- 2013⁄07⁄10(Wed)
- 01:54
幼なじみ 直人
俺が祐太を意識し始めたのは、小6の秋だった。
学年一走りが早かった俺が、小学校最後の運動会で祐太に負けた、その頃
からだ。
背も俺の方がいつもずっと高かった。だが、夏ごろから急にでかくなった
祐太は見る見るうちに俺と肩を並べ、俺よりも早く声変わりをし、体育の着
替えの時、ちらっと見えたわき毛がショックだった。幼なじみの二人の関係
は別に変わることがなかったけど、俺が早く成長しないと祐太においてけぼ
りを食うのではないか、と妙に不安になった時もあった。
冬、家族ぐるみで仲のよかった俺たちは、信州にスキーに行った。夜、二
人で風呂に入って、俺が頭を洗っていると、ふと視線を感じて祐太の方を見
た。祐太はジッとこっちを見ていた。
『何?』
「直人、ちんぽでかいな。」
『エロいこと言うな。祐太のも見せろ。』
覗き込んだ瞬間、俺の目にシャンプーが入った。痛くてすぐにシャワーをか
けた。祐太はその隙に湯船に行ったみたいだ。だが、一瞬だけど俺は見た。
確かに俺のちんぽは、小学生にしては成長もよく、かなり立派だったと思
う。だけど、祐太のちんぽも、俺がドキッとするような逞しいイチモツだっ
た。次の日も、次の次の日も、二人は一緒に風呂に入ったけど、自然と腰に
タオルを巻いていた。
そうこうしているうちに、特に何もなく俺と祐太は小学校を卒業して中学
校へ進んだ。クラスは別々だった。クラブも、俺はラグビー部、祐太はバス
ケットボール部に入った。俺も祐太も、1年からレギュラーになれた。そし
て、二人ともけっこうモテた。
幼なじみの二人の関係は、ずっと変わることがなかった。毎朝一緒に登校
し、時間のある時は一緒に遊び、夏には海、冬にはスキーに行ったし、変わ
ったことといえば俺も祐太もすっかり男っぽくなったことと、エロい話をす
るようになったことぐらいだ。
だが、中学2年のあの日、俺たちは幼なじみの一線を越えてしまう。
学年一走りが早かった俺が、小学校最後の運動会で祐太に負けた、その頃
からだ。
背も俺の方がいつもずっと高かった。だが、夏ごろから急にでかくなった
祐太は見る見るうちに俺と肩を並べ、俺よりも早く声変わりをし、体育の着
替えの時、ちらっと見えたわき毛がショックだった。幼なじみの二人の関係
は別に変わることがなかったけど、俺が早く成長しないと祐太においてけぼ
りを食うのではないか、と妙に不安になった時もあった。
冬、家族ぐるみで仲のよかった俺たちは、信州にスキーに行った。夜、二
人で風呂に入って、俺が頭を洗っていると、ふと視線を感じて祐太の方を見
た。祐太はジッとこっちを見ていた。
『何?』
「直人、ちんぽでかいな。」
『エロいこと言うな。祐太のも見せろ。』
覗き込んだ瞬間、俺の目にシャンプーが入った。痛くてすぐにシャワーをか
けた。祐太はその隙に湯船に行ったみたいだ。だが、一瞬だけど俺は見た。
確かに俺のちんぽは、小学生にしては成長もよく、かなり立派だったと思
う。だけど、祐太のちんぽも、俺がドキッとするような逞しいイチモツだっ
た。次の日も、次の次の日も、二人は一緒に風呂に入ったけど、自然と腰に
タオルを巻いていた。
そうこうしているうちに、特に何もなく俺と祐太は小学校を卒業して中学
校へ進んだ。クラスは別々だった。クラブも、俺はラグビー部、祐太はバス
ケットボール部に入った。俺も祐太も、1年からレギュラーになれた。そし
て、二人ともけっこうモテた。
