- 2015⁄08⁄20(Thu)
- 03:03
オーキド×サトシ×ユキナリ
ポケモンセンターの電話機のスイッチを押すと、オーキド博士の顔が映る。
「サトシ!良く頑張ってるのぉ」
「うん!バッチもあと2つなんだ!」
「明日、久しぶりにシンオウに行く予定があるんじゃが…」
「………」
オーキドの言葉に、サトシは遠慮がちに言う。
「博士…会える…?」
「…ああ」
「忙しいのに…ごめんなさい」
「…何を言ってるんじゃ。たとえ、どんなに忙しくとも、わしはおまえの所に……」
サトシとオーキドは、暫しの間、映し出された画面の相手では無く
その先にいる愛しい人を見ていた。
画面の先に触れることができたなら…見つめることができたなら…。
「……サトシ」
「……博士」
しかし、2人の沈黙はすぐにかき消された。
「サトシ!!まだぁ?」
ヒカリの声が響く。
「博士、ヒカリ達が待ってるから」
「…分かったよ」
サトシは、電話のスイッチを切った。
《…博士、久しぶりに、会えるんだね》
サトシは、高鳴る鼓動を抑えて、ヒカリ達と共にポケモンセンターを後にする。
次の日、サトシは、始発の電車に乗って、トバリシティに向かった。
ヒカリ達には、オーキド博士に呼ばれたと、事前に話してあった。
サトシは、車窓から見える景色を、穏やかな表情で眺めていた。
まだ薄暗かった空が、少しずつ明るくなり、太陽が昇る。
そうして、明るい朝がやってくる。
人の少ない、寂しい車内は、徐々に乗客が増えてきて、満員になった。
「次は、トバリシティ、次はトバリシティ…」
サトシの口元が緩む。
電車が止まった先には、午前の仕事を終えたオーキドが待っていたのだ。
電車の扉が開いた瞬間、今まで大人しくしていたサトシが、子どものように駆け出して
一目も気にせず、オーキドに抱きついた。
「サトシ…よく来たのぉ」
「はかせぇ……」
オーキドは、サトシを抱き寄せた。
傍目からは、孫と祖父のような関係に見える二人は、
さして非難の目では見られず、ホームの空間に溶け込んでいた。
電車に乗る人、電車を降りる人、人びとが行き交う駅のホーム。
時間が忙しく流れる中で、サトシとオーキドの時間だけが、止まっていた。
サトシとオーキドは歩く。
2人は手を繋いで、歩く。
2人が歩いていくと、オーキドの泊まっていたホテルが見えてきた。
「ホテルで何が食べたいんじゃ?」
「お子さまランチ!」
「サトシは相変わらず子どもじゃのぅ…」
オーキドは笑った。
***
ランチを済ませると、2人はオーキドの部屋に入った。
見晴らしのいい最上階。
「わー!!!」
「きれいじゃろ?」
サトシの反応を見て、オーキドは微笑んだ。
「おまえのために、取った部屋じゃ」
「ありがとう博士!」
サトシは、ガラスに手をつけて、トバリシティを見下ろす絶景に目を輝かせた。
それでいて、後ろからオーキドが近づいてくることにも、サトシは気付いていた。
それを、知らないというようなふりをして、無邪気に、最上階から見下ろしたトバリシティの景色を見おろすサトシ。
「…サトシ」
オーキドは、後ろから覆い被さり、サトシの体を抱き締める。
「博士…」
サトシは、後ろから抱き締められたオーキドの手に、自身の手を合わせた。
小さな体を包み込んだオーキドの手は、暫しの沈黙の後、サトシの服に手をかけた。オーキドは、サトシのシャツを捲し上げる。
服の中から、サトシの肌が露出する。
「…は、恥ずかしいよ。ガラスだから…見えちゃうよ」
「…マジックミラーじゃ。外からは見えないようになっとる」
「…で、でも、こんな…近くのビルの人に、見られてるみたいだよ」
近くにも高層ビルが立ち並ぶ都会の中、ガラスの前で肌を露出させてゆく羞恥心に、サトシは顔を赤らめる。
いくら外から見えなくたって…人に見られている気がする。
「…なんじゃ、そんな恥ずかしいのか?それなら…もっと恥ずかしい事をしてやろう」
オーキドは、サトシのズボンに手をかけ、中の下着から、サトシのモノを露出させた。
