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  • 2014⁄05⁄04(Sun)
  • 00:35

部活内恋愛

時50分、6限目が終わり、部活の時間が近づく。

「あーだる…。」

俺はいつもこんな感じだった。それに夏の蒸し暑さがひどい。

「今日は第一体育館で試合形式の練習やって海(カイ)が言っとったよー。」

今喋りかけて来た奴はマサっつって、部活仲間の一人。一番砕けて話せる奴だ。

「俺、今日休もうかな…。」

もちろん休む気など無かった。副キャプとしての責任感も自分なりにもっている。

「お前がいないと海が泣くぞー。」

マサは茶化すように返答する。
マサのポジションはリベロ。レシーバーとしてはもちろん部内一だ。

マサは顔立ちもよく冗談ばかり言うから雰囲気で軽く見られがちだが、決してそんなことはない。
俺の知るかぎり、マサほど誠実な奴はいない。

「俺が死んでも、絶対あいつは泣かねぇよ。」

マサがにやける。マサは笑うとクールな顔が、かわいい顔つきになる。
きっと女はこんなのに弱いんだろう。

ここで、前の会話にもでている海とは、我らバレー部の主将であり、ポジションはセッター。チームの要だ。身長は170cmぐらいで、室内スポーツでは珍しく肌が小麦色。

顔も部員の中で5本の指に入るほどかっこいい。犬顔で笑うと八重歯がでる。性格も、万人が認めるだろうというほどよく、しゃべりもたつ。だから、友達も大勢いたし、なにより海と友達になりたい奴もたくさんいた
かつては俺もその一人だった。

しかし、そんな気持ちもいつからか消えてしまった。
何故か、海は俺にだけ妙に冷たいのだ。というよりも、俺を避けている。
バレーの面では海ほど合うセッターはそういない。
だけど、俺と海との接点は本当にバレーしかなかったんだ。

マサと俺は荷物をまとめ終え、部室へ向かった。
二年は部室、一年は更衣室で着替えをするのが決まりだった。
バレー部の部室は他の部活の部室と異なり、とても広い。一人ひとりにロッカーが設けられ、また、男子バレー部専用のシャワールームが設備されている。

バレー部を強化しようとする校風のひとつだ。この特典に惹かれて入部する奴もいるほどである。まぁ、そのだいたいが練習のあまりの厳しさに辞めていくのだが。

俺とマサが部室に入った時には、すでにほとんど奴らが着替えている最中で、ガヤガヤしていた。大会も近く、その場の雰囲気が浮ついた感じである。
海もすでにいて、辺りを見回し二年部員の人数を数えているようだった。

一瞬俺は海と目が合ったが、すぐに海は目をそらした。いつものことだったが、それが何故だか毎回俺を切なくさせる。
そして、全員確認できたのだろうか、急に海は声を張り上げた。

