする事になった。

そしてくじ引きの結果、俺はまた同じ窓側の一番後ろで、同じ席だった。

みんなそれぞれ、机と椅子を持って移動。俺の隣は女子、前は…居ない?

みんな移動を済ませたが、クラスの中で一番背の低い、しかも目の悪い秀才女子が俺の前の席だった。

その女子は担任に、「私、背も低いし目も悪いから、あの席じゃぁ黒板がみにくい…」と不満を言っていた。

すると、一番前の席に決まっていた慶介が、担任に、「俺は目いいし、身長高いから、俺が変わりますよ」と言った。

先生も「斎藤君背が高いから、一番前だと後ろの席の人が黒板見えないかもしれないし、そうしてくれるか?笑」とホッとした様子で聞き入れた。

そして、ホッとできない俺だった。

席が近くないから、とりあえず、話す事もないだろうとホッとしてた俺には思わぬ展開。

仕方ないと諦めてはみるものの、なんか苦手なんだよな…アイツ
そして、慶介が机と椅子を持って俺の前に来た。

「よろしく」…またかよコイツ

俺は「うん」と一言返した。

ホームルームが終わると、慶介は後ろを向き、俺に話かけてきた。

「祥太くんってさ~家はどこ?」…なんなんだコイツ… 「なんで?しかもなんで名前知っとん?」

「えっ、みんな祥太って呼んでたから…家は~、今日登校してる時に、俺んちの近くで見かけたから、家が近いかもと思ってさ…」

「…そ~、俺んちはサンスーパーの近くだけど…」とぎこちなく答えると

「やっぱ祥太くんだったんだ!俺んちもあのスーパーの近くなんだ~」と、慶介は親近感を持った様子。

俺は軽く頷く程度で聞き流し、教室を出た。

俺はその頃、隣のクラスに彼女が居たから、休み時間はいつも彼女と過ごしてた。

彼女と言っても、時々一緒に帰ったり、休みの日にデートするくらいで、エッチはした事が無かったが、周りからはラブラブカップルだと言われていた。

彼女との話題も転校生の慶介の事で、やはり他のクラスでも、慶介に興味を持ってる女子が多いらし。

「アイツ、俺んちの近くらしいよ」と言うと、彼女は「よかったね~祥太くん登下校一人じゃなくなるね!」と言う。

確かに、彼女の家は俺んちの真逆だし、友達とも方向が違う俺は、いつも一人で登下校していた。
アイツと仲良く…ありえない!と思いながらも、今思えば、その時には既に慶介を意識していたのかもしれない。

慶介が転校してきて数日が過ぎ、相変わらず俺は慶介に対して素っ気ない態度だったが、ある日慶介が「祥太くん、今日一緒帰んない?」と誘ってきた。…えぇ~。

「うん」…ついうっかり返事してしまった。

仕方なく一緒に帰るハメになり、二人で学校を出た。帰り道の会話は慶介が一方的に話すばかりで、前の学校の事がほとんどだった。

話を聞いてるうちに、慶介に親しみが湧き、なんとなくいい奴に思えてきた感じだった。

家が近くなると、「祥太くん、また一緒帰ろうね~」 と慶介は自分の家の方へ帰って行った。

その後、俺と慶介が仲良くなるのに時間はかからなかった。

毎日一緒に登下校、俺が彼女と別れてからは、休みの日も一緒に遊んだり、お互いの家を行き来する仲になっていた。

時には些細な事で殴り合いの喧嘩もしたけど、俺にとって慶介は大親友で、他の友達とは違う特別な存在だった。

中学最後の夏休みは慶介と遊んだり、勉強したり、一緒が当たり前って感じだった。

高校受験を控えてた俺達は、同じ塾にも通い、同じ高校を受験する事を約束し、共に勉強した。

その後、受験を迎え、二人供同じ高校に合格し、中学を卒業すると、また新たなスタートを迎えた。
高校に入った俺達はそれぞれ別のクラスになり、時が経つにつれ、お互い新しい友達もできて行き、中学の頃の様に毎日一緒と言う訳には行かなかったが、たまには二人で遊ぶ事もあった。