「…サトシ、おまえは可愛い」
オーキドは、サトシをガラスに押し付ける。
ガラスにぴったりくっつくサトシの体と、サトシの下半身。
近くのビルには、人が沢山見える。
「…博士、…オレ、恥ずかしい」
オーキドは、露になったサトシの肌に手をかけた。
「…あっ」
ビクンと震えて、熱くなってゆくサトシの体…。
サトシの視界に広がる、トバリシティの景色が、まるで2人のいやらしい情事を見つめているように、サトシに羞恥心をもたらす。
「そんなに恥ずかしいなら、ガラスを曇らせるんじゃ…」
オーキドは、サトシの胸の突起を指で弄る。
「……はぁ…はぁ!」
サトシの吐息が、ガラスを曇らせる。
オーキドは、サトシの吐息をもっと強くするべく、刺激を強めていった。
「ああん…!」
「そんなことじゃ、ガラスを曇らすことはできんぞ」
サトシの若く、瑞々しい肢体は、オーキドの指に弄られ、弾けるように奮えだす。
「……はぁ…はぁ…ああっ!…ああんっ…!!はかせっ…!!」
サトシの気持ちいいところを知り尽くしているオーキドは、サトシの興奮を高めてゆく。
「そろそろじゃな」
オーキドは、高められたサトシを解き放つため、サトシの下半身に手を添えた。
「…ああっ!!!」
「…サトシ、ガラスを汚せば、もっと見えなくなるぞ」
オーキドはそう言い、サトシの下半身を刺激していく。
「…やっ…もう…ダメッ!!」
サトシは、高められた自身を抑えることなどできなくなって、ガラスにむかって射精した。
汚れたガラスが、サトシの視界を少しは隠したものの、相変わらず、景色が完全に消される事はない。
「…恥ずかしい」
サトシの羞恥心は相変わらず続いていた。
オーキドは、自身のズボンに手をかけ、自身のものを取り出した。
「サトシ…入れるぞ」
サトシの手を後ろに固定し、オーキドはサトシの中に自身を入れる。
「……はぁ…はぁ…うぅっ!」
「…きついな」
オーキドは、サトシの中に上手く入るよう、サトシの腰に手をかけ、勢いよく腰を降った。
「……ああっ!!」
勢いよく滑り込んだオーキドを、刺激を受けたサトシが呑み込むように締め付ける。
「…はぁ……サトシ」
オーキドの口からも吐息が漏れる。
2人の吐息で、ガラスは真っ白になった。
オーキドは腰を振り続ける。サトシは捕らえられた。
「ああん…!!」
オーキドのものが、サトシの中で、出たり入ったりを繰り返し、ついに絶頂に達する。
締め付けられた刺激に、オーキドもサトシの中に射精する。
オーキドは、ぐったりして膝をつくサトシを、大切に抱き上げてベッドに寝かせる。
「…博士、オレ、ちょっと眠い」
「朝早かったからな。お疲れ様じゃ」
オーキドは、サトシの体を拭いてパジャマに着替えさせ、布団をしいてやった。
「…もう寝とる」
オーキドは、寝息を立てるサトシの頬にキスをした。
サトシが寝ている間、書類を広げて仕事をしているオーキド。
しかし、オーキド自身も、仕事と情事の後始末で少し疲れたのか、居眠りを始めてしまった。
目を覚ました時、自分の身に何が起こったか…この時のオーキドは知る良しもなかった。***
「…きて!」
声がする。
「…起きて!!」
「うわぁ…!!なんじゃ…!!」
オーキドは目を覚ました。
「おまえ誰だよ!!博士もいないし…」
「なんじゃ、サトシ」
「え?なんじゃ?サトシ?」
サトシは頭を抱えていた。
「何を慌てているんじゃ…」
オーキドは椅子から体を起こした。
しかし、何か異変に気づいた。
「…?はて、サトシ。おまえはそんなに大きかったか?」
オーキドの視点が、サトシと同じ高さだったのだ。
服も、なんだかやけに大きい。
サトシはオーキドの手を引っ張り、洗面所に連れていった。
「おまえ、……博士なのか?」
「…え…」
鏡に映し出された自分を見て、オーキドは困惑した。
「なんでわし…子どもに…」
オーキドは膝をついた。
「…博士、もしかして、子どもになっちゃったの?」
