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  • 2013⁄03⁄13(Wed)
  • 14:30

友達から兄弟から大切な人に 研二

エロくない話です。嫌な人は読まないで。

クラスに1人不良なユウトって居た。見た目も不良で素行も喧嘩ばっかり。授業中は寝てるか漫画読んでるかそんな奴だった。学校来なけりゃいいのにと思うが登校だけはしてくる。

クラス内では滅多に暴れないけど男子は全員一回は殴られてた。頻繁にはしないけどほんとに金が無い時は金貸してと言って金を要求され返してくれない。

勇気を出してユウトにこれまでに貸した金を返して欲しいとお願いしてみた。ギロっと睨んだユウトだったけど、「そうか、夕方俺ん家まで付き合え今手持ち無いから」と意外に優しかったので安心した。

夕方指定された場所で待ってると「研二(僕の事)、ほんとに来たんだな」と笑いながらユウトが来た。ユウトの後ろをついていく。会話は無い。ユウトは携帯でメールしながら歩いてて僕の事なんて気にしてない。ユウトの家は知らないので素直に付いて行くとココと言われた場所は家では無かった。倉庫見たいなところ。これはもしかして騙されたかなと思ったけど逃げれる感じでは無かったから一緒に入った。

ユウトが「悪いな。俺返す金無いんだ。前から返そうと思って親から金取ってくるんだけど、研二に渡す前に使っちゃうんだよ」と言う。「駄目だよ。返してくれないと困るよ」と言うとユウトが「無いものは返せない、暫く待ってくれよ、今は特に金欠なんだ」僕が「それは酷いよ。返すフリしてここまで連れてきて」、「だから悪いって言ってるだろ」、「悪いで済むんだ?」、「お前、俺が素直に謝ってるんだから待ってくれよ」と言うユウト。イメージではここで殴られてなんだけど何もしてこないので、「殴らないで居てくれてるんだね、何で?」と思わず聞いてしまった。

ユウトは小学校1,2年の時に同じクラスだった。それ以降は一緒に成ることは無かった。小学校出てからは再会したのが高校でだった。不良だから関わりたくないって方が強かったので話すことも滅多になかったし、記憶から消してた。僕の記憶は曖昧だけどユウトが言うには小1の頃遊ぶ時は、毎回お昼に家で卵かけご飯を僕の母親が食べさせてくれてたそうだ。ユウトの両親は家にあまり居ない人で休みの日のお昼は抜きが多かったので家に遊びに来た時は僕の母が食べてから遊びに行きなさいと言ってユウトに食べさせてたそうだ。

ユウトは恩というか思い出は大切にしてるらかった。それで僕が今日これだけ言ってるのに殴らないで居たという事だった。ただ、過去には何度かユウトには殴られてるのでそれを言うと「後ろからだったんで、研二と気づかず殴っちゃってあとでヤベーって思ってた」とユウトが言う。「小学校の時の事なんて覚えてないと思ってた」と言うと「逆だろ、お前が俺を避けてたんだろ。俺はいつでもウェルカムだったのにお前が冷たい態度だったんだ」と言うユウト。「でもカツアゲしといて」と言うと「違う違う、カツアゲじゃないって貸してってお願いしただろ」と言うユウト。確かにそう言われると他の奴は軽く殴られたりしながら金取り上げられてたけど僕は貸してって言われてた。

「暗くなってきたし帰る。今日は返してくれないんだろ」と言うと「研二ゴメン、ほんと金無いんだ」と財布見せてくれるが千円と小銭位だった。「千円頂き」と抜いて走って逃げると「待て、待てそれ無いと俺やばいんだって」と必死で追いかけてくるので恐くて逃げる。家の近くまで逃げたけどとうとう捕まった。頭叩かれて「バカ、餓死させる気か。コレないと俺飯食えない」とお互い汗まみれに成るまで走ってしまった。

家が近かったので「寄っていく?母さんユウト見たら気絶するかもしれないけどその容姿」と言うと「だよな。でもシャワー浴びたいな」と言うので連れていく。「母さん、これユウト覚えてる?」と聞くと「当たり前でしょ、覚えてるわよ。小学生の頃家によく来てたでしょ。たまに街で見かけるわよ」と言う。「ちょっと汗かいちゃったのでシャワー貸してやるんで」と言うと「はいはい、どうぞ、どうぞ、今日はお風呂張ってあるからゆっくり浸かって」と普通に接してくれた。ユウトはモジモジしてて話せずにいたけど、廊下歩いてて振り向いて「こんな汚いのを家に入れてくれてありがとうございます」って母に言うユウト。母が驚いて「何言ってるの研二のお友達なんだからいつでも来てね」と。

ユウトが風呂に入った。母が来て「パンツとシャツは研二の貸してあげなさい、ご飯食べて帰るように言って母さん買い物してくるから。それとジャージか何か貸してあげなさい」と言って買い物に出かけてった。

シャツとパンツ、靴下を用意して脱衣場に行きユウトに話しかけるけど返事が無いので開けてみると髪洗ってる最中だった。音を聞いて振り向いたのでユウトの下半身も丸見えだった。泡を流してユウトが目を開けて、「ノゾキ!痴漢」と言いながら腰を振ってチンコをフリフリしてしてる。思い出したけどユウトって面白いやつだったんだよなと。「パンツとシャツ僕のだけど使って、後、ご飯食べて帰れって母さんが言ってるから」と言うと、「悪いよそれは」と言うけどドア閉める。制服とか全部床に脱ぎ捨ててあったので制服拾ってパンツとかは洗濯機に入れようとしたけどあまりにも汚いのでゴミ箱に。「ユウト、パンツ何日はいてんだよ、汚いし臭いし」とまたドア開けて聞くと「だから覗くなよ痴漢、パンツ?一週間くらいかな」とユウト。即ゴミ箱行き。靴下は最悪な悪臭を放ってた。オエってなりながらゴミ箱に。

制服が汚いのでそういうの気になるので、ポケットから全部物を出して洗濯機にぶち込んで回してやった。

ユウトが僕が貸したパンツ姿で出てきて
「制服無いけどどこ?」
「洗った」
「バカ、俺どうやって帰るんだよ」
「乾燥機掛けるから」
と答える。

「ユウト、パンツ汚いし臭いし捨てたよ」
「ああ、ゴメン。今家出中でさ。着替え持たずに出たから」
「家出してんの??」
「だから夕方に俺の寝床連れてっただろ」
「あそこに寝てるの??」
「そうだよ」
「倉庫でボコるのかと思った」
「だからお前はボコらないって。恩義があるから」
とか話ながらとりあえずハーフパンツとかポロシャツとか貸す。体型似てるねと言いながら。ユウトが僕の引き出しの中の下着をじっと見てるので
「僕のパンツが欲しいの?」
「さすがに一週間同じパンツってキツいんだよな。何枚か貸して」
「え、嫌だよ家に帰れよ」
「換えの一枚だけ貸して、交互に洗って履くから」
と一枚取り出す。シャツと靴下もしかたないので渡す。
「いや、パンツがさっぱりしてるといいね」
と腰振ってるユウト。金髪坊主の厳つい顔でその姿は変だった。ユウトとこういう風に話せるとは思ってなかった。小1の頃って仲良かったなとか色々思い出す。泣かされそうに成った時にユウトが助けに来てくれたとか色々思い出してきた。
「ユウトに僕何度も助けてもらってた?」
「研二は弱虫だった」
「そうか、全然忘れてた」
「だろうな、高校で再会してもそっけない態度で俺傷ついた」
「だって怖かったし」
「まあそうだな、俺見た目こうだしな」
と笑ってる。
「そろそろ制服乾くかな、帰るから乾かして」
「いや無理無理乾燥機かけても何時間もかかる」
「え、俺どうすんだよ」
「パンツ一丁で帰る?」
「研二調子のりすぎ、〆るぞ」
「恐いな」
「ウソウソ、研二に手は出さないよ。罰が当たる」
母さんが帰ってきたので制服洗っちゃったと言うことを言うと、暫く固まる母。慌てて止めに行く母。制服はデリケート洗いしないといけなかったらしい。乾燥機は本来だめだけど生乾きまでかるく掛けて扇風機で乾かすとか色々悩む母。どちらにしても朝まではかかるという。
「ってことだユウト、ゴメン」
「ゴメンじゃないよ。どうすんだよ」
「泊まっていけば」
と言うと母が
「そうして。ごめんねこの子常識知らずで。親御さんに連絡しないとね泊まると」
と言うので僕が
「家出中で倉庫で寝てるから大丈夫だよ」
「研二、バカそれ言うな」
母が
「家出?捜索願出てたら大変だわ。電話電話」
「いや、学校に来てるってのは確認されてるから探してないと思います」
「でも家としては連絡しないと困るわ。電話番号教えなさい!」
と母が強く言ったのでユウト逆らえず渋々。暫く話し込む母親同士。話が長いんだからとユウトと一緒に部屋に戻る。自然と仲良くできて楽しかった。
ユウトが俺のチンコ見たんだから研二のも見せろと脱がしてきたりワイワイ騒がしくしてるとご飯よと呼ばれる。父さんも帰宅してた。
ユウトを紹介して小学校の頃助けてもらってたと言うと、父さんが、
「高校でも助けてやって。研二喧嘩弱いから、ユウト君よろしくね」
と言う。ユウトが
「もちろんです、研二に手出す奴居たら〆ます」
「ユウトに殴れた事あるよ」
「バカ違うってあれ間違いだって、しつこいな」
とかほんと仲良しな会話になる。父さんは高校の頃ユウトみたいだったらしくユウトも何かそういう気配を感じてたようで楽しく話できた。父さんの武勇伝を聞いてびっくりする。

すき焼きだったので、ユウトがヨダレこぼしそうな位ガッツイてて皆で微笑ましくみる。食べ終わって風呂に入ってるとユウトが来て、俺ももう一回入ろうと入ってきた。洗いっこしたりして、ユウトにチンコを洗われてゴシゴシこすられて絶叫してると父さんにウルサイ!と怒られる。
ユウトが
「勃起するかと擦ったけどしないな」
「あんなにゴシゴシされた痛いだけ」
と、チンコ見せ合ったり経験聞いたりと一時間位風呂に居ると、父さんが来て覗いてくる。
「お前ら変なことしてんじゃないだろうな?」
とニヤニヤしながら
「チンコの比べっことかしてた」
と言うと、
「どっちが大きんだ?」
「ユウトかな」
「いや同じくらいですよ」
とか話す。
「変な事してないならいいや、後で入るのに嫌だからな」
と笑いながら出てった
「お前の親もお前も大らかっていうか明るいっていうか、いいな」
とユウトが言う。
「そう?普通じゃない?」
「いや違うね。憧れの家庭。家は最悪だからな」
とユウトの事を聞く。小学校の頃離婚したけど、中学の頃別れた両親がよりを戻して再婚したとかいう話で複雑な感じだった。小学校の頃は貧乏だったけど今はそこそこだけど家族の繋がりは薄くなったみたいな事を聞く。父さんが早くでろ!と怒るので出る。

2人でパンツ一丁で歩いてると父さんと母さんが、「背も体もそっくりだな。研二も金髪で坊主にしなさい」と父さんが言う。父さんはそういう子の方が好きらしい。

部屋に戻ると僕はベット別途なので、床に布団が一組用意してあったけどユウトと話しながらゴロゴロしたいのでもう一組持ってきて並べてみる。「何かもっと早くユウトと話しとけば楽しかったね」と言うと、「でも俺学校だと素直に慣れないから」とユウトが言う。「何で?」と聞くと「何でだろうな?喧嘩で一番に成りたいって思ってきたからかな?」とか結構お互い本音で話し合えた。けど、話は下ネタとかユウトの喧嘩ネタとか色々話して寝る。

朝起きるとユウトが同時くらいに起きてご飯食べに降りると制服が綺麗にアイロンがけされてた。
「母さん、ユウトは不良なんだから綺麗にキッチリした制服だとダメなんだって。ユルユルのだらしない感じ無いと」
と言うと父さんが
「難しいリクエストするな、適度に崩して着ればいいだろ」
「ほんとにありがとうございます。制服洗ったのって記憶ないんで多分買ってからずっと」
と言うので両親と僕で汚い物を見る顔をするとユウトが苦笑いして
「あ、洗濯機に俺のダシが沢山入ったかも」
と言うと父さんが
「母さん、漂白剤とか使って除菌しなさい除菌」
「そうね。熱湯で殺菌も」
とノリが良い両親。
「いや、そこまで凄いのは出てないとおもいます」
とユウト。朝からワイワイと。父さんが
「まだ家に帰らないのか?、家出少年」
「帰らないです」
「そうか、とりあえず今日の夜はここに来なさい。少し話しよう」
と父さんはユウトを心配してた。父さんはユウトの気持ちが分かるようで
「無理に帰らなくてもいいから倉庫で寝るのは良くないからとりあえず今日はここに」
と言って出勤してった。母さんにも必ず連れて来なさいよと念押しされた。

ユウトと一緒に学校に行く。記憶が少し蘇ってきて、
「あ、ユウトに最初に会った時ランドセルの後ろから引っ張られて倒されて泣いたんだ。謝ってよ謝って」
「あ、思い出しちゃった?先生にも親にも凄い怒られて俺は覚えてたよ。ゴメンゴメン」「許す」
と仲良く学校に向かってると色んな学校の奴らが変な目で見てくる。
「研二別々に行こうか、お前に迷惑かかる」
「逆じゃない?弱い奴とツルンでたらユウトがなめられる」
「それは無いだろ」
「だったら一緒に行こう。目的地一緒だし」
「あ、いや、俺タバコ吸いたいし」
「禁煙。せっかく制服綺麗にしたのに臭くなるだろ」
「ムリムリ、じゃーな」
と去ってった。金が無いので後輩からタバコは奪うらしい。

教室に行くと結構言われる。ユウトと一緒に居たって話でパシリにされてるとか色んな話があっというまに回ってた。ユウトが教室に来たのは2時間目頃だった。先生に何か言われて、「ハイ、スミマセン。反省してまーす」とフザケてる。
昼に弁当を出そうとカバンを開けるとゴッツイなと思ってると二個分。ユウトのも入ってた。だからカバン重かったんだ。ユウトは昼は普段食べず席で突っ伏して寝てて時間が来ると屋上かどっかに消えてく。
寝てるユウトのとこに行って
「弁当二個あったけど」
「うそ?おばさん作ってくれたんだ。ここじゃ恥ずかしいな持ってきて」
と言うのでユウトの後ろをついて屋上に。またカツアゲされてんじゃないの見たいな目線が痛い。屋上に行くと恐い人が沢山いる。
「研二、一緒に食おう」
「いいけど皆に変に言われない?」
「言ったら殴る」
と。一緒に喰ってるとうまいうまいと喜んでくれて嬉しい。
1年の恐い連中が来て、
「ユウトさん、弁当いいっすね。何でこいついんの?」
と僕の事を言う
「こいつ言うな。俺のツレだからお前ら失礼こいたらヤッちゃうよ」
と言ってくれた。けれども、ユウトが「ションベン、ちょい待っててな」と居なく成ると絡まれて「ユウトさんがついてるって思って調子こいてるとやっちゃいますからね態度気をつけてくださいねせーんぱーい」と脅される。勝てそうに無いから何も言い返せなかった。ユウト戻ってきて
「研二ソロソロ俺ら食後の一服だから巻き込まれるとあれだから教室戻って美味しかったよごちそうさん」
と言われ戻る。

他の友達達から何、金返せって言ったから何かされてんのか?とか色々心配してくれてるとこにユウトが戻ってきてたまたま聞いてたらしく
「あのな、研二と俺は小学校の頃からのダチなの、脅したりしてないからいい加減な事いうなよー」
と一言。先生にもこっそりとお前イジメられてないか?と確認されるので小学校からの付き合いという話を軽くすると、「それなら良いが何かあったら直ぐに言え」と意外と皆気にしてくれるんだなと。それにユウトの悪評って凄いんだなというのも改めて分かる。

放課後ユウトを連れて帰らないとと探しても見つからないので屋上に恐る恐る登ってみるとユウトは居なかった。3年のめちゃくちゃ恐い人が5人いて。慌てて逃げようとすると「待て、待て」と止められる。「ユウト探してんのか?」、「ハイ」と怯えながら答えると「何怯えてんだ」と笑われる。「スミマセン」と答えると「ユウトから昨日の所に居るって伝言」、「あ、ハイ、ありがとうございます。先輩に伝言させるなんてスミマセンでした」、「あ、いや、ユウトからお前いじめたら困るって言われてるからな、何だお前ら付き会ってるのか」とからかわれる。「いや、違います」、「ほんとか?ユウトはほんと何かあったら許さんとか脅されてんだけど、お前を人質にしたらユウト何でも言うこと聞きそうだな」、「いや、そういう事は無いと思います」、「それ面白いな。ユウトに助けてってメールしてみろよ何分で来るか賭けようぜ」と悪乗りする先輩たち。抵抗したけど携帯とりあげられ、「人質は大切にしないといけないな、ココ座ってろと椅子に座らされる」。勝手にメールを送ったらしかった。

30分位して屋上に出るところのドアがバンと開いてユウトが現れた。椅子に座ってる僕を見て何かされたと思ったらしく、先輩達が何か言う前に近くにあったパイプみたいなもの持って先輩たちに襲いかかるユウト。先輩たちも逃げるのに必死で「待て、話聞け」というけど追い掛け回し一人の先輩を追い詰め殴りそうになったので走って行って「ユウト違う違うから、からかわれてるだけだから」と何とかギリギリ止められた。

それでもユウトの気迫が凄くてパイプを捨てないので、先輩が必死で事情を説明してカラカってみただけだと言うとようやくパイプを置く。「スミマセン、今日は目の前から消えて。今血登ってるんで怪我させたらいけないんでスミマセン」と先輩に言うユウト。先輩達が「わかった、わかったから。明日から普通にしろよ。明日も怒ってたらお前と全面的にやるしかなくなるから」と言うとユウトが「あ?だったら今やるか、来いよ」と挑発するので、「ユウト駄目だってユウト、遊びで怒ったら駄目だって」となだめる。「先輩すみません、ちゃんと言い聞かせますので今日は許してください」と言うと、渋々先輩達は居なくなった。

「ほんとに何もされてないんだろうな?」
「されてないって、冗談でメールしたら何分で来るか賭けだったんだって」
「笑えない冗談だな。オジさんにお前の事守ってって言われてっから責任ある」
と何とかなだめて一緒に帰ることに。
「明日から先輩とうまく出来る?」
と聞くと、
「俺の方が強い」
「そうは言っても、5対1とかだとまずいって」
「2対5だろ」
「僕は戦力外だよ」
「頼りないな」
と笑うユウト。
「分かった分かった。電話する」
と言ってさっきの4人に別々に電話して謝ってんだかどうだか分からない会話。どうやらユウトの方が本当に上の立場っぽかった。
「もしかして、先輩より上?」
「だから言ってるだろ皆俺に負けてる奴らだよ」
「え?3年なのに?」
とか話しながら帰る。先生とか色んな人にいじめらられててんじゃないかとか言われた話とか笑いながら話すと「やっぱり見た目で判断すんだな皆」とちょっと寂しそうなユウト。

帰宅して真っ先に母さんに弁当の感想とお礼を言うユウト。
「感想言ってくれるなんて初めて、研二なんてまずいとかそいう事しか言わないのよ」
とか母さんも嬉しそうだった。今日も僕の服を貸してやると
「そうだ研二弱すぎだからちょっと鍛えようか」
「えー。無理」
「無理は無い!」
「恐いよその顔で言うと」
「顔は子供の頃から変わってないだろ」
「子供の頃から恐いんだって」
「ひでーな」
と無理やり庭に連れて行かれて、殴りかた蹴り方を習う。「蹴ってみろ」とユウトが言うので蹴ると笑われる。「それマジ蹴り?、女子か?」と笑われるのでムカっとして思いっきり蹴るけど「思いっきりでこれか」ともう一度色々指導される。そして思いっきりユウトの太もも辺りを狙って蹴るとずれてオシリの方に入った上に相当いい蹴りだったらしくユウトがギャッと声だして倒れ混んで痛がってた。暫く復活しないので眺めてると
「研二、介抱するとかしろよ」
「あ、ユウト慣れてるから自分で復活するかと思って」
「痛いものは痛いよ。慣れてるって言っても」
「そうなんだ」
「そうだよ。俺ロボットとかなじゃないから」
お尻をさすってやる。
「てかこれだけ蹴れたら合格だな。コツが分かったろ。次はパンチ」
と殴り方を習う。顔はまずいとお腹を。これも慣れてないのでこっちの腕のほうが痛い。またコツを聞いて思いっきり殴るとまたウギャっと言ってうずくまって動かなくなるユウト。覗くと涙出てる。
「あ、マジで痛がってる?。ゴメン加減が分からなくて」
と言ってると父さんが早い帰宅。「何どうした?」と説明すると
「だから喧嘩したことないやつは駄目なんだ。加減が分からないから」
とユウトを抱え上げてリビングのソファーまで運んでいく。
「ユウト大丈夫か?」
とユウト君じゃなくてユウトと呼ぶ父さん。水のませたりして何とか話せるようになったユウト。
「ユウトごめん、力が分からなかった」
「いいよ。俺が全力で来いって言ったんだから。てか、それだけ打てるようになったらお前負けないぞ」
「いや、無理だって恐いもん」
と話してると父さんが
「ユウト、研二に痛さ教えてやって痛さも知らないと駄目だ」
と父さんに無理やり立たされる。覚悟を決めるとユウトのパンチが来て相当痛かった。
「これでもお前の半分以下だけどな」
とユウト。父さんがユウトに話があるとリビングに呼び2人で話してた。僕も呼ばれたので行くと
「しばらくユウトは家で預かるから。家出少年を放置するわけに行かないからいいな研二。まあ一生ってことは無いからとりあえず1ヶ月」
「いいよ。全然問題ない」
「ごめんな、迷惑かけて」
ということでユウトは暫く家に居ることに成った。父さんがユウトの親に会いに行ってユウトと親の喧嘩を聞いて連れ戻しても直ぐに出ていくだろうという事で暫くユウトを預かる事になったそうだ。父さんもグレてたのでユウトの気持ちが分かると言うことで放っておけないと言うことだった。僕は嬉しかった。
「その代わりユウトも研二と同じように、いやもっと厳しくするからな。悪さしたらぶん殴るからな」
「あ、いや、気をつけます」
とユウトが珍しく弱気な感じで笑ってると
「何笑ってんだよ。人事だと思って」
「人事だもん」
「もう助けてやらね」
「うそ、助けてよあの先輩とかに絡まれたら困るって」
「なんだ、研二、やられてんのか?」
と父さんに聞かれ今日の事を話す。
「ハハハ、鉄パイプはダメだな。素手にしろ素手」
「そういう問題じゃないでしょ」
と母さんが割り込んでくる
「研二がドン臭いから人質に成ってユウト君に迷惑掛けたんでしょ。しかりなさい」
と母さんもどこかピントがずれてた。
その日からユウトが家で暮らし始めた。たまに学校で誰か殴って連絡入ると父さんにぶん殴られて正座させられるユウト。
「だって、生意気な奴だったんで」
と言い訳すると
「ハイ、言い訳した、正座延長」
と延長させられる。父さんも何だかんだ言いながらユウトが可愛いらしかった。

ユウトと一緒に居ると絡まれる事が多くて僕は最初は殴られたりすることが多かった。その度にユウトが助けに来てくれるけど、そのせいでユウトも余計な傷を負う事が多かった。それで思い切って反撃するするようになって徐々に僕もたくましくなってった。

ユウトとの生活で困ったのはオナニーしてると突然ユウトが狙ってたように部屋に来て、「どうぞ続けて」
と笑って見てる
「見てたら出来ない」
「気にするな、一緒にするか?」
とか言ってくるので萎えてしまう。
「住ませてもらってるお礼に俺がしごいてやろうか?」
と言うユウト。
「じゃあお願い」
と冗談で言うと
「え、マジで、ヤだな」
と言いながらシコシコしてくれてびっくりしたけど気持よくて身を任せた。お互いの裸は毎日一緒に風呂入るので見飽きる位見てた。
「フェラチオは出来ないよ」
「誰もそれはお願いしてないよ」
「研二のなら咥えれそうだけど、お前調子にのって毎日してくれって言われると困るしな」
「確かに気持ちよかったら言っちゃうかも」
と今考えると爽やかな感じで色々エロいこともしてた。

一ヶ月後にユウトは実家に戻ったけどまた喧嘩したようで気がつくと家出してどっか泊まり歩いてると友達から聞いて父さんに報告すると夜だったけど探しに行こうと2人でゲーセンとか探しに出た。携帯かけても出ないので。

ゲーセンで見つけると父さんの顔見て逃げるユウト。直ぐに捕まりぶん殴られ引きずられて車に乗せられる。警察来たけど家の子ですと言うとやり過ぎないようにと注意だけされた。家の父さんはこういう時ほんと恐いのでユウトも反省した様子で面白くて笑ってると下のほうでこっそりスネを蹴ってきて
「痛い痛い、父さんユウトが蹴る」
「あ、いや違いますたまたま当たったたです」
「ユウト!帰ったらお前説教だからな!」
とショボンとするユウト。
家にいれて延々と説教されるユウト。父さんが怒ってるのは家出して家に来なかったことを怒ってた。何かあったら家出せずに家に来なさいとユウトが実家に帰る時に言っておいたのでそれを守らなかったのが父さんの逆鱗に触れたようだった。二人っきりでかなり絞られてヘトヘトに成って僕の部屋にユウトが来た。
「恐いよオジさん」
「怒らせるからだよ」
「研二がチクったからだろ」
「だってまた家出してるって聞いたから」
「まあそうだけど、怖すぎる」
と僕のベットに寝っ転がる。
「風呂入ろ風呂」
と2人で入って前みたいに仲良く話す。
「ユウト居ないから家に居ても寂しいんだけど」
「嬉しいこと言うね研二は。ここの子に成りたいな。家帰っても誰も居ないか居ても喧嘩するだけだからな、金出すから一人で暮らせって言われたよ親に」
「だったら、下宿って言うの?あれすれば家に」
「何それ」
「他所の家に住まわせてもらうやつ」
「前と変わんないじゃん」
「いや、家賃みたいなの払って商売みたいな感じ」
「研二の家そんな商売してんの?」
「してないけど、そうすれば、居候とか言って下に成らなくてもいいんじゃないの?」
「それ良いけど研二の家がそれでいいのか。おばさんの負担かかるし」
「聞いてみるよ」
「よし、今日は特別サービスしごいてやる」
「駄目駄目、風呂でそんな事したら半殺しにされるよ父さんに」
「あ、そうだったなオシッコどころかウンコ漏らすな恐くて」
とか話して風呂から出る。研二に部屋に上がらせて父さんと母さんにユウトが一人で暮らせと言われてるという話をする。父さんが激怒するので、下宿の話をしてみる。
「お金要らないから家で暮らさせる」
と父さんと母さん
「それだとユウトが肩身が狭いんだって。家賃出してたら何か気持ちが楽になるって」
「そうなのか?肩身が狭いのかこんなにお前と兄弟みたいに仲良くしてるのにか?」
「そうみたいだよ」
「まあ確かにそれはあるのかもしれないわね。何時も遠慮してるからね」
という話、父さんが直ぐにユウトの親に電話して一人暮らしさせるなら家で引き受けますという話をするとユウトの親も家賃や食費を払わさせて下さいという話になったそうだ。そんな事で、ユウトと僕は遠慮なく一緒に過ごせるようになった。

ユウトと一緒に居て僕自身色々強くなった。前に脅してきた不良の後輩に絡まれても反撃出来るようになって、ユウトじゃない友達を守ってやることもできるようになった。ユウトもクラスで話すようになってきて、クラスの中で誰かに絡まれたとかいう話を聞くと、研二行くぞと連れられて2人でそいつの所に乗り込んでいくような感じになった。
父さんも母さんもその事には全く何も言わなくて、弱い者いじめだけはするなよ、将来に響くような怪我だけはするな、させるなという何か普通と違う教えだった。僕だけだった時は僕が挑んでも負けるの分かってたから逃げろって教えだったんだけど。

ユウトとユウトの親は離れて暮らすようになってからちょうどいい関係になって喧嘩はしなくなった。たまに親に会うから付いてきてと言われ一緒に会いに行くとユウトの両親にとても良くしてもらってユウトとお揃いでiPod買ってもらったり、ユウト用の家具を買って送ってくれるついでに僕の家具とかも一緒に買ってくれたりと良い感じになった。

ユウトに恋心は抱かないけどユウトに彼女候補が出来ると少し嫌な感じがしたり、逆もそうで僕が女の子と出かけてるとわざと電話してきたりして邪魔をする。偶然現れてみたりとお互い子供じみた嫌がらせをしてた。でも、ユウトと付き合いたいとかいう感覚でもなく不思議な気持ちで分からずにいた。
「おし、今日はサービスだフェラチオしてやる」
「要らない、止めてそういうの」
「何だよ、冷たいな。女できたら俺追い出すんだろ」
「何だよその展開。恐いな鍵かけて寝よう。襲われる」
「今襲ってやるよ」
とじゃれ合ってると母さんにウルサイ!、ドタバタするな!と怒られる。
「ユウトは僕が付き合うと怒るの?」
「怒りはしないけど何か、何ていうのか、寂しい感じ」
「別にユウトは大切な兄弟みたいな感じだから張り合っても意味ない」
「兄弟か、そうか、俺がお兄ちゃんだな。お兄ちゃんと呼べ」
「嫌だね。俺がお兄ちゃん」
「そんな弱いのにか?」
「お、言ったな最近自信ついたからユウトKOしてやる」
と挑むとアッサリと腹に一発貰って参ったする。
「自分で挑んできて負けるなよ、しかも参ったって情けないな、お前が弟決定」
とユウトに言われる。悔しいけど敵わない。
「ユウトキスしようか」
「え?何?どして?」
とアタフタしてる間にお腹にボッコンと蹴りを入れ完全勝利。
「僕がお兄ちゃんで良いね」
返事がない。
「答えろよー」
といじってると、いきなり殴られる顔を。
「顔はダメだろ」
「ウルセー」
と2人で初めての取っ組み合いの喧嘩になる。僕も殴り返しでも殴られた回数の方が多いかな。止めにきた母さんの制止も聞かず喧嘩してると部屋にあった小さなテーブルが僕とユウトが組んでるとこに飛んできて2人とも下敷きになりびっくりして止める。
母さんが怒って投げつけたらしい。
「外でてやれ!」
と初めて見る母さんのブチ切れ姿に唖然として二人して固まってしまう。二人共母さんに激しいビンタを浴びてしまう。相当痛かった。

父さんが帰ってきて母さんからの報告で上に父さんが上がってくる。二人してまた殴られる。僕は殆ど父さんに殴られたこと無かったので相当痛くて涙が出た。ユウトも見ると泣いてた。家の親2人に殴られて反省して泣いたらしい。
「高校生にもなって親に怒られて無く奴が居る?、根性ないなお前ら」
と父さんに言われ、今度は悔し泣き。
しばらく謝って許してもらった。母さんに
「母さんって元ヤン?」
「お前母さんの過去を聞くな、恐くて逆らえなく成るぞ」
「余計な事は言わないの」
とどうやら母さんも元ヤン。父さんも。僕にはそういう姿を見せずにいたのに、ユウトが来てから父さんも母さんも見せるようになってしまった。
夜になってユウトの部屋に行き
「ゴメン。お休み」
「待てよ、ちゃんと仲直りしないと俺出ていくから」
「したよ。今から普通通り」
「そっか。分かった。よかった」
「キスの続きは?」
「しないって。あれ冗談」
「仲直りのキスしないとまた大変だよ」
「脅さないで」
と言った後で押し倒されてキスされる。
「何のキス?」
「仲直りのキスって言ってるだろ」
「男同士なのに?」
「いいだろ、細かいこと言うな」
「いや大きいことだけど」
「ウルサイな犯すぞ」
「それはヤダ」
「まあいいけど、何時もキスとかはやだよ」
「分かってるって、今日はそういう気分だっただけだよ。重く考えるな」
一回キスしてしまったら吹っ切れてたまにチュっとするしされるしという感じになった。ユウトはたまに僕のチンコをしごいてくるし、何か変な関係だった。

ある日、ユウトが3年10人以上にヤラれてると一年のユウトと仲いい奴が教えてくれて、屋上に行くと上はキテるけど下はズボン足まで降ろされた状態でで囲まれてボコられてた。普段負ける事無いユウトだったけどネクタイで結ばれてて、ズボンが足にまとわりついて蹴りも出来ず、卑怯なやられ方してた。前にユウトが振り回した鉄パイプ見たいなのを見つけてそれ持って向かっていく。自分にそんな勇気あると知らなかったけど、激怒してパイプ振り回して驚いて3年が怯んだ時に3,4人ぶん殴ってユウトが見えたのでユウトに近づいてほどいてやると、ユウトもブチ切れてて2対10での大乱闘になったけど、こっちのキレ具合に1人逃げ2人逃げ、気がつくと皆逃げてた。

ユウトに聞くと椅子に座ってたら後ろから前倒しに倒されてネクタイで手結ばれてハンディがあったのでヤラれてたと言う。色々体を触ってみるとあちこちかなりやられてる感じで病院に連れて行くと酷い打撲が沢山。ユウトの親と家の母さんが来て骨は折れてないから家に帰ることに。帰る途中で母さんが
「お父さんには軽めに言いなさいよ、お父さん子供がやられたって聞くとキレるかもしれないから」
「スミマセン」
とユウトが謝る。父さんが帰ってきて
「さすがのユウトも10対1じゃ勝てないか」
「いや、普通なら負けないけど、手縛らちゃったんで」
「何?」
と父さんの顔色が変わった。母さんが目で合図するのでユウトが
「あ、いや途中で研二が鉄パイプ持って乱入してきてくれて、やり返してくれたのでおあいこ。大丈夫、治ったら一人一人きっちり〆るんで」
「そうか、研二でも役になったんだな」
「おじさん、研二半端無く強くなってたよ。研二こなかったらやばかったけど、研二一人でも10人相手できそうだった」
「ムリムリ、救出目的だけだから。そうじゃなかったら逃げるよ10人相手だと」
「まあ、逃げるのも必要だからな。形勢悪い時は逃げろよ」
と父さん。何の指導よと母さんに突っ込まれてた。

部屋に帰りユウトの着替え手伝いながらかなり痛そうなので
「悔しいな、何でやられたのユウトらしくないな」
「だから不意打ちだって」
「不意打ちだから仕方ないだろ。たまには俺も負けるって」
「情けない」
「お前が言うな」
とここまでは元気だったけど全身ボッコボコにされてたユウトで熱もでて痛みで唸ってた。ものすごく腹たった。
翌朝、ユウトは学校いけないと言うので一人で登校した。朝、ユウトを見ると前日よりつらそうだったので益々腹たってた。学校ではユウトが〆られたという違う情報が出回ってた。3年が逃げていったくせにユウトが居ないのをいい事に言いふらしてた。
一年の前に僕を脅した奴らでユウトと仲いい奴らがユウトの様子を聞きに来たついでに3年がユウトのズボンずらした画像見せて調子に乗ってると聞いて完全にブチ切れてしまった。屋上に行くと1年の奴らも付いてきた。

「どいつが画像見せて歩いてんの?」
と聞くと
「あの椅子に乗ってる奴です」
「分かった。案内ありがとう」
「文句言うなら付いてますから」
「文句じゃすまさねーよ」
と走ってって飛び蹴り食らわす。毎日ユウトに鍛えられてたので予想外に動けた。
「お、お前何してんだ」
と他の奴が驚く。
「ウルセーよ、昨日も逃げたくせに何嘘ついてんだよ!」
とそのままボコボコにする。一年も他の奴らをやってくれた。
昨日と一緒で10人以上居たのに逃げ出して、リーダーとその次位の2人しか残らなかった。
「脱がして撮りましょうか?」
と一年の奴らがいつの間にか敬語に成ってた。
「そうだなユウトのカタキだな。でも昨日も皆逃げてったんだけどな。ユウト負けてないし、だよな先輩!」
「そうだよ。俺らが逃げた。これでいいか」
「これでいいじゃなくて事実だろ。また殴りますよ」
「分かったって、俺らが負けました昨日も今日も」
「って事だから話回してユウトの噂消しといて」
「分かりました。で、脱がしますか?」
「そうだね、やちゃって」
「止めろってお前、一年だろ!」と暴れる3年の先輩。
「俺らユウトさん派なんでスミマセンね弱い先輩」
と3年を脱がす。多数で押さえられてるのであっさり脱がされる2人の先輩。

「あ、全部脱がしたんだ。ユウトはズボン下げられただけだけどな、ま、いっか、ユウトにも送ってやろ」
と携帯で撮影すると凄い屈辱的な顔でこっちを見る3年。
一年が
「オナニーさせますか?研二さん?」
「今日はこれくらいで良いんじゃない。また嘘言いふらしたら今度はやってもらいますよ、包茎の先輩。」
「分かりました。何もしないから画像ばらまかないでください」
「今後の態度次第ね。あ、皆勝手にばらまかないでね。」
「はーい。」と1年。
服を返してやると泣きそうな顔で服を着て帰ってった。
ユウトから電話がかかってきた
「お前無茶するなよ。怪我されたられたらどうすんだよ」
「ユウトの可愛い後輩さん達が手伝ってくれたから大丈夫だよ」
「え、マジで?電話変わって」
と言うので、変わってやる。ユウトは後輩可愛がってたけどこういう場合に味方になってくれるとは思ってなかったのでうれしいらしい。電話変わると
「研二強いって皆言ってるよ」
「まあとりあえず帰ってからな、何か生徒指導が来た」
とそのまま職員室に連れて行かれ怒られ親を呼ばれる。両親は事情わかってたけど平謝りで何とかしのいでくれた。
「研二が喧嘩するようになったか」
と父さん
「喧嘩っていうか、ユウトが」
「分かった分かった。ユウトの為だな。一応学校側には悪いと言っておかないと収まり付かないからあまた下げておくけど、よくやった」
と父さんも母さんも感覚がユウト寄りに益々なってきた。
「でも、内申悪くなるよ、推薦取れないかも」
「もう今日の事でダメだから推薦は諦めて一般だけに絞れ」
「簡単に言うねぇ、せっかくまじめに生きてきたのに」
「アホ、お前がやらかしたことだろ」
「そうだった。ゴメン」
家に帰る。ユウトに
「ユウト元気?」
「元気な訳がない痛いよ。ボコられたのほんと久々なんで。てか脱がすって」
「一年が怒っててあいつらが」
「そうか、俺も一応慕われてんだな」
「そうみたい。意外だった」
「俺が言うならいいけどお前が言うな、でも研二強くなったな」
「愛の力」
「え?」
「兄弟愛」
「なんだ、びっくりした、体痛いんだから止めろよ驚かすの。何かお前急に落ち着いた感じに見えるな。」
「そう?変わらないよ」
と言ってはみたけど自分の中でも色々な事が変わり始めてた。
翌日もユウトは病院に連れてくと母さんが言うので休むことに。
一年が来て
「研二さん、ユウトさんまだ来れないんですか?」
「うーん。本人は来たいみたいだけど一応今日病院に行ってる」
「かなりやられてんですね、腹立つなアイツら」
「まあこっちも昨日やり返したから」
「けど、何日も休む位じゃないでしょ」
「そうだな。まあでも本人がきっとやり返すから居ない間に変な状況になるのだけは抑えたいんで何か噂きいたら教えて」
「分かりました。研二さん昼、屋上来て下さい」
「何?それって喧嘩売ってるの?」
「違います違います、屋上3年が奪うかもしれないんで」
「あ、分かったそういう事なんだ。そういうの詳しくないから分かった行く」
と何だかユウトが居ない間はユウトの代わりをしないといけなくなった。
前からの友達たちが違う反応してくるので
「僕は変わらないから前と同じに接してよ」
といってみたけど距離を置かれるようになった。僅か1,2日でガラリと周りの人間が入れ替わってしまった。同学年の他のクラスのユウトとも仲いい恐い奴らにも話しかけられるし何だかなという感じに。
昼に屋上に行くと一年が先に来てて
「お疲れ様でーす」
と挨拶される。そんな事はいままで無かったから困る。
とりあえず皆の名前を聞いて覚える。名前覚えるのは得意なので。
僕の知らないユウトの武勇伝を教えてもらったりして楽しく話してる内に授業に遅れてしまう。そういうのも初めてだった。その教科の教師から
「ツルむ相手を選べよ。なんだ急にそんなチャラチャラして」
と言われる
「何ですかそれ」「まあいいですよ、そんな言い方されるのは心外」
と言い返すと教室を出てしまった。何がどうなってしまったんだと自分でもわからなくなったけど、ユウトも最初はこんな感じだったらしい。

行くところ無いから屋上に行ってみる。なるほどこうやって居場所が無くなってこういうところに来るように成るんだなと分かった。ユウトにメールその気持ちをメールするとまだ今なら戻れるから教室戻れよとメールが来た。素直に戻ってみた。先生に
「すみませんでした」
「あ、いやちょっと言い過ぎたかもな」
と言ってくれたのでそのまま授業をまじめに受けた。
家に戻るとユウトが
「明日から俺出るから。悪かったなお前俺の代わりしてたんだろ」
「弟だから、兄ちゃんの代わり」
「また喧嘩になるからその話題はダメ」
「今ならユウトに余裕で勝てるな」
「またそうやって挑発する」
「うそうそ、ユウトと戦ってもなんの得もない」
「そうだな。ここの間で争っても辛いだけだし」
自然と寝てるゆうとの額にチュッとしてしまう。
「いいね。その優しい感じ」
「いいでしょ。今の自分でもうっとり」
「ナヨナヨすんなよ」
「してない!」
と話してると父さんが帰ってきてユウトの見舞い。
「ユウトどうだ?」
「大丈夫、明日から学校行く」
「そうか。ボディーガードに頼りないけど研二つけとくから絡んできたら研二、刺し違えてでもやってしまえ」
「それ親の言うことじゃないでしょ」
「家の子供が負けてボコボコにされるのはもう勘弁だからな。負けるなよもう」
と何だかほんとに父さんが変わってしまって笑ってしまう。
ユウトの事も自分の子みたいに思ってるらしかった。
ユウトがたまにその話すると泣いたりしてた。ほんとの親子だったらいいのにと。
父さんに一人呼ばれる
「学校から電話あってユウトのせいで研二が喧嘩したり授業サボったり付き合う人間変わってるって言われたがどうなんだ」
と言われるので正直にほぼ全部話す。暫く考える父さん
「お前に任せるけど、よく考えて将来大学行きたいならまじめに授業受ける。そうでないならそうで無くてもいい。ユウトのせいにだけはするなよ父さんそういうのは大嫌いだからな。自分で決めて自分で責任取れ。大学行かないなら行かないで何するか決めて知らせろそれから話しあおう」
「大学は行きたいけど、媚び売ってまで授業は受けない。納得行かない事言われてまで受けたくない。言い返す。それで見捨てられるならそんな学校は信用しない」
「あのな、社会に出ても納得いかないことは幾らでもある。中途半端なそいう信念は持つな。授業受ける、受けないの二択だ。誰がどんな態度とったかは関係ない。」
「うーん。そうだね。そうか。うん、父さんいいこと言うね」
「ばかにするな。と言いつつ父さんも授業サボってたんだけどな」
と初めて真面目に親と語り合ったのかもしれない。ユウトのお陰。

翌日からユウトと一緒に登校した。登校中に一年が見つけて寄ってくる。一年の中でもユウトLove度が一番高いのが正広って奴でユウトにまとわりつく。
「研二さんがガッツリやってますから3年静かです」
「そうか俺が鍛えただけあって研二なかなかやるだろ」
「鍛えた?、まあ、ボコボコにされたりね」
「してねーだろ。俺も相当あれはダメージあった」
「10発食らって3発返せたかどうかだからボロ負けだろ」
とか言い合いしてると正広が
「何だか研二さん雰囲気代わりましたね。ユウトさんっぽい」
「ほんと?明日髪きりいこっと。ゆうと見みたいに短くしよっと」
「研二マジで言ってるの?その頭汚いから寝てる間に切ってやろうかと思ってたよ」
「汚いって酷いな。まあ真面目すぎるか」
と話してると正広が
「俺の存在忘れて2人仲よ過ぎです。俺もユウトさんヘアーにしよっかな」
「マサはまだ許可しない。俺と同じ髪型って生意気。駄目だ」
「えー。ユウトさんにこんなに尽くしてるのに」
「いいなユウトは後輩に愛されてて」
「研二さん人気急上昇中っすよ。2日とも大暴れ見た奴とか凄い語ってますよ」
「そうなんだ。本人あまり覚えてないけど」
「いやかなり凄かったです。俺は二日目の時しかみてないですけど」
「研二の武勇伝後で詳しく教えてな。マサ」
とか話しながら行く。昼はユウトと一緒に屋上に
「ユウト兄ちゃんの為に屋上はキープしておきましたので」
「兄ちゃんって言うな学校で」
と仲良く行くと
「復帰おめでとうございまーす」
とユウト派の奴らが集まってた。二年も。
「ごめんな心配掛けて」
とユウト嬉しそうだった。以前より学校でもユウトと居る時間が長くなった。
ユウトが僕に付き合って授業サボらないで出るように成ったというのもあった。
週末はユウトに付いてきてもらってユウトまでは短くする勇気なかったけどかなりの短髪にしてみた。ユウトは金髪キープ大変って黒くしておしゃれボウズに。逆に僕が金髪に近い茶髪にしてみた。ユウトは止めとけと最後まで止めたけど。仕上がるとユウトが
「うわ、研二いけてる。相当いいな」
「そう?初めてだから恥ずかしいな」
と頭を触りながら照れる。
「いいな。カッコいぞマジで」
「ほんと?ユウトよりモテるかな?」
「モテるモテるって俺が元々モテてないけど」
「比べる相手が低すぎた」
「あー。調子に乗るな」
とかワーキャー言って歩いてると学校の知り合いに会うと二度見される。
「俺のせいで研二が不良になったってみんな思ってんだろうな」
「気にするな自分の選択だ」
「って世間は思わないの。付き合う相手が悪いからそうなるって言われるの」
「言わしとけ」
「ほんと研二変わっちゃったな責任感じてる」
「責任とって結婚して」
「バカ言うな。俺は子供が欲しい。研二の親みたいな親に成りたい」
「出たユウトの家の親Love」
「お前追い出して俺が息子になりたいよ」
「だーめ。俺の親と言っても、ユウトも子供みたいに思ってるよ間違いない。じゃないとあんな酷い扱いしないから」
「ま、確かによく殴られるし、引きずり回されるし、ほんと恐いよ、一番怖かったのはおばちゃんのテーブル投げだけどな」
「あれは確かに恐かったし痛かった」
「あ、あれ何?」
とそっち向かせてこっちに向いた瞬間ユウトにキスしてみる。
「何だよ急に」
「茶髪記念キス」
「なんだその記念」
「ユウトは家の子だから一生仲良くしような」
「何だよ急に驚くだろ。でもありがと」

家に帰ると母さんが
「ユウトまた金髪。。。え?研二?」母さんもこのごろはユウトって呼び捨ててた。
「俺は止めたよ、研二が自分で」
「自分で決めた一回やってみたかったから」
「うわー。お父さんの高校の頃そっくり」
「そうなんだ。高校から知ってんだ?」
「そうよ。ほんとにそっくりだわ。びっくりした」
「似合う?」
「違和感はあるけど良いわよ。学校の先生には不評でしょうけど」
「研二かっこいいってマジで」
「そんなおだてても駄目だよ」
「おだてても得ないって」
「恥ずかしい見るな見るな」
と部屋に逃げる。夜父さんが帰って後ろ姿だけ見て母さんと同じように
「ユウト、また金髪にしたんだな維持大変って言ってたろ」
と言いながらユウトの前を通りかかる。
「あれ?ユウト?誰あれ?、研二か?」
「どう?父さんの若い頃似てる?」
「うわー。似てる似てる高校のアルバムにこんな顔合った合った」
と喜んでんだか何だか分からないテンション。
楽しんでる父さん。ユウトの頭を父さんが撫でながら
「ユウト位の長さが触り心地はいいな、父さんは研二くらいの長さだったな昔。ユウトの頭見たいな坊主系は流行ってなかったからな」
とユウトの頭をグリグリしながら
「気持ちいなこの頭、母さんコレ触って見ろ」
「ホントだね。研二は坊主は小さころしかないから新鮮な触り心地」
と2人揃ってユウトの頭で遊ぶ。ユウトは嬉しそうにされるがままに成ってた。
「ユウトが黒髪で研二が金髪っぽい茶髪か、逆のイメージだなでもたまにはいいんじゃないか。研二もはじけちゃって」

夜はユウトの頭を僕も撫で回しながら「
ほんと気持ちいよなユウトは髪の毛が多くて密集してるから触り心地最高」
と撫で回すと
「あまりなでるな。チンチン立つ」
「変態」
「しょうがないだろ頭ってなでられると凄い響く」
「研二は大化けだな、これほんと傑作。前のナヨって見える髪は最悪だった」
「うるさいな。いいだろあの頭も」
とお互いの頭撫でながらお互いにいいないいなと言いあいながらユウトのベットで一緒に寝ちゃった。寝る時はいつもは別々の部屋で寝るって習慣だったんだけどこの日は一緒に。

夜中に起きるとユウトの顔が目の前にある。びっくりしつつじっくり顔みて寝顔にキスしてみる。キスが普通というか、相手に触る位の軽い感覚だった。
週が開けこの髪での初登校。やっぱり二度見して来る奴らが多くてユウトなら何見てんだよと凄むのだろうけど僕はそこまでは出来なかった。
正広が待ちぶせしてたようで走ってくる。
「あれ、ユウトさんまだ金髪?若干落ち着かせたんですね」
「マサ、良く見ろ」
「え?、ウソ、研二さん?、すげ全く変わってる。いいっすよ研二さん、体格が2人似てるから分かんないですね遠くだからだと。」
「俺はどうなんだマサ?」
「何か真面目ですね。反省して坊主になった人ですか?」
「何だよ、お前、研二に乗り換えか?」
「研二さんに今の内に付いてたら良くしてもらえそうですね、今の内に研二さん派に行こうかな」
「マサお前、破門決定。研二は俺派だから、研二の下にも入れない、マサ、バイバイ、どっか行け」
「マサ、ユウトと俺(って言い始めた)はコンビだから残念だな。マサ今までお疲れさん」
「ちょっと待って下さいよ。破門取り消しお願いします」
何かそういう派閥があったりすんだなと初めて知る。全然知らない世界。
他の学校は知らないけどうちの学校はそいう争い事は裏でやってて情報回さないって風潮で学校側も停学、退学出したくないから静かに争ってくれという感じで軽いことなら注意位で済んでた。

昼に成ってユウトが
「さてさて体も回復したし画像を取り返しに行くかな」
「ああ捕まえた2人の携帯はチェックして消したけど」
「残り8人か。全員集合させようかな、研二はどっか行っとけ次はたぶん謹慎だからしばらく他所に居ろ。後で呼ぶから」
「別にいいよ謹慎」
「駄目駄目、俺が学校で寂しくなるだろ」
「今の可愛かったからそうしてやる」
と教室で弁当食べてる間にユウトがこの前のお礼をしたようだった。翌日から金髪だった先輩は黒く丸刈りになって来てたのでユウトがよほど恐かったんだろう。ユウトはそういう場面に成るとこの頃は僕を遠ざけていた。研二は巻き込まないとか言って。

ユウトの困った癖は自宅で僕を裸にしたがる事。直ぐに脱がしに来るので逆らうのも面倒になってきてよく素っ裸にされてた。抵抗もしないのに脱がす。時々ユウトのチンコを確認して立ってないので安心する。触ると
「何だよ?」
「裸にしてチンコ立ってたら襲われる可能性高いから確認」
「立ってないだろ?」
「うん。だったら何で脱がすの?
「何か裸の方が落ち着く。何でかは分からないけど。」
とか、後はSEXの研究に僕を使う。
「こうやって触るの感じる?」とか色々実験してくる。色んなはめ方の実験台にされる、松葉崩しとか色んなカタチで腰を振るユウト。僕はテレビ見てるので勝手に好きなようにさせる。すごい体勢だとテレビ見れないから怒ってみるけど、ユウトの方が力関係では相変わらず上だったので逆らうと争いになるので、好きなようにさせるしかなかった。

茶髪の短髪にしてからモテるようになったし、後輩も慕ってくれるように成った。見た目だけでこうも変わるもんなんだなと。女の子と遊ぶ事も多くなってきた。ユウトの嫉妬と闘いながら付き合うように成った。

風呂は相変わらず一緒に入ってた。たまにユウトが僕のをしごいてくれるのも続いてた。学校では僕は見た目はユウト系だけど授業とかは真面目に出ていた。先生達は最初は変わってしまってとか色々言ってたけど勉強は真面目にして成績も落とさなかったのでその他の素行の悪化については軽い注意位で見逃してくれる。

逆にユウトは素行が少しずつ良くなってきて勉強も多少するようになってた。分からないからやらなかっただけで、教えてやるとやる気が出たようで好きな先生のはまじめに、嫌いな先生のは聞くだけは聞いてた。変わったなと担任も嬉しそうだったけど、裏での喧嘩とかはあまり減ってなかった。

ユウトと僕は一緒に寝るのが多くなってた。父さんが
「一回だけ聞くけどお前ら一緒に寝てるみたいだけどそいう行為とかしてないよな?」
「どういう行為?」
「ホラ、何て言うか」
「SEX?」
「ストレート過ぎだ、ユウト」
「SEXはしてない。キスはする」
「えっ」
「何て言うかキスって言っても深い意味ないっていうか、頭なでる位の感覚だよ。女とキスするのとは全く違ってて興奮もしないし何でもない感覚」
「ユウトもそうなのか?」
「そうだよ。愛しあうキスじゃないから安心して挨拶代わりみたいな」
「まあ良いが、人前とかでそいうのはどうかと思うぞ」
「人前ではしないし、女の子と付き合ってるのも知ってるでしょ?」
「そうだな。まあ、なんて言っていいか分からないが、兄弟のじゃれ合いみたいなもんだと思ってればいいのか?、それ以上の関係に成った時は一応相談して欲しい」
「分かった。あ、じゃあ言っちゃうけど」
「なんだ、なんだ?」と父さん焦る
「ユウトがね」
「研二!何言うんだ」とユウトが焦る
「ユウトがね、SEXの練習って俺の体つかって色んな体位実験する。逆らうと殴られるから、自由にさせてる。パンツ履いたままだけど」
「ユウト!アホか、研二になにさせてんだ」
「いや、身近にちょうどいい実験台があったんで、どんな触り方が感じるとかもついでに研二にやって感想きいたり…」
「ほかは無いか?」
「あ、うん」
「研二!」とユウト焦る
「ユウトは黙ってなさい!」と父さん
「オナニーしてるとユウトが来て代わりにシコシコしてくれる」
「はあ?お前らそこまでやってんのか、逆もあるのか?」
「逆はない。ユウトは触らせたがらない」
「研二ぶっちゃけ過ぎ」とユウト。
「オジさん、何て言うか、研二の事好きだけど、彼女みたいに好きとかそいうのじゃなくて、何て言うか溺愛する弟みたいっていうか。何か大切な家族っていうか。家族でチンコしごくのは変だけど、恋愛みたいなこととは全く違うよ」
「うん、そう。そんな感じ」
「父さんも分からんでは無いが。中学、高校と親友が居て彼女出来て放ったらかされると何か腹立って別れさせるように仕向けたり、デート行かさない用意したりとかしてた親友いたからな。まあそういう感情なんだろうなってのは分かったが、親としては複雑な心境だな。でも、分かった。全部さらけだしてくれたから安心した。あまり変態行為がエスカレートするようだと父さんも容認できないかもしれないけど今の話聞いてる位だったらいいかな。母さんは仲の良すぎる兄弟位の感情だと思うから周りが騒ぎ立てない方がいいって言ってたぞ。母さんの方がよく見抜いてるな」
「おじさん、俺実家に帰ります。何か迷惑掛けてるの俺なんで」
「馬鹿野郎何いってんだ。」
「いや」
「その言葉また言ったらぶん殴るからな、そいう風な事言うの父さん大嫌いだからな。ユウトは家の子。だからこうやって話を聞いてんだ。そうじゃなかったら研二にこっそり聞く。アホか。また同じようなこと言ったら許さないからな」と父さん激怒。本気でユウトを家の子にしたいと思い始めてたみたい。
ユウトが泣きじゃくる。
「泣くな男が」
「そうだ泣くな泣き虫ユウト」
「小学校の頃は研二が泣き虫だっただろ」とユウト。
暫く色々話して父さん、母さんが困るような関係には成らないから安心して欲しいと納得してもらった。大好きな兄弟って事で僕らの間でも納得した。

