- 2010⁄09⁄16(Thu)
- 01:57
センパーイ しぇーん・すぺんさ
「センパーイ、俺たちより、体力ないじゃないっすか。だらしねーなぁ。
俺たちが、特訓してあげますヨ。 …でも、俺たちは普段体操服で練習させられているのに、俺たちから特訓を受ける立場の先輩が、何でユニフォームを着ているんですか?
教えられる立場なら、そこんとこ、わきまえてほしいなあ」
「俺たちの言っていること、意味わかりますよネ。 教えられる立場であれば、まずは服装から、態度をわきまえるようにしてもらわないと困りますよ」
「……」
「わかんねーのか? 俺たちが体操服なんだから、あんたはそれ以下の服装で鳴ければならないってことだよ。 ほら、とっとと、パンツ一丁になりな!」
「わかった…」
「『わかった』じゃないだろ! 『わかりました』だろうが!」
「わ…かりました…」
屈辱的な言葉を、意に反して、先輩自ら言わされることになった瞬間。同時にそれは、放課後の部活のさらにその後の時間に、
先輩と後輩との立場が逆転してしまうことを自ら認めてしまうようになってしまった瞬間でもある。
パサ…。床の上に、汗まみれになった先輩のユニフォームの上着が脱ぎ捨てられていく。汗に体温を奪われた乳首の先は、
プールから上がった直後のそれのように、硬く尖っている。
「先輩のおっぱい、尖ってますね。いやらしいですね」
嘲笑交じりの屈辱的な声が浴びせられる。後輩の視線が熱い。半裸の先輩はユニフォームのパンツのゴムのところに両手を添えた。
…だが、先輩の手はそれから次の行動に移すことはできず、後輩たちの目前で、尻を突き出してズボンを脱いでいく寸前の間抜けな格好のまま、
凍りつくように止まってしまうことになってしまっていた。
「ほら、どうした…。早くしろよ!」
もはや、敬語で話されることはなくなってしまっていた。 …しかしいかに語気を強めた口調で迫られても、先輩が、自身でそれからの行動を続けることはできなくなってしまっていた。
「許して…、ください…」
先輩の目から大粒の涙がこぼれる。上下関係は、その瞬間、完全に逆転してしまったことを物語っていた。
「何だ、そんな言葉が聞きたいんじゃないんだよ! 何で、こんな簡単なことができないんだ」
業を煮やした後輩の一人が、ためらう先輩のパンツのゴムに自身の手をかけ、一気にそれをずり下ろす。 …と同時に、汗で適度に濡れることとなった、純白のブリーフが姿を現す。
「ひゃはははは、こいつ、赤ちゃんパンツだぜ」
「だから、自分で脱ぐことができなかったんだな」
「おい、見ろよ。しっかりと前には、染みが残っているぜ」
「情けねえなあ、しずくを切ることもできないのか」
罵詈雑言の嵐。 先輩は、ついにこらえきれなくなり、大声を上げて泣き出すことになってしまった。純白のブリーフ1枚の情けない姿で大泣きする先輩の姿が、写真に収められる。それでまたひとつ、先輩は、後輩たちに弱みを握られることになってしまうことになった。
「せんぱーい、じゃあ、特訓をしましょうか。まずは基礎体力の、マラソンですね。このまま、マラソン大会と同じコースを走ってきてくださいよ」
「え…」
先輩はためらう。後輩たちの言うマラソンのコースとは、学校を出た後で駅前などの人通りが多いところを駆け抜けるコースになっているからだった。 …そんなところを、たった一人で、ブリーフ1枚で走るなんて…。
「それは、許してください…。 できません」
先輩は、指示もされないのに、土下座をして頼むことになってしまっていた。
「できないのかよー!」
後輩の一人が、さらに語気を強める。
「しようがないなあ」
別の一人が、優しそうな声で言う。 「いくらなんでも、そんな恥ずかしいことをさせちゃあ、先輩がかわいそうだよ」
四面楚歌にあった状態から思わぬ助け舟が出されたことに、先輩の顔が輝く。その少年の瞳を見つめ続ける先輩。
「かわいそうだから、街中をパンツで走ることは許してあげますよ。 …でもその代わり、ここで、俺たちの前で、いつも一人でやっているみたいにして見せてくださいよ」
正面に張られた等身大の鏡に、半裸の状態で床にうずくまる先輩と、薄笑いを浮かべながらその姿を見下ろす3人の体操服姿の後輩たちの姿が、映されている。