オーキドはゆっくりと立ち上がり、自身の姿をもう一度、鏡に映した。
「…サトシと同い年ぐらいの時の…わしじゃ」
オーキドは、冷静さを取り戻すために、少しの間、その場で目を瞑った。
ソファに腰をかけ、コーヒーを啜るオーキド。
オーキドは、ナナカマド博士に事情を話し、各大学での特別講義を別の日程にする手配をして貰った。
オーキド博士は溜め息をついた。
「博士、なんで子どもになっちゃったの?」
「原因が分かった…。今、シンオウでセレヴィが目撃されたようでな…」
「セレヴィ?」
「あいつが、わしにいたずらしおったんじゃ。…3日間はこの姿じゃな」
「なんかよく分かんないけど…3日も一緒にいられるんだね」
「何を呑気なこと言ってるんじゃ!」
呑気なサトシに、思わず怒ったオーキドだったが、サトシの笑顔に顔が緩んだ。
《セレヴィ…もしかして、わしのためにいたずらを?》
オーキドは、部屋から見えるトバリシティの景色に、視線を向けた。
夕日が差し込んできて、空が紅く染まっている。***
日が落ちて、トバリシティには夜景が広がる。
サトシとオーキドは、夜景を見ながら、2人で日替わりお子様ディナーを食べる。
「博士、可愛いよな」
「じっ、じじいに何を言ってるんじゃ!」
オーキドは顔を赤らめた。
「今は可愛いお子様じゃないか」
10歳のオーキドは、くりっとした目に、柔らかいサラサラの髪に、整った肢体。
つまり、美少年である。
「…こんな可愛い子が、オーキド博士みたいなスケベじじいになるなんて、信じられない」
「なんじゃとぅ!!!」
褒められてるのか貶されてるのか…オーキドは怒りながらも、気恥ずかしさでいっぱいだった。
「オレ、オーキド博士の事、大好きだよ…。だから、博士の子ども時代が見れて、嬉しいよ」
「サトシ…」
オーキドは、顔を真っ赤にしてうつ向いた。
「わ、わしも…サトシの事が」
もし自分が、サトシと同い年だったら…なんていう想像を、最近したことを思い出したオーキドは
10歳の頃の自分を、思い出してみる。
「僕も…サトシの事が好きだよ」
オーキドの笑顔に、一瞬サトシの胸が高鳴った。
目の前にいるオーキドが、10歳の少年に見えたからだ。
「一緒に入ろうよ、博士!」
「…嫌だ!」
ディナーを終えた後、オーキドは、「さっさと風呂に入って寝る…」等と言って、風呂場に向かった。
しかし、こんな可愛いらしいオーキドを目にしたサトシは、何もしないで寝るわけにはいかなかった。
「…博士、せっかく子どもなんだからさ…。オレ、博士の子どもの時の体………見たいなぁ…」
「…なっ!!」
サトシは後ろから、オーキドの体を抱き締めた。
大人の時に抱き締めたサトシは、小さかったはずなのに…今はとても大きく感じる。
そして…力も、強かった。
「オレの服、貸してあげないよ」
「…な、生意気言うな!」
確かに、体の縮んだオーキドは、着る服をサトシに借りなければならない。
こんな子どもに、いくら子どもに縮んだからと言って、生意気な事を言われるのが、オーキドは耐えられなかった。
「コラ!サトシ!わしをからかうんでな………んっ!?」
サトシは、オーキドの唇を奪い、下半身を触った。
「……あっ!」
ピクンっと体を震せたオーキドは、洗面所の鏡に映し出された自分の姿を見て、顔を紅潮させた。
「生意気?今は10歳の子どもなんだよ。別にいいじゃないか」
「……やっ!」
可愛らしい少年の声が自分の口から漏れるのも、
サトシからもたらされる刺激に吐息が漏れる自分も、
サトシに服を脱がされ、肌を露出させてゆく自分も、
その全部が恥ずかしくて恥ずかしくて…仕方がない。
「ほんと…可愛いな…。ユキナリって呼んでいい…?」
「わ、わしを呼び捨てにするなっ!!」
「わしじゃなくて“僕”だろ?…10歳の頃は」
サトシは、ユキナリの下半身をキュッと握ると、ユキナリの体がピクンっと奮えた。
「…はぁああん…!!」
ユキナリの恥辱に耐える姿に、我慢できなくなったサトシは