「今日は試合形式で練習!レギュラーの12人はすぐ体育館行ってアップ済ませて普段の練習。一年がもうネット立てたやろうし。残ったヤツらは話し合って六人選出しといて。

対戦相手が必要やしな!!その18人以外は自主トレ。各自一年とペア組んでやれや!!自主トレ組は終わり次第帰ってええし。以上!!」

海がすらすらと言い終わった後、すぐに更衣室は元のガヤガヤに戻った。
俺とマサはレギュラー組だったから、直ぐに着替えて体育館へ向かった。
その途中、

「マサ、先に行ってて。トイレ寄るし。マジ漏れそうだから。」

と、俺。
ずっと前から我慢してたのをすっかり忘れていた。

「はいよー。」

と、マサ。

マサはそのまま体育館へと走っていった。
俺がトイレに入ったときには誰もいなかった。
俺は三つ並んだ便器のうち真ん中の便器を選択した。

し始めたと同時だった。

なんと海がトイレに入って来たのだ。

海は俺の隣に並んで小便をする。とても気まずい空気だ。
俺は何か言いたくても、しばらく言葉が出なかった。
俺が何とか話しをしようと口を開こうとした、その時だった。

「ミツさぁ、俺のこと嫌いなんけぇ…?」

俺は、海がいった言葉を理解するのに少し時間がかかった。
そして理解し始めたとき、俺の中で小さな怒りがわいてきた。

「つーか、避けてんのお前だろ。」

俺はイライラっとした口調で言う。

「そう…だよな…。」

海はそう言った切り何も言わない。
変な話をふっかけておきながら何も言い返してこない。
俺は今までたまっていた思いを吐き出した。

「俺がお前を嫌う理由なんか無いし。俺は海を尊敬しとるし、お前からも尊敬されようと努力してきたつもりや!!それを、お前が全部避けとるんやし。」

海はうつむいたまま無言だった。

「海にそんなこと言われるとは思わんかった…」

俺は言い終り、トイレから出て体育館へ向かい、そして、アップを始めた。
内心俺は泣きそうだったが、副部長としてそこは堪えた。
何よりそんな姿をみんなに見られたくなかった。

海が体育館へ来たのは、俺がアップを始めてから5分後ぐらいで、いつもと変わらない様子で部長として働いていた。

俺は、自分のアタッカーとしての技術が部内で抜きん出ていることは自負していたし、周知のことだった。しかし、俺はメンタル面が非常に弱かった。それが唯一の弱点だった。

案の定、その日の練習試合は最悪だった。海を気にするあまり、俺の調子がでず、結成されたばかりのチームと熱戦を繰り広げたあげく、敗北してしまった。

海は普段通りで、いつものトスを俺に上げてくれたのに…。
自己嫌悪で潰れそうになる。そんな試合だった。

最悪の部活が終わり、俺は直ぐシャワールームに引きこもった。俺は落ち込むとこうなる。
暗黙の了解で、俺がこうなったときには誰もシャワールームに入ってこない。
マサさえもしばらくは気を使って一人にさせてくれる。

一人になると、どうしても海とのいざこざが頭をよぎる。
俺は明らかに海に対して言い過ぎた気がした。
そして海があの質問を何故したのか、なんと答えてほしかったのだろうか、と真剣に考えた。
この時、海のことを考えているうちに、俺は初めて海に気がある自分に気付いた。
しかしどれだけ考えても海の心理がわかるはずもなく、時間だけが過ぎていった。考えにふけっていて時間の経過がわからず、シャワーに当たり続けているうちに肌がふやけていくのを感じた。

そんな時、シャワールームの扉が開き、誰かが入ってくる音がした。
マサが「いい加減にしろ!!」とでも言いにきたのかと思い、俺は顔を少し上げて扉の方を見た。

しかし、そこに立っていたのは…なんと海だった。

海は汗を大量にかいていた。
本当に真面目な海は、普通の練習が終わった後の自主トレを、毎日欠かさずにしている。

マサから聞いた話だと、バレー部の主将として当たり前の努力だ、と海は言っているらしい。
海のそんなところを俺は尊敬していた。
俺は顔を元の位置に戻し、気付いていない振りをしてシャワーに当たり続けた。
すると、海の方から俺に話しかけて来た。

「マサにさ、ミツがここにいるって聞いた。いつまで引きこもっとるつもりなんや…?」

その声は嫌に穏やかで、俺の心は揺れた。
しかし、俺はあくまで何も言い返さない。
その後の短い沈黙が、バカに長く感じた。
海は俺の真後ろのシャワーを選び、汗を洗い流し始めた。
しばらく沈黙が続いた後、海がまた唐突に話し始めた。

「俺…お前のこと尊敬しとるよ。バレーで何時も俺を助けてくれるし…」

俺は、海がこの俺を慰めてくれている現状が信じられなかった。
さっき、あれほどキツい言い方をしたにも関わらず海は何故か優しい。
それと同時に、さっき言い過ぎたことを一層後悔した。

そこで初めて俺は海の方を見た。何か弁解して海との間の溝をなんとか埋めたかった。
海は俺に背中を向けて、シャワーを浴びながら話している。俺の視線には気付いていないだろう。

