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  • 2014⁄04⁄01(Tue)
  • 23:56

お尻でオナ射君

 昼下がり。とある一軒家の二階部屋。
 カーテンも閉められ、程よい冷気を送るエアコンの駆動音だけが静かに響く部屋の奥。
 ベッドの上に全裸の少年が佇んでいた。
 
(大丈夫だよね…)
 父は仕事、母は友達と映画を見に行っていて、家には夕方まで少年以外誰もいないはず。
 窓は確かめた。鍵は閉めたし、カーテンに覗き込めるような隙間は無い。
 念の為ドアの前には、鉄アレイまで置いておいた。
 万が一母が早く帰ってきたとしても、多少の時間稼ぎはできるはずだ。
(このやり方は、後始末に時間が掛かるから…ね)
 ベッドの横、少年の真正面には姿見用の大きな鏡が置かれていた。
 
 鏡に映る少年は、おそらく中学か高校生ぐらいの年齢だろうか。
 顔立ちは中々悪くない。少年らしい快活さと可愛らしさを併せ持つ顔立ちと、少し小柄な細身の裸体。
 妙齢の女性が見れば羨みそうな白いが若々しい肌は、同年代の男子と比べてもきめ細かく瑞々しさに溢れいている。
 そして踵を立て、腰を浮かせた正座のような体勢の下半身には、薄い茂みと、半勃ちの少年器官が映し出されていた。
 五割ぐらいの勃起率の牡幹は、頭が小さく開いた生っ白い皮帽子を被ったまま。
 まだ張り詰めていない、柔らかそうな見た目の肉棒も相まって、可愛らしい小動物のような印象を受ける。
 ほぼ水平という半端な反り具合も、少年が未だ戦闘体勢ではないことを示していた。

 何度か経験のある、鏡に自分を映しながらの一人遊び。
 最初の頃は普段見ることの無い角度からの姿が新鮮で、様々なアングルで全裸の自分を映して見るだけだった。
 そのうち自分の最も恥ずかしい瞬間はどんなだろうと、鏡の前で自らを慰めてみた。
 鏡に見えるのは、見慣れた自分自身の体のはず…
 しかし、全裸で頬を赤らめながらいきり立つ若幹を愛撫する自分を、まるで第三者の視点から視姦しているようで、
 その時は妙に興奮してしまった。
 以来、オカズを使うのが難しい状況では、稀に鏡を使うようになった。
(ネットでも、そういう人って結構いるっぽいし……別に変じゃ、ないよ、ね……)
 彼自身、はっきりとナルシストの気がある訳ではない。
 しかし、どことなくいけない事をしている感じがして、言い訳のように心の中で呟く。

 そんな姿見の中の異物、ベッドの上の大型のローションボトル。
 そして彼の左手の人差し指と中指には、おそらくボトルの中身であろう、透明なジェルが絡み付いていた。

(よしっ…)
 指先にローションの滴る左手を、前側から肛門付近へ伸ばす。
 ピトッ…
 やがて窄まりの中心に指が触れ、その箇所をローションが濡らしていく。
 しかしそのまま中には挿れず、菊門とその周りへゆっくり指を這わす。
 チュッ…チュクッ…
 まるでシワの一本一本を愛撫するように慎重に動かしながら、ローションを塗り込む。
 一通りローションを馴染ませると、今度は指を少し強めに押しながら、窄まりの周辺をマッサージするように動かしていく。
「…んぅ……」
 肉門の周辺からは、気持ち良さよりも、こそばゆい感じが伝わってくる。
 
 ニュプッ
 這わしていた中指を爪が埋まるぐらいまで入れると、ゆっくりとこねる様に動かして入り口を解していく。
 その間、空いた人差し指で、お尻の穴から玉袋に至るラインの途中、会陰部と呼ばれる箇所をグリグリと圧迫する。
「…ん……」
 奥底から焦れるような鈍い感覚。
 勃起をいじるような直接的な性感ではなく、マッサージの気持ち良さに近いだろうか。
 それでも、いけない場所を使ってHな事をしているという背徳感が、徐々に妖しい興奮を呼び起こしてくる。
 
