- 2013⁄08⁄20(Tue)
- 01:35
あれあ
カンカンに照りつける太陽の下ではまだ幼さの残る中学生のサッカー新人戦、地区予選が行われていた。
中学一年生のワタルは友人のリクの応援にやってきていた。
家から約30分ほど自転車を飛ばしたこともあってか、Tシャツは汗でベタベタだ。
適当な場所に座り込むと、リクはセンターでパスを回し粘り続けていた。
すでに後半のロスタイムに突入しており、リクのチームが一点リード中だ。
そこでしばらく時間を稼いだ成果もあってか、試合終了のホイッスルが鳴り響く。
リクは周りのチームメイトから頭をクシャクシャにされて、はにかんでいた。
試合が終わったあと、リクの元に駆け寄ってあらかじめ買っておいたスポーツドリンクを手渡す。
「リク、お疲れ。勝ったじゃん」
「来てくれたんだ、センキュー。俺、ワタルのことだからてっきり試合のこと忘れてると思ってたよ」
「ハハハ、忘れるわけないじゃんかよ」
俺とリクは5歳からの友人だ。
父親の転勤でここに引っ越してきたとき、一番に仲良くなったのがリクだった。
同じ学年で身長も体重も大して変わらないのに、俺からしたら弟みたいに可愛い。
周りからもよく 兄弟みたい なんて言われてる。
そんなリクが小さい頃から頑張ってるのがサッカーで、小6の試合では全国大会まで行ったことがある。
今でも1年なのにチームのレギュラー選抜の話も出てるんだとか。
「そういえばリク最近身長高くなった?」
「いや、全然伸びてないよ 今は143だし体重も35だよ」
「俺と大して変わらないね、相変わらず」
「ハハハ」
話はいつもこんな感じで、長い時は1時間ぐらいだ。
しばらく話しているとリクは
「あ、じゃあ着替えてくるからちょっと待ってて」
と更衣室のある建物の中に向かって走っていった。
「遅くなるなよ」
「ハイハイ」
リクはそのまま駆け出していった。
赤のストッキングに白のシャツ 黒のサッカーパンツに黒のスパッツ リクのユニフォーム姿はいつも様になっていた。
実は、ワタルはリクのユニフォーム姿を見るのは久しぶりだったりする。
あまり試合の応援に来れていなかったのだ。
今度謝っておこうかとワタルは考えた。
中学一年生のワタルは友人のリクの応援にやってきていた。
家から約30分ほど自転車を飛ばしたこともあってか、Tシャツは汗でベタベタだ。
適当な場所に座り込むと、リクはセンターでパスを回し粘り続けていた。
すでに後半のロスタイムに突入しており、リクのチームが一点リード中だ。
そこでしばらく時間を稼いだ成果もあってか、試合終了のホイッスルが鳴り響く。
リクは周りのチームメイトから頭をクシャクシャにされて、はにかんでいた。
試合が終わったあと、リクの元に駆け寄ってあらかじめ買っておいたスポーツドリンクを手渡す。
「リク、お疲れ。勝ったじゃん」
「来てくれたんだ、センキュー。俺、ワタルのことだからてっきり試合のこと忘れてると思ってたよ」
「ハハハ、忘れるわけないじゃんかよ」
俺とリクは5歳からの友人だ。
父親の転勤でここに引っ越してきたとき、一番に仲良くなったのがリクだった。
同じ学年で身長も体重も大して変わらないのに、俺からしたら弟みたいに可愛い。
周りからもよく 兄弟みたい なんて言われてる。
そんなリクが小さい頃から頑張ってるのがサッカーで、小6の試合では全国大会まで行ったことがある。
今でも1年なのにチームのレギュラー選抜の話も出てるんだとか。
「そういえばリク最近身長高くなった?」
「いや、全然伸びてないよ 今は143だし体重も35だよ」
「俺と大して変わらないね、相変わらず」
「ハハハ」
話はいつもこんな感じで、長い時は1時間ぐらいだ。
しばらく話しているとリクは
「あ、じゃあ着替えてくるからちょっと待ってて」
と更衣室のある建物の中に向かって走っていった。
「遅くなるなよ」
「ハイハイ」
リクはそのまま駆け出していった。
赤のストッキングに白のシャツ 黒のサッカーパンツに黒のスパッツ リクのユニフォーム姿はいつも様になっていた。
実は、ワタルはリクのユニフォーム姿を見るのは久しぶりだったりする。
あまり試合の応援に来れていなかったのだ。
今度謝っておこうかとワタルは考えた。
「はあ、疲れたな」
リクは小さく呟くと泥で汚れたストッキングをスポーツバックの中に入れる。
ユニフォームも脱ごうかと思ったその時、更衣室のドアが勢い良く開いた。
「お前、うちのチームにえらく泥塗ってくれたみたいだな」
相手チームの3年生だ。3年生はリクにメンチを食らわせる。
「オレ、何もしてないですよ・・・」
リクは面倒臭そうに相手を罵る。
「お前さえ居なかったら最後のロスタイムで逆転していたかもしれないのに・・・」
「いい加減にしてくださいよ、外で友達が待ってるんです。」
すると、突然3年生の目つきが変わった。
「お前、先輩に向かっての口の利き方ってのが分かってないみたいだな」
「なんなんですか、いい加減にし・・・」
その時、リクの腹に3年生のアッパーがヒットした。
「ぐっ・・・がはあ・・・」
リクは床に倒れ、這い蹲り必死に痛みを堪えている。
「おい、調子に乗ったバツだ」
3年はリクの茶色がかった長髪を掴むとそのまま顔を殴った。
しかし、リクは倒れずに相手の腹に向かってキックをする。
「なんだ、やってくれるじゃないか」
3年には全くリクの蹴りは効いていなかった。
そのまま3年はリクの首を締め付ける体制にはいった。
腕がリクの細い首にメリメリと食い込んでくる。
「どうだ、今の気分は」
「ううんあ・・・がはっ・・・あああっ」
リクは必死に相手の腕を引き剥がそうとするが、更に締め付けは強くなってくる。
「助けて欲しいか?」
「がっ・・・あぐっ・・た・・すけて・・・」
すると3年は力を緩め、リクを床に叩き落す。
リクは全身で息をしており、頬が赤く染まっていた。
「これ以上、痛い目に逢いたくなければ俺の言うことを聞け」
リクはぐったりとした表情でゆっくりと頷いた。
「そしたらまず服を脱げ」
「ど、どうして・・・」
「脱がなきゃ、痛い目にあってもらうぞ」
リクは半分相手から距離を取るようにして、サッカーパンツとシャツを脱ぐ。
その小さく引き締まった体は決してマッチョとは呼べず、中学生独特の体つきだった。
下は黒のショートスパッツが太ももより若干上の部分を包み込んでおり、下は裸足である。
