2ntブログ
  • 2010⁄09⁄08(Wed)
  • 23:28

あの頃はラーメンをよく食べた 

もう数年前の、男子校にいたときのことです。入学したての僕が友人Aと校内の探検、というかあちこちをウロウロしていた時のことです。
 クラブハウスで男同士がフェラチオしているところを目撃しました。上手く説明できませんが、そこは現場から少し低いところで、こちらからは良く見えるけれど、向こうからは気がつきにくい場所で、結構シッカリと見えました。
 
 僕とAは固まってしまい、目を離せません。当時僕は童貞で、後から知ったのですがAも童貞でした。
 
 「すごいなァ。やっぱり男子校だと、ああいうこともあるんだな。」
 「いやぁ、普通は無いだろう。運動部だからじゃないの?」
 「やっぱ上下関係が厳しいからかな?でも、されている奴、同じクラスのBじゃない?」
Bは小柄なジャニーズ系の美少年です。
 「本当だ…。あいつの結構デカイな。」
 「てことは、しゃぶっている奴って先輩???」
 「同級生かも?うちのクラスじゃないけど…」
 「…」
 「…」
 「なあ、今日帰りに俺んちに寄らない?」
 「…。いいけど…。」

 「今日のアレ、すごかったな」
 「なあ、アレやってやろうか?」
 「お前、そのケがあるの?やりたいの?」
 「いや……その……やりたいっていうより、やってもらいたくて我慢できん!!
  だから……先にやってやるから、俺にもしてくれ!」

 正直迷いました。僕もやってもらいたい気は満々にありますが、その代わりにAのアレを口にするのはチョット…。でも若い肉欲は無敵です。結局Aの提案に乗ってしまいました。

 恥ずかしながら、僕はAの口をじっくり味わうことなく、含まれた途端に射精してしまいました。一瞬、温かい感触に包まれたと思った途端に、我慢する間もなく、Aの口の中に果ててしまいました。
 Aは優しい奴で、僕の早いことを笑いもせずに、「よくわからなかったろう?もう1回続けてやってやろうか?」と言ってくれましたが、涙目でむせっている彼を見ると、甘えるわけも行かず、交代しました。

 Aのペニスはすでにビンビンでした。意外なことに、体格ではAのほうが僕より大きいのですが、ペニスのサイズは同じくらいか、むしろ僕のほうが大きいくらいのようでした。
 やはりフェラチオをするのは抵抗がありましたが、覚悟を決めて、口に含むべくAのペニスを握りました。その途端に彼は発射してしまいました。近づけていた顔を反射的に避けましたが、少し顔にかかりました。

 「ガハハ…、ダッセー!!」とキレたように笑いだしたのは僕でなくA自身でした。
 でも僕は最高に興奮し、そのまま彼の、射精したのに勃起し続けているペニスを躊躇せずに咥えてみました。先端に少し残っている精液がちょうどドレッシングのような感じで微妙な塩味を感じました。正直、美味しい、と思ってしまいました。尤もその後に口一杯に満たされた精液の味はさすがに…。
 それはともかく、当然テクも無く、口の中の亀頭をモグモグ味見するだけのフェラチオに、Aはまたすぐに射精しました。多分2~3位、5分はもたなかったと思います。

 射精の痙攣が治まると、Aは有無を言わさず、また僕のペニスを咥えてくれました。僕もやっぱり2~3分位しか我慢できませんでした。でも勃起は収まりません。
そんなことを繰り返し、互いに4~5回射精しました。最後の時に漸くフェラチオの快感(してもらう快感)を味わうことができたようでした。

 落ち着いてから、ファーストキスもまだなのに…、と笑ってしまいました。するとAが「キスする?」と言いましたが、精液臭いキスはちょっと…と遠慮しました。

 この日から、Bも巻き込んで、僕の『肉欲と勃起の日々』(自分史の中でこう名付けています)が始まったのです

これが水曜日のことで、木・金と、Aと学校で顔を合わせても、ぎこちなく、殆ど会話もしませんでした。
 月曜にAに誘われて彼の家に行くとAVが用意されていました。なんとレンタル屋の親の会員券を無断借用して借りてきたそうです。前にもすこし書きましたが、Aは体が大きいのですが、そのうえに毛深く、また所謂「老け顔」で、話をしなければ未成年とはバレません。

