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  • 2010⁄12⁄23(Thu)
  • 01:42

インストラクター グラグラカカ

私が都内のあるスイミング教室のインストラクターとして働き出して早二年が過ぎようとしていました。働き始めた当初は、本気で子供た
ちが水に親しみ楽しく水泳が上達できるようにと私なりに努力をしてきました。もちろん今でもそのつもりではいるのですが、よいやらわる
いやら、とにかくある楽しみを見つけてしまったのです。そうですね、こればっかりはやめられないと言いますか、ある種、依存性をもった
楽しみなのです。

「はーい、みんな集まって下さい。ほら、ケンタ、ビート版拾って。ミカちゃん、集合ですよ。ヒロユキ! 走らないの!」、そんな感じで
私は子供たちをプールサイドに集合させました。私の担当のコースの子供たちは、25メートルをクロールで泳げない程度のレベル、級で言う
なら7級の子供たちです。年齢はてんでばらばら、本当にママから一時間も離れていられない子供から、もう思春期を迎えましたっていうナマ
イキな(もちろんそれでもかわいいものですよ)子供まで総勢12名。水泳に限っては年齢にかかわらず、というものなのです。私は子供たち
を集めたあとでいわゆる「面キック」という泳ぎ方を説明しました。掌を重ね、上へとまっすぐ伸ばし、あとは足をバタバタさせればよいと
いう至極単純な水法です。これほど単純な泳ぎはなかなかないものですが、それでもどこかに力が入ってしまうのでしょうね、ブクブクと沈
んでいってしまう子供もいるのです。私の仕事と言えばそんな子を15メートルほどの地点、そこまで体を支えてあげることなのです。

「みなさん分かりましたね。出来なそうな子は先生が横についていますから、安心してください。とにかくあそこに見える赤い旗までは頑張っ
てみましょう」、私はそう声を張り、それから子供たちを二列に並べました。一方は自信のある子、もう一方はちょっと不安かなという子が並
んでいます。自信のある子は7名です。そうなのです、残りの5名の中にキムラハヤト君がいたのです……。

 ハヤト君は小学五年生でした。スポーツが苦手というわけでもないようなのですが、水泳となるとまるで石ころでも
お腹に入れているのかしら、といった具合なのです。ビート版を使っても腰のあたりから沈みだします。たぶん15メー
トルを一人で泳ぎきったことがないのではないでしょうか。ハヤト君はこの時四番目に並んでいたと思います。彼はい
つも後ろの方に並ぶのです。
「先生、ちょっと手を離してみて、ねえ」、カズホ君はそう言いながら垂れた鼻水をふきました。
「大丈夫なの?」、私が訊ねるとカズホ君はコクリと頷き、今度は一人で泳ぎ始めます。蹴っている割にはそれほど進
んでいるようには見えませんでしたが、この子はもう一人で大丈夫のように思えました。15メートル地点に置かれた赤
い台に辿り着くと、カズホくんはこちらを振り向き得意げな笑みを見せました。白い水泳帽がずれて、海藻のような長
髪が覗いています。私も右手をあげて笑顔を返しました。
 ミキちゃんはひどいものでした。私の肩にしがみつき、「やーだー、やーだー」といっこうに泳ごうとしないのです。
まあ、それもしかたがないのかもしれません。ミキちゃんはまだ小学一年生なのですから。結局、私は重い荷物を持って
河を渡る兵隊さんのように、うんせうんせとミキちゃんを運んだのでした。タケル君は体格が良いので隣で支えるのも一
苦労でした。
 ハヤト君は不安そうな顔で水に入ります。私は心配で最初からハヤト君の横についたのでした。「大丈夫、出来そう?」、
私がそう訊くと、わずかに頷き、それから小さく「離さないで……」、と言うのです。私はその助けを求める幼気のない瞳
に吸い込まれてしまいそうでした。「大丈夫よ」、そう言い私は左手をハヤト君の手に重ね、右手をおへその辺りにそっと
添えました。
「はい、しっかり腕を伸ばして」、私はハヤト君の青い水泳帽を見つめながら、励ますように言いました。それでもハヤト
君の腕はバネのように縮んでいきます。そして5メートルも行かないところで足が沈み始めるのでした。私は咄嗟にお腹を支
えていた腕を腰の方に滑らせます。その時だったのです、私の腕にハヤト君のアレの感触が訪れたのは……。