「な、何をするんですか・・・?」
怯えたリクの表情は不安に満ちていた。
3年はリクのガラスのような体をじろじろとイヤらしい目付きでなだめる。
試合後ということもあってか、スパッツが汗を吸ってピチピチにリクの下半身を固めている。
「まずは四つん這いになってもらおうか」
リクは相手に尻を向ける形でおとなしく四つん這いになる。
スパッツに包まれたお尻はなんとも可愛げが残り、滑らかな曲線を描いていた
3年はリクの背中に近寄り、相手に体に接近する。
「な、なんだよ…。」
有無を言わずに三年はリクの背中に密着すると、ピンク色の乳首を人差し指で器用に撫で始める。
リクの体がビクリと反応した。
「動いたらどうなるか分かってるな」
「な、なんで…? オレ男だよ… どうして…」
そのまま3年はリクの乳首を摩る。
少しづつ乳首の先端が尖ってきて、リクの鼻息が荒くなり始める。
「…あぅ……ぁ…どう…して…こんなこと…?」
3年は乳首から手を離し、その指を下の方に滑らせる。
そして、スパッツに包まれた小さな突起を指の腹で優しくなでる。
「…ッ!…ちょっ…ドコ触って…」
一瞬ビクンと反応したかと思えば、まだ性に未熟なリクの体はあっという間に勃起をしてしまった。
「な…なんで…こんなにおっきく…」
「なんだ、勃起は初めてか?」
「い…いや…朝起きた後とか、授業中ボーってしてたりとかタマになるときがあるけど…あぅ…!」
3年は鼻で笑うと、リクの亀頭を手のひらでグリグリと刺激し始めた。
リクの鼻息が次第に荒くなっていき、まるでアニメのキャラクターような喘ぎ声を小さく発し始めた。
頬が紅潮し、口から熱い息が漏れ始める。
「ハア…ハア…ああぅ……んぅ…ぐぅああ…!」
体験した事のない気持ちよさだった。
窮屈なスパッツの中ではギンギンに勃起したペニスが刺激を受けまくり、リクはもう果てる寸前だった。
「やめ……ぅあぁ…そこ……!ああぅ…………だめ!おしっこが…ああぅ!」
リクの亀頭の先から愛液が漏れ始めた。
スパッツにぬめぬめとしたシミが出来る。
ここぞとばかりに3年はペニスの付け根辺りを刺激し始めた。
リクが暴れ始めた。 3年はリクを床に押さえ込むと、そのまま「作業」を続けた。
暴れたこともあってかスパッツが股に食い込み始め、リクの勃起したペニスの形がスパッツ越しに窮屈そうに露になった。
「かはぁ…はぁ…はぁ…う………ああああ……!もう…はあ……ダメ…ああ……おしっ…こ漏れ……る…」
リクが喘ぎ声を上げると、亀頭から愛液がピュッっとスパッツの中で放出された。
「精通は初めてか?」
3年がリクに尋ねた頃には、リクは体全体で息をしておりもう限界といった表情だった。
「何してるんだ?これで終わりじゃないんだ」
リクは必死にその場を離れようと這いつくばって逃げる。
しかし、3年はリクの背中を足で思い切り踏み潰す。
「あぐぁ!!」
痛みでリクはうずくまる。
3年の嫌がらせは終わらなかった。
リクのペニスを掴んだと思ったら、それを上下させる。
「ああん………もうだめ…2回目はもう…やめて…!」
しかし、素直なリクの体は精通を我慢なんて出来るはずはなく、今日2回目の精通をスパッツの中ですることになった。
スパッツの裾から愛液が太ももを伝わり、床にポトリと落ちる。
リクは限界だった。
精神的にも肉体的にも。
さっきの背中を踏まれたことで、体は大分弱っていたのだ。
誰か助けて――――――――
「リ……ク……?」
更衣室の扉が開いた。
そこに立っていたのはもう幾度となく見慣れた顔があった。
ワタル―――
「おい…リクを離せ…」
ワタルは扉を開け、ようやく事態を把握したようだった。
ボロボロになったリクの体。そして一人の大男。
何があったかは誰でもわかるだろう。
「ほう、正義のヒーロー登場というわけか」
「おい…リクに何をした!」
ワタルは大男に近づこうとする。しかし次の瞬間大男はリクの首筋に腕をやり、
首絞めの体制に入る。
「動くな。動いたらこいつの首を絞める。」
大男の太い腕がリクの首にメリメリと食い込んでくる。
「う…ぐう…」
リクが喉から力なく声を出す。
「リク!」
ワタルは大男を鋭く睨みつける。
目の前のこの状況に手も足も出ない自分が情けなくて仕方なかった。
「ふん、助けてやりたいなら俺の言うとおりにすることだな」
「…なんだよ。お前の言うとおりにすれば、リクを放すのか?」
「話が早いな」
そう言うと大男はリクを太い腕から解放する。
途端にリクは床にバタリと崩れ落ちる。
「リク!しっかりしろ!!」
ワタルはリクの側に駆け寄ろうとする。
しかしワタルの前に大男が立ちふさがる。
「まずは服を脱いでもらおうか」
「…は?何言ってんのアンタ…?」
「俺の言うことが聞けないのか?お前の友達がどうなってもいいのなら好きにするがいい。」
「…わかったよ。ヘンタイ。」
そう捨て台詞を吐くと、ワタルは白のTシャツを脱ぎ始めた。
色白で小さな体はリクとは違ったような体つきだ。
筋肉はそこまでなく、といって脂肪があるわけでもなくやせ型体型というのだろう。
下のジーパンのベルトからはボクサーパンツのゴムの部分が見えている。
「下も…?」
不服そうに大男に尋ねると、大男は当然といった様子で頷く。
ジーパンを脱ぐと、細いふくろはぎと太ももが露になった。
その太ももを包み込んでいる黒のボクサーパンツはピンクのラインが入っており、
肌に密着しており、パンツの小さな突起がいやらしさを倍増させていた。
「…で、リクはどうなるの?」
少し肌寒そうにワタルは大男に問いかける。
すると、男はリクを床から立ち上がらせると、ワタルのほうに突き飛ばす。
「リク!」
ワタルはリクを抱き上げる。
「大丈夫か!ケガは…」
するとリクは優しく微笑みながら返事を返す。
「へへ…大丈夫…。ワタル、助けてくれて…センキュ…」
リクは小さく言葉を交わすと、ワタルの細い腕から離れ一人で立ち始める。
「感動の再会中だが、このまま返すわけにはいかないな。」
大男は二人の背後に立つと、ちいさくそう呟く。
「ふざけるなよ!お前の好きにはもうさせてたまるか!」
ワタルは相手に立ち向かおうとする。
しかし、すぐにリクが制止に入る。
「ダメだ…ワタル!コイツ…マジでヤバイ奴だ…!」
「リク…?」
その瞬間、ワタルの体が吹き飛んだ。いや、突き飛ばされたといったほうがいいだろう。
そのまま壁に叩きつけられ、ワタルの小さな呻き声が室内を震わせる。
