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  • 2010⁄11⁄03(Wed)
  • 23:25

あの夏の頃 あ

初めまして
小5の時の体験談を書きます

暑い夏の日だった。
俺は幼稚園からの幼なじみの
「A」の家へ遊びに行く為に
自転車に乗り田園風景の道をひたすら進んだ。

Aは優しいヤツで
俺とやたらと気が合う。

俺が小学生の頃に流行っていた物…といえば「デジモン」だ。
Aとはいつも
デジモンの話をしたり
デジモンカードで戦ったり
近くのコンビニにカードを収集しに行ったりしていた。

この日もデジモンカードで勝負するのが楽しみだった。

「…もうちょっとだ」

田園風景が視界から消えていき住宅街が見えてくる。

Aの家はその住宅街にある。

Aの家に着いた。
俺は自転車から降りて
インターホンを押した。

…ピンポーン…

しばらくすると
Aが眠そうに出てきた。

「はぁ~い」

Aはまだパジャマだった。
寝癖が目立つ。

「眠そうだな~」

俺はそう言って
玄関に入り

「お邪魔しま~す」

と言って靴を脱いだ。

するとAがあくびをしながら言った。
「あぁ~そんな礼儀正しくしなくても平気~」

「お父さんとお母さん仕事だからさぁ」

なるほど。
と俺はこの時思った。

両親が共働きな為
Aはこんないい家に住めているのだ。

「共働きってやつ?」

「そうそう」
「困っちゃうよね」

Aはたいして困ってなさそうに言うと
階段を上がって行った。
俺もAに付いて行って階段を上った。

…広い
無駄に階段の幅が広い。

「広いな~」

俺がそう言うとAは苦笑いを浮かべて言った。

「いつも言ってるよね。それ」
「だって広いじゃんよ」

「たいして変わんないから~」
「そうか~?」

そんな会話をして俺達は階段を登りきり
Aの部屋に入った。

…部屋も広い

「さ!!デジモンカードやろうぜ!!!!」

俺がバックからデジモンカードのデッキを取り出すとAは

「何かもう飽きない?」

と言った。

「そうか~?」

元々Aはマイペースな所があったが…

ちょっと寂しかった。

この日を境に
デジモンカードは俺達のブームから姿を消した。

あの日から
俺達はデジモンカードをやらなくなり

別の楽しい物を探して遊び回っていた。

結局あの日は何もなく…

1年が経った。

「もう6年か~」

「早いよなぁ」
「来年は中学だぜ?」

「あっという間だっな。6年間。」

Aと俺は
小学校最後の夏休みを迎えた。

いつもどおり
Aの部屋でくつろいでいると
Aが言った。

「何かさ~小学校最後の夏休みだし~思い出作りたいよな」

俺も前からそう思って頷いた。

「うんうん。最後だもんな」

するとAは突然
「じゃあさ俺んち泊まってけよ~」

俺はいきなりの事だったから
少し戸惑った。
「大丈夫なん?」

「平気平気~」

Aはそう答えると
逆に俺に質問をしてきた。

「それよりそっちはOKか~?」

「聞いてみる。電話貸して~」

Aの部屋を出て
一階のリビングに向かった。

一階は割と散らかっていて
掃除したくなる程だった。

俺は早速 親に電話して
OKを貰い一旦家に帰って荷物を持ってきた。

「おかえりー」
とAがリビングのテレビから目を放して俺に言った。

「ただいまー」と俺は返し
床に荷物を置いてAの隣に座った。

「あ!!!」
「そこにエロ本落ちてるけど…気にしないで~」

とAは言った。

「えっ…エロ本?」

俺が辺りを見回すと
確かにあった。

今思えば刺激が強かったかも…

するとAは俺を見て

「何~?興味ある~?」
「見てもいいぜ」

とニヤニヤして言った。

「案外お前エロいのな」
と俺が言うと

「それお父さんの」
と素っ気なく返した。

この時期は
エロいのに興味があるヤツと
そうでもない否定的なヤツの2パターンに別れると思う。

Aは後者で
俺は前者だった。
あの頃は…

「おぉー見る見る」

俺はエロ本のページを捲り見始めた。

「本当に見てるし…」
半分Aは呆れている。

そんなこんなで
夕方になり

風呂の時間になった。

「どうする?」
「どっち先入る~?」
と俺が聞くと

「めんどくさいから一緒に入っちゃおうぜ」

とAは風呂場の脱衣所に走り
服を素早く脱いだ。

「おーい早く~」
Aが風呂場で呼んでいる。

俺も脱衣所に駆け込み
服を脱いで風呂場に入っていった。

俺は風呂場に入った。

Aは既に頭がシャンプーの泡だらけだった。
Aは目を閉じている。

俺はハッとなり
ちょっと悪戯な笑みを浮かべて静かにAのあそこを見た。

毛がちゃんと生えていて
少し皮の剥けたちんこが見えた。

俺は少し安心した。

まだ同じクラスの男子で毛が生えてるヤツはまだ少なかったから
Aも生えてたんだと思って
少し嬉しかった。

自分のと少し見比べた。

毛はAの方が多いが
大きさは俺が勝っている。

俺はわざとらしく
「あ~毛生えてんだ~」
と言った。

「え~まぁ一応ね~」

とAは答えた。

「俺も生えてるぜ」と言うと
「おっ!仲間か~」と言った。

今考えれば
仲間も何もないのだ。
みんな生えるんだから…

思い返すと少し笑える。

その後
風呂を出て
Aの部屋に向かった。

俺達はベッドに腰掛けた。

「さっきさ~」
「毛生えてたじゃん?」
とAがいきなり言ってきた。