 私は思わずそこの位置に腕を固定させてしまいました。いや、そうせざる負えない磁石のような力が働いたのです。
本当にわずかな感触なのですが、確かにそこには男の子のアレが入っていました。ハヤト君が足をバタバタとさせる
たびに私の腕には、そうですね、いわゆる低反発素材のクッションのようなふにゅ、ふにゅという柔らかい感触が伝
わってきます。ああ、気持ちいい……、私はしばらく我を忘れていたようでした。なおざりにされたハヤト君の手は
私の掌から滑り落ち、バシャっと大きく一度沈みます。それからハヤト君は両足を地面に着け、勢いよく顔を出しま
した。
「大丈夫?」、私は我にかえり、彼の腰に手を添えて言います。ハヤト君は両手で眼の辺りをグシュグシュと乱暴に
ふき、私の顔を見つめコクリと頷きました。丸い輪郭に黒目の大きな眼が二つ。長いまつ毛が水にぬれて重そうに垂
れています。この子はまだ低学年と言っても誰もが信じてしまうでしょう。体格も小柄で、彼の鼻先は私の胸元に収
まってしまいそうな高さにあります。私はハヤト君の帽子からはみ出た前髪を掌でそっとしまい、「さあ、頑張ろう」
と言いました。彼の額はシルクのように滑らかです。
 私たちは再び進みだしました。今度は始めから彼の腰の辺りを抱きかかえるように支え、腕の位置をハヤト君の股
間に合わせました。何度も言うようですが、それはほとんど無意識の動作で、磁石のようにただただ引きつけられた
だけなのです。「もっと足を大きく動かして」、私がそう言うとハヤト君は懸命に水しぶきを上げます。と、それと
同時に私の腕には彼の足のリズムに合わせ、プニ、プニという感触が伝わるのです。始めのうちはただ彼のリズムで
それが当たっていただけだったのですが、次第に私もそのリズムに合わせ擦りつけるように腕を動かしていました。
私の手に重ねているハヤト君の小さな手に力が入ります。「ほら、握らない」、と私は水に半分浸かる耳元で言い、
あたかもいつもと同じように先生の務めも果たしたのでした。

 プニ、プニ……、プニ、プニ……。規則正しいリズムで腕にはそれの感触が伝わります。それは私の腕のツボを
見事にとらえるマッサージ師の指のように、確実に、そして絶妙な快感をもたらすのです。その快感が最高潮のと
ころで、ハヤト君は息が切れたのでしょう、バシャンと立ち上がりました。はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……、ほんの
数秒息を止めただけなのにハヤト君は久方ぶりに空気を吸ったかのようでした。それから少し助言のようなものを
与え私たちは再び進みだします。プニ、プニ……、プニ、プニ……。
 しばらくはその繰り返しでした。私の腕は彼の足のリズムに合わせ、もはや自動的にそれに擦りつけることが出
来るのです。しかし、油断は禁物でした。少しでもリズムにずれて動かしたりしたらその動きが意図的なものだと
ばれてしまうかもしれないからです。あくまでこれは指導中に起こる偶然の、いやそうでもなく、そこに腕が位置
し、さらにそこに当たってしまうのが必然であるとハヤト君には思わせたかったのです。私自身もそう思い込みた
かったのでしょう。大人というのは身勝手な生き物なのです。
 腕の感触にわずかな変化が起こったのは9メートルを過ぎた頃だったでしょうか。そのプニ、プニ、という感触が
少しばかり強くなったのです。確かにプニ、プニという感触ではありますが、何と言ったらよいでしょう、確かな
物体の感触なのです。もはやそれは低反発のクッションではありません。これはもしやアレの前兆なのではないか、
そう思うと私の心臓は急速に働き始めました。まさかまさかの展開でした。というのも、このような幼い少年がい
わゆるおちんちんを大きくするなど誰が考え付くものでしょうか。室内プールにシャチが現れてもそこまでの衝撃は
味わえないでしょう。私はまだ現実のものとしてその変化を受け入れられずにいましたが、それでもなお執拗に腕を
擦りつけるのでした。