「ワタル…ワタル!!」
リクがワタルの体に駆け寄る。
「しっかりして!ワタル…」
「があぁ…うぅ…。大丈夫…だから…心配するな…」
しかし、二人の後ろから男が近寄る。
「簡単なことをするだけだ。それができれば返してやろう。」
リクとワタルは男の方を見つめる。
「リク…とか言ったか。そいつの股間を勃たせてやれ。」
「そ…そんなこと…!」
しかし、ワタルはぐったりとした様子でリクに反論した。
「大丈夫…リク。俺のを揉めばそれで終わりだろ…?だったらさっさとやってこんなトコ出ようぜ…」
「ワタル…」
大男は静かに笑う。
「フフ…これが美しき友情愛ってやつか。」
リクはワタルのボクサーパンツ越しの突起に手を近づけると、そのまま自分がされたように指で摩り始めた。
ボクサーパンツの生地はツルツルとしていて、ワタルの肌にピッタリとフィットしていた。
それゆえに、ワタルの突起形状は明白にクッキリとしていた。
リクは上向きのワタルのペニスをゆっくりとなぞる。
ワタルは苦しそうで尚かつ赤い頬で、リクの着心地のない指をみつめていた。
リクは震える指先で、ワタルのペニスを何度も何度も摩る。
「…っ…あっ…リク…そこ…だ……め…」
ワタルは必死に勃起しないように我慢しているのだろう。だが、リクの脳裏にはワタルを気持ちよくさせたいという欲情が生まれていた。
「おい…俺のを揉んだんだから…もう出ていいだろ…?」
ワタルの言葉を男は鼻で笑う。
「好きにするがいい。だが、その少年はまだ飽き足りないようじゃないか。」
「な…リク…!」
リクは自分でもビックリするくらいに、ワタルに欲情していた。
もう制御不可能といったところまでにワタルのペニスを摩り続けていた。
「フフ、それじゃ二人共仲良くするんだな。」
「待…て…あ…ぅ」
男は扉を開けると、二人を残して去っていった。
扉は開いたままだ。
「リク、早…く逃げるぞ…!」
しかし、リクはワタルの言葉など気にせずに、ひたすら作業を繰り返していた。
「ワタル…いつでも出られるんだからさ…ここで気持良いことしようよ。」
そう言うと、リクはワタルを押し倒しワタルの額にキスをする。
「リ…ク…」
「ワタル…ゴメン…なんだか俺…おかしくなっちゃったかもしれない…」
リクの淡い呼吸がワタルの首筋をくすぐる。
リクの右手はワタルのペニスを優しくなぞる作業に入っている。
「へえ…ワタルってなかなかおっきくならないんだね…」
「はあ…はあ…リク……それ以上触ったら俺…もう……」
すると、リクは上半身をずらし、顔をワタルの股間部分に近づける。
リクは口の中から舌を出し、ゆっくりとワタルのペニスに近づけてゆく。
「…あぁ…ぐ……リク…それだけは…ダ…メ」
ワタルの声を無視し、ボクサーパンツ越しにワタルのペニスと舌が触れ合う。
その瞬間、ワタルの小さい突起が徐々に大きくなり始めた。
リクは舌を上下に動かし、その度にワタルのペニスは硬さを増してくる。
「あぁう……あ……はぅ……」
ワタルは小さく喘ぎながら呼吸を整えている。
リクの舌が自分の性感帯を這い回っている。勃起しないわけがなかった。
その舌はやがてワタルの亀頭をぺろぺろと舐め始めた。
「ワタル…気持ち…良い?」
「んぅ…は……これ以上…舐められたら…あ…あ…やば…い…ああぅ…あああっ!」
その甲高い喘ぎ声と共にワタルの亀頭から愛液がトロリと溢れ出した。
リクは舌を離すと、粘液と愛液でヌルヌルになったワタルの亀頭を親指でグリグリと刺激し始めた。
「はっ…はっ…あっ…ま…だ やる…の…?」
ワタルは息を切らせながら、問いかける。
「うん…ワタル…ごめん…俺、こういう人間だからさ…」
「リク…あっ…」
ワタルの体はもう制御不可能だった。
ギンギンに勃起したペニスからは、愛液が絶え間なく流れ出し、ワタルの口からは涎が垂れている。
顔は紅潮したままで、目は閉じたまま快楽に身をゆだねているようだった。
「リ…ク…俺って…変態なの…かな…?」
「俺もワタルも変態だからこういうことやってるんだろ…?」
ワタルはボクサーパンツの中で精通を繰り返していた。
パンツの中はサウナ状態で、窮屈そうにペニスが上向きに鼓動を繰り返している。
「はぁ…ああぅ…」
すると、ワタルは徐にリクの股間を掴む。
「あ…う…」
「なん…だ…リクも…勃ってるじゃん…」
スパッツ越しのペニスは感じやすいのか、リクはすぐに喘ぎ始めた。
ワタルも我慢できないのか、互いのペニスを擦り合わせ始める。
「ああぅ…ワタル…の…おっきい…よぉ……」
「く…っ…あはぁ…もう出る…あぅ…」
互いの愛液がボクサーパンツとスパッツに絡み合い、ワタルはもう限界というように上向きに寝そべる。
「はあ…はあ…リク…!」
そういうと、リクのスパッツをゆっくりと脱がし始める。
「あ…ワタ…ル…」
スパッツは愛液でベロベロで、リクの可愛らしいお尻がヌルヌルになっていた。
前の部分も脱がすと、まだ毛も生えておらず、剥けてもいない可愛らしいペニスがピクピクと愛液を垂らしていた。
「じゃ…ワタルも…」
そういうと、リクはワタルのボクサーパンツのゴムの部分に手をかける。
ゆっくりと脱がしていくと、まだ生えかけの毛と、サーモンピンクの突起が露になった。
「え…へ……ワタルの一人前……」
「は…恥ずかしいからやめろって…」
すると、リクはワタルにお尻を突き出してきた。
「やり方…わかるよね…?」
「う…ん」
そういうとワタルはリクの小さいアナルに自分のペニスを挿入し始めた
ツンツンとハネた金がかった髪の毛に、ベージュのブレザー。
白い肌を包むように着崩した白シャツはズボンからダラリと出ている。
この服装を見るからに、学校を抜け出してきたのだろう。いわゆる不良だ。
しかし、身長は150前後で瞳は大きく、金がかった髪はよく見ると自毛だ。
可愛らしい顔をみるからに、不良デビューといったところか。
古い筐体の上で顔を埋めている。
「なんで、こう欠伸ばっか出んのかな…はあ…」
少年はいかにも暇そうな様子で立ち上がり、ゲーセンを物色し始めた。
UFOキャッチャー、メダルゲーム どれも金がかかりそうな物ばっかだ。
そして、ゲーセンを出ようかと振り返った瞬間だった。
「わ!」
「あ!」
メダルの入ったコップを持った少年と衝突した。
「いててて…」
メダルを急いでかき集める少年。それをじっと見つめる少年。
なんとも奇妙な光景だった。