海の背筋は鍛えてあるだけにたくましい。
小麦色の肌が背筋から尻までのラインを際立たせ、より綺麗にみえた。

「俺は、ミツから尊敬してるって言われて、マジ嬉しかったしなー。」

急に海がこっちに体を向けた。そして俺と海の目が合う。
海は一瞬たじろいだように見えた。しかし、今度はお互い目をそらしたりすることなどはなかった。

というよりも、互いに目をそらせなくなっていた。
海と俺がシャワールームで、しかも裸で見つめ合っている。
この信じられない状況に、俺は心臓がバクバクするのを抑えられなかった。
こんなまじまじと海の顔を見るのは初めてかもしれない。

改めて海がカッコイイことを思い知らされる。
見つめ合っていたのも、俺が先に折れ、目をそらした。そして徐々に下へと目線を移していった。

胸筋、腹筋も立派で、毛も薄く本当に綺麗な体である。その下には…8~9cmほどの綺麗に剥けたちんこがぶらんとしていた。俺にとって完璧過ぎるほどの体づきだ。

海は何を思って俺を見ているのだろう。俺はこんなエロいことしか考えていないのに…。
そこでまた海が口を開く。

「俺が今までミツを避けてきたのはさぁ………」

海は言うのを止めたのか、また俺に背中を向けてシャワーを浴びだした。
1番気になるところで話を止めてしまった。
俺はすかさず海の隣のシャワーに移動して聞き出そうとした。

「なぁこの際だし、思ってたこと全部言おう。なんで俺を避けとったんや?」

俺は海の顔を覗き込むようにして話す。海は何故かうつむいたまま俺の顔を見ない。そんなに俺を避けていた理由がひどいものなのだろうか?

「俺のことウザいとか思っとった?」

海は首を振ったが、やっぱり黙ったままである。

「よく分からんなぁ…正直に話してくれた方が俺は嬉しっ…」

それは本当に突然だった。

俺が話してる途中で、海がいきなり俺に横から抱きついてきたのだ。

「えっ?どうしたん、お前…」

あまりにも強く抱きしめられて息が苦しい。俺は動揺して、どうすればいいかわからなかった。
左腰下辺りには海のちんこがぴたっとくっついて、その感覚が俺をさらに混乱させる。

しばらくして海が体重をかけてきた。俺はそのせいでバランスを崩しおもいっきり倒れてしまった。
見事に海の下敷きとなり、後頭部を激しく打った俺は、背中と後頭部の衝撃と海に抱きつかれているという事実から、気が遠くなりそうだった。

肌に海の体温を感じていた。俺は今まで部活一筋だったからこういった経験がなかった。人の体の温かさを初めてしった気がした。
学校のシャワールームで重なり合っている俺らは、客観的に考えて非常識だ。しかし、そんなこと考えてる余裕など、皆無だった。

「痛ってぇ…それにお前重いし。」

俺は冷静さを装って海に話かける。内心は心臓が飛び出しそうなくらい脈打っている。

海は俺に全体重をかけている。俺の胸筋と海の胸筋がくっつく。俺がドキドキしているのが海にばれている気がしてすごくはずかしかった。
海は俺より少し背が小さい。そのためか、海のちんこがヘソ下辺りに感じる。半立ちなのか微かに硬い感触だった。

「ご、ごめん。大丈夫?」

海は急に我にかえったかのように俺を覗き込む。海の顔が近くにあってすぐにでもキスできそうなくらいだった。

「お前…ゲイ?」

俺は後頭部をさすりながら、軽い口調で尋ねた。

「いやっ…今までは普通に女がよかってんけどなぁ…高一になって、ミツと会ってからさ…ミツが気になってしょうがなかった。もうさぁ…我慢できんかった。」

裸で重なり合いながらこんなことを言われて、俺は海が愛しくて仕方が無くなる感覚に陥っている自分がわかった。海が俺のことを気にしてくれていたことが素直に嬉しかった。

でもなんで俺は今まで避けられていたのだろう…海は、まるで言っていることとやっていることが噛み合わない。
俺が口を開きかけたとき、海がまた話始めた。

「ミツと友達として付き合っていったとしたら、きっとこの気持ちが押さえられんくなると思って…そんなんで部の雰囲気とか壊すの嫌やったし…やから今までミツを避けてた。本当に…ごめん。結局こうなってしまうんやったら…マジ俺ばかだぁ…」