 肛門付近がある程度柔らかくなると、お尻から力を抜き、中指を静かに挿入していく。
(あったかい…)
 ツププッ…段々と埋まっていく指先に感じるのは、本来は物が入ることの無いはずの、排泄器官の暖かさ。
 やわらかいが少し抵抗感の残る肉の洞窟を、慎重に押し進んでいく。
 やがて指の半分ほどが尻肉に包まれると、やさしくほじる様に指を掘り動かす。
「ん……んっ……」
 中を拡げるように指を回していると、塗り込められたローションがクチュクチュと卑猥な音を立てる。
「…んふ……っ…」
 しばらくすると、感触の大半を占めるくすぐったさの中に、ジワっと来る熱さと妖しい心地良さが生まれ始める。
 この感覚を大事に育てるようにやさしくマッサージしながら、穴の中を柔らかくしていく。
(もうそろそろ、入れても…)
 揉み解すような愛撫を続け、後ろも大分こなれてきた気がする。
 頃合と見て、いよいよ中指を、奥までゆっくりと挿入していく。
 まだ解れていない奥を傷めないよう慎重に押し進めると、やがて指の股が入り口に触れ、中指が根元までぴっちり埋まる。
「んっ…」
 禁忌の穴の中が満たされる感覚。中指一本で感じる少しの圧迫感と容易に埋まりきる狭さは、
 牡穴での経験が豊富ではない事を物語っていた。
 直腸から感じる体温はとても熱く、まるで自分がしている事のいけなさを強調するようだ。
 
(大丈夫っぽいかな?)
 一時間ほど前の快便で排泄物は出し尽くしたつもりだったが、残滓も無く問題無いようだ。
 これなら安心と、中指を緩く折り曲げ、先程と同じ様に尻穴の奥を刺激に慣らしていく。
(まだ、慎重にいかないと…)
 一度荒れた直腸粘膜では、ヒリヒリ感が収まるまで快感を得るのは難しい。
 そっとやさしく…急かない動きの愛撫を続けると、心地良さの中に熱さが加わりだした。
「んっ……ん…うんっ…」
 やがて指の腹に少しコリッとした感触…興奮に充血し始めた前立腺が当たる。
 淫血を吸って硬くなり始めたそこに、撫でるような指使いを見舞う。
「ん…う…んっ……」
 じんわりとした心地良さが、緩やかだが確かな快感へ…
 淫らさと共に増していく火照りを、より確かなものにしようと、お尻のGスポットをコリコリと責めていく。

 そんな少年の視線が、ついと目の前の鏡へ向けられる。
 そこに映っているのは、アナルに指を這わす全裸の少年の姿だった。
「はぁ……っ……」
 まだまだ勃起率に余裕のある牡器官の表面、ウネウネと軽く浮き立つ血筋を辿った先には、
 少年の熱情が詰まったタマ袋が見える。
 窄まりは直接見えないが、小刻みに動く左手がその先の淫らに蠢く指の存在を示していた。
 パタッ…パタッ…指を伝って手の甲へ垂れていくローションが、下に敷いておいた大きめのビニール袋に落ちていく。
「んっ…」
 腰を前に突き出してみると、指を咥え込んだ背徳の門があらわになる。
 放射状に伸びるシワの中心に鎮座する少年穴が、時折ひくつきながら中指をパックリくわえ込み、
 少し上には皺の刻まれた少年袋の裏側と、まるで下から仰ぎ見るような角度からの勃起を見てとれた。