「あの後、どうだった?」
「どうだったって…?」
「俺、思い出しては掻きまくった。でも、なんか違うんだよ。それで“何事も研究だ”と思ってコレ借りてきた。一緒に見よう!!」

 題名は「巨乳女子高生 課外授業」(違ったかも)で、結構フェラチオの場面がありました。Aと僕は、10分か15分見ては、復習と称してお互いにフェラチオし合いました。

 当然モザイクはかかっていましたが、まだ見たことの無い女性器と違い、男のペニスはモザイクがかかっていてもよくわかります。
 今では当たり前のことですが、その時に驚いた新しい発見は(研究成果風に書くと)
 ①亀頭を口に含むだけでなく、しゃぶったりスライドさせたりする。
 ②亀頭だけでなく、竿や玉も舐める。
 ③ザーメンは無理に飲まない。ギリギリで離し、口で受けないやり方もある。
などでした。

 それで今までのように口の中でモグモグさせるだけでなく、①や②を真似してペニス全体を舐め合うと、それまで以上の快感とそして卑猥感に、興奮が収まることがありませんでした。
 また③番目は、前回の時に(初体験の時に)、Aも僕も8割方は飲んでましたので、結構負担に感じていたのですが、これが分かってかなり気楽になれたのを覚えています。でもそれ以降もなんとなく暗黙の了解で、お互いに相手の射精は最低限口で受け止めていました。それどころか、味や匂いや口触りに慣れてくると、吐き出すことがめんどくさくなることもありました。
 
 その日もやはりお互いに4~5回射精しました。一段落した後にAが面白いことを言い出しました。
 「オナニーとフェラチオの関係って、多分SEXもそうだけど、コーヒーやラーメンに似ていると思わない?」
 「……?」
 「コーヒーやラーメンって、本物が無ければインスタントで我慢するし、それでも、結構満足するんだけども、やっぱり本物のほうが断然美味しいだろ?SEXやフェラチオも、できないときはオナニーで我慢するし、それなりに楽しめるけれど、やっぱり本物にはかなわない。」
 「じゃあ、オナニーはインスタントラーメンで、SEXやフェラチオはラーメン屋のラーメンか?そういえばラーメンとザーメンって一字違いだな」
 「(大笑)」

 それ以来、2人の間でこの内緒に行為を「ラーメン」と呼び合うようになりました。これがこの物語のタイトルの由来です。
 学校の帰りに「ラーメン喰いに行こうぜ」と誘い合うのは、どちらかの家(ほとんどがAの家でしたが)か、学校や公園のトイレで舐め合い、そして射精することを意味していました。

 そんな日々のさ中、試験の最終日のことでしたが、例のBが声をかけてきました。
 「おいM(僕のことです)、最近よくAとラーメン屋に行っているみたいだけれど、そんなに旨いラーメン屋があるなら俺にも紹介してくれよ?」

 Aとの初体験からBに声を掛けられるまで大体1ヵ月半位だったでしょうか。
 その間に大体、週3日以上のペースでAと“ラーメンを食べ合い”ました。やるときは、普通は日に2発づつ、たまに溜まっているときは3発というのが習慣になってきていました。そのほとんどを飲んでました。あまり好きな味では無かったですが、慣れてきたのと、前にも書いたとおり、吐き出して処理する(ティッシュに吐き出してトイレに流すか直接トイレに吐き出す)のが面倒くさいからでした。
 好きな味ではありませんでしたが、その味は日々違うのです。Aの体調のためか、僕の体調のためか分かりませんが、(比較的)甘く感じる時もあれば、苦く感じる時もあるのは不思議でした。

 3発飲んだ日は結構胃にもたれて、晩飯の食べられない日もありました。その頃はAのザーメンがいつも胃に残っている感じでした。
 親から「口臭がきつい。チャンと歯磨いているの?」と言われたこともあります。胃から匂いが逆流したのでしょう。それ以来消臭用のガムかキャンディを絶えずポケットにいれるようになりました。