海は今にも泣き出しそうな声だった。
海は勉強でも部活でも輝いていたし、本当にみんなから好かれていて、女にもモテた。

そんな奴が俺のことが好きだといって泣きそうになっている。
今度は俺が我慢できなくなる番だった。
俺はミツの背中と腰に手をまわし、足を絡ませて上手く回転し、俺と海の上下の体位を逆にした。ミツはきょとんとしていたが、もう関係なかった。

「キスしていい…かな?」

俺は海の顔を見て真剣に言った。

「えっ…でもお前、男…嫌じゃないの…?」

海はたぶんそう言っていたのだと思う。俺にはもう海の言葉など耳に入ってなかった。海の目、鼻、唇を見るのに夢中で、耳が機能していなかった。俺は海の顔に引き込まれる感覚がした。そして、俺は顔をだんだん下げて、首を若干かしげる。

俺は海とキスをした。

これが俺の人生初めてのキスだった。

後から知った話なのだが、海も今まで部活一筋で、まったく経験がなかったらしい。お互い初めてのキスだったから、どこかぎこちなかった。でも今まで想い合っていた分、かなり情熱的だった。

最初は唇を重ね合わせるだけのキスだった。
しばらくたって、一回顔を離して海の顔を覗き込んでみる。
頬がほんのり赤く、目を閉じている海の顔はすごくエロかった。

「舌とかって…使うんだよね…??」

海が俺に目線を合わせず、恥ずかしそうに聞いてくる。

「使って…みる…??」

と、俺が言う。
すると海は俺を見つめてコクンと一回頷いた。
もう海が可愛い過ぎて俺の理性は吹っ飛びそうだった。

俺は口を若干開いて海の上唇をくわえた。海もそれに応えて俺の下唇をくわえる。
何度かそういう軽いキスをした後、俺は意を決して舌を海の中へ入れた。
はじめ、俺は舌がこんなに感じることに驚いた。
だが海は俺以上に感じているようだった。

「ん…はぁ………うっ…」

俺と海の舌は絡み合い、お互い夢中になって数分間キスし続けた。
普段部長として俺らを引っ張っている海が、こんなにも可愛いく、エロく俺とキスしている。
この時、俺の理性は完全に崩壊してしまった。

俺は左肘で自分の体重を支え、右手を海のチンコへのばした。
海のチンコは既にビンビンで、16~17cmぐらい(目測)あり、割と太かった。
俺はその立派なチンコを右手でシゴキ始めた。