そのうち、俺にも慶介にも彼女ができたが、どちらも長続きする事はなかった。

一年はあっと言う間に過ぎ、2年生の新学期にはクラス替えで、俺達は同じクラスになった。

俺はなぜか嬉しかった。

そして、自分の心の中にある、慶介への気持ちに少しづつ気付き始めていった。

自分でも、何で慶介の事が気になり、意識してしまうのかが不思議だった。

特に深く考える事はないけど、不意に気になる時があるくらいで、以前と変わらず普通に接した。

そして、1年の時にクラスが違って少し距離感があった分を取り戻すかの様に、毎日一緒に行動してる事がほとんどだった。

そんなある時、慶介が「今日祥太んち泊まりいっていい?」と言ってきた。次の日は休みだったから俺は普通に了解した。「いいよ、久しぶりやな」と。

学校の帰りに、街をブラつき、暗くなると帰宅した。俺らの家は近かったから、別れ際、慶介は「飯くって、風呂入ったあと行くから」と言い、家へ帰って行った。

俺も帰宅し、飯と風呂を済ませ慶介が来るのを待った。
それからしばらくすると、慶介が家に来た。

ありきたりだけど、音楽を聞いたりゲームしたりで時間はあっと言う間に過ぎて行った。

深夜になり、まだ眠くなかった俺達は、語りに入った。

慶介が恋愛感を語りだし、俺は聞き手に。

恋愛感といっても、思春期の俺達にとっては、やった、やってないって感じのエロ話で、俺達はそれぞれ、付き合った事はあるが、やった事はなかった。元カノの話しなど色々話し、そろそろ寝ようと言い、布団を広げると、慶介は服を脱ぎ、パンツ一枚になった。

「俺、寝るときはいつもこうだから」と言い、布団に横になった。

いつも、学校の体育の時の着替えとかで見慣れてたものの、なぜかドキッとした。

そして俺も、二つ並べた布団に横になり、寝るまで話しを続けた。

「祥太はやりたくないの?」と聞かれ、「ん~、別に。まぁその気になればいつでもやれるやん」と答えた。

「慶介は?」と聞くと、「俺も別に。」と言った。

少し会話が途切れたので、慶介は寝たのだろうと思い、俺も寝ようとした。

するといきなり、慶介が俺の上に飛び乗ってきて、パッと目を開けると目の前に慶介の顔があった。ビックリした俺の顔を見て慶介は笑いながら言った。

「祥太~やろーよ!」
突然の事に呆然とし、慶介が俺の上に乗っかってるのもあり、身動きがとれず、ただただ目の前の慶介を俺は引きつった顔で見つめ、「おまえバカか…」と、一言いうのが精一杯だった。

そんな俺を嘲笑うかの様に慶介は「黙れ…」と一言いうと、俺の両頬に手を添え、顔を近付けてくると、まさか…と思った瞬間、キスしてきた。

一瞬、いや、俺の中では時間が止まったかの様に、結構長い間、俺と慶介の唇は触れ合っていた。

俺は抵抗もせず、結局のところ、男からのキスを受け入れた状態だった。

そして、唇をゆっくり離した慶介は、放心状態の俺を見つめ、笑みを浮かべながら「どんな感じ?…」と聞いてきた。

素に戻った俺は「…オマエなんがしてーと!?」と少しキレ気味に言うと、慶介は「違うよ、女からこんなふうにされたらどうなんだろって…冗談で…ごめん、やりすぎた…」と言いながら、俺の機嫌を伺い、怒りをなだめようとしていた。

普通なら、俺もマジギレするような行為だったが、なぜかドキドキが止まらず、怒りに達する事もなく、逆に胸一杯の何かを感じた。

「慶介!何でオマエとチュウせんといけんとや!バカ」と俺が言うと、慶介は「マジごめん」と、さっきまでのテンションとは違い、暗い雰囲気になった。

「もういい、普通ならマジギレするけど、慶介やけん許しちゃぁわい!」
「祥太マジごめん…でも、俺も普通は男にキスとか無理だけど、気付いたらやってた…祥太だから…」

俺は「慶介また訳分からん事言いよぉ…俺も多分、普通なら顔が近付いて来ただけで殴るけど、まぁ…」と、言葉を返した。

心の中では、不思議な、複雑な感情が沸き起こり、頭の中を整理するので必死だったが、考えれば考える程、慶介に対する感情は、友情と言うより、恋愛感情に近い事を自覚してる様な、なんとも言えない感覚に襲われ、『俺は男が…そんな事ありえる事?』心の中で何度も自分に自問自答。