 僕はフェラチオされて射精する快感もさることながら、する事にも快感を覚えるようになりました。
 鉄のようなカッチカチの棒と、その先っぽに堅いハムを巻いたような少しだけ柔らかい亀頭。それを口一杯に頬張る快感。そして眼の焦点が合わないほど近くに茎や玉を顔に近づける、その背徳感、卑猥感に、僕は自分の興奮を抑えることができませんでした。それこそ肉欲に狂いまくっていた日々でした。

 それでも不思議なことに、というか当たり前のことに、というか、同性のA自身に対しては恋愛的な感情を持ちませんでした(友情は感じていましたが)。多分Aも五十歩百歩だったと思います。抱き合ったり(=ハグの意味)、キスしたりすることもありませんでした。お互いフェラチオし合うにも関わらず、69もしたこともありませんでした。尤もこれは体格(身長差)の問題もありましたが。
 その頃の僕は単にペニスが(というかフェラチオが)好きになっていて、いつでもフェラチオできるペニスが、Aのペニスだけだったのです。

 そんな時にBが声を掛けてきたのでした。

 Aと僕はとりあえずBを適当なラーメン屋に連れて行きました。Bが男同志の経験者だということは分かっていましたが、いきなり正直に話をして、彼を仲間に入れる勇気が2人とも無かったからです。

 ラーメンを食べながらBが小声で言いました。
 「なあ、お前たち、男同士で変なことしてるだろ?よかったら俺も仲間に入れてくれない?」


 Aの部屋で、Aと僕は白を切りましたが、Bのほうが一枚上手でした。彼は僕の口臭の独特の匂いに気がついて、それとなく僕たちの後を追うと、2人が公園のトイレの個室に入ったのを見つけたそうです。
結局僕たちの関係を認めるしかありませんでした。そして(反撃というわけではありませんが)、僕たちがクラブハウスでBを目撃したことも話したのです。

 「僕たちが舐め合っているのは認めるよ。でもBにもそんなことする相手がいるのに、僕たちと浮気してもいいの?」
 「あの人、中学からの先輩だけど、1年間殆ど逢わなかったから、波長が合わないんだよ。多分もうダメなの。最近ヤッテなくて俺、欲求不満なんだ!だから俺も仲間に入れてよ!」

通行人様 言われてみれば仰る通りかも知れません。短期間に親とBから同じことを言われたので、口臭に少し被害妄想になっていたのかも知れません。

 「俺、新入りだから先にさせてもらいま~す。どちらからお相手しましょうか?」
 Aと僕が仲間入りを認めると、Bははしゃぐように言いました。Aと僕は顔を見合わせましたが、なんとなく僕からしてもらうことになりました。
 恥ずかしい話ですが、僕のペニスは最初、勃っていませんでした。A以外の人にしてもらうことに緊張していました。

 「いただきま~す。口に出していいからネ。」
 Bがこんなにノリのいい奴とは思いませんでした。

 正直、驚きました。Bの口のテクニックはすごい。一言でいえば繊細なのです。何が僕達と違うのか?多分力の入れ具合なのかも?よくわかりませんが…。僕のペニスはすぐに勃起しました。経験が無いにも拘らず、(女にしてもらっているみたい)と思ってしまいました。(尤もその後女性にしてもらったら、それほどでもありませんでした。やっぱり男同士だからツボが分かっているのです。)

 一生懸命我慢したのですが、5分はもたなかったと思います。彼の口に射精してしまいましたが、射精と同時に、彼は僕のザーメンを吸い出すように、一段と吸引を強めたので、僕はなんかクラクラしてしまいました。
 彼は口の中の僕のザーメンを舌に乗せて僕たちに見せると、それから美味しそうに飲み込んだのです。

 「ごちそうさま~。次はAの番ね!」
 Aは待ち切れずに、すでにペニスを露出させていました。僕と違ってすでに勃起状態でした。BはゆっくりとAのペニスを口に含みました。気のせいか、Bは僕の時よりじっくりAのペニスを味わっているようでした。僕が早かったから物足りなかったのでしょうか?
 それでもやはりAも、僕とするときより早く射精してしまいました。Bはまた飲んでしまいました。