 尻に力を入れキュッと指を締めつけると、鏡の中の窄まりも、咥え込んだ指を離さないとばかりに締め上げる。
 すると狭まる牡穴が前立腺を押し出す格好になり、指に擦り付けるような形になった。
「…んくっ…ぅ……」
 締め付けに耐えられずチュルンと抜け出す中指が、淫穴の気持ち良いポイントを擦る感触に、
 吐息のような呻き声と腰のくねりで答える。
 指の半分程が抜け出した時点で力んだ尻の強張りを解くと、弛緩した直腸が中指を呑み込むように奥へいざなう。
 再び入り込んだ中指が、行きがけの駄賃とばかりに男のシコりを擦り上げながら、根元まで呑み込まれる。

 その光景を鏡越しにじっと見ている少年。
 背徳の穴から湧いてくる妖しい快感をさらに得ようと、指を這わす姿。
 後ろの性感に上気した顔に目を向けると、淫熱の篭り始めた息吹を半開きの唇から吐きながら、
 興奮に潤んだ目が見つめ返してくる。
 まだ皮かむりのままの半勃ちオチンチンは、幼さを殊更に強調する様でいけない感じを増幅させた。

「あっ…」
 そんな自らの痴態に反応して、少年器官が再び大きくなり始める。
 グングンと体積を増す肉芯に合わせて、徐々に張り詰めていく包皮。
 やがて生っ白い皮を掻き分けて、鮮やかな肉色の頂上がニュルっと顔を出す。
(なんか、自分のなのに……すごい、エロい…)
 自らの股間が演ずる、生勃起皮むきショー…自分でも滅多に見れない正面からの光景に、目が離せない。
「んっ…」
 なおもムクムクと膨張を続ける若幹、遂に包皮がカリ首を越えて亀頭が完全に露出した。
 少年らしいきめ細かな肌の白幹と、先汁に濡れ光る真っ赤な亀頭の淫靡なコントラスト。
 見せ付けるように晒される肉柱の裏側には、その両者を繋ぐ、歪に張り詰めたスジがありありと見て取れた。
 
「…んぅ…ふぅ……」
 高まる自分自身に釣られ、止めていた肛門の収縮運動を再開させる。
 ギュウゥ…
 括約筋に力を入れ、中を好き放題に犯す中指にミートプレスを加えていく。
「んあっ…」
 前立腺だけでなく、ほぐれた直腸粘膜からも快美感を感じ始める淫穴。
 しばし圧迫感から来る喜悦を楽しむが、尻圧とローションのぬめりに、
 またもチュルンと中から追い出されてしまう。
「んっ…ぅ…っ…」
 早く、また入れないと…再び指を迎え入れるため力を抜くと、指がズプズプと秘穴へ飲み込まれていく。
「ふっ…うんっ……」
 尻肉の力みだけで指が出たり入ったりするのがちょっと面白くて…気持ち良い。 
 こうして指を出し入れしていく内に、腸内は抵抗を止めてトロトロにやわらかくなった。

(もういいかな…)
 ここまで手持ち無沙汰だった右手を股間へ伸ばし、軽く肉幹の胴部分を握ると、遂に上下に動かし始める。
「んくっ……」
 まだ少し余裕のある包皮を使った、皮越しの上下運動。
 やっと触ってもらえた勃起への感触に、思わず尻穴をピクピクと痙攣させるように締め付けてしまう。
 さらに扱きと並行して、肉洞に埋まった指先をピコピコと上下に動かし、中をかき混ぜていく。
 今までのアナル責め単体では、じんわりとした焦れるような快感しか得られなかったが、肉茎への刺激と合わさると…
「うぁっ…!…ぅ…んあぅっ…!」
 堪らなくなってしまう。
 前後同時責めは後ろの快感、特に前立腺からの刺激が強まるのがはっきり分かる。
 