「おい、人にぶつかっておいて謝りの一声もなしか?」
「不良」の少年は脅すように声を掛ける。
「え…?ぶつかってきたのはそっちだ…」
メダルを拾っていた少年が顔を上げる。
「あ…翔…」
「渚…センパイ…?」
どうやら顔見知りだったようだ。
「はい、どうぞジュース」
「あ…あんがと」
二人はゲーセンの外に出ると、自動販売機の前で屯をしていた。
翔と呼ばれるメダル少年は、平均的な身長で、パッと見小学生でも間違われないような体格だ。
髪は短いが、サラサラで清潔感がある。
制服はちゃんと着こなしており、その下から若干見える筋肉は中一相当の引き締まった体だ。
肌は若干日焼けしており、小麦色の肌がより一層の無垢さを引き立てていた。
そんな少年が、平日のゲーセンにいるのは少し場違いな雰囲気だった。
翔はジュースを一気に飲み干すと、ポイと缶をアスファルトに放り投げた。
「先輩、飲むのおそーい」
「うるさいなあ…ゆっくり飲んでこそのジュースだろ…?まったく…」
いささかマイペースな渚と翔のコンビはいささか奇妙で尚かつ微笑ましい雰囲気だ。
「翔…お前も学校サボり…?よくないぞ。中一は勉強難しくなっから…」
「先輩だって…いつもゲーセンいませんか?」
しかし、二人の会話はどこか溝があるようにも思えた。
寂しさと悲しさが垣間見えるような…そんな感じだ。
「その…先輩」
「何…?」
「またサッカーに入ってくれませんか…皆先輩の力を求めてるんです!」
二人の関係とはサッカーの先輩後輩というありがちな関係であった。
そして、二人の溝は渚がサッカーを辞めたことがどうも原因らしい。
「イヤだよ。俺はもうあそこには居たくないんだ」
「先輩…お願いします!」
二人の間に少し沈黙が訪れる。
風が強まってきた。翔の放り投げた空き缶がカラカラと音を立て、地面を転がる。
「翔…」
渚はそういうと翔に体をくっつける。
少し、翔の頬が赤くなったような気がした。
そして、突然翔を優しく抱きしめた。
「ごめんな、翔。お前には悪いけど、もう戻ることはないよ」
「先輩…」
翔が小さく呟く。
渚はゆっくりと体を離すと、翔の方を見ないようにその場を離れた。
夕日が眩しかった。
渚は翔の事が気がかりでしょうがなかった。
帰り道の北風が妙に寒く感じられた。
まだ九月だっていうのに…。自分の髪が乱れないように、手でチョンチョンと手直しを入れる。
一ヶ月前はまだグラウンドで走っていたっけ・・・。
あの時から全てが狂いだしたんだ。
一ヶ月前
夏の残暑が傾き始めた夕暮れ。
上下白のユニフォームに、白のハイネックのアンダーアーマーを着ている少年がいる。
「渚先輩!お疲れ様です!」
「ああ、お疲れ。」
爽やかな笑顔で年下の後輩と話をする少年こそが渚だ。
そして、その後輩が翔である。
この二人は、小学生からのコンビで周りからは兄弟と言われる程に仲がいい。
「翔。今日も練習するか?」
「はい!勿論しますよ!」
練習のあとは、いつも二人で納得のいくまで練習をするのが恒例となっている。
ゴールを先に入れたほうが勝ちというミニゲームだ。
「いくよ先輩!」
「ハハハ、気前だけはいつもいいな。」
「はあ…はあ…先輩いつも強すぎ…」
「スタミナを使いすぎなんだ。最初から全力で行けばそりゃバテるに決まってるさ。」
翔はグラウンドの地面に仰向けに倒れ、荒い呼吸をかいている。
汗がユニフォームにくっつき、ズボンからは汗をたっぷり吸い取ったスパッツがはみ出ている。
「汗かきすぎ。ほら、これ飲みなよ。」
渚は翔にスポーツ飲料を渡す。
翔はキャップを外すと、ゴクゴクと勢いよくドリンクを飲み干す。
「よっしゃ!先輩、もう一回!」
「まったく。威勢だけはいいんだから。」
その時、翔のスポーツバックから携帯のバイブ音が響いてきた。
「ごめん翔、ちょっと待ってて」
「あ、先輩。また学校に携帯持ってきてる。」
「いいんだよ。たまたまバックに入ってたんだから。」
そう言うと、渚は携帯を取り出す。
その瞬間、渚の表情が曇りだした。
「…翔?」
「はい。なんですか?」
「急いでグラウンドから逃げて。」
「え?なんですか…いきなり?」
「いいから早くしろ。バックも持って急げ。」
そういうと、翔は不満そうにバックを持って校門に駆け出した。
「翔!」
渚は翔を呼び止める。
翔は立ち止まり、こちらを振り返る。
「明日、また練習しよう。それでいいだろ?」
そういうと、翔は満面の笑みでこちらを振り返った。
「勿論!明日も練習付き合ってくださいね、先輩!」
翔はそう告げると、校門へ走り出した。
それから10分は経っただろうか。
校門から背の高い男たちがやってきた。
隣町の中学サッカー部の3年だ。
「よお。渚ちゃん。元気してたかい?」
「はい。なんとか。」
中3は3人ほどの人数で渚を囲み始めた。
「要件はわかるよな?来週の県大会。キミが出場したらどうなってるか?」
「どうなるんですか?」
渚はそう言うと相手を誂う。
3人の中の1人が渚の腹にアッパーをする。
「お前のそういうところがムカつくんだよ。」
「おい、それ以上はやめろ。外傷が目立つとやっかいだ。」
「まあいい…県大会、お前が出ると優勝することは分かってるんだ。」
「それはどうも…褒め言葉ですか。」
渚はあくまで冷静に対処をしていった。
「そこで、当日は俺たちも会場に行くことにする。」
「もし、試合にお前が出た場合は…」
渚は相手の顔を伺って口を開いた。
「リンチ?」
「ふん、お前なんかをボコしてもつまらないからな。」
「知ってるんだよ。お前の弱点をな。」
そう言うと、男たちは渚に近づく。
「お前によく引っ付いてるガキがいるだろ。名前をカケルとか言う…」
「…!」
渚の表情が一瞬曇る。
「どうやら的中みたいだな。」
「もしお前が試合に出た場合は、翔をリンチする。そういうことだ。」
「なんだと…」
男たちは笑い始める。
「まあ、そういうことだ。」
「あと、今後その少年に近づくことも禁止だ。」
「翔っていう奴はどうもお前に似て、県の一年でもずば抜けているからな。」
「く…」
「ハハハ、何も言い返せないか。来週まで指をくわえて待っておくんだな」
男たちは笑い、グラウンドから去っていった。
渚は全身がボロボロになっていくような錯覚に陥っていた。
…あ。
気がつくと、道路の真ん中に立ち尽くしている。
恥ずかしい思いをしてしまった。
翔は練習をしてくれているだろうか…?