2年の夏前、家で暮らし始めて結構間もない頃だけどユウトの両親がまた離婚する事になった。元からダメだったのがユウトが家で生活するように成って両親の結びつきが益々無くなったとか、ユウトが若干自分が原因かもと、ユウトが学校で荒れていた。また離婚かよ、俺も籍抜いて親子じゃなくして欲しいとイライラしてた。

父さんと母さんがヒソヒソなにか話す事が多くなってきて時々2人で出かけてた。何してるのか聞いても今度話すとだけ。父さんが僕にメールをしてきてユウトに気付かれないように何時にココに来いというメール。行くと
「ユウトの両親の離婚の件しってるよな」
「知ってる、ユウト荒れてるから学校で」
「そうなのか?家では遠慮してんだな。可哀想に」
「でな、研二に相談。研二の意見で決める。ユウトを家の養子にようって母さんと話してる。でも一番は研二がどう思うかってこと。研二がいるのにユウトを家に入れるって事でお前が変な風に成ったらいけないしお前の考えを聞かせて欲しい。研二の気持ちを優先する。」
「大賛成。前から出来るならそうして欲しかった」
「ただな、お前ら好き合ってるみたいだから兄弟に成るってことを理解出来てるか?」
「だから、前も言ったでしょ」
「分かった、分かった、わざと今も言ってみたんだよ。あれから変わったかどうか知らないからかま掛けてみたんだよ」
「男同士だけに釜ですか?父さん笑える」
「真面目に聞きなさい!」
「でも、ユウトの親は養子に出すの納得するの?」
「そりゃ親だからな簡単には納得してくれなかったよ。だから何回も行って話してきた。どっちにしてもユウトは家で生活するから家の子として育てたいと話したらユウトの為になるならと納得してくれたよ。正直皆が複雑な心境だけどな。でも家はそいう方針だ。最後の最後はユウトがどっちを選ぶかってだけだな」
「早くそいう話をユウトにしてやってアイツまた荒れて無茶しちゃいけないから」
「分かった。ただ法的な事とお金の問題があってな色々」
「お金?」
「家が大金持ちだったら何も問題ないけど、2人とも大学出してとか考えるとユウトの下宿費も貰えなくなるから色々父さんも母さんも考えてたらユウトの親から大学出るまでのお金はユウトに渡すと言ってる。ただ、お金貰って家に養子って成ると複雑な心境だしな色々考えてるところなんだよ」
「分かった」

と急にそんな話になったが僕としては嬉しいという気持ちだった。ユウトとは本当の家族って思ってたけど法律的にも家族に成れるのは嬉しかった。父さんと母さんがユウトに話た。晩御飯の後から話し始めて朝方まで話してた。ユウトが泣きじゃくって僕の部屋に朝方来た。暫くして落ち着いたので
「何だよ弟」と僕が言うと
「何で俺が弟」
「だって誕生日が俺の方が前だから正式な兄弟に成ったら俺が兄」
「その件だけど、研二は本当にいいのか?俺が家族に割り込んでいいのか?」
「いいよ。割り込んでとか思わないし」
「一生の問題だぞ、分かってんのか?」
「よく考えたよ」
「ほんとにほんとだな?」
「うん。ユウトが大丈夫ならいいよ。ユウトの方が色々複雑だろ、本当の親と縁切れて親が増えて、苗字が変わって」
「親と思ってないからあいつらは。苗字は、、、正直変わるのは大変、ただ研二の方が学校で俺と同じになって色々言われるかもよ」
「言わせとけ」
「だな」と2人で笑う。
「逆にユウトこそほんとに良いのか?親が変わるって事は相当なことだと思うけど」
「うん良い。ここの家の子にほんとに成りたい」
「だったら、兄ちゃんって呼べよ」
「何だよ急に兄貴風吹かせて」
「法律的に兄貴なんで堂々と言える」
「それだけがネックだな。研二が兄ちゃんって。研二は弟イメージしかない」
「現実を受け入れな。弟よ」
「何か腹立つような嬉しいような」
「弟よ、兄ちゃんの言うことは絶対だよ」
「それ絶対無理」
「だったら破断だなこの話は」
「酷い兄ちゃんだな」
「も一回言って」
「兄ちゃん」
「チンコ立ちそう」
「アホ、しね」
「ウソウソ、兄ちゃんって言われる度立ってたらアホだろ」
「アホだよ研二は」
「よし、下に降りて話そうか」
と父さん、母さんとも話してユウトとは法的にも家族に成ることになった。
ユウトの元親からユウトに大学出るまで費用を渡されて法的に処理されて正式に養子になった。と言っても両親はそのお金には手を付けずどうしても足りない時だけにするとか言ってた。

「オジさん、おばさん、研二、これからよろしくお願いします」
「今日から父さん、母さんって呼びなさい。呼ばなかったら叩きます」と母さん。
「叩くって」と笑う。
「今日から兄ちゃんと呼びなさい」
「研二は研二だ!」と兄ちゃんとは呼ばないユウト。
「でも照れくさいな」とユウト。
「照れなくて良いから兄ちゃんって呼べ」
「いや、それは拒否。そうじゃなくて、父さん、母さんっていうのが照れくさい」
「呼んでみろよ」と言うと
「その内」
とほんとに照れくさそうだった。ユウトの扱いはずっと家族同然だったから生活自体は何も変わらなかった。学校でも苗字は変わったけど、皆ユウトって呼ぶし、後輩もユウトさんだったから苗字変わってもそんなに不便では無い様子。出欠確認の時に本人が気が付かないというのはあった。

ユウトがどんどん変わって来て、勉強教えてと毎日夜は勉強。大学行くと言い出して中学の勉強からやり直し。最初は僕が教えてたけど僕がギブアップしたので、親が家庭教師をユウトにつけた。研二もと言われたけど僕は独学派だったから断った。

家庭教師の先生がえらくカッコよくてユウトが懐いちゃって何か嫉妬。
先生帰ったあとでユウトに蹴り食らわすと、
「なんだよ?」
「先生に惚れてんだろ」
「バカ」
「バカ言うなお前より偉い」
「先生カッコイイよな賢いし研二と違って教え方上手いし」
「怒った。腹立つ」
「何で腹立つんだよ」
「分かんないけど何か嫌」
「ハイハイ、兄ちゃんの思ってるようなエロい気持ちは有りませんよ。そうだな、あ、尊敬とか憧れってやつだなきっとコレは」
「兄ちゃんっても一回言って」
「いわねーよバーカ」
と何だか嫉妬してしまった自分が居た。家庭教師の田口先生には何かと対抗心が出てきて
「先生、ユウトにコレと同じくらいの成績取らせてやって」と模試の結果を見せる。
「へぇー。研二君は賢いんだね。見た目ユウト君が大人しくて研二くんがそんな厳つい出で立ちだから真逆かと思ってたら、研二くんが勉強頑張ってたんだね。意外だね人は見た目で判断しちゃダメだね」と言われる。親に言うと

「そうなんだよな。父さんも思ってた。段々ユウトは真面目になって研二が派手にいかつくなってく。喧嘩も研二の方がもう強いんじゃないのか?ユウト勉強し過ぎで鈍ってるだろ」
「父さんそれは無い」とユウトが言う。やっと父さんと自然に言えるようになった。
「まあ、喧嘩はユウトが強いのは一生変わんないと思う」と言うと
「やけに今日は素直だな気持ちわる」とユウトが言う。

ほんとに逆転してしまって、ユウトは早めに帰って田口先生と勉強して僕は逆に後輩とかと遊んで帰るって感じでユウトが居た位置に僕が入れ替わって正広も僕にまとわりつく感じに変わってった。

父さんに
「研二、お前大丈夫か?、ユウトに成績抜かれたら坊主」
「負けるわけがない」
「父さんはユウトを応援しよう」
「何だよそれ」
「頑張ってる方の味方」
「頑張ってるってこっちも。夜勉強してるし」
「分かってるが遊びも捨てて勉強頑張ってるユウトが報われないといけないだろ」
「まあ、そうだねユウト頑張ってるからね。でも、無理なものは無理だね」
「坊主にする準備しとくかな。バリカンで父さんが刈ってやる」
「無駄遣いに成るから買わないほうがいいよ」
と対抗心を煽って、僕に勉強させたんだそうだ。大学合格した後でそう言われた。その当時は負けるかって思ってユウトを部屋に入れさなさないようにして夜勉強してた。

ユウトも僕も身長が同じように伸びた。不思議な位同じような感じに。同じ食事で同じ時間に起きてって同じ様に筋トレしてという生活してたからからか、身長差は5mm位しかなく体重は1,2キロ前後するけど大差ないので、服はお互い着回しできた。パンツもシャツも分けるの面倒で共用してた。普通なのかと思ってた。

ユウトが
「他の奴らに聞くと兄弟はパンツとかは分けるらしいよ、名前書いたりして」
「何で?面倒じゃん」
「何でって、パンツって人の履きたく無いって」
「兄ちゃんのパンツ履きたくないのか?」
「俺は大丈夫だけど、やっぱその辺歩いてるオッサンのパンツ履きたいか?」
「それはやだ」
「父さんのは」
「微妙だな。履けないことは無いが嫌だな」
「ってことだと思う」
「俺らは?」
「今更分けるの面倒」
「そうね。靴下もパンツも一緒ってやっぱり変なの?」
「変らしいよ。他の兄弟では」

とか兄弟の歴史が無いから色々他人と比べて変だとか気がつくけど気がついてももうやっちゃってるので変えられない。
ユウトが一年のトップ3と言ってた正広、孝弘、典弘っていうのが居て、マサ、タカ、ノリってまとめて呼んでた3人が居て、この3人がユウトと特に親しかった。同年じゃなくて後輩とユウトは仲良くしてた。

ユウトが遊んでやらないので3人とも僕とつるむと言うか、僕が3人に無理やり遊びましょうよとか言ってまとわりつかれてて、カラオケ行ったり悪い事したりしてた。悪いことは3人の方が詳しいので教えられるって感じ。ユウトはそれが嫌だったらしく時々3人プラス僕で怒られるんだけどまたユウトに隠れて遊んでって感じでめっちゃくちゃ仲良く成った。元々の友達も僕が態度換えないで居たら学校では仲良くしてくれて全てが楽しかった。調子に乗ってた。ユウトに
「研二、お前駄目だって調子に乗ってると、ホント駄目だって」
「乗ってないって、ひがむなよ。お前も遊べばいいだろ」
「ヒガミじゃないって心配してんだって。こうやって調子のってると敵が増えるんだって。お前、俺に隠れて色んなと所に〆に行ってんだろ知ってるぞ。マサタカノリの三馬鹿にそそのかされていい気になってやってるんだろうけどお前、ヤラレタ事ないからほんと調子に乗ってるとやばいって」
「ウルサイ、ウルサイ、調子に乗ってません」
とユウトの忠告なんて耳に入らなかった。全部自分の思い通りに流れてる感じがしてた。マサ、タカ、ノリも調子に乗ってたんだと思う。3人共僕と同じ髪型にして色違いにしてた。

トイレで一人になった時に襲われた。2年の奴ら5人だった。3年と1年は気にしてたけど自分の学年はノーマークだった。奴らにしたら地味だった僕を良く知ってる訳で、ユウトの力でって思わずに調子に乗ってたのでそれが気に食わなかったという事。ボッコボッコにされて気が遠くなる。やり返したけど不意打ちで苦しくて動けず、敵わず、トイレから校舎裏に連れて行かれて続いてた。もう駄目だなって感じに成ってた時に、マサタカノリとユウトが来て助けてくれた。ユウトに抱きかかえられる。
「イッテー、やり返すからそいつら残しといて」
「バカ、お前、血だらけなんだぞ」と。倒れた時にブツケて切れたみたい。
「このまま帰れるか」
「おい、お前ら(僕をやったやつ)明日からどうなるか分かってんだろうな」
とユウトが脅す。
「お前ら5人後先考えずにやっちゃったけどお前らこの先どうやって生活して行くんだ?お前らと仲よかったと思ってたんだけどな」
「いや、コイツがユウト利用して調子に乗ってたから」
「コイツ?研二は俺と兄弟なんだけどな、兄弟が利用して何が悪い?」とユウト。
「ユウト、いいってコレは俺の喧嘩だから」と偉そうに言ってしまうとユウトに殴られた。
「お前調子に乗ってると兄弟でも黙らせるぞ」と恐かった。
「とりあえず帰れ。明日からお前ら隅っこで大人しくしとけよ。真ん中とか歩いてたら知らねーぞ」とユウトが凄んでた。

3バカとユウトに抱えられて行くけど息しても痛い。
「あーあ。アバラ折れてるなそれ、バカが」とユウトが怒る
「おい、3バカお前らも狙われてっからこうならないように。調子に乗りすぎだお前ら4人。俺の名前使って調子に乗ってからそうなんだ。よく考えろ!」と怒りが収まらないユウトに皆反論もなにも出来なかった。
怒るだけ怒ったらユウトは優しくなって、タクシー呼んで病院に運んでくれた。ユウトの行きつけの病院で喧嘩でも見てくれる病院だった。
「やばいな父さんに怒られるな」
「それより怪我の心配しろ、アバラ刺さってたら大事だぞ」
「なにそれ?」
「肋骨折れて肺に刺さることがあるんだよ。アホ、バカ、この」とまた怒り始める。
「反省してんのか?研二」と怒られまくる。
「はい、調子に乗ってました。ユウトのお陰でやられずに済んでた事に気がついてませんでした。ゴメンなさい」と文章に書くとサラサラだけど痛くて痛くて息絶え絶えで
「しゃべるな悪化する」
先生が来て
「刺さっては無いな。ヒビだけだなアバラは」
「打撲と裂傷も酷いな、警察どうする?」
「無しでおねがいしますよ先生」とユウト
「なしって言ってもなぁ。俺が怒られるよ」
「兄弟げんか」とユウトが言う
「お前ら兄弟か?」
「兄弟」
「分かった兄弟げんかなら通報無しでいっかな」と何とか。
何針か縫ったり色々してると親が来る
「どした、どうなった?」と父さん
「アバラにヒビ、頭割れてるので縫った」とユウト
「他は?」
「打撲が酷い、今のところそれだけ」とユウト
「誰にやられた?」
「2年」とユウト
「何人?」
「5人」とユウト
「何で?」
「研二が調子に乗って暴れまわってたから調子に乗んなってやられたみたい」とユウトが正直に。
「そうか。ユウトは大丈夫なのか?怪我してないか?」と父さん
「うん、俺は大丈夫助けに入っただけだから」
「説教は今日は勘弁してやるか」と父さん
「俺が変わりに説教した」とユウト
「ははは、ユウト偉い。世間知らずな馬鹿にはイイ薬だ」と父さん
「ほんと、研二調子に乗りすぎてた。何度も言ったけど聞かないから」とユウトがポロポロ泣き出す。
「ユウトが泣くなよ」と父さんがユウトの頭を抱きかかえてやってた。
「研二の血まみれ姿見たくないよもう」と泣いてるユウト
「ゴメン。でも、やり返さなくっちゃ」と強がって言ってみる。
「研二、悔しいのはわかるが今のはユウトの気持ちを無下にしたぞ」
「うん、ゴメン。でも引き下がれないこれだけは」
「研二、分かったって俺も気持ち分かるから、直ってからな」とユウトが優しい。
「優しくするなよ」と僕も号泣してしまう。
父さんも若干涙してたらしい。母さんが来て
「何、死んだの?」
「生きてる」とユウト。母さんの間は何時も。。。

胸をぎゅっと締め付けるバンドとかで固定してもらうと息は落ち着いたけど打撲があるので締め付けが痛かった。どっちにしても地獄の痛み。やられるってこういう事かと初めて知る。浅はかだった。
一週間程家で安静にすることにした。3日目に3バカが見舞いに来てくれた。
「皆大丈夫か?」
「人の心配してる場合じゃないですよ。痛そうだな」とマサ
「痛いな。マジで」
「俺らは大丈夫です。ユウトさんが仕切ってるんで」
「そっか、ユウトが動いてくれてんのか。5人はどうなってる?」
「何もされずに毎日怯えて暮らしてるみたいです」
「俺らもユウトさんに毎日色々…」
「色々なに?」
「罰で腕立てとか組手とか色々やらされてます」
「可愛い罰だな」
「鍛え直すとか言われて。研二さんのボディーガード養成だって」と笑う3人。
「頼りないボディーガードだな」
「あー言いましたね。俺らこう見えて強いっすよ」
「ってユウトい言ってみろよ、調子に乗りすぎって怒られるぞ」
「ですね。ユウトさん恐い恐い。ピリピリしてますよ」
「兄弟愛強いからな俺ら」
「そうでしたね逆の時も研二さんのあの切れっぷりは伝説になってますよ」
「嘘つけ」
なんて話してると父さんの早い帰宅。
「お、研二の友達か?」
「後輩です」
「なんだ、皆同じ頭して」
「研二さんカッコイイから皆で真似して色違いに」
「あ、ユウトが3バカって言ってる子か?」
「それそれ」
「そうか。2人がお世話に成ってるな」
「晩飯食ってけ」
「あ、イヤそれは」
「イヤ?イヤっていったのか?」と父さん恐い
「父さん怖がってるよ」
と言ったけど強引に晩御飯まで居させた。マサが
「めっちゃ恐いです研二さんのお父さん」
「ユウト逆らえないからな、いつもぶっ飛ばされてるよ」
「まじですか。他人の子でも殴ります?」
「ああ、直ぐ殴る」
「ええー」
と。ユウトが珍しく遅く帰ってきた。今週は家庭教師の先生にお休みしてもらってた。ユウトが勉強に成らない、看病すると言って。
「あれ、3バカ何しに来た」
「お見舞いですよ」
「父さん、こいつら調子に乗ってるからボコって」
「他所様の子を何も無いのにボコれないだろ。悪さしてくれればなー。しつけするんだけどな」とニヤリとする。3人固まる
「そんなせっかく見舞いに来てくれたんだからイジメルなよ」とかばう。
家は何かというとすき焼きしたがるのですき焼きになった。
「研二食欲戻った?」とユウト
「うん。痛いけど食欲は。でもアバラ痛いと食べにくいな取りにくいし」
「3バカ、研二に取ってやってな。マサがいいなマサはマメだからな」
「はい、研二さんの面倒は俺が見ます」とマサ。
「何だか賑やかでいいわね」と母さん
「口の中いっぱい切れてるから痛いな」
と言って食べる。
「よく食べますね体ボロボロなのに」とマサに言われる。
「修復するために沢山食べるんだよ肉を」
「母さん研二、最近血の気多いから野菜だけにしてよ」とユウトが言う。
「肉食わせろ肉」と僕が言う。
「ほんと凶暴になって来わね。遺伝ではあるけど」と笑う母。
体中痛くて痛くてたまらないけど、3バカも遠慮なく色々話してくれて何だかとても楽し方。父さんが
「良し3バカもいいやつって分かったから休みにキャンプ行くぞキャンプ」
「お父さんそんな健全な遊びはこの子達無理ですよ」と母さん何気に失礼だ。
「ユウトは虫もミミズも触れないからね」と僕。
「え、俺もダメ」と3バカ。
「そうか、ダメか」とニヤリとする父。
ってことで3バカも連れてキャンプによくいったりしてた。3バカも父さんの前では大人しくなる。ほんと恐いと言う。
学校に行く頃にはユウトが仕切り直ししてて僕をやった5人以外はユウトがきっちりと〆てた。
「あの5人については研二が完璧に直ってからな」
と僕が暴走しないように監視役に3バカか、同じクラスの安田ってユウトのパシリが居てどっちかが必ずついて来てた。とは言えユウトに何から何まで守られてるのも何だか情けないとか色々思ってしまった。ユウトとしては守ってくれてんだけど、僕としてはユウトに守られないと何も出来ないっていうのは結局5人にヤラレタ理由だったから。

マサが監視役の時にマサに頼み込んで頼み込んで5人を呼び出してマサと2人で決着をつけた。ホントは1人でって思ってたんだけどマサが自分もやるならという条件をつけたのでしょうがなしに。今考えるとこんなんで決着をつけるなんてアホらしいんだけど当時はそれしか方法はないと思ってた。アホだけど。
ユウトが知って僕とマサの所に来た
「マサどういう事だ」
「マサ関係ない。自分の判断だ」
「いや、マサにはきつく言っておいたよな」
「ハイ、俺が約束破りました」とマサ。
「そうかお前も偉くなったな。目の前から消えろ」
「待っててマサ関係なから」
「研二、ウルサイ。俺とマサの間の問題だ」
「マサ居ていいぞ、ユウトこれ以上マサに言うな」
「研二調子に乗るなよ」
と言われてカッとなってユウトに殴りかかろうとして止めた。
「悪かったよ。土下座でも何でもするからマサ許してやって」
「研二さん、いいですよ俺」とマサが言う。
「土下座って」と苦笑するユウト。
「いやそういう訳にいかないから」と土下座してユウトに
「マサは悪くないから許してやって」
と頭つけてお願いした。ユウトが直ぐに抱き起こしてきて
「バーカ、何してんだよ。恥ずかしいな。分かったわかった。マサ許す」
「ユウトさんスミマセンでした」とマサ。
「何だよマサのためにそこまでして。情けないな」
とかその後もブツブツと小言が続く。
「あーーもうウルサイ」とイライラして言うと
「反省がが足りない。帰ったら正座2時間」
「うっせーバーカ、マサ行くぞ」
とマサと2人で走り去った。マサが
「研二さん、兄弟で土下座とかって後々困ったりしません?」
「しないしない、気にしすぎ」
と2人で学校抜けだして遊びに出た。携帯にユウトから着信きても無視して夜まで遊んでから帰った。帰った途端父さんの怒号で震え上がる事に。ユウトがチクった。
「復帰初日からやってくれるね、研二」
「何?何のこと?」
「ユウトがウソついてるって言うのか?」
「ユウトがチクるようになったか。男らしくないな」
「コラ、ユウトのせいにするな」と叩かれる。
「傷が裂ける」
「喧嘩できるやつが何いってんだ。傷口に塩ぬってやろうか?」
「父さん恐いです」
「父さん怒らしてるのは誰だ?」
「ゴメンて、もう寝るから」
「寝かすか。ちょっと来い!」と連れて行かれてよくユウトがやらされてるように正座の刑。正座がお仕置きって何だそれと思ってたけど予想以上に辛い。特に体がボロボロだったので正座の体勢に成るだけでも辛かった。
「正座の体勢が辛い」
「喧嘩できんだからそれ位我慢しろよ」とユウトが言う
「ユウトちゃん助けてよ」
「い~や。勘弁しない今日だけは本気でむかついてる」
と父さんとユウトの二段で延々と説教されてグッタリする。ほんとにグッタリして来て言ってみたけど聞いてくれなかった。そしてパタッと倒れた。無理しすぎだったようで熱が出て痛みが増してたんだけど正座させられ痛みが強くなって気を失ったらしい。
気がつくとユウトがものすごい優しくしてくれた。一緒に寝る何かあったら言えよと言って頭抱き寄せてなでながら言うユウト。
「これは兄弟超えてる愛情ですね」と言うと
「余計な口は叩かなくていいから寝ろ」と朝までいろいろ世話してくれた。

次の日もフラフラしたけど出る事に。マサが家まで迎えに来てくれてて一緒に行く。マサはそれ以来凄くなついてくれた。正広の家が学校の近くだったのでよく行くようになった。正広はホント可愛い弟って感じでユウトも可愛がってた意味がよくわかった。
「研二さーん」
「何だよ」
「一緒にオナニーしません?」
「何でよ」
「ユウトさんとは結構やりましたよ一緒に」
「そうなんだ。お前ばらしていいのか?ユウト怒るぞ」
「最近遊んでくれないっすからね、ユウトさん。で、オナニーオナニー」
「何?俺の裸みたいのか?」
「あ、うん、結構みたいかも」
「ユウトと似てるよ体つきも」
「実際見てから判断します。全裸お願いします」
「お前変態か?」
「なんとでも言って下さい。見たいものは見たいんです」
「そう、だったら脱がして」
「え?」
「体痛いから動くの面倒だ。脱がして。丁寧にな、制服はハンガーにな」
「まじでいいですか?」
「あまり変な気起こすなよ」
「いや、変な気おきますよ。研二さん脱がすなんて」
「触ったら食らわす」
「分かりました、丁寧に脱がさせて頂きます」
と何か面白いので正広に脱がさせてみた。凄い興奮した感じで脱がしてくるので、正広は男好きなんだなって思った。一枚一枚丁寧にたたむので結構時間掛かって全裸にされる。
「研二さんエロい」
「ユウトと変わんないだろ」
「いや、顔と髪型は研二さんの方が上っす」
「ユウト怒るぞ」
「内緒でお願いします」
「お前勃起してんのか?」
「こんなシチュエーションだと皆勃起しますって」
「しないよ、普通は」
「触ってもいいですか?」
「ダメに決まってんだろ。脱がしてる時必要以上に触ってたの知ってるけどな」
「あ、いや、肌が気持ちいいなって」
「正広は男好きなんだな」
「でも、普通のAVでも抜けますよ」
「童貞?」
「いや経験はそれなりに」
「男と???」
「ハイ。女も1回ありますけど」
「男とってすげーなお前。どうやって見つけるの相手」
「まあいいじゃないですかそういうのは。自分はいいけど相手は誰にも知られたくないとかあったりするんで言えないです」
「そっか。凄いなお前」
「凄くは無いですが、研二さんもユウトさんも逆に凄いですよ」
「何で?」
「俺の話聞いてくれるし、何も差別しないし」
「ああ。あまり何もそいう事知らないから別にいいんじゃないって感じなんだけど」
「ユウトさんもそんな感じで普通に聞いてくれて普通に接してくれます」
「それでお前3年脱がすの率先してやってたのか?」
「バレましたか。おかず用に研二さんの力でお願いしますよ」
「バカ、お前のおかずのために喧嘩できるか。アホ」
「まさかあれで3年脅してやったりしてないよな」
「あ、う、ウン、内緒にして下さい」
「お前恐いな。何やってんだよ」
「いや、何か、その毛があるって噂聞いてたんでちょっと試しにチャレンジしてみたらいけたんで頂きました」
「頂きましたって。お前ある意味尊敬だけど脅したらダメだろそういうので」
「いや、脅したのは話のキッカケで、その気があるかどうか確認したまでで、それ以降は合意で」
「そっか。まあ、なんて言えばいいだろうな。一回見せてやってるとこ」
「え?興味あります?」
「うーん。微妙だな。ただどんな関係になってるのか見てみたいっていうか」
「ああ。俺がめっちゃ上の立場です」
「何で?」
「最初はこっちから言ったけど、途中からあっちが俺を大好きになっちゃったみたいで」「何かマサ、モテるんだな」
「スミマセン調子こきました」
「ウソかよ」
「ウソです」
「イヤイヤ相手してもらってます」
「マサどっち役なの?」
「俺がタチです」
「何、タチって」
「あ、引っかからなかったですね。タチって知ってたら研二さんもこっちの世界の人かと思って言ってみたんですが」
「こっちの世界?何の世界?、世界?」
「いや、ほんと何も知らないですね」
「知らない知らない。エッチ自体ノーマルなことしかしないし」
「へぇー。俺が研二さんに色々教えましょうか。手取り足取り」
「襲うなよ」
「襲ったら後の事が恐いからできません」
「ユウトは何してくれた?」
「いや、ユウトさんのを握ってシコシコと何回か、でも嫌みたいでとちゅうからは触らせてくれなかったです」
「逆は?」
「逆は無いですよ。ユウトさん今でこそ優しいですけど、恐いですから基本」
「俺は触らせないよ。おさわり禁止」
「はーい。残念。俺も脱がせてもらっていいですか?」
「俺がお前を脱がすのか?」
「あ、違います脱ぐの敬語っぽく言ってみただけです」
「あ、そいう事ね。どうぞご自由に、てか早くAV再生しろよ」
と正広とオナニーする。正広は画面よりこっちをチラ見してる方が多いので
「オイ、見過ぎだ」
「スミマセン。研二さんの裸は初めてなんで目に焼き付けときます」
「お前想像オナニーに使うんだろ」
「ハイ、想像するのは自由ですよね?」
「自由だけど、ちなみにユウトは正広の中ではどこまで想像膨らんでるの?」
「ユウトさんには内緒ですよ。ユウトさんが俺に抱かれてる」
「あーあ。言ってやろ、お前明日ぼっこぼっこにされるな」
「止めてくださいよ。証拠ないですし」

と2人でオナニーすることが時々あった。マサはゲイよりのバイだった。バイというのもマサから教えてもらった。この頃はマサとツルンでていろんなこと教えてもらった。マサの方が人生経験豊富って感じで凄い楽しかった。
家に帰ってユウトと風呂に入ってるとユウトが体のチェックといってチェックしてくる。何でと聞くと怪我の治り具合のチェックと言ってた。疑問には思ってなかったけど別の事でユウトチェックが入ってた。

「兄弟の間で隠し事は?」
「多少はするんじゃない?」
「やっぱあるのか、言え、白状しろ」とユウトが襲ってくる。
「アバラがアバラが離れる」
「あ、ゴメン」
「ゴメンじゃないよアバラ離れて刺さる」
「で、何かくしてんだよ」
「一般論だろ一般論。何か隠してたかな?」と考えてるとユウトが
「ストレートに聞く。マサの性癖知ってる?」
「うん。本人から聞いた」
「で、お前はマサの家に入り浸り。マサは研二が気に入ってる」
「だから?」
「だから。やっちゃったとか」
「この体で?」
「できねーよな」
「オナニーだけ」
「やっぱやってんのか!」とユウトがショックなのか何なのか倒れこむ。
「何そのリアクション。リアクションでかいな」
「でかくなるよお前、バカ、アホ」
「言い過ぎ」
「オナニーしたらいけないのか?けが人は」
「そうじゃなくて、どこまでマサにやられたんだよ」
「触らせても無いよ」
「マジで?」
「マジで」
「あ、」
「何だ?」
「服脱がしてもらった。体痛いから寝てる状態で一枚一枚」
「マサ、生殺しだなそれ」
「ハアハア言って勃起してた」
「お前、残酷なやつだな」
「やらしてやれば良かったのか?」
「そうじゃなくて、何もさせないのにそうやって脱がさせるのは酷だろ」
「そうかな?」
「そうだよ、お前が好きな女に服だけ脱がして裸にして何もできないのと一緒」
「なるほど、たとえ上手いね。わかり易かった」
「マサの気持ち考えろ」
「いいんじゃないの。別に」
「そうかなぁ?、可哀想だぜ」
「これで態度変える方が可哀想だ。マサ傷つく」
「あ、そうだな、それは確かに」
と。マサの家から帰った時は風呂でのボディチェックが厳しくなる。けつの穴見せろとか言う時もあった。そんなに気になるなら一緒に来いよって感じだったけど。

ある日授業受けてると廊下側の通気窓からマサが小さくなりながら入ってきて
「研二さーん、今日見せてあげますよ」
「何を?」
「エッチ」
「ん?」
「見たいってこの前言ってたでしょ」
「ああ、言ったね」
「今日やるから」
「そっか。分かった」
「素っ気ないですね」
「今問題解いてるから半分しか聞いてない」
「さすが賢いですね」
「マサも勉強教えてやろうか?」
「頭爆発するからいいです、じゃ、また後で」
「りょーかい」
と。冗談かと思ってたら本当だった。マサの家に行くと
「まだ来てないんで」
「本気なの?」
「本気本気、人に見られながらって興奮するかもって」
「相手は誰?」
「3年」
「あー。ってそれまずくない?」
「何でですか?」
「向こうが嫌がるだろ、俺って知ってるの」
「2年って言っておいたから気づいてる」
「いいのかな?」
「いいっすよ」
と何か色々準備してる。
「これで動画撮って下さいよ。全部じゃなくていいんで少しでも」
「分かったけど良いのか?」
「いいんです」
「分かった、緊張するな逆に」
と何かそわそわしてしまう。興奮はしなかったけど。
そして相手の3年の滝口さんが来た。僕が蹴り倒したあの3年のリーダー格の。
「あ、やっぱり研二なんだ」と親しくないけど下の名前で言われる
「ども、お久しぶりっす」
「今日は殴んないでよ」
「態度次第です」と笑うと
「分かった気をつける」と返される
「何で見せる気に?」
「え?正広が見せないと〆られるって言うから」
「オイ、マサ適当な事言いやがったな」
「あ、バレた。ま、いいじゃないですかもう終ったこと」といい加減な奴。
「マジで?」と滝口さん落ち込む
「ハイハイ、タッキー(滝口さん)気持するから許して」とマサが脱がし始める
「撮影許可貰ってんの?」
「え?撮影するの?」
「マサ!お前最低なやつだな」
「ここで見るだけで持ち出さないから大丈夫」と自信満々な感じ。
そのまま始めるマサ。
「あ、ケツ洗った?」って何言ってるか分からなかったけど後で分かった。
「うん」と滝口さん
結構、びっくりする。マサが相手の恥ずかしがる暴言を吐いてそれに答えさせるみたいな感じでやってるので何かマサ酷いなと思ってた。後で言葉攻めっていうプレーって知った。
「答えろよ」とか言ってるので先輩可哀想とか思ってしまったけど段々とタッキーも感じてるのでいいのかなと思いながら、色々ショックを受ける。
お尻に入れ始めたので、撮影するために近ずいてどんな風に入ってるのか興味あったので、尻たぶを手で広げて撮影してると
「研二さん大胆っすね」
「あ、ダメだった?」
「いや、びっくりしただけで」
「いや、どんな風に刺さってんのかって思って悪い悪い、邪魔したな続けて」
と見学させてもらった。終わってマサが
「研二さんもどうですか?」
「遠慮しとく」
「どれどれ?立ったかな」とマサが触ってくる
「無反応?」
「何かエグいからちょっと俺には」
「何だダメか」とマサ。
「ダメかって、目的は何だよ」
「研二さんを目覚めさせるのが目的」
「タッキーの立場は?」
「あ、それは言っちゃ駄目ですよ」と笑ってごまかす。
滝口さんはお風呂に行ってたから聞かれずに済んだ。
「邪魔しちゃ悪いから帰ろうかな」
「あ、うん、そうですね、ちょっと機嫌とっとかないとやばいっすね」
「分かった、仲良くな」
と帰る。帰りながらちょっとショックと言うか、内容は男と女と変わらないけどマサのどSぶりとかに違和感というか何かショックを受けてしまった。当時はあまりにも無知だったので。

ユウトには内緒にしてくれと言われれてたので兄弟に成って以降の初隠し事になった。喋れない辛さはあった。取り調べ厳しいユウトなので。勉強終わりで一緒に風呂に入る習慣はずっと続いてたので黙ってるのは大変だった。タッキー先輩も時々屋上に来てたけど何か照れくさそうだった。
2年の5人にボコられて仕返しして周りの状況が変わってきた。その2年の5人が僕の周りによく居るようになりこれも相当仲良くなった。3バカも一緒に絡んで凄い楽しいかんじになった。1-2年が沢山ワイワイと僕の周りにいる。

僕とユウトの関係にその頃大問題が起きた。ユウトが
「研二って俺と対立してるの?」
「してるの?」
「こっちが質問してる」
「意味が分からない」
「だよな。対立してたっけ?」
「ユウトの尻に敷かれてるけど」
「3年の奴らが俺らユウト派だからとか言って。で、その対抗が研二派」
「へー。俺も立派になったなユウト様の対抗派閥って光栄です」
「俺ら仲いいのに何でそうなってんだろう」
「一回戦って見せる?」
「何でだよ。俺は研二と争うつもりないって」
「いや、他の奴らの平凡な生活に何か事件を」
「アホか」
と家の中では冗談で話してたけど校内ではどんどん変な雰囲気に。
屋上でもユウトの周りにはユウトを中心に3年が取り巻いてて、僕の周りにはそういう形ではなくてバラバラに1年、2年が集まって仲良く遊んでるって感じだった。ユウトが遠いって思って近づきたいけど何か雰囲気がそうさせなかった。

間に挟まれ一番困ってたのが3バカでマサが
「研二さんとユウトさんどうしたんですか?俺のせい?」
「いや、全くそんな事無いけど。家で仲いいよ相変わらず」
「そうなんですか?完全対立みたいな話になってる」
「なんでそうなる?誰か対立させようって話流してる?」
「それあるかもしれない」
という状況。ユウトが授業終わると勉強でさっさと帰って居ないってのも色々誤解を産むことになってたのかもしれない。

マサは両方行ったり来たりして、3年の目障りだったようでやられてしまった。マサとイイ関係のはずのタッキーがマサをボコボコにした。マサ可愛がってる僕は当然許せないので乗り込んでいってとほんと誰かに陥れられてたんだろうけど、まんまとその流れに乗って争いの構図になってしまった。
家に帰ってユウトに
「今日、タッキーやっちゃった」
「タッキー?ってだれ?」
「ああ、滝口」
「3年の?」
「そう」
「何でだよ」
「マサがボコられた」
「マサが何かやらかしたんじゃないのか?」
「マサの心配しないのか?」
「研二怒るなって。何だよ急に」
「お前、マサ可愛がってたろ」
「研二に乗り換えられたけどな。で怪我してんの?」
「多少」
「滝口は?」
「アイツの心配は要らないだろ」
「俺はどっちも仲いいから」
「やっぱりユウト派が心配なんだな」
「待てよ、そういうの無いって。俺らが喧嘩してどうすんだ」
「今日のユウトムカつく、どっちつかずのユウト腹立つ」
「お前いい加減にしろよ。喧嘩売ってんのか?」
と口喧嘩になる。単純でアホな行動。
直ぐ仲直りする喧嘩が多かった中この喧嘩は長引いて父さんが
「何だ、口聞かないのか?」
「・・・」
「父さんを無視するのは止めなさい」
「・・・」
「父さんに怒ってるのか?」
「・・・」
「父さん無視されるの弱いぞ」
「・・・」
「母さん、父さん何か2人怒らせた?」
「違うわよ、この二人喧嘩中ですよ」
「なんだ。びっくりした、何が原因だ?」
「さあ、口聞かないから分からないけど」
「・・・」
という感じでかなり険悪になる。父さんに直接言われても説明が難しいので「何でもない」としか言えなかった。

3年に乗せられて対立させられてた。が、分かっても素直に謝る気も置きず、昼の屋上は緊迫感があった。場所移動すると負けた気がするので譲れず。ユウトも同じだった。

マサの落ち込みは半端無かった。二人の時に
「タッキーと仲直りした?」
「するわけ無いですよ」
「付き合ってたんだろ?」
「だから許せない」
「彼氏にボコられたってことになる?」
「まあ、言い方は若干嫌だけどそうです」
「その彼氏をボコった俺を嫌い?」
「いや、それは仇取ってくれて嬉しかったっす」
「ユウトの事は?」
「嫌い。タッキーとわざと仲良くしてるでしょあの人」
「そう見えるよな」
「見えます」
「やっぱりユウトと一回やらないと行けないのかな?」
「ユウトさんめちゃくちゃ強いですよ」
「だよな。あの化け物」
「バケモノですあの人。倒されても倒されても立ち上がるから」

家で暴れる喧嘩はしないけど険悪で風呂も一緒に入らなくなった。父さんに2人で呼ばれる
「お前ら仲直りしろ!」
「しない」とユウト
「ユウト!」と父さん
「俺もしない」と僕
「父さん悲しくなるから仲直りしてくれよ」
「ユウトが謝ればいい」
「はあ?何で俺が」
「ユウトがマサの心配しなかったのが原因」
「研二が調子に乗ってるのが原因だろ」
「分かった。もう話はない」と僕
「待て待て。判定してやるから詳しくはなせ」
「父さんどっちの味方?」
「中立」
「どうだか」とユウト
「ユウト、父さん悲しいぞそれは。中立だから父さんは」
「研二が態度改めない限り仲直りは無いから」とユウトが去る。

「研二、お前はユウトと仲悪いままでいいのか?」
「そりゃ良くないけど、引けない」
「何だかお前、素直さが無くなったぞ」
「ユウト寄りの父さんと話すことない」
「俺は中立って行ってるだろ!」
「ユウト側」
「分かった。父さんこういうグジグジしたの嫌いだお前ら実力でやっていいぞ」
「分かった、実力でやります」
とどんどんドツボにはまっていくけど解決しないといけない問題だなと思ってユウトに紙に最初で最後の一回。屋上で今日やろう。終ったら引きずらない素直に受け入れる事と言う手紙というか書き置きを部屋に差し込んで学校に行った。
席に座ってるとユウトが来た
「ちょっと来い」
「まだ早いだろ」
「違う、話」
「何だよ」
と準備室に2人で入ってユウトが鍵かける。
「密室でやるのか?」
「違うって、研二。俺やだよ研二と喧嘩するのは」
「収まりつかないだろ」
「だからって研二と俺がやってどうすんだよ。研二怪我させたくないよ。前に研二の血まみれもう見たくないって言っただろ」
「何か前提がユウトが勝つ前提だな」
「それはそうだろ。研二強いって言ったって素人だから。経験値が違うから」
「だからやってみなくちゃ分からないだろ。逆にユウトが血まみれになるかもよ」
「俺が血まみれに成るのは別にいいよ。研二のは見たくないから」
「ゴチャゴチャ言わずにやればいいだろ」
「俺はやりたくない。俺は研二を殴りたくない」
「いつも殴ってるだろ」
「それと喧嘩は違う」
「まあそうだけど」
「とにかく俺は嫌だ、謝れって言うなら謝るから止めようよもう」
「うーん。とりあえず謝って」
「ゴメン」
「土下座」
「土下座って」
「前に土下座したのが今でも悔しいからこれでおあいこ」
「土下座すりゃいいのか?」
と正座してユウトが頭下げながら
「研二に生意気とか態度悪いとか言ってゴメン。許して」
って言うユウト。何か複雑な心境
「これでいいか?床に頭擦り付けたほうがいいのか?」
と頭を床にゴリゴリするユウト。僕もしゃがみこんで
「分かった。こっちも悪かった。意地になってた」
「研二頑固すぎるよ」
と何かアッサリと仲直りしてしまった。

「これどうやって収束されるするのがいいかな?できるだけ何も言わなくても俺ら仲いいぞみたいなアピールして自然と改善みたいなのがいいな」とユウト
2人で暫く考える。ユウトが
「2人で今から髪切りに行こうか。同じ髪にして仲良く戻ってきてみるとか」
「3バカが怒る。勝手に髪型変えると」
「今回はしょうがないだろ」
「そうだな」
と2人で消える。お店では学校は?と言われたけど頼み込んでユウトと雑誌見ながらどれにしようっかとしばらく仲良くしてなかった分、楽しくなっちゃって秦から見るといちゃついてると思われただろうなという仲の良ささった。
髪はユウトの方が短かったからユウトの長さに合わせて揃えると超短髪になって人生一番の短さ。でも店の人が色々考えてくれてかなり良い感じで仕上がる。写真撮らせてとしばらく飾ってくれてた。色はユウトがシルバーで僕が金。

昼休憩ギリギリに戻って弁当持って仲良く話しながら屋上に行きドア開けて出ると変な空気流れるが気にせず2人で並んで弁当食いながら楽しい雰囲気で話してるとようやく2バカが近づいてくる
「研二さん、髪型変える時は一緒にって約束」
「悪い、替えたよ。色コレ以外にしろよ」
「短すぎ」とノリが
「ユウトがハゲだからそれに合わせたらこうなった」
「ハゲじゃねえ」
「2人同じ頭って久々ですか?」とタカ
「初だろ」
「そうだ」
「仲いいっすね」
「前からな」
「ですよね?何か元の2人になって嬉しいっす」とノリ、タカ
3年はあ~あ、みたいな感じで教室に戻ってった。
屋上から人が殆ど居なくなったのでマサが嫌々寄ってくる。ユウトが
「マサは赤」と髪の色を指定する
「俺そこまで短いの似合わないっすよ」
「駄目、命令」とユウト
ユウトなりのマサへのコミュニケーションだった。

ユウトとの最大の喧嘩は今のところそれ。帰宅して同じ頭してると母さんが
「うーん。似合わない」と一言。
「皆カッコいいって言ったけど」
「お世辞よお世辞。カッコ悪いって言ったら殴るんでしょアンタ達」
と似合ってないのかと2人でお互いを見る。
「普通そこは鏡でしょ」と母さん
「だって同じ頭だから立体で見たほうが」
「喧嘩止めたの?」
「うん。面倒くさくなった」
「そう」とアッサリしてる母。
父さんは
「どっちが勝ったんだ?」
「俺」と僕が言うと
「戦ってない」とユウト
「先にユウトが謝ったから俺の勝ち」
「子供だなお前」と父さんが言う
「研二は子供だ」とユウトも
「やっぱりユウトと父さんが組むんだな」
「父さんは中立。しつこいぞ」
とか色々話しして久々にユウトと風呂に入った。ユウトが
「洗ってやる」と何時もより丁寧に洗ってくれる隅々まで。
「チンコ痛いってそこ擦るなよタオル痛い」
とかはしゃぎまくってた。お互い寂しかった分をぶつけ合った。夜もいつもより遅くまで一緒に色々なにと言うわけでもなく延々と喋ってた。何か、大切な存在なんだなって感じる。

3バカも同じ髪型にしてきた。先生が5人を見て。
「お前ら…校則とか知ってるか」
「知らなーい。髪型の強制は基本的人権の侵害ー」
「研二が居ると中途半端に知識あるから厄介だな、あ、また1人増えた」
と言うので振り向くと2年の田浦って奴が僕が前にしてた髪型で同じ色に田浦がしてた。僕をボコってきた5人の1人。
「田浦、前の俺らの髪型真似した?」
「うん、2人が変えたらいいかなって。駄目?」
「いや、いいけどその童顔にそれは似合わないだろ」
「そうだな。もうちょっと顔が厳ければな」
「田浦まで…。黒は良いがカラフルなのは校長から言われるから自制してくれよ」と先生。
「イヤだ」と皆で言うと大きくため息ついて去っていく先生。心で若干ごめんなさいと言ったけど。
田浦が僕の男同士の最初の相手。爽やかな感じで凄く良く言えば三浦春馬。
田浦に告白されたのはその数日後。
「研二、付き合って」
「それ告白?」
「うん。正広に研二は理解有るって聞いたから駄目でもいいから言っておく、返事はすぐじゃなくていい」
「うん。取り敢えずビックリしてるから返事はまた今度」
「分かった。気分悪い位緊張した、でも研二、彼女居るって?」
「居る」
「分かった。期待せず返事待ってる」
「そっか。ありがとうでいいのかな。取り敢えずありがとう」
と僕も頭が真っ白になった。即断ればよかったのに返事を伸ばしてしまった。
やっぱりユウトには隠し事は出来ないなと思ってユウトに
「話しにくいこと言ってもいい?」
「何だ。恐いな」
「田浦に告白された」
「断ったんだろ」
「頭真っ白で今度返事するって言った」
「何で?女居る男が何だそれ」
「そう。何で保留したのか自分でも分からない」
「何か腹立つと言いたいけど、そうならないな。何か混乱してるんだろ研二」
「訳わからなくなってる」
「田浦ってそうなんだな」
「ビックリしたけど何もそのあたりの事は分からない。質問も出来なかったし」
「ふむ」
「ユウト怒る?怒らない?」
「怒るかなって自分でも思ってたんだけど、怒る気持ちが無いな。変だな」
「どうしよう。どうすればいい?」
「断ればいいだろ」
「田浦傷つけないかな?」
「お前一回冷静になれ。お前には彼女が居る。お前は女好き」
「うん。分かってる」
と答えたけどずっと考えてなかなか寝れなかった。朝起きてユウトに
「何か分からなくなったから田浦と話してみる」
「お前、田浦と付き合うのか?俺は何か抵抗あるけど」
「そうだよな、ユウトという存在が在りながら」と笑って言うと
「それは俺もまじめに昨日考えたけど俺らは兄弟だそれ以上無い。嫉妬したりチェックしたり、文句言ったりはするよ。でもそれだけだ」と真面目なユウト。
「分かった」
とか話して学校にいく。ユウトの気持ちと僕の気持ちが一致してて良かったなというのもあった。マサが寄ってきて
「研二さ~ん。こっちの世界へようこそ」
「何だそれ」
「田浦ちゃんの相談俺受けてるから知ってますよ。研二さんはエッチみせても勃たないから違うと思うって言っておいたんだけど告白はするって言うから」
「そっか。田浦とマサは何の関係なの?」
「あ、そこ疑ってます?関係。一方的に相談されてる関係」
「何で?」
「俺とタッキーの事気がついてたらしくて、それで相談された。お仲間だから一回喰っちゃおうかと思って優しくしてたんだけど固い男でヤラせてくれないの」と爆笑するマサ。
「お前はホントにクズだな」
「酷っ。クズって酷い!酷い!酷い!」
「あー。ゴメンって。もー。うっとおしいな」
「キレないで研二さん。田浦ちゃん、かなり見た目いいですし」
「さー。そいう目で見てないから」
「一回だけでいいんで、なんとか成りませんかね?」
「知らねーよ。お前ホントにクズだ」
「拗ねますよそれ以上言うと。クズって」
「マサに真剣に相談しようとした俺が間違ってた」
「何でも相談ノリまっせ旦那はん」とふざけるのでボディに強烈な一発を食らわせて道の脇の茂みにマサを蹴りこんで放置して学校に向かう。我ながら乱暴だなと思ったけど本気で悩んでたから茶化されてムカッとしてた。後でかなり謝らされた。

選択授業の時に田浦と一緒になった。
「おはよう」と田浦
「おっす。昨日は寝れなかった」
「俺も寝てない。ウソ、爆睡9時間ぐっすり」
「びっくりしちゃって」
「だろうな。俺も初告白だから」
「嘘つけ。ベテランだろ」
「違う違う」
「何回?」
「何が?」
「エッチの回数」
「研二の付き合うはエッチとイコールなのか?だったら俺とは合わない。告白取り消しする。悪かったな騒がせて」と不機嫌になって席を変わろうとした。
「待てよ。話続き」と無理やり座らせる。
「ゴメンゴメン。マサと話してたらエッチするイコールみたいな感じになって」
「正広と一緒にするな」
「経験人数は?」とふざけると、ダンっと席立つので何だと皆振り向くので手を引いて座らせる。
「怒りっぽいんだな田浦は」
「俺短気だから。経験は1人」
「どんな事するの?」
「今聞くか?」と苦笑される。
「いきなり告白ってやっぱ駄目だな。しばらくお試しで付き合ってみない?」
「お試し?」
「ああ、研二は何もしなくて良いから。俺が一方的に誘うから」
「やっぱエッチの事言ってんだろ」
「ふざけんなよ。俺はマジで言ってるんだよ」と真っ直ぐな感じで怒る田浦。僕はフザケてないとまともに聞いてられなかった。
「とりあえず俺がリードするからってこれもエッチっぽい言い方だな。研二が勘違いするのもしょうがないな。俺が色々誘うから付いてきてくれて遊んでくれればそれでいいから」
「うん。分かった」となぜかオッケーしてしまう。田浦の生真面目な感じは好感だった。
学校終わりで早速、田浦が来る。
「よし、行こう」
「分かった」
って言ってるとニヤニヤしてマサが見てるので走ってって軽い飛び蹴り食らわしてから戻る。2バカが何事?マサまた怒らせたとか色々言ってたけど田浦待ってるから戻る。
「研二ってやっぱりそういうとこは腕力勝負なんだな」
「そう。ユウトと一緒だとこうなる」
「まあ研二実際強いしな」
「でもお前らにボコられてアバラやったけど」
「その話は止めよう」と遮られる。僕が怒りだすのが恐かったそうだ
「お試しの付き合いって何するの?」
「別に特別な事は無い。俺は一方的に研二知ってるけど、研二からすると俺のことなんて大勢の中の一人だろ」
「確かに。田浦の事全然分かんない」
「若干傷つくが、許す」
「許すとか態度デカイの気に入らない。それ言っていいのユウトだけだから」とイラっと言うと
「分かった。ゴメン気をつける」
「学習して。俺も短気だから」
「手つなごうか」
「それは嫌だ」
「駄目か」
「駄目だ」
「家行こうか、外だと人目がきになるんだろ?」
「慣れてなからな」
「俺も慣れてないから家に行こう」
「分かった」
と田浦の家に向かう。田浦の家は家と大差ない感じの家だった。
家に入り
「誰か居るの?」
「誰も居ない」
「襲うなよ」
「襲う」と笑う田浦。部屋に案内される。
家と違うのはギターが置いてあったり音楽系の物が多かった。
「ギター弾ける?」
「楽器とか全く」と答える
「そっか、教えてやろうか?」
「うん」
「そうそうこうやって」と正面から教えてくれてたけど後に回って背中側から手をだしてこうやってだなと教えてくれる。
「何気にドキドキしちゃうけど許して」と田浦。
しばらく教えてもらってたけど無理と諦める。
「田浦何か弾いてよ」
「分かった」とバラードを歌い始めた
  『あんなにも好きだった君がいたこの街にいまもまだ・・
って曲をやたら上手く歌う。ギターは殆ど関係ないって思いながら凄い上手い歌、しかも恋の歌だったので引きこまれた感じでふわふわした感覚になった。
「すげー。ビックリした。田浦歌上手い。なに俺のために作った?」
「違う違う、メロディーって歌。こんなの作れたら俺デビューするよ」
「何だ違うのか。告白の歌かと思った」
「いやコレは別れた昔の恋の歌だから」
「何だもう終ったのか早いな俺ら」と言って何かバカなこと言ったと後悔。
「何なに?今のもう一回聞かせろよ」と田浦がハシャいで揺さぶってくる。
「他も歌って」
「何が良いかな。リクエストは?」
「無い何かさっきみたいなテンポの曲がいい」
  『止まった手のひらふるえてるのちゅうちょしてこの空の・・』
何か聞いたことある曲だったけど殆ど知らない曲。田浦がギターから顔あげた時は見つめて歌ってくるから照れくさかった。歌で落とされちゃうのかなとか密かに思った。
「ゴメン、これも何か歌詞があってないな。タイトルはあいのうたなんだけど」
「ストレートな事言うなよ恥ずかしい」
「少しは俺の事気になってくれた?」
「目見ながら歌うなよ恥ずかしいって」
「あー。あれは何時も癖で歌ってる時は誰でも見るんだ」
「何だ。そうなんだ」
「あ、嘘、研二だから」
「遅いよバレバレだ」
「しまったな」と。何だかんだと田浦ペースに引きこまれていく。
この日は色々そういう趣味の話とかだけしてから帰った。
帰るととユウトが少しギクシャクした感じで
「報告があるなら早めにな」
「ああ、田浦が何も分かんないだろうからお試しで付き合うっていうか2人でしばらく遊んでみないかっていうから今日遊んでた。特に進展は無いよ」
「そっか。マサから連絡あったから」
「アイツ!おしゃべりだな」
「お前がマサを藪に蹴りこんだり飛び蹴りしたんだろ。その復讐って言っておいてって言われた。何してんだお前」
「マサがフザケルから」
「まあアイツのおふざけは玉にカチンとくるから」
「だろ!」
「うん。そこは大納得」
「でどうだったんだ?」
「うーん。予想以上に田浦って真っ直ぐな感じで正直何か」
「だろうと思ったよ。お前ああいう真っ直ぐ系に弱いんじゃないかと」
「さすがユウト。よく分かるね」
「それが田浦の作戦って言いたいが、ナイスガイだからなアイツ。ヤバイな、研二落とされちゃうな絶対」
「あ、今の来たな結構」
「なに?」
「落とされるとか言われたら絶対落ちない。そういうの大嫌い。負けた見たいなのイヤ」
「田浦がそれ狙ってるとは言ってない」
「いや、ユウトがそういう風に見てる時点でアウト。俺絶対落ちない」
「何か田浦に悪いことしたかな」とユウトが何か複雑な顔をする。
その日から、2,3日おきに田浦と一緒になった。毎日誘ってくるけど3バカとか他の奴らと遊んでたいから断ったりしたけど田浦は根気強く誘ってくれた。