「うっ…はぁ……んあっ………ミ、ミツぅ………」

海の喘ぎ声が激しくなる。俺は一回キスを止め、海の顔を覗き見た。

「だ、ダメだ……恥ずかしいし……なんか……はぁ……ん…変な感じ…………」

海は恥ずかしさと気持ち良さで、顔が真っ赤になっていて、すごく可愛いい。

「じゃぁ止めようか……?」

俺はそう言いながら、親指の先で海のチンコの裏筋を攻めた。

「んあっ……んっ………」

海は新たな刺激で悶えていて、喘ぎ声が止まらなかった。

「…………はぁ……ミツって……エロィよ……はぁ…………」

海は薄目でこっちを見る。

「……ってかお前の喘ぎ声の方がエロいだろ~(笑)」

俺がこう言った後、お互い吹き出し、笑い合った。
俺は、こんな風に海と普通に仲良く話せるようになったことがすごく嬉しかった。

何もかも初めてで、いつも想像してたことだったけど、実現してしまうとたどたどしくなる。

シゴイているうちに、海のチンコはガマン汁を吐き出し始めた。

「はぁ……んっ……もぅ…恥ずかし……んぁ……」

言葉とは裏腹に、海のチンコはさらに太さを増し、ガチガチになっている。
俺は海のガマン汁を潤滑油にして、シゴくスピードを上げた。

「はぁ…やばぃ…あぁ……そんな………そんなん…され………んぁっ…」

結構溜まっていたのだろうか、海はどんどんガマン汁を出して悶えている。
この時、俺ってSなんやーと自己認識。

新たに出てくるガマン汁で海のチンコはもうネトネトだった。
グチョグチョネチャネチャいやらしい音がシャワールームに響きわたる。

「海のココ、もうこんなんになっちゃってるけど…」

と、俺は言葉でも攻めはじめる。

「こんな太いチンコビンビンにさせて…海ってこんなにエロかったんやねぇ…」

海は本当に恥ずかしいそうで、

「もぅ……ミツ………はぁ……………んぁ……」

海のチンコはどんどん熱くなっていき、亀頭を攻めると敏感に反応し、ピクピクさせていた。

すると海が急に口を開いた。

「てか……俺ばっかさ…気持ちよくなって……いいん……?」

そういって海は俺のチンコを握ってきた。

「あっ…うぅ………」

俺のチンコは起ったら18cmぐらいで、もうその時既にビンビンだった。

「うわっ……ミツのでかっ……」

実質、人から自分のチンコを触られるのは初めてだった。自分で触るのと人から触られるので、ここまで違うとは思っていなかった俺は、驚いて弱々しい声を出してしまった。

「だ、ダメやって……か、海ぃ……うぅ……」

海はニヤニヤしている。そしてさらに強く握られシゴかれた。

「ま、マジ勘弁………つぅ………はぁ……」

俺は海もかなりの意地悪だと思った。

「俺ミツのこと本当に好きやから……だからミツも気持ち良くなって…ほしい……」

そう言って反転し、今度は海が俺の上に乗った。海は毎日鍛えている分、力が強い。俺も普段鍛えているからそこらへんの奴らには負けない。でも海相手だと俺は身動きがとれなかった。
下から見上げ見る海の顔は、また何とも言えずエロい。

「チンコって…舐めたら気持ち良くなるんや…よね…?」

経験のない俺にとって、その海の言葉はあまりに刺激的だった。それと同時に、あの普段はエロさのかけらもない爽やかな海が、こんなにもエロく豹変したことに驚いていた。

「えっ……?か、海……?ちょっと待っ…」

俺がそう言い漏らした直後だった。


海が俺のチンコにしゃぶり付いたのだ。

初めての感覚で何とも言えない。海の口の中はすごく温かくて、今まで自分が生きて来た中で1番気持ちいい瞬間だった。

「んあっ………海ぃ……マジでゃ…ヤバぃょ……はぁっ……ィ、イクから……うっ……」

海は一生懸命俺のチンコを舐めている。
しばらくすると裏筋をレロレロと集中的に舐め始めた。

「ミツ……気持ちいい…?」

そう言って今度は亀頭をいやらしく攻めてくる。

「ま、マジ……ヤバィょ……海……はぁ……んっ…」

はじめ、俺はこんなに喘いでいる自分に違和感を持った。
だけど、そんなことを忘れさせる程、海は俺を感じさせてくれる。

「はぁ……はぁ………う゛っ」

この時、海のチンコを見ると、まだビンビンで鈴口からはガマン汁がたれている。俺のをしゃぶるのに夢中になりながら、チンコをビンビンにさせてる海を見て、さらに俺は興奮してしまった。