今日、偶然翔と出くわしてしまったこと、アイツらに見られていなければいいのだが…。
家に帰ると、渚は制服を脱ぎ、ジャージ姿になる。
そして、ランニングシューズに履き替えるとランニングを始めた。
サッカーは辞めても、こうやって走っているのはまだサッカーに未練があるのだろう。
いつもと同じコースを走っていると、突然翔の姿が脳裏に浮かんできた。
「練習してんのかな…」
そう呟くと、渚はサッカーグラウンドに走り出していた。
完全に日が暮れ始め、グラウンドには物音もない沈黙のグラウンドとなっていた。
物陰からグラウンドを眺めていると、渚は絶句した。
あの中3の男たちがいるのだ。
そして、その先には翔がいた。
「かけ…る…?」
突然の事だった。
知らない男達に囲まれたのは。
「君が翔君だね?」
「は…はい。そうですけど。」
「こんな時間帯まで自主練か。えらいな。」
「あ、ありがとうございま…」
その瞬間だった。
翔の体が宙に浮かび、地面に叩きつけられた。
「あ…がぁ……!」
そして、男たちは翔の両手首と両足首を素早くロープで結ぶ。
「あぁ…うぐ……たすけ…て!」
男たちは3人がかりで翔の小柄な体を持ち上げる。
行き先は、プールサイドだ。
「あ…やめて!やめ…」
「うるさいガキだ。とっとと沈めちまおうぜ。」
「しかし、お前もラッキーだな。たまたまゲーセンにいたらこいつらを見かけるとは。」
そういうと、翔の体は高く舞い、水面に音を立てて沈み込んだ。
「ふう、仕事終わり。カラオケでもいこうぜ。」
「いいねえ。いこうぜ。」
水面が遠ざかっていく。
全身に力を入れようとするが、逆に体は沈むばかりだ。
苦しい…。頭がクラクラとしてきた。
助けて…渚先輩…。
目から涙が溢れてきた。その涙もプールの水とともに中和されていく。
この涙はなんだろう…悔しさか、それとも恐怖か…。
口から気泡がぶわっと溢れ出た。
意識が遠のいていく…。
その瞬間だった。
手のひらにかすかな感触が伝わってきて、その感触は手をギュッと握りしめてきた。
そして、ものすごい勢いで水面に引きずり出された。
「はあ…はあ…翔…!しっかりしろ!」
よかった…この人がいてくれて…。
髪の毛から水が滴り落ちている。
ジャージもびしょ濡れだ…。
こんな姿になってまで僕を助けてくれた…。
「大丈夫…だよ…先…輩」
リクは小さく呟くと泥で汚れたストッキングをスポーツバックの中に入れる。
ユニフォームも脱ごうかと思ったその時、更衣室のドアが勢い良く開いた。
「お前、うちのチームにえらく泥塗ってくれたみたいだな」
相手チームの3年生だ。3年生はリクにメンチを食らわせる。
「オレ、何もしてないですよ・・・」
リクは面倒臭そうに相手を罵る。
「お前さえ居なかったら最後のロスタイムで逆転していたかもしれないのに・・・」
「いい加減にしてくださいよ、外で友達が待ってるんです。」
すると、突然3年生の目つきが変わった。
「お前、先輩に向かっての口の利き方ってのが分かってないみたいだな」
「なんなんですか、いい加減にし・・・」
その時、リクの腹に3年生のアッパーがヒットした。
「ぐっ・・・がはあ・・・」
リクは床に倒れ、這い蹲り必死に痛みを堪えている。
「おい、調子に乗ったバツだ」
3年はリクの茶色がかった長髪を掴むとそのまま顔を殴った。
しかし、リクは倒れずに相手の腹に向かってキックをする。
「なんだ、やってくれるじゃないか」
3年には全くリクの蹴りは効いていなかった。
そのまま3年はリクの首を締め付ける体制にはいった。
腕がリクの細い首にメリメリと食い込んでくる。
「どうだ、今の気分は」
「ううんあ・・・がはっ・・・あああっ」
リクは必死に相手の腕を引き剥がそうとするが、更に締め付けは強くなってくる。
「助けて欲しいか?」
「がっ・・・あぐっ・・た・・すけて・・・」
すると3年は力を緩め、リクを床に叩き落す。
リクは全身で息をしており、頬が赤く染まっていた。
「これ以上、痛い目に逢いたくなければ俺の言うことを聞け」
リクはぐったりとした表情でゆっくりと頷いた。
「そしたらまず服を脱げ」
「ど、どうして・・・」
「脱がなきゃ、痛い目にあってもらうぞ」
リクは半分相手から距離を取るようにして、サッカーパンツとシャツを脱ぐ。
その小さく引き締まった体は決してマッチョとは呼べず、中学生独特の体つきだった。
下は黒のショートスパッツが太ももより若干上の部分を包み込んでおり、下は裸足である。
「な、何をするんですか・・・?」
怯えたリクの表情は不安に満ちていた。
3年はリクのガラスのような体をじろじろとイヤらしい目付きでなだめる。
試合後ということもあってか、スパッツが汗を吸ってピチピチにリクの下半身を固めている。
「まずは四つん這いになってもらおうか」
リクは相手に尻を向ける形でおとなしく四つん這いになる。
スパッツに包まれたお尻はなんとも可愛げが残り、滑らかな曲線を描いていた
3年はリクの背中に近寄り、相手に体に接近する。
「な、なんだよ…。」
有無を言わずに三年はリクの背中に密着すると、ピンク色の乳首を人差し指で器用に撫で始める。
リクの体がビクリと反応した。
「動いたらどうなるか分かってるな」
「な、なんで…? オレ男だよ… どうして…」
そのまま3年はリクの乳首を摩る。
少しづつ乳首の先端が尖ってきて、リクの鼻息が荒くなり始める。
「…あぅ……ぁ…どう…して…こんなこと…?」
3年は乳首から手を離し、その指を下の方に滑らせる。
そして、スパッツに包まれた小さな突起を指の腹で優しくなでる。
「…ッ!…ちょっ…ドコ触って…」
一瞬ビクンと反応したかと思えば、まだ性に未熟なリクの体はあっという間に勃起をしてしまった。
「な…なんで…こんなにおっきく…」
「なんだ、勃起は初めてか?」
「い…いや…朝起きた後とか、授業中ボーってしてたりとかタマになるときがあるけど…あぅ…!」
3年は鼻で笑うと、リクの亀頭を手のひらでグリグリと刺激し始めた。
リクの鼻息が次第に荒くなっていき、まるでアニメのキャラクターような喘ぎ声を小さく発し始めた。
頬が紅潮し、口から熱い息が漏れ始める。
「ハア…ハア…ああぅ……んぅ…ぐぅああ…!」
体験した事のない気持ちよさだった。
窮屈なスパッツの中ではギンギンに勃起したペニスが刺激を受けまくり、リクはもう果てる寸前だった。
「やめ……ぅあぁ…そこ……!ああぅ…………だめ!おしっこが…ああぅ!」
リクの亀頭の先から愛液が漏れ始めた。
スパッツにぬめぬめとしたシミが出来る。