ユキナリの腕を引っ張り、昼間…2人が情事を行った場所まで行った。
そして、ユキナリを、夜景の見えるガラスの前で、犯し始めた。
「皆が、…可愛いユキナリを見てるみたいで…いいだろ」
視線の先に広がる夜景。美しいトバリシティの夜。
いくらミラーガラスでも、自分の姿が街に晒されているようで、ユキナリは恥ずかしくなった。
「…恥ずかしい…恥ずかしいよ…サトシ」
「…いいじゃないか。ユキナリは可愛いんだから」
「ああん…!!」
トバリシティを見下ろしながら、2人の情事が続いた。
ヒカリ達には、オーキド博士に呼ばれたと、事前に話してあった。
サトシは、車窓から見える景色を、穏やかな表情で眺めていた。
まだ薄暗かった空が、少しずつ明るくなり、太陽が昇る。
そうして、明るい朝がやってくる。
人の少ない、寂しい車内は、徐々に乗客が増えてきて、満員になった。
「次は、トバリシティ、次はトバリシティ…」
サトシの口元が緩む。
電車が止まった先には、午前の仕事を終えたオーキドが待っていたのだ。
電車の扉が開いた瞬間、今まで大人しくしていたサトシが、子どものように駆け出して
一目も気にせず、オーキドに抱きついた。
「サトシ…よく来たのぉ」
「はかせぇ……」
オーキドは、サトシを抱き寄せた。
傍目からは、孫と祖父のような関係に見える二人は、
さして非難の目では見られず、ホームの空間に溶け込んでいた。
電車に乗る人、電車を降りる人、人びとが行き交う駅のホーム。
時間が忙しく流れる中で、サトシとオーキドの時間だけが、止まっていた。
サトシとオーキドは歩く。
2人は手を繋いで、歩く。
2人が歩いていくと、オーキドの泊まっていたホテルが見えてきた。
「ホテルで何が食べたいんじゃ?」
「お子さまランチ!」
「サトシは相変わらず子どもじゃのぅ…」
オーキドは笑った。
***
ランチを済ませると、2人はオーキドの部屋に入った。
見晴らしのいい最上階。
「わー!!!」
「きれいじゃろ?」
サトシの反応を見て、オーキドは微笑んだ。
「おまえのために、取った部屋じゃ」
「ありがとう博士!」
サトシは、ガラスに手をつけて、トバリシティを見下ろす絶景に目を輝かせた。
それでいて、後ろからオーキドが近づいてくることにも、サトシは気付いていた。
それを、知らないというようなふりをして、無邪気に、最上階から見下ろしたトバリシティの景色を見おろすサトシ。
「…サトシ」
オーキドは、後ろから覆い被さり、サトシの体を抱き締める。
「博士…」
サトシは、後ろから抱き締められたオーキドの手に、自身の手を合わせた。
小さな体を包み込んだオーキドの手は、暫しの沈黙の後、サトシの服に手をかけた。オーキドは、サトシのシャツを捲し上げる。
服の中から、サトシの肌が露出する。
「…は、恥ずかしいよ。ガラスだから…見えちゃうよ」
「…マジックミラーじゃ。外からは見えないようになっとる」
「…で、でも、こんな…近くのビルの人に、見られてるみたいだよ」
近くにも高層ビルが立ち並ぶ都会の中、ガラスの前で肌を露出させてゆく羞恥心に、サトシは顔を赤らめる。
いくら外から見えなくたって…人に見られている気がする。
「…なんじゃ、そんな恥ずかしいのか?それなら…もっと恥ずかしい事をしてやろう」
オーキドは、サトシのズボンに手をかけ、中の下着から、サトシのモノを露出させた。
「…サトシ、おまえは可愛い」
オーキドは、サトシをガラスに押し付ける。
ガラスにぴったりくっつくサトシの体と、サトシの下半身。
近くのビルには、人が沢山見える。
「…博士、…オレ、恥ずかしい」
オーキドは、露になったサトシの肌に手をかけた。
「…あっ」
ビクンと震えて、熱くなってゆくサトシの体…。
サトシの視界に広がる、トバリシティの景色が、まるで2人のいやらしい情事を見つめているように、サトシに羞恥心をもたらす。
「そんなに恥ずかしいなら、ガラスを曇らせるんじゃ…」
オーキドは、サトシの胸の突起を指で弄る。
「……はぁ…はぁ!」