 ぼくはいつもみんなに遅れて列につく。それも出来る限りゆっくりと。だって15メートルも息をしないでいられるはず
がないし、そんな人はみんなオリンピックに出ていると思うから。だからそのときもぼくは一番後ろをねらっていた。で
も一年生のショウゴ君が今にも泣きだしそうな顔をしているんだ、五年生のぼくがその後ろに並ぶわけにもいかなくて、
それでタケル君の後ろに並ぶことになった。今日はついていない……。ぼくはタケル君の三段にも四段にもなった脇腹を
後ろからボーっと眺めて、それからプールの天井高くにポツンと掛る丸い時計を眺める。4時を過ぎようとしている。ぼく
はここで並んでいる現実を少しでも忘れたくて、この時間帯にやっているテレビ番組をなんとか思い出そうとしてみたけど、
一つも思いつかなかった。
 どんどん順番が近づいてくると、心臓の鼓動が速くなるのを感じる。大丈夫、大丈夫……、そう何度も何度も念仏のよう
に自分に言い聞かせる。きっと空気をいっぱいお腹にためればたまるだけ長い時間浮くことができるはずだ、そう思い口を
水槽の魚のようにパクパクさせた。手はまっすぐ、手はまっすぐ……、ショウコ先生がさっきしていた説明が頭の中で繰り
返される。背中の水色のヘルパーはしっかり結ばれているのは分かっていたけど、もう一度ほどいて慎重に結び直す。でも
なんだかさっきよりも緩くなってしまった気がして不安になるのだ。
 三段腹のタケル君が勢いよく飛びこむと、水しぶきが僕の体にバシャンとかかった。ぼくはそれを見て近所の美咲川に大
きな石を投げ込んだときのことを思い出した。あそこには大きな石がゴロゴロあって、それいつもぼくらは川に投げ入れ遊
んでいる。ショウコ先生は5メートル地点から「ここまで一人できてごらん」、と声を張り上げた。それを聞いて、ぼくはゴ
キブリホイホイのゴキブリの気分だった。逃げようと思ってもそれができない。足はぼくの思いとは反対にタケル君がいた場
所へと一歩踏み出す。それはひどいよ……。ぼくにはショウコ先生のところまでの距離がここから家へ帰れるほども遠く感じ
たのだ。なんだかおしっこがしたくなってきた……。


 ぼくがプールに入るとショウコ先生は水をかきわけるようにしてそばまで来てくれた。
「大丈夫、出来そう?」、先生はぼくの高さに目線を合わせ言った。肩へと伸ばされる
手はお母さんのように柔らかい。ぼくはコクンと小さくうなずく。
「離さないで……」、ぼくは声をひそめて言った。だって、そんなのショウゴ君とかミキ
ちゃんとかに聞かれたくなかったんだ……。でもそうでも言わないと先生は離れてしまい
そうな気がしたし、そうなったらぼくは本当に泣き出してしまっただろう。
「大丈夫よ」
 ぼくは差し出された手に両手を重ね、意を決し顔を水中に浸した。眼はこれでもかという
くらいにきつく閉じる。あんまり人には言えないけれど、ぼくは水中で眼を開くことができ
ないんだ。とにかくぼくは力いっぱい足を動かし始めた。
「はい、手を伸ばして」、先生の声が水のボコボコというこもった音にまじって聞こえる。ぼ
くは伸ばそうとしているんだけど、溺れないように手に力が入ると自然に曲がってしまうんだ。
水の上だとぼくのからだは誰か違う人の体のようにいうことがきかなくなるんだ。お腹には先生
のもう一方の手が添えられている。それでも腰から下がどんどん沈んでいくのが分かる。縮んだ
腕に体重をかけたとたん、足が地面に着きそうになった。そこですかさず先生の腕が魚の表面よ
うにツルンとぼくの腰にすべりこんだ。わっ!
 先生の腕がぼくのちんちんの上をプリンと乗り上げる。ぼくはとっさに反応して腰を弾ませる。
先生……、当たってる……。しかもそればかりか、その位置で先生の腕は止まったのだ。確かに
そこなら足が沈む心配もないけど……、でも……。