ブリーフはアウトゴムのセミビキニ。時間とともにゴムが下に下がってくるので、それ1枚のままでいると具合が悪くなってくる。お尻の割れ目すらも見えそうになるほど下がることとなったブリーフは、
みっともない。 …先輩は、思わず立ち上がり、そのパンツを上に上げてポジションを直すようにしようとした。
すると今度は、正面の白い布が、よりくっきりと、その分身の形を他に伝える役割を果たすことになる。肌に密着する分、余計に、黄色くなった染みが正面で強調されることとなる。
一人だけそのような姿で、恥ずかしい。 …しかもその惨めな姿を目にしているのは、自分よりも年下の輩…。
「先輩、やらしいなあ」
鏡に映る先輩の姿を見ながら、後輩の一人が言った。セミビキニのブリーフなので、どんなに上に上げたとしても、臍の部分まで隠すことはかなわない。乳首は相も変わらず、その寒さで固く張り詰めたまま。
……そして先輩はそんな自身の姿を鏡で見続けているうちに、意に反して、汚れたブリーフの頂点が大きさを増して窮屈そうに飛び出す瞬間を待つようになることになった。
…このまま意地を張り続けてこの状態のままでいつづけたとしても、部室に誰か入ってくる可能性はなく、状況が改善するというわけではない。 ……ならば、後輩の望むままにすばやく行為を済ませて、
「一時の恥」でのみ済ませてしまうほうが得策だ。
不特定多数の面前でストリーキングをして汚れたブリーフの姿を晒すのが良いか、はたまた事情を知っている後輩3人にのみ全裸を晒すのが良いか、あらためて考えてみるまでもなかった。
「ここで、やるよ…」
恥ずかしさに支配されてしまっているブリーフ姿の先輩は、蚊の鳴くような声で一言、鏡に向かって、ボソリと、言った。
トランクス全盛時代に入ってもなお先輩がブリーフを穿くのは、部活で、サポーターと兼用にするためであった。だから普段は恥ずかしさは合理化されるものであったが、
このときにだけは、後輩に「赤ちゃんパンツ」と嘲笑されたショックが、後を引き続けていた。
「何をやるんですか?」
後輩の一人が、わざとらしく尋ねる。 …もちろんこの年代の少年たちのこの類の会話では、主語と修飾語とを徹底的に省いたこの言葉でも、意味が通じないはずはない。
本来なら先輩として「ふざけるな」と一括すれば収まる問題であったが、これほどまでに弱みを握られた相手の前では、もはや、なす術はなかった。
「ここで、マスターベーションを、やるよ」
先輩は、怒鳴るようにして、再度、言った。一般的な「オナニー」の語を用いずに上品に「マスターベーション」といったのは、少しでも、
恥ずかしさを和らげようとするためなのだろうか。
「誰が、やるんですか? ‘マスターベーション”って、何ですか?」
「俺たちはね、男同士のものを、見たいわけじゃないんですよ。ぶっきらぼうにそんな言い方をするなんて、勘違いしているんじゃないですか?」
「人にモノをお願いするときには、それなりのやり方があるんじゃないですか?」
矢継ぎ早に、後輩たちから、言葉の攻撃の雨が浴びせられる。 わざとらしい質問だが、「マスターベーション」の言葉の意味を、男であれば知らないはずはない。
「……」
先輩はついに泣き出しそうな顔になって、その場に跪いた。そして頭を床に擦り付けるようにして、土下座をすることとなった。
「僕がオナニーする姿を、見てください…」
―先輩は、ついにその言葉を、発した。 先輩の瞳からあふれ出した水の粒が滴り落ちて、床を穿つ。
すっかり優越感に浸った表情の後輩ではあったが、それでも許すことはなかった。声が小さくて聞こえないと、何度も言い直しを命じた。命令されるたびに、先輩は声を張り上げて、その屈辱的な言葉を何度も繰り返した。
「もっと頭を床に擦り付けて、土下座の気持ちを示してくださいよ」
後輩は、見下すようにして、先輩に、再度命じた。 …抗うこともせず言われるままに命令を受け入れた先輩は、白ブリーフ一枚のお尻をより高く突き出すような恥ずかしい格好で、言った。
「見てください、お願いします、お願いします…」
「見てやるよ」
「お願いします」の言葉を先輩が十回ほど口にしたとき、後輩の一人が言った。 …外では、雪が舞い始めていた。
俺たちが、特訓してあげますヨ。 …でも、俺たちは普段体操服で練習させられているのに、俺たちから特訓を受ける立場の先輩が、何でユニフォームを着ているんですか?