「んっ…!…んぁくっ……っ!」
 我慢できないレベルになってきたアナル性感に、本格的に出始める淫声。
 お尻で気持ち良くなってHな声まで出して…痴態を晒す自分に恥ずかしくなりながらも、堪らなく興奮してしまう。
「うむぁっ…んっ!…あぅっ!」
 燃え上がった淫熱は少年に新たな嬌声を上げさせ、昂ぶりの永久機関を作り上げる。
「っ、もっと…っ…もっとぉ…!っ、お尻ぃっ!」
 『声援』に応えて、更なる熱さを貪欲に求めようと、プクっと硬く膨らみ始めたシコリを、
 指先で軽くえぐるように擦り上げていく。
 するとスイッチを切り替えたように、長い尻穴愛撫で延々と焦らされていた我慢汁が、肉茎の先端から出始める。
「はくぅっ!…っ…んっ!」
 ダラダラと垂れ続ける肉汁をローション代わりに右手指を滑らせると、直接カリ首に塗りつけて扱く。
 後ろに快楽力点が移るせいか、過敏な露出カリ首を擦ることによる苦しさの混じった性電気はやって来るが、
 竿を扱き上げた時の快美感は薄まっている。
 股間の肉棒も、フル勃起まで後一歩といったところだろうか。
(でもっ…)
 だけど止められない。後ろの穴から湧き立つ特異な快感に夢中になってしまう。

(もう、そろそろ…)
 しばらく直腸愛撫を続けていた少年だが、指の動きを止めて愛撫を中断してしまう。
 ニュポッ…
 名残惜しそうに中指を引き抜くと、前に伸ばしていた左腕を後ろに回す。
 少しローションが足りなくなってきていた中指に、まだたっぷりローションが滴る人差し指をクチュクチュと交差させ、
 滑りを補充すると、そのまま後ろ手に、今度は中指だけでなく人差し指も一緒に入り口に添える。
「んんっ……んっ…」
 最初は焦らすようにゆっくりと…文字通り倍の圧迫感と共に二本の指が潜り込んでくる。
 入り口こそかなりの狭さで多少の抵抗を見せたが、そこを過ぎた後は意外とスムーズに二本の指が侵入していき、
 やがて根元まで埋まりきった。
(ちょっとキツイけど、これなら…)
 トクン…トクン…伝わってくる血の脈動。はっきりと指先に感じる、牡の欲望と共に若幹へ流れていく血潮。
 具合を確かめようと、試しに二本の指を静かに上下させながら、交互に折り曲げてみる。
「んあぁっ…んっむぅっ…」
 活魚のように暴れ回る二つの指先が奥地をクチュクチュとかき回す度に、いきむような悦びの声が絞り出される。
 ビッチリとしたキツさも苦にはならず、肉穴の中をビクビクと反応させてしまう。

(大丈夫かな)
 二本でも問題無しとみると、立てていた膝を徐々に折り曲げ、繋がった左手ごと腰をゆっくり落としていく。
 ガサッ…
 下に敷いたビニール袋に左手が当たった後も、腰から上の体重をかけ、より深く指を食い込ませる。
 そのまま左手をビニール越しにベッドに固定するようにしてから、再び腰を浮かせた。
「うっ…んあぁっ……」
 恥ずかしい穴を満たしていたモノが、中からニュルニュルと抜け出る感触。
 排便に似てはいるが、思わずおねだりしてしまうような熱さを伴った感覚が来る。
「あうっ…ぅ…んんっ…!っ」
 指の三分の二が抜け出るまで腰を上げると、再び腰を落として自らの中を埋めていく。
 そうして徐々に抽挿を繰り返しながら、ベッドの軋む間隔を早めていった。
「うあっ…!…んぐぅっ!」
 目の前の鏡の中には、嬌声を上げながら上下に体を揺らし、懸命に右手をシェイクさせる少年の姿。
 控えめな大きさの乳輪の上にポツンと咲く桃色突起は、自らの興奮を表現しようと最大限まで膨張している。
 股間では腰の動きに合わせて、二個のミートボールがぶるんぶるんと振り回されていた。
 