幼なじみの二人の関係は、ずっと変わることがなかった。毎朝一緒に登校
し、時間のある時は一緒に遊び、夏には海、冬にはスキーに行ったし、変わ
ったことといえば俺も祐太もすっかり男っぽくなったことと、エロい話をす
るようになったことぐらいだ。
だが、中学2年のあの日、俺たちは幼なじみの一線を越えてしまう。
夏の日だった。朝登校する時、祐太がいつになく真面目な顔で話しかけて
きた。ドキドキした。
「直人、今日の放課後、ちょっと話したいことがあるんだ。」
『いいけど…。でも、バスケの方が早く終わるぜ。俺んとこ、大会前だか
ら。先生気合入っててさ。』
「分かってる。待ってるから。どうしても、直人に聞いてほしいんだ。」
『そ、そう。じゃあ…。』
祐太はそれ以上何も言わなかった。でも、何となくいやな予感がした。きっ
と、女のことだろうと思うと、気持ちが全く落ち着かなかった。
その日の授業も部活も、全く身に入らなかった。祐太が、
「俺、好きな子ができたんだ。力貸してくれよ。」
とか、
「俺、○○に告られちった。どうすればいいと思う?」
とか相談してくる姿が、リアルに脳裏をかすめた。幼なじみで親友で、それ
以上でも以下でもないって思ってたのに、妙に気持ちが乱れまくった。
祐太は、帰り道の公園で待っていると言った。もう7時前だったと思う。
少し街は黄昏れてた。公園のベンチで、祐太は待っていた。ヘッドフォンを
して、音楽を聴いていた。俺は背後から近付いて、片方のヘッドフォンをと
って自分の耳に当てた。俺たちの好きな「175R」の曲が流れていた。祐太
はびっくりした表情で振り返り、でもすぐにいつものかっこいい笑顔に変わ
った。
『待った?』
「まあな。でも、頼んだの俺だから。」
『話って何だよ。改まって。』
「うん。…」
祐太はだまった。祐太の心臓がバクバクしているのが伝わってきて、俺の心
臓も高鳴りだした。
『言えよ。俺と祐太の仲じゃん。』
「直人…。こっち来てくれるか。」
祐太は公園の奥の茂みを指差した。
『ここじゃダメなのか…。まぁいいけど。』
俺と祐太は茂みの中に入った。木の香りが青臭かった。祐太は俺の顔をまじ
まじと見て、
「直人、好きな人いる?」
と聞いてきた。ほら来た、と思った。
『いるわけないじゃん。そんなやつがいたら、真っ先に祐太に話すって。』
「そうか。いないのか…。」
『話って、そんなこと?』
「あっ、…実は俺には好きな人がいて…ずっと我慢してきたんだけど、気持
ちがどうしようもなくなってきて…」
やっぱそうだ。どんな気持ちで聞けばいいんだ。俺が下を向いていたその
時、祐太は茂みの奥の壁に俺を押し付けた。祐太の分厚い両手の掌が、俺の
肩をぐっと押さえていた。驚いて顔を上げた瞬間…
祐太の唇が俺の唇の上に重なった。
俺の体は電気ショックを受けたように硬直し、見開いた目には、震えている
祐太の姿が映った。次第に俺の体から力が抜けていくのが分かった。二人の
唇が重なっている時間が、すごく長く思えた。
どれぐらい時間がたったのだろう。そんなにもたってないかもしれない。
俺は突然の出来事にへなへなと膝を落としてその場に座り込んだ。祐太も我
に返った様子で、俺の脇を抱えて立ち上がらせようとした。でも、目と目が
合った瞬間、祐太は慌てふためいてこう言った。
「直人、ごめん。本当にごめん。今日のことはなかったことにしてくれ。」
『なかったことって…』
「ごめんな、直人。俺、どうかしてた。忘れてくれ。ごめん。」
祐太は何度も「ごめん」を繰り返し、バッグを抱えて立ち去ろうとした。俺
