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  • 2015⁄08⁄23(Sun)
  • 23:42

21世紀の半ば頃、某国

 21世紀の半ば頃、某国。
 9歳になって間もない少年、中尾悠夜は学校から帰ってくると両親が揃って彼を出迎えたことに驚いた。
「どうしたの、パパ、ママ、会社は?」
「いいんだよ、今日は特別な日だからね」
「とても大切な話があるの」
 両親は幾分悲しげにそう語る。
 ワケが分からないまま悠夜は風呂に入らされ、次いでこれまででもっとも豪華な夕食をした。
「ああ美味しかった! 今日はすごいね、本当になんなの?」
「実はね、先日政府から通知があって、お前が召集される日が決まったんだ。それが今日なんだよ」
 そうして両親はこれまで隠していたことを伝えた。
 今日この日から悠夜の人権は停止され、奴隷として登録されることを。
「今夜政府の『徴奴部隊』が来たらお前を引き渡さなければならない。そしてそれからはお前は奴隷として、とても辛く苦しい日々を過ごすことになる」
「そして15歳になるまで耐え抜いて人権を復活させてもらえる日まで、2度とパパとママには会えないのよ」
「ど、奴隷っ?! やだっ、ぼく、そんなのになりたくないよ!!」
「この国に生まれた男の子の宿命なんだよ。パパもあの生き地獄を耐え抜き、市民権をもらうことが出来たんだ」
「やだっ、絶対イヤだ!!」
 突然訪れた運命の残酷さに顔を真っ青にし、悠夜は立ち上がって両親に叫ぶ。
 だがその時訪問者のベルの音が響いた。
「来たようだな」
 同情とあきらめのいりまじった顔で父親は呟き、玄関へ行く。
 それを見た悠夜は母親に駆け寄り必死に抱きついた。
「ママ、ママお願い、ぼくを奴隷にしないでっ!!」
「お邪魔します・・・・・おお、この子ですな」
 父親を伴い制服を着た大柄の見知らぬ男が部屋の中に入ってくる。
 そしてポケットから丸めた紙を取り出し、それを広げて読み上げた。
「我が国の教育基本法並びに特別少年育成法に基づき、本日只今を以て中尾悠夜の基本的人権を停止し、再び人権を得る日までその身分を奴隷とする。以上」
 その言葉が高らかに発せられた瞬間、悠夜は法的には人間ではなく奴隷になったのだった。
「次に、奴隷法に基づき中尾家第一子悠夜は第1045期少年奴隷29号と認定される。また、初期奴隷教育訓練のため専門施設へ連行する。こい、29号」
「いやあっ!」
 怯えきった少年は伸びてきた手を夢中で振り払い、ますます強く母親にしがみつく。
 だがそんな反抗に慣れている徴奴部隊長は腰から細長い棒を外し、軽く握った。
「今夜は後5人連れて行かなきゃならんので手っ取り早くいかせてもらう」
 そう呟くように言うと制服の男は電磁棒を悠夜の背中に押し付け、高圧電流を流す。
 少年は悲鳴を上げる間もなく失神し、母親の足元にズルズルと崩れ落ちた。
「いや、お邪魔しました。では本官はこれで」
 小さな身体をひょいと担ぎ、徴奴部隊長は家の外へ出ていく。
 その姿を悠夜の両親は沈痛な面もちで見送った。
「行ってしまったわね・・・・・・」
「ああ・・・・・・だが、きっとあの子は耐え抜くさ」
 これまで愛情を持って育てた子を連れて行かれるのは身を切られるより辛い。
 だが一方彼らは子育てから解放され、自分たち自身の生活を送ることが出来るのだ。
 また政府の許可が下りれば再び子供を産み育てることもできる。
 ふたりは久しぶりに恋人同士に戻り、また別離の辛さを忘れるためにお互いを強く抱きしめ続けていた。
資源も技術もない貧乏なある国では、15歳までに才覚を表した一部の男子
による一夫多妻制。女子は次世代を担うために必要不可欠だが、いても仕事
がない→税金がはいらないのに、人権保障にばかり経費がかかる余りものの
男子は、まあ、自然と海外に♂として売り飛ばす風習ができていたのだが・・・・