教えられる立場なら、そこんとこ、わきまえてほしいなあ」
「俺たちの言っていること、意味わかりますよネ。 教えられる立場であれば、まずは服装から、態度をわきまえるようにしてもらわないと困りますよ」
「……」
「わかんねーのか? 俺たちが体操服なんだから、あんたはそれ以下の服装で鳴ければならないってことだよ。 ほら、とっとと、パンツ一丁になりな!」
「わかった…」
「『わかった』じゃないだろ! 『わかりました』だろうが!」
「わ…かりました…」
屈辱的な言葉を、意に反して、先輩自ら言わされることになった瞬間。同時にそれは、放課後の部活のさらにその後の時間に、
先輩と後輩との立場が逆転してしまうことを自ら認めてしまうようになってしまった瞬間でもある。
パサ…。床の上に、汗まみれになった先輩のユニフォームの上着が脱ぎ捨てられていく。汗に体温を奪われた乳首の先は、
プールから上がった直後のそれのように、硬く尖っている。
「先輩のおっぱい、尖ってますね。いやらしいですね」
嘲笑交じりの屈辱的な声が浴びせられる。後輩の視線が熱い。半裸の先輩はユニフォームのパンツのゴムのところに両手を添えた。
…だが、先輩の手はそれから次の行動に移すことはできず、後輩たちの目前で、尻を突き出してズボンを脱いでいく寸前の間抜けな格好のまま、
凍りつくように止まってしまうことになってしまっていた。
「ほら、どうした…。早くしろよ!」
もはや、敬語で話されることはなくなってしまっていた。 …しかしいかに語気を強めた口調で迫られても、先輩が、自身でそれからの行動を続けることはできなくなってしまっていた。
「許して…、ください…」
先輩の目から大粒の涙がこぼれる。上下関係は、その瞬間、完全に逆転してしまったことを物語っていた。
「何だ、そんな言葉が聞きたいんじゃないんだよ! 何で、こんな簡単なことができないんだ」
業を煮やした後輩の一人が、ためらう先輩のパンツのゴムに自身の手をかけ、一気にそれをずり下ろす。 …と同時に、汗で適度に濡れることとなった、純白のブリーフが姿を現す。
「ひゃはははは、こいつ、赤ちゃんパンツだぜ」
「だから、自分で脱ぐことができなかったんだな」
「おい、見ろよ。しっかりと前には、染みが残っているぜ」
「情けねえなあ、しずくを切ることもできないのか」
罵詈雑言の嵐。 先輩は、ついにこらえきれなくなり、大声を上げて泣き出すことになってしまった。純白のブリーフ1枚の情けない姿で大泣きする先輩の姿が、写真に収められる。それでまたひとつ、先輩は、後輩たちに弱みを握られることになってしまうことになった。
「せんぱーい、じゃあ、特訓をしましょうか。まずは基礎体力の、マラソンですね。このまま、マラソン大会と同じコースを走ってきてくださいよ」
「え…」
先輩はためらう。後輩たちの言うマラソンのコースとは、学校を出た後で駅前などの人通りが多いところを駆け抜けるコースになっているからだった。 …そんなところを、たった一人で、ブリーフ1枚で走るなんて…。
「それは、許してください…。 できません」
先輩は、指示もされないのに、土下座をして頼むことになってしまっていた。
「できないのかよー!」
後輩の一人が、さらに語気を強める。
「しようがないなあ」
別の一人が、優しそうな声で言う。 「いくらなんでも、そんな恥ずかしいことをさせちゃあ、先輩がかわいそうだよ」
四面楚歌にあった状態から思わぬ助け舟が出されたことに、先輩の顔が輝く。その少年の瞳を見つめ続ける先輩。
「かわいそうだから、街中をパンツで走ることは許してあげますよ。 …でもその代わり、ここで、俺たちの前で、いつも一人でやっているみたいにして見せてくださいよ」
正面に張られた等身大の鏡に、半裸の状態で床にうずくまる先輩と、薄笑いを浮かべながらその姿を見下ろす3人の体操服姿の後輩たちの姿が、映されている。
ブリーフはアウトゴムのセミビキニ。時間とともにゴムが下に下がってくるので、それ1枚のままでいると具合が悪くなってくる。お尻の割れ目すらも見えそうになるほど下がることとなったブリーフは、