はムカッときた。
『祐太、呼び出しといて、話もまともにせずに、俺のこと置いてけぼりで帰
るってのか。ひどいじゃないか。』
祐太は立ち止まって、ぽつんとつぶやいた。
「もう、親友でいられないよな。って言うか、軽蔑したよな。」
『軽蔑なんてしてねぇよ。祐太、お前の好きな人って、もしかして俺だった
のか?』
祐太は静かに肯いた。俺はこの時、すごい罪悪感に駆られた。祐太一人を追
い込んでることにだ。同時に気づいた。幼なじみだった祐太のことを、俺だ
っていつか大切な男として見ていたってことに。
『俺だって、祐太のこと好きだよ。大好きだよ。』
「いいよ、無理しなくっても。直人っていつでも俺に優しいだろ。嘘言われ
る方が傷つくから、いいよ。」
こんなにも俺のことを好きでいてくれたのか。いつも近くにいながら、俺は
全然祐太の気持ちを分かっていなかった。
『じゃあ、こうすれば信じてくれる?』
俺は祐太の前に回って、今度は俺から唇を重ねた。俺だって、俺だって、
俺だって…夢中で祐太の口の中に下をねじ込んだ。
もう辺りは真っ暗だった。普段から人気の少ない公園で、俺たちは抱き合
った。
『祐太、幼なじみも親友ももちろんだけど、それ以上になってくれるか?男
どうしって、やっぱきもいかな?』
「きもかねぇよ。直人、付き合ってくれるのか?」
『急に改まって、俺たちって変だな。』
「うれしいよ、直人!」
二人はもう一度口づけた。
身長183cmの祐太と180cmの俺。ひょっとしたら、誰かに見られ
ていたかもしれない。でも、俺たちは夢中だった。
今から思うと当然の成り行きなんだけど、祐太の掌が俺の股間を触り始め
た。もうすでにちんぽはビンビンだった。でも全く恥ずかしくなかった。祐
太の前でなら、俺の全てを見せても構わない、そんな風にも思えた。俺も恐
る恐る祐太のちんぽを探った。祐太のぎんぎんに勃起したちんぽは、呼吸に
合わせて脈打っているのが分かった。
「直人、やっぱ直人のちんぽ、すっごくでかいよな。」
祐太が耳元で囁いた。
祐太が小さな声で「いい?」って言った。どういうことかすぐに分かっ
た。俺は『一緒に』って答えた。祐太は肯いた。
二人はお互いに制服のズボンのジッパーを下ろし、中のちんぽを引き出し
た。確か幼い頃、「ちんちん見せ合おうぜ」ってやったことはあったけど、
あの風呂の時だってチラッとだったし、こんなにまじまじと見合ったのは久
しぶりだった。そして、時間の流れは、二人を完全に大人に変えていた。
もともと色白の俺は、ラグビーやって真っ黒に日焼けしていたけど、パン
ツの中はもとのままだった。淡くピンクがかった俺のちんぽは、祐太に向か
って勢いよく勃っていた。祐太は地黒だから、ちんぽも黒っぽかった。で
も、亀頭はまっさらなピンク色で、どこか芸術的だった。
「直人は、ずるむけ?」
『いきなり何だよ。でも、そうだけど。』
「俺は勃った時だけ。やっぱり直人の方が大人って感じ。」
『関係ねぇよ。祐太の方が黒くて大人っぽいから。』
「一緒に、いく?」
『あっ、うん。』
二人一緒のオナニーなんて初めてだ。それも夜の公園で。でも、今一番心
を許せる祐太の隣で、オナニー覚えてからこれまでになかった快感に浸っ
て、俺はちんぽをしこしこしごいた。
「うっ、あぁ~っ!」
先にいったのは祐太だった。真っ白な精液が小気味よく発射されるのを見
て、俺も絶頂に達した。
『で、出るっ!』
お互いに告って、好きな気持ちを確かめ合って、ちんぽ見せ合ってオナニ
ーし合った、でも、二人の関係はあまり変わらなかった。変わったことと言