ここぞとばかりに3年はペニスの付け根辺りを刺激し始めた。
リクが暴れ始めた。 3年はリクを床に押さえ込むと、そのまま「作業」を続けた。
暴れたこともあってかスパッツが股に食い込み始め、リクの勃起したペニスの形がスパッツ越しに窮屈そうに露になった。
「かはぁ…はぁ…はぁ…う………ああああ……!もう…はあ……ダメ…ああ……おしっ…こ漏れ……る…」
リクが喘ぎ声を上げると、亀頭から愛液がピュッっとスパッツの中で放出された。
「精通は初めてか?」
3年がリクに尋ねた頃には、リクは体全体で息をしておりもう限界といった表情だった。
「何してるんだ?これで終わりじゃないんだ」
リクは必死にその場を離れようと這いつくばって逃げる。
しかし、3年はリクの背中を足で思い切り踏み潰す。
「あぐぁ!!」
痛みでリクはうずくまる。
3年の嫌がらせは終わらなかった。
リクのペニスを掴んだと思ったら、それを上下させる。
「ああん………もうだめ…2回目はもう…やめて…!」
しかし、素直なリクの体は精通を我慢なんて出来るはずはなく、今日2回目の精通をスパッツの中ですることになった。
スパッツの裾から愛液が太ももを伝わり、床にポトリと落ちる。
リクは限界だった。
精神的にも肉体的にも。
さっきの背中を踏まれたことで、体は大分弱っていたのだ。
誰か助けて――――――――
「リ……ク……?」
更衣室の扉が開いた。
そこに立っていたのはもう幾度となく見慣れた顔があった。
ワタル―――
「おい…リクを離せ…」
ワタルは扉を開け、ようやく事態を把握したようだった。
ボロボロになったリクの体。そして一人の大男。
何があったかは誰でもわかるだろう。
「ほう、正義のヒーロー登場というわけか」
「おい…リクに何をした!」
ワタルは大男に近づこうとする。しかし次の瞬間大男はリクの首筋に腕をやり、
首絞めの体制に入る。
「動くな。動いたらこいつの首を絞める。」
大男の太い腕がリクの首にメリメリと食い込んでくる。
「う…ぐう…」
リクが喉から力なく声を出す。
「リク!」
ワタルは大男を鋭く睨みつける。
目の前のこの状況に手も足も出ない自分が情けなくて仕方なかった。
「ふん、助けてやりたいなら俺の言うとおりにすることだな」
「…なんだよ。お前の言うとおりにすれば、リクを放すのか?」
「話が早いな」
そう言うと大男はリクを太い腕から解放する。
途端にリクは床にバタリと崩れ落ちる。
「リク!しっかりしろ!!」
ワタルはリクの側に駆け寄ろうとする。
しかしワタルの前に大男が立ちふさがる。
「まずは服を脱いでもらおうか」
「…は?何言ってんのアンタ…?」
「俺の言うことが聞けないのか?お前の友達がどうなってもいいのなら好きにするがいい。」
「…わかったよ。ヘンタイ。」
そう捨て台詞を吐くと、ワタルは白のTシャツを脱ぎ始めた。
色白で小さな体はリクとは違ったような体つきだ。
筋肉はそこまでなく、といって脂肪があるわけでもなくやせ型体型というのだろう。
下のジーパンのベルトからはボクサーパンツのゴムの部分が見えている。
「下も…?」
不服そうに大男に尋ねると、大男は当然といった様子で頷く。
ジーパンを脱ぐと、細いふくろはぎと太ももが露になった。
その太ももを包み込んでいる黒のボクサーパンツはピンクのラインが入っており、
肌に密着しており、パンツの小さな突起がいやらしさを倍増させていた。
「…で、リクはどうなるの?」
少し肌寒そうにワタルは大男に問いかける。
すると、男はリクを床から立ち上がらせると、ワタルのほうに突き飛ばす。
「リク!」
ワタルはリクを抱き上げる。
「大丈夫か!ケガは…」
するとリクは優しく微笑みながら返事を返す。
「へへ…大丈夫…。ワタル、助けてくれて…センキュ…」
リクは小さく言葉を交わすと、ワタルの細い腕から離れ一人で立ち始める。
「感動の再会中だが、このまま返すわけにはいかないな。」
大男は二人の背後に立つと、ちいさくそう呟く。
「ふざけるなよ!お前の好きにはもうさせてたまるか!」
ワタルは相手に立ち向かおうとする。
しかし、すぐにリクが制止に入る。
「ダメだ…ワタル!コイツ…マジでヤバイ奴だ…!」
「リク…?」
その瞬間、ワタルの体が吹き飛んだ。いや、突き飛ばされたといったほうがいいだろう。
そのまま壁に叩きつけられ、ワタルの小さな呻き声が室内を震わせる。
「ワタル…ワタル!!」
リクがワタルの体に駆け寄る。
「しっかりして!ワタル…」
「があぁ…うぅ…。大丈夫…だから…心配するな…」
しかし、二人の後ろから男が近寄る。
「簡単なことをするだけだ。それができれば返してやろう。」
リクとワタルは男の方を見つめる。
「リク…とか言ったか。そいつの股間を勃たせてやれ。」
「そ…そんなこと…!」
しかし、ワタルはぐったりとした様子でリクに反論した。
「大丈夫…リク。俺のを揉めばそれで終わりだろ…?だったらさっさとやってこんなトコ出ようぜ…」
「ワタル…」
大男は静かに笑う。
「フフ…これが美しき友情愛ってやつか。」
リクはワタルのボクサーパンツ越しの突起に手を近づけると、そのまま自分がされたように指で摩り始めた。
ボクサーパンツの生地はツルツルとしていて、ワタルの肌にピッタリとフィットしていた。
それゆえに、ワタルの突起形状は明白にクッキリとしていた。
リクは上向きのワタルのペニスをゆっくりとなぞる。
ワタルは苦しそうで尚かつ赤い頬で、リクの着心地のない指をみつめていた。
リクは震える指先で、ワタルのペニスを何度も何度も摩る。
「…っ…あっ…リク…そこ…だ……め…」
ワタルは必死に勃起しないように我慢しているのだろう。だが、リクの脳裏にはワタルを気持ちよくさせたいという欲情が生まれていた。
「おい…俺のを揉んだんだから…もう出ていいだろ…?」
ワタルの言葉を男は鼻で笑う。
「好きにするがいい。だが、その少年はまだ飽き足りないようじゃないか。」
「な…リク…!」
リクは自分でもビックリするくらいに、ワタルに欲情していた。
もう制御不可能といったところまでにワタルのペニスを摩り続けていた。
「フフ、それじゃ二人共仲良くするんだな。」
「待…て…あ…ぅ」
男は扉を開けると、二人を残して去っていった。
扉は開いたままだ。
「リク、早…く逃げるぞ…!」
しかし、リクはワタルの言葉など気にせずに、ひたすら作業を繰り返していた。
「ワタル…いつでも出られるんだからさ…ここで気持良いことしようよ。」
そう言うと、リクはワタルを押し倒しワタルの額にキスをする。
「リ…ク…」