 「あ~美味しかった!久しぶりにいただきました。ごちそうさまでした。」
 Bはすごい。
 「あ、あのね、B、無理に飲まなくていいからね。僕達もそうだから…。」
 「え~、大丈夫。俺めったに吐き出さないよ。無理はしてないから気にしないで。でもありがとう。」

 「今度は僕がやってやるよ。正直Bほど上手く無いけどさ…。」
 僕はBのペニスを口に含みました。

 前にも少し書きましたが、Aと僕のペニスは、長さ・太さがほぼ同じくらいです。亀頭はAのほうが少し大きい。Bのペニスは、長さは僕達とほぼ同じくらい(少し長い?)ですが太い!握った時に、指の関節ひとつ分は太い。身長はAと比べては勿論、僕と比べても小柄なのに。

 一生懸命しゃぶりましたが、Bはなかなか射精しません。Aだったらとっくに果てているはずなのに。Bが強いのか、それともやっぱり僕のテクニックが下手なのか?
 それでもBは
 「気持ちイイ~」
 「上手だよ~」
 「アッ、アッ、アッ」
 「そこ!そこ!」
と悶えてくれます。我慢汁をダラダラと垂らしています。

 そのうち漸く逝きそうになったのか、Bが
 「A、A、口にちょうだい!舐めさせて!」
と叫びました。すると、すでに勃起したペニスを握りながら僕達を見ていたAがBの口にそのペニスを咥えさせました。
 Bは不自然な姿勢からAのペニスを夢中でしゃぶりました。その日初めて我を忘れたBの姿がありました。

 AとBは殆ど同時に果てました。Bは、Aの射精の終わった、そして剛直が解けかかったペニスを余韻を楽しむようにゆっくりしゃぶっていました。

「ごめん、ごめん。久しぶりだったから暴走しちゃった。」
それから僕達の関係はBを中心に、よりDEEPになっていきました。


申し訳ありませんが、とりあえず今回で最後の投稿にします。諸般の都合で(簡単に言えば、急に忙しくなって)まとまった自由時間が確保できなくなったためです。

この後のことも、少し詳しく書きたかったのですが、とりあえず今に至るまでの概略をお伝えして終りにしたいと思います。

この後、AとBは恋人関係に進み、アナルセックスまでするようになりました。僕は奇妙な3Pの関係をしばらく続けました(アナルセックスはしませんでした)が、そのうちなんとなく遠ざかって行きました。決して2人から疎んじられたわけでなく、その証拠にいまだに連絡を取り合ってきます。

BはAのような、体の大きい、毛深いタイプがど真ん中のストライクだったようで、それで僕達に近づいてきたことを後で教えてくれました。最初はAと僕の関係を嫉妬していたらしいのですが、僕とAの関係が“ラーメンを喰い合う”だけの関係だったことに安心したようでした。
 僕としても幸いなことに(負け惜しみでなく本当に幸いなことに)、2人の関係に嫉妬することはありませんでした。それはやはり僕が同性同士に恋愛に基本的に馴染めないからだったと思います。

 彼らは高校卒業と同時に、進学を口実に他所の土地に移り、同棲を始めました。そして、社会人になった今も続いています。先日会ったときに聞いた彼らのとりあえずの夢は、Aの収入がアップして、Bが専業主婦(主夫?)になることだそうです。もっともこのご時世ですから、しばらくは難しいらしいです。

 Bは女装もこなすようになりました(たまに、だけだそうですが)。先日会った時はその姿で現れ、Aとお似合いのカップルを演じていました。でも今は性転換や戸籍の変更については、あまり考えていないそうです。

 同性愛のカップルの将来には何が待ち受けているのでしょう。僕は彼ら2人の幸せを願っています。しかし男女の夫婦のような普通の結婚・出産…とは違う進路が待っているのでしょう。

 僕はと言えば、その後、普通に(?)女性を愛するようになりました。それでも、たまに“ラーメンが食べたく”なると、ネットで相手を探すか、ニューハーフのお店で欲求を満たしています。

 最後に。僕のあまり面白くもない昔話にお付き合いいただきましてありがとうございました。この話を投稿することにしたのは、僕個人にケジメをつける必要が起きたからです(曖昧な言い方ですみません)。
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