えば、並んで歩いたり一緒に遊んだりする時に、
『祐太は俺の彼氏だぜ。』
って自慢げに思うようになったことと、時々どちらかが言い出してオナりっ
こするぐらいだった。
だけど、同じ中学2年の1月、俺の気持ちを揺さぶることが起こった。同
級生で同じラグビー部の一樹が、冬休みに高校生の彼女とセックスしたって
ことを自慢げに話したことだ。一樹はDA PUMPのISSAに似たイケメンで、女の
噂は絶えないやつだった。『おいおい、中2でセックスかよ。』って思って
聞いてたら、光平もやっちゃったぜって平気で話してて、俺は何だか急に遅
れている気がしてきた。
『ひょっとしたら、祐太は今の関係をガキっぽいって思ってるんじゃ…。』
そう思ったら焦ってきた。
『俺も祐太とエッチしたい。でも、どこで?どうすればいい?』
中2の俺には難しすぎる問題だった。でも、要は大好きな祐太と、誰にも遠
慮なく二人きりになれる場所があればいい。お互いの家は危険すぎる。学校
や公園もオナりっことは訳が違う。ラブホなんて行く金もなけりゃ勇気もな
い。
で、俺は思いついた。祐太と二人で春スキーに行きたい!祐太はすぐに賛
成した。俺は親に、来年は受験だからいけないだろ、とか、二人でスノボ始
めたいんだよ、とか思いつくことを全て言って頼んだ。結局、親父の古い友
人が経営しているペンションが新潟に見つかって、そこならってことで二人
旅は実現した。
俺も祐太も新しいスノーボードを手に、どきどきの旅に出た。でも、エッ
チのことは何も話してない。二つのどきどきが重なって、俺のテンションは
かなり高かった。
春の雪山は最高だった。初体験のスノーボードも、ちょっと自分がかっち
ょよくなった気がした。やや慎重派の祐太と無鉄砲気味な俺。転んで雪だる
ま状態の俺を笑っている祐太がまぶしかった。
夜は二人で風呂に入ったけど、結構他の人の出入りが激しくって、何にも
できなかった。並んでふとんに入った俺と祐太は、次の日の計画や受験のこ
と、クラブのこと、好きな「175R」のことやテレビの話など、次から次へ
と途切れることなく話していた。で、ふとした弾みで、エロ話に入ってしま
った。
『一樹さ、冬休みに彼女とエッチしたんだって。』
「あいつならやりそうだな。何気に上手そうだもんな。」
『光平もだって。結構みんなやってんのかな?』
「どうかな。大人ぶってるだけじゃねえか。バスケでも、そんなこと言って
るやついるけど、見たわけじゃねえから。でも、普通言うか?自慢するため
にエッチなんてしないだろ。」
『うん。確かに。』
「でも、一樹だけは本当かもな。」
俺は、祐太がすごく大人に思えた。祐太、この状況で何考えてんだよ。俺
は一か八か、こう言った。
『祐太、そっち行って、いいか?』
祐太はごそごそとこっちを向いて、
「いいよ。来いよ、直人。」
と言ってニッコリと笑った。
俺は祐太のふとんにもぐりこんだ。すごく温かかった。『祐太…』俺が声
をかけようとするより早く、祐太は俺を抱きしめてくれた。一気に俺のボル
テージは上がった。
「直人、俺たちの秘密、作ろうか。」
『秘密?』
「…エッチ…しよっか。」
『祐太…。』
久しぶりに俺たちは唇を重ね合わせた。どうすることがエッチなのか、特
に男どうしだから分からなかった。でも、肌のぬくもりが伝わりあうのが気
持ちよくって、二人はシャツを脱ぎ、ジャージも脱いでパンツ1枚になっ
た。
祐太が俺の乳首を優しく舐め始めた。そ、そんなこと、どこで覚えたんだ