慶介のキスにも驚いたが、俺は、もう一つ気になった事が…。

慶介が俺の上に飛び乗ってきた時、俺の足の上部に、一瞬、温かく固い物を感じたのだ。すぐに横にズレたが、あれは、確かに慶介の股間の位置、慶介は裸でパンツ一枚だったから、勃起してたんだとすぐにわかった。

しばらく、無言でそんな事を考えてると、慶介が「祥太やっぱ怒ってるよね?」と聞いてきた。

「いいや、怒ってねぇよ…」と俺が答えると、慶介は「じゃあもう少し話しして寝ようよ!」と言った。

俺は自分の気持ちを白黒ハッキリさせたかった。

「慶介…オマエさ、もう俺にキスする事ないやろ?」

「うん、次やったらマジギレされるし」と、慶介は笑いながら答えた。
俺は「そっか、マジもうすんなよ~」と言い、横に寝てる慶介の首を両手で軽く絞めてふざけてみせた。

「わかった、わかったから手ぇ離してくれ~苦しい~」と笑った。

俺は「慶介は痛い目に合わせんと分からんけんね!」と言いながら、慶介の上に馬乗りになり、手に少し力を入れて絞めると、慶介はムセてセキ込んだ。「はぁ、はぁッ、もう許して」と少し息を切らせた慶介に「わかった、ちょっと首絞めすぎた~大丈夫か?」と言いながら慶介の胸をさすった。

裸の慶介の胸をさすってるのがなんか変に感じたが、俺は自分の気持ちを白黒ハッキリさせる為の行動にでた。

俺は馬乗りになったまま、慶介の両頬に手を添え、慶介にされた事とまったく同じ様に顔を近付け、そのまま唇を重ねた。

慶介がしてきた時以上に長いキスをし、ゆっくりと唇を離し「どんな感じ?」と慶介が言った事と同じ事を聞いた。

慶介「なんで?」と一言。

俺は「おかえしたい!…んで、さっき気になったんやけど…」と言い、慶介の股間に手をやった。

「慶介勃起しとーやん!なんで?」

やっぱり慶介のチンポは熱く固く勃起していた。一瞬触っただけで、デカイと言うのがわかった。

慶介は俺の手を払い、「わかんねぇけど、祥太のチュウが気持ちよかった」
「俺のチュウが?…それヤバくね?」そう言うと俺は、慶介の体の上から降りて、慶介の真横に寝転んだ。

「祥太は気持ちよかった?」

「気持ちいいも、なんも、男同士でおかしいやろ!」

頭の中では正直、気持ちいいと思ったが、やはり、男としての感情が働き、言葉には出せなかった。

すると慶介は「俺も、そりゃぁ~変だと思うけど、気持ちいいと思ったから…」

「まじヤバいやんか~慶介もしかしてホモとか?」冗談で笑いながら言うと、慶介は「実は……っ、違うって、そうじゃないよ!マジ勘弁してくれよ、ただ、祥太は転校してきた時に初めてできた友達だし、今でも毎日一緒で、だから、なんか…」

「わかったって!俺も慶介は親友~それ以上って感じやし、別に慶介がキスしてきても気持ち悪いと思わんやったし、今も別に変には思ってないけん、大丈夫ばい!…ただ、チンポ起っとるのは何で?とは思ったけど!」と笑いながら言うと、慶介は「もぉ!それ言うなぁ!俺敏感なんだよ!」と恥ずかしそうに笑った。

「わかったわかった、でも俺は、慶介のそう言うハッキリ何でも言えるとこも、体でハッキリ反応するとこも好きやけどね!」と更にからかって言った。

「体で反応?…また~!それ言うなって言ったじゃん!まぁ、でも俺も、祥太の優しいとこも、バカっぽいとこも好きだし、俺が女なら祥太みたいなヤツと付き合いたいと思うよ!」
「そんなん言われたらなんかテレるばい!」