最近、世界情勢が変わってきた。今までは主に男子と言う特性を生かし、肉
体労働用として売り出していた♂だが、機械や、科学技術の進歩により、そ
の地位まで奪われようとしているのである。
こうなれば、もう♂の用途はたった一つしか残されていない。性処理用であ
る。だが、無論なんの手も加えていない男子を性処理用として、売り出すの
は非常に無理がある。

国は、まだ自我がしっかりと確立しておらず、外見的に許容できる年齢とし
て9歳を設定し、その歳の男子全てを召集して、才覚を計ると同時に『M女
として奴隷改造調教』を目的とした『 奴隷学園』を建設。
教職員には、施設建設に資金協力をおしまなかった、先進諸国の酔狂な趣味
人たちが主に就き、全てではないが外にオープンにすることで観光収入もあ
る。
まだ純真無垢な9歳児は、ここで4年もの間、地獄のような『SM』調教を
施され、徹底的な『奉仕』を叩き込まれる。そして、14の春、彼らに手渡
されるのは市民権の発行証書か、鍵の付いてない重い鉄の首輪か?共に苦し
みを耐えぬいたもの同士が、ここでまったく違う人生を歩むこともめずらし
くない・・・。


少年奴隷の一日~製薬会社編~

太ももまでのたけの短いワンピースを着た少年奴隷たちが十字架にくくりつけられていた。
皆一様にとろんとした表情をしていて、中には喘ぎ声を出している者も居る。
ワンピースの裾からは管が出ていて、その管の先端には牛の乳絞り器のような器具がつけられていた。
そしてそれは少年の性器をすっぽりと覆い、うねうねと揺れ動いていた。

ここは製薬会社の精子工場である。一昔前に少年の精子が難病の治療に効くと分かってから、
少年の精子の需要が高まり、少年奴隷から精子を収集する工場が各地に出来た。
ここもそのような工場の一つであり、この工場はその中でも最大規模だった。
一般に精子が濃ければ濃いほど価値が高く、今ここで十字架にくくりつけられて絞られている
奴隷少年たちから集めた、搾りに搾り取った精子はそれほど高級ではない。

この工場には最高級の精子を搾り取るための奴隷を飼っている施設もある。
その施設の少年奴隷は射精を厳格に管理されている。
勝手に下半身に触れられないように、首輪と手枷を短い鎖でつながれている。
トイレなどは係員を呼んで手伝ってもらわなければならないが、
少年たちは常に大量の媚薬入りの精力のつく餌を与えられており、
少年は自分で触れられないため、係員に哀願することもしばしばである。
しかし、そのような望みはかなえられることは無く、常に欲求不満の状態であり、
射精をしたい要求を抑えられない少年たちは、檻の中で常に悶え苦しんでいる状態である。
一ヶ月ほど為にためた後、搾り出しが行われる。
従順な奴隷の場合は、どきどきご褒美として十字架にくくりつけられたあと、
係員によって搾り出してもらえることがあり、快感を得る事が出来る。
しかし、普段はそのような快感を得ることは許されない。

睡眠薬入りの餌を与えられ、眠っている間に勝手に搾り取られるのである。
しかも強力なもののため、夢を見ることの出来る浅いレム睡眠ではないため、
全く快感を感じる事がないので、奴隷たちは非常に辛い毎日を送ることになる。


少年奴隷の一日~発電所編その1~

狭い檻の中に何十人もの奴隷少年が粗末な薄い布に包まって寝ていた。
連日の労働でつかれきった体は深い眠りにつき、すーすという寝息を立てていた。
「ぎゃっ!」
突如、寝ていた檻の中の奴隷少年たちが叫びだし、全身を強張らせた。
労働時間の開始を告げるサインの電撃が全身を駆け巡ったのだ。
電撃はすぐにやみ、奴隷たちはそそくさと檻の入り口に並び始めた。
皆、汚れた布で体を覆い隠していたが、布の隙間から首の大きな首輪や
むき出しの足が覗き見え、その足はガリガリに痩せていた。