よ。とろけるような快感に俺は体をのけぞらせた。祐太の舌は、脇の下やへ
そ周り、耳の後ろ…あちらこちらと絡みついた。そして、
「やってみるよ。」
と祐太はそう言って、俺のボクサーパンツを優しく下ろし、大きな手で勃起
した俺のちんぽを包み込むと、そっと自分の口にくわえ込んだ。
『うっ!』
何だ、この気持ちは。俺のちんぽが、今祐太の口の中にある。祐太はゆっく
りゆっくりと亀頭や竿、ウラ筋を舐めた。初めて公園でキスされた衝撃より
も遥かに激しい電撃が、俺の中を貫くようだった。
俺も祐太がほしい。そう思った俺は、祐太を下にして、祐太のトランクス
を下げた。祐太のちんぽは、先っぽがヌルッと濡れていた。俺も祐太のちん
ぽをくわえた。ツルッとちんぽが入っていた。これがちんぽの味なのか。こ
れが祐太の味なのか。俺はできるだけ歯を立てないように、祐太のちんぽを
しゃぶった。祐太の息遣いが荒くなり、時々別人のような声を上げる祐太に
興奮した。
祐太はおもむろに向きを変え,俺のちんぽをくわえた。69を初めて経験
した。自分のちんぽ舐められて、すごく快感感じてるのに、同時に祐太のち
んぽくわえて気持ちよくしてやりたいと思ってる。この微妙なバランスがよ
けいにいやらしく、ますます興奮度は高まった。
祐太が下、俺が跨って上、そんな69を続けていると、祐太の指が俺のケ
ツの穴を触り始めた。少し緊張した。祐太は俺のケツにちんぽを入れてくる
んだろうか…、戸惑っていた。でも、そうすればもっと祐太と一つになれる
って気もした。相手は祐太だ。なりゆきに任せようと思った。
二人の口はちんぽでつまってたから、言葉はなく、喘ぎ声を交わすぐらい
だった。祐太の指の圧力はだんだんと増し、あっ、と思った瞬間に俺のケツ
の穴に入った。感覚として、第1関節ぐらいまでだろうか。不思議な感覚だ
ったが、特に痛くはなかった。祐太もそう思ったのだろう。さらにグッと指
を押し込んできた、その時だった。
『ぐっ、い、痛い!』
俺の腹に激痛が走った。祐太のちんぽから口を外し、思わず叫んでしまっ
た。祐太が慌てて指を抜くのが分かった。
「直人、ごめん。大丈夫か。」
『俺こそ悪いな。いけると思ったんだけどな。っつうか、欲しかったんだ、
祐太のが。でも、指でだめなら、祐太のデカちんは無理だな。くそっ。』
ほんと、悔しかった。俺にオメコみたいな柔らかいケツの穴があったら、き
っと祐太を迎えることができただろうに。
ケツを押さえてる俺に、祐太が話してきた。
「直人、もうしないよ。…でも、一回、俺にも試してくれないか。」
『試すって、だめだよ。痛いって。俺、今分かったから。』
「じゃあ、俺だって直人と同じように痛い目にあわないと気が済まねえよ。
直人、やってみてよ。」
一度謝りだすと、とことんまでへこんでしまうのが祐太の性格だった。そ
れなのに、この時は祐太が逞しかった。
『祐太、ケツ貸せ。』
「やさしく、な。」
俺のどこにこんな本能が隠されていたんだろう。俺は祐太のケツ毛に守られ
たケツの穴を見つけると、自分の舌を伸ばしていた。俺のつばでだんだんと
ケツの穴は湿り、膨らんだり萎んだりしながら祐太のケツの穴がだんだん柔
らかくなって行くのが分かった。俺は恐る恐る人差し指を入れてみた。
「あぁ~っん!」
祐太は変な声を出した。でも痛がらなかった。ゆっくりゆっくり、奥まで入
れてみた。
「あっ、あああっ!」
『祐太、痛くねえのか?』
「だ、大丈夫。俺、これ好きかも…。直人、いろいろやってみてくれ。」