「返事まだまだ先でいい?」
「いいよ。焦って結論だして切られるより。お試しでもこうやって遊んでられる方がいいから」と健気な事を言われるのでユウトの言うとおり落ちそうになる。
「映画とか行ってみる?休みに」と田浦
「ベタだなそれ」
「駄目か」
「映画は色んな奴と行ってるから」
「そうか。まあ、2人でこうやって居るだけでも楽しけどな俺」
「そうだな。だったら友達のままでいいじゃね?」
「嫌だ」と田浦が言う。何かガツンと来るそういうストレートに反応されると。
「でもさ、付き合うって何が変わるのこのままだと」
「心の余裕と繋がり」
「深いこと言う」
「でも、正直言うと体の繋がりもあるかな付き合うと」
「マサと一緒か」
「正広は体がメイン。俺は違う」
「結局は一緒一緒。やったら同じ」
「違う!」と田浦が怒る。
「怒っても俺から言わせると同じだけどな。悪いけど」
「分かった。もういい帰って。俺傷ついた」
「勝手に傷ついてろ!」
と田浦の家を出る。言い過ぎたか、いや言い過ぎてない素直な気持ち。傷つけたかと色々頭の中がグルグルする。電話が掛かってくる
「戻ってきて下さい」と田浦。
「今日は無理。帰る」
「分かった」と寂しそうな声に負けそうになるけど戻らなかった。

翌日学校行くと田浦の髪がペタっとしてた。ワックスで起こすのがその僕らのセットだったんだけど、その日は田浦はペタっとしてた。ユウトが
「田浦ペタってる」
「うん。元気無いから髪も元気ない」
と通りすぎてく。僕の方を見て声は出さずに口でバカって通り過ぎた。

ユウトが
「そろそろ結論だしてやれよ」
「分かった。けど言いにくいからユウト言ってきて」
「何で俺が」
「兄弟だろ」
「こういう時だけ利用するな。本人だろ普通言うのは」
「頼むって」
「なんて言えばいいの?」
「付き合えない」
「それでいいのか結論」
「いいよ。コレ以上深みに入ってから断るよりいいだろ」
「いいのかな俺が代わりに言って」
「早く早く」
とユウトに代わりに言いに行ってもらった。情けない。携帯に田浦から電話が入る、出ると。
「自分の口で言えバカ」と言って切られた。
だよなと思いながらも反論はないのでそのままにする。
ユウトが戻ってきて
「胃が痛い。何で俺がいやな気持に成らなきゃいけなんだ」とブツブツ。
「何て言ってた?」
「最悪な結果と最悪な伝え方って言われた」
「ふぅー。でもその方がいいだろ。悪印象で」
「俺知らねーぞ。男の嫉妬は恐いって言うぞ」
「え?」
「夜道は気をつけて歩かないといけないよ」
「ユウト一緒に帰ろ。今日から早く帰って勉強しよう。試験近いし」
「弱虫だなお前」とユウトにカラカワれる。

昼は何事もなかったフリして屋上に行く。その日から田浦は来なくなった。翌日見ると田浦の髪型が替わってて、流す感じで大人しい爽やかヘアに成ってた。失恋すると髪型変えるって言うのは男女とも一緒なんだな。たまたますれ違うと田浦の目は僕が居ないかの様に真っ直ぐ凄い先を見てる。
ユウトが一緒に歩いてると
「あー。俺も辛い」と言う。
マサにも
「研二さん最低ですよ」
と言われてしょんぼりする。誰も慰めてくれない。

ユウトと一緒に試験勉強しながら
「同じ男同士でもユウトとだったらこんなに楽なのにな」
「楽って事は何も無いってことでもある」
「まあそうだな。空気みたいな。いやユウトは空気違うな。太陽とかかな。うーん。電気?ガス?水道?」
「何でも良いよアホ」
「ユウトにとって研二は何?400字で」
「長いよ。なんだろうな。考えとく。勉強しようよ」
「ユウトが勉強しようよって」
「お前のそういう茶化すとことか相手傷つくと思うよ」
とユウトに言われる。そうかもしれない。昔は気が弱かった。最近いい気になって性格極悪になったと反省した。

田浦と同じ授業のテストがあったので
「田浦。勉強した?」と話しかけてみた
「うん」
「そっか」
「この前ゴメン。試験頑張って」
と自分の席に戻る。チラっと田浦を見ると口でバーカと言ってる風だった。言われてもしょうがないよなと。

試験も終わり久々に彼女と遊んでると田浦に会った。あっと思ったら向こうから寄ってくる
「研二の彼女さん?」
「そう」
「俺、田浦」
って勝手に話してくる。ユウトの言ってた嫉妬は恐いってやつの典型。
帰って欲しいのにずっと居て彼女の学校とか聞き始める。話を反らすけど田浦と彼女がアドレス交換しようとするので強引に彼女を連れ去る。
「ケン何?」と驚いてたけど
「アイツくせ悪いから仲良くするな」
と適当な事を言って誤魔化す。
田浦からメールが入る
「研二の焦ってる姿、超可愛い」
と完全におちょくられてた。

学校であったので文句言うと
「彼女紹介してもらおうって思ってただけ、何焦ってんの?。俺が何か言うと思った?」「俺が悪い全て悪い、だから彼女とか巻き込むの止めて欲しい」
「言いがかり、そんなつもり無い」
「お前いい加減にしないとやるぞ」
「やってみろよ」
と言うので人の居ない所連れてって…。自分でも嫌になった。
昔はこんな事しなかったのになとむしゃくしゃして学校を出て夜中まで帰らなかった。
帰りが遅くなったので父さんに殴られると思ってたらユウトがフォローしてくれてたらしく、父さんが
「ま、何かしらないがムシャクシャする事はある。けど逮捕されるようなことはするなよ」
と言われる。ユウトに
「フォローしてくれた?」
「したした。1,000円、殴られなかったんだからそれくらい安いだろ」
「うん。ありがと」と1,000円渡す。受け取らないかと思ったら受け取るユウト。
「で、何があった?」と言うので説明する。
「あーあ。田浦ボコったのか。知らねえぞ。問題大きくなっても」
「田浦が喧嘩売ってくるから…。反省しました。俺馬鹿だよな」
「やっぱり俺が言ったのが悪かったな。強引にでもお前に行かせば良かったな」
「そやって、ユウト直ぐいい子ぶる」
「俺に突っかかるなよ」
「ゴメン。ツイ」
「誰かに当たりたいのは分かるよ」
「うん。ゴメン甘えた」
「どんどん甘えなさい」
「どうすりゃいいんだろうね」
「しかたないな。俺が話してやるよ」
「今度はユウトがひどい目に会うとか」
「お前、ひどい目には会ってないだろ。こっちにも非があるのはお前理解しとけよ。それないと今後も繰り返す」
「ハイ、ユウト先生の言うとおりです」
「そうやってふざけるなら」
「嘘だって頼むってホント」
「逆の立場で何かあったらお前俺助ける?」
「助ける助ける、自分の身を犠牲にする」
「話半分で聞いとく」

とユウトが一回話してくれる事に。翌日、田浦と話に行ったユウトはなかなか帰って来なかった。先に家に帰ってるとユウトが帰ってくる
「何かお前結論はまだ先にしてって話したのか?」
「したした」
「なのに翌日振ったのはなぜって話になって、俺がソロソロ結論出せって言ったって言ったわけだよ。そしたらユウトが悪いって凄い怒りだして」
「とばっちりだ」
「そう。で、延々と文句言われて。俺もブチ切れそうだったけど切れたら話がややこしくなると耐えてたからこんなに時間掛かった」
「で、結論は?」
「結論先に伸ばすって約束を守れってさ。それは譲れないんだって。その結果駄目なら駄目で諦めるけどって話」
「で、納得してきたの?」
「いや、無理なもんは無理って殴ってきちゃった。ゴメン。冷静に話すとか言いながら」
「ユウト、、、悪化してないだろうな?」
「しらね。俺知らね。俺のせいじゃない。俺悪くない」
と布団に逃げ込むユウト。ユウトの布団を剥がそうとしても
「もう俺の手におえない。俺悪くない」を繰り返す。田浦が相当手ごわかったらしい。

逃げてても解決は無さそうだから田浦と正面から話して見るしかないなと田浦の帰るとこを待ちぶせしてた。気がついた田浦が警戒する
「何?殴んのか?」
「いや、逃げててもしょうがないから話しに来た」
「田浦の家行こう」と言って一緒に歩き出した。
田浦見ると口のとこ絆創膏があって。
「それユウトに?」
「お前ら暴力一家か」
「スマン」
「まあ俺も喧嘩ふっかけたけど」
途中からはお互い無言になって田浦の家に到着した。
「田浦はどうやったら納得する?」
「納得?、それは一番は付き合ってもらうことだけど」
「それは断った」
「まだお試し期間だったのに何で急に」
「何でだろ」
「理由があるんだろ理由教えて」
「理由?。駄目っていう理由は無いよ。田浦の歌とかキュンって成ったし」
「だったら何でだよ!」
「興奮するな。付き合うっていうプラスの理由が無い。彼女別れて田浦と付き合うみたいな決定打無い」
「マイナスの理由は無いってこと?何か納得出来ないな」
「でもこういうのはプラスの要素が無いと付き合わないんじゃないかな?」
「ふ~ん。俺が嫌いってわけでは」
「今の状態だと嫌いだよ」
「何で?どうして?」
「彼女居るときに恐い対応したり」
「それは…確かに。でも変なこと言うつもりは無かったよ。そんなの言うわけないし。そう思われてたら俺もちょっと。そんな悪いやつって思われてるのも正直つらい。そんな非道なことするつもりないし。ただ、言われてみるとあの状況で彼女さんとアドレス交換とかって研二からすると恐いよな」
「恐かったよ」
「それは素直に謝る」
「分かった。忘れる、あとバカって結構口で言ってたよな」
「あ、言ったね。あれは何だ喧嘩してるのが楽しかったっていうか。何か2人だけが分かる喧嘩みたいな。あるじゃんそういうの」
「うーん。微妙。分かったそれも忘れる」
「それは忘れなくても」
「で、これでわだかまり無くなったから。今までどおり友達ってことで一件落着。さて帰るか」
「待て待て、何気に研二、面白いけど、ごまかすなよ」
「ん?何が?」
「とぼけんな。付き合うって話」
「だから無理って言ってる。しつこい」
「しつこいのは当たり前。そんな簡単に諦めるか!」
「まじ勘弁してよ。無理なものは無理だって」
「何で、何で」
どんどん密着してくる田浦。何でなんだろうと麻痺してくる。
それは嫌では無かった。よく言うと三浦春馬的な爽やかな奴なのでマサとかみたいなエロエロな感じもないので密着されてもなんとも無かった。

「もう、勘弁してよ~」と両手を足の間に挟んで横たわる感じに。
「その格好可愛いから襲っちゃおう」と被さってくる
「オイ、本気で怒る」
「冗談だって襲うっていってもくすぐるだけだよ」
「それも駄目」
「ガード固いな」
「下心ある相手にガード硬くなるの当たり前だろ」
「何か、研二前差別してるだろ」
「差別って」
「だってそうだろ。普通の奴だったらこうやって抱きついてもオッケーなんだろ?」
「それはな」
「で、俺だと嫌がる。これって差別だろ」
「区別だ。だって、俺が付き合ってない女相手に抱きついてくすぐったら?」
「それは駄目でしょ」
「田浦からすると俺ってその対象だろ」
「あ、うーん。撤回する」
とか色々色々なんか言われて反論するという繰り返しだった。
「俺諦めないから」と田浦。
「分かったよ」
「え?」
「あ、違う違う勘違いするな。諦めないって事を分かった。けれど答えはノー」
「何だ。チェッ」
「可愛くしても駄目なものは駄目。帰る」
「分かった。今日は帰らせてやる。また来てね」
「もう来ない」
「俺何するか分からないよ」
「卑怯だってそれ」
「だからお試しを続けてくれれば良いんだって」
「もー。分かったよ。でも今度は隔週で一回位な。2日に一回とか多すぎる」
「週一じゃないと駄目」
「わーたから。週一、帰る!」
と何とか開放してもらった。
帰るとユウトが心配そうに待ってた。グッタリ倒れこんで全部説明した。
田浦のゴリ押しで週一で二人っきりで今まで通り遊ぶように成った。
遊ぶって言ってもいつも田浦の家に行って話すだけが多かった。田浦は何時も爽やかで明るくて楽しかった。マサの体目的とは違うかとか色々考えたり。段々と2人で遊ぶことに抵抗も無くなって来た。
「けーんじ」
「愛情のこもった呼び方毎度どうも」
「いえどういたしまして」
「嫌味だけど」
「屈しません」
「ほんとポジティブだよな」
「研二帰ったあとはどんよりとネガティブになるよ」
「いつ諦めてくれる?俺答えはノーなんだけど」
「イエスって言ってくれたら諦める」
「イエスって言って一瞬付き合って即別れるってどう?」
「研二たぶんその時は。コレ以上は言えない。俺いま自分が恐かった」
「それ脅迫っていうんじゃないか?」
「そうかもね」
と幾ら何言っても諦めてくれない田浦だった。

段々と田浦に心を許すというか安心感も出てきてた。凄い真っ直ぐな奴なのでユウトもあれはホントに本気だなと邪魔はしなかった。
田浦の家で昼寝するイコール襲われちゃうって思ってたので寝ないように気をつけてたけどウトウトして寝てしまった事があった。目が覚めてヤバいここ田浦の家だったと思って周りを見ると田浦が体育座りして手に顎乗っけてこっちをじっと見てた。
「寝ちゃった。何してんだ?」
「欲望を抑えてた」
「欲望?」
「研二の寝姿見たら触りたいけど触ると終了に成っちゃうし、終了に成る前に触っちゃえって囁きと戦ってた」
「偉い。耐え切ったんだな」
「わざと俺の前で寝てんだろ。別れようと思って」
「付き合ってないから別れは無いけど。わざとじゃないよつい寝ちゃった」
「寝顔可愛かったよ」
「知ってる」
「自分じゃ分からないだろ」
「ユウトがたまに動画とっててヨダレとかいびきとか見せられる」
「ユウトが羨ましい」
「兄弟だから」
結構田浦は誠実なんだなと。マサなら確実に脱がしてたりしただろうな。
何度も行ってるともう慣れてしまって田浦からの軽いスキンシップ位は許し始めた。逆に僕から田浦のを揉んでみたりイタズラをしてた。
「研二はどSだ」
「そうだ。さっさと諦めろ」
「嫌だ」
そんなやり取りがよくあった。少しずつ田浦の事に興味が湧いてた。
「田浦裸になって」
「は?」
「脱がないなら脱がすよ?」
「理由は?」
「お試し中だろ?裸も見とかないと結論でないな」
「意味不明。研二」
「裸見て何か感じるかどうか実験、色っぽく一枚ずつ脱げ」
「エロハゲオヤジか!」
「禿げてない。脱がないなら今日はすることないから帰るけど」
「ひでーな。脱ぐよ、俺こういうの好きじゃないんだけど」
「帰ろーかな」
「分かりました。脱ぎます」
と一枚ずつ脱いでいく田浦。何してんだか、何させてんだかと考えながら。
「へぇー。田浦綺麗な体だな」
「まあな。どう?感想は」
「色気無いな。毛少ないね。チンコ綺麗。でも、こっちのちんちん無反応」
「俺脱ぎ損?」
「そうかも」
「肉体改造する」
「しなくていい。別に好きな体型って無いから」
「ユウトみたいな体?」
「ユウトの体イコール俺の体。似てるから俺ら」
「知ってる」
「屋上で上脱いでるからな何時も」
「いつも見つめてる」
と。田浦は凄くいいやつでいい性格で一途で好感だけど興奮を覚えるような魅力は当時は無かった。どっか無いかなと脱がせたりして探ってた。意地悪じゃなくてほんとに何か探ってる状態だった。田浦が歌ってくれるときはほんと落ちそうにはなってた。聴かせるために毎回何か練習してくれてたし。田浦の家では結構リラックスできるようになった。悪いやつじゃないから。結局田浦の猛攻はずっと続いて、お試しと言いながら殆ど付き合ってるんじゃないかという感じになってた。


3年に成る頃にはユウトは勉強が追いついて高3前半位まで進んだので家庭教師の田口先生の来る回数を減らしてもらったので俺らと遊ぶ時間を作るように成った。
ユウトと僕はあれ以来同じ髪型することが多かった。体型もほぼ一緒、髪も一緒なので新一年とかは双子って思ってる奴が多かった。顔のパーツは似てないけど全体の雰囲気はそっくりに成ってた。お互いに無意識にホントの兄弟に成りたくて寄せてたのかもしれない。

兄弟って学校に浸透したから楽になって凄い密着してても何も思われなくなったので楽だった。屋上に体育のマット持ってこさせて毎日プロレスしてたり2人でパンツ一丁でオイル塗って日焼けしてたりとやりたい放題だった。昼寝もゆうとのお腹が僕の枕の定位置で2人で熟睡して寝てた。寝る時は監視員を配置して熟睡してた。

新一年の元気のいい奴らがたまに襲撃してくることがあったので。寝るために見張り。何様ってマサとかに言われてた。田浦も一緒に昼寝したがってたけど、僕らの周りに居る人達は勝手に力関係で並び順みたいなのがあって、田浦は遠くだったのでその願いは叶ってなかった。たま~にユウトが居なくて枕が無い時は、田浦、枕に成ってと言って腹借りて枕にしてた。3バカ皆にあなた達はどっかの王様ですか?と嫌味言われてた。

3年の最初の頃はホントに元気な新一年たちが屋上に乗り込んで来て邪魔だった。
3バカが大体退治してくれてたけど回数多いので奴らもめんどくさくなって来てて、自分らで処理してくださいよとよく言われてあ。
「しょうがないな、ユウト行く?」
「えー。3バカ何とかしろ」
「もう俺らも飽きましたよ。弱いのに何度も何度も来やがって」
「どうやったら来なくなるかね?」
「さー。バカだから理解できないんでしょう。弱いってこと」
「3バカにバカって言われてる」
「俺らバカじゃない!そろそろその呼び名止めてくださいよ。一年も入ってきたんだから」
「3エロにしようか?」
「エロはマサだけ」
「マサタカノリって長いしな。まあいいや、パトロール行くか」
とユウトと一緒に1年の廊下歩いて教室覗いて襲ってきたやつ見つけるとお話しに行く。でも忘れた頃にまた竹刀とか持って乗り込んでくるんで困った奴らだった。マサが
「研二さん俺いいこと思いついた」
「お前のいいことはろくな事が無いのは知ってる」
「うん。俺も分かってます。それは良いとして、アイツらヤラれることは何とも思ってないから、辱めに合わせればいいんじゃないかと」
「出た。変態マサ。何させる気?」
「とりあえず脱がすでしょ。撮るでしょ」
「おかずにするでしょ。か?」
「正解」
「お前の趣味かよ」
「でもいい手だと思いますよ。そいう恥ずかしいのが一番効く」
「お前は進んで脱いでたろ」
「俺は特殊」
「実験してみる?」
「今度来たらやりましょ」
「人数多かったらどうすんの?」
「大丈夫。倉庫から鉢巻持ってきたからコレで手足縛る」
「ホントにお前は変態だな」
「なんとでも言って下さい」
とマサの変な趣味兼、大人しくさせる方法は予想外に効いた。
あの年くらいだと脱がされるのは凄い恥ずかしくてそれ撮られたら大人しくなるってマサの読みはピタっと当たった。そして、それでも駄目なのはマサの手が股間に伸びちゃう刑になると大体もうそれ以降は大人しくするようになった。そして皆屋上仲間に成ったら消してやるってマサがチェックしてて、襲ってくる奴もどんどん減った。田浦は最低だとマサの事怒ってたけど。
ユウトは家の親に甘える事も出来るようになって遠慮も無くなり皆で楽しく過ごしてた。親戚からはこんな大きな子しかも不良を養子にしてとか陰口叩かれててそれを知るとユウトが落ち込んでたけど、父さんも母さんもユウトを親戚行く時に連れて行くのは止めなかった。ユウトも途中からは開き直って落ち込まなくなった。ユウトと2人で旅行にも行かせてもらった。

ユウトは学校行事でなにかやりたがり始めた。元々人前に出たい性格だったけど中学の頃には既にグレてて一回も出来なかったから高3の最後の文化祭とかで何かやりたいと言い出した。
「研二、一生のお願い。一緒に歌とか歌って」
「合唱?」
「なんでやねん」
「コブクロとか、Def Techとか」
「系統全く違うしその二組」
「アカペラとか」
「2人でどうやってボイパーとかすんの?」
「何でもいいやとにかくやるって言え」
「ヤダ」
「一生のお願い」
「3バカとかに手伝ってもらえよ」
「ヤダ。研二とだったらいつでも練習できるし」
「うーーーん。あっ」
「何だ何だ」
「田浦ってギターと歌めちゃくちゃ上手いんだけど」
「ほんと?」
「ギター弾かせて、俺らが歌う?」
「よし決定、田浦呼べ田浦」
「家に呼ぶの?」
「あ、それ駄目だな。一回許すと」
「分かってくれてありがとう」
「どうする?」
「田浦のとこで一緒に練習しよう」
って成り行きでそうなった。

田浦に言うと即オッケーだった。田浦もやりたかったらしい。
田浦の家に行って何やるか話してて田浦と僕の自然な親しい感じにユウトが
「何かお前ら、いつの間にか良い感じだな」
「何ユウト、ヤキモチ?」と田浦がおちょくる
「弟を虐めるな」と僕が
「怖い顔するなよ。ユウト恐い」と田浦
「田浦、ユウト丸くなったけど根っこはあのままだから」
「はい。気をつけます」と田浦。ユウトの乱暴ぶりは相変わらずだった。
「なに勝手に俺のはなししてんだよ。何にしようかな」
と曲選びとか初めてとりあえず練習したり。田浦と僕の何気ないやり取りにユウトが何かイラっとしたと言う。
「お前らさ、もう付き合えよ。いまの状態に何プラスすれば田浦は納得するんだ?」
「田浦は俺とエッチしたいんだって」
「バカ、それは許可しない。俺が許さない」とユウト
「ってことだ田浦、諦めてくれ」
「諦めません。って体の繋がりって行ったんだけど、無くてもいいけど」
「だったら、無しでいいんだな?」
「ノーコメント」
「はい、駄目です認めません」とユウト。
「弟が駄目っていうから田浦駄目」
「だから諦めないって」
「だってユウト」
と終わらない争いが続く。
「何かお前ら楽しんでるな付き合えないって事自体を」
「ああ。そうかもな」と田浦が認める。

「もう面倒くさいから、付き合っちゃう事にするか?」と僕
「はあ?何適当に言ってるのお前」とユウトが
「いや、何か田浦の悪いとこが殆ど無いからいっかなと。エッチはしないけど」
「ムード無いな」と田浦
「嬉しく無いんだ?だったら取り消し」
「うれしいに決まってるだろ。でもこの流れでって嘘ってあとで言われそう」
「言わない」
「マジで?うそ?嬉しい」と田浦
「研二。お前何言ってるのか分かってる?」
「分かってる。直ぐ別れるかもしれないけどな」
「捨てられないように頑張る」と田浦
「俺帰ろうかな。練習する気無くなった」とユウト
「ユウトが拗ねたから今日は帰るか。田浦またちゃんと話す」
「分かった。明日な」
とユウトと帰ることにした。
「お前何だよあれ」
「いや、キッカケが欲しかったからユウトが色々言ってくれたんで思い切って」
「付き合うってなんだ?」
「今と変わんないよ。田浦が安心するだけだろ」
「エッチしたがるぞ」
「それは今のところ出来ない。興味ない」
「ふーん。何かよくワカラナイな。今の関係と変わらないのに」
「そうだな。俺も分からない」
「分からないのにオッケーしていいのか?」
「勢いで」
「いい加減な奴」
「ユウトとは兄弟っていうかっちりしたのがあるから安心だけど、田浦とはそういうのが無いから付き合うっていう何か印みたいなが必要だったんじゃない。」
「他人ごとみたいに言うな。俺は気に入らない。気に食わない」
と怒ったユウト。家に帰って延々と話して機嫌直してもらった。兄弟、家族としてユウトが一番大事ってことは言った。
時間の流れでずっと書いてると終わらなくなってきたのでこれで終了させます。
雑な文になっちまいました。スミマセン。

ユウトと僕は今現在、家族じゃなくなっている。大切な奴であることには変わりない。

大学受験に向けて必死で勉強してたユウトだった。もちろんどこでも良いって事ならば受かるけれども親の経済状態を考えると家から通える大学で国公立が良かった。
僕は模試の結果では合格圏内に居たけどユウトは厳しい状況だった。

ユウトの元親からの教育費が渡されてたけど父さん母さんは手を付けようとしなかった。それでユウトは悩んでた。家から通える私立か外に出て遠くの国公立か。
ユウトの希望は家に居たいという希望が最初あったから私立って父さん母さん僕は思ってた。受験が近づくに連れてユウトが悩み始めた
「持ってきたお金父さん母さん使ってくれないかな」
「足りなくなったら使うからユウト考えすぎ」
「足りてても使ってくれないかな肩身狭いよ俺」
「バーカ。ほんと腹立つなお前」と相当イラッときた。
「何?」
「父さんも母さんもお前に肩身狭いとか思われたら泣くよマジで。俺も怒った」
「そうは言っても」と言うので久々の殴り合いの喧嘩になった。
喧嘩の理由は当然言え無かったので止めに来た親には学校での態度と言ってごまかした。

それから大分後だけど、ユウトの元親が性懲りもなく再婚するというので家に訪ねてきた。ユウトの希望があるならまた親に成りたいみたいなことを。

元親が帰った後ユウトに父さんが
「父さんはユウトは実の子と思ってる。それだけだ。それ以上は何も言わない。今の言葉で全て感じて欲しい」
「分かってるよ父さん」とユウト。珍しく泣かなかった二人共。
「だったらこの話はお終い」と僕が言うと
「父さんの子だと思ってるからワガママ聞いてくれる?」とユウト。
「何だ?」
「4年間、俺が留学に行ったと思って自由にさせてくれないかな」
「どういう事だ?」
「4年間はアイツらの籍に戻る。それであっちから大学行く」
「何いってんだ?お金の心配ならするな」
「いや、するよ。4年ほどアイツらに金出させる。それで、俺を振り回した償いしてもらう。4年経ったら籍はどうすりゃ良いか分かんないけど、父さんと母さんの子として将来2人の面倒見るために戻ってくる。受け入れてもらえるなら籍をまたその時この家に入れさせてもらいたい」とユウトが言う。言葉が出なかった。ユウトなりの父さん母さんに対する親孝行な気持ちと思えたから。

父さんが
「情けないな。俺がもっと稼いでたらユウトにこんな辛いこと言わせなかったのにな」
「父さんゴメンそんなつもりじゃないって。せっかく金づるが居るんだから大学生活分払わせたらいいって事。今受け取ってる金は将来に向けて貯金しておくから。父さん、分かってよ」とユウトが。
「ユウトが決めなさい。父さんは反対だとだけ言っておく」
と父さんと母さんは自分たちの部屋に消えてった。
ユウトは泣かずにずっと黙ったままだった。携帯を見ながらずっと考えてて電話をかけ出した
「戻るそっちに。卒業まではこっちいるから」と元親に電話してた。
辛くなったので僕も部屋に戻った。ユウトは父さん母さんの部屋に行って話してた。

ユウトが来た
「ゴメン。心配ばかり」
「兄弟じゃ無くなるんだな」
「兄弟は変わらないって」
「変わるよ。籍抜けるんだろ」
「法的な話だけだって」
「4年って兄弟だった期間の倍以上」
「研二はああいう届出が無いと俺を兄弟と認めないっていってんのか?」
「逆切れするな、もういいよユウトの事もう嫌いになったから、卒業までって言わずもう出ていけよ」
と言ってはいけない一言をつい
「分かった。ゴメンな色々。俺が悪かったから」
と部屋を出ていくので後ろから捕まえて引き戻す
「駄目」
「何が」
「嘘だから卒業してもずっといろよココ。嫌いじゃないし。大好きだし」
「分かってるって。俺だって研二好きだから。嫌いって言われても大学卒業したらここの子に法的にもしてもらうから。さっき父さんと母さんと約束って紙に書いて貰ったから。入れてもらえなかったら訴えるから。」
とユウトが言った。

受験前にユウトは養子の解消をして法的には家の子じゃなくなった。父さんと母さんは凄く脱力してる風だったけど僕の前でそれ見せると僕の立場ってとなったらいけないからか元気なフリしてる。

ユウトのアホは近くの私大に行けばいいのものを元親との一緒の生活はやっぱり嫌らしく受かった遠くの国立に行ってそっちに一人暮らしを始めた。アッサリし過ぎ。寂しいらしく最初はメールの量が半端無かった。

僕は志望通り、家から通える国立に入った。ユウトとは一緒の大学入って一緒に大学生活しようって昔言ってたけど守ってくれなかった。今はユウトの居ない我が家。ユウトの部屋はホコリがたまらないように掃除だけは母さんがしてるけど基本的に何もいじらないでそのまま、漫画とか本とかもそのままにしてる。
「ユウト帰ってきてるのかな?」と僕が食卓で言うと
「お前と一緒でユウトも気まぐれな奴だからな。4年前の約束?なにそれ。知らないとか言って気変わりしてるかもな」
「そんな子じゃありません」と母さん。
「でも期待しない方がいいぞ」と父さん。
「なんてこと言うの」
「いや、いろいろ4年も経つと変わるぞ。成人に成ってるからわざわざ家の籍に入るってことする必要無いしな。その頃は単なるユウトとしての付き合いになるのかもな。息子としてじゃなく」
「父さん。そんなの言わないでよ。家の子って言い続けといて。でないとユウトは父さんと母さんの事ばっか考えてるから、あ、受け入れてくれないんだとか思って強がって何のことだっけとか言うよ。あいつの事だから」
「そうだったな。研二が一番理解してるな」
という感じでユウトが出ていった直後はユウトの話ばかりだった。

大学一年の夏休みに成った。
ユウトから電話
「研二、迎え来て」
「は?どこに?」
「駅」
「分かった」と父さんの車で迎えに行く
「遅い」
「事前に言えよ。今日は何?」
「里帰り」
「そっか」
「で、どうよ最近。メールもしてこないけど研二」
「しただろ。一週間前」
「毎日送ってこい電話しろ」
「お前、家族間通話じゃないから無料にならない」
「ウワ、今の痛い。相当痛い。凄い攻撃食らった久々に会ったのに酷い」
「事実」
「で、どこに向かってる?」
「お前の実家」
「あ、、、そっちじゃない」
「俺ん家?」
「あー。そう言いたいけど今言えないんだな。不便だな」
「お前が捨ててった家に行けばいいんだな」
「傷つく。ほんと傷つく」
「勝手に傷ついてろ」
「研二お前冷たいな何か」
「変わってないよ。てか母さんに言っておかないとご飯の準備。4月は間違えて4食分の味付けで3食作って味濃いって事あったりしたよ」
「やっぱ帰る時は言わないと事前申請必要なんだな。何か寂しい」
「そうじゃなくて食材の事とかあるだろ。大体初めて帰ってくるしあれ以来。父さんも母さんもそっちに遊び行きたいみたいだけど遠慮して何も言わないし」
「そうなんだ。へぇー。いつでもいいのに」
「行けないだろ捨てられた親は」
「お前言葉に棘あり過ぎる」
「隠してもしょうがないだろ。言いたいこと言うよ」
「まあその方が良いから何でも言え。喧嘩も受けて立つ」
「喧嘩はいいや。兄弟じゃないから手加減してくれないかもしれないから」
「あー。まじムカツイた今の」
「ハイ、到着」
「ただいま」とユウト
「あらお帰り。夏休み入った?」と母さん
何だか僕だけ1人イライラして刺々しくして父さんも母さんもユウトも普通にしてるのが何か…子供なのは僕だけだった。まあでも帰ってくれば直ぐに元の関係に成って直ぐに仲良くなる。ユウトの里帰りは我が家だったのが嬉しかった。

僕と田浦は学部は違うけど同じ大学になった。彼女も同じ大学の学部違い。非常に困った状態に成った。田浦が
「俺が2股容認すると言ってそうなってるのは分かってる。が、ソロソロ何か考えた方がいいんじゃないのか研二」
「ウン。分かってる。田浦今までありがとう」
「え?切られるのは俺?」
「えー。うん。そうなるな。言えなかったけど」
「それは想定外」と田浦が焦る
「初めての男だったけど楽しかったよ。ありがとう」
「待て、2股オッケー。許す。俺今日用事あるからまた明日な」と別れてくれない田浦。
ユウトに相談すると爆笑される。
「田浦可愛い。健気。大切にしろ」
と他人ごと。

ユウトとは大学出たら家族にまた戻る予定。
田浦は結局別れてくれずズルズルと。でも楽しいのは楽しい。田浦と居るのは。
しばらくは2股なんでしょうか。僕にも分かりません。
田浦との事 高校時代

田浦と付きあうことになった。でも正直、何をしていいのかも分からなかったので困ったなと思ってた。ユウトの機嫌が悪いので相談相手も居ないし。マサが一応相談には乗ってくれるけどあのチョロチョロした男は真剣味が無い。僕は女の子と付き合う時は自分で決めてリードしていく側だったので、田浦との付き合いでもそうしないといけないかなと気負ってた。

田浦は全部しきってくれるので僕は言われるままにしてれば良かったのでそういう面ではとても楽な付き合いになった。が、田浦は思ってた以上に真っ直ぐな奴だったので、適当なことを言うと

「何でそう思う?」、「どうしてそんな事言う?」、「今のはどういう意味」と納得行くまで僕は田浦に問い詰められるので適当な事は出来ない、言えなかった。真面目に考えないといけないんだなと田浦にしつけられた。

付きあうって成ってからは田浦が僕と一緒に居る時の座る位置とかが近くなった。普通の男友達とは腕とか当たる距離で座るのんだけど、お試し期間中は僕が怒るので田浦は当たらない距離で座ってたそうだ。怒ったつもりはないけど。
「やっと隣に座れるよ」
「そうか?座ってなかった?」
「2,30cm以上あけて気を使ってた」
「何で?」
「何でって、研二が嫌がるから」
「そうだっけ?」
「俺結構その件で傷ついてた。気持ち悪いって思われてるのかと思って」
「そんなの思ってたら家にこないし。何いってんのバカじゃない」
「バカまで言わなくていいだろ。口悪いな」
「コラ、手を握るな勝手に」
「手は嫌いなんだ?」
「2人でいて手の上に手置かれても何かヤだな」
「分かったこれは止める。あと嫌なことは?」
「テレビとかでオネイキャラの人みたいな感じでベタベタするのは嫌いかも」
「それは心配するな俺も苦手。後は」
「メモ取るなよ覚えられないのか?」
「いや、証拠。ここに書いてないことで怒ったら反論できるように」
「細かいやつだな。あ、そういう細かいこと言うの嫌いも書いといて」
「何だよずるい奴だな」
「そうか、イヤになったなら。別れよう。早っ」と笑うと
「バーカ。怒るぞ。やっとオッケー貰ったのに逃すか」
とタックルしてくる。抵抗せずにされるがままにして居ると額の傷痕を触りながら。
「コレ」と前に5人でボコられた時に付いた傷を触る。
「仕返しで田浦を殴った記憶があまりないけど。あの時アバラ痛いまま復讐してたらか痛み止め沢山飲んでてボーとしてたからかな?」
「俺は主に正広に殴られた」
「マサ強いからな」
「そう。だからアイツ俺のことなめてて、田浦ちゃんってちゃん付け」
「研二、アバラ痛いのによくアレだけやったよな」
「頭行っちゃってんたんだろあの時は」
「まあ俺らもかなりやられたんでチャラってことで。許して」と可愛い感じで両手合わせて謝るから可愛いなって思ってしまう。そのまま田浦のやりたいように身を任せてみるけど、チンコ揉むでもなくエロいことは何もして来なかった。

田浦に触られ、ユウトに触られ、マサに触られ何かそれぞれ湧く感情が違ってた。
ユウトとはホント男の友達同士って感じだと思う。マサは明らかにエロ狙い。田浦が微妙だった。エロ狙いでは無いっぽい。でも男友達同士でも無い。何て言うんだろう、純愛的な感じなだろうかな。

田浦は寛容でもあった。まず元々居た彼女についてはそのままにしておけと言う田浦。後は学校では田浦と無理して絡まなくても良いとか、2人だけは週一で良いとか全く束縛してこないので相当楽だった。それで長く続いてるのだと思う。独占欲がない。二人の時ちゃんとしてくれば良いよって奴。滅多にいないと思う、男でも女でもそういう奴は。
だから二人っきりの時は大切にしてやらないとなと思ってしまう。ユウトに言わせると、完全に作戦負けだなと言われるけど、僕が見る限り田浦には作戦も何もない。って言うとユウトは「完全に手のひらで転がされてる」って笑ってた。

ほんと健全な付き合いって始まった。部屋ではギターを教えてもらって、進路の事話したりこれまでの彼女の話とかお試しの頃よりは踏み込んで田浦が聞いてくる事を答えたり、話したりした。中学生かって感じで進展は遅かった。

田浦ペースだとそんな感じで遅い。お試しの時はそれでよかったけど、僕は何かダレて来たので僕から誘って外に出るように成った。
「最近、3バカのお陰で外歩きにくいよ」
「髪型変えたら?俺とおそろいにする?」
「田浦は可愛い顔だからこういう系は似合わないよ。田浦は爽やかな感じがいいよ」
「何だよ何気に喜ばせて」
「別に普通の感想」
「そっか、で髪型」
「換えても換えても直ぐアイツら真似してくるし」
「研二リスペクトだもんなアイツら」
「ちげーよ。ユウトリスペクトだよ。でユウトには馴れ馴れしくし難いからこっちと親しくしてるだけで、ユウトが優しくしたらアイツら直ぐユウトにまとわりつくよ」
「そうかな。研二居ないとこでも褒めてるよあいつら」
「ふーん。優しくしてやろ」
「次の髪思いつかないから、今度の髪型は田浦リクエストにしてやるよ。雑誌かなんかで決めておいて」
「何か嬉しいなそういうの」
「そう?だったら今後は田浦の言う髪にしてやるよ」
「そっか責任重大だな、研二変えると皆変わるから」
「似合うやつにしてよ」
「分かった色々雑誌見て考える」
とか、なんでもないようなことが楽しかったもした。僕も田浦の髪型選んでみたり。
ユウトは時々反発してたけどやったもん勝ちだった。

そんな感じで純な感じの付き合いだったのでエッチにはなかなか発展しなかった。僕がエッチは無しって言ってたから田浦からは言って来なかった
「田浦、エッチどう」
「どうって何?」
「あ、いや、したいのかなどうなのかなって」
「いいよ無理しなくて」
「そっか」
と僕から振ってみてもそんな感じで性欲ないのコイツって感じだった。
じゃれ合ってる時に服の中に手を入れて触ると凄く嫌がられた。
「嫌がってるフリして実はいいんだろ?」
「何エロオヤジ見たなこと言ってんだよ」
「えへへ。だったらココは感じるかな」
とパンツの中に無理やり手を入れて尻を揉むと
「止めろって。マジで!」と怒る
「怒るなよ」
「だったら手抜け」
「分かった」と油断させておいて前に手を回してチンコを握ってみる
「離せっ!怒るよ」
と言うので無理やりコネったり、擦ったりしてるとどんどん大きくなってきて何かいきそうになってくる田浦だった。相当怒ってるけど抑えてるので逃げられない田浦。途中からものすごい顔が怒ってるので怖くなるけど止められずにいた。
「研二、最初が手で無理やりいかされるって俺一生後悔するから止めて」って涙声。怒りで震えた感じで言われて、マジ怒りだと思って慌てて止める。
「ごめん。冗談だったんだけど」
「冗談でも許せん」と怒りで震えながら目からはポロって涙出てるので焦ってしまう。ユウトの泣きとはまた違って、くっきりと丸い粒の涙で役者かって思ったけど、そんなの言うと修羅場になりそうで言えない。
「ゴメン」と手で涙を拭いてみる。後で考えるとキザな感じだけどその時はそうするしかないって感じだった。
「その手俺のちんちん触った手だろ」と怒り泣き顔で怒られる。
「自分のチンコだから良いだろ」
「嫌だ。手洗ってこい!」と怒られる。
それ以来そういうおふざけは止めた。
でも、そうやって拒否される程、何か、田浦の体を触りたいとか自分の思い通りにしたいとか思えてきた。何か凄い引きこまれていった。多分女でもこういう純な奴は居ない。
田浦を泣かせちゃって凄い罪悪感が膨らんでちょっと落ち込んでた。田浦が
「反省した?」
「したした。具合悪くなる位」
「意外と気にするんだな」
「そりゃするって。あんなポロポロされて何も感じない奴いないって」
「変か?」
「ああいう丸い粒の涙って見たこと無い」
「そうなんだ。自分じゃ分からないけど。でもホントに腹立って泣いちゃった。泣くのは卑怯だよな」
「いや、泣かせた俺が悪かったよ」
「なんだよ。優しいな」
「普通の対応。惚れた?」
「当たり前」
「はぁ。。。」
「何だよそのため息」
「お前のそのなんていうか中学生レベルの進み具合。今後俺どうすれば良いか分かんない。ふざけるだけで泣かれるし。泣かせたくない」
「研二ってもっとガサツって思ってたけど、優しいんだな」
「ガサツはガサツだけど、お前の泣き顔は反則」
「泣きたい訳じゃないんだけどな。ゴメン。アレはびっくりしてあれで行かされるって思ったら何か悲しくなって。」
「分かったって。この度はちゃんとするって」
「今度?」
「いつかはそういう事になるんじゃないの?」
「無理しなくていいから」
と田浦は求めない。
「田浦教えて」
「何を?」
「エッチに関してはどうすればいいの今後」
「ストレートだな」
「お前にはストレートに言わないと伝わらない」
「その内な」
「何だよその内って」
「俺の体、色気無いんだろ」
「そうだ、また脱いで見て」
「何でだよ」
「チンチン反応するかチェック」
「また脱ぎ損になるから嫌だよ」
「分かんないって」
「それに研二にまたイタズラされそうだし」
「しないって」
「信用ないから今」
「手後に回してるから」
「あ、そうだ。タオルで手縛ってからなら」
「田浦はそいういのが好きなのか?」
「違うっ。イタズラ対策」と手を後にしてキツくタオルで
「何かいやだな屈辱的」
「脱ぐよ」
と脱いでいく田浦。
「あっ」
「何だよ」と田浦
「半立ちした」
「嘘?」
「触るな」
「復讐だ」
「やばい、フルに立った」
「へー。俺色気出たか?」
「手のタオル外して」
「外さない」
「何でだよ」
「罰」
と外してくれない。チンチンはフルに立ったまま。田浦が付き合って以来、焦らしてきてたので、とうとう裸見ただけで立ってしまった。田浦に感情が随分と変わってた。
指でつんつんと突いてくる田浦に悪意を感じる。手が使えないなら足だと足で田浦を挟み込んで見るが逃げられる
「カチカチだな、研二」
「いいからタオル取ってよ」
「取ったら襲って来るのは見え見え」
「しないってそんなの。やる時はきちんと色々準備して田浦がいいって言ったら」
「そうなんだ。ふーん」
「何だその疑いの目」
「今日は準備してない」
「だから無理やりはしないって」
「ほんとか?」
「ホントホント」と言うとやっと手のタオルを外してくれる。襲っちゃおうかと思ったけどコレ以上信用を落とすと不味いと思って止めた。
「田浦って1人経験あるって言ってたけどどこまでやった?」
「男と?女と?どっち?」
「1人ってどっちも?」
「ああ、合計だと2人」
「それ聞いてない」
「言ってない」
「女とあるんだ」
「あるよ。最後まで」
「そうだったんだ。男一筋かと思って」
「違うよ。好きになった奴がたまたま男だったか女だったかの違い」
「いまいち理解できないけど。ま、個人個人違うからいいけど」
「そうだな」
「男とはどんなんだったの?」
「研二いつ聞いてくるかなって思ってたけど」と聞くと言い始めた

田浦によると、高1最初の頃に中学の時の友達の家に行った時に来てたそいつの大学生の親戚と仲良くなったそうだ。何度か遊びに連れてって貰ってる内に酒飲まされて酔ってる時に真剣に言われて何かウンって言ってしまい抱かれてしまったそうだ。お尻に入れるなんて考えても無かったから無防備で急に痛みが走ってビックリしたらしい。指をねじ込まれて、その後暴れたけど、何か棒みたいなもの、たぶんバイブを突っ込まれてさらに指追加で広げようとされて大暴れして逃げ帰ったけど、携帯で裸撮られててそれネタで、何度もその後も誘いがあったけど行かないで居た。気分がムシャクシャしてきて強く成りたいって思って、屋上に行くようになってユウトに付いて喧嘩に明け暮れてって流れに成ったらしい。ユウトには言えないよなそんなこと。初体験は田浦とユウトとその彼女で海に行って泊まった時だった。ユウトと彼女で一部屋、僕と田浦が同じ部屋に分けた。当然だけど。海で遊んで疲れてたけど一緒の部屋でゴロゴロしてると田浦が
「よし、やるぞシャワー浴びろ」
「何か爽やかに言うね」
「緊張してるから逆に明るく言ってみた」
「そっか」と2人でシャワーに行く。一緒にシャワーは初めてだった。
「洗ってやる」と洗ってやる。チンコも綺麗に。
「やっぱ触られるとくすぐったいな」
「そうか?」とか言いながら洗いっこする。
「ここは何時もより綺麗に」と田浦が僕のおしりを洗ってくる。ちょっと嫌な予感
「俺のそこは適当でいいよ」
「何で?」
「何でって、必要ないから」
とお互い黙ってしまう。もしかして田浦がタチって事かとか色々考える。マサに基本的な事は色々教えてもらってて言葉も覚えた。
「えーと。田浦ってどっち?」
「タチ」
「別れようか」
「オイ!」
「だって…」
「嘘だよ。もしかしたら研二がウケかもと思って探ってた」
「探るな、直接聞け」
「恥ずかしいだろ何か」
「で、田浦がウケでいいんだよな?」
「とりあえず」
「とりあえずって?」
「俺もいつかはタチしてみたい」
「えー。俺は嫌だから他でやって」
「あー。もう止めた今のカチンときた」
「なんだよそれ」
「こんな時に他でやれって言うか普通」
「ほんと面倒くさいやつだな田浦って」
「分かった。別れよう」
「そうだな。そうしよう」
と直前で喧嘩になる。ユウトの部屋に行こうかとメールすると。来るな、今から開始と返ってきた。ユウトも彼女とエッチするところだった。
「もう寝るから」と僕が言うと
「どうぞ」と田浦
「あのさ」
「何?」
「謝ったら許してくれる?」
「許すよ」
「ゴメン。ヤラせて」
「何でヤラせてとごめんが一緒なんだよ」と笑う田浦
「ウルサイよ」とベットに引き入れて開始した。
彼女とは時々エッチしてた。マサが基本的に一緒だからと教えてくれてたので知ってるやり方でやってみる。あんまり気持ちよさそうじゃないので
「気持よくなさそうだな」
「そんな凄いのは求めてないから」
「何か・・・」
と思い切ってフェラチオしてみると
「うわ。ちょっといきなりかよ」
「いちいち言わなくてイイから」と黙らせる
「あ、行きそうだから離して」と言うので離す
「俺もやってみる」と逆にやってくれる
お尻は指を入れて本数増やしながら痛いって文句言われながら広げてく。
「入れるよ」
「うん。あー。痛いっー」と痛いらしいが続ける
「力抜いて」
とか色々いいながら何とか終える。何かお互いグッタリする。
「もう穴はやめようか。疲れ果てる」
「研二は入れる方だから良いだろ。俺は痛さに耐えるのが大変だよ」
「こっちも痛がってるから動かせないし、体勢きついしグッタリ」
「研二一回だけ逆やってみない?」
「分かったよ。今直ぐやれ」
「え?今?」
「気が変わらない内にさっさとやれ」
と何故か受け入れる事に。が、途中で後悔
「田浦抜いて。無理痛いよ」
「我慢しろよ俺も我慢したんだから」
「いや、ホント痛い。泣きそう」
「後1分。もう少しで行きそうだから」
「分かった」
と我慢を続ける。
「もう1分だろ?」
「もうちょっと」
と延長時間が延々に続く。後一分って言ってからたぶん5分位は続けられたかも。
終わると田浦は満足気で僕は痛くて痛くて。
「何かタチもできそうだな俺」
「他所でやってマジで。俺無理ほんと無理だから」
「また他所でって言う!」
「ほんと無理」
「よしもう一回だ」と田浦が冗談だと思うけど来るので、慌ててベットから出てバスルームに行って鍵を掛けてトイレに座り込む。気分落ち着けてでる。
「捕まえた」と元気な田浦
「続きするぞ」と無理やりベットに
「何か田浦変わった。豹変した。恐い。穴は無理だからもう」
「分かってるよ。穴はお互い止めような」
「俺は入れたいから次までに研究する」と僕
「研究って?」
「何か方法あるんだろ。マサが入れてるの前みたけどタッキー痛がってなかったし」
「そんな便利な方法は無いだろ。何度かやってたら慣れてくるんじゃないか?」
「そうか。田浦頑張ってくれ」
「そうだな。。。」
と渋られた。その日は穴はそれ以上やらなかった。入れることだけ2人頭いっぱいだったからそれ以外の事が雑になってたので、どちらからともなくキスしはじめてって感じで、夜中まで何か甘酸っぱい感じのいちゃついた感じの事をずっとしてた。
「こういうのがやりたかった」という田浦
「俺もやりたかったけど拒否する奴が居たからな」
「悪かったよ。でも吹っ切れた」
「そう」とまたいちゃついた。
裸で抱き合って寝てた。朝、ドアどんどんされて田浦が裸で開けに行く。
ユウトが入ってきて布団剥がされる。
「あーあ。研二やっちゃったんだな」
「知らない。起きたら裸だった。暑くて脱いだのかな」
「バレてるって、声凄い聞こえてた」とユウト
「嘘、声出してないってあまり」
「やっぱりやったのかよ」とユウトの誘導尋問にはまる
「田浦、ユウトが怒ってる」
「内緒でお願いしますよ。ユウトさん」と田浦がしたてに出てた。
「父さんに言ってやろ」
「子供か!」
とユウトがなんとも言えない顔で困る
「大体わかってたんだろ2人部屋なんだから」と僕が言うと
「分かってたよ」
「だったら」
「2人の自由だから俺がとやかくは言わないよ」
「分かった」
と何かギクシャクした感じになる。
田浦と僕は朝からハイテンションでまた海に入ってワイワイと。
「穴が何か染みる気がするな」
「塩水だからかな」
とか田浦と話したりしてるとユウトが
「何か俺、ハブにされてる」
「してないって被害妄想」
「俺なんて要らない子なんだ」とユウトが
「研二、ユウトと2人で沖まで行ってこいよ。俺、ゆうと彼女と遊んでる」
「分かった」
と浮くマットにユウト乗せてバタ足で沖まで。
「捨てて帰るのか俺を沖に」
「スネるなって。俺と2人の時は拗ねればいいけど。田浦と一緒の時は少しは自制しろよ田浦困ってるだろ。それでなくてもユウトを怖がってるのに」
「恐がってる?」
「恐がってるよ」
「何で?」
「そりゃ俺とユウトって凄い仲いいの知ってるから、何か気にしてるっていうか」
「疑ってる感じ?」
「そうじゃなくて、分かんないけど気を使ってる」
「そうか、そりゃ悪いな。で、エッチは」
「言わない」
「何でだよ」
「そういうのやっぱりペラペラ喋ることじゃないだろ。田浦もたぶん他所で言わないし」
「まあそうだろうけど。俺と研二の仲で…」
「分かったよ。でも帰ってからな」
「何か俺との間には秘密は無いとか言っておきながら、いい加減な奴」
「拗ねないで。ユウトちゃん」
「何か寂しい感じするな」
「ユウトちゃんも可愛いよ」
「ちゃんって言うな」
「お前もエッチしたんだろ」
「いつもしてるからな別に」
としばらく沖で機嫌とって帰る。田浦はユウト彼女と仲良く遊んでた。
しばらくしてユウトと田浦が何か話してた。
「何言われた?」
「俺にもやらせろってユウトが」
「そっか。ってオイ!。何いってんのアイツ」
「ユウト悲しんだろうな。何か気持ちは分かる」と田浦
「気にするな」
「そうだな」
「田浦そのうちボコられるかもなユウトに」
「助けてよ」
「わかった助ける」
とまたイチャイチャしてると思ったらしく遠くから石が飛んでくる。ユウトだった。
「アイツ子供みたいだな」
「それだけ研二のこと大切なんだろ」
「兄弟だからな俺ら。勘違いするなよ」
「分かってるって見てたら分かるって。俺のとユウトのは全然違うから」
「そっか。勘違いして3角関係とかって思われた困ったなって思ってた」
と。田浦にはユウトの愛情ってのは違うものだとわかってたららしい。