「カチャッ」
檻の扉が開くと、外には数名の監督官がいた。
少年たちは監督官に目を合わせない様にしながら順番に檻の外に出て行った。
檻の外には労働から帰ってきた組の奴隷少年たちが並んでいた。
その少年たちは上半身が裸で垢や砂埃にまみれた短パンを穿いていた。
短パンの少年たちは檻から出てきた薄い布に包まっている少年たちを見ると、
ボロボロの短パンを脱ぎはじめた。下着は穿いておらず、全身が露になった。
同じように布に包まっていた少年が布をはずすと、その下には何も着ていなかった。
そして、短パンの少年たちと布の少年たちはお互いに自分が身につけていた物を
交換すると、それぞれ身につけた。他人の垢まみれの服や布は不快だった。
ここでは奴隷は所有する事が禁じられている。奴隷は所有される者であって、
奴隷が所有するのは言語道断であるという考えのためだ。
ゆえに、食器や檻はもちろんのこと毛布代わりのボロ布や奴隷服も共有するのである。
奴隷たちは他人の汗と垢にまみれた服を着なくてはならない。
少年奴隷の一日~発電所編その2~

労働から解放され檻に移った、他の奴隷からボロ布を貰った少年は
ボロ布に白いどろどろした物が付着していることに気がついた。
恐らく、前にこの布を使っていた奴隷が寝ている間に出してしまった物だろう。
少年はしめたとばかり、その白い粘液を食べ始めた。
餌をほとんどもらえない奴隷少年たちにとって、それは貴重な蛋白源だった。

一方、これから労働を開始する奴隷たちは作業場へと向かっていた。
彼らは、他人の汗で濡れた短パンのじっとりとした感触が嫌だった。
それでも汗だけならマシであったが、お仕置きの衝撃に耐えられず、
粗相をしてしまった奴隷から受け取った短パンの時は最悪であった。
共有しているため、常に誰かが奴隷服を着ていることになるので、
奴隷服は洗濯される事がなく、非常に汚れていた。

作業場にはハムスターが中に入って遊ぶ水車を大きくしたような物が並んでいた。
奴隷少年たちはそれに一人ずつ入り、外から鍵をかけられた。
全員がそれに入ったあと、監督官が合図をした。少年たちは一斉に走り出し、
ローラーが回り始めた。ローラーが回ると、電気が作られる。
少年たちが疲れて走る速度を遅くすると少年たちがつけている首輪から
お仕置きの電撃が走るようになっている。そのため、少年たちは必死だった。
汗だくになりながら、必死に十六時間ローラーを回し続けるのである。
少年奴隷の一日~発電所編その3~

はぁはぁと荒い息をあげながら少年たちはローラーを回し続けていた。
もうだめだ、もうだめだと思いながら働き続けてもう十四時間近い。
もうすぐしたら二時間おきの水がもらえる、
そう期待しながら少年たちは最後の力を振り絞っていたが、
明らかに一人だけ絶望している奴隷がいた。
うつろな目をしながら作業を続けているその少年は水を飲みすぎてしまっていた。
十六時間の労働では二時間おきに水を飲む機会が与えられる。
しかし、その間も作業は続けないといけないため、トイレに行くことは許されない。
そのためにいくら労働で汗だくになってのどが渇いたとしても自由に水を飲むことは出来ず
おしっこを我慢できる範囲でしか水を飲むことが出来ない。
この少年は誘惑に負けて水をがぶ飲みしてしまったためあふれそうになっているのだった。
「ああ…ああ…」
ちょっとした弾みで少年はおなかに入れていた力を解放してしまった。
出口を求める水は一瞬で溢れ出し、少年はその感覚に体を制御することが出来なくなった。
少年が作業を停止してしまうと即座に首輪から電流が流れ出す。
激痛にもだえた少年は水がたまり始めたローラーの床に倒れこんだ。
全身水浸しになってもなお奴隷服の短パンからは水が溢れ出す。
電流は水にぬれてさらに強くなり、少年はもはやもだえることも出来なかった。
粗相をした上、作業を五分間さぽったので今日の少年の餌は抜かれることになった。
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