そう言いながら、俺は嬉しさでいっぱいだった。慶介が女ならなぁ…

「まぁ、ちょっと言いすぎかも知んないけど、男の俺から見ても祥太は魅力あるし」と慶介が言った。

「そっか、ありがと!じゃ、そろそろ寝るか!」と言うと「うん、寝よ!その前に、祥太に頼みがある!今日の事は誰にも内緒ね!」

「え~、どうしょっかな~」と冗談言うと、慶介は「マジで頼む!そんな事言われたらみんなが変に思って、俺学校行けないから、頼む、お願い!」と必死に言う。

「じゃあ、交換条件で、俺の言う事なんでも聞くか?」と言うと「わかった、黙っててくれるなら!」と慶介は答えた。

「よし、わかった!じゃぁ…さっきみたいに俺にキスしろ!俺がいいって言うまでぞ!」

「えっ!でも、もぅするなよって言ってたじゃん…」と、慶介は困惑した様子で言った。

「そっか、わかった、じゃぁ交換条件は飲めんってことやね!じゃ、慶介の頼みも聞けんよ…あさっては学校で大騒ぎかな…おやすみ!」そう言って俺は目を閉じて寝ようとしたが、慶介は「だってそんなの…もぅするな!とか、しろ!とか…」とグズグズ一人で言っていた。

俺は相手する事なく、そのままにしていた。すると慶介もおとなしくなり、それ以上は何も言わなかった。

そしてしばらくすると…
慶介は静かに俺の上に乗り、俺の両頬に手を添えた。

俺は目を閉じたまま、様子を伺ってたが、慶介はなかなかキスをしてこなかった。

しびれを切らした俺が目を開けると、慶介は「祥太の寝顔可愛いね!」といい、そのままキスをしてきた。

俺は慶介の背中に手をまわし、抱きしめた。

さっきより長い間、唇を重ね合って、慶介はゆっくりと唇を離した。が、俺は慶介を離さず、首に手をまわし、「俺がいいって言うまでよ」と言いながら、慶介の顔を俺の唇に押し付けた。

慶介も、俺の首に手をまわし、密着状態で唇を重ね合った。

もぅどうにでもなれ~俺は男でも、慶介の事が好きな気持ちはどうにもならない…

俺は慶介と唇を重ね合ったまま、長いキスの最中ゆっくりと目を開けてみた。

真近で優しく目を閉じて、俺にキスしてる慶介の顔をみてると、胸がキュンとなり、押さえきれない感情が込み上げてくるのがわかった。

エッチ経験もなく、キスも元カノと軽くやったくらいの経験しかない俺は、意を決して慶介の口に舌を入れた。

すると、すぐに慶介の舌が俺の舌に絡んできた。

ぎこちなく舌を絡ませ合いキスは激しさを増していき、俺達は体を上下に入れ代わりながら布団を転がった。

キスってこんなに気持ちいいとは…、俺の口の中に少しづつ流れ込む慶介の唾液が、さらに俺を欲情を駆り立てた。
しばらく濃厚なキスを続け、俺は慶介から唇を離した。「よし、もーいいばい!」

お互い、唇の周りが唾液で濡れた状態で、慶介の唇は熱を帯びた綺麗なピンク色になっていた。

「ふぅ~ッ、長かったね~」と慶介は深呼吸して言った。

俺は「うん、なんか~終わらせるタイミングがわからんやったけんね!…んで、どうやった?」と聞くと、慶介は「…ビックリした!だって、舌が…、つか俺、女ともこんなチュウした事ない…

また変に思われるけど、マジ気持ちよかった~」と答えた。

「そっか!じゃぁ…」と言うと俺は、ゆっくりと慶介の股間に手をやり、確かめた。

「慶介~また起っとるやん!しかもさっきよりカチカチやん!おまえデケ~ね!」

そう言いながら、触ってると、パンツの股間部分が湿ってるのがわかったが、その事は何も言わず、触り続けた。慶介はさっきと違い、すぐに俺の手を払わず、時々チンポをビクンと動かしながらされるがまま状態だった。

