2ntブログ
  • 2010⁄08⁄14(Sat)
  • 20:05

中二の時電車で

中二の時電車で塾通いしていたんだが、何かの用のついでで駅に1時間以上前に着いてしまった。家に引き返すほどではないので時間潰しに駅前の大型店の中をうろついてみた。そこは食品とか家電店とか入っているありふれた大型商業施設で、最上階にゲームコーナーが設けてあったのでどんな様子かと思って入ってみた。どちらかというと休日の家族連れを対象にしているようなところで、格闘ゲームとかは少なく、中高生はほとんどいなかった。どちらかというと小学生の女の子が学校帰りにお菓子食べながら友達と雑談しているような感じの場所だった。

見回してみると、一人でゲームしている小学生高学年ぐらいの子がいた。ぴったりした半ズボン(というか当時の普通の半ズボンだが)をはいて小奇麗な格好をしていたので、なんとなく見とれてしまった。近くで見たくてわざとその子に近いゲーム機でやり始めた。どうしてもちらちら横目でみてしまって、何度か目が合った。その子は「ん?なに?」ぐらいの顔つきだったので、思い切って「対戦しない?」と声をかけてみた。対戦で互い手加減すれば同じ金で長くゲームできたから、いいよと応じてくれた。そんなきっかけで初めてその子(智久君という)と知り合うことができた。

智久君は小5でちょくちょくここに遊びにくるらしい。あまり友達はいそうに無くて、俺も友達は少なかったから、ずいぶん年下だが親近感を持つようになった。それからというものの、塾のある日は早めに家を出てそのゲームコーナーに行って智久君がいないか探すのが習慣になった。特に待ち合わせるということは無く、会うのは週に1回有るか無いかのペースだったが、いつからか智久君の半ズボンが気になりだした。当時の半ズボンだから、股下は3センチくらいしかない。智久君が椅子の上で足を立ててブリーフが隙間から見えたりするのや、細い腿の筋が浮いているのを無意識に段々きれいだなぁと思うようになってきた。小学生らしい細長い足の線を眺めていると「何みてるの?」と聞かれて、あわててごまかしたこともあった。智久君と同級生だったらいいのになぁと思ったていたが、それがいつからという意識は無いが、智久君みたいに半ズボンをはいて、智久君に見てほしいという思いが沸いて来るのを自覚した。

俺は5年ぐらいで半ズボンがなんとなく恥ずかしくなって6年のときは夏でもほとんど長ズボンだった。6年の時に何着か買ってもらったけど、ほとんどはかず箪笥にずっと入れっぱなしになっていたはずだと思い出した。どこにしまったか忘れたので曖昧な記憶を頼りに家の洋服箪笥を探していると、引き出しの一番奥からくしゃくしゃになった半ズボンが一着でてきた。青色の半ズボンで、手に取ってみると思ったより大きかった。ラベルを見ると12-14才用となっていて、裾も長めにとってある。6年の時の半ズボンなので来年もはくかもということで大きめのを買ったのだろうと思う。その場で足を通してみたけど、きつくてはいらないかもと思ったが、案外簡単にはいって、逆に大きすぎるぐらいだった。見つからないように物音を立てないように、半ズボンをはいて洗面台の鏡の前に立ってみたけど、人目にはどう見えるのかわからないし、いきなり半ズボンをはいて智久君に会うのはとまどったから、少しずつ試してみようと思った。塾の帰りに通る公園なら人通りも少なくてぴったりの場所だから、そこではいてみることにした。

塾に行く日、鞄の中に半ズボンをビニールに包んでいれて行ったけど、ばれないかひやひやした。塾帰りに公園に寄り、鞄に入れてきた半ズボンを公衆便所ではきかえて、公園内を歩き回ると夜風が足にあたってひんやりとした。犬の散歩とかに来ている人がすれ違っても、特に変な目線を向けられなかったので、それほど変には見えていないみたいなので大丈夫だろうと思って安心した。そういう人気の少ないところで試しにはいてみることを何回かしてから、いよいよ明日は半ズボンをはいて智久君に会いに行こうと決心した。

それが6年生の最後の方で急に半ズボンが穿きたくなって内緒で長ズボンをハサミで超短く切って家の中で穿いてました。
でも普通の裾の縫ってあるきちんとした半ズボンが穿きたくて親には自分が長ズボンばかり穿いてて半ズボンなんか穿かないという印象があったので
半ズボンを買ってほしいとも言えずに今まで低学年の頃に穿いてた半ズボンが無いかどうか家中のタンスや押し入れを親の居ない時に探したりしてました。
中学になってからの3年間は恥ずかしいのを我慢してデパートなどに半ズボンを買いに行くようになり特にデニムの半ズボンばかりを好んで買って内緒で穿いていました。

まるでオナニーを親に見られた時のような恥ずかしさで、しばらくは口もききませんでした。
しかし、しばらく経ったある日母親から久々に話しかけられ、行くところがあると言って車にのせられました。
連れていかれたのは市で一番大きな病院でした。
病院に入りどこへ向かうのかと思っていたら、精神科の前で母親が立ち止まりました。
その時はまだ状況が把握できませんでした。
診察室に入り母親が口を開きました。
なんと半ズボンをこっそり履いていた自分が病気なのではないかと医者に相談してるではないですか。
私は顔が真っ赤になっていくのがわかりました。
診察の結果私はうつ病だと言われ、薬を出されました。
私は毎日薬を飲み続けました。
部屋にあった半ズボンはすべて捨てられました。
そして、私はいつの間にか障害者として家族からも避けられるようになったのです。
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