いろいろって言われても、どうすればいいか全然分からない。とりあえず、
大事な祐太の大事な場所だから、丁寧に扱おうって、それだけは気をつけ
た。動かしてみたり、まわしてみたり、中指と一緒に入れてみたり…祐太は
全部クリアだった。一回祐太が、
「ああ~、そこ~!」
って言ったことがあった。今思うと、無意識に前立腺を触ってたんだと思
う。
『祐太、本当にいいのか?』
「もちろんだよ。」
『痛かったら、すぐにやめるからな。』
「直人の、でかくて太くて長いからな。でも、それがほしいんだ。」
『分かったよ。じゃあ、いくぞ。』
亀頭から少しは入ったが、さすがに祐太も痛がった。俺はすぐにちんぽを
ぬいた。「デカちんどうし、このエッチはできねえな。」って、祐太が笑っ
た。
その後、ケツなしのエッチで、俺たちは3回行った。3泊したんだけど、
毎晩やった。帰りのバスの中では、ジャケットの下で手をつないで寝てい
た。
俺と祐太は日常に戻った。あんな二人きりの空間は作れなかったから、ま
ぐわりあってのエッチなんてできなかったけど、トイレやお互いの部屋でち
んぽをしゃぶり合ったりすることはできた。少し変わったことと言えば、祐
太がケツの穴に指を入れてほしがるようになったことだ。
だけど、別れは突然くることになった。親父の転勤で、俺たち家族は大阪
に引っ越すことになったんだ。かたくなに拒んだけど、中学3年の俺にはど
うすることもできなかった。1学期の終わりを待って、埼玉を発つことにな
った。俺は、別れを祐太に切り出せなかった。祐太が笑顔を見せるたびに悲
しくなった。
7月に入って、祐太からメールが来た。いつも会ってるから、メールのや
り取りなんてほとんどしなかったのに…。
「今度の日曜、東京に遊びに行こう。予定、あけとけよ。」
それだけのそっけないメールだった。祐太に、『なんだよ、あのメール。』
って聞いても、「迎えに行くからな。」としか返事をしなかった。
その日曜日、約束どおり祐太は迎えに来た。祐太の言うままJRに乗って、
東京に出た。祐太はどこへ行く気なんだろう。俺は黙って付いていった。
祐太は人気の少ないビルに入った。古いエレベーターに乗って、降りた階
には怪しい鉄の扉があった。一瞬躊躇したものの、祐太はおもむろに開けて
入っていった。「学生2人です。」祐太は小さな窓にいくらか払った。ロッ
カーキーが二つ出てきて、一つを俺に渡した。
『祐太、ここって…。』
「ビデボ。」
『何でこんなとこ。』
「おもしろそうだろ。いっぺん来てみたかったんだ。直人、今日は俺のおご
り。」
祐太に手を引かれて、中に入った。こんなところでエッチするのか、と思っ
ていた俺に、祐太は意外なことを言った。
「俺、ここ入ってみるよ。直人は隣でどうだ。」
『えっ?』
祐太はそれだけ言うと、本当に一つのボックスに入ってしまった。俺はどう
していいのか分からず、慌てて隣に入った。前の鏡張りのところから、隣の
部屋の様子が少し見えるのが分かった。ビデオには、外人がめちゃくちゃ激
しいセックスをしている映像が映っていた。祐太もそれを見ているようで、
ベルトを外して少しズボンを下げ、ちんぽをいじっているのが分かった。俺
は完全に戸惑っていた。祐太が何を考えているのか全く分からなかった。
しばらくすると、祐太の様子が変わった。ズボンを完全に下ろし、勃起し
たちんぽをあらわにした。そして、立ち上がったかと思うと、鏡の視界から
消えた。びっくりした俺は、祐太のボックスとの間に小窓があることに気付