「いい、んうっ、お尻っ、んっ、いいっ!」
 まるで騎乗位の女性のような腰つき…少年が受け入れる側の喜びを享受しているのは、明らかだった。
 欲情器官からの焼け付くような快感を添え物に、中を犯しまくるカタイモノをギュッギュッと締め付けながら貪っていく。
(もっと硬くて、おっきいのが入ったら…)
 鏡に映る、指よりも硬くて太くてドクドクと脈打つ、エッチなカタイモノ…猛る自分自身に意識がいく。
(……おちんちんが入ったら……どんなだろう…)
 アナルオナニーをある程度こなす男なら、一度は考えてしまうのではないだろうか。
 尻性感を求めるあまりに、例えホモで無くとも熱く脈打つ生ペニスに責められたら…などと想像してしまう。

  ー 自らの中に感じる、ドクドクと脈打つ鼓動と肉の熱さ…
  ー 激しく突き上げる勃起に、つい中をキュウキュウと締め付けてしまい…
  ー 最後に、白く粘つく絶頂汁を中出しされて…

「んんっ!」
 存在しない肉棒相手のアナルファックという破廉恥な妄想が、遂に絶頂への境界線を越えさせた。
 直腸の上から湧き立つような感覚…なるべく先延ばしにしながらも待ち望んでいた徴候。
 今回は試したい事もある…引き伸ばしは考えず、このまま流れに乗る事にした。
 
「くあっ!あくぅっ!んぐっ!」
 フィニッシュへ至るために、激しさを増す二点責め。
 腰を激しく上下に振る度に二本の指が、確かな手ごたえの前立腺を、グリグリと押し潰さんばかりに擦りたてる。
「んあっ!んっ、んあぅっ!」
 シコリからもたらされるストレートな刺激に、思わず腰をくねらせながら悶えてしまう。
 股間に目を移せば、まるで尻穴の強い締め付けを再現するようなキツい扱き上げが、少年自身を責め上げていた。
「す、すごっ、っうっ、すごいっ、んっ!」
 前後からの責めに反応するように直腸の中がピクピクと小刻みにわななき、
 貪欲に飲み込んだモノをキュッと締め付ける…まるで幻の怒張から白い精を絞り出すように。
 そして眼前の姿見は、そんな浅ましい自分の姿をあますとこなく少年に見せつける。
 前後と視覚からの変則三点責め。発射体勢に移行しつつあった少年に止めを刺すには十二分だった。

 
(来た…昇ってきたっ!)
 遂に自分の奥底に溜まっていた熱い塊が、出口を求めて動き始める。
 すると、腰振りを止めて膝立ちになり、左手をズコズコと激しく突き入れ始めた。
「あっ、んっ、あっ、んぁっ!」
 早いペースで自らを犯す左手に合わせて、ピッチの早い喘ぎ声が上がる。
 下半身の奥の精巣から勃起の根元、そして肉柱の中を尿道目掛けて昇り始める精液。
 苛烈に少年器官を扱き上げる右手と、それに負けない速さの尻抽挿が、急速に少年を絶頂目掛けて追い詰めていく。
 
 もう少し…あとニ、三回の往復で、白い樹液が噴き出るというところで。
(今っ…!)
 なんと、右手に握っていたペニスを離してしまった。
 同時に左手をさらに素早く動かし、暴走した掘削機のような勢いで指を出し入れさせる。
「来る、うっ、ダメっ、来るっ!くっ、んうっ、くるうっ!」
 刺激の片割れを失っても、白濁噴射のカウントダウンは止まらない。
 触れるものの無い肉勃起が、射精の前兆にビクンッビクンッと大きくおののき、
 その様子を彼自身が食い入るように見つめる。
 そして限界まで早めた左手のピストン運動が、遂に少年の我慢の壁を突き破った。
 