そして慶介は俺に「祥太は…、気持ちよかった?」と聞いてきた。

「…ん…」俺が返事しようとした瞬間、慶介は俺の股間に手を伸ばした。

「あッ!祥太も起ってんじゃん!」

不意打ちをくらった。

俺のチンポはあまりの気持ちよさに勃起していたのだ。

「気持ちよかったけん!」と俺は答え、そのまま、お互いに触り合った。
慶介はパンツ一枚だったので、チンポの形や温もりを俺は手の中に感じ、同時に、慶介に触られてるのが気持ちよく、俺のチンポは更にデカさを増し、ギンギンに硬くなっていった。

「祥太、、マジ硬くなってきたね!」



「慶介もすげぇ硬いばい!」



「それは~祥太が触ってるからじゃん!」

そんな会話を続けながら、お互い触り合っていると、俺は、先走りで濡れきたのが自分で分かり、慶介のパンツもさっきよりさらに濡れてきたのがわかった。

「俺…ホモなんかなぁ…?普通は男のチンポとか触るのはマジムリやけど、慶介とこんなんしても、なーんも嫌とか思わんし、逆にもっと気持ちよくなりたいと思うし…」

「俺も祥太と同じ!なんか変だけど、祥太が好きかも…」と慶介が言った。

そして、俺はまた、慶介の上に乗り、見つめ合うと「やっぱ俺、慶介が好き」と言い、慶介のパンツの中に手を入れ、直接チンポを触りながら、唇を重ね、慶介も俺のパンツに手を入れ、チンポを触った。

慶介は片手で俺のTシャツを背中から捲り上げ、そのまま脱がせ、スェットパンツを足で下げた。

お互いパンツ一枚になり、抱き合いながら、キスをし、首の周りを舐め合った。

俺は慶介の胸に手をはわせ、乳首を触ると、慶介は「ぁッ」と小さな声でよがった。

そして首から胸を舐めながら乳首を舐め、吸い付くと、「ぅッ、ん…」と声を圧し殺し、体を反らせて、俺の頭を胸に押し付けた。
「うッ…ハァァ…ハァ…」と慶介が声をもらし、胸の鼓動の早さが俺に伝わってきた。

俺は、その声や体を反らして感じてる慶介に興奮し、夢中で乳首に吸い付き、舐めまわした。

「ハァ…ハァ…やべぇ…祥太…」

慶介のその言葉がいやらしく感じた。

そして俺は、胸から腹を舐めながら、慶介に言った「パンツ脱がしもていい?」

…慶介は何も言わず、ただ頷いた。

俺はゆっくりと慶介のパンツを下にずらすと、ギンギンに硬くなった慶介のチンポが勢いよく飛び出してきた。

「ぅオ~ッ!デケぇ~」と俺が言うと、慶介は恥ずかしそうに自分の目を手で覆い隠した。

初めて見る他人の勃起チンポだったが、男を知らない俺にとっては、本来、絶対に直視したくない汚い物と言うイメージは崩れ去り、目の前にある慶介の、パンパンに膨れ、先走りでギラついたチンポは、逞しく、俺の目は釘付けになっていた。

ためらいもなく、手を伸ばし、慶介のチンポを握ると、俺はその手を上下させた。慶介はさっきより増して感じていた。そしてチンポがビクンと動くと、先走りが溢れた。

俺は口を近付けると、舌を出し、先端を舐めた。

「ゥワァ…ハァ…ハァ…」慶介は驚きと快感に声を上げた。

そして俺は口を大きく開けると、そのまま慶介のチンポをくわえ舌を動かした。
慶介は必死に藻掻き、体をねじらせ荒々しい息遣いで、低い声をもらしながら「ん…祥太…やべぇ…イキそう…ハァ…ハァ…」そう言うと、軽く腰を振った。

俺はそれに合わせる様に慶介のチンポをくわえ込んだ。

「ハァ…ァア…んッ…アッ、イク!」

その瞬間、俺の口の中で張り裂けそうなまでに膨らみ、熱くなった慶介のチンポは、ビクン、ビクンと、硬く反りながら、精液が、喉を突く勢いで、何度も飛び出し、俺の口から溢れ、流れ出た。