き、そこから祐太を覗いた。見えたのは祐太のケツだった。向こう隣のボッ
クスとの間の壁にへばりつくようにして、小刻みに腰を動かしている祐太が
いた。俺にも状況が理解できた。祐太は俺の大好きなデカちんを、どこの誰
だか分からない男の前に突き出してしゃぶらせているんだ。それも俺の目の
前で。俺は衝撃のあまり、ひっくり返りそうになった。怒り、悔しさ、悲し
み、そのどれでもない最悪の気分で俺は椅子に座り込んだ。魂のぬけがらみ
たいになった俺は、いつの間にか反対側から伸びてきた手に、ちんぽをさわ
られていた。もうどうでもよかった。気分に関係なく、思春期のちんぽって
ぎんぎんに勃起するんだって思った。誘われるままに俺も小窓からちんぽを
つっこみ、舐められて、そしてイッた。代わりに出てきた見知らぬ男のちん
ぽを舐めていた。祐太とは比べ物にならない貧相なものだったけど、やけく
そでいかせた。口の中で出されちゃったから、慌てて吐き捨てた。
祐太からメールが入った。
「直人、俺って最悪だろ。直人っていう彼氏の目の前で、別の男とやるんだ
ぜ。俺はそういうヤツなんだ。俺のことは忘れろ。」
隣の祐太が鍵を開けてボックスを出るのが分かった。俺は祐太の本心がすぐ
に分かって、急いでズボンを上げてボックスを出た。
俺は祐太の腕をつかんだ。祐太は振り向きもせずに出て行こうとしたか
ら、力ずくで捕まえて、やり部屋みたいなスペースがあったから、そこへ押
し込んだ。
『祐太、お前わざとこんなことしただろ。』
祐太は俺と目も合わさずに、黙ったままだった。それ以上、俺も言葉が出な
かった。何となく重苦しい空気が、俺たちを包んでいた。
どれぐらい時間が経っただろう。祐太がぽつりとこぼした。
「あと少しだな。一緒にいられるの。」
『えっ…。』
「何で早く言わないんだよ。大阪に行くこと。」
『やっぱり、知ってたのか。』
「当たり前だろ。親がずっと前に聞いてきてるよ。それなのに、直人は全然
そのこと言わねえし。気を遣ってんじゃねえよ。もう俺たち、ただの幼なじ
みじゃねえんだぞ。」
『言えねえよ。祐太とさよならになるなんて、言えるかよ。』
「じゃあ、ずっと一緒にいてくれるのか?できねえだろ?だって、俺たちや
っぱ、子どもなんだよ。直人だけこっちに残るなんて無理なんだよ。俺にだ
ってどうすることもできない。仕方ねえんだよ。」
こんなにきつい祐太は初めてだった。でも、祐太の言う通りだって思った。
傷ついてたのは、俺だけじゃなかったんだ。
「俺、直人のことが本当に好きなんだ。もし許されるなら、一生そばにいて
ほしいし、一緒に暮らしたい。でも、いつかこういう時がくるって思って
た。予想より早かったけど。だから、このまま直人がいなくなったら、俺、
どうにかなりそうで、いつまで経っても直人の影ばかり追いかけてしまうん
じゃないかって、そう思ったんだ。俺の計画では、俺が他の男とやったら、
直人がキレて帰っていって、明日から俺の顔を見るのもいやになって、その
うち大阪に行ってしまって…って感じだったんだけど…失敗だな。で、直人
が他の男とやってるのが分かったら、俺逆ギレしそうになってさ。馬鹿だ
な、俺って。」
『そういうところが、祐太の優しいとこなんだよ。昔っから。』
「バカヤロウ。」
祐太の気持ちが嬉しかった。でも、こんな形が悲しかった。
「直人…。」
『なに?』
「俺、今日から直人のこと、もう彼氏だって思わないから。」
『えっ?』
「直人は、俺の大切な幼なじみ。ちんぽの先からケツの穴まで知ってる、最