サトシの吐息が、ガラスを曇らせる。
オーキドは、サトシの吐息をもっと強くするべく、刺激を強めていった。
「ああん…!」
「そんなことじゃ、ガラスを曇らすことはできんぞ」
サトシの若く、瑞々しい肢体は、オーキドの指に弄られ、弾けるように奮えだす。
「……はぁ…はぁ…ああっ!…ああんっ…!!はかせっ…!!」
サトシの気持ちいいところを知り尽くしているオーキドは、サトシの興奮を高めてゆく。
「そろそろじゃな」
オーキドは、高められたサトシを解き放つため、サトシの下半身に手を添えた。
「…ああっ!!!」
「…サトシ、ガラスを汚せば、もっと見えなくなるぞ」
オーキドはそう言い、サトシの下半身を刺激していく。
「…やっ…もう…ダメッ!!」
サトシは、高められた自身を抑えることなどできなくなって、ガラスにむかって射精した。
汚れたガラスが、サトシの視界を少しは隠したものの、相変わらず、景色が完全に消される事はない。
「…恥ずかしい」
サトシの羞恥心は相変わらず続いていた。
オーキドは、自身のズボンに手をかけ、自身のものを取り出した。
「サトシ…入れるぞ」
サトシの手を後ろに固定し、オーキドはサトシの中に自身を入れる。
「……はぁ…はぁ…うぅっ!」
「…きついな」
オーキドは、サトシの中に上手く入るよう、サトシの腰に手をかけ、勢いよく腰を降った。
「……ああっ!!」
勢いよく滑り込んだオーキドを、刺激を受けたサトシが呑み込むように締め付ける。
「…はぁ……サトシ」
オーキドの口からも吐息が漏れる。
2人の吐息で、ガラスは真っ白になった。
オーキドは腰を振り続ける。サトシは捕らえられた。
「ああん…!!」
オーキドのものが、サトシの中で、出たり入ったりを繰り返し、ついに絶頂に達する。
締め付けられた刺激に、オーキドもサトシの中に射精する。
オーキドは、ぐったりして膝をつくサトシを、大切に抱き上げてベッドに寝かせる。
「…博士、オレ、ちょっと眠い」
「朝早かったからな。お疲れ様じゃ」
オーキドは、サトシの体を拭いてパジャマに着替えさせ、布団をしいてやった。
「…もう寝とる」
オーキドは、寝息を立てるサトシの頬にキスをした。
サトシが寝ている間、書類を広げて仕事をしているオーキド。
しかし、オーキド自身も、仕事と情事の後始末で少し疲れたのか、居眠りを始めてしまった。
目を覚ました時、自分の身に何が起こったか…この時のオーキドは知る良しもなかった。***
「…きて!」
声がする。
「…起きて!!」
「うわぁ…!!なんじゃ…!!」
オーキドは目を覚ました。
「おまえ誰だよ!!博士もいないし…」
「なんじゃ、サトシ」
「え?なんじゃ?サトシ?」
サトシは頭を抱えていた。
「何を慌てているんじゃ…」
オーキドは椅子から体を起こした。
しかし、何か異変に気づいた。
「…?はて、サトシ。おまえはそんなに大きかったか?」
オーキドの視点が、サトシと同じ高さだったのだ。
服も、なんだかやけに大きい。
サトシはオーキドの手を引っ張り、洗面所に連れていった。
「おまえ、……博士なのか?」
「…え…」
鏡に映し出された自分を見て、オーキドは困惑した。
「なんでわし…子どもに…」
オーキドは膝をついた。
「…博士、もしかして、子どもになっちゃったの?」
オーキドはゆっくりと立ち上がり、自身の姿をもう一度、鏡に映した。
「…サトシと同い年ぐらいの時の…わしじゃ」
オーキドは、冷静さを取り戻すために、少しの間、その場で目を瞑った。
ソファに腰をかけ、コーヒーを啜るオーキド。
オーキドは、ナナカマド博士に事情を話し、各大学での特別講義を別の日程にする手配をして貰った。
オーキド博士は溜め息をついた。
「博士、なんで子どもになっちゃったの?」
「原因が分かった…。今、シンオウでセレヴィが目撃されたようでな…」
「セレヴィ?」
「あいつが、わしにいたずらしおったんじゃ。…3日間はこの姿じゃな」
「なんかよく分かんないけど…3日も一緒にいられるんだね」