「ワタル…ゴメン…なんだか俺…おかしくなっちゃったかもしれない…」
リクの淡い呼吸がワタルの首筋をくすぐる。
リクの右手はワタルのペニスを優しくなぞる作業に入っている。
「へえ…ワタルってなかなかおっきくならないんだね…」
「はあ…はあ…リク……それ以上触ったら俺…もう……」
すると、リクは上半身をずらし、顔をワタルの股間部分に近づける。
リクは口の中から舌を出し、ゆっくりとワタルのペニスに近づけてゆく。
「…あぁ…ぐ……リク…それだけは…ダ…メ」
ワタルの声を無視し、ボクサーパンツ越しにワタルのペニスと舌が触れ合う。
その瞬間、ワタルの小さい突起が徐々に大きくなり始めた。
リクは舌を上下に動かし、その度にワタルのペニスは硬さを増してくる。
「あぁう……あ……はぅ……」
ワタルは小さく喘ぎながら呼吸を整えている。
リクの舌が自分の性感帯を這い回っている。勃起しないわけがなかった。
その舌はやがてワタルの亀頭をぺろぺろと舐め始めた。
「ワタル…気持ち…良い?」
「んぅ…は……これ以上…舐められたら…あ…あ…やば…い…ああぅ…あああっ!」
その甲高い喘ぎ声と共にワタルの亀頭から愛液がトロリと溢れ出した。
リクは舌を離すと、粘液と愛液でヌルヌルになったワタルの亀頭を親指でグリグリと刺激し始めた。
「はっ…はっ…あっ…ま…だ やる…の…?」
ワタルは息を切らせながら、問いかける。
「うん…ワタル…ごめん…俺、こういう人間だからさ…」
「リク…あっ…」
ワタルの体はもう制御不可能だった。
ギンギンに勃起したペニスからは、愛液が絶え間なく流れ出し、ワタルの口からは涎が垂れている。
顔は紅潮したままで、目は閉じたまま快楽に身をゆだねているようだった。
「リ…ク…俺って…変態なの…かな…?」
「俺もワタルも変態だからこういうことやってるんだろ…?」
ワタルはボクサーパンツの中で精通を繰り返していた。
パンツの中はサウナ状態で、窮屈そうにペニスが上向きに鼓動を繰り返している。
「はぁ…ああぅ…」
すると、ワタルは徐にリクの股間を掴む。
「あ…う…」
「なん…だ…リクも…勃ってるじゃん…」
スパッツ越しのペニスは感じやすいのか、リクはすぐに喘ぎ始めた。
ワタルも我慢できないのか、互いのペニスを擦り合わせ始める。
「ああぅ…ワタル…の…おっきい…よぉ……」
「く…っ…あはぁ…もう出る…あぅ…」
互いの愛液がボクサーパンツとスパッツに絡み合い、ワタルはもう限界というように上向きに寝そべる。
「はあ…はあ…リク…!」
そういうと、リクのスパッツをゆっくりと脱がし始める。
「あ…ワタ…ル…」
スパッツは愛液でベロベロで、リクの可愛らしいお尻がヌルヌルになっていた。
前の部分も脱がすと、まだ毛も生えておらず、剥けてもいない可愛らしいペニスがピクピクと愛液を垂らしていた。
「じゃ…ワタルも…」
そういうと、リクはワタルのボクサーパンツのゴムの部分に手をかける。
ゆっくりと脱がしていくと、まだ生えかけの毛と、サーモンピンクの突起が露になった。
「え…へ……ワタルの一人前……」
「は…恥ずかしいからやめろって…」
すると、リクはワタルにお尻を突き出してきた。
「やり方…わかるよね…?」
「う…ん」
そういうとワタルはリクの小さいアナルに自分のペニスを挿入し始めた
ツンツンとハネた金がかった髪の毛に、ベージュのブレザー。
白い肌を包むように着崩した白シャツはズボンからダラリと出ている。
この服装を見るからに、学校を抜け出してきたのだろう。いわゆる不良だ。
しかし、身長は150前後で瞳は大きく、金がかった髪はよく見ると自毛だ。
可愛らしい顔をみるからに、不良デビューといったところか。
古い筐体の上で顔を埋めている。
「なんで、こう欠伸ばっか出んのかな…はあ…」
少年はいかにも暇そうな様子で立ち上がり、ゲーセンを物色し始めた。
UFOキャッチャー、メダルゲーム どれも金がかかりそうな物ばっかだ。
そして、ゲーセンを出ようかと振り返った瞬間だった。
「わ!」
「あ!」
メダルの入ったコップを持った少年と衝突した。
「いててて…」
メダルを急いでかき集める少年。それをじっと見つめる少年。
なんとも奇妙な光景だった。
「おい、人にぶつかっておいて謝りの一声もなしか?」
「不良」の少年は脅すように声を掛ける。
「え…?ぶつかってきたのはそっちだ…」
メダルを拾っていた少年が顔を上げる。
「あ…翔…」
「渚…センパイ…?」
どうやら顔見知りだったようだ。
「はい、どうぞジュース」
「あ…あんがと」
二人はゲーセンの外に出ると、自動販売機の前で屯をしていた。
翔と呼ばれるメダル少年は、平均的な身長で、パッと見小学生でも間違われないような体格だ。
髪は短いが、サラサラで清潔感がある。
制服はちゃんと着こなしており、その下から若干見える筋肉は中一相当の引き締まった体だ。
肌は若干日焼けしており、小麦色の肌がより一層の無垢さを引き立てていた。
そんな少年が、平日のゲーセンにいるのは少し場違いな雰囲気だった。
翔はジュースを一気に飲み干すと、ポイと缶をアスファルトに放り投げた。
「先輩、飲むのおそーい」
「うるさいなあ…ゆっくり飲んでこそのジュースだろ…?まったく…」
いささかマイペースな渚と翔のコンビはいささか奇妙で尚かつ微笑ましい雰囲気だ。
「翔…お前も学校サボり…?よくないぞ。中一は勉強難しくなっから…」
「先輩だって…いつもゲーセンいませんか?」
しかし、二人の会話はどこか溝があるようにも思えた。
寂しさと悲しさが垣間見えるような…そんな感じだ。
「その…先輩」
「何…?」
「またサッカーに入ってくれませんか…皆先輩の力を求めてるんです!」
二人の関係とはサッカーの先輩後輩というありがちな関係であった。
そして、二人の溝は渚がサッカーを辞めたことがどうも原因らしい。
「イヤだよ。俺はもうあそこには居たくないんだ」
「先輩…お願いします!」
二人の間に少し沈黙が訪れる。
風が強まってきた。翔の放り投げた空き缶がカラカラと音を立て、地面を転がる。
「翔…」
渚はそういうと翔に体をくっつける。
少し、翔の頬が赤くなったような気がした。
そして、突然翔を優しく抱きしめた。
「ごめんな、翔。お前には悪いけど、もう戻ることはないよ」
「先輩…」
翔が小さく呟く。
渚はゆっくりと体を離すと、翔の方を見ないようにその場を離れた。
夕日が眩しかった。
渚は翔の事が気がかりでしょうがなかった。
帰り道の北風が妙に寒く感じられた。