高の幼なじみ。俺に本気で人を好きになることを教えてくれた、この世でた
った一人の幼なじみだって、そう思うよ。でなきゃ、俺、遠恋なんて無理だ
から。壊れちゃうから。な。」
『祐太、ありがとう…。』
俺たちはそのまま抱き合った。祐太に愛撫されると涙が出たし、ちんぽを
舐められても涙が出たし、祐太の顔が近付いてキスされるたびに涙があふれ
出た。祐太はいつもの笑顔で、ケツをこっちに向けた。指を入れようとする
と首を振り、「今日はこっちだぜ。」って俺のちんぽをつかんだ。『入らね
えって。』と言ったんだけど、祐太は「これをくれ。」って聞かなかった。
祐太のケツの穴がむくむくと動いているのを見て、俺のちんぽは最高に反り
返った。『じゃ、いくぞ。』俺はケツの割れ目に沿わすようにちんぽを合わ
せ、亀頭をケツの穴に当てた。そして、優しく、でも力を込めて、ぐぐっと
ちんぽを入れた。
「ぐっ…。」
祐太の声がして、一瞬止まったが、でも俺はそのまま奥へ奥へとちんぽを運
んだ。俺のちんぽは、まるで吸い込まれるかのように祐太の体に収まった。
「直人、気持ちいいよ。」
俺はゆっくり腰を動かした。祐太と一つになってるこの時間を少しでも長く
続かせたいと思った。俺のタマが祐太に当たってペチペチと音を立て、ちん
ぽがぐじゅぐじゅ音を立て、その響きは本当にいやらしかった。
『祐太、いくよ。』
「おう。出してくれ。直人の精液、俺の中に入れてくれ。」
『あっ、だめだぁ!』
俺は祐太の中で、勢いよく精液を発射した。祐太のケツの穴に締め付けら
れ、その刺激を心地よく感じながら、繰り返し発射していた。ほどなく、祐
太も絶頂に達して、俺のちんぽをケツに挿したまま大量に発射した。やり部
屋は、間違いなく精液の臭いで充満していた。
今、祐太は都内の私立高校に通っている。別の友人の話では、やっぱりな
かなかモテるみたいだ。「アイツ、すごくかわいい女から告られたのに、そ
の場で断ったらしいぜ。もったいねぇよなぁ。」ってメールが入ったけど、
当然だ。祐太は女なんかに興味ないんだから。って言うか、クラブの先輩に
当たる大学生とデキたみたいだ。新しい彼氏だぜ、って写メなんか送ってき
やがった。まぁ、俺よりはダサい男だけど、祐太が選んだ彼氏だ。きっとい
い奴なんだろう。
って言ってる俺も、大阪の府立高校で、一つ下、高1の彼と付き合ってい
る。梅田近くのハッテン場でどうやら目撃されたみたいで、ゲイだって安心
感を持って告られてしまった。男らしくてかわいい奴だったから、OKした。
今では、結構ソイツにはまっている。
でも、俺も祐太も、今の彼氏には一つだけ言ってあることがある。それ
は、「俺には大切な幼なじみがいて、そいつとは無条件に仲良くするぜ。も
ちろん、エッチもするぜ。それが浮気だって思うなら、付き合えないか
ら。」ってこと。俺の彼氏は分かってくれたし、祐太の彼氏も年上で理解が
あるみたいだ。
この前、3月。久しぶりに祐太と二人で会った。スノボしに、北海道へ行
ってきた。東京へ出た祐太は、何だか垢抜けて一層かっこよくなっていた。
17歳になった俺たちは、それぞれエッチもうまくなったみたいだ。祐太が
言ってくれたように、俺たちは「幼なじみ」でいよう。それぞれが新しいス
タートも切れたし、磨きをかけた自分を届けるのが楽しみで仕方がない。
祐太。俺の大切な「幼なじみ」。いつまでも心の中で笑っていて欲しい。
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- 小学生体験談2