「ああ…どした?」

「見せてくれ~」

「は!?」
「何故に?」

俺は一瞬何が何だか分からなかった。

「俺さ~男に興味あるんだよね~よく分かんないけどさ」

突然のカミングアウトに俺は凄い驚いた。

「俺も見せるからさ!な!!お願い!」

とAに言われ
俺はしょうがなく
ズボンとパンツを下ろした。

Aもズボンとパンツを下ろし
2人とも下半身が露わになっている。

「おぉ~他のヤツのちんこはこんな感じなのか~」

と興味津々にAが俺のちんこを間近で見つめている。

「そんな見んなって…!」

「まぁいいじゃん!いいじゃん」

と更にAは迫ってきた。

Aの体、顔が
俺の方に迫ってくる。

「そんな見なくても…」
俺は恥ずかしかった。
人にこんな近くでちんこを見せたのは初めてだったからだ。

するとAは唐突に言った。
「なめてもいい?」

「はぁ!?」
俺が戸惑っていると
Aはいきなり俺のちんこを口にくわえた。

「えっ…ちょ…おい!!」

そのままAは上下に顔を動かし舐め始めた。

「やめろって!!」
そんな俺の声を無視して
Aは舐め続けた。

そして段々
俺のあそこはギンギン勃起してしまった。

「…うわ…おい…」

次第に俺は気持ちよくなってきて無言になった。

ピチャピチャと
いやらしい音がAの部屋に響く
ふと俺がAのあそこを見ると
俺同様にギンギンに勃起していた。

すこし皮が剥けた亀頭からは
我慢汁が垂れている。

…あぁダメだ
本当に気持ちいい…

少し亀頭にAの歯があたって更なる刺激が俺を襲う。

しばらくすると
自分のあそこに違和感がわいてきた。

そう…あの感覚だ。

精子が出そうな…あれだ。

「やべ…出る」

俺はそう言うと
Aの顔を離そうとしたが
Aは舐め続けた。

「…あ…」

とうとう出してしまった。
あまりの快感に耐えられなかった。

白い液体がAの口から少し垂れている。

「ごめん」
俺が謝ると
「大丈夫だよ」
とAは答えた。

「精子ってこんな味すんのか~」
「しょっぱいな」

そしてAは
「どう?気持ちよかった?」
と俺に聞いた。

「かなり…やばかった」
と俺は答えしばらく沈黙が続いた。

そういえばAのちんこがまだ勃起したままだ。
俺はAのちんこを指差し
「俺もやるよ」と言って

少し嫌だったが
舐め始めた。

舐めている最中にAの顔を見た。

快感に溺れ恍惚の表情を浮かべている。
頬を赤くし口をぽかんと開けて…

…俺もこんな気持ちよさそうな顔してたのかな…

しばらくするとAが喘ぎ声を上げ始めた。

「…っ…ぁ…気持ち…いい」

Aの腰がガクガクと震えている。

「ぁっ…出る出る…」

その瞬間。
快感が最高潮に達したAは俺の口の中に白い液体をぶちまけた。

「ぁぁ…ん…」
Aの腰の動きが止まった。

「ん…ん…ありがと…」
「気持ちよかったよ」

とAは俺の方を見て嬉しそうに言った。

俺は口に残ったAの精子をティッシュに出した。

するとAは
俺に抱きついてきた。

Aは俺に後ろから抱きつき
「ありがと!気持ちよかったよ~」と言った。

「俺も気持ちよかったよ」
と俺も返した。

「また…やろうね」とAが恥ずかしそうに言った。

「うん」と俺は答え
後ろを向きAにキスをした。

「…ぁ」
Aは顔を赤くし
嬉しそうにそして恥ずかしそうにまた俺に強く抱きついた。

俺もそれに応え強く抱きしめ合った。

それからというもの
小学校を卒業するまでは
エッチな関係が続いた。

お互いの家で遊ぶ時は
決まって舐め合いや触り合いをした。

そして俺はAとやったあの日から少しずつ男を…
…というよりかはAを好きになっていった。

そんな気持ちを伝えられずに
小学校を卒業する日が近づいてきた。

3月の最初の日曜日。
俺達はいつもの様にAの部屋で舐め合いをしていた。

電気を消して
昼間なのにカーテンを閉め切って…

「んっ…ぁ…」
Aは腰をくねらせて
気持ちよさそうに喘ぐ。

「A…気持ちいい?」
と俺が聞くと

「あ…もう…で、出る…」
いつも通り俺の口の中に放出した。

いつもより…少し濃いな…

お互いに夏の頃よりはちんこも大きくなり精子の濃さも増した。

やはり成長してるのだろう。

だいぶ前に保健で習った事を思い出した。

精通とか…精子とか…
夢精とか…射精とか…
勃起とか…思春期とか…

小学生にはその内容は衝撃的なものがあった。

やはりエロい男子達はニヤニヤしながら聞いていた。

そんな事を考えながら
Aの精子をティッシュに吐き出した。

するとAが少し困った様に言った。

「ねぇ…ちょっと話したい事があるんだ…」

「何?」

「俺さ…卒業したら引っ越すんだ…」

一瞬俺は耳を疑った。

「は!!?」
「マジかよ!!」

俺はかなりショックだった。
中学に入ってもAとはずっと一緒だと思っていたからだ。

幼稚園から一緒なのに…

大体こんないい家からどこに引っ越すというのだろう。

「どこ…引っ越すんだよ…」
俺が下を向いて聞くと

「よく分かんないけど…」
「田舎の方…」
とAが寂しそうに言った。

「おいおい…曖昧だなぁ…」
と俺は無理矢理笑って寂しさをごまかした。

閉め切ったカーテンから
少し夕暮れの光が差し込む。

そんな優しい光が
逆にこの部屋の半端な暗さと
俺達の寂しさを引き立たせているような気がした。
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