2ntブログ
  • 2010⁄12⁄31(Fri)
  • 03:51

虐待

いつからこの罰が始まったのだろう。小学校低学年の頃からは既に裸にされていた。
それでも低学年の頃はまだよかった。俺も恥ずかしかったとは思うが、まだ裸を見られ
て恥ずかしいという気持ちはそれほどでもなかったのではと思う。
大声で泣くと親父に殴られるので、静かに親父の機嫌が直るまでじっと待っていた
という記憶がある。
小学校高学年になると、徐々に裸を他人に見られて恥ずかしいという気持ちが出てきた。
その頃の事で一つ覚えている出来事がある。
その時も確かつまらない事で罰を受けて、全裸にされ(服は自分で全部脱ぐ)外で立って
いるように言われた。
外に出るまでは俺も泣いて嫌がるのだが、殴られ外に無理矢理出されてからは、
人に気づかれたくないから静かにしている。
同級生の男子が一人通りかかった。近所に住んではいるのだが、友達ではなかった。
頭の中に一瞬ドクロマークが浮かんだ。
「おっ」と言って立ち止まった。俺の方を見ている。叱られて立たされていることは
すぐわかったのだろう。
何かを警戒するようにあたりの雰囲気を確かめてから、俺の方に寄って来た。
俺は手でアソコを隠したまま直立不動の状態だ。
「何してんだ?」
「・・・」
「すげぇカッコだなあ。恥ずかしいなあ。」
「・・・」
早く立ち去ってくれないかと思っていたのだが、なかなか動かない。こういう時、
俺が離れて物陰に隠れたりしたら、親父にあとで何をされるかは身をもって知って
いる。親父は見てないようで見ているらしい。
同級生は近くでじっと俺を見ていた。俺の親父が怖いことを知っているせいか、
手を出してきたりはしなかった。
「早くどっか行って」とか言えればよかったのかもしれないが、その時俺は恥ずかしさの
あまり声が出なかった。
しばらくすると突然、親父が玄関から出て来た。俺を助けて家に入れてくれるのかと
一瞬思ったが、表情が少し違う。「うわ、ダメだ」と思った。悪い方の表情だ。
同級生も親父に驚いたのか何歩か後退した。怒鳴られたら、すぐ逃げられる体制だ。
「コラ、大輔。なに手で隠してるんや。手どけろ。」
俺は泣いて嫌がった。でも小学生。親父には勝てない。散々殴られてビクビクしながら
育ってきたせいで、親父には逆らえないことを知っている。許されないことも
知っている。
俺は泣きながら手をどけた。手を体のうしろで組まされ、同級生の方を、つまり
外の方を向かされた。
「そのまま立っとれ」と言うと、親父は家の中に入っていった。
俺は足元の方を向いて目を閉じた。涙が落ちるのが自分でもわかった。
同級生はまた寄って来たらしい。気配でわかる。多分、俺のアソコを見ているのだろう。
しばらく見ていて、黙って帰っていったらしい。親父が家に入れてくれた頃には近くに
いなかった。
ものすごく恥ずかしかった。当時はもちろん無毛だし、勃起というものもなかったと思う。
それでも、「全裸を見られる」ということがものすごく恥ずかしかった。
しばらく俺はショックで静かにしていた。そのことで親父が「これは効果的だ」と
思ったに違いない。
「しつけ」としてか「イジメ」としてかはわからないが。
親父は「しつけ」のつもりだったのだろうか。それとも我が子ながら「イジメ」の
つもりだったのだろうか。母が一緒に住んでいれば少しは違ったのかもしれないが、
その頃、母は家出をしていて俺を助ける存在にはならなかった。
親父一人、息子一人という家庭だった。親父は昼間からロクに働きもせず、
酒を飲んではパチンコとか行っていた。生活費は実家の親からもらっていた
というか、せびりによく行っていた。
そんな訳で、俺は発育はよくなかったはずだ。ロクに飯を食わせてもらっていなかったと思う。
やせ気味だった。全裸で外に出されるせいか、よく風邪をひいた。修学旅行の時も風邪で行けなかった。
発育はよくなかったと思うけど、6年生の終わり頃にはアソコに毛が生えてきた。
クラスでも時々誰々が毛が生えたとかウワサが出ていた頃だったが、自分は漠然と
そういうのはまだ先のことだと思っていたころだったので不意打ちのような
ものだった。
親父にそれを見られてから、罰が怖くて怖くて、怒らせないようにホントに
おとなしくしていた。
また、もしかしたら親父ももう全裸ということはしなくなるのではという淡い期待も
抱いたものである。
しかし、中学に入ってすぐ、その期待は裏切られることになった。「オラ、手どけろ。」「男同士なんだから恥ずかしくないだろ。」
それだけはイヤだった。死んでもイヤだった。泣き叫んでも抵抗しようと
思ったが、ぜんぜん力が出なかった。長年屈服してきた経験が、それをさせなかった。
親父に手を後ろにまわされた。右手首を左手でつかむ格好にさせられた。
つまり友達には丸見えである。しかもその時、勃起しかけていた。勃起しても皮かむりの
包茎だったが。
親父は家の中に戻っていった。全裸の俺と、当然服を着ている友達だけが残された。
俺は完全に勃起した。毛の生えかけの一番恥ずかしい姿を友達に晒した。
友達もどうしていいかわからなかったのだろう。しばらく俺を見ていたと思うが、
やがて黙って帰っていった。他を呼んでくるという事はさすがに無かった。
その日は、幸いにも他に通りかかる人もなく、俺は家に入れられた。
学校で友達は他の人には話さなかったようだ。心配していたが、それはなかった。
でもその日から、友達の俺を見る目が変わった。少し避けているような、上から見下して
いるような・・・。
この日のあとも、俺は、この友達や他の同級生にも全裸を見られることになる。
幸い中学生になってからは女子には見られなかった(と思う)。
でも性的に成長してきた俺のことを、親父や同級生はさらにイジメることとなった。
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