「んぐうぅぅっ!」
 ビュプウゥッ!!
 腹の底から絞り出すような、少しくぐもった鳴き声と共に、熱い奔流が迸る。
 ピリピリとまるで尿道が焼け付くような、アナルオナニー特有の射精感。
 そんな種付けの快感と連動して、固く膨らんだ牡穴のしこりを乱暴に弄くって熱い感覚を引き出す。

 ビュップビュッ、ピュウッ!
 尻穴からの刺激のみで昇り詰めたせいか、若干大人しい飛び具合の白濁が、
 敷き詰めておいたビニール袋の上に散らされていく。
 扱きによる外的刺激が無い為、尿道を精液が通り抜ける感触だけが伝わってくるのが、普段とは違って妙な感じだった。
 
「うぐっ!っ、はっ、くぅっ!」
 熱い精を吐き出すタイミングに合わせて、肛門を固く閉じようとする括約筋。
 しかし射精が始まった後も突き込みを続ける指は、狭まる肉道を強引に貫きながら中を刺激していく。
 
「あぐうっ!…うむぅっ…!…うぅ…くっ!」
 二つのオーガズムに翻弄されながら、絶頂時には閉じてしまいがちな両目を懸命に見開き、尻穴射精を続ける肉茎を見つめる。
 熱い劣情を放つ瞬間にグイっと腹にくっつくほど反り返り、竿部分がブワっと膨らむ姿。
 真っ赤な肉の先端から絶頂粘液が迸る瞬間、くぱぁっと大きく口を開ける尿道。
 白い一群を吐き出して力尽きるように前へ倒れ込む勃起が、また込み上げてきた少年汁を発射する為にビキビキと力む様子。
 若い欲望器官がいじらしく快感を得ようとするところを、遮る物無く拝むことができた。

「ぅく、うっ……っ!……はぅ…んっ!」
 やがて精を撃ち出す間隔が長くなっていき、肉穴の強力な締め付けも弱まり始める。
 若幹が最後の力を振り絞る様にビクっと震え、行為の終わりを告げる、最後の白濁の一滴が滲み出た。


「っ…はぁっ…はぁっ…っくっ…ふぅっ……はぁぁ…」
 文字通り全身を動かしての激しい自慰行為に、酸素不足の肺が空気を求めて必死に足掻く。
 絶頂の余韻に身体を、そして牡穴をピクピクと痙攣させながら、徐々に力が抜けていく。
 力の抜けた直腸の中は驚くほどやわらかく、まるでぷよぷよの脂肪のようだ。
 
「はぁ……ふぅ……っ…」
 今回やりたかった、最後だけお尻への刺激に切り替えてイクというのは、とりあえず達成できた。
(ホントにお尻だけでイクのって、どんな感じだろ…)
 ネットなどでドライオーガズムやトコロテンと言われているイキ方。
 自分のイキ方はあくまでおちんちんへの刺激があってこそなので、純粋にお尻だけで絶頂に至るわけでは無い。
(けど、そこまで行き着いちゃうのも何か……怖い)
 先ほどのイキ方ですら、違和感と言うかある種の怖さの様なものを感じてしまう。
(僕は今ぐらいで良いや)
 それが、今の彼の結論だった。
 
 一息ついていると、突然直腸の奥がブクっと膨らみ、密着していた指周りに空間が出来る。
(これはっ…)
 指を横にずらし、直腸の奥へ繋がる隙間を作ると…
 ブスウゥー……
 逆方向から下腹を突きまくった影響か、おならが出てしまった。
(このままじゃ、そのうち中身の方も…)
 これ以上余計な物が降りてくる前に綺麗にしてしまおうと、指を引き抜く。
「んっ…」
 ニュポッという粘質の音と共に抜け出した指には、幸いにも汚物は付着していない。
 まずは肛門を軽く洗浄し、精液を受けたビニール袋を洗い流して、鏡を片付ける。
 やる事は多い…射精後の気だるさに蝕まれた体に鞭打って、膝を伸ばし立ち上がった。


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