おしりが痛いものだというのが分かったので何か方法ないかなとマサに聞いてみた。
マサにはまだ田浦と僕がそうなったとは言わずに先の事を考えて勉強っていう話で。
「分かりました。研二さんまず脱ぎましょうか」
「何で脱がないといけないんだよ」
「体験するのが一番ですよ。ハイハイ脱いで脱いで」
「お前に入れられるなんてあり得ない」
「何ですか。興奮してたのに萎えちゃうな。そんな俺を嫌わないでよ。何気に傷つくんだから」
「マサ、ゴメン。ゴメン。機嫌直せ」
「やらしてくれます?」
「正広!」
「冗談ですよ。イライラしないで。早く脱いで」
「オイ!」
「ダマされないか」
「困ったな。どうやって理解してもらおう、俺あまりしないけど俺の穴でやってみる?」
「マサ何いってんの?」
「実技でしないと分かりにくいでしょ」
「それはそうだが。俺がマサの穴に入れるの?」
「そうですね。やっちゃいましょう。研二さんだったら特別に」
「いや、それは田浦にぶっ殺される」
「何ですかそんな弱い事言って。文句言ったら殴って従わせればいいでしょ」
「それは駄目だろ」
「何だ研二さんも普通の人ですね」
「何か腹立つ言い方するな」
「田浦ちゃんの尻に敷かれちゃって。恥ずかしいなぁ」
とマサにおちょくられる。
「だったらさっさと脱げよ」
「ちょっと待って下さい。風呂に行きましょう」
「何で?、洗うんですよ」
「ああ、前に言ってたな」
とシャワーを使ってお尻の中の洗い方を見せてもらう。
「研二さんもやってみましょう」
「何でだよお前俺を犯す気か?」
「自分でやってみないと分からないでしょ」
と何か乗せられてしまう。結構準備が大変なんだなと。前はそのまま入れたから。もちろんコンドームはつけてだけど。
「久々だから入るかな」
とマサ。ほんとにやるんだろうか。
「研二さんここ、早くしろ」
とか会話がタメ口に成って来る。こうなるからやりたくないんだよな。下手するとマサが割り込んできて修羅場に成ったりしてとか色々考える。
「マサ、お前今日殆どタメ口だな」
「あ、はい、スミマセンでした」
「やーめた。何かムカムカしてきた。帰る」
とマサの態度のせいにして帰った。本当は田浦裏切る事になるって思ってだったんでマサには悪い事したなと思いながら帰る。

帰ってると田浦から電話が入る。何かタイミングがいいんだか悪いんだか。
心苦しいのでさっき起きたことを話してみた。やってないから許してくれると思ってたけどそうでは無かった。
「フザケルなよ。正直に言えば許すって思ってんのか?。そもそも内緒でやろうとした根性が気に食わない」
とか相当怒り狂ってる田浦。言い返そうにも言葉がとぎれないので何も言えなかった。寛容だったのでこれも許してくれるって思ってた。が、
「バイバイ」
って言葉で電話を切られて。その後は出てくれなかった。ユウトもあの日以来よそよそしいし、マサも駄目だし。何だか憂鬱になってやる気が起きなくて部屋にこもって寝込んだ。ユウトものぞきに来ないし何か孤独だった。携帯も電源切って寝てた。
大分経ってユウトが部屋に来たけど
「ゴメン。喋る気力ない」
「分かった」
と何も喋らないけどメールしながら僕の部屋にずっとユウトが居た。
「そろそろ喋る?」
「うん」
と全部話してみた。
「皆が怒って当然」
「ユウトまで責めるな」
「責めてない。事実を言ってるだけ」
「うん。俺が悪いのは分かってる」
「皆に謝ったら?」
「分かった。メールする」
「アホ。自分の言葉でしろ」
「誰も電話出てくれない」
「俺が掛けてやる」
と、田浦にひたすら謝り、マサにもひらすら謝り。
「謝り続けて益々卑屈になって来た」
と拗ねて寝てるとユウトにドカっと結構痛く蹴られる
「情けない」
「ユウトが一番分かってくれる」
「その手には乗らない。お前そういうとこ軽薄になってきたな」
「ほんとに思ってる」
「田浦は何番だ?」
「えーと。皆一番」
「ほんと軽薄になった」
「今自分でもそう思った」
「まあ、反省するんだな」
とユウトと話してて少し気分を盛り返す。しばらくしてユウトが
「田浦が家の近く来たらしい。メール来た。迎えに行ってくる」
「嘘、寝てるからって帰らせて」
「いいのか?仲直りするなら今だろ」
「辛いな…」
と。初めて田浦が家に来た。
ユウトが案内して1人で田浦が部屋に入ってきたので、
「ホントにスミマセン」
と謝る。
「反省した?」
「した」
「正広にも謝った?」
「謝った」
「分かった。許す」
倒れこんで
「よかった~。皆怒らして俺参ったよ」
「たまにはそうやって反省してもらわないと。研二とユウトは王様過ぎるから時々はこうやって謙虚にならせないとな」と田浦が軽く笑ってた。
「次はユウトに反省させよう」とユウトの話題に無理やり換えてみた
「ユウトは俺知らないよ。恐いから」
とか色々話す。
「初めて来た、研二の家」
「あ、早く帰らないと父さん帰ってきたら絡まれるよ」
「絡まれる?」
「3バカは街で父さん見たら逃げるから。直ぐ殴る父さん」
「嘘、マジで」
「ユウトは引きずられてぼっこぼっこにされる」
「恐いな」
「居てもいいけど。居たら飯食わされるよ。拒否すると殴られるよ」
「研二の家、研二もユウトも暴れるし、お父さんもそうなのか?」
「母さんも相当だけどな」
「嘘、おとなしい感じだったけど」
「最初にユウトと殴り合いの喧嘩してたらこのテーブルがすっごい勢いで飛んで来て俺ら下敷きになった」
「これ投げるのけっこう力いるよ」
「うん。恐いだろ」
「恐すぎる」
「あ、もう駄目だ父さん帰ってきた。残念だったな」
「緊張する」
「田浦、付き合ってるって紹介していい?」
「は?それは駄目だろ」
「駄目か?」
「いや、ビックリした。俺は親には言えないけどお前言っちゃうの?」
「いや、言わないつもりだったけど言っちゃおうかなって、今ふと」
「思いつきかよ。言わなくていいよ、紹介してもいいって思ってくれたのは嬉しかったけどこういうのは大っぴらにはやめとうこうよ。超親しい人間だけ知っててくれればいいから」と田浦。
「分かった。じゃあ、友達って事で」
「わかった」

下に降りて父さんに合わせると
「お、やっとまともな友達連れてきたな」
「まともって…」
「お前ら連れてくるの眉毛細いのとか髪カラフルなのとかそんなんばっかだろ」
「まあ大体そうだね」
「その友達は見た感じ真面目っぽい。こういう友達もまだ残ってたんだな」
「ああ、でもコイツも俺ボッコにした奴の1人だから」
「あ、研二それ言うんだ。大変申し訳ございませんでした」と田浦謝る
「ははは。謝らなくていいぞ。研二が調子に乗ってたんだろアレは」
「そうだよ。俺が調子に乗りすぎてた頃の話だから」
「へぇー。こんな可愛い顔して結構やるんだな」
「いや、弱いです。いきがってるだけです」
「気強そうだな。可愛い顔して」
「可愛い可愛い言い過ぎ」と僕
「いや、家にこんな顔の子こないから新鮮だな、飯食ってけ」と父さん。
「でた、飯食ってけ攻撃」
と田浦もウチの父さんの飯食え攻撃に合う。
他の皆と違って手伝いとかちゃんとするので母さんも関心してた。
「田浦君は志望校どこ?」と母さん
「Y大学です」
「研二と一緒だな」と父さん
「ほんとこの二人って変。普通喧嘩ばっかりしてる奴って勉強捨ててるのに何でA判定とかB判定とるんだよ」とユウト
「勉強捨ててるって一番ユウトが勉強してるだろ」と僕
「一番しててD判定って」とユウト
「それはもう笑うしか無いな」と父さん
「ハハハ」と僕がわざと笑いしてみる
「研二後でフルボッコにしてやるからな」とユウト怒る
「田浦君は下の名前で呼ばないのか?」と父さん
「ああ、田浦は皆、田浦ってしか呼ばないね」
「そうですね。下で呼ぶのは親ぐらいですかね。家で田浦って呼ばれても皆田浦なんで。他では苗字ですね」
「タウラマサカズとか?」と父さんが1人で笑ってる
「この子達、田村正和知らないわよ」と母さん
「古畑の人?、それが何で面白いの?」
「古畑もお前ら再々放送とかだろ。忘れろ。冷静に聞かれると面白くない」
田浦は下の名前をおじいさんが付けて古臭い名前だからそれで呼ぶと一気に不機嫌になるので呼べない。呼ぶと急に人が変わって凄い怒る。
「田浦の名前の話はもう止めてやって。嫌がるから」
「そうか。話題変えよう。アウトドア好きか?」
「積極的に行く事はないですが好きです」
「そうか。マサタカノリも連れてってるから田浦君も今度おいで」
「え?あの3人がアウトドア?」
「あ、内緒な。アイツら軟弱だからって山に連れてって色々しごかれてる」と僕
「似合わねー」と笑う田浦
「父さん、マサタカノリと田浦の組み合わせは微妙だから田浦連れてく時は少人数で」
「そうか。分かった。まあ相性あるからな」
と。珍しいタイプの友達ってことで親も気に入ってくれたけど、田浦的には何か気使うし自由にできないからと僕が田浦の家に行く基本は変わらなかった。

田浦とのエッチは、穴は時々チャレンジしてるけど、田浦もやりたがるので、やると必ず逆もやらないといけないので、僕はどうしても穴苦手なので滅多にやらなくなった。

受験が近づくと田浦と一緒に勉強する事が多かった。田浦もけっこう勉強できたので、一緒にやると楽だった。ユウトとだと教えないといけないから面倒って逃げた。田浦と一緒の方が楽だった。
あまり書く内容が無いんですが…田浦の続き。


田浦の困った性格は真っ直ぐなので、喧嘩弱いのに絡まれて逃げてくれないのが困った性格で、やられてお金取られたりするので困ってた。付き合いだしてからは特に僕と一緒に居るのを見られてるので1人で居ても絡まれる回数が多くなった。
何時も一緒に居る訳にもいかないので、
「田浦、頼むからやばい時は逃げてよ」
「分かってんだけど逃げるのはどうも…」
「毎回やられてそろそろ学習してくれないと困っるて。心配だから」
「毎回じゃないだろ。たまには俺も」
「いいから逃げてくれ」
「心配性だな」
と全く懲りてくれないので、一年の誰かを田浦につけるようにした。といってもこれも何時も付けれるわけじゃないから困ってた。いろいろ勝手に3年権限で1年の屋上グループの中から行かせてみて、気も合うし頼りになるってので柿沼って奴がずっと一緒に居てくれるように成った。

柿沼は3バカが一番手こずった奴で小栗旬みたいな感じのヌボっとした入学当初からデッカイ子だった。マサは1年の8割位脱がしてたけど柿沼はマサが「あれはどうにも成らないからユウトさんか研二さん自分らで処理してくださいよ」と言ってお手上げだった奴。
ユウトと僕が屋上で昼寝してたらやってきて3バカもいい加減困ってて、そろそろ自分らでやってください!と言うので
「ユウト相手してあげなさい」
「研二がやれよ」
「何でだよ、ユウトがボスだろ」
「研二って俺の下だっけ?しらねーな。研二は研二軍団だろ」
「都合のいい時だけ別軍団にするなよ」
と言い争ってると、柿沼が
「どーでもイイから二人まとめてでもいいからさっさとやりましょうよ」
と言うので
「分かった」とほぼ同時にユウトと僕が走って行って飛びながらの前蹴りで、僕のがレバーあたりで、ユウトが胸の真ん中あたりにドーンって入ってそのまま柿沼倒れ動けなくなる。
「あれ、反撃は?」
「駄目みたい。介抱してやってマサタカノリ」
と3バカに任せて帰った。後で聞いたら結構大変だったみたい。3バカも介抱せず放置で、1人でずっと動けなくてこのまま死ぬかもとか思ったらしい。今でも時々柿沼とは会うけどアレはほんと辛かったと耳にタコが出来るくらい苦情を言われる。大げさだ。

その翌日から気がつくと僕とユウトが寝てるマットの傍に座ってるようになった。
「うわビックリした。何だよ。そんな近くに座ってて隙見て襲ってくんのか?」
「いや外道な二人と違って俺はそんな事しませんし。隙って、、熟睡し過ぎですよ」
「ユウト、外道って言われてるぞお前」
「研二の事じゃない?俺は良い人って皆言ってる」
「皆って誰?」
「いやいや、二人共外道です」と柿沼
「まあいいや、でもそこってマサタカノリの定位置、どけって言われるよ」
「そうなんですか?譲ってもらいます」
「じゃあ席替えするか」とかユウトと冗談で言ってるとマサタカノリが来る。
「柿沼何してんだ、また懲りずに?」
「いや違います。諦めました」
「そこ俺らのとこだから邪魔」
とどかされる。ユウトが
「何か体でかくて枕に丁度良くない?」
「そうだな。柿沼ここ横に寝て」
「こうですか?」
「何かしっくりこないな。うつ伏せ」
「うーん、いまいち。」
とユウトとゴロゴロ頭の位置替えてると
「くすぐったい」
「枕がしゃべった」
「物扱いっすか」
「ウルサイなこの枕、ユウト黙らせて」
「分かった」
とうつ伏せで寝てる柿沼の頭に座るユウト
「あ、頭潰れる潰れる」
「敬語使わないから潰す」
「使います。潰れます。どけてください」
とユウトが背中に移動すると
「ほんと外道です。二人共」
「2人が合わさるとやっかいだよなー」と3バカが笑って言ってた。
「柿沼だっけ?デカイな、何センチ?」とユウト
「83位だと思います」
「へー。3バカの代わりにガードマンに選定されました」とユウト
「ガードマンですか?」
「俺らが昼寝してる時見張ってて。柿沼みたいなのが襲ってくるから」
「俺が来ないからもう誰も来ないのでは?」
「いや、たまに勘違いした人達が来ることあるんでよろしく」
「でも枕に成ってたら出来ません」
「そうだな。枕にはゴツゴツしてて寝心地悪いから失格」
「俺らクビ?」と3バカ
「クビ。うそうそ。お前らにも何か色々下が付いてきてんだろ開放してやるよ」とユウト。何か2年に成ってアイツらにも仲のいい1年がそれぞれ出来て小さいグループがボコボコとできてる感じだったのでユウトなりの気遣いだったみたい。今考えるとアホな感じの行為だけど当時はそういう何か小さい世界の小競り合いみたいなのも面白かった。
「俺らココにいてもいいですよね?」とマサタカノリ
「もちろんいいって。家にも来ていいし変わんないよ。だろユウト」と僕。
「そう。俺らのお守りするの疲れたんだろ、もう。ブーブー文句が最近多いから解放」
「何か微妙だな。捨てられた感が」とマサタカノリ
「柿沼1人じゃ寂しいだろ、お前だれと仲いいんだ」
「その辺に居る中では、杉本ですかね」
「駄目、弱そう」とユウト
「斉藤はどうでしょう?」と柿沼
「どれ?、あアイツね合格」とユウト
「じゃ、そういう事でよろしく」
と3バカと柿沼、斉藤が入れ替わった。自然と柿沼と僕、斉藤とユウトみたいな組み分けになってた。

それで、柿沼に田浦のガードをお願いした。何時もじゃなくていいよって言ってたけど、暇ですからと律儀に田浦が帰る時は家の方向も一緒だったので付いて帰ってた。田浦も送ってもらうのはアレ何でと色々連れ歩いて一緒に遊んでる風だった。
それで、柿沼に田浦のガードをお願いした。何時もじゃなくていいよって言ってたけど、暇ですからと律儀に田浦が帰る時は家の方向も一緒だったので付いて帰ってた。田浦も送ってもらうのは悪いんでと色々、遊びにも連れ歩いて一緒に遊んでる風だった。田浦も結構友達多いので柿沼も楽しそうだった。柿沼の友達も田浦に遊んでもらって、プチ田浦軍団ってユウトが呼んでた。
「田浦軍団の問題はボスが弱いってことだな」とユウト
「弱くない!」と田浦
「いや、弱いでしょ」と柿沼が突っ込む
「お前今日からハブだ!」と田浦とじゃれてて面白かった。

柿沼が一緒に居るようになって、たまに柿沼の家に行くと何時も柿沼が座布団出してくれてお茶淹れてきますって熱いお茶いれてくる独特の感性が面白かった
「暑い日でも熱いお茶か」
「暑い時に熱いの飲んだら何かスッとしますから」
と何かおばあちゃんの知恵?とか笑ってた。
座布団とお茶は柿沼にとっては最大限の歓迎の儀式だったらしい。
田浦も一緒に来てたけど田浦には座布団は出て来なかったから。
お茶は自分で入れてとヤカンじゃなくてなんていうの?お茶入れる奴あれと湯のみを渡して自分で入れさせてた。田浦が
「柿沼俺にも入れてよ」
「え、嫌です」ときっぱり
「研二、何か言って」
「何時も守ってもらってんだから逆に入れてやれ」と僕が言うと
「何だ2人結託して」と田浦
田浦は柿沼には勝てないから、争わないって情けない事を言ってた。

2人の時も柿沼は凄い丁寧なので、
「俺、ユウトみたいに細かいことガミガミ言わないから、いいよ適度に崩しても」
「いや、コレが普通です」と固い

エロ系の話に成ると全く疎い柿沼だったので田浦と二人で色々教えてやると、結構嫌な感じみたいだったし。とにかく裸を見せないってのが有名だった。フザケて着替えの時に脱がそうとした奴がボコボコにされたとかそんな話だった。

「柿沼のチンコ凄いって噂だけど」と振ってみると
「え?。誰か見たんですか?」
「いや、噂だけど」
「適当な噂ですよ。違いますよ」
「見せてみろよ」
「絶対嫌です」
「命令」
「そんな命令しないでくださいよ…」
「研二、ホントに嫌がってるから止めてやれ」と田浦に怒られる
「田浦さんありがとう」
「ございます付けろ」
「ありがとうございます」と叱った時だけ田浦に感謝してた。

田浦に
「でも、どうなってんだろうな柿沼のチンコ」
「ものすごい巨大かもよ」
「いや膨らみが無い」
「どこ見てんだよ」
「股間」
「イヤラシイ目付きで見てたのかよって言うのかなこうい場合」と田浦
「そう、それで、浮気よ浮気。許さないわ。キーって怒るの」
「ハハハ。俺もそうしたほうがいいのか?」
「田浦は自由にさせてくれるから楽だよ」
「そうか?俺も怒る時は怒るぞ。調子に乗らないようにな」
「分かってますって。で、柿沼のチンコ」
「脱がしてみる?」
「暴れたら家具とかぶっ壊れそう」
「一緒にスーパー銭湯行くとか」
「そうだな。最近行ってなかったし帰りに行ってみるか」
「あ、でも無理やり見たら可哀想だからこっそりチラ見にしようよ」と田浦。
「分かった」
と行く事に。柿沼には言わず銭湯の前に
「あ、俺は…」
「奢ってやるよと無理やり押し込む」
田浦と僕はさっさと脱いでウヒョーと騒ぎながら入っていく。柿沼はタオルキッチリ巻いてて見せない。こっそり田浦に
「ガード固いな」と言うと
「浸かる時が狙い目だな」とこっちも中学生か小学生かって感じだった。
客も少ない時間帯だったので田浦と遊びまくってると
「研二さんって子供っぽいっすね」と笑ってる。バカにしてる感じじゃなかったので
「子供、子供、柿沼も遊ぼー」と言うと
「いや、俺はいいっす」
「そっか、ノリ悪いな」
と柿沼の後に回って
「田浦、見てみて、ちょんまげ」と頭にチンコ載せると
「ウワッ」と柿沼嫌がって逃げる。田浦爆笑
ひと通りはしゃいだので浴槽に浸かることに。柿沼も付いてきてタオル巻いたまま入りそうに成ったので、
「柿沼あれ、タオルつけちゃいけないって書いてある」
「分かりました」とお尻をこっちに向けてタオル外したので
「カンチョー」って田浦が思いっきり突く。酷いやつ。めちゃくちゃ痛がってお尻と前を手で抑えて倒れこむ。その後しばらくしてから
「田浦さん後でちょっと!」と怒ってる
「田浦後でカンチョーされるぞ。柿沼力あるから穴に刺さるかもな」
「血出る」
「ほんと2人って3年です?小学生と変わんない、いや幼稚園児」
「研二、柿沼沈めちゃおうよ」と田浦が攻める。2人で争ってるのを暖かく見守る。水面より上にチンコを出さず戦ってる柿沼が何か面白い。沈めると言っていた田浦が無理やり沈められてゴボゴボなってた。田浦にはチンコ丸見えだったらしい。
「柿沼、田浦死んじゃうよそんなに長く沈めると」
「田浦さん諦めてくれないから」と相当力強いので田浦じゃ太刀打ちできなかった。
「死ぬって」と田浦がゼイゼイ言いながら鼻の水出してる。柿沼も楽しそうだった。
しばらくして
「柿沼のチンコ丸見えだった。沈められて目の前にチンコあった」と田浦が言うと
「え。。。俺小さいですよね」
「普通だろ、体でかいからだけでチンコそのものは普通」と田浦。
「よく観察してるな」と嫌味を言ってみる
「よく見せてみろよ2人で判定してやるから」
と言うと無言でこっちむいて立ち上がる
「普通だけど。皮はめくってたほうがいいかな」
「どういう事ですか?」
「立ったら先っちょでるだろ?」
「出ます」
「剥いたままにしとけよ」とさり気なく田浦が柿沼のチンコを剥く。大胆。
「でも痛いかも。これ
「慣れる」
「お前童貞?」
「あ、ハイ。あ内緒です」
「誰にだよ」と2人で突っ込む
「世間に」
「スターかお前」
と。初めて柿沼が面白かった。
「剥いでたら何がいいんですか?」
「何がいいの?」
「清潔?」
「早漏じゃなくなる?」
とか適当に言ってみる
「何で剥かないの、逆に」
「何か被せておいたほうが守られるのかなって思ってて」
「ああ、そう言われると。守られるな」
と3人で悩むけど答えをしらないので、のぼせそうだから出る。出る時は手で隠さずに出てた柿沼。あえてそこは何も言わずに居た。店の外に出ると
「また連れてきてください」って柿沼。
「オッケー」と。それ以来3人で時々入るように成った。他の奴が居ると柿沼が入らないので銭湯の時は3人って自然と。田浦と2人に成りたい時も柿沼今日は俺がガードマンするから、いいよと言うのに、俺も一緒に帰りますといって空気読んでくれないのは困った。鈍いのでずっと僕と田浦の関係には気づいていない。ま、気づいてる奴は少ない。

ちょっと飛ばして大学に入ってから。

学部が違うので田浦も彼女もそんなに一緒には成らない。一般教養については田浦と何個か一緒になるけどお互い同じ学科の友達と受けるのでオウ位の挨拶で。

合コンでもたまーに一緒に成ることある。田浦は女が嫌いなわけじゃないからそういう場ではノリ良いし、カッコ可愛い奴なの普通に人気が高い。何で彼女居ないのってよく聞かれて困ってる。思わずクスクス笑ってしまう。
「笑ってたろ!」
「笑ってない」
「嘘ついてるなら早く白状したほうがいいかもよ」
「はい、笑いました」
「何で笑った」
「彼女は居ないけど彼氏居ますって言うかなって思って」
「笑うな」
「はーい」
「ユウトも合コンとか行ってるかな?」と田浦
「行ってるみたい。メールが来てた」
「仲いいよなお前らまだ」
「あっちが寂しいんだろメールばっかり」
「知り合い居ないのあっち」
「居ない。家の学校の奴何名かしか居ないと思う」
「王様のユウトの下僕が誰も居ないからアイツどうやって生きてんだろうね」
「皆そういうけど昼寝とかの見張りとかでしか使ってないだろ。普通の生活位できるって1人でも。アイツ親がああだから小さい頃からしっかり生きてるから」
「やっぱりユウトLoveだな研二は」
「まあな、籍抜けても兄弟だから気持ちは」
とか色々話す。そして核心に

「俺が2股容認すると言ってそうなってるのは分かってる。が、ソロソロ何か考えた方がいいんじゃないのか研二。彼女さん結構したしくこっちにも話してくるし結構大変かも」
「そっか、結論出せってことか?」
「そう。楽になりたくない?研二。どっちにも気を使って、見てる方もしんどいよ」
「ふー。そっか。分かった。田浦…。今までありがとう」
「え?、え?、何?、切られるのは俺?」
「えー。うん。今の時点で結論だせって言われるとそうなる…。ずっと、言えなかったけど」
「そ、それは想定外だな…。えーと。」と田浦が焦る
「初めての男だったけど楽しかったよ。ありがとう」さらっと言葉が出来たけど、僕なりに悩んでこうなった時にどう答えるかとずっと考えてた。とうとうこの日が来たなという感じだった。結論をどうしてもださいといけないとなるとこうなってしまった。どっちも好きではあったけど。

「研二、待て待て。えーと2股オッケー。許す。俺今日用事あるからまた明日な」
と居なくなる田浦。傷つけちゃったなと相当凹んで凹んで飲みに行ってべろべろで帰宅した。父さんに怒られたけどカランで殴られ寝かされた。

朝起きて二日酔いで学校に行く。いつもと変わらないように田浦から『研二おはよ』ってメールが入ってた。『おはよ』って一応返す。友達は続けるつもりだったので。
その日の講義全部終わって帰ってると田浦がバス停で待ってた。

「研二。一緒に帰ろうか」
「何だよ機嫌いいな」
「そうか?」
「別れたのに何でそんな元気なんだ。俺ヤケ酒で二日酔い」
「別れた?誰が?」
「誰がってお前、ショックで頭おかしくなった?」
「正常正常」
「昨日言ったこと覚えてる?」
「研二こそ覚えてるのか?」
「そりゃ覚えるよ。自分で言ったんだから」
「俺の言ったことだよ」
「なんだっけ?」
「2股許すって言ったの」
「あ、うん。それで?」
「それでって何いってんの?」
「ゴメン田浦何ってるか理解できてない」
「だからコレまで通りだろ。結論出さないでいいんだから」
「そうなるのか?いや、その前に別れるって言ってしまったから」
「分かった。それは聞かなかったことにしてやる」
「いや、言っちゃったからもう」
「大丈夫大丈夫。俺忘れたから、迎え酒出来る?飲み行く?」
「田浦真面目に話そうよ」
と言っても全く取り合わず、全然動じない田浦。ほんとに心が強い奴。
「俺が飽きるまで研二、別れられると思ってる?」
と何回か別れようって言ってみたけど毎回、「断る」と断られる。

別れようって言ってるのに断るっていう返しの意味が分からないけど、何かそういう田浦が面白いので今も続いちゃっています。

田浦の事終わりです。
ちょっと飛ばして大学に入ってから。

学部が違うので田浦も彼女もそんなに一緒には成らない。一般教養については田浦と何個か一緒になるけどお互い同じ学科の友達と受けるのでオウ位の挨拶で。

合コンでもたまーに一緒に成ることある。田浦は女が嫌いなわけじゃないからそういう場ではノリ良いし、カッコ可愛い奴なの普通に人気が高い。何で彼女居ないのってよく聞かれて困ってる。思わずクスクス笑ってしまう。
「笑ってたろ!」
「笑ってない」
「嘘ついてるなら早く白状したほうがいいかもよ」
「はい、笑いました」
「何で笑った」
「彼女は居ないけど彼氏居ますって言うかなって思って」
「笑うな」
「はーい」
「ユウトも合コンとか行ってるかな?」と田浦
「行ってるみたい。メールが来てた」
「仲いいよなお前らまだ」
「あっちが寂しいんだろメールばっかり」
「知り合い居ないのあっち」
「居ない。家の学校の奴何名かしか居ないと思う」
「王様のユウトの下僕が誰も居ないからアイツどうやって生きてんだろうね」
「皆そういうけど昼寝とかの見張りとかでしか使ってないだろ。普通の生活位できるって1人でも。アイツ親がああだから小さい頃からしっかり生きてるから」
「やっぱりユウトLoveだな研二は」
「まあな、籍抜けても兄弟だから気持ちは」
とか色々話す。そして核心に

「俺が2股容認すると言ってそうなってるのは分かってる。が、ソロソロ何か考えた方がいいんじゃないのか研二。彼女さん結構したしくこっちにも話してくるし結構大変かも」
「そっか、結論出せってことか?」
「そう。楽になりたくない?研二。どっちにも気を使って、見てる方もしんどいよ」
「ふー。そっか。分かった。田浦…。今までありがとう」
「え?、え?、何?、切られるのは俺?」
「えー。うん。今の時点で結論だせって言われるとそうなる…。ずっと、言えなかったけど」
「そ、それは想定外だな…。えーと。」と田浦が焦る
「初めての男だったけど楽しかったよ。ありがとう」さらっと言葉が出来たけど、僕なりに悩んでこうなった時にどう答えるかとずっと考えてた。とうとうこの日が来たなという感じだった。結論をどうしてもださいといけないとなるとこうなってしまった。どっちも好きではあったけど。

「研二、待て待て。えーと2股オッケー。許す。俺今日用事あるからまた明日な」
と居なくなる田浦。傷つけちゃったなと相当凹んで凹んで飲みに行ってべろべろで帰宅した。父さんに怒られたけどカランで殴られ寝かされた。

朝起きて二日酔いで学校に行く。いつもと変わらないように田浦から『研二おはよ』ってメールが入ってた。『おはよ』って一応返す。友達は続けるつもりだったので。
その日の講義全部終わって帰ってると田浦がバス停で待ってた。

「研二。一緒に帰ろうか」
「何だよ機嫌いいな」
「そうか?」
「別れたのに何でそんな元気なんだ。俺ヤケ酒で二日酔い」
「別れた?誰が?」
「誰がってお前、ショックで頭おかしくなった?」
「正常正常」
「昨日言ったこと覚えてる?」
「研二こそ覚えてるのか?」
「そりゃ覚えるよ。自分で言ったんだから」
「俺の言ったことだよ」
「なんだっけ?」
「2股許すって言ったの」
「あ、うん。それで?」
「それでって何いってんの?」
「ゴメン田浦何ってるか理解できてない」
「だからコレまで通りだろ。結論出さないでいいんだから」
「そうなるのか?いや、その前に別れるって言ってしまったから」
「分かった。それは聞かなかったことにしてやる」
「いや、言っちゃったからもう」
「大丈夫大丈夫。俺忘れたから、迎え酒出来る?飲み行く?」
「田浦真面目に話そうよ」
と言っても全く取り合わず、全然動じない田浦。ほんとに心が強い奴。
「俺が飽きるまで研二、別れられると思ってる?」
と何回か別れようって言ってみたけど毎回、「断る」と断られる。

別れようって言ってるのに断るっていう返しの意味が分からないけど、何かそういう田浦が面白いので今も続いちゃっています。

田浦の事終わりです。 家庭教師の事。少しだけ男と男視点で。エロくないです。


家庭教師してるのは今は、2人で一人は僕が卒業した後に入ってきた1年のユキナリっていう若干チャラっぽい子。もう一人は柿沼。柿沼はいざとなれば殴って従わせればいいんだけど。実際に殴ったことはないけど。

ユキナリは柿沼の中学の後輩で小学校から知ってるらしくとても仲いいのでユキなりのカテキョの日に柿沼が来てたり、逆もあったりと困る。ユキナリは今風なキレイ系でカワイイ系の顔で、柿沼はぬぼっとデッカイのでその組み合わせが面白い。

キッカケは元担任(アベちゃん)と街でたまたま会ったのがキッカケ。バイト探してたので
「阿部ちゃん、バイト探してんだけど中々無いんだけど」
「あるだろ幾らでも」
「有るんだけど、昔のあれで」
「悪さばっかりしてるからしっぺ返しだ」
「反省してます」
「嘘つけ」
「少しは反省してるよ」
「まあ見た目、黒髪で真面目そうに見えるように成ったな」
「でしょ。すげー真面目今は」
「過去は消せない」
「それは確かに思うけど、元担任がそんな事言っていいの?」
「悪い悪い。ツイ本音が」
「阿部ちゃんじゃなかったらぶっ飛ばしてるよ」
「変わってないな」
「変わったってー」
「しょうが無いな、お前家庭教師やってみないか?」
「家庭教師?考えたことなかったけどそれならできそう」
「そうだな。お前勉強だけは出来たからな。今持ってる1年の父兄から国公立現役合格の成績優秀な卒業生を紹介してくれって言われててな」
「けど、俺だとまずいでしょ」
「そうなんだけどな普通は。ただ、変わったリクエストで多少ヤンキーがいいっていうリクエストでな。お前か、田浦位だろうその要件満たすの」
「何でそんな条件?」
「まあ、お前ら等同系列の奴だから普通の家庭教師だと合わないって」
「殴ってもいいの?」
「見えないところでな。ってアホ。仕事だ仕事。仕事で客殴ったら終わりだろ」
「阿部ちゃんに殴られたのは?」
「あれは。。。」
「うそうそ、阿部ちゃんのは愛情あった」
「何だ。気持ち悪いな。研二はもっと反抗してこい調子狂う」
「阿部ちゃんにはかんしゃしてるよ」
「背中が寒いぞ。で、やってみるのか?」
「分かった会ってみる」
「偉そうにするなよ。態度よくな」
「分かりました」
と会いに行く事になった。

行くと、雑誌に載ってそうな感じの顔した子がいた。
親と離してオッケーを貰ったので家庭教師があっさりと決まった。
2人で部屋に行き今後の話をする。
「カッコイイね」
「研二さんと会えて嬉しいです」
「俺知ってるの?」
「当たり前です。うちの学校でユウト研二さん知らない人居ないですよ」
「そんなお笑いみたいな呼び方されてんだ?」
「はい」
「いやだなそれ」
「家庭教師って大丈夫ですか?」
「何が?」
「俺結構バカなんで」
「バカは直せないぞ」
「先生が優秀だったら。。。」
「優秀でも根本がバカだとどうにもならん」
「研二さん優秀ですか?」
「あー。お前生意気だな。俺、現役合格」
「あ、確かに阿部ちゃんがそう言ってました」
「教えるのはしっかり教えるからお前次第だな」
「自信ないっす」
「殴って教えるから大丈夫だ」
「研二先生ってよんでいいですか?」
「研二でいいよ」
「研二」
「あほ、呼び捨ては許さん」
「あ、そういうことですね」
「ホントにバカなんだな」
「わかりにくかっただけです今のは」
「顔が可愛いから許してやるよ」
「お尻差し出したら優しくしてくれますか?」
「は?お前そっち系?」
「いや、今の笑うとこですけど」笑えない
「いや、ユキナリだっけ?、ユキナリのケツなら頂いてもいいかなって」
「え?研二さん。冗談ですよね?」
「いや、本気だ」
と冗談だけど、ユキナリのベットに投げ飛ばす。
ズボンを無理やり脱がせようと(冗談だけど)してるとたまたま蹴りっぽいのが当たった。
「イテーな」
「あ、怒らないでくださいね」
「怒る。自分で脱げ。脱がないと」
「分かりました脱ぎます脱ぎます」
と冗談なのに脱いだ。
「上も脱げ」
「はい・・・」
とパンツと靴下だけの格好になった。
「犬のポーズ」
「はい」と動画にとって見る
「お手」と動画にとって見る
「チンチン」と犬が前足挙げてやるポーズのチンチンのつもりで言うと
「え?チンチンですか?それは。。。」
「早く」と言うと
ちょっとためらったとで、ワンちゃんポーズからパンツ脱いでコッチを見た。
「え?」と言うと
「え?」と言い返される
「えーと。それも確かにチンチンだけど、犬のチンチンのポーズはな」と説明すると
「えー。俺脱いで存した」
「結構良い物持ってるな」
「動画撮りました?」
「撮った」
「消して下さい」
「志望校に受かったら消してやる」
「3年後の話ですか?」
「そうだな」
「通らなかったら?」
「ユーチューブに載せる」
「捕まりますよ」
「学校でばらまく」
「それ勘弁して下さい」
とか話す。てかいきなり脱がれてビックリしてしまった。しかも想像以上に立派だったので。顔とのギャップに驚く。田浦より大きい。通常時だけど。
「ユキナリでかいな」
「そうっすか?たまに言われます」
「だから素直に脱いだんだな。見せたい奴なんだろお前」
「そんなの無いです。研二さんの命令だから恐かったんで」
「冗談ぽく言ったろ」
「冗談かどうか微妙でした」
「っていつまで裸?」
「勝手に来たら怒らそうで」
「まあいいや脱いでろそのまま。観察してやろ」と笑ってると
「えー。恥ずかしいです」
「てかお前モテるだろ。その顔と体だと」
「えへ。結構もてますよ。女満足させてます」
「チャラいなお前」
「チャラ男って呼ばれます時々。あ、お尻狙わないでくださいよ」
「あ、ケツもらうって話でこうなったんだなったな。コンドームあるか?」
「はい、ありますよ。何使うんですか?ってケツ用ですよね。困ったな。俺苦手なんですよねアナルプレー」
「え?」
「アナルプレー」
「お前顔に似合わない事言う。ビックリした」
「研二先生硬派っぽいからそういうの弱そうですね」
「いや、お前アナルプレーなんかしてんの?」
「女のアナルに突っ込んだことと、前立腺マッサージをしてもらったのと」
「お前の彼女は何歳だ?」
「親には内緒ですよ。その時は28」
「まじビックリするなお前」
「あ、思い出したらたってきた。見ないで下さい恥ずかしいです」と勃起させる。かなりでかい。
「前立腺って気持ちい?」
「変な感じですけど何かポーとして」
「お前高1だよな」
「はい」
「真面目に生きなさい」
「研二さんにそんなの言われてたら」
「何だよ」
「柿沼さんとかから色々の悪事を聞いてますよ」
「悪事って言ってもエロじゃないし俺のは。柿沼仲いいのか?」
「お兄ちゃんっす」
「兄弟?」
「じゃなくて小学校の時から知ってるんで。親どうしが仲良くて。お兄ちゃんです」
「へぇー。そんな繋がりが」
「で、勃起を見ないで下さい。パンツ履かせてもらっていいっすか」
「履け。勃起みさされても困る」
「男の前で勃起させられたの初めて」
「させられたってオイオイ、違うだろそれ」
「あ、言葉間違えました」
「ホントにアホなんだな」
「ひでー。アホとかバカとか言っちゃいけなんですよ」
「小学生か」

とか色々話してると動画消し忘れた。ユキナリはそういうの直ぐ忘れる奴なので裸と勃起みられたのは言うけど、動画の事は何も言わない。忘れてるんだろう。いつか本人に見せてやろうと思ってる。

ユキナリは凄いことやってるのでビックリしたけど、沢山やってるのではなくて、付き合った相手がそういう変わったプレーをやってたってことらしい。今はフリーだからたまっててオナニーばかりだとか言って布団の上で腰振ってたりして何か隠さないので面白い。 ユキナリのカテキョは難しいかなと思ってたけど本人が言うほどバカじゃなくてというか、十分できる子だった。中間試験の成績も良くて柿沼の親が興味を示しだしたという話だった。

柿沼とユキナリの関係は結構面白い。柿沼は下ネタ嫌いなのでユキナリと真逆。ユキナリが下ネタ振ると
「ユキ、黙れ」
「柿沼さんは早く童貞すてないとチンコ腐る」
「腐るか!」
「いいからお前は研二さんに勉強教えてもらえよ」
「柿沼さんには俺がSEXのやり方教えてあげる」
「ユキお前本気で俺怒らせたいのか?」
「かかってこんかい」とユキ
「ユキナリと柿沼どっちが強い?」
「研二さん、そんなの分かってるでしょ」と柿沼
「だよな。ユキナリが強気だから」
「幼馴染だからやられないって思って俺には強気なんすよ」
「一回ボコボコにしたほうがいいぞ」
「昔さんざん泣かしたんで今はもう泣かしたくないんで」
「優しいなお前。柿沼はほんといいやつだ」
「研二先生、騙されますよ。ニイめっちゃ腹黒」
「腹黒くねーよ」
「てか、勉強に成らないから柿沼はどっかいってろ」
「柿沼さんのせいで勉強できない」
「ユキお前、研二さん帰ったら本気で説教だからな。研二さん居ないと大人しくせにお前調子に乗りすぎ」
「あ、ニイ本気で怒ってんだ。大人気ないな」
「ニイ言うな、柿沼さんって呼べ」
「うっさいバーカバーカ」
とユキナリが柿沼に言って柿沼を怒らせ暴行される。まあ軽くだけど滅多打ちにされる。
痛くないように打ってるのが優しいなと。僕とユウトな感じなのかなと最初は思ったりしたけどずっと見てるとやっぱり全然違う健全な幼馴染だった。

よく来るのでユキナリの母親が柿沼に
「邪魔する位なら一緒に勉強しなさいよ」
「邪魔はしてないよー。ユキナリがはしゃいでるだけ。俺悪くないもん」と初めて見る柿沼のそういう感じ。
「一緒に勉強見てもらいなさい。研二先生どうですか?」
「いや、照れくさいですよ。一緒に悪さしてた仲間に勉強教えるって」
「ってことだから教えてくれないの俺には」と柿沼
「教えて欲しいの?柿沼」
「うーん。来年になったら受験あるから何かしないといけないっすよね」
「来年から始めても間に合わないでしょ。それでユキナリは今年からもう始めてるんだから。ユキナリ成績よくなって自慢されてるでしょ」とユキナリ母
「そう、ユキ調子に乗って模試の結果とか見せてくんの」
「まあカテキョは他にも居るし、ユウト教えてた先生結構教えた方うまかったから」
「そうっすね。考えます」と半年くらい考えてた。

ユキナリは可愛いので若干僕のセンサーを刺激する。夏の暑い時は二人共パンツ一枚で頭にタオル巻いて勉強してた。ときどきイタズラで揉んでやると直ぐに勃起する。
「ユキナリは敏感だな」
「溜まってるんですから肌あてないでくださいよ」
「なんで?」
「やっぱり肌と肌当たるとムラっとしちゃいますよ」
「相手が俺なのに?」
「相手関係ないっす。肌と肌の触れ合いが」
「やってみるか?」
「えー。俺が抱く方だったら」
「あり得ない。何で俺がこんな糞ガキにに抱かれんだよ」
「クソガキって酷いっすよ。俺結構テクあるからアンアン言わせちゃうかも」
「言うわけねーだろ」と言うと急に乳首つまんでくる
「止めろ乳首はだめだ」
「あー。研二さん感じてる」
「誰だって感じるだろ乳首」
「俺あんまり」
「どれどれ?」と触ってると
「その障り方は反則ですよ。それは気持ちい障り方。俺は摘んだだけです」
「摘んでみる」
「痛い痛い。それ潰してる」
「問題解けなかったらそのクリップで乳首挟むぞ」
「乳首とれちゃいますよこんなので挟んだら」
「また生えてくるだろ」
「生えないでしょう。乳首って生えるんですか?」
「冗談だよ」
「びっくりした。またニョキって出てくるのかと」
「手術してモッコリさせたらまた乳首になるんじゃね?」
とか2人だと直ぐに下ネタに成っちゃって夏休みの勉強は裸でやってるから全然進まなかったので、カテキョの時間が終わってから倍位時間取ってサービスで教えてた。
最初はちょっとだけ意識しちゃってたけど直ぐに慣れちゃって肌当たっててもお互い気にしなくなった。むしろよくあたっててユキナリが
「おりゃー。今日こそ犯してやる」
とか言って抱きついてきたりして結構密着してた。柿沼が見てて
「何か盛ってる。エッチしたらおばさんに言いつける」
「エッチしてないってプロレスプロレス」
「パンツの男同士がからみ合ってる」
「まあそうとも言う」
「研二先生の肌気持ちいいよ。やってみる?」と柿沼にいうユキナリ
「俺は高校でよくプロレスやらされてたからいつも触れ合ってたよ」
「今はやってないのか?」
「ユウトさんと研二さんが居ないと本気の奴が居ないから、本気の奴居ないと照れくさいだけでしょプロレスごっこって」
「そうね。恥じらいあったら何も面白く無いな」
「だから誰もやらないです。最近屋上もつまんないですよ。皆ゴロゴロしてるだけ」
としみじみ話してるとユキナリにバック取られ金玉握られる
「バカ痛い痛い痛いって」
「やっと優位に立てた」
「早く離せ、まじ痛い痛い痛い」
「参ったしてください」
「参った、ほんと痛い痛いってーーー」
「あれ?アッサリだな、やった勝った」と離してくれる。
「マジ痛い」と唸ってると
「ちょっと力込め過ぎちゃった。先生ゴメン」
「研二さんの参ったってチョー久々。殆ど参ったしない人なのに」
「金玉潰れるかと思ったマジで」
「ユキどれだけ強く握ってんだよ」と柿沼
「思いっきり」
「酷いやつだな」
「ちょっと気分悪いしばらく横になる」
「そんなに?」と柿沼
「話すのも辛い」
「ユキナリお前、無防備の人に思いっきりしたらだめだろ」と柿沼が色々怒ってくれてたけど僕はしばらく復活できなかった。復活しすると
「ほんとに反省してます。調子に乗りました」
「ホントに痛いよあれは」
「はい」
「仕返ししようかな」
「いやです」
「今日は勉強無理」
「ユキ、マジで謝ったほうがいいぞ」と柿沼
「もういいって。もう来ないから」と僕
「え?そんなに怒ってます?」
「そんなに怒ってる」
と言うとユキナリが抱きついてきて
「先生心から謝ってますから許して」
と言われるとついつい許してしまう。コレ意外にも怒っても凄い密着して謝られるとついつい許してしまう。田浦には浮気、柿沼には甘いって言われるけど。
でもついついユキナリの失礼なこととかは許してしまう。みんなにユキナリに甘いって言われちゃうけどこれはどうしようもない。 ユキナリとの裸の触れ合いってのかなんていうのか分かんないけど何にも感じないようになった。普通にお互いパンツ一丁だし。解き方が分かんないって言うと真後ろから中腰でユキナリのこめかみの横位に僕の顎が有るくらいの位置関係で
「どれ?この前教えただろこれ」
「えー。どれと同じですか?」
「前回の何問目かな。えーと最後の方」
とか後ろから密着して式書いて普通に解いてる。お互い意識してないので普通な感じ。
見てる柿沼は、この二人。。。と毎回思ってるらしい。
田浦は
「研二、真面目に話そう」
「何だ?」
「ユキナリとはどうなんだ?」
「可愛いだろあいつ。お父さんになりたい」
「何だそれ」
「あんな息子居たら嬉しくない?」
「彼にしたいとかじゃないのか?」
「は?ありえん。息子息子」
「超越して父性本能か?」
「ある意味、柿沼も子供にしたい」
「お前変だな。俺は?」
「田浦が息子?」
「そう」
「ないない。こんな息子」
「なにげに傷つく」
「田浦は田浦だよ。息子とかそういうのと違う」
「口うまくなったなお前」
「だろ?」
「何か言いたいけどやめとく。喧嘩したら別れるっていうの分かってるから」
「正解」
「正解じゃねーよ。ユキナリが趣味なのか。。。」
「趣味とか無いって。俺男のタイプってイマイチ分かんないだよな。芸能人で女っていわれると言えるけど男って言われると分かんない。田浦って言っちゃう」
「お前何か心がこもってない発言多いな最近」
「ユキナリのチャラいのが感染ってきた」
「家庭教師止めろユキナリの」
「俺が現役合格させてやるんだから途中で投げ出さない」
「合格のご褒美にケツ貰うとか思ってんだろ」
「何か面倒くさい、今日の田浦」
「別に嫉妬じゃないけど何かなー。引っかかるんだよな」
「そういうのを嫉妬って言うんじゃないのか?」
「そう言われるととうかも」
と珍しく嫉妬する田浦。
夏休み中はたまに家で勉強させてたのでパンツで勉強してるとたまたまユウトが見て(初対面)
「お、いい男が裸で居る」
「俺の事?」と僕
「ちげーよ。その隣のハンサムな子」
「お前言葉が何かオッサン」
「現場はオッサンばっかりだから合わせて話してたら何かオッサンになって来た」
「ユウトさんに会えて嬉しいです」とユキナリ
「お、俺のこと知ってんだ」と頭をポンポンとしてる
「もちろんです」とユキナリ
「何かこの流れ俺の時と一緒の会話だな」と僕
「ユウト研二のユウトさんですよね?」
「何か俺らユウト研二って言われてんだって」と僕
「U字工事か!」
「皆そう呼んでますよ」と若干照れながら話しかけるユキナリ。緊張するらしい。めちゃくちゃ日焼けした短髪なユウトなんで僕が見ても恐い
「ユウト一段と恐いな」
「お前が言うな俺ら似たような感じだろ」
「いやその黒光りしそうな日焼けが一段と恐い」
「で、お前ら何でパンツ?乳繰り合ってたのか?」
「そう。たまにユキナリに犯されそうになる」
「お前が?」
「そう。今日こそ犯すとか言って襲ってくんのコイツ。可愛いだろ」
「俺も襲われたいな。来いよ」
「えー。分かりました」と向かっていくユキナリ。
でも、チキンウィングアームロックを決められジタバタするユキナリ
「手加減してやれよ」
「何だ優しいな研二」
「俺の可愛い初の教え子なんだから可愛いの」
「食べられちゃうぞユキナリだっけ?」
「はい」
「俺も何か欲しいなこういうおもちゃ」とユウトが足でパンツをずらしてる。
「ちょっと。ちょっとパンツだめです」
「ユキナリチンコでかいよ」
「まじで。観察しようぜ」
と二人で抑えて脱がす。こういう時は僕らの結束力はつよい。
「ホラでかいだろ」
「ほんとだ。でかいな。もっとおっきくしてやろ」と何のためらいもなく握ってしごくユウトに驚く。ユキナリも驚く
「あーー。それは駄目です。触ったらだめ」というけど敏感だから直ぐにおっきくなる
「でかいな。生意気だなこのカオで」とチンコをペシと叩く
「痛いっす」
「ユキナリ、俺より何倍も極悪だろコイツ」
「はい。ユウトさんの方が極悪だとは噂で聞いてましたが。。。」
「何だそれ。怒った。いかしてやる」としごく
「ユウトさんほんと駄目です」
「ユウトやめろよ。出ちゃったら部屋が臭くなる」
「そうか。止めてやるか」とニヤニヤしながらまだしごく
「言葉と逆の行動してるぞ」
「行きそうだったら言えよ」
「行きます」
「早いな。もうちょっと」としごくユウト
「ほんとに行きそう」
「よし勘弁してやろう」と離してパンツを履かせるユウト。
「え?」と行く気まんまんだったユキナリ。
「寸止め」と笑いながら自分の部屋に帰ってったユウト。
「何かユウト一段とワイルドになった」
「先生、俺めっちゃ爆発しそう。しこってもいいっすか?」
「だめに決まってんだろ。勉強、勉強」
「チンコ収まらいですよ」
「だったら早く問題といて帰ってシコるんだな」
「分かりました」と言ったけど今日の勉強は難しくて。悶々としながら勉強を続けたユキナリ。
帰った後でユウトに
「お前、誰でもしごくんだな。俺以外でも」
「いや、お前含めて二人目」
「そうなの?なんでやったの?」
「なんか、やっても大丈夫に見えたから」
「まあそれはそうだけど。俺びっくりしちゃった」
「そうか?よくしごいてやっただろ」
「それはそうだけど。相手は初対面の子供だよ?」
「ウルサイなー。やったもんはしょうがないだろ」
「お、居直りですか?逆切れですか?」
「研二ウルサイ。許してよ」
「許す」
「アッサリだなお前」と笑われる。やっとユウトとギクシャクが抜けた頃だった。
「久々にシコシコしてやろうか?」
「いや、遠慮しとく」
「何でだよ?」
「照れくさい」
「いまさら。無理やりやってやろ」
「無理やりはだめ」
「最近俺肉体労働だから、鈍ってる研二なんて一撃だけど逆らう?」
「ほー。言うねー。脅しに屈すると思う?」
「思わない。もしかしたら大丈夫かと言ってみただけ。他の奴らだったら即ヘコヘコするけど、流石研二は違うね。兄ちゃんは偉い」
「他人ですアナタとは」
「何だよ。あと3年ちょいだろまた兄弟に戻る」
「本気で?その頃はもう自力で生きれるんだから無理しなくていいよ。父さんも分かってくれてるけど」
「何だよ、駄目なのか?」
「駄目じゃないけど」
「俺はここの子なの!」
「ふーん」
「夏休みだってココに里帰りしてきたんだし」
「まあそれはビックリだけどな」
「俺の家はココ!あっちは金払うだけの人」
「ふーん」
「いちゃ駄目なのか?」
「そんな訳ないだろ」
「何か俺の事邪魔にしてる。研二。俺悲しい」
「何だよ。ばか」
としばらくじゃれあってみた。久々にしこしこされてしまった。
昔と違って何か恥ずかしいし、田浦に怒れる気がして若干抵抗したけど。肉体労働のバイトしてるユウトは何か強くなってきたので僕もその日から筋トレを増やした。身体つきがユウトの方が脂身がとれて筋肉が浮き出てたので兄弟合わせないと駄目だろとユウトにしごかれた。鈍った身体にはきつい。やっぱユウトの方が上に立ってるのはしかたないかと。柿沼のカテキョはユキナリきっかけだった。
僕とユキナリがちょー仲良くしてるのとユキナリがそこそこの成績を取ってるのを見て何かいいなと思ってはいたらしい。

ユキナリの母親と柿沼の母親に夏休みに呼び出された。
「研二君元気そうね。ずいぶん大人に成っちゃって。何か物足りないわね。あのハデハデな頭が懐かしいわ」と柿沼のお母さん
「はい。ご無沙汰しております。あの頭はちょっと大学では。。。」
「真面目になっちゃって」と柿沼のお母さん
「私はこの姿しか見ていないから真面目な印象しかないわ」とユキナリの母。
「息子と研二君が大暴れしてる頃の印象しかないから」
「おばさん、それ以上は駄目です。もう足を洗いましたから」
「家の息子はいつに成ったらこんな風に真面目になってくれるのかしらね」
「ユキナリは研二先生のお陰で勉強するようになって成績もあがって言うことも多少きくようになって来たから家としては助かってます」
「僕も楽しく教えさせてもらってるので」
とか世間話が続く。そして本題に
「研二くん、研二先生かな。家の息子も勉強見てもらえないかしら。一応、大学進学希望なんだけど今のままだと遠くの学費の高い私立しか・・・」
「殴っていいなら僕が」
「殴っていいわよ。ボコボコにしてやって。だれの言うことも聞かないけど、研二君かユウト君の言うことなら聞くから」
「分かりました。とりあえずカテキョって事じゃなくても少し勉強させてみていけそうなら正式に家庭教師として」
という感じで夏休み中にユキナリが勉強してる時にちょっとずつ始めてみた。

ユキナリと僕がパンツ一丁でじゃれあってると何か変な表情をしてた。

二学期が始まって正式に柿沼のカテキョに就任した。
「研二さん、パンツに成らないんですか?」
「今日暑くないし」
「俺パンツになります」
「見たくないから止めろ」
「なんでですか。一緒にプロレスヤッた中じゃないですか」
「それはプロレスだったから」
「まあいいです。俺の家だから俺脱ぎます」
「まあ、、、どうぞ」
「裸だと叩くと痛いよ」
「叩かないでくださいよ」
「お母さんから叩いて、殴って、蹴ってでも勉強させろって言われてるから」
「そんなのされなくても研二さん恐いから勉強しますって」
「そっか。素直でいいね」
「ユキって生意気でしょ?」
「そうか?」
「そうですよ。俺らからしたら研二さんにあんな事したら裏でボコりますよ」
「ボコれば?」
「いや、それは、幼な馴染みなんでできないっすけど」
「学校でも調子に乗ってんのか?」
「いや、あいつあれで小心なんで、マサタカノリさんの前とかでは大人しく」
「根性ねーな」
「俺にも学校では下手ですけど。二人っきりになると後ろから浣腸してきたり、金玉握ってきたりやりたい放題ですけどね」
「でも、可愛いだろそれ」
「まあ、憎めないっすけどね」
「とりあえず勉強しろ。ユキナリは真面目にやってるぞ」
「ハイハイ。俺も頑張ります」
「ハイハイ???」
「あ、いや、ハイです」
「お前生意気だとやっちゃうからなマジで」
「何で俺には」
「苦情は受け付けない」
と柿沼には厳しくやってた。元々やってない奴なんで厳しくしないとだらけるんで。
柿沼的には、ユキナリと僕みたいに裸でじゃれあいながら楽しく勉強ってのがやりたいみたいなんだけど、僕と柿沼がそれやってたら盛ってるようにしか見えない。