 足をバタつかせるたびに、ぼくのちんちんがプリン、プリンとショウコ先生の腕を転がる。もうだめ…
…そう思い腰をぐいと引くと掴んでいた手がするりとすべり落ちた。うぅ、僕は思いっきりお腹にためた
空気を水中に吐き出しまった。ぶはぁ、はぁ! 足を底に着けて顔をあげ、まぶたを両手で泣いている園
児のようにふきまくる。
「大丈夫?」、先生は心配そうな顔で言った。僕は小さくうなずいたけど、右目はまつ毛が入ったのか涙
が溢れ出そうだ。「頑張ろう」、そう言って先生は僕の垂れた前髪を帽子の中に押し入れた。そうだ、頑
張らなくちゃ……。
 でも再び顔をつけ、泳ぐ体制になると先生の腕はさっきと同じ場所に固定された。もう少し下か上にず
らしてくれたら……、だってそんなところをずっと触られていたら耐えられないじゃない……。プリン、
プリン……。ああ、まただ。先生は、「もっと足を大きく動かして」なんて言う。だけど、なんだかさっき
よりも強く押し当てられている気がして、そんなに動かしたらやばいかもしれないよ……。プリン、プリン
……。どうしよう……。
 何度も途中で立ち上がり、そのたびにぼくは腕の位置が変わるのを願った。それなのに、いつもショウコ
先生は同じところをおさえるんだ。ぼくはもうちんちんが大きくなっちゃうんじゃないかって気が気でない。
プリン、プリン……。やばい、やばいよ……、ぼくは必死に泳ぐことに意識を集中させようとしたけど、う
まくいかない。ちんちんが少しずつ膨らんでいくのを感じる。お願い、大きくならないで……。

 ハヤト君のおちんちんはみるみるうちに硬さを帯びてきます。そ、そうか……こんな小さな子も勃起するのね……。私はそれが
仕事なんだといわんばかりに腕を擦り続けます。私はもちろん教師としての倫理と言いますか、道徳と言いますか、とにかく子供
にそのような悪戯をしてはいけないことは重々承知していました。それでも私の胸の奥底にある性的な本能というものは誤魔化す
ことができないのです。だって、そうでしょう、この感触を知ってしまったら誰が途中でやめることなどできましょうか。その時
その感触はプニプニなどというやさしいものではありませんでした。クニュ、クニュでしょうか、それともクニャ、クニャでしょ
うか、それは水泳パンツの中でちょこんと横たわり、私の腕の上で上下にいったりきたりしているのです。
「ばぁ! はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」、ハヤト君は水から顔を出し激しく呼吸をしました。気が付けば15メートル地点に到着
していました。きっとまだおちんちんは水の中で立ち上がっているのでしょう。ハヤト君はきまりが悪そうに眼を合わせません。
泳いでいる時は気が付きませんでしたが、頬と耳が夕陽のように赤く染まっていました。本当にかわいい……。
「大丈夫? 頑張ったね」、私はいろんな意味を込めてそういいました。それから、ふとさらなる悪戯を思いついたのです。
「ほら、次の人が来るから上がりなさい」、私はハヤト君の背中を押しながら言いました。もちろん、おちんちんがそんな状
態でプールサイドに立つことなんて出来ないことは知っていました。ハヤト君は大きな眼を潤ませ今にも泣きだしそうです。
「ほら、どうしたの?」

少なくとも面キックをあと三周はできそうです。
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