俺はその時既に結構イキそうになっていた。
イクのであれば一緒にイキたいと思い、俺は海の太いチンコをまたシゴキ始めた。

「あっ………ふぁ……ぅ……」

もう早くイキたいのだろうか。海のチンコはピクピクしている。
お互い息が荒くなる。もう二人とも絶頂にさしかかっていた。

「ミツ……ぃ、イキ…そうゃぁ………んっ……」

海は体をビクビクッとさせてよがる。

「はぁ………ゃ、ヤバ…い………ぃ、イクっ………あぁ……んはぁ……イクっ……う゛っ」

海がビクッとしたかと思った次の瞬間、海のチンコの鈴口から精液がドパァっと溢れてきた。

「んはっ……はぁ………んっ……はぁ……」

4、5回ドピュっと精液をシャワールームの床に飛び散らし、海の顔は俺のチンコをくわえながらも、あまりの気持ち良さにうつろになっていた。
海のチンコはしばらくピクピクしていた。
そんな海を見て、俺にも絶頂が近づいてきた。

「海……俺も…ぃ、ィクょ?マヂ………んぁっ……ゃ、やばぃ……ぃ、イクっ……う゛っ……イクぅッ………ぅあ゛……」

そして俺も5発くらいドピュッと海の口の中でイッてしまった。
こんなに心が満たされる射精は初めてだった。

「はぁ………はぁ……く、口の中大丈夫?マジごめん…」

すると海は口に含んだ俺の精液をゴクンと飲んで、

「…まっじぃーー!!こんな味なんやぁ~おぇっ!!」

と、言って俺をカッコ可愛いしかめっつらで見つめてきた。
そして笑顔で、

「でもミツのやし……我慢した。」

と、笑顔で言った。
俺はもう海が愛おしくて、抱きしめたい気持ちが抑えられなくなった。

「海……俺も海のことが好きやった……今まで全然気付けんかった……」

俺はそう言って海に抱きついた。それに合わせて海もギュッと腕で強く抱いてくれた。

「ミツ………やべぇ……俺……泣きそうやぁ……」

海は俺の首元に顔をうずめてグスグスっと鼻をすすり始めた。
俺は海を愛おしいく思い、頭を撫でてやった。
すると海は一層強く泣きだす。
俺は、こんなに海に思ってもらっていることが本当に嬉しかった。
抱き合うことがこんなにも心地良いものだということを、その時初めて俺は知った。