みっともない。 …先輩は、思わず立ち上がり、そのパンツを上に上げてポジションを直すようにしようとした。
すると今度は、正面の白い布が、よりくっきりと、その分身の形を他に伝える役割を果たすことになる。肌に密着する分、余計に、黄色くなった染みが正面で強調されることとなる。
一人だけそのような姿で、恥ずかしい。 …しかもその惨めな姿を目にしているのは、自分よりも年下の輩…。
「先輩、やらしいなあ」
鏡に映る先輩の姿を見ながら、後輩の一人が言った。セミビキニのブリーフなので、どんなに上に上げたとしても、臍の部分まで隠すことはかなわない。乳首は相も変わらず、その寒さで固く張り詰めたまま。
……そして先輩はそんな自身の姿を鏡で見続けているうちに、意に反して、汚れたブリーフの頂点が大きさを増して窮屈そうに飛び出す瞬間を待つようになることになった。
…このまま意地を張り続けてこの状態のままでいつづけたとしても、部室に誰か入ってくる可能性はなく、状況が改善するというわけではない。 ……ならば、後輩の望むままにすばやく行為を済ませて、
「一時の恥」でのみ済ませてしまうほうが得策だ。
不特定多数の面前でストリーキングをして汚れたブリーフの姿を晒すのが良いか、はたまた事情を知っている後輩3人にのみ全裸を晒すのが良いか、あらためて考えてみるまでもなかった。
「ここで、やるよ…」
恥ずかしさに支配されてしまっているブリーフ姿の先輩は、蚊の鳴くような声で一言、鏡に向かって、ボソリと、言った。
トランクス全盛時代に入ってもなお先輩がブリーフを穿くのは、部活で、サポーターと兼用にするためであった。だから普段は恥ずかしさは合理化されるものであったが、
このときにだけは、後輩に「赤ちゃんパンツ」と嘲笑されたショックが、後を引き続けていた。
「何をやるんですか?」
後輩の一人が、わざとらしく尋ねる。 …もちろんこの年代の少年たちのこの類の会話では、主語と修飾語とを徹底的に省いたこの言葉でも、意味が通じないはずはない。
本来なら先輩として「ふざけるな」と一括すれば収まる問題であったが、これほどまでに弱みを握られた相手の前では、もはや、なす術はなかった。
「ここで、マスターベーションを、やるよ」
先輩は、怒鳴るようにして、再度、言った。一般的な「オナニー」の語を用いずに上品に「マスターベーション」といったのは、少しでも、
恥ずかしさを和らげようとするためなのだろうか。
「誰が、やるんですか? ‘マスターベーション”って、何ですか?」
「俺たちはね、男同士のものを、見たいわけじゃないんですよ。ぶっきらぼうにそんな言い方をするなんて、勘違いしているんじゃないですか?」
「人にモノをお願いするときには、それなりのやり方があるんじゃないですか?」
矢継ぎ早に、後輩たちから、言葉の攻撃の雨が浴びせられる。 わざとらしい質問だが、「マスターベーション」の言葉の意味を、男であれば知らないはずはない。
「……」
先輩はついに泣き出しそうな顔になって、その場に跪いた。そして頭を床に擦り付けるようにして、土下座をすることとなった。
「僕がオナニーする姿を、見てください…」
―先輩は、ついにその言葉を、発した。 先輩の瞳からあふれ出した水の粒が滴り落ちて、床を穿つ。
すっかり優越感に浸った表情の後輩ではあったが、それでも許すことはなかった。声が小さくて聞こえないと、何度も言い直しを命じた。命令されるたびに、先輩は声を張り上げて、その屈辱的な言葉を何度も繰り返した。
「もっと頭を床に擦り付けて、土下座の気持ちを示してくださいよ」
後輩は、見下すようにして、先輩に、再度命じた。 …抗うこともせず言われるままに命令を受け入れた先輩は、白ブリーフ一枚のお尻をより高く突き出すような恥ずかしい格好で、言った。
「見てください、お願いします、お願いします…」
「見てやるよ」
「お願いします」の言葉を先輩が十回ほど口にしたとき、後輩の一人が言った。 …外では、雪が舞い始めていた。
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