俺は慶介のチンポから口を離し、少しだけ口に残った慶介の精液を飲み込むと、テーブル上のティッシュを取り、慶介のチンポと、自分の口の周りを拭いた。

慶介は、息を切らせ、正気を失った様子だった。

「慶介~、、けいちゃん~」俺は慶介の肩を揺らし、声を掛けた。

「…ふぅぅ…、マジやべぇよ、まだクラクラする…、祥太最高…」と、慶介は何度も深呼吸をしながら言った。

そして、慶介はまだ、おさまり切らないチンポをそのままに、体を起こすと、俺に抱きつき、キスをしてきた。

「次は俺が…」そう言うと慶介は、俺を押し倒し、俺が慶介にした様に、首から胸、乳首、腹、と徐々に下がってきた。

慶介に責められてる俺は、気持ち良すぎて、声を押さえるのが必死で、変な汗が吹き出していた。

俺の腹に到達した慶介は、何も言わず、一気に俺のパンツを下げた。

そして、俺のチンポを握ぎると、一瞬俺の顔を見て、舌を一周這わせた後、食らい付く様にくわえ込み、しゃぶりついた。

「ぐぉぉ~っ!ん…」、俺はたまらず、腹筋に力を入れ、上体を起こすかの様に、その快感を受けとめた。慶介は片手を俺の腰に当て、もう一方の手を胸に這わせ、乳首を刺激した。

今度は、体を反らし、快感を味わった。

そして慶介は、チンポをくわえたまま、両手を俺の腰にまわし、口を突かせるかの様に自分の顔に押しつけた。それに合わせ、俺も腰を振った。「ぅう~っ、はぁぁ、はぁ…、んっ、あぁ、イキそ…」全身の血液が、ドクドクと音を立てながら激しく流れていた。
「祥太、もっと激しく」慶介の言葉に応え、俺は慶介の頭を持ち、激しく、腰を振った。

「ぉぇッ、ぐぁ…」、慶介は喉を突かれ、苦しそうに涙目になりながらも、俺の腰にしがみ付き、口を押しつけチンポをくわえていた。

「慶介~、ぁ…ん…ぁ…はぁ…あ、ぁっ、イク!」

俺は慶介の口の中でイッた。何度も"ドピュ"っとイクたびに、慶介の喉から"ゴクン"と言う音がチンポに伝わってきた。

俺が出し切ると、慶介はようやく、俺のチンポに吸い付きながら口を外した。

「精子って飲んでも大丈夫だったかなぁ?」と慶介が言った。

「俺も慶介の少し飲んだけど…まぁ大丈夫やろ!」

お互い素に戻り、照れ隠しの言葉を交わした。

若気の至りと言うか無知と言うか、二人ともなんの抵抗もなく、射精を口で受け止め、精液を飲んだが、その時はそれが当たり前と思い、興奮と好きな気持ちがそうさせたのだろう。

そして、若い俺たちのチンポは、お互いに一度は果てたものの、興奮は覚めず、まだまだ余力充分と言う感じで勃起していたが、初めての経験に満たされた感情と、普通とは違う道に足を踏み入れた事への戸惑いで、我に返り、お互いに勃起チンポをパンツにしまった。

布団に横になると、こんな事になる前とは違い、お互い寄り添う様に並び、イチャつきながら会話を続けた。
「慶介…俺ら、こんな事していんかな…、もうやってしまった事を言ってどーしょーもねぇけどさ…でも俺、最初は冗談でチュウしたけど、それは慶介やけ許せたんばい…前からなんか慶介には特別な感情みたいなのがあったし、それがやっと分かったみたいな…慶介が普通に好きっつーか、彼女がおる時に思う"好き"?みたいな……で、こんな事して、今まで以上に慶介が好きになったしさ…普通なら付き合いたいばい、でも、俺ら男やんかぁ…俺、ホモなんかもしれんな…マジ慶介が好きやもん…」