田浦にそれを言うと、
「柿沼は研二リスペクトだからなぁ。少し間違うと愛情みたいになるんじゃね?」
「田浦と柿沼だって仲いいだろ」
「あれは普通に仲いいだけだし。俺の場合は何か柿沼のほうが俺を守ってる感じだったからアッチのほうが上みたいな」
「情けないなー。2歳も歳下に」
「しょうがねーだろあいつ強いんだから」
「マサタカノリとタイマンでやったら柿沼が一番だろうな。俺も結構きつい」
「研二とユウトは余裕で勝つでしょ」
「てか、勝つとか負けるとかやってた半年前?ってなんであんなことしてたんだろうね?」
「それが若いってことじゃないの?」
「田浦、おっさんぽい」
「大人!」
「別れようか」
「何でこの流れで別れ話なんだよ!!!」
と飛びかかってくる。
「田浦からかうと面白いから」
「カラカウ内容が別れ話ってのがムカつく」
「だって、田浦夏の終わりから怪しいもん」
「あ、怪しくないって」
「ほー。俺の情報網ナメんな」
「なに?何知ってる?」
「女に持ち帰られたって話」
「。。。マジで知ってんの?」
「知ってる知ってる。乱れる田浦の写メ届いてるし」
「何でよ。」
「3次会位の店のバイトの奴俺の知り合い」
「店員がばらしてイイのか!」
「何か研二の知り合いっぽいんだけど暴れてるってメールきたから」
「ばらしてイイのか?!!!!」
「そうじゃなくて、俺の知り合いじゃなかったら追い出すてか、裏に連れてくって話で店大迷惑」
「え?」
「あの恐い店員、俺とユウトの知り合い」
「まじで。酔っててもあの人だけは絡んじゃだめだって本能的に」
「それ正解」
「俺が電話で謝ったから勘弁してくれたんだけど。あれ」
「そして、女にタクシーで持ち帰られたって。一緒に乗ってた奴からの証言もあるけど、こういうのはどうなんだ?浮気って言うやつではないのか?」
「ちょっと待て、俺記憶が無いんだってあれ」
「でも、ゴムとかに出てたんだろ?2発分あったって聞いてるよ」
「なんでそこまで知ってんだよ」
「だから、一緒に居た奴の証言。あのな、あの合コンの面子お前は初対面多いかもしれないけど、結構俺の知り合いが混ざってんだよ。で、一緒に女の家に泊まった男が俺の知り合い。いつになったら田浦が自分から言うかなって思って待ってたんだけど、意外と言わないんだね」
「あ。いや、その。えーと。怒ってる?」
「呆れてる」
「なんでなんで?」
「逆の場合、浮気は許す代わりに逐次報告しろって事になってるのに、お前の場合は言わないんだなって。やっぱ自分が可愛いだなって」
「怒ってる?」
「だから怒ってないけど、謝りもしないんだなって呆れてる」
「ゴメン。ほんとゴメン」
「お別れだな。今までありがとう」
「ちょっとまて!お前には彼女が居るのを許容してんだから俺が女と酔ってやったからって何で責められれんだよ!」
「居直りですか?逆切れですか?」
「あ、いや、そうじゃなくて。柿沼の話だろ今」
「もうその話は終わって田浦の話」
「ほんとにごめんなさい」と机に頭つけて謝る田浦がおもしろかったけどしばらく怒ってるフリして謝り続けさした。気分が良かった。いつも僕が謝ってばかりだったから。 ユキナリは柿沼を何だかライバル視してんのか柿沼の出来具合をよく聞いてくるように成った。
「ユキナリの方が遥かに優秀」
「ほんとですか?ちょー嬉しい」
「ユキナリはあとは時々だらけなければいうこと無いんだけどな」
「えー。だらけてないっすよ」と思いっきり床にベターとして言う
「ってその格好で言うな」
「俺って可愛いでしょ?」
「そうやって年上女に貢がせてんだろ?」
「そうでーす。淫行になっちゃうから相手も気使うみたいだからエッチはほとんどやらしてくれないけど」
「俺にも紹介しろよ」
「えー。研二先生は恐いから女逃げちゃうよ」
「そうかな?」
「見た目普通っぽくしてるけど雰囲気が殺気だってますよ」と寝転がって言う
「ってその格好で言うな」
「研二さんの事学校で色々聞くけど、ほんと極悪だったんですね。俺には優しいからいいけど」
「俺もたまには怒るぞ。ユキナリ相手でも」
「ボコります?」
「ボコる。病院送りにする」
「うそ?」
「ほんと」
「えー。やめてくださいよー」と抱きついてくる
「そうやって甘える攻撃は俺には通用しない」
「あ、バレちゃいました?。女にこれするところっと」
「おまえ、ほんといつか刺されるぞ」
「研二先生病院送りは?」
「5回くらいかな」
「まじで?」
「まじ。一回目は田浦とかにボコられてアバラやっちゃった」
「えええ。田浦さんと研二さんめっちゃ仲いいのに?」
「あの頃ちょっと俺が調子に乗りすぎてたから」
「残りは?」
「あと4回は何だけっけな。他校の奴が3回」
「へー」
「田浦がよくやられててそれ止めに行って人数多すぎて」
「で、やられっぱなし?」
「なわけないだろ。って言いたけど。病院行ってる間にユウトがやっちゃってた」
「さすがユウトさん。クローズゼロみたいな世界っすね」
「あんなかっこ良くねーよ。ちっさい喧嘩だよ。今考えるとアホらしい事してた」
「残り一回は?」
「あー。ユウトとふざけててちょっとお互い本気になってやってる内に二人揃ってガラスに突っ込んで血とまらなくなってしょうなかく」
「自爆?」
「まあ、その怪我よりその後の父さんからの説教と暴行の方が痛かったけど」
「研二さんのお父さん恐いっすもんね。クマとか素手で倒しそう。キャンプ行った時は、持ち上げられて川に投げ落とされた時殺されるかと思いましたもん」
「あれはまだ優し方。柿沼は吊り橋から落とされた。マサはロープでバンジージャンプさせらえそうになって土下座して許してもらってた」
「恐いーーー。もういかない」
「いや、ユキナリは可愛いみたいだからそこまでされないよ」
「って先生勉強は?」
「忘れてた」
と勉強を開始する。集中して終わらせて、二人して疲れてベットで仮眠。
お母さんが来て
「あらあら仲いい事で」
と起こされる。
「あ、帰らなくちゃ」
「ご飯食べて行きますか?」
「いや、このあと、柿沼のところなので」
「あ、今日は連続なんですね?」
「今週は何か今日がいいらしくて。このまま行ってご飯頂いて泊まりこみで教えます」
「えー。泊まりなら俺も行く」とユキナリ
「バカ、勉強だよ勉強」
「とか言いながら遊ぶんでしょ!」
「遊ばない。マジで。ユキナリと違ってあっちはスパルタで教えてるから。暴行して教えてるからあっちは」
「そうそう。柿沼さんが笑いながら言ってたわ、あの子があんなに素直に従うのって世の中に二人しか居ないって。見てて面白いって」とユキナリの母
「奴は猛獣ですからね。気抜くとこっちがやられちゃいますから」
「俺もいくー」とパンツとか詰め始めるユキナリ
「ユキナリは駄目!」
と言うと、拗ねてじたばたしてたけど連れて行かなかった。
じたばたが可愛い。 泊まりでの家庭教師は初めてだった。阿部ちゃん(元担任)経由で柿沼が授業受けてると教師の皆さんがびっくりしてると聞いてた。
目悪くないのに照れ隠しで伊達メガネして受けてるとか。そういうのは可愛いけど。図体がでかいので可愛くない。
柿沼のお兄さんとお父さんとお母さんと柿沼と僕でなぜか晩御飯をいただく。ちょっと緊張。さっさと終わらせて部屋に。

「柿沼、今日はお泊りだ」
「一緒に寝ましょう」
「お前でかいから蹴り落とされそう」
「俺寝相だけはいいっすよ。ミイラみたいに手を胸に当ててぴったりと寝ます」
「嘘つけ、屋上の昼寝の時すごい格好で寝てた」
「あ、そうだ見られててたんだった」
「嘘つきだなお前」
「まあ、でもユウトさんと研二さんの寝相には負けますよ」
「そう?」
「ユウトさんはまあ、研二さんがお腹を枕にしてるから動けないけど、研二さんはゴロゴロ転がってたまに股間付近にうつ伏せで寝ててこの人達フェラしてんですかとか皆こっそり言ってましたよ」
「直接言えよ」
「言ったら屋上から落とすでしょあなた達極悪兄弟は」
「落とすフリはする」
「やっぱり」
「はい、勉強開始します」
と教えるけど中々難しいようで分かってくれない。
「俺だめっすね」
「駄目言うな。努力せい!」
「殴らないでくださいよ」
「まだ殴ってない」
とかいいながらきっちりとノルマは達成してお風呂入らせてもらってやっぱり帰ろうかなと思ってお母さんに言うと、
「いや、何か進路とか色々悩んでるみたいなんでよかったら話し相手してもらえないかしら?」
「ああ、それで泊まりってことですか?」
「ええ、実はそうみたいなんです。あの子言わないけど」
「はーい。では、聞いてみます」
と話すと、やりたいこととかの話を聞く。中々、顔に似合わない職が希望らしかった。
「いまのペースだと無理だけどやりたいなら、浪人も含めて親に言ってみたら?」
「研二さん代わりに言って下さい」
「なんでよ。お前の話だろ」
「言えないっすよ」
「言ったら何してくれる?」
「肩もみます」
「とりあえず、腰痛いからマッサージよろしく」
「はーい」
と怪力で揉んでくる。そして無理やりストレッチさせられる。ストレッチというよりプロレス技
「お前、俺にこんな事するんだ」
「ストレッチっす」と笑って思いっきり拗られる
「痛いって」
「がまんがまん」
「ぶっ飛ばす」
「だったら恐いから離さないっす」
「わかったから、離せ」
と解放してもらう。
「お前力強すぎ」
「最近また筋トレ増やしたんで」
「お前最強だろ学校で」
「マサタカノリさんが居ますから」
「弱いあいつらは」
「昔負けましたからね」
「もう勝てるだろ」
「今は平和で誰も争わないっす。平和平和」
「つまんねーの」
「研二さんとユウトさんが暴れすぎたんですよ」
「ユキナリは1年では?」
「俺らが付いてると思って調子に乗ってるからちょくちょく囲まれてるみたいっすよ」
「マジで?助けてやってんのか?」
「いや、もっとやれボコってやれと言うと皆散るので」
「あいつチャラいからな、皆むかつくんだろ」
「そうなんすよね」
進路の話をしたあとは、恋愛トークにしてみるけど柿沼は全くそういう話に乗ってこない
「柿沼って性欲ないの?オナニーしない?」
「たまにはしますよ。。。」
「見せて」
「はあ?変態っすか?」
「俺変態。見せろ」
「それはちょっと命令でも嫌です」
「そっか。やっぱそうだよな」と笑うと
「ビックリした」
「女とつきあいたとか思わないの?」
「うーん。付き合ってって言われたら考えます」
「男が好きとか?」
「違いますよ!」
「誰にも言わないから言ってみろよ」
「違うと思います」
「俺の裸見てなんか感じるか検査してみよう」と裸に成ってみる
「ちょっと脱がないでくださいよ」
「どう?感じる?」
「早く服着て下さい」と言うので
「どうよ感じる?」と近づいてみるとちょっと照れた感じで顔がほんのり赤くなる
「やっぱ感じてるんだ」
「違います!」
「どれどれ」とチンコ触ると若干膨張気味
「触るな!」と怒られる
「怒んなよ遊びなのに」とパンツ履くと、ちょっと笑って
「久々にプロレス、エビ固め」と言って不意つかれてフォールされて負けちゃった。
「てか、これマングリ返しっていってHな体勢なんだけど」
「そ、そんなつもりないです」と焦る柿沼
「照れてる照れてるかわいー」
「カラカワないで下さい!」 泊まりでの家庭教師は初めてだった。阿部ちゃん(元担任)経由で柿沼が授業受けてると教師の皆さんがびっくりしてると聞いてた。
目悪くないのに照れ隠しで伊達メガネして受けてるとか。そういうのは可愛いけど。図体がでかいので可愛くない。
柿沼のお兄さんとお父さんとお母さんと柿沼と僕でなぜか晩御飯をいただく。ちょっと緊張。さっさと終わらせて部屋に。

「柿沼、今日はお泊りだ」
「一緒に寝ましょう」
「お前でかいから蹴り落とされそう」
「俺寝相だけはいいっすよ。ミイラみたいに手を胸に当ててぴったりと寝ます」
「嘘つけ、屋上の昼寝の時すごい格好で寝てた」
「あ、そうだ見られててたんだった」
「嘘つきだなお前」
「まあ、でもユウトさんと研二さんの寝相には負けますよ」
「そう?」
「ユウトさんはまあ、研二さんがお腹を枕にしてるから動けないけど、研二さんはゴロゴロ転がってたまに股間付近にうつ伏せで寝ててこの人達フェラしてんですかとか皆こっそり言ってましたよ」
「直接言えよ」
「言ったら屋上から落とすでしょあなた達極悪兄弟は」
「落とすフリはする」
「やっぱり」
「はい、勉強開始します」
と教えるけど中々難しいようで分かってくれない。
「俺だめっすね」
「駄目言うな。努力せい!」
「殴らないでくださいよ」
「まだ殴ってない」
とかいいながらきっちりとノルマは達成してお風呂入らせてもらってやっぱり帰ろうかなと思ってお母さんに言うと、
「いや、何か進路とか色々悩んでるみたいなんでよかったら話し相手してもらえないかしら?」
「ああ、それで泊まりってことですか?」
「ええ、実はそうみたいなんです。あの子言わないけど」
「はーい。では、聞いてみます」
と話すと、やりたいこととかの話を聞く。中々、顔に似合わない職が希望らしかった。
「いまのペースだと無理だけどやりたいなら、浪人も含めて親に言ってみたら?」
「研二さん代わりに言って下さい」
「なんでよ。お前の話だろ」
「言えないっすよ」
「言ったら何してくれる?」
「肩もみます」
「とりあえず、腰痛いからマッサージよろしく」
「はーい」
と怪力で揉んでくる。そして無理やりストレッチさせられる。ストレッチというよりプロレス技
「お前、俺にこんな事するんだ」
「ストレッチっす」と笑って思いっきり拗られる
「痛いって」
「がまんがまん」
「ぶっ飛ばす」
「だったら恐いから離さないっす」
「わかったから、離せ」
と解放してもらう。
「お前力強すぎ」
「最近また筋トレ増やしたんで」
「お前最強だろ学校で」
「マサタカノリさんが居ますから」
「弱いあいつらは」
「昔負けましたからね」
「もう勝てるだろ」
「今は平和で誰も争わないっす。平和平和」
「つまんねーの」
「研二さんとユウトさんが暴れすぎたんですよ」
「ユキナリは1年では?」
「俺らが付いてると思って調子に乗ってるからちょくちょく囲まれてるみたいっすよ」
「マジで?助けてやってんのか?」
「いや、もっとやれボコってやれと言うと皆散るので」
「あいつチャラいからな、皆むかつくんだろ」
「そうなんすよね」
進路の話をしたあとは、恋愛トークにしてみるけど柿沼は全くそういう話に乗ってこない
「柿沼って性欲ないの?オナニーしない?」
「たまにはしますよ。。。」
「見せて」
「はあ?変態っすか?」
「俺変態。見せろ」
「それはちょっと命令でも嫌です」
「そっか。やっぱそうだよな」と笑うと
「ビックリした」
「女とつきあいたとか思わないの?」
「うーん。付き合ってって言われたら考えます」
「男が好きとか?」
「違いますよ!」
「誰にも言わないから言ってみろよ」
「違うと思います」
「俺の裸見てなんか感じるか検査してみよう」と裸に成ってみる
「ちょっと脱がないでくださいよ」
「どう?感じる?」
「早く服着て下さい」と言うので
「どうよ感じる?」と近づいてみるとちょっと照れた感じで顔がほんのり赤くなる
「やっぱ感じてるんだ」
「違います!」
「どれどれ」とチンコ触ると若干膨張気味
「触るな!」と怒られる
「怒んなよ遊びなのに」とパンツ履くと、ちょっと笑って
「久々にプロレス、エビ固め」と言って不意つかれてフォールされて負けちゃった。
「てか、これマングリ返しっていってHな体勢なんだけど」
「そ、そんなつもりないです」と焦る柿沼
「照れてる照れてるかわいー」
「カラカワないで下さい!」 >「照れてる照れてるかわいー」
>「カラカワないで下さい!」

「柿沼って何か俺とかユウトとかには従順でいいよなー。ワンちゃんみたい。一生可愛がろ」
「一生は嫌です」
「何でだよ!」
「一生奴隷みたいなのやです」
「奴隷みたいなことしてないだろ!」
「ええ、まあ、優しいです。特に研二さんは」
「だろ!。ユウトみたいに人でなしとは違うんだよ俺は」
「まあ、大した差じゃないですけどね」と笑う。
「あー。お前、言うね~」
「最初にころされかけたの忘れてないですし」
「最初?」
「二人同時に飛んできて蹴られた時」
「執念深いなお前」
「アレってほんと大変だったんですから。味わったこと無い根っこからくる痛みみたいなのと、周りの時間がゆっくり進んで、スローモーションみたいになって、心臓が何か変なテンポだったし、肝臓あたりは何か減っこんだ気がして。で、皆居なくなって動けないしこのまま冷たくなるのかと。声も出せなくなったし」
「ふーん。大変だったね」
「こらこら。この極悪人」
「だってしょうがないだろお前がしつこく何度も挑んでくるから。まあ、マサタカノリが徹底的に柿沼ボコってればそうならなかったんだけどな。てか、タイマンでやってないから、俺とユウトとどっちかと最終決着しとく?お前でっかくなったから強くなったろ?」
「何で今更。。。もう、研二さんもユウトさんもそういうの卒業したんでしょ?」
「まあ卒業したけど、柿沼が一生は嫌っていうから、認められてないなら直接対決しといたほうがいいのかなと思って」
「もーーーー。認めてますって二人の傍でずっと見てきてたんだからあなた達と争うなんてあの当時の奴らにはもはやいませんよ」
「そんな、俺らが人でなしみたいにいうなよ。常識ギリギリでやってただろ」
「常識ギリギリ???。やっぱ頭おかしいですね」と言ったので頭ごツンとしてやる
「痛いっす。マジ痛いっす」
「殴り返してもいいよ」
「しません。挑発には乗りません」
「何だつまんないな。あそぼうぜ」とパンツ一丁のまま絡みつく
「だから、チンコ当たってますって」
「布があるからちょくじゃないだろ」
「駄目ですって。何かその生温かさ」
「何だ。感じてんのか?」
「何ですぐにエロに持って行くんですか!」と怒るのでやめる。

「柿沼って性欲ないのか本当に?」
「無いっす」
「草食って顔じゃないしな」
「草食っす。別にやりたいとか思わないですよ。別にいいじゃないですか結婚して子供欲しくなったらやれば」
「そうかな???。オナニーも全然?」
「そ、それは、ちゃんと…時々」
「おかずは?本?DVD?」
「いや、そういうのは持ってないです」
「なに?想像?」
「ええ、まあ、いいじゃないですかそういのはもう」
「そっか。寝ながら朝まで柿沼の事を解析しようっと」
と寝る準備する。
「俺直ぐ寝ちゃいますよ。もういうこと無いし」
「いや、将来の事があるだろ。相談のるよ。必死で勉強するっていうなら今の倍のペースでやらせるし。見れる時間もあまり増やせないから授業料は今のままでよくって、自分だけでもしっかりやるってなら阿部ちゃんとかにもカリキュラム相談して俺も本気だすけど」
「ほんとにがんばろうかなって思ってます…。ユウトさんと研二さんが俺の中で理想で。喧嘩に明け暮れてたのに、気がついたら何か本命うかちゃっててしかも国立だし。研二さんなんか学校でも成績トップクラスだし」
「田浦も」
「田浦さん、喧嘩弱いから俺の丁稚ですし」
「あーー。お前、田浦を丁稚って…えーいいのかそんなの言って」
「え、いいっすよ。田浦さん守ってあげてたの俺ですから。何も文句言わないでしょ田浦さん」
「そこまでお前上の立場なのか?」
「そりゃそうですよ。田浦さん弱いのに他校の先輩とかに向かってくから俺が間に入ってどれだけ苦労したか。一生恩返ししてもらいたいですよ。何度も危ない目救ってんですから」
「へー。そんな関係になってたんだな。へー。それは知らんかった。同じレベルかとは思ってたかが」
「田浦さんは一生俺に頭上がらないはずです」
「そうでもないみたいだけどな。田浦は柿沼何か生意気だっていってたよ」
「え!そんなの言ってたんですか。今度呼び出してスッポンポンにして謝らせます」
「なんで裸?(笑)」
「あの人イケメンでしょ。脱がしたら屈辱なかんじじゃないんですか?」
「あいつも簡単に脱ぐタイプだからそんなことないだろ」
「そうなんですか?」
「合コンで脱いでるよ。顔可愛くてよくて体そこそこで脱いじゃうからすげー年上女食いつくよ」
「あの人そんなナンパになったんですか。やっぱり呼び出して喝入れないとだめっすね」
「何かお前の田浦に対する感覚そんなんだったんだ。すげー初耳」
「そうっすか?」
と田浦と柿沼の意外な関係を知る。田浦には結構ガツガツ文句言うらしい。

「で、まあ勉強は分かった俺も計画しなおす。けど、現役駄目でもやりたいならそこは浪人か、遠くの私学かとかも親には言えよ。自分の口から。親は嬉しいと思うし意思表示は」
「照れくさくていえないっす」
「そうじゃなくて、親も学費とかの準備いるんだよ。俺とユウトがいま兄弟じゃないのもお金の問題もあってユウトは元の親のとこから大学いってんだよいま。。。」と軽く説明する。柿沼が心配そうな感じで始めて見せる感じの優しいなんていうか、暖かい表情で見てくるのでちょっとだけポッとする。
「研二さんも色々悩んでたんですね。何かそういうの言ってくれて嬉しいです。一生奴隷でもいいっす」
「奴隷なんかしてないし。。まあ長い付き合いしような。田浦もお前もユキナリも。3バカはアイツら軽薄だからあいつらは、家の父さんとの付き合いのほうが強いからな。マサは大学行きたくないっていって、高校卒業したらうちの父さんの世話でどっか修行いくとか言ってるし」
「研二さんのお父さんとマサタカノリさんはほんと親分と子分ってかんじっすよね。けっこう良い感じでたのしそうですけどね。ボコスカなぐられたり蹴られたりしてますけど」
「昔は優しい父さんだったんだけどな、ユウトが家に住んでから元ヤン隠さなくなってああなった。それまでは家では真面目な親演じてたんだけどな」
「へー。それで研二さんも真面目だったんですね?」
「単に弱かっただけだよ。ユウトに鍛えられてユウトがボコられてるの見てスイッチ入った感じ」
「ああ、伝説だけは聞いてます。何か鉄パイプ持って2m飛んで殴ったとか」
「それ話盛りすぎ。タッキーが椅子に座ってるのを2m位飛んで飛び蹴りして倒したのと、鉄パイプ持って殴りかかったのは別の時だ。話混ざってるそれ」
「ま、凶暴ってのは一緒っすよ」
といろいろお互いの昔話しする。そしてまた柿沼のシモネタに。眠くなってきたのでお互い布団の中。
布団二個並べて離す。何かユウトと最初こうやって寝たんだよな。あれで変わったんだよなとか考えながら離す。

「研二さんの眠そうな顔おもしろい」
「どこが?」
「目の鋭さが無いから、優しい顔になる」
「惚れた?」
「エロ意味ないしで、ホレます」
「掘るなよ」
「また下ネタ!」
「何でいやなの?」
「誰にもいってないけど、子供の頃に知らないおじさんに凄いの見さされて気持ち悪くなって、トラウマになって」
「何それ?犯罪されたのか?」
「ある意味犯罪っす」
「どんなの?」
>「ある意味犯罪っす」
>「どんなの?」

「言いたくないっす」
「ふーん。分かった聞かない。寝よう」
と言って寝る。しばらくして
「あれ?寝たんですか?しつこく聞かないんですか?」
「うーーん?。眠い。また今度寝るから話しかけんなよー。ねむいい」
と寝ると、柿沼が何か色々ちょっかいだしてきてたけど、寝続ける。流石に上に乗っかられると
「柿沼。ほんとお前デブ、重い」
「デブじゃないっす。太ってない。体がでかいだけ」
「どうでもいいから寝かせて」
「明日休みでしょ」
「デートだから寝ないともたない」
「は?。俺と遊んでくれるんですよね?」
「やだよ。デートデート」
「この前約束しましたよ。どっか車で連れてってくれるって」
「言ったっけ?知らん。覚えてない」
「だから泊まりしてもらったんですよ」
「そうじゃなくて相談があったからだろ」
「それもあるけど、それも次の日も掛けて話そうって思ってたから」
「デート」
「キャンセルしてください」
「あー。ウルサイ。無理断ったら恐いの知ってんだろアイツ」
「どの人?」
「彼女」
「それは恐い」
「だろ」
「でも駄目です俺が先約です。約束しないなら寝かさないです」
「分かったよ。携帯貸してメールする」
と柿沼の一大事なので明日駄目と送ると即電話掛かってくる。夜中なのに。
柿沼が無理やり代わって頼み込む。彼女も柿沼には強く言えず。
「よし、説得完了しました。寝ましょうねましょう」
と勝手に起こして勝手に寝てしまった。
お決まりのように寝相の悪い僕は隣の柿沼にかなり攻撃しながら寝たらしい。

翌朝起きると
「研二さんわざと?」
「何が?」
「金玉蹴った」
「しらん」
「やっぱり寝相悪すぎですよ」
「治し方教えて」
「縛って寝ましょうよ」
「SM?」
「シモネタ禁止!」
>「縛って寝ましょうよ」
>「SM?」
>「シモネタ禁止!」

「さて帰るか」
「待て待て、なにげに約束を破ろうとしてません?」
「帰らないと何も出来ないだろ」
「それならいいっすけど。逃げたら駄目ですよ」
「逃げてもしょうがないだろ。どこ行きたい?」
「どこでもイイっす」
「そいうのが一番面倒。田浦呼ぶかな」
「だめっす」
「何でだよ」
「2人がいいです」
と言うのでちょっと変な感じだけどとりあえず家に帰ってシャワーして着替えて(変な準備ではない)、親の車借りてまた柿沼の家に行く。
「逃げずに来てくれたんですね」
「だから逃げないって」と笑う
「よっしゃー。どこ連れてってくれます?」
「心霊スポット」
「俺オバケだめっす。絶対だめっす。俺そういうの取り憑かれる体質なんで」
「そんな体質ないだろ」
「いや駄目です。ばあちゃんに怒られます」と意味不明
「じゃあ、神社で合格祈願」
「まだ早いっす」
「文句多いな」
「すみません」
「だったら、何も言わず出発する。文句言われたら嫌だから」と僕が決めて出発する。
「文句いいませんって」
「十分言ってる。山の中にいって捨てて帰る」
「研二さん本気でやりそうだから・・・」
「よく知ってるな」
「まじ止めてくださいよ置き去りとかか。売り飛ばすのとか」
「お前売れるかな?」
「俺もそこそこイイ男ですから」
「まあ、、、多少な」
「あ、冗談です、調子乗りました」
「いや、まあ、結構カッコイイ」
「やったー。まじっすか」
「って褒め合いしても気持ち悪いから」とやめる。2人で音楽聞きながらでっかい声で歌いながら行く。きっと対向車からはアホっぽかっただろう。

「で、昨日のつづきだけど。何された?子供頃」
「あー。寝ぼけてたのに覚えてんですね」
「覚えてる」
「えーーと。誰にも言ってないんですけど、、、親にも」
「うん」
「小学校の時ですけど、近所に男の大学生がアパートに住んでて」
「うん。犯された?」
「ちゃんと聞いて下さい!」
「ごめんごめん」
「よく話すようになったんだけど、卒業して居なくなっちゃってしばらくして学校の帰りに車でその人が居て」
「うん」
「車に乗せてもらってドライブしてもらって」
「犯された?」
「だーかーら」
「話がおせーんだよさっさと話せよ」
と言うと語りはじめた。

「DVD見せてやるって言われて何か映画とかかと思ったら、最初は普通のエロDVDで止めてっていたったら、次は裸の男同士がエッチしてるやつで、びっくりして消してって言ったんだけど消してくれなくて。人居ないとこ停められて無理やりキスされてパンツの中に手入れられて揉まれて」
「それって犯罪だし…」
「それ以上もされそうになったんだけど噛み付いて逃げて。凄い遠い距離泣きながら歩いて帰って」
「そっか、柿沼辛かったな」
「それから時々学校の帰りに現れて。裸撮影したとか言ってて嘘だって思ってたんだけど、パンツ無理やりさげてるとこ隠しで撮られてて。それ学校でばらまくって言われて、また車に乗せられて。またキスされてってのが何回か、それ以上すると大暴れしたのでそれ以上はされなかったけど」
「ふーん。居場所分かるならやりにいくか?」
「いや、結局その人逮捕されたんで」
「お前が訴えたのか?」
「いや、他で何かもっと酷いことしたらしくて自分も被害者なんで色々事情聞かれて。それからAVとか見るのも嫌になっちゃって俺の前で下ネタ言う奴はボコってたのでそういうのなしで生きてきたんですが、研二さんと田浦さんに銭湯つれてかれて何か自然に皮めくられたりとかしても大丈夫だったんでやっとあの頃から克服できたっていうか。。。」
「そうか、もっと下ネタ連発して俺が治してやるよ」
「えー。逆でしょ、気使って言わないって言うんじゃないですか?普通」って笑う
「俺は人とは違う。いずれ克服しないといけないんだから、免疫付けてやる」
「何か、研二さんっぽい対応ですね。よかった。何か悲惨な感じにされすぎるのも辛いし」
「よし、俺がその汚された口をキスして綺麗にしてやろうか?」
「噛みますよ」
「そっか。でもまあ、昔のことだ。過去は変わんないから忘れてもしょうがないし、気持ち切り替えるしかないんじゃね?」
「何かそんなの言われたの初めてっす」
「親にも言ってないって、でも親は警察呼ばれて知ってんだろ?」
「あー。えーと。変なの見せられただけとしか警察でも言わなかったんで、された内容は恥ずかしくて言えななかったんスよ」
「バカだな!言えばよかったのに」
「その時は言えなかったんですよ。だから親も変なの見さされただけとしか思ってない」
「ふーん」
「で、柿沼はどうしたいの?女と付き合ってみたいの?」
「最初に見たAVが凄いエグい奴でアレで女とのSEXも気持ちわるいっていうか」
「男同士のは?どんなのだった?」
「あまり覚えてないですけど、縛られた人が無理やり犯されてるみたいなのでした」
「また、小学生にいきなりハードなのみせてるね。もっと軽いとこから入ればよかったのにね」
「なにいってんすか!」
「わるいわるい。いや、柿沼の事好きでそうやってんだったら軽い甘いのから見せてってのが流れとしては」
「男の子供なら誰でもよかったみたいっすよ。犯されなくてよかったけど」
「俺何してやれるかな。ナマのエッチ見せてやろうか?」
「え?彼女さんとの?」
「それは流石に無理っていうか言ったら多分、ぶっ殺される。てか沈められる」
「何でそんなに弱いんスカ」
「恐いんだって彼女ってものは」
「そんなもんなんですね。へー。彼女さん俺には優しいけど」
「柿沼見たいな感じ好きらしいよ。俺はタイプじゃなって」
「でも長いっすよね」
「長い」
「付き合っててタイプじゃないって失礼じゃないっすか?」
「タイプと付き合いたいってのは違うんだって」
「ふーん。イマイチ分かんないです」
「とりあえず、一回俺がエッチする時に柿沼見て見る?なんなら参加してもいいけど」
「え?」
「やり方分かんないんだったら教えてろうかなーって。って俺もプロじゃないから独学だけど」
「うーん。えーと。そうですね。そうか。いつか克服しないといけないっすもんね」
「まあ急いでやることじゃないから、この先、大学受かった後とかの話でいいよ」
「じゃあ、研二さんの体で練習させてください」
「は?、男がイイのか?」
「いや、うーん。えーと。俺知ってんですよね」
「何が?」
「研二さんと田浦さんが付き合ってるって」
「え?」
「流石に分かるでしょこれだけ二人と一緒にいるんだから」
「そっか。バレてないと思ってたんだけど」
「まあ、誰も気が付きはしないと思いますよ。普段の二人は普通すぎるから」
「たまたま、キスしてるの見ちゃって。それから気にして見ててホントに分かったのついこの前ですから」
「そっか。まあいいけど。バレたらバレたで」
「研二さんは女も男もってことですか?」
「田浦もそうだよ。アイツ最近、女とけっこうやってるみたいだし」
「それでいいんすか?浮気でしょそれ」
「まあそういうのは良いってことで開始してんで」
と過去のいきさつをざっと説明する。
「へー。だったら研二さんは無理やり田浦さんに巻き込まれたというか、引きこまれた?」
「まあ、でも、何かあったんだろうな元々そういう気持ちも」
「そうなんでしょうね。絶対嫌って人の方が多いでしょうし」
「だな」
「はい。俺はどっちなんか分かんないです。研二さんと田浦さんの事知って何か最近パニックで。子供の頃のあれで絶対そういうの駄目って思ってたんですけど、二人なら全然いいなーって。高校の時からの事思い出しても二人って凄い自然に爽やかかなかんけいだったので。俺から見ると」
「まあ、ドロドロした関係と違うからな。何か爽やかだよ俺ら。田浦がドロドロしたの嫌いで純愛みたいなのが好きなんでそういう流れに。今は何か女と泥沼に入ってるらしいけどな。白状しないけど色々聞くと付きまとわれて、逃げてるって言いながらも結構一晩で何回もやっちゃってるらしい」
「研二さん怒ったほうがいいっすよ」
「いや、もう別れるからいいよ」
「え?別れるんですか?」
「元々、彼女居る時に田浦現れて、大学入って直ぐにどっちか選べって言われて、田浦に別れるって言ったんだけどあいつしつこいから別れてくれないの。でも田浦に女できたら別れやすいかなって。別に付きわなくても仲良しはずっと仲良しだと思うんで俺ら」
「えー。何かショックだな」
「で、俺の体でってどういうことだ!」と強く言うと
「あ、いや、話のキッカケで、研二さんに手を出すなんてそんなだいそれた事絶対言いません。最近ちょっと慣れすぎて言い過ぎました」
「 「よしホテル行くかホテル」
と言うと焦る柿沼
「いや、田浦さんに怒られるんじゃないですか?」
「バーカ。冗談だよ行くかお前なんかとホテルに」
「お前なんかって言うのはちょっと酷いんではないでしょうか?」
「何か言葉が丁寧だな」
「ちょっと傷ついたんです」
「バーカ」
「本気で拗ねますよ」
「数年なバカ。本気でホテル行くのか?」
「いや、行かないです」
「だろ?俺とお前がそういうのって想像もできないし」
「そうですね」
「だろ」
「ですね」
と何か若干変な空気になってしまったけど、大学の奴らと時々遊びに行くとこに柿沼連れてってやってそれなりに楽しく遊ぶ。絶対ばれてないと思ってたので最近ちょっと油断してたのを反省した。柿沼がお腹痛いってうんこに行って、居ない時にこっそり田浦にバレたってメールすると直ぐに電話掛かってくる。

説明して、柿沼と変な空気になっちゃったのも話す。
「アホ、バカ、シネ」
「酷いことを言うな」
「お前、柿沼に何いってんだよ。柿沼はお前リスペクトなんだからコロッと言っちゃうってそんなの誘ったら。てかやりたいんだろお前」
「違うって無いよそれは。俺は男相手は田浦で終わりって思ってるし」
「そりゃむりだろ。あーあ。ぜったいいつかお前柿沼とやるな」
「ないない」
「いや、絶対ある。柿沼からお願いされたらお前断れないだろ。トラウマ、克服したいとか言われたら」
「あー。うーん。そういわれると。うーん。しまったな」
「バーカ。単細胞」
「田浦さん、お別れしましょう。これから柿沼と仲良くすることにするから」
「わー。うそうそ、言い過ぎた。言い過ぎた悪い。ゆるしてよ」
「ゆるさないよ。最近女とパコパコし過ぎてるし」
「してない」
「あのな、俺の情報網なめんなよ」
「誰だよ話流してるの。俺だれがスパイか分かんないよ」
「自爆してるし」
「え?うそだったのか?」
「いや、居るよスパイ」
「てか、お前このまま柿沼と一緒だと危ないだろ俺合流する」
と言って何か途中合流してくることになる。何か変な感じと思いながら。
柿沼なんか食あたりなのか、全部話しちゃってお腹にきちゃったのか中々戻ってこない。もどってきて移動中にまた波が来てコンビニに篭る。
時間あるので、ユウトに電話して全部話すと
「俺にそれを聞かせて俺の心配事を増やしてくれてありがとう」
「そういうなよ。ユウトと俺の仲だろ」
「おいおい、冷たく突き放して兄弟の縁切りかけてんのお前だからな」
「ユウトだけが頼りなの見捨てないで」
「可愛く言っても駄目だ」
「じゃーいいよ。バカ。もう帰ってくんな。正月も」
「何逆切れしてんだよ。子供っぽいな研二はいつも」
「子供だよ子供」
「まあ、もう柿沼をコレ以上刺激しないことだな。話し振ってきても流すのと、今度から遊びに出る時は田浦じゃなくて、彼女との3人にしろよ」
「あー。えらいなユウトは」
「だろ。男と男のあれから柿沼を離して、彼女の友達とか呼んでもらって柿沼に女の免疫つけてやれよ」
「なるほど。今日も田浦を合流させるのは間違いだったわけだな」
「いや、まあ、バレたんだからそのあたりは若干説明しといたほうがいいから今日はいいんじゃね?あと、お前と田浦は仲いいんだってのを強調して柿沼に割り込ませないこと」
「弟はほんとにしっかりしてきたな」
「弟言うな。俺が兄ちゃんだ。明らかに生き方としては」
「まあお前苦労人だからな」
「ってことで、俺今から出かけるから切るけど。不味い空気になったらメールしろ。俺が電話掛けて割り込んでやるから。メール送れる準備しとけ」
「はーい。やっぱユウトはいい!」
「ハイハイ。じゃーな。頑張れ」
としばらくしてると柿沼出てきて、隣の薬局に言っておなか痛の薬を買ってきた。
「家に帰ろう。駄目だろその腹だと」
「一応、もう出尽くしたんで、薬飲んでみて近くまで戻って駄目なら俺、バスとかで帰りますから」
「バスは無理だろ途中で漏らしたらやばいだろ」
「とりあえず移動開始してください」
と発進する。薬で落ち着いたようで元気になってきた柿沼。
また元気になって色々アホ話する。下ネタにならないように気をつけつつ。

田浦と合流するころには大丈夫そうだったので合流した。
「柿沼、秘密をしってしまったようだな。これから二人でお前を山に埋める」
と田浦
「田浦さん弱いから逆に俺が埋めますよ」
と反論
「研二ー!柿沼が生意気なんだけど」
「何か柿沼が言うには田浦は柿沼の丁稚なんだって」
「なんだよそれ!。俺年上」
「でも弱いっす」
「それとこれとは関係無いだろ」
「俺が何度助けてあげたか覚えてます?」
「まあそれはまあ、ありがとう」
「はい、田浦の負け。柿沼のやつは今日は田浦が支払い」
「バイト代出たとこだしいいよ今日は」
「これから毎月払わされるんじゃないのか?田浦」
「フザケンナ、俺はパシリ違う」
「俺もそこまでは要求しないっすよ。研二さん」と柿沼

しばらく柿沼からの質問を田浦が答える。僕と田浦の関係
「もう別れるんですか?」と柿沼
「別れない!」と田浦
「でも、二股ですよね」
「いいんだよ。俺ら束縛しない同士なんだから」と僕が言うと田浦がえ?意外みたいな感じになる。
「そ、そうだよ」と田浦
「そうなですか。。。」と柿沼
「いつも、別れるとは言ってるけどまあ別れると結構寂しいんだよな。大学入って直ぐに別れるって言った時、俺やけ酒しちゃったし」
とユウトのアドバイス通りに勧めてみる。田浦が何か嬉しそうなのがちょっと困ったけど。
「ってことで、俺と研二の事はもういいだろ、お前の心にしまっといてくれ」と田浦が言う。
「分かりました。って誰にも言うつもりなんて元々ないんで。ただ、まあこれだけの仲なのに知らされてなかったのが若干ムカツイてるというか」
「ムカつく?」と僕が言うと
「あ、田浦さんにムカツイてるだけで研二さんにはそんな事は絶対思いませんから研二さんははい。大丈夫です」と焦る柿沼
「何で研二特別なんだよ。俺と研二だと俺のほうが研二より立場上だ!」
「それ違う。俺、田浦の尻にひかれて。。。るな。そうだな彼女にもあれだし、田浦にも。いや、最近は違う」と一人で言ってると2人に無視される。
「で、晩御飯なににします?田浦さんのおごりー」
「そんなの決まってる。サイゼリア」
「ケチ」と僕と柿沼で言う
「そんな、バイトはいったからって凄い稼いでるわけちがうからな。研二の方が時給何倍もだからな」
「俺は単価高くても時間少ないし、サービスばっかだし」
「すみません。俺もユキナリも時間外授業ばっかりですもんね」
「まあ、近所の中学生の3人組のがボロ儲けだけどな3人まとめてみてるから3倍」
とか話しながら飯に行く。何とか柿沼からの追求はユウトのあのアドバイスでかわすことができた。

柿沼送っていった後で田浦が調子に乗って
「ふーん。別れないだな」
「バーカ。別れる」
「え?」
「あれは、ユウトに言われてな」
と説明する
「だったら俺と別れるって言うの?」
「もう良いだろそろそろ、お前女にはまってんだからお互い友達、てか親友ってのでいいじゃん。たまにやりたくなったらエッチすりゃいいし」
「俺は付き合わないとエッチしない!」
「おまえ今自爆した。女としまくってるのは」
「あの、えーと。ゴメン。ほんとゴメン。改心するから許して」
「いや、やってていいんだって俺そういうの止めるつもりないし」
「ただ、もう付きあうとか無くっていいだろ俺と田浦の間」
「いやだ、絶対嫌だ。俺ストーカーするよそんなの言ったら」
「殴るよ。ボコるよ」
「いや、痛いのはもう最近はちょっと受け付けない」
「半年前までは平気だったのにな、そういうの不思議だよな。って話しそれてるし」
「何でもするから許して。てか絶対あきらめない」
「しつこい」
「なんて言われてもいい」
「何でもするのか?」
「する!」
「坊主」
「無理」
笑ってしまう。
「いきなり無理って」
「見た目が変わっちゃうのは駄目だって。生活に支障でるのはだめだよ」
「何で条件つけてんの?立場分かってる?」
「分かってます。すみませんでした」
「じゃあ、剃毛する。剃毛。最近ネットで見た剃毛」
「だから坊主は駄目だって」
「ちげーよ。ちんげとケツ毛剃る」
「それも無理。俺けっこうみんなと温泉とか銭湯とか行くから」
「無理ばっかじゃねーか。もう駄目だお終い」
「他なの言ってみて!」
「そうだな。靴なめろ」と冗談で言ってみる。
「分かった。それなら出来る」とペタっと這いつくばって舐める
「これでいい?」
「足なめろ」とちょっとおもしろくなってしまって変なことを言ってしまう。
「シャワー浴びてはないよな。でも、まあ、分かった」
とくつと靴下を脱がしてくさいのに舐める田浦。そこまでして別れたくないのかと思うと何か複雑な心境。可愛い気もするし。でももうそろそろ解放してほしかったりもする。
けど、なんか指一本ずつ舐めてくるので感じてしまう。
「田浦・・・」
「なに?」
「テクあがったな」
「ああ、経験」と言いかけて止まる
「なるほどね。女にそんなことさせられてんだ」
「違う違う」
「なんの経験だよ」
「女が、、、」
「あっちがしてくるってこと?」
「そんな感じ。尽くすっっていうかなんていうか。。。」
「ふーん。じゃあ遠慮無くもっとさせてやる」と田浦をイジメル。
「さてと、手後にしろ」と田浦のベルトで軽く固定
「研二ってどSだったっけ?」
「今日はそんな気分だけど口こたえするならベルトで叩いてみようかなー」
「痛いのやだ。やめて、それは」
と何かいつもとは違うかんじで久々に田浦としてしまった。
そしてまた別れられ無くなってしまった。

柿沼の次のカテキョの時は若干気まずかった。ちょっと話変わってユウトの事。

ある日学校から帰ると玄関にゆうとっぽい靴。そしてでかい鞄と荷物。
ん?と思ってると奥で声が聞こえる。入って行くと

「研二おかえり」
「ユウト何でいるの?学校は?」
「辞めた」
「退学されられた?補導されたとか?」
「高校生じゃないんだから」
「逮捕されたのか?逃亡中?家に迷惑かかるなら出てけよ」
「テメ、いきなり喧嘩うってんのか?」
「おー。久々にやってみるか?」
「追い出すわよ!」と母さん
「えーと。ごめんなさい。で、ちゃんと説明しろよ」
と聞くと、大学入ったけど何か違うなと感じてて実は後期の授業料払わないで居たらしい。そして夏休みにコッチに戻ってバイト三昧。来年の受験資金を貯めてたと言う。
「どこの大学行くの?」
「専門。こっから通う。昼間はバイトして夜間の」
「ふーん」
「なんだよそのふーんは」
「照れ隠しのふーん」
「素直に喜べよ」
「ふーん」と微笑むと、
「ちゃんと喜べ」と襲ってくる。
「くすぐったいって」
「家が壊れる!」と母さん
「ユウト、母さんがテーブル投げる前に止めろ」
「分かった。でも、ここには投げれるテーブルがない」
「椅子があるわよ!」と母さん。こわい。

部屋に戻ってユウトとじっくり話す。大学受験勉強に必死で何か無理やり入ってはみたけども、自分の思ってた生活とも違ったし、そこまでして僕らと離れて暮らすメリットも無かったと気がついたというユウト。
「ふーん」
「だから素直になれ」
「家がうるさくなるな」
「なんだって?」
「家が賑やかで楽しくなる」
「よし!いい事言った!」
と和気あいあいとなる。父さんが返ってきたのでいつものすき焼き。
「父さん、また籍戻して欲しいんだけど」とユウト
「まあ、焦るな、ご両親と、ユウトと皆で話し合いしよう」
「いいって、あっちには言ったらもうどうでも好きにしろって」
「それはお前の言い方によるな。なんて言ったのか分からないし」
「まあ半分喧嘩だけど」
「それで家がハイハイと受け入れたら一生ギクシャクしたままに成るからちゃんと話し合いの場を設けてからだな。そうしないと家も困る」
「父さんがそういうならそうします」とユウト
「それと、籍はちょっと、期間開けたほうがいいかもな」と父さん
「なんで!」と僕が言うと
「そんなコロコロ籍は変えるものじゃないんだよ。不許可になったらこまるだろ。だから時間掛けて法律家の意見聞いてから」
「そんなんあるんだ?」
「そりゃ、戸籍をコロコロ変えるのって普通は駄目だろ」
「普通が分からない」
「まあ、父さんも分からないけど」

ユウトが昼働いて夜の学校に行くと言う。
「ユウトがそう決めたのならそうしなさい。当面の学費も稼いだんだな?」
「うん。入学費とか半期位は溜まったし、後期の授業料払わなかったからあれつかえば1年分は出る」
「それは返して、足りない分は父さんが出すから無理の無い範囲でバイトしなさい」
「大丈夫だよ。入学までにまだ稼げるし」
「ユウト、こっちだとあまりいいとこのバイトは無理だよ。俺ら悪さし過ぎたから、この顔見たらアウトみたいなブラックリストに乗ってんじゃないかな。ことごとく断られたから」
「自業自得だお前ら!。悪さのツケだ」と父さん。自分の過去もけっこうなあれらしいけどそれは言わない父さん。
「そっか。まあ、建設現場だったら大丈夫だったし。夕方とか夜じゃなくて昼のバイトなら何かあるだろ」
「そこは探してないから分かんないけど」
「で、研二、明日暇だろ?」
「何?」
「明日荷物届くから運ぶの手伝って」
「なんの荷物?」
「あっちの家」
「お前、この家には荷物入んないだろ」
「いや、父さんの会社の若い人のとこに一部譲るって話しで」
「残すものはこっちに運んで残りはそちらで買い取ってもらう」
「まだ新品みたいなもんだもんな」と父さん
「そうだね」
「家の家電と入れ替えすれば?」と僕
「そこまで良い物は持ってないよ」
とか、何か退学したことに誰も何も異論が無いのが笑えた。やっぱりユウトが家に居るのは楽しい。一緒に風呂に入った。久々に。
「何かユウトの方が体よくなったな」
「研二が合わせろよ。俺ら同じ体格キープが鉄則だろ」
「高校の時の話だろ。今はいいよ別に区別ついたほうが」
「そういう訳にはいかん。双子かって位になろうよ」
「なって下さいってお願いしろよ」とドSな事を言ってみる
「なって下さい」と素直に言ったけどその直後風呂に沈められる
「死ぬ」
「ギリギリのところで止めてやる。生意気言うなよ」
「ユウトがやっぱりいちばん極悪だな」
「研二もかなりだけどな」
「柿沼が二人共極悪だって。未だに最初の2人の飛び蹴りの事文句言ってる」
「まだ言ってんの?二度と言えないようにしばくか?」
「そうだな。最近なめてるからちょっとやるか」
と盛り上がる。
「そういえば柿沼のことどうなった?」
と聞かれたので、柿沼は実は田浦が好きだったって話を詳しく話してるとあまりにも風呂が長くなり過ぎて父さんに怒られる。
「お前ら!風呂でエッチな事してんだろ!」
とバーンと開く。
「してないよ。頭おかしいの?」と僕が言うと
「研二、今なんて?」
「あ、いや、間違えた。ゴメン」と言ったけど首と頭持って沈められる。ユウトより長い感じで鼻と口にお湯入る。
「父さん、研二瀕死だけど」とユウト
「気絶するまでやってやろうか?」と父さん
「許してやってよ」とユウト
「何だお前らかばい合って、ユウトが沈むか?」
「いや、俺は出るので思う存分沈めてやって」とユウト逃げる
しばらく怒られて親に失礼な事言うなといろいろ言われて解放される。
短気なんだからw

部屋に戻って布団並べて延々と話を続ける。柿沼と田浦のこと
「てか、もう田浦と研二って意味あんの?」
「いや、田浦女にはまってるからもう俺もいいんだけどね。別れるって言うと田浦が拒否してどうにもこうにも」
「愛情はもう無いのか?」
「あるけど、別れたってあんま気持ちも変わんないと思うからもう束縛されるの止めて欲しいんだけどな」「お前、ユキナリがいいんだろ」と笑うユウト
「子供にしたい」
「何だそれ」
「あんな子供が欲しい」
「お前、逝っちゃってるな頭」
「うるさい」
「何か意味分かんないけど可愛いよなユキナリ。ギューってしたい」
「何だお前こそユキナリ好きなんだ」
「そいう好きじゃないくてぬいぐるみとかそういう系」
「お前とぬいぐるみの組み合わせは無いだろ」
「顔で判断するな!」
「ぬいぐるみと寝てた?」
「ちっちゃい頃な」
「不気味」
「言うと思った」
「って、噂するとメールくるんだよな」
とユキナリからのメール。
「何かこういうのって何でそのタイミングでメール来るってタイミングだよな」
「何なんだろうねこれ」
としばらくユキナリとメールしてると、ユウトに蹴られる
「俺を放置するな」
「抱いてやろうか?」
「は?」
「田浦みたいにユウト抱いてやろうか?」
「馬鹿じゃないのお前。有り得ん」
「縛って無理やりやってやろうか?」
「お前そんなことしてるの?」
「この前田浦にお仕置きでやったらちょっと楽しかった」
「変態。寄るな。変態」
「ユウト今日は寝ない方がいいよ。寝たら最後縛って後は」
「お前、ほんとに男好きになったんだな」
「冗談だよ。田浦終わったらもう多分無いよ」
「ほんとか?そんな簡単な話なのか?」
「うん。他でムラって来ることはほぼ無いし」
「ほぼって」
「柿沼が俺好きかもって思ってて触れてきた時は何か意識しちゃったけど」
「残念。振られて残念」
「それ以外はほぼ無いな」
「ほぼってなんだって聞いてんだよ」
「だーかーらー。田浦で抵抗感無くなってるから正直肌触れ合ったら女だろうが男だろうがたいした違いじゃないってか…。入れられるのは嫌だけど」
「聞きたくない。俺狙われる?俺の尻狙ってる?」
「ユウトのケツ使えるなら便利だよな。ムラって来たら直ぐだし」
「お前、俺のお尻ちゃんに手だしたらぶっ殺すからな」
「嘘だよ。あり得ない。お前とはあり得ない。考えたくもない」
「考えたくもないってどういう意味だ!」
「そういう関係になったら兄弟で居られないだろ」
「あ、そういう意味か」
「そうだよ。何考えてんだか」
「安心して寝てもいい?」
「襲わないって。寝相悪いから抱きつくかもしれないけど」
「それは言われなくても知ってるし一番の被害者俺だから」
「今日からまた被害者よろしく」
「一緒に寝るの今日だけ。明日から別々」
「何でだよ。一緒に寝ようぜ」
「俺バイト夜もするから」
「ふーん。カテキョしたら?単価高いよ」
「ムリムリ。俺頭じゃ」
「そうだった」
「ずばり言うな」
と何か久々に嬉しくなって一緒の布団に入って寝た。夜中に頭思いっきりドンって突かれて。起きると
「金玉殴ったお前」
とユウト
「わざとじゃない」
「わざとだったら許さん。あっちで寝る!」
と布団持って自分の部屋に移動してった。僕の寝相も相当酷いようだ。
田浦の場合は、田浦が被害に合わないようにがっしり掴んで寝るので大丈夫らしい。 小さいパソコン貰ったのでカテキョの間にちょっと書いてます。
最近いろいろ事件あったので書きます。