「何を呑気なこと言ってるんじゃ!」
呑気なサトシに、思わず怒ったオーキドだったが、サトシの笑顔に顔が緩んだ。
《セレヴィ…もしかして、わしのためにいたずらを?》
オーキドは、部屋から見えるトバリシティの景色に、視線を向けた。
夕日が差し込んできて、空が紅く染まっている。***
日が落ちて、トバリシティには夜景が広がる。
サトシとオーキドは、夜景を見ながら、2人で日替わりお子様ディナーを食べる。
「博士、可愛いよな」
「じっ、じじいに何を言ってるんじゃ!」
オーキドは顔を赤らめた。
「今は可愛いお子様じゃないか」
10歳のオーキドは、くりっとした目に、柔らかいサラサラの髪に、整った肢体。
つまり、美少年である。
「…こんな可愛い子が、オーキド博士みたいなスケベじじいになるなんて、信じられない」
「なんじゃとぅ!!!」
褒められてるのか貶されてるのか…オーキドは怒りながらも、気恥ずかしさでいっぱいだった。
「オレ、オーキド博士の事、大好きだよ…。だから、博士の子ども時代が見れて、嬉しいよ」
「サトシ…」
オーキドは、顔を真っ赤にしてうつ向いた。
「わ、わしも…サトシの事が」
もし自分が、サトシと同い年だったら…なんていう想像を、最近したことを思い出したオーキドは
10歳の頃の自分を、思い出してみる。
「僕も…サトシの事が好きだよ」
オーキドの笑顔に、一瞬サトシの胸が高鳴った。
目の前にいるオーキドが、10歳の少年に見えたからだ。
「一緒に入ろうよ、博士!」
「…嫌だ!」
ディナーを終えた後、オーキドは、「さっさと風呂に入って寝る…」等と言って、風呂場に向かった。
しかし、こんな可愛いらしいオーキドを目にしたサトシは、何もしないで寝るわけにはいかなかった。
「…博士、せっかく子どもなんだからさ…。オレ、博士の子どもの時の体………見たいなぁ…」
「…なっ!!」
サトシは後ろから、オーキドの体を抱き締めた。
大人の時に抱き締めたサトシは、小さかったはずなのに…今はとても大きく感じる。
そして…力も、強かった。
「オレの服、貸してあげないよ」
「…な、生意気言うな!」
確かに、体の縮んだオーキドは、着る服をサトシに借りなければならない。
こんな子どもに、いくら子どもに縮んだからと言って、生意気な事を言われるのが、オーキドは耐えられなかった。
「コラ!サトシ!わしをからかうんでな………んっ!?」
サトシは、オーキドの唇を奪い、下半身を触った。
「……あっ!」
ピクンっと体を震せたオーキドは、洗面所の鏡に映し出された自分の姿を見て、顔を紅潮させた。
「生意気?今は10歳の子どもなんだよ。別にいいじゃないか」
「……やっ!」
可愛らしい少年の声が自分の口から漏れるのも、
サトシからもたらされる刺激に吐息が漏れる自分も、
サトシに服を脱がされ、肌を露出させてゆく自分も、
その全部が恥ずかしくて恥ずかしくて…仕方がない。
「ほんと…可愛いな…。ユキナリって呼んでいい…?」
「わ、わしを呼び捨てにするなっ!!」
「わしじゃなくて“僕”だろ?…10歳の頃は」
サトシは、ユキナリの下半身をキュッと握ると、ユキナリの体がピクンっと奮えた。
「…はぁああん…!!」
ユキナリの恥辱に耐える姿に、我慢できなくなったサトシは
ユキナリの腕を引っ張り、昼間…2人が情事を行った場所まで行った。
そして、ユキナリを、夜景の見えるガラスの前で、犯し始めた。
「皆が、…可愛いユキナリを見てるみたいで…いいだろ」
視線の先に広がる夜景。美しいトバリシティの夜。
いくらミラーガラスでも、自分の姿が街に晒されているようで、ユキナリは恥ずかしくなった。
「…恥ずかしい…恥ずかしいよ…サトシ」
「…いいじゃないか。ユキナリは可愛いんだから」
「ああん…!!」
トバリシティを見下ろしながら、2人の情事が続いた。
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