もぅこうなった以上、感情を隠す必要もないと思い、自分の気持ちを正直に言った。

慶介は「まぁ、俺が仕掛けた事だから、マジごめん…俺も冗談のつもりが、祥太を目の前に見てたら…、俺も今までずっと祥太の事がなんとなく気になるって感じで…自分でもよく分かんねぇけど、祥太と遊んでる時は他のヤツと遊ぶより楽しいし、祥太が他のヤツと遊んでるとつまんないし、いつも一緒じゃないとイヤだし…、マジでチュウするつもりなかったけど、祥太に顔近付けると無償にドキドキして…祥太キレるかもって思ったけど、止められなかった…俺祥太が好きで、祥太も俺の事想ってくれてるならマジ最高と思うし、男だからって言っても好きは好きなんだから…」そう言いながら照れ笑いした。

俺は「そうやね!じゃあ、慶介は俺のもので、俺は慶介のもんたい!」そう言って慶介と抱き合い、キスをした。

そして抱き合ったまま、いつのまにか眠りについていた。

目が覚めたのは昼前、目の前にはまだ眠ってる慶介の顔があった。慶介の寝顔可愛いな…心の中で思いながら、そっと頭を撫でた。

慶介は起きる気配がなかったので、キスしたり、鼻を摘んだり、頬をツネったり、慶介の顔で遊んでいると、さすがに慶介も目覚めた。しばらくイチャつき、俺は台所にある冷蔵庫に飲み物を取りに行った。

俺んちの両親は日曜は仕事なので、俺はいつも一人だった。

冷蔵庫からジュースを取り、買い置きしてるパンを持って部屋に戻り、慶介と一緒に食べた。

「慶介、風呂入る?」

「いやぁ、今から家帰って入るからいいよ」

「そっか、じゃあ俺一人で入ろかね」

「えっ?二人で入るって事?親は?」

「うん、一緒に!親は二人とも仕事ばい!おったら言わんし!」

「じゃあ入る!」

と言う事で二人で風呂に向かった。

洗い合いをしてると二人とも勃起し、立ったままお互いのチンポを絡めあい、どうせならと、また、抜き合いをした。石けんのヌルヌルで、体を密着させる度に快感を感じた。そしてお互いキレイに洗い流し、風呂を出た。
その後も俺達は毎日一緒で、毎週、学校が休みの前日はどちらかの家に泊り、エッチも徐々に覚えて行った。

2年が終わり、高3になり、俺達は相変わらず、仲良く一緒。

あっと言う間に卒業を迎え、俺は地元で就職、慶介は他県の大学進学、それぞれ別の道に。

それでも俺達は会える限り会った。お互いを信じ、会える日を楽しみに、毎日メールと電話で、距離を感じない様に頑張った。

会える日は最高の笑顔で、帰る時間ギリギリまで、二人の時間を無駄なく過ごした。

今思えば、お互いにムリしてでも会って、一杯の思い出を作った事、会う事を最優先させてた事には、意地悪だけど、意味があったんだと、俺は思う。
ある日慶介から手紙が届いた。

『祥太へ 仕事お疲れ~

毎日、電話やメールしてるけど、たまには手紙も新鮮でいいかなってね!

いつも俺の事心配ばっかしてるけど、俺は祥太しか見てないから!

それより、俺は祥太のほうが心配だよ!

祥太はムリばっかしてるから、そろそろ俺から離るかなってさ!

でも、いつも帰り際の言葉、俺は信じてる。

ムリになったらちゃんと言えよ~!

俺は祥太と出会えて、マジ良かったと思ってる。

こんなに幸せでいいのかってぐらいにね!

先週会ったばっかだけど早く会いてぇ~。あと2週間先か…。

あっ!祥太からメールきた!

じゃ、今からメールするよ!