ユキナリの両親が夜までお出かけと聞いてたのでユウトを連れてった。
ユキナリは僕とふざけようとして、ピンポン鳴らしたらケツ出して玄関で待ってた。
ユウトがユキナリのケツを持って開いてアナルを見る。
「おー。臭いな」とユウト
「ん?」とユキナリがちょっと変な声
「ユキナリは子供だからお尻ちゃんと拭けないから拭き残しが残ってんだよ」と僕
ユキナリが慌てて
「誰?」と暴れるけどその時にはユウトがケツをがっしり持ってバックの体勢でパコパコする真似してた。
「ユキナリ相手が悪かったな」と笑うと
「誰っすか?研二先生コイツ誰っすか」と逃げれずに暴れてた。ユウトは工事現場のバイトでかなり筋力アップしてた。
「コイツ言うな」と背中を思いっきり叩かれてユキナリが振り向いて殴りかかる。結構短期なユキナリ
「おっと危ない」とユウトが余裕でかわす。
「あ。。。すみません」とユウトと気がついて土下座する勢いのユキナリ。顔面蒼白だった。どんな伝説を俺ら話されてんだろうと心配になる。
ユキナリが土下座する前に僕がユキナリを抱き起こして
「大丈夫だって、ユウトそれくらいじゃ怒らないから」
「ほんとですか。すみませんでした」とユキナリ。
「いいねー。喧嘩っ早い奴俺好き」とユウト。
「煽るな」とユウトを蹴ってユキナリの部屋に向かう。
「どうしたんですか?ユウトさん」とユキナリ
「大学止めて来年から専門行くんだって」
「へー。何か問題起こしたんですか?」と言った途端頭パコンと叩かれる。
「痛いです」とユキナリ
「殴り返せよ」と僕が言うと
「助けてくれますか?」とユキナリ
「助ける助ける。いけ!」と言うとちょっとだけ考えて
「研二先生裏切りそうだからやめときます」
「裏切るってなんだ!お前」とユウトより強く頭叩くと
「二人共恐いっす。チビリます」とユキナリ
「可哀想に」とユウトがムツゴロウさんみたいによっしゃっしゃーとユキナリを可愛がる。ユキナリ暴れてイイのかどうか悩んでた。
「ユウト、勉強だからお前邪魔すんな1時間じっとしてろ」
「はーい。研二先生」とユキナリの漫画を持ってユキナリのベットに行って読み始める。「ユキナリ今から真面目モードな」
と集中して勉強してるとユウトが覗きこんで
「ほー。もうここまでやってんのか」
「ペースは普通。柿沼と違ってまだ焦る時期違うし」
「そういえば、ニイ、今日あそびに来るって言ってたけどまだかな」
と言ってるとしばらくして
「チース。ユキナリ鍵かかってないぞ」
と入ってきた。そしてユウトを見てビクッとして驚く
「ゆ、ユウトさん?ですよね?」
「他に誰なんだよ」
「居るはずのない人が居るとビックリしますよ」
とまた説明する。柿沼は皆と同じ事は言わずのっそりとした感じで
「またユウト研二復活っすね」
「だからその呼び方止めろよ」と僕
ユキナリと真面目に話ししてるとコソコソとユウトと柿沼が話してた。後で聞いたら田浦の事を柿沼が気になってたって話の相談だったそうだ。ユウトはノーマルなのかどうかというのも気になってたらしい。ユウトはノーマルなので柿沼としては深く相談できたらしい。普通逆だと思うんだけど、柿沼にとっては心許せるノーマルな相談相手が欲しかったんだろう。そう言われると僕はユウトに何でも相談するから楽に生きてこられたんだと思う。

勉強終わってユキナリが
「つかれたー。今日のは難しかった。でも俺頑張った褒めてください」とゴロゴロしながらまとわりつく。
「子供っぽいなお前」
「子供です」
「ケツも綺麗に拭けない子供だな」と僕が言うと
「拭けてますよ!!。研二先生のケツ見せてくださいよ。皆少しくらい臭うでしょ!」
「どうぞ」と言うと、後に回って本当にパンツめくって覗くユキナリ
「ケツ毛が濃い」
「肛門の周りだけだろ」
「他はスベスベ気持ちいいっす」となでる
「見るだけ!触るな」と言うと
「ハイハイ。でも俺のお触りテク感じてみます?」と。そういえば自称テクニシャンなユキナリだった。
「綺麗ですね。うんこ付いてない」
「ついてるか!アホ」と言うと
「ニオイはどうかな?」と鼻を近づける感じ。鼻息がくすぐったかった
「やっぱり何かニオイますよ」とユキナリ。
ユウトが来てユキナリの側頭部から蹴り入れて(軽くだけど)倒す。
「お前、カテキョの先生のケツに何してんだ」
「す、すみませんでした。」
「ユウト、ユキナリいじめんなよ」
「ふざけるっていっても穴におい合うのは見苦しい」
「これはちょっとやり過ぎたけど蹴るなよ。可哀想だろ」
「本気で蹴ってないってフザケたケリだって」
「恐かったっす」とユキナリが怯えてユウトとは反対側の僕の陰に隠れる。こういう所はなんかユキナリのずる賢いとこで甘えきって自分の味方にするという相当腹黒い。柿沼が
「研二さん、ユキにいいようにされてますね。こいつ全然そんな風に研二さん慕ってませんよ。研二さんって簡単に扱えるって学校で言いふらしてますから」
「ちょっと!ニイ俺そんなの一言も言ったことない!」
「ユキナリそんな事言ってんのか?」と僕が聞くと。物凄い高速でカオを左右に振って否定する。
「柿沼?」
「言ってないけど態度でわかります。コイツ昔からそういうとこずる賢いから強い人間の陰に隠れていいとこだけさらってくんです。中学の時も俺の名前使ってさんざん悪さして問題起きたら俺の陰に隠れて」
「俺そんなにずるくないよー」とゴロゴロしてる。ジーと見るとニコッとするのでついつい許してしまう。
「まあ人間利用できるものは利用すりゃいいよ」と言うとユウトが
「駄目だ完全に転がされてる」と苦笑する
「俺は転がされないからな覚えとけよ」とユウトがユキなりに
「はい。分かってます。ユウトさん恐いです」
「でも、お前可愛いから許してやる」とユウト
「ユウトさんまでユキに甘いんっすね」と柿沼
「これが柿沼だったら許さんけどな」とユウト
勉強も終わってひと通り遊び終わったので帰ることにする。ユキナリと柿沼は一緒に柿沼の家に言って晩御飯を食べると言う。ユキナリの親が更に遅くなるから頼んだそうだ。 小さいパソコン貰ったのでカテキョの間にちょっと書いてます。
最近いろいろ事件あったので書きます。

ユキナリの両親が夜までお出かけと聞いてたのでユウトを連れてった。
ユキナリは僕とふざけようとして、ピンポン鳴らしたらケツ出して玄関で待ってた。
ユウトがユキナリのケツを持って開いてアナルを見る。
「おー。臭いな」とユウト
「ん?」とユキナリがちょっと変な声
「ユキナリは子供だからお尻ちゃんと拭けないから拭き残しが残ってんだよ」と僕
ユキナリが慌てて
「誰?」と暴れるけどその時にはユウトがケツをがっしり持ってバックの体勢でパコパコする真似してた。
「ユキナリ相手が悪かったな」と笑うと
「誰っすか?研二先生コイツ誰っすか」と逃げれずに暴れてた。ユウトは工事現場のバイトでかなり筋力アップしてた。
「コイツ言うな」と背中を思いっきり叩かれてユキナリが振り向いて殴りかかる。結構短期なユキナリ
「おっと危ない」とユウトが余裕でかわす。
「あ。。。すみません」とユウトと気がついて土下座する勢いのユキナリ。顔面蒼白だった。どんな伝説を俺ら話されてんだろうと心配になる。
ユキナリが土下座する前に僕がユキナリを抱き起こして
「大丈夫だって、ユウトそれくらいじゃ怒らないから」
「ほんとですか。すみませんでした」とユキナリ。
「いいねー。喧嘩っ早い奴俺好き」とユウト。
「煽るな」とユウトを蹴ってユキナリの部屋に向かう。
「どうしたんですか?ユウトさん」とユキナリ
「大学止めて来年から専門行くんだって」
「へー。何か問題起こしたんですか?」と言った途端頭パコンと叩かれる。
「痛いです」とユキナリ
「殴り返せよ」と僕が言うと
「助けてくれますか?」とユキナリ
「助ける助ける。いけ!」と言うとちょっとだけ考えて
「研二先生裏切りそうだからやめときます」
「裏切るってなんだ!お前」とユウトより強く頭叩くと
「二人共恐いっす。チビリます」とユキナリ
「可哀想に」とユウトがムツゴロウさんみたいによっしゃっしゃーとユキナリを可愛がる。ユキナリ暴れてイイのかどうか悩んでた。
「ユウト、勉強だからお前邪魔すんな1時間じっとしてろ」
「はーい。研二先生」とユキナリの漫画を持ってユキナリのベットに行って読み始める。「ユキナリ今から真面目モードな」
と集中して勉強してるとユウトが覗きこんで
「ほー。もうここまでやってんのか」
「ペースは普通。柿沼と違ってまだ焦る時期違うし」
「そういえば、ニイ、今日あそびに来るって言ってたけどまだかな」
と言ってるとしばらくして
「チース。ユキナリ鍵かかってないぞ」
と入ってきた。そしてユウトを見てビクッとして驚く
「ゆ、ユウトさん?ですよね?」
「他に誰なんだよ」
「居るはずのない人が居るとビックリしますよ」
とまた説明する。柿沼は皆と同じ事は言わずのっそりとした感じで
「またユウト研二復活っすね」
「だからその呼び方止めろよ」と僕
ユキナリと真面目に話ししてるとコソコソとユウトと柿沼が話してた。後で聞いたら田浦の事を柿沼が気になってたって話の相談だったそうだ。ユウトはノーマルなのかどうかというのも気になってたらしい。ユウトはノーマルなので柿沼としては深く相談できたらしい。普通逆だと思うんだけど、柿沼にとっては心許せるノーマルな相談相手が欲しかったんだろう。そう言われると僕はユウトに何でも相談するから楽に生きてこられたんだと思う。

勉強終わってユキナリが
「つかれたー。今日のは難しかった。でも俺頑張った褒めてください」とゴロゴロしながらまとわりつく。
「子供っぽいなお前」
「子供です」
「ケツも綺麗に拭けない子供だな」と僕が言うと
「拭けてますよ!!。研二先生のケツ見せてくださいよ。皆少しくらい臭うでしょ!」
「どうぞ」と言うと、後に回って本当にパンツめくって覗くユキナリ
「ケツ毛が濃い」
「肛門の周りだけだろ」
「他はスベスベ気持ちいいっす」となでる
「見るだけ!触るな」と言うと
「ハイハイ。でも俺のお触りテク感じてみます?」と。そういえば自称テクニシャンなユキナリだった。
「綺麗ですね。うんこ付いてない」
「ついてるか!アホ」と言うと
「ニオイはどうかな?」と鼻を近づける感じ。鼻息がくすぐったかった
「やっぱり何かニオイますよ」とユキナリ。
ユウトが来てユキナリの側頭部から蹴り入れて(軽くだけど)倒す。
「お前、カテキョの先生のケツに何してんだ」
「す、すみませんでした。」
「ユウト、ユキナリいじめんなよ」
「ふざけるっていっても穴におい合うのは見苦しい」
「これはちょっとやり過ぎたけど蹴るなよ。可哀想だろ」
「本気で蹴ってないってフザケたケリだって」
「恐かったっす」とユキナリが怯えてユウトとは反対側の僕の陰に隠れる。こういう所はなんかユキナリのずる賢いとこで甘えきって自分の味方にするという相当腹黒い。柿沼が
「研二さん、ユキにいいようにされてますね。こいつ全然そんな風に研二さん慕ってませんよ。研二さんって簡単に扱えるって学校で言いふらしてますから」
「ちょっと!ニイ俺そんなの一言も言ったことない!」
「ユキナリそんな事言ってんのか?」と僕が聞くと。物凄い高速でカオを左右に振って否定する。
「柿沼?」
「言ってないけど態度でわかります。コイツ昔からそういうとこずる賢いから強い人間の陰に隠れていいとこだけさらってくんです。中学の時も俺の名前使ってさんざん悪さして問題起きたら俺の陰に隠れて」
「俺そんなにずるくないよー」とゴロゴロしてる。ジーと見るとニコッとするのでついつい許してしまう。
「まあ人間利用できるものは利用すりゃいいよ」と言うとユウトが
「駄目だ完全に転がされてる」と苦笑する
「俺は転がされないからな覚えとけよ」とユウトがユキなりに
「はい。分かってます。ユウトさん恐いです」
「でも、お前可愛いから許してやる」とユウト
「ユウトさんまでユキに甘いんっすね」と柿沼
「これが柿沼だったら許さんけどな」とユウト
勉強も終わってひと通り遊び終わったので帰ることにする。ユキナリと柿沼は一緒に柿沼の家に言って晩御飯を食べると言う。ユキナリの親が更に遅くなるから頼んだそうだ。ユウトと二人で帰りながら
「柿沼なんだって?」
「内緒」
「言えよ」
「言わない」
「何で言わない?」
「俺を信頼して相談してくれたんだからそれをペラペラしゃべるほど俺バカじゃないから」
「まあ、そうだな分かった。聞かない」
「よし。それでこそ研二だ。研二とか田浦の話じゃないし、なんていうか思春期の揺れる悩みみたいなことだから気にするな」
「分かった。忘れる」
この話は終わりにした。買い物があったので少し遠回りして帰ってるとマサを発見した。マサも体つきが大人びてきてて結構いい男になって来た。卒業したら父さんの紹介で直ぐ働くってことで家にも父さんの会社にもよく出入りしてた。

遠くから見てると大人なサラリーマン風な人と歩いてるマサ。
「あれマサだよな?」と僕
「だな。少し背伸びたか?」
「それは良いけど隣」
「なかなかいい男だね」
と近づくと驚くマサ。なぜユウトが居るのかまた説明する。一緒に居た人はそそくさと先に歩いって行ってメールを打つフリしてる。
「マサ!お前援交してるだろ!」そわそわしてたので、直感で言うと
「ち、違います」と焦りまくるマサ
「いや、今のはそういう人だろ」と言うと
「援交じゃなくて、サポって言って」
「サポってなんだ?」とユウト
「サポートっていってえーと。平たく言うと援交です」とマサ。
ユウトが殴る。
「お前直ぐ止めろ。仕事で父さんの世話になるんだったら即止めろ。止めないなら仕事も辞退しろ」とユウトの久々のマジ怒りオーラを見た。僕も恐かったけどマサはもっと恐かったらしく唇まで青くなった。

どこまで本当か分からないけど、サポは今日が初めてで、使いすぎてお金が足りなくなって携帯代払えないから1,2万稼ごうかと思ったと言う。さっきの人は直ぐに断らせて。携帯を取り上げユウトがメールをチェックする。座り込んで結構ながい間、マサの携帯のメール送受信歴をチェックして。初めてだとずっと書いてあるのを見て。
「よし、分かった信じよう。さっきの人から金はもう受け取ったのか?」
「いや、まだです。終わった後でって話で」
「振込用紙持ってるのか?」
「何のですか?携帯の料金の」
「はい。と鞄から出す」
「何でこんなに使ってんだアホが」
「研二半分貸して。俺の手持ちだと足りない」
「分かった」と二人で出し合ってコンビニで支払いした。
「お前、またやったらホントに許さんからな。この当たりでサラリーマンとかに手出すなよ。父さんとどこでどうつながってるかわからないからな。顔潰すようなことしたらゆるさんぞ」
「はい。すみませんでした。携帯代は必ず返しますから」
「いらね。もうやらないって約束するならコレは俺が払ってやるから」
「分かりました。絶対もうしません」とちょっと半泣きなマサ。恐いのが大半だったんだと思う泣き。ユウトが怒ると恐いからね。
「マサ飯くったか?」と僕
「いや、まだ」
「ファミレス行くぞ。研二金貸して」
「俺が奢るよ」
「分かったよろしく」とユウト
しばらくマサはカチカチに怯えてて会話がぎこちなかった。
「卒業してからお前が誰と付きあおうが俺らは何も言わないけど、卒業前に金とってとかだと何かの法令に違反するんだろそういうの」
「はい。。。淫行とかいうやつとかに触れるかもしれません」
「はあ。。。分かっててなんでやるかな」
「携帯代金が払えなくって止まったら。。携帯ないと生きていけない」
「アホ過ぎる」と僕
そんな事してるとマサの携帯にメールが来る。何かやばいみたいな顔してたので直ぐに取り上げると。
『さっきの恐い子達もう帰った?。どっかで待ち合わせしようよ。あの恐い子も結構かっこよかったよね。友達?こっちの人?右側の子ならサポしてもいいよ』とまた懲りずにメールが来た。
「右側ってどっち?」
「研二さんです」
「幾らくれるかな」と苦笑すると。ユウトにホークで脇を突かれる。
「これ何者なの?」
「会社員です」
「呼び出せよ。説教だ説教」とユウト
ファミレスに呼びささせて嬉しそうに来るその人。気がついて逃げようとしてたけどがっしり捕まえて奥側に座らせて逃げれなくする。
「右側って俺ですか?」と聞くと
「あ、いや、うん。そうだけど」とお兄さん
「その目の前の奴高校生って知っててこんな事してんですか?」
「知らない」と白を切る
「制服着てるけど」
「コスプレかと」とかなり苦しい言い訳
「警察行きますか?」
「まだ何もしてないから犯罪じゃない!」
「誰も犯罪って言ってないでしょ。相談に行くだけですよ。お金払って高校生とやったら犯罪になるんでしょうか?って相談に」
「許してよ。まだ何もしてないし。有り金全部置いてくから」
「俺ら別にお金巻き上げようとかそんなん違います。やったらいけないことはやったらいけないんです。大人なんだから分かるでしょ?可愛い後輩をこんな風に金で買わないで下さい」と僕が言うと
「君らは卒業してんだ」と全く懲りてない様子
「だめだこの人」と言うと
「いや、今のは違う」と焦るお兄さん
マサはもう居ないほうがいいと思ってマサには先に帰らせた。晩飯をごちそうしてくれるという。待ち合わせはその人の会社。会社まで来させるって本当にさらけだしてんだなと思ってそこだけは感心した。
会議室みたいなとこに案内されて行く途中でその人(平山さん)が他の人と厳しい顔で話してるのも見えて普段は真面目なんだなと。待ってると
「ごめんごめん。急な打ち合わせで」
「いや、別にそんなに待ってないですよ」
「相談って何ですか?」
「会社じゃちょっとあれなので、外で。その前に会社の中見学してみる?いずれ就活するんでしょ。見てみな」
と会社内を案内される。
「現役合格?」
「はい」
「高校は昨日の子と一緒?」
「はい」
「だったら相当勉強したんだね」
「ええ。勉強は半分趣味だったので」
「見た目とのギャップがすごいね」
「よく言われます。ただ今は大人しいですけど、高校時代はもっと短くて金髪系だったんですけどね。眉毛細かったし」
「えー。ますますギャップ。何か画像ある?」
「うーん。卒業式のがあるかな」と携帯の画像をちらりと見せると
「恐っ」
「まあ」
「一番強かった?」
「一番は昨日のもう一人で」
「兄弟でしょ?双子ちゃん?。若干顔違うから二卵性か」
と嬉しことを言ってくれる。ユウトと何か似てきてんだなと思ってほんとに嬉しかった。「そんな格好してても家の大学に受かっちゃうのがギャップがいいね」とギャップギャップうるさかったので不機嫌になると
「あ。ゴメン」と気がついたようだった。
IT関連の会社さんなので何かカッコイイ椅子や机とか会議室とかコンピュータールームとかあってお兄さんの部屋とかも見るとかっこいなってドラマみたいな感じ。
「お金掛けてますね」
「CEOの趣味で。こういう世界だから若干虚勢をはっておかないとね」
「ふーん」
「何か興味なさそうだね」
「いや、全く知らない世界だから虚勢はってなんの得あんのかなと」
「人は見た目で判断するからね。良い社員呼ぶには会社がかっこ良くないといけないし、投資してもらうには見た目の華やかさも多少あるし」
「ふーん。そんな事が分かってる人があんな事しちゃうんですね」
「それをここでいうなよ」とオーバーアクションで崩れ落ちるような格好をする。
「何かリアクションがオッサンですね」
「オッサンって今日2回目。オッサンって言われたの初めてでそれもショックだよ」
とか話して会社を出て車で移動する。
「昨日の子にもうメールしないで下さい」
「分かった」
「今直ぐ連絡先消して下さい」
「運転中だから」
「俺が消しましょうか?」
「えー。携帯は不味い」
「まあ他にも援交してんでしょうからまずいですよね」
「いや、そうじゃなくて。。。」
「仕事関係?」
「いや、仕事と個人は携帯別にしてるから」
「そっか。だったら援交だ」
「違うんだけど。携帯人に見せるのは厳しいよ」
「無理やり奪いましょうか?」
「分かったよ恐いな」と渡してきたので送受信歴も含めて僕の分と、マサの分のメールを全部消した。電話帳からも消した。
「これでよしと」
「ほんと時々恐い雰囲気出すね」
「今は大人しいですよ。高校時代はあれだけど」
「そういうやんちゃな子いいよ」
「援交はいつからやってんの?」
「初めて」
「携帯ぶち壊されたい?」
「ダメダメ、やばいって連絡先とか」
「バックアップあるんでしょ」と窓開けて投げ捨てる素振りをすると
「分かったちゃんと話すから」
「素直に従えよオッサン」
「またオッサン言った」
「オッサンだろあんた」
「まあ、君から見るとそうだろうけど」
「で援交は」
「そういうのがあると知ったのは冬か春位かな?。そういう掲示板を見つけたのは。でも直ぐに閉鎖されて無くなっちゃって。ちょっと前から利用者少ないけどまた掲示板が出来て時々見てて」
「それで」
「制服着てこれる人を募集してみて会ったのは昨日の子含めて5人目」
「ってことは4回やったのか」
「いや、4回は偽で、来てきたけど明らかにかなり成人だろって感じで遠目に見て会わずに」
「交通費位あげろよ」
「いや、嘘だったら払わないって約束だったし」
「で、昨日はじめて現役でしかも、ヤンキー系の子でどストライクで喜んだ途端、あんな恐い事に。俺これから一生ゆすられて生きていくのかと思ってたら全く違って若い子に説教されてしかも金も取られないし、ファミレスの支払いも自分らでしちゃう子って正直驚いて。あの場面だと脅し取られても文句言えないし。こういう立場だから警察に言って自分の悪事バレたら会社が大変な事になるし。帰ってからそう考えてたら、恐ろしくなったあとで、なんていい子たちに会ったんだとか思って何かまた話してみたいなって」
「ってつくり話を作ってたわけね」と笑うと
「真剣な話だよ。本気だって」
「昨日の今日でそんなの信じられる訳ないでしょ」
「はらわって話してるから信じて欲しい」とコッチをジーっと見るので
「前、前、危ない」
「信じてくれないならこのまま突っ込む」
「分かった、信じる信じる」と言うとやっと前を見てくれた
「うわ、危なかった」と本人。アホか!
そこそこ綺麗なお店で個室にしてもらって話をする。僕からは話はないんだけど暫くは普通の世間話。大学の話であの教授まだ居るんだとかそんな話。派閥がどうで、あの教授の下は誰でとか色々聞く。ゼミはどこに入ったほうが有利だとか。でも情報が古い気もすると言うと、そうだね17,8年前かと驚く感じ。
しばらく話してまた昨日の話に。何度聞いても5回目で初めて行為に及ぼうとしたのが昨日が初だったという。

「それ以外は?援交以外で高校生とか中学生とか」
「無々。あったらサポ掲示板でなんか探さないよ。無いから探したんだよ。売り専でオプションで制服着させる位で」
「売り専?」
「何ていうのか、男が男にする風俗」
「ああ。知ってる」
「そこはノンケ、バイ、ゲイが居るんだけど、何か制服着させてもやっぱ違うよね」
「まあ風俗嬢がナース服来てもナースとは違いますよね」
「そうそう。そんなかんじ」
「だからって」
「はい。分かってます。犯罪未遂でした。止めてくれてありがとう」
「で、今日は何の用ですか?相談って」
「ああ。相談は無いけど全部分かって欲しかったのと、やっぱり会社の事考えたら黙ってて欲しかったのでその頼みと。もしお金が要るなら」
「バーカ。俺ら脅迫とかしない」
「うん。分かってる。ただ、将来の事も考えて示談してたほうがいいかなとか思って必要なら弁護士立会いで示談金とか積んでとまで考えてる。昨日の双子君と、本人と」
「名前知ってるの俺とユウト、あ兄弟ね。二人だけだから俺らそういうの言わないし。昨日の子はほっといたら言っちゃう子だけど、俺らがキッチリ言ってあるんでそれは無いんで」
「分かった。信じるよ。ほんと君等で良かった」とテーブルに突っ伏す。ホットしたのかワインを頼んで飲み始める。
「あの・・・車でしょ」
「あ。。。やばい忘れてた。免許ある?」
「あるけど、左ハンドルなんて運転したこと無いし」
「ぶつけていいから運転して」
「代行頼めば」
「そんなに遠くないから運転してよ。代行代分バイト代として渡すから」
「要らない」
「無欲だね」
「借りは作りたくない。けど、ここの食事代は出してね。俺ここは払えない」
「それは当たり前。そんな若い子に出して貰うほど俺カッコ悪い事無いよ」
「そう。安心した。バイト代飛んでいきそうだここの食事」
「意外とここリーズナブルなんだけどな」
と言うのでメニュー店員さんにまた渡してもらって見てみると、
「高いって。18歳の俺には高すぎ」
「まだ18か。若いな。聞いてイイ?」
「何を?」
「昨日の子はゲイよりのバイって言ってたんだけど、君は?」
「ストレート」と嘘ついて見る
「そっか…。残念過ぎるな。せめてバイだったら俺何でも貢いじゃう」とちょっとよってきた感じ。
「貢物なら何でも貰うよ」と笑うと
「えー。その先に何か無いと貢ぐだけじゃ俺意味ないし」
「最低だなオッサン。物や金で釣るってその考え方変えたほうがいいよ」
「オッサンって言いすぎ」
「最低だよオッサン。あー帰りたくなって来た」
「勘違いだよ。貢ぐってのは何でもする大切にするって事だよ」
「売り専だって金で買ってるんだろ」
「それは。出会いが無いからだって。君等が女の風俗に行くのと一緒だよ」
「風俗言ったこと無い」
「会社の重役やってると何かと大変なんだよ出来ないことだらけで」
「オッサンはゲイ、バイ?」
「バイ」
「ふーん。俺も実はバイ」
「え???」
「って言っても、何て言うか」
とバイの友達(田浦)に熱烈にって話をすると興味津々になるオッサン。
「ってことは、俺にもチャンスがある?」
「はあ?ないない。有り得ない。お金で釣るような人間一番嫌いだから」
「それは…。もしそれが無かったとして」
「無い。100%無い。そいつとの事が終わったらもう付きあうこと無いから」
「残念だな。ほんと残念だな。俺大切にするよ」
「オッサンに興味無いし」
「オッサンって言うなよ!」
「オッサンにオッサンって言って何が悪いの?」と笑うと
「まだ若いつもり」
「まあカッコイイよね。会社での姿とかは良い感じだったよ。昨日の件がなければね」
「一生の不覚だな俺の人生の汚点。なんであんなことしてしまったんだろう」とまたどんどん飲み始める。
「ホントに可能性ゼロ?」
「ゼロ」
「じゃあ、こうやってご飯食べに行くのは有り?」
「それは有りだけど、安いとこにして居酒屋とかでいいよ。俺も飲むから」
「18ダロまだ駄目」
「オッサンは20になるまで飲まなかった?」
「飲んだけど」
「だったらいいじゃん。今日だって飲みたいけど運転あるから」
「分かった家に帰って飲もう。よし帰ろう」
「まだ食事中。勿体ない」
「そうだった」
「酔っぱらいかよ。めんどくせーな」
「何か俺ぞんざいな扱いされるの滅多に無いからいいな」
「オッサンM?」
「違う違う、どSだ。会社で部下をとことんいじめるのが好き」
「最低だな」
「理不尽なことは言わないよ」
「どうだか」
と酔っぱらいにどんどんなってく。メインも出てきて食べて満足なのでそのまま帰りたいけど運転しないといけないので帰れない。
「じゃあ、運転よろしく。ブツケたら付き合って」
「代行で帰れ!」
「待って待って冗談だって。ぼっこぼっこにブツケていいから。本当に免許持ってんのか?」
「持ってるってホラ」と見せると
「へー。研二って言うんだ」
「あ、誘導尋問。酷、俺の名前覚えた?」
「覚えた俺記憶いいから」
「まあ大学も出身校も知ってるから分かるだろうし別にいいけど」
「そう。研二の事は記憶されました」
「研二って呼ぶな」
「何て呼べばイイ?」
「研二に決定」と酔っぱらい
左ハンドルのマニュアル車に手こずりながらエンスト2回してようやく発進。
「こ、恐いな」
「だって免許取りたてだし」
「若葉マークが無いな罰金だ」
「降りようかな」
「うそうそ。ほんと短気だね」
「短気だよ。高校時代だったら今頃オッサンの腕へし折ってるよ」
「恐いやつだな」
「はい。で、どこに行けば」
「あ、ナビ入れるから待ってろ」と自宅へと
「走りながらナビ入れられるんだ?」
「ああ、お店でできるようにしてもらった」
「ふーん。そんなん出来るんだ」
とナビを入れてもらってその指示通りにはしる。恐い。こんな高そうな車を運転するので手に汗がびっしゃりと。

「ついた。こっから先は自分で入れて。帰るから俺」とベルト外して降りようとすると腕を捕まれ強引にキスされる。
引き離して頭突きドンと食らわせるとうずくまって動かなくなる。一旦車降りたけど腹立ってきて、助手席側に回ってドア開けて胸ぐら掴んで
「オイ、調子に乗ってんじゃねーぞオッサン」ともう一発殴ってから帰った。
本当に腹が立ってその日はカッカしてなかなか寝られなかった。ユウトが夜遅く帰ってきてフザケてきたけどカッカきてるのでユウト押し倒しして乗っかると
「あれ?どうした荒れてますね。話聞くよ」
というので全部話すと顔色が変わるユウト。
「許せねーな。会社乗り込むか」
「捕まるって」
「アッチのほうが困る」
「にしてもユウトは受験控えてんだから」
「まあ、そうだが。許せん」
としばらく二人でカッカかきてたけど話してる家に二人共寝てしまった。ユウトが僕の癒しってのが最近改めて分かってきた。逆もそうみたいだけど。僕の方が圧倒的にユウトを癒しに使ってる気がする。

マサはその後から父さんに頼んで夕方少しバイトし始めた。払ってやった携帯代を返すってことで。ただ、1時間位しか働けないからなかなか貯まらない。土日は会社が休みだから出来ないのとバイトが学校が禁止してるので他では雇ってもらえなかった。悪い子だしね。
「また個室?」
「話の内容が内容なだけに個室がいいかと」
「まあ俺はどこでもいいけど。でも男同士で個室って店が変に思うでしょ?」
「大丈夫。コネ入社の面談って言ってあるからあまり入ってこないようにとも言ってある」
「悪賢い」
「智慧が働くっていってほしいな」
「どうなんだろうそれ」
「家だったら何も気にせず話できるんだけどな」
「家に行ったら絶対押し倒すでしょアナタ」
「押し倒さないよ。もう懲りた。本当に殴られるって思わなかったから。コレ以上カオの傷増えたら会社でられなくなる」

しばらくまた他愛もない話をする。よく見なくてもイケメンな人で今日は黒縁メガネがカッコ良かった。
「メガネかっこいい」
「物を褒めるな。本人を褒めろ」
「メガネを含めた雰囲気を褒めてんだけど」
「それなら嬉しい。今日は視力が悪くて」
「なにそれ。日によって視力変わんの?」
「変わる変わる。パソコン向かってると見える日と見えない日が全然違うから」
「何で???」
「詳しくはワカンナイが、ドライアイだから涙の量で屈折率が変わってくるらしい」
「へー。初めて賢いこと言った」
「これでも会社では頭切れるんだよ!」
「でしょうねその年でそんな役職。会社も結構売上あるようで」
「何で知ってんだ?」
「T教授に話しかけられた。出席取った時ジロジロみるのでなんだろうって思ってたら終わってから呼ばれて、平山君の知り合いかねって。誰それって感じで最初わかんなかったけど話してるうちに、ああオッサンのことねって」
「オッサン言うなよ!」
「何か自慢の教え子だって言ってたよ」
「そうか。贈り物しててよかった」
「賄賂?」
「ある意味そうかも。良い生徒いたら早めに回してってお願いしてるから」
「就活の?」
「うちインターンシップしてるから」
「なにそれ?」
「学生の内に内の会社で働かせてみて才能を見る」
「へー」
「来る?」
「行かない」
「優遇するよ」
「嫌」
「そんなに嫌うなよ」
「出会いが最悪だからね」
「はぁ。落ち込むなあ」
「まあ忘れさせるだけ良い人に成って下さい」
と説教も混ぜつつ。この日は僕も酒を頂いて少し開放的に成る。
「付き合った人数は?」
「男?女?」
「両方」
「女は10人くらいかな」
「男は」
「付き合ったと呼べるかどうか微妙だけど1人。やった数はかなりとしか言えないな覚えてない。」
「付き合ったのが一人って意外」
「高校の時にな。その相手がヤンキーで学校のトップで暴走族でって話で」
「そっから抜け出せないんだね」
「そう。それが最初の相手で。しかもリバだったから」
「リバ?」
「両方出来るってこと。タチとウケと。この前のまさくんだっけ?がリバって聞いてますます。あこの話蒸し返すとまずかった」
「アイツはタチが98%で2%ウケだと思うけど」
「半々って言われたけど」
「ああ、それって騙されてるね。多分、アイツの事だから会った後、タチしまくって完璧にウケに仕込まれて貢がされてポイ捨てされてたと思うね。良かったね俺らが止めて」
「そ、そうだったのか?」
「アイツ、ウケなんてほぼしないと思うよ」
「そうなのか。あのままどっか言ってたら俺犯されまくってその後一生」
「まあそこまで極悪な子ではないけど、ウケさせられてただろうね。あいつかなりSなんでね。言葉攻めとか凄いみたいだから」
「ダマされるとこだったなぁ」
「ある意味そうなってたほうがよかったのかもよ。アイツ何だかんだ言って相手大切にするから。たまに他に貸し出しされたりはするけかもしれないけど」
「そ、それは絶対不味い」
「だからよかったね」
「恩人だね、研二兄弟は」
「でしょ。俺らの正義のお陰で」
「双子のもう一人まだ怒ってる?」
「まだ怒ってるけど、多少緩んできた」
「いつかお礼に食事を」
「まあいつかね。てか、アイツは本当にストレートだから無理だよ」
「分かってる。何となく分かる」
「ふーん」
「研二くん、ぶっちゃけ幾ら積んだらやらしてくれる?」
「また怒らせる?」
「そうじゃなくてゲーム的な冗談話として。10万?」
「無い」
「30万?」
「無い」
「高いな」と笑う
「金額の話じゃない」
「売り専の売れっ子で一日拘束で20万位が最高だと思う」
「拘束?縛るの?一日中?」
「違う違う。ブハハハ」と笑われる
「何だよ」
「時間的な拘束」
「ああそういうこと」
「面白い」
「ああいう仕事って20万なんだ」
「いや、そんなの滅多になくて1時間1万とかじゃないかな。店の取り分があるから6千円とかじゃないかな取り分」
「時給6000円か」
「でも常に客要るわけ違うしね」
「そうだね。俺時給2,000円」
「家庭教師?」
「そう」
「へー。偉いな」
「で、いくらなら」
「しつこい」
「聞くだけならいいだろ。実際に口説いてるんじゃないんだから」
「一回でか。一回ねぇ。タチ、ウケ?」
「両方」
「贅沢な」
「妄想だからいいだろ妄想」と笑ってる
「100万。領収証無しで足の付かないお金で」
「何だそれ」
「扶養家族だから年間の稼ぎを調整しないといけない」
「しっかりしてんな」
とかくだらない話をする。家に来いという襲わないからと。
悩んだけどま、また襲ってきたらボコればいいかと酔ってたので行く事に。
後でユウトに怒られたけど。タクシー代欲しかったけど財布から勝手に抜くのは気が引けたので外に出てみる。ユウトに電話してみると迎えに来てくれると言うので待ってると来てくれた。
「説教と殴られるのどっちがいい?」
「じゃ、はらに一発ください」
と言うとドスっと。痛い相当痛い。飲んだもの食べ物が逆流しそうになってうずくまるけど、ユウトに無理やり引きずり起こされて車に乗せられ、シートベルトもユウトに装着される。
「い、いだいんですけど」
「説教必要?」
「必要無いです」
「それなら文句言うな」
「はい」と大人しく
「家には行くなって言ったろ」
「はいスミマセン」
「誤って済む話で終わってる?」
「ハイ。肉体関係は持ってません」
「生々しい言葉だな。持ってないならいいけど」
「ハイ。田浦も裏切ってません」
「田浦はどうでもいい。俺の管轄外」
「はい。ユウトさんも裏切ってはないかと思います」
「気になる言い方だな」
「裸は見せました」
と言うとハザードランプ付けて停車する。
「ユウトさんとりあえず家に帰りましょうよ」
「何で敬語になってんだ」
「怒りのオーラが見えるので」
「裸になった?」
「あまりにも可哀想な現状で裸くらい見せてあげてもいいかなと思いまして。触れさせては居ません」
「呆れて物が言えない。相手が可哀想だろ」
「裸を見てオナニーしてたので大丈夫かと思います」
と言うと、思いっきりゲンコツで頭頂部をどつかれて光が見えた。
そして黙って走りはじめた。何も言えないので黙ってると
「言い訳しろ聞いてやるから」
と長々と、不憫な平山さんの事を語ると徐々に和らいできた。
「確かにいろんなのがあって大変なだろうけど、それもその人の人生だからしょうがないんじゃないか?。不憫って思う方が何か上から目線で良くないかもよ。可哀想って思う気持ちは確かにわかるけど、でもその分仕事で成功して別のものは得てるんだから」
「ユウトさん何か俺より遥かに成長されていますね」
「敬語やめろ」
「疲れた。てか腹痛い」
「7割のパンチだ」
「ひどいな」
「7割でやめてやったんだぞ」
「兄弟なら3割くらいにしてくれよ」
「甘えんな」
「バーカ」
「テメ」とハザード付けて止まろうとするので
「うそうそ、今のナシ」となだめる
帰るまで色々また説教まがいの話が続いて半分寝て聞く。
寝てると突かれて起こされるの繰り返し結構遠くなんだなと思いながら。

翌日平山さんからメールが来てた。「酔っ払ってゴメン途中から覚えてないけど俺何かした?」「裸は覚えてる」と聞くと「なにそれ」と家に帰った後、エロ DVD位出したくらいまでは覚えてるけどそれ以降が怪しく記憶が飛んでたというということはオナニーを目の前でしたとかも覚えていないのだろう。思い出したらダメージでかいだろうなと思ってそこは黙ってた。本当は覚えてて次にあって内容を教えてっていう事のダシに使われたような気もする。大人な平山さんなので、僕より数段駆け引きが上なのであった。

結局週末また会うことになってしまった。今度は最初っから家に行く事に。誰か連れていくことにした。ユウトって言うとユウトは仕事の面接と。田浦。田浦にこの事説明するのは気が重いし、絶対嫉妬しまくるのは分かってるしこじれたら厄介。柿沼。。。うーん。他の友だちはこっちの事は知らないから連れていけないし。マサは絶対駄目だし。となると田浦しかないかと思ってた。

ユウトに言うと
「田浦に言うの?勇気あるね。アイツああいう正確だから何しでかすか」
「脅かすなよ」
「脅かしてない。素直な意見」
「やっぱり止めておこう。ユウト面接日変えろ」
「それは俺も考えたけど」
「考えてくれたんだ」
「先方がその日しか駄目だって」
「そのバイト諦めろ」
「それは酷くないか?」
「今のは酷かった。取り消す」
「連れていける奴が居ない」
「一人で行ってこい」
「いいの?」
「許可制じゃないし。お前が自覚を持って振る舞うってことで許可します」
「許可制になってるし」と苦笑した。

土曜日の夕方家に行くと
「おお。いらっしゃい。この前ゴメン俺ほんと何しでかした?」
「言いたくない」
「相当やっちゃったんだな。鬱憤たまりすぎてたゴメン」
「まあいろんなことあったから仕方ないよね」
「やけに今日は優しいな」
「まあ、いろいろ聞いちゃったんで」
「まじで俺何言った?」
とかなり焦ってる様子だったので、適当にかいつまんで話しした。
「かなり言ってるね。恥ずかしいな」とちょっと顔が赤い。
「相方連れてこようと思ったんだけど説明が難しので今日は止めた」
「俺も複雑だからまだちょっと」
休日なのでスウェットにパーカーとラフな格好。
買い物行くというけどその格好で?

「今日は小さい車で行こう」と言って可愛いminiって車だった
「何台あるの?」
「3台」
「これは遊び用?」
「うーん。屋根開く車が欲しかったから」と屋根を開けてくれた。
「へぇー。初めてだ」
「でもね、年に何回か空ける程度で。3台持つと維持費大変だから手放す予定」
「もう一台は?」
「国産のセダンだよ。会う人によって車変えないといけないから」
「なんで?」
「そりゃ保守的な人のとこにドイツ車でアロハ~って行くと商談おわっちゃうだろ」
「ドイツ車でアロハ~はないでしょ。グーテンタークでしょドイツだと」
「細かいなー」
とくっだらない話しながらスーパーに言って食材と出来合いの物とか酒類を買って帰る。何でまたこんなことになってんだろう話しにきただけだったのにと思いながら。僕も気弱で断れないんだなと思ってた。

戻った頃にユウトから電話。
「面接終わったから行く。てか来た」と歩きで来る
「よく場所覚えてたな」
「そりゃ迎えくれば分かるって。あ、どうも俺お邪魔だけど無理やり仲間要りします」
「いいよいいよ。多いほうが楽しいだろ」と若干ひきつりながら平山さん
部屋に入ると
「おじゃましてスミマセンね」とユウトが嫌味言う
「邪魔じゃないって」と平山さん
「ユウトなんか作ろうぜ。俺見てる」と言うと
「作ろうぜと見てるの言葉の組み合わせがおかしい」とユウト
「ハイハイ。いいからいいから」とユウトに調理させる。
「よく見るとそんなに似てないね」
「ああ、ユウトが母親似で俺が父親似なんですと適当に言う」
「へぇー。二卵性ってあまり似ないんだ」と疑ってない
用意ししてビール出して飲み始める。ユウトはワインがいいとワインを飲み始める。
しばらくユウトの事を平山さんが聞いてまた仕事のアドバイスとかしてそれが的確。
「あんな出会いがなければいい人なのにね」ってユウトもズバリ
「あー。俺もう駄目だ」と凹む平山さん
「まあ人生やりなおし利くんでこれからの行動で挽回してくださいよ」と僕
「研二お前、、、偉そうだけどいい事言った」
「だろ、俺いい事言った」と2人でワーキャー言ってると
「やっぱり若いね。それに仲いいんだな兄弟で」
「俺ら仲いいっすよ。学校で最強だったし」
「揃ったらタチ悪そうだもんな」
「まあ学校が大人しい学校なんで足したことないっすけどね。外に出たら」
「一応真面目こうだよなあそこ。俺地元じゃないから人事から聞いたことしかないけど」 「一応進学校だけど、レベルがね中の中位で、Y大に入った研二は校内でトップクラスだったんで」
「やっぱそうなんだ。話してても頭切れるから」
「そればっか。頭切れる頭切れるばっか」
「そういうの大切なんだ社会でると。学問ばかりじゃなくて機転が利くのは」
「父さんも言ってた」とユウト。
「お父さん何歳?」
「42」
「若いな。えー。親の年の方が俺近い」
「だらオッサンって言ってるでしょ」
「たしかにオッサンだな俺。ショック」
「まあ保ってますよ」とユウトが何か慰めの言葉
「慰めありがとう」
「今日はオナニーショーしないんですか?」
「オナニーショー?」とわかってない様子の平山さん
慌ててユウトを引っ張って耳打ちして覚えてないってことを伝える。
「オナニーショー?俺何しでかした?なー。研二くん全部言って」と懇願されたので、しかたなく全部言う。
「2人もう帰ってくれるかな。俺泣く、いまから泣くから」
「奥で泣いて。俺ら飲むだけ飲んで帰るから」と冷たいユウト
「俺も、もっと飲もうっと」と僕
暫くソファーに倒れてたけど僕もユウトも慰めないで自分らの話をして楽しんでると。
「こういう時って慰めてくれないの?」
「慰めない」
「冷たいな」
「だって事実は消せないし。恥ずかしいかどうかは自分の主観でしょ」とユウト
「ユウトくんも頭切れるね」
「出た、頭切れる」
と無視して飲み食いしてテレビとかも勝手につけて見てると
「ほんと自由な兄弟」
「飲めばオッサンも」とユウトもオッサン呼ばわり
「オッサン飲みます」と飲み始めた
「オナニーショーしないようにね」とユウト
「ちょっと待ってろ本当かどうか調べる」
とパソコン持ってきて携帯に刺さってたカードをさして何かしてた
「あああああああああ」
「何どうした?」と2人で驚くと
「やっぱりしてた」と平山さんがショックを受けてた
「え?」
「カードから復元した」
「そんなん出来るんだ。流石ITの人」
「見せて見せて」とユウトが強引に見る。
「見るなー」と抵抗してたけどユウトに敵わない
「てか研二お前、どSだな足開けとか。俺ショック。恐い」と言われる
「完全に隠滅する」と言って何かソフト使って完全に隠蔽したみたい。
「はぁー飲んでないとやってられないな」と平山さん
「あー。凄いもの見た」とユウトが唖然としてた
「ま、俺は驚かないけど」と僕
「だろうな。田浦と」
「名前出すな」
「あゴメン」
「彼氏?」
「相方」
「彼氏って言うの何か気持ちわるい」
「何でもいいけど羨ましいな。あんなごっこもしてんだろ?」
「あまりしない。俺らエッチメインと違うから。純愛系だから」
「エッチのペースは?」
「さー。気が向いたらだからしない時は全くしない」
「そりゃそうだろ」とユウト
「俺らエッチって別にいいんだってそんな求めてないし」
「そりゃ知ってるけど」と2人で話してると
「兄弟でそんなの話せるんだな」
「オッサン兄弟は?」
「居るよ」
「仲悪いの?」
「悪いとかじゃなくて関わり合わない。2年に一回くらい実家で会うか位」
「ふーん。疎遠なんだ」
「電話も知らないしな」
「連絡は?」
「仕事の取引相手に居るからメールで業務連絡。お互い他人っぽく」
「変な関係」
「2人みたいに仲いいと楽しいだろうけど考えられないなアイツと」
「顔はどんな顔?似てる?」
「あー。若干ね。ネットで顔出してるから見る?」
「みるみる」と見ると
「うーん。オッサンの方がカッコイイね」とユウト
「そうだね。何かイタリアンのシェフ?川越?あれに弟さん似てる」
「弟の方が顔が柔らかいかな。俺は犬顔だから」
「弟の方が男好きそうな顔」とユウト
「あー。なんか分泌してそうな顔だろ。アイツもそうかなって思ってたんだけどアイツは結婚して子供3人」
「へぇー」
「弟の話はお終い。俺あまりアイツ好きじゃないし」
「仲良くしなよ兄弟なんだから」
と兄弟トークは途切れた。平山さんが全部あけっぴろげにするのでユウトもあまり攻撃しなくなった。大分酔ってきた平山さんが
「2人体型似てるよね。流石双子」
「似てる似てる」と適当に言う
「身長もほぼ一緒。体重もほぼ一緒かな」
「最近ユウトの方が筋力アップしたからちがうけど」
「で、体見せろっていうフリだろこれ」とユウトが笑う
「頭切れるねー」
「やっぱりか」と2人で笑う
「しゃーない見せてやるか」とユウトが言うので2人でパン一に成ってみる
「どう?最近追いつくために俺も筋トレ増やしたんだけど」
「凄いそっくり色が白と黒で違うけどほぼいっしょ」
「そう?やった。追いついた。この前までユウトだけ筋肉になってたから」
「いいねぇそのやんちゃ顔とその体」
「オッサンが欲情しすぎるから服着るぞ」とユウト
「何だかんだ言ってもユウトも生殺ししてるし」とこそっと言うと
「お前に似てきた」と苦笑する
「よし、出かけるぞ」と平山さん
「え?どこに?」
「クラブ」
「踊るの?」
「そっちじゃなくてママさんが居るクラブ」
「えー嫌だし、俺らそういう店だとお酒飲ませてもらえない歳」
「あ、そうだった」
「よし、やめたここで飲む」
「オッサン酔っ払ってるね」
「オッサンっていうの止めてよ。もうこの前の事は許して」って土下座された
「もう止めてよそういうの」と2人で起こす
「ほんと反省したから。もう二度としないから」
「俺ら被害者じゃないから謝られても」
「そうだな。俺らに謝っても」
「俺はどうすればいいんだよー」とジタバタする35歳。
「オッサン見苦しい」
「オッサン言うの止めってって」
「じゃあ、CIO」
「何それ?」
「オッサンの役職」
「GTOみたい。CIOにしよう」
「それもちょっとここで言われるのは」
「いいでしょCIO」
「まあ、オッサンよりはいいな」
「CIOってあの事さえなければ完璧に近いね。カッコイイし金持ちだし重役だし」
「あれさえなければな」とユウトといじめる
「おい、いじめっこ兄弟。そろそろ許さないと俺」
「俺?」
「何でもない。いいよもう」と拗ねるCIO
「飲んで飲んで」と酒をすすめる
「飲まない。またオナニーショーしたら最悪」
「今度は止めるから」と僕
「ほんとだな?」
「ほんとほんと」と笑うと
「信用出来ない」と言いながらも飲み始めた。この日は乱れる事無くでもガブガブと飲むので心配になる。
「CIO飲み過ぎじゃない?」
「自宅だ。明日は休みだ。自由だ」
「言葉が単語になってきた」
「俺も酔ってきた。暑いな」とユウトが上半身ハダカに。俺ら高校時代は直ぐ上脱いでたから結構癖になってる。僕も釣られて上は裸に。
だんだん僕も酔っ払ってきて昔みたいに、ユウトの腹を枕にして床でごろ寝してしまった。

少し動く気配したので、ちょっと警戒してるとタオルケット持ってきて平山さんが2人にかけてくれて一人でチビチビと飲んでた。手出ししたら二度と会うことはないだろうなって思ってたけど。何もされなかったので安心してそのままグッスリ寝てた。
起きると朝だった。ユウトはお腹が痺れて夜中に起きて僕の頭を平山さんに手伝ってもらって動かして脱出。2人で飲んでたらしい。二人は飲み過ぎて二日酔い。僕は先に寝たまま朝まで寝てたから大丈夫だった。
「おい、ユウト起きろ」
「無理。起きれない」とユウト
「俺今日彼女と会うから帰んないといけないんだけど」
「研二先帰れ。で、終わったら車で迎え来て」
「しらねーぞ二人っきりになって何されても」
「したらぶっころす」
とユウトと話しして僕は帰宅して彼女に会いに行った。最近時間取ってなかったから怒りモードで恐いのでヘコヘコして。夕方まで一緒にいたのでユウト流石に帰っただろと思って電話すると、
「今、CIOの車の中」
「そっか。だったら迎え要らないな」
「うん」
「そのままホテルとか連れ込まれんなよ」
「ないない」と笑ってた。
しばらくしてユウトが帰ってきた。
「研二お前元気だな」
「朝までは飲んでないし」
「あの後飲んだのはそんな量行ってない」
「そうか?で、なんでコンナ遅くまで?」
「昼間でダウンしてて、昼から片付けして遅い昼飯奢ってもらってちょっとドライブしてもらって帰ってきた」
「なんだ仲良しさんか?」
「そう。全然いい人だし話為になるし。ほんと魔が差しただけなんだろうあの件は」

「完全に洗脳されたな」と笑うと
「お前だって2回も会いに行くってのはもう完全に許してるってことだろ」
「許してるよ。会社まで呼ばれた時点でこの人もう大丈夫って思ってたから」
「あの人面白くて、俺が何かすると直ぐビクってするの」
「なんで?」
「最初に付き合った奴がヤンキーで」
とユウトが話してくれた。

平山さんは不良グループとは違っててスポーツと勉強ができるグループで相手は超不良で、強引に付き合いさせられたらしい。告白されて断ると拷問の様な暴行を受けて最後はウンって言わされたそうだ。ただ付き合い初めてからは凄く優しくて大切にされてそのギャップに落ちちゃったらしい。だからギャップがギャップがと言うんだな。