まだ九月だっていうのに…。自分の髪が乱れないように、手でチョンチョンと手直しを入れる。
一ヶ月前はまだグラウンドで走っていたっけ・・・。
あの時から全てが狂いだしたんだ。
一ヶ月前
夏の残暑が傾き始めた夕暮れ。
上下白のユニフォームに、白のハイネックのアンダーアーマーを着ている少年がいる。
「渚先輩!お疲れ様です!」
「ああ、お疲れ。」
爽やかな笑顔で年下の後輩と話をする少年こそが渚だ。
そして、その後輩が翔である。
この二人は、小学生からのコンビで周りからは兄弟と言われる程に仲がいい。
「翔。今日も練習するか?」
「はい!勿論しますよ!」
練習のあとは、いつも二人で納得のいくまで練習をするのが恒例となっている。
ゴールを先に入れたほうが勝ちというミニゲームだ。
「いくよ先輩!」
「ハハハ、気前だけはいつもいいな。」
「はあ…はあ…先輩いつも強すぎ…」
「スタミナを使いすぎなんだ。最初から全力で行けばそりゃバテるに決まってるさ。」
翔はグラウンドの地面に仰向けに倒れ、荒い呼吸をかいている。
汗がユニフォームにくっつき、ズボンからは汗をたっぷり吸い取ったスパッツがはみ出ている。
「汗かきすぎ。ほら、これ飲みなよ。」
渚は翔にスポーツ飲料を渡す。
翔はキャップを外すと、ゴクゴクと勢いよくドリンクを飲み干す。
「よっしゃ!先輩、もう一回!」
「まったく。威勢だけはいいんだから。」
その時、翔のスポーツバックから携帯のバイブ音が響いてきた。
「ごめん翔、ちょっと待ってて」
「あ、先輩。また学校に携帯持ってきてる。」
「いいんだよ。たまたまバックに入ってたんだから。」
そう言うと、渚は携帯を取り出す。
その瞬間、渚の表情が曇りだした。
「…翔?」
「はい。なんですか?」
「急いでグラウンドから逃げて。」
「え?なんですか…いきなり?」
「いいから早くしろ。バックも持って急げ。」
そういうと、翔は不満そうにバックを持って校門に駆け出した。
「翔!」
渚は翔を呼び止める。
翔は立ち止まり、こちらを振り返る。
「明日、また練習しよう。それでいいだろ?」
そういうと、翔は満面の笑みでこちらを振り返った。
「勿論!明日も練習付き合ってくださいね、先輩!」
翔はそう告げると、校門へ走り出した。
それから10分は経っただろうか。
校門から背の高い男たちがやってきた。
隣町の中学サッカー部の3年だ。
「よお。渚ちゃん。元気してたかい?」
「はい。なんとか。」
中3は3人ほどの人数で渚を囲み始めた。
「要件はわかるよな?来週の県大会。キミが出場したらどうなってるか?」
「どうなるんですか?」
渚はそう言うと相手を誂う。
3人の中の1人が渚の腹にアッパーをする。
「お前のそういうところがムカつくんだよ。」
「おい、それ以上はやめろ。外傷が目立つとやっかいだ。」
「まあいい…県大会、お前が出ると優勝することは分かってるんだ。」
「それはどうも…褒め言葉ですか。」
渚はあくまで冷静に対処をしていった。
「そこで、当日は俺たちも会場に行くことにする。」
「もし、試合にお前が出た場合は…」
渚は相手の顔を伺って口を開いた。
「リンチ?」
「ふん、お前なんかをボコしてもつまらないからな。」
「知ってるんだよ。お前の弱点をな。」
そう言うと、男たちは渚に近づく。
「お前によく引っ付いてるガキがいるだろ。名前をカケルとか言う…」
「…!」
渚の表情が一瞬曇る。
「どうやら的中みたいだな。」
「もしお前が試合に出た場合は、翔をリンチする。そういうことだ。」
「なんだと…」
男たちは笑い始める。
「まあ、そういうことだ。」
「あと、今後その少年に近づくことも禁止だ。」
「翔っていう奴はどうもお前に似て、県の一年でもずば抜けているからな。」
「く…」
「ハハハ、何も言い返せないか。来週まで指をくわえて待っておくんだな」
男たちは笑い、グラウンドから去っていった。
渚は全身がボロボロになっていくような錯覚に陥っていた。
…あ。
気がつくと、道路の真ん中に立ち尽くしている。
恥ずかしい思いをしてしまった。
翔は練習をしてくれているだろうか…?
今日、偶然翔と出くわしてしまったこと、アイツらに見られていなければいいのだが…。
家に帰ると、渚は制服を脱ぎ、ジャージ姿になる。
そして、ランニングシューズに履き替えるとランニングを始めた。
サッカーは辞めても、こうやって走っているのはまだサッカーに未練があるのだろう。
いつもと同じコースを走っていると、突然翔の姿が脳裏に浮かんできた。
「練習してんのかな…」
そう呟くと、渚はサッカーグラウンドに走り出していた。
完全に日が暮れ始め、グラウンドには物音もない沈黙のグラウンドとなっていた。
物陰からグラウンドを眺めていると、渚は絶句した。
あの中3の男たちがいるのだ。
そして、その先には翔がいた。
「かけ…る…?」
突然の事だった。
知らない男達に囲まれたのは。
「君が翔君だね?」
「は…はい。そうですけど。」
「こんな時間帯まで自主練か。えらいな。」
「あ、ありがとうございま…」
その瞬間だった。
翔の体が宙に浮かび、地面に叩きつけられた。
「あ…がぁ……!」
そして、男たちは翔の両手首と両足首を素早くロープで結ぶ。
「あぁ…うぐ……たすけ…て!」
男たちは3人がかりで翔の小柄な体を持ち上げる。
行き先は、プールサイドだ。
「あ…やめて!やめ…」
「うるさいガキだ。とっとと沈めちまおうぜ。」
「しかし、お前もラッキーだな。たまたまゲーセンにいたらこいつらを見かけるとは。」
そういうと、翔の体は高く舞い、水面に音を立てて沈み込んだ。
「ふう、仕事終わり。カラオケでもいこうぜ。」
「いいねえ。いこうぜ。」
水面が遠ざかっていく。
全身に力を入れようとするが、逆に体は沈むばかりだ。
苦しい…。頭がクラクラとしてきた。
助けて…渚先輩…。
目から涙が溢れてきた。その涙もプールの水とともに中和されていく。
この涙はなんだろう…悔しさか、それとも恐怖か…。
口から気泡がぶわっと溢れ出た。
意識が遠のいていく…。
その瞬間だった。
手のひらにかすかな感触が伝わってきて、その感触は手をギュッと握りしめてきた。
そして、ものすごい勢いで水面に引きずり出された。
「はあ…はあ…翔…!しっかりしろ!」
よかった…この人がいてくれて…。
髪の毛から水が滴り落ちている。
ジャージもびしょ濡れだ…。
こんな姿になってまで僕を助けてくれた…。
「大丈夫…だよ…先…輩」
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