祥太、いつもありがと。愛してるよ! 慶介』

この手紙が届いた日、慶介に電話し、昔の思い出で長話しをした。

「慶介が転校して来たのが中2やろ…で、初めてエッチしたのが高2で、それから付き合って…3年くらいやね~、手紙とか初めてやん!(笑)…心配すんなって、俺今でも慶介の事バリ好きやけん!」

そんな会話をし、電話を切った。

これからもずっと…そんな事を思いながら、その日は眠った。

普段は、会うのも、電話もメールも当たり前の事で特に思う事は無いが、そう言うサプライズな事があれば、あらためて大切さを実感する。

毎日を普段通り過ごし、慶介と会える日が少しづつ近づいてきいた。

そして、忘れられない日を迎えた。
仕事中、携帯が鳴った。

【着信】自宅 携帯の画面を見て、俺はポケットに閉まった。どうせ大した用事でもないだろうと。

そして夕方、仕事が終わり、まず慶介にメール。「今仕事終わったよ~、あと2日したらやっと会えるね!」と。

そして、着信があってた自宅に連絡した「なんか用事あった?」

母が電話口で暗い声で「慶介くんのお母さんから電話があってね…」言葉をつまらせた。

「で、なんって?」

「慶介くんが…亡くなったって…」

「は?」それ以上言葉が出なかった。

「バイクの事故で即死やったって…」

俺はその場に呆然と立ち尽くし、人目も憚らず涙が溢れ出た。

「…」
「祥太君…ありがとね、慶介も喜ぶよ」そう言いながら慶介のお父さんは啜り泣いた。

俺は飛行機に乗り、とめどなく溢れる涙を何度も何度も拭った。

到着するまでは地獄の様で、長い時間に感じた。

そして、タクシーに乗り、慶介のお父さんから聞いた場所へ到着。

タクシーを降りると、心臓が飛び出そうなくらいの胸の苦しさと、足がガクガクして、震えが止まらない状態だったが、慶介が安置されてるところへ足を進めた。

俺が来た事に気付き、慶介のお父さんが案内してくれ、部屋に入り、慶介の横に立った。

気を失いそうな程の脱力感で、立ってるのがやっとだった。

事故の衝撃は、顔にはなく、ただ、いつもの寝てる慶介の顔だった。

「慶介~」と声をかけ、手を握った。

全てが止まっていた。

寝てても微妙に動く目蓋や口元も、呼吸で上下する胸元の動きも、手の脈打ちも、慶介のなにもかもが止まっていた。

その状態の慶介を目の当たりにして、現実逃避はできなかった。

俺は声を圧し殺し号泣するしかなかった。

こんな事になるなら、今日会う約束をしてれば、事故に会わなくても済んだかもしれない、俺はどんな形でも、その事故を防ぐ事ができなかったのだろうか…とにかく自分を責める考えしかなかった。



「慶介~、せっかくあと2日で会えたのに…こんなになった慶介には会いたくなかった。いつもの元気な慶介に会いたい、まだまだいっぱい遊びたかった、まだまだずっと一緒に居たかった…



でも俺はずっと覚えているからね。慶介とのこと…。



変わらない想いはある。そう信じて、俺は俺の中に慶介への想いを抱えたまま、無様に今日を生き続けている。俺の生が終わったその時にまた、慶介に会える事を信じて。笑って慶介に会える、その日を愚かに夢見続けて。
俺は駅へ急ぎ、空港に向かった。

20時発最終便に空席があった。

俺は自宅に連絡し、母に慶介のお母さんの携帯番号を聞き、電話を掛けた。慶介のお母さんは泣いてるばかり、お父さんに変わってもらい、話した。

「今から行きます。どこに行けば慶介に会えますか?」そう聞くと、慶介のお父さんは「祥太君…わざわざ来てくれなくてもいいよ…」声を振り絞って言っていた。

「慶介に会わせて下さい!この目で見るまでは信じられん…だって…明後日会うって約束したのに…慶介約束破った事ないもん、頼むから会わせて下さい!お願いします」俺は空港のロビーで号泣しながら言った。
関連記事
category
中学生体験談2

TrackBack Url

http://shoutarou2003.blog.2nt.com/tb.php/740-8cf7789d

最新コメント

カウンター

プロフィール

おおのれん

Author:おおのれん
ショタの体験談とか色々載っけていきます
ご要望等ありましたら、コメントにてどうぞ
また、体験談投稿もお待ちしています。
それもコメントにてどうぞ

リンクはフリーです。ご自由にどうぞ





https://amzn.to/3wP2x6p