相手側はエッチの知識がなくて童貞で二人でエロビデオ見ながら研究して最初は入れられて入れてとリバになったと。それでコンナ厳つい人をタチってるってのが凄い快感で、タチする時は相当どSにしてしまって後で怒られるという繰り返しで、その時の事が忘れられなくて今も高校生の制服のヤンキーを見ると反応してしまうだそうだ。立場もあるし、頭もいいので欲望を抑え続けてきたけど、等々今年爆発して出会いを求めてしまったという悲しい現状。何とかしてあげたいなと二人で思うけど、高校生を紹介するわけにもいかないしねとユウトと話してた。ITの会社に素人を呼ぶなって話。。。昼に
「昼から帰ります。お邪魔過ぎて。。。」と言うと
「何だ?西村に怒られたのか?」
「怒ってないです。怒ってない」と西村さん
「教えて貰ってばかりで、このまま夕方まで居ても意味ないかと」
「今後に備えて今日は肩慣らしだろ?」と平山さん
「はい?今日だけですけど」
「え?」と西村さん
「今日だけの約束のはずですけど?」と僕
「今日だけであれを貰えるって思ってる?」と平山さん
「だって俺学校あるし、夕方からはカテキョ。暇ないですよ?」
「大丈夫、専用ID作ってあるから暇な時に今日教えた様にいろいろやって報告書と気がついた事やアイデアをメールしてくれればいいから。アクセス時間はこっちでログ取ってるからそれに換算した時給出すから報告書作成時間はログ取れないから代わりに時給高めでね。素人の意見が欲しいんだようちは。最近評価の派遣やとっても、場慣れしてて視点が一定でね」と西村さん
「おー。西村が何か賢いこと言ってる」と平山さん
「茶化さないでくださいよ」と西村さん
「ごめんごめん」
「俺だけですかこういうの?」
「他にも高校生とかOLさんとか主婦さんとか色んなとこにバラけさせていろいろモニターしてもらってるから」と西村さん
「ほんとに時間あまり無いですよ」
「とりあえず出来るかぎりでやっておいて。あまりにもやってなかったら止めて貰うかもしれないから」と西村さん
「ってことだ、メシメシ」
とランチをごちそうになる。
「流石、平山さんとだと昼飯豪華だ」と西村さん喜ぶ
二人は何か難しい話をし始めたのでボーと聞く。理解しようと努力しても単語が分からない。横文字ばかり。昼からも優しく西村さんに教えてもらって少し楽しくなってくる。才能あるよとかほめられると直ぐに乗ってしまう。後でユウトに簡単に乗せられるやつだなって笑われたけど。CIO平山さんは夕方から会議だったので、時間来たので僕はご挨拶なしに帰った。西村さんが、一杯行く?と誘って下さったので
「そうですね、今日は二十歳です」と言うと
「あ、そうか。ま、関係ないさ。総務の子とか連れて行こう」
と僕からすると軽い合コンなノリって思ってたら
「悪い、皆会議とかに出払ってる。二人でいい?。あ、俺の彼女が途中で」
「だったら僕も彼女呼びます」
「そうか、それがいいな」
ととりあえず二人とも彼女呼んだけど、合流まで時間掛かるってことで二人で開始する。緊張する。
「研二君は18歳だっけ?」
「あ、はい。お静かに」
「ああ。怒られるな」
「西村さんは?」
「26」
「思ったより若い」
「何歳だと思ってんだよ」
「しっかりされてるから28歳位かなって」
「2歳くらいなら許してやる」
転職して来て1年位とか色々仕事の話を聞く。平山さんとまた違って身近な話になるのでためになる。この業界だと転職組は多いのとこの会社は中途採用と新卒採用が6:4位とかいろいろ。そしてCIOは尊敬されてんだと分かった。ネットでCIOって調べてて情報処理部門のトップくらいかと思ってたら全然違ってて社内のほとんど取り仕切って動かしてる人だと分かってちょっと見かたがかわってきた。
平山さんからメールが来る。「どこ?」「西村さんと彼女さんと俺の彼女と4人で食事飲み会」「なんだよ俺が参加できないメンバにしやがって。パソコン返せ」とさっきまでの尊敬の念が消えてしまうメール。この中にCIOはきついので呼ばなかった。
西村さんの彼女さんが相当男前な人で凄い楽しかった。
「研二君って明らかに元ヤンな顔立ちだよね」
「そうなんです。この人、学校取り仕切ってました」とうちの彼女さん
「取り仕切ってねーよ。ユウトが仕切ってて俺がその脇に」
「そんなことないでしょ。ユウトは研二と互角とか言ってたよ」と彼女
「やっぱりそんな子だったんだ。喧嘩ばっかり?」と西村さん
「2年の頃は病院に送ったり送られたり。。。アホでした」
「やっぱり本物か。俺優しくしておいて良かった」
「見てみたい。その頃の格好何かないの?」と西村彼女
「あるある」とうちの彼女が見せる
「うわー。すごい。典型的な」と西村カップル
「これはまだあれでと」いろんなパターンの頭を見せてしまう
「髪痛むでしょ?将来ハゲるよ」
「それちょっと最近心配で母さんのトリートメント塗ったり」
「それ意味ないし。頭皮をケアしないと」と西村さん
「サクセス?」
「スカルプD」
「使ってんですか?高いでしょ?」
「禿げたら別れるって言ってるから努力してるみたい」と西村彼女
「禿げごと愛しましょうよ」と言うと
「俺がハゲること前提で話すな」と西村さん。
「今のところふさふさですよね」
「これが急激にくるんだよ。社内でもいっきに来たやつとかいるから」
「帰ったら父さんの育毛剤塗ろ」
「オッサン臭いのはやめてよ」とうちの彼女さん
「ハゲるのとオッサン臭いのとどっち?」
「禿なくておっさん臭くないのがいい」
「そりゃそうだ」
とか話してると、田浦やマサや、ユキナリやら、中学の3アホ生徒やらユウト、柿沼と電話やメールがなぜかこの日に限ってくるので電話をサイレントモードにして放置。
「いいの?」
「いいよ。ユウトには緊急のときはそっちに電話するように送ったから」
「それ意外の生徒さんは大丈夫?」
「生徒?」
「ああ、カテキョしてんで」
「えええええええええ。見えない見えない」と失礼な西村彼女
「こう見えて、Y大現役っす。あ、二人共だけど」
「うそ?あの金髪君が現役で?一芸入試?」
「一般の実力です。あんな頭してても一日2時間から3時間毎日3年間勉強」
「私は、塾に家庭教師に一杯して、この人は独学。学部的にも偏差値5位そっちがうえだよね」
「倍率もね」
「ハイハイ。研二のほうが賢いですよ」
「ギャップがすごいな」と西村さん
「でしょ。カッコ悪いから隠れてコソ勉してました」
「コソ勉って初めて聞いた」とちょっと酔っ払ってきた西村彼女笑い始める
「笑い上戸ってやつですか?」
「多少」
「でも強そうですよね」
「ざるざる。俺が倒れてもコイツだけは最後まで生き残ってる」
「そんな人の評判を落とすような事を初対面の子に言わないの!」
「そうだ今度女子会においで」と彼女が誘われる
「あ。私貧乏学生なんで」
「彼氏に出してもらいな。彼氏儲けてそうだから。家庭教師で」
「そんな儲けてないですよ」
「学割にしてあげるから。って高いとこはいかないから大丈夫」
「分かりました」と仲良くなった二人。
「俺らは男子会する?パジャマ持ってきて話するとか?」と西村さん
「キモイ」
「二人は同棲してんですか?」
「してないしてない」
「彼女も俺もそれぞれルームシェアしてるから」
「え?」
「前の会社が給料安かったからシェアしてて転職してよくなったけどあっちは収入変わらずだから何か止められなくて」
「彼女さんは?」
「家は従姉妹とだからシェアっていっても」
「従姉妹じゃなかったら入れ替えすれば同棲できたのにね」と家の彼女
「男同士のシェアってどうですか?喧嘩とか、女の連れ込みとか」
「彼女は来るけどそれ意外は来ないね」
「おっと。問題はつげーん」と西村彼女
「浮気は何回?」とうちの彼女が聞く
「10回以上かな」と西村さん
「そんなにはしてないし」
「最低ー」と僕と僕の彼女
「研二はしないのか?」
「しないしない(田浦がびみょうだけど)」
「ほんとしないですねこの人。というより証拠を残さないからしてても気が付かないんでいいです。見つけたら大変なことだけど。でも結構倦怠期も多いから」
とか浮気トークもしつつ。彼女は門限なので帰っていった。西村彼女も明日早いと行って帰ってった。僕も帰るかって思ってたら西村さんがちょっと寄ってく?シェアってこんな感じってのみたいだろってことで。
と、ありえない行為で復讐された。ありえない。人のTシャツに。
「きたねー。ほんと有り得ない最悪」
「お前の非道行為にはこれくらいやりかえさないと気が済まない」
家まで送ってもらって軽くチュッとされてから降りる。
ディープなのはほぼしないので。

ユウトに説明すると
「やっかいだな。田浦ってどうしたいんだろうね将来」
「さー。聞いてみてよ」
「で、なにげにお前も優しいから」
「あいつナヨナヨしてる訳でもないし女っぽい訳でもないけどそういう時は何か感情が爆発して困った子に。しかもブサイクなら蹴り落とすとかできるけど、何かいい顔だから」
「結局カオかよお前はいつも」
「うん。女も顔で選ぶ」
「酒臭過ぎる。早く寝ろ!」
「そうそう、CIOがユウトの仕事心配してたよ」
「電話で話した。お前が電話出ないから心配して俺に。そのついでに」
「で、どうすんの?」
「うーん。考え中。専門卒した後の事考えると事務的な仕事をしておくのもいいなって思えてきたし。バイトコロコロ変わるより一箇所で定時間で勤めさせて貰ったほうがいいなって父さんも賛成って。で、CIOにあわせろって言うから流石にそれは駄目っていっておいた」
「うん。CIOの方が困っちゃうよ息子をお願いしますとか言われたら何を、どこまでお願いされちゃうのって」とひゃーひゃー笑ってると
「お前、本当に低俗な発言してるの分かってる」
「分かってる。でも、酔うとこんなになっちゃうんだな。酒は程々に」
とか色々ユウトに絡んでたけど、本気で絞め落とされそうになったので大人しく布団に入った。ユウトって面倒くさくなると絞め落として寝かせるってか気絶させようとするので結構恐ろしい。

朝起きると家族の視線が痛かった
「誰に似たの酒乱の気は」
「母さんだろ」
「私じゃないわよ」
「お爺ちゃんねきっと」
「そうだな親父だな。隔世遺伝」
「ご迷惑は掛けてないと思いますが、ご迷惑おかけしてます」
「ちょっと最近飲み過ぎだろ。ハメ外し過ぎじゃないのか?」
「仕方ない付き合いなんだから」
「何偉そうなこといってんだ!」と父さんに怒られる
「二日酔いに怒鳴りは響きますねぇ」と言うと
「母さん、鍋被せてお玉で叩きなさい」
「そんなにイジメないでやってよ俺が酔っぱらえなく成るから」とユウトが優しい
「ユウト、お前がそやってかばっても研二はかばってくれないぞ」と父さん
「そうそう。自己中だから俺。ってなんでやねん」って僕
「俺も今週飲み会あるんで、ちょっと言っておかないととおもって」とユウト
「ユウトがのみの時は俺飲まないで自宅待機しておくよ。迎え行ってやる」
「ほんと?それ助かる。バイトのおじさんたちとだから何時までになるかわかんないし」
「場末のスナックに連れて行かれるなそれは」と父さん
「場末ってなに?」
「なんていうか、ちょっと暗いはやってない常連しかいないような」
「あー。多分そこで延々と訳のわからないカラオケ聞かされる」
「ユウトよく耐えられるね」
「仕事だから」
「研二よりどんどん大人になっていくなユウトは」
「確かに」と僕
「自覚しなさい」と母さん

しばらく大人しくしてた。学校でも田浦を呼び出して昼一緒に食ったりして機嫌を取って関係修復に努力。
「けーんーじ。優しい」
「この前酔ってたから結構言い方きつかったかもって」
「言い方はキツくないけど内容が」
「内容は。。。いずれはお別れは来るのは理解しろよ」
「それは分かってるけど今じゃないだろ。まだ大学1年だし。それに俺ガミガミ言い過ぎた。研二が浮気したかったら浮気していいし。女とっかえひっかえしてもいいし」
「妙に理解力アップしたな」
「俺も自由にいしてんだから研二が誰かと飲みにいったとか誰に言い寄られたとかそういうのはもう何も制限しないから」
「恐いな何か」
「怖くないって。裏は何もないから」
「それならいいけど」
「で、週末のお出かけだけど」
「おお、どこ行く。どこいいかな秋だしな」
「ゴメン。週末バイトの人たちと」
「断れ」
「えー。断れないよ」
「断れ!」
「無理言うなよ」
「せっかく俺がその気になったのに」
「当分週末はバイト入ったり何だかんだと駄目っぽい」
「何だよそれ」
「ゴメン。。。」
「わかった。だったら俺も自由にする」
「この前の人と会うのか?」
「さー。ほっとけ俺の自由だ」
「何だよ。拗ねるなよ」
「スネる。本気で拗ねる」
「子供」
「うるさい」
「子供」
「うるさい」
と不毛な言い合い。こんなんで付き合い続けたいっていうんだから田浦のしたいことが分からない。
行くと、田浦だった!というドラマちっくな出会いは無く違ってた。超ヤンキーと付き合ったってのは女のそういうケバい女と付き合ったってことだったので僕が勘違いしまくりで勝手にパニックってただけだった。

ホッとする。4歳歳上の人だった。よかった~と思いながら。ほっとする。イケメンというのでどんなんだろうと思ってたけど微妙。皆が言うには、岡田将生似だそうだ。僕はあまりそういう顔はちゃら付いてる感じがして好きでない。
ゆきなりと同じ、下がゆきなりって言うのでゆきなり君って呼ばれてた。

「ゆきなりが好きそうな男の子連れてきた」と景子さんが僕のことを
「へー。いいじゃん。俺にくれるの?」
「俺、物じゃねーし」
「あ、いいね。俺元ヤン大好き」
「聞いてます。元ヤンと付き合ってるって」
「え?違うよ今はフリー」
と話を聞くと元ヤンの彼女と付き合ってみたけど速攻で別れたと。やっぱ男がいいやとでっかい声で言うからちょっとこっちが恥ずかしくなる。
田村さんが
「どうやって知り合うの男同士だと。合コンとかあるの?」
「ないない。そんなの」と笑うゆきなりさん
「ゲイバーみたいなとこ行くとか、ノンケを口説き落とすとかね」と田村さんをじっと見る。
「田村さん落とされるよ」と景子さん
「俺?俺はモテないから大丈夫」と田村さん
「何かつまんなそうだよね、一緒にいても無言そう」とゆきなりさん
「つまんないって言うな!皆にさんざん言われてんだから!」
「俺、やっぱり研二を落とそうかな」とジッと見てくるので。ちょっと照れくさいので
「何ガン見してんだゴラ。喧嘩売ってんのか。あぁ?やるのか」
と冗談だけど、昔の感じ出してみると場がシーンとしてしまう。
「あれ、いま笑うとこですけど」と言うと田村さんが
「いや、ほんとうに本職だったんだ。よかったイジメなくて。今高校時代がフラッシュバックしたよ。囲まれた時の事が」
「いやだな、冗談ですって」と言うけど今度は景子さんが
「私もいま凍てついた。えー。マジヤバな子?」
「高校時代の画像みせてもらったけどヤバイよ」と言われ見せろというので見せると
「やっぱり…恐い」と景子さん
「更生してますから」
「更生施設いってた?」と田村さん
「もー。行ってないって。高校も普通に卒業して大学もストレートで入ってるって」と学生証と免許書見せる
「歳の計算は会うな。大検受けたとか?」と田村さん
「怒った。田村さんトイレに行きましょう暴行します」と後襟のとこもって引きずろうとすると
「分かった分かった落ち着け暴行は寄せ。俺喧嘩弱いから」と
「これも冗談ですって。笑ってくださいよ」
「だから本職感ありすぎて笑えないって」と景子さん
「てか、ゆきなりさんさっきから一言も」
「俺、本気でチビリかけた。マジ恐かった。目が恐すぎた」
「もーーーー。あ、そうだ、目見ると仲間が分かるとか言うじゃないですか?あれって分かるもんなんですか?」
「ああ、どうだろうね。見たらじっと見てくるとかそういうのかな?俺もイマイチそういうのは分かんかいけど顔つきとか、仕草とか、顔の脂の出方とかで何か分かったりする時はあるよ。テレビ見ててあ、こいつゲイかもって」
「へぇー。この中では」と景子さん
「景子ちゃん確定でしょ」
「なんでやねん!」
「あんたニューハーフでしょチンコ切ってる」
田村さん爆笑して叩かれる。僕は笑いを噛み殺す。
「そういわれるとめっちゃ綺麗なニューハーフかもタイ人?」と田村さんさらに
「景子ちゃんの切った奴が俺についてんの」とゆきなり君
「胸触ってみろ!シリコンかどうか」
「ホルモン注射で膨らましてんだろ」
「あったまきた。下も見せようか?」
「最近の手術は凄いって言うからね。凄い形成術らしいよ」
「免許も、ほら」
「性別無いし。パスポート見ないと」
「もういい」とスネル。
「あとは、田村さんは落とせるね。気弱いから押しきれそう」とゆきなり君。
「俺?俺たしかに気弱いけど。逃げる」
「ほんとに?」と押し倒される。ゆきなりくん背あるので絡み付いて唇奪われる田村さん
「ホラ、余裕でしょ」
「うわキス最悪。俺何年もしてないのに久々が男かよ!」と田村さんがおしぼりタイプのウェットティッシュで拭く
「酷い。拭くって汚いって思ってんだ。酷い」
「あ、いやそいう傷つけるつもりじゃなくて食べ物の脂が」と田村さん
「ね?気弱いから俺がこうやって傷ついた演技すると断れなくなっていくでしょ」
とゆきなり君のやり口を見てると田浦が泣いちゃうから僕が断れないとかなるってのと同じだなって思えてきて色々考えた。田浦の場合は計算じゃないけど。でも、相手本人に資質があるかだだよなと頭のなかで結論。
「で俺は?」と僕
「まず目見たら殺されそうだし。抱きついたら半殺しにされそうだし。うーん。要素無し」
はずれてんなこの人の勘とか思いながら笑う。
「でも、俺ヤンキー系好きなんだよ」とゆきなりくん
「俺高校でカミングアウトしてたから一部から陰湿な嫌がらせされてたんだけど、それ止めてくれたのヤンキー君だったから。お前らクダラナイことすんなって」
「ああ、分かります。俺兄弟でこんなんですけど、陰湿系なのは絶対許さんって感じだったんでそういうの見ると、乗り込んでって土下座させて謝らせてたから」
「うわ、また恐くなってきた」と景子さん
「景子さんちょー綺麗だから合コンしてくださいよ。学生揃えるから」
「学生?貧乏でしょ」
「金持ちの息子揃えます。オレ以外は金持ち」
「それならいいよ。ほら、私はこういう普通のお店オッケーだけどそうじゃない子も結構いるから」
「あ、やめときます。そうなると厳しいので店は多分普通くらいじゃないと僕が辛い」
「社会にでてリッチになったらセッティングしてあげる」
「その頃には景子ちゃんババアだよ」とゆきなりくん
「ゆきなり、もう出入り禁止!」
とか話してると、二人の知り合いの人が合流してきてたので軽く挨拶するけどあっちはあっちで話し始めたので田村さんと二人って感じになる。田村さんが
「俺、ちょーショックだよ」
「キスですか?」
「そうだよ。何年もしてないのに。鶏の唐揚げ食ってたろあいつ。あの脂が最悪」
「俺が消毒して上げましょうか」
「は?」
「俺がキスして消毒してあげましょうか?」と笑ってると
「大人をカラカウな」と少し起こる
「怒んないでよ」と膝にゴロンとすると
「お前可愛いな意外と」
「甘え上手」
田村さんが頭に手を置いてなではしないけど、片手は僕の頭、片手はビールで飲み続けてる感じが何か面白かった。
「ちょっとそこ何やってんの!そういうのオレの役目でしょそれ」とゆきなりくん
「酔っぱだからちょっと休ませてもらってんの」と僕
「俺の膝にしなさい」とゆきなり君
「えー。俺田村さんが優しいからいい。あ、景子さんでもいいけど」
「でもって、田村さんと私同列?」
「じゃあ景子さん膝枕してくれる?」
「え?うーん。いいよおいで」
「やったー」と転がって行くと
「何か可愛いんですけど顔に似合わず」と景子友達の女の人達
「研二くん彼女は?」
「居ません」
って言うと田村さんが来て頭ぺしって叩いて
「この前お前、西村とダブルデートしてたろ!」
「こういう場でバラさないの。だからモテないんですよ」と僕が言うと皆爆笑
「ウルサイお前、もう家来んなよ」と田村さん
「研二くん、やっぱり頭重いから田村さんに戻す」と言われたのでゴロゴロして戻る
「あ、やばいゴロゴロしたら酔いが回ってきた」
「バカだな」と言われるけどちょっとグルグルしてきたので膝借りて目をつむる
「あ、田村さん研二可愛いって思ってるでしょ」とゆきなり君と景子さんの二人
「弟みたい。家の弟も甘えん坊で、一緒に寝たりしてる実家帰った時とか」
「そういう弟とかお兄ちゃんとかいう系とか言う人は怪しいんだよ」とゆきなりくん。それはケッコ当たってる気がする。
「いや、俺膝枕なんてさせたことないから正直ドキドキしてるよ」と素直な田村さん
「私も彼氏以外無いから少しドキってした」
「やった俺かわいい」と言うと
「酔ってる?目回ってる?」と皆
「もうちょっとしたら収まる。。。と思う」
「18だろやばいから完全復活まで田村さんそこで寝かしておいて」
「分かった。大人しくしてんだよ研二ちゃん」と田村さん
寝てると、皆大人な会話。聞いてるだけで面白かった。会社でこんなんあったとかそいう話。すげー面白かったユウトに乗っけてもらうと
「CIOから愚痴電話きたぞ」
「何て?」
「研二が無視するって。避けてるって」
「避けてないよ。機嫌悪そうだしメール来ないし、会社だから話しかけに行かなかっただけで」
「何か傷ついてたぞ。若い子と遊ぶ方がいいんだなって、社員の西村さん?とかと遊びまくっておれは放置かって」
「電話してみよ」と電話してみる。

「アロハ~。何か拗ねてんですか?」
「また酔っぱらいか。拗ねてない。お前にムカツイてるだけ」
「そんなー。またご飯たべさせてくださいよ」
「俺は都合のいいおっさんか?」
「うん」
「はっきり言うな」
「そうだ、一人今日、カミングアウトしてたイケメンさん居たんだけど紹介しようか?、メールで送るね画像」
と一旦切ってメールする
「お前、コイツと飲んでたのか?」
「うん。知ってる?」
「知らない」
「あ、2人じゃないよ。西村さんの友達と飲みに行ってたら何か一杯合流してきた人の一人。俺がバイってことは言ってないけど」
「ふーん。今風のいい顔だな」
「会ってみる?」
「うーん。どんな奴か分かんないからなぁ…」
「じゃあ一回俺が遊んで正体探ってくるから。ユウトと誰か紹介できないかねって前から話してて一人見っけたからCIOは何も言わなくていいから一回大人数で会ってみるとかってのもあり?」
「俺の事考えてくれてんだ」
「そりゃそうですよ」とクスっと笑うと
「お前信用出来ない。西村の知り合いだろちょっと難しいな」
「いやほとんど知らない関係」
「でも今日から顔見知りだろ。それにカミングアウトして開けっぴろげなんだろ。付き合ったら俺も公開されちゃうんだろ」
「ああ。そうか。そういう問題もあるか。だったら紹介無し。おじゃましました。おやすみなさい」
「まてまて。切るな」
「他になにか?」
「まあ、考えてくれてありがとう。じゃーなー」と照れくさそうにお礼言って切った。

「ユウト、CIOがありがとうだって照れながら」
「CIOは研二と付き合いたいんだよ。間違いなく」
「だって俺は駄目だって田浦居るし彼女居るし」
「田浦消すか」
「おいおい恐いこと言うな」
「だって、アイツ卑怯だろ泣き落とし」
「まあ可愛いじゃんああいうストレートな感情」
「いつまでたっても別れられないぞそんな甘やかしてると」
「でも、別れたからってCIOと付きあうかって言うとそれは。。。」
「何が不満。あんな良い人」
「だからお前が付き合えよ。体の関係無しで」
「興味無いしあっちも興味持ってない俺には」
「見た目似てんだけどな俺ら」
「まあ、そうは言ってもな」
「メンドクセ。めんどくせーーーよ。ユウトめんどくせーーーー」
「分かった分かった落ち着け。悪かった無理強いはしないから」
「よし、許す」
「週末、今日の人のとこで男だけで鍋するけどユウトどうする?」
「俺はやめとく。金曜日飲みだから。金曜日お前迎えよろしくな」
「あ、そうだったね。カテキョが2本立てだから10時過ぎまでかかるからそれより早くは帰るなよ」
「2本?ユキナリだけだろ?」
「今日の柿沼飛ばしたから金曜日に2本」
「カテキョ飛ばして飲み会ってお前・・・」
「柿沼も金曜日がいイイって言ったんだよ」
「嘘つけ。仕事は真面目にしろ!」
「はい。スミマセン」
帰ると父さんが呆れ顔
「父さんも若いころ遊び呆けてたけど、研二少しは自制しないと。金持たないだろ」
「学割で支払いは皆さんが多めに・・・」
「まあ良いじゃないのある程度行ったら落ち着くわよ。家庭教師3組もこなしてるんだから、サークルも入れないし此れ位させとかないと変な事件起こす子みたいに爆発しちゃいけないから」と母さん
「甘いなー」とユウトが苦笑
「ユウトも遊びなさいよ。若い内だけなんだから。子供出来たら中々遊び歩けないんだから」
「その前に彼女すらまだ」とユウト
「そこそこ顔はいいし、優しいのにねぇ。モテないわよね」と母さん
「それドッ直球で言わないでよ」
「ブハハ」と父さん大笑い
「父さんまで!」
「あのさ、ユウト、外のバイトもいいんだけど日焼け止めとか塗って黒くなり過ぎないようにすれば良かったのに。その顔で真っ黒ってほんとね。。。何組の人ですかみたいな」
「おい!。お前も同じような顔してんだよ!」
「俺白いし、行動は可愛気あるようにしてるし」
「そうねぇ。研二は最近ナンパな感じになって雰囲気柔らかいのがでたけどユウトはますます磨きがかかってきたというか」と母さん
「ちょっと母さん。俺泣くよ」
「まあまあ、ユウトをそんなにイジメるな。ブハハ」と父さん笑う
「完全に傷ついた」
「誰か見つけたら紹介してやるからそんな落ち込むな」と僕。
「明日美白液買ってくる」
「ファンデーション貸してもらえ」と言うと蹴られた。
「風呂入って寝ろ」と父さんと母さんに言われ大人しく寝た。 金曜日。ユキナリのカテキョを6時から2時間。急いで移動して8時過ぎから柿沼のカテキョ2時間。頭フル稼働。10時過ぎに終わった。
「今日泊まっていきますよね。何して遊ぼう」と柿沼
「悪い。俺今日速攻で帰る」
「何でですか。最近遊び過ぎでしょ」
「違う今日はユウトの飲み会の迎えがあるから自宅待機」
「ユウトさん飲み会?合コン?」
「合コンなら良いんだけどな。バイトで知り合ったおっちゃんたちと飲み会。今頃、声ガラガラのおばちゃんママがやってるスナックとかに連れてかれてるよ」
「研二さんとユウトさん大学に入ってから真反対ですよね。研二さんはチャラけた飲み会にばっかりで、ユウトさんはおじさん飲み会に」
「ちょっと待て何がチャラけただ!」
「あ。。俺が行ったんじゃなくて、田浦ちゃんが愚痴ってて」
「田浦の野郎!ああそうか、柿沼全部知っちゃったから田浦何でも話すようになったわけね」
「けっこう電話してますよ。電話だいかかるからスカイプだけど」
「田浦あげるよ。欲しい?」
「物じゃないんだから怒られますよ」と苦笑される
「あっと帰ってめし食って待ってないと。帰る」
「あ。俺も迎えついていく!」
「いいけど家来る?」
「はい。泊まり道具もってくのでちょっと待って下さい」
「あ。言うの忘れてたけど明日暇?」
「はい。超暇」
「明日、最近知り合った人のとこで男だけだけど鍋するから一緒に来い」
「ハイ行きます。ユウトさんと田浦ちゃんは?」
「二人共行かない」
「そうですか。じゃあユキ連れてっていいです?俺の下僕を」
「ああ、ユキナリ来るかな?お前が下僕だろ」
「下僕じゃないことはないな。俺使われてる学校でもなさけねー。じゃあ研二さん家行きながら電話しますよ」
と移動しつつユキナリに電話する柿沼。
「イクイクイクって何かハシャいでました」
「そう。オッケー。でも飲むから電車でいくからね。電車賃と割り勘代は出してやる」
「ありがとうございます!」
と話してるうちに家に到着。久々なので父さんが
「おー。またでかくなったな」
「いや、変わってません。むしろ筋トレで絞ったんですけど・・・」
「そうか?」
「適当だなー」と言うと
「他所の子はでっかくなったように見える。今日はどうした?」
「カテキョ終わりでユウト迎えに行くって行ったら一緒に行きたいって言うから」
「物好きだな。酔っぱらいの迎えなんて何も楽しくないのに。絡まれるぞユウトに」
「ユウトさんって絡み酒っすか?」
「あー。うーん。時と場合によっては」
「今日はオッサンに囲まれてるから遠慮し過ぎて、終わったら爆発だろ」と父さんが笑いながら去ってった
「自分もオッサンなのにな」と柿沼に言ってると。父さんが走ってきてドーンって
「父さんはまだ若い!」
「そ、そうだね。こんな事で怒るのは若い証拠だね」となんとか取り繕う
電話があったので迎えに行く。載せた途端
「もー。やってらんねぇー。お、柿沼どうした?俺の発散相手に来たのか?公園で止めろやろうぜ」
「研二さ~ん助けてー。早速絡まれてる」
「知らね俺」と笑うと
「オッサンって何で酔うと同じ事何回も言うの?」
「さー。わかんない」
「オッサン同士喧嘩するし。他の客に絡むし最悪だ。二度と行かない」
「どんな面子だよそれ」
「えーと。ニッカポッカの似合う皆様」
「ユウトもその一員ね」
「あーー。もう途中で殴ってやろうかと思ったけど強そうなんでやめといた」
「えー。ユウトさんが負けることないでしょ」
「いや、警察沙汰嫌だし」
「何だ、弱っちょろいな」
「実際その面子にあってみろよ。安岡力也みたいな人とか」
「それ恐いな。返り討ちに合うどころか遠洋漁業の船に売られる気が」
「だろ。恐いってそういう本職っぽい顔は」
「だったら飲みに行くなよそんな人と」
「でもね気はいい人たち。それに断りも出来ない。断ったら首までここに埋めるぞとか現場で言われると」
「舎弟にされたのか?」と笑うと
「兄弟分に成ったと」
「オッサンと兄弟か」
「対等なんだってさ。若いのに立派だって」
「まさか喧嘩してないだろうな現場で」
「父さんには内緒にしろよ。ちょっと若い人っていっても20後半だと思うけど刺青の方と揉めまして」
「なにしてんだ」
「仕事しないし、してもいい加減な仕事するからつい口出ししたら、裏に来いって言うから」
「でも、怪我も無い様ですけど」とやっと柿沼が
「結構前だから。夏休み中。腕にアザあったのスコップの柄で殴られたので腕で避けたらあたった」
「怖い世界だな、で、やられっぱなしか?」
「いや、俺も冷静にだけど切れちゃってフルボッコにしてしまって」
「それやばいだろ柄付きの人と揉めると…」
「まあそういう事で、さらうださらわないだって話になって、さらってみろよって話になって、あっちが何か電話かけ出して、まあやってやろうかと鉄パイプと、工具とか用意してたら」
「あのー。ユウトさんレベルアップしてます?」と柿沼が神妙な感じで
「で、何かその知り合いが車で3人来たんで合わせて4なんで何とかなるかと覚悟きめたんだが」
「俺を呼べ先に」と僕
「巻き込めるかアホ」
「で、」
「騒いでるの聞いて、力也さん(って呼んでる)たちが気がついて来たら、その3人の一番上が力也さんには頭上がらない関係だったらしくセーフって」
「危なかったっすね」と柿沼
「そう。で、俺のやる気満々の武装を見て、力也さんめちゃくちゃ喜んで爆笑して、ええ度胸してる。攫われるって聞いて逃げずに武装するってお前、いいとか言ってそっからめっちゃ可愛がられてて。で、今日は兄弟の盃だとか言って。今は足洗ってカタギだって言ってはいたけど。周りを取り巻く皆さんも何かそのスジっぽいようなぽくないような」
「ユウトちゃん、だめだよ入ったらその道に」
「大丈夫、それは力也さんもお前は勉強もしてきたんだからこっちの道に来るなこの仕事もするな。会社内のしごとをしろって言ってくれてね。すげー良い人」
「そうだな。良い人だな。今度合わせて。兄弟の兄弟分に」
「あのー。研二さんとユウトさん。その話はフィクションですよね?」
「柿沼も仲間に入れてやる」と言うと
「おれ、チビリます」
「何いってんだ、俺らの後輩の仲だと柿沼が一番根性座ってるしつえーよ」
「いや、レベル違います。そんな状況で自分呼べとか俺言えないし研二さんなら本気で行きそうだし」
「まあ、研二アホだから絶対乗り込んでくるだろうな。後先考えずに」
「兄弟のピンチは救うでしょう普通」
「いや、その前に警察呼びましょうよ」と柿沼
「警察は。。。恐い」とユウトと僕
「それ逆っす」と爆笑する柿沼
「警察みたら逃げるしか考えないからな」
「あ。俺も逃げますこの前何もしてないのにチャリで逃げたら3台に追われて。何で逃げた!って言われて条件反射でって。窃っチャリでもないし何で逃げたんだとか凄い尋問されましたよ。尿検査しようかとか何か。脱法系やってんじゃないかとか」
「はあ?訴えろ」
「いや、揉めるのやなので出してもいいよって言ったら信じてくれて」
「アレってずっと拒否ったら何か縛られてちんこに管いれられてオシッコ強制で出さされるんだって。ちょー激痛だって」とユウト
「なんのプレーだよそれ」
「何か裁判所からそういう許可でたら医者がちんこに管入れて膀胱まで通してオシッコ垂れ流しにさせらえて検査されるって今日のおっちゃんたちが」
「おっちゃんたちしゃぶ系?。やってる人は居なかったけどそうなるって話。やってた人はみんな肝臓やって死んじゃったって笑ってた」
「笑い話違うけど」
「で、何の話だっけ?」
「分かんない」
と家に到着する。ユウトが
「おし、柿沼一緒に風呂入るぞ」
「えー。一人ずつでしょ」
「家は二人一組って決まってんだ節約節水」
「そうだよ」
「この前は一人で入れてもらいました」
「昨日からそうなった。いいから入れ!」
「はーい」と2人で入ってった。長い風呂だったのでのぞきに行くと
「覗くなよ」とちんこフリフリしてるユウト
「そうだ柿沼、俺とユウト体また似てきた?」と全裸になってみる2人でちんこパチンパチンしてると
「ちょっと止めてくださいよ。ストップ見比べるからストップ」
「ああ、何か二人共筋肉が凄いくっきり出て同じですね」
「ちんこは?」
「サイズはユウトさんが少し太い。長いのは研二さん。黒いのも研二さん」
「立てたの比べるか?」
「よし」と立ててると柿沼が顔真っ赤っか
「どう?」
「見たくない」
「見ろ!」
「えーと。ほぼ一緒だけど、やっぱり太いのはユウトさん。長さは微妙に研二さん」
「ここは揃えられないな」と2人で服着る。
「ちょっと俺、後から出ます」と柿沼
「立ったんだな。若いな」
「いや。。。そりゃ憧れのユウト研二さんのフリフリ姿みさされて」
「バーカ。落ち着いたら俺の部屋こいよ布団用意しておくから」
「はーい」と。
ユウトはヨッパなので一人で早く寝入ったので少し話してから俺らもねた。
「柿沼くんは大人しいね」と二人
「こいつなんか控えめなんですよ。テンション上がってても上がってなくても分かんないってか。長く付きあうと分かってくるんですがあまり知らない人がみると機嫌悪いの?的な」
「いちおうコレでもテンション上がってます」と柿沼
「ユキナリと真逆」
「柿沼君は松坂桃季か小栗旬みたいな感じ」と田村さん
「背が高いってだけでしょ」とユキナリ
「いやいや、雰囲気が何か寡黙だけど芯が強いけど、アピールはしないみたいな」
「お、結構見ぬいてますね」と僕
「たまたま、あたっただけだよ」と西村さん笑う
「いやいや、俺毎日色んな相談者さんと会ってるからね。お前と随分差がついてるよ人と会う回数は」
「まあ、確かに。俺今内勤だからほんと特定のクライアントさんしか合わないな」
「よくみれば顔もそこそこいいでしょ?」とユキナリ
「お前が言うな」と柿沼
「うっさいバーカバーカ」とユキナリ。いつもこのパターン。柿沼の苦労が分かるちっさい頃からずっとこうやってたんだろうなと。無言でおでこにコブシが入りユキナリの動きが止まる。結構イイドスっという音だった。

料理組と掃除組に別れる。僕と田村さんが料理組で西村さんとユキナリが部屋の掃除とセッティング。西村さんとユキナリは仲良くなって遊びまくってる。そして柿沼の役割はなぜか決めず柿沼が
「あのー。俺どっち手伝えば」
「好きな方にどうぞ」と田村さん
「俺えお何で忘れてんですか?」と若干怒る柿沼
無視。
「ちょっと無視しないでよ」
無視。
「怒りますよ」
無視。
「怒った!」
「西村さん、柿沼あげるんで相手してやってください」
「じゃあ、こっちおいで」
「はーい」
と喜んでいった。西村さんは部下沢山居るから人を使うのは得意中の得意なので柿沼もうまい具合力仕事をさせられてた。人数居るからついでに模様替えしようとか思ったらしくさり気なく家具を動かせたり。

田村さんが
「うまいねー。流石西村。全然鍋と関係ない配置換えとかさせてるよ」
「あ、やっぱりそうですか。鍋に何で家具移動いるんだろうって。でも、楽しそうだからいいんじゃないですか」
「だな。柿沼君って優しそうだよね」
「優しい。。。まあそうですけど、武闘派ですよ」
「それは分かる。研二の仲間だろ」
「仲間ってか、下っ端?」と笑うと
「ボスはいいな」
「ボスじゃないですよ。ボスは兄弟のユウト」
「届出の件どうなった?」
「父さんに話したらありがとうございますって。お礼に何かお届けしないって言われたけど忘れてた」
「いらねーよ」
「いまはユウト刺激しないようにして受験前には名前変わってた方がいいだろうから、こっそりとあちらの両親とお話して観るって言ってました。法的にはオッケーでも感情的にというのがあるんで」
「そうだね。それが一番問題だから」
「はい。てか、田村さん優しいっすね。優しくて賢い男はモテるはず女の子たちに」
「モテないって。そうそう。研二が甘えるから弟思い出してメールの回数増えたよ。弟はいきなりなんだよって迷惑そうだけど」
「いいじゃないっすか。ウザがられるぐらい」
「ウザがられてる内はいいけど着信拒否とかになったらショックだけどね」
「弟何歳?」
「研二君よりひとつ上」
「へぇー。どんな感じ?兄ちゃん似?」
「そうそう。兄弟よく似てるよ女にモテないのも」
「だからモテる素材はあるけど出て行かないだけでしょ?」
「気が弱いからな俺に増してアイツ。いじめられっ子だったから」
「そうなんだ?」
「何度か親も俺も乗り込んでったけど中々。学校動かないしね。そういうのあって俺,
法律家になりたいってのもあったり。いじめた奴ら許さんみたいな」
「ふーん。近くに居たら助けて上げたのに」
「今度遊びに来た時は合わせるよ。おどおどしちゃうかもしれないけど怖い子みたら」
「免疫の為に家に合宿にこさせてよ。てか、家の父さんに田村さんがキャンプ好きって話したら直ぐにスケジュール調整しなさいって」
「なんで?」
「キャンプ行きたくてウズウズしてて最近俺らが何だかんだと遊びあるいてて一緒に行ってないから寂しいみたい」
「分かった。俺も最近行ってないから行きたい」
「よし、決まり。弟も呼んでみたら?」
「そうだね。どっかで拾ってったらいいか」
「あ、家の父さん皆が恐れる更に武闘派なんで・・・」
「えーーー。まじで?遺伝か?」
「家の後輩達は見たら固まる。柿沼も吊り橋から落とされた。およげってユキナリは腰に紐付けて泳ぎの特訓させられてたな。川落ちた時はどうやったら助かるかとか何か教えこまれてた。溺れそうに成ったら紐で引き上げてみたいな…」
「す、スパルタだね。でもまあサバイバル術は覚えておいた方がいいかもな」
「よし、日程決めて行きましょ。若干もう山は寒くなってるだろうけど」
と楽しく日程を決めて父さんにも田村さんの弟にも電話して話して強引に参加してもらうことにした。

鍋会は西村さん、田村さんと僕でプシューって開けてビール飲んでると
「俺らも・・・」と柿沼とユキナリ
「ダメダメ」
「研二さんだって駄目じゃん」
「お前ら俺に文句言うんだ?」
「あ、いや、言わないですけど理不尽かなって」
「言ってる」と笑うと田村さんが
「研二も今日は我慢しろ」
「無理」
「無理じゃない」と取り上げられる
「ユキナリ、柿沼、田村さんを押さえつけなさい」
「はーい」
「何する気だお前ら」と暴れる
「飲んでもいいって言うまで拷問します」と笑うと
「拷問って何だ。暴力はやめろよ」
「暴力なんてふりませんよ田村兄ちゃんにそんなこと」
とくすぐり上げる。ヒイヒイ言うけど中々ギブアップしない
「そろそろ参ったします?」
「しない」
「研二さん本気出しましょう」と柿沼。さらにくすぐり上げると
「わかった。わかったから。二人は少しだけ、研二もほどほどに」
「りょーかいです」と飲み始める
「二人はほんとちょっとだけにしろよ」と僕も念を押す
「分かりました。研二さん怒らしたら恐いからほどほどに」
「俺怒らしても大丈夫なのか!」と田村さん
「田村さん優しいから何でも許してくれそう」と3人でニコニコと
「何だよ。ニコニコされると何もいえないじゃないか」とブツブツ
「俺は何も言わないでおこう。くすぐりとか絶対無理だから俺」と西村さん
「それはやれというフリですか?」
「バカバカ、おれ敏感なんだから絶対触んなよ」
「研二やれってことだろこれ」とニヤニヤと田村さん
「はーい」と襲いかかると田村さんも参加してくすぐった。
ピクピクしてきたのでそろそろ限界かなと解放する。
「死ぬ」とぐったりしてた。

「研二、お前俺バイトの上司でもあるんだぞ!」
「もういっかいやりましょうか?」
「おい!」
「うそですよ。CIOにイイつけちゃ駄目ですよ」
「平山さんには弱いのかお前?」
「弱くは無いですが」
「だったらだめじゃん」と苦笑される。
言ったら何か楽しそうだなって嫌味言われるの分かってたから。 楽しく鍋つついてるとユウトからメール。
『今から写メ送るけど周りにはみせんなよ』『りょーかい』と見ると平山さんと一緒に写ってるユウト。『どして?』『お前らが鍋会してるって知って悲しみに暮れてたから俺が代わりにデートしてあげてる』『そっか。良いホテル取ってもらいな』『アホか!でも、何か高級焼肉とか連れてってくれるって』『いいな。今度俺もって言っといて』『お前は、食い放題の焼肉で十分だって』『そんな事言うCIOなんて嫌いって伝えて』『嫌いに成るなバカだって』『ハイハイ。ユウト、頼んだよ楽しませてあげて』『分かった』と。
ユウトとCIO結構気が合う。と言っても悪ガキな弟とそれを暖かく見守って時に説教する親戚の兄ちゃんみたいな。例えが複雑だけど。

「誰とメール?」
「ああ、兄弟と」
「仲いいんだな」
「はい。チョー仲いいです」
「そうですよ。二人とも俺の前でチンチンフリフリするし、立ったの見せてどっちが大きいか判定しろとか」とちょっと酔っ払った柿沼がバラす
「何してんだー」と爆笑される
「いいなー。俺も研二ユウトのちんこ見たい」とユキナリ
「みたい?今度見せてやるけど、ユウト乱暴だからユキナリしらないよお尻刺されても」
「あ。うん。俺モテモテですもんね」と自分でシレッと言う。柿沼が頭はたく
「痛い。ニイのアホ!」
「ニイって何でニイって呼んでるの」と田村、西村の二人
「幼馴染で一個違いで家族ぐるみの付き合いなんだって」
「へーえ」と二人。なのに1年の最初に柿沼に挑んでったユキナリの無謀さを話すと
「バカだね。幼馴染に戦争しかけるなんて」
「バカでしょ。俺本気で怒りましたからね。家に何度か乗り込んだけど窓から逃げやがって返ってこないの」
「だって本気で殺しに来たのかってくらいの鬼顔だったから、母親が逃げなさいって」
「母親が逃げなさいって相当だな」と皆で爆笑する
「喧嘩はしょっちゅうしてたけどただごとじゃないみたいな直感だったみたいっす」
「ほんとブチ切れてたからね。家に居座ってやろうと思ったけど両親に無理やり連れて変えられて。しかも一回許したのにまたやりやがったから今度こそやってやろうと思って探しまわってる時に、ユキナリ母が研二さんをカテキョに雇って」
「あれってそれもあったの?」
「いや、ニイと研二さんの関係は知らないからたまたま偶然で俺助かったみたいな」
「よかったなー」と田村さん。田村さんも寄ってきて。ユキナリ抱き寄せてよしよしとしてる。
「出た、ホモ田村」と西村さん
「ホモじゃねーよ」と西村さんをくすぐりに行くけど僕らが加勢しなかったからビンタ食らっておとなしくなる
「俺に絡むな」と西村さん苦笑
「叩くことないだろ!」
「まあまあ、大人なんだから喧嘩しないの」とユキナリに仲裁される。
ユキナリが間に座ってビールをそれぞれについであげて。仲直りの乾杯と。
「お前可愛いな」と二人からほっぺたつねられる。天性の歳上垂らしだなこいつはと柿沼と一緒に話してた。
ときどきユウトからメールが来て本当に高級店に連れてってもらうってことで。ドレスコードじゃないけどユウトがラフな格好しすぎてたから、途中でピシっとした服まで買ってもらって相当羨ましかった。俺もそんな服欲しいって送ると来てないから駄目って帰ってきた。まあサイズ会うから奪えるけど。

夕方に一旦、ぐったりして皆でお昼寝して、夜になって帰ろうかどうしようかと迷ってると
「泊まっていきな。雑魚寝だけど」と田村さん
「いいんすか?西村さん」
「今夜は寝かさないよ」と西村さんも酔っぱらいだった。
「よし、だったら俺バイト代でたから肉買ってきます肉」
「焼肉するか?」と二人
「部屋臭くなりますかね?」
「まあ臭くなって困るものはあっちに移動させれば」
とまた買い物にいく。ユキナリと柿沼はよっぱのまま外に出せないのでお留守番。

「あの二人もうあまり飲まさないようにしましょう」
「まあ、でも止まらないだろうから、ちょっとずつペース落とさせてて」と西村さん
「何かすみません。同年代連れてくればよかったっすね」
「同年代でも駄目だろ」と頭をコツンと田村さんにされちゃう
「反撃されっぞ」と西村さん
「しませんよ。俺田村さん好きっす」
「俺はスキじゃないのか」と西村さん
「好きに決まってるじゃないですか。家にまで来たし彼女あわせる人そんなに居ないから」
「へー。なんで?」
「何かめんどうでしょ自分の付き合いの中に彼女入ってくると」
「分かる分かる。けど家の彼女は参加したがるからな」
「今日女子会だから今頃集まってますかね?」
「あ、やべ携帯置いてきた。何かメールはいってるだろうな。やばいな」
「研二には連絡こないの?」と田村さん
「ああ、俺のとこは全く報告し合わないんで」
「アッサリなんだな」
「そうっっすね」
と肉を買い込む。
「肉には飯だな。あいつらコメ炊けるかな?」
「ハンゴウでなら炊けるかも。炊飯器は微妙っす」
「ハンゴウって」と西村さん笑う
「あ、西村さんもキャンプ参加っすからね」
「ナニソレ」と田村さんと説明すると
「彼女付きでもいい?」
「だめ。女人禁制」
「そうなんだ」
「普段は滅多に女の子はつれていかない。虫恐いとか言ったら父さん機嫌悪くなるから」
「いいそうだな。あいつ。じゃあ俺一人で…って俺もいろいろ苦手かも」
「大丈夫です鍛えられますから」
「恐いななんか」
と西村さんも参加決定。車2,3台いるなとか色々段取りを考える。
コメ炊きの指示だしてから戻るとちゃんと出来てた。
「できたんだ?」
「こういうのはユキができるんで。ユキ結構お手伝いする子なんで。俺は家では何もしないけど」
「そうだ。お前らコレ飲んどけ」と田村さんが何か肝臓をケアするサプリを飲ませてた。
「面倒見いいな」と西村さん
「西村さんも部下多いから面倒見いいでしょ」と僕
「まあ、でも俺にはサポートしてくれる若い子がついてくれてるからな」
「西村さん十分若いし」
「まあ、確かに。まだ若いなお前らが若すぎなんだな」と自分で
「鍋食って酒のんであまり間開けずに肉ガッツリ行こうってんだから若いですよ」
「確かに。明日は走って消費しないと腹出ちゃうな」
「鍛えてます?」
「鍛えてはないけど、25過ぎてから何か太りやすくなって来たから自転車通勤してみたり階段で登ったりとかいうのは」
「オッサンの発想みたい」
「オッサン言うな。だったらどうしろと?」
「筋トレ筋トレ」
「俺帰り遅いから帰ったら直ぐ寝たいから寝る前にトレーニングしたら寝れなくなる」
「ストレッチでも代謝あがるのと安眠効果あるストレッチもあるみたい」
「お前こそオッサンか?変な情報ばっか知ってるな」
「確かに。何で知ってんだろ」と笑う。
また肉ガッツリいって、3人は焼酎に。二人はキツいのは飲ませられないのでビール。しかも途中でノンアルコール・ビールに切り替えてるのに気が付かない二人。それでも
「何か酔った」と言う二人。味と雰囲気で酔ってるんだなと分かっ楽しく鍋つついてるとユウトからメール。
『今から写メ送るけど周りにはみせんなよ』『りょーかい』と見ると平山さんと一緒に写ってるユウト。『どして?』『お前らが鍋会してるって知って悲しみに暮れてたから俺が代わりにデートしてあげてる』『そっか。良いホテル取ってもらいな』『アホか!でも、何か高級焼肉とか連れてってくれるって』『いいな。今度俺もって言っといて』『お前は、食い放題の焼肉で十分だって』『そんな事言うCIOなんて嫌いって伝えて』『嫌いに成るなバカだって』『ハイハイ。ユウト、頼んだよ楽しませてあげて』『分かった』と。
ユウトとCIO結構気が合う。と言っても悪ガキな弟とそれを暖かく見守って時に説教する親戚の兄ちゃんみたいな。例えが複雑だけど。

「誰とメール?」
「ああ、兄弟と」
「仲いいんだな」
「はい。チョー仲いいです」
「そうですよ。二人とも俺の前でチンチンフリフリするし、立ったの見せてどっちが大きいか判定しろとか」とちょっと酔っ払った柿沼がバラす
「何してんだー」と爆笑される
「いいなー。俺も研二ユウトのちんこ見たい」とユキナリ
「みたい?今度見せてやるけど、ユウト乱暴だからユキナリしらないよお尻刺されても」
「あ。うん。俺モテモテですもんね」と自分でシレッと言う。柿沼が頭はたく
「痛い。ニイのアホ!」
「ニイって何でニイって呼んでるの」と田村、西村の二人
「幼馴染で一個違いで家族ぐるみの付き合いなんだって」
「へーえ」と二人。なのに1年の最初に柿沼に挑んでったユキナリの無謀さを話すと
「バカだね。幼馴染に戦争しかけるなんて」
「バカでしょ。俺本気で怒りましたからね。家に何度か乗り込んだけど窓から逃げやがって返ってこないの」
「だって本気で殺しに来たのかってくらいの鬼顔だったから、母親が逃げなさいって」
「母親が逃げなさいって相当だな」と皆で爆笑する
「喧嘩はしょっちゅうしてたけどただごとじゃないみたいな直感だったみたいっす」
「ほんとブチ切れてたからね。家に居座ってやろうと思ったけど両親に無理やり連れて変えられて。しかも一回許したのにまたやりやがったから今度こそやってやろうと思って探しまわってる時に、ユキナリ母が研二さんをカテキョに雇って」
「あれってそれもあったの?」
「いや、ニイと研二さんの関係は知らないからたまたま偶然で俺助かったみたいな」
「よかったなー」と田村さん。田村さんも寄ってきて。ユキナリ抱き寄せてよしよしとしてる。
「出た、ホモ田村」と西村さん
「ホモじゃねーよ」と西村さんをくすぐりに行くけど僕らが加勢しなかったからビンタ食らっておとなしくなる
「俺に絡むな」と西村さん苦笑
「叩くことないだろ!」
「まあまあ、大人なんだから喧嘩しないの」とユキナリに仲裁される。
ユキナリが間に座ってビールをそれぞれについであげて。仲直りの乾杯と。
「お前可愛いな」と二人からほっぺたつねられる。天性の歳上垂らしだなこいつはと柿沼と一緒に話してた。
ときどきユウトからメールが来て本当に高級店に連れてってもらうってことで。ドレスコードじゃないけどユウトがラフな格好しすぎてたから、途中でピシっとした服まで買ってもらって相当羨ましかった。俺もそんな服欲しいって送ると来てないから駄目って帰ってきた。まあサイズ会うから奪えるけど。

夕方に一旦、ぐったりして皆でお昼寝して、夜になって帰ろうかどうしようかと迷ってると
「泊まっていきな。雑魚寝だけど」と田村さん
「いいんすか?西村さん」
「今夜は寝かさないよ」と西村さんも酔っぱらいだった。
「よし、だったら俺バイト代でたから肉買ってきます肉」
「焼肉するか?」と二人
「部屋臭くなりますかね?」
「まあ臭くなって困るものはあっちに移動させれば」
とまた買い物にいく。ユキナリと柿沼はよっぱのまま外に出せないのでお留守番。

「あの二人もうあまり飲まさないようにしましょう」
「まあ、でも止まらないだろうから、ちょっとずつペース落とさせてて」と西村さん
「何かすみません。同年代連れてくればよかったっすね」
「同年代でも駄目だろ」と頭をコツンと田村さんにされちゃう
「反撃されっぞ」と西村さん
「しませんよ。俺田村さん好きっす」
「俺はスキじゃないのか」と西村さん
「好きに決まってるじゃないですか。家にまで来たし彼女あわせる人そんなに居ないから」
「へー。なんで?」
「何かめんどうでしょ自分の付き合いの中に彼女入ってくると」
「分かる分かる。けど家の彼女は参加したがるからな」
「今日女子会だから今頃集まってますかね?」
「あ、やべ携帯置いてきた。何かメールはいってるだろうな。やばいな」
「研二には連絡こないの?」と田村さん
「ああ、俺のとこは全く報告し合わないんで」
「アッサリなんだな」
「そうっっすね」
と肉を買い込む。
「肉には飯だな。あいつらコメ炊けるかな?」
「ハンゴウでなら炊けるかも。炊飯器は微妙っす」
「ハンゴウって」と西村さん笑う
「あ、西村さんもキャンプ参加っすからね」
「ナニソレ」と田村さんと説明すると
「彼女付きでもいい?」
「だめ。女人禁制」
「そうなんだ」
「普段は滅多に女の子はつれていかない。虫恐いとか言ったら父さん機嫌悪くなるから」
「いいそうだな。あいつ。じゃあ俺一人で…って俺もいろいろ苦手かも」
「大丈夫です鍛えられますから」
「恐いななんか」
と西村さんも参加決定。車2,3台いるなとか色々段取りを考える。
コメ炊きの指示だしてから戻るとちゃんと出来てた。
「できたんだ?」
「こういうのはユキができるんで。ユキ結構お手伝いする子なんで。俺は家では何もしないけど」
「そうだ。お前らコレ飲んどけ」と田村さんが何か肝臓をケアするサプリを飲ませてた。
「面倒見いいな」と西村さん
「西村さんも部下多いから面倒見いいでしょ」と僕
「まあ、でも俺にはサポートしてくれる若い子がついてくれてるからな」
「西村さん十分若いし」
「まあ、確かに。まだ若いなお前らが若すぎなんだな」と自分で
「鍋食って酒のんであまり間開けずに肉ガッツリ行こうってんだから若いですよ」
「確かに。明日は走って消費しないと腹出ちゃうな」
「鍛えてます?」
「鍛えてはないけど、25過ぎてから何か太りやすくなって来たから自転車通勤してみたり階段で登ったりとかいうのは」
「オッサンの発想みたい」
「オッサン言うな。だったらどうしろと?」
「筋トレ筋トレ」
「俺帰り遅いから帰ったら直ぐ寝たいから寝る前にトレーニングしたら寝れなくなる」
「ストレッチでも代謝あがるのと安眠効果あるストレッチもあるみたい」
「お前こそオッサンか?変な情報ばっか知ってるな」
「確かに。何で知ってんだろ」と笑う。
また肉ガッツリいって、3人は焼酎に。二人はキツいのは飲ませられないのでビール。しかも途中でノンアルコール・ビールに切り替えてるのに気が付かない二人。それでも
「何か酔った」と言う二人。味と雰囲気で酔ってるんだなと分かった。楽しく鍋つついてるとユウトからメール。
『今から写メ送るけど周りにはみせんなよ』『りょーかい』と見ると平山さんと一緒に写ってるユウト。『どして?』『お前らが鍋会してるって知って悲しみに暮れてたから俺が代わりにデートしてあげてる』『そっか。良いホテル取ってもらいな』『アホか!でも、何か高級焼肉とか連れてってくれるって』『いいな。今度俺もって言っといて』『お前は、食い放題の焼肉で十分だって』『そんな事言うCIOなんて嫌いって伝えて』『嫌いに成るなバカだって』『ハイハイ。ユウト、頼んだよ楽しませてあげて』『分かった』と。
ユウトとCIO結構気が合う。と言っても悪ガキな弟とそれを暖かく見守って時に説教する親戚の兄ちゃんみたいな。例えが複雑だけど。