しばらく俺らは無言のまま抱き合い、そしてキスをたくさん交わした。
人を愛すってこういうことなのかなって思った。

「何か今までミツのこと避け続けてきた俺がアホらしいしな……」

海は俺を見つめながら、唐突に話し始めた。

「もっと早くミツとこうなりたかった……マジ……ずっと苦しくてさ……」

海はまた涙声になりながら話す。

「なんか海とこんなことになるなんて……夢みたいや……」

俺も思っていることを話し始めた。

「俺……マジ海から嫌われとると思ってたし……なんか…今までずっと…切なかった……」

何故か分からないが、俺の目からも涙が出てくる。

「……グスッ………好きやぁ………海ぃ……グスッ……」

こんなにすんなり自分の口から"好き"という言葉が出てくることに、自分自身で驚いた。

「ミツ………めっちゃ嬉しい……俺も…ミツが好きやから……」

海も俺の気持ちに応えてくれた。

お互い初めて実った恋だったから、勝手がまったく分からなかった。
抱き合って、嬉しさに涙することしか、その時の二人にはできなかった。

しばらく抱き合い、二人はやっと落ち着いた。

「てか、そろそろ帰るべ…?」

俺はそう切り出す。
もう既に外は真っ暗になっていた。

「…うん……帰ろっか…」

海はまだ抱き合っていたいのか、言葉とは逆に中々腕をほどいてくれない。

「海…もう遅いから……ほら、親とか心配するやろ……?」

海は納得したのか、腕をほどいて、シャワーで体を洗い流し始めた。
俺もそれにならって体を洗い、キレイにする。
すると海が突然話し始めた。

「なぁ?……ミツと俺は……そのぉ………付き合えんの…?」

海はたどたどしい口調で聞いてくる。

「ほら……俺ら男同士だし……こんなに好きなんに……やっぱ無理なんかな……?」

俺はまた泣きそうになった。あまりにも嬉し過ぎた。
俺は海にまた後ろから抱きついて、

「付き合えるし!!……当たん前やん……俺も大好きや……海ぃ………」

そして俺らはまた強く抱き合い、キスをした。
もうこれ以上の幸せはないとさえ思えた。

俺たちはシャワールームから出て制服を着始めた。時計を見るとすでに11時を過ぎていた。

「てかなんで警備員来んかったんやろ?」

俺はふと疑問に思った。いつも通りなら警備員が来て俺らの行為がばれるはずである。

「俺が変わりに見てきますって言って警備員が来ないようにしたんや。ミツとは邪魔なしで話したかったからさ。ほら、警備員来ると何かとウザいやろ?」

海が気を利かせてくれたのかぁ、と俺は納得した。

「じゃぁ海は俺とヤル気満々やったんや。積極的やなぁ~海は。」

と、冗談のつもりで軽く言った。

「そんなんじゃねぇし!!俺は本当に心配したし、ミツとの関係少しでも良くならんかなぁって思ってさ…すげぇ緊張したんやからな!!気持ち伝えるのにすげぇ時間かかったけど…」

俺は海のした覚悟は並々ならないものだと思った。普通に男が女に告白するのもすごい覚悟がいると思う。でも俺らの場合は男同士だから普通の場合の何百倍も海には負担があったはずだ。

もし伝えた思いが拒絶されれば、もう部活に参加すること、それ以上に学校に行くことが苦痛になりかねない。俺だったらそういうことを先に考えてしまって気持ちを打ち明けるなんて無理だろう。

そう考えると海の気持ちは本物であって、受け入れたからには守り通さなければならない。実際俺は海が大好きだし、初めて俺に対して好きだって言ってくれた人だし、初めて人の温もりを教えてくれた人だし…守り通さなければならないというよりも、俺は心か海を守っていきたいと強く思った。

「ミツ…ど、どうかした?話きいとる?」

どうやら俺は考え込んでいて海が話しているのをちゃんと聞いていなかったらしい。

「わりぃ、聞いてなかった。てか早く帰るべ!!」

俺は考え込むのを止めてあっさり言った。海は心なしかブスっとした顔をしたがすぐに荷物をまとめだした。後ろから抱きつきたくなったがもうキリがないのでそこは我慢した。

「よし、じゃぁ行こっか!!」

海が重そうな荷物を持ち上げてから言った。

「……………………………………。」

「ん、ミツ?どうかした?」

なんだかいざ終わってしまうとこのまま帰るのが惜しくなってくる。

“もっともっと一緒にいたい”

そんな気持ちが強くなる。こんなの初めてだ。

「……よし、帰ろっか。」

そう言って俺はやっと帰るよう気持ちを切り替え立ち上がった。

そうして俺たちは部室から外へ出た。

暗闇の中を二人は歩いた。
俺は好きな人と下校することに強く憧れていて、今その夢がかなった。
何を話すでもなく、沈黙が続く。
でもそれは気まずいものじゃなくて、何だか温かかった。

俺らは結構な田舎に住んでいるから人気はまったくなかった。
そっと海の手を握ってみる。鍛えられてごつごつした腕と手だった。

海も合わせて軽く掌に力をいれる。お互いの気持ちを確かめ合うように手と手が重なり合う。
やっぱ人ってあったかいんやなぁって思った。

俺と海の家は間逆方向にあるから別れは当然早く来る。
結局俺らは何も話さずにここまで来てしまった。

俺は久しぶりに話すような感覚で

「じゃぁ、また明日な。」

と言った。

「おぅ。」

海は答えたあとはにかむように笑った。

そして俺らは絡めた指をほどいた。

別れ際、俺は我慢できず海にキスをした。

また海がはにかんだ。

「そんじゃな。」

「おぅ。」

そして俺らはそれぞれの道へとわかれた。

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