「誰とメール?」
「ああ、兄弟と」
「仲いいんだな」
「はい。チョー仲いいです」
「そうですよ。二人とも俺の前でチンチンフリフリするし、立ったの見せてどっちが大きいか判定しろとか」とちょっと酔っ払った柿沼がバラす
「何してんだー」と爆笑される
「いいなー。俺も研二ユウトのちんこ見たい」とユキナリ
「みたい?今度見せてやるけど、ユウト乱暴だからユキナリしらないよお尻刺されても」
「あ。うん。俺モテモテですもんね」と自分でシレッと言う。柿沼が頭はたく
「痛い。ニイのアホ!」
「ニイって何でニイって呼んでるの」と田村、西村の二人
「幼馴染で一個違いで家族ぐるみの付き合いなんだって」
「へーえ」と二人。なのに1年の最初に柿沼に挑んでったユキナリの無謀さを話すと
「バカだね。幼馴染に戦争しかけるなんて」
「バカでしょ。俺本気で怒りましたからね。家に何度か乗り込んだけど窓から逃げやがって返ってこないの」
「だって本気で殺しに来たのかってくらいの鬼顔だったから、母親が逃げなさいって」
「母親が逃げなさいって相当だな」と皆で爆笑する
「喧嘩はしょっちゅうしてたけどただごとじゃないみたいな直感だったみたいっす」
「ほんとブチ切れてたからね。家に居座ってやろうと思ったけど両親に無理やり連れて変えられて。しかも一回許したのにまたやりやがったから今度こそやってやろうと思って探しまわってる時に、ユキナリ母が研二さんをカテキョに雇って」
「あれってそれもあったの?」
「いや、ニイと研二さんの関係は知らないからたまたま偶然で俺助かったみたいな」
「よかったなー」と田村さん。田村さんも寄ってきて。ユキナリ抱き寄せてよしよしとしてる。
「出た、ホモ田村」と西村さん
「ホモじゃねーよ」と西村さんをくすぐりに行くけど僕らが加勢しなかったからビンタ食らっておとなしくなる
「俺に絡むな」と西村さん苦笑
「叩くことないだろ!」
「まあまあ、大人なんだから喧嘩しないの」とユキナリに仲裁される。
ユキナリが間に座ってビールをそれぞれについであげて。仲直りの乾杯と。
「お前可愛いな」と二人からほっぺたつねられる。天性の歳上垂らしだなこいつはと柿沼と一緒に話してた。
ときどきユウトからメールが来て本当に高級店に連れてってもらうってことで。ドレスコードじゃないけどユウトがラフな格好しすぎてたから、途中でピシっとした服まで買ってもらって相当羨ましかった。俺もそんな服欲しいって送ると来てないから駄目って帰ってきた。まあサイズ会うから奪えるけど。

夕方に一旦、ぐったりして皆でお昼寝して、夜になって帰ろうかどうしようかと迷ってると
「泊まっていきな。雑魚寝だけど」と田村さん
「いいんすか?西村さん」
「今夜は寝かさないよ」と西村さんも酔っぱらいだった。
「よし、だったら俺バイト代でたから肉買ってきます肉」
「焼肉するか?」と二人
「部屋臭くなりますかね?」
「まあ臭くなって困るものはあっちに移動させれば」
とまた買い物にいく。ユキナリと柿沼はよっぱのまま外に出せないのでお留守番。

「あの二人もうあまり飲まさないようにしましょう」
「まあ、でも止まらないだろうから、ちょっとずつペース落とさせてて」と西村さん
「何かすみません。同年代連れてくればよかったっすね」
「同年代でも駄目だろ」と頭をコツンと田村さんにされちゃう
「反撃されっぞ」と西村さん
「しませんよ。俺田村さん好きっす」
「俺はスキじゃないのか」と西村さん
「好きに決まってるじゃないですか。家にまで来たし彼女あわせる人そんなに居ないから」
「へー。なんで?」
「何かめんどうでしょ自分の付き合いの中に彼女入ってくると」
「分かる分かる。けど家の彼女は参加したがるからな」
「今日女子会だから今頃集まってますかね?」
「あ、やべ携帯置いてきた。何かメールはいってるだろうな。やばいな」
「研二には連絡こないの?」と田村さん
「ああ、俺のとこは全く報告し合わないんで」
「アッサリなんだな」
「そうっっすね」
と肉を買い込む。
「肉には飯だな。あいつらコメ炊けるかな?」
「ハンゴウでなら炊けるかも。炊飯器は微妙っす」
「ハンゴウって」と西村さん笑う
「あ、西村さんもキャンプ参加っすからね」
「ナニソレ」と田村さんと説明すると
「彼女付きでもいい?」
「だめ。女人禁制」
「そうなんだ」
「普段は滅多に女の子はつれていかない。虫恐いとか言ったら父さん機嫌悪くなるから」
「いいそうだな。あいつ。じゃあ俺一人で…って俺もいろいろ苦手かも」
「大丈夫です鍛えられますから」
「恐いななんか」
と西村さんも参加決定。車2,3台いるなとか色々段取りを考える。
コメ炊きの指示だしてから戻るとちゃんと出来てた。
「できたんだ?」
「こういうのはユキができるんで。ユキ結構お手伝いする子なんで。俺は家では何もしないけど」
「そうだ。お前らコレ飲んどけ」と田村さんが何か肝臓をケアするサプリを飲ませてた。
「面倒見いいな」と西村さん
「西村さんも部下多いから面倒見いいでしょ」と僕
「まあ、でも俺にはサポートしてくれる若い子がついてくれてるからな」
「西村さん十分若いし」
「まあ、確かに。まだ若いなお前らが若すぎなんだな」と自分で
「鍋食って酒のんであまり間開けずに肉ガッツリ行こうってんだから若いですよ」
「確かに。明日は走って消費しないと腹出ちゃうな」
「鍛えてます?」
「鍛えてはないけど、25過ぎてから何か太りやすくなって来たから自転車通勤してみたり階段で登ったりとかいうのは」
「オッサンの発想みたい」
「オッサン言うな。だったらどうしろと?」
「筋トレ筋トレ」
「俺帰り遅いから帰ったら直ぐ寝たいから寝る前にトレーニングしたら寝れなくなる」
「ストレッチでも代謝あがるのと安眠効果あるストレッチもあるみたい」
「お前こそオッサンか?変な情報ばっか知ってるな」
「確かに。何で知ってんだろ」と笑う。
また肉ガッツリいって、3人は焼酎に。二人はキツいのは飲ませられないのでビール。しかも途中でノンアルコール・ビールに切り替えてるのに気が付かない二人。それでも
「何か酔った」と言う二人。味と雰囲気で酔ってるんだなと分かった。楽しく鍋つついてるとユウトからメール。
『今から写メ送るけど周りにはみせんなよ』『りょーかい』と見ると平山さんと一緒に写ってるユウト。『どして?』『お前らが鍋会してるって知って悲しみに暮れてたから俺が代わりにデートしてあげてる』『そっか。良いホテル取ってもらいな』『アホか!でも、何か高級焼肉とか連れてってくれるって』『いいな。今度俺もって言っといて』『お前は、食い放題の焼肉で十分だって』『そんな事言うCIOなんて嫌いって伝えて』『嫌いに成るなバカだって』『ハイハイ。ユウト、頼んだよ楽しませてあげて』『分かった』と。
ユウトとCIO結構気が合う。と言っても悪ガキな弟とそれを暖かく見守って時に説教する親戚の兄ちゃんみたいな。例えが複雑だけど。

「誰とメール?」
「ああ、兄弟と」
「仲いいんだな」
「はい。チョー仲いいです」
「そうですよ。二人とも俺の前でチンチンフリフリするし、立ったの見せてどっちが大きいか判定しろとか」とちょっと酔っ払った柿沼がバラす
「何してんだー」と爆笑される
「いいなー。俺も研二ユウトのちんこ見たい」とユキナリ
「みたい?今度見せてやるけど、ユウト乱暴だからユキナリしらないよお尻刺されても」
「あ。うん。俺モテモテですもんね」と自分でシレッと言う。柿沼が頭はたく
「痛い。ニイのアホ!」
「ニイって何でニイって呼んでるの」と田村、西村の二人
「幼馴染で一個違いで家族ぐるみの付き合いなんだって」
「へーえ」と二人。なのに1年の最初に柿沼に挑んでったユキナリの無謀さを話すと
「バカだね。幼馴染に戦争しかけるなんて」
「バカでしょ。俺本気で怒りましたからね。家に何度か乗り込んだけど窓から逃げやがって返ってこないの」
「だって本気で殺しに来たのかってくらいの鬼顔だったから、母親が逃げなさいって」
「母親が逃げなさいって相当だな」と皆で爆笑する
「喧嘩はしょっちゅうしてたけどただごとじゃないみたいな直感だったみたいっす」
「ほんとブチ切れてたからね。家に居座ってやろうと思ったけど両親に無理やり連れて変えられて。しかも一回許したのにまたやりやがったから今度こそやってやろうと思って探しまわってる時に、ユキナリ母が研二さんをカテキョに雇って」
「あれってそれもあったの?」
「いや、ニイと研二さんの関係は知らないからたまたま偶然で俺助かったみたいな」
「よかったなー」と田村さん。田村さんも寄ってきて。ユキナリ抱き寄せてよしよしとしてる。
「出た、ホモ田村」と西村さん
「ホモじゃねーよ」と西村さんをくすぐりに行くけど僕らが加勢しなかったからビンタ食らっておとなしくなる
「俺に絡むな」と西村さん苦笑
「叩くことないだろ!」
「まあまあ、大人なんだから喧嘩しないの」とユキナリに仲裁される。
ユキナリが間に座ってビールをそれぞれについであげて。仲直りの乾杯と。
「お前可愛いな」と二人からほっぺたつねられる。天性の歳上垂らしだなこいつはと柿沼と一緒に話してた。
ときどきユウトからメールが来て本当に高級店に連れてってもらうってことで。ドレスコードじゃないけどユウトがラフな格好しすぎてたから、途中でピシっとした服まで買ってもらって相当羨ましかった。俺もそんな服欲しいって送ると来てないから駄目って帰ってきた。まあサイズ会うから奪えるけど。

夕方に一旦、ぐったりして皆でお昼寝して、夜になって帰ろうかどうしようかと迷ってると
「泊まっていきな。雑魚寝だけど」と田村さん
「いいんすか?西村さん」
「今夜は寝かさないよ」と西村さんも酔っぱらいだった。
「よし、だったら俺バイト代でたから肉買ってきます肉」
「焼肉するか?」と二人
「部屋臭くなりますかね?」
「まあ臭くなって困るものはあっちに移動させれば」
とまた買い物にいく。ユキナリと柿沼はよっぱのまま外に出せないのでお留守番。

「あの二人もうあまり飲まさないようにしましょう」
「まあ、でも止まらないだろうから、ちょっとずつペース落とさせてて」と西村さん
「何かすみません。同年代連れてくればよかったっすね」
「同年代でも駄目だろ」と頭をコツンと田村さんにされちゃう
「反撃されっぞ」と西村さん
「しませんよ。俺田村さん好きっす」
「俺はスキじゃないのか」と西村さん
「好きに決まってるじゃないですか。家にまで来たし彼女あわせる人そんなに居ないから」
「へー。なんで?」
「何かめんどうでしょ自分の付き合いの中に彼女入ってくると」
「分かる分かる。けど家の彼女は参加したがるからな」
「今日女子会だから今頃集まってますかね?」
「あ、やべ携帯置いてきた。何かメールはいってるだろうな。やばいな」
「研二には連絡こないの?」と田村さん
「ああ、俺のとこは全く報告し合わないんで」
「アッサリなんだな」
「そうっっすね」
と肉を買い込む。
「肉には飯だな。あいつらコメ炊けるかな?」
「ハンゴウでなら炊けるかも。炊飯器は微妙っす」
「ハンゴウって」と西村さん笑う
「あ、西村さんもキャンプ参加っすからね」
「ナニソレ」と田村さんと説明すると
「彼女付きでもいい?」
「だめ。女人禁制」
「そうなんだ」
「普段は滅多に女の子はつれていかない。虫恐いとか言ったら父さん機嫌悪くなるから」
「いいそうだな。あいつ。じゃあ俺一人で…って俺もいろいろ苦手かも」
「大丈夫です鍛えられますから」
「恐いななんか」
と西村さんも参加決定。車2,3台いるなとか色々段取りを考える。
コメ炊きの指示だしてから戻るとちゃんと出来てた。
「できたんだ?」
「こういうのはユキができるんで。ユキ結構お手伝いする子なんで。俺は家では何もしないけど」
「そうだ。お前らコレ飲んどけ」と田村さんが何か肝臓をケアするサプリを飲ませてた。
「面倒見いいな」と西村さん
「西村さんも部下多いから面倒見いいでしょ」と僕
「まあ、でも俺にはサポートしてくれる若い子がついてくれてるからな」
「西村さん十分若いし」
「まあ、確かに。まだ若いなお前らが若すぎなんだな」と自分で
「鍋食って酒のんであまり間開けずに肉ガッツリ行こうってんだから若いですよ」
「確かに。明日は走って消費しないと腹出ちゃうな」
「鍛えてます?」
「鍛えてはないけど、25過ぎてから何か太りやすくなって来たから自転車通勤してみたり階段で登ったりとかいうのは」
「オッサンの発想みたい」
「オッサン言うな。だったらどうしろと?」
「筋トレ筋トレ」
「俺帰り遅いから帰ったら直ぐ寝たいから寝る前にトレーニングしたら寝れなくなる」
「ストレッチでも代謝あがるのと安眠効果あるストレッチもあるみたい」
「お前こそオッサンか?変な情報ばっか知ってるな」
「確かに。何で知ってんだろ」と笑う。
また肉ガッツリいって、3人は焼酎に。二人はキツいのは飲ませられないのでビール。しかも途中でノンアルコール・ビールに切り替えてるのに気が付かない二人。それでも
「何か酔った」と言う二人。味と雰囲気で酔ってるんだなと分かった。楽しく鍋つついてるとユウトからメール。
『今から写メ送るけど周りにはみせんなよ』『りょーかい』と見ると平山さんと一緒に写ってるユウト。『どして?』『お前らが鍋会してるって知って悲しみに暮れてたから俺が代わりにデートしてあげてる』『そっか。良いホテル取ってもらいな』『アホか!でも、何か高級焼肉とか連れてってくれるって』『いいな。今度俺もって言っといて』『お前は、食い放題の焼肉で十分だって』『そんな事言うCIOなんて嫌いって伝えて』『嫌いに成るなバカだって』『ハイハイ。ユウト、頼んだよ楽しませてあげて』『分かった』と。
ユウトとCIO結構気が合う。と言っても悪ガキな弟とそれを暖かく見守って時に説教する親戚の兄ちゃんみたいな。例えが複雑だけど。

「誰とメール?」
「ああ、兄弟と」
「仲いいんだな」
「はい。チョー仲いいです」
「そうですよ。二人とも俺の前でチンチンフリフリするし、立ったの見せてどっちが大きいか判定しろとか」とちょっと酔っ払った柿沼がバラす
「何してんだー」と爆笑される
「いいなー。俺も研二ユウトのちんこ見たい」とユキナリ
「みたい?今度見せてやるけど、ユウト乱暴だからユキナリしらないよお尻刺されても」
「あ。うん。俺モテモテですもんね」と自分でシレッと言う。柿沼が頭はたく
「痛い。ニイのアホ!」
「ニイって何でニイって呼んでるの」と田村、西村の二人
「幼馴染で一個違いで家族ぐるみの付き合いなんだって」
「へーえ」と二人。なのに1年の最初に柿沼に挑んでったユキナリの無謀さを話すと
「バカだね。幼馴染に戦争しかけるなんて」
「バカでしょ。俺本気で怒りましたからね。家に何度か乗り込んだけど窓から逃げやがって返ってこないの」
「だって本気で殺しに来たのかってくらいの鬼顔だったから、母親が逃げなさいって」
「母親が逃げなさいって相当だな」と皆で爆笑する
「喧嘩はしょっちゅうしてたけどただごとじゃないみたいな直感だったみたいっす」
「ほんとブチ切れてたからね。家に居座ってやろうと思ったけど両親に無理やり連れて変えられて。しかも一回許したのにまたやりやがったから今度こそやってやろうと思って探しまわってる時に、ユキナリ母が研二さんをカテキョに雇って」
「あれってそれもあったの?」
「いや、ニイと研二さんの関係は知らないからたまたま偶然で俺助かったみたいな」
「よかったなー」と田村さん。田村さんも寄ってきて。ユキナリ抱き寄せてよしよしとしてる。
「出た、ホモ田村」と西村さん
「ホモじゃねーよ」と西村さんをくすぐりに行くけど僕らが加勢しなかったからビンタ食らっておとなしくなる
「俺に絡むな」と西村さん苦笑
「叩くことないだろ!」
「まあまあ、大人なんだから喧嘩しないの」とユキナリに仲裁される。
ユキナリが間に座ってビールをそれぞれについであげて。仲直りの乾杯と。
「お前可愛いな」と二人からほっぺたつねられる。天性の歳上垂らしだなこいつはと柿沼と一緒に話してた。
ときどきユウトからメールが来て本当に高級店に連れてってもらうってことで。ドレスコードじゃないけどユウトがラフな格好しすぎてたから、途中でピシっとした服まで買ってもらって相当羨ましかった。俺もそんな服欲しいって送ると来てないから駄目って帰ってきた。まあサイズ会うから奪えるけど。

夕方に一旦、ぐったりして皆でお昼寝して、夜になって帰ろうかどうしようかと迷ってると
「泊まっていきな。雑魚寝だけど」と田村さん
「いいんすか?西村さん」
「今夜は寝かさないよ」と西村さんも酔っぱらいだった。
「よし、だったら俺バイト代でたから肉買ってきます肉」
「焼肉するか?」と二人
「部屋臭くなりますかね?」
「まあ臭くなって困るものはあっちに移動させれば」
とまた買い物にいく。ユキナリと柿沼はよっぱのまま外に出せないのでお留守番。

「あの二人もうあまり飲まさないようにしましょう」
「まあ、でも止まらないだろうから、ちょっとずつペース落とさせてて」と西村さん
「何かすみません。同年代連れてくればよかったっすね」
「同年代でも駄目だろ」と頭をコツンと田村さんにされちゃう
「反撃されっぞ」と西村さん
「しませんよ。俺田村さん好きっす」
「俺はスキじゃないのか」と西村さん
「好きに決まってるじゃないですか。家にまで来たし彼女あわせる人そんなに居ないから」
「へー。なんで?」
「何かめんどうでしょ自分の付き合いの中に彼女入ってくると」
「分かる分かる。けど家の彼女は参加したがるからな」
「今日女子会だから今頃集まってますかね?」
「あ、やべ携帯置いてきた。何かメールはいってるだろうな。やばいな」
「研二には連絡こないの?」と田村さん
「ああ、俺のとこは全く報告し合わないんで」
「アッサリなんだな」
「そうっっすね」
と肉を買い込む。
「肉には飯だな。あいつらコメ炊けるかな?」
「ハンゴウでなら炊けるかも。炊飯器は微妙っす」
「ハンゴウって」と西村さん笑う
「あ、西村さんもキャンプ参加っすからね」
「ナニソレ」と田村さんと説明すると
「彼女付きでもいい?」
「だめ。女人禁制」
「そうなんだ」
「普段は滅多に女の子はつれていかない。虫恐いとか言ったら父さん機嫌悪くなるから」
「いいそうだな。あいつ。じゃあ俺一人で…って俺もいろいろ苦手かも」
「大丈夫です鍛えられますから」
「恐いななんか」
と西村さんも参加決定。車2,3台いるなとか色々段取りを考える。
コメ炊きの指示だしてから戻るとちゃんと出来てた。
「できたんだ?」
「こういうのはユキができるんで。ユキ結構お手伝いする子なんで。俺は家では何もしないけど」
「そうだ。お前らコレ飲んどけ」と田村さんが何か肝臓をケアするサプリを飲ませてた。
「面倒見いいな」と西村さん
「西村さんも部下多いから面倒見いいでしょ」と僕
「まあ、でも俺にはサポートしてくれる若い子がついてくれてるからな」
「西村さん十分若いし」
「まあ、確かに。まだ若いなお前らが若すぎなんだな」と自分で
「鍋食って酒のんであまり間開けずに肉ガッツリ行こうってんだから若いですよ」
「確かに。明日は走って消費しないと腹出ちゃうな」
「鍛えてます?」
「鍛えてはないけど、25過ぎてから何か太りやすくなって来たから自転車通勤してみたり階段で登ったりとかいうのは」
「オッサンの発想みたい」
「オッサン言うな。だったらどうしろと?」
「筋トレ筋トレ」
「俺帰り遅いから帰ったら直ぐ寝たいから寝る前にトレーニングしたら寝れなくなる」
「ストレッチでも代謝あがるのと安眠効果あるストレッチもあるみたい」
「お前こそオッサンか?変な情報ばっか知ってるな」
「確かに。何で知ってんだろ」と笑う。
また肉ガッツリいって、3人は焼酎に。二人はキツいのは飲ませられないのでビール。しかも途中でノンアルコール・ビールに切り替えてるのに気が付かない二人。それでも
「何か酔った」と言う二人。味と雰囲気で酔ってるんだなと分かった。楽しく鍋つついてるとユウトからメール。
『今から写メ送るけど周りにはみせんなよ』『りょーかい』と見ると平山さんと一緒に写ってるユウト。『どして?』『お前らが鍋会してるって知って悲しみに暮れてたから俺が代わりにデートしてあげてる』『そっか。良いホテル取ってもらいな』『アホか!でも、何か高級焼肉とか連れてってくれるって』『いいな。今度俺もって言っといて』『お前は、食い放題の焼肉で十分だって』『そんな事言うCIOなんて嫌いって伝えて』『嫌いに成るなバカだって』『ハイハイ。ユウト、頼んだよ楽しませてあげて』『分かった』と。
ユウトとCIO結構気が合う。と言っても悪ガキな弟とそれを暖かく見守って時に説教する親戚の兄ちゃんみたいな。例えが複雑だけど。

「誰とメール?」
「ああ、兄弟と」
「仲いいんだな」
「はい。チョー仲いいです」
「そうですよ。二人とも俺の前でチンチンフリフリするし、立ったの見せてどっちが大きいか判定しろとか」とちょっと酔っ払った柿沼がバラす
「何してんだー」と爆笑される
「いいなー。俺も研二ユウトのちんこ見たい」とユキナリ
「みたい?今度見せてやるけど、ユウト乱暴だからユキナリしらないよお尻刺されても」
「あ。うん。俺モテモテですもんね」と自分でシレッと言う。柿沼が頭はたく
「痛い。ニイのアホ!」
「ニイって何でニイって呼んでるの」と田村、西村の二人
「幼馴染で一個違いで家族ぐるみの付き合いなんだって」
「へーえ」と二人。なのに1年の最初に柿沼に挑んでったユキナリの無謀さを話すと
「バカだね。幼馴染に戦争しかけるなんて」
「バカでしょ。俺本気で怒りましたからね。家に何度か乗り込んだけど窓から逃げやがって返ってこないの」
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「ほんとブチ切れてたからね。家に居座ってやろうと思ったけど両親に無理やり連れて変えられて。しかも一回許したのにまたやりやがったから今度こそやってやろうと思って探しまわってる時に、ユキナリ母が研二さんをカテキョに雇って」
「あれってそれもあったの?」
「いや、ニイと研二さんの関係は知らないからたまたま偶然で俺助かったみたいな」
「よかったなー」と田村さん。田村さんも寄ってきて。ユキナリ抱き寄せてよしよしとしてる。
「出た、ホモ田村」と西村さん
「ホモじゃねーよ」と西村さんをくすぐりに行くけど僕らが加勢しなかったからビンタ食らっておとなしくなる
「俺に絡むな」と西村さん苦笑
「叩くことないだろ!」
「まあまあ、大人なんだから喧嘩しないの」とユキナリに仲裁される。
ユキナリが間に座ってビールをそれぞれについであげて。仲直りの乾杯と。
「お前可愛いな」と二人からほっぺたつねられる。天性の歳上垂らしだなこいつはと柿沼と一緒に話してた。
ときどきユウトからメールが来て本当に高級店に連れてってもらうってことで。ドレスコードじゃないけどユウトがラフな格好しすぎてたから、途中でピシっとした服まで買ってもらって相当羨ましかった。俺もそんな服欲しいって送ると来てないから駄目って帰ってきた。まあサイズ会うから奪えるけど。

夕方に一旦、ぐったりして皆でお昼寝して、夜になって帰ろうかどうしようかと迷ってると
「泊まっていきな。雑魚寝だけど」と田村さん
「いいんすか?西村さん」
「今夜は寝かさないよ」と西村さんも酔っぱらいだった。
「よし、だったら俺バイト代でたから肉買ってきます肉」
「焼肉するか?」と二人
「部屋臭くなりますかね?」
「まあ臭くなって困るものはあっちに移動させれば」
とまた買い物にいく。ユキナリと柿沼はよっぱのまま外に出せないのでお留守番。

「あの二人もうあまり飲まさないようにしましょう」
「まあ、でも止まらないだろうから、ちょっとずつペース落とさせてて」と西村さん
「何かすみません。同年代連れてくればよかったっすね」
「同年代でも駄目だろ」と頭をコツンと田村さんにされちゃう
「反撃されっぞ」と西村さん
「しませんよ。俺田村さん好きっす」
「俺はスキじゃないのか」と西村さん
「好きに決まってるじゃないですか。家にまで来たし彼女あわせる人そんなに居ないから」
「へー。なんで?」
「何かめんどうでしょ自分の付き合いの中に彼女入ってくると」
「分かる分かる。けど家の彼女は参加したがるからな」
「今日女子会だから今頃集まってますかね?」
「あ、やべ携帯置いてきた。何かメールはいってるだろうな。やばいな」
「研二には連絡こないの?」と田村さん
「ああ、俺のとこは全く報告し合わないんで」
「アッサリなんだな」
「そうっっすね」
と肉を買い込む。
「肉には飯だな。あいつらコメ炊けるかな?」
「ハンゴウでなら炊けるかも。炊飯器は微妙っす」
「ハンゴウって」と西村さん笑う
「あ、西村さんもキャンプ参加っすからね」
「ナニソレ」と田村さんと説明すると
「彼女付きでもいい?」
「だめ。女人禁制」
「そうなんだ」
「普段は滅多に女の子はつれていかない。虫恐いとか言ったら父さん機嫌悪くなるから」
「いいそうだな。あいつ。じゃあ俺一人で…って俺もいろいろ苦手かも」
「大丈夫です鍛えられますから」
「恐いななんか」
と西村さんも参加決定。車2,3台いるなとか色々段取りを考える。
コメ炊きの指示だしてから戻るとちゃんと出来てた。
「できたんだ?」
「こういうのはユキができるんで。ユキ結構お手伝いする子なんで。俺は家では何もしないけど」
「そうだ。お前らコレ飲んどけ」と田村さんが何か肝臓をケアするサプリを飲ませてた。
「面倒見いいな」と西村さん
「西村さんも部下多いから面倒見いいでしょ」と僕
「まあ、でも俺にはサポートしてくれる若い子がついてくれてるからな」
「西村さん十分若いし」
「まあ、確かに。まだ若いなお前らが若すぎなんだな」と自分で
「鍋食って酒のんであまり間開けずに肉ガッツリ行こうってんだから若いですよ」
「確かに。明日は走って消費しないと腹出ちゃうな」
「鍛えてます?」
「鍛えてはないけど、25過ぎてから何か太りやすくなって来たから自転車通勤してみたり階段で登ったりとかいうのは」
「オッサンの発想みたい」
「オッサン言うな。だったらどうしろと?」
「筋トレ筋トレ」
「俺帰り遅いから帰ったら直ぐ寝たいから寝る前にトレーニングしたら寝れなくなる」
「ストレッチでも代謝あがるのと安眠効果あるストレッチもあるみたい」
「お前こそオッサンか?変な情報ばっか知ってるな」
「確かに。何で知ってんだろ」と笑う。
また肉ガッツリいって、3人は焼酎に。二人はキツいのは飲ませられないのでビール。しかも途中でノンアルコール・ビールに切り替えてるのに気が付かない二人。それでも
「何か酔った」と言う二人。味と雰囲気で酔ってるんだなと分かった。楽しく鍋つついてるとユウトからメール。
『今から写メ送るけど周りにはみせんなよ』『りょーかい』と見ると平山さんと一緒に写ってるユウト。『どして?』『お前らが鍋会してるって知って悲しみに暮れてたから俺が代わりにデートしてあげてる』『そっか。良いホテル取ってもらいな』『アホか!でも、何か高級焼肉とか連れてってくれるって』『いいな。今度俺もって言っといて』『お前は、食い放題の焼肉で十分だって』『そんな事言うCIOなんて嫌いって伝えて』『嫌いに成るなバカだって』『ハイハイ。ユウト、頼んだよ楽しませてあげて』『分かった』と。
ユウトとCIO結構気が合う。と言っても悪ガキな弟とそれを暖かく見守って時に説教する親戚の兄ちゃんみたいな。例えが複雑だけど。

「誰とメール?」
「ああ、兄弟と」
「仲いいんだな」
「はい。チョー仲いいです」
「そうですよ。二人とも俺の前でチンチンフリフリするし、立ったの見せてどっちが大きいか判定しろとか」とちょっと酔っ払った柿沼がバラす
「何してんだー」と爆笑される
「いいなー。俺も研二ユウトのちんこ見たい」とユキナリ
「みたい?今度見せてやるけど、ユウト乱暴だからユキナリしらないよお尻刺されても」
「あ。うん。俺モテモテですもんね」と自分でシレッと言う。柿沼が頭はたく
「痛い。ニイのアホ!」
「ニイって何でニイって呼んでるの」と田村、西村の二人
「幼馴染で一個違いで家族ぐるみの付き合いなんだって」
「へーえ」と二人。なのに1年の最初に柿沼に挑んでったユキナリの無謀さを話すと
「バカだね。幼馴染に戦争しかけるなんて」
「バカでしょ。俺本気で怒りましたからね。家に何度か乗り込んだけど窓から逃げやがって返ってこないの」
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「母親が逃げなさいって相当だな」と皆で爆笑する
「喧嘩はしょっちゅうしてたけどただごとじゃないみたいな直感だったみたいっす」
「ほんとブチ切れてたからね。家に居座ってやろうと思ったけど両親に無理やり連れて変えられて。しかも一回許したのにまたやりやがったから今度こそやってやろうと思って探しまわってる時に、ユキナリ母が研二さんをカテキョに雇って」
「あれってそれもあったの?」
「いや、ニイと研二さんの関係は知らないからたまたま偶然で俺助かったみたいな」
「よかったなー」と田村さん。田村さんも寄ってきて。ユキナリ抱き寄せてよしよしとしてる。
「出た、ホモ田村」と西村さん
「ホモじゃねーよ」と西村さんをくすぐりに行くけど僕らが加勢しなかったからビンタ食らっておとなしくなる
「俺に絡むな」と西村さん苦笑
「叩くことないだろ!」
「まあまあ、大人なんだから喧嘩しないの」とユキナリに仲裁される。
ユキナリが間に座ってビールをそれぞれについであげて。仲直りの乾杯と。
「お前可愛いな」と二人からほっぺたつねられる。天性の歳上垂らしだなこいつはと柿沼と一緒に話してた。
ときどきユウトからメールが来て本当に高級店に連れてってもらうってことで。ドレスコードじゃないけどユウトがラフな格好しすぎてたから、途中でピシっとした服まで買ってもらって相当羨ましかった。俺もそんな服欲しいって送ると来てないから駄目って帰ってきた。まあサイズ会うから奪えるけど。

夕方に一旦、ぐったりして皆でお昼寝して、夜になって帰ろうかどうしようかと迷ってると
「泊まっていきな。雑魚寝だけど」と田村さん
「いいんすか?西村さん」
「今夜は寝かさないよ」と西村さんも酔っぱらいだった。
「よし、だったら俺バイト代でたから肉買ってきます肉」
「焼肉するか?」と二人
「部屋臭くなりますかね?」
「まあ臭くなって困るものはあっちに移動させれば」
とまた買い物にいく。ユキナリと柿沼はよっぱのまま外に出せないのでお留守番。

「あの二人もうあまり飲まさないようにしましょう」
「まあ、でも止まらないだろうから、ちょっとずつペース落とさせてて」と西村さん
「何かすみません。同年代連れてくればよかったっすね」
「同年代でも駄目だろ」と頭をコツンと田村さんにされちゃう
「反撃されっぞ」と西村さん
「しませんよ。俺田村さん好きっす」
「俺はスキじゃないのか」と西村さん
「好きに決まってるじゃないですか。家にまで来たし彼女あわせる人そんなに居ないから」
「へー。なんで?」
「何かめんどうでしょ自分の付き合いの中に彼女入ってくると」
「分かる分かる。けど家の彼女は参加したがるからな」
「今日女子会だから今頃集まってますかね?」
「あ、やべ携帯置いてきた。何かメールはいってるだろうな。やばいな」
「研二には連絡こないの?」と田村さん
「ああ、俺のとこは全く報告し合わないんで」
「アッサリなんだな」
「そうっっすね」
と肉を買い込む。
「肉には飯だな。あいつらコメ炊けるかな?」
「ハンゴウでなら炊けるかも。炊飯器は微妙っす」
「ハンゴウって」と西村さん笑う
「あ、西村さんもキャンプ参加っすからね」
「ナニソレ」と田村さんと説明すると
「彼女付きでもいい?」
「だめ。女人禁制」
「そうなんだ」
「普段は滅多に女の子はつれていかない。虫恐いとか言ったら父さん機嫌悪くなるから」
「いいそうだな。あいつ。じゃあ俺一人で…って俺もいろいろ苦手かも」
「大丈夫です鍛えられますから」
「恐いななんか」
と西村さんも参加決定。車2,3台いるなとか色々段取りを考える。
コメ炊きの指示だしてから戻るとちゃんと出来てた。
「できたんだ?」
「こういうのはユキができるんで。ユキ結構お手伝いする子なんで。俺は家では何もしないけど」
「そうだ。お前らコレ飲んどけ」と田村さんが何か肝臓をケアするサプリを飲ませてた。
「面倒見いいな」と西村さん
「西村さんも部下多いから面倒見いいでしょ」と僕
「まあ、でも俺にはサポートしてくれる若い子がついてくれてるからな」
「西村さん十分若いし」
「まあ、確かに。まだ若いなお前らが若すぎなんだな」と自分で
「鍋食って酒のんであまり間開けずに肉ガッツリ行こうってんだから若いですよ」
「確かに。明日は走って消費しないと腹出ちゃうな」
「鍛えてます?」
「鍛えてはないけど、25過ぎてから何か太りやすくなって来たから自転車通勤してみたり階段で登ったりとかいうのは」
「オッサンの発想みたい」
「オッサン言うな。だったらどうしろと?」
「筋トレ筋トレ」
「俺帰り遅いから帰ったら直ぐ寝たいから寝る前にトレーニングしたら寝れなくなる」
「ストレッチでも代謝あがるのと安眠効果あるストレッチもあるみたい」
「お前こそオッサンか?変な情報ばっか知ってるな」
「確かに。何で知ってんだろ」と笑う。
また肉ガッツリいって、3人は焼酎に。二人はキツいのは飲ませられないのでビール。しかも途中でノンアルコール・ビールに切り替えてるのに気が付かない二人。それでも
「何か酔った」と言う二人。味と雰囲気で酔ってるんだなと分かった。楽しく鍋つついてるとユウトからメール。
『今から写メ送るけど周りにはみせんなよ』『りょーかい』と見ると平山さんと一緒に写ってるユウト。『どして?』『お前らが鍋会してるって知って悲しみに暮れてたから俺が代わりにデートしてあげてる』『そっか。良いホテル取ってもらいな』『アホか!でも、何か高級焼肉とか連れてってくれるって』『いいな。今度俺もって言っといて』『お前は、食い放題の焼肉で十分だって』『そんな事言うCIOなんて嫌いって伝えて』『嫌いに成るなバカだって』『ハイハイ。ユウト、頼んだよ楽しませてあげて』『分かった』と。
ユウトとCIO結構気が合う。と言っても悪ガキな弟とそれを暖かく見守って時に説教する親戚の兄ちゃんみたいな。例えが複雑だけど。

「誰とメール?」
「ああ、兄弟と」
「仲いいんだな」
「はい。チョー仲いいです」
「そうですよ。二人とも俺の前でチンチンフリフリするし、立ったの見せてどっちが大きいか判定しろとか」とちょっと酔っ払った柿沼がバラす
「何してんだー」と爆笑される
「いいなー。俺も研二ユウトのちんこ見たい」とユキナリ
「みたい?今度見せてやるけど、ユウト乱暴だからユキナリしらないよお尻刺されても」
「あ。うん。俺モテモテですもんね」と自分でシレッと言う。柿沼が頭はたく
「痛い。ニイのアホ!」
「ニイって何でニイって呼んでるの」と田村、西村の二人
「幼馴染で一個違いで家族ぐるみの付き合いなんだって」
「へーえ」と二人。なのに1年の最初に柿沼に挑んでったユキナリの無謀さを話すと
「バカだね。幼馴染に戦争しかけるなんて」
「バカでしょ。俺本気で怒りましたからね。家に何度か乗り込んだけど窓から逃げやがって返ってこないの」
「だって本気で殺しに来たのかってくらいの鬼顔だったから、母親が逃げなさいって」
「母親が逃げなさいって相当だな」と皆で爆笑する
「喧嘩はしょっちゅうしてたけどただごとじゃないみたいな直感だったみたいっす」
「ほんとブチ切れてたからね。家に居座ってやろうと思ったけど両親に無理やり連れて変えられて。しかも一回許したのにまたやりやがったから今度こそやってやろうと思って探しまわってる時に、ユキナリ母が研二さんをカテキョに雇って」
「あれってそれもあったの?」
「いや、ニイと研二さんの関係は知らないからたまたま偶然で俺助かったみたいな」
「よかったなー」と田村さん。田村さんも寄ってきて。ユキナリ抱き寄せてよしよしとしてる。
「出た、ホモ田村」と西村さん
「ホモじゃねーよ」と西村さんをくすぐりに行くけど僕らが加勢しなかったからビンタ食らっておとなしくなる
「俺に絡むな」と西村さん苦笑
「叩くことないだろ!」
「まあまあ、大人なんだから喧嘩しないの」とユキナリに仲裁される。
ユキナリが間に座ってビールをそれぞれについであげて。仲直りの乾杯と。
「お前可愛いな」と二人からほっぺたつねられる。天性の歳上垂らしだなこいつはと柿沼と一緒に話してた。
ときどきユウトからメールが来て本当に高級店に連れてってもらうってことで。ドレスコードじゃないけどユウトがラフな格好しすぎてたから、途中でピシっとした服まで買ってもらって相当羨ましかった。俺もそんな服欲しいって送ると来てないから駄目って帰ってきた。まあサイズ会うから奪えるけど。

夕方に一旦、ぐったりして皆でお昼寝して、夜になって帰ろうかどうしようかと迷ってると
「泊まっていきな。雑魚寝だけど」と田村さん
「いいんすか?西村さん」
「今夜は寝かさないよ」と西村さんも酔っぱらいだった。
「よし、だったら俺バイト代でたから肉買ってきます肉」
「焼肉するか?」と二人
「部屋臭くなりますかね?」
「まあ臭くなって困るものはあっちに移動させれば」
とまた買い物にいく。ユキナリと柿沼はよっぱのまま外に出せないのでお留守番。

「あの二人もうあまり飲まさないようにしましょう」
「まあ、でも止まらないだろうから、ちょっとずつペース落とさせてて」と西村さん
「何かすみません。同年代連れてくればよかったっすね」
「同年代でも駄目だろ」と頭をコツンと田村さんにされちゃう
「反撃されっぞ」と西村さん
「しませんよ。俺田村さん好きっす」
「俺はスキじゃないのか」と西村さん
「好きに決まってるじゃないですか。家にまで来たし彼女あわせる人そんなに居ないから」
「へー。なんで?」
「何かめんどうでしょ自分の付き合いの中に彼女入ってくると」
「分かる分かる。けど家の彼女は参加したがるからな」
「今日女子会だから今頃集まってますかね?」
「あ、やべ携帯置いてきた。何かメールはいってるだろうな。やばいな」
「研二には連絡こないの?」と田村さん
「ああ、俺のとこは全く報告し合わないんで」
「アッサリなんだな」
「そうっっすね」
と肉を買い込む。
「肉には飯だな。あいつらコメ炊けるかな?」
「ハンゴウでなら炊けるかも。炊飯器は微妙っす」
「ハンゴウって」と西村さん笑う
「あ、西村さんもキャンプ参加っすからね」
「ナニソレ」と田村さんと説明すると
「彼女付きでもいい?」
「だめ。女人禁制」
「そうなんだ」
「普段は滅多に女の子はつれていかない。虫恐いとか言ったら父さん機嫌悪くなるから」
「いいそうだな。あいつ。じゃあ俺一人で…って俺もいろいろ苦手かも」
「大丈夫です鍛えられますから」
「恐いななんか」
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コメ炊きの指示だしてから戻るとちゃんと出来てた。
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「面倒見いいな」と西村さん
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「西村さん十分若いし」
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「確かに。明日は走って消費しないと腹出ちゃうな」
「鍛えてます?」
「鍛えてはないけど、25過ぎてから何か太りやすくなって来たから自転車通勤してみたり階段で登ったりとかいうのは」
「オッサンの発想みたい」
「オッサン言うな。だったらどうしろと?」
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「お前こそオッサンか?変な情報ばっか知ってるな」
「確かに。何で知ってんだろ」と笑う。
また肉ガッツリいって、3人は焼酎に。二人はキツいのは飲ませられないのでビール。しかも途中でノンアルコール・ビールに切り替えてるのに気が付かない二人。それでも
「何か酔った」と言う二人。味と雰囲気で酔ってるんだなと分かった。楽しく鍋つついてるとユウトからメール。
『今から写メ送るけど周りにはみせんなよ』『りょーかい』と見ると平山さんと一緒に写ってるユウト。『どして?』『お前らが鍋会してるって知って悲しみに暮れてたから俺が代わりにデートしてあげてる』『そっか。良いホテル取ってもらいな』『アホか!でも、何か高級焼肉とか連れてってくれるって』『いいな。今度俺もって言っといて』『お前は、食い放題の焼肉で十分だって』『そんな事言うCIOなんて嫌いって伝えて』『嫌いに成るなバカだって』『ハイハイ。ユウト、頼んだよ楽しませてあげて』『分かった』と。
ユウトとCIO結構気が合う。と言っても悪ガキな弟とそれを暖かく見守って時に説教する親戚の兄ちゃんみたいな。例えが複雑だけど。

「誰とメール?」
「ああ、兄弟と」
「仲いいんだな」
「はい。チョー仲いいです」
「そうですよ。二人とも俺の前でチンチンフリフリするし、立ったの見せてどっちが大きいか判定しろとか」とちょっと酔っ払った柿沼がバラす
「何してんだー」と爆笑される
「いいなー。俺も研二ユウトのちんこ見たい」とユキナリ
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「あ。うん。俺モテモテですもんね」と自分でシレッと言う。柿沼が頭はたく
「痛い。ニイのアホ!」
「ニイって何でニイって呼んでるの」と田村、西村の二人
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「ほんとブチ切れてたからね。家に居座ってやろうと思ったけど両親に無理やり連れて変えられて。しかも一回許したのにまたやりやがったから今度こそやってやろうと思って探しまわってる時に、ユキナリ母が研二さんをカテキョに雇って」
「あれってそれもあったの?」
「いや、ニイと研二さんの関係は知らないからたまたま偶然で俺助かったみたいな」
「よかったなー」と田村さん。田村さんも寄ってきて。ユキナリ抱き寄せてよしよしとしてる。
「出た、ホモ田村」と西村さん
「ホモじゃねーよ」と西村さんをくすぐりに行くけど僕らが加勢しなかったからビンタ食らっておとなしくなる
「俺に絡むな」と西村さん苦笑
「叩くことないだろ!」
「まあまあ、大人なんだから喧嘩しないの」とユキナリに仲裁される。
ユキナリが間に座ってビールをそれぞれについであげて。仲直りの乾杯と。
「お前可愛いな」と二人からほっぺたつねられる。天性の歳上垂らしだなこいつはと柿沼と一緒に話してた。
ときどきユウトからメールが来て本当に高級店に連れてってもらうってことで。ドレスコードじゃないけどユウトがラフな格好しすぎてたから、途中でピシっとした服まで買ってもらって相当羨ましかった。俺もそんな服欲しいって送ると来てないから駄目って帰ってきた。まあサイズ会うから奪えるけど。

夕方に一旦、ぐったりして皆でお昼寝して、夜になって帰ろうかどうしようかと迷ってると
「泊まっていきな。雑魚寝だけど」と田村さん
「いいんすか?西村さん」
「今夜は寝かさないよ」と西村さんも酔っぱらいだった。
「よし、だったら俺バイト代でたから肉買ってきます肉」
「焼肉するか?」と二人
「部屋臭くなりますかね?」
「まあ臭くなって困るものはあっちに移動させれば」
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「まあ、でも止まらないだろうから、ちょっとずつペース落とさせてて」と西村さん
「何かすみません。同年代連れてくればよかったっすね」
「同年代でも駄目だろ」と頭をコツンと田村さんにされちゃう
「反撃されっぞ」と西村さん
「しませんよ。俺田村さん好きっす」
「俺はスキじゃないのか」と西村さん
「好きに決まってるじゃないですか。家にまで来たし彼女あわせる人そんなに居ないから」
「へー。なんで?」
「何かめんどうでしょ自分の付き合いの中に彼女入ってくると」
「分かる分かる。けど家の彼女は参加したがるからな」
「今日女子会だから今頃集まってますかね?」
「あ、やべ携帯置いてきた。何かメールはいってるだろうな。やばいな」
「研二には連絡こないの?」と田村さん
「ああ、俺のとこは全く報告し合わないんで」
「アッサリなんだな」
「そうっっすね」
と肉を買い込む。
「肉には飯だな。あいつらコメ炊けるかな?」
「ハンゴウでなら炊けるかも。炊飯器は微妙っす」
「ハンゴウって」と西村さん笑う
「あ、西村さんもキャンプ参加っすからね」
「ナニソレ」と田村さんと説明すると
「彼女付きでもいい?」
「だめ。女人禁制」
「そうなんだ」
「普段は滅多に女の子はつれていかない。虫恐いとか言ったら父さん機嫌悪くなるから」
「いいそうだな。あいつ。じゃあ俺一人で…って俺もいろいろ苦手かも」
「大丈夫です鍛えられますから」
「恐いななんか」
と西村さんも参加決定。車2,3台いるなとか色々段取りを考える。
コメ炊きの指示だしてから戻るとちゃんと出来てた。
「できたんだ?」
「こういうのはユキができるんで。ユキ結構お手伝いする子なんで。俺は家では何もしないけど」
「そうだ。お前らコレ飲んどけ」と田村さんが何か肝臓をケアするサプリを飲ませてた。
「面倒見いいな」と西村さん
「西村さんも部下多いから面倒見いいでしょ」と僕
「まあ、でも俺にはサポートしてくれる若い子がついてくれてるからな」
「西村さん十分若いし」
「まあ、確かに。まだ若いなお前らが若すぎなんだな」と自分で
「鍋食って酒のんであまり間開けずに肉ガッツリ行こうってんだから若いですよ」
「確かに。明日は走って消費しないと腹出ちゃうな」
「鍛えてます?」
「鍛えてはないけど、25過ぎてから何か太りやすくなって来たから自転車通勤してみたり階段で登ったりとかいうのは」
「オッサンの発想みたい」
「オッサン言うな。だったらどうしろと?」
「筋トレ筋トレ」
「俺帰り遅いから帰ったら直ぐ寝たいから寝る前にトレーニングしたら寝れなくなる」
「ストレッチでも代謝あがるのと安眠効果あるストレッチもあるみたい」
「お前こそオッサンか?変な情報ばっか知ってるな」
「確かに。何で知ってんだろ」と笑う。
また肉ガッツリいって、3人は焼酎に。二人はキツいのは飲ませられないのでビール。しかも途中でノンアルコール・ビールに切り替えてるのに気が付かない二人。それでも
「何か酔った」と言う二人。味と雰囲気で酔ってるんだなと分かった。楽しく鍋つついてるとユウトからメール。
『今から写メ送るけど周りにはみせんなよ』『りょーかい』と見ると平山さんと一緒に写ってるユウト。『どして?』『お前らが鍋会してるって知って悲しみに暮れてたから俺が代わりにデートしてあげてる』『そっか。良いホテル取ってもらいな』『アホか!でも、何か高級焼肉とか連れてってくれるって』『いいな。今度俺もって言っといて』『お前は、食い放題の焼肉で十分だって』『そんな事言うCIOなんて嫌いって伝えて』『嫌いに成るなバカだって』『ハイハイ。ユウト、頼んだよ楽しませてあげて』『分かった』と。
ユウトとCIO結構気が合う。と言っても悪ガキな弟とそれを暖かく見守って時に説教する親戚の兄ちゃんみたいな。例えが複雑だけど。

「誰とメール?」
「ああ、兄弟と」
「仲いいんだな」
「はい。チョー仲いいです」
「そうですよ。二人とも俺の前でチンチンフリフリするし、立ったの見せてどっちが大きいか判定しろとか」とちょっと酔っ払った柿沼がバラす
「何してんだー」と爆笑される
「いいなー。俺も研二ユウトのちんこ見たい」とユキナリ
「みたい?今度見せてやるけど、ユウト乱暴だからユキナリしらないよお尻刺されても」
「あ。うん。俺モテモテですもんね」と自分でシレッと言う。柿沼が頭はたく
「痛い。ニイのアホ!」
「ニイって何でニイって呼んでるの」と田村、西村の二人
「幼馴染で一個違いで家族ぐるみの付き合いなんだって」
「へーえ」と二人。なのに1年の最初に柿沼に挑んでったユキナリの無謀さを話すと
「バカだね。幼馴染に戦争しかけるなんて」
「バカでしょ。俺本気で怒りましたからね。家に何度か乗り込んだけど窓から逃げやがって返ってこないの」
「だって本気で殺しに来たのかってくらいの鬼顔だったから、母親が逃げなさいって」
「母親が逃げなさいって相当だな」と皆で爆笑する
「喧嘩はしょっちゅうしてたけどただごとじゃないみたいな直感だったみたいっす」
「ほんとブチ切れてたからね。家に居座ってやろうと思ったけど両親に無理やり連れて変えられて。しかも一回許したのにまたやりやがったから今度こそやってやろうと思って探しまわってる時に、ユキナリ母が研二さんをカテキョに雇って」
「あれってそれもあったの?」
「いや、ニイと研二さんの関係は知らないからたまたま偶然で俺助かったみたいな」
「よかったなー」と田村さん。田村さんも寄ってきて。ユキナリ抱き寄せてよしよしとしてる。
「出た、ホモ田村」と西村さん
「ホモじゃねーよ」と西村さんをくすぐりに行くけど僕らが加勢しなかったからビンタ食らっておとなしくなる
「俺に絡むな」と西村さん苦笑
「叩くことないだろ!」
「まあまあ、大人なんだから喧嘩しないの」とユキナリに仲裁される。
ユキナリが間に座ってビールをそれぞれについであげて。仲直りの乾杯と。
「お前可愛いな」と二人からほっぺたつねられる。天性の歳上垂らしだなこいつはと柿沼と一緒に話してた。
ときどきユウトからメールが来て本当に高級店に連れてってもらうってことで。ドレスコードじゃないけどユウトがラフな格好しすぎてたから、途中でピシっとした服まで買ってもらって相当羨ましかった。俺もそんな服欲しいって送ると来てないから駄目って帰ってきた。まあサイズ会うから奪えるけど。

夕方に一旦、ぐったりして皆でお昼寝して、夜になって帰ろうかどうしようかと迷ってると
「泊まっていきな。雑魚寝だけど」と田村さん
「いいんすか?西村さん」
「今夜は寝かさないよ」と西村さんも酔っぱらいだった。
「よし、だったら俺バイト代でたから肉買ってきます肉」
「焼肉するか?」と二人
「部屋臭くなりますかね?」
「まあ臭くなって困るものはあっちに移動させれば」
とまた買い物にいく。ユキナリと柿沼はよっぱのまま外に出せないのでお留守番。

「あの二人もうあまり飲まさないようにしましょう」
「まあ、でも止まらないだろうから、ちょっとずつペース落とさせてて」と西村さん
「何かすみません。同年代連れてくればよかったっすね」
「同年代でも駄目だろ」と頭をコツンと田村さんにされちゃう
「反撃されっぞ」と西村さん
「しませんよ。俺田村さん好きっす」
「俺はスキじゃないのか」と西村さん
「好きに決まってるじゃないですか。家にまで来たし彼女あわせる人そんなに居ないから」
「へー。なんで?」
「何かめんどうでしょ自分の付き合いの中に彼女入ってくると」
「分かる分かる。けど家の彼女は参加したがるからな」
「今日女子会だから今頃集まってますかね?」
「あ、やべ携帯置いてきた。何かメールはいってるだろうな。やばいな」
「研二には連絡こないの?」と田村さん
「ああ、俺のとこは全く報告し合わないんで」
「アッサリなんだな」
「そうっっすね」
と肉を買い込む。
「肉には飯だな。あいつらコメ炊けるかな?」
「ハンゴウでなら炊けるかも。炊飯器は微妙っす」
「ハンゴウって」と西村さん笑う
「あ、西村さんもキャンプ参加っすからね」
「ナニソレ」と田村さんと説明すると
「彼女付きでもいい?」
「だめ。女人禁制」
「そうなんだ」
「普段は滅多に女の子はつれていかない。虫恐いとか言ったら父さん機嫌悪くなるから」
「いいそうだな。あいつ。じゃあ俺一人で…って俺もいろいろ苦手かも」
「大丈夫です鍛えられますから」
「恐いななんか」
と西村さんも参加決定。車2,3台いるなとか色々段取りを考える。
コメ炊きの指示だしてから戻るとちゃんと出来てた。
「できたんだ?」
「こういうのはユキができるんで。ユキ結構お手伝いする子なんで。俺は家では何もしないけど」
「そうだ。お前らコレ飲んどけ」と田村さんが何か肝臓をケアするサプリを飲ませてた。
「面倒見いいな」と西村さん
「西村さんも部下多いから面倒見いいでしょ」と僕
「まあ、でも俺にはサポートしてくれる若い子がついてくれてるからな」
「西村さん十分若いし」
「まあ、確かに。まだ若いなお前らが若すぎなんだな」と自分で
「鍋食って酒のんであまり間開けずに肉ガッツリ行こうってんだから若いですよ」
「確かに。明日は走って消費しないと腹出ちゃうな」
「鍛えてます?」
「鍛えてはないけど、25過ぎてから何か太りやすくなって来たから自転車通勤してみたり階段で登ったりとかいうのは」
「オッサンの発想みたい」
「オッサン言うな。だったらどうしろと?」
「筋トレ筋トレ」
「俺帰り遅いから帰ったら直ぐ寝たいから寝る前にトレーニングしたら寝れなくなる」
「ストレッチでも代謝あがるのと安眠効果あるストレッチもあるみたい」
「お前こそオッサンか?変な情報ばっか知ってるな」
「確かに。何で知ってんだろ」と笑う。
また肉ガッツリいって、3人は焼酎に。二人はキツいのは飲ませられないのでビール。しかも途中でノンアルコール・ビールに切り替えてるのに気が付かない二人。それでも
「何か酔った」と言う二人。味と雰囲気で酔ってるんだなと分かった。
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とても楽しく読ませていただきました!!
自分好みの話ということもあってかなり長いのにもかかわらず、最後まで一気に読んでしまいました。
エロさの量もそこまで少ないわけでもなく、ちょうどいいように思います。

続きがあればまた掲載して頂けると嬉しいです。

  • 2013⁄04⁄15(Mon)
  • 20:03

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